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動画キング: 2009年3月アーカイブ

アタシんちの男子

 

アタシんちの男子の概要

2009年4月14日からフジテレビ系列で放映。

借金取りから逃走中のホームレス娘が、個性の強い超キャラ男6人の男たちと家族になっていく様子を描いた新感覚ホームコメディドラマ。

主演は堀北真希。フジテレビのドラマ「ハチワンダイバー」にゲスト出演したつるの剛士が、今回フジテレビのドラマで初のレギュラー入りを果たした。

アタシんちの男子 動画 (最終回の結末に注目!) 


アタシんちの男子の主題歌


GIRL NEXT DOOR 「Infinity」

 

アタシんちの男子の出演者

峯田千里 ...... 堀北 真希
大蔵風 ...... 要潤
大蔵猛 ...... 岡田 義徳
大蔵翔 ...... 向井 理 
大蔵優 ...... 山本 裕典
大蔵智 ...... 瀬戸 康史 
大蔵明 ...... 岡山 智樹
大蔵新造 ...... 草刈 正雄
国土豊 ...... つるの 剛士
時田修司 ...... 山本 耕史
小金井響子 ...... 高島 礼子

 

アタシんちの男子のスタッフ

企画:立松嗣章
脚本:武藤将吾
プロデュース:森安彩
演出:松田秀知、佐藤源太
制作:フジテレビ、共同テレビ

 

アタシんちの男子の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月14日 ホームレス娘vs変人6兄弟 14.1%
第2話 2009年4月21日 男子のフェロモン 11.0%
第3話 2009年4月28日 男子、恋にタメ息 9.6%
第4話 2009年5月5日 ラブな誘拐大作戦 9.4%
第5話 2009年5月12日 長男とキス?! 12.3%
第6話 2009年5月19日 ママが恋人?! 12.0%
第7話 2009年5月26日 急接近にドキッ! 9.5%
第8話 2009年6月2日 節約で始まる恋!? 11.3%
第9話 2009年6月9日 さよなら奇跡の男 10.4%
第10話 2009年6月16日 驚きの真相! 9.8%
最終回 2009年6月23日 家族という宝物 10.4%

 

 

アタシんちの男子のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ホームレス娘vs変人6兄弟」のあらすじ

峯田千里(堀北真希)は、公園のダンボールハウスやネットカフェを転々としている20歳の女の子。千里がホームレス生活を送っているのには理由があった。千里は、幼いころに母親を病気で亡くし、父親の徹(鶴見辰吾)も失踪してしまったため、たったひとりで世の中を生き抜いていた。ところがあるとき、千里のもとに突然、借金取りが現れる。千里は、徹がギャンブルで作った1億円もの借金の連帯保証人にされていたのだ。以来、千里は、ヲタク界でカリスマ的な影響力を持つネットカフェの店員・国土豊(つるの剛士)らに助けられながら、借金取りから逃げ回っていた。

そんなある日、千里は、とうとう借金取りに追い詰められる。そこにいきなり現れたのが、日本を代表する玩具メーカー『ミラクル』の社長・大蔵新造(草刈正雄)だった。新造は、借金取りに1億円の小切手を手渡して千里を救うと、1億円はいつか返す、と書かれた巻物のような誓約書を取り出して彼女にサインをさせる。ところが新造がその書面をめくると、そこにあったのは婚姻届だった。

新造は、自分は余命1ヵ月だから最後に側にいてくれる妻がほしい、とうそぶくと、妻になるか1億円を返すかどちらかを選べ、と千里に迫った。金を返すあてもない千里は、妻になることを承諾するしかなかった。

それから1ヵ月後、新造が他界する。千里は、新造の遺言に従い、飛行船に乗って彼の遺骨を空からまいた。そんな千里の前に現れた新造の秘書・時田修司(山本耕史)は、彼女を新造の別宅『トリックハート城』に連れて行く。ほどなく、『ミラクル』の顧問弁護士だという小金井響子(高島礼子)がやってきて、以前、千里がサインした巻物を取り出した。そこには、1億円を返済したこととみなす条件として、新造の妻になることだけでなく、3ヵ月間、このトリックハート城で、新造の息子6人の母親として生活すること、と記されていた。

独身だった新造は、後継者候補として、風(要潤)、猛(岡田義徳)、翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)の6人を養子に迎え入れていた。しかし、新造の変人ぶりに愛想をつかした彼らは、誰ひとり新造のことを父親として慕っておらず、それぞれ好き勝手な生活を送っていた。

しぶしぶその条件を飲んだ千里は、トリックハート城で暮らしていない長男の風を除く5人と顔を合わせる。だが、猛たちは当然その話に激しく反発し...。

 

第2話「男子のフェロモン」のあらすじ

千里(堀北真希)は、玩具メーカー『ミラクル』の社長代理を命じられる。それも、千里が新造(草刈正雄)から借りた1億円を返済したものとみなす条件のひとつだった。

そんな千里に協力を申し出たのは、家を出て生活しているはずの三男・翔(向井理)だった。千里が手にするはずの遺産を狙う翔は、もうひとつの条件『3ヵ月間、トリックハート城で息子たちの母親として生活すること』を片付けようと提案した。翔は、放浪中の長男・風(要潤)に電話して一緒に食事をしようと誘うと、千里とともに、次男の猛(岡田義徳)、四男・優(山本裕典)、5男・智(瀬戸康史)、6男・明(岡山智樹)を、新造が発明したハイパー接着剤を使って椅子に貼り付け、無理矢理食卓につかせた。が、その際、猛は、何故家に戻ってきたのか、と翔に噛み付き、大ゲンカを始めてしまう。

『ミラクル』の顧問弁護士・響子(高島礼子)によれば、猛と翔は、昔は仲が良かったらしい。しかし、6年前に翔が何も言わずに家を出てしまったことが原因で、ふたりの関係は悪くなったのだという。猛は、翔が後継者の座を譲るために出て行ったと思い込んでいるのではないか、というのが響子の意見だった。

そんな折、翔が働いているホストクラブに猛がやってくる。ホストの面接を受けた猛は、翔より自分の方が上であることを証明するのだという。

同じ日、ダンボールハウスを修復していた千里は、悪ガキ3人組に襲われる。3人は、明をいじめていた連中だった。雑用を言いつけられて偶然通りかかった猛は、襲われているホームレスが千里とは知らずに助けに入った。千里は、猛が本当は男気があって優しい人間であることを知って微笑んだ。

千里がトリックハート城に戻ると、そこにはパテが入った6人分の額縁が用意されていた。母親十ヵ条の第二条は「兄弟の手形を壁に残せ」なのだという。

その夜、千里は、親衛隊からの情報で、翔の秘密を知る。実は翔には、間もなく6歳になる息子・力(丸山歩夢)がいたのだ。翔が力を預けている託児所を訪れた千里は、そこで猛に出くわす。猛は、客の女性に気いられ一緒に店を出た際、翔の姿を見かけて後をつけてきたのだ。力のことを知られてしまった翔は、千里と猛に、家を出た本当の理由を話した。翔に子どもができたことを知った新造から、おろすよう命じられたからだった。

事件が起きたのはその翌日のことだった。猛が暴力団に拉致されてしまったのだ。猛がホストクラブでつかまえた女性客というのが、実は五十嵐組組長の女だったらしい。事情を知った千里と翔は、猛を助けに行くが、逆に捕まってしまう。そのピンチを救ったのは優だった。女性アレルギーの優は、グラビアアイドルとのCM撮影を中止に追い込むために、スタジオを壊そうとしていた。実は五十嵐組は、そのアイドルの所属事務所と裏でつながっており、千里たちが監禁されていたスタジオを所有していたのだ。ほどなく警察が駆けつけ、千里たちは無事に帰ることができた。警察に通報したのは明だった。

帰り道、千里は、猛と翔の手にハイパー接着剤を塗って握手させると、その場から立ち去ってしまう。手をつないだまま殴り合いを始め、傷だらけになる猛と翔。そこで猛は、子どもができたことを黙っていたのは許せない、と翔に告げた。そのとき、猛が飲んでいた水が接着剤でつながれた手にかかった。すると、接着剤が溶けてふたりの手が離れた。バツが悪そうに立ち上がった猛は、別れ際、「大蔵新造と衝突したのはお前だけじゃねえんだよ」と翔に告げ...。

千里がトリックハート城に戻ると、リビングには猛がいた。猛は、千里が作った味噌汁を飲んでいた。そして壁には、猛の手形が飾られていた。そのとき、電話が鳴った。優が警察に捕まったのだという...。

 

第3話「男子、恋にタメ息」のあらすじ

千里(堀北真希)のもとに、四男の優(山本裕典)が窃盗の容疑で逮捕されたという知らせが入る。千里は、次男の猛(岡田義徳)に命じられて、渋々警察へと向かった。

警察署に着いた千里は、優が誤認逮捕されたことを知る。近くで現金盗難事件があり、職務質問を受けた優がたまたま50万円を持っていたからだった。実は優は、極度の女性恐怖症を克服するためにカウンセリングを受けようとしていた。50万円はその入会金なのだ。優の所持品の中からそのチラシを見つけた千里は、猛や三男の翔(向井理)、五男の智(瀬戸康史)に報告した。すると猛は、優に向かっていきなり「お前の女性恐怖症を治してやる!」と言い放つ。

そんな折、トリックハート城に智の担任・吉田真央(小野真弓)がやってきた。登校拒否を続けている智を心配して訪ねてきたのだという。その姿を見た優は、驚きを隠せなかった。真央は、優を女性恐怖症にさせた張本人だった。

一方、アパートに戻った長男の風(要潤)は、郵便の中に、新造(草刈正雄)からの手紙が混じっていることに気づく。同じころ、翔は、『ミラクル』の顧問弁護士・響子(高島礼子)から、トリックハート城の96番の部屋に宝が隠されている、と教えられる。翔は、それがクロック=千里の部屋となった『恐怖時計の部屋』ではないかと推測した。

そんな中、国土(つるの剛士)が働くネットカフェを訪れた千里は、親衛隊の西郷(なすび)たちから、かつて天才マジシャンともてはやされた智が、両親の脱税事件で芸能界を追われたことを教えられる。千里は、「高校を辞めても、もう一度マジシャンを目指して稼げばいい」などと智に言ってしまったことを後悔した。

千里は、すっかり落ち込んでいる優を励まそうと、新造が作った『ハイパワーボイス』を使おうとした。千里は、『ハイパワーボイス』に「そんなあなたが大好きです!」と吹き込み、この機械は相手の心の声を聞くことができるから真央に試してみたらどうか、と嘘をついて優に渡す。優は、バカにするな、と千里に反発した。千里は、そんな優に、辛い過去に悩むのも、新しい自分を見つけようともがくのも間違っていないのだから、もっといまの自分を好きになってあげてもいいんじゃないか、と言葉をかけ...。

真央が再びトリックハート城にやってくる。千里と優の会話を聞いていた智は、真央の前に姿を見せ、いつか学校に行く、と約束した。

ところがその最中、真央の正体が判明する。実は彼女は、智の担任でも、優の初恋の人でもなく、手配中の空き巣だった。千里は、智の心を踏みにじった真央に怒りをぶつけ、翔や優、智と協力して逃げようとしていた真央を捕まえた。

真央が持ち出そうとしていた荷物の中に宝箱のようなものがあった。その中に入っていたのはおもちゃとバースデーカードだった。どうやらそれは、新造が、翔の子ども・力(丸山歩夢)のために用意したものらしい。翔は、動揺を抑えながらトリックハート城を後にした。するとそこに、力が行方不明になった、という知らせが入る。

トリックハート城のリビングには、猛に続いて、智の手形も飾られる。そこで優は、千里に向けてハイパワーボイスのボタンを押してしまう。「そんなあなたが大好きです」。新造の声で流れたその言葉に、優は動揺する。

そのとき、千里の携帯に時田から連絡が入った。時田は、1億円を今すぐ返してもらわなければならなくなった、と千里に告げ...。

 

第4話「ラブな誘拐大作戦」のあらすじ

千里(堀北真希)は、『ミラクル』の社長秘書・時田(山本耕史)から、借金1億円の返済を迫られる。時田によれば、ミラクル社が進めていた大規模アトラクション事業が、スポンサーの撤退により中止に追い込まれそうなのだという。顧問弁護士の響子(高島礼子)が所持している千里との契約書には、『ミラクルが倒産した場合、1億円はただちに返金すること』『社長代理としてミラクルに尽力すること』と記されていた。時田は、その契約をたてに、プロジェクトの存亡をかけて明日行われる最終プレゼンでスピーチをしてもらう、と千里に告げる。

同じころ、翔(向井理)の息子・力(丸山歩夢)が行方不明になるという騒動が起きる。ほどなく、何者かから力を誘拐した、という電話が入った。しかも誘拐犯は、新造(草刈正雄)の声で電話をしてきていた。犯人は、身代金を要求せず、離婚した力の両親・翔と咲(浅見れいな)に、ある広場に行くよう命じた。

千里は、優(山本裕典)が返しにきたボイスチェンジャー『ハイパワーボイス』を明(岡山智樹)が手にとっていたことを思い出す。そのことを問い詰められた明は、千里を、力が隠れている場所に案内した。実は今回の誘拐事件は、翔と咲によりを戻してもらうために、力が明に協力を求めて実行した偽装誘拐だった。千里から事情を聞いた国土(つるの剛士)たちは、千里も力に協力すべきではないか、と提案する。

力の計画に協力することを決めた千里は、翔と咲に「一緒に写真を撮れ」「カラオケ大会でデュエットして優勝しろ」と、さまざまな指示を出した 。

翔と咲は、互いに協力しあって、千里たちの指示をクリアしていった。その際、翔は、咲から新造の話を聞かされる。実は新造は、翔に内緒でふたりの生活費を援助していたのだという。新造が子どもおろすよう翔に命じたのも、翔の覚悟を確かめるだめだった。その話を聞いた翔はショックを受けていた。

千里たちの計画には、国土や平次(永山絢斗)はもちろん、千里親衛隊の面々、そして事情を知った猛、優、智も加わった。そんな中、国土らの顔を覚えていた翔は、すべてを理解しトリックハート城へと向かった。そこで力と再会する翔と咲。待ち構えていた猛は、今回の黒幕が力であることを翔たちに伝えると、力を担いで部屋を出て行く。翔たちはその後を追った 。

翔たちがたどり着いたのは、ミラクルの新プロジェクト最終プレゼンの会場だった。演壇に上がった千里は、スピーチをせず、その代わりにある映像を流した。それは、千里たちからの指示に従って力を合わせる翔と咲の姿だった。そこに、力のナレーションや、デビューを目論んで録音した猛の歌がかぶさり、最後には新造も登場した。

「触れてみればわかる、その温もり。何があっても変わることのない、その絆。そういう願いが込められています。是非体感してみてください」と締めくくる新造。それは、宝探しのアトラクションゲームを通じて家族の絆を深めることができる、という今回のプロジェクトのコンセプトを表現した映像だった。実は新造の言葉は、『ハイパワー電動おしり拭き』の説明用DVDから抜粋したものだったが、会場からは拍手が沸き起こっていた。

翔は、新造が用意していた誕生日プレゼントを力に渡し、これからは咲と一緒に暮らすよう告げる。新造がそうしてくれたように、自分も力をずっと見守っている――翔は、力を抱きしめながらそう約束した 。

千里たちがトリックハート城に戻ると、そこに長男・風(要潤)の姿があった。風は、千里と親しくなり始めている兄弟たちを挑発するかのように、いままで千里がやってきたことはすべて金のためだ、と言い放ち... 。

 

第5話「長男とキス?!」のあらすじ

トリックハート城を追い出された千里(堀北真希)は、ホームレス生活に戻る。大蔵家の長男・風(要潤)が、これまでの千里の行動はすべてお金のためだ、と次男の猛(岡田義徳)や四男の優(山本裕典)たちにばらしてしまったからだった。千里は、風の言葉を否定しなかった。そんな千里に、五男の智(瀬戸康史)や六男の明(岡山智樹)もショックを受けていた。三男の翔(向井理)だけは、千里の言い分も聞くべきではないかと主張したが、猛は、翔の言葉に耳を貸そうとはしなかった。

千里は、国土(つるの剛士)らとともに、1億円の借金を返済する方法を模索し始める。そこにやってきた『ミラクル』の社長秘書・時田(山本耕史)は、千里に1週間の返済猶予を与えた。そんな中、国土と同じネットカフェで働く平次(永山絢斗)が、インターネットである情報を入手する。それは、温泉を掘り当てて金を稼ぐ、というものだった。平次によれば、温泉が眠っているという噂がある土地の地主との交渉も上手くいったという。その話を聞いていた千里のホームレス仲間たちは、協力を申し出る。

同じころ、猛は、かつて働いていたバイク便会社から声をかけられ、職場復帰する。猛は、社長(芝崎昇)からアタッシュケースを手渡され、指定された日時にある場所まで届けるよう命じられた。猛は、届ける日まで中身を見ないで保管していろ、と念を押されていたにもかかわらす、ふとそれを開けてしまう。なんと、アタッシュケースに入っていたのはダイナマイトだった。

別の日、千里たちはホームレス仲間たちと温泉を掘り始める。すると、千里の携帯電話が鳴った。千里が世話になっていた義男(田山涼成)からだった。千里が義男の家を訪れると、そこにいたのは千里の父・徹(鶴見辰吾)だった。徹は、借金返済のために大蔵家に戻ってくれ、と千里に頼んだ。千里は、そんな徹の無責任さに激怒し、殴りかかった。

一方、国土は、トリックハート城を訪れる。大蔵家の兄弟たちに千里のことを話して、誤解を解こうと思ったのだ。翔は、国土が話す千里の生い立ちをハイパワーボイスに録音し、猛や優たちに聞かせる。翔に指示された場所に向かった猛たちは、千里が強制退去させられるホームレスのために、本気で温泉探しに取り組もうとしている姿を目の当たりにする。

千里たちは、新造(草刈正雄)が試作した探知機で温泉が出ると思われる場所のあたりをつける。そこに現れる猛、智、明。猛は、例のダイナマイトを使って千里たちに協力した。が、ホームレスたちの願いもむなしく、水道管を破裂させただけで温泉は出なかった。

そんな中、ホームレスたちのビニールハウスの強制撤去が始まった。駆け付けた千里たちは、なす術もなく撤去作業を見守っていた。そこに、優がTVクルーらとともにやってくる。情報番組の生中継で、女性タレントと地元をデートする、という企画だった。そこで優は、『ミラクル』が進めるアトラクションゲームの工事に、家や仕事を失った人たちを雇うことにしたらしい、と言ってしまう。時田や響子(高島礼子)も、もはや反対することはできなかった。

千里は、猛たちとともにトリックハート城に戻った。翔は、みんなの食事を用意して帰りを待っていた。するとそこに再び風が現れ、いきなり千里にキスをして...。

 

第6話「ママが恋人?!」のあらすじ

千里(堀北真希)は、大蔵家長男の風(要潤)から、半ば強制的に恋人役を務めるよう頼まれる。女性関係でトラブルを起こしていた風は、千里に恋人役を演じさせることでピンチを切り抜けようとしていた。母親十か条をクリアしなければならない千里は、恋人役を務めればトリックハート城に戻ってくるという風の言葉を信じて、それを承諾した。ところが、風にはなんと27人もガールフレンドがいるのだという。千里は、急きょ設置された謝罪会見場で、やってくる風のガールフレンドたちに頭を下げ続けた。

そのころ風は、千里の部屋を物色していた。三男の翔(向井理)は、そんな風の本当の目的を言い当てる。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。

五男の智(瀬戸康史)はサウナルームで雑誌を読んでいた。そこにやってきた四男の優(山本裕典)は、智が持っていた雑誌に、「告白に成功する方法」という特集があることに気付く。優は、千里に告白するつもりなのかと智に問いかけた。それを否定する智。安心した優は、自分が相手役をやるからその告白方法を練習しようと智に提案する。が、ちょうどそこにやってきた千里に裸で抱き合っているところを目撃された優たちは、その関係を誤解されてしまう。

一方、次男の猛(岡田義徳)は、バイク便会社の社長(芝崎昇)から頼まれていたアタッシュケースを指示された場所に届ける。どうやらそこは、大物政治家の家らしい。猛は、応対したSPに、アタッシュケースの中に入っていたダイナマイトを使ってしまったと告げる。だが、SPは、ダイナマイトなど頼んでいない、という。中身をすり替えたのは響子(高島礼子)だった。響子は、千里たちが温泉を掘り当てようとしていることを知り、アタッシュケースにダイナマイトを入れておいたのだ。

そんな中、風と翔は、千里の部屋にある恐怖時計の中から鍵を発見する。そこにやってきた千里は、謝罪に同席もせずにいい加減な態度をとる風に怒りをぶつけた。すると風は、新造の本当の顔も知らないくせに母親づらするな、と千里に言い放つ。トリックハート城を飛び出した千里は、ネットカフェを訪れる。そこで千里は、国土(つるの剛士)から、風の目的は新造の遺産であることを教えられる。

優は、どちらが千里を迎えに行くか、勝負しようと智に持ちかける。智がマジックを披露してそのタネがわかるかどうかで勝敗を決めようというのだ。

同じころ、翔は、千里の部屋から見つかった鍵に記されていた『裏に隠された真実を見よ』という言葉から、新造が残した発明品に取り付けられていたプレートの裏にそれぞれ『愛』『愛』『得る』『得ぬ』『爺』『部位』という刻印がしてあることに気づく。

あくる朝、優は、ネットカフェを訪れ、千里を迎えに行く。優は、もう少しで変われそうな智のことを見てあげてほしい、と言うと、あいつには負けたくない、と続けた。

優とともにトリックハート城に戻った千里は、どうして遺産を探しているのか、と風に切り出した。それに対して、遺産探しは新造の隠された顔を暴くため、と答える風。新造のことを知りたいと考えていた千里は、翔とともに暗号の解読をはじめ、刻印されている文字がアルファベットに変換できることに気づく。並べ替えると、それは『LIVING』だった。

千里たちが手分けしてリビング内を探し始めると、そこに猛たちもやってきた。猛は、智とともに、アタッシュケースの中身、高級カツラを探していた。そこに、自分は風の婚約者だと思い込んでいるチーコ(レイザーラモンHG)が現れた。チーコは、サーベル取り出し、千里さえいなければ風は自分のものだ、と言い放つ。そんなチーコの前に立ちはだかったのは智だった。

チーコが持っていたサーベルに布をかぶせ、それを消してしまう智。チーコはその場に崩れ落ちた。優は、そんなチーコに手を差し伸べ、玄関まで送っていこうとした。そのとき、チーコの髪を見た猛が、カツラを返せと叫んで彼に飛びついた。が、逆に投げ飛ばされ、柱に激突する猛。その衝撃で、装飾品のひとつが落ちた。するとそこには鍵穴があった。

 

第7話「急接近にドキッ!」のあらすじ

千里(堀北真希)は、大蔵家の長男・風(要潤)が養子ではなく、新造(草刈正雄)の実の息子だったことを知る。新造は、6兄弟に、それぞれの秘密が記された巻物を残していた。風の巻物には彼が新造の実の息子であると書かれていた。それは、次男の猛(岡田義徳)や三男の翔(向井理)ですら知らないことだった。翔は、風が養子だと嘘をついていたのは、新造に認めてもらえなかったからではないかと推測する。

同じころ、四男の優(山本裕典)は、妹に会うために生まれ故郷へと向かっていた。新造が優に残した巻物には、火災で亡くなった彼の両親のことが書かれていた。当時7歳だった優には断片的な記憶しかなかった。が、優の妹はそのときのことをすべて覚えているというのだ。

ほどなく、五男の智(瀬戸康史)と六男の明(岡山智樹)もトリックハート城に戻ってくる。その際、明は、メイドの井上(江口のりこ)がいなくなっていることに気づく。井上は、腕相撲で千里に負けてしまったことにショックを受け、修行に出ていた。その井上が、自分の代役として呼び寄せたのは国土(つるの剛士)だった。千里に思いを寄せる国土は、千里は渡さない、と言ってさっそく翔につっかかっていった。

その騒ぎの中、猛は、明が封筒を持っていることに気づく。その中に入っていたのは、多くの芸能人を輩出しているコンテストの応募用紙だった。千里たちは、いつものように9時ちょうどになると寝てしまった明から巻物を取り上げ、その中身を見る。そこには、明が5歳のときに母親が突然姿を消したこと、明が餓死寸前になるまで母親の帰りを待ち続けていたことが記されていた。新造は、そんな明に、お母さんを許してあげてほしい、と書き残していた。

井上からの情報で、やはり明が母親を探そうとしていたことを知った千里たちは、明を優勝させるための作戦を考える。トリックハート城に戻ってきた優も、明のファッションを担当することになった。同時に千里と翔は、ネットカフェの千里親衛隊に明の母親を探してほしい、と頼んだ。だが、千里親衛隊の力をもってしても、有力な情報を得ることはできなかった。

千里と翔は、風に会いに行く。未完成だった新造の発明品『ミラクルスポットライト』を完成させてほしい、と風に頼む千里。実はそれは口実で、本当は風に帰ってきてほしかったのだ。が、風は、それを拒絶し、ホステスの子である自分を認知しなかった新造を非難した。千里は、そんな風に、真実を知るのが怖くて逃げているのは風の方ではないのか、と言い放つと、その場から立ち去ってしまう。

そんな矢先、思わぬ事態が発生する。明からコンテストの応募用紙を郵送するよう頼まれていた国土が、それを忘れていたのだ。おまけに国土は、応募用紙が入った封筒をジーンズのポケットに入れたまま、洗濯してしまっていた。それを知った明は、それほど出たかったわけではないし、母親を探す目的でもない、とうそぶく。

だが、千里たちは、応募用紙の志望動機に「コンテストの日が母の誕生日なので放送を見てくれるような気がして」と書いてあったことを知る。そのとき智は、コンテストと同じ日、優がローカル局で生放送されるちびっ子うた自慢大会の審査員を務めることを思い出す。優は、さっそく局側に頼みこみ、出場枠を増やしてもらった。

 

第8話「節約で始まる恋!?」のあらすじ

千里(堀北真希)は、大蔵家の6兄弟と食事をともにし、母親十か条の第一条『食事は家族そろってリビングで』をようやくクリアする。

同じころ、国土(つるの剛士)は、ネットカフェに戻り、三男・翔(向井理)のことを調べ始める。翔の電話を盗み聞きしてしまった国土は、その内容に不審を抱いたのだ。翔は、電話の相手に、「800万」「できる限りの金は集める」と話していたのだ。翔がゆかりの園という施設出身だと知った国土は、さっそくその施設を訪ねる。ちょうどそこにやってきた翔は、ゆかりの園経営者の志村(飯田基祐)に金を手渡して帰っていく。

一方、長男・風(要潤)らの手形を手に入れ、十か条の第二条もクリアした千里は、響子(高島礼子)から第三条の内容を教えられる。それは『家長を決めよ』というものだった。猛(岡田義徳)は、千里がやればいいと発言した。だが千里は、一家の大黒柱は男が務めるべきだと返す。そこに、優(山本裕典)や智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)も加わり、話は一向にまとまらない。そのようすを見守っていた響子は、家長には1000万円を渡す、と皆に告げる。それは、トリックハート城の維持費だった。すると翔が、その金を貸してほしい、と言い出す。気に入った女性をモノにするために必要なのだという。だが、兄弟5人は、即座に翔の頼みを却下した。そのとき、トリックハート城のすべての出入り口が突然ロックされてしまうという騒動が起きる。さらに、城内のブレーカーが落ち、すべての電気が消えてしまう。

千里たちは、手分けしてブレーカーのある場所を探し始める。その際、翔は、捨て子だった自分を拾ってくれた志村が経営するゆかりの園が経営危機に陥っていることを千里に打ち明ける。

ほどなく、ブレーカーの場所が判明し、電気が復旧した。が、1000万円が入っていたジュラルミンケースが消えていた。盗んだのは誰だと騒ぎ立てる兄弟たち。疑われたのは翔だった。千里と翔の会話を偶然聞いてしまった猛は、施設のことを切り出した。猛は、翔がその経営者に騙されている、というのだ。そんな中、風が国土を引き連れてリビングに戻ってきた。国土は、翔が金を持ち出さないよう、隠したのだという。そこで国土は、ゆかりの園で見たことを皆に告げる。志村は、翔をだますために、近所の子どもたちに金を渡して、孤児のふりをさせていたのだ。翔は、国土の話を信じず、800万円貸してほしい、と土下座して皆に頼んだ。その姿を見ていた千里は、兄弟たちの反対を押し切って、翔に金を渡してしまう。すると、大きな音が響き、トリックハート城のロックが解除される。

千里たちは、手分けしてブレーカーのある場所を探し始める。その際、翔は、捨て子だった自分を拾ってくれた志村が経営するゆかりの園が経営危機に陥っていることを千里に打ち明ける。

ほどなく、ブレーカーの場所が判明し、電気が復旧した。が、1000万円が入っていたジュラルミンケースが消えていた。盗んだのは誰だと騒ぎ立てる兄弟たち。疑われたのは翔だった。千里と翔の会話を偶然聞いてしまった猛は、施設のことを切り出した。猛は、翔がその経営者に騙されている、というのだ。そんな中、風が国土を引き連れてリビングに戻ってきた。国土は、翔が金を持ち出さないよう、隠したのだという。そこで国土は、ゆかりの園で見たことを皆に告げる。志村は、翔をだますために、近所の子どもたちに金を渡して、孤児のふりをさせていたのだ。翔は、国土の話を信じず、800万円貸してほしい、と土下座して皆に頼んだ。その姿を見ていた千里は、兄弟たちの反対を押し切って、翔に金を渡してしまう。すると、大きな音が響き、トリックハート城のロックが解除される。

同じころ、風たちはサウナに入っていた。実は、先日の停電は国土の仕業だった。電気代節約のために、消費電力の上限を下げたのだという。そのとき、サウナ内のモニターが時田(山本耕史)を映しだす。時田は、城をロックしたのは自分だ、と告白すると、ミラクルをもらった、と言い出す。

翔は、千里を抱き寄せ、彼女にキスをする。千里に時田のことを知らせようとやってきた猛は、それを目撃してしまい...。

 

第9話「さよなら奇跡の男」のあらすじ

千里(堀北真希)は、翔(向井理)に抱きよせられ、いきなりキスをされる。その場面を偶然目撃してしまった猛(岡田義徳)は、何故か動揺していた。

同じころ、千里が社長代理を務めていた『ミラクル』では、社長秘書だった時田(山本耕史)が新社長に就任する。時田は、事情を確かめにやってきた千里に、社長就任は前社長の新造(草刈正雄)と約束したことだと主張する。続けて時田は、千里が新造と交わした契約は今後もそのまま継続されるから安心してほしい、と千里に告げた。

千里からその報告を受けた優(山本裕典)や智(瀬戸康史)は、自分たちはミラクルとは関係がなかったのだからこれでよかったのではないか、と理解を示す。だが、長男の風(要潤)は、時田が玩具関連のセクションを廃止し、ゲーム開発だけに絞るはずだ、と言い出す。そこで風が取り出したのは、新造が風に宛てた手紙だった。その手紙には、時田がミラクルを狙っていることが記されていた。それ以上に風が注目していたのは、遺産を見つけることができれば大切なものを守ることができるかもしれない、と書かれていたことだった。だが、その話を聞いていた猛は、新造に騙されていることに何故気づかないのか、と言い放つ。ミラクルを乗っ取られることに気づいていたのなら、最初から遺産を渡せばいいだけだ、というのだ。

そのとき、トリックハート城に猛の実の父親・一輝(ベンガル)が現れる。一輝は、新造が亡くなったことを聞き付け、猛のことが心配になってやってきたのだという。かつて一輝に、もう2度とここに来るな、と言われたことをいまでも覚えていた猛は、その言葉をそのまま返す、と言って猛反発した。一輝は、ふたりのやりとりを心配そうに見守っていた千里に、自分の携帯電話の番号を書いたメモを預けた。

新造の手紙にあった暗号を解読した千里は、母親十か条に遺産のヒントが隠されていることを知る。残りの項目をクリアしようと決意する千里たち。現れた響子(高島礼子)は、第四条が『トリックハート城を大掃除せよ』であることを告げた。

千里は、国土(つるの剛士)の親戚が山川豊氏の遠縁だった関係で、デモテープを聴いてもらえることになった、と猛をだまして、響子に会いに行かせる。そこで響子は、一輝が、お金と引き換えに猛を養子に出したのではなく、猛の将来を考えて故意に憎まれる素振りをしたことを告げる。一輝は、妻が危篤だという知らせを受け、幼い猛をバイクに乗せて病院に向かっている途中、スピード違反で白バイ警官に止められた。言い争いになった一輝は、警官を突き飛ばした。そのとき警官が、ちょうど後ろからやってきた車にはねられてしまったのだ。一輝は、その罪で刑務所に服役し、出所したばかりだった。

第四条をクリアした千里たちは、猛のおかげで第五条『萬彩庵の特製スープを完成させろ』もクリアし、第六条『家族全員で大縄跳び連続百回』に挑む。そこで猛は、これをクリアしたらトリックハート城を出て一輝と暮らす、と皆に告げる。動揺しながらも、笑顔で猛を送り出そうと決意する千里たち。平次(永山絢斗)らネットカフェメンバーの応援を得た千里たちは、さっそく大縄跳びに挑んだ。が、運動が苦手だった智のせいでなかなか上手く跳べなかった。その夜、智は、カフェメンバーにも協力してもらって特訓を開始した。

あくる日、再び大縄跳びに挑戦した千里たちは、ついに百回をクリアする。千里たちは抱き合って喜びあった。国土は、千里たちが強い絆で結ばれていることを実感していた。

猛が荷物をまとめていると、そこに明(岡山智樹)がやってきた。そこで明は、特攻服がほしい、と言い出す。猛は、その言葉に驚きながらも、服を脱いで明に渡した。

その翌日、猛は、千里たちに別れを告げ、トリックハート城を出て行った。その後ろ姿をじっと見つめていた千里は、猛と出会ってからのことを思い出し、ふいにその後を追った。翔もそんな千里に続いた。

猛は、道端でエンストしていた。追いついた千里は、大蔵家には猛が必要だからどこへも行かないでほしい、と懇願した。すると猛は、「俺、誰かに必要とされたことねぇからさ、こんなとき、何て言っていいのかよく分かんねぇンだけど......ありがとうございました」と千里に頭を下げる。千里がいれば大蔵家は大丈夫だ、と言うのだ。あいつらを頼んだぞ――猛は、最後にそう言って走り去っていく。

 

第10話「驚きの真相!」のあらすじ

千里(堀北真希)たちは、ミラクルの新社長に就任した時田(山本耕史)から、3日以内にトリックハート城を明け渡すよう命じられる。翔(向井理)や優(山本裕典)、智(瀬戸康史)らは、そんな時田に反発する。それに対して時田は、もし逆らった場合は力ずくでも出て行ってもらう、と言い放つ。

その夜、千里たちは、どうするべきか話し合う。そこで風(要潤)は、新造(草刈正雄)にとっても特別な場所だったトリックハート城は誰にも渡さない、と宣言する。翔たちも同じ気持ちだった。風は、新造からの手紙にあった「遺産を見つけることができれば大切なものを守れるかもしれない」という言葉の"大切なもの"とはトリックハート城のことではないか、と言い出す。

新造の遺産を見つけるためのヒントを得るためには、千里に課された母親十か条をクリアしなければならなかった。そこに現れた響子(高島礼子)は、母親十か条の第七条が「力を合わせて発明品を作れ」だと千里たちに告げる。

風たちは、響子から手渡された設計図をもとにさっそく発明品の製作にとりかかる。ところがそのとき、思わぬ事態が起きる。千里の部屋が突然爆発して吹き飛んだのだ。時田が、国土(つるの剛士)をだまして千里の部屋にあった時計台に爆弾を仕込んだらしい。

同じころ、時田に呼び出された千里は、ミラクル本社の社長室にいた。そこで時田は、トリックハート城から出て行くよう兄弟たちを説得してほしい、と千里に持ちかける。時田は、智にはブロードウェイでマジックを学ぶための環境を、明(岡山智樹)には新しい家と家政婦を用意するほか、すでに家を出ている猛(岡田義徳)を含む他の4人にも十分な額の立退き料を支払うという条件を提示する。子どもの将来を考えるのも母親の大事な役割ではないか、という時田の言葉に、千里は悩む。

トリックハート城に戻った千里は、ここから出て行った方がいいのではないか、と兄弟たちに持ちかけた。それに対して、風たちは最後まで戦うと主張し、出ていくのならひとりで出て行け、と冷たく言い放つ。このとき兄弟たちは、千里を守るために、敢えて悪役を演じていた。

トリックハート城を後にした千里は、猛が父親の一輝(ベンガル)と暮らしているアパートを訪ねる。物陰に隠れていた千里に気づいた猛は、彼女に声をかけた。千里に何かあったことを察し、事情を尋ねる猛。

千里は、時田の件を打ち明けると、それ以上何も言わず、敢えて明るく振舞って猛と別れた。一輝は、部屋に戻ってきた猛に、行かなくてもいいのか、と切り出す。みんなお前の奇跡を待っているんじゃないか――一輝はそう猛に告げ...。

そのころ時田は、ネットカフェを訪れ、千里親衛隊全員をミラクルで雇うと告げる。大喜びする平次(永山絢斗)だち。時田は、そんな彼らに、トリックハート城の立ち退きに協力するよう持ちかけた。

千里は、義男(田山涼成)の家を訪れる。そこで千里は、新造が発明した『ミラクル催涙スプレー』や、義男と新造が一緒に写っている写真を偶然見つけてしまう。千里からそのことを問われた義男は、やってきた響子とともに、すべてを告白した。

学生時代、義男と新造はともに発明家を目指したライバルだったこと、その縁で新造と当時高校生だった千里の母・志保が知り合ったこと、15年後に志保と再会した新造が彼女にプロポーズしたこと、風の存在を知った志保が新造の子を妊娠していたことを隠して突然姿を消したこと...。「貴方は、大蔵新造氏の娘です」。響子は、そう千里に告げた。真実を知って大きなショックを受けた千里は、義男の家を飛び出した。

同じころ、大蔵家の兄弟たちはサウナルームにいた。するとそこに、突然、猛が姿を見せた。兄弟たちのために、トリックハート城に戻ってきたのだ。久しぶりに6人がそろい、意気が揚がる兄弟たち。すると、サウナルームのモニターに時田が映し出された。そこで時田は、千里が新造の娘であることを皆に告げる。

兄弟たちは、新造の手紙でそれを知っていた風を非難した。さらに、翔が千里にキスしたことを猛が優と智にバラしてしまい、兄弟たちの絆は一瞬にして崩壊してしまう。

千里は、ネットカフェで一夜を明かした。そこにやってきたのは、徹(鶴見辰吾)だった。徹は、千里の母・志保と結婚した経緯を千里に話した。「血のつながりなんて関係ねぇ。たとえ千里離れたところにいても、心ではつながっている...それがお前につけた名前の由来だ」。そう言うと、千里につらい思いをさせたことを詫びる徹。ギャンブルに手をだしたのも、志保の入院費を工面するためだったらしい。

千里がトリックハート城を追い出されたことを知った徹は、一緒に過ごした時間は嘘をつかない、と助言すると、わざと借金の話を持ち出し、土下座までして城に戻るよう頼んだ。千里は、そんな徹を蹴り飛ばすと、最低の父親を持って迷惑だ、などと言い残して去っていく。

その夜、トリックハート城に井上さん(江口のりこ)が戻ってくる。が、千里が戻ったと勘違いした翔、優、智の3人は、がっくりと肩を落とす。そこに、時田率いるミラクルの一団が現れる。もはや風たちに勝ち目はなかった。するとそこに、巨大なショベルカーに乗った千里と国土が割り込んできた。ガスマスクを装着した千里は、ミラクル催涙スプレーを撒いて時田の手下をひるませたすきに、トリックハート城に入る。千里も、出迎えた大蔵家6兄弟も、皆、涙を流していた。一致団結した千里たちは、時田に宣戦布告するが...。

 

最終回「家族という宝物」のあらすじ(ネタバレ注意)

千里(堀北真希)は、国土(つるの剛士)の協力を得て、トリックハート城に戻った。トリックハート城では、城に立てこもった風(要潤)、猛(岡田義徳)、翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)の大蔵家六兄弟と、彼らを強制的に立ち退かせようとする時田(山本耕史)たちの間でにらみ合いが続いていた。

時田は、平次(永山絢斗)や千里親衛隊のメンバーを全員『ミラクル』に入社させると、千里の借金を帳消しにするからと言って、彼らを強制立ち退きに協力させていた。千里を城の中に入れるために自ら犠牲になって捕まった国土は、時田は嘘をついている、と平次たちに訴えた。平次たちは動揺を隠せなかった。

するとそのとき、城から夜空に向かって光が放たれ、巨大な新造(草刈正雄)の映像が浮かび上がった。その映像は、新造が作ったロボット『みらくるん』から発信されていた。『みらくるん』を操作していたのは、メイドの井上さん(江口のりこ)だった。

新造は、このときを予測していたかのように、城を破壊したら望むものは永遠に手に入らなくなる、と時田に警告した。時田がその本当の目的を果たすためには、7人の勇者が必要だというのだ。続けて新造は、千里と兄弟たちの名前を順に呼び、信じてきたことをやり遂げればやがて一冊の本に出会う、と告げる。その本には、大切なものを守る方法が記されているらしい。だが、その本は、千里の契約満了日と同時に消滅してしまうのだという。千里の契約満了日は2日後だった。新造の映像は、最後に何かを言い残したまま、途中で切れた。時田は、新造の言葉を無視して、城への突入を命じるが、直前になってそれを撤回し、しばらくようすを見ることにする。

千里たちは、自分たちが信じ続けてきたこと=母親十か条のクリアに挑んだ。彼らが第七条の発明品を完成させたのを確認した響子(高島礼子)は、第八条が『大蔵兄弟Q&A』であることを告げる。1000問ものクイズを何とかクリアした千里たちは、続いて第九条『お揃いのリストバンドを作れ』に挑んだ。

千里がリストバンドの刺繍に取り組んでいる間、兄弟たちはサウナに入っていた。すでに彼らは、城を守った後、どうすべきか決意を固めていた。それを聞いた猛は、最後に残る、千里のことをどうするべきか決めようと言い出す。サウナにどれだけ長く入っていられるで勝負して、勝った者が千里に告白すればいい、と提案する猛。その勝負を受けたのは、優、智、そして翔の3人だった。

あくる朝、千里はリストバンドを完成させる。時田は、そんな彼らに、千里の契約が終了する12時20分になったら、本が見つかったかどうかにかかわらず突入する、と宣言する。千里たちに残された時間はあと1時間しかなかった。

母親十か条の最後は、『食事は家族揃ってリビングで』だった。慌てて食事を用意し、「いただきます!」と声を揃える千里たち。すると、その声にみらくるん2号が反応し、トリックハート城の最後の封印が解かれる。

階段がスライドして現れた扉は、隠し部屋へとつながっていた。優は、隠し部屋をふさいでいる壁に、兄弟たちの手形をはめ込むことに気づいた。そして、壁の中央にある白い型に千里が自らの手形を押すと、センサーが反応し、「大蔵新造が遺した本のタイトルは?」という質問が...。千里たちは、当てずっぽうでいろいろと言ってみるが、すべて不正解だった。

そのとき、トリックハート城に国土がやってきた。平次らによって時田のもとを脱出することに成功した国土は、途中で切れてしまった新造の映像が記録されたメディアを持ち帰り、自らの研究スタッフに解析させていた。「本のタイトルは『からくり城と七人の勇者』!」。千里が国土から教えてもらった本のタイトルを叫ぶと、扉が開いた。そこにあったのは、光輝く財宝と、一冊の本だった。

本を読んだ千里たちは、時田を呼び、財宝をすべて渡す代わりにトリックハート城を壊さないでほしい、と頼んだ。新造の本に書かれていた通りに...。千里たちは、本当の宝は家族だ、という新造の思いを受け止めたのだ。すべて新造の手のひらの上で踊らされていたことを知った時田は、隠し部屋の扉を閉めると、千里の手形を床に叩きつけ、「これで財宝は誰の手にも渡らない」とつぶやいた。そして、トレジャーハンターは別の場所に建設する、と言い残して去っていく。

※フジテレビHPより引用

婚カツ!

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婚カツ!

 

婚カツ!の概要

2009年4月20日からフジテレビ系列で放映。

百年に一度とも言われる大不況の時代、とある下町を舞台に結婚、家族、恋愛、友情などの悲喜こもごもを"婚活"を通して描いていくコメディドラマ。

主題歌は1980年代にヒットしたSUGARの「ウエディング・ベル」をPUFFYがカバー。

「ブラザーズ」以来11年ぶりにスマップの中居正広が主役を務める。ヒロイン役には上戸彩が抜擢された。

婚カツ! 動画 (最終回の結末に注目!) 


婚カツ!の主題歌

 

PUFFY 「ウエディング・ベル」

 

婚カツ!の出演者

雨宮 邦之 ...... 中居 正広(SMAP)
飛田 春乃 ...... 上戸 彩
深澤 茂 ...... 佐藤 隆太
村瀬 優子 ...... 釈 由美子
二瓶 匠 ...... 谷原 章介
雨宮 邦康 ...... 上田 竜也(KAT-TUN)
伊藤 勝 ...... 北村 有起哉
雨宮 邦夫 ...... 小日向 文世
高倉 真琴 ...... りょう
溝口 静子 ...... 風吹 ジュン
桜田周五郎 ...... 橋爪 功
増岡 文彦 ...... 田中 要次

 

婚カツ!のスタッフ

脚本:龍居由佳里、森ハヤシ
脚本協力:馬場康夫
演出:鈴木雅之、葉山浩樹、遠藤光貴
プロデュース:保原賢一郎、菊地裕幸
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ

 

婚カツ!の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月20日 草食男子が就活で婚活!? 16.3%
第2話 2009年4月27日 ウソは恋の始まり 11.2%
第3話 2009年5月4日 プロポーズ大作戦 9.4%
第4話 2009年5月11日 女からの愛の告白 9.9%
第5話 2009年5月18日 女の涙男の涙... 10.9%
第6話 2009年5月25日 嫉妬がとまらない 9.3%
第7話 2009年6月1日 本気のプロポーズ 10.9%
第8話 2009年6月8日 ずっと待ってる... 8.9%
第9話 2009年6月15日 クニが好き! 9.3%
第10話 2009年6月22日 そばにいてほしい 8.8%
最終回 2009年6月29日 もう泣かせない 10.5%

 

 

婚カツ!のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「草食男子が就活で婚活!?」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)は"就職氷河期"の真っ只中に3流大学を卒業し、とある企業で働いていたがこの不況の折り、職を失う。家からは今日もとんかつの匂いがただよっている。彼が最も苦手な油と肉が融合した香りだ。このまま仕事がなかったら、このとんかつ屋『とんくに』を継ぐしか生きる道はなくなってしまうのか!? 邦之は、それだけは避けたかった。しかし、この未曾有の大不況のなか、そう簡単に仕事はみつかりそうにない。

一方、邦之の住む町、春見区は雇用促進と少子化対策に頭を悩ませていた。区長の溝口静子(風吹ジュン)は、とりあえず形だけでもとばかりに若干名の臨時職員採用と、名ばかりの少子化対策チームの発足を決める。  臨時職員募集を知った邦之はすぐに飛びつく。意気込んで、面接に臨んだ邦之は、その時になって"既婚者であること"という採用条件があることを知る。邦之は、仕事を獲得したい一心で、結婚の予定がある、と嘘をついてしまった。無事就職は決定するものの、これが全ての始まりで...。

邦之の少子化対策課への初出勤の日がきた。面接試験で出会った初老の男性、桜田周五郎(橋爪功)や幼なじみの区役所職員、二瓶匠(谷原章介)の姿がありホッとする邦之。だが、伊藤勝(北村有起哉)と名乗るエリート風の男との出会いには緊張感が走る。
"採用されてしまえばこっちのもの"と思っていたが、いつの間にか"邦之結婚!"の噂が町に流れ、父親の雨宮邦夫(小日向文世)も大喜び。『とんくに』でバイトをする邦之の幼なじみで妹の様な存在の飛田春乃(上戸彩)も衝撃を隠せない。弟分の深澤茂(佐藤隆太)を中心に、地域をあげての大騒ぎとなってしまった。

その邦之に、茂が祝儀を渡す。大事なバイクを手放しての祝儀だと気づいた邦之は、茂に事の次第を打ち明けた。これは一大事と考え込む2人。その中で出た結論は、邦之が本当に結婚相手を探せば良いというものだった。

邦之は、しぶしぶ茂と一緒に人生最初の婚活パーティーに出席。と、そこに周五郎の姿もあるではないか。周五郎は、既婚と勘違いされての採用だったのだ。そこで、3人は気合いの入った女性参加者、村瀬優子(釈由美子)と出会う。さらに、そのパーティーの主催者は邦之の幼なじみ、高倉真琴(りょう)だった。

結婚への執着心なく参加していた邦之は、真琴に結婚は生半可な思いでは出来ないと言われてしまう。さらに、婚約者を紹介もしないことに腹を立てる邦夫からも、邦之が今存在するのはたくさんの奇跡が続いた結果なのだから、中途半端な・・・しまった。「奇跡」という言葉が邦之に強く響いたのだった。

邦之は続いて行われたアクア合コンに出席。そこでは、優子から真剣さが感じられないと言われてしまった。その言葉に、邦之は本気で婚活すると宣言する。

 

第2話「ウソは恋の始まり」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)は、既婚と偽って春見区の臨時職員として採用された。職を失いたくないため、邦之は婚活を始めるのだが、その事実は邦之を採用してくれた溝口静子(風吹ジュン)に知られてはまずい。また、邦之結婚の報は町内あげての騒ぎになり、御祝儀までもらってしまったため、父の邦夫(小日向文世)にバレる事も避けなければならない。

邦之は、自分と同じ境遇で採用された区の臨時職員、桜田周五郎(橋爪功)、幼なじみの深澤茂(佐藤隆太)と婚活に出かける。その日は、料理合コン。茂は以前の合コンで目をつけていた村瀬優子(釈由美子)に果敢にアタック。秘策があると邦之に語っていた茂は、自分がリカーショップのCEOでスタンディングバーも経営していると見栄を張り、優子とデートの約束を取り付ける。一方、邦之と周五郎は空振り。

はしゃぎながら商店街に帰ってきた茂に、邦之は自分の婚活をばらすなと釘を刺す。しかし、実家のとんかつ店『とんくに』に帰った邦之は驚く。なんと、高倉真琴(りょう)が来ているではないか。邦之と幼なじみの真琴は、久しぶりに地元に来たのだが、現在は婚活ビジネスプロデューサー。しかも、邦之たちが参加している婚活合コンのプロデュースをしているのだ。邦之はなんとか誤魔化そうとするのだが、飛田春乃(上戸彩)があれこれ聞き出して危険な状態。携帯電話で自分の危機的状況をメールした邦之は、真琴を連れ出した。詳しい事情を知った真琴は、邦之に早くみんなに事実を知らせた方が良いと諭す。だが、邦之は婚活を頑張るのでもう少し自分の嘘に付き合って欲しいと頼み込んだ。その様子を見ていた春乃は、2人の関係を誤解してしまう。

区役所にいても、邦之の不安は募る。同じ少子化対策課には、やはり幼なじみの二瓶匠(谷原章介)がいた。心配は、周五郎。案の定、匠の前で婚活の話を始める周五郎を邦之がたしなめようとすると溝口区長が現れる。トイレに場所を移した邦之と周五郎の話は、エリート職員の伊藤勝(北村有起哉)に聞かれてしまった。

その日の夕方、またしても面接で振り落とされガックリの春乃が帰ってくると、優子とのデートから戻って来た茂と会う。邦之の結婚相手が真琴だと思い込んでいる春乃は、上手く行ってないのかと尋ねる。すると、茂は邦之の婚活状況と勘違い。思わず、邦之に結婚相手がいないことを邦夫には内緒にして欲しいと言ってしまい、春乃は真実を知ってしまった。

当の邦之が帰ってくると、邦夫は店を早仕舞いしていた。春乃は邦之に、なぜ自分に婚活のことを教えてくれなかったのかと問う。春乃に、このことは内密にと邦之が頼んでいるのを今度は弟の邦康(上田竜也)に聞かれてしまった。

邦之の婚活は、周囲にバレ始める。最終的に溝口区長に知れてしまってはまずい。だが、その矢先、匠が知ることとなってしまう。

一方、茂は優子と良い感じでデートを繰り返す。しかし、偽りの自分を装っていた茂は、いつまでも真実を隠してはいられないと、優子をスタンディングバーならぬ酒店併設の立ち飲みに連れて来る。酒店での服に着替えた茂。あっけにとられた優子は、茂を罵りだす。真剣に付き合いたいと必死な茂。しかし、優子は許さない。と、表で話を聞いていた春乃が、邦之の制止も聞かずに乗り込んで、茂をかばう。すると、優子は婚活をしたことのない人には分からないと店を飛び出した。その優子に、邦之は自分も婚活では条件よりも人柄を知りたいと告げる。優子は邦之を認めながらも、考えは変わりそうもなかった。その様子を邦夫も見ていて...。

ついに邦夫にも邦之の嘘がバレる。結婚をなめていると怒る邦夫に、邦之は真面目に婚活をすると伝えた。

次の日、都の職員たちが溝口区長と少子化対策課を視察に来た。ところが、都の職員の中に先日の料理合コンに出席していた女性がいて、邦之たちに挨拶。慌てた邦之たちは、少子化対策課で婚活を調査中だと言い逃れ。気を良くした区長は、邦之を中心に区の婚活事業を進めるよう命令する。

 

第3話「プロポーズ大作戦」のあらすじ

仕事を続けるために婚活を始めた春見区少子化対策課臨時職員の雨宮邦之(中居正広)。自分の婚活もままならぬ中、溝口静子区長(風吹ジュン)への言い訳から、なんと邦之は少子課対策課の婚活事業のリーダーとなってしまう。

そんな中、邦之はヨガ合コンで知り合った金子杏里(山口紗弥加)という女性とメールのやりとりをする関係に発展。初めてのお食事デートでは、杏里からさりげなく実家に誘われ、機会があったらと返事をする邦之。せっせとメールのやりとりをしてくれる邦之に杏里は、結婚の可能性を確信する。しかし、邦之には、まだ結婚に踏み切るまでの気持ちがなかった。あせる杏里に、邦之は答えが出せず、振られたのか、振ったのか、分けの分からないまま終わってしまう。

一方、深澤茂(佐藤隆太)は、優子(釈由美子)の暴言からかばってくれた飛田春乃(上戸彩)の気持ちが自分にあると思い込み、告白のタイミングを計る。だが、なかなか、言い出せるタイミングがつかめない。

そんな時、邦之は区長に婚活事業の進ちょくを聞かれ、合コンパーティーの開催を宣言してしまう。気を良くした静子は、区のテレビ番組で邦之たちの婚活事業で結ばれたカップルを一週間後の放送で紹介すると公言してしまう。邦之は、二瓶匠(谷原章介)、桜田周五郎(橋爪功)と合コンを開くが、カップルどころか参加者ゼロ。とにかく、カップルを探そうとした時に邦之が閃いたのは、周五郎の人間関係。名ばかりの婚活窓口で、お年寄り相手の話を聞いていたのが周五郎。もしかしたら、お年寄りたちの中に、孫同士を結婚させようとしている人がいるかもしれない。3人は、必死でカップルを探しに走る。

区長との約束の日。邦之たちは、まだカップルを探せずにいた。腹を決めて、邦之が真実を区長に話そうとした時、周五郎が駆け込んでくる。なんと、結婚予定のカップルを連れてきたのだ。周五郎によると、もともと孫同士を一緒にしようとしていたお年寄りがいたとのこと。何はともあれ、この結果に区長はご満足。邦之たちもクビの危機を逃れたのだった。

邦之の実家『とんくに』で今回の件の祝賀会。喜ぶ匠たちに春乃も合流。邦之の奮闘を見ていた春乃は、目標と違う就職先が決まっていたのだが、やはりアパレルを目指すと決心。そんな中、茂は春乃に告白することが出来なくて...。

そんな『とんくに』の賑やかな声を、伊藤勝(北村有起哉)が聞いていて...。

 

第4話「女からの愛の告白」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)たちの春見区少子化対策課は、休日のゴルフ合コンを開催。二瓶匠(谷原章介)、桜田周五郎(橋爪功)は主催者としてゴルフ場に赴くが、くじ引きで負けた邦之は役所の窓口を担当することに。邦之は、いつまで区役所に結婚の予定があると嘘をついているつもりだと邦夫(小日向文世)に小言で送り出されて出勤する。

ゴルフ合コンには、邦之に頼まれた飛田春乃(上戸彩)、深澤茂(佐藤隆太)が参加。厳しく相手を値踏みする村瀬優子(釈由美子)もやって来た。しぶしぶ参加した茂だが、この機会に春乃にプロポーズするつもり。しかし、茂の計画は空回り。一方、優子はラウンド中に偶然出会った伊藤勝(北村有起哉)に惹かれる。

邦之が誰も来ない婚活相談窓口で暇を持て余していると、溝口静子区長(風吹ジュン)が撮影隊を引き連れてやって来る。静子は、自分が窓口で区民の相談を受ける姿を撮りたいと思いついたのだ。しかし、相談者は一向に現れず、気まずい雰囲気が漂い始める。困った邦之が、弟の邦康(上田竜也)に連絡すると友人を連れてきてくれた。区長もご満足。だが、邦康のうっかり発言で、邦之の実家がとんかつ店だと知った区長は、食べに行くと言い出した。邦之は、自分が区に嘘をついていることを快く思わない邦夫が、区長と直接対面したら大変だと止めようとする。しかし、区長の行動を止めることは出来ない。邦之は合コンを終えた春乃たちに再び助けを求める。

なんとか先回りをして実家に帰った邦之だが、その直後に区長たちが到着。驚く邦夫に、邦之は謝る。定食を出した邦夫に、区長は邦之の結婚をあれこれ尋ねようとする。すると、あれほど邦之の嘘を嫌っていた邦夫が話題を変えようとし始めた。そんな父の様子に耐え切れなくなり、ついに邦夫は区長に真実を話そうとする。その時、春乃が飛び込んできて邦之の結婚相手だと名乗った。すこし間をあけて、真琴(りょう)まで...。真琴を邦夫の婚約者だということにして、その場は上手く収まろうとした。だが、そこに勘違いした茂が、春乃に結婚を迫る。みんなで必死に茂を引きとめ、区長は邦之の結婚相手を春乃と思い込んだまま『とんくに』を後にした。

区長たちが帰ると、邦之は集まってくれた仲間に謝る。邦之たちは、茂も芝居に付き合ってくれたと思っていた。しかし、茂は本気。あらためて、春乃にプロポーズする。

その頃、区役所では匠が勝のデスクで、さくら事業商店街再開発事業素案という書類を発見し...。

 

第5話「女の涙男の涙...」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)は、少子化対策課で打ち出した婚活事業の視察と自らの婚活を兼ねて、高倉真琴(りょう)が主催する陶芸合コンに参加。しかし、これといった相手に恵まれない邦之の話し相手は、自然と真琴になってしまう。

少子化対策課の事業展開を相談する邦之だが、話題は深澤茂(佐藤隆太)にプロポーズされた飛田春乃(上戸彩)のこと。憧れのアパレル店でアルバイトを始めたばかりということもあり、春乃は茂への返事を保留していた。

元はと言えば溝口静子区長(風吹ジュン)を騙すため、春乃が邦之の婚約者を装ったことからの誤解で生まれた茂のプロポーズ。邦之は、その時に真琴も協力してくれたことを思い出して何かお礼がしたいと言う。すると、真琴はあることをお願いした。

春乃からの返事がもらえない茂はボーっとしっ放し。茂は春乃の返事もそうだが、邦之を含めた幼馴染3人の関係が壊れてしまうのではないかとも心配していた。邦夫(小日向文世)は、純真な茂を励ます。

春乃は、村瀬優子(釈由美子)や真琴と会うと茂への返事をどうするのかと問われる。結婚に関しての2人の違った見解を聞く春乃だが、今ひとつ煮え切らない。もしかしたら他に好きな人がいるのかと尋ねる優子たちに、春乃は否定するのだが...。

一方、二瓶匠(谷原章介)は都市開発部の伊藤勝(北村有起哉)が進めようとしている『さくら地蔵商店街再開発事業素案』を懸念。勝を呼び出して、開発事業の真意を尋ねる。だが、勝は答えるどころか邦之や桜田周五郎(橋爪功)の未婚を区長に隠していると匠を脅す。匠は、周五郎を誘って勝の動向を探り始める。

日曜日。邦之は真琴と、彼女の子供たちと遊園地に出かける。真琴はバツイチで子供たちを育てていたのだ。別れた夫も恨まず、子供たちと幸せそうに暮らしている様子の真琴に、邦之は感動を覚える。

邦之は真琴家族を連れて『とんくに』へ。ちょうど茂への返事を春乃に促していた邦夫もビックリ。真琴たちが帰ると、邦之も茂にキチンと答えるよう春乃に告げる。ついに決心した春乃は茂のもとへ、そしてハッキリと断った。さらに、春乃は他に好きな人がいるのかという茂の問いに、うなずく。

邦之が深澤酒店で茂を慰めていると『とんくに』に勝が入っていく。勝をつけていた匠と周五郎は、邦之に商店街の危急を告げる。『とんくに』から出てきた勝と邦之は対峙して...。

 

第6話「嫉妬がとまらない」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)は、幼少時の野球チームでバッテリーを組んでいた高倉真琴(りょう)と久しぶりにバッティングセンターへ行く。ゲージでひと汗かいた後、邦之は婚活バーの運営方法を真琴に相談。その時、ふと真琴が気になったのは深澤茂(佐藤隆太)のプロポーズに対する飛田春乃(上戸彩)の返事。真琴の問いかけに、邦之は残念そうに首を横にふった。

当の春乃と茂は、あれ以来ギクシャクしたまま。アルバイト帰りに『とんくに』に来た春乃に、邦夫(小日向文世)は茂に串カツを届けて欲しいとお願いする。仕方なく出前に応じる春乃だが、茂との会話は弾まない。すると、茂が暗い顔はダメだと春乃に笑顔を促した。邦夫の計らいで、春乃と茂の関係は以前に戻る。

相変わらず顔の生傷が耐えない二瓶匠(谷原章介)が役所に出勤すると溝口静子区長(風吹ジュン)に呼び出された。実はこの傷、奥さんにつけられていたらしい。区長は、さくら地蔵商店街出身の匠に再開発計画を進める都市開発課の手伝いを要請。再開発には反対の匠だったが、区長の命には逆らえない。

その頃、邦之は伊藤勝(北村有起哉)に商店街乗っ取りの本心を尋ねていた。勝は、文句を言うのなら対案を出すようにと去って行く。少子化対策課に戻った邦之は、匠に勝の計画の対案を考えようと迫る。だが、区長命令を受けてしまい家族を持つ匠に、もはやその気力はなさそう。

茂の立ち飲みコーナーに邦康(上田竜也)の友人、茂木秀郎(風間俊介)が邦之を訪ねて来た。秀郎は婚活を始める気になったのだ。そこに現れた春乃に秀郎の視線が釘付け。気づいた茂は、春乃には好きな人がいると制するが、それが誰なのかは分からない。

秀郎の訪問理由を聞いて喜ぶ邦之だが、茂たちとの話は商店街の再開発計画に。止めるのは難しそうだと言う邦之を茂が一喝。茂は邦之の結婚が決まったと商店街が盛り上がった日を思い出せと言い、さらに自分は商店街に来た人々の恋の相談に乗って、明るい奇跡を起こしたいと続けた。その言葉に、邦之は婚活バーを思い出す。

翌日、邦之は桜田周五郎(橋爪功)に茂の店の立ち飲みコーナーを婚活バーにすることを提案。深澤酒店を基点に商店街の活性化も図ろうという計画だ。同意する周五郎は、自身も大好きな猫好き合コンを勧める。

邦之たちに協力しようと、春乃は婚活バーの看板イメージを作成。出来栄えを褒める茂は真琴にも見てもらおうと言う。また、茂は邦之と真琴の関係が良い雰囲気ではないのかと話す。微妙な表情の春乃。と、そこに邦之が来た。茂は春乃が描いた看板イメージを見せるのだが、邦之は看板はいらないと即答。看板を出さないのは真琴の指導だと聞いた春乃の表情は、ますます微妙。プイと店を出て行ってしまった。

こうして、いよいよ茂の店で周五郎の提案通り、猫好き合コンが開催されることになる。一方、勝を中心とする都市開発課は、さくら地蔵商店街の人々を集め、再開発計画の説明会を始めた。

猫好き合コンに、なんと増岡文彦(田中要次)が自身の猫を連れて来た。本物を連れて来るのは違反だと邦之が猫を預かろうとすると逃げ出してしまう。混乱する会場。その時、茂は猫探し合コンと機転を利かせて、カップルで猫を探させることに。邦之は、真琴と猫を探す。その時、閉店した理容室の前で思い出を語る二人。猫を探して戻ってくると、匠が佇んでいた。

その時、邦之は幼い頃、勇敢に意地悪な子たちに立ち向かった匠を思い出す。そんな話をしていると勝が来て、匠に区役所へ戻ろうと促した。だが、匠は、商店街は自身の力で立ち直らせたいと告げる。また、匠は愛する妻の言いなりになっていたので、これからはキチンと向き合うと邦之に宣言。

そう言えば、合コンは...。邦之が思い出したとき、参加者が戻って来た。それぞれに良い雰囲気のカップルが出来上がっている。増岡の猫を探し当てた秀郎も相手を見つけていた。

次の日、区役所に出勤した匠の顔から、絆創膏が消えていた。また、深澤酒店では茂が、春乃の好きな相手に気がついて...。

 

第7話「本気のプロポーズ」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)が、飛田春乃(上戸彩)の想い人...。春乃から「好きな人がいる」とプロポーズを断られた深澤茂(佐藤隆太)は、そんなことに思い当たる。当の邦之は全く気づいていない。それだけに、茂は邦之の春乃への微妙な言動に敏感になっていく。

そんな時、さくら地蔵商店街には伊藤勝(北村有起哉)が指揮する区の再開発計画が具体化して迫っていた。勝の都市開発化は商店主たちに立退き料を支払うことで、再開発を一気に進めようとし始める。

一方、桜田周五郎(橋爪功)はスイー合コンに参加。その会場で周五郎は、及川知子(鷲尾真知子)という女性に気に入られた。周五郎は、押しの強い知子に辟易。そんな姿を見かねた村瀬優子(釈由美子)に助けてもらう。すると、自分を避けようとする周五郎と優子の行動に知子は怒りを爆発。周五郎は、まずいことに自分が区役所で仕事を続けるために婚活をしていることを知子に話してしまっていた。

周五郎の報告を、邦之が茂の店で聞いていると、春乃や邦康(上田竜也)たちがやって来た。話題は、邦之の婚活に。春乃の目の前で繰り広げられる邦之への恋に関する周囲の突っ込みに、茂は気が気ではない。だが、茂の心配をよそに邦之と春乃はいつものように振舞っていた。

邦之は、二瓶匠(谷原章介)、周五郎と勝の再開発計画への対抗策を練り始めるのだが、なかなか良い案が浮かばない。その頃、区役所のファックスは溝口静子区長(風吹ジュン)に宛てた区役所への不正就職者を告発する怪文書を吐き出した。怪文書は他のファックス文書に紛れつつも、区長の手元に近づこうとしている。

『とんくに』や深澤酒店には、高倉真琴(りょう)がちょくちょく顔を出すようになっていた。真琴が婚活事業のアドバイスをしているからでもあるのだが、彼女の子供たちも邦之になついている様子。また、幼少期にバッテリーを組んでいたこともあるためか、邦之と真琴の相性も良さそう。そんな2人を見ている春乃の表情は微妙だ。

そんなある日、深澤酒店の婚活バー開店祝いを持ってきた真琴の携帯が着信。電話に出た真琴の表情が強張る。なんと、長男が行方不明になったのだ。飛び出す真琴を邦之と春乃が手助けしようと追いかける。真琴や邦之たちの心配をよそに、長男は『とんくに』に来た。先日、来た時にミニカーを忘れたのだ。戻ってきて息子の無事を喜ぶ真琴を見ていた邦之は...。

次の日、匠が深澤酒店に来た。邦之と飲む匠は、真琴との関係を聞く。傍らにいた春乃の耳にも入ってしまうが平静を装っている。しかし、匠の話が邦之と真琴の結婚になると、さすがの春乃も動揺。店を出た春乃を追いかけた茂は、邦之が好きなのだろうと尋ねる。春乃は認めながらも邦之たちには言わないでくれと茂に頼む。

翌日、邦之は真琴にキャッチボールをしながらプロポーズ。だが、真琴はキッパリと断った。昔と同じようにいつまでも、ピッチャーとキャッチャーの距離感でいたいと言う真琴に、邦之も頷いた。

区役所では、とうとう怪文書が区長の目に留まる。呼び出されたのは周五郎。非を認め、役所を辞すと周五郎は区長室を出る。しかし、入れ違いに邦之が来た。邦之は周五郎をかばい、今まで自分がついてきた嘘を全て区長に打ち明ける。こうして、邦之は区役所を去ることになった。

家に帰った邦之は、邦夫に無職となったことを報告。邦之は、邦夫から店を手伝えと言われると思っていた。しかし、邦夫からは家には邦之を雇う余裕はないと言われてしまう。

 

第8話「ずっと待ってる...」のあらすじ

雨宮邦之(中居正広)は区役所を辞めた。さらに邦之は邦夫(小日向文世)から『とんくに』で仕事をさせるつもりはないと言われてしまう。無職に戻った邦之は深澤茂(佐藤隆太)の店で時間をつぶし、就職情報誌などを読んでいた。そこに、飛田春乃(上戸彩)が来る。春乃の邦之への想いを知った茂は一計を案じ、翌日に3人で遊びに行こうと誘う。

午前中にさくら地蔵商店街の住民たちへの説明会があると邦之が断ろうとするが、茂は午後からでも良いだろうと、半ば強引に邦之に頷かせた。邦之が帰ると、茂は春乃に自分は行かないと宣言。翌日は春乃の誕生日。春乃を邦之と2人っきりにさせようとする茂からのバースデープレゼントだ。

伊藤勝(北村有起哉)のさくら地蔵商店街の再開発に対抗する案を作るのは二瓶匠(谷原章介)と桜田周五郎(橋爪功)。周五郎がパソコンを駆使して作った資料を持って、匠は苦手とする区長の下へ。しかし、タイミングの悪いことに区長は自身への脅しとも取れるハガキを受け取っていた。匠は区長に直接会うことは出来ず、資料だけを置いて戻る。

次の日、匠と周五郎は自分たちの案を説明するために商店街に来た。邦之ももちろん匠たちと一緒。春乃は、茂に促されて一足先に待ち合わせの場所に向かう。途中、村瀬優子(釈由美子)に会う春乃。そこで、春乃は優子が意中の人を一人に決め、その男性にプロポーズをさせるという計画を聞く。

区役所では勝が区長に自分の計画を話していた。商店街のレトロな雰囲気は残すものの住人には立ち退いてもらい、大手フランチャイズ店を誘致するという計画。区長の了承を得た勝は、続いて『川ちゃん酒場』の川端社長(田窪一世)に報告する。

匠は商店街のさくら地蔵を利用した縁結びで街の活性化を図る案を住人に話すが、反応は悪い。慌てて補足説明しようとする邦之だが、誰も聞こうとしない。とんかつ店の息子のくせにとんかつも揚げられないようないい加減な男との住人の売り言葉に買い言葉。邦之はとんかつを揚げると宣言してしまう。

春乃たちとの待ち合わせ時間が迫る中、邦之は『とんくに』に商店街住人を集め、とんかつ作りを始める。しかし、邦之にとんかつ作りの技術があろうはずもない。呆れ顔の邦夫。だが、邦之が作るとんかつの判定はいつしか邦夫がやり始める。厳しい邦夫の注文に邦之のとんかつはなかなか出来ず、商店主たちはあきれたり、空ききったお腹を慰めたり...。こうして、ようやく出来上がるのだが商店主たち全員がまずいと酷評。だが、邦之の努力は認められた。

と、そこに茂がやってきた。せっかくセッティングしたのに、とんかつを揚げていた邦之に怒る茂。邦之は、なぜ茂に怒られるのかが分からない。ついに茂は、春乃が好きなのは邦之だと教えてしまう。茂の真剣な表情に、邦之は待ち合わせの場所に急ぐ。そこでは、待ちくたびれた春乃が眠っていて...。

 

第9話「クニが好き!」のあらすじ

飛田春乃(上戸彩)が好きなのは、雨宮邦之(中居正広)だ。深澤茂(佐藤隆太)に告げられた邦之は、待ち合わせの場所に急ぐ。茂はデートさせようと思っていたのだが、2人はすぐ商店街に帰ってきた。また、茂は春乃が邦之に告白したのではと尋ねるのだが、何事もなかったとの答えにがっかり。その後、邦之がケーキを買ってきて深澤酒店で春乃の誕生祝が行われた。しかし、どちらからも告白はなかったものの邦之と春乃は、お互いに意識している様子。

次の日、春乃が仕事に行こうと商店街を通ると、町の人々の注目を浴びる。昨夜の邦之との出来事を茂がみんなに話してしまっていたのだ。春乃は茂を怒るが、自分を思ってのことと矛を収める。だが、告白は自分でしたかったと出て行った。

ランチタイム。春乃は、村瀬優子(釈由美子)に昨日の出来事を話した。そして、春乃は優子が伊藤勝(北村有起哉)にプロポーズされに行くと言っていた結果を聞く。すると、優子は失敗に終わったと答えるではないか。勝が優子をふった理由はあやふやだった。

邦之は、春乃との事情を知った高倉真琴(りょう)から、しっかりと悩むようにと言われてしまう。

二瓶匠(谷原章介)と桜田周五郎(橋爪功)が深澤酒店に来た。邦之は、匠が溝口静子区長(風吹ジュン)に提出したさくら地蔵商店街の婚活タウン化企画の進捗を尋ねる。匠によると、区長は企画書を勝に渡したらしい。なんで、勝にと疑問を持つ邦之。と、傍らで飲んでいた優子が、自分の前で二度と勝の名を口にするなと息巻き、フラれたことがみんなにバレてしまう。

さらに、婚活バーのくせに来るのは男ばかりと難癖をつけた優子は、翌日、女友達を連れてくると約束する。優子たちが帰ると、邦之と茂の2人きりに。春乃は現れなかった。邦之は、これまで春乃を傷つけてきてしまったと茂に話す。

勝は、立ち退き同意書の取り付けを始める。区長には匠が持ってきた企画も検討していると答える勝だが、その企画書はゴミ箱に捨てられていた。

一方、深澤酒店では早い時間から小松成道(山田親太朗)がソワソワ。優子の約束に期待をしているのだ。それにしても、小松の格好はダサい。そんな話をしていると、邦之はあることを思いつく。邦之は邦康(上田竜也)に小松の髪型をなんとかするよう命令。道具がないと邦康が言うと、邦之は閉店した理髪店の須見和彦(沼田爆)に頼んで鋏を借り、カットさせ始めた。

春乃や邦夫(小日向文世)も見守る中、小松の髪を刈る邦康についつい口出しする須見。最初はうるさく思っていた邦康だが、須見の技術に感心することも...。邦之は、さらに婚活タウンの売りとして集まった人をモテ系に改造するという案を思いつく。すると茂は春乃がスタイリングすれば良いと言う。邦之は春乃に頼むのだが、2人はなんとなくぎこちない。

夜になると、約束どおりに優子が女友達を連れて来た。深澤酒店は男女で盛り上がる。邦之が串カツを頼みに『とんくに』に行くと、帰ろうとしていた邦康に礼を言われる。不思議がる邦之に、邦夫は須見とやった青空美容院が楽しかったのだろうと言う。さらに、邦夫は繁盛していた頃の商店街のことを邦之に話す。邦之も当時のことを思い出し...。

邦之は匠や周五郎、真琴に商店街で縁日を開催することを提案。縁結びのさくら地蔵を中心に執り行うことが決定する。しかし、邦之と春乃の関係は進展なく、ギクシャクとしたまま。だが、邦之が縁日で売ろうとするマスコット制作を春乃が手伝いに来たことで、ようやく元通りになろうとするのだが...。

縁日当日。商店主たちは街の盛り上がりに、もう一度自分たちでの再開発をしようという気持ちになっていく。その夜、縁日の打ち上げ花火は雨で中止。雨の止み間、邦之は春乃を呼び出した。2人で、家庭用花火を楽しむ。その後、春乃はついに邦之に告白。邦之の答えを制した春乃は、今後も妹的な立場でいると言い去って行く。邦之の優しさは、春乃にとって残酷なものになっていたのだ。

 

第10話「そばにいてほしい」のあらすじ

さくら地蔵商店街で行った縁日の打ち上げ中に、雨宮邦之(中居正広)は飛田春乃(上戸彩)を花火に誘った。邦之は、自分に対する春乃の想いに答えを出そうとしたのだ。だが、春乃はすでに邦之への想いに決着をつけていた。邦之を困らせないため、妹的な存在でい続けると...。

翌朝、邦之が商店街に出ると春乃が元気よく挨拶して出かけて行く。だが、その日から春乃は商店街に立ち寄らなくなってしまった。

春乃が商店街や深澤酒店に顔を見せなくなって3日が経過。深澤茂(佐藤隆太)は縁日の夜に邦之と春乃に何かがあったことを察する。問いただす茂に、邦之は春乃との出来事を打ち明ける。茂は、邦之の今の春乃への気持ちを聞くが答えは得られない。まだ、邦之は春乃の恋に戸惑っていたのだ。

その頃、春乃は村瀬優子(釈由美子)、高倉真琴(りょう)と飲んでいた。邦之との出来事を話した春乃は、妹としか思ってもらえないとガッカリ。そんな春乃を励まそうと、優子と真琴は自分たちの恋の経験を語った。

邦之が仕事を探しに出かけようとすると、若い女性たちが声をかけてくる。お地蔵様のマスコットが欲しいと言う。それは、邦之と春乃が作って深澤酒店で売っていたのだが、すでに売切れていた。女性たちを見送る邦之に、商店主たちが話しかける。それぞれが、縁結び商店街としての復活アイデアを持って来ていた。大喜びの邦之は『とんくに』に商店主たちを招きいれ、アイデアを聞く。

そんな商店主たちも姿を見せない春乃を心配していた。邦之が春乃からのメールにも返信していないことに茂が怒っていると、二瓶匠(谷原章介)が駆け込んで来た。伊藤勝(北村有起哉)の再開発計画が飛んだと言うのだ。しかも、商店街にはより大きな危機が迫っていると...。

勝の計画が進行しないことに腹を立てた川ちゃん酒場の社長、川端(田窪一世)は独自に商店街の再開発に着手することにしたのだ。そのために、川端は商店街の土地所有者から権限の委譲を取り付けていた。勝は溝口静子区長(風吹ジュン)にも見限られ、太洋総研に戻ることになる。

匠から話を聞いた邦之は勝に会い、自分たちの再開発計画への協力を頼む。だが、勝は邦之の申し出をはねつけた。

そんな夜、邦康(上田竜也)が婚約者を連れて『とんくに』に来た。お相手は、邦康より年上の荒田玲子(佐藤江梨子)。意外な相手と思う邦之と邦夫に、邦康はプロポーズに至った経緯を話す。そんな邦康の真剣さに、邦之は春乃を思い起こす。

次の日、意を決した邦之は、春乃が働くセレクトショップを訪ねる。だが、春乃はお昼休憩に出ていた。邦之は茂に抱きしめられる春乃を公園で見つける。実は、春乃は茂に励まされていただけなのだが、邦之はその場を去った。そして、邦之は春乃に茂と幸せになって欲しいとメールを打とうとするが...。

翌日、商店街に川端の命をうけたものたちが測量に来た。邦之たちは止めようとするが上手く行かない。そこに、勝が来て川端の弱点を述べ、測量技師たちを撤退させた。勝は周五郎に説得され商店街の味方となったのだ。

その夜、『とんくに』に春乃が来た。邦之は、お地蔵様作りを手伝って欲しいとメールしていた。さらに、邦之は茂と幸せになって欲しいと言うメールを出せなかったと春乃に告げる。妹でいようと決め込んでいた春乃は大混乱して店を出た。追いかけた邦之は、またも泣かせてしまったことを春乃に謝り、抱きしめて...。

 

最終回「もう泣かせない」のあらすじ(ネタバレ注意)

雨宮邦之(中居正広)は、ついに飛田春乃(上戸彩)に思いを告げた。そして、邦之は春乃を抱きしめる。そんな2人が小松成道(山田親太朗)に目撃されたことで、深澤茂(佐藤隆太)や邦夫(小日向文世)、邦康(上田竜也)、高倉真琴(りょう)ら周囲の人間は本人たちよりも盛り上がっていく。まだ、邦之は春乃にプロポーズもしていないのに...。いずれにしても邦之は、これからは春乃を泣かせないと決めていた。また邦之の性格上、春乃もまだプロポーズは期待していない様子。

商店街は地主の神宮寺(小林稔侍)から借地料未払いを理由に立ち退きを迫られようとしていた。邦之は伊藤勝(北村有起哉)と神宮寺のもとに行くのだが、聞く耳さえ持ってもらえない。一方、二瓶匠(谷原章介)と桜田周五郎(橋爪功)は、商店街を救って欲しいと溝口静子区長(風吹ジュン)に頼む。しかし、すでに区の行政ではどうにもできないと言われてしまった。そんな区長に、周五郎は邦之と春乃が結婚すると報告。

『とんくに』では、邦夫が春乃に、邦之が寂しい思いをさせていると詫びる。春乃が否定したところに、区長が現れた。邦夫と春乃は、今度は区長に以前のウソを謝る。すると、区長はウソではなくなったのだろうと微笑んで、とんかつを注文した。

周五郎は村瀬優子(釈由美子)と会う。優子は周五郎に「周五郎のことが大好きな女性は見つかったのか」と聞く。周五郎は、からかわれていると思うのだが優子の真意は別にあった。その女性は目の前にいると...。

商店街の立ち退き問題は解決の糸口さえみえない・・・。そんな中、邦之たちは『縁結びの町さくら地蔵商店街』のスタート日を決定し邁進していく。その陰で、邦之に抱きしめられて以来、デートもままならずにいる春乃は、明るくふるまってはいるものの不安が募っていた。

スタート日前日、商店街にフラッと神宮寺がやって来る。だが、本人を知らない茂や商店主たちは神宮寺の悪口を言ってしまった。夜、邦之は邦夫から、女はちゃんと言葉にしなくては分からないとキチンとプロポーズするよう助言する。

いよいよ商店街がリニューアル。オープニングセレモニーの準備も万端。だが、客が一向に現れない。やはり、ダメなのか? 邦之たちに不安が募る。と、そこにスピーチのために区長が来た。次に、真琴が子供たちを連れて...と、その後ろから続々と人々がやって来るではないか。商店主たちも俄然、張り切りだした。

スピーチを始めた区長は簡単に祝辞だけ述べ、邦之に挨拶を代わる。邦之は商店街が生まれ変わったことをアピール。そして、この町に育てられた自分が、今度は育てる番になったと語る。挨拶を終えようとした邦之は、自分も縁結びの町で大切な人を見つけたと加える。邦之は、みんなの前で春乃に結婚しようと告げた。その様子を見ていた神宮寺は、この土地を売る理由が無くなったと傍らにいた川端(田窪一世)に話す。

久しぶりに春乃とデートした邦之は、ちゃんと仕事に就くと約束。その頃『とんくに』でご飯を食べていた増岡文彦(田中要次)は、区長の計らいからか、帰り際、区の職員採用要領をそっと置いて行く。邦之は区役所に再就職。晴れて、邦之と春乃は

※フジテレビHPより引用

天地人

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天地人

 

天地人の概要

2009年1月4日から放映のNHK大河ドラマ。11月22日までの全47回放送。

上杉謙信を師と仰ぎ、兜に「愛」の文字を掲げた兼続が戦国時代の世の中を生きる姿を描いた大河ドラマ。

利のみを求める戦国時代に、「愛」を重んじ、「義」を貫き通した武将・直江兼続役に妻夫木聡が挑戦。

天地人 動画 (最終回の結末に注目!) 


天地人の音楽

 大島ミチル 


天地人の出演者

樋口兼続 ...... 妻夫木 聡
樋口惣右衛門 ...... 高嶋 政伸
お藤 ...... 田中 美佐子
樋口与七 ...... 小泉 孝太郎
きた ...... 江波戸 ミロ
なつ ...... 北原 ひとみ
お船 ...... 常盤 貴子
直江景綱 ...... 宍戸 錠
妙椿尼 ...... 萬田 久子
直江信綱 ...... 山下 真司
かよ ...... あき 竹城
お悠 ...... 吉瀬 美智子
上杉景勝(喜平次) ...... 北村 一輝
上杉謙信(輝虎) ...... 阿部 寛
上杉景虎 ...... 玉山 鉄二
華姫 ...... 相武 紗季
仙桃院(桃) ...... 高島 礼子
道満丸 ...... 村山 謙太
吉江宗信 ...... 山本 圭
北条高広 ...... 新井 康弘
柿崎晴家 ...... 角田 信朗
本庄秀綱 ...... 外川 貴博
神余親綱 ...... 祖父江 進
小笹 ...... 野田 よしこ
千草 ...... 飛鳥 みや
宇佐美定満 ...... 真木 仁
上条政繁 ...... 鷲生 功
山崎専柳 ...... 石井 洋祐
中条景泰 ...... 白川 侑二朗
泉沢久秀 ...... 東 幹久
栗林政頼 ...... 平泉 成
安部政吉 ...... 葛山 信吾
甘糟景継 ...... パパイヤ鈴木
深沢利重 ...... 鈴木 正幸
桜井晴吉 ...... 松尾 諭
深沢弥七郎 ...... 松本 実
長尾政景 ...... 村田 一道
遠山康光 ...... 螢 雪次朗
刈安兵庫 ...... 三池 崇史
池上彦五郎 ...... 松原 正隆
青木作蔵 ...... 前田 淳
西山勘左衛門 ...... 杉山 俊介
織田信長 ...... 吉川 晃司
明智光秀 ...... 鶴見 辰吾
柴田勝家 ...... 菅田 俊
羽柴秀吉(豊臣秀吉)...... 笹野 高史
北政所 ...... 富司 純子 
石田三成 ...... 小栗 旬
淀 ...... 深田 恭子
小早川秀秋 ...... 上地 雄輔
前田利家 ...... 宇津井 健
福島正則 ...... 石原 良純
武田勝頼 ...... 市川 笑也
菊姫 ...... 比嘉 愛未
高坂弾正昌信 ...... 大出 俊
青柳 ...... 山口 果林
徳川家康 ...... 松方 弘樹
本多正信 ...... 松山 政路
伊達政宗 ...... 松田 龍平
愛姫 ...... 杏
真田幸村 ...... 城田 優
毛利輝元 ...... 中尾 彬
北高全祝 ...... 加藤 武
トメ ...... 草笛 光子
斎京三郎右衛門 ...... 高杉 亘
おみつ ...... 中里 未歩
初音 ...... 長澤 まさみ
絵師 ...... 小嶋 修
お涼 ...... 木村 佳乃

 

天地人のスタッフ

原作:火坂雅志「天地人」
脚本:小松江里子
音楽:大島ミチル
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:小泉和裕
時代考証:小和田哲男
風俗考証:二木謙一
建築考証:平井聖
衣裳考証:小泉清子
殺陣武術指導:林邦史朗
所作指導:橘芳慧
馬術指導:車邦秀、逢坂智博、黒沼雅夫
茶道指導:鈴木宗卓
華道指導:杉本康子
能指導:宝生和英
琵琶指導:友吉鶴心
仏事指導:樺澤賢正
邦楽指導:本條秀太郎
書道指導:望月暁云
題字:武田双雲
語り:宮本信子
副音声解説:宇垣秀成
CG制作:坂美佐子
制作統括:内藤愼介
プロデューサー:吉永証
演出:片岡敬司、高橋陽一郎、一木正恵、野田雄介
ナレーション:森本健成

 

天地人の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月4日 五歳の家臣 24.7%
第2話 2009年1月11日 泣き虫、与六 23.5%
第3話 2009年1月18日 殿の初恋 24.7%
第4話 2009年1月25日 年上の女(ひと) 26.0%
第5話 2009年2月1日 信長は鬼か 24.2%
第6話 2009年2月8日 いざ、初陣 24.4%
第7話 2009年2月15日 母の願い 23.2%
第8話 2009年2月22日 謙信の遺言 23.1%
第9話 2009年3月1日 謙信死す 20.3%
第10話 2009年3月8日 二人の養子 22.2%
第11話 2009年3月15日 御館(おたて)の乱 22.8%
第12話 2009年3月22日 命がけの使者 21.7%
第13話 2009年3月29日 潜入!武田の陣 17.8%
第14話 2009年4月5日 黄金の盟約 19.8%
第15話 2009年4月12日 御館落城 19.6%
第16話 2009年4月19日 信玄の娘 21.1%
第17話 2009年4月26日 直江兼続誕生 20.1%
第18話 2009年5月3日 義の戦士たち 16.7%
第19話 2009年5月10日 本能寺の変 20.2%
第20話 2009年5月17日 秀吉の罠 21.6%
第21話 2009年5月24日 三成の涙 21.0%
第22話 2009年5月31日 真田幸村参上 20.7%
第23話 2009年6月7日 愛の兜 22.0%
第24話 2009年6月14日 戸惑いの上洛 22.0%
第25話 2009年6月21日 天下人の誘惑 20.7%
第26話 2009年6月28日 関白を叱る 20.3%
第27話 2009年7月5日 与六と与七 20.1%
第28話 2009年7月12日 北の独眼竜 21.8%
第29話 2009年7月19日 天下統一 21.9%
第30話 2009年7月26日 女たちの上洛 21.0%
第31話 2009年8月2日 愛の花戦 19.6%
第32話 2009年8月9日 世継ぎの運命 24.8%
第33話 2009年8月16日 五人の兼続 20.3%
第34話 2009年8月23日 さらば、越後 14.9%
第35話 2009年8月30日 家康の陰謀 19.9%
第36話 2009年9月6日 史上最大の密約 20.4%
第37話 2009年9月13日 家康への挑戦状 21.6%
第38話 2009年9月20日 ふたつの関ヶ原 20.0%
第39話 2009年9月27日 三成の遺言 19.5%
第40話 2009年10月4日 上杉転落 18.8%
第41話 2009年10月11日 上杉の生きる道 17.7%
第42話 2009年10月18日 将軍誕生 18.2%
第43話 2009年10月25日 実頼追放 20.9%
第44話 2009年11月1日 哀しみの花嫁 19.5%
第45話 2009年11月8日 大坂の陣へ 22.2%
第46話 2009年11月15日 大坂城炎上 21.7%
最終回 2009年11月22日 愛を掲げよ 22.7%

 

天地人のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「五歳の家臣」のあらすじ

天正14年(1586年)大坂城。上杉家家臣の直江兼続(妻夫木聡)は、主君の景勝(北村一輝)とともに、豊臣秀吉(笹野高史)に謁見していた。兼続の有能さは諸国の武将たち知れ渡っており、秀吉は兼続を自らの家臣にしようと呼び寄せたのだ。

兼続が優れた人物に育ったのは永禄7年(1564年)越後・上田庄で起きた事件がきっかけだった。同年7月坂戸城主・長尾政景(村田一道)が、上杉輝虎(後の謙信/阿部寛)の参謀・宇佐美定満(真木仁)と、野尻湖で溺死する。長尾家の家臣たちは、輝虎が仕組んだ暗殺と、すぐさま城に集まり戦の準備。混乱する場内に与六(後の兼続)の父・樋口惣右衛門(高嶋政伸)もいた。そこに突如輝虎が現れ、残された政景の妻・桃(高島礼子)と10歳の息子・喜平次(後の景勝/溝口琢矢)と対面する。桃は輝虎の姉である。その年の秋、輝虎は喜平次を狩に連れだし自らの養子にすると伝える。そして喜平次は坂戸にある寺・雲洞庵で、侍としての修業を始める。

一方、5歳の与六(加藤清史郎)は将来、喜平次の家臣になるため、親元から離れ、同じ雲洞庵での生活を始めるのであった。

 

第2話「泣き虫、与六」のあらすじ

永禄7年(1564年)冬、5歳の与六(後の兼続/加藤清史郎)は喜平次(後の景勝/溝口琢矢)とともに、越後上田庄の寺・雲洞庵で修業生活をしていた。坂戸城では、輝虎(後の謙信/阿部寛)が姉・仙桃院(高島礼子)に喜平次は大将の器だと言い、さらに、与六は北天の王を守る北斗の七星だと、語り合うのだった。

そんな二人の思いを知らず、与六は生意気ゆえに、住職である北高全祝(加藤武)に叱られてばかりで友もいない。一方、喜平次は無口さゆえに、周囲の子どもたちと馴染めずにいた。

ある夜、与六はさみしさから実家を目指し雪の中、雲洞庵から抜け出す。気づいた喜平次は後を追う。何とか実家にたどり着いた与六だったが、母・お藤(田中美佐子)に追い返される。喜平次はそんな与六に「母上はお主を捨てたのでない。この喜平次にくだされたのだ。わしの側にいてくれ」と語りかける。この温かい言葉にむせび泣く与六。与六と喜平次の心が通った瞬間だった。

時は流れ、天正元年(1573年)、越後と信濃の国境近くの川中島の妻女山。14歳になった兼続(妻夫木聡)と同じく景勝(北村一輝)の家臣・泉沢久秀(東幹久)が武田の様子を探っていた。すると二人の前に武田軍の重臣・高坂弾正(大出俊)が姿を現す。上洛中であるはずの武田軍に不穏な動きがあると感じる兼続。

一方、天下統一を目指す織田信長(吉川晃司)は武田信玄を迎え撃つため、兵を進めていた。 天下の情勢は大きく変わろうとしていた。

 

第3話「殿の初恋」のあらすじ

天正元年(1573年)4月、上杉軍の軍議で熱い議論がかわされていた。兼続(妻夫木聡)は、景勝(北村一輝)の考えとして、武田軍の様子がおかしいので、京に兵を進めるべきと進言するが、謙信のもう一人の養子・景虎(玉山鉄二)は混乱する越後国内を鎮めるべきと主張、謙信(阿部寛)は景虎の意見を支持する。

景勝と景虎は何かにつけて比べられるライバルであった。軍議の帰り道、兼続は、ある騒動に巻き込まれる。そこで上杉家の家老・直江景綱(宍戸錠)の娘・お船(常盤貴子)に出会いきまずい思いをする。

そして翌日、兼続は出陣を祝う宴の席で再びお船と会う。宴の余興で優美な景虎の能の舞が披露され、景勝の順番となるが、無骨な景勝は踊ろうとしない。場がしらけそうになる。その時、兼続が景勝に代わって、上田に伝わる陽気な踊りを披露、場は和やかさを取り戻す。

数日後、兼続は、景勝の妹の華姫(相武紗季)から、景勝がお船に好意を持っていると知らされる。兼続は、名誉挽回と景勝のため偽の手紙をお船に送る。気まずさを引きずったまま景勝は出陣の日を迎える。

 

第4話「年上の女(ひと)」のあらすじ

天正元年(1573年)7月、越中の混乱を治めた上杉軍は春日山に戻り、祝い宴を開いていた。席上、だれもが、景勝(北村一輝)・景虎(玉山鉄二)二人の活躍ぶりに酔いしれていた。

北条氏からの養子である景虎の身の上を、ずっと不憫(ふびん)に思っていた謙信(阿部寛)は、景虎を真に上杉家の人間として迎えるため、景勝の妹の華姫(相武紗季)と婚儀を決意する。

早速、兼続(妻夫木聡)は祝いの品を買いに、お船(常盤貴子)と二人で、直江津の町に出かけた。帰り道、雨に降られた二人は、浜辺の漁師小屋で雨宿りをすることになり、気まずい雰囲気に陥る。

一方、その頃、兼続の実家の樋口家では、母・お藤(田中美佐子)が病で床に伏すことが多くなっていた。

翌年、天下統一を狙う織田信長(吉川晃司)から謙信にいきなり洛中洛外図が送られてくる。その絵には、御所に向かう謙信らしき武将の姿が描かれていた。兼続は、絵は信長の謙信に対する挑戦状と考え、真意を確かめるため、信長の使者として来た初音(長澤まさみ)とともに、信長のいる岐阜城へと旅立つのだった。

 

第5話「信長は鬼か」のあらすじ

天正2年(1574年)5月、兼続(妻夫木聡)は上杉家の使者の一行に加わり織田信長(吉川晃司)のいる岐阜城を訪れる。初音(長澤まさみ)の手助けで、信長に会う兼続。信長に義の精神をぶつけるが、信長は古くさい考えと一蹴、秀吉(笹野高史)に密かに兼続を殺すよう命じる。

その兼続の危機を救ったのは、のちの石田三成こと佐吉(小栗旬)だった。翌年、長篠の戦い。信長は鉄砲を導入した戦法で武田を破り、越後を脅かすように近づく。

上杉家の家臣たちは謙信(阿部寛)に出陣を促すが、戦で多くの人命を失うことを案じる謙信は動こうとしない。そんな折、お船(常盤貴子)が兼続に会いにきて、間もなく婿をとることになると告げる。ショックを受ける兼続。

一方、景勝(北村一輝)は謙信に、今の世に義の精神を貫き、越後のような清く安穏の国を作ることが上杉家の使命と強く説き、ついに謙信は信長を討つ決意を固める。そして、兼続は初陣を迎えるのだった。

 

第6話「いざ、初陣」のあらすじ

織田信長(吉川晃司)を討つため、越中に侵攻した上杉謙信(阿部寛)率いる上杉軍は、圧倒的な強さで敵の山城を攻め落としていった。ようやく初陣がかなった兼続(妻夫木聡)も張り切っていたが、命ごいをする若い兵士を切ることができず落ち込む。そんな兼続を「戦に涙は無用」と叱咤(しった)する上杉景勝(北村一輝)。兼続は戦の厳しさを学ぶ。

上杉軍は越中を平定、さらに加賀から能登へ入り、難攻不落の七尾城を包囲した。そんな時、直江景綱(宍戸錠)が病に倒れ春日山へ戻る。そして、お船(常盤貴子)の婚儀が決まる。相手は上野長尾家の景孝(山下真司)。兼続への思いを秘めたお船を、仙桃院(高島礼子)は「武家の女子はつらいもの」と言って慰める。

七尾城を攻めあぐねていた上杉の陣中では、景勝と景虎の家臣同士のいさかいが起こっていた。景虎の家臣たちが、犬に景勝の幼名「喜平次」と名づけてからかっているのを見て兼続が激怒、思わず相手に切りかかる。騒ぎを起こし、処分を待つ兼続。すると突然初音(長澤まさみ)が現れ、信長が戦で勝利すると予言して立ち去る。

謙信は兼続に「心が迷っている。故郷・上田庄で己を見つめなおせ」と言い渡し、兼続は失意のまま陣を去る。

 

第7話「母の願い」のあらすじ

上杉謙信(阿部寛)に蟄居(ちっきょ)を命じられた兼続(妻夫木聡)は、故郷・上田庄の雲洞庵にこもり、自らを見つめていた。そこに弟の与七(小泉孝太郎)が訪ねて来て、母・お藤(田中美佐子)の容態がよくないことを伝える。家に帰るよう説得する与七に、兼続は勝手な真似はできないと拒む。

その頃、北条氏政(画面には登場せず)が関東の上杉方の諸城の攻略を再開。上杉軍は七尾城攻めを中止し、春日山へ取って返す。直江景綱(宍戸錠)は戦に参加できないことを謙信にわびるが、謙信は景綱こそ第一の家臣とねぎらう。三日後、景綱が亡くなる。

北条を抑えた謙信は、再び七尾城を攻め、お船(常盤貴子)の夫で直江家の跡取りとなった直江信綱(山下真司)も参戦する。

一方、兼続のもとに、母の危篤の知らせが届く。意地を張り帰ろうとしない兼続に、北高全祝(加藤武)は「己の真を見つめ、それに従え」と叱咤(しった)。急ぎ家へ戻る兼続。兼続の顔を見たお藤は静かに息を引き取る。自らの親不孝を責める兼続に、全祝は強くなれと諭す。そして、お藤の四十九日法要の日、参列したお船を送った兼続は、紅葉の木を見て、「紅葉のように(人のために尽くす)家臣になりなさい」という母の言葉を思い出し、二度と涙は見せまいと心に誓うのだった。

 

第8話「謙信の遺言」のあらすじ

ようやく七尾城を攻め落とした上杉謙信(阿部寛)は、信長(吉川晃司)を討つため、さらに兵を進め、加賀・手取川に陣を構えた柴田勝家(菅田俊)率いる信長軍に夜襲をかける。雨で鉄砲の使えなくなった織田軍は苦戦、結果は上杉軍の大勝に終わる。しかし、謙信はそれ以上追撃せずに兵を引くのだった。

一方、兼続(妻夫木聡)の蟄居(ちっきょ)はまだ解かれずにいた。そこに初音(長澤まさみ)が現れ、上杉軍が織田軍に大勝したことを知らせる。年が明け、ようやく兼続の蟄居が解かれた。兼続は、景勝(北村一輝)の家臣に加えてほしいとせがむ与七(小泉孝太郎)とともに春日山へ戻る。久しぶりに兼続に対面した景勝や上田衆たちは兼続を温かく迎える。

上杉軍は再び出陣の準備を進めていた。いよいよ天下取りとはやる景勝や景虎(玉山鉄二)に、謙信は、戦いの目的は足利幕府の再興にあり、自分は天下を目指す気がないことを告げる。衝撃を受ける景勝・景虎に、謙信は、この世には天下を取るより大切なことがあると諭す。謙信は、兼続に、迷うことで己の義が見えてくると説き、兼続こそ自分の唯一の弟子であると告げる。感極まる兼続だったが、その後突然、謙信が病に倒れる――。

 

第9話「謙信死す」のあらすじ

天正6年(1578)3月、関東出陣を目前に控えた時、突然上杉謙信(阿部寛)が病に倒れる。動揺する家臣たちを景虎(玉山鉄二)は「動じるな」と一喝して鎮める。景虎の器量を認める家臣たちの間で、景虎こそ跡継ぎにふさわしいとの声が高まるが、景虎は「今は御屋形様の回復を願うのみ」といさめる。

兼続(妻夫木聡)は謙信の看病を申し出る。しかし、必死の看病にも関わらず容態は回復せず、ついに謙信は、兼続に「そなたの義」とひと言だけ残して息を引き取る。謙信は遺言を残さなかったため、上杉家は家督を巡って景勝(北村一輝)派と景虎派に分かれ大混乱に陥る。

それを見かねた妙椿尼(みょうちんに・萬田久子)は、謙信が「家督は景勝に」と遺言を残した、と嘘をつく。真実を知る仙桃院(高島礼子)は妙椿尼を責めるが、上杉の混乱を鎮めるため、この嘘を真実として生きていくことを決意。仙桃院は兼続にも遺言が嘘であることを知らせる。動揺する兼続だったが、「すべての泥は私がかぶる」という仙桃院の決意の前に、これを受け入れる。そして、お船(常盤貴子)にその覚悟を毅然(きぜん)と言い放つ。

景勝は喪主を務めることになり、兼続や上田衆も葬儀の準備に追われる。そんなとき、遺言を不審に思った景虎派の柿崎晴家(角田信朗)が景勝に夜討ちを仕掛けてくる。

 

第10話「二人の養子」のあらすじ

謙信(阿部寛)の遺言を不審に思った柿崎(角田信朗)は、景勝(北村一輝)に夜討ちを仕掛けるが、すんでのところで泉沢(東幹久)に切られ絶命する。景勝の家臣たちは、景虎(玉山鉄二)の仕組んだことではないか、と疑うが、その景虎が現れ、自分は知らぬ、と潔白を訴える。しつこく問い詰める兼続(妻夫木聡)に、景虎は自尊心を深く傷つけられる。お船(常盤貴子)は兼続に、景虎が腹を立てていることを伝え、景虎をおろそかにせぬよう忠告する。

翌日、謙信の葬儀が行われた。その夜、兼続の父、惣右衛門(高嶋政伸)は、急いで春日山城本丸をおさえるよう兼続と与七(小泉孝太郎)に指示する。景虎の家臣から北条家に送られた密書を入手したのだ。兼続は景勝に知らせるが、景勝は、義兄弟を裏切ることはできない、と拒否する。惣右衛門は、兼続と与七に、先に本丸に乗り込むよう命じ、景勝は自分が説得すると伝える。

本丸を目指す兼続と与七。そこに上田衆も駆けつけ景虎側との小競り合いの末、本丸をおさえることに成功する。争いを避けたい兼続は、仙桃院(高島礼子)に仲裁に入るよう懇願するが、そこに景虎が現れる。本丸占拠を兼続の仕組んだことを疑う景虎は、兼続に猛然と切りかかる――。

 

第11話「御館(おたて)の乱」のあらすじ

春日山城本丸占拠を兼続(妻夫木聡)の策略と疑う景虎(玉山鉄二)は、兼続に切りかかるが、仙桃院(高島礼子)が立ちふさがり、その場を鎮める。景勝(北村一輝)に対する不信感を募らせる景虎。そこに景虎を跡継ぎにしようとする家臣たちが集結し、ついに景虎は景勝と戦うことを決意、戦の準備を進める。

一方、お船(常盤貴子)は、仙桃院に、景勝のもとに戻るよう説得するが、仙桃院は、景虎のもとに残り身を挺(てい)して戦を止めると言う。お船は兼続に仙桃院の意思を伝える。仙桃院の固い決意を知った兼続は、自分のしたことが正しかったのか悩むが、お船は「自分も同じ立場なら同じことをした」と勇気づける。

景勝軍、景虎軍ともに戦の準備が整い緊張が高まっていた。しかし、景勝は、この戦に義があるのか、悩んでいた。兼続は景勝こそ謙信の義の心を受け継ぎ清い国を築くことのできる主君である、と励ます。

ついに戦が始まった。戦いは景勝軍の優位に展開する。景虎軍は状況を打開するため、御館へ陣を移す。景虎は華姫(相武紗季)に景勝のもとに戻るよう申し渡すが、華姫は、生涯景虎の側にいることを誓う。そして、春日山城では、長引く戦に兵糧が尽きかけていた――。

 

第12話「命がけの使者」のあらすじ

長引く戦で春日山城の兵糧が尽きかけていた。兼続(妻夫木聡)は兵糧を運び込む道を探るが、どこも景虎軍におさえられていた。景虎(玉山鉄二)のもとに、実兄、北条氏政(画面には登場せず)より援軍を知らせる書状が届く。景虎は、この機を利用して北条は越後に攻め込むつもりと、真の狙いを見抜く。

一方、甲斐の武田勝頼(市川笑也)のもとにも、越後に攻め込むよう、北条から書状が届く。家臣の高坂弾正(大出俊)は、上杉と同盟を結ぶべきだ、と諭すが、勝頼は取り合わない。

兼続は、かつて謙信が春日山を守る最後の要(かなめ)に据えた村、桑取に頼ることを思いつく。桑取は扱いにくい集落とされていたが、兼続は「人は話し合えばわかるもの」と、自ら使者になることを申し出る。桑取に向かう道で、兼続は一人の老婆、トメ(草笛光子)を助け、「話し合いに刀は無用」と刀を預ける。

桑取に着いた兼続は、桑取の長、斎京(さいきょう)三郎右衛門(高杉亘)を必死に説得するが、三郎右衛門は頑として応じない。そこに現れるトメ。実はトメは三郎右衛門の母であった。トメは三郎右衛門に、兼続が刀を預けて来たことを伝える。兼続の一途な気持ちを感じた三郎右衛門は、景勝に味方することを誓う。

その頃、北条軍が越後に近づいていた。

 

第13回「潜入!武田の陣」のあらすじ

兼続(妻夫木聡)の活躍により兵糧を確保した景勝(北村一輝)軍だったが、景虎(玉山鉄二)との戦は、依然として膠着(こうちゃく)状態が続いていた。

そんな折、武田が景虎に加勢、武田の軍勢が、越後と信州の国境まで迫っていた。さらに、景虎には北条の援軍もあり、景勝軍に不安が広がっていた。景勝の家臣、栗林(平泉成)と深沢(鈴木正幸)が、北条を食い止めるため、上田庄に戻ることを決意。二人の決死の覚悟に、兼続は、上杉の侍としての生きざまを学ぶ。兼続は、状況を打破しようと思案を巡らせるが、良い考えが浮かばない。父・惣右衛門(高嶋政伸)に「己の力の限りをつくせ。母が言った紅葉の教えを忘れるな」と叱咤(しった)される兼続。そして、ついに兼続は、武田と和ぼくするという策をひねり出す。長年の宿敵である武田との和ぼくに、景勝や重臣たちは猛反発するが、兼続は「越後を守ることがなにより大事」と景勝を説得、景勝も納得する。そして、兼続は自ら武田への使者に名乗り出る。

兼続は、泉沢(東幹久)、与七(小泉孝太郎)とともに武田の陣に侵入、そこで武田家重臣、高坂弾正(大出俊)と会う。兼続の誠実な交渉が実を結び、高坂は兼続に和ぼくをまとめることを約束する。危機を脱した景勝軍だったが、あらたな脅威が目前に迫っていた――。

 

第14回「黄金の盟約」のあらすじ

兼続(妻夫木聡)が武田との和ぼくをまとめてきたひと月後、再び武田が進軍を始めたとの知らせが入る。動揺の走る景勝軍に、もはや決死の覚悟で討って出るべきとの声が高まる。納得がいかない兼続。そこに和ぼくをまとめると約束した武田家重臣、高坂弾正(大出俊)が急死したという知らせが入る。兼続は、もう一度武田と談判させてほしいと景勝(北村一輝)に懇願するが、聞き入れてもらえず、景勝は毘沙門堂にこもってしまう。

そんな兼続を、お船(常盤貴子)は、自分も兼続と同じ思いであり、兼続なら殿を説得できるはずと励ます。兼続は景勝が考え直すまで毘沙門堂の前に座り込む。最初は兼続の真意をはかりかねていた泉沢(東幹久)ら上田衆も、兼続は戦の責任を感じているという惣右衛門(高嶋政伸)の言葉を聞き、兼続とともに座り込みをする。兼続たちの熱意に感じ入った景勝は、生き抜いて上杉家を守り抜くことを決意、再び武田と談判するため、兼続ら上田衆を使者として送る。

兼続の必死の交渉により和ぼくは成功、武田は軍を引く。ひとまず難を逃れた景勝軍だったが、景虎(玉山鉄二)に加勢しようとする北条の大軍が越後に向けて進軍を開始する。上杉家では、武田家との結びつきを強めるべきとの声が高まり、武田勝頼の妹・菊姫(比嘉愛未)を景勝の妻として迎えることを決める。

 

第15回「御館落城」のあらすじ

天正7年(1579年)、武田と手を結んだことにより、御館の乱は景勝(北村一輝)方の優勢となった。景勝の家臣から、御館に総攻撃を仕掛けるべきとの声が上がるが、兼続(妻夫木聡)は仙桃院(高島礼子)と華姫(相武紗季)が気にかかる。景勝は仙桃院と華姫を引き渡すよう景虎(玉山鉄二)に書状を送るが、景虎は拒否する。

そんな折、お船(常盤貴子)が、使者として御館に行くことを申し出る。上杉家のためなら命も差し出すというお船の必死さに、景勝も了承。御館に着いたお船は仙桃院と対面し、戦の責任を感じているなら上杉の行く末を見届けるべき、と進言する。仙桃院は、景虎に謙信の思いを無駄にしないためにも降伏してほしいと懇願。景虎は降伏し、人質として嫡男の道満丸を差し出す。

ところが、春日山へ向かう途中で道満丸が何者かに暗殺される。景虎は景勝の仕業と思い込み、反撃を開始、景勝はやむをえず御館へ総攻撃を仕掛けることに。景虎は華姫とともに逃げるが、追いつめられ自害を決意する。その寸前に兼続が現れ、道満丸暗殺が景勝の仕業でないことを釈明。ようやく景勝に裏切られたわけではないことを知った景虎だったが、上杉家の未来を景勝に託し、華姫とともに自害を選ぶのであった。

 

第16回「信玄の娘」のあらすじ

兼続(妻夫木聡)は景勝(北村一輝)から家老になるよう持ちかけられる。御館の乱の責任を感じて上杉家から退こうとしていた兼続だったが、景勝は、苦しくても越後を守らなければならないと説得する。

一方、信長(吉川晃司)の軍勢は越中に侵攻、その脅威が越後にも迫っていた。そんな折、武田との和ぼくの証として、武田勝頼(市川笑也)の妹・菊姫(比嘉愛未)が景勝の妻となる。婚儀の夜、武田を守ると誓ってほしいと迫る菊姫に、景勝は約束はできないと正直に答えてしまう。景勝の婚儀の知らせは徳川家康(松方弘樹)のもとにも届く。上杉家に優秀な策士がいるとにらんだ家康は、服部半蔵(画面には登場せず)に探りを入れさせる。

景勝と菊姫の夫婦仲を案じた兼続は、仙桃院(高島礼子)に菊姫に会ってほしいと願い出る。仙桃院と菊姫が話しているとき、兼続が現れ、菊姫に見せたいものがあると執拗(しつよう)に言う。それは越後に春の訪れを告げる雪割草であった。兼続はこの花のように心を開いてほしいと菊姫に懇願、菊姫も打ち解けるようになる。

景勝は、景虎方の残党を一掃し越後を平定。ようやく御館の乱が終結する。兼続は家老となり、上田衆もそれぞれ城持ちとなる。しかし、重臣のなかには兼続の出世を快く思わない者もいて、やがてそれが信綱(山下真司)の身に...。

 

第17回「直江兼続誕生」のあらすじ

兼続(妻夫木聡)の出世を快く思わない毛利秀広(長谷川公彦)は、信綱(山下真司)、山崎専柳斎(石井洋祐)と口論になり、二人をきり殺してしまう。責任を感じた兼続は景勝(北村一輝)に家老職から身を引きたいと願い出るが、受け入れてもらえない。

悩む兼続に景勝と仙桃院(高島礼子)は信綱の代わりに直江家を継ぐように言う。戸惑う兼続だったが、上杉家のため、主命だというその言葉に従う。天正9年(1581年)、兼続はお船の夫として直江家に婿入りし、直江兼続となる。

一方、信長(吉川晃司)の軍勢は、着々と越後を包囲しつつあった。信長軍を食い止めるため、吉江(山本圭)と安部(葛山信吾)が願い出て魚津城へ入る。

その頃、信長は秀吉(笹野高史)の家臣、石田佐吉(小栗旬)と対面していた。直接の部下にならないかと持ちかける信長に、佐吉は言葉巧みに断る。信長軍は武田領に進攻、城を次々と攻め落としていく。武田の危機に、景勝は援軍を送ろうとするが、勝頼(市川笑也)はこれを断る。結局、勝頼は自害し、武田家は滅亡する。

そんな折、信長はささいなことから逆上し明智光秀(鶴見辰吾)を足蹴(あしげ)にするが、それを徳川家康(松方弘樹)がとりなすのだった。

春日山では、気落ちしている菊姫(比嘉愛未)に、景勝はこれからも妻でいてほしいと伝え、菊姫は初めて夫婦であることを実感する。

依然として信長軍の勢いは衰えず、ついに越後を包囲。そして魚津では激しい戦いが繰り広げられていた。

 

第18回「義の戦士たち」のあらすじ

信長(吉川晃司)の軍勢に包囲された越中・魚津城では、吉江(山本圭)、安部(葛山信吾)らが必死に防戦していた。景勝(北村一輝)は魚津へ向かおうとするが、越後を手薄にすることはできず、苦渋の思いで踏みとどまる。

5月、織田軍の攻撃は激しさを増し、ついに魚津城は本丸を残すのみとなる。目先の勝ち負けにとらわれていては信長には勝てない、と考えた兼続(妻夫木聡)は、一旦魚津に援軍に向い、敵が越後領内に入ったところで急きょ引き返して討つ、という奇襲作戦を考案。景勝と泉沢(東幹久)のみに話す。景勝もこれを了承し、出陣の命を出す。出陣準備におわれる兼続のもとに、与板衆の援軍が駆けつける。夫の身を案じたお船(常盤貴子)の計らいだった。直江家家宝の短刀と一房の黒髪も届けられ、お船の気持ちに兼続は勇気づけられる。

上杉軍は魚津側の天神山に陣をかまえる。そこに敵軍が越後領内に進軍したとの知らせが入り、兼続は一同に作戦を打ち明ける。反発、動揺する上田衆たちを景勝とともに説き伏せた兼続は、魚津城本丸に乗り込み、ろう城組に降伏するよう説得する。しかし、吉江も安部も上杉の侍として武士道を貫きたい、と拒否。兼続に上杉の未来を託して城に残る。兼続と景勝は吉江らの思いを胸に、急ぎ越後へ引き返すのだった。

 

第19回「本能寺の変」のあらすじ

織田軍を討つため、越後へ引き返した上杉軍だったが、すでに敵は撤退していた。兼続(妻夫木聡)は追い打ちをかけるが、すんでのところで逃げられてしまう。自分を責める兼続に、景勝(北村一輝)は少し休むよう命じる。

直江屋敷に戻った兼続をお船(常盤貴子)が待っていた。戦で疲れている兼続をいたわるお船。初めて夫婦らしい時間を過ごす二人は、お互いに最初からひかれあっていたことを告白、夫婦としての気持ちを確かめ合う。

一方、京では、明智光秀(鶴見辰吾)が謀反。本能寺にいる信長(吉川晃司)を急襲。逃げるようにとの初音(長澤まさみ)の説得もむなしく、絶体絶命の危機にひんした信長のもとに、突如謙信(阿部寛)の亡霊が現れる。人の心は力では動かせないと諭す謙信に、きれいごとではこの世は直らないと反論する信長。謙信の言葉を反すうし、信長はその生涯を閉じる。

そのころ、魚津城は総攻撃をかけられ、ついに陥落。上杉軍にも緊張が走るが、織田軍は次々と撤退、ほどなく越後にも本能寺の変の知らせが届く。しかし、すでにそのころ、光秀は備中より京にとって返した秀吉(笹野高史)に討たれていた。

時代の大きなうねりを感じた兼続は、越後と上杉のため、己の信じる道を進む決意をあらたにするのだった。

 

第20回「秀吉の罠」のあらすじ

光秀を討った秀吉(笹野高史)は、信長の嫡孫・三法師を跡継ぎに推し、その後見として主導権を掌握。そして賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでライバルの柴田勝家(菅田俊)を討ち果たし、関白に就任した。天正13年(1585年)本能寺の変からわずか3年後のことだった。

一方、越後では、兼続(妻夫木聡)のもとへ初音(長澤まさみ)が訪ねてくる。秀吉に対する上杉の態度を探るためであった。初音は、真田庄へ向かうと言い残して立ち去る。

やがて、春日山城に秀吉の使者が来た。景勝(北村一輝)との会見を望み、秀吉自ら越後まで出向くという。上洛を迫られると察した景勝は会見を拒むが、兼続は会って断るべき、と説得し、景勝も了承する。しかし、景勝は会見では一言も話さないと宣言する。

落水(おちりみず)での会見の日。秀吉は三成(小栗旬)を伴って会見の場に現れる。会見は景勝、兼続、秀吉、三成の4人のみで行われた。一言も話さない景勝は、逆に威圧感を与え、会見は順調に進む。やがて兼続たちの読み通り、秀吉は上洛を求めてきた。兼続は拒もうとするが、景勝は上洛を約束する。

会見後、兼続は景勝に意地を通すより越後のために決断したと明かされ、感動するのだった。その夜、宴(うたげ)が催された。兼続は三成に話しかけるが、その歯にきぬ着せぬ言動につい腹を立ててしまう。

 

第21回「三成の涙」のあらすじ

落水(おちりみず)の会見後の宴席で、けんか騒動を起こした兼続(妻夫木聡)と三成(小栗旬)は、席を抜け出し二人きりで話をする。三成は、兼続に越後の民だけではなく、日本国の民を思うことが大事であり、秀吉(笹野高史)はそのために天下人になろうとしているのだと話す。兼続は、三成のその言葉に心を動かされるが、幸せは国が豊かになること以上に、友や仲間がいることが大事だと持論を語る。互いに興味を覚え、二人は別れる。

一方、秀吉と景勝(北村一輝)の会見のことは、浜松の徳川家康(松方弘樹)のもとにも届く。秀吉と上杉の接近をけん制する家康は、まず真田を攻略しようとする。

そんな折、仙桃院(高島礼子)が、菊姫(比嘉愛未)が懐妊したと勘違いする出来事が起こる。景勝から、騒ぎの収拾を任される兼続。

その最中(さなか)、なぜか三成が再び兼続を訪ねてやって来る。三成の相変わらずの横柄な態度に閉口する泉沢(東幹久)をはじめ上田衆たち。その夜、兼続は帰ろうとする三成を引き留め、宴(うたげ)を開く。仲間の上田衆や百姓たちと陽気に騒ぐ兼続。三成は自分にはない兼続の素直さ、人を思いやる姿を目の当たりにして、兼続への思いを改める。このことがきっかけでお互いに認め合い、二人に友情が芽生えるのであった。

 

第22回「真田幸村参上」のあらすじ

春日山に真田の使者として初音(長澤まさみ)が来る。驚く兼続(妻夫木聡)。初音は、自分が真田の娘であることを明かし、徳川の脅威から真田を守るため、盟約を結んでほしいと申し出る。泉沢(東幹久)は反対するが、景勝(北村一輝)はこれも上杉の義、と了承する。

兼続のもとに惣右衛門(高嶋政伸)が訪ねてくる。兼続より年下の女性と再婚したという。驚く兼続だったが、父の幸せそうな様子に何も言えない。

ほどなくして真田から人質が来る。若き真田幸村(城田優)だった。泉沢は幸村に槍(やり)の試合を申し出る。試合は泉沢が勝つが、幸村は不敵な笑いを残して立ち去る。翌日、泉沢の槍が紛失、泉沢は幸村が盗んだと疑うが、幸村は答えない。幸村をあずかることにした兼続は、海を見せに行く。そこで語り合う二人。乱世では裏切られる前に裏切ることもある、と言う幸村に、裏切られても信じる生き方の方が楽しい、と説く兼続。しかし、幸村は心を開こうとしない。

そんな折、徳川軍が上田に進軍。景勝は援軍を送り、兼続は幸村を上田に返す。人質を返し、さらに援軍も送る上杉に、幸村は義の心を感じる。戦は真田軍が勝利し、幸村も戻ってくる。兼続に弟子にしてほしいと乞(こ)う幸村。義の心を受け継ぐ武士の誕生であった。

 

第23回「愛の兜」のあらすじ

秀吉(笹野高史)に上洛の約束をした景勝(北村一輝)だったが、突然上洛を取りやめると言い出す。兼続(妻夫木聡)は、お船(常盤貴子)に言われて景勝を故郷の上田庄に誘う。

上田庄を訪れた兼続と景勝は、病に伏せている栗林(平泉成)を見舞う。景勝は「上洛しても上杉の誇りだけは捨てないでほしい」という栗林の言葉に胸を熱くする。そして、兼続と景勝は雲洞庵を訪れる。幼い与六(加藤清史郎)、喜平次(溝口琢矢)のころの思い出がよみがえり、二人はあらためて主従のきずなを確かめ合う。北高全祝(加藤武)は、上洛を迷っている景勝に一枚の書を渡す。それは景勝が幼いころに書いた「第一義」の言葉であった。「迷いは信念を心にすえる礎」という全祝の言葉に、景勝は上洛を決意。

上洛の日が迫るころ、兼続は自分の義にふさわしい言葉を探していた。お船は最初に考えた「愛」の文字がよいと助言する。仁愛の愛、越後の民を愛する思いが自らの力の源であると兼続も納得し、「愛」の文字を兜の前立てにあしらう。上田衆たちは面食らうが景勝は兼続にふさわしいと励ます。

出発の日、仙桃院(高島礼子)は、「義」と「愛」がそろえば恐れるものはないと二人を鼓舞する。颯爽(さっそう)と行軍する上杉軍に、兼続の愛の兜がひときわ輝いていた。

 

第24回「戸惑いの上洛」のあらすじ

天正14年(1586年)5月、景勝(北村一輝)率いる上杉軍4千は上洛の途についた。途中、加賀で秀吉(笹野高史)の重臣・前田利家(宇津井健)の出迎えを受ける。利家は、京では辛抱するよう景勝に助言する。

翌月、上杉軍は京に入った。宿所には、千利休(神山繁)の娘・お涼(木村佳乃)が世話役として控えていた。お涼は秀吉への献上品である太刀を物足りないと断じ、秀吉を喜ばせるため、太刀袋を金襴にするよう兼続(妻夫木聡)に助言。大坂城での対面に備える。

秀吉との対面の日。狙い通り、金襴の太刀袋に喜ぶ秀吉だったが、刀より金をとる秀吉に、景勝は幻滅する。秀吉との対面が済むと休む間もなく、北政所(富司純子)や重臣たちへの挨拶回りが待っていた。

夜、疲れきって大坂の宿所に戻った景勝を、秀吉の重臣・福島正則(石原良純)が酒宴に誘う。正則は二人を帰そうとしない。見かねたお涼がとりなすが、正則は取り合わず、ついにけんかになり、お涼は正則を投げ飛ばす。お涼の活躍に感心した兼続は素直にそのことを伝えると、お涼は兼続を好きになったと告げる。

翌日、さらに重臣たちからの招待を受けるが、自分のしていることに疑問を持った景勝は拒否する。兼続が必死に説得しているそのとき、ついに景勝が倒れてしまう。

 

第25回「天下人の誘惑」のあらすじ

景勝(北村一輝)が病に倒れる。兼続(妻夫木聡)は景勝の代わりにあいさつ回りに奔走、その堂々とした振る舞いに利家(宇津井健)も感心する。

兼続が秀吉(笹野高史)から呼び出される。そこに幸村(城田優)がいた。真田は徳川・北条の脅威に耐えきれず秀吉になびいたのだ。秀吉は兼続も家臣になるよう迫るが、兼続ははぐらかす。

兼続は諸大名との付き合いを深めていくが、招かれるのは兼続のみで、景勝の存在は薄れていく。

そんな折、兼続のもとに初音(長澤まさみ)が逃げてくる。それを猿飛佐助(白倉裕二)から知らされた幸村が現れ、初音を引き渡すよう迫る。初音は人質として行った北条氏政(伊吹吾郎)のもとから逃げてきたのだ。幸村は、初音を救うには兼続が秀吉の家臣になり、その褒美として助けてもらうしかないと言うが、兼続は拒む。兼続は、初音を助けるようお涼(木村佳乃)に頼むが、初音は姿を消す。

初音を探す兼続に、三成(小栗旬)が立場をわきまえろ、と強く忠告。さらに、茶会の席で秀吉が兼続に家臣になるよう迫ると教える。

一方、景勝のもとに千利休(神山繁)が訪れ、景勝の身に危険が迫っていることを知らせる。茶会の前夜、景勝と兼続は、一連の動きは上杉を滅ぼすための罠(わな)であると判断、ともに屈しないことを誓う。

 

第26回「関白を叱る」のあらすじ

兼続(妻夫木聡)は景勝(北村一輝)につき従い、大坂城で開かれた秀吉(笹野高史)の茶会に出席。秀吉は満座の中で兼続を自らの家臣にしようと砂金の山を積むが、兼続は自らの主は景勝以外にいないとその誘いを突っぱねる。

宿所に戻った兼続は、家臣の志駄(信太昌之)が景勝の命で文箱を燃やそうとしているのを見かける。その文は景勝の遺言だった。そこにしたためられた言葉に、兼続は景勝の自分に対する信頼の深さを感じ、その言葉を一生の宝とすることを誓うのだった。

越後帰国が近づく中、景勝は秀吉の推挙により、従四位下左近衛権少将の官位を賜る。その席を辞した兼続に千利休(神山繁)が自らの心中を吐露する。が、合点し難い兼続。

帰国途上、兼続は三成(小栗旬)を訪ねる。初音(長澤まさみ)の無事を知り、安堵(あんど)。息災を祈る。

一方、浜松の家康(松方弘樹)は茶会のいきさつを知り、あらためて天下のすう勢を読み、上洛を決意。秀吉は家康に上杉と同様、東国の守りを託す。そこには上杉と徳川、互いにけん制させる意図があった。そして、愛用の陣羽織を与える。

 

第27回「与六と与七」のあらすじ

天正15年(1587年)、景勝(北村一輝)は越後を平定、春日山に平和が訪れる。小国家へ婿に入り与七から名を改めた実頼(小泉孝太郎)は、妻・お栄(小沢真珠)や義父母(牧村泉三郎・福井裕子)から手柄のないことを責められ、肩身の狭い思いをしていた。

そんな折、実頼は景勝の名代として聚楽第落成の祝いの使者となり上洛するよう命ぜられる。上洛した実頼は秀吉(笹野高史)に謁見(えっけん)、その側には茶々(深田恭子)がいた。実頼は秀吉から官位を授かり、さらに茶々から名字を大国と変えるよう言われる。越後に戻った実頼は上洛の報告をするが、兼続(妻夫木聡)は官位を受けたことを責め、けんかになる。

翌年、秀吉から再度の上洛を促す書状が届く。景勝と兼続にも官位を授けたいというのだ。あきれながらも二人は上洛し、実頼も同行する。兼続は三成(小栗旬)の計らいで秀吉と内々に謁見、上杉の忠義に官位は無用と言い放つ。秀吉は謝罪するが、それでも官位は受けてほしいと懇願、兼続も了承する。その様子を見ていた実頼は、兄のきぜんとした態度に畏敬(いけい)の念を抱く。兄の側では成長できないと悟った実頼は、自分を京に残してほしいと兼続に頼む。以降、実頼は上杉と豊臣の橋渡しの役を果たすことになる。

京滞在中、兼続は家康(松方弘樹)から利休(神山繁)の茶室に誘われる。そして、愛の字をめぐって問答しながら、互いに心中を探り合う。

春日山に戻った兼続に、お船(常盤貴子)は懐妊したことを告げる。待望の子に喜ぶ兼続だった。

 

第28回「北の独眼竜」のあらすじ

出産を控えたお船(常盤貴子)は与板城に戻っていた。そこへ惣右衛門(高嶋政伸)と妻・よし(西原亜希)が見舞いに来る。

一方、兼続(妻夫木聡)は家老職で多忙であった。そんな折、京の実頼(小泉孝太郎)から書状が届く。それは勢力を拡大しつつある伊達を討て、という秀吉(笹野高史)の命だった。兼続は政宗(松田龍平)に会って説き伏せることにし、景勝(北村一輝)も了承する。

政宗と対面した兼続は、戦をやめるよう説得するが政宗は取り合わない。そんな政宗の姿に、兼続は亡き信長の影を見る。力では人の心はつかめないと諭し、兼続は政宗の考えを古いと断じる。政宗は激高(げきこう)し、兼続に切りかかるが、そこに政宗の妻・愛姫(杏)が現れ、政宗は刀をおさめる。

天正17年(1589年)6月、兼続は内乱の続く佐渡へ渡る。兼続の必死の説得に河原田城主・本間高統(春田純一)も折れ、佐渡は平定される。そのころ、お船が女の子を出産、兼続も書状で知らされる。喜ぶ兼続のもとに、伊達が会津の芦名家を滅ぼしたとの知らせが入る。兼続は急ぎ春日山に戻り、越後の守りを固める。

伊達への対策が一段落し兼続はようやく与板城を訪れる。娘と対面する兼続の目に涙が光る。

折から、北条が真田領に侵攻し、秀吉は三成(小栗旬)に北条攻めを下知(げち)する。

 

第29回「天下統一」のあらすじ

天正18年(1590年)、秀吉(笹野高史)は北条攻めに出陣、上杉も出兵する。景勝(北村一輝)は前田利家(宇津井健)、真田昌幸(岩松了)と連合を組み、北条の支城、上州・松井田城を包囲、持久戦の末、城主・大道寺政繁(ささきいさお)が降伏する。平伏(へいふく)する大道寺に、景勝と兼続(妻夫木聡)は酒を振る舞う。敵にも礼節を持って接する上杉の心に、利家は感服。

一方、秀吉は政宗(松田龍平)が参陣しないことにいら立っていた。秀吉は政宗を参陣させるよう家康(松方弘樹)に命じる。兼続も政宗へ参陣(さんじん)を促す書状を送るが、政宗は無視する。同じころ、家康からも書状が届くが、そこには参陣無用と書かれていた。

だが、家康の思わくを見抜いた政宗は参陣を決意。豊臣軍の軍議中に、突如政宗が姿を現す。しかし、遅参(ちさん)したため、伊達は会津領を没収され、政宗はそのまま帰されてしまう。帰国の途中、政宗は兼続を訪ねる。あくまで好戦的な政宗に、兼続は、戦の世は終わった、と説く。

景勝らは小田原の秀吉の本軍に合流。そして、森に隠して建設していた石垣山城が突如、北条軍の前に姿を現す。それぞれの思いで小田原城を見下ろす兼続・景勝・利家・家康・秀吉たち。驚がくする氏政(伊吹吾郎)は、敗戦を認め自害し、北条家は滅亡する。さらに家康も関東へ移封(いほう)。ここに秀吉は天下統一を果たす。

景勝と兼続は戦のない世が訪れたことを喜び、越後へと凱旋(がいせん)する。

 

第30回「女たちの上洛」のあらすじ

上杉軍は越後へ凱旋(がいせん)した。兼続(妻夫木聡)は、これで平和が訪れると喜ぶ。

しかし、秀吉(笹野高史)は国主の妻を上洛させるよう命じていた。景勝(北村一輝)は菊姫(比嘉愛未)を説得するが、菊姫は拒否。お船(常盤貴子)は菊姫の気持ちを察し、自分が説得することを約束する。

年が明けると雪解けを待たず、景勝と兼続は再度上洛する。京では、秀吉がますます隆盛を誇る一方、千利休(神山繁)が反逆の罪に問われ屋敷に監禁されていた。利休邸の警護を命じられた景勝と兼続は利休を訪ねる。利休は茶の湯の心を守るため、運命を受け入れる覚悟でいた。その口惜しさを、お涼(木村佳乃)は兼続に吐露する。二日後、利休は切腹。納得できない兼続は三成(小栗旬)を訪ね問い詰める。太平の世のためにやむを得ないとする三成に、兼続は情を忘れれば人はついてこない、と反論する。

越後に戻った景勝と兼続は、仙桃院(高島礼子)も含めて利休のことを持ち出し、菊姫を説得するが菊姫は応じない。ついに景勝は主命(しゅめい)として上洛を命じる。驚がくの菊姫は自害を図るが、寸前でお船に止められる。菊姫のさびしい気持ちを感じたお船は、上洛の供をすることを決意。驚く兼続に、お船はこの上洛が子どもたちの幸せにつながる、と心中を語る。

天正19年(1591年)7月、菊姫とお船は京へと旅立った。

 

第31回「愛の花戦」のあらすじ

上洛した菊姫(比嘉愛未)とお船(常盤貴子)は、北政所(富司純子)や淀(深田恭子)、大名の奥方たちとの付き合いに追われていた。

そんな中、ヒメサユリの花見の席で、二人は淀からヒメサユリをたくさん集めるよう命じられる。その知らせを受けた兼続(妻夫木聡)は、ヒメサユリを集めて京へ送る。淀は送られてきたヒメサユリで部屋を飾り、大名の奥方たちは淀の趣向を褒めそやす。

秀吉(笹野高史)の嫡男・鶴松がわずか三歳で亡くなる。秀吉は家督(かとく)を甥(おい)の秀次に譲り、朝鮮出兵の準備にかかる。もはや世継ぎの母でなくなった淀を大名の奥方たちは気にかけなくなるが、菊姫は自分も子ができずに悩んでいる、と励ます。その心遣いに淀の心はいやされる。

文禄元年(1592年)3月、上杉軍は朝鮮出兵に備えるため、京へ入る。景勝(北村一輝)と菊姫、兼続とお船は久しぶりの夫婦の再会を喜ぶ。兼続は三成(小栗旬)に会い、朝鮮出兵をやめるよう秀吉に進言したいと頼むが、三成は拒む。一方、北政所は景勝と家康(松方弘樹)に、秀吉が朝鮮に渡らぬよう監視してほしいと頼む。上杉軍は肥前名護屋城で1年待機した後、出兵の命が下った。景勝と兼続は戦のむなしさを感じつつ、無事に戻ることを誓い、朝鮮へと渡って行くのだった。

 

第32回「世継ぎの運命」のあらすじ

朝鮮に渡った景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)は苦戦を強いられるが、ほどなく帰国の命が下る。秀吉(笹野高史)と淀(深田恭子)の間に男子・拾(ひろい)が生まれたのだ。謁見(えっけん)の席で、二人は秀吉の養子・秀俊(上地雄輔)と会う。

その数日後、景勝と兼続は毛利輝元(中尾彬)に招かれる。輝元は、秀吉が秀俊を毛利家へ養子に出そうとしていることを明かし、景勝に毛利家の代わりに秀俊を養子にしてほしいと頼む。困惑する兼続と景勝。お船(常盤貴子)はこの一件の打開策を北政所(富司純子)に願い出る。秀俊は、養子話を断ってほしいと景勝に懇願するが、景勝は己の運命を受け入れるよう諭す。

文禄3年(1594年)、秀俊は小早川隆景(横内正)のもとへ養子に出された。秀吉は、拾のために伏見城建設を命じる。その夏、兼続に嫡男が誕生する。

伏見城が完成し、諸大名が祝いに駆けつける。その席で家康(松方弘樹)や輝元に嫌みを言われた三成(小栗旬)を兼続は励ますのだった。越後に戻った兼続は領内の政治に専念する。

そんな中、子たちの教育係となったお涼(木村佳乃)と再会する。兼続はお涼にしばらく越後で暮らすことを勧める。そのころ、京では秀次(眞島秀和)が謀反の疑いをかけられていた。

 

第33回「五人の兼続」のあらすじ

文禄4年(1595年)、兼続(妻夫木聡)は上杉家の重大な仕事のすべてを取り仕切るようになっていた。景勝(北村一輝)は兼続を執政(しっせい)とし、上杉家のすべてを任せる。景勝の厚い信頼に兼続は感激する。

そのころ、秀次(眞島秀和)は秀吉(笹野高史)に謀反の疑いをかけられ、切腹を命じられる。兼続は秀吉の真意をただすため三成(小栗旬)のもとを訪れるが、三成は会うことを拒む。さらに、秀次と懇意にしていた政宗(松田龍平)も謀反の嫌疑をかけられるが、家康(松方弘樹)が北政所(富司純子)を通じて取りなし、事なきを得る。

京で秀次の一族が処刑される。その様子を見ていた兼続は初音(長澤まさみ)と再会。三成の真意がわからないとする兼続に、初音は三成も苦しんでいることをわかってほしい、と告げる。

秀吉は拾(伊藤悠翔)への忠誠を誓う起請文(きしょうもん)を諸大名に提出させる。秀吉が座を辞した後、家康は三成を激しく責めるが、景勝は主(あるじ)の責を家臣に負わすのは筋違い、と反論する。

三成の苦難を案じた兼続は、国政を合議制にすることを思いつく。三成とともに夜を徹して制度案をねり、利家(宇津井健)の助力のもと、秀吉を説得し了承を取り付ける。

諸大名による大老・奉行の署名が行われる。喜ぶ兼続と三成。三成は兼続の友情に感謝するのだった。

 

第34回「さらば、越後」のあらすじ

慶長2年(1597年)9月、兼続(妻夫木聡)は三成(小栗旬)に内密に呼ばれる。そこには秀吉(笹野高史)が病に伏していた。秀吉は上杉に会津へ国替えしてほしいと頼む。

日本の安泰を期すべき、という兼続の言葉に、景勝(北村一輝)は国替えを決断する。

兼続は越後へ戻り家臣に国替えを告げる。そして、国替えを拒み引きこもった泉沢(東幹久)を訪ね、さきざきを見据えた頼み事をする。一方、仙桃院(高島礼子)は、謙信(阿部寛)の遺がいとともに越後に残ることを決意。

お船(常盤貴子)が長男を連れて越後へ戻る。二度と越後へ帰れないかもしれないと覚悟したお船は、子どもたちに、越後の雪のあたたかさを覚えておくよう話す。

翌年、秀吉から正式に国替えの命が下る。米沢が上杉領になるため、伊達は陸奥へ移される。怒る政宗(松田龍平)を愛姫(杏)はなだめる。

兼続はお涼(木村佳乃)に会う。会津へ行かないとするお涼に、兼続は弱音を吐いてしまう。そんな兼続をお涼は慰める。

国替えを間近に控えた景勝と兼続は八海山に登る。越後の景色を前に、景勝は涙を流す。越後を去る日、景勝と兼続の胸に越後での懐かしい情景が去来(きょらい)するのだった。

 

第35回「家康の陰謀」のあらすじ

慶長3年(1598年)3月、会津に入った景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)に、三成(小栗旬)から秀吉(笹野高史)が病との知らせが届き、兼続は上洛する。

そのころ、家康(松方弘樹)は北政所(富司純子)に接近、上杉や三成の悪評を吹き込むなど暗躍していた。

8月、秀吉は利家(宇津井健)に後事を託し、三成らにみとられ亡くなる。諸大名は伏見城に集結。その席で家康は三成を叱責(しっせき)、緊張が高まる。

大坂城へ移った淀(深田恭子)は諸大名に秀頼(小林海人)への忠誠を誓わせるが、家康はあいまいにし、逆に名指しはしないものの三成や上杉を批判。兼続は取り消しを求めるが、家康は応じない。

そんな折、兼続のもとに初音(長澤まさみ)が現れ、三成が家康を討とうとしていることを伝える。急ぎ三成のもとに駆け付けた兼続は、重臣・島左近(若林豪)の制止を振り切り、挑発は家康の罠(わな)であって怒りにかられてはならないと三成を説得し、思いとどまらせる。そして、家康の掟(おきて)破りを罰するために詰問使が送られるが、家康は詭弁(きべん)をろうしてかわしてしまう。

一方、家康のもとに政宗(松田龍平)の軍勢が到着する。この事態に兼続は収拾策を求めて利家のもとに出向く。そこへ家康が訪ねてきたことから、利家は一計を案じる。 

翌年3月、利家が亡くなった。家康を抑える人間がいなくなり、兼続は不安を募らせる――。

 

第36回「史上最大の密約」のあらすじ

慶長4年(1599年)、前田利家(宇津井健)が死んだ夜、福島正則(石原良純)ら7名の武将が三成(小栗旬)を討つべく挙兵。三成は家康(松方弘樹)のもとに逃げ込む。三成の身を案じた兼続(妻夫木聡)は淀(深田恭子)を頼る。その働きもあり、家康は三成を生かすことにするが、かわりに蟄居(ちっきょ)を命じた。

家康は伏見城に入城、秀頼の後見人として事実上の天下人となる。大老、奉行たちの会議の席で、毛利輝元(中尾彬)は勝手に政を進める家康を批判。しかし、家康はこれに応じず、逆に三成と兼続こそ、天下の政を私物化していると糾弾する。これを聞いた景勝(北村一輝)と兼続は猛反論、場に緊張が走るが、家康は突如相好を崩し、景勝に帰国を促す。これを家康の挑戦であると読んだ景勝は帰国を決断。

上杉が京から引き上げる中、兼続は一人、三成を訪ねる。三成は初音(長澤まさみ)や家臣・島左近(若林豪)とともに静かに暮らしていた。兼続の説得に、三成は家康に立ち向かい正義を示すことを決意。二人は夜を徹して対家康の作戦を練り、平和が訪れた後の夢を語り合う。お互いの熱き友情を感じた二人は、無事の再会を誓って別れる。

会津に戻り、国造りにいそしむ上杉に家康の脅威が迫っていた。

 

第37回「家康への挑戦状」のあらすじ

慶長5年(1600年)、会津に戻った兼続(妻夫木聡)は領内の整備を進めていた。そんな中、謙信公の23回忌法要が営まれる。参列した仙桃院(高島礼子)は、春日山城主の堀秀治(かなやす慶行)が上杉の謀反を疑っている、と告げる。

家康(松方弘樹)から書状が届く。そこには上杉に謀反の疑いがあるから上洛せよ、とあった。景勝(北村一輝)と兼続は、返書にて潔白を示し、家康の理不尽さをただすことにする。兼続は渾身(こんしん)の思いで書状をしたため、家康に送りつける。世に言う「直江状」である。

書状を読んだ家康は激しく怒り、諸将を集めて上杉討伐に向かう。一方、兼続は会津の南、白河の革籠原(かわごはら)に巨大な防塁を築く。敵軍をここに誘い込み一気に叩く作戦だ。兼続は上田衆に、この戦は義の国を築くための最後の試練、と告げる。

三成(小栗旬)は知略にたけた盟友・大谷吉継(津田寛治)にともに立つことを求める。そして、毛利輝元(中尾彬)を総大将として大坂城へ入り、秀頼(小林海人)を奉じ、家康討伐のため挙兵する。

知らせを受けた家康は、三成を討つため大坂へと引き返す。兼続は、家康を挟み撃ちにする絶好の機会と景勝に進言。しかし、景勝は敵を背後から討つのは義に背く、と応じない。

 

第38回「ふたつの関ヶ原」のあらすじ

慶長5年(1600年)9月、家康(松方弘樹)は西へ進軍する。そのころ、信州・上田では、真田昌幸(若松了)・幸村(城田優)親子が家康の嫡男・秀忠(配役なし)の大軍の行く手を阻んでいた。

一方、兼続(妻夫木聡)は最上との戦の準備を整えていた。景勝(北村一輝)は自ら出陣しようとするが、兼続に殿は城に構えるべき、と諭される。

美濃・大垣城では三成(小栗旬)の呼びかけに応じた諸将が集結。総大将の毛利輝元(中尾彬)は淀(深田恭子)とともに大坂城に構えていた。家康率いる東軍は大坂を目指して進軍、三成率いる西軍はこれを阻止しようと陣を敷き、両軍は関ヶ原で向き合う形となる。奥羽では、上杉軍が最上方の長谷堂城を包囲していた。

9月15日、関ヶ原で両軍が激突、奥羽でも上杉が長谷堂城攻めを開始する。秀秋(上地雄輔)が動かないことを不審に思った三成は自ら秀秋の陣に出向き説得。だが、すでに秀秋は家康から寝返えるよう持ちかけられていた。態度を決めない秀秋の陣に、家康は鉄砲を撃ち込む。驚いた秀秋は西軍を攻め始める。

かくして、西軍は総崩れとなり、島左近(若林豪)が自ら犠牲となって三成を逃がす。三成は初音(長澤まさみ)とともに脱出――。

西軍敗退の知らせを受けた兼続は長谷堂城攻めから兵を引く。しんがりを務めて必死に応戦する兼続の脳裏に、三成の姿が浮かんでいた。

 

第39回「三成の遺言」のあらすじ

最上攻めから撤退した兼続(妻夫木聡)は会津へ戻る。一方、三成(小栗旬)は家康(松方弘樹)の陣でせん議を受ける。そこで三成は、強い者、勝つ者が常に正しいと限らぬ、と言い放つ。

兼続が竹松(加藤清史郎)ら子どもたちとお船からの手紙のことで話をしていると、初音(長澤まさみ)が訪ねてくる。そして、三成が京の六条河原で斬首されたことを知らされる。

そのころ、家康は戦後処理を進めていた。西軍の諸将に処分が下され、さらに豊臣家も減封(げんぽう)される。福島(石原良純)や秀秋(上地雄輔)らはこの処分に異を唱えるが、家康は意に介さない。

翌年、上杉に上洛の命が下る。家康を討たなかったことを悔やむ景勝(北村一輝)に、兼続は、天下に義を守ること、そのためにこそ生きられよ、と説く。兼続と実頼(小泉孝太郎)は名代として上洛。上洛した兼続のもとに福島が現れる。福島は三成と会って、三成が誰よりも豊臣家のことを考えていたことを知ったと告白する。悔やむ福島は秀秋にも会ってほしい、と兼続に伝える。

兼続は秀秋のもとを訪ねる。秀秋は三成から逃がすよう助けをこわれたことを明かした。その際、三成から、生きて我らの正義を後世に伝えよ、との兼続への言づけがあったことも伝える。三成の言葉をかみしめた兼続は、家康との対面に臨むのだった。

 

第40回「上杉転落」のあらすじ

関ヶ原の戦いの後、西軍の諸将に処分が下される。

景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)も家康(松方弘樹)の命により上洛。兼続は本多正信(松山政路)のもとを訪れ、上杉存続をかけて直江家の家督を譲ると申し出る。嫡男・竹松(加藤清史郎)のことを思い反対するお船(常盤貴子)に、兼続は上杉を残すために、苦しみは自分が一身に引き受けなければならない、と苦しい胸の内を明かす。

景勝と兼続は家康に謁見(えっけん)。家康は謝罪を求めるが、兼続と景勝は義は我らにあり、と拒否する。一方、福島正則(石原良純)は小早川秀秋(上地雄輔)に上杉を助けるよう持ちかける。責任を感じている秀秋は、淀(深田恭子)に上杉を救って欲しいと申し出る。

結果、上杉は米沢30万石へ移封(いほう)となり、お家断絶は免れる。兼続は米沢への移住の準備のため、会津へ戻る。動揺する家臣たちに、兼続は殿を信じてついてくる者はすべて面倒をみる、と告げる。

出発の日、上杉を去る者は一人もいなかった。感極まる兼続は家臣6千とともに米沢へと向かう。

 

第41回「上杉の生きる道」のあらすじ

関ヶ原の戦いの後、上杉は会津百二十万石から米沢三十万石へと移され、兼続(妻夫木聡)は上杉の民とともに米沢へ入る。米沢城には謙信のなきがらが春日山から移されていた。家臣を勇気づけようとする景勝(北村一輝)の配慮である。謙信を前に家臣の士気も高まる。

米沢へ入った景勝は、家臣たちに上杉を離れずについてきてくれたことに礼を言い、頭を下げる。その姿に胸を打たれる兼続たち。

藩政を預かる兼続は苦しい財政に頭を痛め、解決策として松川に石堤(いしづつみ)を作ることを提案、さらに家臣から開墾に加わる者を募る。家臣が反発するなか、桜井(松尾諭)が開墾を引き受けると申し出る。

そんな折、兼続の娘・お松(逢沢りな)と本多正信(松山政路)の次男・政重(画面には登場せず)との婚儀が決まる。家督を継ぐと信じていた竹松(加藤清史郎)はショックを受ける。惣右衛門(高嶋政伸)は竹松に、5歳で親と別れた兼続の話を聞かせ、父の愛を疑ってはいけないと諭す。雨にあたって寝込んだ竹松を兼続は必死に看病する。その姿に父の愛を感じた竹松は、家督の件を納得する。

惣右衛門に感謝し、自分も父上のような父でありたいという兼続に対し、惣右衛門は兼続こそ誇りと打ち明ける。

数日後、惣右衛門の娘・お貞(てい・緑友利恵)の祝言が決まる。

後日、惣右衛門は静かに息を引き取った。

 

第42回「将軍誕生」のあらすじ

兼続(妻夫木聡)の息子・竹松(加藤清史郎)が病に倒れる。それを伝え聞いた菊姫(比嘉愛未)はお船(常盤貴子)に米沢へ帰るよう命じる。お船は菊姫の心遣いに感謝して、米沢へ急ぐ。

一方、家康(松方弘樹)は征夷大将軍に任じられ、江戸に幕府を開く。景勝(北村一輝)と兼続は家康の求めに応じて謁見(えっけん)することを決める。反対する実頼(小泉孝太郎)に、兼続は今は生き残ることが上杉の義である、と諭す。

江戸に入った景勝のもとに、菊姫が病に倒れたとの知らせが入り、景勝は急きょ伏見へ向かう。菊姫は景勝に上杉家存続のために側室を持ってほしい、と告げる。

江戸では、兼続が家康に謁見。景勝がいないことを責める家康に、兼続は親子や夫婦がお互いを思いやる心なくして天下を治めることはできない、と返す。そこに突如、政宗(松田龍平)が現れる。

慶長9年(1604年)、景勝のもとに菊姫が亡くなったとの知らせが入る。景勝は悲しみをこらえて秀頼に謁見、年賀の挨拶をする。

米沢に戻った兼続に、お船は菊姫が書いた兼続あての手紙を見せる。そこには兼続に対する謝罪と感謝の言葉がつづられていた。菊姫の想いに、兼続とお船は悲しみにひたる。そして、竹松に命の尊さを説くのだった。

 

第43回「実頼追放」のあらすじ

慶長9年(1604年)夏、景勝(北村一輝)の側室が男子出産後に亡くなり、お船(常盤貴子)が子を育てることになる。

兼続(妻夫木聡)の長女・お松(逢沢りな)と本多正信(松山政路)の次男・政重との婚礼の日が近づくが、京や大坂でその手はずを整えているはずの実頼(小泉孝太郎)からの連絡がとだえる。心配した兼続は泉沢(東幹久)を派遣。実頼は婚儀に反対していた。泉沢は実頼を説得して正信へあいさつに行くが、その席で実頼が婚儀を勝手に断ってしまう。

兼続は急きょ京へ行き、家康(松方弘樹)の家臣・榊原(川野太郎)に非礼をわびるが、難題を突きつけられてしまう。兼続は正信に謝罪し覚悟を述べる。兼続の言葉に感じ入った正信は婚儀を了承。

米沢に戻った兼続は、実頼を高野山追放に処する。いっそ死罪にしてほしいと懇願する実頼に、兼続は生きて罪を償えば希望も生まれる、と諭す。その高野山には幸村(城田優)も追放された身でいた。

秋、桜井(松尾諭)たちが開墾地で採れた野菜を持ってくる。豊かな実りに希望の光を感じる家臣たち。幸せな光景に幼い与七の姿を思い出した兼続は、一抹のさびしさを覚えるのだった。

 

第44回「哀しみの花嫁」のあらすじ

本多政重(黄川田将也)が直江家に婿入りし、名を勝吉と改める。勝吉が心を開こうとしないことに悩むお松(逢沢りな)を、お船(常盤貴子)は時に任せればよい、と励ます。兼続(妻夫木聡)は勝吉に上杉の内情を包み隠さず明かし、家臣たちを驚かす。

一方、江戸では、家康(松方弘樹)が秀忠(中川晃教)に将軍職を譲り、豊臣家との決別を決定的なものとする。そんな折、米沢では、雨で猿尾堰(さるおぜき)が決壊。兼続は米沢生まれの政宗(松田龍平)に治水について相談することを思い立つ。兼続は勝吉を伴い政宗に面会。政宗は天下が動く、と兼続を挑発するが、兼続は今は民の暮らしこそ大事、と返す。政宗は治水に詳しい者を送ることを約束する。

その年の暮れ、米沢で病が流行。お梅が亡くなり、お松も勝吉と夫婦になれて幸せだった、と言い残し息をひきとる。跡継ぎは竹松に譲りたいと話す勝吉に、兼続は上杉の鉄砲づくりを見せる。驚く勝吉に、兼続はこれからもここで暮らすよう話す。

兼続のもとを政宗が訪れ、治水の助言を与える。政宗は、ここは一つの天下をなしている、と兼続の街づくりをほめる。感極まり涙を浮かべる兼続は自分の目指す道を見つけるのだった。

 

第45回「大坂の陣へ」のあらすじ

慶長10年(1605年)春、家康(松方弘樹)の嫡男・秀忠(中川晃教)が将軍職を継ぐ。諸大名が祝いに訪れ、上杉も参じるよう命が届く。

兼続(妻夫木聡)は、まず秀頼に謁見(えっけん)し、その後、景勝(北村一輝)とともに家康に謁見。家康は、先に秀頼に謁見したことを責めるが、兼続の機転でその場を切り抜ける。そして、兼続は政宗(松田龍平)の仲立ちで秀忠と会談。兼続は家康が焦っている、と指摘。秀忠は率直な意見を述べてくれたことに礼を言う。

諸大名が祝いに駆けつけるが、そこに豊臣の姿はなかった。心配した高台院(富司純子)は、このままでは豊臣家を滅ぼすことになりかねないと淀(深田恭子)に忠告する。

米沢に戻った兼続は、勝吉(黄川田将也)の再婚話を進める。兼続は竹松(加藤清史郎)を気遣うが、竹松は自分も"紅葉のような家臣"になると告げる。

そんな折、仙桃院(高島礼子)が倒れる。仙桃院は、謙信の遺言がうそだったことを告白。驚く景勝に仙桃院は「そなたは謙信公を超えている。そなたの義をつらぬけばよい」と告げ、息をひきとる。5年後、勝吉は徳川の命により、本家へ戻される。

一方、家康は、京・方広寺の鐘に「国家安康・君臣豊楽」とあることに目をつけ、秀頼が謀反を企んでいるとして、大坂城攻めを計画、上杉も出陣するよう命を下す。

 

第46回「大坂城炎上」のあらすじ

景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)のもとへ政宗(松田龍平)が訪ねてくる。政宗は兼続に、大坂城攻め中止を家康(松方弘樹)にかん言してほしいという秀忠(中川晃教)の命を伝える。

兼続は駿府城へ赴く。豊臣を裏切るのか、とただす兼続に対して、家康は開き直る。秀頼(中村倫也)に嫁いだ娘・千姫(川島海荷)の身を秀忠が案じる中、家康は大坂城攻めの陣ぶれを出す。

一方、幸村(城田優)ら浪人諸将は大坂城に集結。慶長19年(1614年)11月、「大坂冬の陣」の火ぶたが切られる。大坂城を攻めあぐねた家康は外堀を埋めることを条件に和議を結ぶ。

兼続は幸村にひそかに呼び出され酒を酌み交わす。もはや豊臣に勝ち目はないとする幸村は、兼続にこれまでの礼を述べる。別れ際、兼続は幸村に千姫を助けてほしいと頼む。

その後、家康は城を明け渡すよう豊臣に要求するが、淀(深田恭子)はこれを拒否、「大坂夏の陣」となる。徳川の攻撃により、ついに大坂城は落城。千姫の命も絶たれたと思われたとき、兼続とともに千姫が現れる。淀や秀頼、幸村が助けたのだ。喜ぶ家康に千姫は、一生許さないと言い放つ。

兼続は亡くなった人々に対し、命と引き換えに世の安寧(あんねい)を残した、と感謝するのだった。

 

最終回「愛を掲げよ」のあらすじ(ネタバレ注意)

景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)は米沢へ戻る。米沢は兼続の改革が功を奏し、しだいに活気づいてきていた。竹松から名を改めた景明(太賀)ら若い家臣たちは藩の財を高めようと改革案を練るが、その場で景明が病に倒れる。兼続とお船(常盤貴子)の看病のかいなく、景明は息をひきとる。

翌年、年老いた家康(松方弘樹)は兼続と政宗(松田龍平)を呼び、秀忠(中川晃教)の指南役になってほしいと頼む。家康の子を思う心に感じいった兼続は、これを引き受ける。

一方、お船は自分も役目が欲しいと考え、景勝と兼続の許しを得て、玉丸(西山潤)の世話をするため江戸へ旅立つ。家康が息をひきとり、兼続は秀忠の指南役として江戸城に入る。兼続は徳川の若い家臣たちにせがまれ、戦国の英傑たちの話を聞かせる。

やがて、兼続は私財を投じ、米沢初の学問所となる「禅林文庫」を創設し、政から身をひく。そして、江戸へ向かった兼続はお船と再会し、二人で越後へ旅に出る。懐かしい景色に感慨無量となる二人は、ともに夫婦として幸せだったことを確かめ合う。

米沢へ戻った兼続を、景勝は峠の岩場へ連れて行く。春日山の岩屋に似たここに謙信公をまつるという。二人の胸に、これまでの日々が去来する。

元和5年(1619年)秋、紅葉の木を見ながら、お船に「紅葉になれたかの・・・」と、兼続は問いかけるのだった。

※NHKHPより引用

本日も晴れ。異常なし

 

本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~の概要

2009年1月18日からTBS系列で放映。前番組のSCANDALに続く日曜劇場。

沖縄の波照間島をモデルにした架空の離島・那瑠美島(なるみじま)を舞台に、この島に新しく赴任した駐在さんと島民たちのふれあいを描くヒューマンドラマ。

島がかかえる貧困・過疎化・少子化・高齢化などといった問題に対して、坂口憲二演じる「駐在さん」と個性豊かな島民たちとが協力して取り組んでゆく姿を喜劇仕立てに描いたドラマとなっている。

本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~ 動画 (最終回の結末に注目!) 


本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~の主題歌

 秋川雅史  「ねがい」


本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~の出演者

白瀬 遼 ...... 坂口 憲二
西門 うらら ...... 松下 奈緒
玉城 美波 ...... 夏未 エレナ
玉城 星太 ...... 丸山 歩夢
知念 キヌ ...... 前田 美波里
小山内 日名子 ...... 中塚 みの
照屋 光生 ...... 青木 崇高
照屋 春生 ...... 藤木 勇人
照屋 育江 ...... 岡本 麗
平良 公平 ...... 半海 一晃
平良 節子 ...... 大森 暁美
平良 愛子 ...... 福地 柚
下地 久 ...... 本間 剛
下地 ゆかり ...... 金城 いづみ
下地 靖之 ...... 太賀
下地 梨絵 ...... 山城 侑里佳
島袋 俊男 ...... 新垣 正弘
島袋 友子 ...... 平栗 あつみ
島袋 タケル ...... 長嶺 賢神
新垣 ナオミ ...... 青山 倫子
新垣 一郎 ...... 松田 圭祐
新垣 二郎 ...... 畠山 紫音
又吉 仙吉 ...... 近藤 芳正
又吉 万作 ...... 田中 実
梶井 誠 ...... 宇梶 剛士
安土 桃彦 ...... 中村 靖日
片岡 慎一郎 ...... 遠藤 憲一
立花 和美 ...... 布施 博

 

本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~のスタッフ

脚本:藤本有紀
音楽:池頼広、松下奈緒
演出:加藤新、武藤淳、山本剛義
プロデューサー:植田博樹、正木敦
制作:TBSテレビ
製作著作:TBS

 

本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月18日 日本最南端の離島にやってきた駐在さんの熱血全力奮闘記 12.4%
第2話 2009年1月25日 この島で医者よりも大切なもの...それは 10.0%
第3話 2009年2月1日 駐在さんの魂の授業学校のピンチを救え 8.3%
第4話 2009年2月8日 認知症の母を抱え...窃盗事件、涙の真相 7.1%
第5話 2009年2月15日 進学よりも大切なもの~15才の春の決断 7.3%
第6話 2009年2月22日 父ちゃんに会いたい七歳の逃亡者、海へ 6.3%
第7話 2009年3月1日 恐怖のデカ長襲来!! マル暴に復職せよ!! 7.0%
第8話 2009年3月8日 島が死んでしまう!? 最後の民宿、炎上!! 6.8%
最終回 2009年3月15日 40年前の悲劇...そして輝く未来へ 8.4%

 

本日も晴れ。異常なし ~南の島 駐在所物語~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「日本最南端の離島にやってきた駐在さんの熱血全力奮闘記」のあらすじ

新宿中央署で組織対策犯罪課いわゆる"マルボウ"でバリバリに働いていた白瀬遼(坂口憲二)は、沖縄県警との人事交流で駐在として那瑠美島に赴任することになった。その那瑠美島では駐在が赴任するという噂で持ちきり。事件らしい事件も起こらないこの島に「何故駐在が赴任するのか!」「駐在よりもタクシーを導入すべきだ!」と、島民たちは口々に言いたいことを言う。そんな島民たちに、公民館長の平良公平(半海一晃)は逆ギレする始末。そんな中、島唯一の小学校教諭・西門うらら(松下奈緒)に連れられて、遼が集会所にやって来た。島民たちは、遼の迫力に緊張の色を隠せない...。

さて、駐在所として割り当てられたのは、廃屋と呼ぶに相応しい古びた平屋だった。完全アウェイの空気にも負けず、遼は駐在としての勤務を始める。まずはパトロールだ。島のことをいろいろ知らなければ何もできない。
そんなとき、徒歩でのパトロール中に遼は小学校を発見する。校庭では、うららが生徒たちとドッジボールをしているが、見るからに運動神経が悪そうだ。見かねた遼は飛び入り参加。たちまち子供たちの人気者になり、給食まで一緒に食べる。そして母親を亡くしたばかりの玉城星太(丸山歩夢)という少年と仲良くなる。

数日後、島に激震が! 星太の姉・美波(夏未エレナ)が、島を出ると言い出したのだ。島民は集会所に集まりあーだこーだと言い合うが、結論は出ない。そこで元校長で島の実力者・知念キヌ(前田美波里)は、美波の出した結論だから好きにしろと突き放す。それを聞いた遼は、解決になっていないと激昂し、キヌと対立してしまう。

 

第2話「この島で医者よりも大切なもの...それは」のあらすじ

遼(坂口憲二)と美波(夏未エレナ)・星太(丸山歩夢)の同居生活が始まり、数日が経った。遼はいつものようにパトロールの道すがら学校を訪れると、体育の授業が始まろうとしていた。生徒の輪に加わり野球を教えようとする遼だが、不覚にも日射病で倒れてしまった。遼は自力で病院に行こうとするが、うらら(松下奈緒)から島に病院がないことを教えられ愕然とする。ほどなく、遼は緊急集会を開き現状を打開しようと息巻くが、公民館長の公平(半海一晃)から、やれることはすべてやったが、未だに医者は島へは来てくれないことを聞かされる。

それでもなんとかしたいと、医者を探しに本島へ行こうと港にやってきた遼。そのとき、最近痴呆の気が出始めた公平の母・節子(大森暁美)がふらふらと現れると、転倒してしまう。それを見てうろたえる遼と高速船乗組員の梶井(宇梶剛士)だが、船から下りてきた男が軽い捻挫だと診断する。節子を手当てしたその男は、なんと仙吉(近藤芳正)の弟・万作(田中実)で、本島の大学病院で外科部長をしているという人物だった。遼は万作に島の診療所を再興してもらえばいいと考えるが、島民たちは口々にダメだろうと言う。10数年前にも同じようなことがあったのだが、なんと兄の仙吉が、万作が島に戻ってくることを反対したというのだ。

数日後、遼は再び緊急集会を開くと、万作に島の医者になってほしいと、あらためてお願いする。公平も、母・節子のために戻ってきてほしいと頭を下げる。それを受けた万作は、生まれ育った島のためだからと承諾するのだが、仙吉が頑なに反対して険悪な雰囲気に。遼は仙吉の態度を責めるが、そこに仙吉を尊敬する光生(青木崇高)が割り込んできて揉み合いになり、仙吉が怪我をしてしまった...。

 

第3話「駐在さんの魂の授業学校のピンチを救え」のあらすじ

那瑠美島の駐在・遼(坂口憲二)はパトロール中に、いつものようにサトウキビ農家の光生(青木崇高)に絡まれた。遼がうらら(松下奈緒)に会うために小学校に通っているのではと、遼に詰め寄る光生だが、実は光生は、うららのことが大好きだがデートに誘うことどころか、満足に口もきけない純情青年だったのだ。それを知った遼は、成り行きでうららと光生のデートを仲立ちすることになってしまう。

ほどなく、遼はうららの下宿を訪ねて光生とデートをしてほしいと頼むが、こんな狭い島で先生がそういうことをすべきではないと断られる。がしかし、キヌ(前田美波里)の一言でうららはデートを受けざるを得ない状況に陥る。

一方、遼から「ドライブ、映画鑑賞、食事」がスタンダードなデートだと聞いた光生の脳内は、激しく盛り上がってしまう。結局デートは軽トラックで島を何周もし、光生の自宅で海外ドラマを見て、へちま荘でお茶を飲むという微妙なもの。しかも、へちま荘には次々と島民がやってきて二人をはやし立てる。挙句の果てには、光生の母・育江(岡本麗)がうららが嫁に来てくれると泣き出す始末。そんな中、元々島に蔓延しているプライバシーのなさに嫌気がさしていたうららは、自分を無視して騒ぎ立てる島民にキレて、その場を立ち去ってしまった。

その直後、うららは荷物をまとめて本島に帰ろうと港に行くが、連絡船は高波で欠航。行くところがなくなったうららは、自分を探していた遼と会うが、ここでも口論となり遼から島を出て行けと言われてしまう。その翌日、遼が学校で特別授業を行うと聞いたうらら。その授業をこっそり覗いてみると...。

 

第4話「認知症の母を抱え...窃盗事件、涙の真相」のあらすじ

ある朝、駐在の遼(坂口憲二)がいつものように美波(夏未エレナ)とドタバタ劇を繰り広げていると、小学生の梨絵(山城侑里佳)が駐在所にやってきた。通学路でがま口の財布を拾ったというのだ。遼はうれしさのあまり梨絵に「えらかったで賞」というバッジを作ってあげる。

ほどなく、その日のうちにがま口は節子(大森暁美)が落としたものだと判明する。梨絵がバッジを付けて登校してくると、一郎や二郎たち小学生が注目。「えらかったで賞」バッジが大人気に。子供たちはバッジ欲しさに、何かにつけて物を拾ったと駐在所にやってくるようになる。
しばらくすると、バッヂを持っていないのは一郎(松田佳祐)と二郎(畠山紫音)の二人だけになってしまった。

数日後、一郎と二郎が学校を無断欠席した。二人はバッジをもらうために、落し物を探していたのだ。

しかし、小さな島にはそんなに落し物があるわけもなく、ついに二人は、共同売店の店先においてあった封筒を盗んでしまう。そして、それをスナックナオミの前で拾ったと嘘をついて遼に届けてしまう。何も知らない遼は二人にバッジをあげるのだが...。

 

第5話「進学よりも大切なもの~15才の春の決断」のあらすじ

ある日、那瑠美島の駐在・遼(坂口憲二)は島民から靖之(太賀)と美波(夏未エレナ)が来年中学3年生になると聞かされる。駐在所に戻った遼は高校受験の話を美波にすると、彼女はお金を稼ぎたいから高校には行かずに働くという。

その数日後、遼がいつものようにパトロールをしていると、靖之とその母・ゆかり(金城いづみ)がやってきた。状況を見ると、どうやら親子喧嘩をしているらしく、遼が事情を聞くと、靖之が進学せずに島で働くと言い出し、ゆかりは動揺して泣き出してしまう。

この噂は瞬く間に広まり、公民館長の公平(半海一晃)や校長の仙吉(近藤芳正)を巻き込んでの大騒ぎに発展するが、靖之の決意は固い。やむなく仙吉は光生(青木崇高)のサトウキビ農園を手伝ってみるよう取り計らう。後日、いざ光生と共にサトウキビ畑に出た靖之だが、へっぴり腰で体力もなく光生から叱られてばかり。遼はもっと優しく教えるよう諭すが、光生は逆に「体力は後からでもついてくるが、サトウキビへの愛愛情は鍛えようがない」と切り捨てる。

一方の美波も就職への決心は固く、父親代わりを自認する遼は困ってしまい、うらら先生(松下奈緒)に相談するも良案は見つからず、逆に美波と口論になってしまう...。

 

第6話「父ちゃんに会いたい七歳の逃亡者、海へ」のあらすじ

ある夜、那瑠美島の駐在・白瀬遼(坂口憲二)は、スナック「ナオミ」で春生(藤木勇人)ら島の男たちと酒を飲んでいた。遼は途中で駐在所に戻るが、男たちはそこで酔い潰れたまま朝を迎えてしまう。翌朝、春夫の妻の育江(岡本麗)ら島の妻たちがお店へ迎えに行くと、ナオミのママ・新垣ナオミ(青山倫子)が昨晩の請求書を差し出す。その金額を見て、島の女たちの不満が爆発。「これだけ稼ぐのにどれだけの苦労があると思うの!」とナオミに文句を言うが、それをナオミはさらっと受け流す。ナオミは数年前に息子たちと島にやってきたが、それ以前の経歴は謎。その点も島の女たちが不満に思う原因となっていたのだ。

そんな折、小学校ではうらら先生(松下奈緒)が、生徒全員で合奏をしようと計画していた。倉庫から楽器を取り出していると一郎(松田佳祐)と二郎(畠山紫音)がやってきて古新聞に包まれた楽器の取り合いを始める。と、その新聞には、ナオミの夫が傷害事件で逮捕された記事が偶然にも書かれていた。

記事の意味はわからないものの、父親の写真を見つけた二郎は大喜びするが、その記事を知った島の女たちは、ナオミに対する不信感を強めてしまった。

その夜、公民館で集会が開かれると、育江をはじめとする島の女たちは、これ以上ナオミ親子に島にいてほしくないと迫る。ナオミは迷惑をかけないと誓い、遼もまた必死に説得をするのだが、育江たちとの溝は埋まらない。
その数日後、学校で二郎がタケル(長嶺賢神)にケガをさせてしまった。このことで島の女たちとナオミの関係はさらに悪化。それを引き金に、ナオミは二人の息子と共に島を出る決心をする...。

 

第7話「恐怖のデカ長襲来!! マル暴に復職せよ!!」のあらすじ

新宿中央署の片岡(遠藤憲一)が突然那瑠美島の駐在所にやってきた。遼(坂口憲二)を新宿に連れ戻すというのだ。遼はこの島でやることがあると必死に弁解するが、片岡は事件なんて起こらないこの島の平和を守っているせいで新宿の凶悪犯罪が増えていることに目をつぶるのかと責める。しかし遼の決意は固く...。

そのころ、学校ではうらら先生(松下奈緒)が那瑠美島の島唄・行逢いぶさ(いちゃいぶさ)をみんなで合奏しようと練習を重ねていた。しかしハーモニカ担当の星太(丸山歩夢)はいつまでたっても同じところで間違えてしまい、ほかの子供たちからバカにされる。

学校が終わってからも練習するが、やはり同じところで間違えてしまう。遼は星太に練習すればできるようになるから頑張れと励ますが、逆にその言葉がプレッシャーになり星太はハーモニカを投げ出してしまう。

そのころ、片岡は一人で島を回り、出会う島民に驚きと恐怖感を与えていた。島民たちは遼の先輩ということで片岡の話に耳を貸すが、片岡は島民が自分で島を守るべきだと言い放つ。

 

第8話「島が死んでしまう!? 最後の民宿、炎上!!」のあらすじ

普段と変わらず精力的に、且つ暑苦しく動き回る遼(坂口憲二)。その遼に光生(青木崇高)が声を掛けた。光生はデカ長・片岡(遠藤憲一)に言われた「この島は死にかけている」という言葉に戸惑っていたのだ。遼は生粋の島民である光生のこの言葉を喜び、過疎と少子高齢化が進むこの島が生き残る術を考えようと提案する。2人はうらら(松下奈緒)にも意見を聞き、観光客獲得のために、とりあえず「へちま荘」のホームページのリニューアルに取りかかる。

ほどなく、ホームページはうららと日名子(中塚みの)の頑張りで見違える出来になった。すると早速、十年ぶりに団体客の予約が入った。観光客の獲得に沸く那瑠美島の人々だったが、校長の仙吉(近藤芳正)は喜びの腰を折るようなタイミングで、生徒数減少により学校が廃校の危機だと打ち明ける。それを受け、公民館長の公平(半海一晃)を始め島民たちも一気に悲観的なムードに。遼は「諦めているから何も変わらない」と熱弁するが、誰も聞き入れようとはしない...。

諦めきれずに浜辺で佇む遼たちのもとへ、子供たちがやってきた。星太(丸山歩夢)が「行逢いぶさ(いちゃいぶさ)」をハーモニカで吹けるようになったというのだ。その演奏を聴いた遼とうららは、「へちま荘」に来る団体客に向けた演奏会を開こうとやる気を取り戻す。そんな遼の頑張りを見ていたキヌ(前田美波里)は、遼に自分が過去に犯した過ちを語る決心をする。

 

最終回「40年前の悲劇...そして輝く未来へ」のあらすじ(ネタバレ注意)

今日も島は異状なし。いつものとおり那瑠美島に石垣島からの連絡船がやってきた。しかし乗客を見て遼(坂口憲二)とキヌ(前田美波里)は驚く。立花和美(布施博)が乗っていたのだ。
遼にとって和美は、誤認逮捕で人生を台無しにしてしまった人。そして若かりし日のキヌも身寄りのない和美を遼のように引き取り育てていたが、ふとした事件の際に彼を信じきれずこの島を追われる原因を作ってしまった。二人は彼への罪滅ぼしのために那瑠美島を訪れ、那瑠美島に留まっていたのだ。

しかし和美は島民たちの前でキヌと遼から受けた顛末をありのままにぶちまける。衝撃の事実に島民たちも言葉を失う。遼も容赦のない罵声を浴び、すっかり自信をなくしてしまう。そんな遼のもとに突然うらら(松下奈緒)がやってきた。そして...。

一方、遼とキヌ以外の島民たちは和美を囲んでへちま壮で大宴会に。しかし島に長く逗留している桃彦(中村靖日)だけがそれを冷ややかな目で見ていた。

翌日、光生(青木崇高)は自慢のサトウキビ畑が掘り返されて荒らされているのを発見する。光生は遼にこの事件を解決するよう頼む。そしてその時、遼の携帯にデカ長・片岡(遠藤憲一)から不穏な連絡が入った。 

※TBSHPより引用

銭ゲバ

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銭ゲバ

 

銭ゲバの概要

2009年1月17日から日本テレビ系列で放映。ハイビジョン制作。

貧しく不幸な生い立ちゆえ「銭ゲバ」となった青年が金まみれの世界で生き抜く様子を描いたサバイバル活劇。

お金のためならなんでもする銭ゲバ役に松山ケンイチが挑戦。

銭ゲバ 動画 (最終回の結末に注目!) 


銭ゲバの主題歌

 かりゆし58  「さよなら」


銭ゲバの出演者

蒲郡風太郎 ...... 松山 ケンイチ
蒲郡風太郎 ...... 齋藤 隆成(幼少期)
三國緑 ...... ミムラ
三國緑 ...... 森迫 永依(幼少期)
三國茜 ...... 木南 晴夏
三國譲次 ...... 山本 圭
桑田春子 ...... 志保
荻野宏 ...... 近藤公園
荻野聡 ...... 宮川 大輔
荻野加奈江 ...... 宮本 裕子
菅田純 ...... 鈴木 裕樹
野々村保彦 ...... 光石研
野々村祥子 ...... りょう 
野々村晴香 ...... たくま せいこ 
野々村由香 ...... 石橋 杏奈
蒲郡桃子 ...... 奥貫 薫
蒲郡健蔵 ...... 椎名 桔平

 

銭ゲバのスタッフ

原作:ジョージ秋山「銭ゲバ」
脚本:岡田惠和
音楽:金子隆博
サウンドデザイン:石井和之 
プロデューサー:河野英裕、難波利昭(AXON)
演出:大谷太郎、狩山俊輔
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
制作プロダクション:AXON
制作著作:日本テレビ

 

銭ゲバの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月17日 愛をください...金のためなら何でもするズラ!! 12.0%
第2話 2009年1月24日 愛は金で買えるズラ!!!! 11.3%
第3話 2009年1月31日 罠! 美しい心が欲しいズラ 9.0%
第4話 2009年2月7日 僕の家族は母さんだけズラ 10.7%
第5話 2009年2月14日 友情も愛も必要ないズラ... 10.1%
第6話 2009年2月21日 逮捕...金が招いた不幸ズラ 10.2%
第7話 2009年2月28日 命の値段も結局金ズラか... 8.7%
第8話 2009年3月7日 悪は静かに死んでやるズラ 6.4%
最終回 2009年3月14日 幸せはどこにあるズラ? 10.5%

 

銭ゲバのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「愛をください...金のためなら何でもするズラ!!」のあらすじ

蒲郡風太郎(松山ケンイチ)――彼は、幼い頃から貧乏だった。母親・桃子(奥貫薫)は病弱、父親・健蔵(椎名桔平)は放蕩三昧。教科書代に、給食費すら払えない。学校ではいじめられ、馬鹿にされた。
「でも、先生......世の中には、100円のお金もない家もあるんです」
母の切ない訴えに、何もできぬ苛立ちを抱える風太郎。

そんな窮状の中でも、父親は悪魔だった。働きもせず、そして、暴力の嵐。でも貧しくても正直に一生懸命頑張れば、絶対幸せになれる、との母の教えを信じていた小学5年生の頃の風太郎(齋藤隆成=子役)。しかし、あまりの貧乏生活ゆえ、身体を壊してしまった母は、薬を買うお金さえなく、あっけなく逝ってしまう。
「お金がないからおかあさんは死んだんだ......」

数年後、風太郎は、社会の片隅でひっそりと暮らしていた。派遣社員として工場を渡り歩く日々。そこで金に困って苦しむ男・寺田(田口トモロヲ)と出会う。
「なんのために生きてるんだろう?」
という寺田の問いかけに対し、風太郎はただ黙って不気味な笑みを返すのみ。
その目は何を想っているのか・・・。

時を同じくしてその頃、刑事の荻野聡(宮川大輔)は、とある事件を執拗に追っていた。捜査線上に浮かぶ風太郎の名前。

一方の風太郎は派遣先の三國造船の工場で、社長・三國譲次(山本圭)と一緒に工場見学をする美しい娘・緑(ミムラ)と再会する。実はふたりには、ある過去があった。そこで風太郎はある決意を固める――。

オレは美しいものが好きズラ。美しい人の心が欲しいズラ。
真実というものがあれば、命を懸けて追い求めるズラ。
だけど、人の心は美しくないズラ。人間はみんな汚く、いやらしいもんズラ。
だから、オレが信じるのは「銭」だけズラ。「銭」があればなんでも手に入るズラ。
「銭」こそ正義ズラ。「銭」があれば寂しくないズラ。

 

第2話「愛は金で買えるズラ!!!!」のあらすじ

緑(ミムラ)の運転する車の前に飛び出した風太郎(松山ケンイチ)。
病院の一室で目覚めた風太郎を心配する緑。何かできることはないかと申し出る。
「・・・・・・・・・友達になれたらうれしいです」
風太郎はある目的のために緑の心に入り込んでゆく―――。

まもなく、風太郎は緑に豪華クルーザーで開かれる仲間内の集まるパーティーに招かれる。
そこで出会った緑の妹・茜(木南晴夏)。
顔にアザがあり足が不自由なため、幸せそうな人間に不快感を見せる茜。
風太郎は、そんな茜にも近づき、ある計画をたてる。

一方で寺田殺しの捜査をしている荻野(宮川大輔)は、執拗に風太郎を追っていた。
風太郎の働く工場に姿を見せ、対峙する、荻野。
「僕は君が犯人じゃないかと思ってるんだ、ずっとね」

荻野が工場に姿を見せて程なく、風太郎は、父親・健蔵(椎名桔平)と偶然再会。
この13年ぶりの父と子との出会いが風太郎の運命を大きく変えていく―――。

 

第3話「罠! 美しい心が欲しいズラ」のあらすじ

三國家の一室に寄宿し始めた風太郎(松山ケンイチ)。
そして、まるで新妻のように笑顔で振舞う茜(木南晴夏)。
茜の姉・緑(ミムラ)は、初めて見せる茜の明るい表情を見て複雑な思いに駆られていた。風太郎が金目当てで三國家に入り込んだに違いないと、白川(田中圭)から断言されていたのだ。
「―――彼は、そんな美しい人間じゃない」と宣言する白川に対し、動揺する緑。

一方、相変わらず風太郎の動向を探っていた荻野(宮川大輔)は、金の無心に来た父親の健蔵(椎名桔平)と風太郎の会話を目撃し、風太郎の生い立ちを探り始める。

着実に計画を進める風太郎だったが、疑念を抱く緑、そして風太郎を三國家から排除しようとする白川、そんな二人をなんとかしなければとあせり始め――。

 

第4話「僕の家族は母さんだけズラ」のあらすじ

三國家に潜り込んだ風太郎(松山ケンイチ)。

しかし、その正体を白川(田中圭)に知られてしまった風太郎は白川を殺害。死体を庭に埋め、夜を明かす。
その翌日、結婚をせがむ茜(木南晴夏)に「それは無理だ」と風太郎は自分から三國家を去る。
「僕は・・・自分の世界に戻ります」
そこにはある思惑があった―――。

そんな中、風太郎は行きつけの定食屋『伊豆屋』で、自分と瓜二つという由香の兄・野々村真一が騒ぎを起しているのを知る。
バカな真一を優しい気持ちで見守る家族たち。

「お天道様は見てるからさ、大切なのは、金じゃない、心だよ」―――

そんな伊豆屋の面々に対し、複雑な心境が沸きあがる風太郎は、彼らに罠を仕掛けようとするが―――。

一方、風太郎を追って三國家に乗り込んでくる健蔵(椎名桔平)。
三國家を家中、嗅ぎまわる・・・。戸惑う三國家の面々・・・。

同じ頃、荻野(宮川大輔)らも三國家に姿を見せる。それは、一本の匿名の通報からだった。
次第に、風太郎は追い詰められていく―――。

 

第5話「友情も愛も必要ないズラ...」のあらすじ

死体が庭に埋まっている―――。
何者かの通報から、警察によって行われた三國邸の庭の発掘作業。だが出て来たのは、単なるイタズラ描きの絵。荻野(宮川大輔)が悔しさを隠しきれない中、風太郎(松山ケンイチ)は、あることに気付く―――。

風太郎の追い詰められた表情を見た緑(ミムラ)は、言い知れぬ不安と風太郎への疑念に襲われていた。
だが、風太郎を信じたい―――。
緑は風太郎の動向を調べ始める・・・。

一方、譲次(山本圭)は、風太郎を秘書のように会社に連れて行き、積極的に仕事を覚えさせていた。社長の座を虎視眈々と狙う風太郎は、懸命に勉強しながらも、あくまで謙虚に振る舞い、着々と譲次らの信頼を得ていく。

丁度その頃、風太郎は、かつての派遣仲間であった枝野良夫(柄本時生)と再会。
「・・・俺、嬉しかったんだ。友達だって思ってさ」
と語る枝野と自分の境遇を重ねあわせ、友情にも似た感情を覚えるが、風太郎は枝野にある恐ろしい計画の実行を提案して―――。

 

第6話「逮捕...金が招いた不幸ズラ」のあらすじ

銃殺された譲次(山本圭)に代わって三國造船の社長の座に就いた風太郎(松山ケンイチ)。
有り余る金を手に入れた風太郎は、その使い道が分からずにいた...。
そんな折、風太郎は桃子と瓜二つのホームレス・寛子(奥貫薫=二役)と出会う。
風太郎は、何ひとつ母親孝行が出来なかった埋め合わせをするように、大金を渡すが――。

一方、風太郎に揺さぶりをかけ始める荻野(宮川大輔)。
風太郎は、荻野の追求をかわそうとある作戦をたてる。

そして、風太郎にとってもう一人の敵・健蔵(椎名桔平)を社長室に呼び出して――。

三國家にも変化が訪れていた...。
日々、変貌していく風太郎に必死に愛されようとする茜(木南晴夏)。
そして、譲次の急死で精神状態がおかしくなる緑(ミムラ)。
風太郎は三國家をも乗っ取ったつもりだったが――。

 

第7話「命の値段も結局金ズラか...」のあらすじ

加奈江(宮本裕子)に対する傷害の容疑で、逮捕された風太郎(松山ケンイチ)。
風太郎をやっとの想いで捕らえることに成功した荻野(宮川大輔)は、風太郎を厳しく追及する。

取調室では一言も発せず、茫然自失の風太郎は憔悴しきって牢獄に倒れこむ。
その時、ある記憶が甦る。
それは、初めて殺人を犯した幼いころ街へ逃げ込んだ日の記憶。
一人の老人(品川徹)との出会いであった―――。

一方の緑(ミムラ)は、風太郎の生まれた街を訪れていた。
何故、風太郎という人格が生まれたのか。
緑はひとり、答えを求めて風太郎の生まれ故郷を歩く。
そこで緑は風太郎の父親・健蔵(椎名桔平)と偶然出会い―――。

その頃、三國家でひとり、茜(木南晴夏)は風太郎を待っていた。
茜は茜なりに、風太郎を救おうと、ある覚悟を固める―――。

 

第8話「悪は静かに死んでやるズラ」のあらすじ

風太郎(松山ケンイチ)を愛し抜いた末に自殺した茜(木南晴夏)。
風太郎はその姿を呆然と見つめることしか出来なかった。
哀れな茜の胸の内を告げて風太郎を責める緑(ミムラ)。
風太郎にある想いが去来する―――。

「―――ドライブしませんか?」

風太郎の誘いに緑は困惑する。
向かった先は、風太郎が子供の頃の、桃子(奥貫薫)とふたりだけの秘密の場所だった。

その頃、伊豆屋の面々は驚愕の事実を突きつけられ、複雑な想いに駆られていた。
風太郎が真一(松山ケンイチ=二役)を雇い、刑事の妻(宮本裕子)を階段から突き落とさせたこと。そして真一には多額の借金があること。
追い詰められた伊豆屋の面々は、ある行動に出る―――。

一方、健蔵(椎名桔平)もまた、ある決意を胸に、三國家に向かっていた――。

 

最終回「幸せはどこにあるズラ?」のあらすじ(ネタバレ注意)

死を決意し、ダイナマイトの導火線に火をつけた風太郎(松山ケンイチ)。
なぜ彼は、自らの命を消そうとしているのか?
チリチリと燃えていく導火線の炎を見ながら、風太郎はある夢を描きはじめる――。

※日本テレビHPより引用

RESCUE〜特別高度救助隊

 

RESCUE~特別高度救助隊の概要

2009年1月24日からTBS系列で放映。土曜日の8時枠としては、初めて原作なしのオリジナル作品。

横浜市安全管理局が配備するSR、スーパーレンジャーこと特別高度救助隊の隊員になるために厳しい訓練を受ける若者たちの青春と挫折、そして人命救助の感動を描いたドラマ。

KAT-TUNの中丸雄一は連続ドラマ2本目にして初主演となった。

RESCUE〜特別高度救助隊 動画 (最終回の結末に注目!) 


RESCUE~特別高度救助隊の主題歌

 KAT-TUN 「RESCUE」


RESCUE~特別高度救助隊の出演者

北島大地 ...... 中丸 雄一(KAT-TUN)
手塚 豊 ...... 増田 貴久(NEWS)
不動雅志 ...... 山本 裕典
井川省吾 ...... 石黒 英雄
小日向剛 ...... 大東 俊介
古賀敏也 ...... 浅利 陽介
岸龍太郎 ...... 加治 将樹
須崎 修  ...... 山田 親太朗 
前園あおい ...... 市川 由衣
水野明日香 ...... 笛木 優子
紺野奈緒 ...... 西原 亜希
李 鈴鈴 ...... 橋本 真実  
五十嵐八郎 ...... 田中 要次
加納伸介 ...... 照英
佃 陽平 ...... 高橋 洋
陳さん ...... 佐藤二朗
本間雄彦 ......  矢島 健一
宮崎志郎 ...... 山本 耕史
大八木誠司 ...... 山下 真司
真田隆正 ...... 夏八木  勲
芹沢 忍 ...... 石橋 凌 
葛城康介 ...... 要 潤
徳永克己 ...... 石黒 賢

 

RESCUE~特別高度救助隊のスタッフ

脚本:山浦雅大、八津弘幸
音楽:羽岡佳、和田貴史、石坂慶彦
演出:倉貫健二郎、松田礼人
プロデューサー:加藤章一、佐藤敦司
製作:ドリマックス・テレビジョン、TBS

 

RESCUE~特別高度救助隊の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月24日 365万人都市横浜を襲う今世紀最大の災害
命をかけて命を救う...
全ての青春と人生を懸けた
若者達の涙と感動の物語が今、始まる
12.2%
第2話 2009年1月31日 横浜炎上!
ビル崩壊絶体絶命の大パニック救え!
要救助527名
12.8%
第3話 2009年2月7日 壮絶な仲間の死...
土砂崩落の中、心停止へ命を懸ける意義とは
8.9%
第4話 2009年2月14日 発火ガス大量発生!!
横浜地下街、全焼か!? 史上最大の救出劇へ
10.7%
第5話 2009年2月21日 豪華客船炎上!
脱出不能600名...史上最悪の水難事故発生
10.9%
第6話 2009年2月28日 横浜地下鉄パニック724名脱出不能!!
ガス発生...絶体絶命
8.3%
第7話 2009年3月7日 土砂崩落!
生き埋め妊婦を襲う突然の陣痛 救え!新たな命
6.4%
第8話 2009年3月14日 死を覚悟した男たち 横浜を襲う最大の災害
...最期の救出へ
8.8%
最終回 2009年3月21日 ドラマ史上最悪の結末!
ベイブリッジ完全封鎖へ!最終章
8.9%

 

RESCUE~特別高度救助隊のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「365万人都市横浜を襲う今世紀最大の災害 命をかけて命を救う... 全ての青春と人生を懸けた若者達の涙と感動の物語が今、始まる」のあらすじ

横浜市安全管理局西消防署の 北島大地 (中丸雄一) は、消防隊として消火活動にあたった現場で、工場火災の炎と煙の中に取り残された女性を助けに行こうとする。しかし消防隊の隊員である大地にそんな資格も技術もなく、炎に阻まれてなす術もない。救急隊の 前園あおい (市川由衣) や 水野明日香 (笛木優子) らも見ていることしか出来ない。そんななか到着したのはオレンジの制服を纏った特別高度救助隊だった。上空からヘリコプターで女性を助け出した 葛城 (要潤) ら隊員たちの活躍を目の当たりにした大地は、特別高度救助隊の隊長・徳永 (石黒賢) に 「必ずスーパーレンジャー (=特別高度救助隊隊員) になる!」 と宣言する。大地は消防隊の同期・手塚豊 (増田貴久) にもその決意を話す。しかし特別高度救助隊の隊員はエリート中のエリート。そんな超プロ部隊に入れるわけがない、と豊は言うが、大地にはどうしても特別高度救助隊に入りたい理由があった...。

特別高度救助隊のメンバー補充に伴い、臨時試験が行われることになった。大地は豊と共に候補生として4週間の訓練を受けることになる。候補生は 不動雅志 (山本裕典)、井川省吾 (石黒英雄)、小日向剛 (大東俊介) ら24名。そのなかからほんの一握りの人間だけが特別高度救助隊への入隊が認められるのだ。教官である 大八木 (山下真司) の指導は熾烈を極め、その訓練についていけているのは不動と豊、そして気力で残っている大地だけだった。しかし地下で要救助者を探す訓練の最中、大地はパニック状態に陥ってしまう。原因は幼い頃のある体験だった。それが克服出来なければ憧れの特別高度救助隊の隊員になることが出来ない、と悩む大地。そんなある日、大地たちにがけ崩れの現場への出場要請が出る。

 

第2話「横浜炎上!ビル崩壊絶体絶命の大パニック救え!要救助527名」のあらすじ

大地 (中丸雄一) たち特別高度救助隊候補生の厳しい訓練は続き、自ら訓練所を去るものも出てきた。
どうにか残っている大地、豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典)、井川 (石黒英雄)、小日向 (大東俊介) らもふらふらだ。

さらに、落ちこぼれがちな同じ訓練生の 古賀 (浅利陽介) のために、同じ3班のメンバーである大地、井川、小日向はいつも連帯責任の罰を受けていた。
井川と小日向の我慢も限界に達したころ、大八木 (山下真司) は古賀に失格を伝えるが、大地は古賀をかばう。
大八木はそんな大地に、不動とロープで勝負しろと命じる。

そんな折、井川の妹・美香 (金澤美穂) がホール火災に巻き込まれ、大地と井川は駆けつける。

 

第3話「壮絶な仲間の死...土砂崩落の中、心停止へ命を懸ける意義とは」のあらすじ

厳しい訓練は続き、24人いた候補生たちは次々と脱落していった。
残ったのは 大地 (中丸雄一)、豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典)、省吾 (石黒英雄)、小日向 (大東俊介) ら8名のみ。
これまでの訓練時間が救助隊隊員養成課程相当と認められ、8人は救助隊員の資格を得ることになった。
あこがれのオレンジの救助服に袖を通す大地たち。
しかしスーパーレンジャーになるには、更に過酷な訓練が必要なのだ。

8人は訓練と実際の現場への出場を繰り返しながら、残りの訓練期間を過ごすことになる。
そして 大八木教官 (山下真司) から衝撃の事実が候補生たちに告げられる。
8人の中からスーパーレンジャーになれるのは2名だけだというのだ。
それを聞いた候補生たちは瞬時にお互いがライバルとなり、ギクシャクしだす。

一方落ちこぼれ候補生ながら何とか残っている 古賀 (浅利陽介) を訪ねて、祖母・美枝子 (大森暁美) が島根から出てくる。

 

第4話「発火ガス大量発生!!横浜地下街、全焼か!? 史上最大の救出劇へ」のあらすじ

スーパーレンジャーの最終試験として現場に出場した 大地 (中丸雄一) たち訓練生だったが、出場先の巨大水プラントでは異常は見つからなかった。
誤通報として引き揚げようとした矢先、爆発が起きる。
噴出しては消える炎を見た 大八木教官 (山下真司) は、特殊ガスによるものと判断。大地、豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典) らを指揮し要救助者を検索、社会科見学中の子供たちと教師を保護する。
ところが警報で施設の出入り口はすべて閉鎖され、逃げる道は閉ざされていた。

プラント内では爆発が火災を引き起こし、その影響で水を貯めている施設も損壊しつつあった。
他に逃げる道はないのか、必死で探す大地たち訓練生。
そんな時、大八木が吐血して倒れる。

 

第5話「豪華客船炎上!脱出不能600名...史上最悪の水難事故発生」のあらすじ

憧れのスーパーレンジャーになった 大地 (中丸雄一)、豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典) は、徳永隊長 (石黒賢) の隊に配属される。
徳永の隊には 葛城 (要潤)、五十嵐 (田中要次)、加納 (照英)、佃 (高橋洋) がおり、3人は厳しく鍛えられる。
特に自分の限界に挑戦するためにスーパーレンジャーになったと公言する不動は、加納にさらに厳しくしごかれた。

現場への出場を重ねるうちに、自分の持つスーパーレンジャーとしての理想と現実のギャップに気づく大地と豊。
自分の手で助けることが出来た人、自分の目の前で命を落とした人...... 特に豊は自分がこの現実を乗り越えることが出来るのか悩み始める。

そんな時、600人以上が乗船した大型客船で火災が起こり、早速大地たちは出場したが......。

 

第6話「横浜地下鉄パニック724名脱出不能!!ガス発生...絶体絶命」のあらすじ

スーパーレンジャーとしての職務を全うしようと毎日努力を重ねる 大地 (中丸雄一)、豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典)。
徳永隊長 (石黒賢) を始めとする隊員たちもそんな新人3人を温かく見守っていた。
しかし 葛城 (要潤) だけは3人のことを相手にもしない。
それどころか、スーパーレンジャーの職務内容を考えると、使えない新人は早く辞めさせたほうがいいと言う。
出場先で失敗をしてしまった大地たちには返す言葉がない。
落ち込む大地たちに、先輩レンジャーの 五十嵐 (田中要次) たちは葛城の過去について口を開く。
葛城は救助隊時代に一緒に組んでいた田口が大怪我をしたことを引きずっているというのだ。

一方、徳永隊長も葛城の超えなければいけない壁に気づいていた...。
そんな時、地下鉄の中に有毒ガスが流れ込むという災害が起こる。
大地たちは地下鉄の駅に残された人々を助けるために、出場する!

 

第7話「土砂崩落!生き埋め妊婦を襲う突然の陣痛 救え!新たな命」のあらすじ

不動 (山本裕典) の兄・忠志 (柏原収史) と知り合った 大地 (中丸雄一) と 豊 (増田貴久)。
不動の実家は代々医者の家系で、忠志も医師として YMAT (=横浜市が独自に発足させた医師・看護師による救急医療チーム。多数の重傷者や負傷者が発生した災害現場に消防と共に出場し、救急のための的確な医療活動を行う) で活躍していた。

不動も医者を目指していたが、4年前にすべてを投げ出して家を飛び出したという。
そんな弟にスーパーレンジャーとして人を救うという仕事が務まるわけがない、と言う忠志。
不動はそんな兄に反発するが、忠志と共に出場した工事現場の事故で決定的なミスをしてしまう。

一方、先輩レンジャーの 五十嵐 (田中要次) が現場を退き、内勤になることが発表された。
5人の子沢山の五十嵐の自宅に招待された大地たちは、その温かさにほっとするが......。

 

第8話「死を覚悟した男たち 横浜を襲う最大の災害...最期の救出へ」のあらすじ

救助中、トンネル崩落現場での爆発に巻き込まれた 五十嵐 (田中要次) は、瓦礫の中から脱出できずにいた。
しかもトンネル内のガス濃度が上昇し、爆発の危険性が増していた。
指令センターの 芹沢 (石橋凌) からは退避命令が出されるが、徳永隊長 (石黒賢) を始め、大地 (中丸雄一)、豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典) たち隊員は五十嵐を見捨てることは出来ない、と必死で救出作業を続ける。
自分の身を危険にさらしながら救出を試みる仲間に、五十嵐は瓦礫の中から無線で語りかける......。

 

最終回「ドラマ史上最悪の結末!ベイブリッジ完全封鎖へ!最終章」のあらすじ(ネタバレ注意)

五十嵐 (田中要次) の殉職の一件で解散となった SR・徳永隊。
葛城 (要潤)、加納 (照英)、佃 (高橋洋) は内勤に、豊 (増田貴久) と 不動 (山本裕典) は消防隊へ...... 隊員たちは皆、SR の職を解かれバラバラに配属されていた。懲戒解雇の処分を受けた 大地 (中丸雄一) は、かつての教官・大八木 (山下真司) を訪ねる。自分を助けてくれた 宮崎 (山本耕史) のような救助隊員になりたかったと言う大地。大八木は、今この瞬間の救助のことしか考えていない大地と宮崎との違いを諭す。

一方、横浜市内の火力発電所で起きた火災は甚大な被害をもたらしつつあった。
取り残された作業員や見学者を助けようにも火の勢いは収まらず、救助隊員や SR たちの負傷者も増え続けるばかり。
芹沢 (石橋凌) は 徳永隊長 (石黒賢) に、ある命令を下す!

※TBSHPより引用

ラブシャッフル

 

ラブシャッフルの概要

2009年1月16日からTBS系列で放映。脚本家・野島伸司と伊藤一尋プロデューサーのコンビによるオリジナルラブコメディ。

20代半ばから30代の高級マンションの同じフロアに住む男女4人が、それぞれの恋人を恋人交換(ラブシャッフル)しながら恋愛や人生を見つめなおすことをテーマにしたドラマ。

主演の玉木宏が恋人から婚約解消を告げられる冴えないエリートサラリーマン役に挑戦。

ラブシャッフル 動画 (最終回の結末に注目!)  


ラブシャッフルの主題歌

 Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー) 「Fantasy(邦題:宇宙のファンタジー)」


ラブシャッフルの出演者

宇佐美啓 ...... 玉木 宏
逢沢愛瑠 ...... 香里奈
世良旺次郎 ...... 松田 翔太
大石諭吉 ...... DAIGO(BREAKERZ)
早川海里 ...... 吉高 由里子
上条玲子 ...... 小島 聖
香川芽衣 ...... 貫地谷 しほり
菊田正人 ...... 谷原 章介

 

ラブシャッフルのスタッフ

脚本:野島伸司
プロデューサー:伊藤一尋
演出:土井裕泰、山室大輔、坪井敏雄
音楽:神坂享輔、MAYUKO、井筒昭雄
制作:TBSテレビ
製作著作:TBS

 

ラブシャッフルの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月16日 恋人交換する? 10.0%
第2話 2009年1月23日 運命の人は一人だけですか? 10.7%
第3話 2009年1月30日 愛情なのか友情なのか 8.2%
第4話 2009年2月6日 君を守るのは僕だ 9.6%
第5話 2009年2月13日 僕の就職とプールの告白 8.9%
第6話 2009年2月20日 元カノに似てるのは君なんだ 8.3%
第7話 2009年2月27日 満月の夜の告白 7.6%
第8話 2009年3月6日 キスは突然炎のごとく 7.5%
第9話 2009年3月13日 愛の裏返しは孤独だった 7.0%
最終回 2009年3月20日 運命の人にめぐり逢うために 10.1%

 

ラブシャッフルのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「恋人交換する?」のあらすじ

29歳の若さで一流IT企業の課長の座にいる宇佐美啓(玉木宏)。啓は一見、人から見ればエリート然としているが、実態は二流の大学すらろくに卒業出来ず、婚約者である香川芽衣(貫地谷しほり)の父親の会社にコネ入社。高級マンションの最上階に住んではいるものの家賃も養父に出して貰っているという男。
そんな分不相応な生活を手に入れた啓だったが、結婚を三ヵ月後に控えたある日、突然、芽衣から婚約解消を言い渡され、愛情と安定した生活を失う憂き目に直面する。芽衣の突然の心変わりが理解できず、何とかして芽衣の気持ちを取り戻したいと願う啓...。

そんな矢先、啓は帰宅したマンションのエレベーターで偶然、同じフロアに住んでいるらしき三人、三ヶ国語を操る通訳の逢沢愛瑠(香里奈)、女性専門のプロカメラマン・世良旺次郎(松田翔太)、心療内科医の菊田正人(谷原章介)と乗り合わせるが、雷雨による停電でエレベーター内に閉じ込められてしまう。復旧を待つ間、正人の提案で啓たち四人は互いに自己紹介をするが、啓はひょんなことから婚約者と上手くいっていないことを告白。一見恵まれた環境と容姿を持つほかの独身の3人もそれぞれ何かしら問題を抱えている様子で、4人は急速に打ち解ける。

数日後...4人は正人の提案したあるアイデアを実行するためにレストランに集まった。啓は芽衣を、愛瑠は青年実業家の大石諭吉(DAIGO)を、旺次郎は人妻の上条玲子(小島聖)というそれぞれのパートナーをともなって。しかし、啓は乗り気でなかった。なぜなら、正人の提案とは、互いにそれ程上手くいっていない自分のパートナーを皆で「ラブシャッフル=恋人交換」してみるというものだったからだ...。

 

第2話「運命の人は一人だけですか?」のあらすじ

ひょんなことから知り合いになった同じマンションに住む、啓(玉木 宏)、愛瑠(香里奈)、旺次郎(松田翔太)、正人(谷原章介)は、お互いのパートナーと共に"ラブシャッフル=恋人交換"をすることになる。1週間ごとに相手をシャッフルするというルールのもと集まった8人。最初のラブシャッフルは、啓が旺次郎のパートナー・玲子(小島 聖)と、愛瑠が旺次郎と、正人が啓のパートナー・芽衣(貫地谷しほり)と、愛瑠のパートナーである諭吉(DAIGO)が正人の患者の海里(吉高由里子)と恋人として過ごすこととなる。

芽衣に未練タラタラの啓は、婚約解消を言い出した芽衣の気持ちを取り戻せるのか不安を抱きつつも玲子とデートを始める。啓は人妻でありながら積極的に恋人関係を楽しもうとする玲子の態度にタジタジ。玲子は肉体関係を結ぼうと啓をホテルに誘う。
一方、愛瑠はカメラマンの旺次郎に写真撮影をしてもらうことに。しかし撮影時、旺次郎から執拗な質問攻めを受ける。ほか、諭吉は海里とデートをするが海里は寡黙な態度。正人と芽衣は意外にも順調に関係を築いていた。

そんな時、啓は玲子と出掛けたバーで外国人客と小競り合いになってしまう。

 

第3話「愛情なのか友情なのか」のあらすじ

啓(玉木宏)は、記憶にはないものの酔った勢いで最初のラブシャー相手・玲子(小島聖)と一夜を過ごしてしまった。啓は愛瑠(香里奈)・旺次郎(松田翔太)・正人(谷原章介)に、玲子とのことを芽衣(貫地谷しほり)に言わないで欲しいと口止めをする。しかし、そんな啓に2回目のラブシャー相手が芽衣である旺次郎は、挑発的な態度を見せ、啓の不安を煽る。そんな矢先、啓は婚約解消されそうなことを知らない芽衣の兄・浩介(野村祐人)から、結婚披露宴の招待客リストを見せられ、その凄さに驚き芽衣を呼び出す。慌てる啓に芽衣は、「旺次郎と寝た」と告白。啓は恐れていた出来事に愕然となる。

その夜、啓は恒例になった愛瑠・旺次郎・正人との集まりで、旺次郎が撮影した芽衣の写真を見せられる。今まで見たことがない芽衣の姿を写真で見た啓。芽衣から、旺次郎と体の関係を持ったことを告げられたと3人に告白する。しかし啓は、「芽衣の言ったことは信じていない」というが、旺次郎は「芽衣と関係を持った」と芽衣の発言を肯定。旺次郎の発言に激昂した啓は、旺次郎を殴り...ラブシャッフルを止めると言い出す。

一方、愛瑠はラブシャー相手の正人が、かつて恋人に自殺された過去があると知り...。

 

第4話「君を守るのは僕だ」のあらすじ

3回目のラブシャッフルが始まり、啓(玉木宏)は愛瑠(香里奈)、旺次郎(松田翔太)は海里(吉高由里子)、正人(谷原章介)は玲子(小島聖)、そして諭吉(DAIGO)は芽衣(貫地谷しほり)と、カップルとして過ごすことになった。啓は丁度お互いの恋人を交換する形になった諭吉から、「芽衣と愛瑠の気持ちが"元サヤ"に戻るよう互いに協力し合おう」と言われる。だがそんな男二人の思惑はなかなか愛瑠と芽衣には伝わらず、むしろ空回りしてしまう。
数日後、デートで海辺にドライブに出掛けた啓と愛瑠は偶然!?にも諭吉と芽衣に遭遇。四人は合流して砂浜で遊びに興じる。ところが、啓と諭吉が買い出し中に、愛瑠と芽衣は数人の男たちに絡まれ、連れ去られてしまう。啓は無数のオートバイが集まり若者たちが喚声を上げている輪の先に、愛瑠と芽衣が寄り添うようにしゃがんでいる姿を見つけ、若者・滝川陽治(大東俊介)たちに怒りを爆発させ...。

一方、心にタナトス(=死への欲求)を抱え周囲にあまり関心を見せなかった海里はラブシャー相手の旺次郎によって変化の兆しを見せ始める。また、正人と玲子の間でも玲子によって正人の態度に微妙な変化が生まれる。

 

第5話「僕の就職とプールの告白」のあらすじ

1週間ごとに行っていた「ラブシャッフル=恋人交換」が3回実行され、4組8人による一通りのシャッフルが1巡り終了。正人(谷原章介)の提案で、とりあえず一度元のカップルに戻ってどんな変化が起きるのかを知る"元サヤシャッフル"が行われることになる。
啓はようやくラブシャッフルから脱することが出来そうな兆しが見えてきたことにホッとするが、そんな啓の思いとは裏腹に、愛瑠(香里奈)、芽衣(貫地谷しほり)、海里(吉高由里子)、玲子(小島聖)の4人は女だけでの集まりを行い、ラブシャッフルが2巡目、3巡目に入った場合に備えて、互いに自分が接してみて感じた啓(玉木宏)、旺次郎(松田翔太)、正人、諭吉(DAIGO)らの情報交換を行う。

ある日、啓は芽衣と元サヤに戻るためには自分自身が本来の姿に戻るべきだと考え、芽衣のコネで勤めていた会社に辞表を提出。一から出直そう考える。ところが、啓がそのことを芽衣に報告すると、「啓の行動は身勝手だ」と非難し怒ってしまう。安定した仕事や暮らしを失っても芽衣の気持ちさえ自分に残ってくれればそれで良いと思っていた啓は深く落ち込むが、そんな啓を愛瑠、旺次郎、正人らは励ます。そして、啓はとりあえず再就職活動を始めるのだが...。

 

第6話「元カノに似てるのは君なんだ」のあらすじ

芽衣(貫地谷しほり)と元サヤに戻り、"ラブシャッフル=恋人交換"から卒業?しようとしていた啓(玉木宏)だったが、芽衣の「ラブシャッフルメンバーの中に気になる人がいる」という爆弾発言により、結局、引き続きラブシャッフルの2巡目に参加することになる。啓は"芽衣の意中の人が一体誰なのか"という疑問が日々脳裏から離れない。そんな中、啓は辞表を出したはずの会社からの呼び出しを受け、芽衣の兄・浩介(野村祐人)に課長から部長への昇進を言い渡され、仕事だけは元サヤに戻ることになる。

ある日、愛瑠(香里奈)や旺次郎(松田翔太)との話で正人(谷原章介)の自殺した恋人が芽衣に似ているらしいとの情報を聞いた啓は、芽衣の気になる人が正人なら、二人は相思相愛になると気づき、一層気持ちが滅入るが、会社では部長に昇進したことでにわかに女子社員からモテはじめる。
そんな矢先、啓がラブシャー相手の玲子(小島聖)のもとに赴くと、なんとそこには玲子の夫・上条(尾美としのり)によって呼び出された正人、旺次郎、諭吉(DAIGO)の三人が勢ぞろいしていた。啓は他の三人と共に、上条に対し玲子との不貞を詫びるのだが...。

 

第7話「満月の夜の告白」のあらすじ

旺次郎(松田翔太)や正人(谷原章介)と一緒にいたサウナから、間違えて正人の鍵を持ってきてしまった啓(玉木宏)。玄関先で遭遇した愛瑠(香里奈)にそそのかされ、正人の部屋に飾ってある元恋人の写真を見に行くことにする。正人の書斎に忍び込んだ啓と愛瑠は、正人が幸せそうな笑顔で写る2ショット写真を見るが、なんと正人と一緒に写っていたのは、旺次郎にそっくりな青年の姿だった。正人の元恋人が男性だったという意外な事実に衝撃を受ける啓と愛瑠。そんな二人の前に戻って来た正人は、自分がバイセクシュアルだと告白する。正人の告白に驚きつつも啓と愛瑠は今まで通り正人と接するよう努める。

そんな中、2周目に入っているラブシャッフルでは、今週は啓と海里(吉高由里子)、愛瑠と正人、旺次郎と芽衣(貫地谷しほり)、諭吉(DAIGO)と玲子(小島聖)という組み合わせで行われる。旺次郎は啓に、「芽衣の意中の人は自分かも」といい、もしそうなら素直に芽衣を諦めて吹っ切った方がいいと言われてしまう。そんな啓に強い友情を抱く諭吉は、芽衣のことで気を揉む啓のために、芽衣の動向を監視するのだが...。

 

第8話のあらすじ

海里(吉高由里子)を父親の元から連れ出し、自分たちのマンションに連れてきた啓(玉木宏)と旺次郎(松田翔太)。海里を加え、愛瑠(香里奈)、正人(谷原章介)らと恒例のパジャマパーティーを行う。日頃から、"二十歳の誕生日に死ぬ"と宣言している海里の誕生日が翌日に迫り、啓たちはある企画を立てる。それは、海里の誕生日をみんなで一緒に過ごし、カウントダウンしながら海里に自殺を思いとどまらせようというものだった。誕生日当日、啓と愛瑠は海里の誕生日プレゼントを買いにデパートへ、旺次郎は海里を連れて出掛ける。一方、芽衣(貫地谷しほり)の気になる人が本当は自分だったと知ってしまった諭吉(DAIGO)は芽衣から予定通り啓と結婚することにしたとの報告を受け、複雑な心境になる。

そんな中、啓、旺次郎、諭吉の男3人は正人から「大至急来てくれ」との呼び出しメールを受け集まるのだが、そこで玲子(小島聖)から妊娠していると告げられ愕然となる。啓たちは誰が父親なのか大騒ぎになるが、玲子は「誰の子供か詮索するつもりはない。夫の子供として育てる」と告げる。

同じ頃、愛瑠は正人の後輩医師である亀井(袴田吉彦)とのデートを終え、亀井に送って来てもらったところを啓と遭遇。愛瑠は、啓からラブシャー相手である自分以外の男と逢っていたことを非難され、言い争いになり...。

 

第9話「愛の裏返しは孤独だった」のあらすじ

海里(吉高由里子)が突然、旺次郎(松田翔太)の部屋からいなくなった!啓(玉木宏)と愛瑠(香里奈)は、海里の行方が分からず徐々に様子がおかしくなる旺次郎を心配する。しかし、正人(谷原章介)だけは冷静な態度で旺次郎に甲斐甲斐しく世話をしていた。そんな正人の態度に、愛瑠は「ワザと旺次郎の心を壊して付け入ろうとしているんじゃない?」と正人を非難する。信じがたい啓は愛瑠の発言を諌めるが、正人は愛瑠の糾弾発言を肯定。啓と愛瑠は正人の開き直った態度に愕然となる。

そんな矢先、啓は諭吉(DAIGO)にも海里の捜索を依頼する。快く引き受ける諭吉だが、諭吉も啓にお願いしたいことがあると切り出した。それは、芽衣(貫地谷しほり)を自分に譲って欲しいというものだった!諭吉は、「芽衣さんの気になる人は、僕の事なんです」といい、その上で芽衣を譲って欲しいと啓に土下座する。しかし、啓は諭吉の申し出を取り合わず、その場を後にする。

一方、愛瑠は玲子(小島 聖)を呼び出し旺次郎のことを相談する。すると玲子は、海里は正人の部屋に遺体となって隠されているのではと言い出す。玲子の発言に触発された愛瑠は啓と共にマンション内を捜し回るが...。

 

最終回「運命の人にめぐり逢うために」のあらすじ(ネタバレ注意)

高級マンションの同じフロアに住み、ふとしたことから顔見知りになった啓(玉木宏)、愛瑠(香里奈)、旺次郎(松田翔太)、正人(谷原章介)たち。この4人を中心に「運命の人は本当に一人だけなのか?」「愛情か?相性か?」という疑問を確かめるため、それぞれの恋人を交換するという「ラブシャッフル」を始めた8人の男女。

ラブシャッフルを始めた当初、啓は恋人・芽衣(貫地谷しほり)の気持ちを自分に引き戻したいと右往左往していたが、芽衣からようやく元サヤに戻り予定通り結婚したいと言われ、無事結婚する運びとなる。そんな啓を愛瑠・旺次郎・正人は祝福し結婚式の日を迎える。

旺次郎の前から姿を消した海里(吉高由里子)が生きていた!しかし、今さら旺次郎には会えないと海里は言い...。

啓は芽衣と結婚し自分のキラキラを見出せるのか?
愛瑠は新恋人?・亀井(袴田吉彦)と結ばれるのか?
旺次郎は海里と再会を果たせるのか?
正人は...?
玲子(小島聖)は...?

8人の男女による「ラブシャッフル」。大事なのは、愛情?相性?
「ラブシャッフル」というパンドラの箱を開けた彼らが迎える結末は!?

※TBSHPより引用

必殺仕事人2009

 

必殺仕事人2009の概要

2009年1月9日からテレビ朝日系列で放映。1月4日には新春スペシャル版と題して2時間の特別番組が放送された。

「必殺」シリーズの第31作目となる今作は、「必殺仕事人」シリーズ30周年、テレビ朝日開局50周年記念作品となる。

東山紀之,松岡昌宏,大倉忠義の3人によるユニット「The SHIGOTONIN」が主題歌を担当している。

必殺仕事人2009 動画 (最終回の結末に注目!) 


必殺仕事人2009の主題歌

 The SHIGOTONIN 「鏡花水月」


必殺仕事人2009の出演者

渡辺小五郎 ...... 東山 紀之(少年隊)
経師屋の涼次 ...... 松岡 昌宏(TOKIO)
からくり屋の源太 ...... 大倉 忠義(関ジャニ∞)
玉櫛 ...... 水川 あさみ
如月 ...... 谷村 美月
大河原伝七 ...... 福士 誠治
坂元勘助 ...... 宇梶 剛士
作太郎 ...... 前田 航基(まえだまえだ)
番太の半次 ...... 平野 貴大
渡辺こう ...... 野際 陽子
渡辺ふく ...... 中越 典子
中村りつ ...... 白木 万理
中村せん ...... 菅井 きん
花御殿のお菊 ...... 和久井 映見
中村主水 ...... 藤田 まこと

 

必殺仕事人2009のスタッフ

脚本:寺田敏雄、岡本さとる、前川洋一、森下直、後藤法子
音楽:平尾昌晃
監督:石原興、原田徹、酒井信行、山下智彦
チーフプロデューサー:森山浩一(ABC)
プロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)、柴田聡(ABC)、山川秀樹(テレビ朝日)、武田功・三好英明(松竹)
制作:ABC、テレビ朝日、松竹株式会社

 

必殺仕事人2009の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月9日 一刀両断 14.7%
第2話 2009年1月16日 厚顔無恥 11.4%
第3話 2009年1月23日 偽装詐欺 11.9%
第4話 2009年2月6日 薬物地獄 10.9%
第5話 2009年2月13日 因果応報 12.5%
第6話 2009年2月20日 夫殺し 12.7%
第7話 2009年2月27日 金が仇 12.8%
第8話 2009年3月6日 一発勝負 13.1%
第9話 2009年3月13日 怪物親 13.7%
第10話 2009年3月20日 鬼の末路 9.6%
第11話 2009年4月10日 仕事人、死す!! 10.4%
第12話 2009年4月17日 冤罪 10.0%
第13話 2009年4月24日 給付金VS新仕事人 12.7%

 

必殺仕事人2009のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「一刀両断」のあらすじ

江戸の街では、夜中に出歩く若い娘が陵辱されて殺される事件が立て続けに起こっていた。今日も、お佐代(町田マリー)という娘が死体で見つかった。悲しみに暮れる父親の仁吉(山田辰夫)と妹のお絹(小林涼子)を横目に、南町奉行所見廻り同心・小五郎(東山紀之)は不機嫌な表情だ。

それもそのはず、最近、江戸中の女たちは皆、色男ばかりが揃っている夜遊び場・美景庵に熱狂しており、小五郎の好きな芝居も閑古鳥が鳴いて打ち切りになったのだった。だが、美景庵は、店に来た若い女を陰で男たちに斡旋して儲けた上、女たちを消すという非道な商売をしていた。お佐代を殺したのも、美景庵の信次と名乗る男(中村俊介)だった。

仁吉は、娘の仇を討ってくれと、三番筋で仕事を依頼する。だが、陰で聞いていた花御殿のお菊(和久井映見)は、それが世間体を気にしたゆえの依頼だと知ると、きっぱりと断った。しかし、何か裏があるとにらんだお菊が、源太(大倉忠義)に出前がてらに美景庵を探らせると、その背後には廻船問屋・野崎吉衛門(田宮五郎)がいるとわかる。陰では違法の賭場も開いていると言われる人物だ。

その頃、姉の仇である信次を探そうと美景庵にやってきたお絹は、店の前で直助という男に出会う。彼が実は姉を殺した人物・信次であることも知らずに、お絹は直助と親しくなっていく。

一方、仁吉は凶器を手に美景庵を訪れ、主の次郎(荒木宏文)に信次を出せと迫るが、逆に用心棒・鬼丸(工藤俊作)によって返り討ちにされてしまう。息も絶え絶えの仁吉は再び三番筋で仕事を依頼した後、息を引き取る。今度こそはお菊も仁吉の願いを聞き入れ、仕事が始まった。

涼次(松岡昌宏)は吉右衛門の賭場を訪れると、彼の首筋に道具の錐を突き刺す。源太は美景庵の用心棒・鬼丸の首をからくり蛇で絞めた。さらに、中村主水(藤田まこと)も、美景庵の主・次郎を小刀で突き刺した。

そんな矢先、南町奉行所に直助が自訴してくる。そして、お佐代を殺したことは隠したまま、罪を打ち明けた。お絹の懇願もあって、お目こぼしが決まり、直助は自由の身に。だが、直助は自分を待つお絹の元に帰る気はなかった。目撃者の証言で直助のお佐代殺しの確証を得た小五郎は、お絹までも裏切った直助を一刀両断に斬ったのだった。

【ゲスト出演者】中村俊介、小林涼子、山田辰夫、荒木宏文、藤井隆、陣内智則、田宮五郎、工藤俊作、野仲イサオ ほか

 

第2話「厚顔無恥」のあらすじ

江戸の河原に辻斬りが現われ、街は騒然となる。一方、南町奉行所では、江戸随一と言われる剣術師範の笠原監物(目黒祐樹)と息子・太平(浜田学)を招いて、指南を受けることになった。剣術の稽古と聞いて、見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)や自身番の中村主水(藤田まこと)は憂鬱な気分に。

一方、源太(大倉忠義)は、往来で若侍たちに絡まれたところを、佐藤数馬(忍成修吾)という若者に助けられる。彼は笠原の道場で剣の腕を磨く剣士であった。数馬の気持ちの良い人柄と、貧しさに負けずに息子を支える母・みち(賀来千香子)の優しさに触れ、心の和む源太。

そんな矢先、数馬が剣の腕を認められて、太平の付け人になることが決まった。息子の夢を叶えるため、汗と埃にまみれて働くみちの力になろうと、源太は花御殿のお菊(和久井映見)に相談して、経師屋の涼次(松岡昌宏)の手伝い仕事を紹介した。

ところが、太平の付け人となった数馬が知らされたのは、太平とその付け人・加治田文蔵(尾上松也)と松村金八(仲野毅)が辻斬りの正体だという事実だった。ショックを受けた数馬は母・みちに道場を辞めたいと申し出るが、辻斬りの事実を知らないみちは、もう少し辛抱してみろと説くのだった。

源太の励ましもあって、数馬は悩んだ末に道場を辞めようと決心する。しかし、秘密が漏れるのを恐れた太平たちによって、激しい稽古の形を借りた"かわいがり"によって、袋叩きにされて殺されてしまう。太平は、数馬の死を稽古中の事故と説明。かの笠原道場で起こった事件とあって、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)も詳しく調べようとしない。結局、数馬の死は事故として片付けられた。泣き崩れるみちを前に、源太も憤りを隠せない。

実は、監物は事件の真相に気づいていた。しかし、彼は将軍家剣術指南役になろうとする息子かわいさのあまりに、太平に武者修行の旅に出るよう命じ、その間に事件の隠蔽をしておくと告げた。笠原道場を訪れ偶然その話を聞いたみちは、監物の卑怯さを責め、息子を返せと迫るが、逆に監物によって斬り捨てられてしまう。

涼次がみちに払い損ねた手間賃を頼み料に、仕事が始まった。お菊が太平らを誘って酒に酔わせると、涼次が松村を、主水が加治田を、源太が太平を仕留めた。一方、小五郎は笠原道場を訪れ、監物を斬ったのだった。

【ゲスト出演者】賀来千香子、忍成修吾、目黒祐樹、浜田学 ほか

 

第3話「偽装詐欺」のあらすじ

江戸の街で絵師の男が殺され、持ち物から枕絵が見つかった。事件そっちのけで絵の出来栄えに感心する見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)。一方、経師屋の涼次(松岡昌宏)はなぜか、珍しく羽振りの良い毎日を送っている様子だ。

その頃、花御殿のお菊(和久井映見)は、知り合いのお静(清水美沙)のことで、中村主水(藤田まこと)に相談に来ていた。お静の夫・平吉(吹越満)は伊能派の腕の良い絵師だったが、型にはめられるのを嫌って伊能派を辞めて以来、酒を飲んではお静に暴力をふるっていたのだ。

だが、お静が体を壊したのを目の当たりにし、平吉は真面目に働くことを決意。浮世絵の版元・鶴屋忠左衛門(西田健)の元で働き始めた。鶴屋と言えば、今、江戸で流行りの正体不明の絵師・酒楽による役者絵を売り出して大儲けしている版元だ。

一方、南町奉行所では、吟味方与力・桐野半兵衛(谷口高史)直々の命令で枕絵の取り締まりが決まり、鶴屋も調べることに。小五郎は、自分の好きな役者絵にまつわる仕事とあって、めずらしく進んで役目を買って出たが、鶴屋に怪しい様子はなかった。

鶴屋の職で暮らし向きの良くなった平吉だが、描きたい絵が描けずに息苦しさを感じるようになっていた。それを察したお静の励ましに後押しされて鶴屋を辞めた平吉だったが、その直後に殺されてしまう。死体の傍らには枕絵が......

同じ頃、春屋という貸本屋が枕絵を扱っているという密告があり、奉行所の手入れが入る。覚えがないと訴える春屋だったが、桐野の指示による厳しい拷問の末、以前殺された絵師と平吉の2人に枕絵を描かせていたと認めさせられ、2人の殺害も自白してしまう。

しかし、春屋で枕絵を描いて小遣い稼ぎをしていた涼次は、小五郎に対し、平吉が枕絵を描くような男ではないと断言。平吉は偽酒楽として絵を描かされた後、殺されて枕絵作者の濡れ衣を着せられたのだと推測する。鶴屋は、与力の桐野と手を組み、酒楽が死んだ後も偽の酒楽を立てて大儲けしていたのだ。

そんな矢先、お静は、平吉が枕絵を描いていなかったと証言するように鶴屋に訴えるが、逆に鶴屋の用心棒・佐久間(稲健二)によって殺されてしまう。平吉とお静の無念を晴らすべく、仕事が始まった。主水は佐久間を、源太(大倉忠義)は鶴屋の番頭・吾介(本城丸裕)を仕留めた。涼次は新しい絵師を装って鶴屋を訪れると、鶴屋の首に錐を突き立てた。一方、小五郎は奉行所から出て来た桐野を斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】吹越満、清水美沙、谷口高史、西田健、稲健二、本城丸裕 ほか

 

第4話「薬物地獄」のあらすじ

大河原伝七(福士誠治)は、同心の杉内久左衛門(石倉三郎)らとともに、阿片が取引されているという船着場を調べるが、旗本の望月十郎(梨本謙次郎)の船を取り調べたせいで、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から蔵の整理役を命じられてしまう。

代わりに見廻り同心として渡辺小五郎(東山紀之)と組むことになったのは、安川新吾(市川亀治郎)だった。新吾は5年前、見廻りの最中に火事に巻き込まれて死んだ父の跡を継いで同心になった仕事熱心な男だ。

新吾は見廻り中に、望月の中間・平内(中西良太)と如月(谷村美月)がもめているところに出くわす。まんまと逃げおおせた如月だったが、このとき平内からスったサイフには、阿片と、その取引に用いる木札が入っていた。そのせいで、如月は涼次(松岡昌宏)ともども命を狙われてしまう!

そんな矢先、香具師の元締めで裏世界の顔役である入船の嘉助(有川博)が何者かによって殺された。嘉助は大の阿片嫌いで知られていたため、新吾は阿片を売りさばく者の犯行だとにらむ。そんな新吾に、間一髪で難を逃れた如月から平内のサイフが届けられた。

事件に平内が絡んでいると知った新吾が望月家を張っていると、源太(大倉忠義)の昔の友人で阿片の売人である米七(市瀬秀和)がやってくる。新吾は、屋敷から阿片を持ち出した米七をつかまえ、事件の真相を問いつめるが、米七は暗闇奉行なる人物が黒幕であることを告げたところで、何物かによって投げられた手裏剣によって殺された。

怒りに燃える新吾だが、望月家を調べていることがわかると、勘助から蔵の整理役を言い渡されてしまう。だが、蔵の整理をしていた新吾は、古い文書から、かつて父親も暗闇奉行を追っていたことを知る。新吾は、当時、父親と組んでいた杉内に相談するが、暗闇奉行のことは他言しないように忠告される。
 
そこで、新吾は如月から受け取った木札を使って、望月家に潜入を試みる。だが、正体を見抜かれて、阿片を吸わされた末に暗闇奉行によって殺されてしまう。暗闇奉行の正体は、同心・杉内だったのだ。

嘉助に世話になったお菊(和久井映見)が頼み人となって、仕事が始まった。まず、源太が船着場にいる平内に船で近づき、からくり蛇で命を奪った。次に、中村主水(藤田まこと)と涼次が、座敷で芸者遊びに興じる望月とその警護をする塚田を仕留める。そして、小五郎が杉内を斬り捨て、新吾の仇を討ったのだった。

【ゲスト出演者】市川亀治郎、石倉三郎、梨本謙次郎、中西良太、有川博、入江毅、市瀬秀和 ほか

 

第5話「因果応報」のあらすじ

江戸で人々から崇められる住職・正円(平幹二朗)による大仏の建立が決まった。こう(野際陽子)やふく(中越典子)に付き添って寺にやってきた小五郎(東山紀之)は、2人が正円を前に、見栄を張って大金を寄進するのを見て渋い顔。

一方、大仏建立のために新たに導入された商い税に源太(大倉忠義)も反感を隠せない。そんな源太の知り合いの棟方宗兵衛(堤大二郎)をはじめ、大仏建立のために、宮大工棟梁たちが江戸に集められた。

旗本・田上重太郎(藤田宗久)から大仏建立を一任された材木問屋・松木屋(谷本一)は、近辺の住民の立ち退きを始める。小五郎は、立ち退きを断った男が松木屋の雇ったやくざ者・仁吉(細川純一)らによって袋叩きになっているのを助けるが、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から、立ち退きの邪魔をするなと厳重注意を受けてしまう。

そんな中、松木屋が手配したのが粗悪な材木だという事実を知った宗兵衛。ひそかに松木屋から大仏の図面を盗み出すと、仲間の棟梁・佐平(徳井優)に向かって、不正を寺社奉行に訴えると言い放った。だが、その矢先、仁吉らによって宗兵衛の家族は斬り殺され、家には火を放たれてしまう。

それを知り、宗兵衛の娘に思いを寄せていた作太郎(前田航基)もショックを受ける。宗兵衛の息子・耕太(小杉彩人)だけは、源太の家に泊まりに来ていたおかげで難を逃れた。その耕太の証言で、宗兵衛が松木屋の不正について佐平と話していたことがわかる。しかし、小五郎から話を聞かれた佐平は、不正は宗兵衛の勘違いだったとしらをきる。佐平は、松木屋とつながっていたのだ。

さらに、涼次(松岡昌宏)の調べで、正円と田上が結託しており、大仏建立も商い税も2人の私利私欲のためだったことがわかる。

耕太の頼みで、仕事が始まった。まず、酒盛りに興じる佐平の首を源太が絞め上げた。続いて、松木屋の番頭と仁吉が酔って歩いているところを、小五郎が流れるような太刀さばきで斬った。さらに、中村主水(藤田まこと)が自宅で金を勘定する松木屋を、涼次がひな壇の上で説法する正円を仕留めた。そして、小五郎が田上を一太刀で斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】平幹二朗、堤大二郎、徳井優、谷本一、藤田宗久、伊庭剛、細川純一、小杉彩人、松本梨菜 ほか

 

第6話「夫殺し」のあらすじ

小五郎(東山紀之)は、こう(野際陽子)とふく(中越典子)から、病気を患う親戚の見舞いを押し付けられる。小五郎を迎えた伊勢崎藤五郎(西村和彦)は、地位の高い寺社役付き同心であるにもかかわらず、病の妻・初枝(田中美里)の看病をしながら暮らす感じの良い侍だった。だが、妻の薬代のせいで借金がかさんだ藤五郎は、小五郎にも借金を頼むほど金に困っているようで......

一方、不景気で金に困った涼次(松岡昌宏)は、お菊(和久井映見)の頼みで、病を治すと評判の陰陽師・百瀬清水(篠井英介)について探ることに。彼の力は医者の隆玄(岩崎ひろし)も認めるほどだが、病人を身内に持つ者につけこんだ霊感商法だという噂もある。

そんな矢先、清水に騙されたという被害者・喜兵衛(樋浦勉)の訴えで、小五郎は伝七(福士誠治)とともに清水を取り調べに行くことになった。だが、清水の祈祷所の門前に出てきたのは、あの藤五郎だった。藤五郎は、陰陽師は町奉行の管轄外だと言い放つと、こないだとは打って変わった厳しい顔で2人を追い払った。

町奉行への訴えもままならず、喜兵衛は、清水に払うために借りた金の返済に困ることに。しかも、その借金の証文を買い取ったのは、あの医者・隆玄であった。隆玄の弟子・作治(篠塚勝)に娘を奪われ、喜兵衛は絶望の末に自殺してしまう。

一方、小五郎が初枝を訪ねると、彼女の暮らし向きは以前とくらべ良くなった様子で、首には清水の数珠が。初枝は自分が余命を生きる身であることを明かすと、夫が良からぬことに手を染めているのでは、と心配する。

初枝の心配どおり、藤五郎は妻の命を永らえるための薬欲しさに、清水と隆玄と組んでいたのだった。2人に頼まれ、藤五郎は清水を訴えようとしている商人を斬ろうとするが、見張っていた涼次に阻まれ、仕損じてしまう。

この事件が起こって、いよいよ町奉行所も本格的に清水の探索に乗り出した。小五郎は藤五郎に手を引けと忠告するが、藤五郎は妻を生かすためなら仏も斬ると言い放った。そして、隆玄の弟子・作治とともに、藤五郎は商人たちを斬り殺した。

そんな矢先、初枝の容態が悪化する。初枝は息も絶え絶えに、生き地獄に落ちた夫を仕事にかけてほしいと小五郎に頼んだ。仕事が始まり、涼次は隆玄を、源太(大倉忠義)は作治を、中村主水(藤田まこと)は清水を仕留めた。小五郎は、夫と一緒に三途の川を渡るのが願いという初枝の言葉を噛み締め、藤五郎を斬った。同じ頃、初枝も病床で息を引き取ったのだった。

【ゲスト出演者】西村和彦、田中美里、篠井英介、岩崎ひろし、篠塚勝、樋浦勉 ほか

 

第7話「金が仇」のあらすじ

近頃、江戸では、米の価格が急激に値上がりしていた。それというのも、金儲けの名人と噂される物産問屋主・江上屋芳太郎(津田寛治)が米を買占め、相場を操っているからだ。その強引なやり口は、民衆が鳶頭の政五郎(峰蘭太郎)を先頭に江上屋に抗議行動を起こすほどだった。

そんな江戸に、奥州黒川藩の田舎侍・藤戸又兵衛(渡辺いっけい)がやってきた。ひょんなことから又兵衛と出会った如月(谷村美月)は、又兵衛の人の良さに感心し、涼次(松岡昌宏)に、又兵衛を家に泊めるよう頼み込む。又兵衛が経師屋仕事を手伝うのを条件に渋々了承する涼次。又兵衛によれば、藩の大事を託されて江戸にやってきたという。

又兵衛が向かったのは、あの江上屋だった。実は、十年前、又兵衛はやくざ者に襲われた江上屋を助けたことがあったのだ。又兵衛が黒川藩の漁場を担保に金を融通してほしいと頼むと、江上屋は快諾。だが、又兵衛が帰ると、江上屋は番頭・勘六(中原丈雄)に黒川藩の漁場の価値を調べるように命令し......

そんな矢先、江上屋への抗議活動の先頭に立っていた鳶頭の政五郎が、何者かによって殺された。伝七(福士誠治)の見立てでは、かなり腕の立つ者の仕業のようだ。

一方、江上屋は、自分が貸した金で米を買い占めて相場で儲ければいいと又兵衛に提案する。何もせずに金が儲かるという話に実感のわかない又兵衛だが、自分への恩返しだという江上屋の言葉に背中を押され、申し出を受け入れることを決めた。涼次は、あの江上屋が相手だけに、何か裏があるのではないかと心配するのだが......

そんな矢先、米相場が急落。米が一気に売られて、値崩れが起こった。全ては江上屋の仕業だった。又兵衛が買った米にも買い手がつかない状態に。江上屋の狙いは、又兵衛をだまして黒川藩の漁場を手に入れることだったのだ。自分がだまされたと知った又兵衛は漁場一切の朱印状を返すように江上屋に迫るが、用心棒・香坂仁兵衛(福本清三)によって斬り殺されてしまう。鳶頭の政五郎を始末したのも、仁兵衛ら、江上屋の用心棒だった。

又兵衛が世話になった礼にと涼次に渡した金を頼み両に、仕事が始まった。中村主水(藤田まこと)が仁兵衛を、源太(大倉忠義)がもう一人の用心棒・高田久蔵(西村匡生)を仕留めた。さらに、小五郎が番頭・勘六を斬り、涼次が江上屋の首筋を突き刺して、又兵衛の恨みを晴らしたのだった。

【ゲスト出演者】渡辺いっけい、津田寛治、中原丈雄、福本清三、西村匡生、峰蘭太郎、渡辺梓、海原はるか ほか

 

第8話「一発勝負」のあらすじ

芝居帰りにこう(野際陽子)とふく(中越典子)が襲われた。襲ったのは、暴れスリと呼ばれる、女や年寄りを取り囲んで刃物でサイフを脅し取る新手のスリだ。幸い、こうとふくは間一髪で富吉(神保悟志)という男に救われた。

粋な男っぷりで知られる扇屋の富吉だが、そのウラの正体は"弁天の吉蔵"と呼ばれる、昔ながらのスリであった。近頃、江戸では、そんな昔ながらのスリたちが殺される事件が相次いでいた。小五郎(東山紀之)は新旧のスリによる縄張り争いではないかと疑うが......

その頃、番屋では、中村主水(藤田まこと)を前に、嘉助(長門裕之)が暴れスリの出現を嘆いていた。嘉助はかつて"受け取りの吉蔵"と呼ばれ、同心だった主水から追われたこともあったスリの名人だ。嘉助は、富吉の実の父親だが、親子の仲はうまくいっていない様子。

そんな中、嘉助と富吉は、一味のスリ・伊佐治(樋口浩二)から相談を受ける。吉原で両替商の大黒屋(田中弘史)と一緒にいた武家の男からスッたサイフに、ある包みが入っていたという。その中身はなんと贋金の小判だった!

サイフの持ち主は勘定組頭の永井又五郎(石田太郎)、一緒にいたのは御金改役手代・沖田庄右衛門(安部潮)。幕府の財政を預かる役人と小判を作る役人、両替商が結託しての贋金作りの陰謀だった。彼らは、サイフをスッた犯人を探そうと、やくざ者の伝兵衛(下元年世)を雇い、スリ狩りを行なっていたのだ。

それを知った嘉助は、このサイフを勘定組頭の永井のもとにスリ戻してやろうと提案する。富吉は、嘉助に反対されたにもかかわらず、その役目を無理に引き受けた。だが、富吉はスリ戻しに失敗し、永井らに捕らえられてしまう。仲間を守るために口を割らずにいた富吉は、拷問の末、永井に斬り殺されてしまう。

嘉助は富吉の仇を取るために、殺しの証拠である刀を永井からスリ取ろうと企てる。主水の制止にもかかわらず、嘉助はこの無謀なスリに見事成功。しかし、伝兵衛によって嘉助は殺され、主水が奉行所に提出した刀も、永井の圧力でもみ消されてしまった。

富吉の女房・えん(遠野凪子)の頼みで仕事が始まった。涼次(松岡昌宏)と源太(大倉忠義)が、伝兵衛と沖田を次々と仕留めていく。主水も、嘉助がスリ取った刀を永井に突き刺し、仇を取った。最後に、小五郎が大黒屋を斬り捨てた。

【ゲスト出演者】長門裕之、神保悟志、遠野凪子、石田太郎、樋口浩二、安部潮、田中弘史、下元年世 ほか

 

第9話のあらすじ

江戸にある昌平坂学問所で、講師の自殺事件が起こった。遺書には「げに恐ろしきは怪物親なり」と書き残されていた。怪物親とは、学問所に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す親たちのことで、大試験と呼ばれる昇級試験を控えて特に気が立っているのだという。

今日も、学問所に怪物親がやってきた。講師の椿伊織(池内博之)は、旗本の妻・高田トヨ(元井須美子)をはじめとする怪物親たちから詰め寄られ、困り果てた様子。

そんな中、修吾(小阪風真)ら侍の子弟たちが、町人の子供である作太郎(前田航基)にイヤがらせをしているのを見た伊織が、彼らを叱りつけた。それが原因で、伊織は怪物親から暴力講師として激しい抗議を受けることに。だが、修吾の父で、昌平坂学問所を監督する役人・畠中伊右衛門(田中健)の執り成しで、なんとかその場は収まった。同僚の講師・牧山有三(下総源太郎)と島田儀一(井之上淳)から励ましを受け、安心した様子の伊織。

しかし、怪物親による抗議はますますエスカレートしていく。今度は、伊織が不正をしているという噂が立てられ、筆頭講師の佐々井玄也(綾田俊樹)から取調べを受けることに。すると、伊織の硯(すずり)からは身に覚えのない金が見つかる。大試験を前に親からワイロを受け取ったと責められた伊織は、潔白を訴える声もむなしく、自宅での謹慎を命じられてしまう。
 
しかも、怪物親は謹慎中の伊織の自宅にまで押しかけ、抗議してきた。心配そうな妻のきぬ(遠藤久美子)を横目に、伊織は、伊右衛門に直訴しようと決意し、学問所を訪れる。しかし、そこで耳にしたのは大試験の不正を画策する伊右衛門と講師たちによる密談だった。裏から手を回し、怪物親を動かしたのも伊右衛門だったのだ。それを知った伊織は、伊右衛門に向かって、奉行所に不正を訴えると言い放った。だが、伊右衛門によって懐柔された牧山と島田の手によって殺害されてしまう。結局、伊織の死は自殺として片付けられることになった。

きぬの依頼で仕事が始まった。まず、涼次(松岡昌宏)が遊女と戯れている島田の首筋を錐で貫いた。次に、源太(大倉忠義)が学問所から帰る牧山をからくり蛇で絞め上げた。さらに、中村主水(藤田まこと)が、学問所にいた佐々井を仕留めた。最後に、小五郎(東山紀之)が伊右衛門を斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】池内博之、遠藤久美子、田中健、綾田俊樹、下総源太郎、井之上淳、元井須美子、小阪風真、田中勲 ほか

 

第10話「鬼の末路」のあらすじ

江戸の街に黒頭巾をかぶった無差別殺人鬼が出没する。人が集まる場所を狙って無差別に斬りつける手口は、辻斬りとも違う新しい犯行だ。

黒頭巾の正体は、小山内儀助(荒川良々)であった。今日も人を斬った儀助が何食わぬ顔で帰宅した先は、母・セツ(池上季実子)と、乙部松右衛門(平泉成)、喜平(内山信二)、留吉(大富士)ら3人の使用人たちが待つ武家屋敷だった。儀助は、三十半ばになった今も、この家で不自由なく暮らしている。しかし、儀助に満ち足りた様子はない......

一方、源太(大倉忠義)は、仕事人として人を殺めてきたことへの罪悪感に苦しんでいた。そんな心情をこぼした源太に向かって、小五郎(東山紀之)は、今さら善人面するなと冷たく突き放す。そして、もしヘマをしたらオレがお前を斬るとまで言い放った!

そんな中、黒頭巾・儀助は、暗い衝動に突き動かされるように、さらなる犯行を重ねていく! 今度は、偶然その場に居合わせた涼次(松岡昌宏)と如月(谷村美月)も事件に巻き込まれてしまう。如月が腕を斬られたが、涼次に守られたおかげで、命は助かった。しかし、涼次は、大衆の面前で仕事道具を使ったことを、中村主水(藤田まこと)から激しく叱責されることに。

儀助がなおも犯行を続ける中、小山内家の使用人の乙部と留吉は、儀助が黒頭巾をかぶる現場を目撃してしまう。2人からその事実を知らされた儀助の母・セツは、お人好しの使用人・喜平を身代わりにして息子をかばおうと思いつく。乙部と留吉によって喜平は殺され、その死体は黒頭巾に仕立て上げられた。

だが、乙部と留吉はセツに対し、殺しの口止め料として小山内家の財産すべてを要求してきた。他方、自分の気持ちの治まらない儀助も「黒頭巾はまだ生きている」と言い残すと、小山内家を出て行った。絶望したセツは、三番筋を訪れ、息子を殺してくれと仕事を依頼する。

仕事の的は、乙部と留吉と儀助の3人。涼次と源太と主水が引き受けたが、小五郎は降りた。「どうせもう、人には戻れねえんだ」と源太。まず、主水が乙部を仕留めた。次に、源太が留吉をからくり蛇で絞め上げる。さらに、涼次が儀助の首筋に錐を突き立てた。そのとき、儀助をかばおうとしたセツの前に、仕事を降りたはずの小五郎が現れる。そして、頼み人であるにもかかわらず、セツを一刀両断に斬り捨てると、地獄の道案内をしてやれと言ったのだった。

一方、留吉を仕留めたと思っていた源太だが、まだ息のあった留吉によって首を絞められてしまう! 必死に抵抗し、なんとか留吉の息の根を止めたものの、運悪く、その場を見廻り中の伝七(福士誠治)に目撃されてしまう! 絶体絶命のその場に現われた小五郎は、すっと刀を抜き......

【ゲスト出演者】荒川良々、池上季実子、平泉成、内山信二、大富士 ほか

 

第11話「仕事人、死す!!」のあらすじ 

小山内家の使用人・留吉(大富士)を苦戦の末に仕留めた源太(大倉忠義)。だが、留吉の死体の傍らにいるところを伝七(福士誠治)によって目撃されてしまう! 世間に存在を知られてはならないのが、仕事人の不文律。仕事を見られたときは、見た方か見られた方が死なねばならない。その掟が源太の脳裏をよぎる。

そして、伝七の背後には小五郎(東山紀之)の姿が。つい先日、源太に向かって、もしヘマをしたらオレがお前を斬るとまで言い放った小五郎は、刀に手をかけた。絶体絶命のそのとき、中村主水(藤田まこと)が現れ、伝七に向かって何者かが向こうに逃げて行ったと証言し、なんとかその場を収めたのだった。だが、源太は自分一人で伝七を殺すことができたと必死に訴える。

そんな源太をお富という女性(浅野ゆう子)が訪ねてくる。彼女は、源太が物心つく前に生き別れた母親だと名乗ると、ヘソの緒を渡した。突然の再会にとまどいながらも、うれしさを隠せない源太だった。

お富によれば、源太の実の父親は油問屋の大津屋政右衛門(青山勝)だという。息子だと名乗り出て大津屋の跡継ぎになれと言われた源太は、その申し出を一度は断ったものの、作太郎(前田航基)のためだというお富の言葉に動かされ、大津屋に会いに行くことに。ところが、大津屋はお富が妻だったことは認めたものの、彼女をひどい嘘つきと呼び、源太を跡継ぎにするつもりもないと言うのだった。

一方、作太郎もお富が末吉(岡本光太郎)と以蔵(菅田俊)という男たちと密会しているのを目撃する。お富は"近江の女狐"と言われる名うての詐欺師だったのだ。3人は、源太を跡継ぎに仕立てて大津屋の財産を乗っ取る計画がうまくいかないと知って、押し込み強盗の算段をしていた。作太郎はお富を信じるなと源太に訴えるが、源太はお富を信じたい気持ちを抑えられない。しかし、作太郎の言葉どおり、大津屋は強盗に入られ、金品を強奪された上、皆殺しにされて火を放たれてしまう。

作太郎はだまされている源太を助けたいと、三番筋で仕事を依頼。的は、お富と末吉、以蔵と手下一派だ。源太はお富のことは自分が見極めて決着をつけると言い放った。小五郎が以蔵の手下たちを、主水が以蔵を斬った。続いて、涼次(松岡昌宏)が末吉を仕留めた。

源太は、お富に本当のことを話してくれと迫る。お富は罪を悔やむ態度で源太を油断させると、短刀で源太を突き刺した。そして、裏稼業は情にほだされてはやっていけないと言うと、これからもお人好しをだまして生きていくと吐き捨てた。

それを聞いた源太は最後の力を振り絞って立ち上がる。そして、からくり蛇でお富の首を絞め上げると、自らも息絶えたのだった。

【ゲスト出演者】浅野ゆう子、岡本光太郎、菅田俊 ほか

 

第12話「冤罪」のあらすじ

江戸の街に石川六右衛門(本田博太郎)と名乗る大泥棒が現れ、大店から次々と大金を盗み出す。坂本勘助(宇梶剛士)をはじめ、小五郎(東山紀之)や伝七(福士誠治)ら同心たちは必死に追跡をおこなうが、今夜も六右衛門を取り逃がし、筆頭与力・西山右近(上杉祥三)から叱責を受けてしまう。

そんなとき、貧乏浪人・長田清兵衛(松村雄基)は、折からの不況で仕事に困るあまり盗みを働いた。その清兵衛を、ひょんなことから小五郎が捕らえることになり、南町奉行所のお白州で清兵衛の裁きが行なわれた。町奉行の矢部甲斐守忠孝(小林稔侍)は、清兵衛の困窮ぶりと、妻・サト(渋谷琴乃)や幼子のことを考慮し、情けをかけてお咎めなしとした。感謝に打ち震える清兵衛。

あいかわらず六右衛門が盗みを重ねていく中、決意を新たに仕事を探し始めた清兵衛は、お堂の修繕の仕事を見つけることができた。だが、彼がお堂を訪れると、部屋の隅には千両箱が。その場に、与力の西山と奉行所の同心たちが踏み込んできた。ここが六右衛門の隠れ家だという密告があったのだ。何も知らないという訴えもむなしく、清兵衛は捕らわれた。さらに、清兵衛の家に乗り込んだ西山の調べで、家の床下から小判の束が見つかった。

吟味方与力の遠野兵衛門(片桐竜次)による厳しい拷問の末、清兵衛は自分が六右衛門であると自白してしまう。再び、お白州で裁きが行なわれ、清兵衛は無罪を訴える。だが、矢部は清兵衛が六右衛門であると知っていて、わざと泳がせていたのだと言うと、市中引き回しの上獄門を言い渡した。涼次(松岡昌宏)の調べで、矢部こそが、与力の西山や遠野、石川六右衛門こと永井為蔵らを動かす、黒幕だったことがわかった。
 
サトの頼みで仕事が始まった。的は、矢部、西山、遠野、為蔵の4人。源太(大倉忠義)が欠けた分、小五郎が2人を片付けることになった。仕事の場所は南町奉行所。涼次が遠野を、中村主水(藤田まこと)が西山を仕留めた。さらに、小五郎がお白州で矢部を斬り捨てた。

残る的は為蔵一人。茶屋から出てきた為蔵を尾行し、小五郎が機会をうかがっている矢先、何者かによって為蔵が殺されてしまう。逃げていく男の影に、振り返る小五郎だったが......

【ゲスト出演者】小林稔侍、松村雄基、渋谷琴乃、本田博太郎、片桐竜次、上杉祥三 ほか

 

第13話「給付金VS新仕事人」のあらすじ

小五郎(東山紀之)の殺しの的・為蔵が、何者かによって殺された!小五郎と涼次(松岡昌宏)は謎の人影を追うが、取り逃がしてしまう。中村主水(藤田まこと)は、その手口から犯人は同業者だとにらんだ。

その頃、折からの不景気で年貢を払えずに故郷を離れ、江戸に逃げ込む人々が増えていた。帳外れの彼らは、家も仕事も持てずに貧しい暮らしを余儀なくされ、最近、幕府が給付を決めたご公儀振る舞い金も受け取れないでいた。彼らの唯一の収入源は、女たちが夜鷹として体を売って稼ぐ金だけだ。

帳外れの存在は治安悪化の元。小五郎と伝七(福士誠治)は彼らが暮らす土手へと赴き、退去を命じることに。そこに現れたのが、為蔵を殺した仕事人・仕立て屋の匳であった。匳は小五郎の裏稼業を秘密にする代わりに、彼らを見逃してほしいと申し出るが......

そんな中、帳外れの人々に仕事を紹介し、人別長に名前が載るように計らおうと申し出る人物が現れる。口入・上総屋の主・松蔵(石丸謙二郎)だ。匳の弟分の伊助(浅利陽介)やなつ(森田彩華)は、仏様が現れたと喜ぶが、匳はまっとうな手段なわけがないと警告する。しかし、伊助たちは松蔵の申し入れを受け入れ、土手を出て行った。

伊助となつが新しい長屋に移ることになった。だが、松蔵からは渡されたのは自分とは違う名前の人別だった。不審に思う伊助となつだが、住む場所と仕事ほしさに、仕方なく受け入れることに。

2人を心配した匳が松蔵を尾行してたどりついたのは町年寄の屋敷だった。その奥座敷には、町年寄の南村彦左衛門(楠年明)と年番方与力の田島民部(勝部演之)が。彼らは、帳外れの人間たちに架空の人別を与えては引越しを繰り返させ、ご公儀振る舞い金を水増しし、横領しようともくろんでいたのだ。真相を知った匳は、伊助となつを訪ねるが、すでに2人はどこかへ引っ越した後だった。

そんな矢先、伊助となつをはじめとする帳外れの人々が、町の外れの掘っ建て小屋に集められた。松蔵の頼みで地廻りの熊五郎(壇臣幸)が次々と人々を斬り殺していく。松蔵は、用済みになった人々を始末する役回りだったのだ。伊助となつも殺された。

仇を取るため、匳は三番筋を訪れ、仕事を助けてくれるよう依頼。匳が松蔵を、小五郎・涼次・主水が残りの3人を仕事にかけることに。仕事が始まり、まず涼次が熊五郎の首筋を貫いた。続いて、匳がしつけ糸で松蔵の首を絞め上げて仕留めた。さらに、主水が南村を、小五郎が田島を斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】浅利陽介、石丸謙二郎、森田彩華、勝部演之、楠年明、壇臣幸、野口貴史、川崎あかね ほか

 

第14話のあらすじ 

第15話のあらすじ

第16話のあらすじ

第17話のあらすじ 

第18話のあらすじ

第19話のあらすじ

最終回のあらすじ(ネタバレ注意)

※テレビ朝日HPより引用

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