BOSS

user-pic
0
BOSS

 

BOSSの概要

2009年4月16日からフジテレビ系列で放映。

多発する凶悪犯罪に対応するために作られた新部署に集められた一癖も二癖もあるいわく付きの刑事たちが、様々な事件の解決を通してひとつのチームになっていく様子を描いた新感覚の刑事ドラマ。

素行や性格に問題のある落ちこぼれ集団をひとつにまとめ上げるボス(BOSS)役に天海祐希。同僚キャリア役として竹野内豊が出演。

BOSS 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

BOSSの主題歌


Superfly  「My Best Of My Life」 

 

 

BOSSのオープニング曲


Superfly  「Alright!」

 

 

BOSSの出演者

大澤絵里子 ...... 天海 祐希
野立信次郎 ...... 竹野内 豊
木元真実 ...... 戸田 恵梨香
花形一平 ...... 溝端 淳平
岩井善治 ...... ケンドーコバヤシ
山村啓輔 ...... 温水 洋一
片桐琢磨 ...... 玉山 鉄二
奈良橋玲子 ...... 吉瀬 美智子
丹波 博久 ...... 光石 研
屋田 健三 ...... 相島 一之
池上 浩 ...... 丸山 智己
川野 昭夫 ...... 長谷川 博己
森 政夫 ...... HILUMA
小野田 忠 ...... 塩見 三省

 

 

BOSSのスタッフ

脚本:林宏司
演出:光野道夫
音楽:澤野弘之、和田貴史、林ゆうき
プロデュース:村瀬健
制作:フジテレビドラマ制作センター

 

 

BOSSの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月16日 最強アラフォー女刑事、ボスになる! 18.1%
第2話 2009年4月23日 知りたい...好奇心という名の罪・アラフォー女刑事、走る! 15.1%
第3話 2009年4月30日 女の敵は絶対に許さない! 15.2%
第4話 2009年5月7日 悲しみの復讐者 15.8%
第5話 2009年5月14日 対決!悲しい復讐の果てに... 18.0%
第6話 2009年5月21日 天使?悪魔?天才少女の罠 15.8%
第7話 2009年5月28日 女vs女の心理戦! 17.2%
第8話 2009年6月4日 悲しき銃声...消せない過去 17.1%
第9話 2009年6月11日 誰にも言えない...秘密の顔 16.9%
第10話 2009年6月18日 容疑者はボス!? 最後の事件 17.4%
最終回 2009年6月25日 衝撃の最終回拡大SP...裏切りの果て 20.7%

 

 

BOSSのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「最強アラフォー女刑事、ボスになる!」のあらすじ

40歳独身、アメリカ帰りの元キャリア・大澤絵里子(天海祐希)は、警視庁捜査一課に新設された「特別犯罪対策室」の室長に抜擢される。絵里子は将来を嘱望されたキャリアだったが、ある不祥事を起こして降格させられ、研修のためという名目でアメリカへ留学、5年ほどFBIなどで学び、帰国したばかりだった。

「特別犯罪対策室」の設置を主導したのは、絵里子の同期で参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)だ。野立は、警視庁に集まった記者に、「特別犯罪対策室」が科学捜査などの専門的捜査で凶悪犯罪に対応していくチームであることを説明した。

再び刑事として勤められることに喜びを感じつつ、絵里子は「特別犯罪対策室」に配属されることになった刑事たちと対面する。だが、エリートの集まりだと聞いていたそのメンバーは、朝起きられないために科捜研から放り出された木元真実(戸田恵梨香)、組織に属することに嫌気がさしている片桐琢磨(玉山鉄二)、生活安全課からやってきた警視庁一のうっかり者という異名を持つ男・山村啓輔(温水洋一)、やる気だけは人一倍ある新人刑事・花形一平(溝端淳平)、暴力事件を起こして組織対策課を追い出された岩井善治(ケンドーコバヤシ)と、お世辞にも精鋭とは呼べないような刑事たちだった。

捜査一課初の女性係長となった絵里子の存在は、狙い通り、マスコミ受けもよかった。警視庁刑事部の幹部、丹波博久刑事部長(光石研)や参事官の屋田健三(相島一之)は、たとえ「特別犯罪対策室」が失敗に終わっても野立の失点になる、とほくそえんでいた。

そんな中、荒川の河川敷で身元不明の男性の焼死体が発見されたとの通報が入る。死体は、上半身だけが丸こげで片腕が折れているという奇妙な状態だった。絵里子は、真美や片桐らとともにさっそく現場へと向かった。が、捜査一課の刑事たちから邪魔者扱いされ、追い返されてしまう。捜査一課係長の小野田忠(塩見三省)は、捜査一課は男の中の男の集まりなのだから引っ込んでいろ、と絵里子に言い放った。

ほどなく、被害者の身元が判明する。被害者・前田悟は、暴利の闇金業者だった。科捜研の鑑識官兼監察医の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、死因は心臓麻痺だが、胸部の皮膚から爆発時に発生する化学合成物質が付着していたことを絵里子に報告する。前田は、死ぬ直前、現場にあった鉄塔に上っており、心臓麻痺を起こして死亡後に落下したこともわかっていた。

やがて、前田が何者かに脅されて無理矢理鉄塔に登らされたことを示す証拠や、前田と同じように、上半身だけが丸こげになったホームレスの焼死体が見つかっていたことも明らかになる。絵里子は、これが同一犯による爆弾を使った連続殺人事件であり、犯人は高学歴ではなく実直な技術者である可能性が高いこと、さらに近いうちに必ず第3の犯行が起こることを推測する。

そして、絵里子の推測どおり、新たな犠牲者が出た。被害者の小島文彦(中村靖日)は銀行員で爆弾を装着されたベストを着せられ、自分の銀行に押し入るように脅されていた。パニックに陥り銀行から出てきた小島は、偶然居合わせた絵里子と野立に助けを求める。しかし、間もなく爆弾は爆発。絵里子と野立の目の前で小島は爆死する。

闇金、ホームレス、銀行員、と一連の事件の被害者には、接点がないように思われるが、片桐らが調べるうち、闇金の顧客リストの中に、ホームレスと接点があった野垣泰造(武田鉄矢)の名前を見つける。野垣は、化学薬品を扱う工場を経営していたが、資金繰りが立ち行かなくなり工場閉鎖に追い込まれていた。被害者は、その件で野垣から恨みを買った人物だと推測される。

そんな野垣を任意同行したのは、絵里子ではなく小野田だった。丹波に指示された小野田は、野垣の取調べも任される。自分たちが掴んだ事件の捜査権を奪われた絵里子は、それでも冷静に自分たちは独自に捜査を続けると宣言。事件は全貌を見せないが、小野田班の家宅捜索により野垣がすでに4番目のターゲットに爆弾ベストを着せていることがわかった。しかし、ターゲットの詳細、爆弾の解除方法は謎のままだ。当の野垣は、小野田班の取調べをのらりくらりと受け流し口を割ろうとしない。そんなとき、野垣が刑事に時間を尋ねる。質屋に流してしまい腕時計を持っていないという野垣に、刑事は時間を告げる。

ターゲットの安否が気になる中、絵里子は片桐が見つけてきた野垣の腕時計を手にすると、自分が野垣を取調べると言う。自分こそプライドが高く技術力を誇示するタイプの野垣と対等に話ができるのだ、と自信を覗かせる絵里子。小野田は苦々しいながらもそれを認める。

野垣と対峙した絵里子は、腕時計を野垣から見えるように置く。それをチラリと見る野垣。その腕時計も絵里子自身の時計も、時刻は11時過ぎだった。絵里子は、FBI仕込みの交渉術で野垣と対等に話をするが、爆弾の解除方法を聞きだすために仕掛けた大胆なブラフ(はったり)を野垣に見抜かれる。さらに、メモを落としたことで未だターゲットが特定できていないことも知られてしまう。

追い込まれた絵里子とは対照的に余裕を取り戻した野垣は、絵里子の時計が12時を過ぎているのを見ると意気揚々と話し始める。そこへ、飛び込んできた片桐が、光協化学の社長・野口葉子(峯村リエ)が爆死したと伝える。それを聞いた野垣は、自分の工場がつまづくきっかけを作った野口を5年前から恨んでいたのだと言い、さらに得意げになって爆弾の解除方法についても話し始める。

それを聞いた絵里子は、ポケットから携帯電話を取り出すと、電話の向こうの相手に野垣の会話が聞こえたかと確かめる。通話相手は、岩井だった。岩井は爆弾処理班とともに野口の側にいて、絵里子からの情報を待っていたのだ。野口は、寸でのところで爆発から逃れられた。

爆弾は12時に爆発しているはずなのに――野垣の脳裏に疑問がよぎったとき、絵里子が言った。野垣と自分の時計を15分進めておいたのだ、と。

絵里子が片桐らと打った大芝居は、野垣だけではなく、小野田ら捜査一課の刑事、野立、真実をもだまし切った。室長就任から数日にして、「特別犯罪対策室」のメンバーたちは、絵里子の存在の大きさを意識し始める。

一方、仕事を終えた絵里子は、軽やかな足取りで街を歩いていた。そして、立っている人影を見つけると、パッと花が咲いたような笑顔を見せ駆け寄る。労働者ふうのいでたちをしたその男性・池上浩(丸山智己)も絵里子に微笑みかける。視線を交わしあうふたりは、恋人同士のように幸せそうな雰囲気で......。

 

第2話「知りたい...好奇心という名の罪・アラフォー女刑事、走る!」のあらすじ

「特別犯罪対策室」の大澤絵里子(天海祐希)は、部下の花形一平(溝端淳平)から犯罪系のサイトに、人を殺したと書き込む人物がいると聞く。この人物は、自ら"神"と名乗り、殺害したとする3人の女性の名前、現場の住所、遺体写真まで公開しているが、その中に、通報があったばかりの女子大生刺殺の情報もあった。別の2件も実在の事件であり、しかも、その"神"が警察発表より前に死亡した場所や状況などを書き込んでいることから、絵里子は連続殺人を疑う。

絵里子は片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形、岩井善治(ケンドーコバヤシ)に、別の2件の洗い直しを指示すると、木元真実(戸田恵梨香)を連れて女子大生の遺体発見現場へと向かった。

捜査員から、女子大生は心臓をひと突きにされ死亡したと聞いた絵里子は手慣れた者の犯行だと想像。しかし、真実は凶器の角度から、被害者が自分で刺したとしか思えないと言う。

その頃、"神"がやったという2件目の変死事件を調べていた科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、事件は殺人ではなく事故だと断定。また、1件目の水死事件を追っていた山村、岩井も、それが事故だったと報告する。

一方、ネット上ではそんな"神"を賞賛する声が続々と書き込まれ、"神"に殺人を依頼する者まで現れる。片桐らは、"神"の支持者から殺人のターゲットにされた23名と連絡を取り、そのうち21名の身柄を保護した。

そんな折、捜査一課の小野田忠(塩見三省)の班が"神"を逮捕する。逮捕されたのは盗聴マニアの藤原優(浅利陽介)という男だった。藤原は、傍受した消防無線から死亡事故の情報を得ると誰よりも先に現場に駆けつけ、被害者の写真を撮りネット上で公開していたのだ。

これで事件は解決かと思われた矢先、連続して2件の殺人が起こる。殺されたのは、"神"に殺人依頼をされて連絡が取れなかった2人だった。どちらの現場の壁にも血で描かれた×マークが残され、防犯ビデオには黒いガウンに身を包み、巨大なナイフを手にした男が映っていた。

殺人の手法やいでたちが、それまでネット上で書かれた"神"の情報と一致していることから、絵里子は"神"に憧れるあまり、自分が本物の"神"だと思い込む者の犯行だと推測。2件の殺人が成功した今、犯人はネットに書き込まれた依頼をまっとうするまで殺人を重ねるものだとして、犯人をおびき寄せるために自分がおとりになると提案する。殺人依頼が集まるところに自分の名前を書いて殺人を期待する声を書き込めば、犯人は期待に応えようして動くはず、というのだ。それを聞いた上層部はいい顔をしないが、野立信次郎(竹野内豊)は絵里子に全面協力を申し出る。

対策室では、早速、花形らが絵里子の殺人依頼を書き込み、「警官を殺れるのは神だけ」などと、盛り上げる。
そして、作戦が決行される――。

夜、帰宅を装い絵里子が一軒家に入っていく。家の中には真実が、家の周辺には片桐ら対策室のメンバーと捜査一課の刑事たちが身を潜めている。静かに時間が流れる中、ついに犯人と思われる黒装束の男が姿を現す。が、男は張り込みの刑事の存在に気づいたかのように逃走。対策室のメンバーがそれを追い、片桐が男と対峙する。片桐は銃を構え男に照準を合わせるが、引き金を引くことができず、男は走り去る。

対策室のメンバーが男を取り逃がした、という無線に苦々しい思いをしながらも、絵里子は家を飛び出し男を追う。

その頃、花形は男が逃げ込んだ倉庫のような場所で男と格闘していた。しかし、男にナイフを突きつけられ絶体絶命のピンチに。すると、そこへ銃を手にした岩井が現れる。男は岩井にナイフを投げつけると、隙をつき屋外へ飛び出す。それを絵里子が追い、やがて、花形、岩井も合流する。追われた男は、小屋の中へ。絵里子は花形、岩井に援護を要請すると、小屋へ足を踏み入れようとする。が、瞬時にガソリンの匂いを察知した絵里子は、花形、岩井に小屋から離れるように言うと、自身も走り去る――と同時に、爆発が起こり小屋は炎に包まれる。やがて、駆けつけた小野田班らの捜索で、小屋の中から犯人と思われる男性の遺体が見つかる。

小野田は疲労していると思われる絵里子に帰宅するように促す。絵里子は、護衛のため警官・井上(野村宏信)を付けられ帰宅の途につく。自宅マンションの前にやってきたところで、井上がトイレを貸してほしいとしいと絵里子に頼む。それを快諾し、絵里子は井上を家に入れる。

その頃、片桐は玲子から小屋で見つかった遺体が、犯人の男のものではなかったと連絡を受ける。

井上はトイレに入ると警官の制服を脱ぎ始める。露になったのは、黒装束のガウン姿だった。手にナイフを持つと、そっとトイレを出て、絵里子のほうへ。背中を向ける絵里子にナイフを振りかざそうとするが、絵里子は身を翻して応戦。そんなところへ、真実、片桐、花形が飛び込んでくる。が、絵里子はすでに井上を後ろ手に組み伏せていた。なぜ、井上が犯人だと気づいたのかと聞く花形に絵里子は、井上が履いていた編み上げ靴が今は使用されていない古いものだったからと答える。

後日、絵里子は再び池上浩(丸山智己)と会う。絵里子が刑事だと知らない池上は、仕事が大変そうだと絵里子を労う。そんな池上のやさしさが絵里子にはうれしく......。

 

第3話「女の敵は絶対に許さない!」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、女性誌『エピソード』の読者モデルが連続して暴行された事件を担当する。野立信次郎(竹野内豊)は、新たな被害者を出さないため、ほかのモデルに刑事を付けて警戒していると言う。が、そんな矢先、再び事件が起きてしまう。

3人目の被害者・樋口ゆかり(酒井若菜)は重傷ではないが、精神的なショックを受けていた。状況を察した絵里子は、警護のため木元真実(戸田恵梨香)を病室に残す。絵里子は、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)、山村啓輔(温水洋一)ら、「特別犯罪対策室」の刑事に事件の経緯を説明する。3人の被害者はナイフで脅され、手錠と猿ぐつわをはめられ暴行された。現場には、手錠などの遺留品が残されていたが指紋は検出されなかった。そんな中、野立が三上という男の情報を持ってくる。三上はモデルたちの行きつけの店の店員で、素行も悪く覚せい剤での逮捕歴もあるという。

ところが後日、三上の死体が発見される。現場に向かった絵里子は、鑑識から三上が自殺した可能性が高いと聞かされる。事実、発見現場には遺書らしきメモと死因となった塩化カリウムを打った注射器が残されていた。対策室に戻った絵里子は、事件は落着したと安堵する刑事たちに、三上は他殺だと言い放つ。科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)も、三上が手足を縛られた上、薬剤を注射され死亡したとの見解を示す。絵里子は、第1の犯行と、第2、第3犯行における相違点を指摘し、別の暴行犯の存在を推測する。

そんなところへ、金田俊彦(金井勇太)という男が三上殺害の容疑者として浮上する。金田は三上の後輩で服従的な立場にいたが、屈辱的な扱いを受け、三上を恨むようになっていた。片桐、岩井は金田を任意で事情聴取しようとするが、金田は"任意"をいいことにそれを拒否する。金田が三上殺害と女性暴行事件に関与しているのは間違いないように思えるが、決定的な証拠がないため家宅捜索をすることもできない。

切羽詰った状況で絵里子が下した判断は、被害者女性を金田に会わせるというものだった。暴行犯をもっとも身近で見ているのは被害者だから、間近で金田と接すれば金田が犯人かどうかがわかるというのだ。対策室のメンバーたちは、危険すぎる、と反対するが絵里子は作戦の遂行を決定。ゆかりが、金田を確認する役目を負うことになった。

後日、刑事たちが張り込む中、ゆかりは山村とともに、金田が現れるのを待っていた。そして、まもなく金田が姿を見せる。こちらへ歩いてくる金田に、だんだんと近づいていくゆかりと山村。緊張が高まる中、ついにふたりはすれ違い、ゆかりは金田が犯人だと認める。と、次の瞬間、金田がゆかりの手を取り襲い掛かってきた。山村はタックルで金田に飛び掛り、さらに、片桐、花形、岩井、小野田忠(塩見三省)が来て、金田を確保する。

それから数日後、絵里子はモデルとして仕事復帰を果たしたゆかりを訪ねる。家宅捜索の令状が取れたので家の中のものをすべて押収できるという絵里子に、安堵の表情を見せよろこぶゆかり。絵里子はその笑顔に、家宅捜索をかけるのは金田の家ではなく、ゆかりの家だと告げる。あっけに取られるゆかりに絵里子は、三上と金田を使いモデルたちに暴行を加えるよう指示をしていたのはゆかりだと言い放つ。当初、三上に金を渡し犯行に及ばせていたが、三上がさらに金を要求することに腹を立て、自分に好意をもっていた金田に三上の殺害を依頼。従順な金田は言いつけ通り三上を殺し、第2の暴行事件も起こしたのだ、と事件の核心について話す。

それでも白を切るゆかりに絵里子は、真実、山村ら対策室のメンバーたちが集めた証拠を挙げ、さらに追い詰める。そして、ゆかりはついに犯行を自認。ほかのふたりが自分よりも人気があったことが、動機だったと明かす。ゆかりは絵里子を見ると、いつ自分が怪しいと思ったのかと尋ね、絵里子は最初に病院を訪ねたときだと返答する。ブランドの新作発表会の帰り道に襲われたというのに、最新のヒールではなく2年前のデザインのものを履いていたことでピンと来たという。つまり、金田に襲われ汚れることがわかっていたから、古いデザインのものを履いていたのだろう、というのだ。これに、ゆかりは愕然とする。

その日の夜、絵里子は居酒屋で恋人の池上浩(丸山智己)と会っていた。楽しい時間が流れる中、池上がトイレに立つ。会計を済ませるよう頼まれた絵里子は、財布を取るため池上のバッグを開ける。するとそこに、1枚のハガキが入っていた。そこには、刑務所から出されたものであることを印す桜のマークがあり......。

 

第4話「悲しみの復讐者」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)ら「特別犯罪対策室」のメンバーは、小学生を対象にした防犯キャンペーンを任され、その一環として、防犯をテーマにした寸劇を上演する。 野立信次郎(竹野内豊)ら警察上層部も見に来る中、絵里子、木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)は扮装して舞台に立ち、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)は舞台の袖から成り行きを見守っていた。

そんな中、もともと渋っていた真実がやる気を失い、舞台を降りようとする。絵里子は何とか残るように諭すが、結局、真実は舞台を降りてしまう。翌日、真実は対策室にメールを送り付け欠勤。怒った絵里子は、真実をクビにすると言う。そんな噂は、真実の元上司で科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)の耳にも入る。 

そんな折、若い男性が頭部と腹部に銃弾を撃ち込まれて死亡する事件が起こった。現場に向かった絵里子は、残った血の一部が記号のように見えることが気にかかる。翌日、再び男性の射殺事件が起こる。今回も、頭部と腹部に銃弾が撃ち込まれ、側には血で書かれた「4」という文字があった。絵里子は、最初の現場で見つけた血の跡も「4」であると分析。明確なメッセージを残したのは怨恨による殺人だからで、「4」とは4人を殺すことを意味している、との見解を示す。

真実との連絡が途絶える中、殺された2人の男が5年前の少年リンチ殺人の犯人であることがわかった。逮捕された3人のうち、すでに2人が殺害されている。絵里子らは、残る徳大寺悠仁、そしてリンチ事件のとき見張りをしていた大野茂の保護に向かう。大野は無事保護されたが、徳大寺は殺害されていた。3人目の被害者だ。「4」が、殺害予告人数であるならば最後のターゲットは誰なのか? そして、犯人は...? 

犯人として考えられたのが、リンチ事件で死亡した少年・江川次晴の兄・江川有樹だった。しかし、有樹は現在、海外在住であることがわかる。

その頃、山村は真実のマンションを訪ねるが、呼び鈴を鳴らしても応答はなかった。諦めて引き返していたとき、道路に落ちたキャンディーを見つける。寸劇をやったときに真実が小道具として使ったものに酷似している。山村は急いで玲子を呼ぶと、分析を頼む。

同じ頃、対策室の絵里子は少年リンチ事件に関する資料を読んでいた。それによると、高校の同級生だった男ら3人は、ゲームセンターで遊んでいた江川次晴に因縁をつけ、殴る蹴るなど暴行を加えたうえ、その写真を撮りインターネットで配信。地元警察は通報を受けたがいたずらだと思い取り合わず、結果、次晴は死亡。男らは逮捕されたが、このときの警察の対応に非難の声があがっている、というものだった。警察の対応に非難の声――。絵里子が何かに閃いたとき、山村と玲子が飛び込んでくる。

玲子の分析の結果、寸劇の日以来、真実が自宅に帰った形跡がないという。さらに、山村が見つけたキャンディーは真実のものと断定。また、自宅の近くには殺人現場に残されたものと同じタイヤ痕も見つかったという。それを聞いた絵里子は、犯人の目的はリンチ殺人の復讐で、「4」が示す4人目は、何もせずに次晴を見殺しにした警察だと推測。そして、それが真実だというのだ。

そんなところへ、1通のメールが届く。そこにあったアドレスをクリックすると映像が現れる。どこかに監禁された真実だった。手足を縛られ空の水槽に入れられた真実。その足元から、どんどんと水がためられていく。対策室内に一気に緊張が走るが、絵里子と片桐は、冷静に映像を分析。監禁場所が郊外の病院跡地だと割り出す。

そして、廃墟となった跡地に絵里子らは急行する。一部屋、一部屋を調べていく中、ついに画面に映っていた部屋を見つけ出す。そこには、巨大な水槽があった。中には、真実を模したと思われる人形があり、その胸には「5」の文字が見え――。

 

第5話「対決!悲しい復讐の果てに...」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、救出に向かった先に木元真実(戸田恵梨香)がいなかったこと、犯人が現場に残したと思われる数字が以前の「4」から「5」に変わっていたことにとまどいを隠せない。

そんな中、野立信次郎(竹野内豊)が対策室に駆け込んできて、パソコンを見ろ、と言う。画面には、手足を縛られ監禁されている真実の姿がライブでネット配信されていた。それを見た絵里子、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らは息をのむ。

さらに、真実の映像に「拉致されているのは警視庁の刑事」というテロップが付いていたことで、警視庁にも問い合わせやクレームの電話が相次ぐ。絵里子は、刑事部長の丹波博久(光石研)から部下が拉致監禁された失態を責められていた。と、そんなとき、パソコンから着信音が鳴る。真実を誘拐した男(山田孝之)からだった。男は、絵里子に3時間以内に5億円を用意しろと指示した。

絵里子は、奈良橋玲子(吉瀬美智子)や対策室のメンバーに指示を与え、監禁場所の特定と男の身元の割り出しを急ぐ。

そして再び、男から連絡が入る。絵里子が交渉をし、一瞬だが真実の無事を確認することができた。さらに、身代金を1億円にしてほしいと絵里子が頼むと男はあっさり承諾。1時間後に受け渡しをすることになった。

1時間後、金を持った刑事が待ち合わせ場所に行くが男は現れず、待つ刑事のようすをライブ映像でネット配信するだけだった。
報告を受けた絵里子は、殺人の手口や言動から男の目的は金ではなく復讐で、身代金は時間稼ぎか警察を笑いものにするための工作だと判断。

そこへ、再び男から連絡が入る。絵里子は、情報を得るためさまざまな質問を男に投げかけるが、男はまともに答えない。それどころか、朝までに自分を探せなければ真実は死ぬと言い放つ。男の会話記録を調べていた玲子は、声紋分析から男がリンチ殺人の被害者・江川次晴と小中高のどこかで同級生だった可能性が高いと割り出す。

その頃、監禁場所で真実は男の独白を聞いていた。男は、中学の頃から久保、武田、徳大寺の3人からいじめられるようになったが、友人たちが見て見ぬふりをする中、ただひとり助けてくれたのが江川だった。しかし、男を助けたことで今度は江川がリンチを受け、殺害されてしまう。その現場を目撃していた男は、警察に電話で助けを求めた。しかし、名前を名乗れない男に警察は繰り返し名前を尋ね、答えに窮した男は電話を切ってしまう。それが原因で救出されず、江川は殺害されてしまった。しかし、事件から2年が経つと3人は少年院を出院。再び3人で連れ立ち遊び始めた。しかも、毎年、江川を殺した日を祝っていたのだという。それを知った男は、江川を殺した3人と警察に復讐を誓ったというのだ。

同じ頃、ついに絵里子が男の正体を割り出す。男は名前を田島慎吾といい、江川の小学校の同級生だった。

しかし、無情にも時間は経ち、朝がやってくる。
田島は、恨むなら警察を恨め、と真実に言い青酸ガスの時限装置を作動させる。タイマーは60分にセットされている。その映像を見た絵里子は、未だ監禁場所が割り出せていないことに焦るが、そんなそぶりは見せずに「また逃げるのか」と田島に迫る。警察に助けを求めた5年前も匿名、今回も顔を見せない田島を、今も昔も変わらない卑怯者、最低の人間だと言う絵里子。激昂した田島は、画面に自分の顔を映し出し、自分は強くなったから江川が殺されたのと同じ方法で3人を殺害できたんだと反論。そして、回線を切断してしまう。

「同じ方法で殺害」という言葉に反応した絵里子は、田島は、3人が江川を殺したのと同じ状況下で真実を殺害することで、警察に復讐しようとしていることに気づき、江川がリンチされたのと同じ場所である生物科学研究所に真実が監禁されていることをつきとめる。

ついに監禁場所を特定した絵里子たちは現場に急行し、間一髪で時限装置を解除。真実の救出に成功し、屋上で自殺しようとしていた田島の逮捕に向かった。

来るなと発砲する田島に対し、真実が説得役を申し出る。田島のほうに歩み寄った真実は、自分も同じような境遇だったから気持ちはわかるが、犯罪は犯罪、過去は過去。罪を犯していい理由にはならないと田島に語りかけ、自分に向けられた銃をおろし、その手に手錠をかける。

その夜、絵里子は恋人の池上浩(丸山智己)と居酒屋にいた。浩と酒を飲むうち絵里子は、カウンターに突っ伏して寝てしまう。そんな絵里子にやさしく上着をかけてやる浩。すると、店主が久しぶりだと声をかけてくる。弟と来て以来だと答える浩に、弟の近況を尋ねる店主。浩は、来月には一緒に来られるはずだと言う。絵里子はすやすやと眠っていて......。

 

第6話「天使?悪魔?天才少女の罠」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、英明女子学院の教師殺害事件を担当する。死亡したのは体育教師・増岡剛(松田悟志)で、頭部に打撃を受けていた。
現場に凶器など一切の遺留品がないのを見た絵里子は、犯人は頭がキレ、几帳面で粘着質な性格だと推測。対策室の木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らに捜査の指示を出すと、英明女子学院へ向かう。

学校の入り口で女子高生・石原由貴(志田未来)と会った絵里子は、自分を瞬時に刑事だと見抜いた由貴が気にかかる。そんな中、かつて増岡と交際していたという由貴に、絵里子は事件当夜の行動を尋ねる。由貴は塾の自習室にいたと言うが、アリバイは証明されない。

関係者の中で、唯一アリバイが証明できない由貴。絵里子は、野立信次郎(竹野内豊)の承諾を得て、由貴から話を聞く。
同じ頃、増岡の自宅付近のゴミ箱から、凶器など証拠品が見つかった。その中に、増岡の同僚の教師・二宮奈津子(西山繭子)の写真があったことから奈津子が事情を聞かれるが、奈津子は増岡との交際は認めるものの、殺人は否定する。

科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、遺体から日本では入手困難なマニキュアの成分が検出されたと報告。さらに、そのマニキュアを扱う輸入雑貨の顧客名簿に奈津子の名前が見つかった。状況証拠は奈津子が犯人だと示すが、絵里子は真犯人は別にいると感じていた。そんなとき、増岡の死亡推定時刻に由貴が塾周辺のコンビニにいたことが防犯カメラの映像から明らかとなり、由貴のアリバイが証明される。

一方、増岡の死亡推定時刻に増岡のマンション前で、タクシーに接触した自転車があった。乗っていたのは、由貴の親友・坂井沙織(水沢奈子)だった。さらに、花形らが調べると、沙織も増岡と付き合っていたことがわかる。

由貴に会った絵里子は、捜査のために沙織にポリグラフ<嘘発見器>を受けるよう話してくれと頼む。しかし由貴は、沙織は犯人ではない、奈津子のほうはどうなっているのかと尋ねる。絵里子は、完璧に偽装工作する犯人が証拠品を現場の近くに捨てることはありえないし、さらに、自分と同じ豊洲のスポーツクラブに通っている奈津子が犯人とは思えないと話す。また、証拠品として、増岡の日記と携帯電話が見つかっていないことも付け加える。

後日、由貴に付き添われて沙織がポリグラフを受けにやってくる。取調室に入った沙織は、真実から事件に関する質問を受ける。その様子を隣室で見守る由貴。すると、突然、由貴が声を荒げた。取調室のカメラが自分を撮影していると言うのだ。赤外線モニターで顔の毛細血管の温度を測りその収縮具合で、緊張の度合を知ろうしていると怒る由貴。さらに、瞳孔の収縮から緊張状態を見るカメラがあることにも気づく。アリバイがある自分がなぜ疑われるのか、と怒りが収まらない由貴に野立らは、増岡の死亡推定時刻に1時間の誤差があり、由貴にも犯行が可能であったと話す。

数日後、最後の取調べを行うため由貴と対峙した絵里子は、自分の推測だと言いながら話し始める――。
由貴は、沙織から増岡を殺した、あるいは重症を負わせたと連絡を受け増岡のマンションに出向きさまざまな偽装工作をしていた。そんなとき、瀕死状態だった増岡が意識を取り戻した。それを見た由貴は、とどめとばかりに表彰盾で増岡の頭を殴打し殺害。その後、死亡推定時刻をごまかすために温水を入れたペットボトルで遺体を温めたり、汗や唾液などの痕跡を消すために酵素入りの漂白剤を遺体に撒いたりした。ただ、時間差で2度撒いたために、血痕と混じり合った漂白剤の濃度の違いが発生し、そのことで古い血と新しい血があったことがわかってしまった、などと話す。

そして、由貴の犯行の動機を、自分が軽んじられたからだろうと分析。由貴は、増岡の部屋にあった奈津子との2ショット写真が撮られた場所が、自分がかつて増岡とデートをしたのと同じ場所だったことに気づいた。それを見て、自分とのデートは奈津子の下見だったのか、と激昂したのだろうと言うのだ。

そこまで聞いても、それは状況証拠に過ぎないと強気を崩さない由貴。絵里子はそんな由貴に、奈津子のスポーツクラブのロッカーから出てきたと言って、増岡の日記帳を見せる。それこそが確たる証拠だと興奮気味に言う由貴に、日記が発見されたのは実は絵里子自身のスポーツクラブのロッカーからだったと告げる。唖然とする由貴に絵里子は、自分と奈津子は同じ系列のクラブだが、絵里子は豊洲店、奈津子は南砂店に通っていたと明かす。ただし、由貴に話した際、同じ豊洲店だと言ってしまったのだ、とも。絵里子は、自分のロッカーの名前の上にシールを貼り、奈津子のロッカーを装った。すると、そこに増岡の日記が入れられた、というのだ。スポーツクラブのことは、由貴以外誰にも言っていなかったのに......と絵里子は由貴の表情をうかがう。

観念した由貴は、ついに犯行を認める。沙織から連絡を受けた日、増岡の部屋で日記を見つけた由貴は、そこにほかの女性のことは書かれているのに、自分のことがまったく書かれていないのが許せなかったのだ、と動機を語った。

その日の夜、絵里子は恋人の池上浩(丸山智己)と飲んでいた。絵里子に語りかける浩に対し絵里子は何を思うのか、どこか上の空で...。

 

第7話「女vs女の心理戦!」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、野立信次郎(竹野内豊)から言われニュース番組に生出演、キャスターの高峰仁美(富田靖子)と対談する。番組終了後、絵里子と話す仁美のところへスタッフが1枚の紙を持ってくる。最近、仁美宛に送られてくる脅迫文だった。スタッフは警察に届けようと提言するが、仁美はその必要はないと言うと、平然と絵里子に向き直る。

その頃、フリーカメラマンの安田博文(日野誠二)の溺死体が発見された。所轄は事故死としたが、安田は誰か大物のスクープを撮影したことが原因で殺されたのでは、とマスコミが騒ぎ始める。絵里子は、対策室の片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)に捜査を指示。絵里子も、木元真実(戸田恵梨香)とともに安田の遺体発見現場へと向かう。

現場の状況は、所轄の検証どおり「事故死」と訴えていたが、絵里子は違和感を覚えていた。

絵里子に言われ、安田が撮影した大量のポジフィルムを持ち帰り分析していた真実は、10年前の6月のポジが極端に少ないことに気付く。その月の事件を調べると、都内で起こった重要事件は女子高生が被害に遭ったストーカー殺人だけだとわかる。それは、現場に偶然居合わせた報道関係者がスクープ映像として事件を報じたことが犯人逮捕につながったという事件だった。そして、その報道関係者とは、仁美だという。

やがて、安田の交友関係の中から、東郷英憲(小市慢太郎)という男が浮上。東郷は安田と口論するところを目撃されており、さらに、東郷が10年前のストーカー殺人の現場を撮影したディレクターで、仁美と一緒にスクープを撮った男であることもわかる。絵里子は、そのスクープと何者かによって持ち出されたと思われる6月分のポジ、そして、東郷、安田、仁美に接点があると推測する。

テレビ局から入手した10年前のスクープ映像を調べた絵里子たちは、そこに編集でカットされている部分があることがわかった。被害者の女性を見殺しにしてスクープを撮り続けた証拠となる部分をカットし、それを捏造と知った安田が、仁美と東郷に強請りをかけていたのではないか――絵里子からそう報告を受けた野立は、仁美と東郷を任意で事情聴取することを認める。

翌日、絵里子は真実、山村とともにテレビ局に仁美を訪ね任意同行を求めるが、仁美はニュースが終わってからにしてほしいと頼む。了解した絵里子は、スタジオの片隅で仁美を見守る。

そんなところへ、片桐らが事情を聞いていた東郷が取調べ中に死亡したという報せが飛び込んでくる。その一報は緊急速報として配信され、仁美も番組中に紹介。さらに翌日、仁美は、東郷が番組宛に送ってきたという手紙を番組中に読み上げる。それによると、東郷は捏造スクープの映像を編集しているところを安田に撮影されたため、証拠となるポジを取り戻そうとして安田を殺害した、というのだ。自らの罪を告白し命を絶ったとする内容の手紙を神妙な面持ちで読み上げる仁美に、絵里子は愕然とする。

対策室に戻った絵里子は、東郷が青酸カリ入りのカプセルを服用して死亡したとの結果を聞く。第三者が飲ませた可能性もあるが、体内に入ったカプセルは1時間程度で溶けてしまうため、その頃、スタジオで絵里子に見守られニュースを読んでいた仁美に犯行は不可能だ。しかし、絵里子は、絶対に裏があるはずだと確信する。

すると、そこへ小野田忠(塩見三省)と刑事らが来て、この事件は自分たちが引き取ると言って捜査資料を運び出す。突然のことに驚く絵里子に小野田は、近々に懲罰委員会が開かれ、そこで対策室の処分が出るだろうと言い捨てる。絵里子は、野立に事情を聞きに行くが、取調べ中に死者が出てしまったため、対処のしようがないという。

対策室のメンバーたちが呆然とする中、絵里子はただひとり捜査を続行する。翌日、対策室のメンバーたちは、野立から、絵里子が退職を覚悟して捜査を続けていることを聞かされる。やがて、絵里子が対策室に戻ると、そこへメンバーたちも捜査から戻ってきた。口々に新事実がわかったという部下たちに、絵里子は笑みをこぼした。

後日、再びテレビ局に仁美を訪ねた絵里子は、安田と東郷を殺害したのは仁美だと言い放った。絵里子は、仁美が、青酸カリのカプセルに溶けにくい加工を施し、取調べの前日に東郷が常用している薬と差し替えたことを指摘。また、安田の自宅の風呂場から発見された爪についていた皮膚のDNAが仁美と一致したことも伝える。そして、ついに、仁美は観念する。

その日の夜、絵里子は、居酒屋で池上浩(丸山智己)と会っていた。、すると、店のテレビが仁美の事件を報じ、彼女と絵里子が対談したときの映像が流れた。浩は、絵里子が商社勤務ではなく警察の人間であることを知ってしまい...。

 

第8話「悲しき銃声...消せない過去」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、暴力団幹部の射殺事件を担当する。被害者の頭部に残った銃弾から、犯人は別の暴力団幹部の谷本隆(工藤俊作)だと推測された。絵里子は、木元真実(戸田恵梨香)、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)を連れ谷本の潜伏先にやってくる。しかし、谷本は逃走。やがて、追跡した絵里子と片桐が発見するが、目の前で何者かにより左胸を撃たれ死亡する。

その数日前、対策室に左胸を赤インクで染めた人形が送付されていたことから、絵里子は谷本殺害を予告殺人と分析した。

その頃、山村啓輔(温水洋一)は、岩井善治(ケンドーコバヤシ)を引き連れてあるクラブに入店する。山村は現れたホステス・西山菜々美(小西真奈美)を、自分の婚約者だと言い張る。

そんな中、対策室に再び人形が送られてくる。奈良橋玲子(吉瀬美智子)が調べると、谷本が撃たれたのと同じ銃弾が入っていた。

同じ頃、聞き込みをしていた小野田忠(塩見三省)と川野昭夫(長谷川博己)のところへ片桐が走りこんできた。と、次の瞬間、川野が胸を撃たれる。小野田は、片桐に向かってビルの上に見えるライフルの影を撃てと叫んだ。しかし、片桐は銃を構えるが、撃つことができなかった。

後日、絵里子は、片桐になぜ川野が狙撃された場所にいたのか尋ねた。しかし片桐は答えなかった。何かを感じた絵里子は野立信次郎(竹野内豊)を呼び出し、捜査資料が閲覧できるデータベースのパスワードを聞き出す。

早速、片桐の資料を閲覧する絵里子。それによると、3年前、片桐は上司・小野田の指令を受け川野とともに谷本を追っていた。凶悪な谷本に対するため、片桐らは銃を携行。小野田からは、発砲許可も出ていた。そんな中、サングラスに帽子を被った谷本と思われる男が現れる。片桐は、自分たちに気付いた男に静止を促すが、男はスッと上着の胸ポケットに手を入れた。「動くな!」と叫ぶと同時に、片桐は発砲。銃弾が男の肩を撃ち抜いた。

倒れた男に駆け寄った片桐は、男の手に握られていたものを見て愕然とする。携帯電話だった。男は、谷本が警察の動向をさぐるために使ったダミーだったのだ。撃たれた男・武藤明(松田賢二)は、まもなく死亡する。事件を知った警察上層部はさまざまな工作をしてマスコミを操作し、事件が大々的に報道されることはなかった。

一方、諮問委員会にかけられた片桐は、独断の発砲と片付けられ、ほかの部署に飛ばされた。上司の小野田にも庇ってもらえなかった片桐は、以来、誰も信じないようになり、銃も撃てなくなったのだ。

その頃、片桐は追い詰められていた。片桐は、谷本が撃たれた直後から狙撃犯と思われる人物からの脅迫電話を受けていた。再び電話を受けた片桐が要求を聞くと、その人物は片桐が死ぬことだと断言。片桐が死ねば、ターゲットになっているあとひとりは助かると言う。仲間のため、自分が犠牲になっても構わないと覚悟を決める片桐。そこへ絵里子がやってくる。絵里子は片桐に、3年前の発砲は組織の一員として間違っていなかった、人を殺めた過去は消せないが、今すべきはひとりでも多くの犯罪者を捕まえることだと諭す。

対策室では、真実らが狙撃犯の絞り込みを急いでいた。犯人は、射撃の名手で、死亡した武藤に関係する人物だと推測された。そんなところへ、赤インクで染まった3体目の人形が送られてくる。今度のターゲットは片桐か、と緊張が走る中、久々に対策室に戻った片桐が、狙われているのは小野田だと明かす。

翌日、小野田を警護していた絵里子は、片桐に射撃命令を出したのは、小野田ではなく参事官の屋田健三(相島一之)だったのでは、と問う。捜査資料を洗い直した絵里子は、当時の小野田には素性があいまいだった谷本に対する射撃命令を出す権限がなかったはずだと言うのだ。それを否定しない小野田。そして、次の瞬間、絵里子は気付いた。犯人もそのことを知っているのではないか、と。

絵里子は、対策室のメンバーたちに指示し、屋田がいるスタジアムに急行する。そんなとき、山村から狙撃犯は女性だと連絡が入る。菜々美のマンションで寝過ごしてしまった山村は、菜々美の外出後、そこで射撃のオリンピック候補選手だった菜々美の写真、武藤との写真、そして、片桐、川野、屋田の写真を見つけたのだった。

その頃、菜々美は、スタジアムで警備の指示を出す屋田の姿をスコープに捉えていた。大勢の人物が行き交う中、狙いを定め引き金を引くが、弾丸はそれてしまう。そこへ、絵里子と片桐らが駆け込んでくる。警官たちに伏せるように叫びながら、菜々美を追う絵里子ら。そして、観客席の通路で屋田のこめかみに銃を突きつけた菜々美と対峙する。菜々美は、屋田こそ片桐に射撃の指示を出した事件の黒幕で、片桐が撃てなくなったのも屋田のせいだ、と言い放つ。

すると、片桐は、屋田に銃口を向けた。それを見た絵里子は、身をかがめると「撃て!」と叫んだ。その瞬間、片桐は菜々美の銃に向けて発砲。菜々美の手から、見事に銃だけが弾かれた。

その後、逮捕された菜々美が、絵里子と片桐の側を通り過ぎる。すると、片桐は深々と頭を下げ、謝罪の言葉を口にした。そんな片桐に菜々美は、武藤が撃たれたときに電話をかけたのは自分だった、そのせいで武藤は撃たれたのではないか、とずっと責任を感じていたと明かす。片桐は菜々美に、今後、武藤への花は自分が供えるから、と声をかける。同じ日の夜、ひとり対策室にいた絵里子は、池上浩(丸山智己)に電話をする。しかし、浩は出ることはなく――。

 

第9話「誰にも言えない...秘密の顔」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、トラック運転手・柏原が惨殺された事件を担当する。 木元真実(戸田恵梨香)、花形一平(溝端淳平)とともに現場に入った絵里子は、犯行に衝動性がある一方、指紋を拭き取るなど、冷静さもあることから複数犯の可能性を示唆。奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、遺体の傷が右半身に集中していることから、犯人は左利きの可能性が高いと言う。 

その後、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らの捜査によって、柏原には暴力が原因で離婚した妻と、26歳になる息子・直人(原田健二)がいることが判明。さらに、直人も子供に暴力を振るっており、それに悩んだ直人は"虐待サイトSOS"という相談所を訪ねていたこともわかる。サイトを運営するのは、慶政大学心理学部教授の西名亘(生瀬勝久)だった。西名は、自分を訪ねてきた絵里子に父親から暴力を受けていたことは、息子が父親を殺す動機にはならないと話す。

そんな折、今度は土木作業員・町田が殺される。柏原殺害事件と同一犯による犯行だと思われた。
衝撃的な連続殺人は捜査の遅れとともに報道され、絵里子は丹波博久(光石研)から叱責を受ける。野立信次郎(竹野内豊)が擁護するが、丹波の怒りは収まらない。

やがて、町田も子供を虐待しており、その子供もサイトを訪ねていたことがわかる。絵里子は、子供からのメールにアクセスできた西名と大学院生2人に焦点を絞り、再び大学に西名を訪ねる。絵里子が事件時のアリバイを尋ねると、西名は深夜のため自宅にいたが同居する弟とも顔を合わせていないので、それを証明できる人間はいないと答える。

その翌日、再び惨殺事件が発生。しかし、今回は現場に靴跡が残されるなど、犯人は痕跡を残していた。真実と花形は、一連の事件とは別の犯人か、と絵里子に尋ねるが、絵里子には思うところがあった。

そんな中、西名の下でサイトの管理を手伝う大学院生・増田(尾上寛之)の所持品から殺害に使われたナイフが発見された。ナイフには増田の指紋がありアリバイもないと思われたが、増田はその時間、西名の教授室にいたと答える。

増田の取り調べを見ていた絵里子は、山村と岩井に、大学に設置されている監視カメラの映像を取り寄せるよう指示。その様子を見た真実は、自分たちに何かを隠しているのでは、と絵里子に尋ねる。絵里子はまだ確証がないので詳しくは言えないが、もし、自分の推測が正しければ、一連の事件はいままでに経験したことがないものだろうと話す。

その後、監視カメラの映像を調べた結果、増田のアリバイが証明された。そして、サイトへの問い合わせメールを分析していた真実は、3件の事件には「熱湯」「離婚」「父子家庭」「閉所恐怖症」と共通する4つのキーワードがあると報告する。

後日、絵里子らはとあるシンポジウムの会場にいた。その会に出席すべく、西名もやってくる。西名は、監視されているとは知らずに会場内をどんどんと進んで行き、やがて、ある部屋のドアを開く――。部屋の中にいたのは、絵里子だった。予想外のことに驚く西名に、絵里子は手にしたナイフを下ろすよう指示。言われた西名は、「啓介」という人物にその指示を伝える。すると、絵里子が「ナイフを下ろすのはあなたよ、西名先生」と言い放った。

その瞬間、西名の視界から「啓介」が消え、西名はナイフを手にした自分を認識する。絵里子は、西名が解離性同一性障害、いわゆる多重人格で、啓介(虎牙光輝)は西名が心の中で作り出した人物だと告げる。西名と啓介は、幼少期から父親による虐待を受けていた。熱湯をかけられたり、押入れに閉じ込められたりという日々を、兄弟は寄り添い耐えてきた。

しかし、30歳になった啓介は虐待の経験から立ち直れず父親を殺し、自らも自殺する。それを発見した西名は、啓介の死を受け止められずに、心の中に啓介を作り出したのだ。そして、虐待相談サイトを立ち上げ届いたメールの中から、自分たちが受けた虐待に関連する「熱湯」「離婚」「父子家庭」「閉所恐怖症」というキーワードが含まれたものに反応、それらの虐待を行っていた人物を啓介の人格となって殺害していたのだ。

それに気づいた絵里子は、西名をおびき寄せるため、キーワードを入れたメールを送っていたのだった。西名は錯乱し、ナイフを拾い絵里子に襲いかかる。しかし、対策室のメンバーに確保される。

いつから西名が多重人格であると気づいていたのか――真実らに問われた絵里子は、教授室のパソコンのマウスが右から左に移動していたこと、監視カメラに映った西名が普段は不自由にしている足を普通に動かしていたことがヒントになったと明かす。多重人格では、人格が変わると利き手が変わったり、持病が消えてしまったりすることもあると説明した。

そんな頃、池上浩(丸山智己)はひとり居酒屋にいた。店員から、絵里子のことを聞かれると、最近、すれ違いになっていると明かす。そこへ、携帯に絵里子からの着信があるが、浩は電話を取らない。

一方、絵里子らが対策室にいると、野立がやってくる。大事なことを言いに来た、という野立は、あろうことか対策室に謹慎処分が言い渡されたと告げる。突然のことに絵里子は――。

 

第10話「容疑者はボス!? 最後の事件」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)ら対策室の刑事たちは、謹慎処分を受け、生活安全課を補佐する仕事をしていた。
花形一平(溝端淳平)とともに、あるキャンペーンに参加していた片桐琢磨(玉山鉄二)は、新聞記者・鈴木真司(小須田康人)に声をかけられる。記者は、今回の対策室の謹慎と警視庁の裏金汚職問題には関係があるのかと尋ねる。
同じ頃、ゴミ箱連続爆破事件を担当する木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)は、証拠品の分析を終えた奈良橋玲子(吉瀬美智子)から、時限爆弾のタイマーに使われた時計に絵里子の指紋があったと聞かされる。
対策室のメンバーたちは、片桐の指示のもと、山村、岩井善治(ケンドーコバヤシ)が捜査を、真実と花形が絵里子を取り調べることにする。

一方、野立信次郎(竹野内豊)は、警視総監・大山源蔵(津川雅彦)も来場する式典の警備について幹部との打ち合わせを終えた。すると、そこへ片桐がやってきて裏金問題について尋ねる。しかし、野立はそれを一蹴する。

そんな頃、ある大学の講義室で死傷者が出る爆発が起こった。真実は、取調べ中の絵里子にそれを報告。さらに、爆弾に「過酸化ベンゾイル」が使われていたことを明かすと、絵里子の表情がかわる。実は、タイマーに使われていた時計は、絵里子が池上浩(丸山智己)に贈ったものだった。しかし、絵里子は、事件に関与しているのは浩の弟の健吾だろうと明かす。

池上健吾(石垣佑磨)は、5年前、ある爆弾テロの容疑者として逮捕された。バックには反政府組織のテロ集団「黒い月」があるとされたが、健吾はそれを否定。それどころか、理系の大学院生だった健吾は、友人に頼まれ「過酸化ベンゾイル」を貸しただけ、と爆弾テロへの関与も否定した。しかし、それを証明できるものがなく、5年の実刑を負うこととなったのだ。
絵里子は、健吾の確保、浩の事情聴取が必要だと真実に告げると、自分がやるといって立ち上がった。

その翌日、絵里子は、事情聴取にやってきた浩に健吾のことを切り出す。浩は、最近出所した健吾と暮らしていたが、2週間前から健吾が姿を消していること、同時に絵里子が贈った時計もなくなっていることを明かす。しかし、浩は、健吾は絶対に人を殺めることはしない、と絵里子を見据えて言う。

その頃、式典が行われるホールに人々が集まっていた。警備の警官がいる中、野立は各所を点検しながら歩く。そんなとき、シャッターが壊れていることを知り、すぐに業者に修理を頼むように、と指示を出す。ほどなくして、大山がホールに到着する。

同じ頃、絵里子ら対策室のメンバーは、一連の爆弾事件を整理していた。3つの事件いずれにも「過酸化ベンゾイル」が使われ、その使用量は事件のたびに増えていた。それに気づいた真実は、3つの爆発は、別の爆弾事件に応用するためのリハーサルなのではないか、と思い当たる。花形が調べた結果、5年前に「黒い月」を破滅に追いやった事件の指揮を執っていたのが、大山だとわかる。さらに、爆発が起きた大学の講義室と、今回、式典が行われるホールの形、大きさ、出口の数までもが同じであることがわかった。犯人は「黒い月」で、犯行目的は大山への復讐なのか......。警備についての情報などが犯人側に知られていることから、絵里子は警察に内通者がいる、と確信する。

一方、片桐は、裏金汚職問題の件で小野田忠(塩見三省)から呼び出されていた。小野田は、記者・鈴木の大学の先輩で鈴木を信頼していると話していた。さらに、小野田が独自に調査をした結果、問題の全容が明らかになりそうなので、それを片桐に話したいと言うのだ。後日、とある喫茶店で2時に待ち合わせたが、小野田は3時を過ぎても現れない。代わりにやってきたのは鈴木だった。鈴木は、総監が大山になってから、警視庁に裏金問題があることが取り上げられるようになったと話す。その結果、不正な金をプールしていた部署が目を付けられるようになり、不正を働いていた上層部の者たちは新たに金をプールするための新たな部署を立ち上げた。なんとそれが、絵里子らの対策室だというのだ。それを立ち上げたのは、野立だった。

絵里子は、野立に電話をし大山を連れて逃げるように指示した――と同時に、爆発音とともに煙があがる。会場がパニックに陥る中、野立は壇上にいた大山を出口へ誘導する。そんな中、観客席に悠然と座る男(反町隆史)がいた。絵里子は、大山が野立といると知り安堵するが、爆破されたのが会場の入り口や廊下だと聞いて、疑問を感じる。狙いが大山の暗殺ならば、なぜ爆弾は演壇に仕掛けられないのだろうか、と。これがフェイクで、単に会場の警備の混乱を目的にしているのだとしたら......。同じ頃、警備に関する資料を見ていた岩井は、今日になって警備が半分に減らされていることを知る。それを指示したのは、野立だった。

ホールに着いた絵里子は、騒然とする会場の中で、野立を探す。その頃、野立は大山とともに車に乗り込み会場を後にするところだった。その車を運転するのは、会場にいたあの男だった。走る車を見つけた絵里子が、それを追うと、後部座席の野立が笑みを浮かべて手を振った。それを見た絵里子は......。

 

最終回「衝撃の最終回拡大SP...裏切りの果て」のあらすじ(ネタバレ注意)

大澤絵里子(天海祐希)は、刑事たちに警視総監・大山源蔵(津川雅彦)、野立信次郎(竹野内豊)を乗せた車の追尾を指示すると、自身も木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)とともに車を追いかける。
その頃、丹波博久(光石研)は集まった警視庁の幹部たちに、大山と野立が誘拐されたことを報告。首謀者は、反政府組織「黒い月」のメンバーだと伝えた。

一方、対策室に戻った片桐琢磨(玉山鉄二)は絵里子に、何者かにより刺された小野田忠(塩見三省)が意識不明の重体であると告げる。小野田は、警視庁にある裏金汚職の証拠をつかんだため命を狙われた。真実、片桐、山村、花形、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らは、裏金汚職と「黒い月」に野立が関係していると思われることにとまどいを隠せない。

そんな中、絵里子はメンバーたちに、司令部からの情報を対策室に入れるため、屋田健三(相島一之)の協力を得ることにしたと明かす。そして、屋田には、野立が裏金汚職に関わっており、その隠蔽のために大山を殺害することが「黒い月」の利害と一致したため、「黒い月」と手を組んだのだと話した。さらに、誘拐されたふりをしている野立は、自分たちが野立の企てを知ったとわかれば、大山を殺して「黒い月」と一緒に逃亡することも考えられることから、今は野立の作戦に乗るふりをしてその裏をかく、という計画も明かした。

やがて、警視庁の司令部に「黒い月」の高倉龍平(反町隆史)から連絡が入る。高倉は、大山と野立の解放と引き換えに現在服役中の「黒い月」の最高幹部3名を釈放しろ、と要求した。

そんな折、都内のある変電所で、高倉が仕掛けたと思われる爆弾が見つかった。爆弾処理班が現場に向かうが、それは今までに見たことがない時限爆弾で、解除方法がわからないものだった。奈良橋玲子(吉瀬美智子)はそれを、日本にはまだ解除した者がいない燃料気化爆弾だと指摘。解除できるのは、現在服役中の野垣泰造(武田鉄矢)しかいないと考えた絵里子は、野垣に頭を下げ、爆弾の解除を頼む。絵里子の説得に応じた野垣は解除の手順を教えるが、最後の最後でウソをつく。しかし、絵里子がそのトラップを見破り、爆弾は無事解除された。

その後、高倉から、幹部3名が釈放された時点で大山、野立との交換場所を教えると連絡が入る。さらに、高倉は運転手に絵里子を指名してきた。

翌朝、絵里子は刑務所へ向かうと、幹部3名と対面。早速、自分の車に乗せ、高倉から指定された場所へと向かう。
指定された巨大倉庫には、高倉と部下がいた。絵里子は、幹部を高倉と対面させると、高倉に犯行の目的を尋ねる。高倉は、腐った日本を叩きつぶし、自分が日本を変えてやる、と豪語した。幹部と、大山、野立の交換が行われようとした次の瞬間、高倉が幹部を銃撃。さらに、野立も大山を狙撃する。胸を撃たれよろめく大山に、絵里子と真実、そして屋田が駆け寄る。大山の頚動脈に触れた絵里子は、大山が死亡したことを屋田に告げた。それを聞いた屋田は、逃げた野立を追うと言って走り去る。

一方、高倉と部下は逃走を試みて倉庫の外へと向かっていた。停めてあった車に乗り込もうとした際、バイクで走り去る池上健吾(石垣佑磨)を目撃した高倉は、車に爆弾が仕掛けられているに違いないと思い、急遽、パトカーを奪い逃走する。

その頃、絵里子は野立を追い詰め、ついに対峙した。野立めがけて引き金を引く絵里子。銃弾は野立の胸を貫き、野立は倒れこんだ。本当に野立が裏金汚職の犯人なのか――屋田は絵里子にそう問うが、絵里子はたまらずにその場を立ち去る。ひとりきりになった屋田は、倒れた野立に手を合わせる。そして、内ポケットからフラッシュメモリーを取り出すと、野立のポケットに忍ばせた。

そこに現れた絵里子は、ポケットに入れたのは何かと屋田を問い詰める。裏金がプールしてある海外の銀行預金の口座番号なのでは、と詰め寄る絵里子。すると、倒れていた野立が起き上がり、フラッシュメモリーを取り出して見せた。さらに、真実がその模様をビデオカメラに録画していた。屋田は、呆然と立ち尽くす。

絵里子は、大山が拉致されたホール前で、車で去る野立を見たとき、野立が"危険"というサインを送っていたことで、事件に感づいたと説明。また、片桐から裏金汚職のことを聞き、調べを進めるうち、野立の部屋と対策室から盗聴器を発見。その二部屋に仕掛けられるのは屋田しかいない、と確信したと言う。また、野立は、警察内部に黒幕がいてその者が「黒い月」と繋がっていることもわかっていたが確証がなかった。しかし、黒幕が屋田ならば隠蔽のために大山を狙うだろうから、念のために屋田が手配した警備の警官たちを減らしたのだと説明。ただし、高倉に拉致されたのは予想外だった、とも明かした。続けて絵里子は、野立が死ねば屋田が何らかのアクションを起こすと踏み、野立に撃たれて死ぬふりをさせたのだ、と話した。

そんなところへ、大山が笑顔で現れた。大山は、裏金汚職の犯人を捕まえるため、自ら危険を承知でホールにやってきたのだ。また、野立は人質交換の場で総監が殺されることを予想し、事前に高倉に命乞いをするふりをして自ら大山を撃ったというのだ。野立は、大山の胸を狙うことを決め、そこに金属製の名刺入れを防弾のために仕込んでいた。

その頃、パトカーで逃げていた高倉らは、タイマー音がすることに気づき、車を停めた。トランクを開けてみると、そこには時計を持った山村がいた。さらに、そこに片桐と、健吾に扮しバイクに乗った花形が駆けつけた。高倉が逃走時に見た健吾と思われる男は花形だったのだ。健吾に見せることで車に爆弾が仕掛けてあると思わせ、警察車両を奪わせることが目的だった。そして、ついに高倉は逮捕された。

翌日、絵里子は池上浩(丸山智己)からの電話を受けていた。池上は、健吾の無実を証明してくれた礼を言うと、海外に行くことを決めた絵里子に滞在期間を尋ねる。絵里子は、今度は待っていてくれなくていい、と言うと電話を切った。

その頃、対策室のメンバーは絵里子不在を寂しがりながらも、事件に追われていた。
同じ頃、ひとり空港にいた絵里子は、まさに出国直前で――。

※フジテレビHPより引用

動画 動画ダウンロード ドラマ アニメ 動画 お笑い 動画 ブラウザ フラッシュゲーム 水の宅配  ミネラルウォーター通販 おもしろゲーム 脱出ゲーム パズルゲーム シューティングゲーム アドベンチャーゲーム レースゲーム スポーツゲーム テーブルゲーム 乙女ゲーム 格闘ゲーム 着せ替えゲーム マリオゲーム ホラーゲーム GAME 日用品 通販 ハンドソープ 通販 ボディソープ 通販 食器用洗剤 通販 洗濯用洗剤 通販 浴室クリーナー 通販 ワイン 通販 赤ワイン 白ワイン ブルゴーニュワイン アルザスワイン