◆交渉人~THE NEGOTIATOR~
2009年10月22日からテレビ朝日系列で放映。
特殊犯罪捜査班、通称SITに所属する女交渉人が、独特の優れた交渉術を発揮して難事件を解決へと導く姿を描いた刑事ドラマ。
主演は、このシリーズを通して主役を演じる米倉涼子。このほか陣内孝則、筧利夫、高岡蒼甫、高橋克実などお馴染みのメンバーも出演する。
⇒交渉人~THE NEGOTIATOR~ 動画 (最終回の結末に注目!)
◆交渉人~THE NEGOTIATOR~の主題歌
傳田真央 「My Style」
◆交渉人~THE NEGOTIATOR~の出演者
宇佐木玲子 ...... 米倉涼子
桐沢圭吾 ...... 陣内孝則
木崎誠一郎 ...... 筧利夫
甘利祐介 ...... 高岡蒼甫
墨田耕平 ...... 笹野高史
長谷部邦男 ...... 鈴木浩介
片山一義 ...... 高橋克実
蓮見芳樹 ...... 高知東生
高林静雄 ...... 大杉漣
三村留美子 ...... 安めぐみ
真里谷恭介 ...... 城田優
◆交渉人~THE NEGOTIATOR~のスタッフ
脚本:寺田敏雄
音楽:佐藤準
演出:松田秀知
チーフロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:内山聖子、柳川由起子
制作協力:共同テレビ
制作著作:テレビ朝日
◆交渉人~THE NEGOTIATOR~の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2009年10月22日 | 東京都民1300万人が人質!? 宅配便で拳銃を届ける少年 | 15.0% |
| 第2話 | 2009年10月29日 | 突入5秒前 人質か仲間の命か!? | 13.0% |
| 第3話 | 2009年11月5日 | 二重誘拐!? 身代金1億を運ぶ女 | 12.4% |
| 第4話 | 2009年11月12日 | ストーカー爆弾立てこもりの罠 | 12.8% |
| 第5話 | 2009年11月19日 | 感染30時間 ワクチンの身代金!? | 11.7% |
| 第6話 | 2009年11月26日 | 老人ホーム猟銃立てこもり事件 | 11.9% |
| 第7話 | 2009年12月3日 | 警視庁特捜の女帝、狙撃される | 11.0% |
| 第8話 | 2009年12月10日 | 最終任務~バスジャック発生!! | 11.5% |
| 最終回 | 2009年12月17日 | バス突入60秒前!? 最後の交渉 | 12.9% |
◆交渉人~THE NEGOTIATOR~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「東京都民1300万人が人質!? 宅配便で拳銃を届ける少年」のあらすじ
10月とは思えない真夏の太陽が照りつけるその日、50代半ばにしての突然の解雇に腹を立て、雇い主に拳銃で発砲した男・園田(渡辺いっけい)が、車の中で自らに銃を突きつけ、篭城するという事件が発生した。園田との交渉に当たっているのは、宇佐木玲子(米倉涼子)たちSITのメンバー。玲子は汗まみれになりながら車の背後に張り付き、電話で必死の説得を続けるが、園田は銃口をアゴの下に当てたまま、いまにも引き金を引こうとしていた......。
「サマー・クロース」と名乗る差出人から宅配便で真性拳銃が送り届けられるという事件が連続して発生する。園田が手にした銃も「サマー・クロース」から届けられたものであり、ある物は上司を殺害して自らも自殺、6歳の少女は暴発事故を起こしていた。
緊急召集された合同捜査会議には桐沢(陣内孝則)を筆頭に木崎(筧利夫)や玲子らSITのメンバーも参加。組織犯罪対策部の片山(高橋克実)から東京湾上の船から密輸拳銃が強奪される事件があったとの報告を受ける。その事件で奪われた拳銃は27丁。しかし、現時点で所在が明らかになっているのは14丁だけだ。
捜査一課長・弓坂(浅野ゆう子)から陣頭指揮を任された桐沢は、残りの13丁の回収と事件解決に向け、捜査を開始する。
第2話「突入5秒前 人質か仲間の命か!?」のあらすじ
密輸船から強奪された拳銃を都内の不特定多数の人物に送りつけた「サマー・クロース」を名乗る人物が、警察に接触してきた。玲子(米倉涼子)はかかってきた電話の内容から、声の主は拳銃を送りつけた犯人ではなく、少年による愉快犯と推理。さらに玲子は、その人物が公表されていない事実を知っていることから、警察内部情報がリークされていると判断。警視庁捜査一課の弓坂課長(浅野ゆう子)に進言するが、弓坂は玲子の先走った意見に不快感を露にする。
玲子が桐沢(陣内孝則)に「サマー・クロース」との交渉をやらせて欲しいと直訴した矢先、再び「サマー・クロース」から電話が入った。電話の声を聞いたSIT音声係の桜庭(塚地武雅)は、声の主が15~18歳の少年であると分析。甘利(高岡蒼甫)が立ち直らせたという引きこもりの少年が17歳だったことを思い出した玲子は、甘利に電話をかけるが、なぜか電話は通じない。
同じ頃、胸騒ぎを覚えた甘利は、その少年・弘樹(立花裕大)の自宅へと向かっていた...。
第3話「二重誘拐!? 身代金1億を運ぶ女」のあらすじ
里吉流通グループの会長・里吉文雄(春田純一)の長男・春樹(吉岡澪皇)が何者かに誘拐された。玲子(米倉涼子)は、甘利(高岡蒼甫)射殺のショックを引きずりつつも、木崎(筧利夫)らと里吉家へと向かう。
中学受験を前にした模試を受けるために家を出た春樹は、帰宅予定時刻になっても帰らず、その後、犯人から身代金1億円を要求する電話が入ったという。取り乱す母親の加奈子(渡辺典子)に対して、父親の文雄は犯人に対する怒りを露にする。敵の多い文雄は、金目当ての誘拐とは限らないと言い切るが、そんな夫と秘書の千尋(華城季帆)の仲を疑っている加奈子は、春樹が文雄の犠牲になるのは我慢できないと言い放つ。
そんな中、春樹の友人の母親という康子(筒井真理子)とこずえ(中島ひろ子)が里吉家を訪ねてくる。春樹のことで気になることがあるという康子に、加奈子が過剰に反応してしまったため、仕方なく木崎らは2人を部屋へ招き入れることに。
数時間後、犯人から身代金の受け渡し場所を告げる電話が入った。玲子は母親になりすまして対応し、1億円を持って指定の場所へと走るが...。
第4話「ストーカー爆弾立てこもりの罠」のあらすじ
とあるレストランに、場違いな雰囲気の女性連れの男(平山浩行)が現れた。男は、入店を断る店員の制止を振り切ると、爆弾を手に店員や客に動くなと指示をする。
連絡を受けた玲子(米倉涼子)らSITのメンバーは現場へ急行。人質になっているのはオーナーシェフ、男性2名、女性5名の客、そして犯人が連れて来た若い女性(南沢奈央)。
犯人の男は、店内の電話回線を切断、人質から携帯電話を回収すると、「今日は特別な日、みんなで楽しく食事をしましょう」と動揺する一同に声をかける。だが、そのほかに犯人からの要求はない。
木崎(筧利夫)らが接触方法を探る中、桜庭(塚地武雅)がコンクリートマイクを通して聞こえる女性のすすり泣く声を聞きつけた。どうやらアルバイトの女性が更衣室に潜んでいるらしい。玲子は換気口から更衣室へ進入、その女性を救出すると、ウエイトレスに変装し、店内へと入って行く。
玲子の機転で、犯人が連れてきた女性は、志村綾乃という名前であることが判明。今日は彼女の誕生日らしい。綾乃は半月前にストーカー被害届を出していた。そのストーカー・矢島が、今回の犯人である可能性が高い。
そんな中、綾乃の自宅から腹部から血を流して倒れている姉・雪乃(有坂来瞳)が発見された。かろうじて息があるが、危険な状態だ。さらに矢島の部屋からは、綾乃を隠し撮りした写真と「生まれ変わって一緒になろう」との書き込みが発見されて......。
第5話「感染30時間 ワクチンの身代金!?」のあらすじ
5歳の少女が伝染病SAFS(サフス=急性重症発熱症候群)に感染していることが確認された。メキシコからアメリカを経て世界に広がったSAFSだが、日本で感染者が出るのは今回が初めて。マスコミなどが騒然となる中、国内にわずかしかないワクチンが、少女の入院した病院に運び込まれる。
だが、ワクチンが運び込まれた際、少女が入院している病棟が停電。そのわずかな間に、ワクチンは何者かによって盗まれてしまった。やがて病院にワクチンと引き換えに1億円を要求する電話が入る。
連絡を受けた玲子(米倉涼子)らSITの面々は、医師などを装い病院に潜入。担当医の清水(浅見れいな)によると、18時間以内にワクチンを接種しなければ少女は助からないという。「対応がずさん」と言う木崎(筧利夫)に、清水は看護師や職員が削減されて大混乱している現場の不満を口にする。病院長の大賀(森下哲夫)はそんな清水をたしなめるが、どうやら病院は評判とは違い内部はうまくいっていないらしい。
犯人から電話が入った。警察の介入を理由に、ワクチンの身代金を1億5000万円に上げるという。電話で交渉する玲子に対し、ラビットと名乗る犯人はあくまでも強気だ。ラビットはどうやって警察の介入を知ったのか。病院関係者が犯人なのか......!?
リミットまで16時間。玲子たちは内部に犯人がいることも視野に入れ、調査を開始。すると、この病院の意外な事実が次々と判明して......。
第6話「老人ホーム猟銃立てこもり事件」のあらすじ
老人ホーム『みどりシニアホーム』で、入居者の老人たちとボランティアに来ていたアイドル歌手・tamaki(大江朝美)を人質にした立て篭もり事件が発生した。犯人は、ホームに出入りしている弁当配達員の三浦知之(中村優一)。入居者で人質のひとりである筒井則之(山田明郷)が持っていた猟銃を奪い、スタッフ食堂ホールに立て篭もったのだ。tamakiのマネージャー・伊藤(古本新乃輔)が食堂ホールを出た直後のことだった。
桐沢(陣内孝則)は、玲子(米倉涼子)と墨田(笹野高史)を現場担当に任命。すると、桜庭(塚地武雅)が半ば強引についてくる。どうやら人質になっているtamakiのファンらしい。まるでライブにでも行くような装備の桜庭に、呆れる玲子と墨田。
現場に到着した3人は、蓮見(高知東生)から事件の説明を受ける。すでに事件発生から50分が経過していたが、三浦からは何の要求もない。だが、人質の中には心臓に持病がある人質もいるため、玲子は食堂ホールに電話をかける。「俺は本気だ」とだけ言い、電話を切ってしまう三浦。動揺はしているものの、薬物中毒、計画的知能犯ではないようだ。マネージャーの伊藤によると、最近ネットにtamakiの誘拐予告や殺害予告も書きこまれていたという。果たして、tamakiを狙った単独犯なのか? それならなぜホームの入居者まで人質にする必要があったのだろうか......?
そのとき、tamakiのブログが更新された。そこには、三浦とtamakiのツーショット写真のほか、身代金5000万円と逃走用の車の要求、さらに人質となっている老人全員のフルネームが書き連ねてある。いったい、三浦の真の狙いは何なのか? 玲子は三浦と接触するため、食堂ホールへと向かうが......。
第7話「警視庁特捜の女帝、狙撃される」のあらすじ
特殊犯捜査係宛てに、弓坂警視正(浅野ゆう子)の写真が添えられた実弾が郵送されてきた。その実弾は、玲子(米倉涼子)たちにも見覚えのあるものだった。やがて犯人から電話が入る。玲子たちの予想どおり、声の主はサマー・クロース。玲子は電話の声から手がかりをつかもうとするが、音のスペシャリスト・桜庭(塚地武雅)さえも、完全にデジタル化された声に手も足も出ない。
弓坂の警護責任者に片山(高橋克実)が抜擢される。片山はさっそく行動スケジュールの変更を依頼するが、弓坂は人が多く集まる場所であっても計画を変更するつもりはないという。さらに弓坂は、会見を開き、自らがサマー・クロースに狙われていることを公にする。「狙いが一般市民ではなく自分であることにホッとしている」と、毅然とした態度をとる弓坂。そんな弓坂に疑問を抱く記者の工藤(伊武雅刀)は、玲子にサマー・クロース事件は弓坂の自作自演ではないかと持論を述べる。
工藤の発言を笑い飛ばす玲子だったが、桜庭の分析に衝撃を受ける。サマー・クロースは徹底して自らの声を解析させないようにしている。ということは、サマー・クロースは玲子やSITのメンバーが聞いたことがある声の持ち主なのではないか!? それを聞いた玲子は、意を決して、桐沢に思い切った提案をするが......。
第8話「最終任務~バスジャック発生!!」のあらすじ
サマー・クロースに命を狙われている弓坂警視正(浅野ゆう子)を警護しつつ、捜査を続ける玲子(米倉涼子)らの目の前で、高林元警視正(大杉漣)が何者かに射殺された。弓坂警視正を庇うように、彼女を狙った銃弾に倒れたのだ。高林はサマー・クロースではなかった...!? 玲子は高林が最期に口にした「これで、いい」の真意を探ろうとするが...。
玲子から、高林が死んだことを聞いた真里谷(城田優)は、「これで、あいつも僕の仲間だ」と謎めいた言葉を口にする。さらに「玲子だけが仲間はずれ」とも。真里谷の言葉はいったい何を意味するのか...?
サマー・クロースからの連絡が途絶える中、高林の周辺を調べていた蓮見(高知東生)から、高林に絶縁状態の直樹という息子がいるという報告が入る。絶縁状態とはいえ親子は親子。高林の家にあった、幼い直樹を撮影したホームビデオをチェックした玲子はがく然となる。
高林を失脚させた玲子を、直樹は恨んでいるのではないか...? サマー・クロースは直樹で、すべては自分に対する恨みを晴らすための犯行だったと推理する玲子。そんな玲子のもとに、サマー・クロースからの連絡が入る。そしてついに、サマー・クロースの正体が明らかに...!?
最終回「バス突入60秒前!? 最後の交渉」のあらすじ(ネタバレ注意)
玲子(米倉涼子)たちを苦しめてきた一連の事件の犯人であるサマー・クロースの正体は、高林元警視正(大杉漣)の息子・直樹(山田悠介)だった。直樹は橘雅也と名前を変え、玲子の妹・澪(林丹丹)が働く喫茶店で玲子を近くから監視し、玲子への復讐劇を着実に進めていたのだ。
その雅也が爆弾を仕掛けたバスに乗ってしまった玲子。雅也は、運転手にバスの通信機能を停止させると、狙いは玲子の命と言いながら人質を解放することなく、運転手に指示を出し、ある場所へとバスを走らせる。
一方、桐沢(陣内孝則)は拘置所にいる真里谷(城田優)のもとを初めて訪れていた。サマー・クロースの狙い、玲子の居場所のヒントなどを聞き出そうとする桐沢に、真里谷は...!?
玲子は、手元が隠しカメラからの死角に座っていた女子高生を使い、救援を求めるメールを打たせる。だが、そのメールを受け取った友人たちは、単なるチェーンメールだとしか思わず...。
その頃、蓮見(高知東生)らは、とある倉庫でサンタクロースの格好をした怪しい男を拘束する。男が持たされた袋の中には、首が半分に切られたウサギのぬいぐるみが...!
バスの中では、こらえ切れなくなった乗客たちが命ごいを始める。すると雅也は、玲子に自ら所持している拳銃で乗客のひとり・小柳(きたろう)を撃てと命令。銃弾一発につき、ひとりずつ解放するという冷徹な指令を出す。
「撃てない」と躊躇う玲子に、次々と「撃て」と訴える乗客たち。ついには乗客からも敵視され、バスの中で孤立してしまう玲子。人間の心の闇に追いつめられながら、玲子は命を落としてしまうのか? 桐沢ら、SITの面々は玲子を助けることができるのか...!?
※テレビ朝日HPより引用