リアル・クローズ

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リアル・クローズ

 

リアル・クローズ

2009年10月13日からフジテレビ系列で放映。2008年に放送された同名のスペシャルドラマを連続ドラマ化。SPドラマの視聴率は、12.8%。

百貨店の布団売り場で働くファッションセンスゼロの女性が、婦人服売り場に異動になったことから、美に目覚めていく様子を描いたマネーゲームドラマ。

主演は、ドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」から2期連続のドラマ出演となる香里奈。上司役に黒木瞳、恋人役に高岡蒼甫とSPドラマと同様の設定。

リアル・クローズ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

リアル・クローズの主題歌

坂詰美紗子 「きっと大丈夫」

 

 

リアル・クローズの出演者

天野 絹恵 ...... 香里奈
神保 美姫 ...... 黒木瞳
山内 達也 ...... 高岡蒼甫
蜂矢 英明 ...... 小泉孝太郎
佐々木 凌 ...... 加藤夏希
木村 瑞穂 ...... 能世あんな
林 陽子 ...... 真野裕子
多村 アヤ ...... えれな
森 奈津子 ...... 南明奈
天野 まゆ ...... IMALU

 

 

リアル・クローズのスタッフ

脚本:大島里美
演出:白木啓一郎(関西テレビ)、本橋圭太(アズバーズ)
チーフプロデューサー:重松圭一(関西テレビ)
プロデューサー:佐野拓水(関西テレビ)、平部隆明(ホリプロ)
音楽:野崎良太(Jazztronik)
制作協力:ホリプロ
制作著作:関西テレビ

 

 

リアル・クローズの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月13日 ダサOLvs美人鬼部長 9.8%
第2話 2009年10月20日 あなたダサいんです! 10.0%
第3話 2009年10月27日 悪魔部長に弟子入志願 11.2%
第4話 2009年11月3日 独りはイヤ! 結婚する 12.5%
第5話 2009年11月10日 誰と生きる? 結婚と涙 10.6%
第6話 2009年11月17日 恋の修羅場と新しい服 8.9%
第7話 2009年11月24日 女のバトルと生きる道 9.9%
第8話 2009年12月1日 ニット王子獲得大作戦 9.8%
第9話 2009年12月8日 生き別れた恋人との衝撃の過去! 9.3%
第10話 2009年12月15日 崩壊の危機と裏切り最後のバトル 8.3%
最終回 2009年12月22日 クリスマスの奇跡! 服の魔法と涙 9.3%

 

 

リアル・クローズのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ダサOLvs美人鬼部長」のあらすじ

東京の老舗デパート・越前屋百貨店に勤める天野絹恵(香里奈)は、恋人の山内達也(高岡蒼甫)とパリを旅行中、「マダム・ミキ」と呼ばれる日本人女性の名前を耳にする。マダム・ミキこと神保美姫(黒木瞳)は、数々の百貨店、ブランド店の販促プロデュースを手がけ、成功を収めてきたパリ・ファッション業界のカリスマだった。そんな美姫が、業績不振にあえぐ越前屋から再建の切り札として招かれる。

数日後、越前屋のリビングふとん売り場には、後輩の森奈津子(南明奈)らに指示を飛ばし、イキイキと働く絹恵の姿があった。絹恵は上司の大面(佐藤二朗)からも頼りにされるエース販売員。妙な客がいると大面から対応を頼まれた絹恵は、売り場のベッドで寝ていた田渕優作(西島秀俊)のふてぶてしい態度にあきれる。

閉店後、絹恵は婦人服統括部長に就任した美姫に対面。おしゃれが苦手な絹恵の私服姿を見た美姫は「つまらない服を着ていると、つまらない人生になる」と言い放ち、絹恵をぶ然とさせる。その翌日、絹恵に思わぬ異動を言い渡された。美姫が率いる婦人服売り場の新プロジェクトに加わることになったのだ。ファッションに疎い自分に務まるはずがないと戸惑う絹恵...。

婦人服売り場に初出勤した絹恵は、有名ブランド店を辞めて越前屋に移った佐々木凌(加藤夏希)、チーフの林陽子(真野裕子)ら同僚の販売員たちのきらびやかなファッションと、おしゃれとはほど遠い自分の服装を比べてさっそく気後れするが、そんな中、優作が新プロジェクトに抜擢された社内の敏腕バイヤーだったことを知る。

「1ヵ月で1億円の売り上げ増」という目標を掲げた美姫は、日本初上陸のブランドの誘致など大胆な戦略で業績を伸ばし、早くも手腕を発揮する。一方、ファッション用語すらわからない絹恵はまともに接客もできず、数日経っても売り上げはゼロのまま。巧みな接客で売り上げトップに躍り出た凌に「越前屋はプロの集まりだと思っていた」と皮肉を言われ、無力感にさいなまれる。

しかし、売り場に隣接するブランド店の販売員・山本加代子(榊原郁恵)に励まされて一念発起。閉店後も売り場に残り、服を合わせる練習をするが、ちぐはぐなコーディネートしかできない。そんな絹恵を、自分自身を知らない未熟な人間だと嘲笑する美姫。絹恵は人を外見だけで判断するのは間違いだと詰め寄るが、「内面のすべてが外見に現れる」と反論され、返す言葉がない。

そんな折、婦人服のメイン売り場を拡張し、『ザ・スペース』として新装オープンさせることが決まった。これに伴い、美姫の指示で加代子の店が撤退を余儀なくされたことに憤る絹恵。だが加代子は、変わり始めた越前屋を見られて楽しかったと言い、販売員としての自信を失っている絹恵を「天野さんにもできることがある」と元気づける。

『ザ・スペース』のオープンの日、トラブルが起こった。目玉である新作コートが届かず、オープン記念に予定していたショーの準備もままならないのだ。荷物は開店30分前を切ってやっと到着したがエレベータが動かず、売り場に運ぶことができない。そのとき、加代子の言葉を思い出した絹恵は、ふとん売り場にいたときのように優作らにテキパキに指示を出し、重いダンボールをいくつも重ねて階段を駆け上がり始める。

絹恵の機転で準備はなんとか開店に間に合った。ショーの挨拶に立った美姫の「どんな服を着たらいいかわからなければいつもより5秒長く鏡の前に立ち、"新しい自分"を見つけて欲しい」という言葉を聞いた絹恵の中で何かが変わる。コートを選ぶ客と親身に向き合い、初めて服を売ることができた絹恵は充足感に包まれ...。

 

第2話「あなたダサいんです!」のあらすじ

婦人服売り場のリニューアルで1億円を超える売り上げ増を達成した美姫(黒木瞳)が、VIP専用のフィッテングルーム『ペシェ・ミニョン』を新設するという新たな戦略を打ち出した。経営戦略部の尾崎(田中哲司)は売り上げアップは期待できないと反対するが、美姫は自らのプランを断行する。

そんな中、絹恵(香里奈)は美姫が企画したアクセサリーフェアで凌(加藤夏希)のアシスタントを担当することに。巧みなセールストークでまたも売り上げトップの凌。1つも売ることができず悩む絹恵に陽子(真野裕子)は、客を褒めて買う気にさせることが大事だとアドバイス。これを受けて絹恵は、明らかに客に合っていないアクセサリーを「お似合いです」と薦めて売ってしまう。
 
アクセサリーの販売実績をあげられない絹恵 その頃、優作(西島秀俊)は、日比谷しのぶ(鈴木砂羽)・真紀(藤本静)姉妹の手作りコサージュが人気のアクセサリーブランド『飛猫舎』で、セレクトショップ『GOLDY』のやり手バイヤー・蜂矢英明(小泉孝太郎)に出くわす。優作と蜂矢はともに50個のコサージュを買い付けようとするが、優作には量産できないと断わった姉妹が、蜂矢の頼みには耳を傾ける。姉妹は人当たりのいい蜂矢をひいきにしていた。

翌日、凌に呼び出された絹恵は、昨日売ったアクセサリーが客から返品されたことを知らされる。口先のセールスで商品を売ったことをとがめる凌は批判の矛先を絹恵の服装に向け、「ダサい」と言い放つ。絹恵は傷つくが、何も言い返すことができない。
 
ダサいといわれて落ち込み 達也に相談する絹恵 そんな折、優作と街でばったり会った絹恵は『GOLDY』の偵察に同行。優作が10個しか発注できなかったコサージュを蜂矢が40個も仕入れ、予約完売になったことを店員から聞く。店を出た優作は、何を着ればいいかわからないと悩む絹恵に、まずは好きなものを見つけろと助言。親しげに話す2人を達也(高岡蒼甫)が偶然見てしまう。

翌日、凌が以前勤めていたブランド店の上司と会っていることを知った絹恵。越前屋を辞め、前の職場に戻ろうとしていると考えた絹恵は「逃げるなんてずるい」と凌に詰め寄り、ファッションのことを教えて欲しいと頭を下げる。

凌のレッスンが始まった。絹恵とさまざまな店を巡って服を選ばせ、コーディネートさせては厳しくダメ出しする凌。夜、越前屋に戻り、なおも特訓を受けていた絹恵は、凌がブランド店に戻るよう誘いを受けながら断っていたことを知る。凌は前の職場に苦い思い出があった。現場の意見を取り立てるという上司の言葉を信じて出した企画書が読まれもせずに放置されていたことを知り、屈辱を覚えて店を辞めていたのだ。
 
絹恵は凌にファッション指導を頼みこみ・・ 同じ頃、越前屋の応接室では、優作がしのぶに追加注文を頼んでいた。『GOLDY』からの発注分を仕上げるため、徹夜の作業を続けて疲れ切ったしのぶはきっぱりと拒否。そんな折、しのぶに大口の取引先が倒産したとの知らせが入る。そこに納めるはずだった30個のコサージュを回して欲しいと懇願する優作だが、しのぶは『GOLDY』への納品に回すと取り合わない。

一方、凌から「素敵に見せたいアイテムを1つ決めて、それに合わせたコーディネートをすればいい」とアドバイスを受けた絹恵は『飛猫舎』のコサージュに惹かれて服を合わせ、初めて凌に認められた。コサージュをメインに、楽しげにコーディネートを仕上げていく2人の姿に感激したしのぶは優作の頼みを受け入れ、追加納品を約束する。

凌の特訓でコーディネートのコツをつかむ絹恵 数日後、凌の特訓の成果で少しおしゃれになり、仕事にやりがいを感じ始めていた絹恵に突然の配置換えが命じられる。『ペシェ・ミニョン』で美姫のアシスタントに欠員が生じ、その補充に絹恵が入ることになったのだ...。

 

第3話「悪魔部長に弟子入志願」のあらすじ

『ペシェ・ミニョン』に配属され、美姫(黒木瞳)のアシスタントを務めることになった絹恵(香里奈)は、初めて美姫のそばで直々に指示を受けながら仕事をすることに。美姫の右腕と呼ばれる木村瑞穂(能世あんな)、多村アヤ(えれな)以外のアシスタントが美姫の厳しさについていけず、次々とクビになったと聞いて戦々恐々となる。

着任早々、絹恵はひっきりなしに訪れるセレブ客の対応と、次々と飛んでくる美姫の指令に追われるはめに。妥協を許さない美姫は、客が変わるごとに商品や手みやげ、部屋に飾る花までも細かく指定し、すぐに用意するよう指示。そのたびに絹恵は店内を走り回り、指定された品を調達しなければならない。これまでにない経験に右往左往しながらも、絹恵は必死に仕事をこなす。

絹恵は美姫のもとでアシスタントとして働き始める そんな中、美姫を20年来の友人である老舗ストッキングメーカー『ヴィオーラ』の専務取締役・水嶋知子(片平なぎさ)が訪問。ドレスを注文する水嶋だが、優作(西島秀俊)は水嶋に別の思惑があると絹恵に話す。美姫が計画するプライベートブランド新作レッグウエアの共同開発に参画し、越前屋と大口契約を結びたいのが本音ではないかというのだ。

美姫は開店から4時間で1千万円以上を売り上げた。美姫の手腕に驚くばかりの絹恵は、その夜、美姫のお供で『ヴィオーラ』と競合する『大日本繊維』の宴会に出席する。朝方までどんちゃん騒ぎにつき合った後、「まだ仕事がある」と越前屋に戻る美姫。初めて目の当たりにするその猛烈な仕事ぶりに絹恵は衝撃を受ける。

絹恵は美姫のお供で「大日本繊維」の宴会に出席 そんな折、絹恵は将来の出世が約束されたマネージャー試験に推薦される。優作から「上を目指せ」と煽られ、凌(加藤夏希)からも背中を押されるが、絹恵は美姫のように仕事にすべてを費やす覚悟が持てず、受験を決意できない。

ようやく仕事に慣れ、指示をテキパキとこなすようになった絹恵に美姫が目をかけ始めた頃、『ヴィオーラ』と『大日本繊維』から共同開発商品のサンプルが届いた。美姫に意見を求められた絹恵は品質のいい『ヴィオーラ』を推薦。この後、『ヴィオーラ』を訪れた絹恵は、製品に惚れ込んだことを水嶋に話し、「越前屋で売りたい」と告げる。

ところが美姫は絹恵の予想に反し、『大日本繊維』と契約を。水嶋に契約を期待させるようなことを言った絹恵に美姫は激怒。無責任だと叱責し、絹恵にクビを宣告する。

売り場に戻されて落ち込んでいた絹恵は、契約を逃した水嶋が経営トップから退くことを余儀なくされたと知る。追い詰められた友人の立場を知りながら契約をしなかった美姫を非情だと感じ、「部長のようにはなれない。なりたくもない」と漏らす絹恵を優作は「神保美姫の何を見たつもりだ?」と非難。マネージャー試験を受ける資格はないと吐き捨てる。

その夜、水嶋の最後の大舞台となる『ヴィオーラ』の新作発表会に駆けつけた絹恵は、舞台裏で水嶋にドレスを着せている美姫の姿を発見。美姫は数週間もまともに眠らず、夜を徹してデザイナーをけしかけ、水嶋のためにドレスを作らせていたのだった。

美しいドレスに力づけられ、自信に満ちた様子でステージへと向かう水嶋の姿に感動した絹恵は、会場を後にする美姫を追いかけ、車に同乗。緊張する絹恵をよそに、美姫は水嶋の輝くような表情を思い出しながら「私は魔法使いなの」と満足そうに微笑んで眠ってしまう。

翌日、話したいことがあるという達也(高岡蒼甫)に会った絹恵は、マネージャー試験を受験することに決めたと告げる。美姫のように思い切り働いてみたいと張り切る絹恵を明るく励まし、自分の用件を言い出せないまま送り出す達也。その手には、渡せなかった婚約指輪が...。

 

第4話「独りはイヤ! 結婚する」のあらすじ

絹恵(香里奈)はマネージャー試験に合格。主任に昇格し、売り上げにも責任を持つ立場となった。そんな折、友人の結婚式に達也(高岡蒼甫)とともに出席。幸せそうな花嫁姿の友人を見て初めて結婚を意識し、達也もまた自分との結婚を考え始めていることを知った絹恵は「私の幸せはどこにあるんだろう?」と気持ちを揺さぶられる。

絹恵のマネージャー研修が始まった。美姫(黒木瞳)は「これからあなたに課されるのは『数字』」と告げ、売り上げを伸ばすヒントは「必ず売り場にある」と助言。さっそく商品部に配属された絹恵は、優作(西島秀俊)のアシスタントにつき、バイヤー修行をすることになった。

友人の結婚式に呼ばれ絹恵にブーケが飛んできたが 海外出張中だった優作は、部下の白川ニコラ・ブーケ(黄田川将也)に絹恵への"宿題"を託していた。それは、売れ残った秋物商品の在庫処分。20着の在庫が1着も売れずに残っていたワンピースを、ニコラは半額に値下げをして売り切ろうと提案。判断に迷った絹恵は美姫の言葉を思い出し、ヒントを求めて売り場へと向かう。

凌(加藤夏希)ら『ザ・スペース』のスタッフと相談するうち、絹恵はそのワンピースに客が手を出さない理由に気づく。デザインがオシャレすぎて、着こなしが難しいと感じさせるのだ。そこで絹恵は自ら商品を購入。自分なりに工夫したコーディネートで着こなし、売り場を歩いて商品をPRする。

バイヤーのアシスタントととして働き始める絹恵 絹恵の作戦は大成功し、値下げしなければ売れないと思われていたワンピースは定価で完売に。その成果を初めて美姫に評価された絹恵は仕事への意欲をかきたてられる。そんな絹恵に息つく暇も与えず、新しいプライベートブランド商品の企画を提出するよう課題を与える美姫。その夜、自宅でさっそく企画書にとりかかる絹恵に、妹のまゆ(IMALU)に達也との結婚の話を切り出す。だが、仕事のことで頭がいっぱいの絹恵には、結婚など考えられない。

同じ頃、達也は実家のある福島の病院にいた。ガンを患った父親・一義(福井友信)を見舞うため、このところ頻繁に帰省していた達也は、東京で働いている同級生の堀晴美(山田麻衣子)に会い、彼女が地元へのUターンを考えていると聞いて複雑な心境に...。

一方、絹恵はVIPセールで優作が70%オフと値付けしたワンピースをもっと高値でも売れると見込み、自らセール会場に立って30%オフで売ろうとする。ところがこの作戦は大失敗。商品は大量に売れ残ってしまった。100万円もの損失を出した絹恵は、優作に厳しく叱責される。

落ち込む絹恵に、達也から電話が入った。「親父の容体が急変した」と声を震わせる達也の言葉に、一彦が病に倒れたことすら知らなかった絹恵はがく然。福島の病院に駆けつけるが、絹恵の顔を見てまもなく一彦は息を引き取る。「最後に親父に会わせたかった」と涙をこぼす達也を抱きしめる絹恵。

明くる日、東京に戻り、仕事を終えて帰宅した絹恵を達也が待っていた。「結婚しよう」と絹恵にプロポーズした達也は、実家に帰って父親が残した会社を継ぐことに決めたと告げる。絹恵についてきて欲しいが、それができないなら別れるつもりだと言う達也。絹恵は「達也と別れるなんて考えられない。結婚する!」とプロポーズを受け入れる。「家族になろう」と固く抱き合う2人...。

達也の父が病に倒れ・・・ 
達也の悲しみに寄り添う絹恵 
絹恵は達也にプロポーズされる 翌日、美姫は新たに取り組むプライベートブランド商品が決定したと優作らに告げる。それは、越前屋オリジナルのウエディングドレス。絹恵の提出した企画だった...!

 

第5話「誰と生きる? 結婚と涙」のあらすじ

達也(高岡蒼甫)のプロポーズを受け入れた絹恵(香里奈)は、実家の福島に戻る達也についていくため、仕事を辞める決意を固める。その矢先、絹恵の企画したオリジナルウエディングドレスが美姫(黒木瞳)に採用され、商品化が決定。美姫に退職の意志を伝えたい絹恵だが、言い出すことができない。

ウエディングドレスは商品化に向けて動き出し、絹恵は優作(西島秀俊)、瑞穂(能世あんな)、アヤ(えれな)らとチームを組んでPRのためのウエディングフェアーを企画することに。退職を決意しているにもかかわらず、大きな仕事に抜擢されて戸惑う絹恵は、企画会議にも身が入らず気もそぞろ。悩んだ末に優作や凌(加藤夏希)に結婚退職を決めたこと打ち明けるが、仕事まで辞めることはないと猛反発を食らってしまう。

結婚退職する意思を伝える絹恵 やがて、越前屋での最後の仕事になると腹をくくった絹恵は「倒れてでもやり遂げる」と優作に宣言。そんな絹恵を試すかのように、優作は次々と仕事を言い渡す。その夜、絹恵は達也と会うが、仕事のことばかりが頭を占領し、結婚式の準備について持ちかける達也の話にもどこか上の空。そして深夜、仕事に戻るという絹恵を「がんばれ」と送り出す達也だが、心にはやり切れない思いを抱えていた。

一方、美姫はライバルの『松善百貨店』も同じようなオリジナルウエディングドレスの企画を進めていることを知る。プロジェクトにアドバイザーとして参加し、さまざまなブランドに共同開発のオファーをしているのは『GOLDY』の蜂矢(小泉孝太郎)。その名前を聞いた美姫は複雑な表情になり...。

翌日、絹恵は優作に連れられ、越前屋に先駆けて始まった松善のブライダルフェアーへ。

蜂矢が手がけるウエディングフェアーに来た絹恵 10代から40代までの女性を対象としたイベントのコンセプトは絹恵らが考えていたものと酷似していた。絹恵はフェアーの内容を練り直そうと優作に進言。新しいアイデアを詰めようと張り切りる2人のどこか楽しげな姿を、達也が偶然見てしまう。

深夜、絹恵が自宅へ戻ると、達也が訪ねてきていた。渡していた結婚式場の資料にも目を通していない絹恵に達也は激怒。仕事にかまけて2人の将来に真剣に向き合おうとしないと絹恵を責め、「お前は変わった」と吐き捨てて部屋を出て行く。

絹恵は達也に会って2人の関係を修復したいと考えるが、「どうせ辞める仕事」と絹恵の仕事にかける思いを理解してくれなかった達也の言葉がひっかかり、連絡できずにいた。そんな折、友人の結婚式で着る服に悩んでいた同僚のさゆり(久保田磨希)の話を聞いた絹恵に、ブライダルフェアーの新しいプランがひらめく。

開催が迫る中、フェアーの内容を変更すると言い出して瑞穂らを驚かせた絹恵が始めたのは、結婚式のゲストが着るパーティードレスのコーディネートだった。閉店後の売り場で作業に没頭する絹恵の前に美姫が現れる。ついに結婚退職のことを切り出そうとする絹恵に美姫は「未来は自分で選ぶもの。自分の居場所ぐらい、自分で決めなさい」と告げる。

ブライダルフェアーが始まった。オリジナルウェディングドレスの受注会のほかに、ゲストドレスの個性的な着こなしを提案するショー、新婚生活に必要なリビング用品の特設ブースなど、絹恵の発案で結婚のトータルプロデュースをコンセプトに据えたフェアーは大盛況。

接客に大忙しの絹恵は、会場に来ていた達也を見つける。ある決意を胸に秘めた絹恵は、達也の方へは向かわずに接客を続け...。

ブライダルフェアーの進行をする絹恵 
結婚か仕事か「自分の居場所」について考える絹恵 数日後、達也に会った絹恵は今の自分に仕事を辞めることはできないと言い、「結婚できない」と婚約指輪を返す。「結婚より、仕事を取ると思ってた」と寂しげにつぶやいた達也は、絹恵に別れを告げ...。

 

第6話「恋の修羅場と新しい服」のあらすじ

達也(高岡蒼甫)と別れた絹恵(香里奈)は、そのショックを抱えたまま職場へ。元気のない絹恵を心配する優作(西島秀俊)や凌(加藤夏希)らに結婚を取りやめたことを打ち明け、「これからは仕事に生きる」と強がってはみるが、ひとりになると頭に浮かぶのは達也のことばかりだ。

そんな折、越前屋では企業イメージアップイベントとして予定されていた企画が中止となり、急遽、別の企画を立ち上げることに。美姫(黒木瞳)の存在が疎ましい経営戦略部の尾崎(田中哲司)は、美姫が率いる婦人服部門に担当を押しつける。スケジュールに余裕のない中、スタッフからイベントのアイデアを募る美姫に、瑞穂(能世あんな)はさっそく自分の企画を提案。その抜け目のなさに優作は驚嘆させられる。

達也と別れ「仕事に生きる」と強がる絹恵だが... 一方、絹恵は達也を忘れようと仕事に励むが、おしゃれをする気力もなく、以前のような地味な服装で出勤して美姫に注意される始末。そんな絹恵を元気づけようと凌と陽子(真野裕子)が食事に誘うが、その席に蜂矢(小泉孝太郎)が現れた。絹恵が美姫に目をかけられていると知った蜂矢は、狙いを定めるように絹恵を見つめる。

翌日、自分もイベントの企画を立案しようとオフィスで奮闘していた絹恵は、優作にフィアンセがいることをニコラ(黄川田将也)から聞く。なぜかショックを受けている自分に戸惑う絹恵。

その夜、寂しさと会いたい気持ちが抑えきれず、絹恵は達也のマンションへ。そこで目にしたのは、晴美(山田麻衣子)と達也の仲睦まじい姿だった。達也は絹恵と別れて以来、晴美と頻繁に会うようになっていたのだ。「俺たち、終わったんだよ」と決別を告げる達也の言葉に、絹恵は激しく泣きじゃくり...。

もう後戻りはできないことを思い知らされた絹恵は、達也への未練を断ち切ろうと決意。そんな中、まゆ(IMALU)から荷物が届く。それは、まゆが絹恵を励まそうと作ったリメイクTシャツだった。これを見つめていた絹恵にイメージアップイベントの企画が浮かぶ。

あらゆる世代に向けたTシャツを全館で売り、利益のすべてを地球環境や子どもたちのために寄付するというチャリティーで"付加価値"をつけるーー。絹恵のアイデアを聞いた美姫は、一流デザイナーに協力をとりつけると約束し、この企画でイベントを進めると即決。絹恵を中心に一大プロジェクトが組まれることになった。突然の大抜擢に驚く絹恵。一方、瑞穂は自分を差し置いて絹恵の企画が採用されたことにがく然となり...。

さっそく、優作と組んで質のいいTシャツの製作に奔走する絹恵。美姫は豊富な人脈を駆使して海外の有名デザイナーたちからノーギャラで協力を取り付け、豪華なラインナップのチャリティーTシャツが完成した。そしていよいよイベント当日、Tシャツは好調な売れ行きをみせ、絹恵らは大忙しに。達也への思いを吹っ切り、イキイキとした表情で店内を飛び回る絹恵に、美姫は「あなたには新しい服が必要よ」と1枚の服を手渡す。

それは、美姫が絹恵のために見立てたワンピースだった。美姫の心遣いに感激し、充実感に満たされて商品部に戻った絹恵は、オフィスの隅にぼんやりと座っている優作を見つける。優作はフィアンセからメールで別れを告げられたばかりだった。仕事ばかりを優先してフィアンセとろくに会おうとせず、愛想を尽かされてしまったらしい。いつもの強気な姿勢はどこへやら、腑抜けたようになっている優作に思わず吹き出してしまう絹恵。

 

第7話「女のバトルと生きる道」のあらすじ

美姫(黒木瞳)がヤングカジュアル売り場にアンテナコーナー『シンデレラタウン』を新設するプロジェクトを始動。そのチームマネージャーに任命された絹恵(香里奈)は、契約社員ながらチーフとして売り場をまとめる小西まみ(中別府葵)に出会う。明るさとセンスのよさで客にもファンが多いまみはヤングカジュアルのカリスマ販売員だった。

仕事のできるまみに信頼を寄せる絹恵は、取引先との交渉を任せようとするが、契約社員にそんな大きな仕事はできないと断られてしまった。絹恵はまみとの間に壁を感じ...。

そんな折、まゆ(IMALU)が越前屋にやって来た。デザイナー志望でファッションに人一倍こだわりのあるまゆは、売り場にいた美姫に近づき、ディスプレイの服を変えた方がいいと臆することなく意見して優作(西島秀俊)を驚かせる。

まゆの夢は、親友と2人でブランドを立ち上げ、代官山に店を持つことだった。来春の高校卒業を機に上京し、親友と一緒に専門学校でデザインを学ぼうと決めていたまゆは、夢への第一歩を踏み出そうとしていた。

一方、『シンデレラタウン』のオープニングイベントを企画していた絹恵は、ヤングカジュアルに高級ブランドの服を組み合わせた"ミックスコーデ"を提案するショーを開こうとまみに持ちかける。ブランド店への打診を頼む絹恵だが、まみはやはり頑なに拒否。契約社員が下手に動いて失敗すれば、クビが飛びかねないというのだ。

仕事に高い能力を持ちながら、大きなプロジェクトに関わるチャンスを自ら潰すまみが歯がゆい絹恵はなおも説得しようとするが、まみはそんな絹恵を無神経だと激怒。絹恵は自分の不用意な態度がまみを傷つけてしまったと思い悩む。

同じ頃、まゆは大きなショックを受けていた。親友が地元の大学に進学を決め、店を持つ夢をあきらめると言い出したのだ。夢破れて落ち込むまゆは、越前屋で美姫に再会。事情を聞いた美姫は、夢を実現させたいなら1人になる勇気を持てとまゆを励ます。

一方、まみは美姫から厳しい言葉を投げかけられて打ちのめされ、やけを起こして絹恵に鬱憤をぶつけたことから2人は大ゲンカに。そこに割って入ったのは、まみと同じ契約社員の凌(加藤夏希)だった。

その夜、絹恵と陽子(真野裕子)を連れてまみの家を訪ねた凌は自分の思いを話す。
契約社員は待遇面では恵まれないが、どこにでも移れ、自分の可能性を試せる自由があるーー。「自分で自分の限界決めてどうすんの」という凌の言葉にハッとなるまみ。

そんな中、凌がまみの集めていた古いファッション誌を切り抜いてミックスコーデのサンプルを作ろうと言い出した。迷いを吹っ切るかのように大事なコレクションにハサミを入れ、作業に夢中になるまみは、ふとエルメスのジャケットの写真に目をやり、本物をコーディネートしてみたいと言い出す。まみにこれまでとは違う仕事への意欲が生まれていることを感じ取る絹恵...。

翌日、絹恵はオープニングイベントの企画をまみからプレゼンさせたいと美姫に申し出る。これに美姫の出した条件は、まみが1人で来ること。絹恵に励まされ、緊張の面持ちで美姫のもとに向かったまみは懸命にプレゼンをやり遂げ、ついに美姫から承諾をもらう。

そしてイベント当日。絹恵とまみがエルメスの店長を必死に説き伏せて借りた服とヤングカジュアルを合わせたミックスコーデのショーが幕を開けた。楽しげに服を眺める客の女の子たち、イキイキと応対する絹恵やまみの姿を見ていたまゆは「私、洋服の仕事がしたい」と優作につぶやいて...。

その頃、越前屋の上層部に慌ただしい動きが。ライバルの松善百貨店との間に合併の話が持ち上がったのだ...。

 

第8話「ニット王子獲得大作戦」のあらすじ

越前屋と松善の合併協議を美姫(黒木瞳)から明かされた優作(西島秀俊)は、尾崎(田中哲司)に呼び出され、役員への引き上げを打診される。有能な優作を見込んだ大抜擢だが、それは同時に優作が現場から離れることを意味していた。「百貨店の一バイヤーで一生終わるつもりか?」と決断を迫る尾崎の言葉に、優作の心は揺れる。

同じ頃、美姫はオリジナルのニット商品を製作するプロジェクトを始動。その要となるニットデザイナー・双葉公彦(中村靖日)との交渉を絹恵(香里奈)に託す。さっそく優作とともに動き出そうとする絹恵だが、婚約者の雪乃(奥貫薫)にフラれて以来、仕事が手につかない優作は心ここにあらず。

そんな折、双葉が突然プロジェクトを降りると連絡してきた。

慌てた絹恵は双葉の事務所へ。

そこにはすでに蜂矢(小泉孝太郎)が来ていた。双葉にうまく取り入り、先にオファーしていた越前屋を差し置いて契約を結んだらしい。

これを知った優作は契約を早々にあきらめ、デザイナーの変更を決定。絹恵は「田渕さんらしくない」と非難して交渉の続行を主張するが、優作は聞く耳を持たない。

そんなある日、美姫は墓地を訪れ、とある墓に手を合わせていた。そこに蜂矢が現れ、「あなたはもうこんなところに来るべき人じゃない」と冷たく追い返す。対峙する2人の間に緊迫した空気が流れ...。

一方、仕事への情熱が感じられない優作の決定が納得いかない絹恵は、1人で双葉のもとに通い、プロジェクトに戻ってもらおうと辛抱強く説得を続けていた。そんな中、ニコラ(黄川田将也)の頼みで雪乃に会うことに。寄りを戻したいのに意地を張る優作に代わり、雪乃を呼び出して2人を会わせて欲しいというのだ。

「何で私が?」と渋々ながらも雪乃を訪ねた絹恵は、優作と話し合うよう頼む。だが雪乃はこれを断り、仕事が忙しいと自分に構ってくれない優作に寂しさを覚えていたと漏らす。達也(高岡蒼甫)から告げられた言葉を思い出し、何も言えなくなる絹恵。

雪乃にやり直す気がないと知った優作は絹恵を飲みに誘い、失恋のショックで痛飲。自分にもダサかった頃があると秘密にしていた過去をぶっちゃけて絹恵を驚かせる。やがて酔い潰れてしまった優作を抱え、絹恵は優作のマンションへ。雪乃と勘違いして絹恵に抱きつき、眠りこける優作をやさしく見守る。

明くる朝、迷いを吹っ切り、ある決断を胸に秘めて仕事に向かう優作。一方、絹恵は双葉の事務所へ。蜂矢が突然、双葉との契約をキャンセルしたことを知る。やさしく接してくれていた蜂矢が、冷たく豹変したことに深く傷つく双葉。だが、絹恵になぐさめられて元気を取り戻し、越前屋との仕事を再開すると約束する。

双葉の復帰を喜びながらも、人の心を弄ぶ蜂矢の態度が腹に据えかねる絹恵は『GOLDY』に乗り込むが、そこで蜂矢から聞かされた真相は意外なものだった。優作が付き合いの深いブランドに手を回し、双葉との契約を続けるなら『GOLDY』から手を引くと蜂矢に圧力をかけたというのだ。

優作はリスクの大きい強引な方法で自ら泥を被り、絹恵が手をこまねいていた契約をものにしたのだった。自分は何の役にも立たなかったと悔しがる絹恵に、美姫は人にはそれぞれの戦い方があると言い、「悔しがってる暇があったら、あなたなりの働き方を見つけること」と告げる。その夜、「俺たちがモードの発信地になる」と仕事の夢を語る優作を、絹恵はまぶしく見つめ...。

そんな折、越前屋に激震が。松善が他の百貨店との合併を発表。越前屋を大きく引き離し、業界トップに躍り出たのだ。騒然となるオフィスで、うろたえるばかりの絹恵はなす術もなく...。

 

第9話「生き別れた恋人との衝撃の過去!」のあらすじ

松善が合併で百貨店業界のトップに躍り出たことにより、大差をつけられた越前屋には契約を解除したいという取引先からの申し出が殺到。優作(西島秀俊)はその対応に追われる。百貨店にとって最も大切な年末商戦を前に、越前屋は存続の危機に陥っていた。

美姫(黒木瞳)は松善の脅威に対抗する年末商戦の切り札として、ニューヨークの人気ブランド『Siela&Keith』と専属契約を結ぶべく交渉に乗り出す。日本初上陸のこのブランドを迎え入れることができれば、大きな話題を呼ぶことは間違いない。先方の契約の条件は、人気商品のハイヒールの製造を浅草の老舗靴工場『竹内』に委託すること。その名を聞いた美姫は表情を変える。

美姫は『竹内』との契約交渉を絹恵(香里奈)と優作に命じた。さっそく『竹内』にアポを取る優作。危機を乗り切ろうと一致団結するニコラ(黄川田将也)ら婦人服部門のスタッフ。そんな中、絹恵は優作を見るたびに胸が苦しくなり、仕事も手につかない。優作に恋をしていると凌(加藤夏希)らに指摘され、慌てて否定する絹恵だが...。

同じ頃、『竹内』に蜂矢(小泉孝太郎)が現れ、越前屋の動きを知っていたかのように先回りして契約を持ちかける。その夜、蜂矢の手引きで意外な人物が松善を訪れた。「越前屋はもうダメです」と言い放ち、松善の幹部と密談するその人物とは尾崎(田中哲司)だった。

そんな不穏な動きを知るよしもない絹恵は、優作と『竹内』を訪ね、社長の竹内祐造(田山涼成)に製造を依頼するが、新規の仕事は受けられないと突っぱねられる。そこで優作は、祐造の説得を絹恵に任せることに。絹恵は『竹内』に通い詰めるが、雑用にこき使われるばかりで話も聞いてもらえない。

そんな折、アヤ(えれな)が美姫のアシスタントを辞めると言い出した。松善の主力ブランドから誘いを受け、転職することに決めたという。アヤを引き留めもしない美姫に瑞穂(能世あんな)はショックを受け...。同じ頃、蜂矢が凌に接触。正社員として松善に迎えたいと執拗に誘いをかける。

一方、依然として相手にしてくれない祐造に食らいつき、『竹内』に通い続ける絹恵は、工場の片隅にあった写真に思わず目を留める。そこに写っていたのは、20年前の美姫の姿。隣に並んでいたのは"蜂矢俊生"という職人らしき男性と少年時代の蜂矢だった。

驚いた絹恵は蜂矢との関わりを美姫にたずねるが、美姫は答えようとしない。拭い切れないモヤモヤを抱えたまま、絹恵は『竹内』へ。絹恵の熱意に心を動かされ、頑なに拒んでいた契約をついに受け入れた祐造は、美姫と蜂矢の過去を絹恵に明かし始め...。

同じ頃、蜂矢に会っていた優作は、美姫との関係を打ち明けられる。20年前、とある百貨店の社員だった美姫は仕事で『竹内』を訪れ、そこで働いていた蜂矢の父・俊生と恋に落ちた。早くに母を亡くし、男手ひとつで育てられた蜂矢は美姫を慕っていたが、まもなく美姫は海外の百貨店から引き抜かれ、蜂矢親子を捨てて出て行ったという。

俊生は独立して工房を持ったが、不況のあおりで倒産。借金を残して亡くなった。そんな俊生を「負け犬」と吐き捨てた蜂矢は、自分の能力だけを信じ、貪欲に生きることを美姫から教わったと皮肉に言い放ち、松善に引き抜きたいと優作を誘う。

一方、絹恵は恋より仕事を選んだ美姫の複雑な心情に思いを馳せるうち、優作に惹かれている自分に気づく。その夜、優作に思いを打ち明けようとするが、急に体調を崩して倒れてしまう。優作の看病を受けながら、胸の高まりが治まらない絹恵。そんな折、携帯に着信を受けた優作は、決意を込めた表情で「私は越前屋を離れます」と口にして...。

 

第10話「崩壊の危機と裏切り最後のバトル」のあらすじ

松善に客足を奪われた越前屋の売り上げは大幅にダウン。このまま年末商戦も惨敗すれば深刻な危機に陥る越前屋の社運は、美姫(黒木瞳)の進める『Siela&Keith』との専属契約が成功するか否かに託された。交渉は順調だと自信を見せる美姫に、尾崎(田中哲司)は何かを企むような不敵な笑みを向ける。

そんな折、『Siela&Keith』のデザイナー、キース・パトリスら幹部が緊急来日。明朝10時に契約を決める最終プレゼンを求めてきたが、約束の時間まで24時間しかない。美姫の指示で急遽、プレゼンの準備に取りかかることになった絹恵(香里奈)、優作(西島秀俊)らは資料作りに追われる。

そんな中、絹恵は優作が蜂矢(小泉孝太郎)と会っていたことをニコラ(黄川田将也)から聞かされる。最近、越前屋からはアヤ(えれな)ら優秀なスタッフが次々と松善に引き抜かれているだけに、優作も誘われているのではと危惧するニコラ。絹恵は優作の携帯電話に松善の幹部から着信があったのを知り、「田渕さんがいなくなる?」と不安に陥る。

絹恵とニコラがこっそり動向を探り、優作が電話の会話を聞かれたくないかのように席を外しているのに気づく。松善と接触し、越前屋の情報を流しているのではないかと疑心暗鬼にとらわれる2人。

そんな折、絹恵は美姫に連れられ、パトリスらに挨拶に行くことに。

そこには意外にも、松善の重役とともに蜂矢が訪れていた。どうやら松善も契約交渉に動いていたらしい。越前屋を上回る好条件を提示する松善に、ブランドオーナーの心は大きく傾いているようだ。

越前屋を出し抜く蜂矢のやり方に憤る優作は、松善からの電話が引き抜きの誘いで、これをキッパリと断ったことを告白。優作への疑いは晴れたものの、凌(加藤夏希)もまた蜂矢と接触していたことを知ってしまう絹恵。凌は引き抜きの話があることを認めたが、絹恵には関係のないことだと口をつぐんでしまう。そんな折、美姫の言葉に傷ついた瑞穂(能世あんな)が越前屋を辞めると言い出した。引き留めようとしない美姫に絹恵は抗議するが、「他人の選択を止める権利はない」とはねつられてしまう。

その夜、疲れ切った絹恵に凌が意外なものを見せる。それは松善が『Siela&Keith』に提示したショップイメージの写真。越前屋を辞める気など端からない凌は、誘いに乗るふりをして松善に探りを入れ、対抗策を練っていたのだ。そこに優作が大勢の女性客を連れて現れ、彼女らの生の声をプレゼンに生かしたいと提案する。

そんな2人を見て方針転換を決めた美姫は、『Siela&Keith』の服を日本人の趣向に合わせて並べた実際の売り場を作り、プレゼンを行うことに。絹恵らは夜を徹して準備に励む。

明朝、やっと売り場を完成させた絹恵らに衝撃が走る。パトリスらが松善との契約を決め、越前屋のプレゼンを聞かずに帰国するというのだ。絹恵は「越前屋の本気を見せます」と必死に訴えて一行を引き留め、プレゼンを承諾してもらう。

売り場まで用意した美姫らの熱意にパトリスらは感激。越前屋と松善のどちらを選ぶか再検討したいと言い出す。最終決定に望みを繋ぐ美姫ら。しかし、選ばれたのは松善だった。決め手は、パトリスの父がデザインした古いネクタイを蜂矢が大事に持っていたこと。それは皮肉にも、幼い蜂矢に美姫が贈ったものだった。

契約を逃した美姫は失脚を免れない。がく然とする絹恵に、さらに追い打ちをかける知らせが。優作がイギリスの店からの引き抜きの話を受けたというのだ。優作が越前屋を辞めてしまうーー。動揺する絹恵に、優作は「俺と一緒に来るか?」と声をかけ...。

 

最終回「クリスマスの奇跡! 服の魔法と涙」のあらすじ(ネタバレ注意)

『Siela&Keith』との契約を逃した美姫(黒木瞳)は責任を問われ、統括部長を解任された。代わって婦人服部門に乗り込んできた尾崎(田中哲司)は、白紙になったクリスマス商戦企画の代替案を出すよう絹恵(香里奈)らに命じる。

動揺する絹恵に、美姫は自分の代わりにこのプロジェクトの指揮を取れと指示。だが、松善に対抗できる企画をクリスマスまでに立ち上げるのは至難の業だ。絹恵は優作(西島秀俊)に相談しようとするが、優作は転職先との契約のためロンドンに発ってしまう。

美姫と優作の支えを失った絹恵は「私ががんばらなきゃ」と奮起。"打倒!松善"を掲げて人気ブランドとコラボした限定アイテムの販売を企画し、ニコラ(黄川田将也)らに指示を飛ばして交渉に乗り出すが、商品はなかなか集まらない。焦った絹恵は、日常の業務を無視してスタッフを交渉にあたらせようとするが、その強引さに凌(加藤夏希)らが反発。絹恵はついに孤立してまう。
 
ライバル百貨店に対抗するため、躍起になって働く絹恵に仲間たちは... やがて、松善に勝つことだけにとらわれていた自分に気づく絹恵。ニコラや凌らスタッフの意見を集めてクリスマス企画を練り直すうち、百貨店の常識を覆すあるアイデアが浮かび...。

 

※フジテレビHPより引用

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