マイガール

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マイガール

 

マイガール

2009年10月9日からテレビ朝日系列で放映。

恋人を失った青年が、亡き恋人との間に生まれていた少女と出会って再び人生に輝きを取り戻す様子を描いたラブストーリー。

主演は、今作が連続ドラマ初出演となる相葉雅紀。別れた恋人役に優香。娘役には石井萌々果が抜擢された。

マイガール 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

マイガールの主題歌

嵐 「マイガール」

 

 

マイガールの出演者

笠間正宗 ...... 相葉雅紀(嵐)
塚本陽子 ...... 優香
笠間コハル ...... 石井萌々果
柴田友哉 ...... 村上信五(関ジャニ∞
林 弘和 ...... 北村有起哉
瀬山高志 ...... 山崎樹範
片桐はるか ...... 平岩紙
片桐新太 ...... 松本拓海
中園 香 ...... 井村空美
木村英生 ...... 日村勇紀(バナナマン)
塚本志織 ...... 朝加真由美
笠間清助 ...... 山崎一
笠間光代 ...... 室井滋
室田長市 ...... 八名信夫
室田澄子 ...... 大森暁美

 

 

マイガールのスタッフ

脚本:大島里美、荒井修子、 高橋麻紀
音楽:澤野弘之、和田貴史
ゼネラルプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)、長松谷太郎(ジェイ・ストーム)、佐藤善宏(東宝)
演出:高橋伸之、麻生学
制作:テレビ朝日

 

 

マイガールの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年10月9日 キミを失い...娘と出逢う 9.6%
第2話 2009年10月16日 キミのいない世界 8.9%
第3話 2009年10月23日 許されない二人 9.1%
第4話 2009年10月30日 親子...最後の一日 9.7%
第5話 2009年11月6日 選択...子供の未来か自分の夢か 7.2%
第6話 2009年11月13日 たとえ夢見る頃が過ぎても... 8.2%
第7話 2009年11月20日 またいつか恋をする... 7.5%
第8話 2009年11月27日 大嫌いな2人 10.1%
第9話 2009年12月4日 ...そして僕は夢を捨てる 7.9%
最終回 2009年12月11日 別れ~キミを忘れない!! 10.0%

 

 

マイガールのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「キミを失い...娘と出逢う」のあらすじ

写真スタジオでカメラアシスタントとして働く笠間正宗(相葉雅紀)には、ずっと忘れられない女性がいる。6年前、突然海外留学を決め、自分のもとを去ってしまった4歳年上の恋人・塚本陽子(優香)だ。彼女がいなくなって最初の3年間は手紙を書き続けていた正宗。しかし、返事は一度も来なかった...。捨てられたんだ、終わったんだ――そう言い聞かせ、正宗は手紙を書くことをやめた。しかし、それから3年経った今も、正宗は陽子への想いを完全に消し去ることはできずにいた...。

そんなある日、正宗のもとに陽子の訃報が届く。あまりにも突然すぎる陽子の死を受け入れることができない正宗は、ショックに打ちひしがれながら、陽子との思い出が詰まった桜の木へ。そこで、ひとりの女の子と"運命的な出会い"を果たす。女の子の名はコハル(石井萌々果)。なんと、彼女は陽子が遺した娘。しかも、正宗との間に生まれた子どもだったのだ!

陽子が自分の子どもを産んでいた...? どうして、僕には何も言わずに...? 想像すらしなかった事実に困惑する正宗。そんな彼のもとへ、陽子の母・志織(朝加真由美)が現れた。正宗が3年間送り続けた手紙が入った箱を渡し、「1日だけコハルを預かってほしい」と言う。陽子の命を奪った事故の手続きのため、コハルのそばにいてやれないというのだ。結局、正宗はコハルを預かることに。しかし、子どもの扱い方が分からない正宗はオロオロするばかり。しかも、公園の花を嬉しそうに見るコハルの姿に陽子を重ね合わせた正宗は、思わず食い入るように見つめてしまい、偶然そばにいた保育士・友哉(村上信五)から不審者に間違われる始末...。

そこへ、職場の先輩・木村(日村勇紀)が現れた。正宗の発注ミスが原因で、雑誌の撮影現場がストップしているという。正宗は仕方なくコハルにその場で待つよう言い残し、急いでスタジオに戻ることに...。やがて日は落ち、雨が降り出した。びしょ濡れになりながらも、公園で正宗を待ち続けるコハル。通りかかったシングルマザー・はるか(平岩紙)はコハルを屋根の下へと誘うが、コハルは「ここで待ちます」と言い、頑として動こうとしない。そこへ、ようやく仕事を終えた正宗が現れた。ホッとした表情を見せるコハル。しかし次の瞬間、はるかから「こんな小さな子を放っておくなんて、父親の資格なんかない!」と怒鳴られて正宗が思わず口走った一言が、コハルの心に突き刺さる。

「僕は父親なんかじゃないんです!」

ショックを隠せないコハル。しかも、ずっと雨に打たれていたコハルは倒れこんでしまい、病院に運ばれる。駆けつけた志織に「コハルちゃんはずっと怖かったんだと思う。あなたも陽子のように帰ってこないんじゃないかって...」と言われ、返す言葉のない正宗。そんな正宗に、志織は自分がコハルを育てる旨を伝える。志織に連れられて病院を後にするコハルを、正宗はただ黙って見送ることしかできなかった...。しかし別れ際、コハルは落ち込む正宗を元気付けようと、あるものを手渡す。それは、陽子がコハルのために作った大切なお守りだった。
 
僕なんかじゃ、コハルちゃんに何もしてやれない――頼りない自分に苛立ちを覚える正宗。しかし翌朝、正宗は志織が以前置いていった箱の中に、届くことのなかった自分宛ての手紙の束を発見する。陽子もまた、別れた正宗に手紙を書き続けていたのだ! その手紙には正宗の未来を制限しないよう、ひとりでコハルを産む決意をした陽子の不安や葛藤、ずっと消し去ることのできない正宗への想いが綴られていた...。

その矢先、志織から「コハルがいなくなった」との連絡が! 正宗は咄嗟に、コハルと出会った桜の木へ。そこには、ひとりで泣いているコハルの姿があった...。「みんな忘れろっていうの。でも、コハルはママのことを忘れたいとは思わない」。その想いは正宗も同じだった。「コハルは、ママの大好きな人と一緒にいたい」――その言葉に突き動かされるかのように、正宗は大きな決断を下す。

「自信はないけど...一緒に暮らしてみませんか?」。

 

第2話「キミのいない世界」のあらすじ

遂に、正宗(相葉雅紀)とコハル(石井萌々果)の生活が始まった。しかし、コハルを引き取ったことは、アパートの大家・室田夫妻(八名信夫、大森暁美)や正宗の母・光代(室井滋)、勤め先の写真スタジオにも内緒。保育園に預けている間以外、コハルの相手をしてやれる相手は正宗しかいない状況だ。ところが、子育ての経験がない正宗は、満足に世話をしてあげることができず、戸惑うばかり...。

そんな折、正宗は世界的に有名な写真家・霧島(村杉蝉之介)のアシスタントを担当することに。勝手気ままな霧島に振り回されて帰宅時間も遅くなり、ますますコハルの世話に手を回せなくなってしまう。コハルに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる正宗。一方、一人ぼっちでいる時間が長くなったコハルも、大きな不安を感じずにはいられない。しかし、父親を困らせたくない一心で、気丈にも平気なフリをするコハル。率先して正宗を仕事へと送り出しては、深夜まで帰りを待ち続けるのだった。

そんなある日、満月を見たコハルは正宗に、亡き陽子(優香)との思い出を話し出す。「一生懸命頑張れば、お月様に手が届くかも」――満月が出ると、陽子はコハルを肩車し、2人で「月」の歌を歌いながら天に向かって手を伸ばしていたという。コハルにとっては大切なママとの思い出。しかし、陽子を失った寂しさに打ち勝てない正宗は「陽子さんの話はもうやめよう」と言い、話を遮る。そんな正宗を気遣ったコハルは、陽子の話を一切しないことを決意。夜な夜な、正宗の留守中を見計らって思い出の歌を歌っては、そっと陽子に思いをはせるのだった。

正宗の忙しい日々は続いた。コハルも睡眠不足から保育園で居眠りを繰り返す。その様子を見て心配になった保育士・友哉(村上信五)は、正宗に事情を尋ねる。5歳の子どもを置いたまま深夜まで仕事に出かけている事実を知った友哉は、「父親としての自覚がなさすぎる」と一喝。自分のせいで正宗が怒られたことに責任を感じたコハルは、ますます正宗の前でシッカリ者を演じることに...。

その矢先、アパートの住人から「夜中に子どもの歌声が聴こえる」と言われて見回りをした大家・室田澄子はコハルと遭遇。正宗から詳しい事情を聞いた澄子は、子ども嫌いの夫・長市には内緒で、時々コハルの様子を見に来ることにする。ところがある夜、コハルが陽子の話をしようとして口をつぐんだことが気になった澄子は、正宗を問い詰める。「どんな風に陽子さんの話をしたらいいか分からないんです。カッコ悪いけど、コハルちゃんの前で泣いてしまいそうで...」。そう吐露する正宗に対し、澄子は「カッコ悪さも弱さも全部見せ合うのが親子。コハルちゃんの気持ちと向き合ってあげることが大事」と進言する。

コハルの優しさに甘え、ちゃんと向き合おうとしなかった...。僕はコハルちゃんに何をしてあげればいいんだ?――やがて、正宗はある決断をする。満月の下、陽子がかつてしたように、コハルを肩車する正宗。「寂しい。会いたいよね、陽子さんに...」――正宗の目から涙が零れ落ちる。その瞬間にコハルからも、抑え込んでいた寂しさが言葉と涙になって溢れ出す。
 
「これからはお互い、"楽しい"も"嬉しい"も"悲しい"も"寂しい"も全部話そう」。
 
正宗の言葉に、コハルは心からの笑顔を見せる。その翌日、正宗は写真スタジオに、コハルを自分の娘として紹介。正宗とコハルはようやく"親子"としての一歩を踏み出したのだった...。

 

第3話「許されない二人」のあらすじ

コハル(石井萌々果)の口から「オムライスを食べたい」と聞いた正宗(相葉雅紀)は、自分が母・光代(室井滋)の作ったオムライスが大好きだったことを思い出す。なんとか美味しいオムライスをコハルに作ってあげたい、と切望する正宗。しかし、正宗は光代にオムライスの作り方を聞くどころか、コハルの存在を明かすことすらできない。息子はまだまだ子どもだと思っていて、頼まれてもいないのに安定した就職先の世話までしようとする光代のこと。突然できた娘と一緒に暮らしていると知ったら、猛反対するに決まっているからだ。

ところが、ひょんなことからコハルの存在を光代が知ることに! 男手ひとつで育てられた経験を持つ光代は正宗の考えの甘さを指摘し、隠れてコハルを産んだ陽子(優香)のことを無責任だと責め立てる。それは息子、そしてかつての自分と同じ環境に置かれたコハルを心配するあまりに出た発言だった。しかし、光代の発言にカッとなった正宗は、頑として「自分で育てる」と言い張る。

そんな中、保育士・友哉(村上信五)から「笠間さんが父親としての役目を果たしているとは言いがたいところがある」と聞かされた光代は、夫・清助(山崎一)と相談。正宗のもとを訪れ、コハルと共に実家へ戻るよう提案する。手のかかる子どもをちゃんと育てていくためには、大人のきめ細やかなケアが必要。実家で暮らせば、正宗の手が回らない部分を光代らがサポートしてあげることができるからだ。コハルのことを考えた正宗は、コハルに「おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きたいと思う?」と尋ねる。コハルは複雑な心境になるが、友哉から「パパもおじいちゃんとおばあちゃんに助けてもらった方がラクになるんじゃないかな」と言われ、正宗に選択を委ねることを決意する。

しかし、それはコハルの本心ではなかった。コハルは正宗と一緒に、このまま今のアパートで暮らしたいと考えていた。陽子が正宗と一緒に暮らしたいと言っていたアパートだからだ。コハルはその思いを一枚の絵に託す。その絵には、アパートの前で幸せそうに手をつなぐ正宗とコハル、そして陽子の姿が描かれていた...。一方、正宗は悩んだ挙句、実家に戻るという選択肢に傾いていた。ところがその矢先、コハルの絵を発見。このままコハルとふたりで暮らしていくことを決意する。それこそが正宗とコハルにとって、いちばん幸せを感じられる生活だった...。しかし、正宗の決断を聞いた光代は、父と二人暮らしだった幼いころの自分とコハルの境遇を重ね合わせ、首を縦に振ろうとしない。そんな光代に、正宗は「母さんは不幸だった?」と問いかける。その言葉が発端となり、自分の世話を喜んでしてくれた父親との幸せな日々を思い出した光代は、ひとり隠れて涙を流すのだった。

翌日、正宗は清助から光代のオムライスに隠された親の愛情について聞かされる。光代は玉ネギが嫌いな正宗のため、オムライスの中に摩り下ろした玉ネギを入れて、ソースで匂いを消す工夫を凝らしていたのだ。その話を聞いた正宗は、シイタケが嫌いなコハルのため、必死でシイタケを細かく刻み、こっそりオムライスに入れる。そのオムライスを「美味しい」と言って食べるコハル。いつしか玉ネギを食べられるようになった自分と同じように、コハルもシイタケを食べられるようになるのだろうか――そんな思いをめぐらせながら、正宗はコハルを優しく見守るのだった...。

 

第4話「親子...最後の一日」のあらすじ

正宗(相葉雅紀)とコハル(石井萌々果)が一緒に暮らし始めて1カ月が過ぎた。しかし、いまだに正宗は子育てで試行錯誤。相変わらず仕事の都合上、保育園にコハルを迎えに行く時間も遅くなることが多く、保育士・友哉(村上信五)から注意される日々だ。僕はちゃんとした父親になれるのだろうか――正宗はそんな不安を抱えながらも、コハルのために一生懸命頑張ろうとする。

そんなある日、正宗は自転車が大好きなコハルのために、専用の自転車をプレゼントする。大喜びしたコハルはさっそく練習に打ち込むが、ひとりで上手く漕げずに転倒。足や額にケガをしてしまう。ところが翌日、そのケガを見た友哉は理由を聞こうともせず、一方的に正宗を責め立てた。友哉らしからぬヒステリックな態度は自分が父親として信用されていないからだ、と落ち込む正宗。しかし、実は友哉の様子がおかしい理由は他にあった。友哉は個人的に大きな問題を抱えており、密かに悩んでいたのだ...。

友哉は20歳のとき、当時付き合っていた千里(阪田瑞穂)が妊娠したのを機に結婚。しかし、家庭を顧みずに遊び歩く友哉に愛想をつかした千里は1年後、まだ赤ん坊だった裕介(丸山歩夢)を連れて家を出てしまっていた。そんな2人を友哉は連れ戻すことができなかった。家族を幸せにする自信がなかったからだ。しかし、友哉の中で我が子に何もしてやれなかった罪悪感が消えることはなかった。その罪滅ぼしのため、今日まで保育士の仕事に一生懸命になっていたのだ。ところがつい先日、千里から「再婚する」との連絡が...。最後に一度だけ裕介に会いたいと切望する友哉だったが、千里から断られてしまったのだ。

いつかは迎えに行きたいと思っていたのに、手遅れになってしまった...。自分のこれまでの行動を悔いる友哉は、仕事にも集中できなくなる。そんな折、友哉が目を離した隙に、コハルが保育園の階段から落ちた! 幸い大事には至らなかったものの、友哉は自らの不注意を責め、駆けつけた正宗に「僕は保育士失格です」と吐露する。正宗はその言葉を否定するが、友哉は自分の過去を告白。やりきれない後悔の念を口にするのだった...。

その翌朝、一番乗りでコハルを保育園に送り届けた正宗は、友哉に自分と陽子(優香)の話をする。「今でも後悔しています。せめて会いに行けばよかった。思いを伝えればよかったって...。先生にはそんな後悔をしてほしくない」――そう語りかける正宗。その言葉に背中を押された友哉は、千里に連絡。父親と名乗らないことを条件に、裕介に一度だけ会わせてもらう約束をする。

やがて、友哉が裕介と会う日がやってきた。友哉は正宗に頼んでコハルも連れてきてもらい、自転車になかなか乗れない裕介に乗り方を教えることに。友哉の熱心な指導で、裕介はついに自転車に乗れるようになる! その姿から、裕介を想う友哉の心を痛いほど感じる正宗。たとえ父親だと名乗れなくても、ひたむきに我が子を想う心さえあれば父親なんだ!――そう実感した正宗は、自分なりにコハルのいい父親になれるように頑張ろう、と決意を新たにするのだった。

 

第5話「選択...子供の未来か自分の夢か」のあらすじ

正宗(相葉雅紀)の同僚・香(井村空美)が写真コンクールで入選した。しかし、自信が持てずに応募すらしなかった正宗は、確実に前進しようとしている香を見て複雑な心境に...。家に帰っても、無意識のうちに上の空になってしまう。そんな正宗を心配するコハル。しかし、正宗は余計な心配をかけたくない一心で、コハルに何も話そうとしない。その翌日、コハルはお泊り保育のため、家を一晩空けることに。ところが、どうもコハルの様子がおかしい。正宗が準備を手伝おうとしても、笑顔すら見せずに黙々と自分で荷物を詰め始めたのだ。しかし、正宗にはコハルの機嫌が悪い理由がちっとも掴めない。

そんな折、写真スタジオのマネージャー・林(北村有起哉)の妻・ユカリ(鈴木砂羽)が職場に現れた。ユカリの話によれば、林はかつて写真を撮ることに多大なる情熱を注いでいたらしい。なぜそんな彼がマネージャーの道を選んだのか――なりふり構わずカメラマンへの道を突き進めないでいる正宗は気になって仕方がない。その夜、正宗は一緒に飲んだ先輩・木村(日村勇紀)の強引な誘いで林家を覗きに行くハメに。林の家で一晩寝てしまった正宗らは、翌朝になって想像もしなかった光景を目の当たりにする。なんと、林がエプロン姿で家事をしていたのだ!
 
実は、林は結婚当初、外資系の金融会社に勤めるユカリの給料で生活を支えてもらい、写真を撮り続けていた。ところが、林がカメラマンとして少し稼げるようになったころ、ユカリの仕事が多忙を極めるようになった。帰宅は連日深夜におよび、1年の半分以上は海外出張。そこで、林は妻と子どもたちのために家事を担当することを決意し、カメラマンの道をスッパリと諦めたという。正宗は林の決断力を羨ましく思うが、どんなに考えても自分の進むべき道が見えてこない。

その後、保育園へコハルを迎えに行った正宗は、保育士・友哉(村上信五)からコハルが不機嫌だった理由を聞かされる。コハルは何でも話そうと約束したのに、悩み事を打ち明けてくれない正宗に対して怒っていたのだ。そこで正宗は意を決し、コハルに本音を話すことに。しかし、自分がこの先どうしたいのかが分からずにいる正宗は、悩みの本質を漠然としか話すことができない。

一方、林家ではユカリの香港への転勤話が持ち上がっていた。しかし、ユカリはその話を断るという。林が家族のためにカメラを諦めたことに負い目を感じていたユカリは、林のためにも仕事を頑張らなければならないと感じ、必死に働いてきた。ところが、自分がいなくても平和に暮らせている家族の姿を見て、このままでは自分の居場所がなくなるような不安に駆られていたのだ。そんなユカリの想いを聞いた林は、あることを思いつく。

休日、林はユカリと子どもたちをスタジオへ呼び出した。「オレは家族のために犠牲になったと思ったことは一度もない。カメラを持たなかったのは、中途半端な気持ちで持つのがイヤだっただけだ」。一度は手放したカメラを手にして、幸せそうにユカリと子どもたちの写真を撮る林。家族の絆、そこに自分の居場所をハッキリと感じたユカリは、香港への出張を決意する。一方、そんな林家の撮影アシスタントをした正宗も、幸せな気持ちに。撮影中、自然と笑みがこぼれてくる。その姿がコハルにはキラキラと輝いて見えて...。

「正宗くんがお仕事してる時の顔、コハルの大好きなおてんとさまみたいでした」。
 
そんなコハルの言葉と笑顔に触れ、正宗はようやく決断を下す。「僕、写真を頑張ってみようかと思うんだ。それが、僕がコハルちゃんのおてんとさまでいられる道のような気がするから」――。笑顔があふれ出す正宗とコハル。また一歩あゆみ寄ったふたりは、新たな未来に向けて前進しようとしていた...。

 

第6話「たとえ夢見る頃が過ぎても...」のあらすじ

プロのカメラマンを目指して、本格的に頑張ろうと心に決めた正宗(相葉雅紀)。しかし、なかなか納得のいく写真が撮れず、そのことを言い訳にしてコンクールへの出品も諦めてしまう。一方、コハル(石井萌々果)は保育園で教わった剣玉が上手くできず、必死に練習。まっすぐに頑張るコハルの姿勢に、正宗は後ろめたさを感じずにはいられない。

そんな中、町内会主催のすもう大会の季節がやってきた。正宗はコハルに出場をせがまれるが、昔から力勝負が苦手。無残に負けて恥をかき、娘をガッカリさせたくない...という思いから、出場をためらってしまう。そんな正宗の反応に、コハルは落胆。その様子を見た正宗の心はさらに痛む。

時を同じくして、高志(山崎樹範)は高校時代から片思いをしている倉田菜摘(市川由衣)と再会。しかし、菜摘はクラスで一番の人気者だった田口(載寧龍二)と結婚するという。失恋の痛手を紛らわせるかのように、合コンに繰り出す高志。ところがその矢先、菜摘以外の女性と一緒に街を歩く田口を目撃した高志は、心が大きく揺らぐ。

翌日、高志は思い切って菜摘に田口を見かけたことを告白。しかし、それでも菜摘は「ちゃんと別れる」という田口の言葉を信じ、結婚するという。自分の好きな女性が傷つくのを黙って見ていられない高志は、何とか結婚をやめさせようと説得にかかるが、菜摘は首を縦に振らない。

一方、「結婚式を潰してでも大切な人を守りたい」という高志の想いを聞いた正宗は、「そんなことしちゃダメだ」と諭す。ところが、高志は「そうやって、いろんなものから逃げてるんじゃないのか?」と指摘。その言葉は正宗の胸に深く突き刺さった...。さらに、涙ぐみながらも諦めずに剣玉の練習を続けるコハルの姿を見た正宗は、大きく心を動かされる。そして遂に、躊躇していたすもう大会への出場を決意したのだ!

やがて、すもう大会の日がやって来た。奇しくも、その日は菜摘の結婚式の日でもあった。しかし、あれほど息巻いていた高志は菜摘に背を向けられたこともあり、長年の恋心を伝えることなく、密かに終止符を打とうとしていた。そこへ、正宗から電話が!これからすもう大会に出ることを告げ、「ここに来れたのは高ちゃんのおかげでもあるんだ。高ちゃんは大丈夫? そのままで自分にガッカリしない?」と正宗。その言葉に、抑えていた高志の感情が再び湧き上がってきた。「まだ間に合うかな?」――。

高志は結婚式場へと走り出した。そして、式を目前に控えた菜摘の手を取り、式場から連れ出したのだ!田口との結婚を破棄する決意をした菜摘に、自分の想いを菜摘に伝える高志。しかし、菜摘の答えは...「もう少しひとりで頑張ってみたい」。こうして、高志の恋は終わった。しかし、自分の心に従って突き進んだ彼に後悔の念はなかった。

そのころ、コハルに見守られながら夢中で試合に臨んだ正宗も、一回戦で惨敗。しかし、正宗もまたどこか清々しさを覚えていた。怖さや恥ずかしさで前に進めなかった正宗は、もうそこにはいなかった。昨日よりも少し強く歩いていける――そんな予感が正宗を包む。その姿は、コハルの目にとてもカッコよく映っていて...。

 

第7話「またいつか恋をする...」のあらすじ

コハル(石井萌々果)と暮らすようになって、正宗(相葉雅紀)の世界は少しずつ広がり始めていた。そんな折、正宗は陽子(優香)の母・志織(朝加真由美)から「いずれは自分の幸せも考えて下さい」と言われる。しかし、陽子への想いが色あせることのない正宗には、陽子とコハル以外の人との幸せなど考えられない。

その矢先、シングルマザー・はるか(平岩紙)が勤める会社が倒産。突然の出来事に、はるかは愕然とする。実は、彼女には生活費の問題はもちろんのこと、職を失うことで発生する大きな問題がもうひとつあった。離婚して息子・新太(松本拓海)の親権を獲得する際、定職に就いていることが条件だったのだ。前夫・健二(中村靖日)に新太を取られてしまうかもしれない...。言い知れぬ不安に襲われたはるかは正宗に相談。心配した正宗は、はるかが健二との話し合いに出掛けている間に新太を預かるなど、親身になって向き合う。

やがて、職探しに奔走していたはるかは、やっとのことで応募した会社の最終面接にこぎつける。ところが面接の日、健二の母・敬子(前田美波里)が突然訪ねてきた! 健二からはるかが新太を返そうとしないと聞き、直談判にやって来たのだ。別れた夫への意地やシングルマザーとしてのプライドで新太の人生を台無しにするな、と詰め寄る敬子。彼女の言葉ははるかの胸に突き刺さり、最終面接へ向かう足をも止めてしまう...。

心が不安定になり、つい新太にもキツく当たってしまうはるか。事情を聞いた正宗は、息子を想う母親の気持ちは新太も分かっているはずだと諭し、はるかに自信を取り戻させようとする。「自信を持って下さい。はるかさんは僕が知ってる中で、最高のお母さんですから」――。思わず涙を流すはるか。正宗の優しさに、彼女の心は揺れ始める。

一方、正宗ははるかが初めて見せた涙に驚き、さらに心配を募らせていた。その様子を見た高志(山崎樹範)は、正宗がはるかのことを好きなのではないかと勘繰る。もちろん、そんな気持ちなどない正宗は全否定。しかし同時に、正宗は動揺せずにはいられなかった。陽子(優香)さんのことをずっと忘れなくても、いつか別の人を好きになる――高志が放ったその言葉に対しては、「そんなことはない」とハッキリ言い返せなかったのだ...。

そんな中、正宗の誕生日がやって来た。その日、コハルを保育園へ迎えに行った正宗は思わぬサプライズを受ける。なんと、コハルが部屋中に手作りのメッセージカードを飾り、「ハッピーバースデー」を歌いながら出迎えてくれたのだ! 陽子に代わって大切な正宗の誕生日を祝うため、コハルはずっと内緒で準備していたという。コハル、そして陽子への想いを強く再認識する正宗。その様子を陰から見ていたはるかは、正宗に少し傾きかけていた心をそっとしまい込むのだった...。

再就職先が決まったはるかは、新太と一緒に暮らし続けられることになった。かけがえのない親子の絆をさらに固め、歩き出したはるか親子。そして、正宗とコハルもまた確かな愛情、亡き陽子への変わらぬ想いでつながれ、歩き出すのだった。

 

第8話「大嫌いな2人」のあらすじ

正宗(相葉雅紀)はコハル(石井萌々果)を引き取ったことに関して言い争って以来、母・光代(室井滋)との連絡を絶っていた。どこかでずっと光代と向き合うことを避けていたのだ。そんな折、陽子(優香)の母・志織(朝加真由美)から電話がかかってきた。志織は正宗の両親に一度挨拶をしたいというが、正宗が頼んだところで光代が了解するとは思えない。そこで、正宗は父・清助(山崎一)から光代に話してもらうことに。しかし、光代は志織と顔を合わせはしたものの、正宗が置かれている現状に納得できず、「親が子の幸せを願うのは当然のことですよね?」と本音をぶつける。

そんな中、コハルは保育園のお遊戯会を間近に控え、心を躍らせていた。コハルはジャンケンに勝ち、シンデレラ役の座を獲得。正宗は張りきるコハルのために徹夜で衣装を作ったり、セリフの練習の相手をしたりしては幸せを噛み締める。ところがある日、正宗は保育士・友哉(村上信五)から信じられない連絡を受ける。コハルが親友の佳奈(大野百花)の衣装の飾りを引きちぎったというのだ。正宗は理由を問いただそうとするが、コハルは「自分は悪くない」の一点張り。しかも翌日、体調不良を訴え、保育園を休むと言い出した! 仕事を休むことのできない正宗は、やむにやまれず光代に看病を頼む。

コハルの存在を心からは認めることができずにいた光代。しかし、コハルの看病をするうちに、正宗が家事から育児まで娘のために一生懸命やっていることを知る。コハルとの生活を通して、何も出来なかった正宗がこんなに成長していたなんて...。親として息子の成長に喜びを感じ、思わず涙を流す光代。同時に、彼女の中でコハルへの愛情も膨らみ始めるのだった。

やがて仕事から帰った正宗は、コハルが佳奈の衣装の飾りを引きちぎった理由を知る。シンデレラ役を取られて嫉妬した佳奈が、正宗が徹夜で縫いつけたコハルの衣装の飾りをヘンだと罵倒した上に、陽子の悪口まで言ったというのだ。大好きな両親のことを悪く言われたコハルは悲しみと怒りで、佳奈の飾りを引きちぎったという。コハルの気持ちも十分わかる正宗だが、意地悪をした相手に同じことをするのはよくない。正宗は佳奈に謝るよう諭すが、コハルは断固拒否。謝らなければいけないのならばお遊戯会には出ないとまで言い出し、大喧嘩に発展してしまう。が、正宗の「陽子さんのように相手を思いやる心を持ってほしい」という言葉は、コハルの心に響き...。

そして、お遊戯会当日。正宗、光代、清助、志織らが見守る中、舞台は幕を開ける。コハルはシンデレラ役を佳奈に譲り、脇役として参加していた。ところが上演中、馬車の書割が倒れ、着替えている途中だった佳奈が観客の目にさらされてしまう。恥ずかしさで泣き出す佳奈。その姿を見たコハルは佳奈を助けるため、率先して書割を立て直そうとする。そんなコハルを嬉しそうに見守る正宗。ところがその直後、コハルがセリフを忘れてしまった! 呆然と立ち尽くすコハル...。居ても立ってもいられなくなった正宗は、思わず立ち上がってコハルにエールを送り、セリフのヒントとなる動作を繰り返す。やがて、コハルはセリフを思い出し、お遊戯会は無事終了するのだった。

上演後、コハルは佳奈、そして正宗と仲直り。一方、光代も正宗が今本当に幸せであることを実感し、息子が選んだ道を全面的に認める。そんな我が子の幸せを心底願う光代の親心は、正宗にも伝わっていた。正宗と光代――長らく衝突を繰り返していた親子は、ようやく本物の雪解けを迎えたのだ。

 

第9話「...そして僕は夢を捨てる」のあらすじ

来る4月に小学校への入学を控えたコハル(石井萌々果)のために、正宗(相葉雅紀)はランドセルを買ってやることに。お世話になっていた大家・澄子(大森暁美)の入院という心配事はあるものの、ふたりの生活自体は前向きに進んでいた。そんな中、ふたりをさらに前向きにさせるニュースが! なんと、正宗の写真がコンクールで入選したのだ。コハルとともに大喜びする正宗。しかし一方で、またも落選した木村(日村勇紀)はひどく落胆。複雑な心境を察した正宗は、木村のことを気にかけながらも、最終審査へ向けて走り出す。

最終審査の課題は「最後に撮りたい風景」。正宗はどんな風景を撮るべきか悩む。すると、コハルが「綺麗な風景を知っている」と言い出した。正宗はさっそくコハルと一緒に陽子(優香)の実家へ向かうことに。写真を撮るため、陽子が通っていた私立の付属小学校へ足を運ぶ。すると突然、この場所で陽子と交わした会話を思い出したコハルが目を輝かせ、陽子と同じ静岡の小学校へ通いたいと言い出した! しかし、プロのカメラマンになりたいと考えはじめていた正宗は困惑する。コハルが望む学校へ行かせるためには、もっと収入が安定した仕事に就かなければならない...。コハルの願いを叶えることは、正宗が自分の夢から遠ざかることを意味していたからだ。

しかし、まだ幼いコハルには自分の発言が何を招くのか分かっていなかった。すっかり陽子と同じ学校へ行く気になっているコハルは、大喜びで保育士・友哉(村上信五)に報告する。正宗も了承していることだと思い違いをし、コハルに「パパは写真のお仕事を辞めるの?」と尋ねる友哉。その瞬間、コハルは事の重大さに気づいてしまう。正宗の写真にかける思いをよく知るコハルは、大きな葛藤が包まれ...。一方、正宗も悩み抜いていた。プロのカメラマンを本格的に目指せば、この先どんどん仕事に割く時間も増え、経済的にも厳しくなっていく。それは結果的にコハルの今後の人生を狭めて、我慢させることにつながるはずだ...。コハルの幸せをいちばんに考えたいと願う正宗にとって、それは耐えがたいことだった。

やがて考え抜いたコハルは、正宗に陽子と同じ小学校には行かない、と伝える。しかし、コハルが自分のために我慢していると察した正宗は複雑な心境に陥り、最終審査へ向けて集中できない。その様子に苛立ちを覚えた木村から「中途半端な気持ちでやるなら、やめてくれ」と厳しい言葉をぶつけられた正宗は、言い返す言葉もなく...。

 遂に、最終審査の日がやって来た。ところが、澄子の容態が急変! ギックリ腰になって車椅子生活を送っていた夫・長市(八名信夫)は、ひとりで車椅子を押して病院へ向かおうとする。「最期にそばにいてやりたい」――先を急ごうとする長市を見た正宗は、陽子に会えなかった後悔を長市にさせないよう、車椅子を押すのを手伝うことに...。さらに、幸いにも危険な状態を脱した澄子と長市の固い絆を目の当たりにした正宗は、ようやく「最後に撮りたい風景」の答えを見つける――!
「どんなに心に残る美しい風景を撮っても、そこに大切な人の笑顔がなければ、僕には意味がないんです」
 
 最終審査の面接を放棄した正宗は、写真スタジオに立っていた。そして、マネージャー・林(北村有起哉)にハッキリと告げる。
「ここの仕事を辞めさせて下さい」。

 

最終回「別れ~キミを忘れない!!」のあらすじ(ネタバレ注意)

正宗(相葉雅紀)は写真スタジオを辞め、コハル(石井萌々果)と一緒に静岡へ引っ越すことを決意。正宗から「静岡でも写真を続ける」と言われて心が晴れたコハルは、陽子(優香)と同じ小学校の受験に向けて前向きになる。しかし、正宗は内心、写真を完全に諦め、安定した就職先を探そうと考えていた...。

そんな中、正宗は最後の仕事として、カメラマン・剣持(大杉漣)の撮影アシスタントをすることに。すると突然、なぜか剣持は正宗に撮影させ、「これで面接は終了だ」と言い残して帰って行った! 実は、ニューヨークへ拠点を移すことになった剣持は、同行させるアシスタントを探していた。その候補として正宗に目をつけ、マネージャー・林(北村有起哉)に連絡し、抜き打ちでテストをしたのだ! カメラマンを目指す者としては願ってもないチャンス。しかし一度同行すれば、数年は日本、そしてコハルのもとを離れなければならない...。正宗は心が揺れながらも、この話を断るのだった。

その週末。コハルの入学金などで想定外のお金が必要になった正宗は、母・光代(室井滋)に借金をすることに。事情を聞いた光代は愛する息子と孫のため、お金を貸すことを承諾。しかし、正宗がコハルのためにニューヨーク行きの話を断ったことを聞いた光代は、「どういう決断をしようと、悔いのない人生を生きてほしい」と告げる。光代は自分のために人生を捧げてくれた父親に感謝しながらも、どこかで"父親は本当に幸せだったのかな"と思うことがあるという。親が自分自身のために生きることも子どもの幸せ――その言葉は正宗の心を再び揺らす...。

一方、正宗と光代の会話を陰で聞いてしまったコハルは、複雑な心境に陥る。たまらず正宗に「コハルのために写真のお仕事を辞めるんですか?」と問い掛けるコハル。正宗は「ちょっとお休みするだけ」と言って、無意識のうちに揺れる胸のうちを誤魔化すが、コハルには通用しなかった。それ以降、コハルは無口になり、考え事を繰り返す。その翌日、正宗が退職するにあたって、写真スタジオに新人・佐藤(櫻井翔)が入ってきた。さっそく引継ぎ作業に取り掛かった正宗だが、自分が夢から取り残されていくような感覚を覚えてしまう...。

そんな中、保育士・友哉(村上信五)、はるか(平岩紙)・新太(松本拓海)親子、高志(山崎樹範)が集まり、正宗とコハルのお別れ会が開かれた。すると突然、コハルが「正宗くんと静岡には行きません」と言い出した! 正宗の写真に賭ける思いをよく知るコハルは考えた末、静岡で祖母・志織(朝加真由美)と2人で暮らすと言い出し...そんなコハルの思いに触れた正宗は、激しく動揺する。その矢先、正宗はコハルと陽子が写った写真の裏に綴られた、陽子の文章を見つける。『正宗くんが自分の夢を見つけて、楽しく精一杯生きてくれますように! そして遠い未来に、輝いて生きている正宗くんにもう一度会いたい! それが私の夢です』――。

「僕、やっぱり写真をやりたいんだ」。翌朝、正宗はコハルに本音を打ち明ける。ニューヨークに行って絶対に夢をかなえ、できるだけ早くコハルのもとに帰ってくる――正宗の決意に、コハルは大きく頷くのだった。

やがて別れの日がやってきた。バスに乗って空港へ向かう正宗。笑顔で送り出したコハルも、思わず涙をたたえながらバスを追いかける。「正宗くん、頑張って下さい!」――正宗はそんなコハルのエール、そして2人で暮らした日々の思い出を胸に旅立っていった...。

月日は流れ、2012年――。書店には、新人写真家・笠間正宗が撮影した写真が掲載された雑誌が並んでいた。そして、正宗がコハルと出会った桜の木の下には、陽子と同じ小学校の制服に身を包んだコハルが立っていた。その場所へ向かうスーツケースを持った人影――それは約束どおり夢をかなえて帰国した正宗だった!

「ただいま」
「おかえりなさい」
2人の笑顔は以前よりも一層輝いていて...。

※テレビ朝日HPより引用

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