チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋

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チーム・バチスタ2

 

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋

2010年4月6日からフジテレビ系列で放映。火曜22時枠。海堂尊の同名の小説をドラマ化。

「救命救急センター」を舞台に繰り広げられる社会派メディカルトドラマ。

主演は、「チーム・バチスタの栄光」シリーズでお馴染みの伊藤淳史。コンビを組む厚生労働省の役人役に仲村トオルが登場。

チーム・バチスタ2 動画(最終回の結末に注目!) 

 

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋の主題歌

 松田聖子 「いくつの夜明けを数えたら」

 

 

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋の出演者

田口公平 ...... 伊藤淳史
白鳥圭輔 ...... 仲村トオル
速水晃一 ...... 西島秀俊
和泉 遥 ...... 加藤あい
佐藤伸一 ...... 木下隆行(TKO)
栗山弥生 ...... 浅見れいな
滝沢秀樹 ...... 松坂桃李
永山康友 ...... 足立理
浅野和彦 ...... 竹内太郎
佐々木英二 ...... 堀部圭亮
三船大介 ...... 利重剛
長谷川 崇 ...... 戸次重幸
花房美和 ...... 白石美帆
藤原真琴 ...... 名取裕子
高階権太 ...... 林隆三

 

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋のスタッフ

脚本:後藤法子 ほか
音楽:羽岡佳
演出:今井和久、植田尚、星野和成
プロデュース:豊福陽子(関西テレビ)、遠田孝一(MMJ)、八巻薫(MMJ)
制作:関西テレビ、MMJ

 

 

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2010年4月6日 失神 12.4%
第2話 2010年4月13日 集団過呼吸 14.5%
第3話 2010年4月20日 人格変貌 14.7%
第4話 2010年4月27日 心筋梗塞 14.2%
第5話 2010年5月4日 劇症型肺炎 12.6%
第6話 2010年5月11日 後遺症 14.8%
第7話 2010年5月18日 中毒 16.0%
第8話 2010年5月25日 宣告 14.7%
第9話 2010年6月1日 医療ミス 14.6%
第10話 2010年6月8日 病巣 13.8%
第11話 2010年6月15日 記憶喪失 15.6%
最終回 2010年6月22日 危篤 15.1%

 

 

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「失神」のあらすじ

東城大学医学部付属病院・救命救急センターでは、医師の佐藤伸一(木下隆行)ら救命チームが次々と運び込まれる患者の対応に追われていた。そんな中、空港で突然意識を失ったキャビンアテンダント・杉山沙希(田畑智子)を搬送したいとの連絡が入る。佐藤はすでに満床だと断ろうとするが、センター部長の速水晃一(西島秀俊)は強引に受け入れを決めてしまう。速水の指示で病室の確保に急ぐ救命医の和泉遥(加藤あい)と看護師長の花房美和(白石美帆)。速水が救急患者を決して断らず、院内の状況もお構いなしに受け入れてしまうのはいつものことだった。「いつかウチはパンクする」とこぼす救命医の長谷川崇(戸次重幸)をなだめる佐藤...。

心療内科特別愁訴外来の医師・田口公平(伊藤淳史)は救命センターに呼ばれ、沙希のことを聞かれる。沙希は2年前、田口の診察を受けていたのだ。とそこに、白鳥圭輔(仲村トオル)が現れた。「白鳥さん、なんで?」と思わず声をあげる田口。"チーム・バチスタ"の事件以来、厚生労働省が定期的に行っている抜き打ち監査で、今回の調査対象が救命センターになったと告げた白鳥は「よろしくね」と速水に不敵な笑みを向ける。

センターの監査といいながら、なぜか速水の身辺ばかりを探る白鳥。一方、意識を取り戻した沙希は検査入院を断って退院し、同じ航空会社に勤める嶋田武の結婚式の二次会に出席するが、再び失神して東城医大に担ぎ込まれる。だが心臓や脳に異常はなく、度重なる発作がなぜ起こるのかわからない。

そんな中、田口は沙希の同僚から嶋田が沙希の元彼だったことを聞く。2ヵ月前、沙希は嶋田から別の女性と結婚したいと別れを告げられ、そのころからフライト中に失神したり、食欲がないと流動食しか口にしなくなったらしい。速水は、沙希の母親が胃がんで亡くなっていたことからスキルスの可能性もあるというが、田口は発作の原因がほかにあるような気がしてならない。

翌日、自分も母親と同じ胃がんではないかと疑う沙希が自暴自棄になり、自殺騒ぎを起こした。思い止まらせようと田口が必死に説得する中、速水は沙希の胸元に痣を見つけて「前にも死のうとしたことがあったのか?」と問い詰めるが、沙希はむきになって否定。その直後、胃カメラの検査を受けた沙希が心停止に陥った。速水の応急処置で一命は取り留めたが、その一部始終を見ていた白鳥と田口はようやく失神の原因に気づく。

明くる日、白鳥は病院長の高階権太(林隆三)に会い、患者のメンタルサポートができる田口を救命センターに置くべきだと進言。さらに速水の部屋に乗り込み、救命センターでメディカル・アソート社のカテーテルの使用頻度が異様に高いと指摘し、同社との関係を問いただすが速水は答えない。そこに、高階の指示で救命チームに配属された田口が訪れ、思わぬ事実を知る。速水と白鳥は大学の医学部の同級生で、主席を争ったライバル同士だったのだ。なおもメディカル・アソートとの関係を追及しようとする白鳥を速水は「現場を捨てたお前には関係ない」とはねつけ...。

 

第2話「集団過呼吸」のあらすじ

ミスコンテストの日本代表を目指してレッスンに励む青木恵理(藤井美菜)が過呼吸で倒れた。救急センターに担ぎ込まれて症状は落ち着いたものの、手足に麻痺が残っている様子。

速水(西島秀俊)と田口(伊藤淳史)は検査入院を勧めるが、2週間後に最終予選を控えていた恵理は、レッスンを休めばライバルに差をつけられてしまうと激しく抵抗。
そして再び過呼吸の発作を起こして倒れてしまう。

一方、白鳥(仲村トオル)は院内で見かけたメディカル・アソート社の佐々木英二(堀部圭亮)を問いただす。
15年ほど前、速水がデパートの大規模火災で多くのケガ人を救い、"ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)"と呼ばれるようになったころからメディカル・アソート社と深くかかわるようになり、時を同じくして同社が一大医療機器メーカーへ急成長を遂げたことを指摘する白鳥。
その追及をかわした佐々木は「あなたには関係のない話だ」と立ち去る。

翌日、恵理の検査が行われるがどこにも異常がなく、
和泉(加藤あい)はコンテストを前にした一時的なストレスが過換気を引き起こしたと診断。
しかし速水は「まだ何かある」と引き続き恵理を入院させる。
レッスンに戻れず焦りを募らせる恵理は「早く退院させて」と田口に懇願。
婚約者の菅原誠(金井勇太)が心配して駆けつけるが、頑なに面会を拒む。

この後、誠に会った田口は、恵理が無理なダイエットをしていたことを聞く。
一方、佐藤(木下隆行)らは恵理が錐体路(脊髄と脳を結ぶ神経伝達路)障害の疑いが濃い"バビンスキー反射"を示しているのに気づいてがく然。

そんなとき、病室から逃げ出した恵理が階段から転落。
足を骨折し、緊急手術を受けることになった。
混乱のなか、恵理が「行かせて。罰なら後でいくらでも受けるから」とつぶやくのを聞いた白鳥は、重要な隠しごとがあると直感。それが意識障害の原因かもしれないと田口に告げる。

田口は病室に通って話を聞こうとするが、恵理は心を閉ざしたまま。
そんな折、恵理を幻覚が襲う。
無数の小さな手に自分の手足をつかまれる幻を見た恵理はパニックに。
これを機に恵理の神経障害は急激に悪化。
麻痺は全身に広がり、幻覚も頻繁に起こり始めた。

脊髄に問題があるとにらんだ速水は、このままでは神経機能が戻らなくなり、
一生寝たきりになると原因究明を急ぐ。

そんな折、田口は恵理の私物からとある病院の領収書を発見。
恵理は病院に行っていたことを隠していた。

その理由を探ろうとする田口の前に白鳥が現れ、速水とメディカル・アソート社の癒着疑惑を追っていると告白。

そして、恵理が通っていた病院の名前を知ってあることに気づく。

 

第3話「人格変貌」のあらすじ

深夜の繁華街で重傷を負った塚田康史(渡辺哲)が救命救急センターに搬送された。大声をあげながら若い男に殴りかかり、ナイフで腹を刺されたらしい。警察は酔っぱらい同士のケンカと判断。しかし塚田の妻・基子(根本りつ子)は、おとなしい塚田がケンカなどするわけがないと不審がり、酒も飲めないのに繁華街に行く理由がわからないという。そして検査の結果、塚田に飲酒の形跡はなかった。

翌日、別人のように穏やかになった塚田は、事件前後の記憶がまったくないと田口(伊藤淳史)に告げる。さらに、繁華街に近い心療内科に通っていたことを告白。定年を前に気がふさぎ、妻に内緒で診察を受けていたと話すが、なぜ現場にいたのかについては頑なに明かそうとしない。

まもなく、塚田が再び暴れ出した。酒に酔ったように怒鳴り散らし、脈をとろうとする和泉(加藤あい)を乱暴に突き飛ばした塚田は、水差しの水をがぶ飲みすると、奇声をあげて失神してしまう。

田口は塚田が通っていた心療内科へ。担当の医師は、精神状態が不安定だと訴える塚田に向精神薬を処方していたという。速水(西島秀俊)は、塚田が水をたくさん飲みたがることを聞き、過剰な水の摂取による血中ナトリウム値の低下で意識障害を起こす"水中毒"と診断。和泉らに水分の制限を指示する。また、田口からの報告で塚田の精神状態を知り、水中毒が心因性のものではないかとにらむ。

一方白鳥(仲村トオル)は、入院中のフリージャーナリスト・目黒(嶋田久作)の動きに警戒するよう速水に忠告する花房(白石美帆)の姿を目撃。目黒の病室を訪ね、メディカル・アソート社と速水の関係を探っているのかとかまをかけると、目黒は「僕と仲よくして損はない」と意味ありげなことを口にする。

そんな折、田口は塚田の息子が家出していたことを基子から聞く。堅物の父を嫌って家を飛び出したきり1年も行方がわからないらしい。さらに田口は塚田の勤める会社へ。事件のあった繁華街で塚田がたびたび目撃されていたことを知る。

その夜、塚田がまた暴れ出した。水枕の水を飲んだらしく、それを塚田に出すよう指示したのは速水だった。そんな危険を冒す意図がわからず、あ然となる佐藤(木下隆行)ら。しかし速水は平然とした様子で、塚田が飲んだ水の量が少ないことを指摘。意識障害の原因は水の大量摂取ではなく、体内の水分量を調節する抗利尿ホルモンの分泌に異常が起きていたためだと告げる。速水はこのことを確かめようと、塚田にあえて水を与えたのだ。

抗利尿ホルモンの異常分泌の原因は腫瘍、つまり"ガン"である可能性が高いことから、速水は塚田のガン検査を開始するが、腫瘍はどこにも見つからない。そんななか、田口は塚田が大事にしている息子の作文を基子から見せられる。それは息子が小学生のとき、父親の会社を訪ねて書いたもの。白鳥はこれを読み、あることに気づく。

 

第4話「心筋梗塞」のあらすじ

転落事故による胸部打撲で入院中だったフリージャーナリスト・目黒(嶋田久作)の容態が急変し、初療室に運び込まれた。

速水(西島秀俊)らは懸命に救命処置を行うが、目黒は心停止に陥ってしまう。
ICUから整形外科の一般病棟に移され、退院も近いと聞かされていた妻の光子(広田レオナ)は、回復していたはずの夫の体に何が起こったのかと取り乱す。
 
急変の原因は心臓の血管が詰まったことによる心筋梗塞で、一刻も早く血流を再開させなければ蘇生の見込みはない。
速水は詰まった箇所をカテーテルで拡げようとするがカテーテル室に空きがなく、初療室で治療を行うと言い出す。

必要な設備もない初療室ではリスクが高すぎると佐藤(木下隆行)や長谷川(戸次重幸)は反対するが、ほかに方法はないと速水に押し切られる。
 
速水の無謀な決断を和泉(加藤あい)から聞き、驚いた田口(伊藤淳史)は初療室へ。そのとき一瞬目を開けた目黒が「函館」と光子に伝えて欲しいとつぶやいた。
一方、白鳥(仲村トオル)は初療室の様子をうかがう佐々木(堀部圭亮)を見かけ、目黒の容態を確認しに来たのかと詰問。
速水との収賄関係の証拠を目黒に握られ、邪魔になって消そうと仕組んだのではないかと疑惑をぶつけるが、一蹴されてしまう。

リスクの高い治療を強行しようとする速水に不審を抱いた白鳥は田口に疑惑を漏らす。速水は収賄の証拠をつかんだ目黒の口を封じようと佐々木と結託し、治療に見せかけて殺そうとしているのではないか、と...。

まもなく、カテーテル治療が始まった。
外科の助けが必要だと言う長谷川を制し、目黒の体にカテーテルを挿入する速水。
 
初療室の外では、光子が離婚届を見つめていた。光子は仕事にかまけて家に帰らない目黒に離婚を切り出そうとしていたが、その矢先に目黒が倒れたのだった。
そんなとき、目黒が田口に託した「函館」という伝言を聞かされた光子はハッとなる。
 
治療は成功し、目黒は一命を取り留めたが、血液の流れが一時的に止まっていたことからこのまま意識が戻らない可能性も。
白鳥は目黒の不可解な急変の原因を追及しようと光子をうながし、救命チームに疑惑を向けて挑発する。

佐藤らは自分たちに過失はないと反発するが、そんなとき、長谷川が「心筋梗塞は予測できていたのかも」と意外なことを口にする。

 

第5話「劇症型肺炎」のあらすじ

人気歌手の真山香苗(岩田さゆり)が倒れた。香苗にはここ半年休みがなく、最近は咳や高熱が続くなど体調は悪かったという。だが母親でマネージャーのみどり(森口瑤子)は、一ヵ月後に全国ツアーを控えた香苗の入院を長引かせるわけにはいかないと速水(西島秀俊)に詰め寄り、救命チームの手を焼かせる。

同じ頃、白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)はある高級クラブを訪れていた。店のママは、目黒(嶋田久作)が撮った写真に国会議員の鴨志田一郎(本田博太郎)、メディカル・アソート社の佐々木(堀部圭亮)とともに写っていた斎藤彩子(麻生祐未)。白鳥は2人との関係について探りを入れるが彩子は取り合わず、白鳥と田口を追い出してしまう。

翌日、香苗はマイコプラズマに感染し、軽い肺炎を起こしていると診断される。長谷川(戸次重幸)らは抗生剤による治療を開始する。ところがまもなく、香苗の全身に発疹が現れ始めた。薬のアレルギーと判断した速水は、抗生剤の種類を変更。長引く治療にいら立つみどりは「一日も早く退院させて」と言い張って田口を困惑させる。

その夜、弥生(浅見れいな)が長谷川を呼び出し、速水が佐々木から金を受け取っている現場を見たと告白。一方、白鳥は彩子のクラブで佐々木と鴨志田、有名な心臓外科医の黒岩徹也(陰山泰)が密談しているのを目撃。3人を追及しようとするが、彩子に遮られる。

香苗の入院から3日後、救命救急センターは思わぬ事態に騒然。香苗の肺炎が命さえ危険な状態にまで急激に悪化していたのだ。マイコプラズマを抑える抗生剤がまったく効いていないことにがく然となる救命チーム。ほかの感染症を疑う速水は原因究明を急ぎ、香苗の病歴をみどりに聞くよう田口に指示する。ところが、田口が香苗の幼い頃のことをたずねるとみどりは動揺。病気などしたことがないとムキになって言い張り、怒り出した挙句に貧血を起こして倒れてしまう。

肺炎の原因が特定できないまま、香苗の症状は悪化の一途をたどっていた。佐藤(木下隆行)らは炎症を抑えるステロイドの投与を始めるがまったく効果がない。自分で呼吸することも困難になった香苗に、速水は人工呼吸器の装着を決断。挿管することで喉を痛め、このまま歌手として再起できなくなる危険性もあったが、みどりは命が助かるならと苦渋の決断でこれを了承し、「娘を助けて!」と悲痛に訴える。そんな折、田口は速水から真山母娘についての思わぬ事実を告げられ...。

 

第6話「後遺症」のあらすじ

メディカル・アソート社が進める大規模医療施設"MAH"の建設計画に、センター長として速水(西島秀俊)が名を連ねていることを知った白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)は、真相を確かめようと速水を直撃。

佐々木(堀部圭亮)と密談中だった速水は、MAHが完成すれば東城医大を辞めるつもりだとあっさり認め、田口を驚かせる。

そんな折、過労で倒れた女性・山崎智子(大路恵美)が救命救急センターに運ばれてきた。付き添ってきた車いすの少年・健人(桜田通)は智子の息子で、速水に直接電話をかけて搬送を頼んだという。

5年前、事故で瀕死の重傷を負った健人は速水の処置を受け、下半身に障害は残ったものの命を救われていた。そこで「命の恩人」である速水を頼ったのだった。

しかし、健人のことなど覚えてないというそっけない速水の言葉に健人は逆上。速水に襲いかかり、不自由な体で母親に負担をかけるぐらいなら死なせてくれればよかったと食ってかかった直後、けいれんの発作を起こして倒れてしまう。

健人は日常的にけいれんに襲われていた。5年前の事故で頭を打っていたことから、脳の一部の破損があるのではないかとにらむ救命チーム。

速水は事故から2カ月後のCT画像を転院先の病院から取り寄せ、そのとき一時的に現れていた脊髄の血腫を見つけてがく然となる。

転院前、健人が完全な麻痺状態ではなかったことを速水は覚えていた。だがその後、下半身がまったく動かなくなったのは、転院先でできた血腫が発見されず放置されたことに原因があり、「もし一貫して診られていれば、あの子は今頃またバスケができていたかもしれない」と悔やむ速水。

そして、診療報酬の低い長期入院を認めない東城医大への不満を白鳥と田口にぶちまけ、患者のケアを一貫して行える理想の医療施設を作るためにメディカル・アソート社と手を組んだと告白する。

 

第7話「中毒」のあらすじ

ホストの勅使河原聖也(八神蓮)が接客中に意識を失った。和泉(加藤あい)らは急性アルコール中毒と診断。
だが、聖也と親密な関係にある客の下村理沙子(末永遥)は、酔い潰れるほど酒は飲んでいなかったと不審がる。

同じ頃、東城医大に通院中の老人・寺内昭三(でんでん)が搬送されてきた。
どうやら、病院に向かうタクシー代わりに救急車を呼んだらしい。
そればかりか、個室に入院させろと無理な要求を突きつけてくる寺内。

田口(伊藤淳史)が断ろうとすると、寺内は国会議員の鴨志田(本田博太郎)の名前を出し、「先生に頼んだらお前なんか一発でクビだ」と言い放つ。
このことを聞いた白鳥(仲村トオル)は、寺内と鴨志田の関係に興味を抱く。

そんなとき、事務長の三船大介(利重剛)が白鳥に、速水(西島秀俊)の不正を暴く証拠は見つかったのかと探りを入れてきた。

東城医大の経営の立て直しを一任されている三船は、重篤な患者を扱う"三次救急"を経費削減のために廃止するつもりだと断言。

検査や薬品に莫大な金を使う速水の排除をもくろみ、失脚させる機会をうかがっていたのだ。

そんな速水のもとには、メディカル・アソート社の佐々木(堀部圭亮)が以前にも増して頻繁に訪れるようになっていた。

佐藤(木下隆行)は不正の噂を長谷川(戸次重幸)から聞かされ、速水に不信感を抱き始める。同じ頃、寺内から話を聞こうとICUに勝手に入り込む白鳥。
ところが、慌てて割って入った花房(白石美帆)に追い出されてしまう。

一方、回復した聖也は理沙子に付き添われて退院。
だが自宅で錯乱状態に陥り、再び東城医大に運び込まれた。その対応に追われる中、新たな患者の受け入れ要請が。

満床にもかかわらず、受け入れろと無理を言う速水にカッとなった佐藤は「いい加減にしてください!」と声を荒らげ、初めて速水に逆らって要請を断る。

 

第8話「宣告」のあらすじ

田口(伊藤淳史)の提案で倫理委員会が招集され、ついに速水(西島秀俊)の収賄疑惑が追及されることに。

和泉(加藤あい)は告発文を書いたのは自分だったことを田口に告白。
処分したはずの告発文がなぜ三船(利重剛)に渡っていたのかわからないとうろたえ、委員会で速水を守って欲しいと田口に懇願する。
 
そんな折、寺内(でんでん)が末期ガンにおかされていたことが判明。
娘の坂崎裕美子(渋谷琴乃)が病院に駆けつけるが、寺内は金の無心に来たと決めつけて罵倒した。

裕美子は7年前、結婚を反対されて家出して以来、寺内とは絶縁状態。
5歳になる息子・陽太が生まれていたことすら知らせていなかった。
 
いよいよ倫理委員会が始まった。田口、白鳥(仲村トオル)、三船や黒崎教授(榎木孝明)ら東城医大の錚々たる面々が顔をそろえる中、速水は賄賂を受け取っていたことを平然と認め、一同を騒然とさせる。

さらに速水は、メディカル・アソート社との収賄関係が15年前の城東デパート火災から始まっていたことを明かす。

そのとき、東城医大は重傷の被災者で溢れかえっていたが、責任者の教授たちは学会や講演会で不在だった。

まだ駆け出しの医師だった速水が代わりに指揮を執らざるを得なくなり、不足していた薬品や医療機器の無料供与をメディカル・アソート社に依頼。
同社に借りを作ったことから、賄賂の申し出を断れなくなったのだ。
 
不正を糾弾する黒崎らを、速水は「俺を裁けるのは目の前に横たわる患者という現実だけだ」と一蹴。

受け取った金はすべて医薬品や機材の購入費用に注ぎ込んだと言い放ち、現場に予算削減を強いる三船を非難する。

三船は「あなたが自分のために金を使っていないという証拠はない」とさらに速水を追及。そのとき、「証拠ならあります」と花房(白石美帆)が現れる。

 

第9話「医療ミス」のあらすじ

病棟の廊下で倒れていた寺内(でんでん)の呼吸はすでに停止していた。佐藤(木下隆行)は手を貸そうとする速水(西島秀俊)を遮り、和泉(加藤あい)、長谷川(戸次重幸)ら救命チームのメンバーだけで蘇生させようとする。しかし、懸命な救命処置も空しく、寺内は息を引き取ってしまう。

白鳥(仲村トオル)は寺内の死因に疑問を呈する。
末期ガンとはいえ、しっかりと意識もあった寺内の病状がこれほど急激に悪化するとは考えられない。そんな中、田口(伊藤淳史)が点滴装置に異常を発見。
大量に注入すれば呼吸停止の危険もある鎮痛剤が、規定の10倍もの量で投与されるよう設定されていたのだ。「誰かが注入量を間違った。医療ミスの可能性がある!」と指摘する白鳥の言葉に一同は衝撃を受ける。

誰がミスをしたのかを巡る"犯人捜し"が始まった。花房(白石美帆)は寺内に付き添っていた弥生(浅見れいな)に、長谷川は点滴を用意した和泉に疑惑を向ける。しかし田口には、救命チームのメンバーがこれほど重大なミスを犯すとは考えられない。そんな田口に白鳥は、誰かが点滴を操作して寺内を死に追いやった"殺人"である可能性をほのめかす。寺内が鴨志田(本田博太郎)の秘密を打ち明けようとした矢先に亡くなったことから、口封じに殺されたのではないかというのだ。

そんな折、知らせを受けて駆けつけた寺内の娘・裕美子(渋谷琴乃)が病院に到着。佐藤は医療ミスの疑惑を隠し、発見されたときにはすでに息がなかったと裕美子に伝える。一方、速水は「俺のチームにあんなミスをする人間はいない」と白鳥に断言し、真相の究明を託す。

翌日、白鳥は寺内の死因を明らかにしようと、田口とともに調査を開始。
そんな折、裕美子が寺内の遺体を渡せと騒ぎ出す。速水が死亡診断書を書かず、遺体を返そうとしないことに不審を抱いたのだ。
医療ミスの可能性があることを裕美子に明かす白鳥。すると裕美子は病院への不信感を露にし、それなりの要求をする構えをみせる。

田口は寺内が廊下で発見される前の状況を弥生から聞き、和泉以外の誰も点滴に触れていなかったことを知る。
注入量の設定が間違っていたとすれば、それは和泉のミスであるとしか考えられない。一方、和泉自身も自分に過失があったのではないかと思い始めていた。そしてついに耐えきれなくなり、「全部私のせい」と苦しい胸のうちを速水に打ち明ける。

 

第10話「病巣」のあらすじ

寺内(でんでん)の死因は医療ミスではなく、事故に見せかけて殺されていたことが発覚。警察による捜査が始まった。

白鳥(仲村トオル)は、事件担当の武田刑事(山中崇)が顔見知りだったことから捜査に介入。

殺害方法から医学の知識がある者の犯行と推理し、東城医大の内部の人間に疑惑を向ける。

犯人が凶行におよんだと思われる時間帯は、弥生(浅見れいな)が寺内から目を離した18時過ぎから、倒れている寺内が発見された19時までの1時間。

武田は救命チームに事情聴取を行い、その間のアリバイを調べる。
佐藤(木下隆行)、和泉(加藤あい)と研修医らは初療室にいたことを互いに証言。しかし、長谷川(戸次重幸)を目撃したという者は誰もいない。

そんな中、速水(西島秀俊)は花房(白石美帆)と一緒にいたと話すが、それを証明する手立てがない。
救命チームのメンバーに次々と疑いが向く中、白鳥は田口(伊藤淳史)に怪しい人物は病院の外部にもいると告げる。
事件当時、病院には佐々木(堀部圭亮)が現れていたのだ。

寺内は、鴨志田(本田博太郎)の秘密を明かそうとした矢先に殺害された。
鴨志田と繋がりのある佐々木が事件に関する何かを知っている可能性は高い。
さっそく田口は佐々木に話を聞こうとするが、出張中で連絡がとれない。
事件が発覚した途端に姿をくらました佐々木に、白鳥はますます疑念を深める。

さらに白鳥は、未だにアリバイが立証されていない長谷川を追及。
すると長谷川は、ほかの病院に出かけていたと告白する。

速水への不信感から結束力を失った救命チームに嫌気がさし、以前から誘われていた近くの病院に移ろうと話を聞きに行っていたらしい。

そんな折、長谷川が花房への疑惑を口にする。
寺内が倒れていた現場の近くを慌てた様子で通り過ぎる花房を見たというのだ。

さっそく花房を捕まえ、何をしていたのかと問いただす白鳥と田口。
だが、花房は何も答えようとしない。

白鳥は、花房が佐々木と鴨志田に関する何か重要な事実を隠しているとにらむ。

 

第11話「記憶喪失」のあらすじ

搬送されてきた速水(西島秀俊)と佐々木(堀部圭亮)に騒然となる救命チーム。

速水は意識を取り戻したが、佐々木はナイフで胸を刺され、すでに死亡していた。

2人に何があったのかを聞き出そうと速水を問い詰める白鳥(仲村トオル)。

速水は、佐々木が寺内(でんでん)に大量の鎮痛剤を投与したと告白したことを明かしたが、それ以外のことは何も記憶にないという。

その夜、速水は佐々木からナイフを奪ったことを思い出し、殺したのは自分かもしれないとつぶやく。

田口(伊藤淳史)らは衝撃を受けるが、その直後、速水はけいれんを起こして再び意識を失う。

そんな折、ケガを負った女性が救命救急センターに搬送されてきた。
鴨志田(本田博太郎)や佐々木が通っていたクラブのママ・彩子(麻生祐未)だった。

佐藤(木下隆行)や和泉(加藤あい)、長谷川(戸次重幸)ら救命チームは、単なる過労とは思えない速水の病状に気を揉んでいた。

そんな一同に白鳥は、速水が佐々木、さらに寺内まで殺害した可能性があると告げる。

療養施設の建設にこだわっていた速水が、その計画を妨げる土壌汚染の事実を知る2人の口を封じたのではないかというのだ。

一同に動揺が走る中、花房(白石美帆)が現れ、寺内殺しの犯人は速水ではないと断言。

寺内が殺された時間、速水はMRI室で自分を撮影していたとアリバイを証言する。

翌日、凶器のナイフから佐々木と速水の指紋が検出され、警察は収賄関係にあった2人の仲間割れと見て捜査を開始。

しかし、真相はほかにあるとにらむ白鳥と田口は、独自の調査に乗り出す。

 

最終回「危篤」のあらすじ(ネタバレ注意)

速水(西島秀俊)は心筋の炎症によって心機能が急激に低下し、心不全に陥っていた。悪性リンパ腫が心臓まで蝕み始めているとみた佐藤(木下隆行)らは、手の施しようがないとがく然となる。

一方、佐々木(堀部圭亮)が殺された事件の真相を追う白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)は、自分が犯人だと主張する速水が誰かを庇っているとにらむ。花房(白石美帆)に疑惑を向けた白鳥は、田口とともに事件現場を調べ、意外な事実を知る。

翌日、白鳥と田口は花房を連れて再び現場へ。白鳥の追及に激しい動揺をみせた花房は、事件の夜、現場にいたことをついに認める。だが、佐々木を殺したのは自分ではないと訴え、現場を訪ねた理由を打ち明ける。

※フジテレビHPより引用

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