◆魔女裁判の概要
2009年4月25日からフジテレビ系列で放映。
裁判員制度をテーマに、巨額の遺産金をめぐる殺人事件と、その容疑者で"魔女"と呼ばれる女性にまつわる裁判をスピーディーな展開で演出したクライムサスペンスドラマ。
主演はこのドラマが連続ドラマ単独初主演となる生田斗真。このほか加藤あいや、大河ドラマ「天地人」にも出演中の比嘉愛未も登場。
⇒魔女裁判 動画 (最終回の結末に注目!)
◆魔女裁判の主題歌
福山雅治 「化身」
◆魔女裁判の出演者
吉岡徹 ...... 生田 斗真
渡部いずみ ...... 比嘉 愛未
奥寺梨華 ...... 末永 遥
田所秀雄 ...... 中村 靖日
相馬卓 ...... 平方 元基
内海信恵 ...... 松本 じゅん
井筒肇 ...... 山谷 初男
根津芳子 ...... 中村 果生莉
進藤亮介 ...... 渡邉 鉱平
柏木遥 ...... 忽那 汐里
柏木鏡子 ...... 石田 ゆり子
黒川竜一 ...... 鈴木 亮平
大沢陽子 ...... 宍戸 美和公
水島真紀子 ...... 滝沢 沙織
池内桐子 ...... 優木 まおみ
◆魔女裁判のスタッフ
脚本:前川洋一
音楽:Flagship
プロデュース:関卓也、小池秀樹
演出:加藤裕将、小原一隆
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ
◆魔女裁判の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2009年4月25日 | ある日僕らは裁判員になった...そして忍び寄る魔の手 | 9.0% |
| 第2話 | 2009年5月2日 | 脅迫陰謀...罠...買収...裁判員の危機 | 7.7% |
| 第3話 | 2009年5月9日 | 娘が誘拐...私は無罪です...危険な宅配便 | 8.5% |
| 第4話 | 2009年5月16日 | 衝撃の法廷!裁判員制度初の流血事件 | 7.2% |
| 第5話 | 2009年5月30日 | 被告自殺!裁判員裁判が初の中断! | 6.2% |
| 第6話 | 2009年6月6日 | 魔女自殺の真相 | 5.7% |
| 第7話 | 2009年6月13日 | 香織が拉致された...縛られたその虚ろな眼差し | 5.3% |
| 第8話 | 2009年6月27日 | 犯人は白!? 殴りかかる女 | 7.9% |
| 第9話 | 2009年7月4日 | % | |
| 第10話 | 2009年7月11日 | % |
◆魔女裁判のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「ある日僕らは裁判員になった...そして忍び寄る魔の手」のあらすじ
50人ほどの候補者が集まる中、徹は渡部いずみ(加藤あい)の隣りに着席。やがて入ってきた裁判官の北村武彦(野元学二)から、担当するのが東条ホールディングス会長・東条総一郎(早川純一)の殺人事件であることが告げられた。容疑者である被害者の愛人、柏木鏡子(石田ゆり子)が10年前にも夫を亡くして保険金を手にしたことから、世間では"魔女"と呼ばれ、またその公判は"魔女裁判"と呼ばれていた。
そんな注目を集めている事件だけに驚く候補者たち。裁判長や裁判官、検事、弁護士により質問手続きが終わると、抽選により裁判員6名、補充裁判員2名が発表される。嬉しそうな人、困惑する人、様々な反応を示す裁判員のなか、日当が手に入るという理由で喜ぶ徹。とある場所では、得体の知れない男・黒川竜一(鈴木亮平)が隠しカメラから送られてくるその一部始終を見て不気味な笑顔を浮かべていた...。
評議室に移り、裁判の流れの説明を受けた8人はお互いの素性がわからないよう色で呼び合うことになり、徹はオレンジ、いずみはホワイトに決まった。昼食になり、自分が話題の魔女裁判の裁判員になったことを恋人で新聞記者の本宮香織(比嘉愛未)に電話しようとした徹だが、同じ裁判員でブルーと呼ばれる相馬卓(平方元基)に注意される。物知り顔の相馬にムッとしながらも、徹は裁判員になったことに戸惑いを隠せず沈んでいるいずみに明るく声をかける。黒川は、食堂で過ごす裁判員たちの様子をモニター越しに眺めながら、1人1人の性格を分析していた。
そして裁判が始まった。法廷に入ってきた鏡子を思わずじっと見つめる徹。鏡子は起訴事実を全面否定する。検事・大沢陽子(宍戸美和公)による冒頭陳述が行われていると、傍聴席に取材でやってきた香織が入ってきた。顔を見合わせ驚く徹と香織の様子を、鏡子と弁護士・進藤亮介(渡邉紘平)は意味ありげに窺っていた。
裁判が終わり、評議室に戻ってきた6人は裁判長・美濃部学(岸博之)の進行に従い意見を交わしていく。相馬が保留、いずみは答えが出せずにいる以外は4人が有罪だと判断した。すると、急に部屋の電気が消え火災報知機が鳴り響いた。パニックに陥るメンバーの様子を観察する黒川。
1日目が終わりそれぞれ家路につく裁判員たち。いずみが家に帰ると郵便受けに何も書かれていない封筒があり、中には娘・舞(磯野光沙)の通園路が記された地図が入っていた。同じ頃、徹の部屋にも10万円が入った封筒が届いていた。直後、自らデザインしたTシャツが大量の買い注文されたとの連絡が入り、追加発注の前金としてその10万円を使ってしまった。
自宅前で気絶させられ連れ去られた田所秀雄(中村靖日)が目を覚ますと、周囲一面に自分が男性といかがわしい行為をしている写真が貼られていた。慌てて写真をかき集めている田所に一本の電話が入る...。さらに徹と食事をしていた香織の元には、鏡子の独占取材がOKになったとの知らせが入った。お互いの成功を喜び合う2人。そんな2人の笑い声をスピーカーで聞いていた黒川は、進藤に計画は順調だと報告していて...。
第2話「脅迫陰謀...罠...買収...裁判員の危機」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)が裁判員になって2日目を迎えた。自宅から幼稚園への道が記された謎の手紙が送られてきた渡部いずみ(加藤あい)は、娘にGPS機能の付いた携帯電話を持たせ幼稚園に送り届ける。わいせつ行為の写真を撮られ脅されていた田所秀雄(中村靖日)は、黒川竜一(鈴木亮平)の部下にされるがままに隠しカメラや小型イヤホンを体に取り付けられ評議室に向かう。
2日目の公判では、検事の大沢陽子(宍戸美和公)から被害者・東条総一郎(早川純一)の血痕と柏木鏡子(石田ゆり子)の指紋が残るレンガが証拠品として提出された。レンガで殴ったと指摘する大沢に弁護士の進藤亮介(渡邉紘平)は血痕は総一郎が自ら酔って転倒した際にぶつけたもので事故だと主張した。評議室に戻ってきた徹たちで話し合いが行われると、田所はイヤホン越しの黒川の指示に従い、無実を訴え始めた。急に鏡子をかばうような発言をする田所をいぶかしげに見つめる徹。
翌日、本宮香織(比嘉愛未)は鏡子の指名を受けて取材をするために拘置所に来ていた。指名した理由を訪ねる香織に鏡子は自分と似ていると感じたと話す。同じ頃、徹の元にセレクトショップから電話が入る。注文を受けて大量発注したばかりのTシャツがキャンセルなったという。あわてて発注を取り消そうとするも商品は出来ていて、徹は100万円の負債を背負うことに。
いずみの家でも冷蔵庫に入れて置いたケーキが無くなるという出来事が起きていた。拘置所で鏡子の口から"魔女"と呼ばれるゆえんになった幼い頃から身の回りで起きた不幸な出来事の話に聞き入っていた香織。鏡子は最後に娘の遥(忽那汐里)に会って欲しいとお願いする。
その日、奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)の元にもそれぞれの弱みをネタに無罪を訴える封書が届いていた。そして、足取り重く家に帰ってきた徹の部屋にも一通の封書が。そこには「無罪、成功報酬100万円」の文字が。以前、使ってしまった10万円が買収のためのお金だと知り愕然とする徹。
第3回公判では、殺害現場の写真がモニターに映し出された。悲惨な状況にいずみらは目を背けるが、鏡子は無表情に写真を見ていた。そんな鏡子を徹は探るように見つめる。評議では黒川に脅されている田所と梨華と内海が無罪を主張。前日の有罪から無罪に切り替えた梨華と内海を不審に思った徹は、帰り際に呼びとめ誰か接触してきた人はいないかと聞くが2人はそれを否定して帰っていく。徹は様子がおかしかったいずみにも声をかける。
いずみは身の回りで起こったおかしな出来事を話すが、その時、舞のGPSが幼稚園から動き出した。幼稚園に電話をすると、迎えが来て帰ったという。慌ててタクシーに乗り込む2人は...。
第3話「娘が誘拐...私は無罪です...危険な宅配便」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、GPSを頼りに幼稚園からいなくなったいずみの娘・舞(磯野光沙)を探してホテルへやってきた。ホテルに舞の姿はなく、携帯を拾ったという柏木遥(忽那汐里)がフロントに届けようとしているところだった。携帯を受け取ったいずみの元に義母・あさ子から舞と一緒にいるとの電話が入る。いずみから舞を迎えに行って欲しいと連絡を受けたと聞き驚くいずみ。直後、舞の携帯に無罪にするようにと電話がかかってきたが、聞こえてきたのは黒川竜一(鈴木亮平)がパソコンで作ったいずみの声だった。
呆然としているいずみに声をかける徹だが、いずみは一連の流れは自分の勘違いだったとごまかし、徹にも誰にも言わないように口止めをする。遥に話を聞くためにホテルに来ていた本宮香織(比嘉愛未)はそんな2人の様子を目撃してしまう。部屋に移った香織は、遥から鏡子(石田ゆり子)と総一郎(早川純一)とは本当の親子のように楽しく暮らしていたと聞く。
家に戻り、キャンセルになった大量のTシャツと100万円の請求書を前にため息をつく徹の携帯に黒川から電話が入った。無罪に転じて報酬100万円を受け取るか考えろと告げて切れた電話に苛立ちを募らせる徹。
翌日、香織が書いた新聞記事がマスコミで大きく扱われ騒ぎになっていた。紙面には鏡子を擁護するような記事と共に鏡子と遥と総一郎が笑顔で写っている写真が掲載されていた。評議室で裁判員たちが囲んでいた新聞を見て香織の元へ向かった徹は、記事の内容を非難するが反対にいずみとホテルで会っていたことを責められる。いずみから口止めされているため理由を話せず口ごもる徹にますます不信感を募らせる香織は、しばらく会わないと一方的に告げて去っていく。
3日目の公判が始まった。検察側の証人として東条家の主治医・杉山史子が証言台に立った。杉山は自殺した総一郎の妻が生前に鏡子にはめられたとこぼしていたと涙ながらに証言。すると、傍聴席にいた1人の男が鏡子を罵倒しながら柵を乗り越えてきた。男はすぐ取り押さえられたが公判は一時中断となる。休憩後、再開した公判に杉山の姿はなく証人尋問はなくなった。突然の展開に、黒川の気配を感じ取る徹。案の定、すべて黒川が仕組んだものだった。また、香織の元には遥から感謝のメールが届いた。
裁判員たちが評議室に戻ってくると、黒川の指示を受けた田所秀雄(中村靖日)が徹といずみに意見を求めた。いずみは黒川の存在に怯え無罪に切り替えるが、徹は有罪と言い切った。心配するいずみに徹は黒川の言いなりになるのは嫌だと言い、進藤弁護士(渡邉紘平)にも脅迫には屈しないと告げる。その場はとぼけた進藤だが、黒川に徹が危険人物であると話す。しかし、黒川は余裕で笑顔を浮かべていた。
その夜、徹の家に宅配便が届いた。何のためらいもなく荷物を受け取った徹だが、去って行った配達員は黒川だった。同じ頃、いずみの携帯にはメールが届いていた。そして、徹が荷物を開けると...
第4話「衝撃の法廷!裁判員制度初の流血事件」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)に黒川竜一(鈴木亮平)が届けた荷物には100万円が入っていた。
翌日、徹は評議室に集まった裁判員たちに自己紹介を提案する。名前を名乗ることで互いを信頼し、結束を固めて正々堂々と審判しよう説得を試みるが、相馬卓(平方元基)や田所秀雄(中村靖日)に反対される。直後にトイレに立った田所を怪しんだ徹は一緒に部屋を飛び出すが戻ってくるとイスに無罪にするよう書かれた紙が置かれていた。
第5回公判では検事側の証人として被害者の弟で東条ホールディングス社長の東条英彦(浜田晃)が証言台に立つ。英彦は、柏木鏡子(石田ゆり子)が遺産目当てに殺したと思うと言い切る。証言の様子をモニターで観察していた黒川は何かを考え込んでいた。
公判が終わるとすぐさま徹の携帯に無罪するように電話が入る。評議では、田所や奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)が積極的に無罪を訴え、渡部いずみ(加藤あい)もしどろもどろになりながら同意をするが、それらの会話はすべて黒川が書いたシナリオ通りだった。さらに徹がトイレに立つと、洗面台の鏡に大きく書かれた「無罪」の文字が。苛立ちを募らせていく徹。評議を終え全員が帰宅準備をしていると、徹がおもむろに電話で話しだした。徹は電話を切ると新聞記者の恋人が、鏡子が有罪という情報を得たらしいと言い部屋を飛び出していく。
徹を密かにつけてきた人物が入った部屋のドアで聞き耳を立てていると、後ろから徹に声をかけられた。その人物は田所で、徹の動きは脅迫者の仲間を探るための芝居だったのだ。問い詰められた田所は、黒川から許可が出たこともあり、脅されていたことを白状した。
帰り道、徹はいずみの家を訪ねる。娘の命を守るためにも徹も無罪に転んで欲しいと泣きながら謝るいずみの肩を優しく抱く徹。その2人の姿をガラス越しにカメラが捉えていた。その夜、徹は本宮香織(比嘉愛未)に会いに行く。脅されていることが言えない徹と、接見以来鏡子の無実を信じ始めている香織は気まずい雰囲気になってしまう。
翌日、香織は再び鏡子に接見する。疲れた様子で現れた鏡子は、信じていた英彦に裏切られたことがショックで心が壊れそうだと明かす。そんな鏡子を見た香織は事情を知るために柏木遥(忽那汐里)を訪ねる。そこで遥は、事件の1ヶ月前に総一郎が英彦に会社資金の使い込みを非難していたところを目撃したと話す。
6回公判では別荘の管理人が、事件発生当時は鏡子に頼まれて外出していたと証言。評議室では中間票を取ることになった。迷った末、無罪に挙手する徹。しかし、手を挙げたのは徹と相馬だけで、裁判官3人を含めた7人が有罪だった。愕然とする徹の元には「ビックリした?」と黒川からのメールが届き、アジトでは黒川が英彦に結果を誇らしげに見せていた。黒川が脅していた4人に有罪にするようにメールを送っていたのだ。
接見室で、鏡子に黒川に裏切られたことを告げる進藤亮介(渡邉紘平)。途中、遥からの電話で席を外し、戻ってくると血まみれになって倒れている鏡子の姿が...!
第5話「被告自殺!裁判員裁判が初の中断!」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、柏木鏡子(石田ゆり子)の自殺の知らせを聞き呆然とする。帰社したばかりの本宮香織(比嘉愛未)も鏡子自殺の一報を受け、再び会社を飛び出していく。
鏡子の状態がわからないためとりあえず解散することになった裁判員の面々。急展開の連続に頭を悩ませる徹の脇でしばらく沈黙していたいずみは、鏡子は買収組織に裏切られたのかもしれないとつぶやき、有罪に入れた自分に責任を感じていた。2人の会話をアジトで盗聴していた東条総一郎(早川純一)の弟・英彦(浜田晃)は自分が黒川竜一(鈴木亮平)がと手を組んでいたことがバレるのではないかと気が気ではないが、黒川は冷静に部下に情報を集めるように指示を出しつつも鏡子の行動の真意を探りかねていた。
鏡子は緊急手術を受け一命をとりとめた。裏切り行為に怒った進藤亮介(渡邉紘平)は黒川に抗議の電話をするが、黒川は平然と英彦と手を組んだことを話す。病院へ駆けつけた香織は、自分が進藤にかけた電話が席を外すきっかけになったことに責任を感じて涙を流していた遥(忽那汐里)を優しく励ます。家に戻っていた徹は、いずみの言葉を思い返して鏡子の無罪の可能性も感じ始めていた。
第6話「魔女自殺の真相」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)の前に姿を現した黒川竜一(鈴木亮平)は、有罪に入れればすべての問題は解決すると告げて去っていく。その帰り道、何者かによって借金の100万円が支払われたことを知り焦りが募る徹。一方、昏睡状態が続いていた柏木鏡子(石田ゆり子)が目を覚ました。本宮香織(比嘉愛未)が自殺の理由をたずねると鏡子は東条総一郎(早川純一)への想いを証明したかったと涙を流す。
ある日、渡部いずみ(加藤あい)へ舞(磯野光沙)を預けている義母・あさ子(児玉美智子)から電話が入った。あさ子は舞に有名私立小学校の受験を強引に勧めるが、その電話は黒川が仕掛けたものだった。いずみから舞の無事を報告され安心する徹は、黒川が鏡子側から英彦側に寝返り、借金を払ったのは進藤弁護士(渡邉紘平)だという推理を話す。真相を探るため進藤に会いに病院へ行った徹は柏木遥(忽那汐里)と対面。
遥に案内され鏡子の病室前で進藤を待つことになった徹は、吸い寄せられるように鏡子の病室へ入っていく。目を覚ました鏡子に話しかけようとするも進藤にみつかり外へ連れ出される徹に鏡子は香織を大切にするように声をかける。徹の問い詰めに観念した進藤が真相を語り出した。徹の推理は当たっていたが、黒川の正体までは進藤も知らないという。100万円は返す約束をした徹は、奥寺梨華(末永遥)と内海信恵(松本じゅん)が脅されているネタも聞き出した。
遥が香織に話したことで東西新聞が東条英彦(浜田晃)の会社資金使い込みを調べているとの情報を得た黒川は先手を打ち英彦の横領を隠蔽。上司に呼び出された香織は取材の中止を言い渡され、鏡子らにガセネタをつかまされたのではないかと責められる。
そんななか、裁判所からの呼び出しを受けて裁判員たちが集まった。美濃部裁判長(岸博之)から裁判の再開は鏡子が回復してからになると告げられる。帰り道、徹は内海と梨華の元へ行き、脅しに怖がらなくていいと話す。その夜、香織は記事の内容が鏡子に偏り過ぎているという理由で担当から外されてしまう。ショックを隠せない香織。
再び裁判所に裁判員が集められ鏡子の退院が決まり3日後に公判が再開されるとの報告がある。同時に、梨華と内海が裁判員を辞めることが発表された。徹が内海に盗んだ分の金額を渡して返済させ、梨華の婚約者にも風俗誌に載っているのは詐欺だと説得していたのだ。
2人の裁判員辞退に驚いた黒川はそれが徹の仕業であることを察し、さらに病室に設置していた隠しカメラに退院する鏡子が目線を送っているのに気付き悔しがる。すっきりとした表情で裁判所から帰る梨華と内海を笑顔で見送っていた徹といずみだが、直後、刑事がやってきて内海を捕まえた。約束が違うと徹に泣きすがりながらも連行されていく内海。同じ頃、梨華も真相がバレて婚約解消を言い渡されていた。突然の出来事に呆然としていた徹に黒川から電話が入った。怒る徹に黒川は約束を破った制裁だと告げながらも、自分も含めすべては魔女に操られたと話す。
香織は鏡子に担当から外れたことを報告に来ていた。落ち込んだ様子の香織を鏡子は優しく励まし、徹に頼るべきだとアドバイスをおくる。その帰り道、進藤に声をかけられた香織は徹といずみが一緒にいる写真を見せられる。内海や梨華のことを思い返し落ち込んで帰る徹。その矢先、香織から「助けて」と切羽詰った声の電話が入り...。
第7話「香織が拉致された...縛られたその虚ろな眼差し」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)が本宮香織(比嘉愛未)の部屋へ駆けつけると、香織は荒らされた部屋の中で怯え震えていた。「警察に話したら、もっとひどいことが起こる」と書かれたカードが残されていて、徹は香織にまで被害が及んだことに怒りがこみあげる。直後、今度は渡部いずみ(加藤あい)から「助けてください!」との電話が入った。家に行くと同じように部屋が荒らされていた。これらが黒川竜一(鈴木亮平)の仕業なのか、柏木鏡子(石田ゆり子)の仕業なのかがわからず困惑する徹は、とりあえず香織を自分の部屋に呼び寄せることに。
鏡子の病状も回復し、12日ぶりに公判が再開されることになった。裁判所にやってきた徹にいずみは部屋に残されていたメッセージカードには今まで黒川の手紙に書かれていたKの文字がないことを指摘する。裁判員席には辞退した奥寺梨華(末永遥)と逮捕された内海信恵(松本じゅん)に代わり、井筒肇(山谷初男)と根津芳子(中村果生莉)が座る。嬉しそうな井筒とは反対に根津は相変わらず沈んだ表情だ。徹はいずみの言葉やこれまでのことを思い返しながら、何かを探るように被告人席に座る鏡子をジッと見つめる。公判が終わり評議室に戻ってきた徹といずみは、根津の持ち物にカードをとめていたのと同じピンを発見する。2人は帰る根津の後をつけてみるが、根津はかつて夫からDVにあっていて姿を隠しているため怯えているだけとわかる。
徹が家に帰ると香織の姿はなく、部屋には「明日正午までに探せないと二度と会えなくなる」と書かれたカードが残され、メールで香織が拘束されている写真が送られてきた。進藤弁護士(渡邉紘平)や東条英彦(浜田晃)の元へ行き黒川の居場所を探るもわからず、徹は鏡子に面会に行く。鏡子は、黒川は目的のためなら何でもする男だと言いながらも、徹と香織を引き離すことは誰にもできないとつぶやき、写真には徹にしかわからない手がかりがあるはずだと告げる。同じ頃、根津の元には夫に居場所を知られたくなければ有罪にするようにと黒川からの脅迫状が届いていた。
鏡子の言葉を受け改めて写真を見直した徹は、香織の首元に特別な日にしかしないはずの徹が初めてプレゼントしたネックレスを発見して走り出す。徹が向かったのはネックレスをプレゼントした埠頭で、香織はそこで徹を待っていた。誘拐は香織の自作自演だったのだ。強い口調で責める徹に香織は徹を取り戻したかったと告げると、取り乱していずみのことを魔女だと言い出した。落ち着かせるように香織を強く抱きしめる徹。涙を流しながら謝る香織だが、その直後「私たちを引き離すことは誰にもできない」と鏡子と同じ言葉をつぶやいた。動きが止まる徹。一方、いずみは何者かが家に入ってこようとするのを感じ警戒するが入ってきたのは夫だった。安心して出迎えたいずみだが、それは黒川で...。
第8話「犯人は白!? 殴りかかる女」のあらすじ
吉岡徹(生田斗真)は本宮香織(比嘉愛未)の狂言誘拐が柏木鏡子(石田ゆり子)の差し金ではないか疑いつつ、そこまで追い詰めていたことを悔やみ香織を部屋に連れて来る。そこへ電話が入った。着信が渡部いずみ(加藤あい)からと知った香織はとっさに電話を隠すが、徹は履歴を見るとバイト先からとウソをついて表へ出る。電話は夫(鈴木亮平)が帰ってきたとの報告だった。夫の正体が黒川竜一であることを知らずに素直に喜ぶいずみ。
徹は部屋を荒らしたのが香織であることを謝り、香織のそばに付いていたいと裁判員を辞めると言い出した。奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)のこともあり、徹や香織の身の安全を心配するいずみ。部屋に残っていた香織はおかしな行動を始めていた。徹が部屋に戻ると、香織は引き止めるのも聞かずに帰ると出て行ってしまう。いずみは黒川にこれまでの出来事を報告していた。黒川は買収組織に憤慨するふりをして、自分が守ると預けていた舞(磯野光沙)を迎えに行くと言う。
翌日、何かを思いついた様子の徹は、GPS携帯を借りにいずみの家へやってきたが小声で話す2人を香織が隠れて見ていた。香織が鏡子の接見に向かうと柏木遥(忽那汐里)と遭遇。2人で接見するが、香織は涙で声を詰まらせてしまう。そんな香織に優しく声をかける鏡子。その夜、いずみが舞の有名小学校への推薦入学のお金を塾に支払ったことを義母・あさ子(児玉美智子)に報告していると、電話の声が突然変わった。
相手は水島真紀子(滝沢沙織)で、いずみが渡したお金は賄賂にあたり、舞を犯罪者の娘にしたくなければ有罪に入れるように告げて切れる。呆然とするいずみ。同じ頃、東条英彦(浜田晃)の元へ来ていた徹は黒川の居場所を教えろと詰め寄るふりをして、こっそりGPSを仕掛けていた。発信される信号を頼りにアジトを突き止めた徹だったが、すでに黒川らは引き払っていてもぬけの殻だった。
公判では進藤弁護士(渡邉紘平)が新たな証人を連れてきた。小学生の証人は、犯行時刻に別荘の窓に白い服を着た人を見たという。事件当日の鏡子は黒い服を着ており、進藤は鏡子以外に"第3の人間"が現場に居たことを訴える。評議では、黒川に脅されている田所秀雄(中村靖日)や根津芳子(中村果生莉)が証言は子供で信用できないと訴えたほか、井筒肇(山谷初男)までも真紀子に色仕掛けにあっていて有罪を訴えた。徹は証言の真偽を確かめるために実況見分を申し出る。
翌日、裁判官や弁護士や検察官が立会いのもと、裁判員による実況見分が始まった。いずみが白い服を着て窓際に立つと、見間違うことないほどはっきりと白い服が見えることがわかった。証言の信憑性が増し、慌てて証人に詰め寄る田所。事件現場では徹が東条総一郎(早川純一)に扮して事件を再現していた。いずみに背後から襲うふりを頼み、いすに座る徹。
直後、突然現れた香織がレンガを持って徹に襲い掛かる。とっさに避けたものの頭を殴られ倒れる徹。物音に驚き駆けつけたいずみと香織がもみ合いになり、さらに起き上がった徹も香織を止める。しかし、そのはずみで香織は窓から転落。その姿は鏡子とそっくりで...。
第9話のあらすじ
最終回のあらすじ(ネタバレ注意)
※フジテレビHPより引用