◆月の恋人
2010年5月10日からフジテレビ系列で放映。月曜21時枠。
インテリアメーカーの若手社長が3人の女性を通して成長していく姿を描いたラブストーリー。
出演は、「CHANGE」以来2年ぶりにフジテレビの連続ドラマに出演する木村拓哉。女性役は篠原涼子、北川景子、そして台湾モデルのリン・チーリン。
月の恋人 動画(最終回の結末に注目!)
◆月の恋人の主題歌
久保田利伸 「LOVE RAIN ~恋の雨~」
◆月の恋人の出演者
葉月蓮介 ...... 木村拓哉
二宮真絵美 ...... 篠原涼子
リュウ・シュウメイ ...... リン・チーリン
蔡 風見 ...... 松田翔太
大貫柚月 ...... 北川景子
雉畑藤吾 ...... 渡辺いっけい
前原継男 ...... 濱田岳
小泉桂一 ...... 水上剣星
エルカ ...... 西山茉希
安斎リナ ...... 満島ひかり
笠原由紀 ...... 中村ゆり
ミン ...... 阿部力
時田良三 - 温水洋一
丸山鉄二 - 竹中直人
大貫照源 ...... 長塚京三
◆月の恋人のスタッフ
原作:道尾秀介『月の恋人 Moon Lovers』(新潮社刊)
脚本:浅野妙子、池上純哉
脚本協力:古家和尚
音楽:高見優
音楽プロデュース:志田博英
プロデューサー:後藤博幸、村瀬健
演出:西谷弘、平野眞、石井祐介
◆月の恋人の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2010年5月10日 | おまえが欲しい | 22.4% |
| 第2話 | 2010年5月17日 | ありえないキス | 19.2% |
| 第3話 | 2010年5月24日 | 復讐のプロポーズ | 15.6% |
| 第4話 | 2010年5月31日 | こんなに好きだったんだ... | 15.5% |
| 第5話 | 2010年6月7日 | 好きと言えたらいいのに | 17.4% |
| 第6話 | 2010年6月14日 | 最終章序幕・別れ | 13.4% |
| 第7話 | 2010年6月28日 | 二人だけの同窓会 | 14.4% |
| 最終回 | 2010年7月5日 | さよなら葉月蓮介! 3人の女性へ贈るラストメッセージ! | 16.2% |
◆月の恋人のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「おまえが欲しい」のあらすじ
葉月蓮介(木村拓哉)は「多くの人にいい家具を提供したい」という思いを強く抱き家具店を始め、一代で業界NO.1に躍り出ようかという勢いのインテリア専門店『レゴリス』を築き上げた。
蓮介が次なるターゲットとしたのが中国、上海。『レゴリス』上海第一号店開店を目前に控え、蓮介は上海に向かう。上海では一号店開店により閉鎖を迫られる工場で働く中国人たちが建設反対を訴え、座り込みを断行していた。
そのころ、蓮介とは学生時代からの知り合いで、インテリアデザイナーの二宮真絵美(篠原涼子)は『レゴリス』一号店で内装の追い込み作業に入っていた。蓮介に信頼を置かれている真絵美は、唯一彼に意見できる存在。下見に来た蓮介は、真絵美に内装のやり直しを命じる。予想以上の中国人の反発を抑えるため、内装の印象も変更したいというのだ。オープン間近にもかかわらず、最後まで蓮介は妥協を許さない。葉月蓮介とはそういう男...。
騒然とする工場を訪れた蓮介は、そこでリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)の姿を見いだす。
『レゴリス』が直面した予期せぬ事態にも素早く、確実に対処し解決していく男がいた。蔡風見(松田翔太)、蓮介の有能な部下だ。蓮介はシュウメイを『レゴリス上海一号店』のイメージモデルにすると言い始める。すると早速、蔡はシュウメイの身元を洗い始める。
日本からは蓮介を追いかけ、カリスマモデル、大貫柚月(北川景子)が上海にまで乗りこんでいた。実は蓮介と柚月は二人でいるところを写真週刊誌に撮られていた。マスコミは『レゴリス』社長の蓮介とインテリア業界No.1『マストポール』令嬢、柚月という大ネタに飛びつき二人の動向を追い続けている。
病に伏す母を看病するシュウメイだが工場の閉鎖で職を失い、いつか日本に行くためとささやかに貯めていた金も使わざるを得ない。しかし、その金を親友のミン(阿部力)に持ち逃げされてしまった。さらに、立ち退き業者に家を追われ、母親も連れ去られてしまい呆然とするシュウメイの前に蓮介が現れる。蓮介の説得に、シュウメイは解雇された工員たちの就業を条件に『レゴリス』のモデルになることを決意する。
過酷なモデルのレッスンが続くシュウメイを、真絵美が食事に誘う。そこに蓮介も現れた。途絶えがちになるシュウメイとの会話に、蓮介は最近気になっている問題を出す。蓮介が並べた4つのコインを見たシュウメイは、アメンボが水面に作る波紋だと答える。そして、アメンボは幸せの象徴だとシュウメイは続けた。
その夜、シュウメイが逃げ出した。ミンが金を奪ったのも、母親が連れ去られたことも全て蓮介たちがシュウメイをモデルにするための仕業だと分かったのだ。『レゴリス』関係者が、必死にシュウメイの姿を追う中、蓮介は工場の跡地に向う。そこに、シュウメイはいた。蓮介を見たシュウメイは怒りをぶつける。そんなシュウメイを受け止める蓮介は「お前が欲しい」と抱きしめて...。
『レゴリス』上海一号店のオープニングセレモニーが始まった。『レゴリス』世界戦略のシンボルとして紹介されたシュウメイは、見事なウォーキングを決める。会場に招待された中国の工員たちや、『レゴリス』関係者らから自然に"シュウメイ"コールが沸きあがる。シュウメイを見ていた蓮介は...。2人を見ていた真絵美は...。
第2話「ありえないキス」のあらすじ
葉月蓮介(木村拓哉)は、中国側の反発を押さえ込み、無事『レゴリス』上海一号店を開店させた。『レゴリス』のイメージキャラクターとなったリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)は来日するが、ホテルでの寂しい1人暮らしが続く。上海での開店以来、蓮介ともほとんど会っていなかった。シュウメイは、日本で暮らしているはずの父親を探しに行く事を決意する。
見知らぬ町をさまようシュウメイは、迷子になってしまった。蓮介は、二宮真絵美(篠原涼子)にシュウメイを迎えに行って欲しいと頼む。シュウメイを見つけた真絵美は、かつて通っていた中国料理屋へ連れていく。すると、その店が気に入ったシュウメイは常連客、丸山鉄二(竹中直人)の勧めで、そこに住むことに。マスターの時田良三(温水洋一)も承諾する。蓮介は、真絵美が責任を取るのならと承諾。
一方、蓮介はクレイトンリージェンシーホテルのインテリアコンペへの参加を決め、その全てを真絵美に任せようとする。だが、真絵美は素直に蓮介の誘いを受けようとしない。また、クレイトンは『マストポール』との繋がりも強く、コンペに勝つのは至難の技だ。
そんな中、クレイトンのコンペ説明会が開かれた。ホテルオーナーのジョゼフ・ブライアン(ジョン・オーエンズ)と『マストポール』の大貫照源(長塚京三)の会話から、蓮介はある作戦を思いつく。ブライアンは、照源の接待を受けていたのだ。
蓮介の命を受けた蔡風見(松田翔太)は、家族持ちのブライアンが女好きだと突き止めた。久しぶりにシュウメイに電話した蓮介は、食事に誘う。
蓮介の誘いに浮かれるシュウメイは、衣装を選んで欲しいと真絵美に頼む。そんなところに、蓮介が迎えに来た。せっかくの真絵美のコーディネートを否定した蓮介は、シュウメイを連れ出す。そして、高級ブティックで服やアクセサリーを買いつけシュウメイを飾った。シュウメイは、蓮介に礼を言う。しかし、それはドレスのことではなかった。上海の工員たちに、もう一度仕事を与えてくれたことへの感謝。
しかし...。その後、蓮介はシュウメイを伴って高級レストランへ。そのVIPルームでは、ブライアンが待ち受けていた。蓮介は、シュウメイにブライアンを接待させようとする。女好きなブライアンの食指が美しいシュウメイに動かないはずが無い。
ブライアンは、自室に来るようにとまで言いだす。シュウメイは耐えられなくなって、店を飛び出た。追いかけた蓮介は、これが仕事だと冷たくシュウメイに言い放つ。裏切られた思いのシュウメイは、帰ってしまった。
シュウメイが戻ると真絵美がいた。蓮介を罵るシュウメイ。すると真絵美は、シュウメイが蓮介のことをだいぶ理解できたようだと言う。そんな蓮介のためになぜ真絵美は働くのかとシュウメイ。だが、真絵美自身にもその答えは分からなかった。
次の日、シュウメイは蓮介が買ってくれた服やアクセサリーを風見に渡し、上海に帰ると言う。踵を返したシュウメイの背中に、風見はこのまま帰ったら負け犬だと告げた。
シュウメイは、上海のミン(阿部力)に電話して帰ると話す。だが、ミンは帰ってきても仕事は無いと言う。工員たちは蓮介の言うとおりに復帰したものの、ノルマがきつく次々にクビを切られたのだ。またしても、蓮介の裏切り...シュウメイはある決意を固めた。
『レゴリス』の社長室に乗り込んだシュウメイは、蓮介に2人だけであって欲しいと頼む。その夜、レストランでシュウメイは、おもちゃにも使い捨てにもならないと宣言して自ら蓮介にキス。その様子を柚月(北川景子)に目撃されているとも知らず、蓮介はシュウメイを抱きしめ返して...。
第3話「復讐のプロポーズ」のあらすじ
葉月蓮介(木村拓哉)は、外資系ホテルのインテリア・コンペを勝ち取り、二宮真絵美(篠原涼子)と専属デザイナー契約を結ぶ。さらに、蓮介はリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)をイメージキャラクターとする『レゴリス』の新プロジェクトの責任者としても真絵美を抜擢。これには真絵美自身も、これまで新プロジェクトを企画してきた社員たちも反対するのだが、蓮介は聞く耳を持たなかった。
早速、真絵美は前原継男(濱田岳)、安斎リナ(満島ひかり)らとシュウメイのポスター撮影を手がける。その時、真絵美はシュウメイが、今まで以上に仕事に前向きになったことを感じた。実は、シュウメイには蓮介に対してある思惑が芽生えていた。それは蓮介への復讐心。蔡風見(松田翔太)は、シュウメイからその思惑を聞きだす。
また、蓮介に急接近するシュウメイに大貫柚月(北川景子)は、ますます焦り出した。柚月は、シュウメイとのキスを写真に撮ったが、返して欲しければと蓮介をデートに誘う。そのデートで、柚月は蓮介に自分と結婚した場合のメリットを告げるのだが...。
そんな時、シュウメイは探していた父親、ハンヤン(田口主将)と再会。喜ぶシュウメイの陰で、蓮介は風見にハンヤンの周囲を探るよう命令した。
外資系ホテルの仕事を奪われた『マストポール』社長で柚月の父でもある照源(長塚京三)は『レゴリス』との提携を蓮介に持ちかけるが断られてしまう。だが、照源は次なる手を考えていた。それは、蓮介に切られた嶺岡康之(川平慈英)を使って『レゴリス』の新戦略を盗むことだった。
シュウメイを使った新しいポスターが出来上がった。ハンヤンに見せると喜んで帰るシュウメイだが、そこに父の姿はなかった。追いかけてきた風見は、カード偽造に手を染めていたハンヤンを上海に帰らせたと告げる。しかも、蓮介の判断だと...。落胆するシュウメイに、風見は復讐したければ辛抱しろと語った。
その頃、蓮介の社長室で真絵美がシュウメイの日本語練習ノートを読んでいた。しかし、最後の文章は読めなかった。部屋を出て行った真絵美に代わって、蓮介が読む。と、そこには、蓮介の冷たい心を私が温めるとシュウメイのたどたどしい日本語が書かれていて...。
第4話「こんなに好きだったんだ...」のあらすじ
葉月蓮介(木村拓哉)と蔡風見(松田翔太)は『レゴリス』社員に新しい製品開発プラン"恋するレゴリス"を発表。このプランの実行にあたっては、徹底した経費削減のために、古くからの取引先を変えることも辞さないと告げる。意を唱える者もいるのだが、蓮介は情に動かされては経営など出来ないと冷徹に切り捨てた。
しかし、新プランは思わぬところで頓挫しようとしていた。イメージキャラクターのリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)がポスター撮影に出てこないのだ。二宮真絵美(篠原涼子)から事情を聞いた蓮介は、シュウメイが現場に来ないのなら代役を立てろと言い放つ。しかし、真絵美はあれほどシュウメイにこだわっていた蓮介の言葉に、何かがあったと直感。問いただすと、蓮介はシュウメイの父親のことを話した。真絵美は、シュウメイに謝るよう迫る。
シュウメイに会った真絵美は、話を聞いたと告げて蓮介を許して欲しいと頼む。そして、真絵美は風見から習った中国語で、自分はシュウメイの味方だと話した。真絵美に勇気づけられたシュウメイは撮影に再び顔を出す。撮影後に、控え室に戻ったシュウメイは蓮介の社長室に忘れた自分のノートを見つける。ノートを開くと、蓮介の字でシュウメイへの謝罪が書かれていた。シュウメイの蓮介への不信感はぬぐわれていく。
そんな時『マストポール』が新たな広告を打ち出す。それは、シュウメイを起用して『レゴリス』が作ろうとしていたものだった。蓮介と守秘義務契約を交わさなかった嶺岡康之(川平慈英)は大貫照源(長塚京三)と通じていた。その動きを知っていた柚月(北川景子)は、蓮介に忠告しようとするが無視されてしまい『マストポール』のモデルを自ら買って出ていたのだ。
『マストポール』の広告は注目を浴び、売り上げを伸ばしだす。焦る蓮介は、時間の無い中、強引に新しい広告を制作するよう真絵美に命令。しかし、突然のことに真絵美にもすぐに良いアイデアなど思いつくわけがない。
シュウメイは社内で孤立を深めて行く蓮介が心配。手作りのおにぎりを食べさせようと『レゴリス』に向うのだが、シュウメイは自分で渡すことが出来ず、真絵美に頼む。そんなシュウメイの可憐さに、真絵美は蓮介のおにぎりの好みを伝え、新広告のアイデアも思いつく。シュウメイの想い、蓮介の想いを確認した真絵美は新たな広告を生み出した。
新たな広告は『マストポール』のそれを凌駕した。だが、それは真絵美にとっては自身の蓮介への想いを確認する作業になってしまった。
広告を成功させた真絵美は蓮介の労いを受ける。そこで、真絵美は蓮介が、シュウメイの父親を単に上海に帰らせただけではなかったことを知る。妻の介護施設を教え、再会させていたのだ。それをシュウメイに教えなかったのは、もし父親が妻に会いに行かなければ、さらに悲しませることになったと蓮介。2人の再会を確認したので、シュウメイにも教えたと蓮介は真絵美に話す。
帰り道、真絵美はすでに自分の入り込む隙間のありそうにない、シュウメイへの蓮介の深い愛に1人涙を流す。そこに、風見がやって来た。弱っている真絵美を感じた風見は、そっと抱きしめる。
一方、蓮介がホテルに戻るとおにぎりが届けられていた。コンシェルジュから、たった今、女性から預かったと聞いた蓮介はホテルの周囲を探す。と、ホテルの池で何かを探すシュウメイを見つけた。アメンボを見つけたので、捕まえて蓮介に幸せを与えると子供のように話すシュウメイ。蓮介は、そんなシュウメイを抱きしめて・・・。
第5話「好きと言えたらいいのに」のあらすじ
葉月蓮介(木村拓哉)は、蔡風見(松田翔太)と『レゴリス』の新戦略を発表。リュウ・シュウメイ(リン・チーリン)をフィーチャーしたキャンペーンで伸びた売り上げの力を背景に、業界No1の『マストポール』の追い落としにかかるのが目標だ。新店舗の充実、インドへの新たな生産ラインを確保すると言う蓮介だが、雉畑藤吾(渡辺いっけい)たち幹部の反応は悪い。
その夜、蓮介はシュウメイとデート。シュウメイの肩を抱き寄せる蓮介を、一台のカメラが狙っていた。
二宮真絵美(篠原涼子)を風見が食事に誘う。2人が行ったレストランには、蓮介とシュウメイがいた。同席した真絵美は、蓮介とシュウメイの関係が発展したことを悟る。
今や有名人となったシュウメイが『田鶏』に帰ると、大貫柚月(北川景子)が訪ねて来る。柚月は、なぜ蓮介がシュウメイに惹かれるのかを知りたかった。しかし、シュウメイから答えを得られなかった柚月は家に帰ると、照源(長塚京三)に実家を出ようと思うと話す。
そんな時、蓮介とシュウメイのデートが写真誌に抜かれた。柚月の時とは違い、社長とその会社のモデルでは世間の視線も厳しいものが予想される。社員たちの反応も厳しい。蓮介は収拾する時間が欲しいと社員たちに告げる。だが、その裏で不穏な空気が噴出しようとしていた。風見は蓮介に批判的な社員の言葉を聞き入れ始める。
さらに、シュウメイの友、ミン(阿部力)が『レゴリス』上海工場の不当労働を訴えるために来日。風見は、ミンの告発レポートを読み、さらに辞表の提出を考える雉畑を引きとめ、会社が変わると告げた。
照源が『レゴリス』に来た。照源は、シュウメイとミンを隠し撮りした写真を蓮介に見せ、不法入国者を専属モデルがかくまっていると蓮介を脅す。
蓮介は、ミンをシュウメイのもとから引き話し、ホテルに軟禁。また、シュウメイも『田鶏』からホテルに移した。シュウメイを上海に返すよう勧める風見だが、蓮介は他の解決策を模索。
そんな蓮介は、真絵美から次のCMを考えるためにもシュウメイをどうしたいのかと迫られる。すると、蓮介はシュウメイを手放したくないと言う。そんな蓮介の言葉に、真絵美は...。
真絵美はシュウメイの部屋を訪ねた。自分が蓮介に迷惑をかけていると言うシュウメイを否定する真絵美。シュウメイは、自分より蓮介のことを分かっているようだと言うのだが、真絵美はそれも悲しく否定する。これからは、シュウメイに蓮介を守って欲しいと強がる真絵美。シュウメイは、真絵美は蓮介を好きなのではないかと問う。だが、そこに蓮介が来た。真絵美が帰ると、蓮介はシュウメイに結婚を迫り...。その夜、風見と飲んだ真絵美は...。
新CM企画のため、蓮介はシュウメイを伴って出社。だが、そこで待っていたのは『レゴリス』製品の事故のニュースだった。騒然とする社員たち。自社の一大事に、蓮介は...。
第6話「最終章序幕・別れ」のあらすじ
葉月蓮介(木村拓哉)は、リュウ・シュウメイ(リン・チーリン)にプロポーズするも、『レゴリス』が販売する家具で事故が発生してしまい、その対応に追われることになった。蓮介は、事故で怪我をした子供を見舞うのだが、両親は訴訟も辞さない構え。
そんな中、蓮介の母、みち代(倍賞美津子)がやって来る。蓮介に代わって出迎えたのは二宮真絵美(篠原涼子)。真絵美は、蓮介がシュウメイを紹介するためにみち代を呼んだことを悟る。
調査の結果、事故を起こした椅子は、上海工場で製造されたものと判明。蓮介は、工場の責任者、雉畑藤吾(渡辺いっけい)に説明を求める。社員たちは、雉畑だけに責任を問うのはどうかと疑問を持つのだが、蓮介の追及は厳しい。そんな蓮介を1人にしないで欲しいと真絵美は風見蔡(松田翔太)に頼むのだが...。
その夜、雉畑が蓮介の社長室に辞表を持って訪ねて来た。他の社員たちの前では厳しくしていても、雉畑を信頼していた蓮介は引きとめようとする。だが、雉畑は事故の帳尻を合わすためには自分が辞めるほかはないと、社長室を後にした。
一方、大貫柚月(北川景子)も窮地に陥った蓮介を心配していた。父の照源(長塚京三)は、蓮介はもうだめだろうと事も無げに柚月に話す。さらに、柚月には、蓮介よりも風見の方が似合いだなどと言い出した。そんな、父の言葉を柚月は訝しむ。柚月は、その話を蓮介に伝えようとするが聞いてもらえない。
次の日、蓮介は記者会見で事故原因を公表。上海からの全面撤退、被害者への改めての謝罪を強調。自身は社長を退くことはないとコメント。
ホテルに戻った蓮介に、被害者の父親から告訴を取り下げると電話が入る。足しげく病院に通った雉畑の誠意に打たれたのだ。父親は、雉畑にこのことを伝えて欲しいと言うのだが、すでに『レゴリス』を辞していた。
部屋に戻った蓮介は、上海からの撤退を責めないのかとシュウメイに聞く。だが、シュウメイは蓮介の気持ちが分かるから許すと寂しく微笑む。蓮介は、せめてミン(阿部力)だけは何とかすると約束した。
ところが、会社に戻った蓮介は、風見から上海工場での不当労働を訴えるミンのレポートを見せられる。対応を迫られた蓮介は...。
シュウメイにミンから電話が入る。ミンは不法滞在で入国管理局に連行されようとしていた。自分のレポートを抑えるためだと告げるミンは、蓮介を信じてはいけないとシュウメイに訴える。
蓮介はシュウメイを引き合わせるため、みち代と待ち合わせたレストランへ。だが、そこにシュウメイは現れない。蓮介が電話するとシュウメイが受けたのは空港だった。自分がいると苦しめてしまうので上海に帰ると言うシュウメイに、何も応えられない蓮介。
すると、シュウメイは蓮介に笑って欲しいと続ける。ようやく、シュウメイのようには笑えないと蓮介。シュウメイは、本当は自分も笑っていなかったと告白。泣いている心を隠すために笑っていた、だから苦しい時こそ笑って欲しいとシュウメイ。蓮介は、シュウメイを幸せにしたいと振り絞るのだが、自分の生き方は変えられないと電話を切った。
心を乱しながら会社に行った蓮介に真絵美は、シュウメイと何かあったのかと問う。自分の生き方は変えられないと遮る蓮介に、真絵美はそんなことだから大事な人たちを失うのだと迫る。だが、蓮介は真絵美に、自分の何が分かると冷たく言い放った。
柚月は、風見と照源がつながっていたことを確信。すぐに蓮介に伝えようとするのだが、電話には出てくれない。仕方なく真絵美に急を告げようとするのだが...。時は、すでに遅すぎた。その時、真絵美は週刊誌に掲載されたミンの告発記事を読んでいた。社長室で記事を読んでいた蓮介は、創業時のメンバー写真に写った自分の顔の上にコインを置いて...。
蓮介が屋上に行くと、風見が会議だと迎えに来る。その会議は、蓮介の社長解職を迫るものだった。蓮介は月の見えない夜空を見上げながら、風見に問いかける。いつから、考えていたのか...と。
第7話「二人だけの同窓会」のあらすじ
自社モデルとのスキャンダル、製品の事故...。そして、上海工場の不当労働までもが表面化することで『レゴリス』社長、葉月蓮介(木村拓哉)は窮地に立たされる。しかも、側近の蔡風見(松田翔太)はライバル会社『マストポール』の社長、大貫照源(長塚京三)と裏で手を結び、『レゴリス』幹部も味方につけ、蓮介を失脚させようとしていたのだ。蓮介が風見の思惑に気づいた時は、手遅れだった。
風見は手はずどおり、定例会議で蓮介の解任動議を提案。反対する幹部はなく、新社長に風見が推挙される。抵抗するかに思われた蓮介だが、取締役会に諮られるまでもなく、あっさりと社長の座を退き、心配する二宮真絵美(篠原涼子)に礼を述べて会社から去って行った。
社長就任挨拶で、風見は『マストポール』との提携を発表。パーティーの席で、真絵美はリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)の居場所を風見に問うのだが、知らないとの答え。また、真絵美は自分に接近したのも、蓮介を陥れるためかと問い詰める。すると、風見はそれを否定し『レゴリス』に残って欲しいと真絵美に頼んだ。
社長を解任されて以来、蓮介の行方は分からなくなる。シュウメイも姿を見せない。父、照源の汚い手口でいなくなってしまったと、柚月(北川景子)は家を出て『田鶏』でアルバイトを始める。ここにいれば、蓮介が来るかもしれないという思いもあった。
街を彷徨っていた蓮介は、とあるフリーマーケット会場へ。そこは、かつて照源に見出された場所だった。蓮介が手作りの家具を見ていると照源が現れる。照源は風見に頼むので、もう一度自分と一緒にやり直してみないかと蓮介に言う。しかし、蓮介は断った。才能は心から買っていたと言う照源に、蓮介は礼を述べて去って行った。
『レゴリス』では、真絵美が蓮介を想いタメイキをついていた。そんな様子を見た前原継男(濱田岳)と安斎リナ(満島ひかり)は蓮介を探しに行くようにと真絵美の背中を押した。真絵美は風見に自分たちとの専属契約の打ち切りを依頼する。
蓮介は『レゴリス』前に来た。そして、会社から出てきた雉畑藤吾(渡辺いっけい)に『レゴリス』に戻るよう頼む。反論しようとする雉畑に、蓮介は『レゴリス』を見守って欲しいと告げた。その足で、蓮介は『田鶏』へ。柚月が喜んで出迎えていると、時田良三(温水洋一)が、シュウメイの忘れ物だと彼女が書いていたノートを持ってきた。動揺する蓮介は、柚月が目を離した隙にいなくなってしまう。柚月は、慌てて真絵美に電話。そして、蓮介の居場所を尋ねる。心当たりの無かった真絵美だが、電話を切った後にある場所を思い出した。
真絵美が訪ねたのは母校の大学。ちょうど、学園祭が行われている最中だった。誰もいない校舎内を捜し歩くと、蓮介を美術準備室で発見。そんな真絵美に蓮介は静かに、しかし初めて心中を打ち明ける。学内を歩いた2人は浜辺で食事。そこで蓮介は学園祭で買った鳥の置物を真絵美に見せ、ニワシドリだと教える。庭師のように、インテリアにこだわって巣を作る鳥だと話すと、真絵美は蓮介みたいだと言う。
真絵美は柚月に蓮介を見つけたと連絡。最終バスで帰ろうとするが、蓮介は乗らなかった。真絵美は走り出したバスを止めて、蓮介のもとに思い出したことがあると戻る。学校の講堂に蓮介を連れて行った真絵美は、古い机に彫られた『レゴリス』の文字を見つける。それは、かつて蓮介が彫ったものだった。
日が落ちると、二人は学内に泊まることに。蓮介は月を見るために残ったと真絵美に話す。そして、月は失った時に、その存在に気づくのかもしれないと寂しく語る。自分は他人とうまく繋がることが出来ないと言う蓮介。すると、真絵美は人同士はその気がなくても繋がってしまうもので、1人きりでは存在できないと否定する。
さらに、真絵美は大きな木の話を蓮介にする。大きくなりすぎた木は、木材として使えないため切られることがなくなる。でも、大きな木は枝を広げて旅人の道しるべになったり、雨宿りの場所になったりする。蓮介も、そんな木になれば良いと真絵美。そして、2人は静かに寝ようとするのだが、蓮介は...。
次の朝、真絵美が目を覚ますと蓮介の姿はなかった。昨日、持っていたニワシドリの巣を作って蓮介は去っていた。
その頃、風見はホテルの一室を訪ねていた。そこには、シュウメイが...。風見は、シュウメイに仕事への復帰を命令した。
最終回「さよなら葉月蓮介! 3人の女性へ贈るラストメッセージ!」のあらすじ(ネタバレ注意)
葉月蓮介(木村拓哉)から社長の座を奪った蔡風見(松田翔太)は『レゴリス』の新戦略を打ち出す。『レゴリス』には、李忠徳(趙珉和)ら新加入のメンバーの他に、風見に請われた雉畑藤吾(渡辺いっけい)や嶺岡康之(川平慈英)も戻っていた。
二宮真絵美(篠原涼子)は『レゴリス』を離れて自分の事務所に戻り、家具個展の準備。前原継男(濱田岳)と安斎リナ(満島ひかり)は、蓮介の行方を気にするが、真絵美は心配いらないと落ち着いていた。
その頃、リュウ・シュウメイ(リン・チーリン)は『新生レゴリス』の新CMを撮影中。付き人としてミン(阿部力)の姿もある。風見が帰国しようとするシュウメイを引きとめ、ミンも救っていたのだ。シュウメイには中国から映画出演のオファーも舞い込むが表情は冴えない。蓮介への想いを捨て切れずにいたのだ。
蓮介が真絵美の事務所に顔を出す。事務所の一隅と、工具を借りたいと真絵美に願い出た蓮介は一心不乱に家具作りを始めた。真絵美は、蓮介の様子を大貫柚月(北川景子)に伝える。蓮介との恋の進展を疑う柚月だが、真絵美は否定。煮え切らない真絵美に、柚月はあきれてしまう。
そんな真絵美を風見は、まだ追っていた。デザイナー契約を断り続ける真絵美に、風見はシュウメイがまだ日本にいるという事実を突きつける。風見は、真絵美の想いを蓮介から引き離そうとしたのだ。柚月から、そして風見からも抑えようとする蓮介への気持ちを引き出されてしまう真絵美。
そんなある日、真絵美が事務所に戻ると、蓮介が継男たちと食事をしていた。その時、テレビにシュウメイの新CMが流れ、あきらかに蓮介の顔色が変わる。これ以上、自分の下に引き止めておくことは出来ない。真絵美は、個展の準備を始めるからと、蓮介に事務所から出て行ってもらう。
蓮介がホテルに泊まろうとしていると、エルカ(西山茉希)から、酔いつぶれた柚月を迎に来て欲しいと連絡が入る。柚月は『レゴリス』からの蓮介失墜のあおりを受けて仕事が減り、ここのところ腐っていたのだ。
柚月が目を覚ますとオープンカーの中。隣では、蓮介が運転していた。蓮介は柚月に大貫家の別荘を貸して欲しいと頼む。別荘には、家具作りのための道具が揃っていた。別荘に着くと、柚月も蓮介の手伝いをすることになる。
その頃、シュウメイはミンから風見が蓮介を陥れたことを知らされる。
一方、真絵美の事務所では急激に仕事量が減ってきた。『レゴリス』が次々に顧客を奪っていたのだ。そんな中、真絵美は個展を開く。会場にやって来た風見は、真絵美に蓮介が柚月の別荘にいることを教える。そして、社員契約の話などどうでもよかったと、風見は真絵美に愛を告白した。
蓮介が柚月と作業をしていると地元町役場の松原潤一(相島一之)が訪ねてきた。ネットで蓮介の滞在を知ったという松原は、蓮介に町営ホールのインテリアデザインを依頼に来たのだ。実は、ネットに蓮介のことを書き込んだのは柚月だった。返事を保留した蓮介は、真絵美の個展に足を向ける。蓮介から仕事の話を聞いた真絵美は風見に会いに行く。そして、契約社員の話を受ける代わりに、蓮介が受けようとしている町営ホールデザインの入札に『レゴリス』で参加して欲しいと頼む。
こうして、町営ホールのインテリアは蓮介と『レゴリス』のコンペとなった。蓮介は、1人では『レゴリス』に太刀打ちできないと真絵美に助力を求める。
真絵美は継男とリナを連れて別荘にやって来た。端から見ているとケンカをしているようだが、蓮介と真絵美のコンビネーションは柚月も焼けるほど抜群。コンペに向けた作業は、蓮介の心を徐々に癒していく。また、柚月は蓮介との出会いをみんなに披露した。
ある日、薪を拾っていた蓮介は、真絵美のおかげで忘れていたことを思い出せたと礼を言う。そこに、大雨が降ってきた。慌てて別荘に帰ると、柚月たちは留守。と、そこに一台のワゴン車が来た。出てきたのは、ミンとシュウメイ。真絵美は車で出かけ、蓮介は別荘の中でシュウメイと2人きりに。シュウメイは精一杯な蓮介への想いを伝えて帰って行った。帰り際、蓮介はミンからシュウメイが中国に帰る飛行機の出発時刻が書かれたメモを渡された。
その夜、シュウメイが来ていたのを見てしまった柚月は、蓮介に好きだったことは後悔しないと告げる。その上で、柚月は蓮介の妹になると宣言し、ひとり部屋に帰って涙を流した。
数日後、町営ホールのコンペが開催された。『レゴリス』が豪華なデザインを提示するのに対し、蓮介のデザインはシンプルなものだった。だが、それは自分を支えてくれた柚月のために作ったもの。使ってくれる人の顔を思い浮かべながらデザインしたと言う蓮介のプレゼンに、集まった人々も拍手を送るのだが、コンペは『レゴリス』の勝ちとなる。
蓮介が、おめでとうと声をかけるのだが、風見は勝った気がしないと悔しそう。すると蓮介は、風見は世界を相手に勝負しているので自分との戦いなどどうでも良いだろうと話す。そして、そのために、風見は1人ではないと諭した。その言葉に反応したのは、近くで聞いていた雉畑だった。また、蓮介はコンペのために作った椅子を柚月にプレゼントする。
真絵美が別荘の後片付けをしているとシュウメイから、これから上海に帰ると電話が入る。電話を切ると、蓮介が来た。蓮介はどこかに行こうとしていた。シュウメイのもとだと気づいた真絵美は、出て行こうとする蓮介に好きだと告白。それでも、蓮介を引き止めることは出来なかった。
蓮介は空港でシュウメイと会う。だが、この時、2人には同じ想いが流れていた。もう、一緒にはいられない...と。シュウメイは、遠くからでも蓮介に分かるようにずっと光っていたいと言い残し、エントランスに消えていった。
その頃、帰り支度をしている継男にリナが4つのコインの問題を出していた。アメンボだろうと答える継男。するとリナは、コインのふちをペンでなぞり、出来た図を継男に見せる。それは、ハートの図だった。
事務所に帰った真絵美が作業をしていると、自分が出しているものとは別の音が聞こえることに気づく。と、そこには扉を直そうとしている蓮介がいた。蓮介は彼なりに真絵美に愛を告白。いつものようにじゃれあう2人は、愛という確かなもので、さらに強く繋がって...。
それからも、シュウメイ、柚月、風見は、それぞれの人生を前向きに生きている。蓮介と真絵美の2人は...海岸を走る蓮介の車の助手席には、ウェディングドレスを着た真絵美が乗っていた。2人の薬指には...。
※フジテレビHPより引用