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動画キング: 2009年9月アーカイブ

浅見光彦~最終章~

 

浅見光彦~最終章~

2009年10月21日からTBS系列で放映。10月5日には3時間スペシャル「高千穂伝説殺人事件~歌わない笛~」も放送。

超エリート一家の中でルポライターとしてほのぼのと生きる男が、日本全国での取材時に遭遇した事件を解決していく様子を描いた探偵ドラマ。

主演は、ドラマ「キイナ~不可能犯罪捜査官~」以来のドラマ出演となる沢村一樹。ヒロイン役に片瀬那奈が抜擢された。

浅見光彦~最終章~ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

浅見光彦~最終章~の主題歌

未定

 

 

浅見光彦~最終章~の出演者

浅見光彦 ...... 沢村一樹
浅見陽一郎 ...... 風間杜夫
吉田須美子 ...... 原沙知絵
浅見和子 ...... 黒田知永子
桐山道夫 ...... 田中幸太朗
浅見雪江 ...... 佐久間良子

 

 

浅見光彦~最終章~のスタッフ

原作:内田康夫『浅見光彦シリーズ』
脚本:石原武龍、川嶋澄乃、友澤晃一
演出:佐々木章光、村上牧人
プロデューサー:矢口久雄
制作:テレパック、TBS

 

 

浅見光彦~最終章~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月21日 恐山・十和田湖・弘前編 10.9%
第2話 2009年10月28日 伊豆天城・松島編 7.0%
第3話 2009年11月4日 岩手遠野編 12.2%
第4話 2009年11月11日 金沢編 8.0%
第5話 2009年11月18日 京都・近江編 6.7%
第6話 2009年11月25日 木曽編 -浅見家の悲劇(前編)- 6.7%
第7話 2009年12月2日 木曽編 -浅見家の悲劇(後編)- 6.9%
第8話 2009年12月9日 エキゾチック横浜編 6.7%
最終回 2009年12月16日 草津・軽井沢 編 7.4%

 

 

浅見光彦~最終章~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「恐山・十和田湖・弘前 編」のあらすじ

昭和34年、青森県は弘前「ねぷた祭り」の夜。津軽じょつぱり太鼓や、勇壮な武者絵が大通りを練り歩き盛り上がりを見せたとき、ある凄惨な事件が起こった。それから50年後...時代の移り変わりと共に、その事件は人々の記憶から薄れ記憶の片隅からも忘れ去られていた。

そんなある日、旅雑誌「旅と歴史」の藤田編集長(大和田伸也)に呼び出されたルポライター浅見光彦(沢村一樹)は青森県の特集を依頼される。光彦が編集部から帰る途中、立ち寄った自宅近所の団子屋さんで、1人の女性・吉田須美子(原沙知絵)と出会った。彼女の話を聞くと訪ね先は浅見家で、今日から居候をさせもらうという。

その話にビックリしながらも、家へ案内する光彦。母・雪江(佐久間良子)によると、須美子は光彦の父が大蔵省時代に世話になった方の孫で、外交官の両親が海外へ赴任することになり、浅見家で預かることになったとのことだった。須美子は、ただの居候では肩身が狭いと"お手伝さん"として住み込ませて欲しいと申し出ると、本人が望むならと、光彦の兄で警察庁刑事局長・陽一郎(風間杜夫)兄嫁・和子(黒田知永子)も、その申し出を快く受ける。

陽一郎は、そのまま部下の桐山(田中幸太朗)が迎えにやって来たため、職場へと向かい、雪江は、ある知人に頼まれていた料理コンクールの審査員として、光彦と須美子を伴って会場へと出かけた。

会場に到着した光彦たちは、雪江の知り合いで料理評論家の井出啓介(山本學)からコンクールを主催する「龍山亭」社長の宮坂(中山仁)と、総料理長の杉田(市川勇)を紹介される。ほどなく、料理コンクールの決勝が開催され、若く美しい料理人の藤波紹子(片瀬那奈)が優勝した。賞品は十和田湖の新規店舗のオーナー権だ。紹子は、今はなき母・真琴(越智静香)の味を再現しようと、故郷の十和田から上京し、十和田湖に自分のお店を出すことを夢見て、日々の修行に励んできたのだ。会場に居合わせた光彦(沢村一樹)と母・雪江(佐久間良子)も、そんな紹子を祝福する。

その後日、コンクールの審査に加わった杉田が、青森県で殺害される事件が発生。現場には凶器となった三味線の弦と、死体にはなぜか六枚の古銭が握られていた...。

事件を知った光彦は、不穏な何かを感じながらも、取材地となっていた青森へ旅立つと、偶然、弘前で紹子とその祖父・憲夫(前田吟)と宮坂と再会。そこで宮坂は憲夫に向かい、紹子に十和田のお店はやらせないという。光彦がその訳を聞くと、半世紀にも及ぶ恨みは誰にも分からないと言い、宮坂はその場を後にする。宮坂の態度に困惑する紹子と光彦。

その翌日、光彦は紹子に下北半島を案内してもらうと、仏ヶ浦の岩場で人が倒れているのを発見。それは、三味線の弦を首に巻かれて絶命している宮坂だった。その現場には、またしても古銭が...。

 

第2話「伊豆天城・松島編」のあらすじ

川端康成生誕110周年を記念して、旅雑誌「旅と歴史」の特集のため修善寺と天城の取材へ向かうという光彦。その話を雪江(佐久間良子)にすると、ちょうど雪江も、仏様を供養する法要で行われる、修善寺の万灯会(まんとうえ)に行くという。「また事件に巻き込まれて、陽一郎(風間杜夫)に迷惑をかけないでね」とお小言をもらいつつ光彦は取材の旅へ。

旧天城トンネルを光彦が歩いていると、「うわああ」と男の叫び声が聞こえた。慌ててトンネルの向こうへと走る光彦だが、崖下をのぞいても誰の姿もない...。

翌日の朝、旅館をチェックアウトした光彦は、パトカーのサイレンを聞く。光彦が昨日の場所へと行ってみると、警察や鑑識の姿があり、少し離れた場所には男の遺体があった。下田署の刑事課長・永井(佐藤銀平)の話によると、免許証から遺体は小林章夫(小林勝也)ということが分かった。「悲鳴が聞こえた昨日は、なにも見えなかったのに...」と怪訝に思う光彦。

そんなこともあり、雪江との待ち合わせに遅れて到着した光彦が、修善寺に着くと、本堂脇の軒に沢山貼られた千社札を見つける。その中に「下司」(げす)の文字があるのを見た。
「心根が卑しいという意味の言葉が、なぜ千社札に?」などと須美子たちと話していると、「貼ったのは私の父です」と小林朝美(笛木優子)から声をかけられる。

ばつが悪くなり、その場を後にする光彦たちだが、その夜、宿泊先の旅館のロビーで朝美と再会した。旧天城トンネルの発見された遺体が朝美の父だと聞いた光彦は、下司の文字の千社札を朝美の父・章夫が毎年一人で貼って歩いていたこと、三日前に宮城へ行くと言って、天城で転落死したことを知る。母がいないという朝美を、男手一つで育て上げていたという章夫が何故? 光彦は、朝美と共に千社札の謎と章夫の行動をたどることに。

ほどなく、ある川沿いで「下司」の千社札が流れてきたのを発見した光彦は、その上流で遺体の検分中の永井刑事課長と再会する。遺体は、宮城県松島町の黒木ゆかり(魏涼子)、遺留品はバッグに化粧ポーチと財布と柿の葉茶、そして婚姻届が。その婚姻届には、黒木ゆかりの名前だけ書かれていた。

章夫が行くと言っていた宮城、「下司」の千社札が流れてきた上流で発見された松島の女性、柿の葉茶と婚姻届、そして2人の関係と事件の謎を解明するために、光彦と朝美は日本三景として名高い宮城県・松島へと向かった。

 

第3話「岩手遠野編」のあらすじ

雑誌「旅と歴史」の取材で、民話の故郷として知られる岩手県・遠野を訪れていた浅見光彦(沢村一樹)は、伝統的な曲家の囲炉裏端で、民話の語り部・横居ナミ(井口恭子)に、遠野の縁結びの神社として有名な卯子酉(うねどり)様にまつわる民話を聞いていた。と、そこにナミの孫娘の詩織(佐々木麻緒)がやってきた。「2人して卯子酉様さ、行って来い」と言うナミの言葉に、光彦が真に受けて対応に困っていると、ナミの息子で詩織の父・横居真二(中本賢)と妻のマリ子(三浦理恵子)が、ナミのお弁当を持ってやってきた。「浅見さんも一緒にどうぞ」と誘われると、浅見家とはまた一味違ったぬくもりのひと時を感じる光彦だった。

取材を終えて東京へ帰った光彦に、兄・陽一郎から見合いの話が持ちかけられた。そのお相手は、警視総監の奥様から紹介された女性だ。お見合いに乗り気ではない光彦に、下手に断ると陽一郎の立場にも響くと警告する桐山(田中幸太朗)の言葉に、ほとほと困る光彦。と、その時、先日に取材をしたばかりのナミが殺されたという新聞記事の見出しが、光彦の目に留まった。

その翌日、遠野へと駆けつけた光彦。事件の目撃情報によると、ナミ殺害の犯人は2人組で、一人は住田(咲野俊介)という男らしいという話を真二とマリ子から聞く。そんな折、近くに住む岩岡(森本レオ)が訪ねてきた。近所に住んでいるという岩岡は、自分の畑で取れた野菜を持ってきてくれるなど、横居家と親しくしている間柄だという。

光彦が事件のあった部屋で話を聞いていると、表にパトカーが乗りつけられ、真二が事情聴取のため警察署へと連行されてしまう。目の前で、まるで犯人のように父を警察に連行され、ショックを隠せない詩織。そんな詩織を見た光彦は、「お父さんを信じる」と詩織を励ますと、犯人への強い怒りを覚え遠野警察署へと向かった。

刑事によると、真二には10年前に傷害の前科があり、自営する不動産業の経営は火の車だという。事件当日の夜、家族3人で花火大会の会場にいたと主張している真二だが、マリ子ら身内の証言ではアリバイとして弱いと疑っているのだ。

そんな刑事たちの態度に食ってかかる光彦だが、光彦の態度に不信感を抱いた刑事たちは、光彦の身元を調べることに...。ほどなく、光彦の身元が明らかになると、掌を返すように刑事たちの態度が逆転。光彦に事件の概要を説明する。それによると、犯人は2人でナミの家へと押し入り、ナミを殺害した後、現金を奪って車で逃走。その事件当日の目撃者から、犯人の一人に、過去に粗暴な行動をしていた住田という男が浮かぶ。しかし、その住田の行方は不明だという。また、真二と住田の接点も見つかっていない。

警察の捜査に大きな疑問を抱く光彦は、住田と関わりのあった人たちの聞き込みを始める。だがそんなとき、住田が遺体となって釜石港で発見された。

詩織の明るさを取り戻そうと孤軍奮闘する光彦は、マリ子に真二の前科の話を聞く。マリ子によると、真二は正当防衛だったのだが、傷害罪に問われて懲役3年の刑を言い渡された。がしかし、ある刑事が上司に逆らい、正当防衛を証明してくれたおかげで、執行猶予が付いたという。その刑事の名を光彦が聞くと、直接会ったことがないので知らないというマリ子。マリ子の態度を怪訝に感じた光彦は、その刑事の姿を探すことに...。

 

第4話「金沢編」のあらすじ

旅雑誌「旅と歴史の」編集長から、"加賀百万石"金沢の日本舞踊・桃陰流(とういんりゅう)の取材依頼を受けた光彦。取材の話を聞いたお手伝いの須美子(原沙知絵)が、「私も一度金沢へ行ってみたい」というと、「一緒に行ってくればいいさ」と、兄・陽一郎(風間杜夫)が無責任に金沢行きを勧める。母・雪江(佐久間良子)も一緒に金沢へ行くと言い出し、「兼六園にも寄りたいし、九谷焼のお茶碗も欲しい」と盛り上がる。兄嫁・和子(黒田知永子)も「カニも季節に入りましたね」と、話に拍車をかける始末。

「仕事なんですけど...」と困惑する光彦をよそに、翌日には金沢へやってきた光彦と雪江、須美子の3名。まずは、取材先となる「桃陰流」の稽古場へと向かった。光彦らを出迎えた小川イネ(三篠美紀)の案内で奥へ進むと、和服姿の女性たちが見守る中、三味線と長唄の生演奏で踊る三之宮由佳(京野ことみ)と、それを見守る家元の川上トキ(香山美子)がいた。

稽古が終わり、光彦があらためてトキにあいさつをすると、「ご無沙汰しています」と、雪江がトキにあいさつをした。そう、雪江はトキと顔見知りだったのだ。二人の関係を知り驚く光彦に、「次の会で"蝶の道行"という舞を一緒に踊ります」と言って、先ほど踊っていた由佳を紹介するトキ。それを聞いて、その場に居た他の弟子たちが凍りついた。家元のトキと一緒に"蝶の道行"を踊るということは、トキが由佳を後継者として決めたということを意味していた。

それを聞いた高弟の大戸世志子(増子倭文江)がトキに詰め寄るが、トキは「次期家元をしっかり支えてほしい」と世志子に言うと、由佳が次期家元に決まったと記事にしてほしいと、光彦に頼んだ。

ほどなく稽古場を後にした光彦たちが兼六園へ行くと、売店で働いている由佳の母・志乃(大空真弓)と一緒にいた由佳と再会。由佳が次期家元に決まったことを聞いた志乃は、それに猛反対。踊りの世界から縁を切りなさいと語気を強め、由佳が家元になることを認めない...。

「いったい何があったのか?」と、怪訝に思う光彦。由佳の話によると、昔、桃陰流の稽古場は山中温泉にあり、同い年のトキと志乃は、幼いときから踊りのライバルだったという。そして、なぜだかトキの話になると、志乃は不機嫌になるのだという。

とそのとき、由佳の携帯が鳴った。相手は世志子だ。世志子に呼び出された由佳は、身の丈に合っていないから家元を辞退するようにと、遠まわしに迫られるが、由佳は改めて決意し、桃陰流を引き継ぐ覚悟を宣言して、その場を後にした。その言葉を聞いて、立派だったと感心する光彦だが、当の由佳は「怖かった」と震え出す。そんな二人のやり取りを窺っている人影が...光彦がその視線に気がつくと、気まずそうに立ち去った。

その夜、由佳と光彦が車に乗った暴漢に襲われた。怪我をした光彦が桃陰流の稽古場で手当てを受けていると、警察がやってきた。車の所有者という人物から、ナイフを持った暴漢に襲われたと通報があり、その暴漢が光彦だというのだ。由佳が経緯を話しても刑事は聞き入れず、光彦は容疑者として署へ連行されてしまう。

そんなとき、世志子が遺体で発見された。検視官の現場検証によると、その遺体に外傷はなく、なにかの毒物による中毒死だという...。

 

第5話「京都・近江編」のあらすじ

ある日の浅見家、光彦(沢村一樹)たち家族の前で母・雪江(佐久間良子)が「嘆きわび、空に乱るる我がたまを、結びとどめよ、したがひのつま」という源氏物語の一節を書にしたためていた。その達筆さに感心する光彦たち。須美子(原沙知絵)が歌の意味を聞くと、「悲しみのあまり、体を抜け出してさ迷う私の魂を、あなたの衣の下前の褄を結んで繋ぎ止めて下さい」と、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)が光源氏に救いを求めて詠んだ歌だと雪江が解説する。光彦は「源氏物語の女たちの恋と人生を巡る旅」というテーマで、源氏物語ゆかりの京都と滋賀へ取材旅行を予定していた。また、タイミングを同じくして、雪江も琵琶湖のホテルで催される着物の展示会へ出かけるということで、源氏物語の話題で盛り上がっていたのだ。そこで雪江は、恋に疎い光彦では源氏物語の取材がはかどらないだろうと、今回も須美子を引き連れて光彦に同行するという。

かくして、京都~滋賀へと向かった光彦ら三名。着物の展示会場へと向かう途中で、自転車に乗った吉村奈美江(横山めぐみ)と出会い頭にぶつかりそうになった。恐縮する光彦に奈美江も謝罪し、自転車のカゴに入れていた陶器の人形が割れていないことを確認すると、先を急ぐからとその場を去る。

その後、琵琶湖のホテルで行われている着物の展示会で雪江と光彦たちは、接客を担当する観光協会の企画開発を担当している前田由香里(いとうあいこ)という女性と知り合った。光彦が由香里に源氏物語の取材で来ていることを告げると、知り合いの陶芸家をとり上げて紹介してほしいと熱心に頼まれる。

ほどなく、陶芸家を訪ねる光彦と由香里。工房に入り紹介されたのは、自転車でぶつかりそうになった奈美江だった。源氏物語をイメージしたという、陶器で作ったひな人形の話で盛り上がっていたそのとき、由香里の携帯が鳴った。それは、由香里の姉・恭子(美緒)のものと思われる白骨死体が発見されたとの警察からの連絡だった。

遺体の発見現場に駆けつけた光彦たちは、死体には胸の骨に刃物の傷があるため、殺害された疑いがあると刑事から説明を受ける。恭子の遺留品だと思われる手帳を見ると、雪江から教わった源氏物語の一節「嘆きわび、空に乱るる我がたまを...」という歌が書かれたしおりが挟まっていた。

由香里の話によると、姉・恭子が失踪したのは7年前。優しく妹想いの姉が、ある日、突然いなくなったという。光彦は、源氏物語の一節が遺留品に書いてあったことから、恋のもつれではないかと推理するのだが、由香里の知る限りでは、姉が親しくしていた特別な男の話など聞いたことがないという。恭子は大学院で源氏物語の研究をしていたので、その一節が書かれていたのではないかと由香里。

その話を聞いた光彦は、事件の手がかりを求めて、恭子が通っていた大学へと向かう。恭子のゼミの教授・吉村春夫(鶴見唇吾)から、当時の話を聞く光彦なのだが、やはり研究熱心で、交際相手の話など聞いたことがないという...。

 

第6話「木曽編 -浅見家の悲劇(前編)-」のあらすじ

今から7年前、浅見家の宝物のような存在・祐子(小出早織)が、高校時代からの親友、森村香菜(森脇英理子)と正法寺美也子(奥田恵梨華)の3人で初めて、木曽へと旅行に出かけた。そもそも旅行へ行くきっかけとなったのは、光彦が書いた「幕末の動乱に翻弄されたヒロイン皇女和宮」をテーマにした記事を読み、和宮が辿った道を歩いてみたいという祐子の思いからだった。

その旅行中、急用で先に帰京した香菜を除き、祐子と美也子は山で道に迷い転落。その事故で美也子は旅行の記憶を失い、祐子だけが帰らぬ人となってしまったのだ。

そんな祐子の命日に、仕事で休めない陽一郎(風間杜夫)と和子(黒田知永子)夫婦と、須美子(原沙知絵)を東京に残して、光彦と母の雪江(佐久間良子)の二人は木曽へと向かう支度をしていた。いつものように陽一郎の部下・桐山(田中幸太朗)が陽一郎を迎えに来ると、祐子の話を聞いた桐山は、仏前に線香をあげたいと申し出る。その仏前で、祐子の死に納得できないことがあると、桐山にこぼす光彦。旅行へ出かけた祐子に貸したカメラが、いまだに発見されていないというのだ...。木曽出身の桐山に、来年の命日には里帰りがてら一緒に木曽へいこうという言葉を残して、光彦たちは木曽へと向かった。

ほどなく、祐子の遭難場所へ花を手向けた光彦。山道はきついだろうと、雪江は宿に残り、光彦一人で事故現場へとやってきていた。と、その前に、花束を持った女性が一人...。その女性は、7年前に祐子と一緒に旅行をした香菜だった。下山して、旅館で待っていた雪江と合流した光彦と香菜。雪江と顔を合わせた香菜は、7年前の想いが込み上げ泣き崩れる...。

そんなとき、新たな事件が起こっていた。なんと、旅の記憶を無くしていた正法寺美也子が、木曽で殺害されたというのだ。美也子の所持品の中には、皇女和宮の下向に関する一冊の本と、宿場の一角で撮影された、祐子と美也子と若者2人が写る写真が。残された写真が撮影された場所を特定するために、木曽署の刑事・野上(柴俊夫)と田部(石井テルユキ)が、奈良井宿を訪れると、7年前に祐子が歩いたと思われる場所を巡っていた光彦たちと出くわす。刑事たちから、正法寺美也子が遺体で発見されたことを聞いた光彦らは、写真に写っている女性は家族の祐子だと伝え、美也子が殺害された状況を野上から教えてもらった。

その後、手がかりを探しに、美也子が所持品していた本の、裏表紙に書いてあった古本屋を訪ねる光彦と刑事たち。その古本屋の店主から、美也子がこの本を買ったときの状況を聞くと、この本は誰が売りに来たかをしつこく尋ねたという。そこで、特に心配はないだろうと、本を売りに来た池田博之(米村亮太朗)というスナック店主の名前を教えたとのことだった。
光彦と刑事たちがそのスナックを訪ね、店内にいた池田に写真を見せると、脱兎のごとく逃走。行方がわからなくなってしまう。

しかし、池田の関係者を捜査した結果、写真に写っていたもう一人の男は、木曽東高校時代の同級生・木藤幸司(斉藤祥太)だということが判明した。木藤が働く漆器工房を訪ねる光彦と野上。そこで光彦は、ある一枚の写真を見つけ驚愕する。

一方、美也子が殺害された事件は、陽一郎と桐山のところにも連絡が入っていた。刑事局長の家族に関わる事件なので、きちんと真相を突き止めるべきだと、進言する桐山。木曽出身なので土地勘もあり、光彦の手助けができるはずだという桐山は、陽一郎の了解を得て現地へと向かった...。

 

第7話「木曽編 -浅見家の悲劇(後編)-」のあらすじ

7年前、妹・祐子(小出早織)が、木曽の山で転落死したとされた事故を、事件と推理した光彦(沢村一樹)。一人だけ、全ての真実を知っているとされていた、記憶喪失の正法寺美也子(奥田恵梨子)が殺害され、新たな事件として地元警察も動き出した。手がかりとなったのが、美也子が古本屋で買った「異説、皇女和宮下向の道」という本に挟まれていた写真だ。そこには、祐子と美也子の二人のほか、光彦が知らない男が二人写っていた。その後、警察の調べで、二人の男は地元に暮らす池田博之(米村亮太朗)と木藤幸司(斉藤祥太)ということが判明した。

そこで光彦が注目したのは、その写真を撮った人物。そして、祐子に貸した自分のカメラが発見されていないということだった。その謎を解くために、漆器店を営む、木藤を訪ねた光彦は、そこで同じ高校のサッカー部員として池田と木藤と共に写真に写る桐山道夫(田中幸太朗)の姿を発見した。

一方、美也子殺害の犯人を捕まえるため、光彦の兄で上司・陽一郎(風間杜夫)の許可を得て、桐山が応援に木曽へとやって来た。ときを同じくして、警察の捜査から行方をくらましていた池田が、殺害されるという事件が発生してしまう。
美也子を殺害したと考えられる池田が殺害されたということは、疑わしいのは祐子と一緒に写真に写っていた木藤と、そしてもう一人、桐山を疑うという光彦...。

池田の殺害事件後、桐山を伴い、木藤の家を訪ねた光彦だが、木藤は死亡推定時刻となる昨日の午後10時には、妻と家にいたという。

その後日、光彦は、祐子と一緒に旅行をした森村香菜(森脇恵理子)と、祐子たちが歩いたと思われる道筋を再びたどる。事件の謎が隠されている7年前に撮影された写真を、あらためて見る香菜と光彦。その写真には、本来は人見知りの祐子が、笑顔で写っていた。「祐子が見知らぬ人と笑顔で写真を撮るなんておかしい」と光彦が言うと、「美也子は記憶を無くしたあと、人を怖がるようになった」と香菜が光彦に告げる。事件後、対人恐怖症となった美也子と、写真に残る祐子の笑顔は、いったい何を意味していたのだろうか。

 

第8話「エキゾチック横浜編」のあらすじ

野口雨情の詩、本居長世の作曲の「赤い靴履」。この詩に登場する赤い靴の女の子は何処へいったのか? 波止場から異国へと思いを馳せ、開港150年を迎えた横浜。

光彦(沢村一樹)の母・雪江(佐久間良子)は、横浜のとある老舗のバーで秀麗な紳士(東儀秀樹)が奏でる「赤い靴」の調べに聴き入っていた。カウンター内では、雪江の竹馬の友・山名雄三(津川雅彦)が寡黙にグラスを磨いている。光彦は、横浜の魅力を探るための取材だったが、雪江は、懐かしい友と語らいの時間を過ごすため、横浜へとやってきていた。

友人とゆっくり語り合いたいという雪江を残して、先にお店を出た光彦だが、何かに誘われるように横浜の町をさ迷い歩く。ふと、とある路地裏に入ると、女性の悲鳴が...。光彦のとっさの機転で、黒ずくめの暴漢は逃げ出した。

ほどなく、刑事の多田(相島一之)が駆けつけると、光彦は痴漢と間違えられ押し問答に。そこへ、たまたま神奈川県警の本部長との懇談で横浜を訪れていたついでに、雪江を迎えに来ていた兄・陽一郎(風間杜夫)が通りかかり、またしても、雪江と陽一郎に格好の悪いところを目撃されてしまう。

その翌日、昨晩に助けた女性から、ランチに誘われた光彦。助けた女性の名は山名めぐみ(前田愛)といい、横浜米テレビでレポーターをしているという。ランチの穴場があるというめぐみに連れられ、訪れたお店は雄三のバー。しかも、めぐみは雄三の孫だった。そんな偶然が重なり盛り上がる中、あらためて光彦が襲われた男の心当たりを聞く。

しかし、特に変わったことといえば、自分が担当している番組で「赤い靴を履いてた女の子は、どこへ行ったとおもわれますか?」という質問を街灯でしていたとき、ある男性に酷く怒られたということぐらいしか心当たりがないというめぐみ。その言葉を聞いて、テレビ局の編集室で、そのときのVTRを確認するが、思うような手がかりには繋がらなかった。

その後日、光彦が横浜の取材をしていると、聞き込み中の多田刑事と再会し、めぐみの父・恵一(加門良)が死体で発見されたと知る。以前、めぐみから聞いていた話では、恵一は大阪出張へ出かけるといって家を出てから、連絡がつかなかったという。

現場検証によると、死因は、発見現場で飲んだと思われるウイスキーに混ぜられた毒物によるものらしく、多田刑事ら警察は自殺との判断が妥当だとしていた。しかし光彦は、死体の傍らに残されていた、コートだけが入れられていたボストンバッグに注目。早急な判断で捜査を終わらせようとしている警察に対して、事件の謎を解明するべく、独自の調査を始めた光彦。

その後、恵一が泊まっていたホテルの部屋のベッドに、金色の毛が落ちているのを発見すると、鑑識で調べてほしいと多田刑事に頼み込む。また、恵一の葬儀の場でめぐみに、恵一が勤めていた会社の会長だという谷本咲江(市毛良枝)を紹介される...。

 

最終回「草津・軽井沢 編」のあらすじ(ネタバレ注意)

光彦(沢村一樹)は、軽井沢に住む野沢光子(星野真里)と宮田治夫(吹越満)と、約5年ぶりに再会することとなった。そもそも3人の出会いは、今はなき浅見家の別荘が軽井沢にあった頃、その隣に住んでいたのが宮田、その近所の野沢牧場の娘が光子で、家族ぐるみの付き合いをしていたのだ。

光彦の母・雪江(佐久間良子)も兄・陽一郎(風間杜夫)も、快闊な光子が大好きで、「今度こそ、しっかり!ね」と、結婚を決めて帰ってこいとばかりに背中を押されるかたちで軽井沢へ向かう光彦だった。光子の出迎えを受けた光彦は、その足で宮田が店長を務める「パンの森・ミヤタ」を訪ねた。久しぶりの再会を喜ぶ3人。そこで宮田は、光子へプロポーズすると決めたと、そっと光彦に告げる。光子は、子供の頃から光彦に惹かれていた。光彦も光子のそんな気持ちを薄々感じていたのだが、なんとなくはぐらかしたまま時が過ぎてきた。そんな経緯を知っている宮田は、光彦へ気持ちを告げたのだった。そんな宮田の真摯な気持ちに、思わず「頑張れよ」と言ってしまう光彦。

※TBSHPより引用

リアル・クローズ

 

リアル・クローズ

2009年10月13日からフジテレビ系列で放映。2008年に放送された同名のスペシャルドラマを連続ドラマ化。SPドラマの視聴率は、12.8%。

百貨店の布団売り場で働くファッションセンスゼロの女性が、婦人服売り場に異動になったことから、美に目覚めていく様子を描いたマネーゲームドラマ。

主演は、ドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」から2期連続のドラマ出演となる香里奈。上司役に黒木瞳、恋人役に高岡蒼甫とSPドラマと同様の設定。

リアル・クローズ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

リアル・クローズの主題歌

坂詰美紗子 「きっと大丈夫」

 

 

リアル・クローズの出演者

天野 絹恵 ...... 香里奈
神保 美姫 ...... 黒木瞳
山内 達也 ...... 高岡蒼甫
蜂矢 英明 ...... 小泉孝太郎
佐々木 凌 ...... 加藤夏希
木村 瑞穂 ...... 能世あんな
林 陽子 ...... 真野裕子
多村 アヤ ...... えれな
森 奈津子 ...... 南明奈
天野 まゆ ...... IMALU

 

 

リアル・クローズのスタッフ

脚本:大島里美
演出:白木啓一郎(関西テレビ)、本橋圭太(アズバーズ)
チーフプロデューサー:重松圭一(関西テレビ)
プロデューサー:佐野拓水(関西テレビ)、平部隆明(ホリプロ)
音楽:野崎良太(Jazztronik)
制作協力:ホリプロ
制作著作:関西テレビ

 

 

リアル・クローズの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月13日 ダサOLvs美人鬼部長 9.8%
第2話 2009年10月20日 あなたダサいんです! 10.0%
第3話 2009年10月27日 悪魔部長に弟子入志願 11.2%
第4話 2009年11月3日 独りはイヤ! 結婚する 12.5%
第5話 2009年11月10日 誰と生きる? 結婚と涙 10.6%
第6話 2009年11月17日 恋の修羅場と新しい服 8.9%
第7話 2009年11月24日 女のバトルと生きる道 9.9%
第8話 2009年12月1日 ニット王子獲得大作戦 9.8%
第9話 2009年12月8日 生き別れた恋人との衝撃の過去! 9.3%
第10話 2009年12月15日 崩壊の危機と裏切り最後のバトル 8.3%
最終回 2009年12月22日 クリスマスの奇跡! 服の魔法と涙 9.3%

 

 

リアル・クローズのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ダサOLvs美人鬼部長」のあらすじ

東京の老舗デパート・越前屋百貨店に勤める天野絹恵(香里奈)は、恋人の山内達也(高岡蒼甫)とパリを旅行中、「マダム・ミキ」と呼ばれる日本人女性の名前を耳にする。マダム・ミキこと神保美姫(黒木瞳)は、数々の百貨店、ブランド店の販促プロデュースを手がけ、成功を収めてきたパリ・ファッション業界のカリスマだった。そんな美姫が、業績不振にあえぐ越前屋から再建の切り札として招かれる。

数日後、越前屋のリビングふとん売り場には、後輩の森奈津子(南明奈)らに指示を飛ばし、イキイキと働く絹恵の姿があった。絹恵は上司の大面(佐藤二朗)からも頼りにされるエース販売員。妙な客がいると大面から対応を頼まれた絹恵は、売り場のベッドで寝ていた田渕優作(西島秀俊)のふてぶてしい態度にあきれる。

閉店後、絹恵は婦人服統括部長に就任した美姫に対面。おしゃれが苦手な絹恵の私服姿を見た美姫は「つまらない服を着ていると、つまらない人生になる」と言い放ち、絹恵をぶ然とさせる。その翌日、絹恵に思わぬ異動を言い渡された。美姫が率いる婦人服売り場の新プロジェクトに加わることになったのだ。ファッションに疎い自分に務まるはずがないと戸惑う絹恵...。

婦人服売り場に初出勤した絹恵は、有名ブランド店を辞めて越前屋に移った佐々木凌(加藤夏希)、チーフの林陽子(真野裕子)ら同僚の販売員たちのきらびやかなファッションと、おしゃれとはほど遠い自分の服装を比べてさっそく気後れするが、そんな中、優作が新プロジェクトに抜擢された社内の敏腕バイヤーだったことを知る。

「1ヵ月で1億円の売り上げ増」という目標を掲げた美姫は、日本初上陸のブランドの誘致など大胆な戦略で業績を伸ばし、早くも手腕を発揮する。一方、ファッション用語すらわからない絹恵はまともに接客もできず、数日経っても売り上げはゼロのまま。巧みな接客で売り上げトップに躍り出た凌に「越前屋はプロの集まりだと思っていた」と皮肉を言われ、無力感にさいなまれる。

しかし、売り場に隣接するブランド店の販売員・山本加代子(榊原郁恵)に励まされて一念発起。閉店後も売り場に残り、服を合わせる練習をするが、ちぐはぐなコーディネートしかできない。そんな絹恵を、自分自身を知らない未熟な人間だと嘲笑する美姫。絹恵は人を外見だけで判断するのは間違いだと詰め寄るが、「内面のすべてが外見に現れる」と反論され、返す言葉がない。

そんな折、婦人服のメイン売り場を拡張し、『ザ・スペース』として新装オープンさせることが決まった。これに伴い、美姫の指示で加代子の店が撤退を余儀なくされたことに憤る絹恵。だが加代子は、変わり始めた越前屋を見られて楽しかったと言い、販売員としての自信を失っている絹恵を「天野さんにもできることがある」と元気づける。

『ザ・スペース』のオープンの日、トラブルが起こった。目玉である新作コートが届かず、オープン記念に予定していたショーの準備もままならないのだ。荷物は開店30分前を切ってやっと到着したがエレベータが動かず、売り場に運ぶことができない。そのとき、加代子の言葉を思い出した絹恵は、ふとん売り場にいたときのように優作らにテキパキに指示を出し、重いダンボールをいくつも重ねて階段を駆け上がり始める。

絹恵の機転で準備はなんとか開店に間に合った。ショーの挨拶に立った美姫の「どんな服を着たらいいかわからなければいつもより5秒長く鏡の前に立ち、"新しい自分"を見つけて欲しい」という言葉を聞いた絹恵の中で何かが変わる。コートを選ぶ客と親身に向き合い、初めて服を売ることができた絹恵は充足感に包まれ...。

 

第2話「あなたダサいんです!」のあらすじ

婦人服売り場のリニューアルで1億円を超える売り上げ増を達成した美姫(黒木瞳)が、VIP専用のフィッテングルーム『ペシェ・ミニョン』を新設するという新たな戦略を打ち出した。経営戦略部の尾崎(田中哲司)は売り上げアップは期待できないと反対するが、美姫は自らのプランを断行する。

そんな中、絹恵(香里奈)は美姫が企画したアクセサリーフェアで凌(加藤夏希)のアシスタントを担当することに。巧みなセールストークでまたも売り上げトップの凌。1つも売ることができず悩む絹恵に陽子(真野裕子)は、客を褒めて買う気にさせることが大事だとアドバイス。これを受けて絹恵は、明らかに客に合っていないアクセサリーを「お似合いです」と薦めて売ってしまう。
 
アクセサリーの販売実績をあげられない絹恵 その頃、優作(西島秀俊)は、日比谷しのぶ(鈴木砂羽)・真紀(藤本静)姉妹の手作りコサージュが人気のアクセサリーブランド『飛猫舎』で、セレクトショップ『GOLDY』のやり手バイヤー・蜂矢英明(小泉孝太郎)に出くわす。優作と蜂矢はともに50個のコサージュを買い付けようとするが、優作には量産できないと断わった姉妹が、蜂矢の頼みには耳を傾ける。姉妹は人当たりのいい蜂矢をひいきにしていた。

翌日、凌に呼び出された絹恵は、昨日売ったアクセサリーが客から返品されたことを知らされる。口先のセールスで商品を売ったことをとがめる凌は批判の矛先を絹恵の服装に向け、「ダサい」と言い放つ。絹恵は傷つくが、何も言い返すことができない。
 
ダサいといわれて落ち込み 達也に相談する絹恵 そんな折、優作と街でばったり会った絹恵は『GOLDY』の偵察に同行。優作が10個しか発注できなかったコサージュを蜂矢が40個も仕入れ、予約完売になったことを店員から聞く。店を出た優作は、何を着ればいいかわからないと悩む絹恵に、まずは好きなものを見つけろと助言。親しげに話す2人を達也(高岡蒼甫)が偶然見てしまう。

翌日、凌が以前勤めていたブランド店の上司と会っていることを知った絹恵。越前屋を辞め、前の職場に戻ろうとしていると考えた絹恵は「逃げるなんてずるい」と凌に詰め寄り、ファッションのことを教えて欲しいと頭を下げる。

凌のレッスンが始まった。絹恵とさまざまな店を巡って服を選ばせ、コーディネートさせては厳しくダメ出しする凌。夜、越前屋に戻り、なおも特訓を受けていた絹恵は、凌がブランド店に戻るよう誘いを受けながら断っていたことを知る。凌は前の職場に苦い思い出があった。現場の意見を取り立てるという上司の言葉を信じて出した企画書が読まれもせずに放置されていたことを知り、屈辱を覚えて店を辞めていたのだ。
 
絹恵は凌にファッション指導を頼みこみ・・ 同じ頃、越前屋の応接室では、優作がしのぶに追加注文を頼んでいた。『GOLDY』からの発注分を仕上げるため、徹夜の作業を続けて疲れ切ったしのぶはきっぱりと拒否。そんな折、しのぶに大口の取引先が倒産したとの知らせが入る。そこに納めるはずだった30個のコサージュを回して欲しいと懇願する優作だが、しのぶは『GOLDY』への納品に回すと取り合わない。

一方、凌から「素敵に見せたいアイテムを1つ決めて、それに合わせたコーディネートをすればいい」とアドバイスを受けた絹恵は『飛猫舎』のコサージュに惹かれて服を合わせ、初めて凌に認められた。コサージュをメインに、楽しげにコーディネートを仕上げていく2人の姿に感激したしのぶは優作の頼みを受け入れ、追加納品を約束する。

凌の特訓でコーディネートのコツをつかむ絹恵 数日後、凌の特訓の成果で少しおしゃれになり、仕事にやりがいを感じ始めていた絹恵に突然の配置換えが命じられる。『ペシェ・ミニョン』で美姫のアシスタントに欠員が生じ、その補充に絹恵が入ることになったのだ...。

 

第3話「悪魔部長に弟子入志願」のあらすじ

『ペシェ・ミニョン』に配属され、美姫(黒木瞳)のアシスタントを務めることになった絹恵(香里奈)は、初めて美姫のそばで直々に指示を受けながら仕事をすることに。美姫の右腕と呼ばれる木村瑞穂(能世あんな)、多村アヤ(えれな)以外のアシスタントが美姫の厳しさについていけず、次々とクビになったと聞いて戦々恐々となる。

着任早々、絹恵はひっきりなしに訪れるセレブ客の対応と、次々と飛んでくる美姫の指令に追われるはめに。妥協を許さない美姫は、客が変わるごとに商品や手みやげ、部屋に飾る花までも細かく指定し、すぐに用意するよう指示。そのたびに絹恵は店内を走り回り、指定された品を調達しなければならない。これまでにない経験に右往左往しながらも、絹恵は必死に仕事をこなす。

絹恵は美姫のもとでアシスタントとして働き始める そんな中、美姫を20年来の友人である老舗ストッキングメーカー『ヴィオーラ』の専務取締役・水嶋知子(片平なぎさ)が訪問。ドレスを注文する水嶋だが、優作(西島秀俊)は水嶋に別の思惑があると絹恵に話す。美姫が計画するプライベートブランド新作レッグウエアの共同開発に参画し、越前屋と大口契約を結びたいのが本音ではないかというのだ。

美姫は開店から4時間で1千万円以上を売り上げた。美姫の手腕に驚くばかりの絹恵は、その夜、美姫のお供で『ヴィオーラ』と競合する『大日本繊維』の宴会に出席する。朝方までどんちゃん騒ぎにつき合った後、「まだ仕事がある」と越前屋に戻る美姫。初めて目の当たりにするその猛烈な仕事ぶりに絹恵は衝撃を受ける。

絹恵は美姫のお供で「大日本繊維」の宴会に出席 そんな折、絹恵は将来の出世が約束されたマネージャー試験に推薦される。優作から「上を目指せ」と煽られ、凌(加藤夏希)からも背中を押されるが、絹恵は美姫のように仕事にすべてを費やす覚悟が持てず、受験を決意できない。

ようやく仕事に慣れ、指示をテキパキとこなすようになった絹恵に美姫が目をかけ始めた頃、『ヴィオーラ』と『大日本繊維』から共同開発商品のサンプルが届いた。美姫に意見を求められた絹恵は品質のいい『ヴィオーラ』を推薦。この後、『ヴィオーラ』を訪れた絹恵は、製品に惚れ込んだことを水嶋に話し、「越前屋で売りたい」と告げる。

ところが美姫は絹恵の予想に反し、『大日本繊維』と契約を。水嶋に契約を期待させるようなことを言った絹恵に美姫は激怒。無責任だと叱責し、絹恵にクビを宣告する。

売り場に戻されて落ち込んでいた絹恵は、契約を逃した水嶋が経営トップから退くことを余儀なくされたと知る。追い詰められた友人の立場を知りながら契約をしなかった美姫を非情だと感じ、「部長のようにはなれない。なりたくもない」と漏らす絹恵を優作は「神保美姫の何を見たつもりだ?」と非難。マネージャー試験を受ける資格はないと吐き捨てる。

その夜、水嶋の最後の大舞台となる『ヴィオーラ』の新作発表会に駆けつけた絹恵は、舞台裏で水嶋にドレスを着せている美姫の姿を発見。美姫は数週間もまともに眠らず、夜を徹してデザイナーをけしかけ、水嶋のためにドレスを作らせていたのだった。

美しいドレスに力づけられ、自信に満ちた様子でステージへと向かう水嶋の姿に感動した絹恵は、会場を後にする美姫を追いかけ、車に同乗。緊張する絹恵をよそに、美姫は水嶋の輝くような表情を思い出しながら「私は魔法使いなの」と満足そうに微笑んで眠ってしまう。

翌日、話したいことがあるという達也(高岡蒼甫)に会った絹恵は、マネージャー試験を受験することに決めたと告げる。美姫のように思い切り働いてみたいと張り切る絹恵を明るく励まし、自分の用件を言い出せないまま送り出す達也。その手には、渡せなかった婚約指輪が...。

 

第4話「独りはイヤ! 結婚する」のあらすじ

絹恵(香里奈)はマネージャー試験に合格。主任に昇格し、売り上げにも責任を持つ立場となった。そんな折、友人の結婚式に達也(高岡蒼甫)とともに出席。幸せそうな花嫁姿の友人を見て初めて結婚を意識し、達也もまた自分との結婚を考え始めていることを知った絹恵は「私の幸せはどこにあるんだろう?」と気持ちを揺さぶられる。

絹恵のマネージャー研修が始まった。美姫(黒木瞳)は「これからあなたに課されるのは『数字』」と告げ、売り上げを伸ばすヒントは「必ず売り場にある」と助言。さっそく商品部に配属された絹恵は、優作(西島秀俊)のアシスタントにつき、バイヤー修行をすることになった。

友人の結婚式に呼ばれ絹恵にブーケが飛んできたが 海外出張中だった優作は、部下の白川ニコラ・ブーケ(黄田川将也)に絹恵への"宿題"を託していた。それは、売れ残った秋物商品の在庫処分。20着の在庫が1着も売れずに残っていたワンピースを、ニコラは半額に値下げをして売り切ろうと提案。判断に迷った絹恵は美姫の言葉を思い出し、ヒントを求めて売り場へと向かう。

凌(加藤夏希)ら『ザ・スペース』のスタッフと相談するうち、絹恵はそのワンピースに客が手を出さない理由に気づく。デザインがオシャレすぎて、着こなしが難しいと感じさせるのだ。そこで絹恵は自ら商品を購入。自分なりに工夫したコーディネートで着こなし、売り場を歩いて商品をPRする。

バイヤーのアシスタントととして働き始める絹恵 絹恵の作戦は大成功し、値下げしなければ売れないと思われていたワンピースは定価で完売に。その成果を初めて美姫に評価された絹恵は仕事への意欲をかきたてられる。そんな絹恵に息つく暇も与えず、新しいプライベートブランド商品の企画を提出するよう課題を与える美姫。その夜、自宅でさっそく企画書にとりかかる絹恵に、妹のまゆ(IMALU)に達也との結婚の話を切り出す。だが、仕事のことで頭がいっぱいの絹恵には、結婚など考えられない。

同じ頃、達也は実家のある福島の病院にいた。ガンを患った父親・一義(福井友信)を見舞うため、このところ頻繁に帰省していた達也は、東京で働いている同級生の堀晴美(山田麻衣子)に会い、彼女が地元へのUターンを考えていると聞いて複雑な心境に...。

一方、絹恵はVIPセールで優作が70%オフと値付けしたワンピースをもっと高値でも売れると見込み、自らセール会場に立って30%オフで売ろうとする。ところがこの作戦は大失敗。商品は大量に売れ残ってしまった。100万円もの損失を出した絹恵は、優作に厳しく叱責される。

落ち込む絹恵に、達也から電話が入った。「親父の容体が急変した」と声を震わせる達也の言葉に、一彦が病に倒れたことすら知らなかった絹恵はがく然。福島の病院に駆けつけるが、絹恵の顔を見てまもなく一彦は息を引き取る。「最後に親父に会わせたかった」と涙をこぼす達也を抱きしめる絹恵。

明くる日、東京に戻り、仕事を終えて帰宅した絹恵を達也が待っていた。「結婚しよう」と絹恵にプロポーズした達也は、実家に帰って父親が残した会社を継ぐことに決めたと告げる。絹恵についてきて欲しいが、それができないなら別れるつもりだと言う達也。絹恵は「達也と別れるなんて考えられない。結婚する!」とプロポーズを受け入れる。「家族になろう」と固く抱き合う2人...。

達也の父が病に倒れ・・・ 
達也の悲しみに寄り添う絹恵 
絹恵は達也にプロポーズされる 翌日、美姫は新たに取り組むプライベートブランド商品が決定したと優作らに告げる。それは、越前屋オリジナルのウエディングドレス。絹恵の提出した企画だった...!

 

第5話「誰と生きる? 結婚と涙」のあらすじ

達也(高岡蒼甫)のプロポーズを受け入れた絹恵(香里奈)は、実家の福島に戻る達也についていくため、仕事を辞める決意を固める。その矢先、絹恵の企画したオリジナルウエディングドレスが美姫(黒木瞳)に採用され、商品化が決定。美姫に退職の意志を伝えたい絹恵だが、言い出すことができない。

ウエディングドレスは商品化に向けて動き出し、絹恵は優作(西島秀俊)、瑞穂(能世あんな)、アヤ(えれな)らとチームを組んでPRのためのウエディングフェアーを企画することに。退職を決意しているにもかかわらず、大きな仕事に抜擢されて戸惑う絹恵は、企画会議にも身が入らず気もそぞろ。悩んだ末に優作や凌(加藤夏希)に結婚退職を決めたこと打ち明けるが、仕事まで辞めることはないと猛反発を食らってしまう。

結婚退職する意思を伝える絹恵 やがて、越前屋での最後の仕事になると腹をくくった絹恵は「倒れてでもやり遂げる」と優作に宣言。そんな絹恵を試すかのように、優作は次々と仕事を言い渡す。その夜、絹恵は達也と会うが、仕事のことばかりが頭を占領し、結婚式の準備について持ちかける達也の話にもどこか上の空。そして深夜、仕事に戻るという絹恵を「がんばれ」と送り出す達也だが、心にはやり切れない思いを抱えていた。

一方、美姫はライバルの『松善百貨店』も同じようなオリジナルウエディングドレスの企画を進めていることを知る。プロジェクトにアドバイザーとして参加し、さまざまなブランドに共同開発のオファーをしているのは『GOLDY』の蜂矢(小泉孝太郎)。その名前を聞いた美姫は複雑な表情になり...。

翌日、絹恵は優作に連れられ、越前屋に先駆けて始まった松善のブライダルフェアーへ。

蜂矢が手がけるウエディングフェアーに来た絹恵 10代から40代までの女性を対象としたイベントのコンセプトは絹恵らが考えていたものと酷似していた。絹恵はフェアーの内容を練り直そうと優作に進言。新しいアイデアを詰めようと張り切りる2人のどこか楽しげな姿を、達也が偶然見てしまう。

深夜、絹恵が自宅へ戻ると、達也が訪ねてきていた。渡していた結婚式場の資料にも目を通していない絹恵に達也は激怒。仕事にかまけて2人の将来に真剣に向き合おうとしないと絹恵を責め、「お前は変わった」と吐き捨てて部屋を出て行く。

絹恵は達也に会って2人の関係を修復したいと考えるが、「どうせ辞める仕事」と絹恵の仕事にかける思いを理解してくれなかった達也の言葉がひっかかり、連絡できずにいた。そんな折、友人の結婚式で着る服に悩んでいた同僚のさゆり(久保田磨希)の話を聞いた絹恵に、ブライダルフェアーの新しいプランがひらめく。

開催が迫る中、フェアーの内容を変更すると言い出して瑞穂らを驚かせた絹恵が始めたのは、結婚式のゲストが着るパーティードレスのコーディネートだった。閉店後の売り場で作業に没頭する絹恵の前に美姫が現れる。ついに結婚退職のことを切り出そうとする絹恵に美姫は「未来は自分で選ぶもの。自分の居場所ぐらい、自分で決めなさい」と告げる。

ブライダルフェアーが始まった。オリジナルウェディングドレスの受注会のほかに、ゲストドレスの個性的な着こなしを提案するショー、新婚生活に必要なリビング用品の特設ブースなど、絹恵の発案で結婚のトータルプロデュースをコンセプトに据えたフェアーは大盛況。

接客に大忙しの絹恵は、会場に来ていた達也を見つける。ある決意を胸に秘めた絹恵は、達也の方へは向かわずに接客を続け...。

ブライダルフェアーの進行をする絹恵 
結婚か仕事か「自分の居場所」について考える絹恵 数日後、達也に会った絹恵は今の自分に仕事を辞めることはできないと言い、「結婚できない」と婚約指輪を返す。「結婚より、仕事を取ると思ってた」と寂しげにつぶやいた達也は、絹恵に別れを告げ...。

 

第6話「恋の修羅場と新しい服」のあらすじ

達也(高岡蒼甫)と別れた絹恵(香里奈)は、そのショックを抱えたまま職場へ。元気のない絹恵を心配する優作(西島秀俊)や凌(加藤夏希)らに結婚を取りやめたことを打ち明け、「これからは仕事に生きる」と強がってはみるが、ひとりになると頭に浮かぶのは達也のことばかりだ。

そんな折、越前屋では企業イメージアップイベントとして予定されていた企画が中止となり、急遽、別の企画を立ち上げることに。美姫(黒木瞳)の存在が疎ましい経営戦略部の尾崎(田中哲司)は、美姫が率いる婦人服部門に担当を押しつける。スケジュールに余裕のない中、スタッフからイベントのアイデアを募る美姫に、瑞穂(能世あんな)はさっそく自分の企画を提案。その抜け目のなさに優作は驚嘆させられる。

達也と別れ「仕事に生きる」と強がる絹恵だが... 一方、絹恵は達也を忘れようと仕事に励むが、おしゃれをする気力もなく、以前のような地味な服装で出勤して美姫に注意される始末。そんな絹恵を元気づけようと凌と陽子(真野裕子)が食事に誘うが、その席に蜂矢(小泉孝太郎)が現れた。絹恵が美姫に目をかけられていると知った蜂矢は、狙いを定めるように絹恵を見つめる。

翌日、自分もイベントの企画を立案しようとオフィスで奮闘していた絹恵は、優作にフィアンセがいることをニコラ(黄川田将也)から聞く。なぜかショックを受けている自分に戸惑う絹恵。

その夜、寂しさと会いたい気持ちが抑えきれず、絹恵は達也のマンションへ。そこで目にしたのは、晴美(山田麻衣子)と達也の仲睦まじい姿だった。達也は絹恵と別れて以来、晴美と頻繁に会うようになっていたのだ。「俺たち、終わったんだよ」と決別を告げる達也の言葉に、絹恵は激しく泣きじゃくり...。

もう後戻りはできないことを思い知らされた絹恵は、達也への未練を断ち切ろうと決意。そんな中、まゆ(IMALU)から荷物が届く。それは、まゆが絹恵を励まそうと作ったリメイクTシャツだった。これを見つめていた絹恵にイメージアップイベントの企画が浮かぶ。

あらゆる世代に向けたTシャツを全館で売り、利益のすべてを地球環境や子どもたちのために寄付するというチャリティーで"付加価値"をつけるーー。絹恵のアイデアを聞いた美姫は、一流デザイナーに協力をとりつけると約束し、この企画でイベントを進めると即決。絹恵を中心に一大プロジェクトが組まれることになった。突然の大抜擢に驚く絹恵。一方、瑞穂は自分を差し置いて絹恵の企画が採用されたことにがく然となり...。

さっそく、優作と組んで質のいいTシャツの製作に奔走する絹恵。美姫は豊富な人脈を駆使して海外の有名デザイナーたちからノーギャラで協力を取り付け、豪華なラインナップのチャリティーTシャツが完成した。そしていよいよイベント当日、Tシャツは好調な売れ行きをみせ、絹恵らは大忙しに。達也への思いを吹っ切り、イキイキとした表情で店内を飛び回る絹恵に、美姫は「あなたには新しい服が必要よ」と1枚の服を手渡す。

それは、美姫が絹恵のために見立てたワンピースだった。美姫の心遣いに感激し、充実感に満たされて商品部に戻った絹恵は、オフィスの隅にぼんやりと座っている優作を見つける。優作はフィアンセからメールで別れを告げられたばかりだった。仕事ばかりを優先してフィアンセとろくに会おうとせず、愛想を尽かされてしまったらしい。いつもの強気な姿勢はどこへやら、腑抜けたようになっている優作に思わず吹き出してしまう絹恵。

 

第7話「女のバトルと生きる道」のあらすじ

美姫(黒木瞳)がヤングカジュアル売り場にアンテナコーナー『シンデレラタウン』を新設するプロジェクトを始動。そのチームマネージャーに任命された絹恵(香里奈)は、契約社員ながらチーフとして売り場をまとめる小西まみ(中別府葵)に出会う。明るさとセンスのよさで客にもファンが多いまみはヤングカジュアルのカリスマ販売員だった。

仕事のできるまみに信頼を寄せる絹恵は、取引先との交渉を任せようとするが、契約社員にそんな大きな仕事はできないと断られてしまった。絹恵はまみとの間に壁を感じ...。

そんな折、まゆ(IMALU)が越前屋にやって来た。デザイナー志望でファッションに人一倍こだわりのあるまゆは、売り場にいた美姫に近づき、ディスプレイの服を変えた方がいいと臆することなく意見して優作(西島秀俊)を驚かせる。

まゆの夢は、親友と2人でブランドを立ち上げ、代官山に店を持つことだった。来春の高校卒業を機に上京し、親友と一緒に専門学校でデザインを学ぼうと決めていたまゆは、夢への第一歩を踏み出そうとしていた。

一方、『シンデレラタウン』のオープニングイベントを企画していた絹恵は、ヤングカジュアルに高級ブランドの服を組み合わせた"ミックスコーデ"を提案するショーを開こうとまみに持ちかける。ブランド店への打診を頼む絹恵だが、まみはやはり頑なに拒否。契約社員が下手に動いて失敗すれば、クビが飛びかねないというのだ。

仕事に高い能力を持ちながら、大きなプロジェクトに関わるチャンスを自ら潰すまみが歯がゆい絹恵はなおも説得しようとするが、まみはそんな絹恵を無神経だと激怒。絹恵は自分の不用意な態度がまみを傷つけてしまったと思い悩む。

同じ頃、まゆは大きなショックを受けていた。親友が地元の大学に進学を決め、店を持つ夢をあきらめると言い出したのだ。夢破れて落ち込むまゆは、越前屋で美姫に再会。事情を聞いた美姫は、夢を実現させたいなら1人になる勇気を持てとまゆを励ます。

一方、まみは美姫から厳しい言葉を投げかけられて打ちのめされ、やけを起こして絹恵に鬱憤をぶつけたことから2人は大ゲンカに。そこに割って入ったのは、まみと同じ契約社員の凌(加藤夏希)だった。

その夜、絹恵と陽子(真野裕子)を連れてまみの家を訪ねた凌は自分の思いを話す。
契約社員は待遇面では恵まれないが、どこにでも移れ、自分の可能性を試せる自由があるーー。「自分で自分の限界決めてどうすんの」という凌の言葉にハッとなるまみ。

そんな中、凌がまみの集めていた古いファッション誌を切り抜いてミックスコーデのサンプルを作ろうと言い出した。迷いを吹っ切るかのように大事なコレクションにハサミを入れ、作業に夢中になるまみは、ふとエルメスのジャケットの写真に目をやり、本物をコーディネートしてみたいと言い出す。まみにこれまでとは違う仕事への意欲が生まれていることを感じ取る絹恵...。

翌日、絹恵はオープニングイベントの企画をまみからプレゼンさせたいと美姫に申し出る。これに美姫の出した条件は、まみが1人で来ること。絹恵に励まされ、緊張の面持ちで美姫のもとに向かったまみは懸命にプレゼンをやり遂げ、ついに美姫から承諾をもらう。

そしてイベント当日。絹恵とまみがエルメスの店長を必死に説き伏せて借りた服とヤングカジュアルを合わせたミックスコーデのショーが幕を開けた。楽しげに服を眺める客の女の子たち、イキイキと応対する絹恵やまみの姿を見ていたまゆは「私、洋服の仕事がしたい」と優作につぶやいて...。

その頃、越前屋の上層部に慌ただしい動きが。ライバルの松善百貨店との間に合併の話が持ち上がったのだ...。

 

第8話「ニット王子獲得大作戦」のあらすじ

越前屋と松善の合併協議を美姫(黒木瞳)から明かされた優作(西島秀俊)は、尾崎(田中哲司)に呼び出され、役員への引き上げを打診される。有能な優作を見込んだ大抜擢だが、それは同時に優作が現場から離れることを意味していた。「百貨店の一バイヤーで一生終わるつもりか?」と決断を迫る尾崎の言葉に、優作の心は揺れる。

同じ頃、美姫はオリジナルのニット商品を製作するプロジェクトを始動。その要となるニットデザイナー・双葉公彦(中村靖日)との交渉を絹恵(香里奈)に託す。さっそく優作とともに動き出そうとする絹恵だが、婚約者の雪乃(奥貫薫)にフラれて以来、仕事が手につかない優作は心ここにあらず。

そんな折、双葉が突然プロジェクトを降りると連絡してきた。

慌てた絹恵は双葉の事務所へ。

そこにはすでに蜂矢(小泉孝太郎)が来ていた。双葉にうまく取り入り、先にオファーしていた越前屋を差し置いて契約を結んだらしい。

これを知った優作は契約を早々にあきらめ、デザイナーの変更を決定。絹恵は「田渕さんらしくない」と非難して交渉の続行を主張するが、優作は聞く耳を持たない。

そんなある日、美姫は墓地を訪れ、とある墓に手を合わせていた。そこに蜂矢が現れ、「あなたはもうこんなところに来るべき人じゃない」と冷たく追い返す。対峙する2人の間に緊迫した空気が流れ...。

一方、仕事への情熱が感じられない優作の決定が納得いかない絹恵は、1人で双葉のもとに通い、プロジェクトに戻ってもらおうと辛抱強く説得を続けていた。そんな中、ニコラ(黄川田将也)の頼みで雪乃に会うことに。寄りを戻したいのに意地を張る優作に代わり、雪乃を呼び出して2人を会わせて欲しいというのだ。

「何で私が?」と渋々ながらも雪乃を訪ねた絹恵は、優作と話し合うよう頼む。だが雪乃はこれを断り、仕事が忙しいと自分に構ってくれない優作に寂しさを覚えていたと漏らす。達也(高岡蒼甫)から告げられた言葉を思い出し、何も言えなくなる絹恵。

雪乃にやり直す気がないと知った優作は絹恵を飲みに誘い、失恋のショックで痛飲。自分にもダサかった頃があると秘密にしていた過去をぶっちゃけて絹恵を驚かせる。やがて酔い潰れてしまった優作を抱え、絹恵は優作のマンションへ。雪乃と勘違いして絹恵に抱きつき、眠りこける優作をやさしく見守る。

明くる朝、迷いを吹っ切り、ある決断を胸に秘めて仕事に向かう優作。一方、絹恵は双葉の事務所へ。蜂矢が突然、双葉との契約をキャンセルしたことを知る。やさしく接してくれていた蜂矢が、冷たく豹変したことに深く傷つく双葉。だが、絹恵になぐさめられて元気を取り戻し、越前屋との仕事を再開すると約束する。

双葉の復帰を喜びながらも、人の心を弄ぶ蜂矢の態度が腹に据えかねる絹恵は『GOLDY』に乗り込むが、そこで蜂矢から聞かされた真相は意外なものだった。優作が付き合いの深いブランドに手を回し、双葉との契約を続けるなら『GOLDY』から手を引くと蜂矢に圧力をかけたというのだ。

優作はリスクの大きい強引な方法で自ら泥を被り、絹恵が手をこまねいていた契約をものにしたのだった。自分は何の役にも立たなかったと悔しがる絹恵に、美姫は人にはそれぞれの戦い方があると言い、「悔しがってる暇があったら、あなたなりの働き方を見つけること」と告げる。その夜、「俺たちがモードの発信地になる」と仕事の夢を語る優作を、絹恵はまぶしく見つめ...。

そんな折、越前屋に激震が。松善が他の百貨店との合併を発表。越前屋を大きく引き離し、業界トップに躍り出たのだ。騒然となるオフィスで、うろたえるばかりの絹恵はなす術もなく...。

 

第9話「生き別れた恋人との衝撃の過去!」のあらすじ

松善が合併で百貨店業界のトップに躍り出たことにより、大差をつけられた越前屋には契約を解除したいという取引先からの申し出が殺到。優作(西島秀俊)はその対応に追われる。百貨店にとって最も大切な年末商戦を前に、越前屋は存続の危機に陥っていた。

美姫(黒木瞳)は松善の脅威に対抗する年末商戦の切り札として、ニューヨークの人気ブランド『Siela&Keith』と専属契約を結ぶべく交渉に乗り出す。日本初上陸のこのブランドを迎え入れることができれば、大きな話題を呼ぶことは間違いない。先方の契約の条件は、人気商品のハイヒールの製造を浅草の老舗靴工場『竹内』に委託すること。その名を聞いた美姫は表情を変える。

美姫は『竹内』との契約交渉を絹恵(香里奈)と優作に命じた。さっそく『竹内』にアポを取る優作。危機を乗り切ろうと一致団結するニコラ(黄川田将也)ら婦人服部門のスタッフ。そんな中、絹恵は優作を見るたびに胸が苦しくなり、仕事も手につかない。優作に恋をしていると凌(加藤夏希)らに指摘され、慌てて否定する絹恵だが...。

同じ頃、『竹内』に蜂矢(小泉孝太郎)が現れ、越前屋の動きを知っていたかのように先回りして契約を持ちかける。その夜、蜂矢の手引きで意外な人物が松善を訪れた。「越前屋はもうダメです」と言い放ち、松善の幹部と密談するその人物とは尾崎(田中哲司)だった。

そんな不穏な動きを知るよしもない絹恵は、優作と『竹内』を訪ね、社長の竹内祐造(田山涼成)に製造を依頼するが、新規の仕事は受けられないと突っぱねられる。そこで優作は、祐造の説得を絹恵に任せることに。絹恵は『竹内』に通い詰めるが、雑用にこき使われるばかりで話も聞いてもらえない。

そんな折、アヤ(えれな)が美姫のアシスタントを辞めると言い出した。松善の主力ブランドから誘いを受け、転職することに決めたという。アヤを引き留めもしない美姫に瑞穂(能世あんな)はショックを受け...。同じ頃、蜂矢が凌に接触。正社員として松善に迎えたいと執拗に誘いをかける。

一方、依然として相手にしてくれない祐造に食らいつき、『竹内』に通い続ける絹恵は、工場の片隅にあった写真に思わず目を留める。そこに写っていたのは、20年前の美姫の姿。隣に並んでいたのは"蜂矢俊生"という職人らしき男性と少年時代の蜂矢だった。

驚いた絹恵は蜂矢との関わりを美姫にたずねるが、美姫は答えようとしない。拭い切れないモヤモヤを抱えたまま、絹恵は『竹内』へ。絹恵の熱意に心を動かされ、頑なに拒んでいた契約をついに受け入れた祐造は、美姫と蜂矢の過去を絹恵に明かし始め...。

同じ頃、蜂矢に会っていた優作は、美姫との関係を打ち明けられる。20年前、とある百貨店の社員だった美姫は仕事で『竹内』を訪れ、そこで働いていた蜂矢の父・俊生と恋に落ちた。早くに母を亡くし、男手ひとつで育てられた蜂矢は美姫を慕っていたが、まもなく美姫は海外の百貨店から引き抜かれ、蜂矢親子を捨てて出て行ったという。

俊生は独立して工房を持ったが、不況のあおりで倒産。借金を残して亡くなった。そんな俊生を「負け犬」と吐き捨てた蜂矢は、自分の能力だけを信じ、貪欲に生きることを美姫から教わったと皮肉に言い放ち、松善に引き抜きたいと優作を誘う。

一方、絹恵は恋より仕事を選んだ美姫の複雑な心情に思いを馳せるうち、優作に惹かれている自分に気づく。その夜、優作に思いを打ち明けようとするが、急に体調を崩して倒れてしまう。優作の看病を受けながら、胸の高まりが治まらない絹恵。そんな折、携帯に着信を受けた優作は、決意を込めた表情で「私は越前屋を離れます」と口にして...。

 

第10話「崩壊の危機と裏切り最後のバトル」のあらすじ

松善に客足を奪われた越前屋の売り上げは大幅にダウン。このまま年末商戦も惨敗すれば深刻な危機に陥る越前屋の社運は、美姫(黒木瞳)の進める『Siela&Keith』との専属契約が成功するか否かに託された。交渉は順調だと自信を見せる美姫に、尾崎(田中哲司)は何かを企むような不敵な笑みを向ける。

そんな折、『Siela&Keith』のデザイナー、キース・パトリスら幹部が緊急来日。明朝10時に契約を決める最終プレゼンを求めてきたが、約束の時間まで24時間しかない。美姫の指示で急遽、プレゼンの準備に取りかかることになった絹恵(香里奈)、優作(西島秀俊)らは資料作りに追われる。

そんな中、絹恵は優作が蜂矢(小泉孝太郎)と会っていたことをニコラ(黄川田将也)から聞かされる。最近、越前屋からはアヤ(えれな)ら優秀なスタッフが次々と松善に引き抜かれているだけに、優作も誘われているのではと危惧するニコラ。絹恵は優作の携帯電話に松善の幹部から着信があったのを知り、「田渕さんがいなくなる?」と不安に陥る。

絹恵とニコラがこっそり動向を探り、優作が電話の会話を聞かれたくないかのように席を外しているのに気づく。松善と接触し、越前屋の情報を流しているのではないかと疑心暗鬼にとらわれる2人。

そんな折、絹恵は美姫に連れられ、パトリスらに挨拶に行くことに。

そこには意外にも、松善の重役とともに蜂矢が訪れていた。どうやら松善も契約交渉に動いていたらしい。越前屋を上回る好条件を提示する松善に、ブランドオーナーの心は大きく傾いているようだ。

越前屋を出し抜く蜂矢のやり方に憤る優作は、松善からの電話が引き抜きの誘いで、これをキッパリと断ったことを告白。優作への疑いは晴れたものの、凌(加藤夏希)もまた蜂矢と接触していたことを知ってしまう絹恵。凌は引き抜きの話があることを認めたが、絹恵には関係のないことだと口をつぐんでしまう。そんな折、美姫の言葉に傷ついた瑞穂(能世あんな)が越前屋を辞めると言い出した。引き留めようとしない美姫に絹恵は抗議するが、「他人の選択を止める権利はない」とはねつられてしまう。

その夜、疲れ切った絹恵に凌が意外なものを見せる。それは松善が『Siela&Keith』に提示したショップイメージの写真。越前屋を辞める気など端からない凌は、誘いに乗るふりをして松善に探りを入れ、対抗策を練っていたのだ。そこに優作が大勢の女性客を連れて現れ、彼女らの生の声をプレゼンに生かしたいと提案する。

そんな2人を見て方針転換を決めた美姫は、『Siela&Keith』の服を日本人の趣向に合わせて並べた実際の売り場を作り、プレゼンを行うことに。絹恵らは夜を徹して準備に励む。

明朝、やっと売り場を完成させた絹恵らに衝撃が走る。パトリスらが松善との契約を決め、越前屋のプレゼンを聞かずに帰国するというのだ。絹恵は「越前屋の本気を見せます」と必死に訴えて一行を引き留め、プレゼンを承諾してもらう。

売り場まで用意した美姫らの熱意にパトリスらは感激。越前屋と松善のどちらを選ぶか再検討したいと言い出す。最終決定に望みを繋ぐ美姫ら。しかし、選ばれたのは松善だった。決め手は、パトリスの父がデザインした古いネクタイを蜂矢が大事に持っていたこと。それは皮肉にも、幼い蜂矢に美姫が贈ったものだった。

契約を逃した美姫は失脚を免れない。がく然とする絹恵に、さらに追い打ちをかける知らせが。優作がイギリスの店からの引き抜きの話を受けたというのだ。優作が越前屋を辞めてしまうーー。動揺する絹恵に、優作は「俺と一緒に来るか?」と声をかけ...。

 

最終回「クリスマスの奇跡! 服の魔法と涙」のあらすじ(ネタバレ注意)

『Siela&Keith』との契約を逃した美姫(黒木瞳)は責任を問われ、統括部長を解任された。代わって婦人服部門に乗り込んできた尾崎(田中哲司)は、白紙になったクリスマス商戦企画の代替案を出すよう絹恵(香里奈)らに命じる。

動揺する絹恵に、美姫は自分の代わりにこのプロジェクトの指揮を取れと指示。だが、松善に対抗できる企画をクリスマスまでに立ち上げるのは至難の業だ。絹恵は優作(西島秀俊)に相談しようとするが、優作は転職先との契約のためロンドンに発ってしまう。

美姫と優作の支えを失った絹恵は「私ががんばらなきゃ」と奮起。"打倒!松善"を掲げて人気ブランドとコラボした限定アイテムの販売を企画し、ニコラ(黄川田将也)らに指示を飛ばして交渉に乗り出すが、商品はなかなか集まらない。焦った絹恵は、日常の業務を無視してスタッフを交渉にあたらせようとするが、その強引さに凌(加藤夏希)らが反発。絹恵はついに孤立してまう。
 
ライバル百貨店に対抗するため、躍起になって働く絹恵に仲間たちは... やがて、松善に勝つことだけにとらわれていた自分に気づく絹恵。ニコラや凌らスタッフの意見を集めてクリスマス企画を練り直すうち、百貨店の常識を覆すあるアイデアが浮かび...。

 

※フジテレビHPより引用

ライアーゲーム シーズン2

 

ライアーゲーム シーズン2

2009年11月からフジテレビ系列で放映。2007年に放送された同名のドラマの第二弾。前作の平均視聴率は、11.4%。

平凡な女子大生が大金のかかった謎のゲーム「ライアーゲーム」に参加し、金と欲望にとりつかれた様々なプレイヤーたちと勝負をする様子を描いたマネーゲームドラマ。

主演は、ドラマ「BOSS」以来の連続ドラマ登場となる戸田恵梨香。コンビ役は前作と同様、松田翔太。前作で強烈なキャラクターが話題を呼んだフクナガこと鈴木浩介も再登場する。

ライアーゲーム シーズン2 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

ライアーゲーム シーズン2の主題歌

未定

 

 

ライアーゲーム シーズン2の出演者

神崎 直 ...... 戸田恵梨香
秋山深一 ...... 松田翔太
フクナガユウジ ...... 鈴木浩介
谷村光男 ...... 渡辺いっけい
エリー ...... 吉瀬美智子

 

 

ライアーゲーム シーズン2のスタッフ

原作:甲斐谷忍「LIAR GAME」
脚本:黒岩勉
プロデュース:志牟田徹、東康之
演出:松山博昭、大木綾子、長瀬国博
音楽:中田ヤスタカ
制作:フジテレビ

 

 

ライアーゲーム シーズン2の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年11月10日 壮絶な騙し合い、ゲーム再開 12.4%
第2話 2009年11月17日 ついに秋山登場 11.1%
第3話 2009年11月24日 華麗なる逆転劇 12.6%
第4話 2009年12月1日 裏切り勃発! 12.1%
第5話 2009年12月8日 最終決戦へ向けて 11.3%
第6話 2009年12月15日 謎の秘密兵器 9.3%
第7話 2009年12月22日 クライマックス 8.5%
第8話 2010年1月12日 天才と天才の秘密 10.5%
最終回 2010年1月19日 禁断の最終回 13.1%

 

 

ライアーゲーム シーズン2のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「壮絶な騙し合い、ゲーム再開」のあらすじ

ある日、バカがつくほど正直者の女子大生・神崎直(戸田恵梨香)の元に1億円の現金が届いた。それをきっかけに人を騙して大金を奪い合う「ライアーゲーム」に参加することになった直は、元天才詐欺師の秋山深一(松田翔太)の協力を得て3回戦まで戦い、負債をゼロにしてゲームを終えた。秋山は直の前から姿を消し、直にも平穏な日々が戻っていた。

それから2年、直の家に再び現金1億5千万円の入った箱が届いた。4回戦進出は棄権すると決めいていた直だったが、現れたライアーゲーム事務局員の谷村光男(渡辺いっけい)に他のプレイヤーを救って欲しいと訴えられ、参加を決意する。同じ頃、母の墓参りに来ていた秋山の前に事務局員のエリー(吉瀬美智子)が現れた。直と同じく4回戦を棄権するつもりだった秋山だが、2年前に会ったのはゲーム出資者の1人であって主催者ではないと聞き、参加を決める。同じ頃、もう1人、4回戦への出場を決めた謎の人物(菊地凛子)がいた

車に乗せられ、第4ステージ・第1会場にやってきた直。会場には秋山とこれまで一緒に戦ってきた福永ユウジ(鈴木浩介)、さらに西田勇一(荒川良々)、菊地翔(眞島秀和)、小坂妙子(広田レオナ)の姿があった。久しぶりの再会に喜ぶ直と福永だが、直後、巨大モニターにディーラーのソラリオが映り、ゲームの解説が始まった。

ゲームは直・秋山・福永が太陽ノ国チーム、西田・菊地・小坂が月ノ国チームに分かれて、1対1で3つのゲームを行い、先に2勝したチームの勝利。1人1億5千万円がチップで貸し付けられ、それを賭けて勝負が行われる。ゲーム終了後の回収額は1人1億円。5千万円はボーナスとしてプレイヤーに与えられるが、マネーの取り分はチームごとに計算されるため、自分が勝ってもチームメイトが負けると負債を抱えることになる。

先鋒戦は福永と西田、中堅戦は秋山と菊地、大将戦は直と小坂で戦うことが発表され、先鋒戦のゲームが"24連装ロシアンルーレット"だと告げられた。両者が3発ずつ弾を込め、交互に引き金を引いていき、発砲音が鳴ると被弾。5千万円が相手チームに支払われる。チップを払いパスをすることもでき、5回連続パスでディーラーがチップを回収しゲームが流れる。6発目の弾が発砲されるまでゲームは続くという。まずはリハーサルが行われることになり、直と西田がテーブルに着いた。ゲームを進めながらヒントを見つけようする直だが、終わってみれば4発も被弾していた。

力になれなかったと肩を落としながら太陽ノ国エリアに戻る直に、秋山は必ず勝てると宣言をする。そして、ゲームエリアでは福永と西田のゲームが始まった。西田を巧みに操り、被弾することなく引き金を引いてチップを稼いでいく福永。そして、9発目。引き金を引いた西田が初めて被弾する。たまらず月の国からタイムがかかった。太陽ノ国エリアに戻ってきた福永は、西田の被弾が作戦通りだったことを直に教える。タイムが終わると圧勝で終わらせると福永は意気揚々とゲームエリアに戻っていくが、再開したゲームを見ていた直はあることに気付き...!

 

第2話「ついに秋山登場」のあらすじ

先鋒戦"24連装ロシアンルーレット"を見ていた神崎直(戸田恵梨香)が、事務局がゲームに仕掛けた罠に気付いた。3連続で弾が込められていることを知っている福永ユウジ(鈴木浩介)と西田勇一(荒川良々)がパスを連続することで大量のチップがディーラーに流れてしまい、結果、事務局の儲けになってしまうのだ。それを福永に教えようとタイムをかけようとする直を秋山深一(松田翔太)が止めた。福永も罠には気付いているから大丈夫だという秋山の言葉通り、続く2発はディーラーが撃ったものの、その後も福永の優勢は変わらなかった。そして、西田が2発目の被弾。

すると、直がゲームにタイムをかけた。いい流れを止められて驚く福永。また、月の国エリアに戻った西田は菊地翔(眞島秀和)と小坂妙子(広田レオナ)に激しく責められる。必死で弁明するも聞く耳を持たない菊地は西田を殴りつけ、その勢いで西田がゲームエリアに転げ落ちてきた。西田をかばうように駆け寄った直は「西田さんは負けない」と声をかけると、太陽ノ国エリアに戻って福永に残りの2発をわざと被弾して引き分けにしようと提案する。

最初は提案を一蹴していた福永だが、引き分けにすることで大儲けできる方法があると聞き、悩んだ末に残り2発を自ら被弾。勝負は引き分けに終わった。ゲーム終了後、"大儲けする方法"が直のウソだったと知ると福永は激怒。しかし、直は残り2戦は勝つから大丈夫と無邪気に答えるのだった。一方、別会場では謎の人物(菊地凛子)が余裕で"24連装ロシアンルーレット"でチームメイトを勝利に導いていた。

ソラリオから中堅戦が始まることが告げられた。ゲームは、トランプの絵札とジョーカーの17枚のみを使って行われる"17ポーカー"だ。リハーサルになり、ポーカーには自信があると立候補した直。しかし、結果は菊地を相手に2勝3敗、チップ差120枚という大差で完敗した。落ち込む直だが、秋山はリハーサル中に菊地がとったありえない行動を見抜き、不審感を抱いていた。

本番が始まった。立て続けに2連勝する秋山に、たまらずタイムをかける月ノ国チーム。しかし、月ノ国エリアに戻ってきた菊地は2連敗はシナリオ通りだと言うと、ジョーカーを操る必勝法を見つけたと不敵に微笑み...。

 

第3話「華麗なる逆転劇」のあらすじ

神崎直(戸田恵梨香)の提案により、先鋒戦の福永ユウジ(鈴木浩介)と西田勇一(荒川良々)が引き分けに終わり、中堅戦が始まった。中堅戦は太陽ノ国チームからは秋山深一(松田翔太)、月ノ国チームから菊地翔(眞島秀和)が登場し、トランプの絵札とジョーカーのみを使う"17ポーカー"を行うことに。

本番が始まり、秋山が2連勝したところで、西田が慌ててタイムをかけた。ところが、月ノ国エリアに戻ってきた菊地は、焦るどころかジョーカーを操る必勝法を見つけたと余裕の表情を浮かべていた。それは、かつてボクシングをやっていた菊地しかできない優れた動体視力でジョーカーの位置を追いかけることだった。タイムあけのゲームでは、菊地は確実にジョーカーを手に入れ、連続で勝利をおさめる。不審に思った秋山が問い詰めるが、菊地はとぼけるばかりだ。

そんな中、直がタイムをかけた。直は月ノ国エリアに向かい本当の敵は相手チームではなく事務局だと訴え、こんな戦いは止めようと叫ぶ。戦いを止めてくれるのなら、勝った賞金で3人を救うという直の言葉に心が揺れる西田だが、小坂妙子(広田レオナ)はまったく信用しない様子だ。それでも叫ぶのを止めない直を制す秋山。福永もまた勝ちに行くべきだと訴える。

そして、ゲームが再開した。菊地は直の話を信じるから助けてくれと、カードは悪いと言いつつ上限いっぱいのチップをかけて勝負をしかけてきた。悩んだ末、勝負にのった秋山。しかし、オープンしてみると菊地の勝利だった。チップ差は月ノ国チームが大きくリードに逆転。高笑いする菊地に秋山は勝ちを宣言する。

秋山は残りの2戦を見事に勝ち、チップ差は再び太陽ノ国チームがリードした状態で中堅戦が終わった。大喜びの直と福永、呆然とする菊地に、秋山はカードシャッフルの方法と回数を操り17枚すべてのカードの順番を把握していたことを告げる。激しくくやしがる菊地。同じ頃、別会場で"17ポーカー"で戦っていた謎の人物(菊地凛子)は7ゲームを待たずに相手を完敗に追い込んでいた。

そして、ソラリオから大将戦の開始が告げられる。直と小坂が対決するゲームは"回らないルーレット"だ。

 

第4話「裏切り勃発!」のあらすじ

中堅戦が終わり、いよいよ大将戦となった。太陽ノ国チームの神崎直(戸田恵梨香)と月ノ国チームの小坂妙子(広田レオナ)が対決するのは"回らないルーレット"だ。通常のルーレットとは違い、プレイヤー対プレイヤーの対決となるルーレットで、親となる片方のプレイヤーが4つの穴のどれかに玉を落としてそれを当てることでチップが稼げる仕組みになっている。親はどこに玉があるのかを把握しているため、相手を惑わすことが勝敗の決め手となるゲームだ。

リハーサルでは秋山深一(松田翔太)と西田勇一(荒川良々)が対決。秋山は心理学を用いて西田が持っているチップをすべて奪ってみせるという大差で勝利をおさめた。リハーサルが終わり、秋山の戦術に恐怖を感じ、顔をこわばらせる月ノ国チーム。しかし、駆け引きが必要となる勝負にもかかわらず極端にウソが苦手で動揺が顔に出る直もまた不安になっていた。そんな直を励ます福永ユウジ(鈴木浩介)。秋山も「勝つ方法がある」と、直にあるアドバイスをおくる。アドバイスを受け直がゲームエリアに向かうと、小坂が緊張の面持ち待っていた。

本番がスタートした。親の小坂は泣き声で直に「救って欲しい」と訴えながら玉を落とした番号を教えた。すっかり信用した直は言われた番号に賭けるが、それは小坂の罠だった。続いて直が親になり玉を落とすが、小坂は1点賭けで見事的中させた。実は、ゲームを始める前に福永ユウジ(鈴木浩介)に裏切りを持ちかけられていた小坂は、直が嘘をつくと瞬きをするという情報を仕入れていたのだ。

順調にチップを稼いでいく小坂を見ていた秋山は福永の裏切りを察するが、どうすることもできない。そして、直が大勝負に出た。チップをすべて4点に賭けたのだ。小坂は直の瞬きをチェックして自信満々に1点賭けに出るが、まさかの負け。実は福永の裏切りは、直と福永が仕組んだ罠でそもそも直に瞬きするクセなどなかったのだ。勝算がなくなり愕然とする小坂に直は月ノ国チームを救うことを告げる。直は秋山に「いつまでも頼りっぱなしじゃなく、秋山さんの力を借りずに戦ってみたかった」と話し、作戦を黙っていたことを謝る。

4回戦は太陽ノ国チームの圧勝で終わり、直たちはセミファイナルの出場権を得て解散となった。同じ頃、秋山の勝利をモニターで見つめる謎の人物(菊地凛子)がいて...

 

第5話「最終決戦へ向けて」のあらすじ

4回戦が終わり、普段の生活に戻っていた神崎直(戸田恵梨香)の前にライアーゲーム事務局員・谷村光男(渡辺いっけい)が現れた。谷村からセミファイナルの案内状を受け取った直は、福永ユウジ(鈴木浩介)とも信じあえることができたと嬉しそうに話す。同じ頃、葛城リョウ(菊地凛子)にもエリー(吉瀬美智子)が案内状を渡していた。

セミファイナルの開催日。会場に集められたプレイヤーは12人。葛城が秋山深一(松田翔太)に「久しぶり」と挨拶するのを聞いて驚く直。モニターにディーラーのフォルリが映り、セミファイナルは前半戦と後半戦があることが告げられる。ゲームは、ランダムに選ばれた悪魔2人と天使10人が、装着させられた特殊な腕時計を接触させていくもので、最終的に天使の十字架を4つ獲得したものが生き残れる"天使と悪魔ゲーム"。

ゲームの詳細とルール、さらにリハーサルで上位3名に本番スタート時の天使が約束されることが発表され、リハーサルが始まった。自分が天使であることを確認した直は、必勝法を思いつく。直は集まったプレイヤーに、最初に悪魔である2人が正直に名乗り出ることで全員が十字架を4本以上獲得して終われる方法を説明する。

しかし、協力を申し出たのは5人だけだった。これまで人を騙したり騙されながら戦ってきたプレイヤーたちはお互いを信用できなくなっていたのだ。直後、葛城が協力者として手をあげた。葛城が参加することで直のアイデアが実現可能に近づいたとわかった残りのプレイヤーも手をあげ、全員で必勝法を実行することに。

直の呼びかけで、大塚マリエ(MEGUMI)と安川ノリヒコ(春海四方)が悪魔であると名乗り出た。残った天使の10人が接触を繰り返し、それぞれ十字架が9本になったところで直はマリエと安川を救うべく接触しようとする。しかし、秋山に促され状態を確認すると、直は悪魔になっていた。直の報告を受け、プレイヤーが次々に現状を確認すると悪魔になっていた人が多い。そこでリハーサルが終了。お互いを疑い、怒鳴り合うプレイヤー。すると、牧園ワタル(夕輝壽太)が本当は最初に悪魔だったことを告白する。

さらにモニターで現状は天使が3人、悪魔が9人であることが判明した。驚きつつ、さらにお互いを疑い合うプレイヤーたち。そこで秋山は、最初に悪魔と申し出た2人がウソをついていて、それが葛城の指示であったことを突き止めた。葛城はゲームが始まる前にマリエと安川と接触をはかり、仲間に引き込んでいたのだ。つまり天使の3人は葛城、マリエ、安川だった。すべてが判明し、怒り出すプレイヤーを前に葛城は冷静に「自分たちの3人の勝ち抜けが決まった」と告げる。

そして、本番。直は自分が天使であることを確認。秋山と福永もそれぞれ天使だったと告げる。さっそく接触して十字架を増やそうとする直と福永だが、それを秋山が止めた。秋山に再び問われた福永は、実は悪魔であると告げ...。

 

第6話「謎の秘密兵器」のあらすじ

セミファイナル前半戦。"天使と悪魔ゲーム"のリハーサルで、全員が正直になれば勝者になれるという神崎直(戸田恵梨香)の必勝法は裏切られ、葛城リョウ(菊地凛子)の先導で大塚マリエ(MEGUMI)、安川ノリヒコ(春海四方)の勝ち抜けが決定。3人は本番開始時に悪魔を回避できる権利が与えられた。

本番がスタート。天使だった直と秋山深一(松田翔太)に、福永ユウジ(鈴木浩介)が悪魔であることを告白。接触をして福永を天使に変えようとする直を秋山が止めた。リハーサルでの葛城の裏切りでプレイヤーが疑心暗鬼になっている今、光と音が伴う接触をすると他のプレイヤーに3人がグルだと思われてしまうというのだ。その直後、会場で接触音がなる。

接触していたのは葛城とマリエと安川だ。葛城はプレイヤー全員に向かって仲間にならないかと呼びかけた。全員に損はさせないという説明に動揺するプレイヤーたち。仲間は早いもの勝ちという葛城の発言にプレイヤーが一斉に走り出すが、直後、秋山が葛城の下に行ったプレイヤーは必ず負けると宣言したことで足が止まる。葛城の仲間を増やすことは阻止したものの、誰が悪魔かはわからず動けないまま第1ピリオドが終了した。

第2ピリオドが始まった。秋山はプレイヤーを集め、天使か悪魔かを見分けることができるという2つの玉に長さの違うヒモが付いた装置を差し出す。最初は半信半疑だったプレイヤーだが、テストで天使と判明した直や秋山、川井タツヤ(姜暢雄)や谷中モモコ(片桐はいり)が接触をして十字架を増やした。さらに直は、秋山の制止が届かず福永を天使に変えた。

天使になった福永は、続いて秋山、川井、モモコと接触。これで直は十字架2本、秋山、福永、川井、モモコは十字架4本になった。このまま仲間を増やそうとするが、やってきた葛城が装置はでたらめであること、直と秋山と福永は最初からグルであったことをバラした。

全員を救うためだという直の意見は聞き入れてもらえず、騙されていたことで秋山に疑いのまなざしを向ける残り4人のプレイヤー。さらに葛城の言葉にそそのかされ、すでに十字架を4本獲得している福永、川井、モモコは今後誰とも接触しないことを宣言。葛城は残り4人を葛城グループへ来ることをすすめる。葛城のもとへ走り出したプレイヤー。しかし、牧園ワタル(夕輝壽太)だけは直の「みんなで助かろう」という言葉を信じると、直と秋山のもとへ留まっていた。

自分は天使だという言葉を信じて、直と秋山はワタルと接触をする。十字架2本の直はともかく、すでに4本獲得している秋山がワタルと接触するのを見て不思議がるマリエと安川。葛城は正直者の直を守りたいからだと説明する。秋山を見つめ、直を守ることはできないとつぶやく葛城。そして、審判の部屋から秋山が出てきた...!

 

第7話のあらすじ

セミファイナル前半戦、"天使と悪魔ゲーム"。神崎直(戸田恵梨香)と秋山深一(松田翔太)は、天使だった牧園ワタル(夕輝壽太)との接触で十字架を増やした。一方、葛城リョウ(菊地凛子)は仲間を6人に増やしたものの、悪魔が名乗り出ずに接触を控えていた。

直は自分の十字架が増えないことを承知で、川井タツヤ(姜暢雄)と谷中モモコ(片桐はいり)にワタルと接触するようにお願いするが、あっさりと断られてしまう。落ち込む直に追い討ちをかけるように、葛城はその行動は偽善であり自己満足だと告げる。

第2ピリオドが終わり、モニターには天使が11人、悪魔が1人であることが発表された。葛城は、新たに加わった池沢テッペイ(忍成修吾)、佐伯ヒロカ(武井咲)、土田靖史(森下能幸)の中に悪魔がいたとしても勝てると断言し、今後の作戦と接触手順を説明する。その作戦とは直1人を脱落させるものだった。冷酷さに恐怖を感じるプレイヤーたち。

同じくモニターを見た秋山も必勝法を思いつき、直に再び川井とモモコを説得し続けるように話す。わけがわからぬまま、言われた通りに説得を試みる直。しかし、2人の返事は変わらない。それでも諦めずに必死で頭を下げる直の様子を見つめる葛城グループの面々。

最終ゲームとなる第3ピリオドが始まった。葛城グループは手順通りに最初の接触をして審判の部屋へ向かう。ところが、部屋は秋山グループが占領していて入れない。自分の状態が確認できないと次の手順へ進めないため、苛立ちをあらわにする大塚マリエ(MEGUMI)と安川ノリヒコ(春海四方)。

しかし、直とワタルは十字架が4本に達していないため、やがて出てくるだろうとたかをくくっていたが、意外にも2人は部屋の外にいた。部屋に閉じこもっているのは秋山、福永、川井、モモコで、川井とモモコは直の説得に応じないことに負い目を感じて閉じこもるだけならと協力を承諾したのだった。同じ頃、別会場では横谷ノリヒコ(鈴木一真)が順調に勝ち上がっていた...!

仮に悪魔の1人が正直に名乗り出たところで、もう勝ち目がないという直の説明に焦るマリエと安川だが、葛城だけは余裕で笑顔を浮かべていた。葛城は各部屋に小切手を滑り込ませ、最初に部屋を出た人に賞金を出すと告げる。その言葉で福永が部屋から出ると、川井もモモコも出てきた。空いた3室でそれぞれ状態を確認して出てきた葛城、マリエ、安川。安川は秋山に聞かれるまま自分が悪魔だと白状する。

それにより天使であることが判明した池沢、ヒロカ、土田は、すばやく直とワタルと接触して十字架を4本に増やした。実はすべて秋山の作戦だったのだ。これで十字架を4本獲得していないのは葛城、マリエ、安川だけになった。直はマリエや安川を救おうと手を差し伸べるが、それを葛城が止めた。葛城は事前に池沢たちと金銭契約を交わしていたことを明かし、3人と接触。葛城たちも条件を満たし、後半戦出場を決める。葛城は秋山に向かい不敵な笑みを浮かべ...。

 

第8話「天才と天才の秘密」のあらすじ

"天使と悪魔ゲーム"が終わろうとしていた。神崎直(戸田恵梨香)や秋山深一(松田翔太)、葛城リョウ(菊地凛子)の作戦で、ほぼ全員が勝ち上がりの条件である十字架4本を手に入れていたが、ゲーム終了まで残りわずかになって安川ノリヒコ(春海四方)がまだ十字架3本であることが発覚。誰もが接触を避けるなか、直が手を差し出して全員が後半戦へ進むことが決まる。喜んでいるプレイヤーに対し、葛城はこのゲームでプレイヤーを蹴落とさなかったことを必ず後悔すると告げた。

後半戦のゲームは、3回戦で戦った密輸ゲームをアレンジした"ゴールドラッシュゲーム"だ。1人に貸し付けられたのは1億円と相手国の金庫に3億円、合計4億円分の金塊。プレイヤーは光の国と炎の国に分かれ、相手敷地内にある金庫から金塊を持ち帰る。最後まで運びきれず金庫に残った金塊は相手国のものとなり、トータル賞金額の多い国が勝ちとなる。

さらに、勝利国全員にファイナルステージに進めるわけではなく、国の総資産額14億円につき1人という狭き門となる。また、プレイヤーにはファイナルステージ辞退の権利も与えられていて、賞金の半額を返却することなく勝ち抜けすることもできる。チーム分けが決まり、直、秋山、福永ユウジ(鈴木浩介)は光の国になる。次にチームメイトの金塊を持ち出す順番が決められる権限を持つが、大敗した場合は国の負債の半額を持つというリーダーを決めることに。

リスクが大きいため、ためらっているプレイヤーを見た直はリーダーに立候補。炎の国のリーダーは葛城になった。葛城はチーム全員のカードを独占。自分に従い、さらに1人ずつにICレコーダーを渡して裏切り者がいたら密告するように指示を出す。忠誠ポイントをつけ、1位になれば3億円の賞金がつくと聞き、驚きつつも怯えるプレイヤーたち。

ゲームがスタートした。光の国は序盤からリードを奪う。さらに秋山はすべての金塊を奪う必勝法を考え出し、味方のプレイヤーに指示を与えるが、葛城も同じことを考えていて、しかもそれはすでに実行された後だった。炎の国に逆転不可能なほどの大量リードを奪われ落ち込む直たち。すると、秋山がまだ起死回生のチャンスはあると言い出した。

秋山は自ら保安官として国境へ出向くと、やってきた大塚マリエ(MEGUMI)に、言葉巧みに炎の国の作戦は失敗していたとウソをつく。葛城に怒られると怯えるマリエに、秋山は仲間に入らないかと誘う。裏があると疑うマリエに秋山は「神崎直を信じろ」と話し、仲間に引き入れることに成功。同じ方法で川井タツヤ(姜暢雄)も仲間にした。逆転を確信し、喜ぶ光の国の面々。しかし、同じ頃、炎の国では葛城がチーム全員を集め「この中に裏切り者がいます」と告げていて...!

 

最終回「禁断の最終回」のあらすじ(ネタバレ注意)

セミファイナル後半戦"ゴールドラッシュゲーム"の半分が経過した。神崎直(戸田恵梨香)がリーダーの光の国では、秋山深一(松田翔太)の考えた必勝法で金塊をすべて強奪する作戦に出るが、葛城リョウ(菊地凛子)がすでに同じ作戦を実行した後だった。しかし、秋山の説得で炎の国の大塚マリエ(MEGUMI)と川井タツヤ(姜暢雄)を仲間に引き入れることに成功。

逆転を目指す。ところが、葛城がチームの中に裏切り者がいることを見抜く。谷中モモコ(片桐はいり)の密告により、それがマリエと川井であることが判明。葛城は2人を呼び出すと、目隠しをして、10分間で先に自白した方に忠誠ポイントを与えると告げた。懸命にこらえたマリエだったが、10分が過ぎ目隠しを取ると川井が自白したことを知る。愕然とするマリエ。葛城は川井の証言の真偽を確かめるため、池沢テッペイ(忍成修吾)に国境に向かわせた。

葛城が裏切りを見抜いたことを知らない秋山は、作戦通り池沢も仲間に誘う。葛城はさらにマリエにも起死回生のチャンスを与えると、秋山の作戦に乗ったフリを続けるように指示を出す。秋山と葛城の激しい心理戦が続く中、清蘭(遊井亮子)が通路のスピーカーが壊れていることに気づいた。すぐに、エリー(吉瀬美智子)と谷村光男(渡辺いっけい)に報告を入れるが、谷村は報告を一蹴する。

15ゲーム目が終わった。お互いの国の様子がモニターで見られるようになり、葛城は秋山の作戦を見抜いていたことを告げる。勝利を宣言した葛城だが、モニターに表示された現時点の金塊獲得数は炎の国が6、光の国が42だった。愕然とする葛城ら炎の国のプレイヤーたち。実はマリエと川井と池沢は最初からグルで、光の国の作戦を裏切っていなかったのだ。

秋山はボイスレコーダーを使って指示を出していた。また、秋山は池沢から炎の国のカードを受け取り、金塊の運び出しに成功していた。スピーカーを壊したのは、カードを磁気で使用不可能にして返却用のカードを作るためだった。

作戦を聞き、いくらで寝返ったか問いただす葛城に、マリエらは直を信用したから従ったと言い切る。愕然とする葛城。そして16ゲームが始まった。とどめを刺すという秋山だったが直は、葛城が大学時代の授業で、手紙の奥に秘められた気持ちに気付き秋山を負かせていたことを持ち出し、本当は優しい人だと訴える。

助けてあげて欲しいという直の言葉を背に国境へ向かう秋山だったが19ゲームまで金塊が動くことはなかった。最終ゲームになった。秋山は自分のカードを葛城に差し出した。そのカードで葛城は金庫を開けるが、そこは空だった。が、金庫脇には1つの金塊が...。葛城を救いつつ勝利をおさめた光の国。しかし、葛城を救ったことで光の国からファイナルステージへ進めるのは2人となってしまった。

直は出場辞退を告げ、ライアーゲームをなくしたいという思いを秋山に託す。ファイナルステージ出場を決めた秋山と福永ユウジ(鈴木浩介)。同じ頃、別会場で勝利をおさめていた横谷ノリヒコ(鈴木一真)がファイナルステージ進出辞退を告げていた。

3ヵ月後、平穏な日々に戻っていた直の元に谷村がやって来た。横谷が辞退したことで直が出場できるという。断る直に谷村は「このままだと秋山は確実に負ける」と告げ...。

※フジテレビHPより引用

東京DOGS

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東京DOGS

 

東京DOGS

2009年10月19日からフジテレビ系列で放映。月9ドラマとしては、21年ぶりとなる刑事ドラマ。

エリート刑事と破天荒な刑事の二人がコンビを組み、数々の事件を解決していく姿をコメディタッチで描いた刑事ドラマ。

主演は、月9初登場となる小栗旬。コンビ役に、「MR.BRAIN」でも刑事を演じた水嶋ヒロ。ミステリアスなヒロイン役に、「白い春」以来のドラマ本格出演となる吉高由里子が登場。

東京DOGS 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

東京DOGSの主題歌

EXILE 「ふたつの唇」

 

 

東京DOGSの出演者

高倉奏 ...... 小栗旬
工藤マルオ ...... 水嶋ヒロ
松永由岐 ...... 吉高由里子
堀川経一 ...... 勝地涼
益子礼二 ...... 東幹久
鈴木光男 ...... 志賀廣太郎
田中真紀 ...... 臼田あさ美
西岡ゆり ...... ともさかりえ
甲斐崎ヒロト ...... 水上剣星
蒲田シゲオ ...... 矢崎広
高倉カリン ...... 川口春奈
中谷祥太 ...... 吉村卓也
高倉京子 ...... 田中好子
舞島ミサ ...... 大塚寧々
大友幸三 ...... 三浦友和
神野京介 ...... 仲村トオル

 

 

東京DOGSのスタッフ

脚本:福田雄一
プロデューサー:鹿内植
演出:成田岳、石井祐介
制作:フジテレビドラマ制作センター

 

 

東京DOGSの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月19日 最悪で最高のバディ誕生!! 18.7%
第2話 2009年10月26日 親子を守る戦闘術 18.2%
第3話 2009年11月2日 仲間の悲しき逮捕 14.4%
第4話 2009年11月9日 宿敵からの挑戦状 16.1%
第5話 2009年11月16日 家出少女の口説き方 17.1%
第6話 2009年11月23日 潜入捜査で絶体絶命!? 14.7%
第7話 2009年11月30日 過去との付き合い方 15.3%
第8話 2009年12月7日 思い出された約束 15.7%
第9話 2009年12月14日 近づく過去からの罠 13.3%
最終回 2009年12月21日 決着のクリスマス 14.0%

 

 

東京DOGSのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「最悪で最高のバディ誕生!!」のあらすじ

ニューヨーク市警のエリート刑事、高倉奏(小栗旬)。警視庁特殊捜査課刑事、工藤マルオ(水嶋ヒロ)。この2人が、出会ったのは日本とアメリカにまたがる国際麻薬シンジケートのニューヨークでの摘発現場だった。そして謎の女、松永由岐(吉高由里子)とも...。

マルオは、同じく特殊捜査課から派遣された後輩刑事、堀川経一(勝地涼)と取引現場で張り込み。取引相手のマフィアたちが集結してくると、まるで映画のごとくアメリカの刑事が取り囲む。一網打尽と思われたとき、車が爆発。マフィアたちは散り散りに逃げ出した。マルオと堀川が逃げたマフィアを追いかけると、どうやら日本人のボスらしき人物と手下たちに行き会ってしまう。マルオたちの拳銃に対して、相手はマシンガンで応戦しようとした。その窮地を救ったのが奏。奏はマフィアを制圧し、ボスらしき男に近寄るのだが、別人だった。近くに本物がいると走り去る奏を、マルオが追いかけた。

奏とマルオは、最初の取引現場に戻った。すると、マフィアが置き去りにした車の中から人影が現れる。しかし、その人影は女性(由岐)だった。

1週間後、奏は東京にいた。麻薬取引指揮の失敗で作戦から外され、由岐の護送と同時に、上司からはしばらく戻らなくて良いと言い渡されてしまう。

由岐は、大学病院で西岡ゆり(ともさかりえ)の診察を受けるがショックによる記憶喪失にかかっている様子。由岐の隠された記憶を知りたい奏を、マルオは手伝わされることになった。2人は、マンションの一室に保護した由岐を監視。だが、お堅い奏と、ゆるゆるのマルオの相性は最悪。ことあるごとにぶつかってしまう。

マルオの所属する特殊捜査課は、後輩の堀川や舞島ミサ(大塚寧々)、益子礼二(東幹久)、鈴江光男(志賀廣太郎)たちを課長の大友幸三(三浦友和)が束ねている。大友は部下たちに、奏の正式な特殊捜査課への受け入れを発表。マルオは嫌がるのだが、奏とのコンビも正式なものになってしまった。

奏は大友に、ニューヨークで外された自分を特殊捜査課に拾ってもらった礼を述べる。どうやら、大友は奏の亡くなった父親の知り合いらしい。大友は、ニューヨークの取引を妨害されたボスが日本で仕切りなおそうと帰国しているらしいと奏に告げる。さらに、大友は奏の帰国を彼の母、京子(田中好子)に連絡しておいたと話す。バツが悪そうな奏。

奏は、マルオを伴って空き家の前にいた。由岐のマンションを見張っていた不審車両に取り付けた発信機からたどり着いたのだ。奏は、マルオの反対をよそに2人で建物への突入を図る。奏がマルオに作戦を説明しようとすると携帯が着信。なんと京子からだ。仕事中の奏に、京子はマイペースで話しかける。だが、奏も無下には電話を切れない様子。ようやく話し終えた奏に、マルオは相手を尋ねるが答えない。いや、答えられるわけがない。

軍隊&ニューヨーク市警仕込みの奏の作戦で、2人は突入を決行。2人の犯人制圧に成功するのだが、奏は簡単すぎた作戦に疑問を持つ。

夕方、奏は久々に京子の待つ実家に帰った。勤務中は神経を張り詰めている奏に対して、実家は何とものんびりした雰囲気。ちょうど帰宅した妹のカリン(川口春奈)は兄の帰国を喜びながら突然、彼氏の中谷祥太(吉村卓也)を紹介。それじゃあ、みんなで手巻き寿司パーティー! と、なりそうな雰囲気から夜の警護があると逃れる奏。

その頃、バンバンと銃をぶっ放す奏の海外流捜査にいらだつマルオが街を歩いていると、数台のバイクが接近。その中の蒲田シゲオ(矢崎広)は「マルオ総長!」と呼びかける。彼らはマルオの暴走族時代の知り合い。マルオは渡りに船と彼のバイクに飛び乗った。

由岐は、奏とマルオの意思に関わらず、自分でも記憶を取り戻そうとしていた。そして、普通に買い物など外出が出来るような暮らしをしたいと望む。翌日、奏とマルオは堀川も手伝わせて、由岐の外出に付き合う。だが、奏は自分たちを監視しているような気配を感じる。

疑問をぬぐいきれない奏は再び空き家を捜査。結果、空き家には確保した2人以外に人物がいたことが浮上。他の特殊捜査課員の協力で、3人目は棚島秀夫(成宮寛貴)と突き止められた。奏たちは棚島を追う事になる。

その矢先、マルオは奏に無断で堀川とともに、由岐と外出。マルオが目を離したすきに、堀川と由岐は棚島に捕らわれてしまった。

マルオからの連絡を受けた奏は、一緒に堀川の恋人、田中真紀(臼田あさ美)を訪ねる。疑い深い真紀は、堀川の行動を把握するため彼の携帯にGPSを備え付けていた。これで、棚島の居場所は特定できた。早速、その場所に向かう奏とマルオ。だが、その途中、勝手に由岐を外に連れ出したことを責める奏にマルオがキレる。言い争いの末、マルオは車から降ろされてしまう。

奏は、一人で現場へ。だが、棚島は複数の銃を所持していて難航してしまう。そこに、マルオが現れた。2人で棚島を追い詰める。棚島は、由岐を知っている様子。しかし、棚島は何者かの口笛を合図に、自ら命を絶った。合図を送った人物は、即座に逃げてしまう。

翌日、由岐は奏に礼を述べる。しかし、由岐を追う組織の挑戦とも思えるものが、奏の部屋に...。

 

第2話「親子を守る戦闘術」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、とあるデートクラブを摘発。奏が追う組織が関与するとの情報もあり、拳銃も押収される。だが、組織の人間が使用する"蜂のバッジ"は見つからず、どうやら情報はガセだった。その夜、組織に追われる松永由岐(吉高由里子)を警護する奏たちは、彼女をかくまうマンションを移す。

次の日、特殊捜査課で奏とマルオは課長の大友幸三(三浦友和)から、新たな事件の発生を告げられる。大物弁護士、小宮山義彦(杉本哲太)が自宅前で何者かに狙撃されたのだ。狙撃は失敗したのだが、悪徳とも揶揄される小宮山は妻と離婚していて、息子の宏輔(小林海人)とも二人暮し。大友は、課員たちに調査を命じる。奏とマルオが小宮山の自宅へ現場検証に向うと、鈴江光男(志賀廣太郎)が宏輔の相手をしていた。一方、益子礼二(東幹久)は小宮山の事務所へ向う。

奏たちは嫌がる宏輔を説得し、警察で保護すると家から連れ出した。別行動に出た奏は、ひとりである店に入る。そこで"蜂のバッジ"について聞くのだが、居合わせた男たちは否定して、奏にいきなり襲い掛かってきた。男たちを制圧した奏は黙って去って行く。すると、部屋の奥から甲斐崎ヒロト(水上剣星)が現れた。

マルオと鈴江は、宏輔を小宮山の事務所へと連れて行く。鈴江は警察の官舎で宏輔を保護すると説明するが、小宮山は一人で弁護士の息子なら留守番できるはずだと冷たく対応。事務所を飛び出した宏輔は、父親は自分のことを何とも思っていないと泣き出してしまう。そんな宏輔を、ひとりで官舎に泊めるわけにはいかないと思いをめぐらしたマルオは、ある事にひらめいた。

マルオは宏輔を由岐のマンションへ連れて行く。自分が狙われているのに、なぜ自分が宏輔を守るのかと反対する由岐。しかし、マルオの懇願に、自分に仕事が出来たと妙な納得をして由岐は宏輔を受け入れる。

特捜課では、課員たちが小宮山の件の捜査を大友に報告。しかし、狙撃犯につながる手がかりは得られていなかった。小宮山は、宏輔とは別に警視庁の官舎に身を寄せる。報告が終わると、大友は奏を呼んで小宮山に関する書類を渡す。資料によると、小宮山は2年前に奏が追う組織のボスの弁護も担当していた。

由岐のマンションに戻った奏は、宏輔の足のあざからイジメに気づく。どうやら宏輔は小宮山の仕事のせいで、学校でイジメにあっているらしい。転校したいと訴える宏輔に、奏は格闘術を教えだす。

翌日から、奏とマルオは小宮山の警護につく。事務所に着いた小宮山は、クライアントの建設会社社長、柴田雄三(佐々木勝彦)に電話。柴田は今日中に、解決してもらわなくてはいけない物件があると、刑事たちを振り切って自分のもとに来るようにと頼む。すると、小宮山は資料室に入り、裏のドアから事務所を出て行ってしまった。小宮山の行動に気づいた奏たちが後を追う。事務所を出た奏たちは、タクシーを捕まえようとしている小宮山を発見。ホッとしたのもつかの間、小宮山の足元に銃弾が炸裂!! 奏たちは犯人を追うが、人ごみに逃げ込まれてしまった。

次の日も奏とマルオは小宮山の警護。すると、またしても狙撃されてしまう。そして、奏は小宮山が柴田に呼び出された時だけ、狙われていることに気づいた。そんな時、マルオの携帯が着信。宏輔がいなくなってしまったのだ。小宮山は、宏輔が絵の展覧会を見に学校へ向ったと告げる。

奏たちは宏輔の学校へ。そこには、堀川が責任を感じている由岐を連れて来た。小宮山は無事に宏輔を発見するのだが、すぐに犯人たちに追われる事に。奏とマルオは、なんとか犯人を取り押さえる。そして、捉えた犯人の口から柴田の命令だと吐かせた。奏たちと犯人の争いの中、由岐は記憶の断片をよみがえらせる。それは、誰かが銃を突きつけられている記憶だった。

由岐は、ダイニングレストランで働くことになる。警護のため堀川も一緒に働くことに。しかし、そのレストランには吉村と名乗る謎の男、甲斐崎ヒロトも新人として入店していて...。

 

第3話「仲間の悲しき逮捕」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)は、松永由岐(吉高由里子)が思い出した"銃をつきつけられた男"の記憶を重視。同じようなシチュエーションを作れば、さらに何かを思い出すかもしれないと焦る奏だが西岡ゆり(ともさかりえ)は反対する。

その奏を工藤マルオ(水嶋ヒロ)が緊急招集。呼び出したのは、マルオの暴走族時代の後輩、蒲田シゲオ(矢崎広)の祖父母が経営する食堂だ。悪徳なサラ金業者に借金をしたシゲオの祖父母は、高金利をかけられ強引な取立てをされていた。緊急事態だと呼ばれた奏はあきれるが、取立てに来た3人の男をマルオとともに蹴散らす。2人は暴行、恐喝容疑で現行犯逮捕するが、1人だけ取り逃がしてしまった。

由岐は堀川経一(勝地涼)の警護のもと、レストランバーで働いている。しかし、店には由岐を追う甲斐崎ヒロト(水上剣星)も吉村と名乗り店員として見張っていた。奏たちの警護の固さに、甲斐崎のイライラはつのる。

そんな時、殺人事件が発生。奏とマルオが現場に行くと男が射殺されていた。その男は、シゲオの祖父母の店で取り逃がした取立て屋、古川明(沖原一生)だった。特殊捜査課で、マルオから事情を聞いた刑事たちはシゲオを疑う。マルオは、シゲオは自分の弟みたいなものと無実を証明すると息巻く。だが、肝心のシゲオとの連絡が取れない。

一方、由岐のマンションに恵理(浅見れいな)がやって来る。警察は、恵理が由岐の姉であることを突き止めたのだ。恵理は幼い頃に由岐と一緒に写ったアルバムを携えていた。2人は早くに両親を亡くしている。また、恵理は由岐が高校を卒業してアメリカに留学してからは音信不通だったと話した。

マルオはシゲオがアルバイトしているクリーニング店へ。その店は、マルオとシゲオの先輩、木内真二(鈴木亮平)が経営していた。木内によると、殺人事件のあった日、シゲオは店で働いていたらしい。アリバイ成立と喜ぶマルオ。だが、木内はシゲオの配達がかなり遅れたことを追って報告してくる。

由岐が働くレストランで、木内と話しているマルオの携帯電話が鳴る。シゲオからだ。恋人と旅行していたと言うシゲオは犯行を否定。マルオは木内とともに、シゲオに会いに行く。だが、約束の場所で待っていたのはシゲオではなく数人の男たち。彼らは、マルオたちに襲い掛かった。奏も駆けつけて男たちを追い払う。どうやら、男たちの狙いは木内だった様子。

奏は、木内が事件に関する何かを知っているのではないかと尋ねる。すると木内は、元暴力団の自分にシゲオが銃の入手ルートを教えて欲しいと頼んできたが断ったと答えた。

犯行に使われた銃が発見される。銃にはシゲオの指紋が検出された。それでも、シゲオは犯人ではないと主張するマルオ。奏は、マルオを捜査から外すよう告げるのだが大友がさえぎる。

マルオと別行動をとる奏は、古川の働いていた暴力団に潜入。そこで奏は、古川が組織から狙われていたことを知る。

一方、シゲオの潜伏先が判明。出動しようとする捜査員たち。その時、マルオは奏の車に強引に押し込められた。中には、シゲオがいるではないか。実は、シゲオはマルオと待ち合わせた時、違う場所で拉致されていた。シゲオに罪をきせようとする者の仕業だ。そして奏は、真犯人にシゲオから電話をさせ呼び出したという。現れたのは木内だった。信じられないマルオとシゲオ。木内は、組織に店をつぶすと脅され、古川殺害を実行したのだ。奏は動けないマルオに代わって、木内に手錠をかける。

恵理が帰ることになり、由岐たちは見送りに行く。別れ際、恵理は由岐が自分のことを嫌っていたと告げる。由岐がアメリカに渡った原因にもなったと言う恵理だが、その原因は明かさなかった。

 

第4話「宿敵からの挑戦状」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、主婦相手の麻薬売買がスーパーのタイムセールの混乱に乗じて行われているとの情報を得る。早速、セールに紛れ込んで取引現場を目撃し、売人と主婦を捕らえた。

特殊捜査課で鈴江光男(志賀廣太郎)が2人を取り調べるが、奏の追う神野の組織とは無関係だった。そんな捜査課で、結婚相談所に申し込もうとしている舞島ミサ(大塚寧々)にマルオが突っ込みを入れていると、大友幸三(三浦友和)と益子礼二(東幹久)が新たな事件の発生を告げる。食品会社に製品への毒物混入をほのめかし、金を要求する脅迫状が届いたのだ。脅迫状には青酸カリが同封されていた。古いタイプのワープロで書かれた文章の横には、コックのマークが描かれている。大友から心象を尋ねられた舞島は、田村(板尾創路)を思い出した。

ミーティング後、奏を呼んだ大友は英字で書かれた資料を渡す。資料の上には宮田淳二(高杉亘)の写真。神野の組織幹部の宮田が、ニューヨークから日本へ来ているらしい。大友は、特殊捜査課の職務に支障をきたさぬよう、宮田を追うことを奏に許す。

その頃、松永由岐(吉高由里子)の働くレストランでは、彼女のお目付け役をする堀川経一(勝地涼)が落ち込んでいる様子。堀川の恋人、田中真紀(臼田あさ美)の目からも明らか。堀川は、由岐の警護も仕事と割り切ろうとするのだが、捜査課らしい仕事が出来ないことが原因だった。そんな時、由岐は客の書類にコーヒーをこぼしてしまう。店長(山崎樹範)や堀川も謝るのだが、客の怒りは収まらない。そんな客を上手くとりなしたのは、吉村を名乗る甲斐崎ヒロト(水上剣星)だった。

夜、由岐は帰宅したマルオに酒を飲みながら店での話をする。吉村をほめて、堀川の警護はいらないと言う由岐にマルオは反対。自分のことだけを考えていれば良いと言うマルオを頼もしがる由岐は、酔いも手伝ってしなだれかかった。そんな由岐に、マルオはいつもの調子を乱してしまう。

翌日、食品会社に犯人から現金受け渡しの手紙が届く。田村のアパートも張っているのだが、本人の気配はない。受け渡しには、珍しく舞島が行くと名乗りを上げる。心配しながら大友は許可。

奏とマルオは、由岐のレストランで鈴江から舞島と田村の経緯を聞く。鈴江によると、田村はかつて企業脅迫事件を次々に成功させた男。執拗に田村を追っていた舞島は、自分の結婚式も放り出して事件を解決した。だが、それが原因で舞島の結婚は破談に。以来、舞島は事件に深く関与しなくなってしまった。

その夜、由岐は西岡ゆり(ともさかりえ)の診察を受ける。ゆりの友達はできたかとの問いに、吉村を挙げる由岐。そんな由岐に奏は、マルオとゆりの制止も聞かず宮田の写真を突きつける。由岐は、奏にとって自分は神野を追い詰める道具でしかないと落胆。

食品会社脅迫犯の指定した現金受け渡しが、とある公園で始まる。捜査員たちの警戒を尻目に、犯人は舞島から現金を奪取。しかし、奏の機転で犯人の車を抑えた。運転していた男は一人。だが、男は見知らぬ男に銃で脅されてやっただけだと言う。銃を持ち出したことに田村の犯行を疑う大友。食品会社を調べていた奏は、あることに気づいて益子に調査を頼む。

一方、隠れ家とする地下のバーで吉村の仮面を脱いだ甲斐崎と部下の下山(石川裕一)の前には縛り上げられた宮田がいた。甲斐崎は、組織の裏切り者を探りに来たと、宮田を殺害。

現金受け渡しに失敗した企業脅迫犯は、毒入り製品のバラ巻きを始めた。奏は舞島に犯人は田村ではないのではないかと聞く。そんな時、当の田村から捜査課に電話が入った。舞島は、1人で田村に会いに行く。すると、田村は今回の事件への関与を否定。舞島はアリバイもあり、出所後は懸命に生きようとしている田村を疑ったことを詫びる。

奏は、益子に依頼した調査から、真犯人らしき男を割り出す。男は大学生の大山(細川よしひこ)だった。食品会社から内定を取り消されたことに逆恨みして、数人の仲間と及んだ犯行だ。その頃、店に来ていた客から大山の情報を得た堀川も大学へと向った。

大学の食堂にいた大山に、細川が飛び掛かる。すると大山は近くにいた女性にナイフを突きつけて人質にとった。鈴江の説得中に忍び寄った奏は大山を捕らえた。

帰ろうとする奏に大友から電話が入り、マルオとは別行動に。マルオはマンションに戻るのだが、バイトを終えて帰宅しているはずの由岐の姿がない。

その頃、奏は宮田の死体を確認していて...。

 

第5話「家出少女の口説き方」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)は、宮田淳二(高杉亘)の遺体から濡れた手帳を発見。その時、奏の携帯に工藤マルオ(水嶋ヒロ)から、松永由岐(吉高由里子)がいなくなったと連絡が。アルバイトを終えた由岐は、吉村=甲斐崎ヒロト(水上剣星)と店を出た後、消息不明に。

由岐たちは、蒲田シゲオ(矢崎広)に発見された。堀川経一(勝地涼)は、吉村と飲んでいて、つい飲みすぎたと奏たちに謝る。連絡を怠ったのは、由岐が奏を困らせたいとごねたためだった。

次の日、奏とマルオは、由岐を連れて西岡ゆり(ともさかりえ)を訪ねる。ゆりは、由岐が思い出した銃をつきつけられた男の記憶を探る。奏とゆりは、銃を突きつけられた男は由岐の恋人の可能性があると意見を一致させた。さらに記憶を思い出させようと焦る奏。そんな奏に、自分を信じて欲しいと怒り平手打ちした由岐は出て行ってしまう。由岐を追いかけたマルオは、気分を変えさせようとピクニックに誘った。

特殊捜査課には家出少女の保護依頼が来た。少女の名は松尾玲子(近野成美)。大友幸三(三浦友和)は、本来は少年課の仕事だが玲子の滞在先に問題があるという。玲子が身を寄せるモデル事務所には、売春斡旋の疑惑があった。玲子の捜索を口実に売春斡旋の確証をつかみ、摘発に持ち込もうというわけだ。また、この事務所には売春の他に麻薬斡旋の疑いもある。神野の組織が関わっている可能性もある。

奏とマルオが事務所に行くと、社長の三島(風間トオル)が出迎えた。奏たちが玲子の件を切り出すと、三島は家出少女だとは知らなかったと言い、すぐに引き合わせた。

玲子を彼女の実家に連れて帰ると、両親とおおもめ。大学進学を望む両親に対して、玲子は芸能界入りを夢見ていた。奏は、事務所の売春斡旋疑惑を話し、玲子を説得。さらに、売春に関することを知っているのではないかと突っ込む奏だが、玲子は知らない様子。帰り道、マルオは奏の女性に対しても無慈悲な捜査をいさめる。

玲子の恋人らしき男が割れた。事務所のスカウトマン、安藤友秋(氏家拓朗)だ。安藤は、ティーン相手に麻薬の売買を行っている。捜査課は安藤の背後に大きな組織の影を感じる。

奏は宮田の手帳を手がかりにした別行動を、大友から許される。奏は宮田の弟分、中尾(坂田聡)と接触。中尾は自分や家族の保護を条件に、警察に協力するという。神野の潜伏先は分からなかったが、奏は中尾から次回の麻薬取引の情報を得る。

奏とマルオは安藤の件を三島に話す。すると三島は、安藤が麻薬売買を行っているなら即刻、クビにすると言う。三島は警察への協力を惜しまない。奏たちが事務所を出ようとすると玲子と鉢合わせ。そんな玲子に、三島は両親の許可をもらってくるよう説得。2人が再び玲子を連れて帰ると、奏の携帯に中尾から1時間後に麻薬取引が行われると連絡が。その頃、ようやく姿を現した安藤を益子礼二(東幹久)と鈴江光男(志賀廣太郎)が尾行していた。その安藤が、突然倒れてしまう。

奏はマルオと麻薬取引の現場へ。奏が現場の異常さに気づいた時、横たわる中尾を発見。中尾の裏切りがばれたようだ。すると、何者かが狙撃してくる。反撃して、男を捕らえるのだが、連行しようとした狙撃犯も射殺されてしまった。

捜査課に戻り、安藤が狙われたことを知った奏は、マルオと三島の車を追いかける。以前、事務所に寄ったとき、奏は三島の車にGPSを仕掛けていた。案の定、三島は玲子を呼び出していた。三島たちの手から玲子を取り戻す奏たち。三島は、安藤と玲子の口封じをしようとしたのだ。

マンションに戻ったマルオは、由岐と翌日のピクニックの計画を相談。そこに、奏が帰ってくる。犯人を取り逃がし、神野への手がかりも見つからなかった奏は黙って部屋にこもる。すると、奏に電話がかかってくる。マルオと由岐が聞き耳を立てていると、好きだよという奏の声が...。

次の日、マルオと由岐はピクニックを返上して奏を尾行。すると、奏は釣堀に行き、2人に声をかける。バレバレだった。そこで、奏は父の話を2人に話す。また、由岐には焦って記憶を呼び戻させようとしたことを詫びた。

翌日、奏とマルオは由岐をバイト先に迎えに行く。すると、救急車が追い越して行くではないか。由岐が記憶のフラッシュバックで倒れたのだ。

 

第6話「潜入捜査で絶体絶命!?」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、松永由岐(吉高由里子)と西岡ゆり(ともさかりえ)の診察室へ。由岐はかなり記憶を蘇らせていたのだが、神野との関係を尋ねる奏に答えることが出来ない。なぜなら、由岐は記憶から神野が自分の恋人だったらしいことを知ったからだ。神野は奏にとっては、父親を殺害した憎むべき相手。

一方、特殊捜査課では近く神野の組織が大規模な麻薬取引を行うと踏む。奏は単身、取引相手の室井組に潜入捜査することに。室井組の闇のカジノバーに乗り込むと、マルオもやって来てしまう。大友(三浦友和)の命令だと言うマルオだが、実は勝手な行動。そして、2人は組長の室井(清水紘治)と会うことに成功。奏は、大きな麻薬取引があるなら自分たちにも薬を流して欲しいと要求。室井が断ろうとした時、銃弾が襲う。身を挺してかばった奏は、室井に認められ取引に加わることになった。

奏とマルオは、麻薬取引の日時を捜査課に報告。大友は、現場への接近を堀川経一(勝地涼)と益子礼二(東幹久)に命じる。室井は奏たちを倉庫に連れてくるのだが、そこはダミーだった。まだ2人を信用しきっていなかった。そこに、堀川と益子が室井の部下たちに捕まって連れてこられる。関係ないのなら始末しろと言う室井に、奏は堀川たちを東京湾に沈めてしまう。ようやく信用された奏とマルオは、本当の取引場所に。離れて待機していた舞島ミサ(大塚寧々)と鈴江光男(志賀廣太郎)が後を追い、警官隊が包囲する。一方、堀川たちは自力で海から上がった。奏が縄をゆるく結び、堀川にナイフを渡していたため助かったのだ。

神野の組織が到着し、取引が始まる。そこに、警官隊がなだれ込んだ。次々と捕らえられる神野と室井の部下たち。奏とマルオは必死に神野を探すのだが、見当たらない。その時、ボートが沖に向かって走り出した。奏とマルオが追うのだが、ボートは闇の海へと消えてしまう。現場には、神野の痕跡をうかがわせる赤い石のついたハチのバッヂが残されていた。

翌日、捕らえられた者たちの取調べで、鈴江は神野を裏切った男の写真を手に入れた。写真を見た奏たちは驚く。それは、由岐と一緒にアルバイトしていた吉村=甲斐崎ヒロト(水上剣星)だった。

神野を取り逃がし、甲斐崎の由岐への接近を許していた奏とマルオ。悔しがる2人がマンションに戻ると、由岐が奏に神野は自分の恋人だったと告げ...。

 

第7話「過去との付き合い方」のあらすじ

やっと追い詰めた神野を取り逃がしてしまった高倉奏(小栗旬)たち。奏の手元には神野がつけていた赤い石のついたハチのバッジが残る。奏に、松永由岐(吉高由里子)は神野が自分の恋人だったことを思い出したと打ち明けた。奏はなぜ隠していたのかと由岐を責め、さらなる情報を求める。しかし、由岐はまだ鮮明な記憶を取り戻すまでにはいたっていない。奏は、吉村=甲斐崎ヒロト(水上剣星)が神野を裏切り、追っている人間だったと話し、由岐にもうバイトには行かせないと告げた。以来、気まずくなる奏と由岐の雰囲気に工藤マルオ(水嶋ヒロ)はやきもきし始める。

神野は逃したが、特殊捜査課は組織の部下を捕らえていた。だが、部下たちの神野に関する話はバラバラで使い物にならない。そんな中、鈴江光男(志賀廣太郎)は賭博に関する情報を得た。どうやら、神野は組織を再編して事業拡大を狙っている様子。直近の狙いは日米対抗野球。プロ球団、シャークスの矢野亮介(塚本高史)が関与しているらしい。奏とマルオは、矢野の張り込みを始める。

マルオは、日ごとに奏からドライに扱われる由岐が心配。由岐も自分が神野の恋人だったら奏に冷たくされても仕方ないとあきらめムード。そんな由岐にマルオは、久しぶりに3人でディナーをしないかと誘う。マルオの提案に、由岐も手料理を作るとのってくる。

その日、由岐は西岡ゆり(ともさかりえ)、堀川経一(勝地涼)と神野との思い出が残る場所を巡る。由岐は過去のほとんどを思い出したが、ニューヨークでの最後の記憶が封印されたままだ。早く全部思い出したいと焦る由岐に、ゆりは辛い記憶を無理に思い出す必要はないと話す。

その頃、日米対抗戦を明日に控えた捜査課だったが、元締めが判明せず摘発にはいたれない。球場で矢野を見張る奏は、本人に聞いてみると言う。しかし、素直に答えるわけがない。そんな時、マルオはスタンドに不審な男を見つける。

帰り道、由岐とのディナーを念押しして奏を先にマンションへ帰すマルオ。マルオはディナーのためのケーキを買いに行く。と、その店先に球場で見かけた不審者が。マルオが追うと、男は雑居ビルへと姿を消す。そこは、暴力団の事務所。中からは、賭博に関する男たちの会話が聞こえる。マルオは奏に連絡しようとするが、中断して大友幸三(三浦友和)に連絡。事務所へと飛び込んで行く。

一方、マンションに戻った奏は、由岐と2人きり。ギクシャクするものの、久しぶりの会話でお互いの気持ちはほぐれていく。そこに、傷ついたマルオを抱えた蒲田シゲオ(矢崎広)が飛び込んできた。マルオは、事務所から賭博のデータと証拠写真を集め、手傷は負ったものの追っ手を逃れたのだ。マルオの手当てをする由岐は、奏との時間を作ってくれたことを感謝する。

マルオのおかげで元締めも割れ、矢野も全てを語った。そんな夜、由岐は新たな記憶を取り戻す。

 

第8話「思い出された約束」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、松永由岐(吉高由里子)が取り戻した記憶に驚く。それは、由岐自身も同じ。なんと、由岐が記憶を無くしたのは、目の前で恋人が殺されたからだった。その恋人とは、奏が父の敵と追い続ける神野。しかし、奏は神野の死を受け入れられない。また、奏は神野への想いを探り苦しむ由岐を自分が守ると約束した。

奏とマルオは由岐が取り戻した記憶を特殊捜査課で報告。マルオは由岐の記憶を信じようとするのだが、奏同様、大友幸三(三浦友和)や舞島ミサ(大塚寧々)らは神野死亡説に疑いを持つ。

奏、マルオ、堀川経一(勝地涼)が由岐を西岡ゆり(ともさかりえ)の病院へ送る。その途中、奏は神野の居場所を知る男が現れたと連絡を受け、警察署へ戻った。残されたマルオと堀川は、由岐の記憶への悩みを聞いて暗い雰囲気に。マルオが気分を変えようと、自分が気に入っている倉庫に行こうと誘っていると、由岐が甲斐崎ヒロト(水上剣星)と部下の下山(石川裕一)たちを発見。

すると、いきなり甲斐崎たちが撃ってきた。応戦するマルオは、堀川に由岐を連れて先に逃げるよう命令。逃げ出す2人を甲斐崎の部下たちが追う。執拗(しつよう)な追撃に、堀川も応戦を決意。由岐を1人で逃がす。だが、その由岐をマルオから逃げた甲斐崎が見つけて追われることに。

その頃、奏は鈴江光男(志賀廣太郎)と神野の居場所を知るという男を取り調べていた。だが、男はなかなか居場所を話そうとしない。そこに、由岐から甲斐崎に追われていると電話が入る。奏は、男が自分を警察署に引き止めるために甲斐崎が送り込んだ者だと悟った。奏は、由岐に携帯を切らないようにと指示。発信されるGPSを頼りに、その場所へと急ぐ。

奏とマルオが合流。由岐は空きビルに身を潜めていた。奏は由岐に落ち合う場所を告げる。だが、甲斐崎に先を越され、由岐は連れ去られてしまう。携帯から聞こえる由岐の悲鳴に、奏は焦る。

由岐のGPS発信が途切れた。その場所には、甲斐崎の車は見当たらない。奏は甲斐崎たちの車内での会話を録音していた。捜査課で、聞こえにくい音声を分析。甲斐崎は、由岐を利用して神野を誘き出そうとしていた。だが、肝心の接触場所が途切れ途切れで分からない。それでも、奏たちは音声から予測される場所を何カ所か特定し、捜査を開始する。

奏とマルオは、廃工場の前に停車する甲斐崎の車を発見。応援を頼んで、由岐の救出に向う。堀川と益子礼二(東幹久)が駆けつけ、ビルに踏み込む。ようやく由岐の姿を発見した時、ハチのバッジをつけた男たちが入ってくる。神野の部下たちだ。奏たちは、対立する2つの組織をけん制しつつ、由岐を救わなければならなくなってしまう。

そんな中、甲斐崎たちに連れ去られようとする由岐を目撃した奏は、珍しく判断に迷いが生じてしまう。神野の部下を追うのをためらい、取り逃がしてしまったのだ。由岐も甲斐崎に再び連れ去られてしまう。その時、由岐は神野と交わした約束を思い出す。

神野の生死は定かではないが、甲斐崎は由岐に居所を教えるよう迫る。由岐は、教えることを条件に奏へ電話。総長就任おめでとうとマルオへのコメントを残した。奏は由岐からのサインと知り、マルオに由岐との会話を思い出させる。マルオが総長に就任したのはある倉庫。奏とマルオは甲斐崎が由岐をその倉庫に連れて行くと確信する。

由岐は、甲斐崎を倉庫に連れてくるが、誰もいるはずがない。怒った甲斐崎が由岐に銃口を突きつけた時、奏たちが到着。激しい銃撃戦の中、奏が撃たれてしまう。しかし、奏は防弾チョッキで助けられた。そして、由岐を救い出し、甲斐崎を確保することに成功する。ほっと胸をなでおろす奏、マルオ、由岐。由岐が思い出した神野の記憶を話そうとすると奏の携帯電話が着信。なんと、その相手は...。

 

第9話「近づく過去からの罠」のあらすじ

高倉奏(小栗旬)の携帯に、神野から直接電話がかかってきた。神野京介(仲村トオル)は、約束は覚えているとの松永由岐(吉高由里子)への伝言と身柄の解放を奏に要求。解放は出来ないと答える奏に、神野は父親同様にお前も死ぬことになると脅して電話を切った。

奏は、録音した神野の声を由岐に聞かせる。死んだと思っていた神野が生きていた。かつて愛した男の声を聞いた由岐は、次々と記憶を蘇らせる。神野の言った約束とは、クリスマスイヴに再会することだった。さらに、神野の顔も思い出した由岐は、警察の似顔絵作成に協力する。工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、由岐と神野の関係を考えると複雑な気持ちに。だが、奏は神野を捕らえるだけどドライに振舞う。

西岡ゆり(ともさかりえ)が由岐を訪ねてきた。記憶が鮮明になればなるほど、神野への想いが深まると言う由岐に、ゆりは過去にこだわるより、現在と未来にどう立ち向かうべきかを考えた方が良いと忠告。

都内で、暴力団の抗争が連続で発生。大友幸三(三浦友和)率いる特殊捜査課は、神野の関与を疑い捜査を開始。そんな中、奏とマルオは抗争中の組員を捉える。組員の供述から、やはり神野の影が浮上。神野は、大口の麻薬取引の相手先を決めるため、暴力団同士を競わせている様子。勝ち残った暴力団と取引をしようといているようだ。

しかし、神野のやり方に疑問を持つ奏は、一命を取り留めた甲斐崎ヒロト(水上剣星)から神野の情報を得ようとする。だが、甲斐崎の意識はまだ戻らない。

神野の取引相手が2つの組に絞られた。慌てて資金調達を始めたのだ。奏はここでも疑問を持つ。慎重で狡猾な神野が、なぜ潤沢な資金を持たない組を選んだのか。

奏とマルオは神野が選んだ暴力団事務所を張り込む。すると、銃声がして奏の身を弾丸がかすめた。奏は暴力団同士の抗争ではなく、神野が自分を狙った銃弾だと直感する。特殊捜査課には、アメリカのシンジケート幹部が日本に向ったとニューヨーク市警から連絡が入った。

由岐は、奏が狙われたとマルオから聞いてショックを受ける。さらに、捜査中の堀川経一(勝地涼)がチンピラに刺された。由岐はマンションに来た田中真紀(臼田あさ美)に、あることを頼む。その頃、麻薬取引現場が割れ、特殊捜査課が一斉検挙。しかし、そこに神野の姿はなかった。

由岐は警備をだまし、甲斐崎の病室に行き、神野と会わせて欲しいと頼む。その頃、大友に神野から電話が入る。麻薬取引の摘発など眼中になく、余裕を見せ、警察をもっと忙しくさせるなどと言う神野に大友の怒りは募る。

大友との電話を終えた神野は、部下とともに甲斐崎の病室へ。そこで、神野は容赦なく甲斐崎に銃弾を浴びせた。一方、奏は麻薬取引が神野の何らかの罠だと気づく。その時、マルオの携帯に連絡が入って...。

 

最終回「決着のクリスマス」のあらすじ(ネタバレ注意)

※フジテレビHPより引用

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