アタシんちの男子

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アタシんちの男子

 

アタシんちの男子の概要

2009年4月14日からフジテレビ系列で放映。

借金取りから逃走中のホームレス娘が、個性の強い超キャラ男6人の男たちと家族になっていく様子を描いた新感覚ホームコメディドラマ。

主演は堀北真希。フジテレビのドラマ「ハチワンダイバー」にゲスト出演したつるの剛士が、今回フジテレビのドラマで初のレギュラー入りを果たした。

アタシんちの男子 動画 (最終回の結末に注目!) 


アタシんちの男子の主題歌


GIRL NEXT DOOR 「Infinity」

 

アタシんちの男子の出演者

峯田千里 ...... 堀北 真希
大蔵風 ...... 要潤
大蔵猛 ...... 岡田 義徳
大蔵翔 ...... 向井 理 
大蔵優 ...... 山本 裕典
大蔵智 ...... 瀬戸 康史 
大蔵明 ...... 岡山 智樹
大蔵新造 ...... 草刈 正雄
国土豊 ...... つるの 剛士
時田修司 ...... 山本 耕史
小金井響子 ...... 高島 礼子

 

アタシんちの男子のスタッフ

企画:立松嗣章
脚本:武藤将吾
プロデュース:森安彩
演出:松田秀知、佐藤源太
制作:フジテレビ、共同テレビ

 

アタシんちの男子の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月14日 ホームレス娘vs変人6兄弟 14.1%
第2話 2009年4月21日 男子のフェロモン 11.0%
第3話 2009年4月28日 男子、恋にタメ息 9.6%
第4話 2009年5月5日 ラブな誘拐大作戦 9.4%
第5話 2009年5月12日 長男とキス?! 12.3%
第6話 2009年5月19日 ママが恋人?! 12.0%
第7話 2009年5月26日 急接近にドキッ! 9.5%
第8話 2009年6月2日 節約で始まる恋!? 11.3%
第9話 2009年6月9日 さよなら奇跡の男 10.4%
第10話 2009年6月16日 驚きの真相! 9.8%
最終回 2009年6月23日 家族という宝物 10.4%

 

 

アタシんちの男子のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ホームレス娘vs変人6兄弟」のあらすじ

峯田千里(堀北真希)は、公園のダンボールハウスやネットカフェを転々としている20歳の女の子。千里がホームレス生活を送っているのには理由があった。千里は、幼いころに母親を病気で亡くし、父親の徹(鶴見辰吾)も失踪してしまったため、たったひとりで世の中を生き抜いていた。ところがあるとき、千里のもとに突然、借金取りが現れる。千里は、徹がギャンブルで作った1億円もの借金の連帯保証人にされていたのだ。以来、千里は、ヲタク界でカリスマ的な影響力を持つネットカフェの店員・国土豊(つるの剛士)らに助けられながら、借金取りから逃げ回っていた。

そんなある日、千里は、とうとう借金取りに追い詰められる。そこにいきなり現れたのが、日本を代表する玩具メーカー『ミラクル』の社長・大蔵新造(草刈正雄)だった。新造は、借金取りに1億円の小切手を手渡して千里を救うと、1億円はいつか返す、と書かれた巻物のような誓約書を取り出して彼女にサインをさせる。ところが新造がその書面をめくると、そこにあったのは婚姻届だった。

新造は、自分は余命1ヵ月だから最後に側にいてくれる妻がほしい、とうそぶくと、妻になるか1億円を返すかどちらかを選べ、と千里に迫った。金を返すあてもない千里は、妻になることを承諾するしかなかった。

それから1ヵ月後、新造が他界する。千里は、新造の遺言に従い、飛行船に乗って彼の遺骨を空からまいた。そんな千里の前に現れた新造の秘書・時田修司(山本耕史)は、彼女を新造の別宅『トリックハート城』に連れて行く。ほどなく、『ミラクル』の顧問弁護士だという小金井響子(高島礼子)がやってきて、以前、千里がサインした巻物を取り出した。そこには、1億円を返済したこととみなす条件として、新造の妻になることだけでなく、3ヵ月間、このトリックハート城で、新造の息子6人の母親として生活すること、と記されていた。

独身だった新造は、後継者候補として、風(要潤)、猛(岡田義徳)、翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)の6人を養子に迎え入れていた。しかし、新造の変人ぶりに愛想をつかした彼らは、誰ひとり新造のことを父親として慕っておらず、それぞれ好き勝手な生活を送っていた。

しぶしぶその条件を飲んだ千里は、トリックハート城で暮らしていない長男の風を除く5人と顔を合わせる。だが、猛たちは当然その話に激しく反発し...。

 

第2話「男子のフェロモン」のあらすじ

千里(堀北真希)は、玩具メーカー『ミラクル』の社長代理を命じられる。それも、千里が新造(草刈正雄)から借りた1億円を返済したものとみなす条件のひとつだった。

そんな千里に協力を申し出たのは、家を出て生活しているはずの三男・翔(向井理)だった。千里が手にするはずの遺産を狙う翔は、もうひとつの条件『3ヵ月間、トリックハート城で息子たちの母親として生活すること』を片付けようと提案した。翔は、放浪中の長男・風(要潤)に電話して一緒に食事をしようと誘うと、千里とともに、次男の猛(岡田義徳)、四男・優(山本裕典)、5男・智(瀬戸康史)、6男・明(岡山智樹)を、新造が発明したハイパー接着剤を使って椅子に貼り付け、無理矢理食卓につかせた。が、その際、猛は、何故家に戻ってきたのか、と翔に噛み付き、大ゲンカを始めてしまう。

『ミラクル』の顧問弁護士・響子(高島礼子)によれば、猛と翔は、昔は仲が良かったらしい。しかし、6年前に翔が何も言わずに家を出てしまったことが原因で、ふたりの関係は悪くなったのだという。猛は、翔が後継者の座を譲るために出て行ったと思い込んでいるのではないか、というのが響子の意見だった。

そんな折、翔が働いているホストクラブに猛がやってくる。ホストの面接を受けた猛は、翔より自分の方が上であることを証明するのだという。

同じ日、ダンボールハウスを修復していた千里は、悪ガキ3人組に襲われる。3人は、明をいじめていた連中だった。雑用を言いつけられて偶然通りかかった猛は、襲われているホームレスが千里とは知らずに助けに入った。千里は、猛が本当は男気があって優しい人間であることを知って微笑んだ。

千里がトリックハート城に戻ると、そこにはパテが入った6人分の額縁が用意されていた。母親十ヵ条の第二条は「兄弟の手形を壁に残せ」なのだという。

その夜、千里は、親衛隊からの情報で、翔の秘密を知る。実は翔には、間もなく6歳になる息子・力(丸山歩夢)がいたのだ。翔が力を預けている託児所を訪れた千里は、そこで猛に出くわす。猛は、客の女性に気いられ一緒に店を出た際、翔の姿を見かけて後をつけてきたのだ。力のことを知られてしまった翔は、千里と猛に、家を出た本当の理由を話した。翔に子どもができたことを知った新造から、おろすよう命じられたからだった。

事件が起きたのはその翌日のことだった。猛が暴力団に拉致されてしまったのだ。猛がホストクラブでつかまえた女性客というのが、実は五十嵐組組長の女だったらしい。事情を知った千里と翔は、猛を助けに行くが、逆に捕まってしまう。そのピンチを救ったのは優だった。女性アレルギーの優は、グラビアアイドルとのCM撮影を中止に追い込むために、スタジオを壊そうとしていた。実は五十嵐組は、そのアイドルの所属事務所と裏でつながっており、千里たちが監禁されていたスタジオを所有していたのだ。ほどなく警察が駆けつけ、千里たちは無事に帰ることができた。警察に通報したのは明だった。

帰り道、千里は、猛と翔の手にハイパー接着剤を塗って握手させると、その場から立ち去ってしまう。手をつないだまま殴り合いを始め、傷だらけになる猛と翔。そこで猛は、子どもができたことを黙っていたのは許せない、と翔に告げた。そのとき、猛が飲んでいた水が接着剤でつながれた手にかかった。すると、接着剤が溶けてふたりの手が離れた。バツが悪そうに立ち上がった猛は、別れ際、「大蔵新造と衝突したのはお前だけじゃねえんだよ」と翔に告げ...。

千里がトリックハート城に戻ると、リビングには猛がいた。猛は、千里が作った味噌汁を飲んでいた。そして壁には、猛の手形が飾られていた。そのとき、電話が鳴った。優が警察に捕まったのだという...。

 

第3話「男子、恋にタメ息」のあらすじ

千里(堀北真希)のもとに、四男の優(山本裕典)が窃盗の容疑で逮捕されたという知らせが入る。千里は、次男の猛(岡田義徳)に命じられて、渋々警察へと向かった。

警察署に着いた千里は、優が誤認逮捕されたことを知る。近くで現金盗難事件があり、職務質問を受けた優がたまたま50万円を持っていたからだった。実は優は、極度の女性恐怖症を克服するためにカウンセリングを受けようとしていた。50万円はその入会金なのだ。優の所持品の中からそのチラシを見つけた千里は、猛や三男の翔(向井理)、五男の智(瀬戸康史)に報告した。すると猛は、優に向かっていきなり「お前の女性恐怖症を治してやる!」と言い放つ。

そんな折、トリックハート城に智の担任・吉田真央(小野真弓)がやってきた。登校拒否を続けている智を心配して訪ねてきたのだという。その姿を見た優は、驚きを隠せなかった。真央は、優を女性恐怖症にさせた張本人だった。

一方、アパートに戻った長男の風(要潤)は、郵便の中に、新造(草刈正雄)からの手紙が混じっていることに気づく。同じころ、翔は、『ミラクル』の顧問弁護士・響子(高島礼子)から、トリックハート城の96番の部屋に宝が隠されている、と教えられる。翔は、それがクロック=千里の部屋となった『恐怖時計の部屋』ではないかと推測した。

そんな中、国土(つるの剛士)が働くネットカフェを訪れた千里は、親衛隊の西郷(なすび)たちから、かつて天才マジシャンともてはやされた智が、両親の脱税事件で芸能界を追われたことを教えられる。千里は、「高校を辞めても、もう一度マジシャンを目指して稼げばいい」などと智に言ってしまったことを後悔した。

千里は、すっかり落ち込んでいる優を励まそうと、新造が作った『ハイパワーボイス』を使おうとした。千里は、『ハイパワーボイス』に「そんなあなたが大好きです!」と吹き込み、この機械は相手の心の声を聞くことができるから真央に試してみたらどうか、と嘘をついて優に渡す。優は、バカにするな、と千里に反発した。千里は、そんな優に、辛い過去に悩むのも、新しい自分を見つけようともがくのも間違っていないのだから、もっといまの自分を好きになってあげてもいいんじゃないか、と言葉をかけ...。

真央が再びトリックハート城にやってくる。千里と優の会話を聞いていた智は、真央の前に姿を見せ、いつか学校に行く、と約束した。

ところがその最中、真央の正体が判明する。実は彼女は、智の担任でも、優の初恋の人でもなく、手配中の空き巣だった。千里は、智の心を踏みにじった真央に怒りをぶつけ、翔や優、智と協力して逃げようとしていた真央を捕まえた。

真央が持ち出そうとしていた荷物の中に宝箱のようなものがあった。その中に入っていたのはおもちゃとバースデーカードだった。どうやらそれは、新造が、翔の子ども・力(丸山歩夢)のために用意したものらしい。翔は、動揺を抑えながらトリックハート城を後にした。するとそこに、力が行方不明になった、という知らせが入る。

トリックハート城のリビングには、猛に続いて、智の手形も飾られる。そこで優は、千里に向けてハイパワーボイスのボタンを押してしまう。「そんなあなたが大好きです」。新造の声で流れたその言葉に、優は動揺する。

そのとき、千里の携帯に時田から連絡が入った。時田は、1億円を今すぐ返してもらわなければならなくなった、と千里に告げ...。

 

第4話「ラブな誘拐大作戦」のあらすじ

千里(堀北真希)は、『ミラクル』の社長秘書・時田(山本耕史)から、借金1億円の返済を迫られる。時田によれば、ミラクル社が進めていた大規模アトラクション事業が、スポンサーの撤退により中止に追い込まれそうなのだという。顧問弁護士の響子(高島礼子)が所持している千里との契約書には、『ミラクルが倒産した場合、1億円はただちに返金すること』『社長代理としてミラクルに尽力すること』と記されていた。時田は、その契約をたてに、プロジェクトの存亡をかけて明日行われる最終プレゼンでスピーチをしてもらう、と千里に告げる。

同じころ、翔(向井理)の息子・力(丸山歩夢)が行方不明になるという騒動が起きる。ほどなく、何者かから力を誘拐した、という電話が入った。しかも誘拐犯は、新造(草刈正雄)の声で電話をしてきていた。犯人は、身代金を要求せず、離婚した力の両親・翔と咲(浅見れいな)に、ある広場に行くよう命じた。

千里は、優(山本裕典)が返しにきたボイスチェンジャー『ハイパワーボイス』を明(岡山智樹)が手にとっていたことを思い出す。そのことを問い詰められた明は、千里を、力が隠れている場所に案内した。実は今回の誘拐事件は、翔と咲によりを戻してもらうために、力が明に協力を求めて実行した偽装誘拐だった。千里から事情を聞いた国土(つるの剛士)たちは、千里も力に協力すべきではないか、と提案する。

力の計画に協力することを決めた千里は、翔と咲に「一緒に写真を撮れ」「カラオケ大会でデュエットして優勝しろ」と、さまざまな指示を出した 。

翔と咲は、互いに協力しあって、千里たちの指示をクリアしていった。その際、翔は、咲から新造の話を聞かされる。実は新造は、翔に内緒でふたりの生活費を援助していたのだという。新造が子どもおろすよう翔に命じたのも、翔の覚悟を確かめるだめだった。その話を聞いた翔はショックを受けていた。

千里たちの計画には、国土や平次(永山絢斗)はもちろん、千里親衛隊の面々、そして事情を知った猛、優、智も加わった。そんな中、国土らの顔を覚えていた翔は、すべてを理解しトリックハート城へと向かった。そこで力と再会する翔と咲。待ち構えていた猛は、今回の黒幕が力であることを翔たちに伝えると、力を担いで部屋を出て行く。翔たちはその後を追った 。

翔たちがたどり着いたのは、ミラクルの新プロジェクト最終プレゼンの会場だった。演壇に上がった千里は、スピーチをせず、その代わりにある映像を流した。それは、千里たちからの指示に従って力を合わせる翔と咲の姿だった。そこに、力のナレーションや、デビューを目論んで録音した猛の歌がかぶさり、最後には新造も登場した。

「触れてみればわかる、その温もり。何があっても変わることのない、その絆。そういう願いが込められています。是非体感してみてください」と締めくくる新造。それは、宝探しのアトラクションゲームを通じて家族の絆を深めることができる、という今回のプロジェクトのコンセプトを表現した映像だった。実は新造の言葉は、『ハイパワー電動おしり拭き』の説明用DVDから抜粋したものだったが、会場からは拍手が沸き起こっていた。

翔は、新造が用意していた誕生日プレゼントを力に渡し、これからは咲と一緒に暮らすよう告げる。新造がそうしてくれたように、自分も力をずっと見守っている――翔は、力を抱きしめながらそう約束した 。

千里たちがトリックハート城に戻ると、そこに長男・風(要潤)の姿があった。風は、千里と親しくなり始めている兄弟たちを挑発するかのように、いままで千里がやってきたことはすべて金のためだ、と言い放ち... 。

 

第5話「長男とキス?!」のあらすじ

トリックハート城を追い出された千里(堀北真希)は、ホームレス生活に戻る。大蔵家の長男・風(要潤)が、これまでの千里の行動はすべてお金のためだ、と次男の猛(岡田義徳)や四男の優(山本裕典)たちにばらしてしまったからだった。千里は、風の言葉を否定しなかった。そんな千里に、五男の智(瀬戸康史)や六男の明(岡山智樹)もショックを受けていた。三男の翔(向井理)だけは、千里の言い分も聞くべきではないかと主張したが、猛は、翔の言葉に耳を貸そうとはしなかった。

千里は、国土(つるの剛士)らとともに、1億円の借金を返済する方法を模索し始める。そこにやってきた『ミラクル』の社長秘書・時田(山本耕史)は、千里に1週間の返済猶予を与えた。そんな中、国土と同じネットカフェで働く平次(永山絢斗)が、インターネットである情報を入手する。それは、温泉を掘り当てて金を稼ぐ、というものだった。平次によれば、温泉が眠っているという噂がある土地の地主との交渉も上手くいったという。その話を聞いていた千里のホームレス仲間たちは、協力を申し出る。

同じころ、猛は、かつて働いていたバイク便会社から声をかけられ、職場復帰する。猛は、社長(芝崎昇)からアタッシュケースを手渡され、指定された日時にある場所まで届けるよう命じられた。猛は、届ける日まで中身を見ないで保管していろ、と念を押されていたにもかかわらす、ふとそれを開けてしまう。なんと、アタッシュケースに入っていたのはダイナマイトだった。

別の日、千里たちはホームレス仲間たちと温泉を掘り始める。すると、千里の携帯電話が鳴った。千里が世話になっていた義男(田山涼成)からだった。千里が義男の家を訪れると、そこにいたのは千里の父・徹(鶴見辰吾)だった。徹は、借金返済のために大蔵家に戻ってくれ、と千里に頼んだ。千里は、そんな徹の無責任さに激怒し、殴りかかった。

一方、国土は、トリックハート城を訪れる。大蔵家の兄弟たちに千里のことを話して、誤解を解こうと思ったのだ。翔は、国土が話す千里の生い立ちをハイパワーボイスに録音し、猛や優たちに聞かせる。翔に指示された場所に向かった猛たちは、千里が強制退去させられるホームレスのために、本気で温泉探しに取り組もうとしている姿を目の当たりにする。

千里たちは、新造(草刈正雄)が試作した探知機で温泉が出ると思われる場所のあたりをつける。そこに現れる猛、智、明。猛は、例のダイナマイトを使って千里たちに協力した。が、ホームレスたちの願いもむなしく、水道管を破裂させただけで温泉は出なかった。

そんな中、ホームレスたちのビニールハウスの強制撤去が始まった。駆け付けた千里たちは、なす術もなく撤去作業を見守っていた。そこに、優がTVクルーらとともにやってくる。情報番組の生中継で、女性タレントと地元をデートする、という企画だった。そこで優は、『ミラクル』が進めるアトラクションゲームの工事に、家や仕事を失った人たちを雇うことにしたらしい、と言ってしまう。時田や響子(高島礼子)も、もはや反対することはできなかった。

千里は、猛たちとともにトリックハート城に戻った。翔は、みんなの食事を用意して帰りを待っていた。するとそこに再び風が現れ、いきなり千里にキスをして...。

 

第6話「ママが恋人?!」のあらすじ

千里(堀北真希)は、大蔵家長男の風(要潤)から、半ば強制的に恋人役を務めるよう頼まれる。女性関係でトラブルを起こしていた風は、千里に恋人役を演じさせることでピンチを切り抜けようとしていた。母親十か条をクリアしなければならない千里は、恋人役を務めればトリックハート城に戻ってくるという風の言葉を信じて、それを承諾した。ところが、風にはなんと27人もガールフレンドがいるのだという。千里は、急きょ設置された謝罪会見場で、やってくる風のガールフレンドたちに頭を下げ続けた。

そのころ風は、千里の部屋を物色していた。三男の翔(向井理)は、そんな風の本当の目的を言い当てる。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。

五男の智(瀬戸康史)はサウナルームで雑誌を読んでいた。そこにやってきた四男の優(山本裕典)は、智が持っていた雑誌に、「告白に成功する方法」という特集があることに気付く。優は、千里に告白するつもりなのかと智に問いかけた。それを否定する智。安心した優は、自分が相手役をやるからその告白方法を練習しようと智に提案する。が、ちょうどそこにやってきた千里に裸で抱き合っているところを目撃された優たちは、その関係を誤解されてしまう。

一方、次男の猛(岡田義徳)は、バイク便会社の社長(芝崎昇)から頼まれていたアタッシュケースを指示された場所に届ける。どうやらそこは、大物政治家の家らしい。猛は、応対したSPに、アタッシュケースの中に入っていたダイナマイトを使ってしまったと告げる。だが、SPは、ダイナマイトなど頼んでいない、という。中身をすり替えたのは響子(高島礼子)だった。響子は、千里たちが温泉を掘り当てようとしていることを知り、アタッシュケースにダイナマイトを入れておいたのだ。

そんな中、風と翔は、千里の部屋にある恐怖時計の中から鍵を発見する。そこにやってきた千里は、謝罪に同席もせずにいい加減な態度をとる風に怒りをぶつけた。すると風は、新造の本当の顔も知らないくせに母親づらするな、と千里に言い放つ。トリックハート城を飛び出した千里は、ネットカフェを訪れる。そこで千里は、国土(つるの剛士)から、風の目的は新造の遺産であることを教えられる。

優は、どちらが千里を迎えに行くか、勝負しようと智に持ちかける。智がマジックを披露してそのタネがわかるかどうかで勝敗を決めようというのだ。

同じころ、翔は、千里の部屋から見つかった鍵に記されていた『裏に隠された真実を見よ』という言葉から、新造が残した発明品に取り付けられていたプレートの裏にそれぞれ『愛』『愛』『得る』『得ぬ』『爺』『部位』という刻印がしてあることに気づく。

あくる朝、優は、ネットカフェを訪れ、千里を迎えに行く。優は、もう少しで変われそうな智のことを見てあげてほしい、と言うと、あいつには負けたくない、と続けた。

優とともにトリックハート城に戻った千里は、どうして遺産を探しているのか、と風に切り出した。それに対して、遺産探しは新造の隠された顔を暴くため、と答える風。新造のことを知りたいと考えていた千里は、翔とともに暗号の解読をはじめ、刻印されている文字がアルファベットに変換できることに気づく。並べ替えると、それは『LIVING』だった。

千里たちが手分けしてリビング内を探し始めると、そこに猛たちもやってきた。猛は、智とともに、アタッシュケースの中身、高級カツラを探していた。そこに、自分は風の婚約者だと思い込んでいるチーコ(レイザーラモンHG)が現れた。チーコは、サーベル取り出し、千里さえいなければ風は自分のものだ、と言い放つ。そんなチーコの前に立ちはだかったのは智だった。

チーコが持っていたサーベルに布をかぶせ、それを消してしまう智。チーコはその場に崩れ落ちた。優は、そんなチーコに手を差し伸べ、玄関まで送っていこうとした。そのとき、チーコの髪を見た猛が、カツラを返せと叫んで彼に飛びついた。が、逆に投げ飛ばされ、柱に激突する猛。その衝撃で、装飾品のひとつが落ちた。するとそこには鍵穴があった。

 

第7話「急接近にドキッ!」のあらすじ

千里(堀北真希)は、大蔵家の長男・風(要潤)が養子ではなく、新造(草刈正雄)の実の息子だったことを知る。新造は、6兄弟に、それぞれの秘密が記された巻物を残していた。風の巻物には彼が新造の実の息子であると書かれていた。それは、次男の猛(岡田義徳)や三男の翔(向井理)ですら知らないことだった。翔は、風が養子だと嘘をついていたのは、新造に認めてもらえなかったからではないかと推測する。

同じころ、四男の優(山本裕典)は、妹に会うために生まれ故郷へと向かっていた。新造が優に残した巻物には、火災で亡くなった彼の両親のことが書かれていた。当時7歳だった優には断片的な記憶しかなかった。が、優の妹はそのときのことをすべて覚えているというのだ。

ほどなく、五男の智(瀬戸康史)と六男の明(岡山智樹)もトリックハート城に戻ってくる。その際、明は、メイドの井上(江口のりこ)がいなくなっていることに気づく。井上は、腕相撲で千里に負けてしまったことにショックを受け、修行に出ていた。その井上が、自分の代役として呼び寄せたのは国土(つるの剛士)だった。千里に思いを寄せる国土は、千里は渡さない、と言ってさっそく翔につっかかっていった。

その騒ぎの中、猛は、明が封筒を持っていることに気づく。その中に入っていたのは、多くの芸能人を輩出しているコンテストの応募用紙だった。千里たちは、いつものように9時ちょうどになると寝てしまった明から巻物を取り上げ、その中身を見る。そこには、明が5歳のときに母親が突然姿を消したこと、明が餓死寸前になるまで母親の帰りを待ち続けていたことが記されていた。新造は、そんな明に、お母さんを許してあげてほしい、と書き残していた。

井上からの情報で、やはり明が母親を探そうとしていたことを知った千里たちは、明を優勝させるための作戦を考える。トリックハート城に戻ってきた優も、明のファッションを担当することになった。同時に千里と翔は、ネットカフェの千里親衛隊に明の母親を探してほしい、と頼んだ。だが、千里親衛隊の力をもってしても、有力な情報を得ることはできなかった。

千里と翔は、風に会いに行く。未完成だった新造の発明品『ミラクルスポットライト』を完成させてほしい、と風に頼む千里。実はそれは口実で、本当は風に帰ってきてほしかったのだ。が、風は、それを拒絶し、ホステスの子である自分を認知しなかった新造を非難した。千里は、そんな風に、真実を知るのが怖くて逃げているのは風の方ではないのか、と言い放つと、その場から立ち去ってしまう。

そんな矢先、思わぬ事態が発生する。明からコンテストの応募用紙を郵送するよう頼まれていた国土が、それを忘れていたのだ。おまけに国土は、応募用紙が入った封筒をジーンズのポケットに入れたまま、洗濯してしまっていた。それを知った明は、それほど出たかったわけではないし、母親を探す目的でもない、とうそぶく。

だが、千里たちは、応募用紙の志望動機に「コンテストの日が母の誕生日なので放送を見てくれるような気がして」と書いてあったことを知る。そのとき智は、コンテストと同じ日、優がローカル局で生放送されるちびっ子うた自慢大会の審査員を務めることを思い出す。優は、さっそく局側に頼みこみ、出場枠を増やしてもらった。

 

第8話「節約で始まる恋!?」のあらすじ

千里(堀北真希)は、大蔵家の6兄弟と食事をともにし、母親十か条の第一条『食事は家族そろってリビングで』をようやくクリアする。

同じころ、国土(つるの剛士)は、ネットカフェに戻り、三男・翔(向井理)のことを調べ始める。翔の電話を盗み聞きしてしまった国土は、その内容に不審を抱いたのだ。翔は、電話の相手に、「800万」「できる限りの金は集める」と話していたのだ。翔がゆかりの園という施設出身だと知った国土は、さっそくその施設を訪ねる。ちょうどそこにやってきた翔は、ゆかりの園経営者の志村(飯田基祐)に金を手渡して帰っていく。

一方、長男・風(要潤)らの手形を手に入れ、十か条の第二条もクリアした千里は、響子(高島礼子)から第三条の内容を教えられる。それは『家長を決めよ』というものだった。猛(岡田義徳)は、千里がやればいいと発言した。だが千里は、一家の大黒柱は男が務めるべきだと返す。そこに、優(山本裕典)や智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)も加わり、話は一向にまとまらない。そのようすを見守っていた響子は、家長には1000万円を渡す、と皆に告げる。それは、トリックハート城の維持費だった。すると翔が、その金を貸してほしい、と言い出す。気に入った女性をモノにするために必要なのだという。だが、兄弟5人は、即座に翔の頼みを却下した。そのとき、トリックハート城のすべての出入り口が突然ロックされてしまうという騒動が起きる。さらに、城内のブレーカーが落ち、すべての電気が消えてしまう。

千里たちは、手分けしてブレーカーのある場所を探し始める。その際、翔は、捨て子だった自分を拾ってくれた志村が経営するゆかりの園が経営危機に陥っていることを千里に打ち明ける。

ほどなく、ブレーカーの場所が判明し、電気が復旧した。が、1000万円が入っていたジュラルミンケースが消えていた。盗んだのは誰だと騒ぎ立てる兄弟たち。疑われたのは翔だった。千里と翔の会話を偶然聞いてしまった猛は、施設のことを切り出した。猛は、翔がその経営者に騙されている、というのだ。そんな中、風が国土を引き連れてリビングに戻ってきた。国土は、翔が金を持ち出さないよう、隠したのだという。そこで国土は、ゆかりの園で見たことを皆に告げる。志村は、翔をだますために、近所の子どもたちに金を渡して、孤児のふりをさせていたのだ。翔は、国土の話を信じず、800万円貸してほしい、と土下座して皆に頼んだ。その姿を見ていた千里は、兄弟たちの反対を押し切って、翔に金を渡してしまう。すると、大きな音が響き、トリックハート城のロックが解除される。

千里たちは、手分けしてブレーカーのある場所を探し始める。その際、翔は、捨て子だった自分を拾ってくれた志村が経営するゆかりの園が経営危機に陥っていることを千里に打ち明ける。

ほどなく、ブレーカーの場所が判明し、電気が復旧した。が、1000万円が入っていたジュラルミンケースが消えていた。盗んだのは誰だと騒ぎ立てる兄弟たち。疑われたのは翔だった。千里と翔の会話を偶然聞いてしまった猛は、施設のことを切り出した。猛は、翔がその経営者に騙されている、というのだ。そんな中、風が国土を引き連れてリビングに戻ってきた。国土は、翔が金を持ち出さないよう、隠したのだという。そこで国土は、ゆかりの園で見たことを皆に告げる。志村は、翔をだますために、近所の子どもたちに金を渡して、孤児のふりをさせていたのだ。翔は、国土の話を信じず、800万円貸してほしい、と土下座して皆に頼んだ。その姿を見ていた千里は、兄弟たちの反対を押し切って、翔に金を渡してしまう。すると、大きな音が響き、トリックハート城のロックが解除される。

同じころ、風たちはサウナに入っていた。実は、先日の停電は国土の仕業だった。電気代節約のために、消費電力の上限を下げたのだという。そのとき、サウナ内のモニターが時田(山本耕史)を映しだす。時田は、城をロックしたのは自分だ、と告白すると、ミラクルをもらった、と言い出す。

翔は、千里を抱き寄せ、彼女にキスをする。千里に時田のことを知らせようとやってきた猛は、それを目撃してしまい...。

 

第9話「さよなら奇跡の男」のあらすじ

千里(堀北真希)は、翔(向井理)に抱きよせられ、いきなりキスをされる。その場面を偶然目撃してしまった猛(岡田義徳)は、何故か動揺していた。

同じころ、千里が社長代理を務めていた『ミラクル』では、社長秘書だった時田(山本耕史)が新社長に就任する。時田は、事情を確かめにやってきた千里に、社長就任は前社長の新造(草刈正雄)と約束したことだと主張する。続けて時田は、千里が新造と交わした契約は今後もそのまま継続されるから安心してほしい、と千里に告げた。

千里からその報告を受けた優(山本裕典)や智(瀬戸康史)は、自分たちはミラクルとは関係がなかったのだからこれでよかったのではないか、と理解を示す。だが、長男の風(要潤)は、時田が玩具関連のセクションを廃止し、ゲーム開発だけに絞るはずだ、と言い出す。そこで風が取り出したのは、新造が風に宛てた手紙だった。その手紙には、時田がミラクルを狙っていることが記されていた。それ以上に風が注目していたのは、遺産を見つけることができれば大切なものを守ることができるかもしれない、と書かれていたことだった。だが、その話を聞いていた猛は、新造に騙されていることに何故気づかないのか、と言い放つ。ミラクルを乗っ取られることに気づいていたのなら、最初から遺産を渡せばいいだけだ、というのだ。

そのとき、トリックハート城に猛の実の父親・一輝(ベンガル)が現れる。一輝は、新造が亡くなったことを聞き付け、猛のことが心配になってやってきたのだという。かつて一輝に、もう2度とここに来るな、と言われたことをいまでも覚えていた猛は、その言葉をそのまま返す、と言って猛反発した。一輝は、ふたりのやりとりを心配そうに見守っていた千里に、自分の携帯電話の番号を書いたメモを預けた。

新造の手紙にあった暗号を解読した千里は、母親十か条に遺産のヒントが隠されていることを知る。残りの項目をクリアしようと決意する千里たち。現れた響子(高島礼子)は、第四条が『トリックハート城を大掃除せよ』であることを告げた。

千里は、国土(つるの剛士)の親戚が山川豊氏の遠縁だった関係で、デモテープを聴いてもらえることになった、と猛をだまして、響子に会いに行かせる。そこで響子は、一輝が、お金と引き換えに猛を養子に出したのではなく、猛の将来を考えて故意に憎まれる素振りをしたことを告げる。一輝は、妻が危篤だという知らせを受け、幼い猛をバイクに乗せて病院に向かっている途中、スピード違反で白バイ警官に止められた。言い争いになった一輝は、警官を突き飛ばした。そのとき警官が、ちょうど後ろからやってきた車にはねられてしまったのだ。一輝は、その罪で刑務所に服役し、出所したばかりだった。

第四条をクリアした千里たちは、猛のおかげで第五条『萬彩庵の特製スープを完成させろ』もクリアし、第六条『家族全員で大縄跳び連続百回』に挑む。そこで猛は、これをクリアしたらトリックハート城を出て一輝と暮らす、と皆に告げる。動揺しながらも、笑顔で猛を送り出そうと決意する千里たち。平次(永山絢斗)らネットカフェメンバーの応援を得た千里たちは、さっそく大縄跳びに挑んだ。が、運動が苦手だった智のせいでなかなか上手く跳べなかった。その夜、智は、カフェメンバーにも協力してもらって特訓を開始した。

あくる日、再び大縄跳びに挑戦した千里たちは、ついに百回をクリアする。千里たちは抱き合って喜びあった。国土は、千里たちが強い絆で結ばれていることを実感していた。

猛が荷物をまとめていると、そこに明(岡山智樹)がやってきた。そこで明は、特攻服がほしい、と言い出す。猛は、その言葉に驚きながらも、服を脱いで明に渡した。

その翌日、猛は、千里たちに別れを告げ、トリックハート城を出て行った。その後ろ姿をじっと見つめていた千里は、猛と出会ってからのことを思い出し、ふいにその後を追った。翔もそんな千里に続いた。

猛は、道端でエンストしていた。追いついた千里は、大蔵家には猛が必要だからどこへも行かないでほしい、と懇願した。すると猛は、「俺、誰かに必要とされたことねぇからさ、こんなとき、何て言っていいのかよく分かんねぇンだけど......ありがとうございました」と千里に頭を下げる。千里がいれば大蔵家は大丈夫だ、と言うのだ。あいつらを頼んだぞ――猛は、最後にそう言って走り去っていく。

 

第10話「驚きの真相!」のあらすじ

千里(堀北真希)たちは、ミラクルの新社長に就任した時田(山本耕史)から、3日以内にトリックハート城を明け渡すよう命じられる。翔(向井理)や優(山本裕典)、智(瀬戸康史)らは、そんな時田に反発する。それに対して時田は、もし逆らった場合は力ずくでも出て行ってもらう、と言い放つ。

その夜、千里たちは、どうするべきか話し合う。そこで風(要潤)は、新造(草刈正雄)にとっても特別な場所だったトリックハート城は誰にも渡さない、と宣言する。翔たちも同じ気持ちだった。風は、新造からの手紙にあった「遺産を見つけることができれば大切なものを守れるかもしれない」という言葉の"大切なもの"とはトリックハート城のことではないか、と言い出す。

新造の遺産を見つけるためのヒントを得るためには、千里に課された母親十か条をクリアしなければならなかった。そこに現れた響子(高島礼子)は、母親十か条の第七条が「力を合わせて発明品を作れ」だと千里たちに告げる。

風たちは、響子から手渡された設計図をもとにさっそく発明品の製作にとりかかる。ところがそのとき、思わぬ事態が起きる。千里の部屋が突然爆発して吹き飛んだのだ。時田が、国土(つるの剛士)をだまして千里の部屋にあった時計台に爆弾を仕込んだらしい。

同じころ、時田に呼び出された千里は、ミラクル本社の社長室にいた。そこで時田は、トリックハート城から出て行くよう兄弟たちを説得してほしい、と千里に持ちかける。時田は、智にはブロードウェイでマジックを学ぶための環境を、明(岡山智樹)には新しい家と家政婦を用意するほか、すでに家を出ている猛(岡田義徳)を含む他の4人にも十分な額の立退き料を支払うという条件を提示する。子どもの将来を考えるのも母親の大事な役割ではないか、という時田の言葉に、千里は悩む。

トリックハート城に戻った千里は、ここから出て行った方がいいのではないか、と兄弟たちに持ちかけた。それに対して、風たちは最後まで戦うと主張し、出ていくのならひとりで出て行け、と冷たく言い放つ。このとき兄弟たちは、千里を守るために、敢えて悪役を演じていた。

トリックハート城を後にした千里は、猛が父親の一輝(ベンガル)と暮らしているアパートを訪ねる。物陰に隠れていた千里に気づいた猛は、彼女に声をかけた。千里に何かあったことを察し、事情を尋ねる猛。

千里は、時田の件を打ち明けると、それ以上何も言わず、敢えて明るく振舞って猛と別れた。一輝は、部屋に戻ってきた猛に、行かなくてもいいのか、と切り出す。みんなお前の奇跡を待っているんじゃないか――一輝はそう猛に告げ...。

そのころ時田は、ネットカフェを訪れ、千里親衛隊全員をミラクルで雇うと告げる。大喜びする平次(永山絢斗)だち。時田は、そんな彼らに、トリックハート城の立ち退きに協力するよう持ちかけた。

千里は、義男(田山涼成)の家を訪れる。そこで千里は、新造が発明した『ミラクル催涙スプレー』や、義男と新造が一緒に写っている写真を偶然見つけてしまう。千里からそのことを問われた義男は、やってきた響子とともに、すべてを告白した。

学生時代、義男と新造はともに発明家を目指したライバルだったこと、その縁で新造と当時高校生だった千里の母・志保が知り合ったこと、15年後に志保と再会した新造が彼女にプロポーズしたこと、風の存在を知った志保が新造の子を妊娠していたことを隠して突然姿を消したこと...。「貴方は、大蔵新造氏の娘です」。響子は、そう千里に告げた。真実を知って大きなショックを受けた千里は、義男の家を飛び出した。

同じころ、大蔵家の兄弟たちはサウナルームにいた。するとそこに、突然、猛が姿を見せた。兄弟たちのために、トリックハート城に戻ってきたのだ。久しぶりに6人がそろい、意気が揚がる兄弟たち。すると、サウナルームのモニターに時田が映し出された。そこで時田は、千里が新造の娘であることを皆に告げる。

兄弟たちは、新造の手紙でそれを知っていた風を非難した。さらに、翔が千里にキスしたことを猛が優と智にバラしてしまい、兄弟たちの絆は一瞬にして崩壊してしまう。

千里は、ネットカフェで一夜を明かした。そこにやってきたのは、徹(鶴見辰吾)だった。徹は、千里の母・志保と結婚した経緯を千里に話した。「血のつながりなんて関係ねぇ。たとえ千里離れたところにいても、心ではつながっている...それがお前につけた名前の由来だ」。そう言うと、千里につらい思いをさせたことを詫びる徹。ギャンブルに手をだしたのも、志保の入院費を工面するためだったらしい。

千里がトリックハート城を追い出されたことを知った徹は、一緒に過ごした時間は嘘をつかない、と助言すると、わざと借金の話を持ち出し、土下座までして城に戻るよう頼んだ。千里は、そんな徹を蹴り飛ばすと、最低の父親を持って迷惑だ、などと言い残して去っていく。

その夜、トリックハート城に井上さん(江口のりこ)が戻ってくる。が、千里が戻ったと勘違いした翔、優、智の3人は、がっくりと肩を落とす。そこに、時田率いるミラクルの一団が現れる。もはや風たちに勝ち目はなかった。するとそこに、巨大なショベルカーに乗った千里と国土が割り込んできた。ガスマスクを装着した千里は、ミラクル催涙スプレーを撒いて時田の手下をひるませたすきに、トリックハート城に入る。千里も、出迎えた大蔵家6兄弟も、皆、涙を流していた。一致団結した千里たちは、時田に宣戦布告するが...。

 

最終回「家族という宝物」のあらすじ(ネタバレ注意)

千里(堀北真希)は、国土(つるの剛士)の協力を得て、トリックハート城に戻った。トリックハート城では、城に立てこもった風(要潤)、猛(岡田義徳)、翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)の大蔵家六兄弟と、彼らを強制的に立ち退かせようとする時田(山本耕史)たちの間でにらみ合いが続いていた。

時田は、平次(永山絢斗)や千里親衛隊のメンバーを全員『ミラクル』に入社させると、千里の借金を帳消しにするからと言って、彼らを強制立ち退きに協力させていた。千里を城の中に入れるために自ら犠牲になって捕まった国土は、時田は嘘をついている、と平次たちに訴えた。平次たちは動揺を隠せなかった。

するとそのとき、城から夜空に向かって光が放たれ、巨大な新造(草刈正雄)の映像が浮かび上がった。その映像は、新造が作ったロボット『みらくるん』から発信されていた。『みらくるん』を操作していたのは、メイドの井上さん(江口のりこ)だった。

新造は、このときを予測していたかのように、城を破壊したら望むものは永遠に手に入らなくなる、と時田に警告した。時田がその本当の目的を果たすためには、7人の勇者が必要だというのだ。続けて新造は、千里と兄弟たちの名前を順に呼び、信じてきたことをやり遂げればやがて一冊の本に出会う、と告げる。その本には、大切なものを守る方法が記されているらしい。だが、その本は、千里の契約満了日と同時に消滅してしまうのだという。千里の契約満了日は2日後だった。新造の映像は、最後に何かを言い残したまま、途中で切れた。時田は、新造の言葉を無視して、城への突入を命じるが、直前になってそれを撤回し、しばらくようすを見ることにする。

千里たちは、自分たちが信じ続けてきたこと=母親十か条のクリアに挑んだ。彼らが第七条の発明品を完成させたのを確認した響子(高島礼子)は、第八条が『大蔵兄弟Q&A』であることを告げる。1000問ものクイズを何とかクリアした千里たちは、続いて第九条『お揃いのリストバンドを作れ』に挑んだ。

千里がリストバンドの刺繍に取り組んでいる間、兄弟たちはサウナに入っていた。すでに彼らは、城を守った後、どうすべきか決意を固めていた。それを聞いた猛は、最後に残る、千里のことをどうするべきか決めようと言い出す。サウナにどれだけ長く入っていられるで勝負して、勝った者が千里に告白すればいい、と提案する猛。その勝負を受けたのは、優、智、そして翔の3人だった。

あくる朝、千里はリストバンドを完成させる。時田は、そんな彼らに、千里の契約が終了する12時20分になったら、本が見つかったかどうかにかかわらず突入する、と宣言する。千里たちに残された時間はあと1時間しかなかった。

母親十か条の最後は、『食事は家族揃ってリビングで』だった。慌てて食事を用意し、「いただきます!」と声を揃える千里たち。すると、その声にみらくるん2号が反応し、トリックハート城の最後の封印が解かれる。

階段がスライドして現れた扉は、隠し部屋へとつながっていた。優は、隠し部屋をふさいでいる壁に、兄弟たちの手形をはめ込むことに気づいた。そして、壁の中央にある白い型に千里が自らの手形を押すと、センサーが反応し、「大蔵新造が遺した本のタイトルは?」という質問が...。千里たちは、当てずっぽうでいろいろと言ってみるが、すべて不正解だった。

そのとき、トリックハート城に国土がやってきた。平次らによって時田のもとを脱出することに成功した国土は、途中で切れてしまった新造の映像が記録されたメディアを持ち帰り、自らの研究スタッフに解析させていた。「本のタイトルは『からくり城と七人の勇者』!」。千里が国土から教えてもらった本のタイトルを叫ぶと、扉が開いた。そこにあったのは、光輝く財宝と、一冊の本だった。

本を読んだ千里たちは、時田を呼び、財宝をすべて渡す代わりにトリックハート城を壊さないでほしい、と頼んだ。新造の本に書かれていた通りに...。千里たちは、本当の宝は家族だ、という新造の思いを受け止めたのだ。すべて新造の手のひらの上で踊らされていたことを知った時田は、隠し部屋の扉を閉めると、千里の手形を床に叩きつけ、「これで財宝は誰の手にも渡らない」とつぶやいた。そして、トレジャーハンターは別の場所に建設する、と言い残して去っていく。

※フジテレビHPより引用

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