動画サイト 動画ダウンロード フリーソフト ドラマ お笑い 動画アニメ 動画 ブラウザ フラッシュゲーム メンズパンツ 下着通販

2010年6月アーカイブ

ホタルノヒカリ2

 

ホタルノヒカリ2

2010年7月7日から日本テレビ系列で放映。水曜10時枠。

会社ではバリバリのOLとして働くも、家に帰るとぐうたらな干物女になってしまう女性の恋愛模様を描いたコメディドラマ。

主演は、前作に引き続いて綾瀬はるかが登場。今回のパートナー役には向井理が抜擢された。名コンビとなる藤木直人も引き続き出演する。

ホタルノヒカリ2 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

ホタルノヒカリ2の主題歌

いきものがかり 「キミがいる」

 

 

ホタルノヒカリ2の出演者

雨宮 蛍 ...... 綾瀬はるか
瀬乃 和馬 ...... 向井理
山田 早智子 ...... 板谷由夏
桜木 美香 ...... 臼田あさ美
二ツ木 昭司 ...... 安田顕
浅田 千夏 ...... 石井萌々果
井崎 豊作 ...... 高橋努
杉下 真菜 ...... 中別府葵
松小路 豪也 ...... 市川知宏
竹林 篤志 ...... 君沢ユウキ
梅田 翔太 ...... 井出卓也
椿 春乃 ...... 佐藤千亜妃
椋木 伸 ...... 栁澤貴彦
椎名 あゆみ ...... 真下玲奈
浅田 小夏 ...... 木村多江
高野 誠一 ...... 藤木直人 

 

ホタルノヒカリ2のスタッフ

原作:ひうらさとる「ホタル ノ ヒカリ」(講談社刊「Kiss」)
脚本:水橋文美江
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:櫨山裕子(日本テレビ)、三上絵里子、内山雅博(オフィスクレッシェンド)
演出:吉野洋、南雲聖一、石尾 純
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ 

 

ホタルノヒカリ2の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2010年7月7日 帰ってきた干物女 16.2%
第2話 2010年7月14日 節約したい干物女 17.4%
第3話 2010年7月21日 ガマンしないと結婚できない! 15.1%
第4話 2010年7月28日 干物女のラブラブメール 14.9%
第5話 2010年8月4日 干物女の主婦力 15.3%
第6話 2010年8月11日 結婚白紙!? ほっとく大作戦 15.0%
第7話 2010年8月18日 干物女 秘密のドキドキ 15.3%
第8話 2010年8月25日 干物女の両家顔合せ 15.0%
第9話 2010年9月1日 チューは突然やってくる! 14.2%
第10話 2010年9月8日 私の知らないぶちょお 14.0%
最終回 2010年9月15日 結婚とは? 干物女の決断 17.0%

 

 

ホタルノヒカリ2のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「帰ってきた干物女」のあらすじ

3年前"干物女"ことOLのホタル(綾瀬はるか)の心は高野部長(藤木直人)〈心地よい縁側のある一軒家つき〉に落ち着いて、"干物女"は成長した、はずだった......。

しかし!その直後、ホタルはプロジェクトチームの一員として遠く離れた香港に。部長と離れ離れで仕事に打ち込む日々を送っていたのである。

そして、あれから3年・・・プロジェクトを終えて帰国し、部長のいる第一企画部に配属されたホタルはさっそくチームの一員として仕事をスタートさせる。

しかし、社内のメンバーも雰囲気もだいぶ様変わりしていた。一見チャラ男なプランナーの瀬乃(向井理)は「9時5時ってケイヤクだから」ときっかり5時で退社。社員の美香(臼田あさ美)も「自分の仕事は終わったので」とさっさと帰ってしまう。

そんな中、単なる上司と部下のように仕事する部長とホタル。二人の成り行きを知る山田姐さん(板谷由夏)と人事部長の二ツ木(安田顕)は二人を見ながら「男女が3年も離れていれば、以前のようにはいかない」とささやき合う。

「人は3年も経てば変わる。私はあの頃の私とは違う。変わってないのは君だけだ」
部長はホタルを置いて、美しい女性・小夏(木村多江)に会いに行ってしまう。
「自分はこの3年間、何をやっていたんだろう?」

落ち込むホタルは瀬乃と一夜をともにしてしまい----!?

 

第2話「節約したい干物女」のあらすじ

高野部長(藤木直人)に「結婚しよう」と言われて絶好調のホタル(綾瀬はるか)。
部長におつかいをたのまれ、欲望のおもむくままに余計なものを買いまくるホタルに部長は怒り、「節約できない女とは結婚できない」と言い渡す。ホタルは「結婚」のためにも「節約美女になる」ことを宣言。

そのころホタルの会社ではプランナーの瀬乃(向井理)が予算20億円の仕事の最終コンペに残り、周囲の期待を集めていた。一方ホタルは商店街の低予算イベント「キッズフェア」の準備で忙しい。

だが商店会長から、その低予算さえも集まらず「イベントを中止したい」と連絡が入り、ホタルはなんとか予算の"節約"でキッズフェア開催できないかと奔走する。
仕事でプライベートの"節約"どころではなくなった自分に対して、部長のナゾの女・小夏(木村多江)は忙しくても家事と子育てをきっちりこなしている姿を目の当たりにしたホタルは、すっかり自信を失っていく...。

 

第3話「ガマンしないと結婚できない!」のあらすじ

高野部長(藤木直人)との結婚が見えてきたホタル(綾瀬はるか)は、テレビで落語家の話を聞き「結婚するためには、我慢が必要」と新たな目標を掲げる。

そんな折、「我慢」を決意したホタルは、部長から小夏(木村多江)と一緒に沖縄料理屋で食事をしようと誘われる。
その翌日、ホタルの顔に大量のじんましんができてしまった・・・。病院に行ったホタルは「心因性じんましん」と診断される。

「我慢できなきゃ結婚できない」と、じんましんを耐えるホタル。一方、二ツ木(安田顕)と山田姐さん(板谷由夏)は「ホタルのストレスはチューもしてないことに違いない!」と部長をたきつけていた。悩みながらもホタルのためにチューを決意し、家路につく部長。ところが当のホタルは・・・。

 

第4話「干物女のラブラブメール」のあらすじ

高野部長(藤木直人)とホタル(綾瀬はるか)が家でくつろいでいるところに、瀬乃(向井理)と美香(臼田あさ美)が訪ねてきた。大慌ての2人はとりあえず瀬乃たちを家にあげ、「結婚を前提に同居をしている」と説明する。

驚く瀬乃と美香だったが「ぜんぜんラブラブな感じがないけど本当に付き合っているのか?」と疑われてしまう。

"ラブラブ"を目指して頑張ることに決めたホタルのもとに、小夏(木村多江)の娘・千夏(石井萌々果)から「夏休みの思い出作りのために、部長さんを貸して欲しい」と連絡が入る。母親である小夏が忙しいため、箱根への一泊旅行に部長とふたりで行きたいという千夏のリクエストに答えるホタルだったが、その旅行には小夏も行っていることがわかり―――。

 

第5話「干物女の主婦力」のあらすじ

瀬乃(向井理)から突然、ホタル(綾瀬はるか)への想いを打ち明けられた高野部長(藤木直人)は、相変わらず家でゴロゴロする"干物女"ホタルを前に「この女に惚れる男がいるなんて...」と複雑な気分。

一方、瀬乃は、契約社員としての期間更新の時が迫っていた。ホタルを意識しながらも、契約期間が切れたら辞めてしばらく家でゴロゴロするつもりだとホタルに話す。「雨宮も部長と結婚して専業主婦になれば、働かなくてもビールが飲める」という瀬乃の言葉を聞いて、ホタルは「私は専業主婦に向いていると思う!」と部長に告げる。

「ビバ、専業主婦」を目指すことに決めたホタルに、部長は主婦力を問う「朝食作り」を命じるのだが、朝4時55分に家を出るという部長の朝ごはん作りは、ホタルにとって高いハードルとなり・・・。

 

第6話「結婚白紙!? ほっとく大作戦」のあらすじ

「結婚はやめよう」と部長(藤木直人)に言われてしまったホタル(綾瀬はるか)。

同居は変わらず・・・の関係に「ま、いっか」なホタルだったが、山田姐さん(板谷由夏)に「結婚をやめるってことは他の男のモノになってもかまわないってことなんだから」と言われてしまう。「部長をハラハラさせて、もう一回プロポーズさせろ」と高度な恋愛技術を吹き込む山田姐さんに、ホタルは「ぶちょおをほっておく」と決意する。

一方、契約更新の時が迫っている瀬乃(向井理)は、そんなホタルの変化を感じ取っていた―――。

 

第7話「干物女 秘密のドキドキ」のあらすじ

高野部長(藤木直人)に自分からプロポーズしたホタル(綾瀬はるか)だったが、瀬乃(向井理)に告白され、話しかけられるだけでドキドキしてしまう。

ある日、美香(臼田あさ美)たちがパワースポットに行くという話で盛り上がっていた。ホタルは「ぶちょうとの結婚に向けて、頑張り続けるパワーをつけるため」と一緒に行くことにしたのだが...。

 

第8話「干物女の両家顔合せ」のあらすじ

高野部長(藤木直人)から「君のご両親に結婚の挨拶をしたい」と言われたホタル(綾瀬はるか)は、まず姉のアゲハ(堀内敬子)に結婚することを報告。

具体的に「結婚」が進むことで、小夏(木村多江)からは「面倒なことが増える」、山田姐さん(板谷由夏)には「部長のために、最低限のことはやったほうがいいんじゃない?」と言われてしまう。
「部長のために!」と、まるで仕事をしている時のようにテキパキと進めていたホタルだったが・・・

 

第9話「チューは突然やってくる!」のあらすじ

「少し距離をおきたい」と高野部長(藤木直人)が縁側のある家を出て行ってしまい、しょんぼりしているホタル(綾瀬はるか)。

そんなある日、美香(臼田あさ美)が小夏(木村多江)の店の試食会を開くと言い出す。山田姐さん(板谷由夏)に「後輩の仕事を見守るのも仕事」とアドバイスされたホタルは、黙って見守ることにしたが、いっぱいいっぱいの美香を気分転換させてあげようと会社の仲間との川釣りに誘う。メンバーのなかには瀬乃(向井理)の姿もあった。釣りの最中、瀬乃と二人きりになったホタルは、瀬乃から「部長のいない隙にキスしたらどうする?」と急接近され―――!?

 

第10話「私の知らないぶちょお」のあらすじ

世界を旅する吟遊詩人、高野部長(藤木直人)の父・盆太郎(石坂浩二)が突然高野家に帰って来た。かつてホタル(綾瀬はるか)が酔っ払って契約書を交わし、高野家に住むキッカケとなった人物である。部長がホタルと結婚するにあたり「両家の顔合わせに出席してほしい」と連絡をしたので、相手の顔を見に帰って来たのだという。

しかし部長は、母親が亡くなる時もフラフラと旅に出ていた盆太郎を「父親だと思ったことはない」と語り、ホタルは複雑な心境。

そんな中、部長に子会社への異動話が持ち上がる。全く違う職種だと知った二ツ木(安田顕)と山田姐さん(板谷由夏)は戸惑いを隠せない。一方、美香(臼田あさ美)の瀬乃(向井理)への思いを知ったホタルは、瀬乃を避けるようになり...。

 

最終回「結婚とは? 干物女の決断」のあらすじ(ネタバレ注意)

高野部長(藤木直人)が会社を辞め、転職すると宣言。長いこと考えた末の決断だということを知ったホタル(綾瀬はるか)は自分のふがいなさにショックを受ける。
山田姐さん(板谷由夏)にも「これから先の二人の幸せをどう思い描いているのか」と訊かれ、考え込むホタル。

一方、瀬乃(向井理)も小夏(木村多江)の店のオープン前にはSWを辞めニューヨークに行くと会社に報告。瀬乃は「一緒に来てほしい」とホタルに告げるのだが...。

※日本テレビHPより引用

ジョーカー 許されざる捜査官

 

ジョーカー 許されざる捜査官

2010年7月13日からフジテレビ系列で放映。火曜9時枠。

昼と夜でまったく別の顔を持つ刑事のサスペンスドラマ。夜になると凶悪犯に対して冷酷な制裁をお行う刑事の豹変振りが見もの。

主演は、ゴールデンタイムの連続ドラマ初出演となる堺雅人。ヒロイン役は同じ期でNHKドラマの「僕がセレブと結婚した方法」にも出演する杏。そのほか、大杉漣や鹿賀丈史といったベテランも登場。

ジョーカー 許されざる捜査官 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

ジョーカー 許されざる捜査官の主題歌

RIP SLYME 「SCAR」

 

 

ジョーカー 許されざる捜査官の出演者

伊達 一義 ...... 堺雅人
宮城 あすか ...... 杏
来栖 淳之介 ...... 平山浩行
堀田 輝生 ...... 土屋裕一
轟 泰樹 ...... 永岡卓也
滝川 美菜 ...... 鈴木凛
井筒 将明 ...... 鹿賀丈史
久遠 健志 ...... 錦戸亮(NEWS)
溝口 喜一 ...... 佐伯新
武本 寛治 ...... 井上正大
片桐 冴子 ...... りょう
三上 国治 ...... 大杉漣

 

 

ジョーカー 許されざる捜査官のスタッフ

脚本:武藤将吾
企画:立松嗣人、太田大
音楽:井筒昭雄
プロデュース:稲田秀樹、永井麗子
演出:土方政人、都築淳一、石川淳一
音楽協力:フジパシフィック音楽出版
制作協力:ベイシス、フジアール、バスク
制作:フジテレビ・共同テレビ

 

 

ジョーカー 許されざる捜査官の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2010年7月13日 2つの顔をもつ刑事...凶悪な真犯人を闇で裁く 13.9%
第2話 2010年7月20日 保険金殺人に隠されたワナ 15.7%
第3話 2010年7月27日 偽装されたストーカー殺人 13.4%
第4話 2010年8月3日 無差別殺人に隠されたナゾ 13.7%
第5話 2010年8月10日 金の亡者...女弁護士の非情 13.8%
第6話 2010年8月17日 子供の虐待...救えない命... 14.5%
第7話 2010年8月24日 模倣犯現る...間違った正義 15.7%
第8話 2010年8月31日 衝撃の死...伊達最大の危機 11.9%
第9話 2010年9月7日 時効...真実に怒りの裁き! 13.5%
最終回 2010年9月14日 神隠し...解き明かされる謎の黒幕?衝撃の結末 15.5%
特別編 2010年9月21日 伊達、最初の事件 12.1%

 

 

ジョーカー 許されざる捜査官のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「2つの顔をもつ刑事...凶悪な真犯人を闇で裁くく」のあらすじ

7歳の男児が銃殺されるという事件が発生し、神奈川県警捜査一課・警部の伊達一義(堺雅人)は、遺体発見現場に急行する。現場には、すでに鑑識課・巡査部長の久遠健志(錦戸亮)ら鑑識官が到着していて、証拠物の採取を行っていた。そんなところへ、捜査一課に配属になったばかりのキャリア刑事、警部補・宮城あすか(杏)がやってくる。

ジャケットにジャージという奇妙な格好で取り調べをする伊達を見たあすかに、久遠と来栖淳之介(平山浩行)は、あれが自分たちやあすかの上司だと説明。変わり者で、怒ったこともないから"仏の伊達さん"と呼ばれているという男を見たあすかは驚く。遺体と対峙していたその背中に、猛烈な怒りが立ち込めているのを感じたからだ。

その後の調べで、男児・河相満(貴島康成)は、改造銃で撃たれていたことが判明。犯人は、銃の威力を試すために、泣き叫ぶ満を的にして連射したのだ。その凄惨なやり口に、刑事たちの怒りは高まる。

そんな折、捜査一課・警視正の井筒将明(鹿賀丈史)に会ったあすかは、井筒から伊達があすかの兄・夏樹とコンビを組んでいた刑事だと聞く。

翌日、木内亨(細田よしひこ)という男が、自分が改造銃を作ったと出頭してきた。木内は、高校時代にいじめられていた新垣豪太(山根和馬)に強制され改造銃を作ったと自白。そして、新垣に呼び出され、銃の威力を試すといって満を撃つところを見せられたと言う。木内の供述通り、満の殺害現場には新垣の指紋が付いた改造銃が残されていた。来栖らは、目撃情報とも一致する新垣を逮捕しろ、と色めき立つが、伊達と久遠は何かがひっかかる。

一方、容疑のかかった新垣は、木内にハメられたと犯行を完全否定。しかし、素行が悪く補導歴もある新垣の供述は、品行方正で父親が検事という木内に比べ、信用性が薄い。新垣犯人説が高まり、新垣の逮捕状が取られることになった。

それでも、木内を疑う伊達は、再びやってきた満の殺害現場の状況が木内の証言と異なっていることに気づく。そんななか偶然にも、殺害現場の隣が盗撮用のカメラが仕掛けられた部屋だったことが判明する。すでにその映像テープを押収していた伊達は、久遠に再生を頼む。すると、空の部屋を映したビデオ映像から、泣き叫ぶ満に木内が発砲する音が聞こえた。しかし、音だけで木内の犯行を立証することはできない。

その後、取調べで木内に対峙した伊達はその映像を見せるが、木内は、これでは自分が撃った証拠にはならないと余裕を見せる。すると、伊達は木内に一枚の紙を差し出す。それは、木内の音声を解析したグラフで、銃声がしたとき、木内の声に震えが生じたことを表していた。発砲の衝撃で声が震えた――つまり、木内が引き金を引いたという証拠になるのだ。

そんなとき、取調室のドアが開き井筒が顔を出す。伊達を部屋の外に連れ出した井筒は、「木内の調書」と書かれた紙を出し、この内容で木内に同意させろ、と命じる。そこには事実と異なる記述がなされていたため、伊達は検察庁の圧力かと確認するが、井筒は決定事項だと一蹴する。

取調室に戻った伊達は、木内の前で、その調書を読みあげる。改造銃だと分からずに拾ったエアガンで、試し撃ちをしようと雑居ビルに入りカーテンを撃ったが、その奥に満がいるとは知らなかったため当たってしまった、と。それを聞いた木内は、その通りだと笑顔を見せる。

後日、満の父親・勇造(小市慢太郎)に呼ばれた伊達は、あすかとともに満の自宅を訪ねる。勇造は、木内が不起訴になったのは検察庁幹部の息子だからなのか、と怒りをあらわにする。返す言葉がない伊達が無言でいると、勇造の妻・美津子(中込佐知子)が差出人不明の小包を持って現れる。箱のなかには、血に染まった満の靴と「N」と書かれた小さなブロックが入っていた。さらに、箱の底が二重になっていて、下には盗聴器が仕掛けられていた。

その頃、木内は、近所のレストランで盗聴器をモニターしていた。満の靴を見て泣き崩れる美津子の声を聞き、満面の笑みを浮かべていたのだ。

その日の夕方、伊達が、三上国治(大杉漣)が経営するバーにやってくると、ルポライターの片桐冴子(りょう)が飲んでいた。木内が不起訴になった理由を勇造に話したのは、冴子だったのだ。元刑事で伊達の同僚でもある冴子は、警察の事情に通じているため、満の事件が未解決になるだろうと見越していた。本当に木内を逮捕できないのか、と聞いても答えない伊達に、「後は、神隠しを待つのみか」とつぶやく冴子。"神隠し"という言葉に反応した三上に、冴子は、それが法の裁きを逃れた者が突然いなくなる現象で、自分が現役だった頃からあった噂だと説明する。

同じ日の夜、伊達に会った久遠は、伊達から頼まれていた調査の報告をする。それは、ここ3ヵ月の間にペットを銃殺された飼い主の家に、ペットの遺品とアルファベットが書かれたブロックが盗聴器付きで送りつけられていた、というものだった。地図を広げ、被害にあった家をマークしアルファベットを並べていくと、「WORLD EN」となった。

それは、「世界の終わり」を意味する「WORLD END」になると思われたが、最後の「D」はまだ見つかっていない。それまでの犯行現場は、1㎞の間隔で直線で結ばれていたため、次の現場も予想はできた。明日、木内が海外留学へ旅立つと知っていた伊達と久遠は、木内は今夜、犯行に及ぶだろうと確信。久遠は、伊達がどんな行動に出るのか気になるが、伊達は帰ると言って、その場を立ち去ってしまう。

その頃、改造銃を持った木内は、ブルーハウスにいるホームレスに照準を絞っていた。すると、そこへ伊達が現れる。伊達が改めて尋ねると、木内は満の殺害を自供した。そんな木内に伊達は、今度は満や遺族の悲しみをお前が味わう番だ、と言い放ち、木内から奪った改造銃の銃口を向ける。その冷淡な態度に、木内は恐れおののき命乞いをするが、伊達は「お前に明日はこない」と言い、引き金を引く――。

翌日、バーにやってきた冴子は、木内が行方不明になったらしいと三上に報告する。

その頃、手足を縛られ口を塞がれた木内は、真っ暗ななか、堅い床の上で目を覚ます。上半身を起こし目の前の小窓を覗いた木内は、自分が猛スピードで海を走るクルーザーのなかにいることを知る。

同じ頃、久遠は「D」地点を探し当て、ひとりでやってくる。すると、そこに、伊達の物と思われるボタンを発見する。

一方、伊達は、捜査一課の部屋で机に突っ伏し寝ていた。しかし、悪夢のような映像が脳裏によみがえり、カッと目を見開くと......。

 

第2話「保険金殺人に隠されたワナ」のあらすじ

老人ホームが全焼し、入居者9名、職員1名が死亡する事故が起こった。その後の調査で、9名の入居者のうち5名に施設の経営者を受取人にした生命保険がかけられていたことが判明する。報告を受けた伊達一義(堺雅人)は、施設の経営者・春日恒夫(鈴木浩介)を事情聴取。しかし、春日は、入居者の希望で受取人になっていたことがわかる。金に困っておらず、人格者と評判の春日に、宮城あすか(杏)は、事故かもしれないと思い始める。

そんななか、伊達は、焼死した入居者に逃げた様子がないことを疑問に思う。久遠健志(錦戸亮)は、睡眠薬で眠らされていた可能性を示唆するが、検死の結果、その可能性は退けられる。

伊達はあすかとともに、出火原因を作ったとされる入居者・高原スズエの自宅を訪問。応対したスズエの息子夫婦は、世間からのバッシングを受け、母親を恨んでいた。

その後、片桐冴子(りょう)に呼び出された伊達は、事件当日にホームでインフルエンザの予防接種が行われていたと聞く。さらに冴子は、法で裁かれなかった容疑者が行方不明になる"神隠し"を調査してみようと思っていると明かす。

伊達とあすかは、予防接種を行ったという医師・羽鳥晴信(東根作寿英)を訪ねる。羽鳥はスズエの夫の主治医でもあったが、心筋梗塞で入院した夫は、羽鳥の診察後に容態が急変して死亡。スズエはそれを医療ミスだと、クレームを付けていたという。そのことで立場が悪くなった羽鳥がスズエを恨み、注射に毒を入れて殺害したのではないか――。そんな仮説が立てられたが、立証はできない。

そんな折、羽鳥の病院で聞き込みをしていたあすかが、院内のインフルエンザワクチンの在庫と、実際の使用数に相違があることを突き止める。その数は、10人分で、ちょうどホームの火災で亡くなった人数と合致する。羽鳥が、ワクチンの代わりに体内に成分が残らない毒を注入した可能性が高まった。専門医に話を聞いてみると言って席を立とうとする伊達に、結果によっては羽鳥に探りを入れてみろ、と井筒将明(鹿賀丈史)は命じる。あすかは、自分がつかんだネタなのに、どうして伊達に...と文句を言うが、力不足だと一蹴される。

一人前として認めてもらいたがるあすかに久遠が理由を尋ねると、捜査一課の刑事だったが5年前に殺人事件に巻き込まれて亡くなった、兄・夏樹の未解決事件の捜査を任されたいからだ、と答える。

久遠は、そんなあすかとともに羽鳥の教授室に忍び込み、盗聴器を仕掛けるという手段に出る。手柄を取って、井筒らを見返せばいい、と久遠は言うが、あすかは違法捜査に不安を感じる。と、そこへ、教授室に入っていく伊達の姿が見えた。久遠とあすかは、伊達と羽鳥の会話を傍受するが、羽鳥から有効な証言は引き出せなかった。ところが、伊達が退出すると、羽鳥は誰かに電話をかけて、警察に睡眠薬を使ったことがバレた、逃走資金を早く用意してくれ、と依頼。さらに、スズエの夫の医療ミスについても言及した。

電話の相手が春日だと確信したあすかは、羽鳥に直接自白させるといって教授室へ。しかし、罪を認めようとしない羽鳥に感情的になったあすかは、盗聴したテープを掲げ、証拠はあるのだからすぐに自首をしろ、と迫る。それでも、動じない羽鳥は、あすかを閉め出す。あすかは、盗聴テープを証拠だと言ってしまったことを後悔する。

翌朝、テレビのニュースが、羽鳥が自殺したことを伝えた。現場には、老人ホームの火災は自分の犯行だとほのめかす内容の遺書も残されていたという。

状況を把握した井筒は伊達に、被疑者死亡で羽鳥を書類送検しろ、と命じる。羽鳥には共犯者がいる、と食い下がる伊達に、たとえ、春日が羽鳥をそそのかして犯行に及ばせていたとしても、被疑者、被害者がすべて死亡している以上、立証は難しい、と言い放つ。

そんななか、久遠は、羽鳥と春日の密会の様子を盗撮したDVDを伊達の机に残す。映像内の羽鳥の会話から、スズエの夫の医療ミスに気付いた春日が、それを口外しない代わりに入居者らに睡眠薬を注射しホームに放火するよう羽鳥を脅していたらしいことがわかった。しかし、春日は、すべて羽鳥がやったことだと関与を否定。羽鳥は動揺しながらも、春日が書いた計画の指示書をホームで紛失した、あれが燃え残っていたら言い逃れはできない、と迫るが、春日は余裕の笑みを見せる。

それらのやりとりを見た伊達は、羽鳥が言うメモがない限り、盗撮映像だけでは捜査状況は変えられない、と久遠とあすかに告げる。

その後、伊達とあすかがスズエ宅を訪れていたとき、線香をあげたいと言って、春日がやってくる。その悪びれない態度に腹を立てたあすかが、罪を認めろと腕をつかむと、春日があすかの手を乱暴に振りほどいた。それを見た伊達は、公務執行妨害で春日を逮捕する。

強引な逮捕は、春日を拘束し羽鳥とのつながりを自白させるための手段だった。伊達は、与えられた46時間ほどの拘束時間で春日に自白を迫る。短い休憩があるだけで、延々と続く取り調べに、春日は辟易するが、伊達は終始冷静な態度を崩さない。時間が刻々と過ぎるなか、春日は追いこまれるが、しかし、自白する前にタイムリミットが来てしまう。

そして、その夜、春日の姿は焼け跡となった老人ホームにあった。羽鳥が言っていたメモを探し回収するためだ。すると、そこに、全身黒づくめの伊達が現れ、メモを探しに来たお前は罪を認めたも同然だ、と詰め寄る。しかし、春日は証拠がないので法は自分を裁けない、と動じない。「だったら、俺が裁く――」。伊達は、春日に銃口を向けると、引き金を引く。伊達が倒れた春日に近づき様子をうかがうと、「やっぱり、アンタの仕業だったか」と、背後から声がする。振り返るとそこには、久遠の姿があり......。

 

第3話「偽装されたストーカー殺人」のあらすじ

伊達一義(堺雅人)は、自らが経営する老人ホームに放火し10名を死亡させた春日恒夫(鈴木浩介)に制裁を加える。それを目撃した久遠健志(錦戸亮)は、伊達の"別の顔"を知ってしまう。

そんな折、心中と思われる若い男女の遺体が発見された。第一発見者は、女・内海晴香(重廣礼香)の婚約者・山原哲司(黄川田将也)で、晴香と一緒に死亡した男は晴香の元恋人・猪俣政典(中村邦晃)だという。晴香のストーカーだった猪俣に動機も物証もあることから、猪俣による無理心中と断定されるが、伊達は腑に落ちない。

早速、伊達は宮城あすか(杏)を連れて山原に会う。山原は、猪俣が晴香に付きまとい暴力を振るうこともあったようだと証言。晴香はそんな男をなぜ部屋に入れたのだろうか、と尋ねる伊達に、山原は、自分や周囲の目を気にしていたんだろうと答える。

同じ頃、ルポライター・片桐冴子(りょう)は、井筒将明(鹿賀丈史)を訪ね、過去に17人の事件の容疑者が行方不明になっている"神隠し"について切り出す。それらの事件のうち2件はマスコミに公表されていないことから、冴子は、警察内部の人間が関与する可能性もあると言う。

一方、伊達は山原を疑うが完璧なアリバイの前に行き詰まりを感じていた。そんなとき、再び晴香の実家を訪ねた伊達は、窓にかかるカーテンに目をやる。それは晴香が母親にプレゼントした、断熱効果のあるものだという。伊達は、同じカーテンが晴香の殺害現場にあったことを思い出し、山原がそれを使い遺体の死亡推定時刻を偽装したのだと確信する。

実際、あすかが鑑識に確認したところ、断熱カーテンに遺体を包んでおけば死亡推定時刻を4時間程度遅らすことができるとわかった。カーテンに、晴香と猪俣を包んだ形跡があれば、山原を逮捕できる――そう意気込んで殺害現場の部屋に乗り込んだ伊達らは、呆然とする。部屋がきれいに片づけられていたのだ。大家によると、山原が業者を呼んで片付けさせたという。伊達は、カーテンを追うが、すでに焼却されてしまっていた。

その後の調査で、晴香殺害に使われた凶器が細いベルトだということはわかったが、山原へとつながる物証はすべて消滅してしまった。目の前に犯人がいるのに逮捕できない、とあすかは悔しさでいっぱいになるが、伊達はそれが現実だと答える。

その日の夕方、伊達は山原の職場である高校の実験室を訪ね、晴香が病気の父親の手術費として貯金をしていた金が通帳に見当たらない、と切り出す。そして、証拠はないが山原を疑っているから正直に話してほしいと訴えるが、山原はそれを無視して立ち去ってしまう。

伊達が捜査一課に戻り捜査資料を見ていると、久遠からパソコンのメールを開いてほしい、と電話が入る。伊達がそこにあるURLにつなぐと、伊達に手を振る久遠の動画が現れた。久遠がカメラを横にずらすと、先ほどの実験室で椅子に縛りつけられた山原の姿が映し出される。そこで、山原に自白させようというのだ。ところが山原は、久遠の強引な尋問に屈するどころか、突然、笑いはじめた。シャツを脱ぎタンクトップになっていた久遠の背中にある傷を指摘し、誰にやられたのか、と迫ったのだ。そして、「親か?」という質問にわずかに反応してしまった久遠を、自分を痛めつけた親に仕返しもできなかった弱者だ、と罵倒。久遠は、山原を殴ってしまう。

その様子をモニターしていた伊達は、捜査一課を飛び出すと、実験室にやってくる。怒った久遠は、山原に改造銃を突き付け自白を強要する。そして、こんな悪人が捕まえられない世の中が許せない、と怒りに震え、引き金に手をかけた――そのとき、山原はベルトを使い晴香を殺害した、と認めた。が、次の瞬間、自分でロープをほどいて立ちあがり、持ち上げた椅子で久遠を殴った。そして、これは正当防衛であるし、先ほどの自白も強要されたのだから、自分は罪には問われないだろう、と伊達に聞く。

しかし、伊達は凶器がベルトであることは、マスコミにも発表されていない犯人しか知り得ない事実だと指摘。晴香、猪俣は、お前が殺したんだ、と山原に迫る。山原は、ついに罪を認め、晴香が父親のために貯めていた金を使い込んだことを責められたことが殺害理由だと自白。しかし、反省するどころか、救いようのないバカがふたり死んだだけだ、とまったく悪びれる様子もない。さらに、晴香に日常的に暴力を振っていたことも明かす。

気持ちがたかぶった久遠は、再び改造銃に手をかけ、山原めがけて引き金を引いた――と、同時に伊達が銃をつかみ弾道をそらした。そして伊達は、殺さずに終わりのない苦しみを味あわせるんだ、被害者たちのように、と久遠を諭すと、自ら山原の首を絞め意識を失わせる。久遠はそんな伊達に、自分も普通ではない、苦しくてどうにかなってしまいそうだ、と心の内を吐露。久遠に、昔の自分を重ねた伊達は、山原が持っていた晴香の貯金通帳と印鑑を手渡し、これを晴香の両親に届けるのが、最初の仕事だ、と声をかける。

その後、久遠とともに車に乗り込んだ伊達は、後部座席に眠る山原を"終身刑"にすると告げる。山原は、ある場所に閉じ込められて、一生をそこで過ごすのだという。

やがて、車がついたのは埠頭だった。伊達と久遠が車を降りるとひとりの男が待っていた。三上国治(大杉漣)だった。

 

第4話「無差別殺人に隠されたナゾ」のあらすじ

法から逃れた者に制裁を加えていた伊達一義(堺雅人)は、その行為に久遠健志(錦戸亮)を巻き込んだことを三上国治(大杉漣)から責められる。伊達は、久遠が昔の自分に似ていて放っておけなかったと弁明する。

その頃、11人を死傷させた無差別殺人犯・椎名高弘(窪田正孝)に心神喪失が認められ、無罪の判決が下った。

久遠は、事件発生当初から被害者のうち女子高生・皆瀬桃子(金澤美穂)だけが3度も刺されていることを問題視。もしも桃子を狙った犯行ならば、心神喪失は偽装になるのでは、と指摘していた。しかし、無差別殺人の路線が崩されることはなかった。

そんな久遠の話を聞いた伊達は、確定した無罪が覆ることはないと知りつつも、3日間の休暇を取ると桃子の自宅へ。しかし、桃子の父・士郎(甲本雅裕)は、桃子と椎名に接点はなかったはずだと答える。

その後、桃子の携帯電話を調べると、友人・柏木奈美(近藤未来)から「店にあいつが来ていた」というメールを受信していたことがわかる。伊達は、奈美が働くカラオケ店を訪ねるが、奈美はメールを覚えていなかった。さらに伊達は店長(まいど豊)に、防犯カメラの映像を見せてくれと頼むが、休暇中で刑事だと言えないため拒否される。すると、宮城あすか(杏)が現れ、スッと警察手帳を掲げた。

伊達とあすかは、映像を丁寧に調べていくが、なかなか収穫は得られない。が、夜も更けたとき、ある映像が伊達の目に止まる。それは、喫煙で補導された3人組の高校生で、そのなかのひとりが椎名だった。さらに映像から、店で働く桃子と、姿は隠れていたが士郎がいたこともわかった。

士郎は、桃子に傘を届けに行ったとき、喫煙する高校生を見て注意をしたが、3人が反抗的な態度を取ったため警察を呼んだと証言。その後、補導された椎名が高校を退学させられたと聞いた士郎は、それなら自分への復讐のために娘を殺したことになるし、心神喪失は偽装になるから裁判をやり直してほしいと訴える。しかし伊達は、新たな証拠が出てもそれが被告人に不利になる場合は認められないのだ、と法律の限界を説明する。

そんな翌日、椎名が収容されている病院に、「椎名高弘を殺害する」と書かれた脅迫状が届けられ、指紋から士郎の犯行だと断定される。椎名の身に危険が及んでいることから、県警本部で椎名を保護することに。早速、護送されてきた椎名は会議室で待機していた。そこへ、やってきたのは伊達だった。伊達は椎名に声をかけるが、心神喪失を装うかのように椎名は答えない。そんなとき、伊達の携帯が鳴った。それは士郎からで、あすかを人質に取っているから、椎名を連れてあるライブハウスまで来いと言う。県警本部にいる椎名を連れ出せない、と答えた伊達に、士郎は何としても連れて来いといって電話を切る。それを聞いていた椎名は、「一緒に行ってあげるよ」と不敵な笑みを見せる。

「椎名を少し借ります」というメモを残すと、椎名を車に乗せ、伊達はライブハウスへと向かう。車中、椎名は桃子を殺害した動機を、自分の人生を台無しにした士郎の惨めな姿を見たかったからだと明かす。伊達は、さらに椎名が桃子に好意を持っていたことを言い当てる。思わず核心を突かれ興奮した椎名は、心神喪失を装うために、桃子以外に10人を刺したのだと遂に認めた。

ライブハウスに着いた伊達は、椎名を士郎に対面させる。椎名は怒りに震える士郎をバカにし、さらに桃子のことも侮蔑した。怒りが抑えられない士郎は、持っていた包丁を構えると椎名に向かい突進して行く――と、それを受け止めたのは伊達の右手だった。

やがて、来栖淳之介(平山浩行)らが現場に到着。士郎は、手錠をかけられ連行される。その姿を見て、椎名はまたも暴言を吐く。

その後、椎名が病院に戻ったことを確認した伊達は、その旨を三上に報告する。

するとその日の夜、椎名は医師らに言われ急きょ退院することに。マスコミ対策のため、深夜に裏口から出てくれと言われ、椎名はひとり病院を後にする。しかし、この退院は三上が仕組んだ罠だった。

同じ頃、片桐冴子(りょう)は、井筒将明(鹿賀丈史)に会い、どうして警察は"神隠し"を追わないのか、と迫まるが、明確な答えは得られずにいた。

椎名が深夜の街を歩いていると、後ろから黒づくめの伊達が、前方からは久遠が現れた。そんな伊達らに、自分は選ばれた人間だからあんなに殺しても罪に問われない、とまったく悪びれた様子を見せない椎名。伊達は、そんな椎名に銃口を向け、だったら自分が裁くと言って発砲する。撃たれて地面に倒れた椎名は、意識が朦朧とするなか、自分が精神鑑定で心神喪失を装えたと本気で思っているのか、と意味深な言葉を残す。

その後、埠頭で待っていた三上に椎名を引き渡すと、久遠が制裁を下された者たちはどこに閉じ込められているのか、と伊達に疑問を投げかける。しかし、伊達は、自分は知らないし知りたいとも思わない、と答えるだけだった。

その後、バーに戻った伊達は、椎名の意味深な発言に何か引っかかりを感じ...。

 

第5話「金の亡者...女弁護士の非情」のあらすじ

伊達一義(堺雅人)は、無差別殺人犯・椎名高弘(窪田正孝)が、どうやって心神喪失を装っていたのかが気にかかる。宮城あすか(杏)は、精神鑑定士を上手くだましたのでは、と言うが腑に落ちない。

そんな折、練炭自殺を図った男女3人の遺体が発見された。3人は、昨年起きた、高校生殺人事件の被害者家族だった。被害者家族がなぜ――と驚くあすかに、久遠健志(錦戸亮)は、3人の個人的な問題を派手に書きたてた週刊誌の記事を見せる。伊達は、たとえ記事が真実だったとしても、一家心中を図るまで追い込まれた理由が気になる。すると、記事を見ていたあすかが、伊達を呼ぶ。なんと、高校生殺人事件の加害者の弁護士と、椎名を担当した弁護士が同じだと言うのだ。

早速、伊達とあすかは、弁護士・氷川成美(鈴木砂羽)を訪ね、被害者家族がバッシングを受けるようになった原因が、成美の発言にあったのでは、と切り出す。しかし成美は、それを一蹴。さらに、椎名の鑑定も、心神喪失で間違いはないと自信を覗かせる。そんななか、片桐冴子(りょう)から、椎名の鑑定を行った精神鑑定士・幸田弘道(小須田康人)が行方不明になっているとの情報が入る。伊達と同様、椎名の偽装だけで鑑定結果が誤魔化せるはずはないと感じていた冴子は、鑑定士に目を付けたのだ

翌日、伊達とあすかは、幸田の自宅を訪ねる。妻・京香(春木みさよ)は、最近、幸田の様子がおかしかったと証言。伊達らが自宅を調べると、金庫から京香に宛てた遺書が見つかり、そこには、椎名の精神鑑定結果を改ざんしたと書かれていた。遺書を見つけたことで京香は動揺するが、伊達は、遺書は人目につきやすい場所に置くものだから、金庫にあったということは自殺の前段階だと考えていい、と話す。さらに、金庫には預金通帳があり、そこに氷川弁護士事務所から500万円の入金記録があった。ところが、同じ日にその全額が、柿原沙世という人物宛てに振り込まれていた。

その後、伊達が柿原沙世(菅原禄弥)を取り調べたところ、沙世はいわゆる美人局で、幸田と撮った写真をネタに500万円を要求していたことがわかる。しかし、沙世は、金は好意でもらったものだと主張。そんなところへ、沙世の担当弁護士だといって成美がやって来る。

伊達は、幸田に精神鑑定の改ざんを引き受けさせるために、成美が沙世を幸田に接近させたと確信。伊達の主張を聞いた成美は、自分は幸田に、椎名をどうしても勝たせたい、希望の報酬を支払うから力を貸してほしいと言っただけで、改ざんを頼んだ覚えはない、と言い切る。

その頃、あすかは冴子に呼び出され、ある原稿を手渡され、見返りにあすかの兄・夏樹(丸山智己)の事件を一緒に調べてほしいと言われる。冴子が追う"神隠し"が、夏樹が殺害された頃から始まっているため、夏樹の事件に"神隠し"にたどりつくヒントが隠されているかもしれない、と言うのだ。

そんな折、幸田から電話があった、と京香から伊達に連絡が入る。幸田は、自分がやったことは決して許されないことだ、と自殺を思わせる口ぶりだったと言う。その通話記録から、幸田は三浦海岸の公衆電話からかけていたことがわかり、来栖淳之介(平山浩行)らが急行するが、現場に幸田の姿はなかった。

幸田が京香に電話をする前に、成美に電話をしていたことを知った伊達は、成美に幸田の居場所を教えてほしいと頼む。幸田を見つけ真実を聞きたいという伊達に、成美は、鑑定結果を改ざんして自責の念にかられ、自殺を思い立ったというのが真実だろう、と平然と言う。伊達は、成美が沙世の強請りを利用して椎名の鑑定結果を改ざんさせ、今度はその改ざんを理由に自殺を強いたのだ、と成美に迫る。成美は、そんなことで自殺はしないだろう、と言うが、伊達は、幸田は妻を巻き添えにすることに耐えられず、死を選ぼうとしているのだ、と答える。

その頃、あすかは、京香から幸田の居場所のヒントを聞いていた。そんななか、京香は夫がどうして脅されたくらいで死のうとしているのか理解できない、と話す。するとあすかは、迷いながら、「精神鑑定士の妻 息子を殺した過去」と書かれた原稿を差し出す。それは、冴子から渡されたもので、そこには、3歳のときに事故で亡くなった幸田夫妻の息子・伊吹に関することが書かれていた。伊吹は事故死だが、京香に落ち度があったかのように書きたてている原稿が世の中に出たら、京香が傷つくと思った幸田は、それを出版させない約束を成美とした代わりに死を選ぼうとしていたのだ。

その後、伊達の説得で、成美は幸田が三浦海岸の漁協跡にいると明かし、連絡を受けた久遠、来栖らが急行する。しかし、そこに幸田はいなかった。と、あすかから、幸田があるホテルにいることが確認されたと連絡が入る。ところが、来栖らが着いたときには、幸田は自殺を図っていて、かろうじて息はあったが、病院に搬送される前に死亡したという。

成美は、時間を稼がせるために、わざと違う場所を教えたのだ。伊達に幸田の死を告げられても、成美は表情を崩すこともなかった。

その夜、事務所にいた成美のところに、黒づくめの伊達と久遠が現れる。伊達は、幸田を自殺に追い込んだのは成美だ、と迫るが、「だったら何?」とまるで悪びれる様子もない。そして、自分は法には触れていないし、法を犯さなくても人は殺せるのだ、と言い放つ。伊達は、そんな成美に銃口を向けると「お前に明日は来ない」と言い、発砲する――。

その頃、県警本部でひとり夏樹の事件の捜査資料を見ていたあすかは、資料が1枚抜かれていることに気づく。すると突然、肩を叩かれた。そこには、井筒将明(鹿賀丈史)が立っていた。

 

第6話「子供の虐待...救えない命...」のあらすじ

ある街で、宝石店などを狙った窃盗傷害事件が連続で起き、伊達一義(堺雅人)らはその捜査を担当する。

そんななか、事件を管轄する警察署から捜査一課にクレームが入った。久遠健志(錦戸亮)が、その付近で父親から虐待を受けていると噂される小学生・吉永文弥(渡邉甚平)を自宅に訪ねたからだ。すでに所轄の警察官が父親に会い、虐待はなかったと確認したのに、県警本部の久遠が訪問したことで所轄は体面を汚されたというのだ。結局、減俸に処されたが文弥が虐待されていると確信する久遠は、伊達から携帯電話を借りると、訪問時に文弥に渡した自分の携帯電話にメールを送る。そこで、自分も親から虐待を受けていたこと、それでも友だちにはそれを知られたくなくて誤魔化していたことを明かす。

同じ頃、久遠に父親から虐待されていた過去があったと知った伊達は、文弥の自宅周辺で聞き込みをはじめる。すると、文弥の父親・広之(高杉亘)が、酒グセの悪さで評判になっていることがわかる。久遠は、野球好きの文弥とキャッチボールをするなどして、距離を縮めていた。文弥は、虐待は認めないものの、自分を守ろうとする久遠の存在が心強かった。

その頃、宮城あすか(杏)は、"神隠し"を追う片桐冴子(りょう)の協力を得て、兄・夏樹(丸山智己)殺害事件の真相を突き止めようと動いていた。そのなかで、井筒将明(鹿賀丈史)が、夏樹殺しの容疑者だったという事実を知る。

そんな折、文弥が団地の4階にある自宅から飛び降りて死亡した、との知らせが入る。現場に駆け付けた久遠は、文弥の変わり果てた姿を見て立ち尽くす。そして、あすかが事情聴取していた広之に目をやる――と、広之は、文弥は学校でいじめに遭っていたらしい、としおらしい態度で話していた。そんな広之に久遠の怒りが爆発。いきなり殴り倒すと、さらに馬乗りになって殴ってしまう。

鑑識の捜査の結果、ベランダの手すりにあった両手の指紋と左足の足紋が文弥と一致したことから、自殺の可能性が濃厚となる。

伊達は、署内で謹慎させられている久遠にそのことを報告。久遠は、翌日に自分と野球の試合を見に行く約束をしていた文弥が自殺するわけがない、と反発するが、伊達は、それを示すメールだけでは判断できないし、そもそも広之が虐待していた事実さえ立証できないだろう、と答える。それでも久遠は、広之が文弥を殺害したのは間違いない、と必死に訴える。

その後、伊達は文弥宅を訪ね、再び現場を見ることに。そして、広之の前で、文弥がしたというように、ベランダの手すりをつかみ左足を乗せる動作をしてみせる。左足を乗せたのは左利きだったからか、と尋ねる伊達に、広之はそうだと答える。すると伊達は、文弥は右利きだが、あるプロ野球選手に憧れて、左投げ左打ちに変えていたことを明かす。文弥が久遠に送ったメールに、書かれていたのだ。広之は、右利きでも左足を上げることもある、と反論。伊達も、それ自体が証拠になるとは思わないが、それでも自分には違和感のある事実だ、と明言する。さらに、文弥がスポーツバッグのなかに隠していた複数の酒瓶を見せ、文弥は、広之に酒を止めてほしかったのだろう、と言う。

一方、窃盗団を追っていた来栖淳之介(平山浩行)らは、ついに、犯人と思われる若者3人組を確保する。あすかは、そのうち見張り役だった男を事情聴取。すると男は、文弥がベランダから突き落とされるのを目撃したと証言する。

そんなあすかからの電話を受けたとき、伊達は、埠頭にいた。久遠が独断で広之を制裁し、三上国治(大杉漣)を呼びだした現場に駆け付けたところだった。これで広之を逮捕できる、と言う伊達に、久遠は"神隠し"に遭わせると譲らない。文弥に、幼い頃の自分を重ねていた久遠は、どうしても広之が許せないのだ。伊達は、そんな心情を理解しつつも、自分たちがやっていることは復讐ではないのだ、と諭す。そして、久遠は気づいていなかったが、文弥からのメールの最後に「勇気をくれて、ありがとう」とメッセージがあったことを伝える。虐待に耐える日々から抜け出そうとしていた文弥のためにも、広之ではなく、自分自身の辛い過去を闇に葬るんだ、と説得する伊達。久遠はついに、それを受け入れた。

後日、警察で取り調べを受けた広之は、自分の罪を認め、泣いて謝罪する。

その頃、久遠は、父親・荘平(螢雪次朗)が暮らす介護施設にいた。車椅子に座り介護士に世話される父親の姿を見た久遠は、近寄って声をかけるが、荘平は久遠を認識しない。久遠は、そんな父親の掌に、母親の形見のブローチを握らせると、その場を立ち去る。

そんな日の夜、来栖は捜査一課にやってきた冴子に、どうして5年前のコンビニ強盗殺人事件を追っているのか、と尋ねる。資料によると、当時、伊達と井筒がその事件を追っており、それが、夏樹殺害事件の井筒のアリバイとなっているものだからだ。来栖が事件を知っていたことに冴子が驚くと、来栖は自分も伊達と一緒に事件を追っていたのだ、と話す。そして、井筒が捜査に加わっていたことは一度もない、と驚くべき証言をする。

同じ頃、三上のバーにいた伊達は、5年前のことを思い出していた――。当時、刑事だった三上に呼び出された伊達は、井筒のアリバイ工作をした理由を聞かれていた。井筒はやっていないのに、警察全体が井筒を犯人に仕立て上げているように思ったからだ、と答える伊達に、三上は、夏樹の捜査が打ち切りになったと伝える。そして、警察内部に夏樹殺しの犯人がいるのは確かだが、上層部がそれをもみ消そうとしていること、さらに、自分も井筒が犯人だと思っていることを、打ち明けた。

伊達がそんなことを思い出し、考えを巡らせているとき、バーのドアが開いた。入ってきたのは、井筒で...。

 

第7話「模倣犯現る...間違った正義」のあらすじ

ある男が殺害され、遺体の上に「悪人に制裁を」と書かれたカードが残されていた。伊達一義(堺雅人)、久遠健志(錦戸亮)は、自分たちが行っている制裁行為を真似た模倣犯かもしれない、と思う。が、だとすると、制裁行為は一般に報道されていないため、警察の人間の犯行ということになる。

そんな折、根津健太(山中崇)という男性の遺体が発見された。根津は、後頭部を強打され死亡したが、現金が奪われていたため、宮城あすか(杏)は、通り魔の可能性を示唆する。一方の伊達は、根津のズボンのポケットの裏地が出ていることが気になる――と、同じタイミングで、ポケットから何かが抜き取られた形跡があると指摘する者がいた。伊達とコンビを組むことになった港北西署刑事課の日向光明(忍成修吾)だった。

翌日、伊達は日向と根津の妻・美代子(尾野真千子)から事情を聞く。美代子は、根津には仕事以外に悩みはなかったと証言。しかし、日向が食い下がると、根津の弟・忠士(遠藤要)が頻繁に金の無心をしてきていたことに頭を悩ませていたと明かす。そんな美代子に日向は、忠士が犯人なら殺してやりたいか、と尋ねる。警察官としてあるまじき質問に、伊達は日向をとがめるが、美代子は「殺してやりたい」と答える。

同じ頃、あすかは日向の同僚の刑事・吉住武徳(飯田基祐)と、健太の上司・江原(水野智則)を訪ねる。江原は、数日前、健太の留守に忠士が鉄パイプを持って会社に現れ、騒動になっていたことを明かす。

そんな折、根津の殺害現場付近で鉄パイプが見つかり、忠士が取り調べられることに。鉄パイプに忠士の指紋があったことが証拠となり、来栖淳之介(平山浩行)らは忠士を自白させようとするが、伊達は忠士の犯行ではないと言う。忠士には4日前に手のひらに負った大きな切り傷があったのだ。健太が殺害されたのは2日前だから、忠士が犯人ならば、鉄パイプの指紋にも傷跡があるはずだ。つまり、鉄パイプの指紋は、健太の殺害前、会社に乗り込んだときについたものだろう、と伊達は推測したのだ。

翌日、伊達は日向とともに江原を訪ね、健太を殺したのは江原だろうと切り出す。健太のパソコン内に、江原が行っていた不正を暴こうとしていたメールがあったのだ。健太は証拠のデータをUSBメモリに入れ携帯していたため、それを奪おうとした江原に殺されたのだろうと伊達は言う。さらに、健太の爪の間に、犯人のものと思われる皮膚が残っていたこと、現在、江原のDNAとの照合を行っていることを明かすと、また来ると言って席を立った。江原に自首する猶予を与えた伊達を、日向は「ぬるい」と揶揄する。

そんな頃、井筒将明(鹿賀丈史)は、片桐冴子(りょう)を呼びだすと、5年前に起こった宮城夏樹(丸山智己)殺害事件から手を引くように言う。これ以上追うと、冴子の身に危険が及ぶと警告する井筒に食い下がる冴子。すると井筒は、夏樹は自分が殺した、と衝撃の告白をした。

その日の夜、とある駐車場で、江原が銃殺され、遺体の上に「悪人に制裁を」と書かれたカードが残された。実は、犯行に及んでいたのは、日向だったのだ。現場に駆け付けた来栖らは、"神隠し"か、と気色ばむが、伊達と久遠は日向の仕業だと感づいていた。しかし、日向にはアリバイがあった。江原が殺害された時刻、日向は健太宅で美代子と話していたと言い、防犯カメラの映像と美代子の証言もそれを裏付けた。それでも久遠は、非常口から出入りすれば犯行に及べるし、美代子がグルである可能性も否定できない、と推測。伊達は、美代子に話を聞きに行く。

伊達の訪問を受けた美代子は、日向のアリバイを裏付ける証言を繰り返すだけだった。アリバイ工作に加担すれば、美代子自身も罪に問われるのだ、と言う伊達に、美代子は涙ながらに自分の証言を認めてくれればいいじゃないか、と訴える。美代子は、伊達の推測が真実なら自分はいけないことをしているが、それでも、心のどこかが清々しているのも事実だと心の内を吐露。伊達は、それ以上言葉を発することはできなかった。

その日の夜、三上国治(大杉漣)のバーに立ち寄った伊達は、自分たちが行っている制裁行為の是非について思いを巡らせていた。

翌日、久遠は日向を呼び止め、江原に共犯者がいたと明かす。そして、その男とコンタクトしたところ、保護を求めてきたため、伊達にその男がいる第九倉庫に行くように伝えてくれ、と頼む。

その後、倉庫にやってきたのは日向ひとりだった。暗い倉庫のなか、自首するから、警察署に連れて行ってくれ、と男の声がした。ところが、日向は保護するどころか男に向け、銃を撃ち続けた。と、人影が音を立てて倒れた――次の瞬間、電気が点いた。人影はマネキンで、後ろを振り向くと、日向に麻酔銃を向けて立つ伊達の姿が、その近くには久遠の姿もあった。

江原に共犯者がいたというのは、日向の正体を暴くため、伊達と久遠がうった芝居だったのだ。

伊達に対峙した日向は、伊達も自分も、遺族を助けるために法を無視して人を裁く同じ仲間だ、と言うが、伊達は「お前と一緒にするな」と声を荒げる。それでも、自分たちは救世主だ、と続ける日向に、お前は人を殺したいだけで、お前のやっていることはただのエゴだ、と伊達は反論。そんな伊達に日向は、それならば伊達のやっていることはエゴではなく正義なのか、と問う。伊達の心が一瞬揺れたのを、日向は見逃さなかった。と、次の瞬間、何者かが伊達を背後から殴打、伊達は倒れてしまう。すると、日向が「遅かったね。兄さん」とその男に声をかける。それは、吉住だった。吉住から銃を受け取った日向は、「救世主はひとりでいい」というと、伊達に銃口を向けた。

その頃、久遠は吉住に襲われ倒れていた――と、銃声が響き......。

 

第8話「衝撃の死...伊達最大の危機」のあらすじ

伊達一義(堺雅人)は、法から逃れた者を殺害していた日向光明(忍成修吾)に撃たれ、負傷する。すると、そこに日向の兄・吉住武徳(飯田基祐)が現れ、伊達が落とした銃を拾い、それが麻酔銃である――つまり、これまで制裁を加えた人間が殺されていないことを知ってしまう。

一方、目を覚ました久遠健志(錦戸亮)は、付近で倒れている日向を見つけ、伊達の所在を尋ねる。しかし、日向は、自分も久遠と同じ男に襲われて倒れていたので知らないとウソをつく。

そんなとき、久遠は伊達のものと思われる血痕を見つけたどっていく――と、血文字で「YT」と書かれた段ボールに行き当たる。

捜査一課では、伊達不在のなか、前夜に起きた木本志保というスナック経営者殺害事件についての会議がはじまった。宮城あすか(杏)は、志保と店の常連客・宮前史人が口論をしていたという証言を報告。すると、宮前にアリバイがあるにもかかわらず、日向は宮前の犯行だろうと、決めつける。

その頃、久遠は三上国治(大杉漣)から、「YT」を指すと思われる吉住が、日向の腹違いの兄だと聞かされる。しかも、ふたりは幼い頃にそれぞれの母親を殺されていて、立件はされていないが、容疑者は父親だったという。そして、5年前、その父親を裁いたのが三上なのだという。

同じ頃、伊達は、吉住から父親の居場所を教えるように、と暴行を受けていた。吉住と日向は、父親を捜し復讐するために刑事になった。そして"神隠し"を模倣したのも、伊達らを誘い出して父親のことを聞くためだったという。父親が殺されていれば、それで納得するつもりだったが、"神隠し"に遭った後、どこかで生きているならば、自分たちの手で殺す――。そういって、吉住は執拗に伊達に父親の居場所を迫った。

そんなとき、吉住の携帯に所轄のトップから連絡が入り、吉住は伊達を残してその場を立ち去る。と、そこへ、やってきたのは久遠と三上だった。吉住に連絡が入ったのは、三上の手まわしだったのだ。ふたりは、倒れていた伊達を救助し、極秘入院させる。

宮城夏樹(丸山智己)殺害事件を追う片桐冴子(りょう)は、井筒将明(鹿賀丈史)を呼びだすと、夏樹が借りていた貸金庫に預けられていたCD-ROMを見つけたことを明かす。そして、その中身が何なのか教えてほしいと迫る。

同じ日の夜、「悪人に制裁を」と書かれたメッセージとともに、宮前が殺害された。犯人は、一連の事件と同様、日向だった。これにより、スナック経営者・志保殺害の件は、被疑者死亡で書類送検されてしまう。しかし、何かが引っ掛かるあすかは、久遠に現場で採取した宮前の足跡の鑑定を頼む。すると、歩数や足の重心のかけ方の違いから、何者かが宮前の靴を履き、足跡を残した上で志保の殺害に及んでいたことがわかった。再度、聞き込みをした結果、店に勤めるホステスが犯行を自供した。

この報告を聞いた吉住は、無実の宮前を殺害した日向を責める。しかし、日向は、世の中は自分たちを必要としている、とまるで悪びれる様子がない。そんな日向に吉住は激怒。すると、日向は吉住に落ち着くように言うと、飲み物を差し出す。そこには毒が入っていて、飲んだ吉住は絶命する。

翌日、冴子は入院中の伊達を訪ねると、あすかに渡して欲しいとCDを差し出す。そんな冴子の表情から何かを感じ取った伊達は、何かあったのか、と尋ねるが、冴子は答えることなく病室を後にする。

一方、死亡した吉住は、日向の工作により、一連の制裁事件の犯人に仕立て上げられたうえ、自殺した、とされてしまう。そんな様子を見ていた日向のもとに、根津美代子(尾野真千子)から連絡が入る。夫を殺害された美代子は、事件を担当した日向に「犯人を殺してやりたい」と言ったばかりに、日向のアリバイ工作に加担させられていた。しかし、思い悩んだ末に、警察に自首することを決めた、と日向に伝えたのだ。日向は美代子に思いなおすように言うが、美代子の決意は固かった。すると、日向はもう一度だけ話がしたいと言って、とある倉庫に美代子を呼び出す。

倉庫にやってきた美代子に、日向は銃口を向ける。と、そこに伊達と久遠が現れた。これ以上、罪を重ねるな、と制止する伊達に、日向は自分は伊達の代わりに制裁行為を行っているだけではないか、と言い放つ。そして、伊達自身が、自分の行いが正義といえるかどうか迷っているはずだ、とたたみかける。伊達は、自分のしていることが正義だとは言わないが、それでも裁かなければいけない現実があるのだ、と反論する。

そのとき、伊達の脳裏に、3年前、初めて制裁を行った日の記憶がよみがえる――。三上に渡された麻酔銃で狙いを定めたのは、伊達の両親のほかにも多くの人間を殺害しながら、法から逃れていた灘木剛士(斎藤歩)だった。"神隠し"に関わっていると知った三上から事情を聞いた伊達は、迷いながらも、ついに発砲した。

そして、伊達は、日向にも麻酔銃を撃つ――。

その頃、捜査一課にいたあすかは、冴子から渡されたCDのケースを開ける。と、中にはCD-ROMと、冴子からのメッセージがあった。

伊達と久遠が、眠らせた日向を車のトランクに積み込んだとき、伊達の携帯が鳴った。相手は冴子だったが、会えないか、というその声からは異変が感じ取れた。伊達は急いで現場に向かうが、冴子は腹部から大量の血を流し瀕死の状態だった。誰にやられた、と聞く伊達に、冴子は「夏樹もこうやって殺されたんだね」と力なく答える。そして、ほどなくして、動かなくなった。

と、そこに、あすかがやって来る――。

 

第9話「時効...真実に怒りの裁き!」のあらすじ

伊達一義(堺雅人)は、片桐冴子(りょう)が5年前に刺殺された宮城夏樹(丸山智己)と同じ手口で殺害されていることに気づく。鑑識の捜査の結果、凶器も夏樹殺害と同じサバイバルナイフだったとわかった。

事件後3日が経っても、冴子を殺した犯人の目撃情報すら出てこない。井筒将明(鹿賀丈史)らは、プロの犯行だと断定。警察官の犯行の可能性もあると聞いた宮城あすか(杏)は、言葉を失う。

そんな折、5年前に時効が成立した事件の遺族が、新たな手がかりを見つけたと言ってやってくる。それは20年前、当時大学生の娘・美咲(森口彩乃)を殺害された母・小原節子(梅沢昌代)だった。節子が持参したのは、美咲が亡くなる1ヵ月前に20年後の自分に向けて書いた"未来郵便"で、そこには、「S先生と自分はどうなっているんだろう」と書かれていた。

節子は、そんな人物を知らないが、その者が犯人に違いないと感じていると言う。時効直前、その事件を追っていたのは冴子だった。捜査資料に冴子の名前を見つけた伊達は、時効度外視で事件を追うことを決める。

その後、伊達と久遠健志(錦戸亮)が、「S先生」について調べていると、美術教師の鈴川孝太(佐野史郎)という人物に行き当たる。

同じ頃、あすかは夏樹が貸し金庫に預けていたCD-Rを開けずにいた。思いつくままにパスワードを入力するが、どれも合致しない。久遠に助けを求めると、一緒にいた伊達が、夏樹の携帯電話のメールにヒントがあるのではないかと言う。そして、削除されていたデータの復元を久遠に依頼する。

後日、鈴川が経営するギャラリーにやってきた伊達は、鈴川に美咲の件を切り出す。すると鈴川は、美咲と付き合っていたことは認めたが、殺害は否定した。そんななか伊達は、鈴川が自分の血液を使って描いたという絵を持ち帰り、久遠にDNA鑑定を頼む。その結果、美咲殺害現場に残されていたDNAと一致することがわかった。

さらに、久遠は、CD-Rのパスワードが「JOKER」であることも突き止めた。伊達、あすかが見守るなか、パスワードを入力すると、パソコンの画面に数字や記号が現れた。それは、警察の機密費が、JOKERという口座に振り込まれていることを示していた。

また、次のページには、「UNDERGROUND V(アンダーグラウンド ファイブ)」との表記があり、元警察官たちの名前が書かれた名簿があった。アンダーグラウンド ファイブとは、地下5階を意味する。名簿に名前がある人物が警視庁のOBであることから、警視庁の地下5階に何かあるのでは、とあすかが尋ねる。しかし、警視庁には地下4階までしかないのだ。

地下5階の謎が気になるあすかは、警視庁に行き、地下を調べ始める。とそこへ、井筒が現れた。真実が知りたい、と訴えるあすかに、井筒は重い口を開く――。

それは、5年前、警察内部に不透明な金が流れていることに気付いた井筒は、そのことを夏樹に告げた。正義感の強い夏樹はすぐに捜査を開始し、井筒も情報屋を使い内偵を進めた。ところが、1ヵ月後、情報屋が何者かにより殺害され、その後すぐに、夏樹も同じ手口で殺害されたのだ。井筒は自分たちが探ろうとしていたものが、非常に危険な真実だと確信し、夏樹に事件から手を引くようにと警告した。しかし、真実を追求したい夏樹はそれを聞かず、事件を追ったのだ。

自分が無理にでも止めていれば、夏樹は死なずに済んだのかもしれないと、井筒は悔恨の表情を見せた。また、冴子とあすかの身を守るために、夏樹事件の捜査資料を抜き取り、真実から遠ざけようとしたことも明かした。しかし、冴子が殺害された今、必ず犯人を探し出す、とあすかに誓った。そんなふたりのやりとりを、身を潜めて見ている人物がいた。

その頃、伊達は美咲殺害を自供した鈴川を取り調べていた。容疑を全面的に認めた鈴川だったが、時効が成立しているため、不起訴処分となる。しかし、伊達はさらに鈴川の件を調べ、鈴川が複数の生徒にヌードモデルになるよう強制したうえ、裸体を隠し撮りし、脅迫のネタに使っていたことを掴む。美咲もそんな被害者のひとりだったが、卒業を機に鈴川を訴えると言い出したため、殺害されたのだ。しかも驚くべきことに、20年経った今も、鈴川は同じ手口で女性らを脅迫していたのだ。伊達がそのことに言及しても、反省の色すら見せない鈴川。伊達は、そんな鈴川に向かい麻酔銃を発砲した。

一方、あすかは、「JOKER」を名乗る人物からCD-Rと引き換えに、夏樹を殺した犯人を教えると言われ、冴子が殺害された倉庫へやってくる。と、そこへ久遠も現れる。久遠は、フードを被りナイフを持った男が、あすかを追おうとしているのを引きとめた。ふいをつかれ振り返った男に久遠は、「あんたが宮城夏樹と冴子さんを殺したのか」とにじり寄る。そして、こんな真実なら知りたくなかった、と言ったとき、男にナイフで腹を刺される。すると、物音を聞きつけたあすかが駆け下りてきた。あすかを認めた男は、逃走してしまう。

その頃、伊達は、眠らせた鈴川を乗せた車を走らせていた。あすかから、非常事態を告げる電話がかかっていることにも気付かずに...。

 

最終回「神隠し...解き明かされる謎の黒幕? 衝撃の結末」のあらすじ(ネタバレ注意)

伊達一義(堺雅人)は、宮城あすか(杏)から、久遠健志(錦戸亮)が何者かによって刺されと聞き、久遠が搬送された病院へ駆けつける。

昏睡状態の久遠に付き添っていたあすかは、ジョーカーを名乗る男から呼び出されたこと、久遠が、片桐冴子(りょう)や宮城夏樹(丸山智己)を殺した犯人がわかるかもしれない、と言っていたことを伊達に伝える。

久遠が使う鑑識課倉庫に戻った伊達は、そこで科捜研から届けられた封筒を見つける。中は空だったが、久遠が何かしらの情報を得たことがわかった。

そんな頃、あすかがパソコンで、夏樹が残したCD-ROMを見ていると、井筒将明(鹿賀丈史)が背後に立っていた。井筒は、警察OBの大物の名前が羅列されたなかにある数字に興味を示すが、あすかはそれが何かは知らない、と返答。すると、井筒はあすかの安全のため、CD-ROMを預かると言う。あすかは、井筒の隙をついて、ケースだけを渡す。

その後、伊達は、滝川美菜(鈴木凛)に頼み、久遠が科捜研に依頼していたDNA鑑定の報告書を入手。それを見た伊達は、言葉を失う。

報告書を手にした伊達は、三上国治(大杉漣)のバーにやってくると、迎えた三上に、冴子を殺した犯人がわかったと告げる。当初、犯人は警察内部にいると思われたが、犯行現場から採取されたDNAは、現場にいた捜査員のものだけだった。そのため、警察関係者以外の犯行かとも思われたが、久遠が警察OBまで対象を広げてDNA鑑定を依頼したところ、驚べき結果が出た。結果を記した報告書にあったのは、三上の名前だった。伊達は、三上が夏樹と冴子を殺したのだろう、と言う。

現場で採取されたのは、三上の毛髪だった。伊達からそう聞いた三上は、自分がそこにいたことは証明できても、犯行に及んだ証拠にはならないだろう、と言い逃れるように答える。そして、伊達が困惑した一瞬の隙を縫って麻酔銃を取り出すと、発砲した。その場に倒れ込む伊達に、自分にはまだ仕事が残っていると言って、店を出ていく。

その後、覚醒した伊達は、井筒を呼んで拘束を解いてもらうと、その足で久遠の病室を訪ね、付き添っていたあすかに三上のことを話す。

捜査一課では、三上確保のための捜査会議がはじまった。井筒は、来栖淳之介(平山浩行)らに、三上の経歴と交友関係を当たるよう指示。刑事たちが一斉に散らばっていくなか、CD-ROMを持っていて身に危険が及ぶ恐れのあるあすかには、待機を命じる。

井筒は、伊達を別室に呼ぶと、三上がCD-ROMの内容に関して言及していたかと聞く。「UNDERGROUND V(アンダーグラウンド ファイブ)」に関係しているとは知っていたようだ、と答えた伊達は、三上も一員だという「UNDERGROUND V」がどんな組織なのか、と聞く。井筒は、それはいわば「裏の警察」で、警察が国家警察だった頃に発足したといわれるものだと説明。巨悪な事件を極秘に扱ってきたが、警察の民営化によって壊滅したはずだったが、警察OBの手によって復活したと噂されていたという。井筒は、警察の裏金が流れている「ジョーカー」という組織と、CD-ROMの最後のページにあった数字の羅列が、一連の事件のカギを握っているのではないかと推測する。と、そこへ、刑事部長の坂崎(小木茂光)から連絡が入り、三上から身を守るため、CD-ROMとともにあすかを青葉東署に移送するよう指示が出る。

あすかは、早速、迎えの車に乗り込むが、途中で道が違うことに気づく。運転手にそのことを告げると、運転手は無言で銃を向け、発砲した。それは、三上だった。

その頃、久遠を見舞った伊達は、病院の壁に貼られた世界地図に目をやる。そして、それを見つめるうちに、あることに気づく。

その後、捜査一課に戻った伊達に、井筒は、あすか移送のニセ情報を流したのは坂崎だったと告げる。坂崎は、三上の後輩で、世話になった三上の頼みを聞いたのだろう、と言う。

そんな井筒に伊達は、三上が「UNDERGROUND V」に入って守ろうとしていたものがわかったと話す。「ジョーカー」とは、立件できない事件の容疑者を裁いてある場所へ連れて行き、行方不明として処理する、いわゆる"神隠し"のことだと言う。そして、日本地図を広げると、CD-ROMにあった数字の羅列が、座標の表記だと指摘。現在の地図からは意図的に消されているが、座標が示す場所に実は島があり、そこに私設刑務所があるというのだ。

同じ頃、三上の自宅に連れてこられたあすかは、三上が、夏樹らを殺すに至るまでの経緯を聞く。それは、25年前、三上の妻子が殺害されたことからはじまった。妻子を殺した容疑者はすぐにわかったが、決定的な証拠が出ずに時効を迎えてしまった。そんなときに、警察OBから声がかかり、警視庁地下5階という、実在しないはずの部屋に招かれた。そこで、警察に裏の顔があることと、「ジョーカー」の存在を教えられたのだ。「ジョーカー」の最初のターゲットはその容疑者で、任務を遂行した三上は「これは、自分のような被害者遺族の救いになる」と感じたという。しかし、やがて夏樹が「ジョーカー」の全貌を明らかにしようと動きはじめた。三上は、「ジョーカー」を守るために、夏樹、さらには冴子も殺害したのだった。そんな三上にあすかは、伊達も「ジョーカー」に関わっているのか、と聞く。それを否定した三上は、本題に入ろうと言うと、自白剤入りの注射器を取り出す。あすかに、CD-ROMの在りかを言わせるためだ。CD-ROMがなくなり、証拠が消されれば、自分の役目は終わるのだ、と三上は言う。

一方、伊達の話を聞いた井筒は、伊達も「ジョーカー」なのでは、と思い当たる。もし自分の推測が正しければ伊達を逮捕しなければいけないという井筒に、伊達は覚悟はできている、と答える。

そんな頃、三上は久遠の病室に現れると、久遠のベッドの間に手を入れて、CD-ROMを取り出す。と、その手を久遠がつかんだ。三上はその手を離し、自分を裁けるのは伊達だけだ、と意味深な言葉を残して病室を後にする。

三上宅で発見されたあすかは、伊達や来栖らによって救出され病院に搬送された。

あすかを来栖に託した伊達は、車で迎えに来た久遠とともに、三上がいると思われる埠頭に急ぐ。伊達は、三上は「ジョーカー」の任務を与えられた日からずっと自分を責め続けていたのかもしれない、と久遠に話す。

埠頭の付近で車を降りた伊達は、ゆっくりと歩いていく――と、三上がいた。歩きながら伊達は、幼少時代に不幸な事件に遭った自分を、見守り育ててくれた三上のことを考えていた。伊達を認めた三上は、自分のこめかみに銃を突きつけた。それと同時に、伊達も麻酔銃を構え、すばやく発砲した。

その後、麻酔から覚めた三上に伊達は、自殺するつもりはなく、私設刑務所のある島で生きて罪を償うつもりだったのでは、と語りかける。三上は、自分の犯した罪は、自殺では軽すぎると思っていた、と明かす。

そんなとき、パトカーのサイレンが聞こえてきた。三上は、自分を刑務所に入れるつもりか、と驚くが、伊達は「法で裁ける者は法で裁く」と答える。三上は伊達に、夏樹らの殺害は組織とは無関係で自分の一存でやったことだから、"神隠し"を止めないでくれと頼む。そう言うと、パトカーから降り立ったあすかの前に行き手錠をかけられる。あすかが三上に乗車を促したとき、井筒が三上を二発殴る。殺されたふたりの分だ、と言うのだ。

1ヵ月ほど後、冴子の墓参りに来た伊達は、そこであすかに会う。キャリアのあすかは、事件後、警察庁へと異動していたのだ。伊達と言葉を交わしたあすかは、最後の質問だといって、伊達もジョーカーのひとりだったのか、と尋ねる。答えない伊達に、自分は自分のやり方で悪と戦っていく、と宣言する。

捜査一課では、来栖ら刑事たちが退職する井筒の別れを惜しんでいた。井筒とふたりになった伊達は、なぜ自分の辞表を受け取らなかったのか、と尋ねる。井筒は、それが自分の最後の仕事だと言って笑顔を見せた。自分の罪を見逃すのか、と食い下がる伊達に、人を裁くことで自分を罰しているのだから、それで十分だと答える。そんな井筒に伊達は、地下に潜る気か、と問いかける。裏組織の一員だった坂崎と、三上を逮捕はするが組織までは追求しない、その代わりに自分を組織に入れるように、と取引きしたのではないか、組織の謎を解明するため、あえて潜入しようとしているのではないか、と。しかし、井筒は答えない。

その後、伊達が久遠に呼ばれ、法では裁けない容疑者がいると報告を受ける。「俺たちがやるしかない」と言う久遠に、伊達は、決意の表情を見せた――。

そんなとき、パトカーのサイレンが聞こえてきた。三上は、自分を刑務所に入れるつもりか、と驚くが、伊達は「法で裁ける者は法で裁く」と答える。三上は伊達に、夏樹らの殺害は組織とは無関係で自分の一存でやったことだから、"神隠し"を止めないでくれと頼む。そう言うと、パトカーから降り立ったあすかの前に行き手錠をかけられる。あすかが三上に乗車を促したとき、井筒が三上を二発殴る。殺されたふたりの分だ、と言うのだ。

1ヵ月ほど後、冴子の墓参りに来た伊達は、そこであすかに会う。キャリアのあすかは、事件後、警察庁へと異動していたのだ。伊達と言葉を交わしたあすかは、最後の質問だといって、伊達もジョーカーのひとりだったのか、と尋ねる。答えない伊達に、自分は自分のやり方で悪と戦っていく、と宣言する。

捜査一課では、来栖ら刑事たちが退職する井筒の別れを惜しんでいた。井筒とふたりになった伊達は、なぜ自分の辞表を受け取らなかったのか、と尋ねる。井筒は、それが自分の最後の仕事だと言って笑顔を見せた。自分の罪を見逃すのか、と食い下がる伊達に、人を裁くことで自分を罰しているのだから、それで十分だと答える。そんな井筒に伊達は、地下に潜る気か、と問いかける。裏組織の一員だった坂崎と、三上を逮捕はするが組織までは追求しない、その代わりに自分を組織に入れるように、と取引きしたのではないか、組織の謎を解明するため、あえて潜入しようとしているのではないか、と。しかし、井筒は答えない。

その後、伊達が久遠に呼ばれ、法では裁けない容疑者がいると報告を受ける。「俺たちがやるしかない」と言う久遠に、伊達は、決意の表情を見せた――。

 

特別編「伊達、最初の事件」のあらすじ(ネタバレ注意)

神奈川県警捜査一課の伊達一義(堺雅人)は、拘置所にいる三上国治(大杉漣)の面会に行く。三上が警察を辞めバーを経営するようになって3年、三上は伊達にいろいろなことを背負わせてしまった、と語った――。

3年前のある日、伊達は三上のバーで、神奈川県警の中崎道彦(鶴見辰吾)に関する資料を見せられた。中崎は、暴力団員の発砲で一般人が死亡した事件の黒幕で、暴力団と関係の深い人物だった。警察は、中崎の件を掴んでいたが、警察上層部にも中崎からの恩恵に預かる人物がいて、事実を隠蔽していたのだ。警察が守っている限り、中崎を法で裁くことはできない。三上は、中崎を"神隠し"に遭わせることを決め、伊達にひとりで制裁を行うよう指示。しかし、伊達は「自分に人を裁く権利があるのか」と、思い悩む。

その後、伊達と三上は、中崎の妻・由衣(阿南敦子)が営むラーメン店を訪ねた。伊達は、そこで、中崎が息子の入院費のために、暴力団が行う不正に目をつぶり金銭を授受したことが、暴力団との関係のはじまりだったと報告。何度も自首を促したが、中崎が無視し続けていることも伝えた。と、中崎が帰宅し、金が入っている封筒を妻に渡す。伊達が、金の工面方法を尋ねると、中崎は、お前らには関係ない、と声を荒げ店を出ていく。

そんな日の夜、伊達は路地裏を歩く中崎の前に現れ、自首して罪を償え、と最後通告をするが、中崎はまったく耳を貸そうとしない。そんな中崎に、伊達はついに麻酔銃を発砲した――。

伊達が今でも中崎の妻が営むラーメン店に足を運んでいるのは、最初に人を裁いたときの気持ちを忘れないためだったのだ。

三上は、今後は、自分が決めた道を行くだけだ、と宣言する伊達に、「組織を探るな」と忠告を与える。しかし、伊達は答えずに拘置所を後にする。

同じ頃、片桐冴子(りょう)の部屋の片づけを終えた久遠健志(錦戸亮)と宮城あすか(杏)は、再会を約束し、別れる。久遠は、かつて三上が営んでいたバーに向かう。そして、そこで待っていた伊達に、警察の裏組織である「UNDERGROUND V(アンダーグラウンドファイブ)」について調べたデータを記録したというCD-ROMを掲げて見せる。と、そこへ、警察を辞めた井筒将明(鹿賀丈史)がやってくる。「何かわかったか?」という井筒に、伊達は、CD-ROMを見せ、「...始めましょうか」と言い――。

※フジテレビHPより引用

夏の恋は虹色に輝く

 

夏の恋は虹色に輝く

2010年7月19日からフジテレビ系列で放映。月曜9時枠。

二世俳優としてコンプレックスを抱いている売れない俳優が、訳ありの年上美女と出会うことで成長するラブストーリー。

主演は、月9初出演となる松本潤。ヒロイン役は「薔薇のない花屋」以来の連続ドラマ出演となる竹内結子。

夏の恋は虹色に輝く 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

夏の恋は虹色に輝くの主題歌

嵐 「Løve Rainbow」

 

 

夏の恋は虹色に輝くの挿入歌

YUI 「Please Stay With Me」

 

 

夏の恋は虹色に輝くの出演者

楠大雅 ...... 松本潤(嵐)
北村詩織 ...... 竹内結子
楠大貴 ...... 沢村一樹
宮瀬桜 ...... 桐谷美玲
植野慶太 ...... 笠原秀幸
伊良部譲 ...... 永山絢斗
青木久雄 ...... 松重豊
楠航太郎 ...... 伊東四朗
楠真知子 ...... 松坂慶子

 

 

夏の恋は虹色に輝くのスタッフ

脚本:大森美香
音楽:延近輝之
プロデューサー:三竿玲子
演出:澤田鎌作、小原一隆
制作:フジテレビドラマ制作センター 

 

 

夏の恋は虹色に輝くの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2010年7月19日 君をみつけた 15.7%
第2話 2010年7月26日 ライバル出現!? 10.9%
第3話 2010年8月2日 好きだ...キミが 12.9%
第4話 2010年8月9日 キミの涙の理由 12.1%
第5話 2010年8月16日 行かないで... 10.2%
第6話 2010年8月23日 君にキスした 11.8%
第7話 2010年8月30日 涙のバースデー 11.4%
第8話 2010年9月6日 海に誓う約束 12.9%
第9話 2010年9月13日 好き...でも嫌い 11.5%
最終回 2010年9月20日 もう会えない 13.1%

 

 

夏の恋は虹色に輝くのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「君をみつけた」のあらすじ

楠大雅(松本潤)は、名俳優・楠航太郎(伊東四朗)を父に、元女優の真知子(松坂慶子)を母に持ち、自身も俳優を家業とするいわゆる二世俳優。しかし、あまりにも偉大な父には遠く及ばず、鳴かず飛ばずの日々を送っている。生活は未だに親頼み。恋愛も自分だけを見て愛してくれる彼女の出現を待ち続けて 26年経ってしまった。つい先日も大雅は、箸の持ち方が気に入らないと付き合っていた女性と別れたばかり。

そんな大雅の友人は、同じく二世俳優の植野慶太(笠原秀幸)。同じ境遇からか気が合う2人はオフでは一緒に遊ぶ仲だ。その日も優雅にスカイダイビン グを楽しんでいたが、大雅だけ風に流され、着地地点から大幅に離れた海の近くの雑木林に落下。地面への激突は免れたものの、気づけば大雅は木の枝に引っかかり、宙ぶらりん状態に。逃れようなく困っていると、ちょうど道を走ってくる女性が...。それも、ちょっといい女。急いでその女性に声をかけ助けを求めるものの、大雅も俳優の端くれ。警察に電話や、人を呼ぶなど世間に醜態をさらすわけにはいかず、とにかく他の方法で降ろして欲しいと頼む。

すると女性は近くの木によじ登り、ハサミでパラシュートの紐を切り離す。大雅は地面に再び落下。彼女は大雅の無事を確認すると、急いでいるからと名も告げずに走り去ってしまう。この女性が北村詩織(竹内結子)。

オーディションに落ち、ドラマへの出演話のない大雅。事務所の青木久雄(松重豊)はバラエティーをブッキングしようとするが、大雅は嫌がる。そんな話をしていると、航太郎が入院したとの報が入った。慌てて病院に駆けつけると、ベッドの脇で神妙な面持ちの真知子と兄の大貴(沢村一樹)。不吉な予感に動かぬ航太郎の名を大雅が叫ぶと、パチリと目が開く。航太郎は、ただの捻挫。大雅は家族にかつがれたのだ。

さて、大雅はひどい目に遭ったものの先日の名も知らぬ女性、詩織が気になって仕方なく、出会った場所に向かう。行き当たりばったりで、会えるわけもないと帰ろうとすると、詩織が自転車で通り過ぎて行くではないか。大雅が追うと、詩織は一人砂浜で大声で泣いていた...。

そっと近づいた大雅に気づいた詩織は、名前で呼びかける。もしかして脈あり? と、ドキドキの大雅だったが、詩織は航太郎の大ファンだとのこと。そして大雅は、自分の立場を話し、詩織も働いていた工場がなくなることなどを話した。だが、大雅が名前を聞こうとすると、詩織はまたしても去ってしまう。

大雅が航太郎の見舞いに行くと、自分が端役で出演したドラマを見ている。大雅がたいしたことのない役など見ないで欲しいと言うと、航太郎は真面目に切り出した。もっと、自由になれ...大雅らしい俳優になれ...と。父の言葉が心に響く大雅だが、素直にありがとうとは言えなかった。数日後、大雅は大後悔することになる。なんと、航太郎が急に亡くなってしまったのだ。

航太郎がいなくなった事務所には、若手だが子役から女優として活躍する宮瀬桜(桐谷美玲)が入ってきた。青木は航太郎に生前から頼まれていたらしい。桜が事務所を出て行くのと入れ違いに入ってきたのは詩織。その時、大雅は航太郎の追悼番組への出演を求める青木と大もめ。

役者の仕事を持って来いと大口叩き、二世俳優としての愚痴をこぼす大雅はピシャリと頬を叩かれた。叩いたのは詩織。その勢いで、詩織は仕事が上手く行かないのは2世だからではなく、演技が下手くそだからだと大雅に突きつける。さすがにショックを受けて出て行こうとする大雅に、詩織はファンレターだと封筒を渡す。

家に帰った大雅が封筒を開くと、それは航太郎が詩織に宛てた手紙だった。そこには、自分の未来を予見したかのように大雅の応援を...ファンになって励まして欲しいと書かれていた。

航太郎の気持ちを受け取った大雅は墓前で号泣。その姿を、そっと見守る詩織。空には大きな虹がかかって...。

大雅は追悼番組に出演するが、事務所のみんなの反応はいまいち。それどころか、青木は今後の大雅のギャラは歩合にすると言う。今までは、航太郎の稼ぎで潤っていた事務所だったのだ。大雅、今月のギャラは3万円にも満たなかった。と、そこに詩織が入ってくる。青木が事務として雇ったのだ。大雅が文句を言うと、詩織は「泣いていたくせに」とポツリ。

まさか、父の墓前でのことを...と、人気のない場所で詩織に問う大雅。とぼける詩織に、大雅は芝居だったと苦しい言い訳。すると詩織は芝居だとしたら、素晴らしかったと微笑む。微笑みながら見つめる詩織に大雅が思わず顔を近づけると、またしても殴られてしまう。倒れた大雅を覗き込む、小さな女の子は海(小林星蘭)。海は詩織に「ママ」と呼びかけて...。詩織は子持ちだったのか?

 

第2話「ライバル出現!?」のあらすじ

楠大雅(松本潤)は、偶然であった北村詩織(竹内結子)に一目ぼれ。大雅の亡き父、航太郎(伊東四朗)の大ファンだと言う詩織は、事務所で働くことになる。こうなったら恋の進展も...と、考えた大雅の思惑は大外れ。なんと、詩織には6歳になる娘、海(小林星蘭)がいたのだ。

ドラマのオーディションには相変わらず受からない大雅は、植野慶太(笠原秀幸)と飲みながら傷の舐め合い。大雅は詩織との経緯を慶太に話し、人妻には手を出せないと話すのだが、まだまだ未練はある様子。

一方、詩織は仕事を変えるため海と一緒にお引越し。海を転校先の小学校に連れて行くと、担任になると現れたのは大雅の兄、大貴(沢村一樹)。もちろん、この時は詩織も大貴もお互いに大雅との関係を知る由もない。大貴は詩織と海のために授業参観を企画すると言いだし、海は大喜び。

事務所では、大雅がバラエティーの出演を承諾。だが、社長の青木久雄(松重豊)が新しく入った宮瀬桜(桐谷美玲)を自分より上に扱うことが気に入らない。桜は4歳年下だが、その芸歴は大雅より長いということで渋々納得する。

詩織が海を連れてアパートに帰ろうとすると、後から大雅が着いて来る。ストーカーと疑う詩織なのだが、たまたま大雅と帰る方向が同じだけ。大雅が別れて歩き出すと、詩織に呼び止められた。そして、詩織は大雅をアパートの部屋へと招き入れ、AV機器の配線を頼む。大雅は何気なく夫の存在を詩織に伺うのだが、答えは得られない。しかし、詩織の堅実な暮らしぶりに感心する。また、詩織と海に滑舌の悪さを指摘された大雅は、本屋で専門書を買って練習を始める。

一方、楠家に遊びに来た大貴は、真知子に結婚を宣言。まだ、相手は教えないものの真知子は大喜び。大雅はいつものことだと流す。

事務所で、桜が青木ともめている。 2時間サスペンスドラマのゲスト主役の友だちで、殺されてしまう役を青木が取ってきたのだ。話を聞いた大雅は美味しい役だと羨ましがるが桜は納得せず、ゲスト主役のオーディションを受けると言い出した。しかも、オーディションには女のマネージャーを連れて行くとまで。しかし、この事務所には女のマネージャーは...。

そこに、詩織が海を連れてやってきた。青木は詩織に話があると、海の子守を大雅に頼む。海と2人きりになった大雅は、彼女が新しい学校でまだ友だちが出来ていないことを見抜き、自分が友だちになると話す。そして、2人は大雅の滑舌の本を読み合って、楽しい時間を過ごした。

青木の詩織への依頼は、桜の臨時マネージャーになってもらうこと。その日は、海の授業参観が行われるが、オーディションはそれまでに終わりそうだと承諾したのだ。そうして、詩織が桜のオーディションに同行している頃、大雅は自分のカバンの中に海の教科書を発見する。先日、事務所で遊んだ時に入れ違ったのだ。詩織に連絡するのだが、中々携帯電話に出てくれず、大雅は海の学校まで行く事になってしまう。

海の教室に入った大雅は、担任が大貴だと知って驚く。それは、大貴も同じ。ようやく詩織もやって来て、授業参観は無事に終了した。帰り道、事情を知った詩織は大雅に礼を言う。大貴は、詩織と海と一緒に帰る大雅の姿を眺めて、「ライバル?」とつぶやいて...。

 

第3話「好きだ...キミが」のあらすじ

優雅な生活を送ってきた楠大雅(松本潤)。だが、父の航太郎(伊東四朗)がいなくなったため、その暮らしも改めざるを得ない。この日は、植野慶太(笠原秀幸)と最後の乗馬を楽しんでいた。しかし、大雅の話題はどうしても北村詩織(竹内結子)のことになってしまう。海(小林星蘭)という娘の存在を知っても、まだ未練たらたらで詩織を想う大雅。想いは深いものの、大雅が未だに詩織に告白もしていないことを知った慶太はあきれ顔。大雅は、告白よりも海の父親が誰なのかが気にかかっていた。

その夜、大雅が家に帰ると母の真知子(松坂慶子)がグッタリと倒れている。駆け寄る大雅に、真知子は航太郎への浮気疑惑を口にした。真知子の周囲には、航太郎が持っていた宮瀬桜(桐谷美玲)の写真や赤ん坊を抱いた詩織の写真が散らばっている。赤ちゃんを抱いた詩織の写真には、隠し子がいたと泣きじゃくる真知子だけでなく大雅も絶句。

その日以来、大雅は詩織をこれまで以上に意識してしまう。どこか気まずくて顔も見られない状態。さらに大雅は仕事もない状態。そんな大雅を桜が付き人にして欲しいと言い出した。激励の言葉をかける詩織だが、大雅に無視される。自分が何か怒らせるようなことを?原因がわからず自分のことが嫌いなんだと怒る詩織に大雅はうっかり好きだと告白してしまう。ビックリする詩織だが、好きの意味を必死に言い訳する大雅に「ごめんなさい」。大雅はうっかり告白で、あっさりフラれてしまった。

力なく家に帰った大雅。やはり、海は詩織と航太郎の隠し子なのか? との疑問も残る。そこに、大貴(沢村一樹)が来て、堂々と詩織への愛を大雅に告白。詩織の隠し子疑惑を話そうとする大雅を遮って、大貴は自分の包容力をアピールして出て行った。

桜の付き人を始めた大雅が事務所に戻ると、青木久雄(松重豊)たちが詩織の作って来た弁当を食べていた。一緒に食べ始めた大雅が、唐揚げに酢をかけると詩織の目に涙が浮かぶ。給湯室に向かった詩織は、ついて来た海をそっと抱きしめた。その後、スーパーで買い物する詩織と海は、桜に頼まれたロケ用の品物を探す大雅を発見。呼びかけようとする海を止めた詩織は、大雅の真面目さに感心する。

大貴と青木が真知子に呼び出された。大雅も交えての緊急家族会議だと言う。いつになく真剣な真知子は、青木に航太郎と詩織の関係を問いただす。航太郎の部屋で見つかった詩織と海の写真を真知子に突きつけられた青木は、頬を緩める。そして、事の経緯を真知子に話した。

青木の話では、かつて航太郎のロケを見学していたお腹の大きい詩織が突然倒れた。航太郎は青木に命じて車を出して病院に詩織を連れて行った。その後、無事に出産した詩織を見舞った航太郎。すると、詩織は赤ちゃんの父親がいないと話し、航太郎に赤ちゃんの名を付けて欲しいと頼む。航太郎の命名は、海だった。それから、航太郎と詩織の手紙のやり取りが始まって...。理由を知った真知子はホッとする。大雅は海の父親が気になりだす。大貴は詩織と結婚したいとまで言い出した。

その日は、桜の見せ場が撮影された。側で見ていた大雅は桜の圧倒的な演技力に驚かされ、自らの力の無さを再認識させられる。その頃、詩織は大貴から夏休み中に楠家に来ないかと誘われていた。

大雅が事務所に戻ると詩織がいた。大雅は、さっき思い知った自分の俳優としての不甲斐なさを詩織に嘆く。すると詩織は一生懸命に大雅を励ましだした。その必死さを正面に受け止めた大雅は、今度はごまかす事無く愛を告白。詩織も真剣に言葉を返す。私には好きな人がいる...と。詩織の好きな人とは、亡くなった海の父親。その人を愛し続けているから、もう恋は出来ないと告げる詩織に大雅は言葉を返せずに...。

 

第4話「キミの涙の理由」のあらすじ

楠大雅(松本潤)は、北村詩織(竹内結子)に自分の想いをキチンと伝えた。しかし、詩織は大雅の気持ちに答えることが出来ない。なぜなら、詩織は海(小林星蘭)の父、つまり亡くなった夫をまだ愛していたのだ。もう一生恋などしない...詩織は、そんなことまで大雅に話してしまった自分が信じられなかった。大雅もキッパリとふられてしまった自分の不甲斐なさに落ち込んでしまう。

植野慶太(笠原秀幸)は、そんな大雅を2世タレントが集まる飲み会に連れ出した。自分と同じような境遇の仲間たちとの交流に少し心がほぐれる大雅は、うっかり『赤眼鏡探偵シリーズ』に出演したと言ってしまう。

一方、大貴(沢村一樹)は海の付き添いで来るであろう詩織が目当てで、自ら水泳教室を開催。しかし、海は水泳教室のプリントを詩織には見せずに捨ててしまっていた。

事務所で顔を合わせた大雅と詩織はお互いにギクシャクしてしまう。大雅はその雰囲気を打開するため、先日の告白を忘れて欲しいと頼む。すると詩織もこれからも大雅を俳優として応援したいと笑顔で答える。宮瀬桜(桐谷美玲)は、そんな2人が気になった。また、青木久雄(松重豊)は『赤眼鏡探偵』のオンエア日に事務所で鑑賞会をやろうと張り切りだす。

大雅が家に帰ると大貴が来ていた。航太郎(伊東四朗)の遺産相続など、これからの楠木家を話し合う2人。そんな時、大貴は大雅が役作りのためにと持っていた『プール監視員の心得』なる本を発見。次の土曜日に水泳教室の手伝いに来て欲しいと言う。嫌がる大雅だが、大貴から海が水泳教室に来ていないと聞かされる。

大雅の飲み会が写真週刊誌に掲載された。しかし、大雅の顔は目が黒すじで消されている。俺は一般人じゃないと大雅が事務所で憤っていると、詩織が雑誌に興味を示す。やはり、まだなんとなくお互いを意識してしまう大雅と詩織。桜は大雅が詩織を好きなのでは?...と、ストレートに詩織にぶつける。詩織は誤魔化すが...。

大雅が歩いていると公園で遊んでいる海を見つけた。傍らでは詩織が海の友だちを遊んでいる。大雅が詩織はいつも元気そうだと話すと、海は否定。海は、詩織がこっそりと泣いていることがあると言う。そして、海は早く大きくなって自分が詩織を守ると続けた。ただ、海はひとつだけ怖いものがあると大雅に告白。その言葉に、大雅は大貴の話を思い出した。

海が捨てたプリントを見つけた詩織は、水泳教室へと連れ出した。そこには、監視員として大雅の姿もあった。そして案の定、海は水が苦手の様子。大貴や大雅、詩織たちの応援でようやく顔をつけて水に潜り、海は撒かれた石拾いに成功する。帰ろうとする大雅に大貴は、詩織のことが好きなのかと尋ねる。否定する大雅は、自分にとって詩織は他の誰とも違う特別な存在だと話す。歩き出した大雅の背に、大貴はそういうのを世間では好きと言うんだとつぶやいた。

事務所で『赤眼鏡探偵』の鑑賞会が始まった。殺害される役を演じた桜は映ったのだが、警官役の大雅は登場しない。どうやらシーンカットされたようだ。シーンカットされようが、作品が良くなれば文句はないと強がる大雅。しかし、我慢しきれず出て行こうとする。プロデューサーに話しておくと告げる青木に、もう俳優を辞めた方が良いのかも...大雅もさすがに落ち込んでいた。

詩織が鑑賞会の後片付けをしていると、テレビから8年前に海外で起きた大型地震のニュースが流れる。その地震では被災した日本人ビジネスマンから死者も出ていた。聞いていた詩織は、顔色を変えて屋上へと走り出る。

心配した大雅が後を追うと、詩織が泣いていた。地震の被害者に夫がいたのだ。1人にして欲しいと言う詩織を大雅が抱きしめる。ふりほどく詩織。しかし、一時、大雅に見守られながら泣き続けた。泣き終えた詩織は笑顔を取り戻して、大雅に俳優を辞めないでと言って事務所に帰った。そんな詩織に大雅は...。

 

第5話「行かないで...」のあらすじ

楠大雅(松本潤)は、亡くなった夫への悲しみや思いがまだ残っている北村詩織(竹内結子)の笑顔さえ見られればそれでいい、と思うように気持ちを切り替えようとする。また、大雅は久々にドラマ出演するもシーンカットされ、もう役者を辞めたほうがいいのか、とさえ思うが、俳優を辞めないでと詩織に言われいよいよ奮起するのだった。

大貴(沢村一樹)は詩織と海(小林星蘭)を楠家に招待。しかし、詩織たちが楠家につくと、大雅しかいない。真知子(松坂慶子)も大貴もまだ帰ってくる様子がない。そこで大雅は冷蔵庫にある食材で詩織と海のためにおもてなし料理を作ることに。手際よく準備する大雅に驚きながらも、詩織と海も一緒に料理のお手伝い。そこに大貴と真知子が帰宅し、事務所の青木久雄(松重豊)らも加わった。

銀さんファンの詩織と海は亡き航太郎(伊東四朗)の部屋を大貴に案内され、感激しきり。が、大貴の方はというと、詩織との将来の勝手な妄想が止まらない。ホームパーティーが始まると、大貴だけでなく真知子も加わって詩織に結婚を意識させるような猛アプローチをかける。困惑する詩織の様子を見ていた大雅は、詩織と海は今のままが幸せそうだと助け舟を出す。

パーティーが終わると大貴が詩織と海を送って行く。自分の想いを伝えようとした大貴を遮った詩織は、海のことを宜しくお願いしますと伝えた。大貴はそれ以上の言葉を無くし、自分が詩織にふられたことを悟る。大貴は1人で酒を飲みながら涙を流した。

アパートに帰った詩織は、大雅に電話してしまう。パーティーでの助け舟を出してくれた礼を言う詩織は、大雅に甘えてしまっているとつい本音を。詩織が見せた弱さに驚く大雅は、自分に甘えるぐらい良いと答える。さらに、大雅は無理をしないで少しは変わった方が良いと続けた。だが、詩織は変わりたくないと頑な。最後には、もう放っておいてと電話を切ってしまった。

大雅は、青木にこれからはどんな仕事でもやると決意を表明。だが、青木は大雅がやりたくても相手が航太郎の息子と構えてしまうと2世俳優の難しさを伝えた。焦る大雅は『愛の緊急病棟』の出演が決まった宮瀬桜(桐谷美玲)の台本を一緒に読ませて欲しいと頼む。それは、桜が演じる患者に若い医師が告白するシーン。最初はへたくそなどと文句を言っていた桜だが、大雅の告白のセリフに思わず突き飛ばしてしまう。以来、桜は大雅のことが気になるように...。

大雅が青木と映画会社などへの顔見せ営業から事務所に戻ると詩織の姿がない。青木によると、詩織はこの日から亡くなった夫の実家に行くとのこと。家に帰ろうとする大雅は、突然不安になって走り始めた。バスターミナルに着いた大雅は、詩織の姿を捜し求める。そんな大雅を発見したのは詩織と一緒にバスに乗っていた海だった。詩織は海を残して大雅のもとへ。大雅は息を切らしながら、東京に戻ってくるのかと詩織に尋ねる。

夏休みの里帰りだから当然だと答える詩織にホッとする大雅。困った詩織は苦笑しながら、そんなことを言うために走ってきたのかと聞く。うなずく大雅は、それならば良いんだと帰ろうとする。と、その背中に詩織が念を押した。私、帰ってくる...と。詩織と海を乗せたバスを大雅はいつまでも見送って...。

 

第6話「君にキスした」のあらすじ

亡き夫の故郷・福岡に里帰りする北村詩織(竹内結子)を見送った楠大雅(松本潤)。詩織と海(小林星蘭)は、夫の両親ら家族と共に夏休みを過ごす。東京の芸能事務所で働き始めたことを詩織が話すと、孫の海と一緒に暮らしたい義母・君江(市毛良枝)はそんなところで働かなくても福岡で一緒に暮らせばいいのに、とさりげなく伝える。そんな中、出張中で会えない夫の弟・春樹(塚本高史)から電話がかかってくる。亡き夫とそっくりの声に詩織はドキッとしてしまう。

一方、大雅はダーツバーで飲んでいた。相手はいつもの植野慶太(笠原秀幸)ではなく、伊良部譲(永山絢斗)。最近実力を伸ばしている譲に話を聞きたかったのだ。自分と同じ頃にデビューしたのに、なぜ差がついてしまったのかと問う大雅に譲は今までの苦労を語る。そして、大雅と譲はお互いに芝居が好きだという理由で共感しあった。

その頃、事務所にはあるテレビ局から旅番組の出演依頼が来ていた。内容は真知子(松坂慶子)と大雅で温泉旅行をするというもの。青木久雄(松重豊)は役者以外の仕事なので大雅が嫌がるだろうと思っていたが、意外とすんなり受け入れる。芝居のためには、なんでも人生経験を積むことが大事と、大雅の中で少しずつ仕事への姿勢に変化が見られるのだった。

ちょうど温泉ロケに発とうという時、詩織が福岡から戻ってきた。挨拶くらいしか会話をする間もなく出かける大雅だが、詩織が帰ってきてやっぱり嬉しい。二人の様子を見ていた宮瀬桜(桐谷美玲)は、大雅のことが好きになったと詩織に伝える。詩織は良かったと言うのだが内心は...。そんな詩織に、桜は当面の恋のライバルだと宣言した。

詩織に振られ傷心の大貴(沢村一樹)も加わっての珍道中となった温泉ロケだが、スタッフには良い番組に出来そうだと好評だった。詩織に土産を渡そうと大急ぎで事務所に戻る大雅。事務所に1人でいた詩織に大雅は、やはりあきらめ切れないと話す。だが、交際したいというのではなく、出来るだけ詩織のそばにいて楽にさせてあげたいのだと...。

そして、今の自分に出来ることがないかと聞く大雅に、詩織はいなくなって欲しいと答えた。海と2人の生活に満足していたのだが、大雅が入り込んできてしまうのが嫌だと言う詩織。好きだった夫のためにも、自分だけが楽になれないと続けていると、うっかり航太郎(伊東四朗)のトロフィーを落として壊してしまう。2人が対処に困っていると青木たちが事務所に戻って来た。

大雅と詩織は壊れたトロフィーを持って別の部屋に隠れた。そこで大雅は詩織が楽になれるのなら、なるべく姿を見せないようにするし、仕事以外では話しかけないと告げる。しかし、詩織はそれも嫌だと言い出した。それでも大雅と一緒にいるのが苦しいと言う詩織。見詰め合う2人は、唇を重ねて...。

 

第7話「涙のバースデー」のあらすじ

楠大雅(松本潤)は北村詩織(竹内結子)の揺れる想いを聞きキスを交わした。父・航太郎(伊東四朗)の大事なトロフィーを割ってしまった直後に青木久雄(松重豊)らが事務所に戻ってきたため、とっさに稽古場に隠れた時の出来事だった。

この出来事は忘れて欲しいと大雅に頼んだ詩織は気を取り直して海(小林星蘭)を迎えに行く。すると海の誕生パーティーをしようと友だちやその親たちで盛り上がっていた。これが自分の生きる世界だ、と詩織は心に言い聞かせる。

大雅は詩織との出来事が嬉しい半面苦しくて、複雑な恋心を植野慶太(笠原秀幸)に打ち明ける。以来、大雅は事務所に顔を出さなくなった。青木は大雅と詩織の様子がどこかおかしいことに気づく。

ある日、大貴(沢村一樹)と大雅が自宅にいると、真知子(松坂慶子)が宮瀬桜(桐谷美玲)を伴って帰って来る。桜は、先日放送された真知子と大雅の温泉番組についての読者投稿記事が載った新聞をわざわざ持ってきたのだ。好意的な記事に大雅は感動する。

帰り道、送ってくれた大雅に桜は自分の気持ちを伝えて頬にキスをした。写真週刊誌にでも撮られたらと大雅が焦っていると物音が。なんと、買い物に出かけた詩織が2人を見ていたのだ。止めようとする大雅を振り切って行ってしまう詩織。戸惑っている大雅に、桜は詩織が好きなことは気づいていたと言う。それでも、自分の方が幸せに出来るという桜を後に大雅は詩織を追いかける。

詩織に追いついた大雅は桜のキスは誤解だと説明する。だが、詩織は大雅には桜の方がお似合いだとそっけない。そして自分が人生の中で恋をする時間は終わったと告げる。恋に年齢は関係ないと言う大雅に、自分は違うと頑なな詩織は土産のキーホルダーを返した。大雅は海の誕生日を楠家で祝いたいと言うのだが、詩織は小学校の友だちを呼ぶからと断る。

伊良部譲(永山絢斗)から演劇のワークショップに誘われた大雅は、青木に受けてみたいと申し出る。すると青木は大喜びで許可を出した。だが、詩織との関係にただならぬものを感じた青木は、大雅に真剣に考えてみるようにと促す。

海の誕生日。海は詩織にアイススタンドで売っている誕生日限定アイスをおねだり。詩織と海がアイススタンドに行くと、中から応じた店員はアルバイトを始めた大雅だった。詩織たちがアイスを食べ終わった頃、休憩時間だからと大雅がやって来た。海にプレゼントがしたいが何の用意も出来なかったと言う大雅は、2人をピアノ販売店に連れて行く。そして、海のためにハッピーバースデーを弾き語った。大雅のサプライズに嬉しさを隠せない詩織。大雅は、そんな詩織に恋が出来て良かったと告げる。また、詩織と海の幸せを願っていると言ってバイトに戻って行った。詩織の目には涙が溢れ出して...。

アパートに戻った詩織は、海の誕生パーティーを始める。すると春樹(塚本高史)がプレゼントを持って訪ねて来て、海は大喜び。

そのころ、大雅は久しぶりに事務所に顔を出す。すると、仕事終わりだと言う桜が1人で航太郎(伊東四朗)のドラマを見ていた。帰ろうとする大雅を引き止める桜。桜は真っ直ぐに大雅を見つめて近づいてくる。北村さんを忘れさせてあげると言う桜は...。

 

第8話「海に誓う約束」のあらすじ

事務所で二人きりになった楠大雅(松本潤)と宮瀬桜(桐谷美玲)。「詩織さんのこと、忘れさせてあげる・・・」と桜がキスしようとするが、大雅はうまくかわす。先日のキスからずっと芝居をしていたのかと言う大雅の鈍さに桜はあきれてしまう。

北村詩織(竹内結子)は、自宅で海(小林星蘭)のバースデーパーティーを開いていたところ、ちょうど出張で東京に来ていた北村春樹(塚本高史)も飛び入り参加。その夜、春樹は詩織に亡き夫で春樹の兄でもある勇樹の話をし始める。北村家のことは気にせず、新たな人生を送ってもいいのでは?と、春樹はさりげなく詩織に話す。

いよいよ名演出家・有栖川正志(石橋蓮司)の2週間に渡るワークショップがスタートした。大雅や伊良部譲(永山絢斗)もどんなレッスンになるのか期待に胸を膨らませながら参加する。床の雑巾がけから始まり、次々と難しい表現を要求される中、有栖川はことごとく大雅に厳しく接し、しごきまくる。それでも大雅はへこたれずに歯を食いしばる。

一方、詩織はワークショップで忙しく、事務所に来ない大雅が気にかかり、様子がおかしくなる。そんな時、詩織は大雅が忘れた手ぬぐいをついでがあるので届けると言う。しかし、詩織のついではワークショップとは別の場所。桜は、大雅と詩織に何かがあったのではと疑いだした。詩織は手ぬぐいを大雅に直接渡せなかったが、メモを残す。応援メッセージが詩織だと気づく大雅だが...。海が通っている学校も新学期が始まった。楠大貴(沢村一樹)は、海のことを迎えに来た春樹の姿を見かける。海もなついている様子に誰なのか気になり、大貴は大雅にも報告。大雅も詩織のことを諦めたとはいえ心に引っかかる。一日オフができた、という春樹に詩織は「付き合ってほしい場所がある」と切り出す。

詩織が春樹と一緒に行ったのは、亡き夫との思い出の浜辺。海に向って、詩織は好きな人がいると叫んだ。そんな詩織に、春樹は幸せになって良いと告げる。久しぶりに大雅が事務所に顔を出すと、すかさず桜から詩織と何かあったのかと聞かれる。思い当たることのない大雅。すると桜は、詩織に別の男が...と、意味深。大雅を見た詩織は落ち着きを無くして給湯室へ。追いかけた大雅が手ぬぐいの礼を言って戻ろうとすると詩織が引きとめた。海に作るついでに大雅に柚子茶を作ったと詩織。なんで急に優しくなったのか不思議な大雅は、別の男が出来たのかと詩織に聞くと怒り出してしまう。その時、春樹がやって来る。親戚として挨拶に来たと言う春樹を、詩織が送って行った。

大雅が柚子茶を飲んでいると詩織が帰って来た。屋上で仕事をしている詩織に、大雅は柚子茶が美味しかったと告げる。すると詩織は、また作るから瓶を返して...と。この優しさを大雅はまたもや大誤解。好きでもない男に優しい態度はとらない方が良いと言ってしまう。怒り出した詩織は、好きでもない男に優しくしたり、悩んだり、泣いたりしないと訴える。戸惑う大雅に、詩織はとうとう「大雅さんのことが好き」と告白。しばらく唖然としてしまう大雅だが、嬉しさで一杯になってしまう。ようやく想いを通じ合うことの出来た大雅と詩織は、幸せに満ちたキスをして...。

 

第9話「好き...でも嫌い」のあらすじ

楠大雅(松本潤) は北村詩織(竹内結子)と想いが通じ、芝居の勉強も楽しく、幸せの絶頂にいた。詩織が大雅に振り向いたことを聞き、兄の大貴(沢村一樹)は絶句する。

事務所の青木久雄(松重豊)は『風の銀次郎』シリーズが来年復活することを告げに真知子(松坂慶子)の元を訪れる。二代目銀次郎に大物俳優・高見誠(佐藤浩市)が決定したのだ。真知子は喜ぶのだが、大雅の心境は複雑。

詩織は大雅への自分の気持ちを、宮瀬桜(桐谷美玲)に正直に話そうとする。桜は諦めない、とライバル宣言しつつも、今度恋愛話でもしようと詩織をランチに誘う。

2週間続いた有栖川正志(石橋蓮司)の演劇ワークショップもいよいよ最終日。厳しい稽古を終え、有栖川演出の次回公演に参加できる3人の名前が読み上げられた。息を飲んで発表を聞く大雅。と、大雅の名前も呼ばれた。伊良部譲(永山絢斗)は祝福するが、他の役者たちは親の七光りと皮肉る。すると有栖川は、役者たちを集めて大雅には航太郎(伊東四朗)の息子だという特徴があるから選んだと告げた。また、演技は航太郎に及ばないのだが、そこが面白いと。

数日後、詩織と海の3人で食事をするため、大雅は久しぶりに詩織の家を訪れた。家庭的な空間に大雅の心も温まる。食事の後、大雅は海が描いた絵を見つける。それは海の父親の絵だった。今でもパパのことを自慢に思っている様子の海を見て大雅の目には涙があふれる。大雅は詩織に、海も亡くなった父親もお互いに会いたかったのだろうと詩織に話す。

大雅は植野慶太(笠原秀幸)と海が通う学童で行われる祭りに参加。そこで、大雅は詩織との関係を他の父兄たちに疑われる。その時、やはり呼ばれていた大貴が、大雅は自分の弟だと助け舟...と、思いきや、父兄に大雅は詩織に好意を寄せていると言ってしまう。余計なことをと思う大貴と詩織。だが、弟を思う気持ちに大雅も文句は言えなかった。だが、そんな様子を見ていた海に異変が。この日、海は想いを寄せる三池蒼空(井上瑞稀)から転校することも知らされていた。

大雅は有栖川の舞台稽古に合流。一方、詩織は約束どおり、桜とランチ。詩織は、桜にキッパリと大雅を大事に思っていると打ち明ける。反論に出ようとする桜の携帯に、青木から映画の出演が決まったと連絡が入った。たった今、本当の恋のライバルになろうとした詩織と桜だが、映画のオファーに手を取り合って喜び合う。

桜への連絡を済ませた青木が事務所でホッとしていると来客が現れる。それは、二代目銀次郎を引き受ける上で挨拶に来たという高見誠(佐藤浩市)だ。話を聞いて駆けつけた大雅。高見は、大雅が三代目を継承できるまで銀次郎を守っておくと言って帰った。

海を迎えに行った帰り道。詩織が家に帰ったら話したいことがあると海に話していると、バイト帰りの大雅がやって来た。すると、海がいきなり大雅に詩織と結婚するのかと尋ねる。説明しようとする詩織より先に、いずれは詩織と結婚したいと大雅が答えてしまった。それを聞いた海は、パパなんかいらないと泣き出し走り去ってしまう。追おうとした大雅を制した詩織は、海の父親になるなどと簡単に言って欲しくなかったと言い放つ。

1人、その場に残された大雅は...。

 

最終回「もう会えない」のあらすじ(ネタバレ注意)

楠大雅(松本潤)が北村詩織(竹内結子)と海(小林星蘭)に「海の父親になる」と言ったせいで、海はその場から走り去ってしまった。詩織も簡単に言ってほしくなかったと大雅に言い放ち、海の後を追いかける。その様子を大貴(沢村一樹)が見ていた。大雅から事情を聞いた大貴は、海への軽率な発言を戒める。

以来、海は詩織とも口を聞いてくれない。2人の様子がおかしいと気付いた大貴に、詩織は海が納得してくれるまでは大雅とは会わないと打ち明ける。

大雅は青木久雄(松重豊)に詩織と海のことを相談する。が、舞台でまだ役がもらえていない大雅は、そんなことで悩むよりも今は何としてでも役を取ってこいと叱咤されてしまった。

詩織は海が秘かに想いを寄せている三池蒼空(井上瑞稀)が転校してしまうことを知る。そして海が学童での蒼空のお別れ会に行かなかったことも・・・。詩織は今まで海に話せなかった自分の正直な気持ちを伝え、海の手を引き蒼空のところへ向かう。海は無事に蒼空にプレゼントを渡し、お互いに忘れないと約束することができた。また、海は詩織が大雅を好きになったら、自分のことを忘れてしまうのではないかと不安に思っていた。詩織は、そんな海の不安を取り除く。

いよいよ舞台『ハムレット』の稽古が始まった。大雅は、まだ役がもらえなくても『ハムレット』の資料を熱心に読みあさり、台本のすべての台詞を読み込む。そんな努力が功を奏して、大雅は少し長めの台詞がある従者の役をつけてもらえた。事務所で報告すると、青木たちは大喜び。だが、一同に不安も募る。大雅は、これまでも大事な所で台詞を噛んでいたのだ。宮瀬桜(桐谷美玲)は、台詞を噛まないおまじないを教えると、大雅をデートに誘い出す。

まんまとデートに応じた大雅に、桜は好きなのは本当だと告白。だが、大雅には詩織が好きだとふられてしまう。妹のような存在だと言う大雅に、桜はそんな端役はいらないと強がり、伊良部譲(永山絢斗)を呼び出して去って行く。譲が、呼び出された店に行くと桜は号泣していた。帰宅した大雅は郵便受けに一通の封筒を見つける。それは詩織からの手紙だった。手紙には出会ってから今まで、詩織が見つめてきた大雅への思いが綴られていた。

『ハムレット』の公演が始まる。客席には、真知子(松坂慶子)たち楠家、事務所の面々、譲や植野慶太(笠原秀幸)たちが大雅の応援に駆けつけた。もちろん、詩織と海の姿も。そんな中、いよいよ大雅の台詞場面に。詩織たちが固唾を飲んで見守る中、大雅は台詞を噛むことなく堂々の演技を披露した。カーテンコール。鳴り止まぬ拍手の中、大雅は客席に亡き父、航太郎(伊東四朗)の姿もあるように感じて...。

舞台後、帰ろうとする大雅のもとに詩織と海がやって来た。大雅は海に謝るのだが、すでに詩織から説明されて全てを納得している様子。仲を取り戻す大雅、詩織、海...幸せな3人を大貴と真知子も嬉しそうに見ていた。

数日後、大雅は詩織たちと海に出かけて...。

※フジテレビHPより引用