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動画キング: 2009年10月アーカイブ

JIN 仁

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JIN 仁

 

JIN 仁

2009年10月11日からTBS系列で放映。

幕末の江戸へタイムスリップしてしまった脳外科医が、満足な医療器具も薬もない環境で人々の命を救っていく中で、幕末の英雄たちと交流を深めて歴史を変えていくスペクタクルヒューマンドラマ。

主演は、8年ぶりの連続ドラマ主演となる大沢たかお。ヒロイン役は中谷美紀。映画「僕の彼女はサイボーグ」で共演した綾瀬はるかと小出恵介も出演。

JIN 仁 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

JIN 仁の主題歌

MISIA  「逢いたくていま」

 

 

JIN 仁の出演者

南方仁 ...... 大沢たかお
友永未来 / 野風 ...... 中谷美紀(二役)
橘咲 ...... 綾瀬はるか
橘恭太郎 ...... 小出恵介
佐分利祐輔 ...... 桐谷健太
山田純庵 ...... 田口浩正
タエ ...... 戸田菜穂
緒方洪庵 ...... 武田鉄矢
新門辰五郎 ...... 藤田まこと
夕霧 ...... 高岡早紀
鈴屋彦三郎 ...... 六平直政
橘栄 ...... 麻生祐未
勝海舟 ...... 小日向文世
坂本龍馬 ...... 内野聖陽
野口元 ...... 山本耕史
喜市 ...... 伊澤柾樹
茜 ...... 橋本真実
初音 ...... 水沢エレナ
伊東玄朴 ...... 小林勝也
千葉重太郎 ...... 平山浩行

 

 

JIN 仁のスタッフ

プロデュース:石丸彰彦、津留正明
脚本:森下佳子
演出:平川雄一朗、山室大輔、川嶋龍太郎
音楽:高見優、長岡成貢
音楽プロデュース:志田博英
医史監修:酒井シヅ
歴史監修:大庭邦彦
医療指導・監修:冨田泰彦、前田達浩
時代考証:山田順子
土佐弁監修:橋尾直和
方言指導:澤田誠志、今橋かつよ
所作指導:藤間蘭黄
殺陣:佐々木修平
特別協力:三井物産
制作著作:TBS

 

 

JIN 仁の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月11日 時空を超えた愛と命の感動物語 14.0%
第2話 2009年10月18日 命を救う事の悲劇 16.4%
第3話 2009年10月25日 未来との決別... 17.2%
第4話 2009年11月1日 運命と悲劇の再会 17.2%
第5話 2009年11月8日 神に背く薬の誕生 20.3%
第6話 2009年11月15日 生きてこそ... 20.2%
第7話 2009年11月22日 生きる遺言... 16.8%
第8話 2009年11月29日 歴史の針が変わる 22.3%
第9話 2009年12月6日 残酷な神の裁定 16.1%
第10話 2009年12月13日 坂本龍馬、暗殺... 20.4%
最終回 2009年12月20日 タイムスリップの果て...時空を超えた物語が今!! 25.3%

 

 

JIN 仁のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「時空を超えた愛と命の感動物語」のあらすじ

東都大学付属病院の脳外科医、南方仁(大沢たかお)。彼には、自分の手術によって植物状態になってしまった婚約者・友永未来(中谷美紀)がいた。どうすることもできない現実に苛まれる日々-。

ある日、当直だった仁は、救急で運ばれてきた身元不明の男を手術する。手術は無事に終わったのだが、あろうことかその患者が逃げ出してしまい、その患者を捕まえた仁はそのまま階段から落ちて気絶してしまう。

ふと気がつくと、そこは林の中。歩き回っていると、ちょんまげ姿の武士が斬り合いをしている。その事態に巻き込まれ、自身も斬られそうになるが、橘恭太郎(小出恵介)らに助けられ何とかその場を逃れる仁。しかし、仁をかばった恭太郎が、頭に大きな傷を負ってしまう。

仁は急遽、恭太郎の自宅で緊急手術を行うことを決意。手術道具もままならない状況だったが、もてる医術を駆使して瀕死の恭太郎を救い出した。そんな仁に、恭太郎の妹である橘咲(綾瀬はるか)は、次第に興味を持ち始める。

あろうことか、江戸時代に「タイムスリップ」してしまったことを確信した仁。なぜ江戸時代に来てしまったのかわからないまま、どうにかして現代に戻ろうとする仁の前に、一人の男(内野聖陽)が現れた。その男とは......幕末の英雄と呼ばれた"あの"男だった-。

 

第2話「命を救う事の悲劇」のあらすじ

幕末の江戸へタイムスリップしてしまった仁(大沢たかお)は、謎の男の正体がかの英雄・坂本龍馬(内野聖陽)であることを知り、あ然とする。

そんな中、江戸の町では「コロリ」という名の死の伝染病が、再び猛威を振るおうとしていた。江戸が"死の都"になることを恐れた西洋医学所の頭取・緒方洪庵(武田鉄矢)は、佐分利祐輔(桐谷健太)の口から仁の体得している進んだ医療技術について聞きつけ、橘家を訪問。仁に、「コロリの治療法を指導してほしい」と頭を下げる。だが、「自分がこの時代で生きることは、誰かの運命を変えてしまうことになるのかもしれない」と不安を抱きはじめていた仁は、「コロリという病気を知らない」と嘘をつく。

その矢先、咲(綾瀬はるか)と共に訪れたタエ(戸田菜穂)の家で、喜市(伊澤柾樹)が激しく嘔吐し倒れてしまった。コレラに苦しむ人々の姿を目の当たりにした仁は・・・!?

 

第3話「未来との決別...」のあらすじ

ついに、コロリが江戸で猛威を振るい始めた。
コロリに感染し、苦しむ喜市(伊澤柾樹)や山田純庵(田口浩正)を見て病魔と戦う決意をした仁(大沢たかお)は、緒方洪庵(武田鉄矢)や佐分利祐輔(桐谷健太)らにコロリの治療法を細かく説明。より効果的にコロリの治療をするためには、当時の江戸にはない「点滴」の技術が必要だと感じ、専用の道具を作ってもらえるように依頼する。

程なくして点滴道具も揃い、まさに全員総出でのコロリとの戦いが始まった。仁の効果的な点滴治療や、龍馬(内野聖陽)らの協力もあり、コロリ患者たちは順調に回復。そして、勝海舟(小日向文世)の働きかけにより、幕府も全力でコロリ対策に乗り出すことも決定した。

ところが、コロリの治療が大きな前進を見せたそんな矢先、仁の体に異変が...。治療に専念するあまり、仁もコロリに感染してしまったのだ-。危篤状態に陥った仁を前に、咲(綾瀬はるか)は--!?

 

第4話「運命と悲劇の再会」のあらすじ

月日は流れ、龍馬(内野聖陽)は勝(小日向文世)に入門することになった。一方、仁(大沢たかお)は洪庵(武田鉄矢)の肝煎りで西洋医学所で講義をするようになり、医師や医学生に熱心に医術を教えている。

ある日、龍馬は行き先も告げずに、仁を吉原へと連れ出した。帰ろうとする仁に、龍馬は「どうしても会ってほしい人がいる」と告げる。と、そこに現れたのは、鈴屋の「呼び出し」である最上級の花魁・野風(中谷美紀)。現代に置いてきてしまった恋人・未来(中谷美紀)の生き写しとしか思えないほど、未来と瓜二つの顔立ちをしている野風を見て、呆然となる仁-。しかし、野風は二人に全く興味を示すことなく、その場を立ち去ってしまう。

そんな中、鈴屋の廓主・彦三郎(六平直政)が原因不明の病に犯されていると女将(水沢アキ)から聞かされた仁は、彦三郎を診察することになるのだが...!?

 

第5話「神に背く薬の誕生」のあらすじ

野風(中谷美紀)の頼みを聞き入れ、仁(大沢たかお)はもう一人の患者を診察することになった。その患者とは、野風の先輩花魁である夕霧(高岡早紀)。夕霧は重度の梅毒に侵されており、江戸時代の医術では手の施しようがない状態であった。

なんとか救ってほしいと野風から懇願された仁だが、特効薬である「ペニシリン」がない今、自分でも治すことはできないと告げる。しかし、これ以上梅毒の患者を増やさないためにも「まずは廓の中からの予防が大切」だと考えた仁は、緒方洪庵(武田鉄矢)とともに鈴屋の女郎たちに梅毒の検診を申し入れることに。ところが、仕事を失うことを恐れた女郎たちに真っ向から拒否され、途方に暮れてしまう。

そんなある日、とあるきっかけでついにペニシリンの製造方法を思い出した仁は、すぐさま西洋医学所に走り、洪庵たちにペニシリンの作り方を説明。

しかし、夕霧の容態は刻一刻と悪化しており、ペニシリンの製造が急務になっていた。思うように事が運ばず、もはやこれまでかと思われたその瞬間、ついにペニシリンの薬効が確認され--!?

 

第6話「生きてこそ...」のあらすじ

江戸時代にはなかった「ペニシリン」を作り上げ、梅毒治療に一石を投じた仁(大沢たかお)。その神懸り的な医術は、江戸の町に次々と広まり、南方大名神という護符まで出回るほどの大評判となっていた。そんな噂を聞き入れてか、仁は医学館の奥医師との対面を申し込まれる。

医学館の奥医師である多紀(相島一之)と対面した仁は、多紀からその素性について問いただされる。護衛についてきた龍馬(内野聖陽)や恭太郎(小出恵介)も一緒になって、仁の素性をうまくはぐらかそうとするが、医学館の仁への不信感はますます強いものになるばかり。

そんな時、同席していた医学館の福田玄孝(佐藤二朗)が突然腹痛を訴え、その場に倒れこんでしまう。福田を診察し、胃潰瘍穿孔の可能性が強いと判断した仁は急遽、医学館の面面が見つめる中で緊急手術を行うことに...。

さらに、佐分利(桐谷健太)が、西洋医学所を揺るがす事件を引き起こしていたことも発覚して...!?

 

第7話「生きる遺言...」のあらすじ

佐分利(桐谷健太)が発端となって起きた西洋医学所を揺るがす騒動は、仁(大沢たかお)が自ら医学所を去るという形で収まったかに見えた。しかし、西洋医学所には依然として仁のことをよく思わぬ医師たちが存在し、仁の医術を支持する洪庵(武田鉄矢)たちにもその影響は及んでいた。

ある日、茶屋の娘・茜(橋本真実)が誤って油をかぶり、大怪我を負ったことを知った仁は、咲(綾瀬はるか)と共に茜の家へ急行する。「治すには皮膚移植をするしかない」と判断した仁は、必要となる大量のペニシリン生産を洪庵に依頼。快く引き受ける洪庵だったが、「その手術を自分の知人にも見せたい」と、仁に申し出る。

そして、洪庵とその知人である濱口(石丸謙二郎)が見守る中、茜の皮膚移植の手術が始まった。手術は順調に進み、その医術を目の当たりにした濱口も驚きを隠せない。しかしこの後、仁たちを待ち受けていたのは、予想もしない出来事だった-。

 

第8話のあらすじ

大きな支えとなってくれた洪庵(武田鉄矢)を亡くし、今まで以上に強く生きることを決心した仁(大沢たかお)は『仁友堂』という病院を開院し、より薬効の強いペニシリンを作るために咲(綾瀬はるか)と日々実験を繰り返していた。しかし、従来のものより薬効の強いペニシリンを作るには莫大な金が必要であり、援助を濱口(石丸謙二郎)に依頼するも、その答えはとても期待できるようなものではなかった。

それを聞いた龍馬(内野聖陽)は、なぜか仁を吉原に連れて行く。半分呆れながらも、護衛の恭太郎(小出恵介)と共に3人で吉原を訪れると、野風(中谷美紀)が一人の武士らしき男に詰め寄っていた。男がその場を去ったのち、人だかりの中に仁の姿を見つけた野風は、病に苦しむ花魁・初音(水沢エレナ)を診察してほしいと懇願する。

初音は客の子を孕み、中絶したことによって敗血症を引き起こしていた。瀕死の状態に陥る初音がうわ言で人気女形・澤村田之助(吉沢悠)の名前をつぶやいているのを知った恭太郎は、自らの感情を抑え、田之助に金の援助を求めてはどうかと仁に提案して--!?

 

第9話「残酷な神の裁定」のあらすじ

突如、野風(中谷美紀)にやってきた身請け話。女郎という身分が故、身請け話を断ることができないことを知りながらも、野風の仁(大沢たかお)に対する気持ちは日に日に強くなっていくばかりだった。

一方、仁は、佐分利(桐谷健太)らが作った新たな医療器具に感心していたのだが、その医療器具を見たある一人の爺は、鼻で笑い、仁の医療を真っ向から否定する。その爺とは火消し「を組」の親分・新門辰五郎(中村敦夫)であった。その素性を知らず、辰五郎にひるむことなく意見した仁は、次に火事があった時、火事場で治療することを約束してしまう。

ある日、野風からの手紙を受け取った仁は、一緒にいた龍馬(内野聖陽)と共に吉原へ向かう。野風の下へと向かう仁に、咲(綾瀬はるか)は切なさを募らせていた。"相談がある"とのことで仁を呼び出した野風だったが、それは単なる口実であり、吉原を訪れた仁たちを待っていたのは、野風をはじめとする花魁たちによる宴であった。酔いつぶれる龍馬をよそに、ついに野風と二人きりになった仁は、野風が顔ばかりでなくその心までも未来(中谷美紀)と似ていることに気付き--!?

 

第10話「坂本龍馬、暗殺...」のあらすじ

忘れかけていた頭痛に襲われ、突如意識を失ってしまった仁(大沢たかお)。その数日後、目を覚ました仁は"自分がタイムスリップしてしまった時のこと"を思い返し、正体不明のあの患者についても考えるのだが...その謎は解けぬままだった。

そんな中、野風(中谷美紀)の身請けの話が決まる。野風の強い希望によって最後の診察をすることになった仁は、咲(綾瀬はるか)と共に吉原へと向かうのだが、そこには身請け先の藩医も同席していた。仁は、診察の途中で野風の体に"ある異変"を感じるが、現代に残してきた恋人・未来(中谷美紀)の身を案ずるあまり、その事実を伝えることが出来ない。

そして、仁を想う気持ちが日に日に強くなっていく咲もまた、自分に縁談の話がきている事実を仁に打ち明けられずにいた。咲は、自分の気持ちをある人物に相談することを決意して--!?

そんな矢先、仁と龍馬、二人の運命を揺るがす衝撃の出来事が起こる!!

 

最終回「タイムスリップの果て...時空を超えた物語が今!!」のあらすじ(ネタバレ注意)

突如、刺客に襲われた龍馬(内野聖陽)を助けようとした仁(大沢たかお)は、そのまま龍馬とともに崖から落ちてしまった。ところが、仁が目を覚ました時、龍馬の姿はどこにもなかった。タイムスリップしてしまった時の記憶が鮮明に蘇る...あの日、運ばれてきた身元不明の患者は、龍馬だったのか--?勝海舟(小日向文世)らも捜索に奔走するが、龍馬の居場所は依然としてわからぬままであった。

そんなある日、仁のところへやってきた佐分利(桐谷健太)は、自分が乳の岩(乳がん)について調べたという資料を仁に渡し、「もし乳の岩かもしれない患者がいるのなら、調べさせてほしい」と訴える。佐分利の熱意に動かされ、仁はふたたび野風(中谷美紀)を診ることを決意。しかし、野風の身請け話の行方が恋人・未来(中谷美紀)の存在に関わると考える仁は、明らかに乳がんの兆候が見える野風に対し「悪性かどうかはわからない」と言葉を濁し、手術に踏み切ることができず--!?

一方、咲(綾瀬はるか)も縁談の話が着々と進み、ついに結納の日を迎えるのだが...。

※TBSHPより引用

サムライ・ハイスクール

 

サムライ・ハイスクール

2009年10月17日から日本テレビ系列で放映。

草食系の男子高校生がピンチになると突然サムライに変身し、武士道精神で問題を解決していくコミカルアクションドラマ。

主演は、「ブラッディ・マンデイ」以来の連続ドラマ主演となる三浦春馬。ヒロインには前番組の「華麗なるスパイ」に続いて連続出演する杏が抜擢された。

サムライ・ハイスクール 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

サムライ・ハイスクールの主題歌

monobright  「孤独の太陽」

 

 

サムライ・ハイスクールの出演者

望月小太郎 ...... 三浦春馬
中村剛 ...... 城田優
永沢あい ...... 杏
南百合香 ...... 小林涼子
池山智 ...... 桜田通
和田大介 ...... 柳下大
三木サヤカ ...... 市川実日子
如月秀美 ...... 松田沙紀
新田孝介 ...... ムロツヨシ
平野哲彦 ...... 小林正寛
城所和夫 ...... 金田明夫
亀井恭子 ...... 室井滋
望月信二 ...... 岸谷五朗
望月圭子 ...... キムラ緑子
望月優奈 ...... 大後寿々花
綿貫ひみこ ...... ミムラ
本山弘 ...... 金子ノブアキ
真田幸村 ...... 加藤雅也

 

 

サムライ・ハイスクールのスタッフ

脚本:井上由美子
演出:佐藤東弥、猪股隆一、狩山俊輔
音楽:菅野祐悟
音楽プロデュース:志田博英
アクションコーディネーター:佐々木修平
ゴルフ指導:小池泰輔
時代考証:時野佐一郎
ギャル語監修:浜田ブリトニー
技術協力:NiTRo
美術協力:日テレアート
音楽協力:日本テレビ音楽
チーフプロデューサー:櫨山裕子
プロデューサー:荻野哲弘、内山雅博
企画協力・プロデューサー:山口雅俊(ヒント)
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ

 

 

サムライ・ハイスクールの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月17日 学園秋の陣イジメ万引き不届き千万 14.0%
第2話 2009年10月24日 対決! 騎馬の乱 11.3%
第3話 2009年10月31日 弓矢で誘拐成敗 9.6%
第4話 2009年11月7日 必殺! 空中変身 9.6%
第5話 2009年11月14日 バカ殿に捧ぐ命 10.6%
第6話 2009年11月21日 父子対決かかってこいや 11.0%
第7話 2009年11月28日 悪代官と一騎討 9.9%
第8話 2009年12月5日 初対面! 俺と侍 9.3%
最終回 2009年12月12日 激白 さらば侍 10.1%

 

 

サムライ・ハイスクールのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「学園秋の陣イジメ万引き不届き千万」のあらすじ

私立高校に通う望月小太郎(三浦春馬)は、ちょっとヘタレな"草食系男子"。高3の秋だというのに志望校すら決まっておらず、同級生で幼なじみの永沢あい(杏)に半ばあきれられている。

ある日小太郎は偶然訪ねた歴史図書館で、謎めいた司書の綿貫ひみこ(ミムラ)に出会う。小太郎の生年月日と名前を聞いたひみこは、「あなたにピッタリの本がある」と一冊の古文書を差し出す。それは今から400年前・大坂夏の陣で真田幸村の家臣として戦った、ある勇敢な武将について書かれた本だった。小太郎はその武将が自分と同姓同名で、しかも同じ17歳であることに気づく。と、そのとき小太郎の脳裏に、太刀を手に敵陣へと走る自分自身の姿がフラッシュバックした――。

その話を聞いた父・信二(岸谷五朗)は「実はうちの先祖は長野の出身で真田家に仕えたことがある」と話し出す。「もしかしたら、自分は立派なサムライの子孫かもしれない?」突然の話に驚く小太郎。と、そのとき小太郎の携帯に、あいからメールがくる。小太郎の同級生・中村剛(城田優)が同じ学校のイケイケ女子・香苗(中別府葵)らに脅され、万引きを強要されそうだというのだ。急いで現場に向かった小太郎だが、うまく助ける勇気がない。が、突き飛ばされて、階段から転げ落ちたそのとき、小太郎の脳裏に先祖の姿が蘇った。

「我こそは、真田幸村が家臣・望月小太郎なり!」――
そして小太郎は一瞬にしてサムライに変身した!"サムライ"小太郎は、香苗たちをあっさり撃退。そしてあ然とするあいを抱き寄せ、キスしようとするのだが・・・
小太郎の身に一体何が起こったのか?!

 

第2話「対決! 騎馬の乱」のあらすじ

平凡な"草食系男子"だった望月小太郎(三浦春馬)の体に、なぜか戦国時代の先祖"サムライ小太郎"が乗り移ってしまった。強くワイルドなサムライ小太郎のおかげでピンチを切り抜けた小太郎だが、自分の意志とはまったく無関係に行動するサムライ小太郎に大弱り。さらに翌日も元に戻らず、言葉遣いも行動も武士のままで、しまいには家族に「ふざけてる」と怒られてしまう。しかし小太郎に助けられた剛(城田優)は、すっかり小太郎に心酔し家来になると宣言する。

そんななか、数学ワールドカップに出場する学校のスターで特Sクラスの黒田礼二(若葉竜也)に密着するため、テレビの取材クルーが千国学院にやってくる。彼らは来週行われる体育祭の騎馬戦での黒田の活躍をカメラに収めたいと希望するが、実は黒田は体育が苦手。そこで校長の亀井恭子(室井滋)はわざとほかの騎馬を負けさせ、黒田を勝たせることを決める。

一方何も知らないサムライ小太郎は「騎馬に乗って相手を倒す戦(いくさ)」と聞き、意気揚々と剛とともに騎馬戦への出場を決める。そんな小太郎の行動をどこか不審に思ったあい(杏)は、話をしようと呼び出すが、サムライ小太郎はまたしてもあいを抱き寄せようとして...... 思いきりひっぱたかれてしまう。その瞬間、小太郎の体から、サムライ小太郎が抜け出たのだった。

ようやく元の自分に戻った小太郎に、校長の命令を受けた三木サヤカ(市川実日子)が騎馬戦でわざと負けて欲しいと言い渡してくる。「社会に出て大人になればこういうことの繰り返し」と諭されしぶしぶ八百長を承知する小太郎だが...「こんなとき、サムライ小太郎だったらどうするだろう」と考えずにはいられなかった。そして体育祭当日を迎えた小太郎は――。

 

第3話「弓矢で誘拐成敗」のあらすじ

平凡な高校生・望月小太郎(三浦春馬)の体に、なぜか戦国時代の先祖"サムライ小太郎"が乗り移るようになって数日。現実の小太郎は相変わらず冴えない日々を送り、模試の結果も最悪で落ち込んでいた。そんなとき同級生で幼なじみのあい(杏)が行方不明だという連絡が入る。小太郎は剛(城田優)や担任のサヤカ(市川実日子)らと手分けしてあいを探す。そしてなんとギターを手に路上ライブをしているあいを見つけ出す。成績優秀なあいは、実はミュージシャンになりたいという夢を持っていたのだ。小太郎らは決して上手ではないが心のこもったあいの歌を聴く。そんなあいの姿を一人の男が、動画で撮影していた。

翌日、あいのライブ風景が動画サイトにアップされる。サイトの掲示板には応援のコメントが寄せられ、なかにはスカウトの書き込みもあった。

まんざらでもなさそうなあいを見ながら、小太郎は将来に夢を持てない自分をもてあましていた。しかし翌日、同じ掲示板に「うぬぼれんな」「ブス」など誹謗や中傷が書き込まれ始める。小太郎が「悪口はやめよう」と書き込むと「死ね」と匿名のメールがかえってくる。小太郎がカッと頭にきたその瞬間、またもやサムライ小太郎に変身していた!サムライ小太郎は掲示板であいを中傷した相手を探し出そうと、学校に「名乗りでよ」と果たし状を吊るす。そしてついに、あいの悪口を書いた人物が名乗りでる。その人物とは意外にもーー!

 

第4話「必殺! 空中変身」のあらすじ

平凡な高校生・望月小太郎(三浦春馬)の体に、ある日突然、戦国時代の先祖"サムライ小太郎"が乗り移るようになってしまった。サムライ小太郎の活躍で数々のピンチを切り抜けてきた小太郎だが、幼なじみのあい(杏)が小太郎よりも男らしいサムライ小太郎を気に入っていることにもヤキモキ。いっぽう謎の図書館司書ひみこ(ミムラ)は小太郎に「このままでは、サムライ小太郎に体を乗っ取られてしまうかも」と不吉なことを言う。

そんな中、高校3年の小太郎たちにとって最後の進路希望調査が始まる。進路の定まらない小太郎はまたしても憂鬱に。そして、小太郎は不登校のクラスメート・小清水和也(濱田岳)がこのままでは卒業すら危ういことを知る。不登校の原因は、エリート集団の特Sクラスから小太郎たちの普通クラスに落ちたことらしい。

校長の恭子(室井滋)は担任のサヤカ(市川実日子)に和也を自主退学させるよう勧めるが、サヤカは卒業までの単位が足りなくなるあと3日以内に和也が登校するよう説得すると言う。

小太郎はあいにいいところを見せたいという不純な動機もあり、サヤカと一緒に和也を説得する役割を買って出る。しかし文房具店を営む和也の家に着いたとたん、本人に「帰れ!」と水を浴びせられてしまう。

翌日、小太郎は剛(城田優)やあいとともに再び和也の家を訪れ、和也の父が経営難から借金をし、悪徳金融業者につかまってしまったこと、そして和也の塾の学費も支払えなくなっていたことを知る。和也は絶望から不登校になり、自暴自棄になっていたのだ。とりつく島もない和也を前にくじけそうになる小太郎たちだったが、三度目の正直で和也にもう一度会いに行く。

ところが、学校の屋上に上がった和也は「ここで死んでやる」と言い出す。和也を止めようとした小太郎だが、勢い余って手すりを乗り越えてしまう。2人は真っ逆さまに転落し、あいの悲鳴が響き渡るーーーー!

 

第5話「バカ殿に捧ぐ命」のあらすじ

平凡な高校生・望月小太郎(三浦春馬)の体に、戦国時代の先祖"サムライ小太郎"が乗り移るようになって1ヶ月。小太郎の身にまたもや大事件がふりかかる!

近所の河原にいるホームレスが襲われ、お金を奪われるという事件が起こり、何故か小太郎と剛(城田優)に容疑がかけられてしまったのだ。警察で事情聴取を受ける小太郎と剛は、必死に身の潔白を訴えるが、目撃証言による犯人の特徴が2人にぴったり一致している為、疑いは晴れないまま。証拠不十分でなんとか帰宅を許されたが、小太郎の母・圭子(キムラ緑子)は心配のあまり寝込み、妹・優奈(大後寿々花)は将来に絶望感を抱き、父・信二(岸谷五朗)は、家族を守る為会社をしばらく休むと言い出す始末。一方、剛は入院中の母・たまみ(山下容莉枝)にこのことを言い出せず、一人で悩んでいた。

翌日、登校しなかった剛を心配した小太郎とあい(杏)、百合香(小林凉子)は剛の家へと向かう。しかし剛は「犯人にされてもいい」と言い捨てる。父親がいない上に母親が病気だから、お金に困ってやったのだろうと刑事に言われた剛は、深く傷つき、全てをあきらめてしまったのだ。そんな剛の姿を見た小太郎は、「俺が真犯人を見つけてやる」と飛び出して行く。

被害者のホームレス・山本(モロ師岡)を探しあてた小太郎は、奪われた1万円は山本が娘からもらったお金で、娘の名前を書き入れお守りがわりに大切にしていたものだと聞く。そして山本から真犯人を見つける鍵を得た小太郎は、サッカー部・岩永(賀来賢人)、大越(鈴之助)の元へと乗り込むのだが・・・ 岩永・大越とその仲間達にとり囲まれ、多勢に無勢の小太郎。しかも、ピンチになるといつも現れる"サムライ小太郎"が今日に限って現れない!!!小太郎はこのピンチをどう乗り切るのか?!

 

第6話「父子対決かかってこいや」のあらすじ

望月小太郎(三浦春馬)に戦国時代の先祖"サムライ小太郎"が乗り移るようになって1ヶ月。小太郎の家族に最大のピンチが訪れていた。父・信二(岸谷五朗)が会社をリストラされてしまったのだ。母・圭子(キムラ緑子)と、大学進学を目指して努力してきた妹の優奈(大後寿々花)は大きなショックを受ける。

翌日、小太郎は勉強のできる優奈を大学に行かせるべく、自分は大学進学をあきらめ就職することを決心する。小太郎は学費の足しにしようと、剛(城田優)のバイト先で仕事を紹介してもらう。しかし小太郎はバイトの最中にゴミをポイ捨てするヤンキー高校生たちに遭遇。暴言を吐くヤンキー高校生たちを、サムライ小太郎が現れて成敗する。が、その様子を見ていた店長は、小太郎に即刻クビを言い渡す。

家に戻ったサムライ小太郎は父に「自分は悪くないのに会社をクビになるのはなにゆえか」と不満をぶちまける。そんな小太郎に父は、上司の仕事の失敗をなすりつけられて会社を辞めさせられたことを告白する。ますます納得できないサムライ小太郎は父に勝負を挑み、自分が勝ったら会社にすべてを話せと迫る。真剣勝負で向き合う父と息子......。

一部始終を見ていたあい(杏)は、小太郎の様子がおかしいと確信し、小太郎が多重人格ではないかと疑う。あいに本当のことを話そうとする小太郎だが、サムライが乗り移っていることを知られると、ひみこ(ミムラ)の言うように自分が死んでしまうかもしれないと思い返し誤魔化そうとする。小太郎と父の真剣勝負の行方は?!変身の秘密を小太郎は守り通すことができるのか?!

 

第7話のあらすじ

望月小太郎(三浦春馬)に "サムライ小太郎"が乗り移るようになって1ヶ月。剛(城田優)やあい(杏)は小太郎に別の人格が乗り移っていることにうすうす気づき始めていた。すべてを話してしまいたい衝動にかられる小太郎だが、ひみこ(ミムラ)に「しゃべったら、死ぬよ」と脅されてしまう。

そんなある日、小太郎の高校についての記事が週刊誌に載った。そこには校長の恭子(室井滋)が新校舎建設のために父兄から募った寄付金1億円を横領した疑いがあると書かれていた!学校には父兄からの問い合わせの電話が殺到する。「記事はでたらめ」と毅然とした態度を取る校長だが、普段から「優秀な生徒以外は負け犬」と叱咤されている小太郎たちは校長に同情できない。そんな小太郎を父・信二(岸谷五朗)は「どんな悪人でも、本人から聞いたこと以外は信じちゃいけない」と諭す。

翌日、小太郎はホームレス襲撃の一件で退学になった岩永(賀来賢人)に偶然出会う。国会議員の父を持つ岩永は「俺を退学にしたアホ学校、つぶれてしまえ」などとうそぶく。岩永が何かたくらんでいると感じた小太郎は、ひとりで岩永の自宅へと向かう。しかしそれは罠だった。小太郎は待ち受けていた岩永とその仲間たちに囲まれて監禁されてしまう。

なかなか戻って来ない小太郎を心配した剛とあいも岩永の家を訪れ、仲間たちに捕まってしまう。あいは小太郎に「サムライになって!」と助けを求めるが、なかなかサムライは現れない。小太郎はピンチを脱出できるのか?そして寄付金横領疑惑の真相は――?

 

第8話「悪代官と一騎討」のあらすじ

望月小太郎(三浦春馬)に戦国時代の先祖"サムライ小太郎"が乗り移るようになって2ヶ月。前回、小太郎のせいで退学にさせられたと恨みを持つ岩永仁(賀来賢人)に監禁されたものの、サムライ小太郎の活躍で再び岩永の企みを阻止する。


そんなある日、小太郎の家の玄関に日本刀が置かれていた。小太郎が抜いてみたところ、なんと真剣だった。父・信二(岸谷五朗)は警察に届けるように言うが、小太郎は刀をひみこ(ミムラ)のもとに持ち込む。ひみこは驚きながらこの刀はサムライ小太郎が仕えていた真田幸村の呪われた名刀「村正」であると見抜く。そして小太郎のもとに来たのには何か意味があると教える。

しかし、実は刀は岩永が置いたものだった。岩永は小太郎に刀を盗んだという疑いをかけようとしたのだ。それを知った岩永の父・浩三(石黒賢)はそんなふがいない息子に激怒しながらも千国学院に出向き、校長(室井滋)に小太郎が家宝の刀を盗んだと訴える。だが、校長も担任のサヤカ(市川実日子)も小太郎の無実を信じ、浩三が嘘をついているのではと疑う。


しかし、小太郎は刀を浩三に届けようとした矢先に刑事に取り囲まれ、銃刀法違反で逮捕されそうになる。と、そのとき小太郎にサムライ小太郎が乗り移り、刀を持って逃げ出してしまった。小太郎のために逮捕を妨害した剛(城田優)は、公務執行妨害で取調べを受けることに。果たしてサムライ小太郎は何をするつもりなのか?! サムライ小太郎が現れた理由は明らかになるのか?!

 

最終回「激白 さらば侍」のあらすじ(ネタバレ注意)

望月小太郎(三浦春馬)に"サムライ小太郎"が乗り移るようになって3ヶ月。小太郎を恨む岩永仁(賀来賢人)の企みで名刀・村正を盗んだ容疑をかけられた小太郎は、サムライ小太郎に乗り移られ刀を持ったまま逃走してしまう。そして小太郎の体からサムライ小太郎の魂が抜け出し、二人の小太郎が対峙した。

サムライ小太郎は小太郎を嵌めようとした岩永と父の岩永浩三(石黒賢)の偽りを暴くため、そして、子孫である小太郎と話をするために刀を持って逃げたのだった。小太郎はサムライ小太郎になぜ自分のところに現れたのかと聞く。

その理由が、過去の事情から誇りを取り戻したいからだと語ったサムライ小太郎は、「義を通せば、誇りは取り戻せる」と、学校の教室に立てこもる。駆けつけた小太郎の父・信二(岸谷五朗)の説得にも耳を傾けず、岩永浩三を学校に連れてくるように頼むサムライ小太郎。信二は浩三を呼びに行くが、浩三は同行を拒否する。

そんななか、あい(杏)は避難ばしごを使って小太郎のもとに乗り込み、サムライ小太郎を小太郎から引き離すために抱きつく。しかし小太郎は元に戻らない! 覚悟を決めたあいはある方法で、ようやく小太郎を元に戻す。小太郎のことで警察で取調べを受けている剛(城田優)のことを話し、事態を穏便に済ませようとあいは提案するが、小太郎はサムライの思いを汲み、浩三と話をつけると言う。

そして、小太郎はあいを連れて、サムライのふりをして教室を飛び出し、警察に追われながら浩三のもとに走る。傷つくことを恐れ、逃げてばかりだった17年間で、小太郎は初めて自ら無謀な行動をしていた。しかし、途中でひみこ(ミムラ)のもとに立ち寄った小太郎は、「あんたの義の通し方ってなんなの?」と問われ逡巡する。そんな小太郎が出した答え......自分にとっての義の通し方は、一体何だったのか!?

※日本テレビHPより引用

小公女セイラ

 

小公女セイラ

2009年10月17日からTBS系列で放映。土曜8時枠。フランシス・ホジソン・バーネット原作の小説「小公女」をドラマ化した作品。

実業家の父親の元で裕福な生活を送っていた少女が、父親の死を契機に全寮制の学校でいじめを受けながらも力強く生きていく様子を描いたヒューマンドラマ。

主演は、TBSの連続ドラマ初主演となる志田未来。学院長役に樋口可南子。

小公女セイラ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

小公女セイラの主題歌

UVERworld 「哀しみはきっと」

 

小公女セイラの出演者

黒田セイラ ...... 志田未来
三浦カイト ...... 林遣都
亜蘭由起夫 ...... 田辺誠一
東海林まさみ ...... 岡本杏理
水島かをり ...... 忽那汐里
武田真里亜 ...... 小島藤子
堀場玲 ...... 中村有沙
横田メイ ...... YAE
横田ケイ ...... MIO
朝比奈真琴 ...... 高月彩良
小柳あゆみ ...... 石橋菜津美
熊谷綾 ...... 池田愛
中谷美鈴 ...... 西崎莉麻
桜井ナナ ...... 岩井ゆきの
本庄杏子 ...... 朝丘マミ
新田春美 ...... 増山加弥乃
横尾満美子 ...... 麻生夏子
清水尚美 ...... 菊里ひかり
神宮りおん ...... 指出瑞貴
森川瑞希 ...... 増元裕子
川原比奈子 ...... 篠原愛実
黒田龍之介 ...... 谷中敦
黒田薫子 ...... 黒川智花
小沼誠一郎 ...... 大和田伸也
小沼日出子 ...... 広岡由里子
三村笑美子 ...... 斉藤由貴
三村千恵子 ...... 樋口可南子

 

小公女セイラのスタッフ

原作:フランシス・ホジソン・バーネット
脚本:岡田惠和
プロデューサー:磯山晶
音楽:村松崇継
音楽プロデューサー:志田博英
演出:金子文紀、吉田秋生

 

小公女セイラの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月17日 皆が涙した世界の名作! 超お嬢様が召使いに... 7.4%
第2話 2009年10月24日 学院一自慢の生徒は使用人 8.0%
第3話 2009年10月31日 お姫様の友達はネズミだけ 7.8%
第4話 2009年11月7日 主演女優は私よ! 7.6%
第5話 2009年11月14日 二人だけの修学旅行の夜 6.0%
第6話 2009年11月21日 小悪魔系天使あらわる! 8.4%
第7話 2009年11月28日 誰も盗めない宝物 8.4%
第8話 2009年12月5日 魔法のようなプレゼント 7.0%
第9話 2009年12月12日 彼女を救うのはだれだ? 9.8%
最終回 2009年12月19日 奇跡の大逆転! 美しき復讐が始まる 10.9%

 

 

小公女セイラのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「皆が涙した世界の名作! 超お嬢様が召使いに...」のあらすじ

幼い頃に母親を亡くした 黒田セイラ (志田未来) は、実業家の父親・黒田龍之介 (谷中敦) にインドで育てられた。
娘の教育のことを考えた父は、セイラが高校生になる際にひとりで日本に帰国させ、セイラの母が通っていた全寮制のミレニウス女学院に入学させることにした。

裕福な家庭を自慢することもなく、誰に対しても分け隔てなく優しく接するセイラは、学院内でも多くの友達を得る。
学院の使用人である 三浦カイト (林遣都) もそんなセイラに心を寄せる一人だった。

一方で学院長・三村千恵子 (樋口可南子) は、寄付金の額によって生徒の待遇を変えるような人間だった。
黒田家の莫大な財産を背景にしたセイラを入学当初から特別待遇で扱ったが、セイラの天真爛漫な態度に自分のコンプレックスをことごとく刺激され、不愉快な思いをしていた。

そんなある日、学院全体で行われたセイラ16歳の誕生日を祝うパーティーの最中、セイラは院長から信じ難い報告を受ける...。

 

第2話「学院一自慢の生徒は使用人」のあらすじ

愛する 父親 (谷中敦) の突然死により、身寄りも財産も同時に失った セイラ (志田未来) に、ミレニウス女学院院長・三村千恵子 (樋口可南子) は、学院に残りたければ、下働きとして働くようにと要求。
セイラはそれを受け入れた。

しかしながら学院での下働きは、決して楽なものではなく、以前から使用人として働いている 小沼夫妻 (大和田伸也・広岡由里子) からは 「 いつまで同じ作業をやってるんだ!」 と罵声を浴び、セイラをよく思っていない元クラスメイトの 真里亜 (小島藤子) からは、屈辱を受ける日々。

しまいには、人目のつかないところで意識を失って倒れてしまい、気づいた カイト (林遣都) がセイラを助けるのだった。

そんな中、フランス語教師の 亜蘭 (田辺誠一) が、フランス語教育を日本に広める仕事をしている友人から、学院のフランス語授業を見学したいという申し出がある旨を千恵子に伝える。亜蘭は、フランス語の得意なセイラが生徒でない今、真里亜を生徒代表としてフランス語スピーチをさせることに決める。

真里亜も自分が一番だと認めさせるべく陰では鬼気迫る勢いでスピーチの練習に励んだ。
ところが、その紳士に認められると巨額の助成金を獲得できるという話を聞いた千恵子は、財政難の学院のことを考えて、その日限り、セイラを学院の生徒に戻し、フランス語スピーチをするようセイラに命令するが...。

 

第3話「お姫様の友達はネズミだけ」のあらすじ

学院の下働きの仕事にも、徐々に慣れてきた セイラ (志田未来) は、カイト (林遣都) との少ない会話に喜びを見い出す毎日。
そんなある日、フランス語のクラス代表スピーチの座をセイラに奪われた 真里亜 (小島藤子) が、学院長の 三村千恵子 (樋口可南子) に異議を申し立てに行く。

あえなく一蹴された真里亜だったが、学院長の妹・笑美子 (斉藤由貴) との会話から、セイラの父親が多額の寄付を約束していたため、セイラを特別待遇で受け入れたという事実を知る。

寄付金さえ積めば、自分も特別な優遇を受けられると思った真里亜は、さっそく父親に寄付を命令。
寄付の見返りとして、セイラが使用していた寮の特別室への引越しと、セイラを自分専用の召使いにすることを要求した。
召使いになったセイラに真里亜は、「 お金がなければ、あんたなんて何の価値もない人間だ 」 だと怒鳴り散らす。

しかし、どんな境遇になってもプリンセスの心をなくさないセイラに、ますます嫉妬の炎を燃やすことに。
真里亜のいじめはさらにエスカレートし、セイラの心の支えであるカイトや まさみ (岡本杏理) までをも、あの手この手で追い詰める。
何度となく心が折れそうになるセイラだったが、そのたびに運命に負けたくないという気持ちだけで、孤独と戦うのだった。

しかし、カイトから衝撃的な告白を聞き、ついに心が折れてしまったセイラは、真里亜たちの前で意外な言葉を吐いてしまう......。

 

第4話「主演女優は私よ!」のあらすじ

ミレニウス女学院では、生徒たちが保護者を招いて行う伝統行事 「 ロミオとジュリエット 」 の公演が近づいていた。

生徒たちの夢は、その舞台でジュリエット役を演じること。
学院一負けず嫌いで目立ちたがり屋の 真里亜 (小島藤子) は、ジュリエット役を虎視眈々と狙い、見事クラス内の投票でその座を射止める。

下働きする セイラ (志田未来) も、卒業生の母・薫子 (黒川智花) からこの伝統行事を伝え聞いていて、ジュリエット役を夢見ていた一人。

幼い頃から何十回も本を読み、セリフは完璧に頭に入っていた。
毎夜、セイラの屋根裏部屋へ自主練習を求めてやってくる、まさみ (岡本杏理) ら生徒たち。
一方、真里亜は一人で練習を重ねていた。

そんな中、生徒たちの様子を見守る千恵子の脳裏に、ある過去がよみがえる。
かつてジュリエットを演じた千恵子に、一体何があったのか?
セイラの母・薫子との思い出の一部が明らかに......。

 

第5話「二人だけの修学旅行の夜」のあらすじ

セイラ (志田未来) が使用人となり、どのくらい経つだろうか。
「 今後どのように生きていくのかとはっきり決めなさい 」 と、学院長・三村千恵子 (樋口可南子) から突きつけられたセイラ。

一方、ミレニウス女学院は、修学旅行の話題でもちきり。
みんなが修学旅行に行っている間、休暇になる 小沼夫妻 (大和田伸也・広岡由里子) も旅行、カイト (林遣都) は実家に帰省。

しかし身寄りのないセイラは、一人学院に残ることしかできなかった。
修学旅行出発の日の朝、千恵子は学院に残るセイラに鍵を預け、留守を任せた。
カイトも一人残るセイラに後ろ髪引かれつつも出発する。
ところがどうしてもセイラが心残りなカイトは、学院に戻ってくる。

「 俺の田舎に一緒に行こう!」
留守を預かっているセイラはためらうも、「 みんなが帰ってくる前に戻れば、大丈夫だよ 」 というカイトの言葉に笑顔で頷く。
突然、女の子を連れて帰ってきたカイトに、カイトの家族は驚きを隠せないが、セイラを温かく迎え入れる。

カイトの故郷で、セイラは短いけれど楽しいひとときを過ごす。
そんな中、カイトは、両親 (半海一晃、荒木由美子) や幼馴染の ゆかり (日向千歩) に、「 どうせ学校に通わせてくれないのなら故郷に戻ってきたら?」 と促される。

結論も出ないまま、帰る時間になってしまう。
セイラとカイトはバスで帰路につくが、その途中倒れた大木が道路をふさぎ、バスが立ち往生してしまう。

果たしてセイラとカイトは、みんなが帰ってくる前に、学院に戻ることができるのか !?

 

第6話「小悪魔系天使あらわる!」のあらすじ

ミレニウス女学院の修学旅行中、学院の留守番をするよう 千恵子 (樋口可南子) に命じられた セイラ (志田未来) だったが、セイラは カイト (林遣都) の故郷を訪れ束の間の休暇を楽しんでいた。無断で学院を抜け出したセイラに、千恵子の怒りが爆発!セイラに 「 学院から出て行きなさい 」 と告げる。

亜蘭 (田辺誠一) は、千恵子にセイラを留めるよう助言するが、千恵子の意思は固い。そこへ、笑美子 (斉藤由貴) が客人と共に困った顔でやって来た。鈴村隆 (安田顕)が娘の 路美 (春日香音) をしばらくの間、学院で預かって欲しいとやって来たのだ。

実は、笑美子の同級生のご令嬢である路美。千恵子に内緒で鈴村と話を進めていた笑美子は内心ビクビクだったが、千恵子は学院への寄付を条件に、期間限定で路美を預かることに。

父の前では大人しく振舞っていた路美だったが、姿が見えなくなった途端、泣き叫ぶ。誰も止められず困り果てた所に、学院を去ろうとしていたセイラがやって来て優しく強く抱きしめると不思議と路美は泣き止み、すっかりセイラになついてしまう。

幼くして母と死別した路美は、父親とも離れて寂しかったのだ。その気持ちが分かるセイラを路美は、"セイラママ" と慕う。

セイラ以外の誰にもなつかない路美のお守りとして仕方なく、しばらくの間セイラを学院に残す事を決めた千恵子。脳裏には、またしても忌わしい記憶がよみがえり...。

 

第7話「誰も盗めない宝物」のあらすじ

セイラ (志田未来) が、ミレニウス女学院から姿を消した。
千恵子 (樋口可南子) は、カイト (林遣都) にセイラを探して連れ戻すように命令。寄付金を得る為の策だったが、カイトは喜び、学院を飛び出す。

その後、院長室に千恵子と二人きりになった 笑美子 (斉藤由貴) は勇気を振り絞り、千恵子がなぜセイラにきつく接するのかを問うのだが...。

無事にセイラを見つけ、学院に戻ったカイトは、千恵子がセイラを学院に残すと決めたことに喜ぶ。

しかし、喜びも束の間。

二人が厨房に戻ると、そこには楽しそうな 小沼夫妻 (大和田伸也・広岡由里子) とカイトの幼なじみ・ゆかり (日向千歩) の姿が...。

ゆかりは、冬休みの間だけミレニウス女学院の隣のお屋敷でメイドのアルバイトを始めたと言うが、本当はカイトを連れ戻しにやって来たのだ。
しかもセイラへの嫉妬心がバレバレで、事あるごとにセイラを邪魔し、仕事を台なしにする。

そんな二人の様子は、あっという間に学院中に不穏な空気となって伝わるのだった。

ある日、セイラはまさみに 「 恋をした事がある?」 と聞く。
セイラがはつ恋 !?  カイトを巡る三角関係は、学院に意外な影響を及ぼす。

 

第8話「魔法のようなプレゼント」のあらすじ

セイラ (志田未来) は 千恵子 (樋口可南子) から生まれて初めてお給料をもらった。それはセイラがミレニウス女学院の生徒ではなく、正式に使用人になったことを意味するが、セイラは純粋に喜ぶ。

早速、セイラはお使いの途中で カイト (林遣都) への本のプレゼントを購入。カイトもそれを心から喜ぶ。さらにセイラは まさみ (岡本杏理) にもプレゼントを用意し、二人の秘密のティーパーティーを用意して楽しいひと時を過ごそうとするが、そこに千恵子が現れ...。

そんななか、ある日勉強熱心なセイラとカイトの様子を見た 亜蘭 (田辺誠一) は、こっそり二人に宿題を出すことを提案。宿題ノートを作ってくれる。

学院内は、年に一度の授業参観の話で持ちきり。生徒たちが久しぶりの家族との再会を喜ぶなか、笑美子 (斉藤由貴) だけは憂鬱でたまらない。極度の緊張から、毎年ありえない失態を父兄の前で見せ、今や学院の伝統になりつつあるからだ。

授業参観当日、浮き足立つ教室で、いつもと変わらずクールなのは、真里亜 (小島藤子) と かをり (忽那汐里) くらいのものだ。

授業参観の後に開かれるパーティの準備で忙しく働くセイラたちの元へ、日出子 (広岡由里子) が慌ててやってきた。学院の庭に不審者がいるという...。

小沼 (大和田伸也) とカイトに捕らえられた男の正体は、真里亜の父親・武田寛 (不破万作) だった。真里亜からは、絶対に授業参観に来ないように言われていたのだが、娘の姿を見たい一心でこっそり学院にやって来たようで...。

 

第9話「彼女を救うのはだれだ?」のあらすじ

ある朝、セイラ (志田未来) が目覚めると屋根裏部屋が見違えるほど立派になっていた。ふわふわの布団に、温かいストーブ、テーブルにはパンケーキが。セイラは驚き、慌てて カイト (林遣都) を叩き起こす。そして二人で仲良く朝食を頂き、いつもより元気に朝の厨房で働くのだった。

しかし、そんな幸せも束の間。食堂で 真里亜 (小島藤子) からのセイラへの仕打ちは容赦なく、周囲も不安になるほどだ。

朝食後のロビーでは、かをり (忽那汐里) がセイラに対する真里亜の執ような嫌がらせを注意して、二人は激しい口論になっていた。二人の仲裁に入った まさみ (岡本杏理) までが真里亜のとばっちりを受けて騒然となる中、セイラが通り掛る。真里亜はセイラに「あなたが来る前は平和な学院だったのに」と言い捨て、去っていく。セイラの気持ちはまた深く沈むことに。

その頃、ミレニウス女学院の経営難はさらに悪化し、銀行からの融資を打ち切られる寸前までになっていた。

ある日、院長の 千恵子 (樋口可南子) は妹の 笑美子 (斉藤由貴) に学院の留守を任せ、銀行へと向かう。そこへ、1人の男がやって来た。警備会社の人間を装ってはいるが、実は学院の周りを調べるために何者かが雇った探偵・立石 (ムロツヨシ) だった・・・。

学院の存続の危機になす術なく、疲れて戻ってきた千恵子は、親しげに話すセイラと 亜蘭 (田辺誠一) を見かける。亜蘭に対し、二度とセイラとカイトに個人的に勉強を教えないように命令するが、彼がそれを断ると学院を辞めてもらうしかない、と言い渡す。

そんな千恵子に 「 今のあなたが、本当のあなたではない 」 と諭す亜蘭。さらに自分が幼い頃のある出来事を話し始め...。

一方、自分が学院に留まることで皆を苦しめると考えたセイラは、ついにある決意を固める。

 

最終回「奇跡の大逆転! 美しき復讐が始まる」のあらすじ(ネタバレ注意)

セイラ (志田未来) がミレニウス女学院から姿を消した。

まさみ (岡本杏理) はショックのあまり、授業にも集中できない状態。クラスメイトもなんとなく元気がない。カイト (林遣都) も、セイラが居なくなったショックを受けながらもひとり黙々と働いていた。

一方、ミレニウス女学院のお隣りにある栗栖邸では、栗栖慶人 (要潤) が懸命にセイラの行方を捜していた。どうやら栗栖はセイラとセイラの父親の事を知っているようで...。

栗栖の元に、一本の電話が入った。駆けつけた先の教会には、何日間も眠ったままのセイラの姿が...。セイラに一体何が起きたのか !?

そんな中、千恵子 (樋口可南子) は学院を存続するためには、もはや誰かに学院を買い取ってもらうしかないと考えていた。笑美子 (斉藤由貴) にもその事を伝え、その時は2人とも学院に残れないだろうと覚悟を決める。

ある日、セイラが栗栖家に入って行く姿を見たとの目撃情報が学院中に流れる。セイラの無事を知ったカイトやまさみは喜ぶが、千恵子は有名な資産家である栗栖家に、元生徒であるセイラを使用人としてこき使っているという噂が広まる事を恐れる。買い取り手を探している今は、学院にとって大事な時。千恵子は慌てて栗栖の元を訪れ、セイラを連れ戻そうとする。そこで千恵子は、栗栖から想像を絶する真実を知らされることに...。

果たして、セイラに幸せな未来は訪れるのだろか?

※TBSHPより引用

おひとりさま

 

おひとりさま

2009年10月16日からTBS系列で放映。

自分ひとりで何でもできる超自立型の独身の女性教師が、年下の草食系男子と恋に落ちるラブコメディ。

主演は、「いちばん大切なひと」以来12年ぶりのTBSドラマ出演となる観月ありさ。相手役はWaTの小池徹平。このほか連続ドラマ初出演となるw-inds.の橘慶太が登場。

おひとりさま 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

おひとりさまの主題歌

北口和沙 「Am i Fallin' in Love?」

 

 

おひとりさまの出演者

秋山里美 ...... 観月ありさ
神坂真一 ...... 小池徹平
沢井君香 ...... 松下奈緒
原田博之 ...... 橘慶太
青木ちひろ ...... 鈴木亜美
佐々木麻衣 ...... 北川弘美
松村由紀 ...... 麻尋えりか
三枝みなみ ...... 大谷澪
宮本絵梨 ...... 小林さり
菊池理香 ...... 石井美絵子
矢野冴子 ...... 酒井若菜
野々村伸介 ...... デビット伊東
井上浩文 ...... 佐戸井けん太
田島淑恵 ...... 真矢みき

 

 

おひとりさまのスタッフ

脚本:尾崎将也、関えり香
音楽:仲西匡
プロデューサー:正木敦(TBS)、遠田孝一(MMJ)、伊藤達哉(MMJ)
演出:植田尚(MMJ)、韓哲(TBS)
製作著作:MMJ、TBS

 

 

おひとりさまの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月16日 覚悟しなさい草食系男子!
33歳独身女教師10歳年下と格差恋愛
10.8%
第2話 2009年10月23日 私だって守られたい 不安な夜だってある 8.6%
第3話 2009年10月30日 一人じゃないんだ! 私の部屋に男がいる 8.4%
第4話 2009年11月6日 あなたはこんな事で逃げ出す人じゃない 9.7%
第5話 2009年11月13日 緊急お見合い! ダブルデート! プロポーズ 8.7%
第6話 2009年11月20日 わたし、好きな人ができたみたいなの! 7.5%
第7話 2009年11月27日 泣いて! 抱きしめて! そして突然の告白! 10.5%
第8話 2009年12月4日 ついにバレちゃった そして突然のキス! 8.6%
第9話 2009年12月11日 元彼&元見合い相手登場で年の差恋愛!ついに最終章 11.0%
最終回 2009年12月18日 感動の最終回のはずが思わぬ結末に!究極の格差恋愛の行方は 10.3%

 

 

おひとりさまのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「覚悟しなさい草食系男子!33歳独身女教師10歳年下と格差恋愛」のあらすじ

秋山里美(観月ありさ)は33歳。名門私立・聖華女子学院高等学校の日本史教師。いわゆる歴女。そして誰もが認める才色兼備。性格は、妥協を許さない完璧主義。何でも一人でやってのけることから、"おひとりさま"の異名を持つ。ここしばらくは仕事が忙しく、彼氏を作る暇もない。そんな意味でも"おひとりさま"と言われている。

ある日、この女ばかりの園に、寿退社する教師の代わりとして神坂真一(小池徹平)がやって来る。彼は23歳で里美とは10歳違いの平成育ち。大学を卒業した後もアルバイトを繰り返して、何の肩書きも持っていない。しかし、何故かこの学校に教師として派遣されることになり、真一自身も戸惑っていた。

若い女教師や女生徒たちは、イケメンで可愛いタイプの真一にキャーキャー騒ぐが、里美は10歳も年下の男の子に興味はない。自分はベテラン教師でこの仕事に人生をかけているのだが、真一はまだ臨時職員。収入も地位も里美の方が格段に上。その上、真一は独自の価値観を持った現在増殖中の草食系男子とくれば、そんな二人の間に男女の関係が成立するなど想像も出来ない・・・はずだったが・・・!?

後日、真一の歓迎会が行われ、日頃のストレスからか里美はついつい飲み過ぎてしまう。翌朝、里美が目を覚ますと、そこには真一の姿があり・・・!?

 

第2話「私だって守られたい 不安な夜だってある」のあらすじ

仕事も完璧。女一人の外食もお手の物。「男なんて頼りないわ」と、今日も"おひとりさま"を満喫する里美(観月ありさ)。一方、臨時職員の真一(小池徹平)は生徒にも軽く見られ、慣れない教師の仕事に疲れ始めていた。そんな中、二人の勤める聖華女子学院高等学校で事件が起きる。生徒の登下校時の様子を隠し撮りした写真がネットに掲載されたのだ。警察はあてにならないと、通学路の見回りをする里美と真一。二人は、下校途中の路地で望遠レンズ付きのカメラを持った怪しい男を見つけたものの、真一のミスにより取り逃がしてしまう。

帰宅途中、「狙われているのは生徒だけとは限らない」という君香(松下奈緒)の言葉に、里美も防犯グッズを購入。家に着くと、同じマンションの住人に、「怪しい男が里美のことを調べていた」と教えられ、無言の留守番電話が一件...。翌日、登校途中に生徒の三枝みなみ(大谷澪)が男に襲われそうになり、ネットには新しい写真が掲載されていた!

そんなとき、居候していた博之(橘慶太)の家に居づらくなった真一は、ネットカフェに寝泊りするようになる。そこである人物と出会い...。

 

第3話「一人じゃないんだ! 私の部屋に男がいる」のあらすじ

お金もない、住む場所もない...そんな真一(小池徹平)と、仕方なく同居する羽目になった里美(観月ありさ)。同居早々、真一に「キッチンは使ってないんですか?」と指摘され、「やろうと思えば出来るのよ。でも、時間がないから、しないだけ」と強がってしまう。それもそのはず、文房具と調味料の置く場所は一緒で、鍋つかみすらない始末。何でも一人でこなすように見えて、実は料理は大の苦手だったのだ。

一方、真一は父子家庭で育ったために料理が得意。夕食はもちろん、学校へ持っていくお弁当も手作りだ。「あくまでお互い一人暮らしだから」という里美の言葉を受け、真一は自分の分だけ手料理を作り、それを横目に里美は出前の寿司を注文する。"おひとりさま"と"草食男子"、価値観の違う二人の、新たな生活が始まった。

そんなある日、学校で問題が起こる。男女平等の時代に、なんで女が料理を学ばなくてはいけないのかと、生徒の宮本絵梨(小林さり)が家庭科の授業をボイコットしたのだ!それを知った校長(真矢みき)は、働く女の代表ともいえる里美が料理を披露すれば料理に興味を持つのではないかと考え、生徒たちの前でオリジナル料理を披露して欲しいと頼む。校長の願いに困惑する里美であったが、料理が得意と嘘をついてしまった里美は、この依頼を断ることが出来ず、渋々料理を披露することになり...。

 

第4話「あなたはこんな事で逃げ出す人じゃない」のあらすじ

真一(小池徹平)と同居することになったことで、これまで"おひとりさま"生活を満喫していた里美(観月ありさ)の暮らしは一転、真一にたしなめられてばかり。あまりにも無駄の多い生活に、しまいには節約術を教わる始末。そんなある日、聖華女子学院高等学校で再び事件が起こる。自然保護団体に寄付するために生徒から集めた募金が紛失したのだ!寄付金の管理を任されていた君香(松下奈緒)は、自分の責任であるから弁償すると言い出すが、校長・淑恵(真矢みき)は学校内で盗難が起こった可能性もあるとして、里美に調査を指示する。

贈呈式を目前に控え、焦る里美。養護教諭のちひろ(鈴木亜美)の協力も得て、犯人探しが始まる。そして、疑いの眼差しは教師だけでなく生徒にも向けられる。真一は生徒の理香(石井美絵子)が、家計のためにやむなく質屋に預けていた時計を買い戻したことに気づき、動揺する。そのことが原因で里美と真一は言い合いになってしまい...。

 

第5話「緊急お見合い! ダブルデート! プロポーズ」のあらすじ

真一(小池徹平)との同居生活も慣れ始めてきた里美(観月ありさ)は、ある日、校長の淑恵(真矢みき)と教頭の井上(佐戸井けん太)から、後援会副会長の息子とお見合いをして欲しいと頼まれる。乗り気ではない里美は戸惑うが、来年度の寄付金に影響があるのでは?と心配する井上の強い後押しもあり、仕方なくお見合いを引き受ける。里美のお見合い話はあっという間に同僚や生徒たちに行き渡り、里美は注目の的に。しかし、里美はどこか複雑な様子だ。

一方、真一に興味を抱く君香(松下奈緒)は、カメラ選びを口実に、強引に真一をデートに誘う。

里美のお見合い当日。そわそわする里美の前に、お見合い相手・二階堂(中村俊介)が現れる。まともな男性との久しぶりのデートに、さすがの里美も緊張した面持ち。ホテルで食事を終えた里美は、偶然にも真一と君香に出くわしてしまう。気まずい様子の里美と真一であったが、「お茶でも一緒に...」という君香に4人でカフェに行くことに。そこで、偶然働いていた博之(橘慶太)から里美と真一が同居していると言い出して...。

 

第6話「わたし、好きな人ができたみたいなの!」のあらすじ

以前、お見合いをした後援会副会長の息子・二階堂(中村俊介)から、「迷っている理由は他にある。新人教師の彼がほっとけないんじゃないか...」と言われたことをきっかけに、真一(小池徹平)のことが気になり出した里美(観月ありさ)。真一は、そんな里美の気持ちを知る由もない。

学園は11月も半ばに入り、期末テストの時期にさしかかる。教師としての経験が浅く、自分自身も勉強することの意義を見出せずにいる真一は、テストの作成にまったく乗り気がしない。そんな真一の面倒を見ることになった里美は、教師としてあるまじき真一の姿勢に憤りを感じて一喝し、衝突してしまう。そんな折、君香(松下奈緒)は気落ちする真一を親身になって励ましたことで、ふたりの仲は急接近!里美は、真一が君香をデートに誘ったと耳にして動揺する。

一方、教頭の井上(佐戸井けん太)らはというと、優等生の圭子(草刈麻有)を東京大学に合格させて学校の評判をあげようと、東大合格プロジェクトを立ち上げる。しかしある日、学校に謎の男(近藤公園)が現れ、男の話を聞いてしまった圭子が「受験をやめる」と理科室に立てこもってしまう。圭子をほっておけない里美は、彼女のために、ある告白をすることを決意し...。

 

第7話「泣いて! 抱きしめて! そして突然の告白!」のあらすじ

同居生活を続ける里美(観月ありさ)と真一(小池徹平)。全く正反対のタイプの二人だったが、一緒に暮らしているうちに不思議と居心地の良い感覚を覚え始め、いつしか里美は真一のことが好きになっていた。

学校が三者面談に入ったある日、里美の母・文代(高林由紀子)が上京してくるという一本の電話が...。家を借りるお金が貯まるまでの居候とはいえ、真一も一人の男。文代に同棲していると勘違いされてはいけないと慌てるものの、時は遅く、文代は何も言わずに上京してきてしまい、文代と真一はタイミング悪く鉢合わせてしまう。

家事も料理も得意で素直な真一に、まるで息子が出来たようだと好意を示す文代。また、母親のいない真一も、本当の母親のように接してくれる文代に対し、いつも以上に明るい表情を見せる。その一方、里美は、日々三者面談に追われイライラしていた。そしてモンスターペアレンツと噂の、みなみ(大谷澪)の親との面談を間近に控え、そのイライラは最高潮、ついには文代に辛く当たってしまう。そんな中、里美は、淑恵(真矢みき)から真一に関するある秘密を打ち明けられて...。

 

第8話「ついにバレちゃった そして突然のキス!」のあらすじ

おひとりさま生活に慣れ、久しく恋愛をせずに過ごしていた里美(観月ありさ)。ひょんなことから、10歳年下の真一(小池徹平)と同居をはじめ、次第に好意を抱くようになる。けれど、"歳の差"や"立場の違い"ばかりを考えてしまい、素直な想いを伝えらずにいた。しかし、ある夜、予想もしていなかったことが里美に起こる。なんと、「秋山先生を好きになったかもしれない...」と真一から告白されたのだ!

翌朝、里美と真一が出勤すると、生徒の保護者から「里美と真一が同じマンションに入っていくのを見た」という情報が寄せられる。さらに、生徒であるみなみ(大谷澪)・絵梨(小林さり)・理香(石井美絵子)らも里美と真一が同じ部屋にいるところを目撃してしまい大騒ぎになる。学校では教師同士の恋愛は固く禁止されており、教頭・井上(佐戸井けん太)からふたりは厳しく問い詰められる。

そんな中、里美と真一の間に何かあると感じた君香(松下奈緒)は、強引に真一とドライブに出かける。真一のことが気になってしょうがない里美。しかし、真一は朝になっても里美の自宅へは戻らなかった。そうして、真一は書き置きを残して里美の部屋を出て行ってしまう...。

 

第9話「元彼&元見合い相手登場で年の差恋愛!ついに最終章」のあらすじ

10歳年下の同居人・真一(小池徹平)を好きになってしまった里美(観月ありさ)。真一から「好きになったかもしれない」と告白されるが、年齢や立場を気にし、自分の素直な気持ちを伝えることが出来ない。そんな里美の気持ちを知らない真一は、「自分がいると迷惑になるから...」と里美の部屋を出る。お互い想い合っているにも関わらず、すれ違う2人。ついに里美は、真一と君香(松下奈緒)がキスしているところを目撃してしまう...。

その夜、傷心の里美は元カレの省吾(袴田吉彦)と偶然にも再会。後日、省吾から「里美じゃなきゃダメだ」とプロポーズされる。さらに同じ頃、以前里美が見合いをした二階堂(中村俊介)からもプロポーズを受ける。5年分のモテ期が一気にきた...と困惑し気持ちが大きく揺れ動くが、どこかで真一のことが気になる里美。一方、里美の部屋を出た真一は、住む部屋が決まらず相変わらずのネットカフェ生活。淑恵(真矢みき)から「私の家で暮らしなさい」といわれるが、その優しさを素直に受け入れられないでいた。

そんなある日、真一は里美と省吾が抱き合っているところに遭遇。ショックを隠せない真一は、君香から「両親を紹介したいから自宅に来てほしい」と告げられ、里美への想いを断ち切ろうと君香の家へ向かうことに決める...。

いよいよ感動のクライマックス、クリスマスを間近に控え、里美と真一の恋の行方は!?

 

最終回「感動の最終回のはずが思わぬ結末に!究極の格差恋愛の行方は」のあらすじ(ネタバレ注意)

ようやく真一(小池徹平)に自分の気持ちを伝えることができた里美(観月ありさ)。しかし、淑恵(真矢みき)は校長として教師同士の恋愛は承認できないと大反対。すると真一は、「それなら、僕が教師をやめれば済む話でしょう」と、初めて淑恵に反論する。

翌日、君香(松下奈緒)が、神坂先生と真剣にお付き合いしたいから、ケジメとして教師を辞める覚悟でいると、淑恵に辞表を出す。突然の爆弾発言に、驚く里美。すると真一は、「僕が交際しているのは、秋山先生です!」と勢いで言ってしまう。その場を何とか取り繕うとする里美。しかし真一は、「僕が教師を辞めます」とそのまま出て行ってしまう。 状況を考えない真一の態度に納得がいかない里美。真一は「僕は仕事なんかより、秋山先生の方がずっと大事ですから。反対されるなら駆け落ちでも何でもしましょう」と強気だ。

一方、職員の中では二人の関係が大問題に!「神坂先生には、それ相当の処分を」と教頭の井上(佐戸井けん太)らは怒り心頭。里美は、「私が、神坂先生とのお付き合いをやめる」と告げ、またしても里美と真一の関係がギクシャクしてしまう。

里美に対する気持ちに正直に突き進もうとする真一。
真一と付き合うことで色々な人に迷惑をかけると考えた里美。

そしてある日、里美は「今日限りで学校を辞めます」と告げて...。

※TBSHPより引用

アンタッチャブル

 

アンタッチャブル

2009年10月16日からテレビ朝日系列で放映。

三流週刊誌の女性記者が事件の裏に隠された真実を解き明かすミステリードラマ。

主演は、「エラいところに嫁いでしまった!」以来のテレビ朝日ドラマ出演となる仲間由紀恵。そのほかや要潤や佐藤智仁が登場する。

アンタッチャブル 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

アンタッチャブルの主題歌

GIRL NEXT DOOR 「Orion」

 

 

アンタッチャブルの出演者

鳴海遼子 ...... 仲間由紀恵
遠山史朗 ...... 要潤
鷹藤俊一 ...... 佐藤智仁
巻瀬美鈴 ...... 芦名星
西尾里香 ...... 浦野一美(AKB48)
片山保 ...... 辻谷嘉真
中原誠 ...... 田中要次
城之内仁 ...... 酒井敏也
鳴海洸至 ...... 小澤征悦
樫村秀昭 ...... 田中哲司
永倉栄一 ...... 寺島進

 

 

アンタッチャブルのスタッフ

脚本:橋本裕志
演出:下山天、唐木希浩(5年D組)、常廣丈太(テレビ朝日)
音楽:井筒昭雄
ゼネラルプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)、安井一成(ABC)、太田雅晴(5年D組)
制作協力:5年D組
制作:ABC、テレビ朝日

 

 

アンタッチャブルの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月16日 事故を予言する女 11.6%
第2話 2009年10月23日 盗作しあう2人の作家 9.7%
第3話 2009年10月30日 美容整形リストに潜む罠 6.2%
第4話 2009年11月6日 奇妙な立てこもり 8.4%
第5話 2009年11月13日 名探偵VS女性記者!!盗聴殺人の謎を暴け 7.6%
第6話 2009年11月20日 セレブ姉妹の殺人演奏会 9.1%
第7話 2009年11月27日 秘密クラブで殺人接待 7.9%
第8話 2009年12月11日 天才育成塾の完全犯罪 6.4%
最終回 2009年12月18日 真犯人の告白 7.3%

 

 

アンタッチャブルのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「事故を予言する女」のあらすじ

報道ジャーナリスト・有栖川スミレが声高に手抜き工事を糾弾していた双津葉建設の施工した橋の欄干が崩落する事故が発生。死者2名を出す大惨事となった。そんな中、三流週刊誌『週間アンタッチャブル』に再就職した記者・鳴海遼子は、"名なしの権兵衛"と名乗る謎の人物から送られてきたスミレの密会写真をもとに、彼女を取材するよう指示を受ける。

専属カメラマン・鷹藤と共に、スミレに突撃取材を試みた遼子だったが、軽くあしらわれてしまう。しかし、密会写真を突きつけた時に見せたスミレの一瞬の表情を見逃さず、「絶対に後ろめたいことを隠してる!」と疑いを持つ。彼女のアパートで張り込みをしていると、密会写真に写っていた男・西園寺が、欄干崩落事故の犯人として逮捕されたというニュースが飛び込んでくる。改めてその件でスミレを追求した遼子は、彼女の不自然な反応に事件への関与を確信。「スミレの指示で西園寺が事故を引き起こしていた可能性がある」という記事を、『週間アンタッチャブル』誌上で発表するのだが・・・。

 

第2話「盗作しあう2人の作家」のあらすじ

ライバル関係にあるベストセラー作家・芥川春彦と夏目龍堂の小説が同日に発売された。しかし、発表された小説『闇夜のカーニバル』は、タイトルから結末に至るまで、文体以外は全く同じものだった。ワイドショーをはじめとするマスコミが「盗作ではないか」と大きく騒ぎ立てたため、皮肉なことに2人の作品は過去最高の売り上げを記録する勢いに。それを受け、ネットなどでは売り上げアップを狙った出版社の陰謀説まで囁かれた。

そんな中、芥川作品のファンである遼子は、「先生が盗作なんてするはずがない」と取材を開始。いっぽう、夏目作品のファンである美鈴も取材に動き出す。

粘着質な遼子は、シティホテルのプールまで芥川を追いかけて取材を敢行し、本人から「3ヶ月前に原稿データを紛失した」という情報を聞き出す。いっぽう、美鈴は夏目にアポを取っていた遠山に接近し、「面白いネタ」の提供を条件に取材に同行。夏目本人から「3ヶ月前にマンションのゴミ集積場が荒らされ、下書き原稿が盗まれた可能性がある」という情報を得る。

芥川と夏目が共に盗作を否定する中、編集部に、『太宰瞳作 闇夜のカーニバル』と書かれた小説の手書き原稿のコピーが送られてくる。差出人の吉行という山形文化大学の学生は、同じサークルの太宰瞳という女子学生が書いたこの小説こそ、オリジナルだと書き添えていた。

 

第3話「美容整形リストに潜む罠」のあらすじ

タレントの整形疑惑を追っていた遼子と鷹藤は、その道中で1億円もの1万円札がばら撒かれる騒動に遭遇。大スクープだと喜ぶが、そのネタは美鈴の担当となり、遼子は不満ながらも元の取材に戻る。整形疑惑のかかったアイドル・安奈サクラの取材のためテレビ局を訪れた遼子は、そこに本業の整形医としてばかりでなくタレントとしても名をはせている桂木美容整形医院の桂木ミチルが来ていることを知り、すぐさまアポなし取材を敢行。「三流誌の取材は受けない」と冷たくあしらわれてしまった遼子だが、その時のミチルの様子から、「絶対に後ろめたいことを隠している!」と目をつける。

張り込みのために桂木医院に向かった遼子は、1万円札がばら撒かれた川が、医院の近くを流れていることを知り、さらに疑惑を強める。また、その川から整形手術の痕跡が残る女性の変死体が発見され、遼子は一連の出来事が桂木医院の整形トラブル絡みで起きたのではないかと推測する。

そんな中、遼子と鷹藤が張り込んでいた桂木医院に、思いがけず遠山が現れる。名なしの権兵衛から送られてきた、『桂木美容整形美院、特別秘密会員名簿の流出!この名簿流出で一番大変なのは誰か?』というFAXの真相を確かめるために、取材に来たのだという。その直後、同じFAXを見たと思われるミチルが、慌ててサクラの所属事務所に向かったことから、名簿流出が事実である可能性が高まった。

 

第4話「奇妙な立てこもり」のあらすじ

日本福祉募金振興会に関する記事を独断で掲載した美鈴の部屋が何者かによって荒らされた。それを募金振興会の仕業に違いないと確信した美鈴は、「脅迫を受けたのは、弱小三流誌の記者だからだ」と言い放ち、国民ジャーナルへの移籍を報告して編集部を去っていった。

そんな中、遼子は樫村から、俳優の雨宮翔と人気女子アナ・小池雫の密会スクープを追うよう指示を受ける。下世話なゴシップ記事の取材に不満たらたらの遼子だったが、遠山と美鈴が制作に絡んでいる緊急報道特番『闇社会が日本を侵食する』を、雫が担当すると聞いて急に意欲を見せる。

雨宮を5日張り込み続けた遼子と鷹藤は、雨宮が噂のあった雫ではなく、予想外の相手、歌手の鮎原ミクと自宅マンションに消える姿を目撃。鷹藤は、そのスクープを激写する。さらに、鷹藤が現場を離れて遼子が1人で張り込んでいる間に、今度は小池が雨宮のマンションに現れる。

雨宮、雫、ミクの3人による修羅場をまんまと押さえた遼子だったが、そこに突然、拳銃を手にした謎の男が現れ、遼子を含む4人を人質に雨宮のマンションで立てこもりを始まる。男は、自分が起こしている人質事件をテレビで生中継させ、公然とメディア批判を展開。遼子は、危機的状況の中で、意外な反撃を試みるが・・・!?

 

第5話「名探偵VS女性記者!!盗聴殺人の謎を暴け」のあらすじ

美鈴の部屋で起きた恐ろしい出来事のショックも冷めやらないまま、遼子と鷹藤は、樫村の指示でトップアイドル・南杉香とJリーガー・高城健のスキャンダルを追うことになる。超有名人の交際発覚だけでも大スクープだが、2人が異母兄弟であることも判明してマスコミは大騒ぎ。しかも、そのネタを暴露したのが、2人から相談を受けていたカリスマ占い師のマーサだと高城が告発したことで、騒動がさらに大きくなる。

しかし、当事者3人が出演したワイドショーで、犯罪に詳しいコメンテーターの楠田が、「第三者が秘密を知る方法はいくらでもある」とマーサを擁護したことから事態は思わぬ方向へ。楠田は、全国規模の探偵養成学校を経営する探偵事務所の代表で、盗聴探知のプロフェッショナルだった。彼に興味を持った遼子は、早速アポなし取材を敢行。すると意外にも楠田は取材に協力的で、盗聴探知の現場に同行を許された遼子は、高城と杉香の部屋が何者かによって盗聴されていた事実を知る。

すっかり楠田に魅了された遼子は、さらに親密になろうと美鈴の部屋の調査も依頼。楠田の調べで美鈴の部屋が盗聴されていたと分かり、疑わしい行動を取っている編集部のある人物が、それを仕掛けた可能性が高まる。さらに、立てこもり事件を起こした菅原が熱心な会員だったという世界的な環境保護団体・ラボネイチャリングにも、その人物がかかわっていることが判明し・・・。

 

第6話「セレブ姉妹の殺人演奏会」のあらすじ

クラシック界で人気を集めている美人姉妹、一条春果、千夏が、全日本音楽協会賞を受賞した。しかし、その直後、名なしの権兵衛からマスコミに向け、「美人姉妹の受賞の裏にスキャンダルがある」とのFAXが流される。真相を確かめるため、姉妹のコンサートを訪れた遼子と鷹藤だったが、2人の演奏のどこがいいのかさっぱり分からなかった。ところが、観客の多くは演奏に陶酔している様子で、会場は宗教儀式のように異様な雰囲気に包まれていた。

コンサート終了後、遼子は取材に訪れていた遠山とばったり遭遇。遠山によると、姉妹の評価は、1年前にロシアの世界的指導者・ザイコフスキーから絶賛されたことで、不自然なほど急に高まったという。遠山は、陶酔状態のファンについても、姉妹が用意したサクラではないかと推理していた。

改めて姉妹の周辺を調べた遼子は、コンサートにいつも100人以上も同じ客がいるのを発見。姉妹のマンションに押しかけて、その事実を突きつけるが、2人は自信満々に、「自分たちには才能がある」と言って遼子の指摘を突っぱねた。そんな中、素行不良の一条姉妹を懲らしめてやりたいというマンションの管理人が、遼子たちに姉妹のプライベートを暴露。見せてもらった1年前の監視カメラの映像には、音楽協会賞の選考委員を務める滝廉次郎とザイコフスキーが、姉妹それぞれと部屋に消える姿が映っていた。これにより、2人が大物音楽家を誘惑して賞の受賞に結びつけたのではないかという疑惑が浮上。さらに姉妹は、日本中を揺るがす驚きの行動に出る。

 

第7話「秘密クラブで殺人接待」のあらすじ

衆議院議員補欠選挙に、与党・政民党から元東京都知事の武士沢が、野党・希望党から元金メダリストの瀬名が出馬。いっぽう、相次ぐスキャンダルに揺れる与野党を尻目に、日本福祉募金振興会などが旗揚げした新党・地球党から代表の永倉が立候補を表明する。永倉の裏の顔を知る遼子は危機感を募らせ、樫村が遺した募金振興会に関する資料を元に取材を進めようとする。

ところが、樫村の後任としてやってきたある人物が、芸能人や政財界の要人が出入りする高級クラブ「ヒミコ倶楽部」を取材するよう指示。遼子は、取材方針の対立で鷹藤とも別行動を取る事になり、単身ヒミコ倶楽部に向かう。

内部情報を得るために、取材である事を隠してヒミコ倶楽部に潜入した遼子は、ホステスとして店で働くことに。ところが、空気の読めない遼子は案の定、常連客の機嫌を損ね、接客係から弾き出される。店のオーナー・未知子は、そんな遼子に駐ソマリア共和国の大使・牛丸との店外デートをしてはどうかと持ちかける。

聞くと、彼女は元新聞記者で、恋人だった同僚が、数年たった今も事の真相と彼の行方を追っているのだという。ソマリアの緑化事業は、永倉や募金振興会の悪行を暴こうと動いていた樫村も追っていた疑惑の事業。遼子は、駐ソマリア大使の牛丸なら、何らかの事情を知っていると見て接近を試みるが・・・。

 

第8話のあらすじ

鷹藤は、5年前のパーティーで遠山と永倉が同席している写真を発見し、遠山こそが名なしの権兵衛ではないかと疑いを強める。いっぽう遠山は、15年前の爆破事件で亡くなった鷹藤の兄・公平が杉の子育英基金の奨学生として永倉から表彰を受けていたことを知り、鷹藤への疑惑をさらに深めていた。遼子は、「どっちもあり得ない」と主張するが、2人の間の緊張は高まるばかり。

そんな中、衆議院の補欠選挙で当選した永倉の新党・地球党に、与野党の大物議員が続々移籍を発表。政財界をはじめとするあらゆる分野への影響力を急速に高めていた。特に話題を呼んでいるのが、永倉が代表を務める能力開発塾で、施設で英才教育を施した10歳の子供たちが、ゴルフ、テニス、将棋など、様々な競技でトッププロ顔負けの活躍。塾長の江島あかりは、「永倉式能力開発システムで子供たちの才能を無限に伸ばせる」と豪語していた。

名なしの権兵衛の暗躍を世間に知らせるため、新たな証拠を探していた遼子は、江島へのアポなし取材を敢行。江島には相手にされなかったが、そこで偶然、「自分こそが天才将棋少年・慎太郎の父親だ」と名乗るホームレスの男性と知り合う。彼の少年時代の写真は、確かに慎太郎少年とそっくりだった。

この男性なら能力開発塾の裏の仕組みを知っているのではないかと直感した遼子は、鷹藤や城之内と協力して取材を進める。すると、男性は11年前に失踪した日本屈指の数学者・稲垣であることが判明して・・・!?

 

最終回「真犯人の告白」のあらすじ(ネタバレ注意)

警視庁は江島あかり殺害容疑で、鷹藤を指名手配した。それを受け、編集部にも「殺人雑誌」「有害三流誌」などの批判が殺到する。しかし、鷹藤を信じている遼子は、周囲の心配をよそに取材を続けようと動き始める。そんな中、洸至が鷹藤の隠れ家と見られるマンションを発見したと編集部にやってくる。現場は、洸至と遼子が暮らしていたアパートを監視するような立地で、部屋の中は名なしの権兵衛との関連を裏付けるような資料で埋め尽くされていた。

遼子がショックに打ちひしがれているところに、姿を消していた鷹藤から電話が入る。その電話で鷹藤は、遼子に思いがけない事実を語る。いっぽう、永倉率いる地球党は与野党の議員を次々に引き入れ、政局を握る一大勢力を形成していた。その動きを受け、政民党と希望党が合併して新党世界を立ち上げ、週末にも設立パーティーを開くと発表する。

そんな中、名なしの権兵衛から新たな犯罪を示唆するようなFAXを受け取った遼子は、手掛かりを求めて再び鷹藤の隠れ家へ。すると、そこで信じられない出来事を目の当たりにして・・・!?さらに、新党世界の設立パーティー会場で、名なしの権兵衛が大規模なテロを企てている可能性が高まり、遼子をはじめとする編集部の面々は、それを食い止めよう必死に動き出すが・・・!?

※テレビ朝日HPより引用

マイガール

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マイガール

 

マイガール

2009年10月9日からテレビ朝日系列で放映。

恋人を失った青年が、亡き恋人との間に生まれていた少女と出会って再び人生に輝きを取り戻す様子を描いたラブストーリー。

主演は、今作が連続ドラマ初出演となる相葉雅紀。別れた恋人役に優香。娘役には石井萌々果が抜擢された。

マイガール 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

マイガールの主題歌

嵐 「マイガール」

 

 

マイガールの出演者

笠間正宗 ...... 相葉雅紀(嵐)
塚本陽子 ...... 優香
笠間コハル ...... 石井萌々果
柴田友哉 ...... 村上信五(関ジャニ∞
林 弘和 ...... 北村有起哉
瀬山高志 ...... 山崎樹範
片桐はるか ...... 平岩紙
片桐新太 ...... 松本拓海
中園 香 ...... 井村空美
木村英生 ...... 日村勇紀(バナナマン)
塚本志織 ...... 朝加真由美
笠間清助 ...... 山崎一
笠間光代 ...... 室井滋
室田長市 ...... 八名信夫
室田澄子 ...... 大森暁美

 

 

マイガールのスタッフ

脚本:大島里美、荒井修子、 高橋麻紀
音楽:澤野弘之、和田貴史
ゼネラルプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)、長松谷太郎(ジェイ・ストーム)、佐藤善宏(東宝)
演出:高橋伸之、麻生学
制作:テレビ朝日

 

 

マイガールの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月9日 キミを失い...娘と出逢う 9.6%
第2話 2009年10月16日 キミのいない世界 8.9%
第3話 2009年10月23日 許されない二人 9.1%
第4話 2009年10月30日 親子...最後の一日 9.7%
第5話 2009年11月6日 選択...子供の未来か自分の夢か 7.2%
第6話 2009年11月13日 たとえ夢見る頃が過ぎても... 8.2%
第7話 2009年11月20日 またいつか恋をする... 7.5%
第8話 2009年11月27日 大嫌いな2人 10.1%
第9話 2009年12月4日 ...そして僕は夢を捨てる 7.9%
最終回 2009年12月11日 別れ~キミを忘れない!! 10.0%

 

 

マイガールのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「キミを失い...娘と出逢う」のあらすじ

写真スタジオでカメラアシスタントとして働く笠間正宗(相葉雅紀)には、ずっと忘れられない女性がいる。6年前、突然海外留学を決め、自分のもとを去ってしまった4歳年上の恋人・塚本陽子(優香)だ。彼女がいなくなって最初の3年間は手紙を書き続けていた正宗。しかし、返事は一度も来なかった...。捨てられたんだ、終わったんだ――そう言い聞かせ、正宗は手紙を書くことをやめた。しかし、それから3年経った今も、正宗は陽子への想いを完全に消し去ることはできずにいた...。

そんなある日、正宗のもとに陽子の訃報が届く。あまりにも突然すぎる陽子の死を受け入れることができない正宗は、ショックに打ちひしがれながら、陽子との思い出が詰まった桜の木へ。そこで、ひとりの女の子と"運命的な出会い"を果たす。女の子の名はコハル(石井萌々果)。なんと、彼女は陽子が遺した娘。しかも、正宗との間に生まれた子どもだったのだ!

陽子が自分の子どもを産んでいた...? どうして、僕には何も言わずに...? 想像すらしなかった事実に困惑する正宗。そんな彼のもとへ、陽子の母・志織(朝加真由美)が現れた。正宗が3年間送り続けた手紙が入った箱を渡し、「1日だけコハルを預かってほしい」と言う。陽子の命を奪った事故の手続きのため、コハルのそばにいてやれないというのだ。結局、正宗はコハルを預かることに。しかし、子どもの扱い方が分からない正宗はオロオロするばかり。しかも、公園の花を嬉しそうに見るコハルの姿に陽子を重ね合わせた正宗は、思わず食い入るように見つめてしまい、偶然そばにいた保育士・友哉(村上信五)から不審者に間違われる始末...。

そこへ、職場の先輩・木村(日村勇紀)が現れた。正宗の発注ミスが原因で、雑誌の撮影現場がストップしているという。正宗は仕方なくコハルにその場で待つよう言い残し、急いでスタジオに戻ることに...。やがて日は落ち、雨が降り出した。びしょ濡れになりながらも、公園で正宗を待ち続けるコハル。通りかかったシングルマザー・はるか(平岩紙)はコハルを屋根の下へと誘うが、コハルは「ここで待ちます」と言い、頑として動こうとしない。そこへ、ようやく仕事を終えた正宗が現れた。ホッとした表情を見せるコハル。しかし次の瞬間、はるかから「こんな小さな子を放っておくなんて、父親の資格なんかない!」と怒鳴られて正宗が思わず口走った一言が、コハルの心に突き刺さる。

「僕は父親なんかじゃないんです!」

ショックを隠せないコハル。しかも、ずっと雨に打たれていたコハルは倒れこんでしまい、病院に運ばれる。駆けつけた志織に「コハルちゃんはずっと怖かったんだと思う。あなたも陽子のように帰ってこないんじゃないかって...」と言われ、返す言葉のない正宗。そんな正宗に、志織は自分がコハルを育てる旨を伝える。志織に連れられて病院を後にするコハルを、正宗はただ黙って見送ることしかできなかった...。しかし別れ際、コハルは落ち込む正宗を元気付けようと、あるものを手渡す。それは、陽子がコハルのために作った大切なお守りだった。
 
僕なんかじゃ、コハルちゃんに何もしてやれない――頼りない自分に苛立ちを覚える正宗。しかし翌朝、正宗は志織が以前置いていった箱の中に、届くことのなかった自分宛ての手紙の束を発見する。陽子もまた、別れた正宗に手紙を書き続けていたのだ! その手紙には正宗の未来を制限しないよう、ひとりでコハルを産む決意をした陽子の不安や葛藤、ずっと消し去ることのできない正宗への想いが綴られていた...。

その矢先、志織から「コハルがいなくなった」との連絡が! 正宗は咄嗟に、コハルと出会った桜の木へ。そこには、ひとりで泣いているコハルの姿があった...。「みんな忘れろっていうの。でも、コハルはママのことを忘れたいとは思わない」。その想いは正宗も同じだった。「コハルは、ママの大好きな人と一緒にいたい」――その言葉に突き動かされるかのように、正宗は大きな決断を下す。

「自信はないけど...一緒に暮らしてみませんか?」。

 

第2話「キミのいない世界」のあらすじ

遂に、正宗(相葉雅紀)とコハル(石井萌々果)の生活が始まった。しかし、コハルを引き取ったことは、アパートの大家・室田夫妻(八名信夫、大森暁美)や正宗の母・光代(室井滋)、勤め先の写真スタジオにも内緒。保育園に預けている間以外、コハルの相手をしてやれる相手は正宗しかいない状況だ。ところが、子育ての経験がない正宗は、満足に世話をしてあげることができず、戸惑うばかり...。

そんな折、正宗は世界的に有名な写真家・霧島(村杉蝉之介)のアシスタントを担当することに。勝手気ままな霧島に振り回されて帰宅時間も遅くなり、ますますコハルの世話に手を回せなくなってしまう。コハルに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる正宗。一方、一人ぼっちでいる時間が長くなったコハルも、大きな不安を感じずにはいられない。しかし、父親を困らせたくない一心で、気丈にも平気なフリをするコハル。率先して正宗を仕事へと送り出しては、深夜まで帰りを待ち続けるのだった。

そんなある日、満月を見たコハルは正宗に、亡き陽子(優香)との思い出を話し出す。「一生懸命頑張れば、お月様に手が届くかも」――満月が出ると、陽子はコハルを肩車し、2人で「月」の歌を歌いながら天に向かって手を伸ばしていたという。コハルにとっては大切なママとの思い出。しかし、陽子を失った寂しさに打ち勝てない正宗は「陽子さんの話はもうやめよう」と言い、話を遮る。そんな正宗を気遣ったコハルは、陽子の話を一切しないことを決意。夜な夜な、正宗の留守中を見計らって思い出の歌を歌っては、そっと陽子に思いをはせるのだった。

正宗の忙しい日々は続いた。コハルも睡眠不足から保育園で居眠りを繰り返す。その様子を見て心配になった保育士・友哉(村上信五)は、正宗に事情を尋ねる。5歳の子どもを置いたまま深夜まで仕事に出かけている事実を知った友哉は、「父親としての自覚がなさすぎる」と一喝。自分のせいで正宗が怒られたことに責任を感じたコハルは、ますます正宗の前でシッカリ者を演じることに...。

その矢先、アパートの住人から「夜中に子どもの歌声が聴こえる」と言われて見回りをした大家・室田澄子はコハルと遭遇。正宗から詳しい事情を聞いた澄子は、子ども嫌いの夫・長市には内緒で、時々コハルの様子を見に来ることにする。ところがある夜、コハルが陽子の話をしようとして口をつぐんだことが気になった澄子は、正宗を問い詰める。「どんな風に陽子さんの話をしたらいいか分からないんです。カッコ悪いけど、コハルちゃんの前で泣いてしまいそうで...」。そう吐露する正宗に対し、澄子は「カッコ悪さも弱さも全部見せ合うのが親子。コハルちゃんの気持ちと向き合ってあげることが大事」と進言する。

コハルの優しさに甘え、ちゃんと向き合おうとしなかった...。僕はコハルちゃんに何をしてあげればいいんだ?――やがて、正宗はある決断をする。満月の下、陽子がかつてしたように、コハルを肩車する正宗。「寂しい。会いたいよね、陽子さんに...」――正宗の目から涙が零れ落ちる。その瞬間にコハルからも、抑え込んでいた寂しさが言葉と涙になって溢れ出す。
 
「これからはお互い、"楽しい"も"嬉しい"も"悲しい"も"寂しい"も全部話そう」。
 
正宗の言葉に、コハルは心からの笑顔を見せる。その翌日、正宗は写真スタジオに、コハルを自分の娘として紹介。正宗とコハルはようやく"親子"としての一歩を踏み出したのだった...。

 

第3話「許されない二人」のあらすじ

コハル(石井萌々果)の口から「オムライスを食べたい」と聞いた正宗(相葉雅紀)は、自分が母・光代(室井滋)の作ったオムライスが大好きだったことを思い出す。なんとか美味しいオムライスをコハルに作ってあげたい、と切望する正宗。しかし、正宗は光代にオムライスの作り方を聞くどころか、コハルの存在を明かすことすらできない。息子はまだまだ子どもだと思っていて、頼まれてもいないのに安定した就職先の世話までしようとする光代のこと。突然できた娘と一緒に暮らしていると知ったら、猛反対するに決まっているからだ。

ところが、ひょんなことからコハルの存在を光代が知ることに! 男手ひとつで育てられた経験を持つ光代は正宗の考えの甘さを指摘し、隠れてコハルを産んだ陽子(優香)のことを無責任だと責め立てる。それは息子、そしてかつての自分と同じ環境に置かれたコハルを心配するあまりに出た発言だった。しかし、光代の発言にカッとなった正宗は、頑として「自分で育てる」と言い張る。

そんな中、保育士・友哉(村上信五)から「笠間さんが父親としての役目を果たしているとは言いがたいところがある」と聞かされた光代は、夫・清助(山崎一)と相談。正宗のもとを訪れ、コハルと共に実家へ戻るよう提案する。手のかかる子どもをちゃんと育てていくためには、大人のきめ細やかなケアが必要。実家で暮らせば、正宗の手が回らない部分を光代らがサポートしてあげることができるからだ。コハルのことを考えた正宗は、コハルに「おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きたいと思う?」と尋ねる。コハルは複雑な心境になるが、友哉から「パパもおじいちゃんとおばあちゃんに助けてもらった方がラクになるんじゃないかな」と言われ、正宗に選択を委ねることを決意する。

しかし、それはコハルの本心ではなかった。コハルは正宗と一緒に、このまま今のアパートで暮らしたいと考えていた。陽子が正宗と一緒に暮らしたいと言っていたアパートだからだ。コハルはその思いを一枚の絵に託す。その絵には、アパートの前で幸せそうに手をつなぐ正宗とコハル、そして陽子の姿が描かれていた...。一方、正宗は悩んだ挙句、実家に戻るという選択肢に傾いていた。ところがその矢先、コハルの絵を発見。このままコハルとふたりで暮らしていくことを決意する。それこそが正宗とコハルにとって、いちばん幸せを感じられる生活だった...。しかし、正宗の決断を聞いた光代は、父と二人暮らしだった幼いころの自分とコハルの境遇を重ね合わせ、首を縦に振ろうとしない。そんな光代に、正宗は「母さんは不幸だった?」と問いかける。その言葉が発端となり、自分の世話を喜んでしてくれた父親との幸せな日々を思い出した光代は、ひとり隠れて涙を流すのだった。

翌日、正宗は清助から光代のオムライスに隠された親の愛情について聞かされる。光代は玉ネギが嫌いな正宗のため、オムライスの中に摩り下ろした玉ネギを入れて、ソースで匂いを消す工夫を凝らしていたのだ。その話を聞いた正宗は、シイタケが嫌いなコハルのため、必死でシイタケを細かく刻み、こっそりオムライスに入れる。そのオムライスを「美味しい」と言って食べるコハル。いつしか玉ネギを食べられるようになった自分と同じように、コハルもシイタケを食べられるようになるのだろうか――そんな思いをめぐらせながら、正宗はコハルを優しく見守るのだった...。

 

第4話「親子...最後の一日」のあらすじ

正宗(相葉雅紀)とコハル(石井萌々果)が一緒に暮らし始めて1カ月が過ぎた。しかし、いまだに正宗は子育てで試行錯誤。相変わらず仕事の都合上、保育園にコハルを迎えに行く時間も遅くなることが多く、保育士・友哉(村上信五)から注意される日々だ。僕はちゃんとした父親になれるのだろうか――正宗はそんな不安を抱えながらも、コハルのために一生懸命頑張ろうとする。

そんなある日、正宗は自転車が大好きなコハルのために、専用の自転車をプレゼントする。大喜びしたコハルはさっそく練習に打ち込むが、ひとりで上手く漕げずに転倒。足や額にケガをしてしまう。ところが翌日、そのケガを見た友哉は理由を聞こうともせず、一方的に正宗を責め立てた。友哉らしからぬヒステリックな態度は自分が父親として信用されていないからだ、と落ち込む正宗。しかし、実は友哉の様子がおかしい理由は他にあった。友哉は個人的に大きな問題を抱えており、密かに悩んでいたのだ...。

友哉は20歳のとき、当時付き合っていた千里(阪田瑞穂)が妊娠したのを機に結婚。しかし、家庭を顧みずに遊び歩く友哉に愛想をつかした千里は1年後、まだ赤ん坊だった裕介(丸山歩夢)を連れて家を出てしまっていた。そんな2人を友哉は連れ戻すことができなかった。家族を幸せにする自信がなかったからだ。しかし、友哉の中で我が子に何もしてやれなかった罪悪感が消えることはなかった。その罪滅ぼしのため、今日まで保育士の仕事に一生懸命になっていたのだ。ところがつい先日、千里から「再婚する」との連絡が...。最後に一度だけ裕介に会いたいと切望する友哉だったが、千里から断られてしまったのだ。

いつかは迎えに行きたいと思っていたのに、手遅れになってしまった...。自分のこれまでの行動を悔いる友哉は、仕事にも集中できなくなる。そんな折、友哉が目を離した隙に、コハルが保育園の階段から落ちた! 幸い大事には至らなかったものの、友哉は自らの不注意を責め、駆けつけた正宗に「僕は保育士失格です」と吐露する。正宗はその言葉を否定するが、友哉は自分の過去を告白。やりきれない後悔の念を口にするのだった...。

その翌朝、一番乗りでコハルを保育園に送り届けた正宗は、友哉に自分と陽子(優香)の話をする。「今でも後悔しています。せめて会いに行けばよかった。思いを伝えればよかったって...。先生にはそんな後悔をしてほしくない」――そう語りかける正宗。その言葉に背中を押された友哉は、千里に連絡。父親と名乗らないことを条件に、裕介に一度だけ会わせてもらう約束をする。

やがて、友哉が裕介と会う日がやってきた。友哉は正宗に頼んでコハルも連れてきてもらい、自転車になかなか乗れない裕介に乗り方を教えることに。友哉の熱心な指導で、裕介はついに自転車に乗れるようになる! その姿から、裕介を想う友哉の心を痛いほど感じる正宗。たとえ父親だと名乗れなくても、ひたむきに我が子を想う心さえあれば父親なんだ!――そう実感した正宗は、自分なりにコハルのいい父親になれるように頑張ろう、と決意を新たにするのだった。

 

第5話「選択...子供の未来か自分の夢か」のあらすじ

正宗(相葉雅紀)の同僚・香(井村空美)が写真コンクールで入選した。しかし、自信が持てずに応募すらしなかった正宗は、確実に前進しようとしている香を見て複雑な心境に...。家に帰っても、無意識のうちに上の空になってしまう。そんな正宗を心配するコハル。しかし、正宗は余計な心配をかけたくない一心で、コハルに何も話そうとしない。その翌日、コハルはお泊り保育のため、家を一晩空けることに。ところが、どうもコハルの様子がおかしい。正宗が準備を手伝おうとしても、笑顔すら見せずに黙々と自分で荷物を詰め始めたのだ。しかし、正宗にはコハルの機嫌が悪い理由がちっとも掴めない。

そんな折、写真スタジオのマネージャー・林(北村有起哉)の妻・ユカリ(鈴木砂羽)が職場に現れた。ユカリの話によれば、林はかつて写真を撮ることに多大なる情熱を注いでいたらしい。なぜそんな彼がマネージャーの道を選んだのか――なりふり構わずカメラマンへの道を突き進めないでいる正宗は気になって仕方がない。その夜、正宗は一緒に飲んだ先輩・木村(日村勇紀)の強引な誘いで林家を覗きに行くハメに。林の家で一晩寝てしまった正宗らは、翌朝になって想像もしなかった光景を目の当たりにする。なんと、林がエプロン姿で家事をしていたのだ!
 
実は、林は結婚当初、外資系の金融会社に勤めるユカリの給料で生活を支えてもらい、写真を撮り続けていた。ところが、林がカメラマンとして少し稼げるようになったころ、ユカリの仕事が多忙を極めるようになった。帰宅は連日深夜におよび、1年の半分以上は海外出張。そこで、林は妻と子どもたちのために家事を担当することを決意し、カメラマンの道をスッパリと諦めたという。正宗は林の決断力を羨ましく思うが、どんなに考えても自分の進むべき道が見えてこない。

その後、保育園へコハルを迎えに行った正宗は、保育士・友哉(村上信五)からコハルが不機嫌だった理由を聞かされる。コハルは何でも話そうと約束したのに、悩み事を打ち明けてくれない正宗に対して怒っていたのだ。そこで正宗は意を決し、コハルに本音を話すことに。しかし、自分がこの先どうしたいのかが分からずにいる正宗は、悩みの本質を漠然としか話すことができない。

一方、林家ではユカリの香港への転勤話が持ち上がっていた。しかし、ユカリはその話を断るという。林が家族のためにカメラを諦めたことに負い目を感じていたユカリは、林のためにも仕事を頑張らなければならないと感じ、必死に働いてきた。ところが、自分がいなくても平和に暮らせている家族の姿を見て、このままでは自分の居場所がなくなるような不安に駆られていたのだ。そんなユカリの想いを聞いた林は、あることを思いつく。

休日、林はユカリと子どもたちをスタジオへ呼び出した。「オレは家族のために犠牲になったと思ったことは一度もない。カメラを持たなかったのは、中途半端な気持ちで持つのがイヤだっただけだ」。一度は手放したカメラを手にして、幸せそうにユカリと子どもたちの写真を撮る林。家族の絆、そこに自分の居場所をハッキリと感じたユカリは、香港への出張を決意する。一方、そんな林家の撮影アシスタントをした正宗も、幸せな気持ちに。撮影中、自然と笑みがこぼれてくる。その姿がコハルにはキラキラと輝いて見えて...。

「正宗くんがお仕事してる時の顔、コハルの大好きなおてんとさまみたいでした」。
 
そんなコハルの言葉と笑顔に触れ、正宗はようやく決断を下す。「僕、写真を頑張ってみようかと思うんだ。それが、僕がコハルちゃんのおてんとさまでいられる道のような気がするから」――。笑顔があふれ出す正宗とコハル。また一歩あゆみ寄ったふたりは、新たな未来に向けて前進しようとしていた...。

 

第6話「たとえ夢見る頃が過ぎても...」のあらすじ

プロのカメラマンを目指して、本格的に頑張ろうと心に決めた正宗(相葉雅紀)。しかし、なかなか納得のいく写真が撮れず、そのことを言い訳にしてコンクールへの出品も諦めてしまう。一方、コハル(石井萌々果)は保育園で教わった剣玉が上手くできず、必死に練習。まっすぐに頑張るコハルの姿勢に、正宗は後ろめたさを感じずにはいられない。

そんな中、町内会主催のすもう大会の季節がやってきた。正宗はコハルに出場をせがまれるが、昔から力勝負が苦手。無残に負けて恥をかき、娘をガッカリさせたくない...という思いから、出場をためらってしまう。そんな正宗の反応に、コハルは落胆。その様子を見た正宗の心はさらに痛む。

時を同じくして、高志(山崎樹範)は高校時代から片思いをしている倉田菜摘(市川由衣)と再会。しかし、菜摘はクラスで一番の人気者だった田口(載寧龍二)と結婚するという。失恋の痛手を紛らわせるかのように、合コンに繰り出す高志。ところがその矢先、菜摘以外の女性と一緒に街を歩く田口を目撃した高志は、心が大きく揺らぐ。

翌日、高志は思い切って菜摘に田口を見かけたことを告白。しかし、それでも菜摘は「ちゃんと別れる」という田口の言葉を信じ、結婚するという。自分の好きな女性が傷つくのを黙って見ていられない高志は、何とか結婚をやめさせようと説得にかかるが、菜摘は首を縦に振らない。

一方、「結婚式を潰してでも大切な人を守りたい」という高志の想いを聞いた正宗は、「そんなことしちゃダメだ」と諭す。ところが、高志は「そうやって、いろんなものから逃げてるんじゃないのか?」と指摘。その言葉は正宗の胸に深く突き刺さった...。さらに、涙ぐみながらも諦めずに剣玉の練習を続けるコハルの姿を見た正宗は、大きく心を動かされる。そして遂に、躊躇していたすもう大会への出場を決意したのだ!

やがて、すもう大会の日がやって来た。奇しくも、その日は菜摘の結婚式の日でもあった。しかし、あれほど息巻いていた高志は菜摘に背を向けられたこともあり、長年の恋心を伝えることなく、密かに終止符を打とうとしていた。そこへ、正宗から電話が!これからすもう大会に出ることを告げ、「ここに来れたのは高ちゃんのおかげでもあるんだ。高ちゃんは大丈夫? そのままで自分にガッカリしない?」と正宗。その言葉に、抑えていた高志の感情が再び湧き上がってきた。「まだ間に合うかな?」――。

高志は結婚式場へと走り出した。そして、式を目前に控えた菜摘の手を取り、式場から連れ出したのだ!田口との結婚を破棄する決意をした菜摘に、自分の想いを菜摘に伝える高志。しかし、菜摘の答えは...「もう少しひとりで頑張ってみたい」。こうして、高志の恋は終わった。しかし、自分の心に従って突き進んだ彼に後悔の念はなかった。

そのころ、コハルに見守られながら夢中で試合に臨んだ正宗も、一回戦で惨敗。しかし、正宗もまたどこか清々しさを覚えていた。怖さや恥ずかしさで前に進めなかった正宗は、もうそこにはいなかった。昨日よりも少し強く歩いていける――そんな予感が正宗を包む。その姿は、コハルの目にとてもカッコよく映っていて...。

 

第7話「またいつか恋をする...」のあらすじ

コハル(石井萌々果)と暮らすようになって、正宗(相葉雅紀)の世界は少しずつ広がり始めていた。そんな折、正宗は陽子(優香)の母・志織(朝加真由美)から「いずれは自分の幸せも考えて下さい」と言われる。しかし、陽子への想いが色あせることのない正宗には、陽子とコハル以外の人との幸せなど考えられない。

その矢先、シングルマザー・はるか(平岩紙)が勤める会社が倒産。突然の出来事に、はるかは愕然とする。実は、彼女には生活費の問題はもちろんのこと、職を失うことで発生する大きな問題がもうひとつあった。離婚して息子・新太(松本拓海)の親権を獲得する際、定職に就いていることが条件だったのだ。前夫・健二(中村靖日)に新太を取られてしまうかもしれない...。言い知れぬ不安に襲われたはるかは正宗に相談。心配した正宗は、はるかが健二との話し合いに出掛けている間に新太を預かるなど、親身になって向き合う。

やがて、職探しに奔走していたはるかは、やっとのことで応募した会社の最終面接にこぎつける。ところが面接の日、健二の母・敬子(前田美波里)が突然訪ねてきた! 健二からはるかが新太を返そうとしないと聞き、直談判にやって来たのだ。別れた夫への意地やシングルマザーとしてのプライドで新太の人生を台無しにするな、と詰め寄る敬子。彼女の言葉ははるかの胸に突き刺さり、最終面接へ向かう足をも止めてしまう...。

心が不安定になり、つい新太にもキツく当たってしまうはるか。事情を聞いた正宗は、息子を想う母親の気持ちは新太も分かっているはずだと諭し、はるかに自信を取り戻させようとする。「自信を持って下さい。はるかさんは僕が知ってる中で、最高のお母さんですから」――。思わず涙を流すはるか。正宗の優しさに、彼女の心は揺れ始める。

一方、正宗ははるかが初めて見せた涙に驚き、さらに心配を募らせていた。その様子を見た高志(山崎樹範)は、正宗がはるかのことを好きなのではないかと勘繰る。もちろん、そんな気持ちなどない正宗は全否定。しかし同時に、正宗は動揺せずにはいられなかった。陽子(優香)さんのことをずっと忘れなくても、いつか別の人を好きになる――高志が放ったその言葉に対しては、「そんなことはない」とハッキリ言い返せなかったのだ...。

そんな中、正宗の誕生日がやって来た。その日、コハルを保育園へ迎えに行った正宗は思わぬサプライズを受ける。なんと、コハルが部屋中に手作りのメッセージカードを飾り、「ハッピーバースデー」を歌いながら出迎えてくれたのだ! 陽子に代わって大切な正宗の誕生日を祝うため、コハルはずっと内緒で準備していたという。コハル、そして陽子への想いを強く再認識する正宗。その様子を陰から見ていたはるかは、正宗に少し傾きかけていた心をそっとしまい込むのだった...。

再就職先が決まったはるかは、新太と一緒に暮らし続けられることになった。かけがえのない親子の絆をさらに固め、歩き出したはるか親子。そして、正宗とコハルもまた確かな愛情、亡き陽子への変わらぬ想いでつながれ、歩き出すのだった。

 

第8話「大嫌いな2人」のあらすじ

正宗(相葉雅紀)はコハル(石井萌々果)を引き取ったことに関して言い争って以来、母・光代(室井滋)との連絡を絶っていた。どこかでずっと光代と向き合うことを避けていたのだ。そんな折、陽子(優香)の母・志織(朝加真由美)から電話がかかってきた。志織は正宗の両親に一度挨拶をしたいというが、正宗が頼んだところで光代が了解するとは思えない。そこで、正宗は父・清助(山崎一)から光代に話してもらうことに。しかし、光代は志織と顔を合わせはしたものの、正宗が置かれている現状に納得できず、「親が子の幸せを願うのは当然のことですよね?」と本音をぶつける。

そんな中、コハルは保育園のお遊戯会を間近に控え、心を躍らせていた。コハルはジャンケンに勝ち、シンデレラ役の座を獲得。正宗は張りきるコハルのために徹夜で衣装を作ったり、セリフの練習の相手をしたりしては幸せを噛み締める。ところがある日、正宗は保育士・友哉(村上信五)から信じられない連絡を受ける。コハルが親友の佳奈(大野百花)の衣装の飾りを引きちぎったというのだ。正宗は理由を問いただそうとするが、コハルは「自分は悪くない」の一点張り。しかも翌日、体調不良を訴え、保育園を休むと言い出した! 仕事を休むことのできない正宗は、やむにやまれず光代に看病を頼む。

コハルの存在を心からは認めることができずにいた光代。しかし、コハルの看病をするうちに、正宗が家事から育児まで娘のために一生懸命やっていることを知る。コハルとの生活を通して、何も出来なかった正宗がこんなに成長していたなんて...。親として息子の成長に喜びを感じ、思わず涙を流す光代。同時に、彼女の中でコハルへの愛情も膨らみ始めるのだった。

やがて仕事から帰った正宗は、コハルが佳奈の衣装の飾りを引きちぎった理由を知る。シンデレラ役を取られて嫉妬した佳奈が、正宗が徹夜で縫いつけたコハルの衣装の飾りをヘンだと罵倒した上に、陽子の悪口まで言ったというのだ。大好きな両親のことを悪く言われたコハルは悲しみと怒りで、佳奈の飾りを引きちぎったという。コハルの気持ちも十分わかる正宗だが、意地悪をした相手に同じことをするのはよくない。正宗は佳奈に謝るよう諭すが、コハルは断固拒否。謝らなければいけないのならばお遊戯会には出ないとまで言い出し、大喧嘩に発展してしまう。が、正宗の「陽子さんのように相手を思いやる心を持ってほしい」という言葉は、コハルの心に響き...。

そして、お遊戯会当日。正宗、光代、清助、志織らが見守る中、舞台は幕を開ける。コハルはシンデレラ役を佳奈に譲り、脇役として参加していた。ところが上演中、馬車の書割が倒れ、着替えている途中だった佳奈が観客の目にさらされてしまう。恥ずかしさで泣き出す佳奈。その姿を見たコハルは佳奈を助けるため、率先して書割を立て直そうとする。そんなコハルを嬉しそうに見守る正宗。ところがその直後、コハルがセリフを忘れてしまった! 呆然と立ち尽くすコハル...。居ても立ってもいられなくなった正宗は、思わず立ち上がってコハルにエールを送り、セリフのヒントとなる動作を繰り返す。やがて、コハルはセリフを思い出し、お遊戯会は無事終了するのだった。

上演後、コハルは佳奈、そして正宗と仲直り。一方、光代も正宗が今本当に幸せであることを実感し、息子が選んだ道を全面的に認める。そんな我が子の幸せを心底願う光代の親心は、正宗にも伝わっていた。正宗と光代――長らく衝突を繰り返していた親子は、ようやく本物の雪解けを迎えたのだ。

 

第9話「...そして僕は夢を捨てる」のあらすじ

来る4月に小学校への入学を控えたコハル(石井萌々果)のために、正宗(相葉雅紀)はランドセルを買ってやることに。お世話になっていた大家・澄子(大森暁美)の入院という心配事はあるものの、ふたりの生活自体は前向きに進んでいた。そんな中、ふたりをさらに前向きにさせるニュースが! なんと、正宗の写真がコンクールで入選したのだ。コハルとともに大喜びする正宗。しかし一方で、またも落選した木村(日村勇紀)はひどく落胆。複雑な心境を察した正宗は、木村のことを気にかけながらも、最終審査へ向けて走り出す。

最終審査の課題は「最後に撮りたい風景」。正宗はどんな風景を撮るべきか悩む。すると、コハルが「綺麗な風景を知っている」と言い出した。正宗はさっそくコハルと一緒に陽子(優香)の実家へ向かうことに。写真を撮るため、陽子が通っていた私立の付属小学校へ足を運ぶ。すると突然、この場所で陽子と交わした会話を思い出したコハルが目を輝かせ、陽子と同じ静岡の小学校へ通いたいと言い出した! しかし、プロのカメラマンになりたいと考えはじめていた正宗は困惑する。コハルが望む学校へ行かせるためには、もっと収入が安定した仕事に就かなければならない...。コハルの願いを叶えることは、正宗が自分の夢から遠ざかることを意味していたからだ。

しかし、まだ幼いコハルには自分の発言が何を招くのか分かっていなかった。すっかり陽子と同じ学校へ行く気になっているコハルは、大喜びで保育士・友哉(村上信五)に報告する。正宗も了承していることだと思い違いをし、コハルに「パパは写真のお仕事を辞めるの?」と尋ねる友哉。その瞬間、コハルは事の重大さに気づいてしまう。正宗の写真にかける思いをよく知るコハルは、大きな葛藤が包まれ...。一方、正宗も悩み抜いていた。プロのカメラマンを本格的に目指せば、この先どんどん仕事に割く時間も増え、経済的にも厳しくなっていく。それは結果的にコハルの今後の人生を狭めて、我慢させることにつながるはずだ...。コハルの幸せをいちばんに考えたいと願う正宗にとって、それは耐えがたいことだった。

やがて考え抜いたコハルは、正宗に陽子と同じ小学校には行かない、と伝える。しかし、コハルが自分のために我慢していると察した正宗は複雑な心境に陥り、最終審査へ向けて集中できない。その様子に苛立ちを覚えた木村から「中途半端な気持ちでやるなら、やめてくれ」と厳しい言葉をぶつけられた正宗は、言い返す言葉もなく...。

 遂に、最終審査の日がやって来た。ところが、澄子の容態が急変! ギックリ腰になって車椅子生活を送っていた夫・長市(八名信夫)は、ひとりで車椅子を押して病院へ向かおうとする。「最期にそばにいてやりたい」――先を急ごうとする長市を見た正宗は、陽子に会えなかった後悔を長市にさせないよう、車椅子を押すのを手伝うことに...。さらに、幸いにも危険な状態を脱した澄子と長市の固い絆を目の当たりにした正宗は、ようやく「最後に撮りたい風景」の答えを見つける――!
「どんなに心に残る美しい風景を撮っても、そこに大切な人の笑顔がなければ、僕には意味がないんです」
 
 最終審査の面接を放棄した正宗は、写真スタジオに立っていた。そして、マネージャー・林(北村有起哉)にハッキリと告げる。
「ここの仕事を辞めさせて下さい」。

 

最終回「別れ~キミを忘れない!!」のあらすじ(ネタバレ注意)

正宗(相葉雅紀)は写真スタジオを辞め、コハル(石井萌々果)と一緒に静岡へ引っ越すことを決意。正宗から「静岡でも写真を続ける」と言われて心が晴れたコハルは、陽子(優香)と同じ小学校の受験に向けて前向きになる。しかし、正宗は内心、写真を完全に諦め、安定した就職先を探そうと考えていた...。

そんな中、正宗は最後の仕事として、カメラマン・剣持(大杉漣)の撮影アシスタントをすることに。すると突然、なぜか剣持は正宗に撮影させ、「これで面接は終了だ」と言い残して帰って行った! 実は、ニューヨークへ拠点を移すことになった剣持は、同行させるアシスタントを探していた。その候補として正宗に目をつけ、マネージャー・林(北村有起哉)に連絡し、抜き打ちでテストをしたのだ! カメラマンを目指す者としては願ってもないチャンス。しかし一度同行すれば、数年は日本、そしてコハルのもとを離れなければならない...。正宗は心が揺れながらも、この話を断るのだった。

その週末。コハルの入学金などで想定外のお金が必要になった正宗は、母・光代(室井滋)に借金をすることに。事情を聞いた光代は愛する息子と孫のため、お金を貸すことを承諾。しかし、正宗がコハルのためにニューヨーク行きの話を断ったことを聞いた光代は、「どういう決断をしようと、悔いのない人生を生きてほしい」と告げる。光代は自分のために人生を捧げてくれた父親に感謝しながらも、どこかで"父親は本当に幸せだったのかな"と思うことがあるという。親が自分自身のために生きることも子どもの幸せ――その言葉は正宗の心を再び揺らす...。

一方、正宗と光代の会話を陰で聞いてしまったコハルは、複雑な心境に陥る。たまらず正宗に「コハルのために写真のお仕事を辞めるんですか?」と問い掛けるコハル。正宗は「ちょっとお休みするだけ」と言って、無意識のうちに揺れる胸のうちを誤魔化すが、コハルには通用しなかった。それ以降、コハルは無口になり、考え事を繰り返す。その翌日、正宗が退職するにあたって、写真スタジオに新人・佐藤(櫻井翔)が入ってきた。さっそく引継ぎ作業に取り掛かった正宗だが、自分が夢から取り残されていくような感覚を覚えてしまう...。

そんな中、保育士・友哉(村上信五)、はるか(平岩紙)・新太(松本拓海)親子、高志(山崎樹範)が集まり、正宗とコハルのお別れ会が開かれた。すると突然、コハルが「正宗くんと静岡には行きません」と言い出した! 正宗の写真に賭ける思いをよく知るコハルは考えた末、静岡で祖母・志織(朝加真由美)と2人で暮らすと言い出し...そんなコハルの思いに触れた正宗は、激しく動揺する。その矢先、正宗はコハルと陽子が写った写真の裏に綴られた、陽子の文章を見つける。『正宗くんが自分の夢を見つけて、楽しく精一杯生きてくれますように! そして遠い未来に、輝いて生きている正宗くんにもう一度会いたい! それが私の夢です』――。

「僕、やっぱり写真をやりたいんだ」。翌朝、正宗はコハルに本音を打ち明ける。ニューヨークに行って絶対に夢をかなえ、できるだけ早くコハルのもとに帰ってくる――正宗の決意に、コハルは大きく頷くのだった。

やがて別れの日がやってきた。バスに乗って空港へ向かう正宗。笑顔で送り出したコハルも、思わず涙をたたえながらバスを追いかける。「正宗くん、頑張って下さい!」――正宗はそんなコハルのエール、そして2人で暮らした日々の思い出を胸に旅立っていった...。

月日は流れ、2012年――。書店には、新人写真家・笠間正宗が撮影した写真が掲載された雑誌が並んでいた。そして、正宗がコハルと出会った桜の木の下には、陽子と同じ小学校の制服に身を包んだコハルが立っていた。その場所へ向かうスーツケースを持った人影――それは約束どおり夢をかなえて帰国した正宗だった!

「ただいま」
「おかえりなさい」
2人の笑顔は以前よりも一層輝いていて...。

※テレビ朝日HPより引用

ROMES 空港防御システム

 

ROMES 空港防御システム

2009年10月15日からNHK系列で放映。

世界最先端の施設警備システム、「ROMES」を駆使して東京湾国際空港を警備しようとする警備チームと犯人たちの白熱の攻防を描くサスペンスドラマ。

主演は,今作が連続ドラマ初出演となる大倉忠義。ヒロイン役は国仲涼子。

ROMES 空港防御システム 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

ROMES 空港防御システムの主題歌

TOKIO 「また朝が来る」

 

 

ROMES 空港防御システムの出演者

成嶋優弥 ...... 大倉忠義(関ジャニ∞)
砂村多駒 ...... 安田章大(関ジャニ∞)
八坂葵 ...... 国仲涼子
黒部武彦 ...... 渡辺裕之
江川宏 ...... 杉浦太陽
日高勇作 ...... 古舘寛治
木村まゆ子 ...... 川村ゆきえ
藤堂 ...... 近藤芳正
閑野忠直 ...... 草刈正雄

 

 

ROMES 空港防御システムのスタッフ

原作:五條瑛『ROMES 06』『ROMES06 誘惑の女神』(徳間書店)
脚本:佐伯俊道、山浦雅大
演出:梛川善郎 ほか
制作統括:岡本幸江、加賀田透
音楽:森悠也

 

 

ROMES 空港防御システムの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月15日 帰還 6.0%
第2話 2009年10月22日 奪還 4.2%
第3話 2009年10月29日 予感 7.0%
第4話 2009年11月5日 疑惑 4.0%
第5話 2009年11月12日 接近 5.6%
第6話 2009年11月19日 罠(わな) 5.6%
第7話 2009年11月26日 真実 5.3%
第8話 2009年12月3日 過去 4.5%
最終回 2009年12月10日 離陸 %

 

 

ROMES 空港防御システムのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「帰還」のあらすじ

オープン1周年を控えたある日、「ROMES」システムを開発したイギリスのヒンデル社から、一人の男が湾空に降り立った。成嶋優弥(大倉忠義)、27歳。世界で最もROMESシステムに精通した若き天才研究者である。しかし湾空は、成嶋の到着以来次々と事件に見舞われることになる。国際的窃盗団・シルバーフォックスが、開港一周年を記念して展示される「誘惑の女神」を奪取するという挑戦状を送りつけてきたのだ。湾空警備チームとシルバーフォックスとの白熱の戦いの幕が切って落とされた...!

 

第2話「奪還」のあらすじ

「誘惑の女神」展会場に、砂村多駒(安田章大)と木村まゆ子(川村ゆきえ)がほかの観客とともに閉じ込められた。やがてまゆ子を人質に逃走を図る犯人たち。成嶋は自らROMESシステムを操って敵を追い詰め、砂村、八坂葵(国仲涼子)の体当たりの活躍でまゆ子を救い出す。しかし成嶋は、女神像を持ち出したのは別の犯人であることを見破っていた。成嶋は監視カメラの映像を分析して、客の中にまぎれていたもう一組の犯人チームを探り出す。また砂村は、人質となって閉じ込められていたそのときの記憶から、犯人のヒントを得る。警備チームが女神像を持って逃走する犯人を追い詰めたその時、一人の犯人の裏切りが、天才・成嶋の予想をもこえた結末を招きよせる。

 

第3話「予感」のあらすじ

「誘惑の女神」像を奪還してほっとしたのも束の間、空港の閉鎖を要求する新たな脅迫状が湾空に届けられた。その後、構内を走る車に花火が仕掛けられる事件が発生。さらにトイレにニセ爆弾が置かれる騒ぎが起きるなど、いたずらめいた事件が続く。砂村は早くチームに認められたいと功を焦る一方、冷静沈着に事態をうまく収拾した葵に水をあけられる。

成嶋はトイレ近くの監視映像をROMESで分析して、犯人の絞り込みに取り掛かった。そしてニセ爆弾をしかけた実行犯と思われる女性の姿を、ついにROMESが空港内で発見する。ただ次々と買い物を続ける女性の姿に、結局すべてはいたずらなのではないかと警備チームが思いかけたとき、成嶋は突然砂村と元麻薬犬のハルを連れて、現場に急行する。そして砂村が調べようとしたゴミ箱が、突如爆発する。

 

第4話「疑惑」のあらすじ

ハルの嗅覚のおかげで爆発を逃れ命拾いをした砂村。爆発物の仕掛け方から、ROMESをよく知る人物が事件に絡んでいると成嶋は考え、チームのベテラン・黒部(渡辺裕之)に内部調査を依頼する。一方、残された爆発物の分析から、20年以上前に成田闘争で使われた爆弾と多数の類似点が見つかった。

 

第5話「接近」のあらすじ

不審な車を調べるため近づいた砂村の目の前で車が爆破。監視カメラも吹き飛ぶ爆発の衝撃で、砂村は意識不明の重体だとROMESチームは知らされる。成嶋はチームに詳しいことを告げないまま、極秘の調査を始める...。

 

第6話「罠(わな)」のあらすじ

木村まゆ子(川村ゆきえ)の運転する車のトランクから女性の死体が出てきた。ROMESルームにも衝撃が走る。しかしその直前にROMESが監視カメラに捉えた爆破事件の容疑者・貝田(矢島健一)と女性(星野真里)の動きから、成嶋優弥(大倉忠義)はごく身近に内通者がいることを読み取っていた。一方殺された女性の情報から、砂村多駒(安田章大)は、ROMESが指し示した人物に会いに行くことを決意する。

 

第7話「真実」のあらすじ

閑野専務(草刈正雄)の一人娘・流斐(美山加恋)が移植のため飛行機で飛び立つのを阻止しようとする八坂葵(国仲涼子)。対峙する成嶋優弥(大倉忠義)と砂村多駒(安田章大)。そこには湾空が原因で葵の弟が被害者となった、悲しい事故の記憶があった。

 

第8話「過去」のあらすじ

いつもと違う成嶋優弥(大倉忠義)の様子を不審に思うROMESチーム。成嶋のかつての恩師・デイビス教授(ジャンフランコ・シモーネ)の存在が浮かび上がる。デイビス教授はROMESシステム開発の中心的人物だったが、テロリストに協力したことで会社を追放されていた。死んだとされるデイビスがなぜ成嶋に接触しようとしているのか、ROMESチームは理由を問いただすが、まじめに取り合わない成嶋。ROMESチームは、デイビスがサミットで来日する首脳陣を狙い、そこに成嶋を巻き込もうとしているのでは、と疑念を募らせる。

一方成嶋は、ひそかに拘置所の八坂葵(国仲涼子)を訪ねた。湾空のことを知らせてきたメールに「ROMES 06」についての記載があったことを知る。

VIP来日の日、黒部(渡辺裕之)の娘が誘拐されたという知らせが飛び込んできた。身代金運搬に、黒部、江川(杉浦太陽)、日高(古舘寛治)のROMESチームを指名してきた誘拐犯。チームを分断する作戦だと分かりながら、人命には変えられないと砂村多駒(安田章大)に後を託して、3人は犯人指定の場所を目指す。残されたのは成嶋、砂村、ヒンデル社の藤堂(近藤芳正)だった。

 

最終回「離陸」のあらすじ(ネタバレ注意)

VIPを迎える湾空で突如ROMES 03が起動。死んだはずのデイビス教授(ジャンフランコ・シモーネ)らしき人物を追跡し始めた。ROMESルームに入ろうとする成嶋優弥(大倉忠義)を砂村多駒(安田章大)が引き止め、なぜデイビスが湾空に姿を現したのか問い詰める。

 

※NHKHPより引用

その男、副署長 シーズン3

 

その男、副署長 シーズン3

2009年10月15日からテレビ朝日系列で放映。

京都府警河原町警察署の副署長が捜査を禁じられながらも、制服を脱ぎ捨てて難事件を解決するミステリー刑事ドラマ。

主演は、全シリーズを通して主役を演じてきた船越英一郎。このほか田中美里や宇梶剛士、萬田久子らお馴染みのメンバーも登場する。

その男、副署長 シーズン3 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

その男、副署長 シーズン3の主題歌

未定

 

 

その男、副署長 シーズン3の出演者

池永清美 ...... 船越英一郎
池永佳子 ...... 田中美里
平松純平 ...... 宇梶剛士
宮下 岳 ...... 鈴木裕樹
野沢健作 ...... 石丸謙二郎
鈴木豊 ...... 酒井敏也
島 英明 ...... 的場浩司
近藤時男 ...... 本田博太郎
藤原あきら ...... 萬田久子

 

 

その男、副署長 シーズン3のスタッフ

脚本:塩田千種、岩下悠子、櫻井武晴、福田卓郎、真部千晶
監督:石川一郎、猪原達三、藤岡浩二郎
ゼネラルプロデューサー:井土隆(テレビ朝日)
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)、目黒正之、島田薫(東映)
製作:テレビ朝日・東映

 

 

その男、副署長 シーズン3の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月15日 河原町署の屋上を訪れた京都府警本部長は、
なぜスーツ姿のまま射殺されてしまったのか?
12.7%
第2話 2009年10月22日 『牛の爪』と呼ばれた男のナップザックは、
なぜ逃走時と逮捕後で重さが違っていたのか?
10.0%
第3話 2009年10月29日 その朝、覚醒した副署長の視界は、
なぜ上下が逆さまににっていたのか?
10.0%
第4話 2009年11月5日 ピアノを弾く女からかかってきた電話の着信音は、
なぜ指名手配中の逃亡犯の耳に聴こえなかったのか?
8.1%
第5話 2009年11月12日 教会の鐘の音を聞いた有名女優は、なぜ突然タクシーから飛び出し、投身自殺をしたのか? 10.4%
第6話 2009年11月19日 身代金を3つのバイオリンケースに入れさせた誘拐犯は、
なぜ誘拐した子供にタコヤキを食べさせたのか?
10.3%
第7話 2009年11月26日 巨額の不正経理に暗躍する男たちの親指には、
なぜ同じ場所にテーピングがされていたのか?
12.2%
第8話 2009年12月3日 名前のない『杉木立』の男が、橋から転落死する前に俳句に遺した『罪』とは何か? 12.2%
第9話 2009年12月10日 火傷のある男は、なぜ河原町署の拳銃保管庫に
藤原署長の息子を人質にとって立て篭もったのか?
11.7%
最終回 2009年12月17日 14年ぶりに帰ってきた殺人者は、
なぜ自分の指紋が付いた婚約指輪を新聞社に送りつけてきたのか?
11.5%

 

 

その男、副署長 シーズン3のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「河原町署の屋上を訪れた京都府警本部長は、なぜスーツ姿のまま射殺されてしまったのか?」のあらすじ

何かと物騒な事件が多い今日この頃。誠に胸が痛みますが、我が河原町署も例外ではございません...。つい先日も、二条大橋で女性が乱暴され、怪我をさせられるという事件が起こってしまいました。事件発生の翌日には、平松刑事(宇梶剛士)らが容疑者・落合信二を任意同行したのですが、どこからかこの件を聞きつけた池永副署長(船越英一郎)は興味津々のご様子。

ふ、副署長...。足が速いだけでなく、耳までも早くていらっしゃる! まったく...そのスピーディーさ、本来の任務である決済業務に生かしていただきたいものです。しかしまぁ、幸いなことに、落合があっさりと自白したため、いつものように副署長が捜査に余計な首を突っ込まれることもなく、事件は迅速に解決いたしました。

ところが! 私が胸をなでおろしたのも束の間。落合の指紋が、20年前に起きた「東山女子高生殺人事件」の被害者・南智子さんの鞄に付着していた指紋と一致したのであります! 実はこの事件、発生から11カ月もの月日を要したものの、すでに解決しておりました。採取された別の指紋が、当時大学生だった杉原洋一のものと一致。取調べの結果、彼が自白したからであります。

しかし当時、被害者の衣服に付着していた毛髪2本については鑑定されなかったとか。藤原署長(萬田久子)はそこに引っかかられたのでしょう。念のため、毛髪のDNAを落合のものと照合するよう命ぜられました。

その矢先のことです。こともあろうに我が河原町署の屋上で、京都府警のトップであらせられる比留間本部長が射殺されてしまったのです! あぁ、何たること...。これは一大事であります。しかも時を同じくして、『週刊タイムス』の記者・島(的場浩司)が匿名の男から「20年前の殺人事件の真実を教える」との電話を受け、署の屋上に呼び出されていたことが判明。まさか、20年前の事件は冤罪...!? しかも、今回起きた2つの事件とも関連が...!?

事件発生直後は特捜本部の予算配分とマスコミ対応に追われ、ご立派に職務を遂行していた副署長でしたが、こうなっては我慢が効くはずもございません。射殺事件捜査のために京都府警からやって来られた黛捜査一課長(宅麻伸)や、老体に鞭打って全身全霊で引き止めようとする私を振り切り、またもや捜査に首を突っ込み始めた副署長。しかも、そこへまた新たな事件が...!

調べれば調べるほど複雑になる今回の事件。副署長のお帰りはいつにも増して遅くなりそうな気配でございます...。

 

第2話「『牛の爪』と呼ばれた男のナップザックは、なぜ逃走時と逮捕後で重さが違っていたのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。悲しいかな、世の中には何度も警察の世話になってしまう輩がおります。池永副署長(船越英一郎)が10年以上前に殺人未遂で検挙した河合健児という男もしかり。この男、巧みに取り調べをかわす狡猾な男で、起訴猶予か不起訴で事件を終わらせるというのです。

その河合が平松刑事(宇梶剛士)と宮下刑事(鈴木裕樹)に逮捕され、河原町署に現れました。実は河合、森山文夫という男が刺殺された事件の容疑者として浮上していたのであります。ところが驚いたことに、河合は今回の取調べではあっさりと犯行を自白。これには副署長も引っかかられたようです。しかも平松刑事によれば、捕まえた河合が抵抗したため一度は取り逃がし、再度追いかけて逮捕にこぎつけたとか。そのとき、河合の持っていたナップザックが最初に捕まえたときより軽くなっていたというのであります。

そんな話を聞いて、副署長が黙っておられるわけがない! 案の定、こっそり捜査に加担しようとした副署長。当然、そのようなことはさせぬよう、私は即座に副署長を防犯のための外回りへと送り出しました。しかし、これが大失敗でございました...。副署長は偶然にも、事件の数日前に河合と森山がケンカした場所の前にある居酒屋の女将・安藤妙子さんと接触。それがキッカケとなり、副署長はのちに事件を解くカギを見つけられ...! 副署長のお帰りは何時になることやら...。胃が痛うございます。

 

第3話「その朝、覚醒した副署長の視界は、なぜ上下が逆さまににっていたのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます...などと、悠長にご挨拶をしている場合ではありません。なんと、池永副署長(船越英一郎)が廃倉庫に監禁されてしまったのであります!しかも、逆さ吊りにされて...!! 副署長が目を覚まされると、そばには鎖で足を柱につながれた女性・二之宮エリカ(大村彩子)さんの姿がありました。誰がこのような恐ろしいことを...。しかも、よりによって藤原署長(萬田久子)の休暇中に...。副署長にデスクを開けたままにされては、私が...もとい、河原町署全体が困ります!

実は副署長、前夜にエリカさんと遭遇。「辻智和というストーカーに追われている」と聞き、被害届を出すよう指導した後、自宅まで送り届けようとされたとか。ところが、エリカさんの自宅近くで何者かにスタンガンを浴びせられ、気を失ってしまったそうです。

何とか自らを吊り下げていたクレーンを動かし、ロープを解いて身体の自由を取り戻された副署長。しかし、エリカさんの鎖をはずす鍵は見当たりません。そこへ、エリカさんの携帯に辻から電話が! なんと、副署長に「ゲームをしよう」と言うではありませんか。ゲームとは、副署長が辻から出されたクイズを順番に解き、答えが示す場所を巡るというもの。午後5時までに全問正解すれば、副署長は鎖の鍵をもらうことができます。しかし...副署長が失敗すれば、硫化水素を発生させる装置が起動。エリカさんの命はないというのです! 副署長はエリカさんに「必ず帰ってくる」と約束され、辻が指定した自転車に乗り込み、クイズを解くため街へと飛び出されました。

そのころ、交通課に所属する副署長の妹・佳子(田中美里)さんの話を聞き、私どもは副署長が昨夜から姿を消していることを知りました。あの人のことです。またしても他人のゴタゴタに首を突っ込んでいるのでは...。当初はいつものことだと高をくくっていた私ですが、どうやら様子がおかしい。平松刑事(宇梶剛士)と宮下刑事(鈴木裕樹)が目撃談を頼りに、副署長が立ち寄ったラーメン店へ行くと、そこには不可思議な問題用紙が残されていたのであります。

しかも時を同じくして、島英明(的場浩司)が所属する『週刊タイムス』編集部に、副署長がゲームに巻き込まれていることを示唆するメールが届いていたというではありませんか。その文章は差出人の「世間に認められたい」という欲求に満ち溢れていました。どうやら、差出人は不本意な境遇で周囲を恨みながら生きているようです...。

私が解き明かしたクイズの答えに従い、佳子さんたちは長岡天満宮へ向かい、ようやく副署長と接触することができました。そして、あらゆる情報をすり合わせた後、辻のもとを訪れたのです。しかし、辻は何も知らない様子...。

その直前に副署長が一緒にいたエリカさんの本名が村園律子だということが判明したこともあり、一連の事件が狂言だった可能性が浮上してまいりました。そして、副署長は最後のクイズの答えとなるキーワードが"菅原道真"だということに気づかれたのです! 菅原道真は優秀すぎたために妬まれて左遷され、政敵を恨みながら死んでいった人物。もしや、犯人は辻に冷遇され、恨みをもつ人物なのでは...!?

やがて、ひとりの人物が浮かび上がりました。仙崎公彦(河合龍之介)――先日、あまりにも傲慢な態度が仇となり、辻の会社の面接で落とされた男です。その時の面接官のひとりが辻でした。そして、その面接の直前、副署長は盗難自転車を放置しようとした仙崎と遭遇。寝坊して面接に遅刻しそうになった仙崎が、やむにやまれず自転車を盗んだことを知り、見逃してやったそうです。

そう、すべては仙崎の逆恨みから端を発していました。己が優秀な人物だと過信する仙崎は、面接で失敗した原因をすべて辻と副署長のせいにしてしまった...。そして、復讐のためにエリカさんこと律子さんを金で雇い、2人を陥れようとしたのであります。

自宅アパートを訪れた副署長らに問い詰められた仙崎は、あっさり犯行を認めました。しかし哀しいかな、彼に反省の色は見られませんでした。それどころか律子さんを見捨てた彼は、副署長たちの目の前で硫化水素発生装置を起動させたのです! しかし、さすがは日々私の目を盗んで街を全力疾走されている副署長。その俊足ぶりを如何なく発揮され、硫化水素が発生する前に律子さんを無事救出されたのであります。

自分を騙した相手であるにもかかわらず、「必ず戻る」という約束を守られた副署長。その誠実かつ真摯な生き様を目の当たりにし、律子さんも犯した過ちを大いに反省されたようです。いつの日か、仙崎も彼女のように己の非を見つめ直し、反省する日が来るのでしょうか...。余談ではありますが、副署長にも大いに反省して頂きたいところであります。致し方ない事情があったとはいえ、1日分の決済を放置してしまわれるとは...。つべこべ言わずに、きっちりと遅れは取り戻して頂きますよ、副署長!

 

第4話「ピアノを弾く女からかかってきた電話の着信音は、なぜ指名手配中の逃亡犯の耳に聴こえなかったのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。またしても事件が起きてしまいました。河川敷でキャバクラに勤める越坂奈月さん(柳下季里)の絞殺体が発見されたのであります。被害者の唇に塗られたグロスには、指名手配中の男・梅野昭典(伊藤洋三郎)の指紋が...! 梅野は5年前に神戸で起きたサラ金襲撃事件の主犯でした。当時、強盗の片割れは逮捕されましたが、梅野は見張り役の車で逃走してしまったそうです。以来、2人の行方どころか、見張り役が誰だったのかも掴めないまま歳月が過ぎておりました。

そんな中、奈月さんの遺体をご覧になった池永副署長(船越英一郎)は、ある部分に引っかかられたご様子。実は奈月さん、右手の小指だけ付け爪が剥がれていたのであります。一度引っかかられた点は解明するまで食いつくスッポンのような副署長...。黙って見過ごすはずがございません。案の定、私のトイレタイムを見計らっては、こっそり捜査へと出掛けられることに...。

副署長が向かった先は美容室でした。ふ、副署長、何を悠長に爪の手入れなど...。しかし、そこは呑気なフリをして抜け目のない副署長。その店は、ほかでもない奈月さんが通っていた美容室だったのです。副署長は爪の手入れと称して、店長のひろ子さん(比企理恵)から奈月さんが殺される直前にも来店していたとの情報をさりげなく仕入れておられました。

やがて、梅野には愛人が数人いたこと、そのひとりが京都市内のマンションに住む小学校の音楽教師・吉崎仁美(寺田千穂)だということが判明致しました。しかも彼女、通勤に不便であるにもかかわらず、5年前から住所が変わっていないというのです。となれば、梅野が仁美のマンションに現れる可能性もあります。野沢刑事課長(石丸謙二郎)はさっそく仁美さんのマンションを張り込むことを提案されました。ところが...。マンションの所在地をお聞きになった途端、なぜか野沢刑事課長の顔色が急に変わられたのです!

実は、野沢刑事課長は3年前から奥様と息子さんと別居。お二人は仁美さんの隣室に住んでらっしゃったのです。しかも、奥様には現在ほかに付き合っている男性がいらっしゃるとか...。偶然、奥様からその事実を聞いた副署長は複雑な思いに駆られたご様子。しかもタイミング悪く、野沢刑事課長は男性が奥様の部屋を訪れる現場を目撃されてしまった! 未だ離婚に同意していない野沢刑事課長は心をかき乱し、張り込みに集中できなくなってしまわれ...。

その夜、公園で梅野が刺殺されました! 現場には女性の足跡、梅野の携帯には仁美さんの小学校からの着信履歴が残されておりました。さらに、梅野が殺された時間帯に仁美さんが外出する姿が裏口の防犯カメラに映っていたのであります。しかし、その時間帯に監視を担当していた野沢刑事課長は、それを見逃していた...。人一倍仕事に対して厳しい野沢刑事課長はミスを取り戻そうと、任意同行した仁美さんを激しく追及されました。ところが、仁美さんはコンビニに出掛けただけだと言います。しかも、梅野が殺されたことを聞かされ、泣き崩れてしまった。その様子をご覧になった副署長は、仁美さんが犯人だとは思えなかったようです。

その矢先、副署長は梅野が携帯にかかってきた電話に一度も出ていないことに気づかれました。そして、彼の着信音が25歳以上の成人には聴こえづらいモスキート音に設定されていることを発見されたのです。さらに、着信履歴の発信元をお調べになられた副署長は、とうとう事件の真相に気づかれました!

「オレの我慢もここまでだ!」。
ふ、副署長...いつものことながら、足が速すぎます。私がのらりくらりと署内を歩き回っている間に、副署長はすでに姿を消されておりました...。

副署長が向かったのは美容室。真相はこうでした。小指の付け爪を上手く付けられなかった奈月さんは美容室へ。そこで、梅野に「一緒に逃げたい」と迫るひろ子さんを目撃したのです。梅野は口封じのために奈月さんを絞殺しました。後日、ひろ子さんは足がつかないように客の携帯を使い、梅野に電話したといいます。しかし、梅野は出なかった...。

不信感が募りながらも、ひろ子さんは用立てた逃走資金を渡すため、梅野と会いました。ところが、梅野は「ひとりで逃げる」と言い、誰かの連絡を待っていたのです。さらに不信感が大きくなったひろ子さんは、金を渡そうとしませんでした。そんな彼女に梅野はナイフをちらつかせ、金を要求。揉み合ううちにナイフが梅野に刺さってしまったのです。

実は、梅野は仁美さんと逃げようとしていたのです。仁美さんは梅野の指定通り、勤め先から携帯に連絡しましたが、梅野は出ませんでした。不安になった仁美さんは梅野が殺された深夜、再度連絡しようとして外出したそうです。しかし、梅野が連絡するよう指定した時間帯はとっくに過ぎていた。結局、仁美さんは連絡するのをやめたそうです。

男と女というものは複雑怪奇でございます。今回の事件のように哀しいかな、そう簡単にすべてが丸く収まるというわけにも参りません。副署長しかり、野沢刑事課長しかり...。私ですか? まぁ、私のことはよいではありませんか。

 

第5話「教会の鐘の音を聞いた有名女優は、なぜ突然タクシーから飛び出し、投身自殺をしたのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。まったく困りました...。また池永副署長(船越英一郎)が席を外しておられるではありませんか! 今日は一体どこを走り回っているのやら...。実は副署長、催眠カウンセラーの新川瞳さん(芦川よしみ)のもとを訪れてらっしゃいました。しかも、衝撃的な一言を発せられたのです!「新川瞳さん、あなたが結城加織さんを殺したのです」。

さかのぼること一週間前の11月3日。瞳さんの高校時代からの友人で女優・結城加織さん(神保美喜)が、瞳さんのカウンセリングを受けた直後にビルの屋上から転落死。現場の状況から、我が河原町署では自殺との見方が強まっておりました。

ところが、副署長は納得できないご様子。実は死の前日、交通課に所属する副署長の妹・佳子さん(田中美里)が加織さんの車を駐車違反でレッカー移動させていました。そのことに腹を立てた加織さんが署に怒鳴り込んできたのです。彼女によれば、車の中にその日中に渡すはずのプレゼントが積んであったとのこと。あまりの剣幕で食って掛かる彼女を見て、副署長はそんな女が翌日自殺するとはとても思えなかったようです。

さらに撮影所の関係者の話から、加織さんはワガママで傲慢だったことが判明。最近、自分はNGを連発するにもかかわらず、気分が乗らないと言っては仕事を突然休んだり、スタッフに厳しいことばかり言っていたそうです。特に、メイクを担当していた大野千香さん(柊瑠美)には辛く当たっていたとか。このことを知った副署長は、自殺説にますます疑いを持たれました。

そんな中、加織さんと瞳さんの間にある過去の確執も明らかになりました。実はこのふたり、陸上部で走り高跳びのライバル同士だったのです。しかし、高3のときに初めて瞳さんに勝った加織さんは全国大会に出場。美しい容姿が注目され、芸能界に入りました。

方や、瞳さんは26歳のときに交通事故で一人息子を亡くして離婚。事故の日は瞳さんに代わり、加織さんが息子さんを幼稚園まで迎えに行く予定でしたが、急遽オーディションが入ったとか。迎えが来ないことに不安を覚えた息子さんは、ひとりで幼稚園を飛び出し、事故に遭われたといいます。加織さんは瞳さんに催眠術をかけられ、ビルから飛び降りたのでは?――そう推測した副署長。しかし、瞳さんにはアリバイがあります。では、一体どうやって...?

副署長の見解は次の通りでした。瞳さんが加織さんにかけた催眠は「後催眠」と呼ばれるもの。催眠が解けても、暗示が健在意識の行動となって表れるというものです。瞳さんは予め、教会の鐘の音を聞いたら飛び降りるよう後催眠をかけておき、電話で加織さんを教会近くのビル屋上へと誘い出したのです。しかし! なぜか副署長の推理を聞いた瞳さんは、安堵の表情を浮かべられました。まだ何かあるのでは...? そう考えた副署長は、再び私に隠れて捜査を始められたのです。

やがて、副署長は事件当日に改修工事中だった教会の鐘が鳴らなかったこと、加織さんのメイクを担当していた千香さんの誕生日が11月3日だったことをお知りになりました。しかし不可解なことに、千香さんの本当の誕生日は8月だったのです。副署長は千香さんに事実を確かめました。そして...事件当日に起こったことを掴まれたのです!

副署長は再び瞳さんのもとを訪れました。そして、新たな事実を突きつけたのです。加織さんは確かに後催眠をかけられていました。しかし、飛び降りた日に鐘が鳴らなかったばかりでなく、瞳さんからの電話に出たのは一緒にいた千香さんだったのです。つまり、瞳さんの計画は未遂に終わった! 加織さんは自ら命を絶ったのです。実は加織さん、20年前に女の子を密かに出産。付き人が引き取って育てていましたが、1歳のときに病死したのです。付き人はそのことを言えず、翌年生まれた自分の子に同じ名前を付け、加織さんの娘のふりをさせ続けていたのです。

その子こそが千香さんでした。そして、加織さんもまたその事実を知りながら、気づかぬふりをしていたのです。ところが最近になって、加織さんはパーキンソン病になり、女優を引退することを決意。千香さんに「一緒に住みたい」と申し出たのです。しかし、誕生日プレゼントを渡すために呼び出した千香さんに、加織さんは申し出を拒まれてしまった。失意の中、加織さんは飛び降りたのです。

しかし、加織さんへの憎しみに縛られている瞳さんの反応は、実に冷たいものでした。そんな彼女に、副署長は加織さんの気持ちを伝えられたのです。加織さんは瞳さんの息子を死に追いやってしまったことを心から悔いていました。そして、ひとり病気で苦しんでいた加織さんは瞳さんと昔のような親しい関係に戻りたくて、睡眠ラボに通い始めたのです。もしも瞳さんが加織さんの本心に気づいていれば、自殺を食い止める何らかの処置を取ってあげられていたかもしれない...。

副署長の言葉は瞳さんの心に突き刺さり、瞳さんと加織さんはようやく雪解けを迎えたのでありました。事件だけでなく、凍てついた関係まで解決に導かれた副署長...さすがでございます。留守中に決裁書類がまたも積み重なってしまったという問題もとっとと解決して頂ければ、さらに万々歳なのですが...。

 

第6話「身代金を3つのバイオリンケースに入れさせた誘拐犯は、なぜ誘拐した子供にタコヤキを食べさせたのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。最近、「河原町署の紹介だ」と名乗って、事件現場の清掃を請け負う業者が出没しているとか。警察が特定の清掃会社と癒着するなど言語道断! 私どもも一切その業者とは係わり合いがございませんが、善良な市民の皆様からは日々クレームが寄せられ、大変困惑しております。

そんな折、池永副署長(船越英一郎)が佐藤修平(蟹江一平)という男を連行されました。何でもこの男、空き巣被害者の主婦に「空き巣に割られた窓ガラスを修理するために、河原町警察署のほうから来ました」と話しかけたとか。曖昧な言い方でだます――これは明らかに騙り商法! しかし、便利屋を営む佐藤は「自分は困っている人を助ける"お助けマン"だ」と主張。金銭的被害の訴えもないため、結局は放免されることになりました。

数日後、小学生の八木沼勇斗くん(西村天翔)が誘拐される事件が発生しました。犯人から6千万円を要求されたご両親は指示通り、バイオリンケース3個に2千万円ずつ入れ、指定場所まで運びました。すると、あの佐藤修平が現れ、ケースのひとつを受け取ったのです!しかし、逮捕された修平は「バイオリンケースを受け取って音楽教室に届けるよう、携帯メールで依頼されただけ」と主張。そのメールをご覧になった副署長は、宛名が佐藤"脩"平様となっていることに目を留められました。さらに、修平も小学生のとき何者かに誘拐されたことが判明したのです。まさか2つの誘拐事件には何かしらの関係が!? 嗚呼、副署長は今回も誘拐されたのかと思うほど、長い間お席を外されそうです...。

幸いにも勇斗くんは無事解放されました。ただ、どういうわけかズボンのポケットにはタコヤキを食べたと思われる爪楊枝が...。しかも、勇斗くんは一緒にいたはずの犯人について何も言わないのです。そこへまた事件が起きました! 建設現場の日雇い作業員・塚原秀樹(山内としお)の死体が発見されたのです。現場には「さとうしゅうへい」と書かれた名札が...。さらに、修平がバイオリンケースを受け取った直後、別の場所で最後のケースを取りに来たバイクのタイヤ痕が、塚原のものと一致したのです!

副署長は修平が誘拐された事件のことについて調べ始めました。すると、妙なことが判明しました。当時、修平も誘拐犯にタコヤキを買ってもらっていたのです。しかも、修平はもともと"脩平"という名前で、誘拐事件の2年後に本人の意思で現在の表記に変えたというではありませんか! なんでも"脩"の字は、実の父親・成田脩治(深水三章)から取ったものだったとか。しかも、成田は先月まで塚原と同じ建設現場で働いていたことまで明らかになったのです!

実は、修平を誘拐したのは成田でした。しかし、解放された修平は実の父親が捕まらないように、偽の犯人像を証言していたのです。自分は共犯者になってしまった――その苦悩から逃れるため、修平は実の父から受け継いだ漢字を変えたといいます。しかし、成田は修平を誘拐するつもりは毛頭なかった...。新しい父親・佐藤明彦さん(藤田宗久)、その父親と自分の母親との間に生まれた弟に対して疎外感を感じていた修平に、両親の愛情を感じさせてやりたくて誘拐犯のフリをしただけだったのです。だからこそ当時、成田は修平に「両親が抱きしめてくれる魔法だ」と言って、タコヤキを食べさせてもいたのです。

成田の我が子を想う気持ちはその後もずっと健在でした。修平が便利屋をしていると知った成田は、息子のために陰ながら協力をしていました。勇斗くんの家の犬がいなくなり、修平が捜索依頼を受けたときもそうでした。成田はこっそり犬を探し回り、勇斗くんの家に届けていたのです。しかし運悪く、その現場を塚原に目撃されてしまいました。塚原は身代金目的で勇斗くんを誘拐しようと画策。「子どもの面倒をみてほしい。荷物を運ぶ手伝いをしてくれる人も必要だ」とだけ言い、成田を巻き込んだのです。塚原の陰謀を知らない成田は純粋に息子のためになると思い、バイオリンケースを受け取る仕事を修平にメールで依頼しました。宛名の表記が"脩平"になっていたのは、成田が改名の一件を知らなかったからなのです。

成田は勇斗くんに優しく接していました。幼かったころの修平と同じように、両親の愛情に飢えている勇斗くんに"魔法のタコヤキ"も作ってあげていました。塚原に内緒で勇斗くんを解放したのも、ほかでもない成田でした。ところがその直後、塚原が勇斗くんを殺すつもりだったことが判明。成田は怒りに任せて、塚原を突き飛ばしました。その時、塚原が鉄材に頭をぶつけて死亡してしまったのです。

やがて、成田は自首しました。成田の父としての想いも、修平に伝わりました。しかし、修平と育ての父・明彦さんの心をもきちんと通わさなければ、この一連の事件は解決したとは言えない――副署長はそう思われたのでしょう。こっそり署を抜け出して修平のもとを訪れ、「息子との間に壁を感じている明彦さんを助けてほしい」と依頼されたのです。ふ、副署長...なんと粋な計らいを...。本来ならば決済書類を放置した副署長を諌めたいところですが、今回ばかりは私もクレームは自粛すると致しましょう。

 

第7話「巨額の不正経理に暗躍する男たちの親指には、なぜ同じ場所にテーピングがされていたのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。世の中、すっかり冬の兆し。京都の冬は格別寒く、さらに人肌が恋しくなって参ります。池永副署長(船越英一郎)の妹・佳子さん(田中美里)もまた例に漏れず。友人の結婚式の帰り、居酒屋で出会った山田三郎(相島一之)という男性と意気投合し、朝まで一緒にいたとか。しかし、副署長は連絡もせずに朝帰りした佳子さんにご立腹。そこにお怒りになるのなら副署長、私に連絡もせず外出ばかりされるご自身の行動も反省して頂きたいものです...。

さて、ちょうどその日の朝、建築現場で男性の刺殺体が発見されました。所持品から、殺されたのは府庁の職員・松山和彦さん(矢部義章)だと判明。犯行時間は同日午前1時から3時ごろと推定されました。その数時間後、凶器のナイフに付着していた指紋から割れた加害者が、我が河原町署に連行されてきました。なんと、その男は山田だったのです!

もちろん、佳子さんと朝まで飲んでいた山田は犯行を否定。しかし、取調べの際におかしなことも判明致しました。山田は佳子さんに「遠洋航海中に妻に逃げられた」と話したそうですが、まったくの嘘だったのです。我々は山田を一旦釈放しましたが、引き続き監視することに致しました。

その矢先、またも驚くべき事態が発生致しました。山田が池永家にやって来て、佳子さんに結婚を申し込んだのです! ところが妙なことに、山田は副署長が警察官だと知るやいなや、一目散に逃げ去ってしまいました。さらに翌日、山田は再び佳子さんのもとへ。松山さんを殺した犯人の見当がついていると言い出したのです! 山田によれば、勤務先のホテルに宿泊していた客・工藤俊一(清水宏)に促されるまま、凶器に使われたナイフを触ったとか。そして、工藤の部屋には殺された松山さんもいたというのです!

佳子さんは山田とともにホテルへ向かいました。すると部屋には、首に絞められた痕と粘り気のある物質が付いた工藤の遺体が! しかも、山田は工藤の靴を脱がせ、中にあったキーと床に転がっていた工藤の携帯電話を掴んで逃げたではありませんか! のちに判明したことですが、山田はそのキーで駅のコインロッカーを開け、フラッシュメモリーを手に入れていました。よ、佳子さん...まさか一度ならずに二度までも山田に騙された!? 私ごときが余計なお世話かもしれませんが、もう少し男を見る目を養われた方がよろしいかと...。

さて一方、副署長は寒さでトイレ滞在率が高くなった私の目をやすやすと盗み、調べを進めておられました。工藤はかつて大手電気販売会社の社長で、府庁は工藤の会社から約8割の電化製品を一括購入していました。また、松山さんは4年前、一公務員の身でありながら1泊10万円もする高級旅館の部屋に3連泊していたことも判明。

副署長は「両者の間に"預け"なる不正経理が存在していたのでは!?」と推察されたようです。"預け"とは商品の架空発注による代金を業者の口座にプールし、後日そこから別の商品の代金を支払うこと。私的に流用したり、裏金を作るのも可能です。副署長はその推理を『週刊タイムス』の記者・島英明(的場浩司)に話してウラを取られました。

また、副署長にはもうひとつ疑問がありました。工藤、そして4年前の写真に写った松山さんの親指には、同じ場所にテーピングが施されていたのです。実はこの場所、弓道をすると擦れるとか。しかも、弓道では弦を強化するため、工藤の首に付着していた物質と同じ成分の"くすね"なるものを使うというではありませんか。恐ろしいほどカンの鋭い副署長は即座に4年前の府のホームページをチェックされました。

すると、当時副知事だった高岡敬一郎氏(小沢象)の趣味が弓道だと判明したのであります! その矢先、消えた山田が佳子さんに連絡をしてきました。山田は凶器のナイフを触る直前、工藤が"木村"という人物と電話で金の取引をしているのを目撃したといいます。高岡氏の私設秘書の名もまた木村(石川栄二)...。このヤマの根っこには府の不正経理問題がある!――副署長はそう確信されたご様子。そして、高岡氏のもとを訪れたのです。

副署長は高岡氏が4年前に不正経理を指図したと張本人だとにらんでいました。その証拠が入ったフラッシュメモリーをネタに、工藤と松山さんは高岡氏から大金を強請り取ろうとした。松山さんは、大金を山分けするのが惜しくなった工藤によって殺されたのです。しかし、高岡氏は要求された金を指定口座に入金せず、工藤を殺すことに...。それが副署長の推理でした。が、狡猾極まりない高岡氏は高圧的な態度で、副署長の推理を一蹴しました。さすがの副署長も確固たる証拠を掴まねば、この男は落とせそうにありません...。

そんな中、山田が「惚れた佳子さんとその兄である副署長のために」と、木村を呼び出しました。山田が危ない! 副署長と佳子さんは急いで現場に駆けつけました。しかし...山田はこともあろうにお2人の目の前で、ホーガンの矢に撃ち抜かれて命を落としたのです。「オレの我慢もここまでだ!」――副署長は木村が高岡氏の指示で工藤を殺した証拠を掴み、高岡氏に突きつけました。

不正だけでなく、非情な殺人までも犯した高岡氏、その私設秘書・木村、黒田(宇野嘉高)を副署長はどうしても許せませんでした。いつもは自首を促す人情派の副署長ですが、彼らにはそのような情はかけなかったのです。副署長の御怒りはごもっとも。無断外出はいかがなものかと存じますが、今回の判断に関しては私も賛同させて頂きます。

 

第8話「名前のない『杉木立』の男が、橋から転落死する前に俳句に遺した『罪』とは何か?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。私、不覚にも拳銃保管庫で刃物を持った不審な男(山崎裕太)に襲われてしまいました...。男はこともあろうに私の額を切りつけ、私から保管庫のカギを奪おうとしたのであります!

その男は私を襲う直前、池永副署長(船越英一郎)とロビーで出会った男でした。その日、副署長は地域課の中村巡査部長(天宮良)の娘さんのことで、藤原署長(萬田久子)のもとへ相談に訪れていました。中村巡査長は心臓移植を必要とする娘さんのため、手術費用1億数千万円を用意しなければなりませんでした。

しかし、警察官は費用のための募金活動を行なってはならないのです。何とかならないものか――副署長は署長に掛け合いましたが、署長は「中村巡査長は募金のために警察官を辞めるか、手術を諦めて警察官を続けるか、選択肢は2つしかない」とおっしゃられたそうです。副署長が男を目撃したのは、その直後のことでした。ソファーに座っていた男は具合が悪そうに見えましたが、「連れを待っているだけだ」とのことでしたので、副署長はその場をお離れになったそうです。

男は私を襲撃した後、保管庫内にバリケードを築いて立て篭もりました。しかも、人質を取っていることが判明したのであります! その人質とは、なんと副署長に相談ごとがあって訪ねてきた署長の息子・拓海くん(春山幹介)でした! 男の目的とは? そして、拓海くんの安否は...!? 嗚呼、署長のいたたまれない胸のうち、それを思うたび私の心を襲う痛みに比べれば、額の傷の痛みなど痛みのうちに入りません...。

 

第9話「火傷のある男は、なぜ河原町署の拳銃保管庫に藤原署長の息子を人質にとって立て篭もったのか?」のあらすじ

警務課長の近藤(本田博太郎)でございます。私、不覚にも拳銃保管庫で刃物を持った不審な男(山崎裕太)に襲われてしまいました...。男はこともあろうに私の額を切りつけ、私から保管庫のカギを奪おうとしたのであります!

その男は私を襲う直前、池永副署長(船越英一郎)とロビーで出会った男でした。その日、副署長は地域課の中村巡査部長(天宮良)の娘さんのことで、藤原署長(萬田久子)のもとへ相談に訪れていました。中村巡査長は心臓移植を必要とする娘さんのため、手術費用1億数千万円を用意しなければなりませんでした。しかし、警察官は費用のための募金活動を行なってはならないのです。何とかならないものか――

副署長は署長に掛け合いましたが、署長は「中村巡査長は募金のために警察官を辞めるか、手術を諦めて警察官を続けるか、選択肢は2つしかない」とおっしゃられたそうです。副署長が男を目撃したのは、その直後のことでした。ソファーに座っていた男は具合が悪そうに見えましたが、「連れを待っているだけだ」とのことでしたので、副署長はその場をお離れになったそうです。

男は私を襲撃した後、保管庫内にバリケードを築いて立て篭もりました。しかも、人質を取っていることが判明したのであります! その人質とは、なんと副署長に相談ごとがあって訪ねてきた署長の息子・拓海くん(春山幹介)でした!男の目的とは? そして、拓海くんの安否は...!? 嗚呼、署長のいたたまれない胸のうち、それを思うたび私の心を襲う痛みに比べれば、額の傷の痛みなど痛みのうちに入りません...。

やがて、男は弾丸を用意するよう要求してきました。しかし弾丸を渡せば、京都府警から駆けつけたSITとの銃撃戦になり、拓海くんの命に危険が及びます。副署長は拓海くんを守るため、男との交渉を申し出ましたが、署長は弾薬庫の鍵を渡して犯人の出方を見極める決断を下されました。しかし鍵を渡してもなお、犯人の目的は一向に分かりません。居ても立ってもいられなくなった副署長は、男が座っていたロビーのソファの指紋を採取することにしました。そして、なぜか中村巡査部長を捜すため、外出されたのです!

そのころ指紋の照合が完了し、立て篭もった男が元暴力団員の石橋厚一郎であることが判明しました。石橋は喘息持ちの息子さんと二人暮らしだったとか。しかし半年前、息子さんは自宅アパートで亡くなったといいます。どうやら、石橋には息子さんを入院させる金がなかったようです。石橋は自分のせいで息子さんを死なせたと思い、責任を感じたのでしょう。息子さんの死後は抜け殻のようだったそうです...。

一方、副署長はやっとのことで中村巡査部長を捜し当てました。実は石橋、昨夜「自殺したい」と交番に電話をかけてきていたのです。その電話に応対したのが中村巡査部長でした。中村巡査部長によれば、石橋は以前も酔っ払いながら、同じ内容で電話をしてきていたとか。副署長は石橋が中村巡査部長を追って河原町署に侵入し、偶然保管庫に辿り着いたと考えておられました。石橋の動機を解明するためには、中村巡査部長が彼の電話にどう応対したのかを知る必要がある!――副署長はそう思われたのです。しかし、中村巡査部長はなかなか口を開こうとしませんでした...。

そんな中、拳銃を構えた石橋が保管庫から出てきました! すると、署長は石橋に拓海くんの身代わりになることを告げたのです。親として、子どもにできることを精一杯してやらなければならない――そう石橋に話す署長。その言葉を聞いた石橋は、「やっぱりオレはダメな父親だったんだ」と漏らし、拳銃を自らの側頭部に押し当てたのであります。予期せぬ展開に、署長も副署長も一瞬立ちすくみました。そこへ、中村巡査部長が現れたのです! 「よせ! 俺が言ったことは間違いだった!」。

娘さんのことで頭が一杯だった中村巡査部長は、石橋からの電話を受けた際、「死にたい奴は死ねばいい」と口走ったといいます。自らの発言を悔いた中村巡査部長は謝罪しながら、石橋に近づいていきました。しかし、石橋は自殺を思いとどまろうとせず、引き金に手をかけたのであります。すると、副署長が石橋に息子さんとうつる写真を見せました。「わかったよ」――。

実は以前、石橋親子は中村巡査部長の警察官らしい勤務態度を目にし、感銘を受けていたのです。中村巡査部長なら、自分の話をちゃんと聞いてくれる――息子さんを亡くした石橋は、すがるような思いで中村に二度も電話をしてきたのでした。ところが、中村巡査部長の答えは石橋を失意の底へと陥れた! それが今回の事件を引き起こしたのであります。

やがて石橋は投降し、身柄を押さえられました。拓海くんも無事解放され、署長も大きな安堵感に包まれたご様子。一方、中村巡査部長は娘さんの手術代を募金で工面するため、辞職することを決意しました。親の子を想う気持ちに触れ、私の心が温まったことは言うまでもありません。副署長には一刻も早く決裁業務の遅れを取り戻してほしいところではありますが、今日ばかりはあまり急かすのは止めておくとしましょう。これも一種の親心ということで...。しかし、明日からはジャンジャンバリバリ判を押して頂きますよ! よろしいおすな、副署長?

 

第10話「14年ぶりに帰ってきた殺人者は、なぜ自分の指紋が付いた婚約指輪を新聞社に送りつけてきたのか?」のあらすじ

我が河原町署管内で、包丁で胸を刺されたOL・藤倉美奈子さん(竹中里美)の死体が発見されました。彼女は突き刺さった包丁を握り締めたまま絶命。その指からは、はめていたはずの婚約指輪が抜き取られていました。現場に急行した野沢刑事課長(石丸謙二郎)は彼女の遺体を見て、かつてどこかで同じような死体に出会ったことがあると感じたようです。この事件を受けて、藤倉家には報道陣が殺到しました。その中には、『週刊タイムス』の記者・島(的場浩司)や大手新聞の水口記者(筒井巧)の顔もありました。そして、島もまた取材中、昔起こった事件を思い出していたようであります。

やがて、野沢刑事課長はハッキリと思い出されました。あれは14年前。婚約者にフラれた苅部(金山一彦)という男が、ただ婚約指輪を友達に見せていたという理由だけで、面識のない女性・沢恵さん(草壁晶子)を刺殺。沢恵さんもまた婚約指輪を奪い取られ、包丁を握り締めたまま死んでいたのです。

その後、苅部は15年の実刑判決を受けて服役していました。ところが、3カ月前に仮釈放。藤原署長(萬田久子)と野沢刑事課長は苅部を第一容疑者として、行方を追及することになさいました。しかし、池永副署長(船越英一郎)は苅部を容疑者にすることに懐疑的なご様子で...。

そんな中、我が河原町署に捜査本部が設置され、黛捜査一課長(宅麻伸)を筆頭に京都府警の捜査員たちがやって来られました。すると黛捜査一課長は、副署長に捜査員の一人として捜査に加わるよう要請したのです! しかも、私と副署長を非常に驚かせる一言を発せられ...。予想以上に奇怪な人間心理が絡んだ事件の全体像はもとより、黛捜査一課長の発言がどのような結果を招くのか...。私も気が気でなく、悠長にトイレで長居している場合ではございません。

 

最終回「14年ぶりに帰ってきた殺人者は、なぜ自分の指紋が付いた婚約指輪を新聞社に送りつけてきたのか?」のあらすじ(ネタバレ注意)

我が河原町署管内で、包丁で胸を刺されたOL・藤倉美奈子さん(竹中里美)の死体が発見されました。彼女は突き刺さった包丁を握り締めたまま絶命。その指からは、はめていたはずの婚約指輪が抜き取られていました。現場に急行した野沢刑事課長(石丸謙二郎)は彼女の遺体を見て、かつてどこかで同じような死体に出会ったことがあると感じたようです。この事件を受けて、藤倉家には報道陣が殺到しました。その中には、『週刊タイムス』の記者・島(的場浩司)や大手新聞の水口記者(筒井巧)の顔もありました。そして、島もまた取材中、昔起こった事件を思い出していたようであります。

やがて、野沢刑事課長はハッキリと思い出されました。あれは14年前。婚約者にフラれた苅部(金山一彦)という男が、ただ婚約指輪を友達に見せていたという理由だけで、面識のない女性・沢恵さん(草壁晶子)を刺殺。沢恵さんもまた婚約指輪を奪い取られ、包丁を握り締めたまま死んでいたのです。その後、苅部は15年の実刑判決を受けて服役していました。ところが、3カ月前に仮釈放。藤原署長(萬田久子)と野沢刑事課長は苅部を第一容疑者として、行方を追及することになさいました。しかし、池永副署長(船越英一郎)は苅部を容疑者にすることに懐疑的なご様子で...。

そんな中、我が河原町署に捜査本部が設置され、黛捜査一課長(宅麻伸)を筆頭に京都府警の捜査員たちがやって来られました。すると黛捜査一課長は、副署長に捜査員の一人として捜査に加わるよう要請したのです! しかも、私と副署長を非常に驚かせる一言を発せられ...。予想以上に奇怪な人間心理が絡んだ事件の全体像はもとより、黛捜査一課長の発言がどのような結果を招くのか...。私も気が気でなく、悠長にトイレで長居している場合ではございません。

※テレビ朝日HPより引用

不毛地帯

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不毛地帯

 

不毛地帯

2009年10月15日からフジテレビ系列で放映。

大本営参謀のエリートとして活躍し、ソ連軍によって11年もの間シベリアの強制収容所で抑留された男が、戦後総合商社マンとして世界を相手に戦う様子を描いたヒューマンドラマ。

主演は、ドラマ「白い巨塔」に続いて6年ぶりに山崎豊子作品で主役を務める唐沢寿明。このほか女性陣からは、和久井映見、多部未華子、小雪、天海祐希らが登場する。

不毛地帯 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

不毛地帯の主題歌

坂本龍一

 

 

不毛地帯の出演者

壹岐 正 ...... 唐沢寿明
壹岐佳子 ...... 和久井映見
壹岐直子 ...... 多部未華子
壹岐 誠 ...... 高橋平
川又伊佐雄 ...... 柳葉敏郎
貝塚道生 ...... 段田安則
芦田国雄 ...... 古田新太
谷川正治 ...... 橋爪功
竹村 勝 ...... 中丸新将
秋津紀武 ...... 中村敦夫
秋津精輝 ...... 佐々木蔵之介
秋津千里 ...... 小雪
久松清蔵 ...... 伊東四朗
田原秀雄 ...... 阿部サダヲ
浜中紅子 ...... 天海祐希
鮫島辰三 ...... 遠藤憲一
大門一三 ...... 原田芳雄
里井達也 ...... 岸部一徳
兵頭信一良 ...... 竹野内豊
松本晴彦 ...... 斉木しげる
小出 宏 ...... 松重豊
海部 要 ...... 梶原善
塙 四郎 ...... 袴田吉彦

 

 

不毛地帯のスタッフ

脚本:橋部敦子
演出:澤田鎌作、平野眞、水田成英
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:長部聡介、清水一幸
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ

 

 

不毛地帯の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月15日 戦争・家族・友情・涙そして運命の恋...激動の物語 14.4%
第2話 2009年10月22日 黒い頭脳戦 11.1%
第3話 2009年10月29日 妻と娘の涙 11.6%
第4話 2009年11月5日 俺が殺した 9.9%
第5話 2009年11月12日 不毛地帯 11.8%
第6話 2009年11月19日 決戦 10.7%
第7話 2009年11月26日 妻との誓い 10.6%
第8話 2009年12月3日 愛妻の死! 11.4%
第9話 2009年12月10日 哀しい女 10.9%
第10話 2009年12月17日 恋と野望 10.8%
第11話 2010年1月14日 嫉妬に殺される男 12.1%
第12話 2010年1月21日 裏切りの極秘調査 11.8%
第13話 2010年1月28日 喰うか喰われるか 12.2%
第14話 2010年2月4日 百億の賭け 10.2%
第15話 2010年2月11日 邪魔者は消えろ! 11.6%
第16話 2010年2月18日 地獄からの招待状 10.7%
第17話 2010年2月25日 暗号と密約 11.8%
第18話 2010年3月4日 汚れた英雄 12.0%
最終回 2010年3月11日 %

 

 

不毛地帯のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「戦争・家族・友情・涙そして運命の恋...激動の物語」のあらすじ

陸軍士官学校を首席で卒業し、第二次大戦中は軍の最高統帥機関である大本営の参謀として作戦立案にあたっていた壹岐正(唐沢寿明)は、終戦を受け入れず、日ソ中立条約を破って侵攻してきたソ連軍に対する徹底抗戦を主張する関東軍を説得するため、停戦命令書を携えて満州に向かった。
そこで、関東軍の幕僚・谷川正治(橋爪功)らとともにソ連軍に拘束された壹岐は、戦犯としてソ連の軍事裁判にかけられ、強制労働25年の刑を宣告されると、一度送られたら二度と生きて帰ることはできないといわれたシベリア極北の流刑地ラゾに送られてしまう。
生死の境をさまよう過酷な強制労働を11年もの長きに渡って耐え抜いた壹岐は、昭和31年に帰国する。それからの2年間、壹岐は、強制労働によってむしばまれた体の回復と、シベリアから一緒に帰国した部下たちの就職の世話に専念した。その間は、妻の佳子(和久井映見)が大阪府庁民生課で働きながら家計を支えていた。

そんなある日、壹岐のもとに、士官学校時代からの親友で、防衛庁の空将補である川又伊佐雄(柳葉敏郎)がやってくる。川又は、この国を守るために一緒に働いてほしい、と壹岐を防衛庁に誘った。しかし壹岐は、自らが関わった作戦により、多くの兵士や民間人を死なせてしまった責任から、もう国防に関わる資格はない、と答えて川又の誘いを断った。

壹岐は、部下たちの就職が片付いたのを機に、かねてから誘われていた近畿商事への就職を決意する。近畿商事は繊維を中心に扱う商社だが、経済の発展を見越して、重工業化・国際化を推進しようとしていた。社長の大門一三(原田芳雄)に会った壹岐は、軍人時代のコネや肩書きを一切利用しないことを条件に、近畿商事に入社し、社長室嘱託として繊維部で働き始める。それを知った壹岐の長女・直子(多部未華子)は大喜びだった。母・佳子の苦労する姿をずっと見続けてきた直子は、二度と戦争には関わらないでほしいと願い、壹岐が防衛庁で働くことにも強く反対していたのだ。

そんな折、壹岐のもとに、秋津千里(小雪)という女性から手紙が届く。千里は、大陸鉄道司令官だった秋津紀武(中村敦夫)の娘だった。壹岐と秋津は、シベリア抑留中に、ソ連側の証人として東京裁判に出廷させられようとしていた。ソ連側は、壹岐や秋津に、天皇に戦争責任があったと証言させようとしたのだ。だが秋津は、それを断固拒否し、裁判の前夜、自ら命を断っていた。
壹岐は、父の話が聞きたいという千里の願いを受け、彼女が住む京都を訪れる。千里は、父が大事にしていた青磁の香炉にみせられ、陶芸の道に進んだのだという。そこで壹岐は、千里の兄・清輝(佐々木蔵之介)が、ルソン島で多くの部下を死なせてしまった責任に苦しみ、仏門に入って厳しい修行を続けていると知って衝撃を受ける。
そのころ、国内の有力商社各社は、防衛庁の第2次防FX=次期主力戦闘機の受注をめぐって水面下で激しい戦いを繰り広げていた。航空機部を置く近畿商事東京支社の支社長・里井達也(岸部一徳)は、劣勢を跳ね返すための切り札として、川又ら防衛庁の空幕中枢部と強いパイプを持つ壹岐が必要だと大門に進言する。

大門に同行し、東京支社を見学した壹岐は、その晩、谷川の自宅を訪ねる。壹岐正同様、生きて日本に戻ることができた谷川は、シベリアからの帰還者を支えるための組織を作り、就職の世話や、遺骨、遺品等を遺族に届ける活動に残りの人生をささげようと決意していた。

あくる日、東京支社の鉄鋼部を訪れた壹岐は、そこで兵頭信一良(竹野内豊)と出会う。兵頭は、陸軍士官学校の出身だった。その晩、兵頭は、壹岐をクラブ『ル・ボア』に連れていく。近畿商事でやりたい仕事を実現させるためには壹岐が必要だった、と喜ぶ兵頭。兵頭は、その計画が何であるかは口にしなかったが、それは会社にとって、そして日本の将来にとって必要なことだと壹岐に告げる。そこにやってきたのは、『ル・ボア』経営者の娘で、ピアノを弾きながら歌を歌っていた浜中紅子(天海祐希)だ。紅子は、生真面目な壹岐に何故か興味を持ったようすだった。

大阪に戻った壹岐は、大門から、アメリカ出張に同行するよう命じられる。新体制を整えたアメリカ近畿商事のお披露目パーティーがあるのだという。慣れない商社の仕事に戸惑っていた壹岐は、英語が得意ではないということもあってその話を断ろうとした。すると大門は、敗戦の原因は、壹岐たちのような作戦参謀が敵であるアメリカを知らなかったことだと言い放ち、経済戦争においてアメリカは最大の敵にも味方にもなる、と続けて壹岐を黙らせた。

繊維部に戻った壹岐は、千里の訪問を受ける。千里は、清輝から、防衛庁の戦史室で役立つのなら、と、父・紀武が日中戦争について書いた回想録を託されたのだという。戦史室に知り合いがいる壹岐は、千里からそれを預かった。その際、千里は、父のお参りにきてくれたお礼だといって、自作の青磁の花器を壹岐に手渡す。

大門とともに渡米した壹岐は、ニューヨーク支店繊維部の海部要(梶原善)に同行し、日本の繊維業界が置かれている状況の一端を垣間見る。その夜、ホテルでは近畿商事主催のパーティーが開かれた。海部によれば、こうしたパーティーも情報収集のための場なのだという。

別の日、壹岐は、ロサンゼルス支店・塙四郎(袴田吉彦)の案内で、ラッキード社を訪れ、F104を目の当たりにする。その機体構造に強い興味を抱いた壹岐は、テスト・フライトを見るために、コントロールタワーに向かった。するとそこにいたのは、川又たち防衛庁の調査団だった。川又たちは、ラッキードF104の性能を調査しに来ていたのだ。

その夜、壹岐は、大門とともにロサンゼルスの日本料亭を訪れる。そこで壹岐は、今回の出張は、最初から川又と自分を引き合わせるためのものだったのではないかと大門に迫った。すると大門は、テスト・フライトに防衛庁の調査団が来ることは知っていたが川又がいたのは偶然に過ぎない、と返す。そこに川又がやってくる。川又は、2次防の候補機のうち、最有力候補はテスト・フライトでも優れた結果を出したラッキードF104だと大門たちに告げた。だが、このままでは、グラントのスーパードラゴンに決定される可能性が高い、と続ける川又。

グラントを推す東京商事の航空機部部長・鮫島辰三(遠藤憲一)が、防衛庁の権力を握っている官房長の貝塚道生(段田安則)を味方に引きこみ、総理派の人間にも金をばらまいているのだという。川又は、戦闘機は政治家の利権のためではなく、国を守るためにあるべきだと主張し、力を貸してほしいと壹岐に告げる。その言葉を受け、大門も、航空機部に移って力を発揮してみてはどうかと壹岐に言った。しかし壹岐は、それだけはできないと言い残して席を立ってしまう。

壹岐の後を追った川又は、外部から働きかけることができる商社の力が必要だ、と改めて訴えた。国を守り、2度と戦争をしないために、させないためにラッキードF104が必要だ、と――。

川又の言葉に心を動かされた壹岐は、帰国後、大門に航空機部への異動を願い出る。「2度と同じ過ちを犯さないように国を守り、発展させていくこと、それが私の使命です」。壹岐は、強い決意を胸に、大門にそう言った。

 

第2話「黒い頭脳戦」のあらすじ

防衛庁の第2次防FX(=次期主力戦闘機)の受注が、国のためではなく、政治家の利権のために利用されていることを知った壹岐正(唐沢寿明)は、軍人時代の人脈を利用しないという自らの申し出を撤回して、社長の大門一三(原田芳雄)に東京支社航空機部への異動を申し出る。昭和34年7月のことだった。

第2次防FXの有力候補は、近畿商事が押すラッキード社のラッキードF104と、東京商事が推すグラント社のスーパードラゴンF11の2機だった。だが、東京商事航空機部の鮫島辰三(遠藤憲一)による裏工作によって、グラント社のスーパードラゴンF11が有利な状況にあった。

近畿商事東京支社長・里井達也(岸部一徳)は、壹岐に航空機部部長の松本晴彦(斉木しげる)を紹介すると、小出宏(松重豊)という男を壹岐の下につけた。小出は、防衛庁空幕の調査課出身なのだという。壹岐たちは、グラント社から総理側にG資金と呼ばれる巨額の賄賂が渡っていることをつかんでいたが、金の流れまではいまだ解明できていなかった。そのすべてを演出している鮫島は、すでに壹岐が近畿商事の航空機部に異動してきたことまでつかんでいた。

壹岐は、防衛庁の川又伊佐雄(柳葉敏郎)から、ラッキードF104の優秀性が記載された自衛隊調査団の報告書が、官房長の貝塚道生(段田安則)によって握りつぶされてしまったとの情報を得る。そこで大門は、自由党総務会長で反総理派の大物、大川一郎(亀石征一郎)の力を借りようとする。

同じころ、秋津千里(小雪)は、師匠の叶頼山(品川徹)に認められ、陶芸新人展に作品を出すよう命じられていた。

その夜、壹岐の家に、毎朝新聞の政治部記者・田原秀雄(阿部サダヲ)が訪ねてくる。田原は、壹岐が防衛庁入りの話を蹴って近畿商事に入社したのは、商社サイドからラッキードF104を推すためではないのか、などと言い出す。防衛庁担当である田原は、最近、壹岐に関する怪文書をよく目にするようになったのだという。壹岐は、佳子(和久井映見)のことを気にしながらも、田原の推測を否定した。すると田原は、川又が西部航空方面隊に左遷されるという噂を耳にした、と壹岐に告げる。

壹岐は、すぐさま川又に電話を入れた。川又によれば、新聞記者を使って噂を流し、圧力をかけるのは貝塚がよく使う手らしい。川又は、貝塚が握りつぶした報告書の存在を明らかにしなければならない、とその重要性を訴えた。

そんな折、一度は国会で貝塚を喚問すると約束した大川が、急に態度を変えた。鮫島が大川に金を渡したのだ。そこで壹岐は、総理の側近で国防会議の重要メンバーでもある経済企画庁長官の久松清蔵(伊東四朗)に会いに行く。壹岐は、久松とは旧知の仲だった。久松は、2次防がグラントに決まったこと、総理にはスーパードラゴン1機分ほどの金が渡っていることなどを壹岐に伝えた。それに対して壹岐は、ラッキードF104の調査報告書が貝塚によって握りつぶされたこと、さらにスーパードラゴンが実はたった2機の試作機しかなく、実戦では使われていないことを久松に訴えた。
壹岐は、小出とともに、グラント側から総理派に送金されている通称『G資金』のルートを追い始める。やがてふたりは、G資金の円転換が主に京浜銀行で行われていることをつかみ、匿名で大蔵省に告発文を送りつける。

ほどなく、京浜銀行には大蔵省銀行局の機動検査が入った。それにともない、国防会議も当分の間、延期されることになった。貝塚からそれを聞かされた鮫島は、壹岐の仕業だと直感していた。

ロスに飛んでいた里井は、ラッキード側と交渉し、総理がラッキード支持に変わるための大義名分として、1機あたりの値下げ交渉を進めていた。壹岐は、グラントの価格見積表を入手し、それをラッキード社に提示して新たな見積表を作成させるべきだと提案した。

壹岐から、グラントの価格見積表が必要だと聞かされた小出は、その役割を買ってでた。川又の部下でもある防衛庁の芦田国雄(古田新太)に接触した小出は、機密書類扱いになっている見積表を入手することに成功し、それを複写した。それは、防衛庁内でも10人にしか配られていないもので【3/10】と数字が打たれていた。小出は、その数字が映らないように芦田からも念を押されていた。

そのころ川又は、貝塚に呼び出され、来年1月の人事で、西部航空方面隊の司令官に赴任するよう命じられる。貝塚の真意を理解した川又は、2次防に関わった防衛部長として、次期戦闘機が未決定のまま空幕を離れるわけにはいかない、と主張し、抵抗した。しかし貝塚は、すでに川又の後任に内示を与えているのだという。川又は、自らの出世と保身しか考えていない貝塚に怒りをぶつけ、このまま引き下がるつもりはない、と言い放つ。

その夜、壹岐は、美術館で開かれている新人陶芸展を見に行く。千里の作品が入賞したのだ。そこで壹岐は、久しぶりに千里と再会を果たしていた。

あくる日、壹岐は、小出が入手したグラントの価格見積表を里井に手渡す。里井は、さっそくロスに飛んで、ラッキードに価格の再検討をさせるつもりでいた。

仕事を終えた壹岐は、兵頭信一良(竹野内豊)に誘われて、クラブ『ル・ボア』を訪れる。すでに兵頭も、2次防におけるラッキードの巻き返しは壹岐の力によるものであることを知っていた。するとそこに、浜中紅子(天海祐希)がやってきた。紅子は、帰ろうとする壹岐を引きとめると、家に電話を入れるといって席を立った彼をからかってみせる。

佳子に電話をした壹岐は、里井から何度も電話があったことを教えられる。緊急の用事だという。壹岐は、すぐさま会社に電話をした。そこで里井は、ラッキードF104がエドワード空軍基地でのテスト・フライト中に墜落したことを壹岐に伝える。墜落の原因は不明だった。

同じころ、ラッキードF104の墜落事故を知った鮫島は、毎朝新聞の田原に電話を入れていた。この事故は、一夜にして世界中を駆け巡り...。

 

第3話「妻と娘の涙」のあらすじ

防衛庁の第2次防FX(=次期主力戦闘機)受注をめぐり、激しい戦いを繰り広げていた壹岐正(唐沢寿明)は、東京商事航空機部の鮫島辰三(遠藤憲一)が総理に流していた賄賂『G資金』のルートを解明するとともに、防衛庁から極秘文書であるグラント社のスーパードラゴンF11の価格見積表を入手する。これによって、ラッキード社のラッキードF104を推す壹岐たち近畿商事が勝利するものと思われた。

ところがその矢先、アメリカの空軍基地でテスト・フライト中だったラッキードF104が墜落事故を起こすという事態が発生した。近畿商事社長の大門一三(原田芳雄)は、一刻も早く墜落の原因などの詳しい情報を集めて対策を練るよう、東京支社長の里井達也(岸部一徳)に命じた。

同じころ、鮫島は、防衛庁官房長の貝塚道生(段田安則)に、ラッキードF104の欠陥データと墜落現場の写真を入手したことを報告していた。すでにそれらは、毎朝新聞記者の田原秀雄(阿部サダヲ)の手に渡っていた。

田原は、さっそく防衛庁の川又伊佐雄(柳葉敏郎)に取材を申し込んでいた。田原は、米軍の名パイロットでも事故を起こすような戦闘機を、日本のパイロットが乗りこなせるのか、などと川又に聞いてきたらしい。それを知った壹岐は、田原が握っているデータを把握するために、自ら彼に接触した。そこで田原は、ラッキードF104には致命的な欠陥がある、と壹岐に告げる。壹岐が会いにきたことで、彼が近畿商事の影の航空機部部長であることを確信した田原は、明日の朝刊を楽しみにしていてほしい、と言い残して去っていく。

その夜、壹岐は、旧知の仲である経済企画庁長官・久松清蔵(伊東四朗)を訪ねる。壹岐は、毎朝新聞の件を伝え、どうにかして記事を抑える策はないか、と久松に頼みこんだ。久松は、「君にも泥水を飲んでもらわなければならないよ」と壹岐に告げた。

一方、鮫島は、とあるクラブで壹岐の部下・小出宏(松重豊)が、防衛庁の芦田国雄(古田新太)の接待をしていることを知り、領収書の写しなどを入手していた。

全日本遺族会の名誉会長でもあった久松は、毎朝新聞と全日本遺族会が護国寺の国有地払い下げで争っていることに目をつけ、ラッキード機の事故を記事にしないことを条件に土地を渡すと持ちかける。久松から、記事が止まりそうだという連絡を受けた壹岐は、さっそくそれを里井に報告した。

ところがその翌朝、毎朝新聞ではなく東都新聞に、ラッキードF104の欠陥を訴える記事が掲載されてしまう。田原が、東都の記者にスクープを譲ったのだ。壹岐のもとにやってきた田原は、ライバル紙であろうと記事を出すことが最優先だと言い放ち、元軍人でありながら遺族会を犠牲にした、と壹岐をなじった。
東都新聞の記事を受け、近畿商事には新聞各社からの電話が鳴り響いていた。そこで壹岐は、事態を鎮静化させるために、ラッキード社のブラウン社長を来日させ、記者会見を開こうと提案する。

緊急来日したブラウン社長は、記者会見の席上で、事故原因が操縦ミスであること、そして、致命的な欠陥だと報じられた機首反転時のキッカーの作動はパイロットの命を守るものであることを訴えた。ラッキードF104の性能に対する疑惑を逆手にとって、その安全性をアピールするという壹岐のシナリオ通りの展開だった。

あくる朝、貝塚の元を訪れた鮫島は、大門とブラウン社長が記者会見後に総理を訪ね、次期戦闘機がラッキードF104に決定すれば対米貿易に関する規制緩和などを考慮するという米大統領からの添書を手渡したことを教えられる。そこで鮫島は、ラッキードF104に決定という流れを覆すべく、力を貸してほしいと貝塚に相談を持ちかけた。

芦田をマークしていた鮫島は、彼が近畿商事の株を手にしたことをつかんでいた。芦田から防衛庁の機密情報を入手する際、住宅購入の頭金をせびられていた小出は、里井の指示を仰ぎ、株券を渡していたのだ。

ほどなく、芦田は警務隊に連行された。小出からその情報を入手した壹岐は、里井や航空機部部長の松本晴彦(斉木しげる)と対策を協議する。壹岐は、捜査の手を逃れるために海外出張させてほしい、と焦る小出に、近畿商事が使用していた六本木のマンションを整理し、機密文書をコピーした複写機も隠すよう指示する。

芦田の証言で、小出も警察に拘留された。久松の元を訪れ、今回の事態を詫びる壹岐。久松は、近畿商事の株から足がつくという失態を非難しつつも、迅速に手を打たなければならないと告げる。そこに、鮫島が訪ねてきた。久松は、鮫島に会おうとはしなかった。すると壹岐は、鮫島に会ってグラント側の動きを探ってほしい、と久松に頼む。
久松の前に通された鮫島は、手土産として多額の現金を差し出すと、国防会議ではグラントのスーパードラゴンF11を推してほしい、とストレートに頼み込んだ。

帰宅した壹岐は、小出の件を知った妻・佳子(和久井映見)から、何か起きているのかと問われる。そんな佳子をつい怒鳴りつけてしまう壹岐。その声を聞いてやってきた直子(多部未華子)は、壹岐がシベリアに抑留されていた11年もの間、自分たちの前では絶対に涙を見せず、ひとりでこっそり泣いていた母への思いから、「どんなことがあってもお母さんを大切にしてあげて!」と必死に訴えた。

近畿商事は、防衛庁の機密漏えい事件はあくまでも小出が独断でやったものであると押し通そうとしていた。それを知った小出は、本当に卑怯なのは壹岐正だ、と暴露する。それを受け、捜査当局は事件の中心人物を壹岐正だと断定し、任意での出頭を求めるが...。

 

第4話「俺が殺した」のあらすじ

壹岐正(唐沢寿明)は、防衛庁から近畿商事に流れた機密漏えい事件に関して、警視庁捜査二課から任意での出頭を求められる。壹岐は、防衛庁の第2次防FX(=次期主力戦闘機)の受注をめぐり、部下の小出宏(松重豊)にライバルであるグラント社の価格見積表を入手させた。その機密書類の出所は、川又伊佐雄(柳葉敏郎)の部下である防衛庁の芦田国雄(古田新太)だった。芦田とともに逮捕された小出は、会社側からトカゲの尻尾切りにあったことを知り、悪いのは壹岐だと証言していた。捜査当局も、すでに今回の事件の中心人物は壹岐だと断定していた。

近畿商事東京支社長・里井達也(岸部一徳)に電話を入れた壹岐は、任意出頭を求められたことを報告する。里井は、今回の件はすべて小出が独断でやったもので、近畿商事側には機密書類の類は一切ないと突っぱねるよう念を押した。

壹岐が警察に出頭したという情報は、防衛庁官房長の貝塚道生(段田安則)を通じて、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)にも伝わっていた。鮫島は、ラッキード社派の政治家が今回の機密漏えい事件をもみ消すのではないかと危惧していた。すると貝塚は、検察庁が決定的な物証を得ている以上、捜査の打ち切りはない、と断言する。

出頭した壹岐は、警視庁捜査二課長の井上(藤木孝)の追求に対し、機密書類漏えいに関する近畿商事の関与や、小出への指示などを全面否定する。だが、井上ら捜査当局は、小出が隠した複写機の場所や、経済企画庁長官・久松清蔵(伊東四朗)の関与などもつかんでいた。その際、壹岐は、漏えいしたグラント社の価格見積表が、実は川又のものであったことを教えられる。それでも壹岐は、最後まで書類の存在を否定し続けた。

ところが、壹岐が会社に戻ってみると、状況が大きく変わっていた。すでに、大門一三(原田芳雄)は里井に対し、防衛庁から入手した書類をすべて捜査二課に提出するよう指示していたのだ。事態を収拾するために久松と自由党幹事長の三島(神山繁)が動き、近畿商事が入手した書類をすべて提出することで、検察庁と防衛庁の貝塚官房長を抑えたからだった。しかも、近日中に国防会議が非常招集され、第2次防FXはラッキードF104に正式決定することになっているのだという。

それを聞いた壹岐は、書類の提出はもはや形式的なものであることは明らかだとし、提出する書類の取捨選択をさせてほしい、と大門に願い出た。書類の中には、防衛庁のどこから流れたのかがわかってしまうものがあるからだ。しかし大門は、すでに防衛庁の警務隊が漏えいした書類をすべて把握していることを理由に、断固としてそれを許可しなかった。

今回の事件で、第2次防FXは、グラントのスーパードラゴンF11に逆転決定すると信じていた鮫島は、ラッキードに決定した、という貝塚からの連絡に声を荒げた。実は貝塚は、三島幹事長から、近畿商事の件を見逃せば防衛次官に昇格させる、と持ちかけられていたのだ。電話を切った鮫島は、机の上に飾ってあったスーパードラゴンF11の模型を叩き割って悔しがった。

あくる日、川又は、貝塚から呼び出される。そこで貝塚は、近畿商事に漏えいした機密書類が川又のものだったこと、芦田が川又の指示で書類を持ち出したと証言したことを受け、その責任を厳しく追及する。怒りをこらえ、貝塚のような人間が官房長のポストにいること自体が自衛隊の悲劇だ、と言い残して立ち去ろうとする川又。貝塚は、そんな川又に、明日付けで防衛部長を解任し、今回の一件を央警務隊長が直々に取り調べることになっている、と告げた。

その夜、川又は、防衛庁に辞表を提出すると、その足で壹岐の家を訪れる。事情を聞いた壹岐は、グラントの価格見積表を入手するよう小出に命じたことを告白し、川又に謝った。その際、川又は、自衛隊の次期戦闘機がラッキードF104に決まったことを壹岐から教えられる。だが、もはや自衛隊に自分の居場所がないことを悟っていた川又は、国民に支持してもらえる自衛隊を作りたかった、とその無念の思いを口にした。

川又と酒を酌み交わした壹岐は、彼を駅のホームまで見送った。電車の中から、壹岐に敬礼をして笑顔を見せた川又。それが、彼の最後の姿だった。川又は、自宅とは逆方向の線路で、轢死体となって発見されたのだ。川又の妻・久代(長野里美)から電話をもらい、事故現場で身元の確認をしたのは壹岐だった。

壹岐は、妻の佳子(和久井映見)とともに川又の葬儀の手伝いにいった。焼香にやってきた貝塚は、川又の死が公務死扱いになるよう取り計らおうと思っている、と壹岐に告げると、こう続けた。「もし遺書のようなものを君が預かっていたり、今後出てくるようなことがあったら、処分してくれるだろうね」。その言葉に怒りを爆発させた壹岐は、貝塚の胸倉につかみかかった。佳子に止められた壹岐は、自責の念、そして貝塚に対する怒りをどうすることもできず...。

壹岐は、久松の元を訪れ、今回の力添えに対して礼を言った。毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)は、川又が本当は自殺したのではないかと疑っていたが、壹岐は何も言おうとはしなかった。夕刊の一面には、自衛隊の次期戦闘機がラッキードF104に決定した、との記事が踊っていた。同じ新聞の片隅には、川又の事故死に関する記事も掲載されていた。

あくる日、大門の元を訪れた壹岐は、退職させてほしい、と願い出るが...。

 

第5話「戦争と三人の女...」のあらすじ

昭和34年12月、壹岐正(唐沢寿明)は、近畿商事社長の大門一三(原田芳雄)に退職願を提出する。第2次防FXでラッキードF104の受注を獲得するにあたり、部下の小出宏(松重豊)が逮捕されるなど、会社に対して迷惑をかけた責任を取ろうとしたのだ。大門は、そんな壹岐の気持ちに理解を示しながらも、軍人が作戦失敗の責任をとって退職願を書かないのと同じように、企業の戦いにおいても安易に退職願を書くことは許されない、と返す。いまやるべきことは、川又伊佐雄(柳葉敏郎)の霊に花をたむけられるような仕事をすることだ、と大門は言うのだ。

退職を思いとどまった壹岐は、大門から鉄鋼部長のポストを与えられる。日本経済の重工業化が進むなか、繊維業が中心で鉄鋼業界とのつながりが弱い近畿商事を強化することが目的だった。
昭和39年3月、壹岐は、鉄鋼に強い大手問屋を傘下に収めることに成功する。大門は、壹岐の提案を受け、会社全体の経営戦略を指示するための部署を設立し、そのすべてを壹岐に任せることにする。

壹岐は、ロンドン支店にいた兵頭信一良(竹野内豊)やニューヨーク支店の海部要(梶原善)、香港支店の不破秀作(阿南健治)らを呼び寄せて業務本部を設立する。壹岐は、2年間で100名を繊維部門から非繊維部門に異動させるといった大規模な人事を行い、鉄鋼部門などの業績を伸ばしていった。
昭和42年4月、業務本部の成果を高く評価した大門は、壹岐を常務取締役に昇進させる。だが、副社長の里井達也(岸部一徳)や繊維担当専務の一丸(山田明郷)らは、壹岐のやり方に対して反発を強めていた。

そんな折、壹岐たちは、中東情勢が緊迫しているとの情報をつかむ。第三次中東戦争の勃発を懸念した壹岐は、情報収集に全力を注ぐ。一方、東京商事の取締役輸送機本部長に昇進していた鮫島辰三(遠藤憲一)も、中東情勢の変化を察知し、戦争が起きた場合に備えて動き出していた。

ある晩、壹岐は、秋津千里(小雪)と再会する。千里は、比叡山に籠っている兄・清輝(佐々木蔵之介)のことで壹岐に相談したいことがあるのだという。実は、清輝は、結核を患っていた。しかし、千里の説得にも応じず、修行を止めようとはしないらしい。壹岐は、そんな千里に、大阪に出張したときは必ず時間を作るから、一緒に比叡山に行こうと約束した。

食事をともにした壹岐と千里は、クラブ『ル・ボア』を訪れた。するとそこに、インドネシア華僑の貿易商・黄乾臣(石橋蓮司)の第二夫人となり、ジャカルタで暮らしていたはずの紅子(天海祐希)が姿を現す。紅子は、ガールフレンドに会うのは初めてだ、と言って壹岐のことをからかった。千里を気遣い、失礼だ、といってたしなめる壹岐。すると千里は、そんなことはない、ときっぱりと言い切る。
帰ろうとする壹岐を引きとめた紅子は、中東情勢の話を切り出した。黄と結婚してから、いろいろと情報が入ってくるのだという。そこで紅子は、イスラエルの情報は国際ロビイストの竹中莞爾に聞けばわかるかもしれない、と壹岐に告げる。

壹岐は、千里をホテルまで送り届けて帰宅した。すると、壹岐に遅れて、長女の直子(多部未華子)も帰ってきた。直子を送ってきた男性が、鮫島の息子・倫敦(石田卓也)だと知った壹岐は、ふたりの交際に強く反対する。

昼夜を問わず情報収集を続けていた業務本部は、中東戦争の可能性がさらに高まっていることを知る。一方、壹岐は、竹中莞爾から紹介された日東交易という会社の社長・安蒜公一(団時朗)を訪ねる。安蒜は、イスラエル産農作物の輸入を手がけているが、イスラエル側から大量の錫とゴムの発注を受けたのだという。壹岐は、会社に戻り次第手を打つ、と約束し、安蒜からイスラエルの情報を聞きだした。安蒜も、ここ1週間のうちに戦争が勃発し、イスラエルの勝利で短期のうちに終結するとにらんでいた。

会社に戻った壹岐は、情報提供と引き換えに安蒜から頼まれたイスラエル産オレンジの輸入を食品部に依頼する。それを知った里井は、食品部の部員たちに向かって、自分も業務本部の在り方には検討すべき点があると思っているから何か問題があれば報告してほしい、と告げた。

紅子から連絡をもらった兵頭は、日本にやってきた黄に会う。黄は、インドネシア華僑の四大財閥のひとりで、世界中にネットワークを持つ東南アジア貿易のキーパーソンだった。
カイロから戻ってきたという黄は、スエズ運河は必ず封鎖される、と兵頭に告げた。それを見込んで、黄は、近畿商事に1万トン級の戦標船を1隻40万ドル以下で5隻用意してほしい、と依頼する。期限は明後日まで、という厳しい条件だった。壹岐は、ただちに船舶部にかけあうよう、兵頭に指示した。

するとそこに、安蒜からの電話が入る。アカバ湾がアラブ連合に封鎖された、という知らせだった。壹岐は、大門と里井にそれを報告し、第三次中東戦争は短期のうちにイスラエルの勝利に終わる、という業務本部の分析結果を伝えた。しかし里井は、アラブ連合の方が戦力的に優位であること、さらには壹岐が関わった日東交易の件や、戦標船手配の件を持ち出し、勝手に動かれては困る、と壹岐を非難する。大門は、そんな里井をたしなめ、ただちに緊急役員会を招集するよう命じた。

同じころ、黄が近畿商事に戦標船の手配を依頼したことをつかんだ鮫島は、それを奪い取ろうと動き出していた。

 

第6話「決戦」のあらすじ

壹岐正(唐沢寿明)、兵頭信一良(竹野内豊)ら近畿商事業務本部の面々は、イスラエルとアラブ諸国の関係が緊迫しているとの情報をつかみ、第三次中東戦争の勃発を予測する。もし中東戦争が起き、地中海と紅海を結ぶ重要な航路になっているスエズ運河が封鎖されれば、ヨーロッパ航路はケープタウン回りとなり、運賃の高騰や船の需要が高まることが予想された。この戦争はイスラエルが1週間から10日以内に勝利し、スエズ運河が長期に渡って封鎖されると分析した業務本部は、船舶部にタンカーを確保するよう指示する。

その一方で、壹岐たちは、紅子(天海祐希)の夫で、インドネシア華僑の実力者でもある黄乾臣(石橋蓮司)から、1万トン級の戦標船5隻を至急手配してほしいと依頼されていた。戦標船とは、第二次大戦時に建造された米・英の戦時標準船のことで、その多くは廃船になっているものの、中には貨物船として売買されて運航しているものもあった。壹岐は、近畿商事が東南アジア貿易を展開していく上で、重要な拠点となるインドネシアを押さえるためには黄の力が必要だと船舶部部長の峯(大高洋夫)に訴え、戦標船の手配を急がせようとした。しかし、業務本部のやり方に反発する峯は、中東戦争に関する壹岐たちの分析をも疑問視し、大型タンカーの発注を見直すとともに、戦標船の手配も拒む。

するとそこに、戦標船の件は目途が立ったという黄からの電話が入る。情報を聞きつけた東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)が、黄の出した条件に見合う戦標船を手配していたのだ。それを知った壹岐は、副社長の里井達也(岸部一徳)に直訴し、1隻40万ドルを切る戦標船を手配できれば決裁するという約束を取り付ける。

兵頭が黄の説得に向かっている間、壹岐は、イスラエルに強いパイプを持つ日東交易の社長・安蒜公一(団時朗)を再び訪ね、戦標船の手配を依頼する。それに対して安蒜が出した条件は、日東交易が手がけているイスラエル・オレンジの輸入を、今後3年間、近畿商事が引き受ける、というものだった。

安蒜の力添えで、戦標船を1隻35万ドルで入手できるルートを確保した壹岐たちは、食品部部長の山本(岸博之)にイスラエル・オレンジの件を、峯には黄との取り引きを進めるよう依頼した。

その夜、帰宅した壹岐は、直子(多部未華子)の恋人・倫敦(石田卓也)が来ていることを知る。露骨に不快感を露わにし、帰るよう促す壹岐。それに対して倫敦は、親同士が商売敵だから自分たちまで巻き込まれたようだ、と直子に言うと、平然と佳子(和久井映見)に紅茶を頼んでみせる。
するとそこに、兵頭から電話が入る。峯から、戦標船の件は白紙に戻し、大阪出張中の里井が戻った上で再度検討する、との連絡が入ったというのだ。

あくる日、壹岐は、東京に戻ってきた里井に戦標船の件を確認しにいく。すると里井は、日東交易の顧問でもある国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘治)が社長の大門一三(原田芳雄)に接触してきたことを壹岐に告げた。竹中は、壹岐が戦標船の件で安蒜に泣きついたことも承知しており、大門に他のイスラエル産農作物も頼む、などと恩着せがましく言ってきたのだという。それを受けて大門と里井が下した結論は、戦標船の手配と日東交易から依頼されたオレンジの輸入を断る、というものだった。

壹岐は、やり切れぬ憤りを抑えて、兵頭とともに黄のもとを訪れて謝罪する。同席していた紅子は、お互いに今後も付き合いがあるはず、といって黄と近畿商事の間を取り持った。

そんな中、イスラエル軍がカイロをはじめとするアラブ連合軍の空軍基地を攻撃し、ついに第三次中東戦争が勃発する。鮫島の東京商事を始めとする各商社は、戦争が長期化するとの予測のもと、船舶、穀物、ゴム、錫、砂糖などの需要を見込んで、買い注文を出し続けた。一方、近畿商事は、業務本部の作戦通り、相場の流れを静観し、最高値になったところで売りに出る。毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)は、そんな近畿商事の戦略にいち早く気づいていた。

壹岐たちの読み通り、第3次中東戦争は6日間で終結し、イスラエル側の勝利に終わった。近畿商事のひとり勝ちでマスコミに囲まれた大門は上機嫌だった。

ようやく仕事がひと段落ついた壹岐は、シベリア帰還者の支援を続けている谷川正治(橋爪功)のもとを訪れ、ひと時の安らぎを得る。その翌日、壹岐は、京都に向かった。結核を患いながら比叡山で修業を続けている兄・清輝(佐々木蔵之介)に下山の説得をしてほしい、という秋津千里(小雪)との約束を果たすためだった。

千里の案内で清輝の庵を訪れた壹岐は、彼に下山を勧めた。しかし清輝は、戦争中、自分を信じて死んでいった兵たちに代わり、生き残った自分がひとつの完成の道を極めなければならないという思いで天台宗の教えに入った、と下山を拒否する。

「何よりも、荒行のひとつひとつを修めることによって、多少なりとも心の平静が得られるのです。ルソン島で死んでいった部下たちに、一歩、一歩、近づけるような気がして...」。静かにそう話す清輝に、壹岐は何も返すことができなかった。

比叡山を後にして秋津家に立ち寄った壹岐は、千里の叔父・紀次(曽我廼家八十吉)に清輝のことを報告した。するとそこに、丹阿弥流の能楽師・丹阿弥泰夫(加藤虎ノ介)がやってくる。千里と泰夫は7年ほど前に見合いをしたが、当時はお互いに打ち込むものがあるという理由で結婚には至らなかったのだという。紀次は、千里に泰夫との結婚を勧めていた。

壹岐は、千里とともに、以前も案内された、町を一望できる場所を訪れた。この場所から見る夕日は美しい、と壹岐に話す千里。そこで千里は、「結婚を考えてみようかしら」とふいに言い出した。

あくる日、出社した壹岐は、大門を訪ねた。そこで壹岐は、戦標船の件を持ち出し、会社の体質に問題があるのか、自分の出世が感情的な対立を生んだのかわからないが、常務でない方が仕事ができると言い出す。戦略を立てても人事のこだわりでそれが迅速に実行できないのならば、情勢分析に当たるのは役職抜きか、副社長の権限を超えるものを持たなければならない、というのだ。それは、壹岐が事実上、近畿商事のナンバー2になることを意味していた。

 

第7話「妻との誓い」のあらすじ

第三次中東戦争の勃発に端を発した商社間の争いは、壹岐正(唐沢寿明)率いる近畿商事業務本部の迅速な情報収集と的確な分析により、同社のひとり勝ちで終わった。だがその結果、近畿商事内では、壹岐の活躍に危機感を募らせた副社長・里井達也(岸部一徳)の一派と業務本部との間の対立を生みだしてしまう。

同じころ、秋津千里(小雪)は、能楽師の丹阿弥泰夫(加藤虎ノ介)と会っていた。そこで泰夫は、丹阿弥流宗家である両親をはじめとする、三親等の係累まで書き記した紙を千里に手渡し、色々な親類がいるが自分は次男坊で煩わしい付き合いは一切しない主義だ、と伝えて彼女にプロポーズする。

昭和42年7月、近畿商事では、年に2度開催される経営全体会議が行われる。その席で壹岐たち業務本部は、重工業化に対応するために繊維部門のさらなる縮小を唱えた。だが、里井を中心とした反業務本部勢力は、繊維部門が社内一の売り上げを上げていることを理由にこの再縮小案に猛反発したため、会議は紛糾する。常務のひとりは、壹岐に対して、近畿商事に来てまで大本営の作戦参謀気どりはやめろ、とまで言い放った。

その夜、社長の大門一三(原田芳雄)は、里井とともに料亭を訪れる。そこで里井は、改めて壹岐の提案に反対した。すると大門は、何故もっと大きな立場に立って壹岐を使おうとしないのか、と里井に問いかける。それが近畿商事のナンバー2である里井の立場ではないか、というのだ。その言葉に喜んだ里井は、大門の方針に従うことを誓って頭を下げた。

そのころ、アメリカを始めとする各国政府は、国内産業保護の観点から外国資本の参入を事実上禁止してきた日本政府への批判を高め、中でも特に、自動車産業に対する資本の自由化を求めていた。資本の自由化が実現すれば、持ちこたえられるのはアイチ自動車と日新自動車だけで、近畿商事が輸出代理店となっている業界4位の千代田自動車などはアメリカのビッグ3、フォーク、ユナイテッドモーターズ、グレンスラーらに飲み込まれてしまう可能性が高かった。壹岐は、ビッグ3の上陸こそ、国際企業とのビジネスをつかむチャンスだと考え、兵頭信一良(竹野内豊)や海部要(梶原善)ら業務本部のスタッフに、アメリカ自動車業界に関する情報の収集を命じた。

一方、里井は、大学時代の同窓でもある千代田自動車の営業担当専務・村山(田村亮)に会う。そこで村山は、社運をかけた新車の開発を進めていること、万が一それが失敗に終わったときは、業界5位の富国自動車との合併を考えていることを里井に打ち明ける。

そんな折、壹岐のもとに、航空機部時代の元部下で、第2次防FXをめぐる情報漏えい事件で会社を追われた小出宏(松重豊)から電話が入る。レストランで壹岐と会った小出は、ひとしきり会社を追われた恨み事をいうと、あるものを取り出した。それは、千代田自動車が社運をかけて開発した「115」と呼ばれている新車の設計図とテスト走行の写真だった。小出は、壹岐の口利きで、それを千代田自動車に200万円で買い取ってもらいたいのだという。

小出から「115」の設計図と写真を預かった壹岐は、鉄鋼部時代に知り合った千代田自動車の技術担当常務・小牧徹也(小野武彦)に連絡を取り、それを見せた。それが間違いなく「115」のデータであることを確認した小牧は、これから先の交渉は自分たちが行いたいと壹岐に告げた。

壹岐家では、佳子(和久井映見)と直子(多部未華子)が、帰省してくる長男・誠(斎藤工)の話で盛り上がっていた。するとそこに小出から電話が入る。例の件の返事を待っている、という内容だった。不安を感じた佳子は、帰宅した壹岐にそのことを伝えると、小出に関わっていて大丈夫なのか、と問いかけた。しかし壹岐は、余計な心配をしなくていい、と不機嫌そうに答えただけだった。

あくる日、壹岐は小牧と会った。小牧は、すでに小出に金を渡していた。小牧は、その件で迷惑をかけてしまったことを壹岐にわびると、相談事を持ちかけた。千代田自動車では、小牧たち技術部門が自主独立路線を主張しているのに対し、村山ら営業部門は他社との合併をもくろみ、対立しているのだという。「115」にそのすべてを賭けている小牧は、最新設備が整った千代田自動車の厚木工場に壹岐を招き、技術力を見てほしいと申し出た。壹岐は、それを承諾した。その際、小牧は、村山が里井と組んで、富国自動車との合併を画策していることも打ち明けた。

夜、クラブ『ル・ボア』を訪れた壹岐は、そこで里井と村山に出会う。壹岐と名刺を交換した村山は、厚木工場があれば合併話も有利に進められるから一度壹岐にも見てもらいたい、などと話す。

別の日、壹岐は、兵頭にだけ事情を打ち明け、千代田自動車の厚木工場に出向く。そこで「115」の試作車を目にした壹岐は、その美しい車体に魅せられていた。

業務本部に戻った壹岐は、兵頭や不破秀作(阿南健治)らから、千代田自動車に関する報告を聞く。それによれば、千代田自動車は販売ルートの強化さえできれば、自主独立の可能性が高いと思われた。壹岐は、部下たちに千代田自動車の自主独立路線を全面的にバックアップする、と告げると同時に、すでに里井が富国自動車との合併に動いていることを打ち明け、慎重に事を進める必要がある、と念を押した。
そのとき、外務省を訪れていた海部から思わぬ知らせが入った。米自動車産業のビッグ3であるフォーク社の会長・フォーク2世(アレキサンダー・バリ)が緊急来日する、というのだ。壹岐は、ただちにその来日目的を探るよう海部に指示を出した。

羽田空港内で行われた記者会見で、フォーク会長は、広島にある東和自動車のロータリーエンジンを見学に行く、と今回の来日目的を説明した。毎朝新聞の田原秀雄(阿部サダヲ)は、東和自動車との提携の話し合いではないか、とぶつけたが、フォークはそれを否定した。そこで会見を打ち切ったフォーク会長が会場を出ようとしたそのとき、ドアの先にいたのは、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)だった。

それを知った大門は、壹岐に怒りをぶつけた。壹岐は、広島でのフォーク会長の動きを追っていた海部から報告を受けるが、鮫島の狙いはいまだ不明だった。

そこに黄紅子(天海祐希)から電話が入った。『ル・ボア』に千代田自動車の村山が来ているからすぐに来たほうがいい、という知らせだった。
壹岐が『ル・ボア』を訪れると、そこに何故か千里と泰夫の姿があった。実は泰夫は村山の甥にあたり、今日は千里との婚約を報告しにきたのだという。その際、千里は、今晩、東京のホテルに宿泊することを壹岐に告げた。

同じころ、壹岐家では、佳子たちが壹岐の帰りを待っていた。直子と誠は、いつものことだ、と壹岐を待つことを諦め、先に食事を始める。

千里たちが店を出た後、壹岐は、ひとりで飲んでいた。そこに近づいてきた紅子は、千里がホテルの名前を言ったのは、自分の気持ちに区切りをつけたいからだ、と壹岐に告げ、ホテルの電話番号を書いた店の名刺を壹岐の上着のポケットに入れた。「何を怖がっているの? 千里さんにのめりこみそうだから? それとも、奥さんに叱られるから?」。壹岐は、そんな紅子の言葉を否定すると、自分たち夫婦のことは君のような女性にはわからない、と言って店を出て行く。

壹岐が自宅に戻ると、玄関の前に小出がおり、中の様子をうかがっていた。小出は、壹岐に礼を言いに来た、といって笑い、これからもよろしく頼むなどと言い残して去っていく。

佳子は、帰宅した壹岐に、小出と何かあったのか、と尋ねた。誠が帰ってくることを壹岐が忘れていたと知った佳子は、いままでずっと我慢していた不満を口にした。一緒にいても家族を思う気持ちがないなら壹岐がシベリアに抑留されて離れ離れになっていたときより酷い、というのだ。佳子は、自分にとっては家族がすべてであり、一緒にいられることが何よりも大切だ、といって涙を流した。その言葉を聞いた壹岐は、佳子に謝り、そっと抱きしめた。

鮫島を直撃した田原は、東京商事が仲介役になって、東和自動車とフォーク社の提携を進めようとしていることを確信する。

大門は、タキシードに着替え、フォーク会長の歓迎レセプションに出席する準備をしていた。だが、その席に出席できないとの報告を受けた大門は、秘書を怒鳴りつけ、怒りをあらわにした。
そのころ、壹岐や里井たちは、「舞い降りたフォーク」という田原が書いた夕刊記事を手にして...。

 

第8話「愛妻の死!」のあらすじ

資本自由化の波を受け、国内では自動車産業の再編成が行われようとしていた。そんな折、米自動車産業ビッグ3の一角、フォーク社のフォーク二世会長(アレキサンダー・バリ)が突然来日する。その歓迎レセプションを仕切っていたのは東京商事だった。壹岐正(唐沢寿明)は、部下の兵頭信一良(竹野内豊)や海部要(梶原善)らにフォーク会長の来日目的を探らせようとした。だが、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)に阻まれ、情報を得ることができなかった。

壹岐は、フォーク会長の来日目的を探るために、通産大臣に就任した久松清蔵(伊東四朗)を訪ねる。久松は、フォークの来日目的は資本の自由化要求であり、政府としては外資との合弁会社のみ認める方針だと壹岐に告げた。壹岐は、中小の国内自動車メーカーを外資から守るためには合併による企業体質の強化しかない、と考えている久松に、千代田自動車と富国自動車の合併話を切り出した。久松によれば、通産省ではすでに両社を合併させる青写真ができあがっているという。そこで壹岐は、久松の力添えで、両社の合併話を引きのばしてほしい、と頼み込む。

壹岐が帰宅すると、谷川正治(橋爪功)が訪ねて来ていた。谷川は、シベリア長期抑留者の会が機関紙を発行して10年になったのを記念して、湯呑を作ったのだという。壹岐は、その出来栄えに感心しながらも、まだ自分はこの湯呑を使う心境には至っていない、と答えた。谷川は、そんな壹岐の思いを受け止め、11年間家を守ってくれた佳子(和久井映見)にも感謝しなければならないな、と声をかけた。その言葉に、佳子は、最後の帰還船でも帰ってこられなかった抑留者の家族のことを思うと、いまの自分は幸せだと答えた。

その晩、壹岐は、佳子に、来月アメリカに出張することと、大門が筆頭理事を務めている日豪経済委員会のパーティーに一緒に出席するよう伝える。壹岐は、戸惑っている佳子をいたわるように、これからはそういう機会も増えるだろうからいい着物を作ればいい、と言葉をかけた。

別の日、壹岐は、千代田自動車の技術担当常務・小牧(小野武彦)から相談を持ちかけられる。自主独立を主張する小牧ら技術部門は、里井と組んで合併を進める営業部門と対立していた。小牧は、ジャカルタで進めていたトラックの組み立て工場建設計画が合併推進派によって止められてしまったことを壹岐に打ち明け、力を貸してほしいと頼む。そこで壹岐は、ジャカルタ出張の予定があった兵頭に、極秘でトラック工場建設のための情報収集を命じる。

同じころ、毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)は、鮫島から情報を得るために、千代田自動車の経営立て直しをめぐって壹岐と里井が対立しているという情報を流した。

ほどなく、インドネシアの兵頭から連絡が入る。兵頭は、紅子(天海祐希)に連絡をとって彼女の夫・黄乾臣(石橋蓮司)に会い、そのつてでインドネシア陸軍にトラックを売り込める可能性があることを壹岐に報告した。

佳子の着付けを手伝っていた直子(多部未華子)は、ふいに、壹岐がシベリアに抑留されていたころの話を始める。やっと佳子の苦労が報われて、嬉しいのだという。佳子は、そんな直子に、自分の幸せを真剣に考えてほしいと話す。帰宅した誠(斎藤工)は、せっかくだから写真を撮ってあげる、といって、佳子の姿をカメラに収めた。

壹岐夫妻は、日豪経済委員会オーストラリア・ミッションの歓迎パーティーに出席した。大門は、佳子を笑顔で迎えると、その内助の功をほめたたえる。が、大門の妻・藤子(赤座美代子)や里井の妻・勝枝(江波杏子)は、佳子に冷ややかな視線を向けていた。

パーティーの最中、庭園にいた壹岐のもとにやってきた鮫島は、いきなり千代田自動車の話を切り出した。それを聞きつけ、ふたりに近づく里井。そこで鮫島は、壹岐が千代田自動車の件で久松に会ったことや、兵頭にジャカルタでの調査を命じたことなどを話し始める。その話を聞いた里井は、「私に隠れてそんなやり方をしていたのか、君は!」と壹岐を怒鳴りつけた。

大門は、大事な席で内輪もめし、醜態をさらした壹岐と里井を非難した。しかし里井の怒りは収まらない。千代田自動車と富国自動車の合併は、里井が担当している機械部門の決定事項だというのだ。それに対して壹岐は、千代田自動車に関して会社の方針はまだ決定されておらず、経営会議で討議すべきだと主張した。そのやり取りを黙って聞いていた大門は、千代田自動車の件は経営会議で議論してから決めればいい、と告げる。

帰宅した佳子は、谷川からの手紙で、元陸軍将校の竹村勝(中丸新将)が高血圧で入院したことを知る。佳子が病院に連絡を入れると、電話に出たのは秋津千里(小雪)だった。
あくる日、壹岐と佳子は、病院で待ち合わせをして竹村を見舞った。約束の時間より1時間も前に壹岐がやってきたことに驚く佳子。その際、佳子は、千里が婚約したことを竹村から教えられる。

病室を出た後、佳子は、家に電話をしにいく、といってその場を離れた。その間、壹岐と千里は、ロビーのソファーに座って話をしていた。壹岐は、アメリカ出張の際、仕事の参考になるものを買ってきましょうか、と千里に話した。「では、ひとつだけ。メトロポリタン美術館の絵葉書がほしいです。それでお便りを...」と返す千里。電話をかけられずに戻ってきた佳子は、そんなふたりの姿を見つめていた。

帰り道、壹岐は、黙りこんでいる佳子のことを気にして、何か冷たいものでも飲んでいくか、と声をかけた。そんな壹岐に、千里がいることがわかっていたのか、と問いかける佳子。壹岐は、病院に早く着いたのも千里に会ったのも偶然だ、と返す。
壹岐と佳子は、気まずいまま別れた。それでも佳子のことが気になった壹岐は、横断歩道を渡ろうとしていた彼女を呼び止めた。が、佳子が足を止めて振り返った次の瞬間、横断歩道に侵入してきた車が、彼女をはねてしまう。

佳子は、救急車で病院に収容された。が、すでに手遅れの状態だった。知らせを受け、直子と誠が病院に駆け付けた。誠は、壹岐につかみかかり、どうしてこんなことになったのか、と責めた。

事故から1週間後。誠は、下宿生活を送っている仙台に戻る。家を出る前、佳子の遺影を見つめていた誠は、「お母さん、幸せだったのかな?」とポツリとつぶやいた。

工房で作業していた千里は、アメリカ公演から戻った婚約者・丹阿弥泰夫(加藤虎ノ介)に会う。そこで泰夫は、佳子が亡くなったことを千里に告げた。

壹岐は、佳子を失った悲しみから逃れるように、早々に仕事に復帰する。大門は、そんな壹岐に、ニューヨークに赴任し、アメリカ近畿商事の社長をやってみてはどうか、と持ちかけるが...。

 

第9話「哀しい女」のあらすじ

壹岐正(唐沢寿明)は、妻の佳子(和久井映見)を事故で失った悲しみから逃れるかのように、ひたすら仕事に没頭した。近畿商事社長の大門一三(原田芳雄)は、そんな壹岐の心情を察し、アメリカ近畿商事の社長としてニューヨークに駐在してはどうか、と持ちかける。

一方、近畿商事が輸出代理店を務めていた千代田自動車は、社運をかけて開発した新車115タイガーを販売したものの、アイチ自動車のカロナや日新自動車のレッドバードといったライバル車に惨敗してしまう。しかも、近畿商事副社長の里井達也(岸部一徳)が中心となって合併話を進めていた富国自動車側からは、合併は白紙に戻したいとの申し出もあったのだ。里井は、自主独立路線も合併の道も断たれた千代田自動車との取引にはもはや何のメリットもないとして、手を引くべきだと大門に進言した。

千代田自動車の技術担当常務・小牧徹也(小野武彦)は、千代田自動車はもう終わりだ、と壹岐に告げる。他社がより低価格の対抗車をぶつけてきたのは、小出宏(松重豊)がタイガーの情報を漏らしたせいだ――小牧はそういって涙を流した。

ニューヨーク行きを決心した壹岐は、交換条件としてひとつだけやりたい仕事がある、と大門に願い出る。それは、千代田自動車と米自動車産業ビッグ3の一角、フォーク社との提携を実現させたい、というものだった。大門は、それを了承すると、自ら千代田自動車サイドやメインバンクとの交渉役を買って出て、この件は社内でも極秘扱いにするよう壹岐に命じた。

その夜、壹岐は、娘の直子(多部未華子)にニューヨーク赴任の話を伝える。すると直子も話したいことがあるという。そこで直子は、鮫島辰三(遠藤憲一)の息子・倫敦(石田卓也)と結婚したい、と切り出す。直子と倫敦は、鮫島からも結婚を反対されていた。だが、直子の決心が固いことを知った壹岐は、倫敦との結婚を許す。

壹岐は、業務本部の部下だった兵頭信一良(竹野内豊)、海部要(梶原善)、不破秀作(阿南健治)だけに千代田自動車とフォーク社の提携話を打ち明ける。ほどなく、兵頭は業務本部を離れて石油部長になり、海部はアメリカ近畿商事の副社長として壹岐に同行することになった。壹岐の後任として業務本部長に就任したのは、里井の息がかかった角田保(篠井英介)だった。

渡米した壹岐は、海部やロス支店から呼び寄せた塙四郎(袴田吉彦)らとともに、フォーク社との交渉に向けて動き始める。だが、交渉は困難を極めた。1年もの間、フォーク社にアプローチを続けたにもかかわらず、面会すらできなかったのだ。

昭和45年2月。仕事を終えてアパートに戻った壹岐は、直子から届いた手紙を開ける。そこには、直子と倫敦、そしてふたりの間に生まれた生後10ヵ月の長男・太の写真が入っていた。

ある日、壹岐は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)と韓国・光星物産会長の李錫源(榎木孝明)が会談を行ったというニュースを見る。フォーク社と光星物産は、すでに3年前に提携を実現させていた。実は壹岐と李は、陸軍士官学校の同期だった。壹岐は、李に連絡をとり、密かに相談を持ちかける。

そんな折、アメリカ近畿商事のオフィスに兵頭がやってくる。そこで兵頭は、そろそろ東京に戻ってほしい、と壹岐に頼んだ。兵頭は、国内資本による石油開発を手がけたいと思っているのだという。そこに、塙と八束功(山崎樹範)が興奮しながら飛び込んできた。フォーク社とコンタクトがとれ、フォーク会長のブレーンであるアジア渉外担当のプラット(ニコラス・ペタス)が壹岐に会う意思を表明したのだという。それが壹岐の力によるものだと推察した兵頭は、東京で待っている、と言って別れた。壹岐たちは、さっそくフォーク社との会談に向けて、準備を始めた。

同じころ、秋津千里(小雪)は、壹岐の家に、銀座で開く個展の案内を送ろうとして迷っていた。千里は、能楽師の丹阿弥泰夫(加藤虎ノ介)との婚約を解消していたが、まだそれを壹岐に言えずにいた。

壹岐は、フォーク社との会談に向けて、塙、八束とともにデトロイトに向かった。そこで壹岐たちが見たのは、東京商事の鮫島の姿だった。壹岐は、塙に鮫島の動向を探るよう命じた。

フォーク社を訪れた壹岐たちは、プラットとの会談に臨んだ。プラットは、赤字経営の千代田自動車と提携することに難色を示した。それに対して壹岐は、フォーク社が日本に進出するためには千代田と提携するしかないことを説明する。プラットは、冷静かつストレートな壹岐の言葉に押されながらも、仮に千代田自動車と提携することになった場合、50%の出資比率と役員の派遣が条件だと告げる。すると壹岐は、出資比率等は即答できないが、まずは千代田自動車と同じテーブルにつくことに合意してほしい、と迫った。

報告を受けたフォーク会長は、プラットをたった一度で説き伏せ、李からも信頼されている壹岐の手腕を認め、すべてを近畿商事に任せる、といって委任状にサインした。

壹岐からの報告を受けた大門は大喜びだった。兵頭や不破も、壹岐たちが1回目の交渉でフォークの委任状をとりつけたことに驚きを隠せなかった。が、ガッツポーズをして喜んでいた兵頭たちの前には、里井の姿があり...。

壹岐は、里井に気づかれたことを兵頭から教えられる。そのとき、玄関ブザーが鳴った。ユニオン船舶のパーティーに出ていた黄紅子(天海祐希)が訪ねてきたのだ。パーティーで一緒になった海部から壹岐のアパートの住所を聞いたのだという。

酔ったようすの紅子は、夫の黄乾臣(石橋蓮司)のことを話しているうちに、壹岐に絡み始める。壹岐のことを見ていると時々無性に腹が立つ、というのだ。壹岐は、そんな紅子を送っていこうとした。すると紅子は、いきなり抱きつき、壹岐のことが好きだと言い出す。とっさに紅子を振りほどく壹岐。紅子は、壹岐をののしると、千里のことが好きなら男らしく結婚してあげるべきだ、と言い放った。そこで紅子は、千里が婚約を解消したことを壹岐に告げ...。

 

第10話「恋と野望」のあらすじ

アメリカ近畿商事の社長に就任した壹岐正(唐沢寿明)は、経営が悪化していた千代田自動車と、米自動車産業ビッグ3の一角、フォーク社との提携を画策した。交渉は困難を極めたが、陸軍士官学校の同期でもある韓国の光星物産会長・李錫源(榎木孝明)の助力を得た壹岐は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)との会談に成功し、千代田自動車との提携に関する委任状を取り付ける。

社長の大門一三(原田芳雄)に委任状を届けるため、帰国することになった壹岐は、途中、韓国に立ち寄り、李のもとを訪れた。李の仲介により、崔大統領(鶴田忍)に会う機会を得た壹岐は、ソウルで地下鉄の敷設計画があり、日本の援助を必要としていることを知る。

帰国した壹岐は、副社長の里井達也(岸辺一徳)を訪ね、千代田自動車とフォーク社の提携に際し、連絡に行き違いがあったことを謝罪すると、崔大統領から得た韓国の地下鉄計画の情報を伝える。それは、里井抜きで提携話を進めたことに対する、壹岐からの手土産だった。里井は、その話に飛びつき、自ら大門に伝えて対策を立てる、と答える。その際、里井は、副社長のひとり、一丸松次郎(山田明郷)が次期社長の座を狙って積極的に派閥作りを進めている、と切り出し、壹岐に意見を求めた。それに対して壹岐は、次期社長は、大門を長年支えてきた里井をおいて他には考えられない、と答える。

東京本社に顔を出した壹岐は、一丸に呼び止められる。一丸は、計画が差し戻された韓国の合繊プラントが、壹岐の交渉のおかげで再検討されることになり、喜んでいた。別れ際、一丸は、里井のことを持ち出し、壹岐が東京に戻ったら関連会社に出すつもりでいるから気をつけたほうがいい、と忠告する。

その夜、壹岐は、銀座で開かれていた秋津千里(小雪)の個展に顔を出す。壹岐が帰国した日に、ちょうど千里から案内状が届いたのだ。2年ぶりの再会を果たしたふたりは、互いに目に見えない結びつきのようなものを感じていた。そこで壹岐は、千里にとって一番思い入れが強い作品だという青磁の壺を譲ってもらう約束をする。

あくる日、壹岐は、大門、里井とともに、千代田自動車とそのメインバンクである第三銀行との三者会談に臨む。毎朝新聞の田原秀雄(阿部サダヲ)は、壹岐の帰国などから、千代田自動車に関する動きを感じとっていた。田原のマークをかわして会談に臨んだ壹岐は、提携に関するフォーク社側の意向を伝える。千代田自動車の社長・森(大林丈史)は、50%の出資比率と代表権を持つ役員の派遣、というフォーク側が出した条件に当然のごとく反発した。大門や壹岐は、フォーク社にも千代田自動車側の意向を伝え、同じテーブルについて話し合うことを了承させている、と言って森を説得した。

夜、壹岐は、谷川正治(橋爪功)の家を訪ねた。谷川は、アメリカで独身生活を送る壹岐のことを案じ、再婚をしてはどうかと勧めた。壹岐は、谷川の気づかいに感謝しながらも、自分にとって妻は佳子ただひとりだと思っている、と答えた。

ニューヨークに戻ることになった壹岐は、壺が届いたことに対する礼もあって千里に電話をした。千里は、そんな壹岐に、個展も終わって仕事が落ち着いたのでニューヨークに行ってもいいかと尋ねる。壹岐は、歓待する、と約束して電話を切った。

壹岐は、千里から譲り受けた壺をニューヨークまで持っていくつもりでいた。壹岐の荷物を準備していた娘の直子(多部未華子)は、千里が独身であることに興味を示し、本当はパトロン的な人がいるのではないか、と言い出す。その言葉に反応し、むきになって怒る壹岐。直子は、そんな父の姿に何かを感じたようすだった。

壹岐は、ニューヨークに旅立つ前に東京本社を訪れた。そこで里井は、通産省サイドが、千代田自動車とフォーク社の提携に肯定的であること、そして外資の出資に関しては3分の1の33.3%をひとつのめどとして考えていることを壹岐に伝える。あわせて里井は、自らデトロイトに出向いてフォーク社との交渉をまとめるつもりでおり、業務本部から本部長の角田保(篠井英介)を加えることにした、と壹岐に告げる。

数週間後、ニューヨークに千里がやってきた。食事をともにし、ダンスを踊る壹岐と千里。ふたりは、離れがたい思いを抑え、再会を約束して別れた。

別の日、壹岐は、フォーク社との交渉に先がけてデトロイトを訪れ、フォーク側から出資比率を33.4%まで下げてもいいという了承を得る。

同じころ、里井は、角田とともに、壹岐たちの提携案とは別のプラントをまとめていた。が、里井は、ふいに激しい胸の痛みに襲われてしまう。

約束通り千里と再会した壹岐は、ニューヨークのレストランで食事をともにする。千里は、美術館だけでなく、アーリントン墓地などを見学してきたのだという。その席で千里は、東京裁判の前夜に自決した父親の話を持ち出した。「父はあのとき、やはり自決しなければならなかったのでしょうか?」と問われた壹岐は、言うべき言葉を持っていない、と答えて、こう続けた。自分自身も、第二の人生を誤ってはならぬという思いで商社に入りながら振り返れば後悔することの方が多い、と。

店を出た壹岐は、もう少し話がしたい、という千里の願いを聞き入れ、彼女をアパートに案内する。そこでふたりは、遂に結ばれる。

あくる日、壹岐の部屋にやってきたメイドのハル江(吉行和子)は、ベッドに長い黒髪が落ちていることに気づいていた。

そんな中、里井と角田がニューヨークにやってくる。そこで里井は、自分たちが作成したフォーク社との交渉資料を壹岐たちに提示し...。

 

第11話「嫉妬に殺される男」のあらすじ

壹岐正(唐沢寿明)は、副社長の里井達也(岸辺一徳)とともに、千代田自動車との提携を目指して米自動車産業ビッグ3の一角、フォーク社との交渉に臨んだ。千代田自動車側は、フォーク社の出資比率を25%以下にしたいと主張していた。それに対してフォーク社側は、重要決議に拒否権を行使できる33.4%以上でなければ交渉には応じない、としていた。

そこで里井は、腹心である業務本部長の角田保(篠井英介)とともに新たなプランを作成する。それは、壹岐たちが進めてきた提携話を白紙に戻し、フォーク社と千代田自動車が対等の出資比率で新たな合弁会社を作るというプランだった。

壹岐らとともにデトロイトのフォーク社を訪れた里井は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)との会談を行った。その席でフォーク会長は、新たな合弁会社を作るという里井の提案に強い興味を示し、千代田自動車の経営状況を調べた上で検討する、と答える。

里井は、さっそく社長の大門一三(原田芳雄)に連絡をとり、来月フォーク社が日本に覆面調査団を派遣するところまでこぎつけたことを報告する。里井は、調査団の受け入れ準備も自ら主導するつもりでいた。そんな里井に、壹岐は、千代田自動車がフォーク社と合弁会社を作るプランに納得するとは思えない、と進言する。仮に50対50の対等出資で合弁会社をスタートさせても、あっという間にフォーク社に飲み込まれてしまう危険性があるからだった。一方、フォーク社にしても、千代田自動車の経営状況が予想以上に悪化していることを知ったらこの話から手を引く可能性が高かった。

しかし里井は、壹岐の言葉をさえぎり、自分の案が通らなかったからといって水を差すのは止めろと言い放つ。そのとき、突然、里井が苦しそうに胸を押さえて倒れこんだ。壹岐や角田は、救急車を呼んで里井を病院に運んだ。狭心症の発作だった。

里井は、心臓病では世界有数の病院に運ばれたこともあって、幸い大事には至らなかった。が、検査を担当した医師は、心筋梗塞に移行する恐れもあることから、今後は海外出張などを控え、副社長のポストからも退くようアドバイスする。しかし里井は、フォーク社側調査団の来日が控えているのにのんびりしているわけにはいかない、といって強引に退院しようとした。そこで壹岐は、来日を延期するようフォーク社側と交渉する、と里井に告げる。

壹岐たちは、里井がカゼをひいて熱を出したことにして、発作で倒れたことを伏せる。が、毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)は、渡米したはずの里井が帰国していないことに何かを感じたようすだった。
そんな中、壹岐は、部下の塙四郎(袴田吉彦)に、ロサンゼルスに滞在している秋津千里(小雪)の相手を頼む。塙は、千里をサンタモニカの海に案内し、食事に連れていった。その席で塙は、壹岐の妻だった佳子(和久井映見)の思い出話をする。海部要(梶原善)が壹岐に再婚を勧めているが亡くなった佳子に代わり得る人はいない、と塙は千里に言った。

里井は、角田から、田原が千代田自動車の件で大門に接触してきたこと、そして副社長の一丸松次郎(山田明郷)が里井の病気に関して本当にカゼなのかと言い出していることを教えられる。それを聞いた里井は、明日日本に帰国する、と言い出す。里井の体を心配した壹岐は、それを止めようとした。しかし里井は、心配するふりをしながら本当は心臓病患者というレッテルを貼りたいだけではないのか、と壹岐にかみつき、聞き入れようとはしなかった。

あくる日、壹岐たちは、空港まで里井の見送りに行く。里井は、フォーク調査団を迎えるために近々日本に行く予定になっていた八束功(山崎樹範)を同行させる、という壹岐の申し出を断り、ひとりで帰国した。

壹岐が会社に戻ると、ロスから帰ってきた塙がやってきた。塙は、壹岐にとって千里が特別な存在ではないかと気づき、佳子の話をしてしまったことを気にしていた。塙から、千里との結婚を考えているのかと問われた壹岐は、一瞬戸惑いながらも、どんな形にせよ彼女の将来を見守ってやらなければならないと思っている、と答えた。

その夜、壹岐は千里に電話をする。千里は、ホテルの部屋で帰国の準備をしていた。千里は、壹岐と結ばれたものの、不安を抱えて苦しんでいた。壹岐は、そんな千里に、気持ちはわかっているつもりだし、すべてはこれからじゃないか、と言葉をかける。

別の日、無事帰国した里井は、大門のもとを訪れる。大門は、里井の体調を気遣い、無理をしないよう助言した。里井ひとりに頼っていたことへの反省も踏まえ、フォーク社との今後の交渉に関しては、壹岐をもっと使う体制にするつもりだという大門。すると里井は、いきなり激高し、出世のために自分を重病人に仕立て上げる壹岐は恐ろしい男だ、などとまくしたて、大門を驚かせる。

1週間後、フォーク社を訪れた壹岐は、アジア渉外担当のプラット(ニコラス・ペタス)から、日本を訪れる5人の調査団メンバーを紹介される。重要なのは、千代田自動車と外資が提携するのではないかということで目を光らせているマスコミ対策だった。

先乗りして東京で調査団を出迎えた八束や不破秀作(阿南健治)は、慎重に彼らをホテルまで送り届けた。だが、八束たちからの報告で、日本にやってきたのは5人ではなく4人だと知った壹岐は、強い不安を抱き...。

 

第12話「裏切りの極秘調査」のあらすじ

千代田自動車との間で新たな合弁会社を作るという近畿商事の提案に興味を示したフォーク社は、日本に覆面調査団を派遣する。千代田自動車の経営状態を調査するためだった。

壹岐正(唐沢寿明)は、調査団の責任者で、海外企画担当マネージャーのアーリックマン(ブレット・コールマン)が来日していないことに気づき、その行方を追っていた。ほどなく、調査団を出迎えるために帰国していた八束功(山崎樹範)から連絡があり、アーリックマンは、ホノルルでメルボルン行きの飛行に乗り換え、オーストラリアに向かったとの情報が入る。フォーク社側の説明によれば、オーストラリア・フォークで緊急事態が発生したためだという。不安を拭い去れなかった壹岐は、塙四郎(袴田吉彦)に、近畿商事の支店網を使ってアーリックマンが本当にオーストラリアにいるかどうか調べるよう指示する。

一方、副社長の里井達也(岸部一徳)と業務本部長の角田保(篠井英介)は、フォーク調査団を案内する販売店のリストを八束に渡す。それは、千代田自動車の販売店の中でも、比較的経営が安定している店を選んだものだった。フォーク社が事前調査に基づいて販売店を指定してくることを危惧した八束は、調査団メンバーの経歴だけでも調べておくべきではないか、と里井たちに進言した。しかし里井は、壹岐に何を言われたかは知らないが口を挟むな、と八束に言い放つ。

あくる日、里井たちは、調査団メンバーとの会合に臨む。その席で、調査団のラディ(エリック・ボーシック)は、里井たちが提示した販売店リストを拒否し、自分たちが用意してきたリストを提示する。すでに彼らは、独自の情報を元に、経営が悪化している販売店をリストアップしていた。

同じころ、壹岐は、海部要(梶原善)からの報告で、フォーク調査団が里井たちの販売店リストを拒否したことを知る。そこに飛び込んできた塙は、アーリックマンがオーストラリアに立ち寄った形跡がないことを壹岐たちに伝える。

八束は、調査団のラディを連れて販売店を訪れた。だが、見学を終えたラディは、突然、販売店以外の場所に行きたいと言いだし、八束に、中古車販売店や実際に千代田自動車の車を使っているタクシー会社を案内させる。千代田自動車の車は、どこに行っても不評だった。八束は、それを隠すために必死で嘘の内容をラディに通訳していた。だが、実はラディは、神戸生まれの神戸育ちで、八束がウソを言っていることなど最初からわかっていた。

秋津千里(小雪)は、壹岐の自宅に電話をする。壹岐と話がしたかったのだ。しかし壹岐はまだ帰宅しておらず、電話に出たのはメイドのハル江(吉行和子)だった。壹岐が仕事で忙しくしていることを知った千里は、名前も名乗らずに電話を切った。

同じ日、千里は、比叡山を訪れ、久しぶりに兄の清輝(佐々木蔵之介)に会った。千里は何も言わなかったが、そのようすから何か相談事があるではないかと察した清輝は、筆をとって「共生」<ともいき>という言葉を書いた。仏教の根本は、自分のためだけの生き方ではなく、自分の生き方が他者に感銘を与え、幸せをもたらすことができるという、自他共に生きる共生の心にある、という清輝。「自分の執着、執念だけで動けば、自分を縛すると同時に相手をも縛することになり、共生の世界を失い、修羅の世界に没することになる」。清輝の言葉が千里の心に響いた。

そんな折、里井は、自宅で再び発作を起こす。妻の勝枝(江波杏子)に付き添われて病院を訪れる里井。診断をした医師は、このまま入院するよう里井に勧めた。里井は、会社を休むことには応じたものの、フォーク調査団との会合が終わるまでは社の人間といつでも連絡が取れるよう、自宅療養にしてほしいと懇願する。

医師の了解を得た里井は、車イスに乗ったまま病院を後にした。だが、その姿を、たまたまある入院患者の見舞いでその病院を訪れていた東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)に見られていたことには気づかなかった。

勝枝から連絡を受けた角田は、里井の家を訪れた。勝枝は、角田が里井の心臓病のことを隠していたと知り、怒りをぶつけた。里井は、そんな勝枝を制して、明後日に予定されているフォーク調査団との会合で自分の代わりを務めるよう角田に命じると、発作を起こしたことは誰にも言わないよう念を押す。が、会社に戻った角田は、社長の大門に里井のことを報告してしまう。それを受け、大門は、急きょ壹岐をアメリカから呼び寄せる。

緊急帰国した壹岐は、千代田自動車の常務・小牧徹也(小野武彦)の訪問を受ける。小牧たち千代田自動車の技術部門は、里井の合弁会社設立案に反対していたのだ。

同じころ、角田は、迷いながらも壹岐が帰国したことを里井に報告する。それを聞いて激怒した里井は、病気を押して無理やり出社し、大門と打ち合わせをしていた壹岐にかみつく。合弁会社設立に積極的ではない壹岐がフォーク調査団との会合に出席したら、これまで積み上げてきたものをひっくり返されかねないというのだ。その席で壹岐は、アーリックマンの不可解な行動について言及し、調査の必要性を説いた。しかし里井は、聞く耳を持たなかった。

その夜遅く、壹岐は、千里の自宅に電話する。電話に出たのは千里の元婚約者の丹阿弥泰夫(加藤虎ノ介)だった。壹岐は、男が電話に出たことに驚きながらも、明日の夜、千里と会う約束をする。

壹岐がとある小料理店を訪れると、そこに鮫島の姿があった。すぐに壹岐に気づき、隣席に招く鮫島。そこで鮫島は、フォーク社の話を切り出し、壹岐のようすをうかがった。壹岐は、表情こそ崩さなかったが、鮫島が里井の健康状態までつかんでいることを知り、驚いていた。

翌日、里井は、角田や八束らとともに、フォーク調査団の接待をする。一方、壹岐は、千里に会うためにあるホテルを訪れる。そこで壹岐は、国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)に偶然出会う。竹中は、石油部長の兵頭信一良(竹野内豊)の名前を出し、中東の石油に関していい話があるから一度連れてくるよう壹岐に告げた。

壹岐は、竹中を警戒しながら千里の部屋を訪ねた。昨夜、電話に出たのが泰夫だったことを知った壹岐は、ふたりの関係は理解し難い、と千里に告げる。「壹岐さんにあれこれ言われる筋合いはないはずです。私たちは夫婦じゃあるまいし...」と反発したものの、久しぶりの再会にも関わらず口論してしまったことの愚に気づいてすぐに謝る千里。壹岐は、そんな千里を抱きしめた。

あくる日、里井たちは、フォーク調査団との最終会合に臨んだ。そこには、アーリックマンの姿もあった。そのアーリックマンから、合弁会社設立を前向きに検討する、という回答を得た里井は、大門に喜びの報告をした。だが、不安を拭うことができない壹岐は、毎朝新聞社の田原秀雄(阿部サダヲ)と極秘で会うことにする。壹岐は、近畿商事の情報を提供することを約束し、田原から話を聞く。実は、アーリックマンは1週間前から来日しており、田原はずっとその動きを追っていたのだという。その間、アーリックマンと行動を共にしていたのは鮫島だった。

壹岐は、ただちにそのことを大門に報告した。するとそこに角田が飛び込んできた。自由党の田淵幹事長(江守徹)から、大門に聞きたいことがある、という呼び出しの電話があったというのだ。大門は、壹岐を同行させて、田淵の邸宅を訪れるが...。

 

第13話「喰うか喰われるか」のあらすじ

壹岐正(唐沢寿明)は、社長の大門一三(原田芳雄)に同行して、次期総理の呼び声も高い自由党の幹事長・田淵(江守徹)の邸宅を訪れる。その席で田淵は、千代田自動車と米・フォーク社の提携話を持ち出し、国益絡みの問題に関しては、関係省庁より先に党の了承が必要だ、と言い出す。壹岐は、田淵がこの提携話に一枚噛んでおきたいという思惑で大門を呼び出したと察し、両社の交渉を詰めた上で改めて助言を仰ぎたい、と答えた。

一方、出張から戻った副社長の里井達也(岸辺一徳)は、田淵の一件を知るや否や壹岐を呼び出し、怒りをぶつける。社長である大門が電話1本で駆けつけるなど不見識極まる、というのだ。壹岐は、田淵に会っておきたくて大門を急きたてたのではないか、という里井の疑念を否定すると、オーストラリアに立ち寄ったとされていたフォーク調査団のひとり、アーリックマン(ブレット・コールマン)が、実は東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)と行動をともにしていたことを伝える。

すると里井は、不安材料を並べていたずらに危機感をあおるような戦法は通じない、といって壹岐の言葉に耳を貸さないばかりか、副社長命令で壹岐を提携プロジェクトのメンバーから外してしまう。

心臓の発作で倒れたばかりの里井は、医師から海外出張などを控えるよう助言されていた。だが里井は、妻の勝枝(江波杏子)や腹心である業務本部長の角田保(篠井英介)の反対を押し切って単身デトロイトに向かい、フォーク社との交渉を一気に詰めようとする。ところが、フォーク社のアジア渉外担当・プラット(ニコラス・ペタス)は、そんな里井にいきなり新たな条件を提示した。それは、フォーク社と千代田自動車の間で新たに設立する合弁会社の出資比率をフォーク51%、千代田49%に変更してほしい、というものだった。

帰国した里井は、大門とともに千代田自動車の森社長(大林丈史)、村山専務(田村亮)、小牧常務(小野武彦)と会い、フォーク社側の意向を伝えた。するとそこに、毎朝新聞夕刊の早刷りを手にした角田が飛び込んできた。その一面に掲載されていたのは、フォーク社が東和自動車と提携する意向を東京商事に正式に伝えた、という田原秀雄(阿部サダヲ)が書いたスクープ記事だった。

遅れてやってきた壹岐は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)から届いたばかりの手紙を大門に手渡す。そこには、千代田自動車との交渉を打ち切る、と記されていた。激しいショックを受けた里井は、胸をかきむしるようにしてその場に倒れ、病院に運ばれてしまう。

幸い、里井は一命をとりとめる。だが、職場復帰を果たしても、いままでのような激務は務まらない、というのが医師の診断だった。

ニューヨークに戻った壹岐は、海部要(梶原善)や塙四郎(袴田吉彦)、八束功(山崎樹範)に、いままでの努力に対する感謝の言葉を伝えると同時に、東京に戻ることを報告する。引っ越しの手伝いで壹岐のアパートにやってきた八束は、米自動車産業BIG3の残り2社のどちらかと、千代田自動車をつなぎたいと進言する。海部と塙も同じ思いだった。彼らの思いを受け止めた壹岐は、時期を見て千代田自動車に打診してみる、と答えた。

東京に戻った壹岐は、休む間もなく、大阪で行われた株主総会に出席する。その席で壹岐は、専務取締役に選任された。が、ひとりの男がそれに異議を唱え、壹岐は駐日ソビエト大使館のヤゼフ参事官とシベリア時代からつながっているスパイだ、と叫んで持っていたビラを撒いたため、会場は一時騒然となった。

夕刻、大門の部屋を訪れた壹岐は、怪文書の内容は事実無根であると断言する。そんな壹岐に、大門は、君が次期社長の最有力候補だと告げる。大門は、里井と壹岐の関係を例に、実力のある男は自分との距離が近くなればなるほど、考えもしなかったことを考えるようになるかもしれない、と言い出す。それでも大門は、壹岐にならだまされてもいいと思った、というのだ。それに対して壹岐は、自分が統率者の器でないことは一番よく知っていると返し、いままで通りどこまでも大門の補佐という形で使ってほしい、と願い出る。

東京に戻った壹岐は、谷川正治(橋爪功)と再会する。谷川は、シベリアで命を落とし、遺骨もかえらない戦友たちのために、舞鶴に慰霊碑を建てたい、と壹岐に話す。舞鶴は、シベリア抑留者たちが帰還して、最初に踏んだ日本の地なのだ。

壹岐の娘・直子(多部未華子)とその夫の倫敦(石田卓也)は、もともと壹岐一家が住んでいた家で暮らしていた。直子夫婦は、東京に帰任した壹岐に、この家で一緒に暮らそうと言って誘った。しかし壹岐は、ひとり暮らしにはマンションの方が便利だといってそれを断る。倫敦は、そんな壹岐に再婚を勧めたが、相手にされなかった。

その夜、壹岐のマンションに秋津千里(小雪)がやってくる。一緒に部屋の片づけをした際、千里は、自作の壺が置かれていることに気づく。それは、壹岐がニューヨークでもずっと大切にしていたものだった。

壹岐に言われて、部屋が片付くまでの壺の置き場所を探した千里は、和室の棚の天袋を開けた。するとそこには、小さな仏壇があり、佳子(和久井映見)の位牌が祀られていた。それを見て、急に帰ると言い出す千里。壹岐は、この部屋を借りたのは千里とゆっくり過ごすためでもある、と言って彼女を引きとめた。

するとそこに、息子の誠(斎藤工)からの電話が入る。五井物産でインドネシアの農業プロジェクトに従事している誠が、予定より1週間早く帰国したのだ。誠は、いまから佳子の仏壇にお参りにいきたい、と壹岐に告げた。一瞬、躊躇しながらも、待っている、と答える壹岐。その気持ちを察した千里は「私は、ここにいない方がいいということですよね」と言い残して、部屋を出て行く。

ほどなく、誠が訪ねてくる。久しぶりの再会を果たしたふたりは、酒を酌み交わそうとした。が、その準備をしていた誠は、流しに置かれていたグラスに口紅がついていることに気づき、母の仏壇があるこの部屋で何をしているのだ、と怒って出て行ってしまう。

半年後の昭和45年12月。石油部長の兵頭信一良(竹野内豊)は、イランで石油鉱区が売りに出されるという情報を入手する。それは、兵頭がかねてから目をつけていたサルベスタン鉱区の可能性もあった。サルベスタン鉱区の資料を持って部屋を飛び出した兵頭は、壹岐のもとを訪れ、石油開発実現に向けて力を貸してほしい、と頭を下げた。兵頭の固い決意を知った壹岐は、ただちにイランに向かうよう指示し...。

 

第14話「百億の賭け」のあらすじ

アメリカ近畿商事から東京本社に帰任した壹岐正(唐沢寿明)は、専務取締役に就任する。それは、壹岐が社長の大門一三(原田芳雄)に次いで、近畿商事のナンバー2になったことを意味していた。

それから半年後の昭和45年12月、イランで石油鉱区が売りに出されるという情報をつかんだ石油部長の兵頭信一良(竹野内豊)は、石油開発を手がけたいと壹岐に直訴する。今回、売りに出される鉱区は、兵頭が以前から目をつけ、情報収集を続けていたサルベスタン鉱区である可能性もあるという。石油開発にすべてを賭けようとしている兵頭の強い決意を知った壹岐は、ただちにイランに向かうよう指示した。同時に壹岐は、イランへの経済協力として同国の液化天然ガスを関東電力に導入させるべく動き始める。

大門を訪ねた壹岐は、さっそく石油開発の件を切り出した。石油開発にかかる費用はおよそ200億円。石油が出れば1000億円以上の利益が見込まれていた。開発費用は、日本石油公社から最大で50パーセント支援してもらうことができるという。開発に失敗した場合でもその返済は免除されるというものの、石油が出なければ100億円もの費用が無駄になる。大門は、その場での決断を避けた。

一方、兵頭は、近畿商事テヘラン事務所を拠点にして情報収集を開始する。だが、売りに出されるのがどこの鉱区なのか、つかむことができなかった。焦りを隠せない兵頭は、イラン石油公社の筆頭理事に会うために、以前から何度か接触してきていたブローカーとコンタクトを取る。しかし、兵頭のミスから、その計画も失敗に終わってしまう。

壹岐は、第三次中東戦争の際にも協力を仰いだ国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)の事務所を訪ねる。そこで壹岐は、リビアの元石油大臣で、現在は石油コンサルタントをしているハバシュという人物が今回イランで売り出される鉱区を知っているとの情報を得る。壹岐は、兵頭に連絡し、ハバシュが滞在しているパリに向かうよう命じた。

パリに到着した兵頭は、ハバシュと会う約束を取り付け、滞在先のホテルを訪れる。しかしハバシュは、多忙を理由に兵頭と会おうとはしなかった。そんな兵頭の前に、黄紅子(天海祐希)が現れる。兵頭に気づいた紅子は、乗馬クラブに行く約束があるからいまは時間がないが、今夜ホテルのバーで待っている、と勝手に約束して去っていく。

その夜、兵頭は、約束通りホテルのバーで紅子と再会する。兵頭の活躍で近畿商事の石油部門が業績を伸ばしていることを聞きつけていた紅子は、彼がハバシュに会いに来たことも見抜いていた。
すると、紅子の知り合いらしい外国人が声をかけてきた。席を立って会社に戻ろうとした兵頭に、紅子はその男を紹介した。実はその男こそ、ハバシュだったのだ。

ハバシュからの情報で、今回売りに出されるのが予想通りサルベスタン鉱区であることをつかんだ兵頭は、壹岐に報告した。それを受け、大門の了承を得た壹岐は、日本石油公社総裁・貝塚道生(段田安則)に会いに行く。

10年ぶりに貝塚と再会した壹岐は、サルベスタン鉱区の国際入札に際し、力添えを頼んだ。壹岐が政治家への根回しをせずに直接相談に来たことを知った貝塚は、機嫌を良くし、自分の裁量で面倒を見る、と壹岐に約束した。その夜、家に戻った壹岐は、秋津千里(小雪)に電話をする。千里は、日本陶芸展に出品することになり、多忙なようすだった。壹岐は、誠(斎藤工)がマンションに来たときの件を詫びると、東京に来るときは連絡してほしい、と千里に告げた。

そんな中、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)が貝塚のもとを訪れた。東京商事もサルベスタン鉱区を狙っていたのだ。貝塚の話から、サルベスタン鉱区に関してはすでに近畿商事が支持を取り付けていることを知った鮫島は、五菱商事専務の神尾(名高達男)、五井物産の専務・有田(大門正明)を呼び出し、共闘を呼び掛けた。

自宅療養中だった副社長の里井達也(岸部一徳)は、業務本部長の角田保(篠井英介)から石油開発の話を聞かされる。里井は、事後報告だったことに腹を立て、今後は詳細を報告することを角田に約束させる。
壹岐は、入札準備のために貝塚に連絡するが、外出中とのことで会うことができなかった。その夜、帰宅した壹岐が食事をとっていると、そこに千里が訪ねてきた。「会いたかった...」。壹岐に抱きしめられながら、千里はそうつぶやいた。

あくる朝、壹岐は、千里が用意した朝食をとっていた。そこにやってきたのは鮫島直子(多部未華子)だった。母の仏壇にお供えを持ってきたのだという。壹岐は、そんな直子に千里を紹介し、「つい今さっき、見えられたんだ」と言ってその場を取り繕おうとした。直子が帰った後、無言で食事をとる壹岐と千里。次に誰かが来たら今度はどう取り繕うのか、という千里の言葉が壹岐の胸に突き刺さった。

数日後、貝塚から連絡を受けた壹岐は、日本石油公社に向かった。だが、通された会議室には、すでに神尾と有田が待っており、ほどなく鮫島も現れた。そこにやってきた貝塚は、サルベスタン鉱区の国際入札は、五菱商事、五井物産、東京商事、近畿商事の四社連合で臨むと言い出す。しかもその出資比率は、他社が一律30%であるのに対し、近畿商事だけが10%という屈辱的なものだった。壹岐は、激しい怒りに震えて...。

 

第15話「邪魔者は消えろ!」のあらすじ

石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イランのサルベスタン鉱区が売りに出されるという情報をどの商社よりも先に入手した。その情報を元に、壹岐たちは日本石油公社総裁の貝塚道生(段田安則)に会い、近畿商事の単独入札と、開発資金援助の内諾を得る。それを知った東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)は、近畿商事の単独入札を阻止するために五菱商事、五井物産と手を組み、貝塚に圧力をかけた。その結果、サルベスタン鉱区は、近畿商事、東京商事、五菱商事、五井物産の四社連合で入札することになった。だが、他社がそれぞれ30%の出資比率であるのに対し、近畿商事だけが10%という屈辱的な決定が下されてしまう。

貝塚の決定に激怒した壹岐は、日本石油公社とは手を組まずに今回の入札に挑むことを決意。技術力と資本力を持つ海外の石油開発会社を探した壹岐たちが目を付けたのは、米の独立系石油会社・オリオン・オイル社だった。

ある夜、クラブ『ル・ボア』を訪れた壹岐は、黄紅子(天海祐希)と再会する。近畿商事が石油ビジネスに乗り出すという情報をすでに聞きつけていた紅子は、親交があるイランの前王妃からも、近畿商事について尋ねられたという。その席で、紅子がオリオン・オイル社のリーガン会長(チャールズ・グラバー)と面識があることを知った壹岐は、仲介役を頼んだ。それを引き受けた紅子は、来月、リーガン会長が夫の黄乾臣(石橋蓮司)に会いに来る際に、兵頭とともにジャカルタに来るよう告げる。

一方、仕事に復帰した副社長の里井達也(岸部一徳)は、社長の大門一三(原田芳雄)から石油開発の件を相談される。里井は、日本石油公社グループから離脱して海外の会社と組むのは非常識だとし、失敗すれば会社の屋台骨を揺るがし、大門の進退にもかかわる、と主張する。

ジャカルタの黄邸を訪れた壹岐と兵頭は、リーガン会長に会い、サルベスタン鉱区入札に関し、パートナーシップを結ぶ約束を取り付ける。次の問題は、100億円に及ぶ開発資金の確保だった。壹岐たちは、社内の反対勢力を抑えるために極秘で動き始めた。壹岐たちは、財務本部長の武蔵稔(中原丈雄)、鉄鋼担当専務の堂本重人(浅沼晋平)をシンガポールに呼び、賛同を得る。里井の命令を受けて壹岐たちの動向を探っていた業務本部長の角田保(篠井英介)は、そうした動きを掴むことができずにいた。

帰国早々、壹岐は、アメリカ近畿商事時代の部下・海部要(梶原善)と、壹岐のアパートのメイドを務めていたハル江(吉行和子)の訪問を受ける。海部は出張で、ハル江はたまたま里帰りでともに帰国していたのだという。そこにやってきた角田は、わざわざ妻に作らせた和食を壹岐に届けにくる。壹岐は、礼を言ってそれを受け取った。

壹岐たちがハル江の作った夕食をとっていると、秋津千里(小雪)から電話が入る。千里は、日本陶芸展の打ち合わせで上京していた。その際、壹岐のアパートを訪ねる約束をする千里。
電話の相手がNYのアパートに泊まった女性だと察したハル江は、海部を連れて壹岐の部屋を後にする。そこに再び千里から電話が入る。ガス窯が故障したので夜行で京都に戻らなければならないため、壹岐のもとに行けなくなった、という電話だった。それを聞いて、ガス窯の故障くらいで帰ることはない、と言ってしまう壹岐。千里は、そんな壹岐に、自分はいつも仕事を優先するのに私の仕事には理解がない、といって電話を切ってしまう。

あくる日、近畿商事では、社長の大門以下、役員たちが顔をそろえ、経営会議が開かれる。議題はもちろん石油開発とオリオン・オイルとの提携についてだった。会議は、予想通り壹岐と里井が激しく衝突した。が、堂本や武蔵だけでなく、角田までもが壹岐を支持する。激高した里井は、真珠湾攻撃の話まで持ち出し、壹岐を非難した。それに対して壹岐は、だからこそかつて武力で得ようとした石油を日本の将来のために平和な形で得ようとしている、と返す。そうしたやり取りを聞いていた大門は、リスクのないところには利益も繁栄もない、として、社運をかけて石油開発に取り組むことを決意する。

会議の後、壹岐は、大門にあることを頼む。それは、里井の排除だった。あくる日、里井を呼び出した大門は、タクボ工業の社長に就任し、その経営を立て直すよう命じた。突然の話に混乱し、壹岐に騙されないでください、などと声を荒げる里井。大門は、そんな里井に、遺言状の話を打ち明ける。ここ10年の間、大門は、万が一自分の身に何かあった場合のことを考え、毎年元旦に遺言状をしたためていたのだという。その10回とも、後継者には里井の名前を書いた、というのだ。もしこの内示が受けられないのなら辞めてもらうしかない――大門はそう言って社長室を後にした。ひとり残された里井はただ泣き崩れ...。

大門が壹岐を同行させて向かったのは、自由党幹事長・田淵(江守徹)の邸宅だった。そこで大門たちは、近畿商事がオリオン・オイル社と組んでイラン・サルベスタン鉱区の国際入札に参加することを報告し、田淵にその後ろ盾を頼んだ。

そんな中、壹岐は、谷川正治(橋爪功)とともに、舞鶴の五老ヶ岳を訪れる。谷川は、シベリア抑留者が帰還した舞鶴港を見渡せるこの場所に、シベリアで死んでいった仲間たちのための慰霊碑を建てようと決意していた。そこで壹岐は、最後の仕事として石油開発を手がけることになったと谷川に報告する。石油が国家の生命線であることを知る谷川は、戦争で亡くなった者のために必ずやり遂げるよう、壹岐を激励した。

ほどなく、近畿商事が日本石油公社グループを離脱した件が新聞各紙で報じられた。が、その内容は近畿商事を厳しく非難するものばかりだった。

 

第16話「地獄からの招待状」のあらすじ

石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、商社連合の日本石油公社グループから離脱し、米独立系石油会社オリオン・オイルと組むことを決意する。

社長の大門一三(原田芳雄)は、反対派だった副社長の里井達也(岸部一徳)を関連会社に出向させた。壹岐の要望を受けての決断だった。さらに壹岐は、大門とともに自由党幹事長の田淵(江守徹)を訪ね、近畿商事の後ろ盾になってもらいたいと依頼した。石油利権を握る政治家たちと組んでいる日本石油公社総裁の貝塚道生(段田安則)や東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)らによる妨害工作に対抗するためだった。

ところがその矢先、近畿商事がオリオン・オイル社と組んで国際入札に参加すること批判する記事が新聞各紙に掲載される。日本石油公社グループからの離脱は国益を無視した行為だというのだ。それを受け、貝塚は、近畿商事の行動は利益を独占しようというものであり極めて遺憾だとのコメントを発表する。

一方、兵頭は、近畿商事テヘラン事務所を拠点に、国際入札の決定権を持つイラン国王とその周辺の人物に関する情報収集を続けていた。国王の決断に影響力を持つ側近とコンタクトを取り、各国の入札価格等の情報を得ることが最重要任務だった。

近畿商事への非難が高まる中、取引先からのは、オリオン・オイルと組むなら今後の取引を白紙に戻すという電話が相次いだ。壹岐は、オリオン・オイルとの入札が事実だと認めた上で、今回の決断はあくまでも日本石油公社グループが入札できなかった場合の安全弁だと取引先に説明するよう社内各所に指示する。

そんな折、壹岐の前に、元近畿商事社員の小出宏(松重豊)が現れる。小出は、壹岐の部下として自衛隊の2次防FX受注に関わり、機密漏えいの疑いで逮捕された後、千代田自動車が開発を進めていた新車115タイガーの情報を買い取いとってもらうための仲介をしてほしいと接近してくるなど、壹岐にとって何かと因縁のある相手だった。小出は、壹岐のことが心配で訪ねてきたとうそぶくと、近畿商事が日本石油公社グループに戻れるよう仲介してくれる人物が待っている、と告げる。その相手とは、大物総会屋の林田正道(梅野泰靖)だった。

林田の屋敷を訪れた壹岐は、オリオン・オイルと組んだのは国益を考えた上でのことだと説明した。それに対して林田は、佐橋総理は自分の友人だから石油公社グループに戻れるよう力になりたいと告げた。しかし壹岐は、その申し出を受けようとはしなかった。

近畿商事への圧力はさらに強まっていった。シンジケート・ローン認可の保留、近畿商事が輸入している豚肉に対する関税法違反の疑い、マニラの肥料工場に対する許可の取り消しなど、関係省庁がさまざまな形で近畿商事にプレッシャーをかけてきたのだ。さらに、壹岐がソ連と密接な関係にあるとする怪文書まで出回っていた。

大門のもとに最後の挨拶にやってきた里井は、近畿商事に対する一連の動きは壹岐の暴走が招いた結果だと言い放つ。そして里井は、いまに壹岐が大門を追い落とすことになる、と忠告し、近畿商事を去っていく。

壹岐は、京都に向かった。韓国・光星物産の会長を務める李錫源(榎木孝明)から、京都にいるから会えないかと電話があったのだ。

壹岐は、李に会う前に、秋津千里(小雪)の兄で、比叡山で修業をしている清輝(佐々木蔵之介)を訪ねる。その静かな雰囲気に、久しぶりに心の安らぎを感じた壹岐は、このような世界で生きることができたらと思うが、自分はこれからも汚れきった世界で生きて行くしかない、と清輝に言った。清輝は、そんな壹岐に、『世間の法に染まらざること、蓮華の水にあるが如し』という法華経の教えを話す。「蓮が、泥沼の中にあっても美しい花を咲かせるように、人は汚れた俗世間を生きていても、それに染まらず、清廉な生き方を貫くことができる、という意味です」。清輝は、そう壹岐に告げた。

その夜、壹岐は、李と食事を共にする。壹岐が、国際入札の件でバッシングを受けていることを知る李は、ある情報を壹岐に伝えた。それは、イラン国王に最も影響力を持つと思われる、ひとりの医師のことだった。李は、駐米大使をしているときに、イラン国王の側に、影のようにぴったりとついていたその男を見たことがあるのだという。しかもその男は、重要な席には必ず同席するのに、一般的なパーティーの席には決して顔を出さないというのだ。

李と別れた壹岐は、千里の家を訪ねた。そこで壹岐は、清輝に会ってきたことを伝えると、千里の仕事が落ち着いたら、直子(多部未華子)の家族と一緒に食事をしよう、と彼女に告げた。

東京に戻った壹岐は、毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)から取材を申し込まれる。田原は、近畿商事に対するバッシング記事には関与せず、壹岐の本当の狙いを追い求めていた。壹岐は、今回の入札は日本石油公社グループが落札できなかった場合の安全弁であることを田原に説明した。田原から、もし近畿商事とオリオン・オイルが一番札をとり、二番札が日本石油公社グループだったらどうするつもりなのか、と問われた壹岐は、公社グループに譲る、と返答した。

やがて、李が言っていたイラン国王の側近はドクター・フォルジという男であることが判明する。兵頭からの情報で、ドクター・フォルジはイラン前王妃からも信頼されていると知った壹岐は、黄紅子(天海祐希)の言葉を思い出す。紅子は、友人であるイラン前王妃から、近畿商事がどういう会社か尋ねられたと言っていたのだ。

紅子が帰国中だと知った壹岐は、クラブ『ル・ボア』で彼女に会った。そこで壹岐は、近畿商事とドクター・フォルジの仲介をしてもらえるよう、イラン前王妃に頼んでほしい、と紅子に依頼する。紅子は、それを了承すると、その前王妃も出資者に名を連ねるスイスの観光事業を近畿商事の海外支店にバックアップしてもらいたい、と壹岐に頼んだ。

同じころ、鮫島は、五菱商事専務の神尾(名高達男)から、サルベスタン鉱区に関する各社の入札予想価格を手に入れる。それによれば、1位は西ドイツのデミネックス社で、2位が日本石油公社グループ、近畿商事・オリオン・オイルは3位だった。今回の一番札は、入札価格が一番高いだけでなく、イランに対する経済協力も考慮される。鮫島は、確実にサルベスタン鉱区を落札するために、佐橋総理に会ってほしい、と神尾に頼んだ。大企業のトップを集めた経済ミッションをイランに派遣するためだった。

数日後、兵頭はベイルートで紅子と合流し、イラン前王妃からドクター・フォルジに宛てた親書を受け取る。紅子によれば、フォルジは火曜日の夜だけ王宮を出て家で過ごすのだという。それを聞いた兵頭は、ただちにテヘランに向かい、フォルジの家を訪れた。
兵頭は、顔を出した執事に親書を見せ、フォルジに会いたいと告げた。しかし、フォルジは誰にも会わないという。諦めきれない兵頭は、家の中に聞こえるように、石油開発への思いを叫んだ。

入札まであと10日。近畿商事テヘラン事務所にも、日本石油公社グループが経済ミッションを送り込むとの情報が伝わった。焦りを隠せない兵頭。するとそこに、オリオン・オイル社からの封筒が届く。が、その中に入っていたのは、座席指定のある映画のチケット1枚だけだった。それを見た兵頭は、何かを感じ、映画館へと向かった。

兵頭が指定された席に座ると、そこに売り子がやってきた。仕方なく、新聞紙を折った袋に入っている向日葵の種を買う兵頭。ほどなく、映画が始まった。すると、突然後ろの席から「向日葵の種は嫌いか?」と男が話しかけてきた。フォルジの執事だった。執事は、フォルジが会ってもいいと言っているが条件がある、といって、兵頭が手にしている向日葵の種を指差した。

緊急帰国した兵頭は、フォルジが会ってくれることになった、と壹岐に伝えた。フォルジが出した条件とは、石油開発プロジェクトのトップである壹岐を連れてモスクワに来ることだった。向日葵の種が入っていた新聞紙には、イラン国王のモスクワ訪問日程が掲載されていたのだ。だが、モスクワという言葉を聞いた壹岐は顔をこわばらせた。壹岐の脳裏に、シベリア抑留の悪夢がよみがえった。

壹岐は、モスクワには行かない、というと、別の手段を考えようと兵頭に告げた。そんな壹岐の態度に納得がいかず、日ごろから口にしている国益とは随分ご都合主義だ、などとかみつく兵頭。激高した壹岐は、極北の流刑地で、囚人番号を押されて重労働を強いられた人間の気持ちがわかるのか、と叫んだ。

ひと晩考え込んでいた壹岐は、翌朝、谷川正治(橋爪功)のもとを訪ねる。そこで壹岐は、モスクワに行くことになったと谷川に告げた。谷川は、日本のためになると信じたのならどんな困難があってもやり抜くことだと壹岐に言葉をかけた。続けて谷川は、例えビザが発給されてもシベリア抑留者だった壹岐には監視がつくであろうとことを予見し、身辺には注意を払うよう助言した。

マンションに戻った壹岐は、直子にもモスクワ行きを打ち明ける。直子は、もしものことがあったらどうするのか、と猛反対した。壹岐は、そんな直子をなだめると、モスクワ行きのことは夫の倫敦(石田卓也)にも言わないよう念を押した。

鮫島たちが経済ミッションの一団を連れてイランを訪問しているころ、壹岐と兵頭は、モスクワに向かって旅立ち...。

 

第17話「暗号と密約」のあらすじ

石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、ライバルとなる他社の入札価格に関する情報を入手するために、イラン国王の側近である医師ドクター・フォルジ(アルフレド・ベナベント)に接触する。壹岐たちは、イラン前王妃と親交が深い黄紅子(天海祐希)の協力でフォルジと面会の約束を取り付けた。だが、フォルジが面会の場所に指定してきたのは、ソ連の首都モスクワだった。シベリアで11年間も過酷な抑留生活を送った壹岐にとっては、二度と足を踏み入れたくない国だった。が、覚悟を決めた壹岐は、娘の直子(多部未華子)の反対を押し切ってモスクワへと向かった。

一方、五菱商事、五井物産とともに日本石油公社グループとしてサルベスタン鉱区の国際入札に臨む東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)は、日本のトップ企業を集めた経済ミッションをイランに派遣し、同国政府へのアピールに成功していた。そんな折、兵頭がテヘランから姿を消しているという情報を得た鮫島は、近畿商事が何らかの行動を起こしているのではないかと不審を抱く。

谷川正治(橋爪功)は、壹岐の家を訪ねた。谷川は、ソ連に向かった父を心配する直子に、朔風会にも帰国後にソ連を訪問したメンバーが4人いる、と話す。続けて谷川は、自分たちがシベリアにいたのは20年も前のことで、今回は正式なビザを発給されているのだから心配することはない、と言って直子を安心させようとした。

壹岐たちは、ドクター・フォルジの代理人であるソ連医学アカデミーのドクター・ペトロシャンの別荘を訪れた。そこで壹岐たちは、フォルジがイラン・イスファハンの名門一族の出身であること、内乱があり、当時10歳だったフォルジの目の前で一族が殺されるという過酷な体験をしていることを知る。ほどなく、別荘にやってきたファルジと面会を果たした壹岐は、敢えてイスファハンのことを口にした。するとフォルジは、差しだそうとしていた手を引っ込めて、シベリアには何年いたのか、と返す。思い出したくない話を敢えて口にしたのは、自分がどれほどの覚悟でソ連に来たのか、わかってもらうためだった。

鮫島は、テヘランにあるホテルのメイドを買収して兵頭の部屋に侵入し、彼がモスクワに向かっていることを知る。鮫島は、義理の娘でもある直子に電話を入れると、壹岐の身に何かあったかのような口ぶりで騙し、モスクワのことを聞きだした。近畿商事側がイラン国王の側近と接触したことを確信した鮫島は、五菱商事の神尾(名高達男)や五井物産の有田(大門正明)に対して、すでに取り決めた入札価格に500万ドル上乗せすべきだと訴える。

同じころ、秋津千里(小雪)は、比叡山を訪れ、兄・清輝(佐々木蔵之介)に会っていた。千里は、日本陶芸展が終わったら、陶芸のルーツをたどるためにシルクロードに行くことを清輝に告げる。

帰国した壹岐は、社長の大門一三(原田芳雄)に、入札価格の情報と引き換えとしてフォルジから提示された条件を伝える。フォルジが望んでいるのは、アメリカ軍が所有している戦闘機F14だった。壹岐は、ニクソン米大統領と太いパイプを持つカプシ・コーラのシードル会長にその橋渡しをしてもらう約束を取り付けていた。

入札2日前、フォルジの邸宅を訪れた兵頭は、そこで1冊の詩集を手渡される。それが、処方箋なのだという。

あくる夜、近畿商事のテヘラン事務所に、フォルジから電話が入った。そこで、ゆっくりと2編の詩を読みあげるフォルジ。兵頭とともにそれを聞きながら書き留めた東山(小市慢太郎)は、詩集の中から、フォルジが読んだ詩を探した。ふたつの詩が掲載されていたのは36ページと105ページ――入札価格の最高値は、36×105で3780万ドルという意味だった。

連絡を受けた壹岐は、大門にその価格を報告した。大門は、上限として取り決めた3600万ドルを超えていることに難色を示した。壹岐は、そんな大門に、第四次中東戦争勃発の可能性があることを告げ、上限を4000万ドルまで引き上げることを了承させる。

入札当日。オリオン・オイル社のリーガン会長(チャールズ・グラバー)とともに、イラン石油公社を訪れた兵頭は、筆頭理事のドクター・キア(アハマド・アリ)に入札価格を書きこんだ書類を手渡す。近畿商事とオリオン・オイル社が提示した価格は3990万ドルだった。

帰り際、兵頭たちは、入札にやってきた鮫島ら日本石油公社グループとすれ違った。石油公社グループが、入札締め切りの5分前にやってきたことに、兵頭は不安を隠せなかった。リーガンは、そんな兵頭に、我々はやるべきことはすべてやった、と声をかけた。

あくる日、兵頭は、電話でイラン石油公社に呼び出される。リーガン会長とともにイラン石油公社に向かう兵頭。そこでドクター・キアは、近畿商事、オリオン・オイルグループが一番札であることを決定した、とふたりに告げた。リーガンと固い握手を交わし、抱き合って喜ぶ兵頭。その目には涙が滲んでいた。

その知らせは、すぐに東京本社の大門と壹岐にも伝えられた。入札価格の第2位は西ドイツのデミネックス社で3950万ドル、日本石油公社グループは3900万ドルで第3位とのことだった。

その夜、壹岐は、毎朝新聞の記者・田原秀雄(阿部サダヲ)に連絡を入れて呼び出し、イラン・サルベスタン鉱区を落札したと報告する。田原は席を立つと、猛然と走りだした。

あくる日、毎朝新聞の一面には、近畿商事の快挙を伝える記事が掲載された。谷川も、千里も、その記事を読んで安堵の表情を浮かべていた。

壹岐は、大門とともに、日本石油公社を訪ね、貝塚に今後の支援を願い出た。だが、貝塚は、すでに総裁更迭の内示を受けていた。

帰社した大門と壹岐は、集まっていた新聞記者たちに囲まれた。遠くからその姿を見つめていたのは小出宏(松重豊)だった。近畿商事を後にした小出は、路地裏のゴミ捨て場で狂ったように暴れると、そのまま倒れこんだ。

その夜、壹岐は、直子のもとを訪れる。そこで直子は、鮫島からの電話の件を壹岐に話した。するとそこに、いきなり鮫島が現れる。鮫島は、少しも悪びれたようすもなく勝手に家の中に入っていくと、これからは公私ともども壹岐と付き合わせてもらう、と言い出す。日本石油公社の山下新総裁が近畿商事支援を決めたことを受け、東京商事もサルベスタン鉱区の採掘に資本参加するつもりだというのだ。

別の日、壹岐たちはイラン側との調印式に向かうため、羽田空港に向かった。そこで千里の姿を見かけた壹岐は、彼女がシルクロードに行くことを知る。壹岐は、そんな千里にマンションの鍵を手渡し、帰国したらまっすぐに来てくれ、と告げる。

自由党の田淵幹事長(江守徹)は、友人でもある国際ロビイスト・竹中莞爾(清水紘冶)と能を楽しんでいた。竹中は、近畿商事がサルベスタン鉱区を落札したことで、日本石油公社をバックアップしていた佐橋から、田淵に総理大臣の座が渡る日も近いと見ていた。「それにしても、あの壹岐正は、面白そうな男だな。長い付き合いになりそうだ」。田淵は、そうつぶやいた。

テヘランを訪れた壹岐たちは、無事、調印式を済ませた。「サルベスタンは、壹岐正とって、第二のシベリアになるだろう」とドクター・フォルジは予言した。その言葉通り、石油ビジネスにおける本当の戦いはこれからだった...。

 

第18話「汚れた英雄」のあらすじ

石油開発に乗り出した近畿商事は、アメリカの独立系石油開発会社オリオン・オイル社と組んでイランのサルベスタン鉱区を落札した。日本石油公社の支援を得た近畿商事は、東京商事からも5%の出資を受け、石油の掘削工事を開始した。

落札から3年8ヵ月後、副社長となった壹岐正(唐沢寿明)は、アメリカ近畿商事時代の部下・塙四郎(袴田吉彦)を呼び寄せて秘書にする。人事、総務、業務、海外事業の四部門を掌握した壹岐は、事実上、近畿商事の経営全般を指揮する権限を有するようになっていた。一方、石油部長だった兵頭信一良(竹野内豊)は、石油、ガスなどを統括するエネルギー部門の担当常務に昇進していた。
サルベスタンではすでに3本の井戸を掘っていたが、石油は一滴も出なかった。現在、四号井<よんごうせい>の掘削を進めているものの、これまでに合計50億円もの掘削費が泡と消えていた。

その矢先、四号井が深さ4750フィートで逸泥を起こし、いつ暴噴するかわからない危険な状態に陥っているとの連絡が入る。逸泥とは、坑井内の循環泥水が地層中の空洞や亀裂、浸透性の高い地層などによって失われる現象をいい、坑壁の崩壊や掘管の噴出といった重大なトラブルを引き起こす。ただちに現地に向かった兵頭は、石油があると思われる深度5000〜8000フィートまで掘り進める方法を模索した。だが、これ以上掘るのは不可能だという現場責任者の判断から、兵頭も四号井の廃坑を決断するほかはなかった。

四号井の廃坑を受け、日本石油公社の山下総裁(矢島健一)は近畿商事に対する支援の打ち切りを決定する。壹岐は、四号井で良好な貯留層の存在が認められたことから、社長の大門一三(原田芳雄)に五号井の掘削を願い出た。しかし大門は、公社が手を引いた以上資金繰りができないとして、サルベスタンから撤退すると言い出す。壹岐は、かつての大門なら五号井を掘るといったはずだ、と返した。その言葉に激怒した大門は、自分の正当性ばかり主張して現実から目をそらすな、と怒鳴った。

サルベスタンの開発を諦めきれなかった壹岐は、中東の石油事情に詳しい国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)を訪ねた。竹中は、内閣総理大臣の田淵(江守徹)とじっこんの間柄だった。そこで、竹中から田淵に、イラン国王がサルベスタンの開発続行を強く望んでいることを伝えてもらい、政府から日本石油公社に支援再開を指示させようという目論見だった。

そんな折、壹岐は、業務本部長の角田保(篠井英介)から、大門が綿花相場でかなりの額の損失を出しているという話を聞かされる。しかも、具体的な損失額は大門が指示を出している綿花部長の伊原(上杉祥三)以外、誰も知らないのだという。

役員会議に出席した壹岐は、大門に綿花相場の件を切り出した。しかし大門は、自分が全責任を持つ、と言って何も説明しようとはしなかった。その席で大門は、イランから撤退することを宣言した。壹岐は、公社の支援を得られるよう努力していることを伝え、結論を出すのは待ってほしいと願い出る。しかし大門は、その具体策を提示しようとはしない壹岐に苛立っていた。

壹岐と大門の緊迫したやり取りを目の当たりにした角田は、タクボ工業の社長となった里井達也(岸部一徳)に連絡した。里井に会った角田は、壹岐が五号井の採掘を進めようとしていること、大門が綿花相場に入れ込んでいることを報告した。

秋津千里(小雪)は、壹岐のマンションを訪ねていた。壹岐とともに、直子(多部未華子)夫婦と一緒に食事をするためだった。そこに、いきなり鮫島辰三(遠藤憲一)がやってきた。千里に気づいた鮫島は、壹岐との関係を勘繰るような無礼な態度を取りながら、東京商事もサルベスタンから降りることにした、と壹岐に告げた。

鮫島が帰った直後、竹中から電話が入った。田淵が、壹岐の願いを受け入れてくれる、という連絡だった。ただちにイラン国王側と話をつけなければならなくなった壹岐は、直子たちとの食事会が延期になってしまうことを千里に詫びた。

壹岐は、兵頭とともにテヘランのドクター・フォルジ(アルフレド・ベナベント)を訪ね、イラン国王の力を借りたいと申し出る。さらに壹岐は、アメリカ近畿商事の海部要(梶原善)を日本に呼び寄せた。アメリカ近畿商事時代に為替差益などで得た利益をプールしていた壹岐は、その金1000万円を海部に届けさせたのだ。それは、田淵に渡すための金だった。

さっそく田淵邸を訪れた壹岐は、田淵が飼っている鶴のために配合飼料を用意してきた、といって箱を手渡した。箱の中に敷き詰められた飼料の下には、海部が持ってきた1000万円が隠されていた。

その夜、壹岐は、谷川正治(橋爪功)を訪ねた。谷川は、明日、シベリアで命を落とした抑留者のために慰霊碑を建てる件で、再び舞鶴に行くのだという。酔いつぶれてしまった壹岐は、あくる朝、谷川に見送ってもらう。谷川は、壹岐のことを心配しているようすだった。

政府からの強い要望で、日本石油公社は近畿商事への支援継続を決定する。壹岐からその報告を受けた大門は、最後の1本だと念を押して、五号井の採掘を許可した。社長室を後にしようとして立ち止まった壹岐は、このままでは命取りになりかねない綿花相場の件を早急に終わらせるよう、改めて大門に進言した。

壹岐は、兵頭とともにサルベスタンに向かった。五号井の採掘開始に立ち会うためだった。採掘が始まって間もなく、東京から壹岐宛てのテレックスが入る。谷川が死んだという知らせだった。緊急帰国した壹岐は、その足で葬儀場に向かい、谷川と最後の対面を果たす。谷川は、疲れが重なりカゼをこじらせていたにも関わらず朔風会の会報作りなどを続け、肺炎を起こしたのだという。誰よりも自分のことを理解してくれていた谷川の死に、壹岐は深い悲しみを味わっていた。

同じころ、大門は、綿花相場の損失が45億円に膨らんでいることを知る。いつか壹岐が大門を追い落とす、という里井の言葉を思い出す大門。里井を呼び出した大門は、そこで彼に、近畿商事に戻ってこないか、と持ちかけた。それに対して里井は、壹岐を社外に出すのなら戻る、という条件を出す。

そんな中、採掘が続けられていたサルベスタンの五号井でガス暴噴が発生し...。

 

最終回のあらすじ(ネタバレ注意)

※フジテレビHPより引用

交渉人~THE NEGOTIATOR~

 

交渉人~THE NEGOTIATOR~

2009年10月22日からテレビ朝日系列で放映。

特殊犯罪捜査班、通称SITに所属する女交渉人が、独特の優れた交渉術を発揮して難事件を解決へと導く姿を描いた刑事ドラマ。

主演は、このシリーズを通して主役を演じる米倉涼子。このほか陣内孝則、筧利夫、高岡蒼甫、高橋克実などお馴染みのメンバーも出演する。

交渉人~THE NEGOTIATOR~ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

交渉人~THE NEGOTIATOR~の主題歌

傳田真央 「My Style」

 

 

交渉人~THE NEGOTIATOR~の出演者

宇佐木玲子 ...... 米倉涼子
桐沢圭吾 ...... 陣内孝則
木崎誠一郎 ...... 筧利夫
甘利祐介 ...... 高岡蒼甫
墨田耕平 ...... 笹野高史
長谷部邦男 ...... 鈴木浩介
片山一義 ...... 高橋克実
蓮見芳樹 ...... 高知東生
高林静雄 ...... 大杉漣
三村留美子 ...... 安めぐみ
真里谷恭介 ...... 城田優

 

 

交渉人~THE NEGOTIATOR~のスタッフ

脚本:寺田敏雄
音楽:佐藤準
演出:松田秀知
チーフロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:内山聖子、柳川由起子
制作協力:共同テレビ
制作著作:テレビ朝日

 

 

交渉人~THE NEGOTIATOR~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月22日 東京都民1300万人が人質!? 宅配便で拳銃を届ける少年 15.0%
第2話 2009年10月29日 突入5秒前 人質か仲間の命か!? 13.0%
第3話 2009年11月5日 二重誘拐!? 身代金1億を運ぶ女 12.4%
第4話 2009年11月12日 ストーカー爆弾立てこもりの罠 12.8%
第5話 2009年11月19日 感染30時間 ワクチンの身代金!? 11.7%
第6話 2009年11月26日 老人ホーム猟銃立てこもり事件 11.9%
第7話 2009年12月3日 警視庁特捜の女帝、狙撃される 11.0%
第8話 2009年12月10日 最終任務~バスジャック発生!! 11.5%
最終回 2009年12月17日 バス突入60秒前!? 最後の交渉 12.9%

 

 

交渉人~THE NEGOTIATOR~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「東京都民1300万人が人質!? 宅配便で拳銃を届ける少年」のあらすじ

10月とは思えない真夏の太陽が照りつけるその日、50代半ばにしての突然の解雇に腹を立て、雇い主に拳銃で発砲した男・園田(渡辺いっけい)が、車の中で自らに銃を突きつけ、篭城するという事件が発生した。園田との交渉に当たっているのは、宇佐木玲子(米倉涼子)たちSITのメンバー。玲子は汗まみれになりながら車の背後に張り付き、電話で必死の説得を続けるが、園田は銃口をアゴの下に当てたまま、いまにも引き金を引こうとしていた......。

「サマー・クロース」と名乗る差出人から宅配便で真性拳銃が送り届けられるという事件が連続して発生する。園田が手にした銃も「サマー・クロース」から届けられたものであり、ある物は上司を殺害して自らも自殺、6歳の少女は暴発事故を起こしていた。

緊急召集された合同捜査会議には桐沢(陣内孝則)を筆頭に木崎(筧利夫)や玲子らSITのメンバーも参加。組織犯罪対策部の片山(高橋克実)から東京湾上の船から密輸拳銃が強奪される事件があったとの報告を受ける。その事件で奪われた拳銃は27丁。しかし、現時点で所在が明らかになっているのは14丁だけだ。

捜査一課長・弓坂(浅野ゆう子)から陣頭指揮を任された桐沢は、残りの13丁の回収と事件解決に向け、捜査を開始する。

 

第2話「突入5秒前 人質か仲間の命か!?」のあらすじ

密輸船から強奪された拳銃を都内の不特定多数の人物に送りつけた「サマー・クロース」を名乗る人物が、警察に接触してきた。玲子(米倉涼子)はかかってきた電話の内容から、声の主は拳銃を送りつけた犯人ではなく、少年による愉快犯と推理。さらに玲子は、その人物が公表されていない事実を知っていることから、警察内部情報がリークされていると判断。警視庁捜査一課の弓坂課長(浅野ゆう子)に進言するが、弓坂は玲子の先走った意見に不快感を露にする。

玲子が桐沢(陣内孝則)に「サマー・クロース」との交渉をやらせて欲しいと直訴した矢先、再び「サマー・クロース」から電話が入った。電話の声を聞いたSIT音声係の桜庭(塚地武雅)は、声の主が15~18歳の少年であると分析。甘利(高岡蒼甫)が立ち直らせたという引きこもりの少年が17歳だったことを思い出した玲子は、甘利に電話をかけるが、なぜか電話は通じない。

同じ頃、胸騒ぎを覚えた甘利は、その少年・弘樹(立花裕大)の自宅へと向かっていた...。

 

第3話「二重誘拐!? 身代金1億を運ぶ女」のあらすじ

里吉流通グループの会長・里吉文雄(春田純一)の長男・春樹(吉岡澪皇)が何者かに誘拐された。玲子(米倉涼子)は、甘利(高岡蒼甫)射殺のショックを引きずりつつも、木崎(筧利夫)らと里吉家へと向かう。

中学受験を前にした模試を受けるために家を出た春樹は、帰宅予定時刻になっても帰らず、その後、犯人から身代金1億円を要求する電話が入ったという。取り乱す母親の加奈子(渡辺典子)に対して、父親の文雄は犯人に対する怒りを露にする。敵の多い文雄は、金目当ての誘拐とは限らないと言い切るが、そんな夫と秘書の千尋(華城季帆)の仲を疑っている加奈子は、春樹が文雄の犠牲になるのは我慢できないと言い放つ。

そんな中、春樹の友人の母親という康子(筒井真理子)とこずえ(中島ひろ子)が里吉家を訪ねてくる。春樹のことで気になることがあるという康子に、加奈子が過剰に反応してしまったため、仕方なく木崎らは2人を部屋へ招き入れることに。

数時間後、犯人から身代金の受け渡し場所を告げる電話が入った。玲子は母親になりすまして対応し、1億円を持って指定の場所へと走るが...。

 

第4話「ストーカー爆弾立てこもりの罠」のあらすじ

とあるレストランに、場違いな雰囲気の女性連れの男(平山浩行)が現れた。男は、入店を断る店員の制止を振り切ると、爆弾を手に店員や客に動くなと指示をする。

連絡を受けた玲子(米倉涼子)らSITのメンバーは現場へ急行。人質になっているのはオーナーシェフ、男性2名、女性5名の客、そして犯人が連れて来た若い女性(南沢奈央)。

犯人の男は、店内の電話回線を切断、人質から携帯電話を回収すると、「今日は特別な日、みんなで楽しく食事をしましょう」と動揺する一同に声をかける。だが、そのほかに犯人からの要求はない。

木崎(筧利夫)らが接触方法を探る中、桜庭(塚地武雅)がコンクリートマイクを通して聞こえる女性のすすり泣く声を聞きつけた。どうやらアルバイトの女性が更衣室に潜んでいるらしい。玲子は換気口から更衣室へ進入、その女性を救出すると、ウエイトレスに変装し、店内へと入って行く。

玲子の機転で、犯人が連れてきた女性は、志村綾乃という名前であることが判明。今日は彼女の誕生日らしい。綾乃は半月前にストーカー被害届を出していた。そのストーカー・矢島が、今回の犯人である可能性が高い。

そんな中、綾乃の自宅から腹部から血を流して倒れている姉・雪乃(有坂来瞳)が発見された。かろうじて息があるが、危険な状態だ。さらに矢島の部屋からは、綾乃を隠し撮りした写真と「生まれ変わって一緒になろう」との書き込みが発見されて......。

 

第5話「感染30時間 ワクチンの身代金!?」のあらすじ

5歳の少女が伝染病SAFS(サフス=急性重症発熱症候群)に感染していることが確認された。メキシコからアメリカを経て世界に広がったSAFSだが、日本で感染者が出るのは今回が初めて。マスコミなどが騒然となる中、国内にわずかしかないワクチンが、少女の入院した病院に運び込まれる。

だが、ワクチンが運び込まれた際、少女が入院している病棟が停電。そのわずかな間に、ワクチンは何者かによって盗まれてしまった。やがて病院にワクチンと引き換えに1億円を要求する電話が入る。

連絡を受けた玲子(米倉涼子)らSITの面々は、医師などを装い病院に潜入。担当医の清水(浅見れいな)によると、18時間以内にワクチンを接種しなければ少女は助からないという。「対応がずさん」と言う木崎(筧利夫)に、清水は看護師や職員が削減されて大混乱している現場の不満を口にする。病院長の大賀(森下哲夫)はそんな清水をたしなめるが、どうやら病院は評判とは違い内部はうまくいっていないらしい。

犯人から電話が入った。警察の介入を理由に、ワクチンの身代金を1億5000万円に上げるという。電話で交渉する玲子に対し、ラビットと名乗る犯人はあくまでも強気だ。ラビットはどうやって警察の介入を知ったのか。病院関係者が犯人なのか......!?

リミットまで16時間。玲子たちは内部に犯人がいることも視野に入れ、調査を開始。すると、この病院の意外な事実が次々と判明して......。

 

第6話「老人ホーム猟銃立てこもり事件」のあらすじ

老人ホーム『みどりシニアホーム』で、入居者の老人たちとボランティアに来ていたアイドル歌手・tamaki(大江朝美)を人質にした立て篭もり事件が発生した。犯人は、ホームに出入りしている弁当配達員の三浦知之(中村優一)。入居者で人質のひとりである筒井則之(山田明郷)が持っていた猟銃を奪い、スタッフ食堂ホールに立て篭もったのだ。tamakiのマネージャー・伊藤(古本新乃輔)が食堂ホールを出た直後のことだった。

桐沢(陣内孝則)は、玲子(米倉涼子)と墨田(笹野高史)を現場担当に任命。すると、桜庭(塚地武雅)が半ば強引についてくる。どうやら人質になっているtamakiのファンらしい。まるでライブにでも行くような装備の桜庭に、呆れる玲子と墨田。

現場に到着した3人は、蓮見(高知東生)から事件の説明を受ける。すでに事件発生から50分が経過していたが、三浦からは何の要求もない。だが、人質の中には心臓に持病がある人質もいるため、玲子は食堂ホールに電話をかける。「俺は本気だ」とだけ言い、電話を切ってしまう三浦。動揺はしているものの、薬物中毒、計画的知能犯ではないようだ。マネージャーの伊藤によると、最近ネットにtamakiの誘拐予告や殺害予告も書きこまれていたという。果たして、tamakiを狙った単独犯なのか? それならなぜホームの入居者まで人質にする必要があったのだろうか......?

そのとき、tamakiのブログが更新された。そこには、三浦とtamakiのツーショット写真のほか、身代金5000万円と逃走用の車の要求、さらに人質となっている老人全員のフルネームが書き連ねてある。いったい、三浦の真の狙いは何なのか? 玲子は三浦と接触するため、食堂ホールへと向かうが......。

 

第7話「警視庁特捜の女帝、狙撃される」のあらすじ

特殊犯捜査係宛てに、弓坂警視正(浅野ゆう子)の写真が添えられた実弾が郵送されてきた。その実弾は、玲子(米倉涼子)たちにも見覚えのあるものだった。やがて犯人から電話が入る。玲子たちの予想どおり、声の主はサマー・クロース。玲子は電話の声から手がかりをつかもうとするが、音のスペシャリスト・桜庭(塚地武雅)さえも、完全にデジタル化された声に手も足も出ない。

弓坂の警護責任者に片山(高橋克実)が抜擢される。片山はさっそく行動スケジュールの変更を依頼するが、弓坂は人が多く集まる場所であっても計画を変更するつもりはないという。さらに弓坂は、会見を開き、自らがサマー・クロースに狙われていることを公にする。「狙いが一般市民ではなく自分であることにホッとしている」と、毅然とした態度をとる弓坂。そんな弓坂に疑問を抱く記者の工藤(伊武雅刀)は、玲子にサマー・クロース事件は弓坂の自作自演ではないかと持論を述べる。

工藤の発言を笑い飛ばす玲子だったが、桜庭の分析に衝撃を受ける。サマー・クロースは徹底して自らの声を解析させないようにしている。ということは、サマー・クロースは玲子やSITのメンバーが聞いたことがある声の持ち主なのではないか!? それを聞いた玲子は、意を決して、桐沢に思い切った提案をするが......。

 

第8話「最終任務~バスジャック発生!!」のあらすじ

サマー・クロースに命を狙われている弓坂警視正(浅野ゆう子)を警護しつつ、捜査を続ける玲子(米倉涼子)らの目の前で、高林元警視正(大杉漣)が何者かに射殺された。弓坂警視正を庇うように、彼女を狙った銃弾に倒れたのだ。高林はサマー・クロースではなかった...!? 玲子は高林が最期に口にした「これで、いい」の真意を探ろうとするが...。

玲子から、高林が死んだことを聞いた真里谷(城田優)は、「これで、あいつも僕の仲間だ」と謎めいた言葉を口にする。さらに「玲子だけが仲間はずれ」とも。真里谷の言葉はいったい何を意味するのか...?

サマー・クロースからの連絡が途絶える中、高林の周辺を調べていた蓮見(高知東生)から、高林に絶縁状態の直樹という息子がいるという報告が入る。絶縁状態とはいえ親子は親子。高林の家にあった、幼い直樹を撮影したホームビデオをチェックした玲子はがく然となる。

高林を失脚させた玲子を、直樹は恨んでいるのではないか...? サマー・クロースは直樹で、すべては自分に対する恨みを晴らすための犯行だったと推理する玲子。そんな玲子のもとに、サマー・クロースからの連絡が入る。そしてついに、サマー・クロースの正体が明らかに...!?

 

最終回「バス突入60秒前!? 最後の交渉」のあらすじ(ネタバレ注意)

玲子(米倉涼子)たちを苦しめてきた一連の事件の犯人であるサマー・クロースの正体は、高林元警視正(大杉漣)の息子・直樹(山田悠介)だった。直樹は橘雅也と名前を変え、玲子の妹・澪(林丹丹)が働く喫茶店で玲子を近くから監視し、玲子への復讐劇を着実に進めていたのだ。

その雅也が爆弾を仕掛けたバスに乗ってしまった玲子。雅也は、運転手にバスの通信機能を停止させると、狙いは玲子の命と言いながら人質を解放することなく、運転手に指示を出し、ある場所へとバスを走らせる。

一方、桐沢(陣内孝則)は拘置所にいる真里谷(城田優)のもとを初めて訪れていた。サマー・クロースの狙い、玲子の居場所のヒントなどを聞き出そうとする桐沢に、真里谷は...!?

玲子は、手元が隠しカメラからの死角に座っていた女子高生を使い、救援を求めるメールを打たせる。だが、そのメールを受け取った友人たちは、単なるチェーンメールだとしか思わず...。

その頃、蓮見(高知東生)らは、とある倉庫でサンタクロースの格好をした怪しい男を拘束する。男が持たされた袋の中には、首が半分に切られたウサギのぬいぐるみが...!

バスの中では、こらえ切れなくなった乗客たちが命ごいを始める。すると雅也は、玲子に自ら所持している拳銃で乗客のひとり・小柳(きたろう)を撃てと命令。銃弾一発につき、ひとりずつ解放するという冷徹な指令を出す。

「撃てない」と躊躇う玲子に、次々と「撃て」と訴える乗客たち。ついには乗客からも敵視され、バスの中で孤立してしまう玲子。人間の心の闇に追いつめられながら、玲子は命を落としてしまうのか? 桐沢ら、SITの面々は玲子を助けることができるのか...!?

※テレビ朝日HPより引用

ギネ 産婦人科の女たち

 

ギネ 産婦人科の女たち

2009年10月14日から日本テレビ系列で放映。

患者の命を救うことにしか興味がなく、周囲とのコミュニケーション能力に欠ける産婦人科医の女性とその周囲の医師や患者との葛藤を描いた医療ドラマ。

主演は、NHKドラマ「ツレがうつになりまして。」以来のドラマ出演となる藤原紀香。そのほか上地雄輔もレギュラー出演する。

ギネ 産婦人科の女たち 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

ギネ 産婦人科の女たちの主題歌

lecca 「My measure」

 

 

ギネ 産婦人科の女たちの出演者

柊 奈智 ...... 藤原紀香
玉木 聡 ...... 上地雄輔
桧垣涼子 ...... 板谷由夏
嶋 えりな ...... 本仮屋ユイカ
藤木敦士 ...... 近藤芳正
須佐見 誠二郎 ...... 國村隼
榎原浩史 ...... 中村橋之助
君島紀子 ...... 松下由樹
瀬川一代 ...... 内田有紀
徳本 美和子 ...... 西田尚美
徳本慎一 ...... 八嶋智人
徳本優美 ...... 吉田里琴

 

 

ギネ 産婦人科の女たちのスタッフ

原作:岡井崇「ノーフォールト」
脚本:大石静
演出:岩本仁志、久保田充
音楽:池頼広
プロデューサー:西憲彦、久保田充、渡邉浩仁(AXON)
チーフプロデューサー:櫨山裕子
製作著作:日本テレビ

 

 

ギネ 産婦人科の女たちの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月14日 誕生と死 14.8%
第2話 2009年10月21日 緊急帝切 11.6%
第3話 2009年10月28日 狂乱出産! 11.1%
第4話 2009年11月4日 母体急変 12.1%
第5話 2009年11月11日 過失の烙印 12.2%
第6話 2009年11月18日 奈智の転機 9.5%
第7話 2009年11月25日 逆転の法廷 11.8%
第8話 2009年12月2日 ギネの資格 9.5%
最終回 2009年12月9日 命...希望 12.7%

 

 

ギネ 産婦人科の女たちのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「誕生と死」のあらすじ

聖修大学医学部附属病院に勤務する入局5年目の産科医・柊奈智(藤原紀香)。産科医長・君島紀子(松下由樹)と共に帝王切開手術を担当していた夜、事故で負傷し陣痛が始まった妊婦の搬送要請が入る。他のオペやハイリスク分娩も進行しており、君島はとても受け入れられる状態ではないと判断するが、奈智は独断で引き受ける。
そのせいで産科は大混乱し、桧口涼子(板谷由夏)ら、在宅の産科医たちが緊急に召集され、産婦人科医達は、不眠不休で赤ちゃんを取り上げることに・・・。

翌日、入局初日の新人産科医・玉木聡(上地雄輔)、嶋えりな(本仮屋ユイカ)が、加わったミーティングで、勝手に救急患者を受け入れた奈智の行動が問題視される。主任教授・須佐見誠二郎(國村隼)と共に会議に出席した顧問弁護士の瀬川一代(内田有紀)は、奈智の行動が、万が一の事態を招いた場合、1億円以上の高額訴訟になる可能性があると注意。
しかし、奈智は周囲からの怒りの視線にも、表情ひとつ変えない。

医局長の藤木敦士(近藤芳正)の指示で、奈智は玉木の、桧口は嶋の指導医になる。しかし、奈智は玉木を指導するどころか、完全に無視。玉木は、口を利いてもらえないまま、入院患者への説明や外来診察を行う奈智についていく。入院患者たちの噂によると、昨年、奈智の指導を受けた新人は、わずか2日で"逃亡"したのだとか。何も教えてもらえず、食事をとる間すらない玉木は、桧口から指導を受けている嶋がうらやましい。

奈智は、双子の胎児の成長に異常が生じる、双胎間輸血症候群の妊婦・南友子(酒井美紀)を担当していた。二人の子の大きさに差があり、このままお腹の中にいれば、両方の子が危険な状態になってしまうのだという。奈智や君島は、 すぐに帝王切開が必要だと説明するが、 南は夫に相談しなければ判断できないと答える。

しかし、南の夫(波岡一喜)は、子供が2人とも後遺症なく健康に成長する確率が10パーセントと知り、「健康な子供しか欲しくない」と死産を希望。夫の言葉を黙って聞いている南に、奈智は命の重さを訴えて子供を救うよう迫るが、そんな奈智に南の夫は反発する。

その夜、玉木はさっそく当直。夜中に、婦人科に入院していた八木祥子(草村礼子)の容態が急変する。婦人医長の榎原浩史(中村橋之助)と共に、奈智と玉木も対応に当たる。

翌日、腹痛を訴える妊娠37週の妊婦・徳本美和子(西田尚美)が、夫の慎一(八嶋智人)、娘の優美(吉田里琴)に付き添われて搬送されてきた。

 

第2話「緊急帝切」のあらすじ

双子の妊婦、長谷部美緒(三倉茉奈)、江川理緒(三倉佳奈)の陣痛が同じ時間に始まる中、外来に、前期破水の徳本美和子(西田尚美)がやってくる。夫の慎一(八嶋智人)と、娘の優美(吉田里琴)に付き添われ、奈智(藤原紀香)の診察を受けた美和子は、そのまま入院することになった。病室の521号室は、にぎやかな美和子が入ったことで、一気に明るくなった。

まもなく、同じ病室の筒池かおり(西牟田恵)の胎児が、エコー検査で、口唇口蓋裂と判明。君島(松下由樹)に指示された奈智が、形成外科医の元木(おかやまはじめ)と共に、筒池に説明することになる。だが、君島からデリケートな問題だからと慎重な対応を求められていたにもかかわらず、奈智は、ストレートな言い方で説明をしてしまう。奈智の言葉に大きなショックを受けた筒池は、中絶すると言い出す。

そんな中、子宮筋腫の筋腫分娩の患者が救急で搬送されてくる。手術室は、あいにく満杯。救急処置室で診察した奈智は、他の病院に送った場合、患者の命は助からないと判断する。
奈智は、すぐにオペ室に運びたいと君島に連絡。君島は、子宮外妊娠の女子高生・山本利香子(石橋杏奈)の卵管切除手術をまさに始めるところだった。奈智の報告を受けた君島は、先に急患の手術をすることを決める。

しかし、利香子と筋腫患者の血液型が、共に血液部にストックが少ない型だったことから、オペ室に緊張が走る。さらに、利香子が苦しみだし、血液センターからの輸血用血液の到着も間にあわないとわかった奈智は・・・。

翌日、夜になって美和子の陣痛が始まる。しかし、胎児の心音に異常があったため、奈智の執刀で帝王切開手術が行われることになった。だが、美和子の切開部から大量の出血があり、血圧は測定不能となって――。

 

第3話「狂乱出産!」のあらすじ

産婦人科病棟で、須佐見教授(國村隼)の回診が行われ、君島(松下由樹)をはじめ、奈智(藤原紀香)ほか、医局員、学生たちが勢ぞろい。そんな中、君島と藤木(近藤芳正)は須佐見教授の誕生日が翌日だと気づき、大慌てになる。急きょ翌日の夜に誕生パーティーが開かれることになり、幹事に指名された玉木(上地雄輔)が、医局員全員から会費を徴収することになった。明日が休みだという奈智は、会費は払うが、欠席するという。奈智は、何日かぶりに一人息子の雄太(中村柊芽)に会うらしい。

一方君島は、奈智の元夫で血液内科医の柊隆弘(長谷川博巳)から、奈智の当直を減らして欲しいと相談を受けていた。隆弘は、奈智と雄太が一緒に過ごす時間が少ないことを心配していたのだ。君島は、隆弘の話から、奈智の極端な行動の裏に隠されたトラウマの真相を知る。

翌日、雄太と買い物に出かけた奈智は、美和子の夫・慎一(八嶋智人)がやっている惣菜屋の近くで起きた事故に遭遇。奈智は、怪我をした子供を助けようとする。

その奈智に、病院から全員召集の緊急呼び出しが入る。近くの産院で火災が発生し、多くの妊婦が運ばれて来るというのだ。さらに、マタニティースイミングスクールの屋根が落ちる事故が発生し、新たな妊婦たちも搬送されてくる。奈智たちは、救急でごった返すフロアで処置にあたるが、火事から避難してきた妊婦の中に、君島の同期のギネの菊池(山下容莉枝)がおり、あれこれ指示を始めたことで、産科病棟はますます混乱する。

騒動が治まり医師たちも落ち着きを取り戻した頃、それまで元気な様子だった美和子(西田尚美)が、腹痛を訴え、苦しみ始めた。エコー検査の結果、腹部に大きな血腫が発見される。奈智は、原因が分からないまま、藤木らのサポートで、この血腫を除去する緊急手術に取り掛かるが――。

 

第4話「母体急変」のあらすじ

君島(松下由樹)、奈智(藤原紀香)、藤木(近藤芳正)らは美和子(西田尚美)の出血の原因を突き止めようとするが、はっきりとした理由を特定できない。美和子の経過を見ていた同じ病室の妊婦・佐藤(西尾まり)は、お産をするのが恐いと玉木(上地雄輔)に訴える。

一方、美和子の夫・慎一(八島智人)は、美和子に代わって生まれたばかりの長男の世話に大忙し。そんな中、玉木の不用意なひと言から、慎一が桧口(板谷由夏)と高校の同級生で、しかも研究用の精子提供を求められていることを、美和子が知ってしまう。美和子は泣き出し、病室は大騒ぎになる。

その夜、奈智と玉木のもとに、当直の嶋(本仮屋ユイカ)から、美和子の腹部に再び血腫が出来たと連絡が入る。奈智が病院に駆けつけた時、美和子は高熱で朦朧とした状態。君島は、3度目の手術に踏み切ろうとするが、奈智は、美和子の苦痛が大きすぎると反対する。榎原(中村橋之助)の一言で、決断は美和子の意思にゆだねられることになる。美和子は「柊先生にお任せします」と答えるが、その容態が急変して―。

 

第5話「過失の烙印」のあらすじ

美和子(西田尚美)の死をきっかけに、冷静さと判断力を失ってしまった奈智(藤原紀香)は、榎原(中村橋之助)が医長を務める婦人科に勤務することになる。産科からひき離されることを知った奈智は抵抗するが、須佐見(國村隼)の命令でもあり、従うしかない。一方、玉木(上地雄輔)は、君島(松下由樹)のもとで勉強することになった。

榎原は、奈智が客観的に自分を見つめられるようになるまで、手術はさせないと言い渡す。自分の腕に自信がある奈智は納得できないまま、榎原の下で働き始める。

まもなく、慎一(八嶋智人)から桧口(板谷由夏)に、美和子の通夜の連絡が入る。医師や看護師たちは、不用意な発言や謝罪をしないようにと瀬川(内田有紀)から通達されていた。しかし桧口は、友人として徳本家を訪ねる。

葬儀の2日後、慎一の元に弁護士の岸本(半海一晃)がやってきた。岸本は、美和子の死をめぐり、病院に落ち度があったかのような発言をし、日本の医療裁判の現状を説いて帰っていった。その日の午後、病院を訪れた慎一は、君島と藤木(近藤芳正)から美和子の死因について説明を受ける。二人の説明は丁寧なものだったが、岸本の話を思い出した慎一は、それを素直に受け取ることができなかった。

一方奈智は、婦人科に移って1ヶ月が過ぎ、まだ手術を執刀させてもらえずにいた。手術をしたいと必死に訴えた奈智は、末期の卵巣がんで入院した女子高生・三井さやか(永井杏)の担当になる。さやかは、がんが肝臓や肺に転移しており、榎原の見解では、1年生きられないかもしれないという。しかし、病状を聞いたさやかの母・郁子(明星真由美)は、さやかに告知することを拒絶。榎原に相談した奈智は、直接さやかに告知しようとするが・・・。

そんな中、「聖修大学病院で、院内感染の疑いで母体死亡」との記事が週刊誌に掲載され、病院内は騒然。記事を見た奈智も衝撃を受け―。

 

第6話「奈智の転機」のあらすじ

榎原(中村橋之助)は、奈智(藤原紀香)の代わりに、末期の卵巣がんで入院中の三井さやか(永井杏)にがん告知を行う。娘への告知を拒否していたさやかの母親・郁子(明星真由美)は、約束が違うと榎原を責める。

2ヵ月後、病院に一通の訴状が届く。なんと、慎一(八嶋智人)が、美和子(西田尚美)の死には病院側の責任があったとして、院長、須佐見(國村隼)、君島(松下由樹)、奈智を訴えたのだ。医師個人が被告になることは稀だが、瀬川(内田有紀)は、原告側の作戦だと推測。自分が訴えられたことを知った奈智は、 大きなショックを受ける。

一方桧口(板谷由夏)は、急いで慎一に連絡をとり、自宅を訪ねた。桧口は、高校の同級生として慎一と話をしようとするが、告訴した慎一の決心は固い。訴えは取り下げず、桧口を敵に回しても戦うという慎一を、もはや止められそうにもなかった。

慎一の告訴は、医局全体にも大きな影響をもたらした。産科医の一人、井本(サコイ)は病院を辞めるという。訴えられるリスクを負いながら、情熱だけで仕事を続けるのは無理だと話す井本を、君島と藤木(近藤芳正)は何とか思いとどまらせようとする。しかし、君島自身も、次々と医師が離れていく現状に、医長と しての自信を失ってしまう。

奈智が不在で、井本もいなくなった産科は、これまで以上に多忙の日々となった。特に桧口は、奈智の分も働こうと必死になる。

まもなく、奈智は、さやかから「お産が見たい」と頼まれる。奈智と榎原とともに出産を見学したさやかは、生まれてくる赤ちゃんを見て涙を流す。そして、奈智の気持ちも少しずつ変化しはじめ―。

 

第7話「逆転の法廷」のあらすじ

美和子(西田尚美)の死をめぐって慎一(八嶋智人)が提起した医療訴訟の裁判がはじまり、多くの報道陣がつめかける。証人席に立った君島(松下由樹)は、瀬川(内田有紀)の尋問に、美和子の手術は必要な判断だったと答える。しかし、慎一の弁護士・岸本(半海一晃)は、奈智(藤原紀香)が手術の数時間前に立ちくらみで倒れたことを持ち出して、病院の体制不備を印象付ける作戦に出た。その事実を知らなかった君島は愕然とする。

一方、奈智たち医師、看護師は、普段通り忙しく働いていた。そんな中、ガラス片で腕を切った優美(吉田里琴)が、教師に付き添われて病院にやってくる。ERの飯村(川渕良和)は、直ちに傷口を縫合するが、血は止まらず患部からにじみ出る。しかし、知らせを聞いて駆けつけた慎一と岸本が、裁判に影響が出る と優美を連れ帰ってしまう。

優美の症状に疑問を抱いた飯村は、血液内科の隆弘(長谷川博己)に相談。優美が美和子の娘だと気づいた隆弘は、桧口(板谷由夏)の協力を得て、生前に保存してあった美和子の血液を調べはじめる。

そんな中、入院して約一週間が経過しようとしていた妊娠30週の切迫早産の妊婦・星名あゆみ(吉田羊)の様態が急変。奈智は早産を食い止めるための処置を施していたが、突然、あゆみはショック状態になり、意識不明に陥ってしまった。飯村らが駆けつけ、君島や藤木はまずERに託そうとするが、奈智はそれを 遮って勝手に指示を始め・・・。

やがて、奈智が出廷する日がやって来た。岸本は、奈智が必要のない超緊急の帝王切開手術を行ったと追及。さらに奈智が慎一に対し、美和子のことを早く忘れて前に進みたいと言ったことを暴露して――。

 

第8話「ギネの資格」のあらすじ

須佐見(國村隼)と結婚し、教授婦人となった一代(内田有紀)が入院。妊娠20週に入った一代は、検査の結果、進行した卵巣がんと判明する。手術して治療を始めても5年生存率は30%程度という厳しい現実に、君島(松下由樹)と榎原(中村橋之助)は、赤ちゃんをあきらめ、すぐにがん治療を開始すべきだと考える。しかし、奈智は、帝王切開が可能にな る28週まで待つことを提案。何としても一代を助けたい須佐見は、がん治療を始めてほしいと一代に告げる。

嶋(本仮屋ユイカ)と婚約し、一緒に海外留学をする話が進んでいる玉木(上地雄輔)のもとに、女子大生になった山本利香子(石橋杏奈)が訪ねてきた。利香子は、子宮外妊娠で手術をした際、子宮全摘出となった理由を、改めて玉木に問いただす。答えに詰まった玉木は、ただ懸命に利香子をなぐさめた。

一方、嶋病院長(津嘉山正種)に呼ばれた君島は、須佐見が一代の看病に専念するために教授職を辞任することを知る。そして、君島を後任に推薦するというのだ。しかし病院長は、君島が教授になるための条件を出す。それは、「総合周産期母子医療センター」を返上し、人員整理の手始めとして奈智を辞めさせること。

総合周産期母子医療センターを返上すれば、緊急を要する妊婦を受け入れることができなくなる。君島は、地域の産科医療が崩壊すると反対するが、病院長は利香子 の両親からの訴状を見せ、君島の決断を促す。奈智が問題を引き起こしていると言われた君島は、なんとか奈智を庇いたいと考えるが―。

そんな中、染色体異常の胎児を妊娠している竹尾小枝(須藤理彩)の出産が近づいていた。小枝の赤ちゃんは、生まれて数時間から数日以内に死亡すると診断されていたが、小枝は産むことを希望していた。しかし、胎児の心音が下がり、帝王切開が必要となる。その手術を行うかどうか、奈智は判断を迫られて―。

 

最終回「命...希望」のあらすじ(ネタバレ注意)

玉木(上地雄輔)から、君島(松下由樹)が教授になるための条件を聞いた奈智(藤原紀香)は、病院を辞めると宣言。驚いた君島や藤木(近藤芳正)に、奈智は「行きたいところがある」と伝える。やがて君島は教授に昇進。藤木も、次の勤務先を考え始める。

まもなく、一代(内田有紀)の手術の時がやって来た。手術は、まず子供を帝王切開で出産し、その後、がん化した卵巣を摘出するというもの。執刀は須佐見(國村隼)が行うことになった。奈智の説明を聞いた一代は、覚悟を決める。

ところが、一代の麻酔直前に、急患の連絡が入る。患者は、火災現場で転落した33週の妊婦で、下腹部から大量の出血をしているという。手術室が他に空いていないと知った奈智は、一代より先にこの患者の手術をしたいと頼む。須佐見は、急患の手術を決断。さらに、この患者は脳内出血していることが分かり、手術 室には、藤木、桧口(板谷由夏)、嶋(本仮屋ユイカ)のほか脳外科医も駆けつける。一代は、手術室が空くまで待機することになった。

一方、鳥海(いせゆみこ)が診ていた妊婦の胎児の心拍数が落ち、鳥海は帝王切開を要請。しかし、手術室の空きがなく、しかも医師たちも全員手が塞がっているため、皆に緊張が走る。そんな中、一代の容態が急変し、大出血を起こして――。

 

※日本テレビHPより引用

相棒 Season8

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相棒 Season8

 

相棒 season 8

2009年10月14日からテレビ朝日系列で放映。初回2時間スペシャル。

警視庁に存在する窓際部署である「特命係」に所属する警部と、警察庁からやってきた警部補の二人がコンビを組み、様々な難事件に立ち向かう刑事ドラマ。

主演は、水谷豊。相棒役は、寺脇康文から引き継いだ及川光博。

相棒 Season8 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

相棒 Season8の主題歌

未定

 

 

相棒 Season8の出演者

杉下右京 ...... 水谷豊
神戸尊 ...... 及川光博
米沢守 ...... 六角精児
小野田公顕 ...... 岸部一徳
本多篤人 ...... 古谷一行

 

 

相棒 Season8のスタッフ

原作:内田康夫『浅見光彦シリーズ』
脚本:石原武龍、川嶋澄乃、友澤晃一
演出:佐々木章光、村上牧人
プロデューサー:矢口久雄
制作:テレパック、TBS

 

 

相棒 Season8の視聴率

17.5
各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月14日 カナリアの娘 19.4%
第2話 2009年10月21日 さよなら、バードランド 16.6%
第3話 2009年10月28日 ミス・グリーンの秘密 18.9%
第4話 2009年11月11日 錯覚の殺人 17.8%
第5話 2009年11月18日 背信の徒花 17.6%
第6話 2009年11月25日 フェンスの町で 18.0%
第7話 2009年12月2日 鶏と牛刀 16.1%
第8話 2009年12月9日 消えた乗客 18.0%
第9話 2009年12月16日 仮釈放 18.5%
第10話 2010年1月1日 特命係、西へ! 17.8%
第11話 2010年1月13日 願い 15.7%
第12話 2010年1月20日 SPY 17.2%
第13話 2010年1月27日 マジック 17.1%
第14話 2010年2月3日 堕ちた偶像 %
第15話 2010年2月10日 狙われた刑事 17.8%
第16話 2010年2月17日 隠されていた顔 15.8%
第17話 2010年2月24日 怪しい隣人 17.2%
第18話 2010年3月3日 右京、風邪をひく 18.1%
最終回 2010年3月10日 神の憂鬱 20.4%

 

 

相棒 Season8のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「カナリアの娘」のあらすじ

右京(水谷豊)がロンドンから帰国した。空港まで迎えに来ていたたまき(益戸育江)と仲良く帰ろうとすると、なんと尊(及川光博)も「お迎えに...」とやってきた。たまきを尊に紹介、そのままたまきの車に乗り込もうとした右京だが、たまきに「仲良くしないと」と促され尊の車で送ってもらうことに。

右京を助手席にスポーツカーを走らせる尊。途中、右京は一台の車を止めて職務質問をしている白バイを振り返り、ふと疑問を口にする。「あの白バイは警視庁のようでした...」。

つまり千葉県で警視庁の警察官が取り締まりをするはずがないという。右京と尊は車を止めると、後からやってきた白バイのナンバーをチェック。そのままパーキングエリアへ入っていく白バイを尾行する。
しかし、いくら白バイをさがしても見つからない。パーキングエリアから白バイが忽然と消えてしまったのだ。右京は「徹底的に調べますよ」といい帰国早々捜査に乗り出す。右京と尊の新しいコンビがいよいよ動き出す!

【ゲスト出演者】内山理名、古谷一行 ほか

 

第2話「さよなら、バードランド」のあらすじ

大学時代のジャズ仲間との同窓会旅行のため宿泊予定だった青柳(大浦龍宇一)が旅館に着くと殺人事件と遭遇。被害者は某商社専務・広田。音楽関連への出資を打ち切り、青柳が発行していたジャズ専門誌も廃刊に追い込もうとしていた男だ。殺害動機がある青柳は容疑者として浮上するが、犯行があったころ青柳は別の場所にいるところを右京(水谷豊)と尊(及川光博)に目撃されていた。

青柳のアリバイは完璧だが、先に旅館にいたジャズ仲間の黒木(神尾佑)、宇野(増沢望)、渡辺(吉見一豊)の誰かが手を下していたら...。学生時代の4人の仲間の微妙な関係を暴いていく右京と尊。その果てに現れた真実とは?

【ゲスト出演者】大浦龍宇一、神尾佑、増沢望、吉見一豊 ほか

 

第3話「ミス・グリーンの秘密」のあらすじ

マンションで男が殺害された。事件に関して主婦から情報が寄せられるが長話を嫌う捜査一課から捜査を任せられてしまう右京(水谷豊)。さっそく尊(及川光博)とその主婦から話を聞くと、主婦は事件直前に緑(草笛光子)という老女に被害者男性の自宅住所を教えていたという。右京は尊に緑をマークさせるが捜査に不慣れのためあっさり見つかってしまう。おまけに緑の自宅に招き入れられてしまい...。一方、右京は半年前のある事故の情報をつかむ。ガーデニング好きで「ミス・グリーン」と親しまれていた緑。その穏やかな微笑みの裏に何かが隠されているのか!?

【ゲスト出演者】草笛光子 ほか

 

第4話「錯覚の殺人」のあらすじ

テレビ局社員の絵美が無人のスタジオで転落死した。別件で来ていた右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、総務部の絵美が無人のスタジオにいたことに疑問を抱く。転落死した隣のスタジオで聞き込みを始め、そこで収録中のバラエティ番組に出演していた教授・好田(近藤芳正)を紹介される。大学では目の錯覚を専門にしている好田だが、局に到着したのは絵美が転落死した後。渋滞に巻き込まれて到着が遅れたという完璧アリバイがある。右京と好田の静かなる頭脳戦が始まる!

【ゲスト出演者】近藤芳正 ほか

 

第5話「背信の徒花」のあらすじ

米沢(六角精児)が見ていた鉄道マニア向けDVDに5年前に自殺した国土建設省の官僚・三島に似た男が映っていた。撮影日は三島の遺体が都内で発見される前日。しかもDVDに映っていたのは東京から60キロも離れた間宮村の駅。疑問を感じた右京(水谷豊)は尊(及川光博)とともに国土建設省へ。三島の同僚・片倉(中村繁之)に三島が発見前日に間宮村に行ってないか確認するが...。

三島はなぜ、間宮村に行ったのか? なぜ翌日に死体となって発見されたのか?
真相を求めて右京と尊は間宮駅へと向かう!

【ゲスト出演者】中村繁之 ほか

 

第6話「フェンスの町で」のあらすじ

郵便局で強盗事件が発生。防犯ビデオに映る犯人の華麗な動きや緊急配備の検問を鮮やかにくぐり抜けたことなどから、近くにある基地関係者による犯行説が浮上する。尊(及川光博)は「プロの犯罪者による犯行」というが、右京(水谷豊)は防犯ビデオから犯人がプロにあるまじきミスを犯していることを指摘。一方で軍事訓練を受けたような身のこなしに着目し、現場近くにあるサバイバルゲームのサークルからメンバーの名簿を手に入れる。その中から右京が目をつけたのは、なんと...!?

【ゲスト出演者】森田直幸、阪本奨悟、仁藤優子 ほか

 

第7話「鶏と牛刀」のあらすじ

年金事務所の係長・藤石がホテルの一室から転落死した。警視庁の上層部は自殺と断定するが、遺体の写真に不自然な点を発見した右京(水谷豊)は捜査を開始する。年金事務所の職員に「人殺し!」と詰め寄っていた藤石の婚約者・亜由美(久遠さやか)によると、藤石は生前、不正を告発すると言っていたとか。右京と尊(及川光博)は、藤石の上司・柴田(三井善忠)の証言で、この事務所でも5年前まで不正が行われていたことを知る。藤石はその不正を告発しようとして、事務所の関係者に殺されたのか?右京と尊が年金不正の闇に挑む。

【ゲスト出演者】久遠さやか ほか

 

第8話「消えた乗客」のあらすじ

右京(水谷豊)と尊(及川光博)は駐車場に止まっている不審な路線バスを発見する。調べると、運転手もいなければ、乗客もいない。一体何が起きたのか? やがて運転手、乗客の命と引き換えに1億円を要求する脅迫状がバス会社に届く。難を逃れた乗客の一人、恵(中川安奈)によると、犯人は客を装っていた上条(平野貴大)という男で、運転手の中島(松田洋治)と乗客をどこかへ連れ去ったという。単なるバスジャックにしては不自然な点も多い。右京と尊が不可思議な誘拐事件からあぶり出した驚愕の真実とは?

【ゲスト出演者】中川安奈、松田洋治、平野貴大 ほか

 

第9話「仮釈放」のあらすじ

刑務所を仮出所した山部という男が出所翌日に失踪。山部は数年前に覚せい剤を所持し、一緒にいた村上と逮捕され刑期満了間近だった。模範囚だった山部は身寄りもなかったが、なぜか共犯だった村上の同棲相手・美代子(井上和香)という女性がたびたび山部に面会に来ていた。右京(水谷豊)と尊(及川光博)は美代子に山部に面会した理由を聞くが、歯切れが悪い。美代子は何かを隠していると直感した右京。やがて山部の行方が明らかになり...。2人の男と一人の女。失踪がもたらした意外な真相とは?

【ゲスト出演者】井上和香 ほか

 

第10話「特命係、西へ!」のあらすじ

京都で呉服店を経営する高村の遺体が東京で発見された。手には謎の4桁の数字が羅列された紙の切れ端が握られていた。

高村は死の直前、都内のホテルに電話をかけていたことが判明。右京(水谷豊)と尊(及川光博)がそのホテルを訪ねると、偶然にも尊は学生時代の恋人・唯子(檀れい)と再会する。ぎこちなく言葉を交わして別れる2人だが、なぜかその唯子に不審な行動が見られ、さらには高村が最後にかけた電話と唯子につながりがあることがわかる。さっそく右京と尊は唯子から話を聞こうとする。しかし、唯子は男たちに守られ、ホテルから逃げるように姿を消してしまう。なぜ唯子は警察から逃げるのか? 唯子は高村の死となにか関係しているのだろうか。

元恋人の不穏な動きに心穏やかでない尊だが、右京は嫌疑対象であることは間違いないと指摘。また右京は生前の高村の行動などから高村が千利休を信奉する歴史マニアであると推理。刑事部長から強引に与えられた休暇を利用して右京と尊が京都へと向かう!

事件の真相と420年前の千利休の謎。東京での殺人事件をきっかけに右京と尊が京都を舞台に不可解な事件に挑む!

【ゲスト出演者】檀れい、橋爪淳、いしのようこ ほか

 

第11話「願い」のあらすじ

とある家から発見された古い盗聴器。その家は16年前の少女失踪事件の被害者宅であった。少女は今も見つかっていない。右京(水谷豊)と尊(及川光博)は事件を再び洗い直すことに。当時14歳の遥は友人と会うため、自宅を出たまま忽然と姿を消した。盗聴器の発見により、その犯人が事前に彼女の行動を探っていたのではないか?

右京と尊は当時遥と同居していた叔母・涼子(黒田福美)に話を聞くのだが、16年前の事件に触れたくない様子。16年前に一体何があったのか? さらに同じ手口の事件が再び起こる!

【ゲスト出演者】黒田福美 ほか

 

第12話「SPY」のあらすじ

銀座のホステス・まどか(小嶺麗奈)の他殺体が発見され、携帯電話の通信記録から尊(及川光博)の名前が見つかった。尊はまどかの店に警察庁時代に上司に連れて行かれただけだという。事実、まどかの店は警視庁・警察庁の幹部クラスが数多く出入りしていた。右京(水谷豊)はまどかの所持品の中にテレフォンカードを見つけ不審を抱く。なぜ今どき? さらに、まどかの化粧ポーチからUSBメモリーが見つかり、警視庁と警察庁を揺るがす事態へと発展していく...。

【ゲスト出演者】美木良介 小嶺麗奈 芦川誠 ほか

 

第13話「マジック」のあらすじ

人気マジシャンのミスターアキこと秋川(中村有志)の弟子・澤田がアキのマジックの本番中、照明用の足場から転落死した。秋川の妻・香奈恵(クノ真季子)によると、澤田は秋川のマジックの段取りをしていたという。その香奈恵は澤田の本名が田中であることをなぜか知らなかったらしい。客席で秋川のマジックを観ていた右京(水谷豊)はさっそく現場検証、いくつかの不審な点を発見する。さらに尊(及川光博)と秋川の自宅で田中の部屋を調べていると1枚カードが足りないトランプと不思議なボールペンを発見した。

田中の死に隠された複雑な事情を右京らが暴く!

【ゲスト出演者】中村有志 クノ真季子 ほか

 

第14話「堕ちた偶像」のあらすじ

盲腸で入院したたまき(益戸育江)を見舞った右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、同じ病室に入院していた6歳の七海(石井萌々果)と知り合う。不審な男に追いかけられ逃げる途中ケガをしたらしい。七海はその不審な男を代議士の江嶋(田中哲司)だというのだが...。右京らが早速その現場に行ってみると近くでジャーナリストの安田(竹本孝之)の事務所の捜索が行われていた。安田が遺体となって発見されたためだ。しかも安田は江嶋の盟友であることが判明する。少女が追いかけられた事件と安田の死に、何か関係があるのか!? 右京と尊が政治家の野望に潜む闇に挑む!

【ゲスト出演者】田中哲司 竹本孝之 石井萌々果 ほか

 

第15話「狙われた刑事」のあらすじ

捜査一課の伊丹刑事(川原和久)が店でラーメンを食べていると突然隣の客がもがき倒れた!毒物が仕込まれていたと分るが、右京(水谷豊)の推理によれば、どうやら狙われたのは伊丹のようだ。右京は尊(及川光博)とともに伊丹を警護することに。伊丹は10年前のある殺人事件が原因ではないかと思い出す。当時、強引な取り調べをした伊丹は容疑者たちに恨まれている可能性もある。

捜査一課イチ熱い伊丹が右京らの警護も振り切り勝手に動き出すが...。10年の時を経て目の当たりにした真実とは?

【ゲスト出演者】加藤虎ノ介 村田充 ほか

 

第16話「隠されていた顔」のあらすじ

大学の農学部の倉庫が大爆発し、心理学科の曽田准教授が爆死した。偶然大学を訪れていた右京(水谷豊)と尊(及川光博)は現場を目の当たりにし、捜査を開始する。原因はLPガスのボンベからガスが漏れて充満。そこにタバコを吸おうと入ってきた曽田がライターに火をつけたらしい。なぜ心理学科の准教授が農学部の倉庫にいたのか?

曽田の上司・鶴見教授は教授の座を曽田か、もう一人の准教授・槙子(鳥居かほり)に譲るか迷っていたという。さらにガスボンベのバルブが何者かによって緩められていた可能性も出てきた。曽田と教授の座を狙い争う槙子が事故に見せかけて殺害したのか!? が、曽田のデスクから高性能のカメラが発見され、そこには意外な二人と思いがけない瞬間が写っていた!右京と尊が深層心理にかかわる事実を明らかにする!

【ゲスト出演者】鳥居かほり ほか

 

第17話「怪しい隣人」のあらすじ

9年前に発生した現金輸送車襲撃事件の遺留品を名和田家に返しに行った右京(水谷豊)。当時、名和田は輸送車の運転手。彼の証言で似顔絵も作成したが、事件は未解決のまま。帰り際に隣家の庭に右京がふと目をやると窓ガラスが割れている。隣人と思われる男に注意すると部屋の模様替えをしていたら家具が当たったのだという。その言葉に不審を抱いた右京は尊(及川光博)と連絡を取りつつ、名和田の家で隣家を観察することに。さらに右京が隣人を訪れるたびに別の人物が応対し...。一体、隣家で何が起きているのか? 些細な異変から焙り出される意外な事実とは!?

【ゲスト出演者】小倉一郎 金井勇太 三宅弘城 松本実 ほか

 

第18話「右京、風邪をひく」のあらすじ

山中で初老の男性の他殺体が発見された。捜査は難航するかと思われたが、意外にも捜索願が出されていたことから被害者は西島と判明。右京(水谷豊)が風邪をひいていることを知った伊丹ら捜査一課は、捜査を邪魔されなくていい、と嬉々として聞き込みをする。西島と同じアパートに住むジュン(東風万智子)が怪しい。伊丹の直感で再度の事情聴取に行くと、ジュンは意外にもあっさりと犯行を自供する。共犯の戸倉(滝直希)も逮捕、鼻高々の伊丹だったが、右京と尊(及川光博)はなぜか2人で微笑み合う。実は事件解決の裏には伊丹らが知る由もない顛末があった。自供の裏で起こっていたもう一つの事件とは!?

【ゲスト出演者】東風万智子 滝直希 ほか

 

最終回「神の憂鬱」のあらすじ(ネタバレ注意)

帝都物産の電子通信部設計係長の早乙女が本社ビルから転落死した。事故か自殺の可能性が高いが、遺書は見当たらない。伊丹(川原和久)らは監視カメラの映像から早乙女が転落した直後に急発進した白いセダンの所有者を追う。セダンの持ち主は首都警備保障の岩井という男だとわかった。早乙女など知らないという岩井に納得がいかない伊丹らだが、警察庁から首都警備保障に天下りした宇田川(清水章吾)に圧力をかけられ手も足も出なくなってしまう。

そのころ、右京(水谷豊)を監視しろという半年前の警視庁からの命令に疑問を感じ始めていた尊(及川光博)は、大河内(神保悟志)からスピードカメラ(自動速度違反取締装置)の誤作動が急増している事実を知らされる。尊は警察庁警備局時代の部下の香(水野美紀)と接触。自分が進めていたあるプロジェクトはどうなっているのかと尋ねるが、香は部外者には話せないと口を閉ざす。そのプロジェクトとは...?

右京は、岩井と早乙女が接触している映像を発見。やはり岩井は早乙女の死に関係があるのか...。
スピードカメラの誤作動と警察庁警備局、そして早乙女の死を結びつけるものとは? 右京と尊が巨大組織の暗部に挑む。
神戸尊が特命係に異動になった本当の理由がついに明らかになる!

【ゲスト出演者】水野美紀 寺泉憲 吉満涼太 清水章吾 ほか

※テレビ朝日HPより引用

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