◆絶対零度〜未解決事件特命捜査〜
2010年4月13日からフジテレビ系列で放映。火曜21時枠。
警視庁内に新設された「特命捜査対策室」を舞台に、新米の女刑事たちが未解決事件を解決していく社会派エンターテインメントドラマ。
主演は、「婚カツ!」以来の連続ドラマ出演となる上戸彩。ソフトバンク携帯のCMで父親役である北大路欣也が上司役として登場する。
絶対零度 動画(最終回の結末に注目!)
◆絶対零度〜未解決事件特命捜査〜の主題歌
LOVE PSYCHEDELICO 「dry town」
◆絶対零度〜未解決事件特命捜査〜の出演者
桜木泉 ...... 上戸彩
塚本圭吾 ...... 宮迫博之(雨上がり決死隊)
高峰涼子 ...... 山口紗弥加
深沢ユウキ ...... 丸山智己
大森紗英 ...... 北川弘美
竹林匠 ...... 木村了
道尾行成 ...... 永田彬
秋山透 ...... 南圭介
三井朋美 ...... 齋藤めぐみ
白石晋太郎 ...... 中原丈雄
倉田工 ...... 杉本哲太
長嶋秀夫 ...... 北大路欣也
◆絶対零度〜未解決事件特命捜査〜のスタッフ
企画:成河広明(フジテレビ)
プロデューサー:森安彩(共同テレビ)
アソシエイトプロデューサー:瀧山麻土香(フジテレビ)
脚本:酒井雅秋ほか
音楽:林ゆうき
演出:村上正典(共同テレビ)、岩田和行(共同テレビ)
制作:フジテレビ・共同テレビ
◆絶対零度〜未解決事件特命捜査〜の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2010年4月13日 | 悲しみを溶かす日 | 18.0% |
| 第2話 | 2010年4月20日 | 時効 | 14.5% |
| 第3話 | 2010年4月27日 | 連鎖 | 15.5% |
| 第4話 | 2010年5月4日 | 絶対零度 | 12.9% |
| 第5話 | 2010年5月11日 | 未解決事件という名の地獄 | 14.7% |
| 第6話 | 2010年5月18日 | 未解決事件が遺す心の痛み | 14.8% |
| 第7話 | 2010年5月25日 | 光と闇〜IT社長殺人事件 | 12.7% |
| 第8話 | 2010年6月1日 | 慟哭 | 14.4% |
| 第9話 | 2010年6月8日 | 解放 | 14.6% |
| 第10話 | 2010年6月15日 | 献身 | 13.3% |
| 最終回 | 2010年6月22日 | 悲しみを打砕く日 | 12.8% |
◆絶対零度〜未解決事件特命捜査〜のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「悲しみを溶かす日」のあらすじ
未解決事件を専門に扱う特命捜査対策室第4係に勤務する新米刑事・桜木泉(上戸彩)は、今日も調べものをしている途中で寝てしまい庁舎に泊まっていた。 4係係長の倉田工(杉本哲太)は室長の長嶋秀夫(北大路欣也)から、前日に山の中から白骨化した人骨が発見された事件の資料を渡される。
人骨は10年前に起きた「東都銀行3億円事件」の容疑者の1人であることから4係が捜査することになったのだ。3億円横領事件の容疑者は、当時銀行に勤務していた大貫清美(宮下ともみ)、飯島友江(松岡恵望子)、迫田麻衣(小松彩夏)の3人で、いずれも事件直後から行方不明になっていた。
白骨死体は麻衣で、死後10年が経っていることが判明。遺留品のメモには恋人だった宮本弘史(徳秀樹)の口座番号が書かれ、口座には横領事件の半年後に500万円が振り込まれていた。宮本は、話しを聞きに来た泉と深沢ユウキ(丸山智己)に事件発生時に清美が支店長の木村行信(渡辺憲吉)に電話しているのを目撃したことを告げる。
同じ頃、4係では白石晋太郎(中原丈雄)が倉田にインターネットの裏サイトで発見した、山の中で逃げまどう女性が拳銃で撃たれる映像を見せていた。その女性は横領事件の主犯とされていた大貫清美だとわかる。塚本と高峰涼子(山口紗弥加)は、木村を訪ねるが、事件との関係を否定する。
高峰と泉は清美の母親・聡子(朝加真由美)の聞き込みに行くが、聡子は麻衣を殺したのも娘だと決め付ける。10年前は娘の無実を信じていた聡子の変化に驚く泉だが、そうさせたのは警察だという高峰の言葉にがく然とする。清美が映っていた場所と、宮本の口座に500万円が振り込んだのが清美の恋人だった田神慎二(塚原大助)と判明した。田神は、別の女性と結婚するために、大学の後輩である宮本に清美の浮気写真を撮らせていて、お金は口止めで渡したものだった。
次々と新しい事実が発覚する中、泉は純粋に幸せを望んでいた清美が事件を起こしていたことを不審に感じ始めていた。そんな中、飯島友江が10年前に銃殺されていたことも判明。3人が殺されていることがわかり宮本に容疑がかかるが、宮本は、映像は清美の偽装工作であることを告げる。
その証言の中で麻衣が清美の体を心配する発言が気になってしかたがない泉は再び聡子を訪ね、清美が消息を絶つ前に謝罪の言葉を口にしていたことを知る。映像をもとに山の中で清美の行動をたどっていた泉は、清美が本当に殺され、さらに妊娠していこことを突き止めた。
映像の出所が木村であることがわかり、取調べを行うが木村は否認するばかりだ。そこへ泉がやってきて清美が妊娠していたことを告げる。さらに白骨と共に発見された音声から木村が犯人である証拠も出た。諦めた木村は3億円横領の計画したことと3人の殺害を認める。再び山中を捜索した結果、泉が清美の白骨死体を発見。事件は解決、泉は聡子に真相を告げた。
第2話「時効」のあらすじ
証拠品管理センターにいた桜木泉(上戸彩)に、1995年4月に起きた富士見医大の研修医だった日向葵(原田佳奈)が殺害された事件の資料を持ってくるようにと伝言が入る。当時発見されなかった凶器のナイフが発見されたため、4係に再捜査依頼がきたのだ。15年前に発生したこの事件は、時効まであと1週間になっていた。
科捜研での検査の結果、ナイフには犯人の血が、包まれていた英字新聞には花粉が付着していたことがわかった。富士見医大に向かった倉田工(杉本哲太)と塚本圭吾(宮迫博之)は、葵の上司で現在は外科部長になっている医師・桐山義之(大高洋夫)を訪ね、病院内の捜査を申し出るが拒否される。泉と白石晋太郎(中原丈雄)は、当時は容疑者として疑われたものの証拠不十分で釈放された恋人で第一発見者である野宮冬樹(ムロツヨシ)が営む花屋を訪ねた。
思い出すことはないかという白石の質問に微かに動揺する冬樹だが、妻であり富士見医大で看護師長をしている千秋(高久ちぐさ)が出てきて話は中断する。深沢ユウキ(丸山智己)と高峰涼子(山口紗弥加)は、事件発生直前に葵と冬樹が口論していたことを証言した、医師の東海林光輝(中村靖日)を訪ねた。東海林は、当時は言えなかったが強気な葵を恨んでる人間はたくさんいたはずだと証言。
後日、4係に呼び出された千秋は、葵がホームレスの患者・ゲンさんがいなくなったと当時の看護師長だった立花志保(阿南敦子)と言い合いしていたことを証言。志保を呼び出し、富士見医大で医療過誤の隠蔽があったのではないかと問うが、すでに病院を辞めている志保は隠す理由がないとそれを一蹴する。その夜、4係全員で葵が殺害される前1ヶ月分のカルテをチェックするが、改ざんの痕跡は見つからない。さらに科捜研からは、冬樹のDNAが犯人と不一致であると連絡も入り、焦りを隠せない一同。
時効が翌日に迫った夜、冬樹が4係を訪ねてきた。冬樹は葵を助けられなかった後悔で今も苦しんでいて、何か解決のヒントになればと当時の葵との出来事を書き出したノートをを差し出した。冬樹を送って入口まで来た泉は、冬樹を迎えに来た千秋と対面。やっと手に入れた幸せを壊さないで欲しいと訴える千秋に泉は返す言葉がない。
泉は冬樹のノートや遺留品、当時の証言をもとに葵の行動をたどる。すると葵が立ち寄ったと思われる公園にホームレスたちの姿をみつけた。20年前から公園に住んでいる村長と呼ばれる男と会った泉は、葵がケガをしたゲンさんを富士見医大に運び志保に引き渡したことを聞く。一方、高峰たちも志保の夫は難病にかかっていて、桐山が執刀予定であることを突き止める。
時効まであと15時間。泉と白石は桐山を訪ねるが、相手にされない。さらに桐山は3時から10時間のオペに入ることがわかる。手術に入れば時効は過ぎてしまうが、その手術を待っている子供を見てしまい複雑な心境になる泉。桐山が犯人である証拠集めに奔走する4係の面々。やがて桐山がカルテを改ざんした証拠が出た。
それでも桐山をかばおうとする志保だが、桐山が夫の手術をやらないまま渡米するつもりだと聞き、証言を始める。桐山はただの打撲だったゲンさんを手術の実験台として利用し死亡させた。それが葵にバレて葵を殺害。とっさに葵が握ったカフスボタンを、志保は手に入れ、ずっと隠し持っていたのだ。そのカフスボタンに桐山の皮膚片が付着していて、DNA検査の結果、犯人のものと一致。しかし、すでに桐山の手術は始まってしまっていた...。
手術が終わり、出てきた桐山を待ちうけていた泉たち。時効は成立したはずという桐山に、時効前に起訴状を提出したことで時効が止まったことを告げる。それでもなお自分を逮捕すればこれから救えるはずの何人もの命が失われると訴える桐山に、どんなにたくさんの命を救えても2人の命を奪った罪は消えないと手錠をかけた。
第3話「連鎖」のあらすじ
桜木泉(上戸彩)ら4係が、8年前に起きた連続殺人事件の再捜査に着手することになった。前日に蒲田の河川敷で女性の遺体が発見され、深沢ユウキ(丸山智己)がその事件と8年前の事件が似ていることに気付いたためだ。
2002年、1ヶ月の間に4人の若い女性が立て続けに殺害される事件が起きた。遺体にはすべてナイフでGODという文字が記され、髪が切り落とされていたことから"神の処刑事件"と言われ世間を震撼させたが、被害者に共通点はなく、4人目の殺害を最後に犯行はピタリと止まっていた。
今回の事件と神の処刑事件は類似点もあるが、相違点も多く、同一犯である確証が得られないまま捜査がスタートする。河川敷の遺体発見現場に向かった高峰涼子(山口紗弥加)と深沢だが、殺人犯係の捜査員に疎まれ、捜査状況の情報を教えてもらえない。
同じ頃、8年前の被害者の1人・田口成美(大矢敦子)の父親・健史(遠藤たつお)を訪ねていた塚本圭吾(宮迫博之)と泉は、事件を引きずり、家庭が崩壊した健史の現状を目の当たりにして胸を痛める。泉たちが4係へ戻ると、殺人犯係の係長・古賀(矢島健一)が怒鳴り込んできた。古賀は倉田工(杉本哲太)に、河川敷の事件は容疑者の目星がついてるため4係に邪魔をされるのは迷惑だと言い、情報は渡せないと帰っていく。
その夜、泉が科捜研を訪ねると、深沢もやってくる。今回の事件と"神の処刑事件"の関連に妙にこだわる深沢を興味津々にみつめる大森紗英(北川弘美)。実は"神の処刑事件"は深沢が刑事になって初めて担当した事件だったのだ。そんな中、竹林匠(木村了)が証拠品から当時は発見されていなかった、ゴルフ場などで使われている砂をみつけた。
"神の処刑事件"被害者の共通点を探るため、1人目の殺害された当日の行動をたどる泉。そんな中、蒲田の事件の容疑者が殺人犯係によって逮捕された。容疑者は女性にストーカー行為をしていて、8年前は傷害で刑務所に入っていた男だった。同一犯でないことがわかり肩を落とす深沢。直後、科捜研から過去の4件すべてに同じ砂が検出されたと報告が入る。蒲田の事件でも同じ砂が発見されれば同一犯の可能性もあると、証拠を得るために動き出す面々。
蒲田署に向かった塚本がこっそり資料を見たことがバレてしまい古賀が4係に怒鳴り込んでくるが、やはり同じ砂が検出されていたことがわかる。古賀は殺害方法が違うことをあげるが、4係は捜査を続行。泉は蒲田の事件も含めた全被害者の行動をたどり、同じ場所を通っていた可能性があることを探り当てた。
その矢先、新たな被害者が出た。蒲田の事件とは共通点があるが、逮捕された男は取調べ中であることから誤認逮捕であることが確定。捜査の主導権が特命に移された。捜査の結果、泉の仮説が正しかったことがわかり、さらに科捜研から新たに2人の被害者からゴルフグローブに使用される成分が検出されたことも判明。被害者が通った場所にはゴルフ練習場があり、そこでアルバイトをしている合田直規(札内幸太)のロッカーから血のついたゴルフグローブが出てきた。
泉たちが直規の自宅へ行くと、直規は無表情で地下室にこもっていた。取調べでは、8年前に母親が不倫の末に家を出ていて、それを恨んでの犯行と推測するも直規は無反応。しかし、父親・昌人(伊藤洋三郎)に対しては異常に怯え、体には無数のアザがあることがわかる。8年前、妻を恨み、事件を起こしていたのは昌人だった。昌人は8年前の殺害を認め、体が不自由になった自分に代わって直規に殺人を強要したことを供述。3日後には新たに犯行を重ねるつもりだったと聞き、泉は改めて未解決事件の怖さを痛感する。
第4話「秘密」のあらすじ
4係に送付主不明の荷物が届いた。桜木泉(上戸彩)が開けると、そこには人骨が。検査の結果、人骨は11年前に捜索願が出されていた中学校教師で天文学部の顧問をしていた朝倉聡(中野英樹)で、死亡時期が失踪と同時期であること、骨に土が附着していたことから土に埋められていたことがわかった。4係は最後に朝倉を目撃した天文学部の4人の生徒を訪ねるが、水木丈太郎(金井勇太)、風間進(北条隆博)、四之宮真紀(篠原真衣)は朝倉の死にも、かつての仲間にも興味を示さない。
一方、泉と倉田工(杉本哲太)が訪ねた火浦忠広(遠藤雄弥)は、マンションから転落した直後だった。意識不明の火浦だが、指紋から荷物の送り主であることがわかった。朝倉殺害に関わっている可能性があると、火浦の自宅から証拠品を押収。すると、天文部への思い入れの深さがうかがえる部員4人で写っている写真や日誌のコピーなどが出てきた。しかし、朝倉や火浦の件で警察に呼ばれた水木と風間は顔を合わせてもろくに会話もしない。泉は2人の様子に寂しさを感じつつ、天文部の日誌をチェックする。
朝倉が埋められていた穴が発見され、残りの骨や衣類のほかにネックレスがみつかった。ネックレスが隕石アクセサリーであるとわかると、高峰涼子(山口紗弥加)は何かに気付き押収品を調べ始める。また、火浦のパソコンを調べた結果、火浦のブログにはプロキオンとベテルギウスと名乗る人物からのコメントが多いことと、転落する2日前にプラネタリウムで待ち合わせを示す記事が残っていた。プラネタリウムの防犯カメラには、火浦と水木と風間が会っていて、水木が火浦につかみかかっている映像が映っていた。
改めて警察に呼ばれた水木と風間は、それぞれ朝倉殺害と火浦を突き落としたことを認めるが、それぞれ単独犯であると言い切る。一方、天文部の写真から隕石アクセサリーが真紀のものだとわかった高峰は、事情を聞くが、真紀は関連を一切認めない。天文部の7月25日の日誌だけが抜けていることに気付いた泉は、中学校を訪ねて原本をみつける。同じ頃、意識を取り戻した火浦が「死んで罪をつぐないます」という書置きを残して病院から姿を消した。
そのことを水木と風間に告げると、2人は11年前に朝倉が3人のマドンナ的存在であった真紀を襲い、それを助けようとした3人がもみ合いになったはずみで殺してしまったことを自供した。自首しなかったのは犯罪が明るみになることで真紀を傷つけないよう3人で決めたことで、プラネタリウムでの一件は、火浦が今になって自首を申し出たことからの起きたことだった。火浦が1人で罪をかぶろうとしていることを察し、火浦を助けて欲しいと涙ながらに訴える水木と風間。
倉田工から火浦がいなくなったと連絡を受けた泉は、中学校の屋上で飛び降りようとしている火浦を発見。水木や風間がすべてを話したことを告げ、なんとか火浦を止めた泉。火浦は、最近になって朝倉とのやりとりは万引きを親に話されることを恐れた真紀がついたウソだったことを知り、それを水木と風間に言えなかったと泣き崩れた。
泉は真紀に3人の逮捕と、最後まで真紀を守ろうとしていたことを告げる。しかし、「私は悪くない」と言い張り、3人を赤の他人だと言う真紀の言葉にやりきれない思いを抱える。
第5話「未解決事件という名の地獄」のあらすじ
桜木泉(上戸彩)と塚本圭吾(宮迫博之)が駆けつけるも、中学校のウサギはすべて殺されていた。現場から逃げた沢井春菜(福田麻由子)を調べると、母親から動物殺傷事件の新聞や雑誌の記事を切り抜いていたことやナイフを持っていたことがわかる。捜査の結果、今回の犯行も前回までの犯行と同一犯である可能性が高く、竹林匠(木村了)が解析した裏サイトに書かれた数字の羅列は日付けや番地を示した犯行予告であった。そして春菜のパソコンにはそれらの裏サイトが登録されていた。
インターネットカフェにいた春菜が巡回中の警官によって保護された。所持品にはナイフや赤い髪飾りが。4係で取調べを行うことになるが、「死刑にしてくれるなら、全部話す」という春菜の言葉に怒る泉。春菜の靴から動物の血が検出された。犯人の可能性が濃厚になり、春菜の周辺を調べるため泉と白石晋太郎(中原丈雄)は中学校を訪ねるが、そこで学校飼育動物推奨会の谷口(小浜正寛)と会う。谷口は最初の動物殺傷事件現場直前に春菜に会っていて、「千山事件」でユキは自分のせいで死んだと泣いていたことを証言する。
長嶋秀夫(北大路欣也)から、「千山事件」の遺族や関係者が毎年5月29日に事件現場に集まっていることを聞いた泉は、春菜のことを知るために足を運び、宮田ユキの友人から、事件当日はユキはイベントに来た様子がなく、裏門から入っていたことを聞く。証言や資料をもとにユキの行動をたどっていた泉は、資料に書かれた、事件でケガを負った1人の男子生徒・高野雄也の名前に目を留める。同じ頃、事件現場で"赤い髪飾りの少女"が目撃されているのは6件目以降であることと、それ以降は不自然なまでに目撃されていることを不審に思った深沢ユウキ(丸山智己)が、あることに気付いていた。
深夜、ある中学校の動物飼育小屋に向かおうとしていた男を、犯行予告をみつけ待ち伏せしていた倉田工(杉本哲太)らが取り囲む。その男は、谷口だった。暴れながら逃げた谷口だが、その前にナイフを持った春菜が立ちふさがった。谷口は春菜に襲いかかろうとするが、間一髪のところで塚本が助け、谷口を取り押さえる。
動物が殺されることに胸を痛めていた春菜は、犯人を追い続けていたのだ。連行される谷口に、どうしてこんなひどいことをするのかと問いかける春菜。しかし、谷口から返ってきた言葉は「おもしろいから」だった。
泉の捜査で、千山事件の日、ユキが現場にいたのは春菜が渡せないでいたラブレターを届けるためだったことがわかった。そこで事件に巻き込まれたため、春菜は自分を責め続けていたのだ。苦しむ春菜に泉は自分を許していいんだと優しく告げる。
第6話「未解決事件が遺す心の痛み」のあらすじ
桜木泉(上戸彩)と塚本圭吾(宮迫博之)が駆けつけるも、中学校のウサギはすべて殺されていた。現場から逃げた沢井春菜(福田麻由子)を調べると、母親から動物殺傷事件の新聞や雑誌の記事を切り抜いていたことやナイフを持っていたことがわかる。捜査の結果、今回の犯行も前回までの犯行と同一犯である可能性が高く、竹林匠(木村了)が解析した裏サイトに書かれた数字の羅列は日付けや番地を示した犯行予告であった。そして春菜のパソコンにはそれらの裏サイトが登録されていた。
インターネットカフェにいた春菜が巡回中の警官によって保護された。所持品にはナイフや赤い髪飾りが。4係で取調べを行うことになるが、「死刑にしてくれるなら、全部話す」という春菜の言葉に怒る泉。春菜の靴から動物の血が検出された。犯人の可能性が濃厚になり、春菜の周辺を調べるため泉と白石晋太郎(中原丈雄)は中学校を訪ねるが、そこで学校飼育動物推奨会の谷口(小浜正寛)と会う。谷口は最初の動物殺傷事件現場直前に春菜に会っていて、「千山事件」でユキは自分のせいで死んだと泣いていたことを証言する。
長嶋秀夫(北大路欣也)から、「千山事件」の遺族や関係者が毎年5月29日に事件現場に集まっていることを聞いた泉は、春菜のことを知るために足を運び、宮田ユキの友人から、事件当日はユキはイベントに来た様子がなく、裏門から入っていたことを聞く。証言や資料をもとにユキの行動をたどっていた泉は、資料に書かれた、事件でケガを負った1人の男子生徒・高野雄也の名前に目を留める。同じ頃、事件現場で"赤い髪飾りの少女"が目撃されているのは6件目以降であることと、それ以降は不自然なまでに目撃されていることを不審に思った深沢ユウキ(丸山智己)が、あることに気付いていた。
深夜、ある中学校の動物飼育小屋に向かおうとしていた男を、犯行予告をみつけ待ち伏せしていた倉田工(杉本哲太)らが取り囲む。その男は、谷口だった。暴れながら逃げた谷口だが、その前にナイフを持った春菜が立ちふさがった。谷口は春菜に襲いかかろうとするが、間一髪のところで塚本が助け、谷口を取り押さえる。
動物が殺されることに胸を痛めていた春菜は、犯人を追い続けていたのだ。連行される谷口に、どうしてこんなひどいことをするのかと問いかける春菜。しかし、谷口から返ってきた言葉は「おもしろいから」だった。
泉の捜査で、千山事件の日、ユキが現場にいたのは春菜が渡せないでいたラブレターを届けるためだったことがわかった。そこで事件に巻き込まれたため、春菜は自分を責め続けていたのだ。苦しむ春菜に泉は自分を許していいんだと優しく告げる。
第7話「光と闇〜IT社長殺人事件」のあらすじ
4年前に起きた殺人事件の公判へ来ていた桜木泉(上戸彩)、倉田工(杉本哲太)、白石晋太郎(中原丈雄)は、被告の木戸聡史(野中隆光)が犯行を否定する発言に驚愕する。
2006年、会社社長・桝山一弘(松尾敏伸)が何者かに殺害される事件が起きた。桝山は強引な買収を繰り返していたため怨恨の動機を持った容疑者は多数あがったものの、犯人逮捕に至らずに未解決事件になっていた。そして2ヶ月前、事件の第一発見者で桝山の元秘書だった吉岡知加子(神農幸)から新たな情報提供があり、4係が再捜査をすることに。容疑者で、当時被害者の会社で警備をしていた木戸聡史は、倉田の根強い取り調べにより犯行を自白。しかし、木戸は公判で供述を一変。証拠となった被害者の腕時計を持っていたのは知人だったからであり、弁護人の黒崎勝彦(小須田康人)も自白は不当な取り調べにより強要されたものだと訴える。
再々捜査が始まった。吉岡からの証言で、大人気キャラクター「ユメちゃん」の権利を持つ会社の買収が不自然に立ち消えになっていたことがわかった。さらに、元会計主任で桝山の死後に社長に就任した横山茂人(三浦誠己)の証言では、桝山は急性骨髄性白血病を患っていて、骨髄バンク登録後わずか3ヶ月でドナーが現れたことで金で買ったのではないかと噂があったことも判明。いずれにしても桝山には金にまつわる悪い話しか聞こえてこなかった。泉は桝山が書きかけて保存していた自叙伝を読み、会社は友人・真野誠一と立ち上げたものだとわかった。
科捜研の調べで、凶器として使われた、桝山の趣味で集めていた古美術品のナイフが贋作であることがわかった。桝山や横山が脱税のために贋作を買っていた可能性を調べ始める4係。一方、泉は真野を訪ね、桝山が殺される2週間前に真野が営むパン屋に来ていたことを知る。経営方針の違いから決別し、桝山の強引な手口に怒っていた真野は冷たくあしらい、そのまま別れたという。さらに、泉は桝山が自分のドナーとなった人物の娘を知り、身元を隠して文通していたことを発見。「ユメちゃん」買収の話は、その子と文通するために持っていた便箋を見られたことでとっさに言ったカムフラージュだった。さらなる捜査で、桝山が懇意にしていた古美術商と木戸が努めていた警備会社は暴力団・大和会につながっていて、木戸はその準構成員であることが判明。
取調べのために横川が警察に呼ばれた。本人や身内の安全を約束したうえで真実を話し始めた横川。会社の資金繰りに困っていた桝山にたくみに近づき資金提供をした大和会は、その後も横川をも巻き込んで金を脅し続けていた。文通により心を入れ替えようとしていた桝山だったが、その動きに気付いた木戸に殺されたのだった。
2度目の裁判では、裏で大和会とつながっている黒崎も木戸を見捨てたことで木戸が犯人であることが証明された。裁判を見届けた泉は、真野のところへ行き、桝山が謝ろうとしていたことを告げた。
第8話「慟哭」のあらすじ
証拠品管理センターにいた桜木泉(上戸彩)、塚本圭吾(宮迫博之)、高峰涼子(山口紗弥加)の元へ「杉並事件」再捜査の連絡が入った。表情を強張らせる高峰。
2004年、下校途中だった民自党議員の本谷拓郎(中根徹)の娘・本谷翔子(志保)が誘拐された。刑事課長だった長嶋秀夫(北大路欣也)が捜査指揮をとる中、犯人は制限時間を72時間以内とし、身代金5000万円を要求。しかし電話で指定をしてきたけ身代金受渡の場所に犯人は現れず、制限時間を越えてから倉庫に放置されたロッカーで翔子は瀕死の状態で発見された。必死の救助も虚しく、翔子は間もなく死亡。ロッカーには72時間で酸欠状態になる特殊な装置が仕掛けられていた。やがて捜査線上に2人の容疑者があがった。プロファイリングで捜査に参加していた高峰の分析に当てはまった1人・仙道が重要参考人として取調べを受けるが、情報をかぎつけたマスコミの報道で仙道とその家族は追い詰められいく。そして、仙道は自殺。そのすぐ後にアリバイが立証され仙道の無実は証明されたのだった。
2010年、医療刑務所で服役中の小栗太一(滝藤賢一)が、自分は杉並事件の犯人と名乗り出た。特殊装置の設計図を書いたほか、犯行声明分の筆跡も一致したため犯人の可能性が高く、4係は再捜査に乗り出す。小栗をポリグラフにかけると、やはり犯人であることを示していた。しかし、脅迫電話の声紋が一致しないことから共犯者の存在を問い詰めるも小栗は単独犯を主張する。
小栗の周辺捜査の結果、元暴力団員だった畑田隆二(斉藤陽一郎)が小栗と飲み仲間だったことがわかった。畑田は、取調べで小栗に誘拐の手伝いをするように持ちかけられたことと、小栗も名前を知らない相棒がいたことを自供。それを元に再び小栗を取調べるが、その最中に病状が悪化、小栗は「事件解決のヒントを言った」という言葉を残して亡くなった。
翌日、新聞に杉並事件の再捜査が行われている記事が掲載された。小栗が取調べ中に亡くなったことがバレるのを恐れた警察上層部は、長嶋に捜査打ち切りを言い渡す。その判断に猛反発する塚本や深沢ユウキ(丸山智己)に頭を下げる長嶋。その夜、4係に翔子の母親・恵理子(宮田早苗)が証拠品を見たいと訪ねてきた。対応した泉は、恵理子の携帯の待ちうけ画面が翔子と同じで、翔子がどこかで撮ったという夕陽の写真にしていることに気付く。帰ろうとした泉に新聞記者の美山(菊池均也)が近づいてきた。美山は被害者家族の関係者だと名乗り、泉から小栗死亡の事実を探ろうとする。長嶋が通りかかったことで中断したものの、泉の動揺ぶりで真相がバレてしまい翌日の新聞には小栗死亡や高峰の中傷ともとれる記事が掲載された。抗議しようとする泉だが、長嶋に自分が蒔いた種だと一喝されてしまう。
仙道の墓を訪ねた泉は、手を合わせに来ていた高峰が母親に追い返されるのを目撃。遺族の気持ちを逆なですることがわかっていながら、こうすることしかできないという高峰の言葉に胸をつまらせる泉。そんな中、小栗の取調べビデオを解析してた竹林(木村了)が、小栗の残したヒントを発見した。
泉は非番を利用して、翔子の携帯に残された日記を基に夕陽を撮影した場所を探すことに。夕陽が見える公園にやってきた泉は、ベンチに座っていた男(飯田基祐)に聞き込みをする。その時、男が持っていた用紙に小栗が話していた共犯者の特徴を発見。不審に思った泉は、男の後をつけながら長嶋に連絡を入れる。話しているうちに男を見失い、住所を伝えようとしていた泉の前に男が姿を現した。直後、泉の電話が切れ...。
第9話「解放」のあらすじ
不審な男(飯田基祐)の後をつけたまま連絡が途絶えた桜木泉(上戸彩)。死亡した小栗太一(滝藤賢一)の残したヒント「ロケット」の意味もわからず、苛立ちを募らせる4係。そんな中、4係に泉を誘拐したと電話が入った。男は自ら杉並事件の犯人を名乗り、泉を釈放する代わりに翌日の警視庁定例会見で杉並事件捜査終了の撤回を要求してきた。同じ頃、とある地下室に監禁されていた泉が目を覚ましていた。
警察上層部は捜査終了撤回を受け入れず、4係は泉を捜索するため、杉並事件の被害者・本谷翔子(志保)の両親に話を聞くが、父親で議員の拓郎(中根徹)は泉が電話で言い残した住所に微妙に反応するも何も話してくれない。科捜研の分析で、泉が向かった公園がわかり、そこにロケットのオブジェがあることが判明した。公園に向かった深沢ユウキ(丸山智己)と白石晋太郎(中原丈雄)は泉が落としたペンを発見する。
一方、懸命に脱出を図ろうとしていた泉だが男に気付かれてしまう。それでも必ず助けに来ると言う泉に、男は被害者や家族との接点がないから警察が自分にたどりつくのは不可能だと言い切る。小栗と共に誘拐事件にたずさわったとみられる元暴力団員だった畑田隆二(斉藤陽一郎)を取調べていた塚本圭吾(宮迫博之)は、翔子が週1回ある女性の家を訪ねようとしていたことを聞く。
携帯に残っていた夕陽の写真は、その途中で撮っていたものだった。長嶋秀夫(北大路欣也)と高峰涼子(山口紗弥加)は再び拓郎に事情を聞く。2人の必死な姿に拓郎は、妻には内緒にするという条件で、翔子が訪ねようとしていたのは愛人宅であることを告げる。しかし、愛人の線を調べても事件との関連はまったくつかめないまま定例会見の時間は近づいていた。
落ちていたガラス片で縄を切って脱出を図ろうとしていた泉は、地下室にあったダンボールから子供が父親に書いた手紙や夏休みの日記を発見する。その時、再び男が現れ、再び縛られてしまう泉。いよいよ定例会見の時間が迫り、犯人の要求を飲むことを薦める一同だが、高峰は犯人像をプロファイリングし、要求を飲むことを拒む選択を勧める。
それを受けた長嶋は、新聞記者の美山(菊池均也)に泉が誘拐されたスクープを渡す代わりに、定例会見で杉並事件から他のマスコミの注意を遠ざけて欲しいと頭を下げた。その場では拒否していた美山だが、会見では話題をそらすことに協力。夕刊を読んで、要求が通らなかったことを知った男は、4係に電話を入れる。男は杉並事件と同じ方法で泉を殺すと言い、制限時間を2時間と定めて泉を殺すのは警察と拓郎だと告げる。男の背後にいた泉はとっさに変な言葉を叫んでいた。
泉の言葉の意味がわからず頭を悩ませる一同だが、長嶋は自分が出した課題の答えを利用したメッセージであることを見抜いた。泉が叫んだのは手紙や夏休み日記で見た女の子の名前だったのだ。拓郎の証言から、その女の子は拓郎が愛人と行った病院で同日に診察を受けていて、死亡していることがわかった。父親が犯人であると判断し、4係は男の自宅へ向かう。
酸素が少なくなり朦朧とする中で、男から拓郎が役職をちらつかせ順番を奪ったことで娘が死んだことを聞く泉。同じ頃、事情を把握した長嶋から誘拐事件のいきさつを聞いた拓郎は、自分のせいで娘が殺されたことを知りがく然とする。
間もなく2時間になろうという時、竹林(木村了)の電話解析により男の家が判明。その頃、地下室に酸素ボンベを1つ見つけた泉は、同じく朦朧として意識を失いつつある男にボンベを装着し手錠をかけて外せないようにしていた。死にたいと叫ぶ男に、泉はどうしてもあなたを逮捕させたい人がいると言って意識を失う。直後、4係が地下室に突入。泉も男も無事に救出され、男は逮捕された。
第10話「献身」のあらすじ
始末書書きに追われ、誕生日を自分のデスクで過ごしてしまった桜木泉(上戸彩)。そんな中、1年前に起きた「東京理工大学講師殺人事件」の再捜査決定の知らせが入った。
2009年、東京理工大学の講師・浅井政文(斎藤歩)が殺害された。助教であった三枝英之(二階堂智)と大学院生が、浅井の遺体の傍にいる血だらけの広田拓真(若葉竜也)を発見。慌てて逃げた広田は階段から足を踏み外して転落死してしまう。前夜に広田が勤めていたバーで浅井と揉めていたことから、犯人は広田だとされ、被疑者死亡で書類送検された。ところが、今になって大学から離れた河川敷で浅井の血痕がついた凶器が発見された。真犯人か共犯者がいた可能性が考えられ、4係が再捜査に乗り出すことに。
浅井が所属していた研究室を訪ねた泉と深沢ユウキ(丸山智己)は、三枝から浅井が人の秘密を調べるような悪趣味があったことを聞く。そこに教授の園田道雄(浅野和之)と助教の樋口瑶子(ともさかりえ)が通りかかった。樋口に話を聞くことになった泉は、樋口の優しさを感じさせる人柄に好意を抱く。
研究室に盗聴器が仕掛けられていた可能性があり、泉は大森紗英(北川弘美)たちと再び研究室に向かう。案の定、浅井の指紋が残った盗聴器と会話が録音された大量のメモリーチップが発見された。調べた結果、三枝が出入り業者に便宜を図りキックバックをもらっていたことを知った浅井が三枝を脅していたことが判明。警察に呼ばれた三枝は、犯行をきっぱりと否定。
理由はわかないが樋口も浅井に強請られていたことを話した。メモリーチップには学部長を脅していた証拠も残っていたほか、浅井の電話の声で広田が研究室に来たのは浅井に謝るためだったことがわかった。そんな中、Nシステムで事件当日の凶器を遺棄したとみられるポイントを樋口の車が通っていたこがわかった。すぐに研究室に向かうが、樋口は辞表を出していて、住んでいたいマンションも解約、携帯もつながらない状態になってた。Nシステムで車を追いかけ、樋口がとある墓地に向かっていたことがわかり、現場に向かう泉と深沢。
広田の墓に手を合わせる樋口に同行を求め、取調べが始まった。樋口は、浅井に園田教授との不倫関係にあったことがバレて強請られていたと殺害を認めるが、泉はどうしても腑に落ちないでいた。塚本圭吾(宮迫博之)と高峰涼子(山口紗弥加)は裏付けのため園田に話を聞くが、樋口を冷徹で計算高い女と批判する園田の言葉に違和感を覚える。一方、樋口の履歴などを調べた泉は、大学に入る前の樋口が勤めていた喫茶店へ足を運ぶ。店のマスターの話から、樋口は客として来ていた園田に勉強を教わって大学へ入学したことがわかった。
潔すぎる樋口の態度、あまりにも印象がちがう園田が語られた樋口の人柄、不倫で強請ったのが園田ではなく樋口であることなど、様々な点で違和感を覚えた4係は再び捜査に動き出した。そして、園田が若年性アルツハイマー病であることがわかった。また事件当日のメモリーチップから、浅井はそれをネタに園田を強請っていて、研究成果を奪ったあげく樋口を自分のものにしようとして園田に殺されたことが判明した。
園田を必死で支えていた樋口は、園田が殺害したことを知って自分が犯人と見えるように仕向けたのだ。園田が樋口を悪くいったのも、樋口が自ら仕組んだことだった。園田から研究を奪いたくなかったと訴える樋口に、泉は園田が樋口をとても大切に思っていたことを伝える。静かに涙を流す樋口。
泉の家には、誕生日に倉田工(杉本哲太)からのプレンゼントの寝袋が届いていたことがわかった。忘れられてると思っていた泉は喜んで...。
最終回「悲しみを打砕く日」のあらすじ(ネタバレ注意)
溜め込んでいた課題のレポートを提出した桜木泉(上戸彩)に長嶋秀夫(北大路欣也)は「どんな刑事になりたいか?」という新たな課題を出す。塚本圭吾(宮迫博之)は念願だった殺人犯係への異動が決まり大喜びだ。そんな中、12年前に起きた「巡査部長射殺事件」の凶器である拳銃が発見され、4係が再捜査をすることに。
1998年、巡査部長の百瀬邦弘(黄川田将也)は殺人容疑で指名手配中だった橋本幸生(青木伸輔)を追いつめるも逆に射殺されてしまう。橋本は百瀬の遺体を焼き、工場の一角に遺棄して逃走。百瀬は名誉の殉職とされ、警部に昇格した。
百瀬は2発撃たれていたが、1発は背後からであることや橋本の拳銃は1発しか使われていなかったことから、怨恨による計画的犯行で共犯者がいる可能性が出てきた。かつて事件を担当していた殺人犯係の中馬武彦(北見敏之)と山口亮二(袴田吉彦)の協力を得られることになり、ますます気合いの入る面々。
百瀬の妻・静香(紺野まひる)に話を聞いた倉田工(杉本哲太)は、百瀬を恨んでいた人間に心当たりはないと話す静香の様子がおかしいことに気付く。高峰涼子(山口紗弥加)は橋本の母・サト(田島令子)を訪ね、指名手配になる前の橋本の元に山口が何度か訪れていたという情報を得た。泉は百瀬の息子・望(今井悠貴)の野球を見に行き、望が今も百瀬からもらったグローブを大切に使っていることを知る。
山口から静香と橋本が会っていたことを聞いて、再度静香を問い詰めると、百瀬が望の病気を治すために橋本が働く金融業者から借金をしていたことが判明。2人が知り合いだったことで、百瀬が"名誉の殉職"ではない可能性が生じ、戸惑いを隠せない4係だが捜査は続行。中馬は遺族や関係者を傷つけると猛抗議するが、白石晋太郎(中原丈雄)は毅然とした態度ではねつける。
再びサトの元を訪ねた高峰は、なにかと母親を頼っていた橋本が事件後は一切姿を見せていないことに疑問を抱く。泉は百瀬の手帳に残された"神頼み"という言葉の真意を探るため神社へ行く。すると、最近書かれたはずの絵馬に、望のグローブと同じマークが書かれているのを発見した。絵馬を調べると、筆跡が百瀬と一致。さらなる調べで警察のデータベースは百瀬と橋本が入れ替わっていることがわかった。つまり、焼死体は百瀬ではなく橋本だったのだ。
百瀬を探して望の野球の試合に来た泉たち。観客の中には、いつも望が野球をやっている近くでキャッチボールをしていた作業服の3人の男たちもいた。泉はその中の1人・村岡(佐藤一平)と望に同じクセがあることを発見するが、その時にはすでに村岡は消えていた。同じ頃、取調べ室では白石と塚本が中馬から事件の真相を聞き出していた。
中馬は懇意にしていた暴力団を守るため百瀬に橋本を殺すことを提案。ためらう百瀬に息子を助けるためだとそそのかし、2人で橋本を殺害したのだ。橋本の死体を百瀬に見立て、百瀬は顔を変え村岡として生きていた。一方、泉たちも百瀬(村岡)を発見。望を殺人犯の子供にしたくないと泣き崩れる百瀬を泉は複雑な思いで逮捕した。
事件を解決したものの、やりきれない思いを抱える4係。塚本はまだ自分にできることがあると4係に残ることを決意。長嶋に課題の答えを聞かれた泉は、いつか答えをみつけますと話す。その顔はすがすがしくもあり...。
※フジテレビHPより引用