◆救命病棟24時 第4シリーズ
2009年8月11日からフジテレビ系列で放映。 「救命救急の崩壊」がテーマの医療ドラマ。
医療現場で様々な葛藤を抱えながらも成長していく医師の活躍ぶりや、患者とその家族との交流などを描いたホスピタルドラマ。
主演は、フジテレビドラマ「トライアングル」で刑事役を務めた江口洋介。W出演として、第2子出産以来の連続ドラマ出演となる松嶋菜々子が登場する。
⇒救命病棟24時 第4シリーズ 動画 (最終回の結末に注目!)
◆救命病棟24時の主題歌
DREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROL 「その先へ」
◆救命病棟24時~の出演者
進藤一生 ...... 江口 洋介
小島楓 ...... 松嶋 菜々子
鴨井千夏 ...... 北乃 きい
山城紗江子 ...... 木村 多江
澤井悦司 ...... ユースケ・サンタマリア
◆救命病棟24時のスタッフ
企画:和田行、中島久美子
プロデュース:小椋久雄、高丸雅隆、三竿玲子
脚本:二木洋樹、一色伸幸
演出:河毛俊作、佐藤祐市、水田成英、大木綾子
◆救命病棟24時の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2009年8月11日 | 待望の新シリーズ!救え!!救命の危機を | 20.3% |
| 第2話 | 2009年8月18日 | 救えない患者はどこへ | 18.3% |
| 第3話 | 2009年8月25日 | 命を救う者たちの選択 | 19.3% |
| 第4話 | 2009年9月1日 | 全力で救うことの意味 | 19.0% |
| 第5話 | 2009年9月8日 | こころを救う救命医 | 18.8% |
| 第6話 | 2009年9月15日 | 狙われた救命センター | 18.9% |
| 最終回 | 2009年9月22日 | 遂に感動の最終章!! | 19.3% |
◆救命病棟24時のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「待望の新シリーズ!救え!!救命の危機を」のあらすじ
結婚式場で倒れた花嫁を乗せた救急車は受け入れ先を探すが、どの病院も救命医が足りず、処置できないと受け入れを拒否する。そんな中、彼女の容態が急変し、新郎が運転手につかみかかり救急車は交差点の途中で急停車してしまった。その時、渋滞した車の列のタクシーから降りてくる1人の男。それは進藤一生(江口洋介)だった。
海南医大救命救急センターでは、受け入れを断ったにもかかわらず救急車が向かって来ていると聞いて看護師の鴨居千夏(北乃きい)たちが慌てている。この病院では、激務によって体力・気力共に尽きてしまった救命医たちが全員辞職してしまったのだ。しかし同乗してきた進藤は、この病院の救命に赴任したと見事な手際で手術を成功させた。救命の実情を知らされた進藤は、あらためて誰もいない医局を見て愕然とする。さらに、同じ病院の放射線科で働いている看護師、山城紗江子(木村多江)から、小島楓(松嶋菜々子)が医師を辞めたかもしれないと聞き驚く。
楓は法廷にいた。実は楓は、医療ミスを理由に訴えられ、医療裁判の真っ只中にいるのだった。そんな楓を進藤が訪ねる。楓は進藤との再会を喜ぶものの、救命医としてやっていく自信はないと話す。そんな楓に、進藤はそれ以上の言葉を失った。
進藤の救命センターには、各科からやる気のない臨時の医師が寄せ集められる。進藤の下には研修医、工藤亮介(石田卓也)がつくのだが、彼も早く研修をおわらせたいと救急医療には全く興味がない。そんな時、救命センター再建のため、優秀な外科医・澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)が医局長として赴任。だが、澤井は医療の現状を訴える講演に力を入れているようで、現場にはほとんどいない。たまに顔を出すと、患者の受け入れを拒まない進藤と、救命要請だけで患者をトリアージする澤井の考えはとことごとく対立。
しかも、澤井は先日の花嫁受け入れで問題が起きたと進藤に突きつける。緊急の帝王切開で産まれた子供に何か問題が起こったら訴えると、新郎が騒いでいるのだ。進藤は、ここでも日本医療の現実を知らされた。
そんな時、とある工場で集団食中毒と思われる事故が発生。進藤は要請された11名を受け入れようとする。しかし、進藤赴任以来、休みなしに働かされているスタッフは疲労困憊。白けたムードの中、患者たちを迎えることに。大人数の受け入れなのだが、澤井は今回も講演のためと出かけてしまった。澤井は食中毒なら問題も起きないと思ったのだが...。
食中毒と思われる患者が続々と運び込まれる中、進藤は楓からの緊急要請を受ける。楓は、野球をしていてバットが頭にあたった子供の救急車に同乗していた。しかし、今の進藤の救命センターに受け入れる余裕はない。進藤は、そこにいるのは誰だと楓に問いかけ、電話を切った。その言葉に、楓はたらい回しにされる救急車を停車させて、子供の緊急手術を始める。
大量の患者の搬送に、紗江子も手伝いに来た。なんとか話の出来る患者を見つけたのだが、食中毒を出したと思われる弁当は食べず、お茶しか飲んでいないと言う。進藤は、毒物中毒の疑いを持つ。その疑いは的中。工場に残されたお茶から毒物反応が出た。しかし、特定された毒物の解毒剤が海南医大には備えられていない。紗江子は、薬を取りに他の病院へと急ぐ。
楓の緊急手術によって一命を取り留めた子供は、ようやく受け入れを認めた病院に転送された。楓が子供を病院に運び込むと、紗江子に声をかけられた。楓は紗江子とともに、海南医大へと急ぐ。そして、進藤たちに協力して一刻を争う患者たちに解毒剤を投与。進藤が受け入れた患者たちを助けることに成功した。
一同が、ホッとしていると1人の患者がショック状態に陥る。進藤は、その患者が毒物のストレスで心筋梗塞を併発したと診断。すぐに手術に入ろうとした時、澤井が帰ってきた。この時、進藤たち救命スタッフは澤井の素晴らしい手技を知ることになる。
夜が明けた。今度こそ一段落と顔を洗った進藤は、薬を飲んで屋上へ。そこに楓が来た。進藤の考えは正しかったと告げる楓は、海南医大の救命医になりたいと頭を下げる。
医局に戻ろうとした進藤は千夏に呼び止められる。千夏は、先日訴えると息巻いていた新郎からの封筒を進藤に手渡す。赤ちゃんに異常は見られなかった。封筒には、夫婦と赤ちゃんの幸せそうな写真に、進藤への礼が書かれていた。また、赤ちゃんの小さな手形も同封されていて...。
第2話「救えない患者はどこへ」のあらすじ
海南医大高度救命救急センターに赴任した進藤一生(江口洋介)は、医局長、澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)と患者の受け入れについての考えがすれ違う。また、同センターの人員不足とチームワークの悪化は深刻化。
そんな時、法廷で証言する小島楓(松嶋菜々子)を澤井が訪ねた。楓を救急医として病院に迎えたいという澤井に、楓は当惑しながらも翌週から赴任することを約束する。その足で、澤井は楓の原告、畑田智行(勝部演之)と接触した。
あわただしくミーティングが行われている救急センターへ、澤井は畑田と、孝実(水谷理砂)を連れてきた。楓の事情を初めて知った野口(矢柴俊博)らセンターの医師たちは動揺する。楓の係争を暴露し、他の医師たちの不安をあおるような澤井の行動に疑問を持つ進藤。その夜、進藤は澤井に説明を求めるが、明確な答えは得られない。
数日後、楓が救急センターに来た。しかし、医師たちの視線は冷たい。また、まるで楓を逆の手本にするかのように、患者に訴えられないよう必死になる。そんな時、進藤が病院の検査室で採血されているのを、丹原博嗣(趙珉和)が目撃する。救命の現場の激しさについて行けず、眼科へ戻った丹原は、進藤に対して憎悪を募らせていた。
一方、楓のもとに畑田がやってきた。澤井に連れてこられ、救急センターの実情を目の当たりにした畑田は告訴を取り下げると言う。楓は澤井の畑田への働きかけがあったと知り感謝。すると澤井は、救急要請ホットラインの受け入れ制限に協力するよう楓に求めた。
楓は告訴が取り下げられた件を医局で報告。と、そこに丹原が現れる。丹原は進藤の血液検査を暴露。アフリカで何があったのかと、勝手に持ち出した検査結果を突き出し、進藤に迫る。進藤はひるまずに、全てを打ち明ける。
実は、進藤はアフリカでミスをして、患者の注射針を自分に刺してしまい、HIV感染の危険があったのだ。静まり返る医局。そして、検査結果を見た進藤は静かに出て行った。工藤が置き去られた結果を見ると、陰性を示していた。丹原は、澤井から今回の行動は不問にするので救急センターから出て行くよう命令される。進藤の隠されていた一面を知った丹原は...。
ホットラインが鳴る。楓が受けると、火事で5人が熱傷を受けた模様。進藤は全員の受け入れを口にするが、澤井は3人と主張。今現在、全員が睡眠も取れずにいて、医師の数も足りないと澤井。楓は、しぶしぶ3人を受け入れると答えようとした。すると、受け入れは5人だと進藤とは別の声。丹原が戻ってきたのだ。楓は、5人全員の受け入れを告げる。
第3話「命を救う者たちの選択」のあらすじ
救命センターは、進藤一生(江口洋介)と小島楓(松嶋菜々子)を中心になんとか回ってはいるものの、このままではまた崩壊してしまうと澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)は病院へ働きかけ、体制を立て直すことを宣言する。
事故で重傷を負い、運び込まれた患者、立花のバイタルチェックをしている鴨居千夏(北乃きい)のところへ、元救急医の花輪勝司(板尾創路)がふらりと現れ、いつもの軽口をたたきながら、さりげなく患者のケアへのアドバイスをして去った。その様子を見ていた進藤は、過去のカルテを閲覧し、花輪の救急医としての実績を確認する。
花輪はかつての医局長・大山(築出静夫)の病室を訪れていた。自分が救命センターを辞めたことで、他の医師たちの負担が増え、大山が倒れたと責任を感じている。そんな花輪を大山の妻・芙美子(小林かおり)は慰めた。
外来で意識がもうろうとした初老の男性を診ている研修医の工藤亮介(石田卓也)。脳梗塞と診断し、患者を放射線科へ運ぶ。しかし看護師の山城紗江子(木村多江)が、糖尿病の低血糖の症状であることを指摘。澤井は救急看護認定看護師の資格を持つ紗江子を救命センターへ配置換えしようとする。だが、5歳の息子を1人で育てている紗江子は応えることができない。
交通事故で親子3人が運び込まれて来た。医師、看護師全員で処置に当たっている中、さらにもう1人の受け入れ要請があり、楓が受ける。ところが、ICUで千夏が診ていた立花が急変してしまった。千夏は、楓に助けを求めるが処置中のため手が空かない。取り急ぎの処置を命じられた千夏が走っていると、スーツ姿の花輪と激突。千夏は、花輪に立花を診て欲しいと依頼するのだが、大切な用事があると出て行ってしまう。
千夏の担当患者の容態は、刻々と悪化。野口(矢柴俊博)が来るのだが、役に立たない。と、花輪がやって来た。花輪の的確な処置が始まるのだが、今度は千夏が緊張してしまう。そこに、紗江子が現れて千夏を落ち着かせ、花輪をヘルプ。立花の容態は安定する。
実は、花輪はその日、親権を巡る調停に出る予定だった。遅れて裁判所に現れた花輪を怒る元妻の升美(秋本奈緒美)。花輪も非を認め、もう息子には会わないと言う。すると升美は、息子が書いた作文を見せた。作文には、父の花輪を慕う文章が...。升美は息子との約束を破らないことを条件に、これからもあって良いと告げた。そして、救命センターに戻れと...。一方、紗江子は澤井を訪ねていた。紗江子は、救命センターの一員にして欲しいと頼む。澤井は、優遇すると答えるが紗江子は他の人と同じ条件で良いと答えた。こうして、人員不足の救命センターに、強力な人材、紗江子と花輪が加わるのだが...。
第4話「全力で救うことの意味」のあらすじ
進藤一生(江口洋介)に付いている研修医・工藤亮介(石田卓也)は、そのやり方について行けないと、澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)に指導医の変更を求め直談判する。小島楓(松嶋菜々子)は、工藤が進藤に反発する様子を見てアドバイス。しかし、工藤は受け入れない。
鴨居千夏(北乃きい)は、人の死に慣れてきている自分に不安を感じていることを山城紗江子(木村多江)に打ち明ける。そんな中、千夏は骨折で運ばれてきた宇野喜久代(佐々木すみ江)が認知症であることに気づく。1年前に事故で孫を亡くしたことを忘れている喜久代に、どう接したら良いのか迷う千夏。そんな時、工藤は喜久代に孫が亡くなったとこを話してしまう。
悲しい現実を呼び戻された喜久代は号泣。工藤は立ち尽くすことしか出来ない。何とか落ち着いたと思った喜久代がICUから消えてしまう。千夏たちは総出で行方を追った。喜久代を発見したのは工藤。彼女は、孫のためにとクレヨンを買いに出かけていたのだ。
そんな喜久代は、喘息の発作で運ばれてきた少年・博明(澁谷武尊)を自分の孫だと思い込む。博明もその思い込みに合わせていた。工藤は、喜久代から絵のモデルを依頼された。と、そこにホットラインが入る。進藤は工藤を喜久世のもとに残す。面白くない工藤は、博明が書いてくれた絵を医局に持ち帰り、ゴミ箱に放り込む。荒れる工藤を、進藤は目で制して医局から出て行った。
博明がまた発作を起こした。進藤を呼ぼうとする千夏を制止し、処置を始める工藤。ところがその診断が間違っていて、博明は呼吸停止に。駆けつけた進藤たちが必死の処置を施す。その様子を見ていた喜久代は、またしても悲しい出来事を思い出し泣きながら回復を祈る。博明の心拍は一向に戻らない。と、呆然と見つめていた工藤が心臓マッサージを始めた。戻ってくれと、泣きながらマッサージを続ける工藤。すると、ようやく心拍が再開。博明は、一命を取り留めた。この出来事から、工藤は澤井への指導医変更の願いを撤回する。
第5話「こころを救う救命医」のあらすじ
小島楓(松嶋菜々子)の母、梓(赤座美代子)が病院を訪れた。裁判のこともあり、楓が震災で婚約者を亡くしてから1人でいることを心配していると言う。楓は複雑な思い。
子供がいることを同僚たちに隠して仕事をしている山城紗江子(木村多江)は、このところ残業が続いていた。その日も急患で遅くなることを電話すると、5歳の息子、剛史(浜多恵韻)は怒って電話を切ってしまう。動揺した紗江子は患者の処置でケアレスミスをしてしまう。紗江子の珍しいミスに、進藤一生(江口洋介)も心配。そんな時、佐伯透(西山聡)がぎっくり腰に。シフトの変更で夏休みが取れなくなった横溝静香(市川実和子)は、紗江子の夜勤回数の少なさに不平をもらす。すると、澤井は看護師たちに紗江子には子供がいることを明かした。
楓が担当した腰痛の患者、柏木聡子(りりィ)が、検査の結果、末期のすい臓がんであることが判明した。1人暮らしで家族がいないという聡子への告知を楓はちゅうちょするが、進藤に「自分が同じ立場だったら」と問いかけられ、聡子と向き合う決心をする。楓は聡子に真実を語った。聡子は静かに受け入れ、大好きな曲の入っているCDを買ってきて欲しいと楓に頼む。
そんな夜、高所から落ちた剛史が救命センターへ運び込まれてきた。驚く紗江子。付き添ってきた紗江子の母は、剛史が非常階段の柵に登っていたわけを話す。剛史は、いつもそこで紗江子の帰りを待っていたというのだ。
剛史は、無断でICUを抜け出した。見つけたのは澤井。澤井に促されて剛史はICUに戻る。事情を知った静香は、紗江子に夜勤の交代を申し出た。
楓が聡子に頼まれたCDを買って帰ると、ICUが騒がしい。聡子の容態が急変したのだ。進藤たちスタッフは努力するのだが、聡子は息を引き取ってしまう。聡子が1人ぼっちで死んでしまったと嘆く楓を、進藤は「お前がいた」と励ました。
楓は、聡子の葬儀に出席。すると、葬式にはたくさんの人々がいるではないか。みんな、教師をしていた聡子の元教え子だった。聡子の棺は、教え子たちの歌で見送られる。その歌は、楓に頼んだCDに収録されていたものだった。
佐伯が復帰して、紗江子も看護師たちに再び受け入れられ、救命センターはいつもの様子を取り戻す。だが、澤井は一本の電話をとっていた。電話の相手に、澤井は進藤の後任の件を示唆して...。
第6話「狙われた救命センター」のあらすじ
硫化水素で自殺を図った女性、上川由梨(野村佑香)が運ばれてきた。進藤一生(江口洋介)、小島楓(松嶋菜々子)らは、他の患者への影響を避けるため、駐車場で処置をする。同じ頃、手から血を流した男、浅越守(水橋研二)が救命センターを訪れていたが、澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)が外来へ行くよう促していた。また、澤井は救命センターの視察に来た国会議員の岡部宗一郎(佐戸井けん太)の案内もしていた。
その後、救命センターのホットラインにいたずら電話が相次いでかかってくるようになった。どうやら、原因は澤井に診察を断られた浅越のよう。澤井は、これ以上ことを荒立てたくないと楓とともに浅越を訪ねて謝罪。浅越も納得する。しかし、楓と澤井は帰り際に浅越と由梨のツーショット写真を発見。警察に通報する。
岡部は、救命医療改革の独立行政法人の諮問委員に澤井を勧誘。澤井は、改革のためには医師を辞めて尽力すると申し出る。その矢先、岡部が心筋梗塞で倒れた。澤井は、海南医大に岡部を運ぶ。その澤井と進藤の連携プレーで岡部は一命をとりとめ、ICUに移された。
その頃、意識が戻った由梨が「殺される!」と叫んで暴れ出した。由梨の証言から、進藤たちは自殺ではなかったことを知る。なんと、かつて交際していた浅越がストーカー化して由梨を自殺に見せかけて殺そうとしたのだった。澤井が警察へ連絡を取ると、浅越は自宅に帰されたとのこと。
不安を感じた進藤たちは、由梨を外科病棟へ移そうとストレッチャーを押して廊下へ。ところがそこには、浅越がバケツとナイフを持って立ちはだかっていた。進藤は、由梨をなんとかICUから出すのだが、その代償に刺されてしまう。さらに浅越はICUに押し入り、議員と知った岡部をたてに由梨を連れてくるよう要求。駆けつけた澤井も説得するのだが、浅越はバケツの液体を床にまき、別の液体を混ぜると脅す。進藤と楓、澤井の機転で何とか液体を奪うことに成功するのだが、浅越は自殺を図る。ICUになだれ込んだ警官たちを制した進藤は、自分の傷は省みず、浅越の処置にあたった。
一件落着した救命センターで、楓は澤井に呼び出された。澤井は、救命センターに翌月から5人の医師が来ると報告。さらに、医局長にと楓を指名する。医局長には進藤がふさわしいと申し出る楓。すると、澤井は進藤には病院を辞めてもらうと...。
最終回「遂に感動の最終章!!」のあらすじ(ネタバレ注意)
進藤一生(江口洋介)と小島楓(松嶋菜々子)は、研修医の工藤亮介(石田卓也)が睡眠導入剤を使っていることを澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)から聞かされ驚く。楓は工藤に無理をしないようアドバイスしようとするが、工藤は聞き入れない。
建築現場の事故でドクターカーの派遣要請がきた。澤井によりドクターカーの出動は禁止されていたが、進藤の判断により、楓と工藤、看護師の山城紗江子(木村多江)と佐伯透(西山聡)が現場に向かった。
資材の下敷きになったけが人が2人。楓はすばやく診断して、緊急性のないと見られる患者を工藤に任せ、重傷の患者とともに救急車で救命センターへ戻った。と、工藤が見ていた患者が急変。工藤は慌てて進藤に電話をして指示をあおぐ。進藤は現場に急行するが、工藤の緊急処置もむなしく患者は亡くなってしまう。その出来事以降、工藤は病院に来なくなった。
数日後、工藤が頭部の裂傷で救命センターに運び込まれてきた。衝撃を受ける進藤、鴨居千夏(北乃きい)。工藤は先日亡くなった患者の葬式に参列した後、飲めない酒を飲み、階段から落下したのだ。医局宛に、工藤から無断欠勤をわびるメールも届いたばかりだった。
工藤は、一命は取り留めたものの意識は戻らない。駆けつけた工藤の両親は、進藤の指導医としての不手際を責める。
翌晩、進藤は明らかに救急車を病院への足代わりに使っている患者を受け入れた。進藤の行動を責めた澤井は医師や看護師を集め辞職を表明する。救命改革機構の常任理事になるという。そして、楓に新医局長への就任を改めて頼む。困惑する楓。受け入れ患者を選別してスタッフの負担を軽減しなくてはいけないという澤井に「助けられる命を見捨てるのは犯罪だ」と意を唱える進藤。すると澤井は、医局に届いた工藤のメールを見せ、進藤に辞めて欲しいと突きつけた。
さすがに、こたえた進藤は工藤のベッドの傍らへ。楓は進み続ける進藤を心配し、休日をとるようにと頼んだ。翌朝、休みをとって病院を後にする進藤は、楓に医局長への就任を促す。
楓は医局長になることを澤井に告げた。澤井は病院を去り、救命改革機構の会議へ出席。そんな時、花火工場で火災が発生。大量の花火に引火して爆発を引き起こす事故が起こり、多数のけが人が出た。救命センターへ次々運び込まれてくる患者に楓らは懸命に処置を行う。さらに、救急から要請が入るが人手が足りない。澤井は辞職し、進藤は休んでいる。楓が医局長としての搬送拒否の決断を下そうとすると、進藤が現れた。すると、今度はICUの工藤の容態も急変。そこへドクターカーの要請も重なる。進藤は工藤を楓に託し、紗江子を伴って、現場へ向かう。
黒煙が吹き上げる現場で、消防士の退避命令も無視してけが人の処置にあたる進藤。そこに澤井が現れる。会議のしらけたムードに焦燥を感じた澤井は、帰り道にドクターカーとすれ違ったのだ。進藤は、これを最後の治療にして欲しいと澤井に頼む。進藤も澤井の医療改革に期待していたのだ。二人の連携プレーで最後の患者を搬送。と、その時、爆発が発生。進藤が気づくと、澤井が倒れていた。澤井は自分を置いて避難するよう進藤に告げる。だが、進藤は踏みとどまり澤井に応急処置を施し、救急車に乗せた。
紗江子の携帯に楓から電話が入る。進藤が代わると、楓は工藤の声を聞いて欲しいという。それは、工藤の生還を教える規則正しい心拍モニターの音だった。
数日後、工藤は順調に回復。澤井は退院することになった。進藤は、澤井に自分は病院を辞めないと話す。そして、澤井には自分や楓が倒れる前に、この国の医療を改革して欲しいと、事故現場に続いて繰り返した。
海南医大高度救命救急センターに、新たな医師たちが赴任してきた。こうして今日も、澤井に医療の未来を託した進藤や楓たちの仕事が始まって...。
※フジテレビHPより引用