◆メイド刑事
2009年6月26日からテレビ朝日系列で放映。早見裕司の同名の漫画をドラマ化。
京都のセレブな大豪邸で働くメイドが、実は京都府警の特命を受け、容疑者の邸宅に潜入する刑事として、事件を解決する刑事ドラマ。
主演は、NHK総合「ゴーストフレンズ」に続いてドラマ連続主演となる福田沙紀。その他、原田龍二、的場浩司らが登場する。
⇒メイド刑事 動画 (最終回の結末に注目!)
◆メイド刑事の主題歌
JYONGRI 「無敵な愛」
◆メイド刑事の出演者
若槻葵 ...... 福田 沙紀
海堂俊昭 ...... 原田 龍二
梶正治 ...... 的場 浩司
坪内さくら ...... 大島 蓉子
朝倉執事 ...... 品川 徹
百瀬玲子 ...... 中山 恵
伊藤曜子 ...... かでなれおん
◆メイド刑事のスタッフ
原作:早見裕司
脚本:真部千晶、波多野都、岩下悠子、末安正子、他
監督:藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
音楽:栗山和樹
チーフプロデューサー:井土隆(テレビ朝日)
プロデューサー:島川博篤(テレビ朝日)、榎本美華(東映)、小柳憲子(東映)
制作:テレビ朝日、東映
◆メイド刑事の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2009年6月26日 | 狙われた京都セレブ夫人を救え! | 9.5% |
| 第2話 | 2009年7月3日 | メイド刑事、誕生の秘密! | 8.2% |
| 第3話 | 2009年7月10日 | 天才女優をボディーガードせよ! | 9.4% |
| 第4話 | 2009年7月24日 | 京都祇園・花街へ潜入!舞妓vs芸妓 女のバトル!! | 8.0% |
| 第5話 | 2009年7月31日 | 女帝と呼ばれたミステリー作家のトリックを暴け! | 8.2% |
| 第6話 | 2009年8月7日 | 『極道の妻』の一人息子を救え! | 9.2% |
| 第7話 | 2009年8月14日 | 監禁された美少女メイド達を救え! | 6.8% |
| 第8話 | 2009年8月21日 | 呪われたウェディングドレスの謎を追え! | 5.4% |
| 第9話 | 2009年8月28日 | グルメ評論家の裏の顔!最高級旅館の秘密を暴け! | 7.3% |
| 第10話 | 2009年9月4日 | 京都・美女連続殺人事件の謎を追え! | 8.8% |
| 最終回 | 2009年9月4日 | 海堂死す!? | 9.6% |
◆メイド刑事のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「狙われた京都セレブ夫人を救え!」のあらすじ
京都府警察本部本部長・海堂俊昭(原田龍二)邸の朝。メイドの葵(福田沙紀)が、背後からしのび寄る何者かの気配を感じるやいなや、あっという間に叩き伏せてふと見ると、なんと京都府警の梶警部補(的場浩司)だった。海堂に呼ばれてやってきたのだが、黙って入ってくる方が悪い!「失礼いたしました」と口調こそ丁寧な葵だが、悪びれる様子はまったくなく...。
京都府議会議員の仙石(国広富之)の邸宅で働いていたメイドの由紀(藤岡涼音)の遺体が鴨川から発見された。自殺と見られていたが、遺書から指紋が発見されないなど他殺の可能性が高い。しかし、執事の朝倉(品川徹)によると、仙石は府議会議員の立場を利用して圧力をかけ警察の介入を拒んでいるという。海堂は信頼できる梶に捜査を依頼、葵には仙石家への潜入を命じる。
誰が何のためにメイドの由紀を殺害したのか...。
ハウスキーパーの恵理加(宮本真希)に邸内を案内してもらうと、葵は仕事をしながら内偵を開始する。メイドとしての仕事を完璧にこなす葵は、病床の仙石の妻・定子(石野真子)からも気に入られる存在に。しかし、葵はその定子の表情が微妙にゆがむ瞬間を見逃さなかった。
「奥様はご病気なのですから、旦那様のことは、私にお任せを...」。
どうやら定子は夫の身の回りの世話までする恵理加が気に掛かるらしい。
仙石がゴルフ仲間の玉村(川原和久)という、なにやら怪しげな男と帰宅した。梶の調べで玉村は不動産会社の社長であることが分かるがそ正体は...?そして、潜入を続ける葵にも確実に危機が忍び寄っていた...。
第2話「メイド刑事、誕生の秘密」のあらすじ
京都都府警察本部本部長・海堂(原田龍二)のお屋敷でメイドとして働きながら、事件の潜入捜査も行う"メイド刑事(デカ)"こと葵(福田沙紀)。かつてはレディースの総長として荒んだ日々を送っていたが、そのレディース時代の妹分・曜子(かでなれおん)が傷だらけになって葵に助けを求めて来た。コックのさくら(大島蓉子)、執事の朝倉(品川徹)に手伝ってもらい、曜子を介抱するが、朝倉から「まだ昔のお仲間とお付き合いがあるのですか?」と聞かれ、気まずい雰囲気になる。
曜子によると、葵の跡を継ぎ三代目総長になった紅(仲村瑠璃亜)が大麻の密売に手を染めているという。交際中の男が密かに大麻を栽培している可能性があり、そんな紅に逆らったため曜子は制裁を受けたらしい。その交際中の男とは三津田総合病院の息子。三津田院長(峰蘭太郎)といえば、医師会長も務める名士だけに捜査は慎重に進めなければならない。葵は二代目総長としてではなく、悪の汚れを取り除くため、と海堂に三津田家への潜入を直訴する。
三津田家のメイドとなった葵。帰宅した長男の秀一(波岡一喜)からいきなり「財産目当てに入り込んだのか」と露骨にいやみを言われる。が、秀一の本当のターゲットは継母の朋美(相本久美子)。三津田家の跡取りで医師としても優秀な秀一は、苦労せず玉の輿に乗った朋美を母とは認めていないようだ。 一方、次男の勇次(杉浦太陽)はそんな兄とは対照的にちゃらんぽらんな男。医師になることもあきらめブラブラしているようだ。が、朋美を母親と認めるなど心優しいところはあるようだ。 紅と付き合っているのは秀一か、それとも勇次か?大麻を栽培しているのは...?葵は目を光らせることに。
そんな折り、梶警部補(的場浩司)のもとに「告発」と題されたメールが飛び込んでくる。そこには三津田総合病院に関する驚くべき事実が...。
第3話「天才女優をボディーガードせよ!」のあらすじ
京都の撮影所で撮影されている映画「戦国女子高生」、通称「戦ジョシ」に端役で出演する予定だったえり(渋谷めぐみ)の遺体が発見された。争った跡もなく、梶(的場浩司)によると警察は事故死と断定したが、えりは主演女優で元アイドルの瞳(中山忍)の付き人でもあった。
「戦ジョシ」の撮影では事故が相次ぎ、ネット上では"呪われた映画"だと噂されている。今回のえりの死に関しても「あの女優は瞳の代わりに殺された、次は瞳の番だ。」といった書き込みも。海堂(原田龍二)は真相をさぐるべく、葵(福田沙紀)に瞳の付き人として瞳を守り、「呪い」の真相を探るよう指令を下す。
女優志願の付き人として瞳に近づいた葵だが、瞳は、事務所の専務・井田(小野寺丈)ですら人前でコケにするほどプライドの高い女。井田によると、「戦国女子高生」の企画もIT長者の夫・青柳(神保悟志)が出資者から10億円を集め、妻のために実現させたものだという。
昼間からワインをあおり「戦ジョシ」の台本を放りっぱなしにしている瞳を諭す葵だったが、瞳はすべて台詞を完璧に覚えていた。しかも、その演技の素晴らしさに葵は言葉を失ってしまう。
撮影が再開される前夜、妻の身を案じる青柳は葵によろしく頼むと頭を下げる。青柳によると瞳は死んだえりとの間にトラブルを抱えていたらしいが、その原因が吉本監督(団時朗)にあるという。
葵が瞳について撮影所に出かけると、監督の吉本がスタッフを怒鳴りつけ遅刻した俳優をクビにしていた。どうやら吉本もかなりアクが強い映画監督らしい。
葵はさらに助監督の前島(山根誠示)から瞳とえりが言い争いをしていた事実をつかむ。その前島に見せてもらったセットはまったくの張りぼて。青柳が集めたという10億円の金はどこへ...?また、前島は、えりが「悪口ノート」なるものに瞳への憎しみを書き連ねていたことに気付く。そういえば瞳は葵に見られぬよう必死でなにやらノートを隠していたが...。
第4話「京都祇園・花街へ潜入!舞妓vs芸妓 女のバトル!!」のあらすじ
祇園のお茶屋・花村の舞妓・こま鈴(大石彩未)の遺体が発見された。着物の袖から現場には生息していないコオロギが発見された。海堂(原田龍二)は他殺の可能性を探っているが、花街の人間は口が固く、さらに政財界の重鎮からも花街を荒らすなと圧力がかかり、捜査は難航しているという。葵(福田沙紀)は舞妓の見習い、仕込みとなって祇園のお茶屋・花村に潜入する。
お茶屋の伝統をかたくなに守ろうとする花村の女将・吉乃(相田翔子)は仕込みの葵や舞妓たちに厳しく接している。おかげで仕込みが次々とやめてしまうらしい。
舞妓の鈴花(石橋菜津美)と桃花(菅野莉央)に挨拶する葵だが、鈴花は葵にわざとお茶をかけるなどさっそくいじめを。そんな鈴花を諌める雪花(棚橋幸代)。年長の雪花は「困ったことがあったら相談を」と葵にやさしく接する。
吉乃に連れられお茶屋・京ふくへ挨拶に行った葵は、そこの女将・早苗(あきやまりこ)の提案でお座敷の手伝いをすることに。お座敷では鈴花、雪花が弁護士の斉藤(本宮泰風)の相手をしている。酔って醜態をさらす斉藤は鈴花の着物の胸元に1万円札を差し込むなど遊びに品がない。
死んだこま鈴は吉乃に内緒でスポンサーになる男を探していたらしい。後片付けをする葵は、早苗からそれほど花村の経営が厳しいことを知らされる。
仕込みを続ける中で、様々な女同士の争いを目の当たりにする葵だが、さらに雪花が吉乃と和菓子屋の主人・庄司(中原丈雄)を取り合っていることがわかった。吉乃と雪花にも女の戦いが...。
思惑がうごめく複雑な花街の世界で葵がついに見つけた容疑者とは?
第5話「女帝と呼ばれたミステリー作家のトリックを暴け!」のあらすじ
今は亡きミステリー小説家の島崎絵里子の娘・香奈子(岩佐真悠子)の前に死んだはずの実兄・圭輔(柏原収史)が現れた。圭輔は1年前、不慮の事故で川に流され行方不明になっていた。ということは、圭輔は無事に生還したことになるのだが、妹の香奈子は、圭輔を一目見るなり、偽者だと言い出す。はたして帰ってきた男は圭輔なのか、それとも赤の他人なのか?海堂(原田龍二)は葵(福田沙紀)にメイドとして島崎家に潜入し、帰ってきた男の正体を突き止めるよう指令を出す。
島崎家にやってきた葵だが、香奈子は圭輔をまったくの他人扱い。圭輔はそんな香奈子を一人暮らしが長かったからナーバスになっていただけ、と説明する。一方の香奈子は本当の圭輔は左利き、帰ってきた男は右利きだから兄であるはずがないと言い張る。葵は指紋鑑定を勧めるが、香奈子は警察に家の中を探し回られるのはイヤ、と拒否する。
訪ねてきた叔母の美恵子(和泉敬子)も「顔が同じ」と男を圭輔と認めてしまう。それでも納得しない香奈子は葵に懸命にアピールするが、葵もあることから男が圭輔ではないと思い始める。
葵は男の指紋を採取、鑑定に回すのだが...。
カラクリだらけの古びた屋敷で次々と巻き起こる不思議な現象・・・果たして、圭輔と名乗る男の正体は?そして、香奈子がその男を"兄ではない"と言い張る根拠とは!?
第6話「『極道の妻』の一人息子を救え!」のあらすじ
梶刑事(的場浩司)も尊敬していた京都府警・マル暴担当の元刑事・鎌田(芝本正)が何者かに殺害された。鎌田は事件当日も犬猿の仲と言われている組の組長と会っていたらしいが、その組の関係者の犯行を示す証拠はない。葵(福田沙紀)は海堂(原田龍二)の命令で、その組長宅にメイドとして潜入、鎌田元刑事を殺害した犯人を焙り出すことに。
組長宅へ行く途中、葵は3人の男が一人の少年を強引に連れ去ろうとするところ目撃する。もしかして誘拐?葵は男たちから少年を救い出すと、少年を自宅まで送ることに。が、なんとその少年は葵が目指すところの中与志(なかよし)組組長の一人息子・和真(後藤聡)だった。
夫を亡くしてから女組長として中与志組を仕切っている智子(南野陽子)...事件当日に鎌田と会っていた彼女を含め、組員すべてが鎌田殺害の容疑者だ。葵は油断なく目を配っていると、敵対する阿久頭組が乗り込んできた。自分たちの傘下へ取り込もうとする阿久頭組に対して、毅然と組を守ろうとする智子。その場は何とか智子が治めたが、2つの組はまさに一触即発の状態!
ある日、葵は、智子が息子の和真を北海道に養子に出そうとしていることを知る。和真のためを思っての智子の判断だというが...。
内偵を進めていくうちに、葵は凶器のはさみが智子のもので、何者かによって盗み出されていた事実をつかむ。はさみを盗めるのは中与志組の人間以外には考えられない。葵は組員一人一人の調査を開始するのだが...。
そんな折り、再び和真が誘拐されるという事態が発生!誘拐犯を追った先で、葵はとんでもない光景を目にする...!!
第7話「監禁された美少女メイド達を救え!」のあらすじ
メイド喫茶に勤める少女6人がここ1カ月のうちに相次いで行方不明に。そのうちの一人、加奈(山内明日)が瀕死の状態で発見されるという事件が発生した。加奈はその後息を引き取ったが、死の直前「ホタル」と「リバティゲート」という言葉を言い残していた。「リバティゲート」とは、最近インターネットゲームで急成長した会社である。葵(福田沙紀)は「リバティゲート」社長・伊波(相島一之)の自宅兼オフィスにメイドとして潜入し、加奈らメイドに関わる事件との接点を探ることに。
伊波の屋敷では常務取締役の要(宮地真緒)がすべてを取り仕切っていた。携帯電話の持ち込み、外出は禁止...。すべては情報漏えいのリスクを避けるためだという要。が、社長の伊波は強烈なオタク。メイドとしての採用面接を受けさせられる葵だが、オタク目線での品定めに葵の怒りが爆発。思わず伊波を蹴り倒してしまうが、「戦闘系キターッ!」と高評価を得て無事採用となる。
そんな葵を待っていたのは先輩メイド・レイリー(山崎真実)によるイジメ。「先輩メイドの命令は絶対」と無理難題を次々と突きつけるレイリー。さらにはご主人様・海堂(原田龍二)からもらった大切なキューティー☆クリーナーを、「気に入ったから」と葵から奪い取るレイリー。「捜査のため」と我慢してきた葵も、クリーナーを奪い返すためレイリーに戦いを挑むことに。
「この人......できる!」。
レイリーに何かただならぬものを感じた葵は、戦いながら、監視カメラや盗聴器に邪魔されず2人きりで話しが出来るチャンスを伺う。
監視カメラの電源を切った地下倉庫で、葵はレイリーから驚愕の事実を聞かされる!なぜ加奈は死んだのか、そして伊波ら「リバティゲート」が行う恐るべき裏の商売とは...!?
第8話「呪われたウェディングドレスの謎を追え!」のあらすじ
海堂(原田龍二)の後輩で京都に代々続く大道寺家の当主・忠宏(長谷川朝晴)の婚約者だった由香子(坂本真衣)の遺体が大道寺家の庭園の池で発見された。捜査の結果、事故死と断定されたが、忠宏は、由香子がウェディングドレスを着て死んでいたこと、さらにそのウェディングドレスに血の色で「呪」という文字が浮かび上がっていたことから、「事故死ではない」と言い張る。大道寺家では新しい当主は1年以内に結婚しなければならない、というしきたりがあるため、忠宏は改めて知里(大西亜実)という女性と婚約。が、知里が慣例に従い、大道寺家で暮らし始めてから不可思議な現象が相次いでいるという。
海堂は葵(福田沙紀)に結婚式が無事に終わるまでメイドとして大道寺家に潜入するよう命じる。
大道寺家では、先代の後妻である摂子(山下容莉枝)とその娘の鮎子(榎園実穂)を紹介されるが、葵とろくに目を合わせようともしない。遠縁の沙織(星野真里)はにこやかに葵と接するが、婚約者の知里は怪奇現象に脅えきって部屋にこもったままだ。
ふと見ると、摂子母子が何やら沙織をしかりつけ、沙織も土下座をして謝っている。沙織は摂子らに日々苛められているらしい。
早く呪いを収めたい忠宏は、知里と明日入籍することを決意、摂子らの前で発表する。しかし、その夜、ウェディングドレスを一人試着していた知里の前で怪奇現象が起こり、知里は頭を負傷し入院してしまう。命こそ奪われなかったものの、今回の騒ぎで婚約は解消。忠宏はもう誰も巻き込みたくない、と独身を貫こうとする。
そんな忠宏に葵は一つの決断をする。
「わたくしと結婚してください」。
もちろん葵のプロポーズは、花嫁を狙う犯人をあぶりだすため。忠宏は摂子らの前で葵との婚約を発表、するとさっそく葵は物置小屋で何者かに吹き矢で命を狙われる。
犯人が近付いてきていることを確認した葵は、"呪い返し作戦"と銘打って犯人をおびき出すための罠を曜子(かでなれおん)に仕掛けさせる。そんな様子を見ていた一人の老人、それは長年大道寺家に仕えてきた庭師の亀吉(福本清三)だった ...。
第9話「グルメ評論家の裏の顔!最高級旅館の秘密を暴け!」のあらすじ
創業140年の歴史を誇る高級老舗旅館「梅むら」の板前・門脇(西村龍弥)の遺体が発見された。「梅むら」と言えば、料理やサービスを競う大会で優勝、"旅館王"の称号を2年連続で獲得。今年も"旅館王"の最終候補にあがっているという。そんな旅館の板前が自殺する理由がわからない。疑問を抱く海堂(原田龍二)は葵(福田沙紀)を「梅むら」にメイドとして潜入させる。
「梅むら」へやってきた葵は若女将の梢(小沢真珠)に案内され中へと入るが、梢の義母で女将の鈴子(黒田福美)は、美容院に行った梢を「旅館王をとるまでは余計な金を使うな」と怒鳴りつけソロバンを投げつける始末。板前の門脇が死亡したときの会見では涙を見せていたあの女将の豹変ぶりに、葵は度肝を抜かれてしまう。
仲居の愛子(宮嶋麻衣)によると、女将は若女将を気に入らないから辛く当たっているのだとか。息子の板長・幸広(六角慎司)を色気でたぶらかしたと決めつけているらしい。幸広も居酒屋の板長から高級割烹旅館の板長になったばかりで嫁姑の間に入るどころではない。
そんな中突然、「梅むら」に真っ白なスーツでキザに決めた男がやって来る。愛子によると、テレビでも有名なグルメ評論家で"旅館王子"と呼ばれている西園寺(城咲仁)という人物らしい。自信過剰で馴れ馴れしく、自らを"王子"と呼ぶ西園寺のナルシストぶりに言葉を失う葵、しかし"旅館王"の審査委員長を務めるくらいならその舌は確かなはず...。
その夜、旅館の中を探っていた葵は、梢と西園寺が睦み合う場面を目撃してしまう。さらにその際梢は西園寺に、「梅むら」が"旅館王"を獲得できるよう根回しをするのだが...。
そしていよいよ、"旅館王"の最終審査の日、疑惑の掛かる人物や多くのマスコミが一堂に会する日がやってきた。"旅館王"の座を巡って、大女将、若女将、板長、グルメ評論家など...高級老舗旅館に渦巻くドロドロの人間関係の中で、葵が見抜いた真実とは...!?
第9話「京都・美女連続殴打事件の謎を追え!」のあらすじ
"美のカリスマ"と呼ばれ、人気を博している美容アナリスト・粧子(横山めぐみ)に似た女性が通り魔によって殴打される事件が相次いで発生した。粧子のブログに脅迫めいた書き込みもあり、海堂(原田龍二)は葵(福田沙紀)に、ボディガード兼メイドとして粧子のもとに行くよう指令を下す。
粧子の姉でマネージャーの悦子(宮地雅子)には歓迎された葵だったが、当の粧子は「必要ございませんわ」と葵の警護を拒否。が、葵がメンズと呼ばれる粧子の取り巻きの一人、黒人のボブ(サミ・ポップ)を悪漢と間違え取り押さえたことから、粧子に気に入られボディガードを任されることになる。
粧子、ボブらとともに自宅の豪邸に到着した葵は思わず唖然とする。花束などを抱えたメンズたちが粧子を出迎え、部屋に入ると粧子はメンズたちをはべらせハレンチな会話を楽しんでいる。夜な夜な粧子は男達と怪しげな遊びを繰り広げているようだが...。
悦子によると、最近は同じ美容アナリストでライバルのNIKKO(ふせえり)とテレビで紹介する美容グッズがかぶるなど対立することも多くなっているとか。また、妹の理香(柳沢なな)も女性の美しさを売り物に派手な生活を続ける粧子と激しく対立しているようだ。
そんなとき葵は、粧子がヤクザ風のキャバクラの店長・広野(山口幸晴)と密かに接触しているのを目撃する。美のカリスマとキャバクラの店長にどんな繋がりがあるのか...? 葵がキャバクラの前で張っていると、理香が広野のキャバクラでアルバイトをし、そのキャバクラで理香とNIKKOが接触していることがわかった。姉に不利になるような情報を流していたのは理香...。それにしてもなぜNIKKOがこのキャバクラに出入りしているのか?
一つの仮説を立てた葵は、粧子に意外な提案を申し出る。そのことによって、"美のカリスマ"のプライドをかけた女同士の壮絶な戦いが繰り広げられることになる...!
最終回「海堂死す!?」のあらすじ(ネタバレ注意)
海堂(原田龍二)らアジアエコロジー会議の関係者3人に時限爆弾が送り付けられ、一人の犠牲者が出るという事件が発生した。幸い海堂と大隈教授(本田博太郎)のもとに送られた爆弾は不発。海堂は民間人を守ることが最優先と、海堂を心配する葵(福田沙紀)を大隅教授のもとへ潜入させる。
微生物をこよなく愛す大隈は、名門女子大出身でクロスボウが趣味のお嬢様、妻・季和子(国生さゆり)を溺愛。しかし、実際の季和子は夫の前ではお嬢様っぽく振る舞う裏で、大隈の研究助手・島野(須藤元気)との不倫を楽しんでいる。
ある晩、葵がワインのビンを捨てようとゴミ箱を開けたところ、そこから爆破まで10分を切った時限爆弾を発見。あわや爆破かと思われたが、葵の機転によって無事解体に成功した。いったい誰が爆弾を仕掛けたのか?助手の島野、大学院生たち、妻の季和子も夫を亡きものにしようと思ってもおかしくない。犯人が彼らのうちの誰かだとすると、なぜ海堂までが狙われたのか?葵は不審を抱きながらも潜入を続ける。
翌日、葵はクロスボウを手に出かけていく季和子を発見。尾行するが途中で見失ってしまう。戻ると地面に突き刺さるクロスボウの矢の中で倒れている大隈を発見する。何者かに狙われたらしいが、幸い矢はそれ、無事だった。
そんな折り、葵は曜子(かでなれおん)から呼び出され、衝撃的な言葉を聞かされる。
「海堂本部長がお亡くなりになりました」
・・・聞けば、何者かにクロスボウで狙われ心臓に矢が突き刺さったらしい。海堂を思い泣き崩れる葵だったが、海堂からの最後の任務をまっとうすべく、ある決意をする・・・!
※テレビ朝日HPより引用