臨場

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臨場

 

臨場の概要

2009年4月15日からテレビ朝日系列で放映。横山秀夫の同名の警察小説が原作のドラマ。

終身検視官の異名を取る破天荒な警察官が検視を通して数々の難事件を解決していくというストーリー。臨場とは、警察用語で事件現場に臨み、初動捜査に当たることを意味する。

主演は「ゴンゾウ~伝説の刑事」でも刑事役を演じた内野聖陽。ヒロインは松下由樹。

臨場 動画 (最終回の結末に注目!) 


臨場の主題歌

音楽:吉川清之 

 

臨場の出演者

倉石義男 ...... 内野 聖陽
小坂留美 ...... 松下 由樹
立原真澄 ...... 高嶋 政伸
一ノ瀬和之 ...... 渡辺 大
小松崎周一 ...... 伊武 雅刀
坂東治久 ...... 隆 大介 

 

臨場のスタッフ

原作:横山秀夫
プロデューサー:佐藤涼一、目黒正之、横塚孝弘
脚本:佐伯俊道、坂田義和
音楽:吉川清之
監督:橋本一、猪原達三、伊藤寿浩
制作:テレビ朝日

 

臨場の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月15日 鉢植えの女 14.1%
第2話 2009年4月22日 赤い名刺 14.5%
第3話 2009年4月29日 真夜中の調書 12.8%
第4話 2009年5月6日 眼前の密室 14.4%
第5話 2009年5月13日 Mの殺人 15.2%
第6話 2009年5月20日 罪つくり 14.6%
第7話 2009年5月27日 ユズリハの家 14.5%
第8話 2009年6月3日 黒星 15.6%
第9話 2009年6月17日 餞(はなむけ) 13.8%
最終回 2009年6月24日 十七年蝉 15.3%

 

臨場のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「鉢植えの女」のあらすじ

とあるマンションで男女の変死体が発見された。検視補助官の留美(松下由樹)、検視官心得の一ノ瀬(渡辺大)は現場に駆けつけるが、肝心の検視官・倉石(内野聖陽)の姿が見えない。所轄の刑事が怒りを爆発させていると、倉石が自宅のベランダで育てているキュウリをかじりながらやってくる。呆然と見つめる刑事に「朝採り!」と野菜を手渡すと、さっさと検視作業を開始する倉石。

一通り検視が終わった倉石は一ノ瀬に見立てをさせる。青酸化合物を所持していた女性による無理心中、という一ノ瀬の見立てに間違いはない。だが、「女はなぜ昨夜犯行に及んだんだ?」倉石の質問に一ノ瀬は激しく反発する。死因を究明するのが検視官の仕事、犯行に至った経緯などはわかるわけがない、というのが一ノ瀬の言い分だ。が、倉石は「死者のために検視で拾えるものは根こそぎ拾え!」と言うなり、一ノ瀬を現場に残し、留美とともに新たな現場へ向かってしまう。

郷土史研究家の上田(小島康志)が、自宅地下室で変死体として発見されていた。凶器はダンベル。倉石はためらい傷があることから自殺と見立てるが、何かにつけ倉石と対立する捜査一課の立原(高嶋政伸)は、してやったりとばかり壁に書かれた文字を示す。

「時来たり 須藤の山芋 うらめしや」。

立原によると、上田には須藤明代(筒井真理子)という知り合いがいるという。ということは、これは明代に対する恨みのダイイングメッセージ。立原は自殺ではなく殺人、しかも犯人は明代だと言い放つ。

しかし、倉石は自殺という説を曲げようとしない。留美らとさらに遺体を調べ、自殺であることを証明しようとする。一方、立原は上田が講師を務めていたカルチャーセンターの事務員・奈美(メイサツキ)から、上田と明代が不倫関係にあったことをつかむ。やはり男女関係のもつれから明代が上田を殺害した...。

他殺で捜査を進める立原に、自殺と見立てる倉石は捜査会議に怒鳴り込む。激しく対立する倉石と立原。立原は、刑事部長の小松崎(伊武雅刀)に倉石を検視官から外すよう直訴するのだが...。

 

第2話「赤い名刺」のあらすじ

とある事件現場。検視官心得の一ノ瀬(渡辺大)は、検視官の倉石(内野聖陽)らが見守る中、留美(松下由樹)を記録係に検視を行っていた。被害者の女性と言い争っていた元恋人の男性を確保したと息巻く所轄刑事。しかし、一ノ瀬は自殺だと断定する。首に抵抗した痕、吉川線もなく、絞め方も弱い。それらを総合的に判断しての一ノ瀬の結論に、倉石も異論はない。殺人だと思い込んでいた所轄をあざ笑うかのように、倉石も自殺と断定する。

一ノ瀬の鮮やかな仕事ぶりに捜査一課の立原管理官(高嶋政伸)も満足げだ。
「お前を見込んだのは間違いではなかった」。
立原の言葉に一ノ瀬は喜びを露にする。

珍しくご機嫌で留美と飲んだ帰り、一ノ瀬は偶然以前付き合っていたホステスのゆかり(小嶺麗奈)と再会する。薬指に光るルビーの指輪を自慢するゆかり。まだ婚約とまではいかないが、どうやら結婚が近いらしい。しかも相手は一ノ瀬が知っている男だと言う。そんなゆかりから「私、とっても好きだったよ、イッちゃんのこと」と真顔で言われ、一ノ瀬は言葉を失ってしまう。

そのゆかりが遺体としてアパートの自室で発見され、倉石たちに臨場要請がくる。ぶらさがり健康器にロープをかけ、首を吊っている姿を訪ねてきた母・尚子(松本留美)が発見したという。ゆかりの突然の死に呆然となる一ノ瀬。自分に関係がある人物とわかり、しかも殺人となれば、自分の出世の妨げになる。一ノ瀬は動揺を懸命に抑えつつ、倉石らと現場へ向かう。

そんな一ノ瀬の動揺を知ってか知らずか、倉石は検視を仕切れと命令を。「自殺であってほしい...」祈るような気持ちで検視を行う一ノ瀬。

その傍らで、倉石はゆかりの薬指の指輪痕を発見。しかし、一ノ瀬が見たルビーの指輪は現場から消えていた。さらにゆかりが着用していたワンピースには白い粉が...。いったい何の粉なのか?

そんな倉石たちを横目で見ながら、一ノ瀬はゆかりのバッグにこっそりと手を伸ばした。ゆかりの手帳には以前自分が渡した名刺があるはずだ。名刺が発見されれば、自分が殺人犯として疑われるばかりか、出世の道も閉ざされてしまう。一ノ瀬の手が手帳にかかったそのとき、死体検案の谷田部(小林高鹿)が入ってきた。一ノ瀬は思わず手を引っ込めてしまう。

谷田部の結論も定型的縊死であり、自信をもって自殺と断定する一ノ瀬。だが、倉石は「俺のとは違うな」と一言。これは殺人事件だと断定する。やがて一ノ瀬の指紋がゆかりの部屋から発見され、容疑者となった一ノ瀬は、窮地に追い込まれていく...。

 

第3話「真夜中の調書」のあらすじ

とある団地の自転車置き場で比良沢という男性の変死体が発見された。
現場に臨場した検視補助官の留美(松下由樹)は、交通課にいたころに顔見知りだった所轄刑事・佐倉(小野武彦)と再会する。佐倉はあと3カ月で定年、今回の事件が最後になりそうだと語る。

検視を始める倉石。凶器は小型のナイフ、傷が右半身に集中していたことから犯人は左利きと倉石は断定する。
一方、団地内の物置小屋に身を潜めていた容疑者と思われる男(河西健司)を佐倉らが確保した。連行される男に向かってトマトを投げる倉石。瞬間的に男は右手でキャッチする。

ということは、右利き?
「俺のとは違うな」倉石はいつものセリフを口にする。

男はここ2週間ほど団地内で目撃されており、大越という警察官に職務質問もされていた。凶器の小刀も発見され、男の指紋も検出されている。今回ばかりは倉石の見立て違いか?それでも倉石は男の無罪を確信していた。

現場に残されていた血痕のDNAの型が男のものと一致した。佐倉にその事実を突きつけられた男はついに犯行を自供する。男の名前は深見、近くの公園で寝泊まりするホームレスだった。かつては妻子もありホテルで働いていたが、子供の血液型から妻の浮気が判明。離婚後は一人で暮らしていたが、50歳を前にリストラにあいホームレスになったという。

しかし、倉石はそんな深見を犯人とするDNA検査の結果が納得できない。科捜研の技官に激しく詰め寄り、他の鑑定方法でやり直せと迫る。

倉石が深見犯人説を否定していると、留美から聞いた佐倉は激怒する。
35年間の刑事人生を馬鹿にするのか!怒りが収まらない佐倉。だが、留美に倉石が見立て違いをしたことがない、と言われ倉石の後を追うように改めて事件を調べ始める。

と、意外な事実が浮かび上がってくる...。

 

第4話「眼前の密室」のあらすじ

工務店の社長が何者かに殺害された。倉石(内野聖陽)らの見立てで容疑者を逮捕、取調べが行われるが、なかなか動きが見られない。なかなか情報を得られない新日新聞の愛(金子さやか)は、キャップの赤塚(橋爪淳)に言われるままに所轄刑事課長・大信田(石田圭祐)の夜回りに出かける。

大信田の自宅前に車を乗りつけ、大信田の帰宅を待つ愛。すると東都新報の皆川(小田井涼平)が現れた。取材対象の妻から情報を得ようとすることで有名な皆川。今回も大信田の妻・加奈子(原久美子)に気に入られたらしく、留守宅へと入っていった。

ようやく大信田が帰ってきた。ドアを開けようとする大信田に愛が捜査の進展について探りを入れると、署を張った方がいいとアドバイスを。どうやら容疑者は自供したらしい。愛が喜んで車に戻ろうとしたその時、ドアを開けた大信田は妻・加奈子の遺体を発見する。

倉石らの見立てにより加奈子の死因は絞殺と断定。立原(高嶋政伸)は17年前の苦い思い出を甦らせつつ、捜査本部を立ち上げる。17年前、あの時も警察官の妻が殺された...。

大信田の自宅前で張り込んでいた愛は、途中、近くで殺傷事件が発生したと連絡が入り、現場を離れたと証言する。その中断の間に大信田が帰宅してもわかるように、愛はドアの隙間に葉っぱをはさんだ。だが、戻ってきた時も葉ははさまれたままだったという。ということは、愛が現場を離れていた間も人の出入りはなく、殺害される前に加奈子が接触したのは皆川だけ、ということになる。

死亡推定時刻が皆川の訪問時刻と一致。立原らは皆川を追うが、その行方は杳としてつかめない。さらに事件当日、愛が張り込む前の午後7時ごろ、近くのそば屋が大信田宅へ出前を届けたが、加奈子が間違いだと追い返していたことがわかった。どうやら嫌がらせのようだが、大信田には心当たりはないという。

愛の張り込みを中断させた殺傷事件もガセネタだったことがわかった。立原らはキャップの赤塚からガセネタの出所を聞くが、匿名の通報が本社にあったということしかわからないという。立原は愛が不審者を見逃したのではと疑うが、赤塚は仕事に真剣に取り組む彼女にそんなミスはない、と反発する。

そのころ、一ノ瀬(渡辺大)は留美(松下由樹)から17年前警官の妻が殺害された通り魔事件について説明を受けていた。立原にとっても苦い思い出となっているその事件...。その事件とは? いったい17年前に何が?

 

第5話「Mの殺人」 のあらすじ

元アイドル、かおり(小島可奈子)の遺体が自宅マンション裏で発見された。一見、自室のベランダから飛び降りた自殺のように見えるが、倉石(内野聖陽)は唇周辺の焼けただれたような痕からクロロホルムを使用しての殺人事件であると断定。捜査一課の立原(高嶋政伸)は捜査本部を設置し捜査に乗り出す。

かおりと言えば、先頃婚約を発表した元サッカー選手の松川(友井雄亮)の元恋人。松川の婚約にショックを受けたらしく、テレビでの発表があった当日、どこかへ出かけるところを隣人に目撃されていたが、かなり落ち込んでいた様子だったという。さらにかおりの手帳には死亡した当日の午後10時に「M」という人物と会う予定が書き込まれていた。「M」=松川のことか?

かおりの所属事務所の大西(佐藤正宏)によると、松川の婚約にショックを受けたのか、かおりはかなり落ち込んでいたという。が、人気がなくなったにも関わらず、スター気取りのかおりに手を焼いていたとも。だが、そんな大西も事件当日、かおりが何者かと会う約束をしていたことは知らないという。

一方、倉石は、かおりが着ていた白いブラウスの袖口に残っていた茶褐色のシミと、背中のオレンジ色の粉が気になって仕方がない。クリーニング店の文(松金よね子)にブラウスを見せると、シミはコーヒー、粉はユリの花粉だという。倉石の睨んだ通りだ。が、かおりはインタビューでコーヒーが嫌いと答えていたとか。となると、なぜコーヒーのシミがついたのか?

かおりの部屋のベランダから元恋人、松川の指紋が検出された。松川は事件があった日の夜11時ごろ、かおりの部屋へ行ったことは認めたものの、その時すでにかおりは死んでいたという。手帳に残されていた「M」との約束は10時。しかし、松川は10時に行く約束などしていないと言い張る。

東京地検の早乙女検事(小木茂光)が早期解決を、と立原らにプレッシャーをかけてきた。指紋だけでは逮捕に持ち込めないと反論する立原だが、巷で話題となっている事件を迅速に解決することで世間にアピールしたいらしい。

クロロホルムが、松川の自宅近くの中学校から盗まれていたことが判明した。立原らは早乙女の命令で松川の自宅を家宅捜索、クロロホルムの小瓶と変色したハンカチを発見する。早乙女は立原に松川逮捕を促す。だが、松川が犯人ならクロロホルムを自宅に置いておくだろうか、倉石がこだわるコーヒーのシミも気に掛かる立原は逮捕に踏み切れない。

そんな立原に業を煮やした早乙女は、小松崎刑事部長(伊武雅刀)に圧力をかける。小松崎は立原に、明日までに松川を無実とする証拠を見つけなければ、立原を捜査から外すという。

立原が窮地に追い込まれたことを聞きつけた倉石。倉石はついに行動を起す...。

 

第6話「罪つくり」のあらすじ

解剖室を出た倉石(内野聖陽)らの目の前に心臓発作の急患が運ばれてきた。心臓マッサージも人工呼吸もやったがダメだと医師らにすがりつく患者の妻を見た小坂留美(松下由樹)はハッとなる。留美が見覚えのある女性だったのだ...。

新宿のシティホテルの一室から女性の死体が発見された。倉石を気に入らない所轄の神田(大河内浩)は病死と推理するが、倉石の見立てでは頚部圧迫による他殺。圧迫痕もなければ失禁の形跡もないが、体の大きい犯人がのしかかるようにゆっくり圧迫すれば、痕を残さず殺害することも可能だというのだ。倉石はさらに部屋にグラスが一つだけ残されていることにも不審を抱く。何者かが犯人の身元を隠すために、犯人が使ったグラスを持ち去ったのだろう。

被害者の身元が、売春や昏睡強盗での逮捕歴を持つ小夜子(小濱なつき)とわかった。自宅から大量の睡眠薬が見つかったことから、やはり小夜子は昏睡強盗を働こうとして殺害されたようだ。

留美は病院で見かけた女性、桐岡素子(あめくみちこ)のもとへ電話を入れた。かつて留美は素子の夫・洋介(須藤為五郎)が心筋梗塞で倒れたところを偶然介抱したことがあった。そのときは助かったのだが、今回は...。さすがの留美も洋介の死を知りショックを受ける。
 一方、一ノ瀬(渡辺大)は文(松金よね子)に洗濯物を出す。あの夜、あわてて駆け込んできた素子とぶつかってしまい、制服の胸に素子の口紅がついてしまったのだった。その口紅の跡を見た倉石が顔色を変える。

倉石は所轄の神田らに洋介の指紋を採取しろとアドバイスする。洋介は体重112kgの巨漢、どうやら倉石は洋介が小夜子を殺害したものと思っているらしい。そんな倉石に珍しく反論する留美。だが、心臓疾患を抱えた人間が昏睡強盗の小夜子に過量の睡眠薬を飲まされたら心臓発作を起こす可能性はある。さらに素子が夫の指示でグラスを持ち帰るなど証拠を隠滅した可能性もある。すべては指紋が出れば明らかになる、という倉石。

事件現場のホテルに残された指紋と洋介の指紋が一致した。だが、それでも素子が事件にかかわっているとは信じたくない。留美は、倉石に自分の本音をぶつけるが...。

 

第7話「ユズリハの家」のあらすじ

老人・義太郎(西沢利明)の変死体が自室で発見された。同居している娘の祥子(藤真利子)夫婦の証言によると、鴨居から首を吊っていたらしいが、倉石(内野聖陽)の検視では鴨居で首を吊って一気に死んだような痕跡は発見できない。寝たきりの生活を送っていた義太郎がわざわざ立ち上がり、首を吊るために鴨居に浴衣の帯をかけたりできたのだろうか?
鴨居の状況等、首すじの付着物...状況として、誰かが義太郎の首を絞めた可能性がある。
倉石は他殺と断定する。

解剖の結果、やはり何者かが義太郎の首を手で絞めたことが判明した。
さらに義太郎の首の付着物は松ヤニと判明。松ヤニは野球のロージンバッグにも使われているが、祥子らの息子・義樹(太賀)は野球部に所属している。しかも授業をサボりがちの義樹は義太郎に怒鳴られていたとか。怒った義樹が祖父に手をかけたのか...?
一方、夫の直樹(中村育二)も事業に失敗し多額の借金を抱えており、沖縄で再出発の話はあったが、義太郎が転居を嫌がるため動くに動けない状態が続いていたという。さらに直樹は今の勤務先で松ヤニから作るロジンアートという装飾品を扱っていた...。立原(高嶋政伸)は直樹を激しく追及する。

直樹らに疑いの目が向けられる中、倉石は一人現場の宮坂家へとやってくる。あくまでも義太郎は自殺だと言い張る祥子。だが、倉石は「俺のとは違うな」と他殺の証拠を探し回るのだが...。

 

第8話「黒星」のあらすじ

留美(松下由樹)はかつての警察学校の同期・春枝(渡辺梓)と15年ぶりに再会した。今では専業主婦として夫や子供たちと幸せな生活を送っている春枝。いまだに独身、仕事一筋の留美には自慢話にしか聞こえない。だが、春枝はお構いなしに同じ同期の久乃(川上麻衣子)の話題まで引っ張り出してきた。警察学校では仲が良かった3人が、3人とも同じ男性を好きになってしまい、結局久乃がその男性と結婚。春枝はその後警察を辞め、別の男性と結婚したのだが、今でもその男性と結婚していたら、と思うことがあると言う。思い出したくもない過去を口にする春枝に、つい感情をぶつけてしまう留美...。

翌日、春枝の遺体が自宅アパートの浴室で発見される。ショックを受ける留美。古ぼけたアパートで春枝は一人で暮らしていたらしい。留美には主婦としてのグチまで口にしていたのに...。死亡推定時刻に近い午後9時ごろ、春枝の部屋から出て行く人影を見たという目撃者が現れたが、状況から見て自殺した可能性が高い。私がひどいことを言ったから...留美は現場で泣き崩れる。

そのことを、倉石(内野聖陽)と立原(高嶋政伸)に告白する留美。一人寂しく暮らしていたことも知らずに...。自己嫌悪から立ち直れない留美に、倉石は春枝は自殺ではなく他殺だという。不審者の存在が気になる立原も、春枝の身辺を徹底的に聞き込めと部下に指示を出す。

一方、留美は春枝が送ってきていた自作の詩を書いたはがきを集め、詩に込められた春枝の思いを拾い集めようとする。そんな折り、久乃と夫の国広(春田純一)と再会。かつて憧れていた国広も今では所轄の副署長になっていた。留美は、久乃にもし春枝からもらった絵葉書があったら送って欲しいと協力を依頼する。

そのころ倉石は春枝がつけていたペンダントについて調べ始める。

本当に春枝は何者かに殺されたのか...やがて事件は意外な展開を見せ始める。

 

第9話「餞(はなむけ)」のあらすじ

定年を1週間後に控えた小松崎刑事部長(伊武雅刀)に呼び出された倉石(内野聖陽)は、差出人不明の一通の年賀状を見せられる。10年前から小松崎宛てに欠かさず送られてきていたが、なぜか今年だけは来なかったという。差出人が死んでしまったからではないか、と考えた小松崎は変死なら倉石のもとに情報が入っているはず、と思ったらしい。が、女文字の年賀状の消印を青梅と確認した倉石は、去年の青梅市内での変死はすべて男性と否定する。

青梅市内のアパートの一室から女子大生の変死体が発見された。一見自殺のようだったが、倉石は腹部の傷口から何者かが被害者を刺し、自殺に見せかけた殺人事件と断定。立原(高嶋政伸)らによる捜査が開始される。

近くの老人施設に入居している明代(佐々木すみ江)という老女が、徘徊していた森の中で凶器と思われるナイフを拾っていたことが判明した。刃幅などから女子大生殺害の凶器とみて間違いない。介護の職員の話しでは、明代はナイフを捨てた男も目撃したらしいが、認知症を患っている明代は何を聞かれても反応はない。似顔絵を作成したが出来上がったのは3歳ぐらいの男の子の顔。立原らもお手上げだが、倉石はなぜかその少年の絵に引っかかる。

被害者と仲が悪かった義父が容疑者として浮上するが、物証が得られない。犯人は返り血を浴び、その血を隠すために被害者の衣服を着て外へ出たはずなのだが...。倉石はドアに血痕がついていないことに疑問を抱く。
そんな折り、明代の遺体が発見された。川で溺死したようだが、他殺か、自殺か、事故か、さすがの倉石にも断定できない。改めて明代の周辺を探った倉石は、ある一つの確信を得る。

一方、明代が死亡した朝、一緒に森へと入っていく男が目撃されていた。その男とは...!?

 

第10話「十七年蝉」のあらすじ

主婦・寺島弥生の遺体が発見された。頭部左にあった打撲傷が致命傷かと思われたが、倉石(内野聖陽)は遺体の胸部に小さな穴を発見。撲殺ではなく射殺と断定する。発見された銃弾から使われた拳銃が17年前、倉石の妻・雪絵(京野ことみ)を殺害したものと同じ拳銃であることがわかった。

17年前...。一人の交番巡査がナイフで刺され、拳銃を強奪された。犯人は奪った銃で巡査を殺害し、逃走。その後主婦の大瀬恵美子、更には雪絵もその凶弾の犠牲者となった...。当時、立原は倉石に「ホシは必ず俺が」と約束したが、その後途中で捜査から外れ、事件は時効となってしまった。立原は苦い思いをかみしめつつ、17年ぶりに現れた犯人に怒りを新たにしていた。

弥生の葬儀に、17年前の事件で殺害された恵美子の夫・大瀬(大杉漣)が現れた。弥生が自分の妻と同じ拳銃で殺害されたと聞いて、駆けつけたのだという。大瀬は、久々に再会した立原に「犯人を捕まえて下さい」と頭を下げ去っていく。

深夜、一人17年前の捜査資料を読みふける立原。やって来た倉石に、立原は捜査資料から意外な事実が見つかったことを伝える。

今回の被害者・弥生の夫、弁護士の寺島(矢柴俊博)が、17年前の事件でも事情聴取されていたのだ。しかし、寺島にはアリバイがあった。そのアリバイを証言したのが、当時交際していた弥生、つまり今回の被害者だった。寺島がアリバイの証言を弥生に依頼、その後結婚したが2人の関係に亀裂が生じて、寺島が口封じのため弥生を殺害した可能性もなくはない...。

弥生の友人の証言から、弥生が17年前に寺島のアリバイを偽証していたことが判明した。
立原らは寺島の自宅の家宅捜査へ。雪絵を殺害した犯人が明らかになり、今回の事件も解決したと思われた。「奥様もきっと浮かばれる」と倉石を思いやる留美(松下由樹)と一ノ瀬(渡辺大)だったが、倉石は留美たちにこう言い放つ。
「俺のとは違うな...」。

寺島は犯人ではないのか? 留美たちが拾いきれていないものとは、いったい何なのか...!?

 

最終回「十七年蝉」のあらすじ(ネタバレ注意)

主婦・寺島弥生の遺体が発見された。頭部左にあった打撲傷が致命傷かと思われたが、倉石(内野聖陽)は遺体の胸部に小さな穴を発見。撲殺ではなく射殺と断定する。発見された銃弾から使われた拳銃が17年前、倉石の妻・雪絵(京野ことみ)を殺害したものと同じ拳銃であることがわかった。

17年前...。一人の交番巡査がナイフで刺され、拳銃を強奪された。犯人は奪った銃で巡査を殺害し、逃走。その後主婦の大瀬恵美子、更には雪絵もその凶弾の犠牲者となった...。当時、立原は倉石に「ホシは必ず俺が」と約束したが、その後途中で捜査から外れ、事件は時効となってしまった。立原は苦い思いをかみしめつつ、17年ぶりに現れた犯人に怒りを新たにしていた。

弥生の葬儀に、17年前の事件で殺害された恵美子の夫・大瀬(大杉漣)が現れた。弥生が自分の妻と同じ拳銃で殺害されたと聞いて、駆けつけたのだという。大瀬は、久々に再会した立原に「犯人を捕まえて下さい」と頭を下げ去っていく。

深夜、一人17年前の捜査資料を読みふける立原。やって来た倉石に、立原は捜査資料から意外な事実が見つかったことを伝える。

今回の被害者・弥生の夫、弁護士の寺島(矢柴俊博)が、17年前の事件でも事情聴取されていたのだ。しかし、寺島にはアリバイがあった。そのアリバイを証言したのが、当時交際していた弥生、つまり今回の被害者だった。寺島がアリバイの証言を弥生に依頼、その後結婚したが2人の関係に亀裂が生じて、寺島が口封じのため弥生を殺害した可能性もなくはない...。

弥生の友人の証言から、弥生が17年前に寺島のアリバイを偽証していたことが判明した。
立原らは寺島の自宅の家宅捜査へ。雪絵を殺害した犯人が明らかになり、今回の事件も解決したと思われた。「奥様もきっと浮かばれる」と倉石を思いやる留美(松下由樹)と一ノ瀬(渡辺大)だったが、倉石は留美たちにこう言い放つ。
「俺のとは違うな...」。

寺島は犯人ではないのか? 留美たちが拾いきれていないものとは、いったい何なのか...!?

※テレビ朝日HPより引用

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