◆婚カツ!の概要
2009年4月20日からフジテレビ系列で放映。
百年に一度とも言われる大不況の時代、とある下町を舞台に結婚、家族、恋愛、友情などの悲喜こもごもを"婚活"を通して描いていくコメディドラマ。
主題歌は1980年代にヒットしたSUGARの「ウエディング・ベル」をPUFFYがカバー。
「ブラザーズ」以来11年ぶりにスマップの中居正広が主役を務める。ヒロイン役には上戸彩が抜擢された。
⇒婚カツ! 動画 (最終回の結末に注目!)
◆婚カツ!の主題歌
PUFFY 「ウエディング・ベル」
◆婚カツ!の出演者
雨宮 邦之 ...... 中居 正広(SMAP)
飛田 春乃 ...... 上戸 彩
深澤 茂 ...... 佐藤 隆太
村瀬 優子 ...... 釈 由美子
二瓶 匠 ...... 谷原 章介
雨宮 邦康 ...... 上田 竜也(KAT-TUN)
伊藤 勝 ...... 北村 有起哉
雨宮 邦夫 ...... 小日向 文世
高倉 真琴 ...... りょう
溝口 静子 ...... 風吹 ジュン
桜田周五郎 ...... 橋爪 功
増岡 文彦 ...... 田中 要次
◆婚カツ!のスタッフ
脚本:龍居由佳里、森ハヤシ
脚本協力:馬場康夫
演出:鈴木雅之、葉山浩樹、遠藤光貴
プロデュース:保原賢一郎、菊地裕幸
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ
◆婚カツ!の視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2009年4月20日 | 草食男子が就活で婚活!? | 16.3% |
| 第2話 | 2009年4月27日 | ウソは恋の始まり | 11.2% |
| 第3話 | 2009年5月4日 | プロポーズ大作戦 | 9.4% |
| 第4話 | 2009年5月11日 | 女からの愛の告白 | 9.9% |
| 第5話 | 2009年5月18日 | 女の涙男の涙... | 10.9% |
| 第6話 | 2009年5月25日 | 嫉妬がとまらない | 9.3% |
| 第7話 | 2009年6月1日 | 本気のプロポーズ | 10.9% |
| 第8話 | 2009年6月8日 | ずっと待ってる... | 8.9% |
| 第9話 | 2009年6月15日 | クニが好き! | 9.3% |
| 第10話 | 2009年6月22日 | そばにいてほしい | 8.8% |
| 最終回 | 2009年6月29日 | もう泣かせない | 10.5% |
◆婚カツ!のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!
第1話「草食男子が就活で婚活!?」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)は"就職氷河期"の真っ只中に3流大学を卒業し、とある企業で働いていたがこの不況の折り、職を失う。家からは今日もとんかつの匂いがただよっている。彼が最も苦手な油と肉が融合した香りだ。このまま仕事がなかったら、このとんかつ屋『とんくに』を継ぐしか生きる道はなくなってしまうのか!? 邦之は、それだけは避けたかった。しかし、この未曾有の大不況のなか、そう簡単に仕事はみつかりそうにない。
一方、邦之の住む町、春見区は雇用促進と少子化対策に頭を悩ませていた。区長の溝口静子(風吹ジュン)は、とりあえず形だけでもとばかりに若干名の臨時職員採用と、名ばかりの少子化対策チームの発足を決める。 臨時職員募集を知った邦之はすぐに飛びつく。意気込んで、面接に臨んだ邦之は、その時になって"既婚者であること"という採用条件があることを知る。邦之は、仕事を獲得したい一心で、結婚の予定がある、と嘘をついてしまった。無事就職は決定するものの、これが全ての始まりで...。
邦之の少子化対策課への初出勤の日がきた。面接試験で出会った初老の男性、桜田周五郎(橋爪功)や幼なじみの区役所職員、二瓶匠(谷原章介)の姿がありホッとする邦之。だが、伊藤勝(北村有起哉)と名乗るエリート風の男との出会いには緊張感が走る。
"採用されてしまえばこっちのもの"と思っていたが、いつの間にか"邦之結婚!"の噂が町に流れ、父親の雨宮邦夫(小日向文世)も大喜び。『とんくに』でバイトをする邦之の幼なじみで妹の様な存在の飛田春乃(上戸彩)も衝撃を隠せない。弟分の深澤茂(佐藤隆太)を中心に、地域をあげての大騒ぎとなってしまった。
その邦之に、茂が祝儀を渡す。大事なバイクを手放しての祝儀だと気づいた邦之は、茂に事の次第を打ち明けた。これは一大事と考え込む2人。その中で出た結論は、邦之が本当に結婚相手を探せば良いというものだった。
邦之は、しぶしぶ茂と一緒に人生最初の婚活パーティーに出席。と、そこに周五郎の姿もあるではないか。周五郎は、既婚と勘違いされての採用だったのだ。そこで、3人は気合いの入った女性参加者、村瀬優子(釈由美子)と出会う。さらに、そのパーティーの主催者は邦之の幼なじみ、高倉真琴(りょう)だった。
結婚への執着心なく参加していた邦之は、真琴に結婚は生半可な思いでは出来ないと言われてしまう。さらに、婚約者を紹介もしないことに腹を立てる邦夫からも、邦之が今存在するのはたくさんの奇跡が続いた結果なのだから、中途半端な・・・しまった。「奇跡」という言葉が邦之に強く響いたのだった。
邦之は続いて行われたアクア合コンに出席。そこでは、優子から真剣さが感じられないと言われてしまった。その言葉に、邦之は本気で婚活すると宣言する。
第2話「ウソは恋の始まり」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)は、既婚と偽って春見区の臨時職員として採用された。職を失いたくないため、邦之は婚活を始めるのだが、その事実は邦之を採用してくれた溝口静子(風吹ジュン)に知られてはまずい。また、邦之結婚の報は町内あげての騒ぎになり、御祝儀までもらってしまったため、父の邦夫(小日向文世)にバレる事も避けなければならない。
邦之は、自分と同じ境遇で採用された区の臨時職員、桜田周五郎(橋爪功)、幼なじみの深澤茂(佐藤隆太)と婚活に出かける。その日は、料理合コン。茂は以前の合コンで目をつけていた村瀬優子(釈由美子)に果敢にアタック。秘策があると邦之に語っていた茂は、自分がリカーショップのCEOでスタンディングバーも経営していると見栄を張り、優子とデートの約束を取り付ける。一方、邦之と周五郎は空振り。
はしゃぎながら商店街に帰ってきた茂に、邦之は自分の婚活をばらすなと釘を刺す。しかし、実家のとんかつ店『とんくに』に帰った邦之は驚く。なんと、高倉真琴(りょう)が来ているではないか。邦之と幼なじみの真琴は、久しぶりに地元に来たのだが、現在は婚活ビジネスプロデューサー。しかも、邦之たちが参加している婚活合コンのプロデュースをしているのだ。邦之はなんとか誤魔化そうとするのだが、飛田春乃(上戸彩)があれこれ聞き出して危険な状態。携帯電話で自分の危機的状況をメールした邦之は、真琴を連れ出した。詳しい事情を知った真琴は、邦之に早くみんなに事実を知らせた方が良いと諭す。だが、邦之は婚活を頑張るのでもう少し自分の嘘に付き合って欲しいと頼み込んだ。その様子を見ていた春乃は、2人の関係を誤解してしまう。
区役所にいても、邦之の不安は募る。同じ少子化対策課には、やはり幼なじみの二瓶匠(谷原章介)がいた。心配は、周五郎。案の定、匠の前で婚活の話を始める周五郎を邦之がたしなめようとすると溝口区長が現れる。トイレに場所を移した邦之と周五郎の話は、エリート職員の伊藤勝(北村有起哉)に聞かれてしまった。
その日の夕方、またしても面接で振り落とされガックリの春乃が帰ってくると、優子とのデートから戻って来た茂と会う。邦之の結婚相手が真琴だと思い込んでいる春乃は、上手く行ってないのかと尋ねる。すると、茂は邦之の婚活状況と勘違い。思わず、邦之に結婚相手がいないことを邦夫には内緒にして欲しいと言ってしまい、春乃は真実を知ってしまった。
当の邦之が帰ってくると、邦夫は店を早仕舞いしていた。春乃は邦之に、なぜ自分に婚活のことを教えてくれなかったのかと問う。春乃に、このことは内密にと邦之が頼んでいるのを今度は弟の邦康(上田竜也)に聞かれてしまった。
邦之の婚活は、周囲にバレ始める。最終的に溝口区長に知れてしまってはまずい。だが、その矢先、匠が知ることとなってしまう。
一方、茂は優子と良い感じでデートを繰り返す。しかし、偽りの自分を装っていた茂は、いつまでも真実を隠してはいられないと、優子をスタンディングバーならぬ酒店併設の立ち飲みに連れて来る。酒店での服に着替えた茂。あっけにとられた優子は、茂を罵りだす。真剣に付き合いたいと必死な茂。しかし、優子は許さない。と、表で話を聞いていた春乃が、邦之の制止も聞かずに乗り込んで、茂をかばう。すると、優子は婚活をしたことのない人には分からないと店を飛び出した。その優子に、邦之は自分も婚活では条件よりも人柄を知りたいと告げる。優子は邦之を認めながらも、考えは変わりそうもなかった。その様子を邦夫も見ていて...。
ついに邦夫にも邦之の嘘がバレる。結婚をなめていると怒る邦夫に、邦之は真面目に婚活をすると伝えた。
次の日、都の職員たちが溝口区長と少子化対策課を視察に来た。ところが、都の職員の中に先日の料理合コンに出席していた女性がいて、邦之たちに挨拶。慌てた邦之たちは、少子化対策課で婚活を調査中だと言い逃れ。気を良くした区長は、邦之を中心に区の婚活事業を進めるよう命令する。
第3話「プロポーズ大作戦」のあらすじ
仕事を続けるために婚活を始めた春見区少子化対策課臨時職員の雨宮邦之(中居正広)。自分の婚活もままならぬ中、溝口静子区長(風吹ジュン)への言い訳から、なんと邦之は少子課対策課の婚活事業のリーダーとなってしまう。
そんな中、邦之はヨガ合コンで知り合った金子杏里(山口紗弥加)という女性とメールのやりとりをする関係に発展。初めてのお食事デートでは、杏里からさりげなく実家に誘われ、機会があったらと返事をする邦之。せっせとメールのやりとりをしてくれる邦之に杏里は、結婚の可能性を確信する。しかし、邦之には、まだ結婚に踏み切るまでの気持ちがなかった。あせる杏里に、邦之は答えが出せず、振られたのか、振ったのか、分けの分からないまま終わってしまう。
一方、深澤茂(佐藤隆太)は、優子(釈由美子)の暴言からかばってくれた飛田春乃(上戸彩)の気持ちが自分にあると思い込み、告白のタイミングを計る。だが、なかなか、言い出せるタイミングがつかめない。
そんな時、邦之は区長に婚活事業の進ちょくを聞かれ、合コンパーティーの開催を宣言してしまう。気を良くした静子は、区のテレビ番組で邦之たちの婚活事業で結ばれたカップルを一週間後の放送で紹介すると公言してしまう。邦之は、二瓶匠(谷原章介)、桜田周五郎(橋爪功)と合コンを開くが、カップルどころか参加者ゼロ。とにかく、カップルを探そうとした時に邦之が閃いたのは、周五郎の人間関係。名ばかりの婚活窓口で、お年寄り相手の話を聞いていたのが周五郎。もしかしたら、お年寄りたちの中に、孫同士を結婚させようとしている人がいるかもしれない。3人は、必死でカップルを探しに走る。
区長との約束の日。邦之たちは、まだカップルを探せずにいた。腹を決めて、邦之が真実を区長に話そうとした時、周五郎が駆け込んでくる。なんと、結婚予定のカップルを連れてきたのだ。周五郎によると、もともと孫同士を一緒にしようとしていたお年寄りがいたとのこと。何はともあれ、この結果に区長はご満足。邦之たちもクビの危機を逃れたのだった。
邦之の実家『とんくに』で今回の件の祝賀会。喜ぶ匠たちに春乃も合流。邦之の奮闘を見ていた春乃は、目標と違う就職先が決まっていたのだが、やはりアパレルを目指すと決心。そんな中、茂は春乃に告白することが出来なくて...。
そんな『とんくに』の賑やかな声を、伊藤勝(北村有起哉)が聞いていて...。
第4話「女からの愛の告白」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)たちの春見区少子化対策課は、休日のゴルフ合コンを開催。二瓶匠(谷原章介)、桜田周五郎(橋爪功)は主催者としてゴルフ場に赴くが、くじ引きで負けた邦之は役所の窓口を担当することに。邦之は、いつまで区役所に結婚の予定があると嘘をついているつもりだと邦夫(小日向文世)に小言で送り出されて出勤する。
ゴルフ合コンには、邦之に頼まれた飛田春乃(上戸彩)、深澤茂(佐藤隆太)が参加。厳しく相手を値踏みする村瀬優子(釈由美子)もやって来た。しぶしぶ参加した茂だが、この機会に春乃にプロポーズするつもり。しかし、茂の計画は空回り。一方、優子はラウンド中に偶然出会った伊藤勝(北村有起哉)に惹かれる。
邦之が誰も来ない婚活相談窓口で暇を持て余していると、溝口静子区長(風吹ジュン)が撮影隊を引き連れてやって来る。静子は、自分が窓口で区民の相談を受ける姿を撮りたいと思いついたのだ。しかし、相談者は一向に現れず、気まずい雰囲気が漂い始める。困った邦之が、弟の邦康(上田竜也)に連絡すると友人を連れてきてくれた。区長もご満足。だが、邦康のうっかり発言で、邦之の実家がとんかつ店だと知った区長は、食べに行くと言い出した。邦之は、自分が区に嘘をついていることを快く思わない邦夫が、区長と直接対面したら大変だと止めようとする。しかし、区長の行動を止めることは出来ない。邦之は合コンを終えた春乃たちに再び助けを求める。
なんとか先回りをして実家に帰った邦之だが、その直後に区長たちが到着。驚く邦夫に、邦之は謝る。定食を出した邦夫に、区長は邦之の結婚をあれこれ尋ねようとする。すると、あれほど邦之の嘘を嫌っていた邦夫が話題を変えようとし始めた。そんな父の様子に耐え切れなくなり、ついに邦夫は区長に真実を話そうとする。その時、春乃が飛び込んできて邦之の結婚相手だと名乗った。すこし間をあけて、真琴(りょう)まで...。真琴を邦夫の婚約者だということにして、その場は上手く収まろうとした。だが、そこに勘違いした茂が、春乃に結婚を迫る。みんなで必死に茂を引きとめ、区長は邦之の結婚相手を春乃と思い込んだまま『とんくに』を後にした。
区長たちが帰ると、邦之は集まってくれた仲間に謝る。邦之たちは、茂も芝居に付き合ってくれたと思っていた。しかし、茂は本気。あらためて、春乃にプロポーズする。
その頃、区役所では匠が勝のデスクで、さくら事業商店街再開発事業素案という書類を発見し...。
第5話「女の涙男の涙...」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)は、少子化対策課で打ち出した婚活事業の視察と自らの婚活を兼ねて、高倉真琴(りょう)が主催する陶芸合コンに参加。しかし、これといった相手に恵まれない邦之の話し相手は、自然と真琴になってしまう。
少子化対策課の事業展開を相談する邦之だが、話題は深澤茂(佐藤隆太)にプロポーズされた飛田春乃(上戸彩)のこと。憧れのアパレル店でアルバイトを始めたばかりということもあり、春乃は茂への返事を保留していた。
元はと言えば溝口静子区長(風吹ジュン)を騙すため、春乃が邦之の婚約者を装ったことからの誤解で生まれた茂のプロポーズ。邦之は、その時に真琴も協力してくれたことを思い出して何かお礼がしたいと言う。すると、真琴はあることをお願いした。
春乃からの返事がもらえない茂はボーっとしっ放し。茂は春乃の返事もそうだが、邦之を含めた幼馴染3人の関係が壊れてしまうのではないかとも心配していた。邦夫(小日向文世)は、純真な茂を励ます。
春乃は、村瀬優子(釈由美子)や真琴と会うと茂への返事をどうするのかと問われる。結婚に関しての2人の違った見解を聞く春乃だが、今ひとつ煮え切らない。もしかしたら他に好きな人がいるのかと尋ねる優子たちに、春乃は否定するのだが...。
一方、二瓶匠(谷原章介)は都市開発部の伊藤勝(北村有起哉)が進めようとしている『さくら地蔵商店街再開発事業素案』を懸念。勝を呼び出して、開発事業の真意を尋ねる。だが、勝は答えるどころか邦之や桜田周五郎(橋爪功)の未婚を区長に隠していると匠を脅す。匠は、周五郎を誘って勝の動向を探り始める。
日曜日。邦之は真琴と、彼女の子供たちと遊園地に出かける。真琴はバツイチで子供たちを育てていたのだ。別れた夫も恨まず、子供たちと幸せそうに暮らしている様子の真琴に、邦之は感動を覚える。
邦之は真琴家族を連れて『とんくに』へ。ちょうど茂への返事を春乃に促していた邦夫もビックリ。真琴たちが帰ると、邦之も茂にキチンと答えるよう春乃に告げる。ついに決心した春乃は茂のもとへ、そしてハッキリと断った。さらに、春乃は他に好きな人がいるのかという茂の問いに、うなずく。
邦之が深澤酒店で茂を慰めていると『とんくに』に勝が入っていく。勝をつけていた匠と周五郎は、邦之に商店街の危急を告げる。『とんくに』から出てきた勝と邦之は対峙して...。
第6話「嫉妬がとまらない」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)は、幼少時の野球チームでバッテリーを組んでいた高倉真琴(りょう)と久しぶりにバッティングセンターへ行く。ゲージでひと汗かいた後、邦之は婚活バーの運営方法を真琴に相談。その時、ふと真琴が気になったのは深澤茂(佐藤隆太)のプロポーズに対する飛田春乃(上戸彩)の返事。真琴の問いかけに、邦之は残念そうに首を横にふった。
当の春乃と茂は、あれ以来ギクシャクしたまま。アルバイト帰りに『とんくに』に来た春乃に、邦夫(小日向文世)は茂に串カツを届けて欲しいとお願いする。仕方なく出前に応じる春乃だが、茂との会話は弾まない。すると、茂が暗い顔はダメだと春乃に笑顔を促した。邦夫の計らいで、春乃と茂の関係は以前に戻る。
相変わらず顔の生傷が耐えない二瓶匠(谷原章介)が役所に出勤すると溝口静子区長(風吹ジュン)に呼び出された。実はこの傷、奥さんにつけられていたらしい。区長は、さくら地蔵商店街出身の匠に再開発計画を進める都市開発課の手伝いを要請。再開発には反対の匠だったが、区長の命には逆らえない。
その頃、邦之は伊藤勝(北村有起哉)に商店街乗っ取りの本心を尋ねていた。勝は、文句を言うのなら対案を出すようにと去って行く。少子化対策課に戻った邦之は、匠に勝の計画の対案を考えようと迫る。だが、区長命令を受けてしまい家族を持つ匠に、もはやその気力はなさそう。
茂の立ち飲みコーナーに邦康(上田竜也)の友人、茂木秀郎(風間俊介)が邦之を訪ねて来た。秀郎は婚活を始める気になったのだ。そこに現れた春乃に秀郎の視線が釘付け。気づいた茂は、春乃には好きな人がいると制するが、それが誰なのかは分からない。
秀郎の訪問理由を聞いて喜ぶ邦之だが、茂たちとの話は商店街の再開発計画に。止めるのは難しそうだと言う邦之を茂が一喝。茂は邦之の結婚が決まったと商店街が盛り上がった日を思い出せと言い、さらに自分は商店街に来た人々の恋の相談に乗って、明るい奇跡を起こしたいと続けた。その言葉に、邦之は婚活バーを思い出す。
翌日、邦之は桜田周五郎(橋爪功)に茂の店の立ち飲みコーナーを婚活バーにすることを提案。深澤酒店を基点に商店街の活性化も図ろうという計画だ。同意する周五郎は、自身も大好きな猫好き合コンを勧める。
邦之たちに協力しようと、春乃は婚活バーの看板イメージを作成。出来栄えを褒める茂は真琴にも見てもらおうと言う。また、茂は邦之と真琴の関係が良い雰囲気ではないのかと話す。微妙な表情の春乃。と、そこに邦之が来た。茂は春乃が描いた看板イメージを見せるのだが、邦之は看板はいらないと即答。看板を出さないのは真琴の指導だと聞いた春乃の表情は、ますます微妙。プイと店を出て行ってしまった。
こうして、いよいよ茂の店で周五郎の提案通り、猫好き合コンが開催されることになる。一方、勝を中心とする都市開発課は、さくら地蔵商店街の人々を集め、再開発計画の説明会を始めた。
猫好き合コンに、なんと増岡文彦(田中要次)が自身の猫を連れて来た。本物を連れて来るのは違反だと邦之が猫を預かろうとすると逃げ出してしまう。混乱する会場。その時、茂は猫探し合コンと機転を利かせて、カップルで猫を探させることに。邦之は、真琴と猫を探す。その時、閉店した理容室の前で思い出を語る二人。猫を探して戻ってくると、匠が佇んでいた。
その時、邦之は幼い頃、勇敢に意地悪な子たちに立ち向かった匠を思い出す。そんな話をしていると勝が来て、匠に区役所へ戻ろうと促した。だが、匠は、商店街は自身の力で立ち直らせたいと告げる。また、匠は愛する妻の言いなりになっていたので、これからはキチンと向き合うと邦之に宣言。
そう言えば、合コンは...。邦之が思い出したとき、参加者が戻って来た。それぞれに良い雰囲気のカップルが出来上がっている。増岡の猫を探し当てた秀郎も相手を見つけていた。
次の日、区役所に出勤した匠の顔から、絆創膏が消えていた。また、深澤酒店では茂が、春乃の好きな相手に気がついて...。
第7話「本気のプロポーズ」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)が、飛田春乃(上戸彩)の想い人...。春乃から「好きな人がいる」とプロポーズを断られた深澤茂(佐藤隆太)は、そんなことに思い当たる。当の邦之は全く気づいていない。それだけに、茂は邦之の春乃への微妙な言動に敏感になっていく。
そんな時、さくら地蔵商店街には伊藤勝(北村有起哉)が指揮する区の再開発計画が具体化して迫っていた。勝の都市開発化は商店主たちに立退き料を支払うことで、再開発を一気に進めようとし始める。
一方、桜田周五郎(橋爪功)はスイー合コンに参加。その会場で周五郎は、及川知子(鷲尾真知子)という女性に気に入られた。周五郎は、押しの強い知子に辟易。そんな姿を見かねた村瀬優子(釈由美子)に助けてもらう。すると、自分を避けようとする周五郎と優子の行動に知子は怒りを爆発。周五郎は、まずいことに自分が区役所で仕事を続けるために婚活をしていることを知子に話してしまっていた。
周五郎の報告を、邦之が茂の店で聞いていると、春乃や邦康(上田竜也)たちがやって来た。話題は、邦之の婚活に。春乃の目の前で繰り広げられる邦之への恋に関する周囲の突っ込みに、茂は気が気ではない。だが、茂の心配をよそに邦之と春乃はいつものように振舞っていた。
邦之は、二瓶匠(谷原章介)、周五郎と勝の再開発計画への対抗策を練り始めるのだが、なかなか良い案が浮かばない。その頃、区役所のファックスは溝口静子区長(風吹ジュン)に宛てた区役所への不正就職者を告発する怪文書を吐き出した。怪文書は他のファックス文書に紛れつつも、区長の手元に近づこうとしている。
『とんくに』や深澤酒店には、高倉真琴(りょう)がちょくちょく顔を出すようになっていた。真琴が婚活事業のアドバイスをしているからでもあるのだが、彼女の子供たちも邦之になついている様子。また、幼少期にバッテリーを組んでいたこともあるためか、邦之と真琴の相性も良さそう。そんな2人を見ている春乃の表情は微妙だ。
そんなある日、深澤酒店の婚活バー開店祝いを持ってきた真琴の携帯が着信。電話に出た真琴の表情が強張る。なんと、長男が行方不明になったのだ。飛び出す真琴を邦之と春乃が手助けしようと追いかける。真琴や邦之たちの心配をよそに、長男は『とんくに』に来た。先日、来た時にミニカーを忘れたのだ。戻ってきて息子の無事を喜ぶ真琴を見ていた邦之は...。
次の日、匠が深澤酒店に来た。邦之と飲む匠は、真琴との関係を聞く。傍らにいた春乃の耳にも入ってしまうが平静を装っている。しかし、匠の話が邦之と真琴の結婚になると、さすがの春乃も動揺。店を出た春乃を追いかけた茂は、邦之が好きなのだろうと尋ねる。春乃は認めながらも邦之たちには言わないでくれと茂に頼む。
翌日、邦之は真琴にキャッチボールをしながらプロポーズ。だが、真琴はキッパリと断った。昔と同じようにいつまでも、ピッチャーとキャッチャーの距離感でいたいと言う真琴に、邦之も頷いた。
区役所では、とうとう怪文書が区長の目に留まる。呼び出されたのは周五郎。非を認め、役所を辞すと周五郎は区長室を出る。しかし、入れ違いに邦之が来た。邦之は周五郎をかばい、今まで自分がついてきた嘘を全て区長に打ち明ける。こうして、邦之は区役所を去ることになった。
家に帰った邦之は、邦夫に無職となったことを報告。邦之は、邦夫から店を手伝えと言われると思っていた。しかし、邦夫からは家には邦之を雇う余裕はないと言われてしまう。
第8話「ずっと待ってる...」のあらすじ
雨宮邦之(中居正広)は区役所を辞めた。さらに邦之は邦夫(小日向文世)から『とんくに』で仕事をさせるつもりはないと言われてしまう。無職に戻った邦之は深澤茂(佐藤隆太)の店で時間をつぶし、就職情報誌などを読んでいた。そこに、飛田春乃(上戸彩)が来る。春乃の邦之への想いを知った茂は一計を案じ、翌日に3人で遊びに行こうと誘う。
午前中にさくら地蔵商店街の住民たちへの説明会があると邦之が断ろうとするが、茂は午後からでも良いだろうと、半ば強引に邦之に頷かせた。邦之が帰ると、茂は春乃に自分は行かないと宣言。翌日は春乃の誕生日。春乃を邦之と2人っきりにさせようとする茂からのバースデープレゼントだ。
伊藤勝(北村有起哉)のさくら地蔵商店街の再開発に対抗する案を作るのは二瓶匠(谷原章介)と桜田周五郎(橋爪功)。周五郎がパソコンを駆使して作った資料を持って、匠は苦手とする区長の下へ。しかし、タイミングの悪いことに区長は自身への脅しとも取れるハガキを受け取っていた。匠は区長に直接会うことは出来ず、資料だけを置いて戻る。
次の日、匠と周五郎は自分たちの案を説明するために商店街に来た。邦之ももちろん匠たちと一緒。春乃は、茂に促されて一足先に待ち合わせの場所に向かう。途中、村瀬優子(釈由美子)に会う春乃。そこで、春乃は優子が意中の人を一人に決め、その男性にプロポーズをさせるという計画を聞く。
区役所では勝が区長に自分の計画を話していた。商店街のレトロな雰囲気は残すものの住人には立ち退いてもらい、大手フランチャイズ店を誘致するという計画。区長の了承を得た勝は、続いて『川ちゃん酒場』の川端社長(田窪一世)に報告する。
匠は商店街のさくら地蔵を利用した縁結びで街の活性化を図る案を住人に話すが、反応は悪い。慌てて補足説明しようとする邦之だが、誰も聞こうとしない。とんかつ店の息子のくせにとんかつも揚げられないようないい加減な男との住人の売り言葉に買い言葉。邦之はとんかつを揚げると宣言してしまう。
春乃たちとの待ち合わせ時間が迫る中、邦之は『とんくに』に商店街住人を集め、とんかつ作りを始める。しかし、邦之にとんかつ作りの技術があろうはずもない。呆れ顔の邦夫。だが、邦之が作るとんかつの判定はいつしか邦夫がやり始める。厳しい邦夫の注文に邦之のとんかつはなかなか出来ず、商店主たちはあきれたり、空ききったお腹を慰めたり...。こうして、ようやく出来上がるのだが商店主たち全員がまずいと酷評。だが、邦之の努力は認められた。
と、そこに茂がやってきた。せっかくセッティングしたのに、とんかつを揚げていた邦之に怒る茂。邦之は、なぜ茂に怒られるのかが分からない。ついに茂は、春乃が好きなのは邦之だと教えてしまう。茂の真剣な表情に、邦之は待ち合わせの場所に急ぐ。そこでは、待ちくたびれた春乃が眠っていて...。
第9話「クニが好き!」のあらすじ
飛田春乃(上戸彩)が好きなのは、雨宮邦之(中居正広)だ。深澤茂(佐藤隆太)に告げられた邦之は、待ち合わせの場所に急ぐ。茂はデートさせようと思っていたのだが、2人はすぐ商店街に帰ってきた。また、茂は春乃が邦之に告白したのではと尋ねるのだが、何事もなかったとの答えにがっかり。その後、邦之がケーキを買ってきて深澤酒店で春乃の誕生祝が行われた。しかし、どちらからも告白はなかったものの邦之と春乃は、お互いに意識している様子。
次の日、春乃が仕事に行こうと商店街を通ると、町の人々の注目を浴びる。昨夜の邦之との出来事を茂がみんなに話してしまっていたのだ。春乃は茂を怒るが、自分を思ってのことと矛を収める。だが、告白は自分でしたかったと出て行った。
ランチタイム。春乃は、村瀬優子(釈由美子)に昨日の出来事を話した。そして、春乃は優子が伊藤勝(北村有起哉)にプロポーズされに行くと言っていた結果を聞く。すると、優子は失敗に終わったと答えるではないか。勝が優子をふった理由はあやふやだった。
邦之は、春乃との事情を知った高倉真琴(りょう)から、しっかりと悩むようにと言われてしまう。
二瓶匠(谷原章介)と桜田周五郎(橋爪功)が深澤酒店に来た。邦之は、匠が溝口静子区長(風吹ジュン)に提出したさくら地蔵商店街の婚活タウン化企画の進捗を尋ねる。匠によると、区長は企画書を勝に渡したらしい。なんで、勝にと疑問を持つ邦之。と、傍らで飲んでいた優子が、自分の前で二度と勝の名を口にするなと息巻き、フラれたことがみんなにバレてしまう。
さらに、婚活バーのくせに来るのは男ばかりと難癖をつけた優子は、翌日、女友達を連れてくると約束する。優子たちが帰ると、邦之と茂の2人きりに。春乃は現れなかった。邦之は、これまで春乃を傷つけてきてしまったと茂に話す。
勝は、立ち退き同意書の取り付けを始める。区長には匠が持ってきた企画も検討していると答える勝だが、その企画書はゴミ箱に捨てられていた。
一方、深澤酒店では早い時間から小松成道(山田親太朗)がソワソワ。優子の約束に期待をしているのだ。それにしても、小松の格好はダサい。そんな話をしていると、邦之はあることを思いつく。邦之は邦康(上田竜也)に小松の髪型をなんとかするよう命令。道具がないと邦康が言うと、邦之は閉店した理髪店の須見和彦(沼田爆)に頼んで鋏を借り、カットさせ始めた。
春乃や邦夫(小日向文世)も見守る中、小松の髪を刈る邦康についつい口出しする須見。最初はうるさく思っていた邦康だが、須見の技術に感心することも...。邦之は、さらに婚活タウンの売りとして集まった人をモテ系に改造するという案を思いつく。すると茂は春乃がスタイリングすれば良いと言う。邦之は春乃に頼むのだが、2人はなんとなくぎこちない。
夜になると、約束どおりに優子が女友達を連れて来た。深澤酒店は男女で盛り上がる。邦之が串カツを頼みに『とんくに』に行くと、帰ろうとしていた邦康に礼を言われる。不思議がる邦之に、邦夫は須見とやった青空美容院が楽しかったのだろうと言う。さらに、邦夫は繁盛していた頃の商店街のことを邦之に話す。邦之も当時のことを思い出し...。
邦之は匠や周五郎、真琴に商店街で縁日を開催することを提案。縁結びのさくら地蔵を中心に執り行うことが決定する。しかし、邦之と春乃の関係は進展なく、ギクシャクとしたまま。だが、邦之が縁日で売ろうとするマスコット制作を春乃が手伝いに来たことで、ようやく元通りになろうとするのだが...。
縁日当日。商店主たちは街の盛り上がりに、もう一度自分たちでの再開発をしようという気持ちになっていく。その夜、縁日の打ち上げ花火は雨で中止。雨の止み間、邦之は春乃を呼び出した。2人で、家庭用花火を楽しむ。その後、春乃はついに邦之に告白。邦之の答えを制した春乃は、今後も妹的な立場でいると言い去って行く。邦之の優しさは、春乃にとって残酷なものになっていたのだ。
第10話「そばにいてほしい」のあらすじ
さくら地蔵商店街で行った縁日の打ち上げ中に、雨宮邦之(中居正広)は飛田春乃(上戸彩)を花火に誘った。邦之は、自分に対する春乃の想いに答えを出そうとしたのだ。だが、春乃はすでに邦之への想いに決着をつけていた。邦之を困らせないため、妹的な存在でい続けると...。
翌朝、邦之が商店街に出ると春乃が元気よく挨拶して出かけて行く。だが、その日から春乃は商店街に立ち寄らなくなってしまった。
春乃が商店街や深澤酒店に顔を見せなくなって3日が経過。深澤茂(佐藤隆太)は縁日の夜に邦之と春乃に何かがあったことを察する。問いただす茂に、邦之は春乃との出来事を打ち明ける。茂は、邦之の今の春乃への気持ちを聞くが答えは得られない。まだ、邦之は春乃の恋に戸惑っていたのだ。
その頃、春乃は村瀬優子(釈由美子)、高倉真琴(りょう)と飲んでいた。邦之との出来事を話した春乃は、妹としか思ってもらえないとガッカリ。そんな春乃を励まそうと、優子と真琴は自分たちの恋の経験を語った。
邦之が仕事を探しに出かけようとすると、若い女性たちが声をかけてくる。お地蔵様のマスコットが欲しいと言う。それは、邦之と春乃が作って深澤酒店で売っていたのだが、すでに売切れていた。女性たちを見送る邦之に、商店主たちが話しかける。それぞれが、縁結び商店街としての復活アイデアを持って来ていた。大喜びの邦之は『とんくに』に商店主たちを招きいれ、アイデアを聞く。
そんな商店主たちも姿を見せない春乃を心配していた。邦之が春乃からのメールにも返信していないことに茂が怒っていると、二瓶匠(谷原章介)が駆け込んで来た。伊藤勝(北村有起哉)の再開発計画が飛んだと言うのだ。しかも、商店街にはより大きな危機が迫っていると...。
勝の計画が進行しないことに腹を立てた川ちゃん酒場の社長、川端(田窪一世)は独自に商店街の再開発に着手することにしたのだ。そのために、川端は商店街の土地所有者から権限の委譲を取り付けていた。勝は溝口静子区長(風吹ジュン)にも見限られ、太洋総研に戻ることになる。
匠から話を聞いた邦之は勝に会い、自分たちの再開発計画への協力を頼む。だが、勝は邦之の申し出をはねつけた。
そんな夜、邦康(上田竜也)が婚約者を連れて『とんくに』に来た。お相手は、邦康より年上の荒田玲子(佐藤江梨子)。意外な相手と思う邦之と邦夫に、邦康はプロポーズに至った経緯を話す。そんな邦康の真剣さに、邦之は春乃を思い起こす。
次の日、意を決した邦之は、春乃が働くセレクトショップを訪ねる。だが、春乃はお昼休憩に出ていた。邦之は茂に抱きしめられる春乃を公園で見つける。実は、春乃は茂に励まされていただけなのだが、邦之はその場を去った。そして、邦之は春乃に茂と幸せになって欲しいとメールを打とうとするが...。
翌日、商店街に川端の命をうけたものたちが測量に来た。邦之たちは止めようとするが上手く行かない。そこに、勝が来て川端の弱点を述べ、測量技師たちを撤退させた。勝は周五郎に説得され商店街の味方となったのだ。
その夜、『とんくに』に春乃が来た。邦之は、お地蔵様作りを手伝って欲しいとメールしていた。さらに、邦之は茂と幸せになって欲しいと言うメールを出せなかったと春乃に告げる。妹でいようと決め込んでいた春乃は大混乱して店を出た。追いかけた邦之は、またも泣かせてしまったことを春乃に謝り、抱きしめて...。
最終回「もう泣かせない」のあらすじ(ネタバレ注意)
雨宮邦之(中居正広)は、ついに飛田春乃(上戸彩)に思いを告げた。そして、邦之は春乃を抱きしめる。そんな2人が小松成道(山田親太朗)に目撃されたことで、深澤茂(佐藤隆太)や邦夫(小日向文世)、邦康(上田竜也)、高倉真琴(りょう)ら周囲の人間は本人たちよりも盛り上がっていく。まだ、邦之は春乃にプロポーズもしていないのに...。いずれにしても邦之は、これからは春乃を泣かせないと決めていた。また邦之の性格上、春乃もまだプロポーズは期待していない様子。
商店街は地主の神宮寺(小林稔侍)から借地料未払いを理由に立ち退きを迫られようとしていた。邦之は伊藤勝(北村有起哉)と神宮寺のもとに行くのだが、聞く耳さえ持ってもらえない。一方、二瓶匠(谷原章介)と桜田周五郎(橋爪功)は、商店街を救って欲しいと溝口静子区長(風吹ジュン)に頼む。しかし、すでに区の行政ではどうにもできないと言われてしまった。そんな区長に、周五郎は邦之と春乃が結婚すると報告。
『とんくに』では、邦夫が春乃に、邦之が寂しい思いをさせていると詫びる。春乃が否定したところに、区長が現れた。邦夫と春乃は、今度は区長に以前のウソを謝る。すると、区長はウソではなくなったのだろうと微笑んで、とんかつを注文した。
周五郎は村瀬優子(釈由美子)と会う。優子は周五郎に「周五郎のことが大好きな女性は見つかったのか」と聞く。周五郎は、からかわれていると思うのだが優子の真意は別にあった。その女性は目の前にいると...。
商店街の立ち退き問題は解決の糸口さえみえない・・・。そんな中、邦之たちは『縁結びの町さくら地蔵商店街』のスタート日を決定し邁進していく。その陰で、邦之に抱きしめられて以来、デートもままならずにいる春乃は、明るくふるまってはいるものの不安が募っていた。
スタート日前日、商店街にフラッと神宮寺がやって来る。だが、本人を知らない茂や商店主たちは神宮寺の悪口を言ってしまった。夜、邦之は邦夫から、女はちゃんと言葉にしなくては分からないとキチンとプロポーズするよう助言する。
いよいよ商店街がリニューアル。オープニングセレモニーの準備も万端。だが、客が一向に現れない。やはり、ダメなのか? 邦之たちに不安が募る。と、そこにスピーチのために区長が来た。次に、真琴が子供たちを連れて...と、その後ろから続々と人々がやって来るではないか。商店主たちも俄然、張り切りだした。
スピーチを始めた区長は簡単に祝辞だけ述べ、邦之に挨拶を代わる。邦之は商店街が生まれ変わったことをアピール。そして、この町に育てられた自分が、今度は育てる番になったと語る。挨拶を終えようとした邦之は、自分も縁結びの町で大切な人を見つけたと加える。邦之は、みんなの前で春乃に結婚しようと告げた。その様子を見ていた神宮寺は、この土地を売る理由が無くなったと傍らにいた川端(田窪一世)に話す。
久しぶりに春乃とデートした邦之は、ちゃんと仕事に就くと約束。その頃『とんくに』でご飯を食べていた増岡文彦(田中要次)は、区長の計らいからか、帰り際、区の職員採用要領をそっと置いて行く。邦之は区役所に再就職。晴れて、邦之と春乃は
※フジテレビHPより引用