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2009年4月春ドラマ: 2009年4月アーカイブ

MR.BRAIN

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MR.BRAIN

 

MR.BRAIN

2009年5月23日からTBS系列で放映。「ROOKIES」(ルーキーズ)から始まったTBSの土8ドラマ枠にキムタクが初登場。

事故によって超人的な脳の力を手に入れた脳科学者が、驚異的な発想力や思考力によって事件を解決していく本格ミステリードラマ。

主演は、総理役に扮した「CHANGE」以来の連続ドラマ主演となる木村拓哉。ヒロインは、「鹿男あをによし」以来の連続ドラマ登場となる綾瀬はるか。

MR.BRAIN 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

MR.BRAINの主題歌(テーマソング) 


Van Halen(ヴァン・ヘイレン) 「JUMP」

 

 

MR.BRAINの出演者

九十九龍介 ...... 木村 拓哉(SMAP)
由里和音 ...... 綾瀬 はるか
船木淳平 ...... 平泉 成
神田純一 ...... 設楽 統(バナナマン)
浪越克己 ...... 井坂 俊哉
岩淵潔 ...... 林 泰文
大内浩一 ...... 山崎 樹範
難波丈太郎 ...... トータス松本
夏目光男 ...... 田中 裕二(爆笑問題)
佐々未春 ...... 大地 真央
瀬田逸平 ...... 小林 克也
林田虎之助 ...... 水嶋 ヒロ
丹原朋実 ...... 香川 照之

 

 

MR.BRAINのスタッフ

脚本:蒔田光治
脚本協力:森下佳子
脳科学監修:素羅雅登(日本大学医学部教授)
科学捜査指導:山崎昭(法科学鑑定研究所所長)
警察監修:高瀬潔
医療指導:北原孝雄(北里大学准教授)
プロデューサー:石丸彰彦、伊與田英徳
演出:福澤克雄
制作著作:TBS

 

 

MR.BRAINの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年5月23日 史上空前の脳科学ミステリー始動!!!
変人脳科学者VS連続テロ魔!!脳を使い瞬間移動!?
24.8%
第2話 2009年5月30日 変人脳科学者VS蘇る美しき幽霊!!脳トレで人は蘇る!? 22.0%
第3話 2009年6月6日 透明人間が仕掛けた連続殺人!!脳トレが暴く透明の謎 16.3%
第4話 2009年6月13日 変人脳科学者VS天才ピアニスト!!トランプで蘇る白骨死体!? 21.0%
第5話 2009年6月20日 変人脳科学者VS美しき多重人格者!!結末はアハ体験!? 18.5%
第6話 2009年6月27日 変人脳科学者VS悲劇の多重人格トリック!!脳トレは嘘発見器!? 18.9%
第7話 2009年7月4日 最終章~変人脳科学者VS最強左脳男!!脳内に時限爆弾 18.3%
最終回 2009年7月11日 終幕~さらば愛しの変人脳科学者!!最後の脳トレは笑顔活用法 20.7%

 

 

MR.BRAINのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「史上空前の脳科学ミステリー始動!!!
     変人脳科学者VS連続テロ魔!!脳を使い瞬間移動!?」のあらすじ

今から5年前。九十九龍介 (木村拓哉) は、勤めていたホストクラブの帰り道、ある事故に遭遇。頭を強く打って病院に担ぎ込まれてしまう。すぐさま医師の手によって九十九の頭蓋骨が開けられるのだが、モニターに映し出された九十九の脳には、予想もできないような変化が...。

そして、現在。九十九は新しい職場・警察庁科学警察研究所 (通称・科警研) に向かう途中、都内で起こった爆弾事件の警戒で巡回中の刑事・船田 (ユースケ・サンタマリア) に犯人と間違われ、警察に身柄を拘束されてしまう。警視庁捜査一課の 丹原 (香川照之) と 林田 (水嶋ヒロ) は、爆弾が仕掛けられていた場所の付近をうろついていた九十九のことを犯人だと決め付け、強気の取り調べを開始。しかし、すでに九十九は、真犯人を見抜いていたのだった...。

かくして事件は解決し、九十九が科警研の人間であることも分かるのだが、メンツをつぶされた丹原は、九十九を嫌悪するように。しかし、部下の林田は、あっさりと真犯人を見抜いてしまった九十九を尊敬するようになる。

理由はともあれ、初日から遅刻をおかした九十九は、科警研の法科学部長・佐々 (大地真央) から注意を受けながらも、自分の助手となる 由里和音 (綾瀬はるか) を紹介される。
和音は、九十九の予想外のカッコ良さに見とれっぱなしでいた。

その夜、省庁の役人が連続して殺害されるという事件が起きる。

被害者は、2人とも過去に建設業界における談合の撤廃に尽力してきた経歴があった。恨みを抱く者たちによる政治的テロか?それとも... !?  霞ヶ関は一夜にして、不安と恐怖に包まれてしまう。そんな折、警視庁・組織対策4課の 武井 (市川海老蔵) から、今回の事件が起こるタイミングにあわせて妙な動きをしている暴力団組織があるという話が聞こえてきて...。

【ゲスト出演者】市川海老蔵、高嶋政伸、ユースケ・サンタマリア、戸田恵子、戸田恵子 ほか

 

第2話「変人脳科学者VS蘇る美しき幽霊!!脳トレで人は蘇る!?」のあらすじ

北千住署の刑事・津村修介 (神保悟志) が、両手と左足を切断された状態で絶命しているのが発見された。荒らされた部屋のあちこちから犯人の指紋が検出されたため、警察は前科者の指紋と照合。すると、そこにはありえないような真実が!

なんと指紋の主は、3年前に4人もの人を殺しては、手足を切りとって食べるという残酷な事件を起こした連続殺人犯・竹神貞次郎 (GACKT) だったのだ。竹神は、4人目の被害者・後藤 (平山祐介) の婚約者である 宮瀬久美子 (小雪) の悲痛な訴えによって死刑判決を受け、「私は必ず生き返る」 という不気味な言葉を残して1年前、すでにこの世を去っていた。

しかし、今回の被害者・津村は、竹神を逮捕した刑事...。捜査一課は 「竹神が予言どおりよみがえったのではないか」 と、凍りつくような恐怖と混乱に包まれてしまう。

そんな中、またもや竹神の事件に関わった鑑識・高田英一 (福井博章) が殺害されるという事件が起こり、現場からは死んだはずの竹神の指紋が...。新米刑事・林田 (水嶋ヒロ) とともに事件現場を訪れた 九十九 (木村拓哉) は、3年前の竹神事件にある疑問を抱いて... !?

【ゲスト出演者】Gackt、小雪、松重豊、神保悟志 ほか

 

第3話「透明人間が仕掛けた連続殺人!!脳トレが暴く透明の謎」のあらすじ

ある大学病院内で殺人事件が起こった。

捜査にあたることになった刑事・丹原 (香川照之) と 林田 (水嶋ヒロ) は、病院内に設置されている監視カメラで犯人を特定しようとするのだが、犯行現場には犯人らしき人物の姿は写っていない。それどころか、監視カメラが捉えていたのは、扉が勝手に開いた直後に被害者が悲鳴を上げて倒れるという、なんとも不思議な映像だった...。丹原と林田が困惑しているところへ、偶然同じ病院内にいた 九十九 (木村拓哉) がひょっこりと現れる。九十九は、透明人間が起こしたという今回の事件に、大変興味を持つのだった。

被害者である教授が殺された時、現場周辺には若い医師・和久井 (亀梨和也) をはじめとする複数の病院関係者がいたが、その誰もが犯行現場の監視カメラには写っていなかった。九十九は、本当に透明人間に犯行が可能なのかどうか、科学的な視点で検証を開始する。

そんな中、透明人間による第二の犯行が起きてしまう。襲われたのは、和久井の婚約者であり研修医の 後藤めぐみ (相武紗季) 。一命はとりとめたものの、襲われたときに頭を強く打ったせいで、めぐみは記憶が戻らなくなってしまい... !?

【ゲスト出演者】亀梨和也(KAT-TUN) 、相武紗季 ほか

 

第4話「変人脳科学者VS天才ピアニスト!!トランプで蘇る白骨死体!?」のあらすじ

ある殺人事件の有力な容疑者として、記憶障害を持つピアニスト・中川優 (佐藤健) が警察に拘束された。ナイフで刺されて絶命していた被害者・木下は、優の姉・中川純 (木村多江) の婚約者。現場からは、『ぼくが殺した』 『姉ちゃんを困らせている』 という優の自白とも言えるメモなどが押収され、事件のことを優本人も認めていることから、警察は優が犯人と断定する。テレビでは、優のピアノの師匠で世界的な作曲家・八木仁 (東儀秀樹) までもが引っ張り出され、今回の事件について討論がなされていた。

だが、優は7年前に脳内出血脳で倒れてから、記憶が1時間しか持たない人物...。どうしても記憶障害の男に人を殺せるとは思えない 丹原 (香川照之) は、不本意ながらも科警研の 九十九 (木村拓哉) のもとを訪れ、捜査協力を要請する。

後日、助手の 和音 (綾瀬はるか) と優のアトリエを訪れた九十九は、事件前日に書かれた優の楽譜から、「あること」 に気がついて... !?

【ゲスト出演者】佐藤健、木村多江 ほか

 

第5話「変人脳科学者VS美しき多重人格者!!結末はアハ体験!?」のあらすじ

中川純 (木村多江) の婚約者・木下庄治 (貴山侑哉) を殺害した犯人は、弟の 優 (佐藤健) ではなかった。姉の純が犯行を認め、優は釈放されるのだが、九十九 (木村拓哉) と 丹原 (香川照之) は、優の7年分のメモと楽譜から真犯人を第三の人物だと考える。九十九は、毎日書かれている優の楽譜とメモが、いくつか抜けている日があることに気がつく。

優が覚えていない記憶を探り、あることに気がついた九十九は、優のピアノの師匠である 八木仁 (東儀秀樹) のコンサート会場に向かう。八木のピアノ演奏を聞きながら、九十九は犯行当日に優が楽譜に書き残した音符の謎を解明するのだった。九十九は優のアトリエに八木を招き、八木にあるテストを試してついに真犯人を追い詰めていく!

日が変わり、都議会議員の 松下百合子 (大沢逸見) が、拳銃で撃たれ殺害される事件が起こる。丹原と 林田 (水嶋ヒロ) は、松下を殺害した後に犯人が現場で食べたお弁当から指紋と DNA を検出した。そこから浮上した容疑者は、15年前に起こった 『 誘拐事件 』 の被害者だったのだが...

【ゲスト出演者】佐藤健、木村多江、仲間由紀恵 ほか

 

第6話「変人脳科学者VS悲劇の多重人格トリック!!脳トレは嘘発見器!?」のあらすじ

都議会議員・松下百合子 (大沢逸美) が、残酷なやり口で銃殺される事件が起こった。丹原朋実 (香川照之) と 林田虎之助 (水嶋ヒロ) は、松下を殺害した後に犯人が現場で食べたお弁当から指紋とDNAを検出。そこから浮上した容疑者は、15年前に起こった誘拐事件の被害者・秋吉かなこ (仲間由紀恵) だった!そして松下は、かなこが誘拐された当時の学校の担任だったことが判明する。

科警研では、行動科学研究室の 浪越克己 (井坂俊哉) が調査のリーダーに任命され、プロファイリング捜査が試みられる。そこへ、島根で同一犯の手によると思われる第2の殺人が起こるが、犯人の行動にはまるで合理性がない。九十九 (木村拓哉) と浪越は、犯人は解離性同一性人格障害、つまり多重人格者ではないかと疑うが、科警研のメンバーやベテラン刑事の丹原らは、共犯がいるに違いないと九十九の意見を相手にしない。

そんな中、かなこが誘拐されるまで通っていた小学校の同窓会の開催日が近づき... !?

【ゲスト出演者】仲間由紀恵、大沢逸美、六角慎司 ほか

 

第7話「最終章~変人脳科学者VS最強左脳男!!脳内に時限爆弾」のあらすじ

『 科警研 』 が犯罪捜査の進歩に大きな貢献をしたことが認められ、警察庁副長官・川瀬要三 (大林丈史) が表彰のためにやってくることになった。ところが、九十九 (木村拓哉) をはじめとする科警研のメンバーが玄関先で出迎えようとしたとき、目の前で副長官が何者かにライフルで撃たれてしまう。警察はすぐさま近隣のビルを封鎖して厳戒態勢に入るが、犯人はなかなか捕まらない。九十九は、狙撃現場に残された、血で×印の描かれたハンカチを見て、これは 「 自分たちへの挑戦状 」 だと気がつく。

日が変わり、今度は元警視庁の捜査一課・刑事部長を務めた衆議院議員・尾崎幸平 (浜田晃) が誘拐された。尾崎の車にも血で×印が描かれたハンカチが残されていたため、警察は副長官射殺事件と同一犯の犯行であると断定。犯人は 「 48時間以内に尾崎を処刑する 」 との声明文を出すのだが... !?  さらに、刻々と時間が過ぎていくなか、ついに第三の誘拐が起こってしまう。

【ゲスト出演者】上川隆也、清水紘治、大林丈史 ほか

 

最終回「終幕~さらば愛しの変人脳科学者!!最後の脳トレは笑顔活用法」のあらすじ(ネタバレ注意)

警察庁副長官・川瀬 (大林丈史) がライフルで狙撃され、衆議院議員・尾崎 (浜田晃) が誘拐された。犯人は48時間以内に尾崎を処刑するとの声明文を出している。刻々と時間が過ぎていくなか懸命の捜査が進むのだが、ついに第三の誘拐が起こってしまう。

刑事の 丹原 (香川照之)、林田 (水嶋ヒロ) が人質のいる場所と思われるビルに急いで向かうのだが、2人が突入したビルが爆破されてしまう。懸命に犯人を調べれば調べるほど犯人の罠にかかってしまう九十九は、何もやらないことが最善の策だと科警研のスタッフに話し、和音 (綾瀬はるか) からも失望される。

しかし、九十九 (木村拓哉) は丹原と捜査を進める。丹原、林田が疑っていた尾崎の息子・紳一郎 (鈴木一真) のラインから警視庁・組織対策四課の 武井 (市川海老蔵) の影が見えてきた。尾崎処刑までの時間が迫るなか、九十九と武井、北里 (上川隆也) との攻防戦がクライマックスに!九十九は、最大のトラップに立ち向かうのだが事態は思わぬ方向に !!  そして、そこから九十九の出した決断は !?

※TBSHPより引用

ぼくの妹

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ぼくの妹

 

ぼくの妹の概要

2009年4月19日からTBS系列で放映の日曜劇場。

二人の兄弟が時にはケンカをしながらも、たった一人のかけがえのない家族のために泣き、笑い、奔走する兄弟愛を描いたヒューマンドラマ。

主演は、「帰ってきた時効警察」以来の主役を飾るオダギリジョー。NHKの大河ドラマ「天地人」にも出演中の長澤まさみが妹役で登場。

ぼくの妹 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

ぼくの妹の主題歌 


いきものがかり  「ふたり」 

 

 

ぼくの妹の出演者

江上盟 ...... オダギリジョー
江上颯 ...... 長澤 まさみ
九鬼研次 ...... 千原ジュニア
桐原里子 ...... ともさかりえ
瀬川欽也 ...... 田中 哲司
瀬川茂子 ...... 鈴木 砂羽
大河原春奈 ...... 笹本 玲奈
大河原龍三 ...... 若林 豪
櫻井忠治 ...... 大滝 秀治

 

 

ぼくの妹のスタッフ

脚本:池端俊策
演出:金子文紀、清弘誠、加藤新
制作プロデューサー:八木康夫
プロデューサー:高橋正尚
製作著作:TBS

 

 

ぼくの妹の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月19日 ただ一つ絆...僕が守る 12.2%
第2話 2009年4月26日 犯人は妹...!! 9.0%
第3話 2009年5月3日 兄を守るウソ 6.7%
第4話 2009年5月10日 真実の告白... 7.3%
第5話 2009年5月17日 鬼に恋した妹 6.3%
第6話 2009年5月24日 届かぬ兄の声 7.1%
第7話 2009年5月31日 最後のケンカ 8.9%
第8話 2009年6月7日 涙の別れ...忘れないよ 7.0%
第9話 2009年6月14日 告白...離れたくない!! 7.1%
第10話 2009年6月21日 手術開始...最期の闘い 7.4%
最終回 2009年6月28日 さよなら...妹の結婚 7.9%

 

 

ぼくの妹のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ただ一つ絆...僕が守る」のあらすじ

カッコよくてエリートなのに、ちょっとトボけた外科医の兄・江上盟(オダギリジョー)。その妹・颯(長澤まさみ)はちゃっかりもので特技はお金儲けという超リアリストだが、宿命的な"だめんず"好き。正反対の二人は、会えばいつもケンカばかり。

ある日、颯が失踪したという連絡を受けた盟は、自宅へ、職場へと彼女の行方を追う。ようやく探し当てた妹は、なんとキャバ嬢として働いているではないか。しかも、颯が結婚を前提として付き合っている男・瀬川(田中哲司)には妻子がおり......。

そんな中、盟の唯一の趣味である自転車でのツーリング中、ケータリングで結婚式場を訪れていた里子(ともさかりえ)にぶつかってしまったことから、盟の事態も一変。ケータリングの料理を台無しにしてしまった彼は、その代金を弁償しようと再び彼女に会うが、素朴な雰囲気を身にまとう里子に惹かれ、2人は一夜を共にする。

お互いの価値観をむき出しにして激しくぶつかり合う2人だが、それは互いを思い合う強い心の繋がりがあるからこそ。幼い頃に両親を亡くした兄妹は、互いの存在が唯一無二の"家族"だったのだ。
妹も見つかり、ひと安心したかと思われたのも束の間。妹が再び失踪!? 彼女を探すため、盟が訪れたのは颯の恋人・弁護士の瀬川の事務所だった。妻子ある身であるその男に、妹と別れるように促す盟。その時、瀬川の元に颯から一本の電話が入り、ヤクザに捕まってしまったことが発覚し......!?

 

第2話「犯人は妹...!!」のあらすじ

里子(ともさかりえ)が謎の死を遂げたことで、直前まで一緒にいた盟(オダギリジョー)は、警察から疑いの目を向けられ事情聴取される。憮然として帰宅した盟を待っていたのは、颯(長澤まさみ)だった。「300万貸さなくて良かった」とさらっと言う颯に腹立たしさを覚えた盟だったが、本当は心から兄を心配して言ったことだった。里子の事件は大学病院で大きな波紋を呼び、盟を良く思わない准教授の塚本はスキャンダルだと騒ぎ立て、大河原理事長(若林豪)耳にも届いてしまう......。

里子の事件が一体何だったのかモヤモヤが晴れない盟は、里子のアパートを訪ねた。里子の部屋の隣に住む櫻井(大滝秀治)と再会した盟は、話していくうちに颯が事件の前日に里子と会っていたことが分かった。何故!? 寝耳に水の盟は、確かめるために颯のアパートへ行ったが、もう颯の姿はなかった。
また、行方が分からなくなってしまった颯。

そんな折、大学病院に瀬川の妻・茂子(鈴木砂羽)が押しかけてきた。
瀬川(田中哲司)が、もう5日も家に帰ってこないというのだ。たぶん颯と一緒にいるはずだと言う茂子は、颯の居所を教えろと盟に詰め寄る。そこへ、興信所から居場所が分かったという電話が入り盟は、茂子に付いて2人がいるという所へ向かったのだが......。

 

第3話「兄を守るウソ」のあらすじ

颯(長澤まさみ)と暮らし始めた盟(オダギリジョー)のところに、大河原春奈(笹本玲奈)が訪ねてきた。里子(ともさかりえ)が転落死した事件の犯人が盟だと知らせがあったと言う。盟を追い出そうとしている塚本准教授(佐戸井けん太)が事件関係者から聞いたと理事長へ報告してきたのだ。春奈はこういうことが病院に広まるのは好ましくないし、塚本とよく話し合ったほうが良いと心配して来たのだった。

盟は塚本に真意を聞くと、九鬼(千原ジュニア)から電話があったと告げる。被害者の恋人だったという人で、態度も立派で信用おける人物だと思ったという塚本は、反論する盟に病院を辞めて田舎に帰ればこれ以上事を荒立てないという。誤解を解くため九鬼にもう一度会おうと里子のアパートを訪ねた盟。九鬼には会うことは出来なかったが、櫻井(大滝秀治)が九鬼のことをいろいろ教えてくれた。

家に戻った盟の前に、颯にあわせて欲しいと瀬川(田中哲司)が現れた。キッパリと断る盟に瀬川は、颯から事件の関係者を調べて欲しいというメールが来ているから自分を必要としているはずと言う。さらに、颯が当日事件現場に行ったと聞き、盟は颯を問い詰めるが行っていないというばかりだった。その際、颯は勝手にパソコンを開き"里子を殺したのはお前だ"という脅迫めいたメールを見てしまったと謝る。

その日の深夜、家を抜け出す颯に気付いた盟は、不安を感じ急いで後を追った。行き先はバッティングセンター。そして、そこには九鬼の姿が......。

 

第4話「真実の告白...」のあらすじ

病院に田刑事(小木茂光)が盟(オダギリジョー)を訪ねてきた。里子が亡くなった前後の話の確認を取るため、近日中に警察署まで来て欲しいというのだ。

その日、盟は手術中にミスをしてしまう。大事には至らなかったが、准教授の塚本(佐戸井けん太)から「もはや集中して職務を遂行できる状態ではない、休め!」と言われ、盟は反論が出来なくじっと耐えるだけだった。家に戻った盟は、颯(長澤まさみ)に手術でミスをしたことを告白した。自分は今自信がない、死んだ里子(ともさかりえ)や九鬼(千原ジュニア)のことでモヤモヤした気持ちになっている、病院は休むと言い落ち込んでいた。颯は、病院の様子を聞くため理事長の娘・春奈(笹本玲奈)を訪ねた。休むという兄を見たことがないし、とても落ち込んでいるので、ひょっとして病院をクビになるのでは......と心配しているのだ。

そんな時、盟は九鬼に会うため彼を探し回っていた。だが、誰も九鬼のことを知らず、盟は里子のアパートへ行ってみた。そこで、櫻井(大滝秀治)と再会、櫻井は九鬼に何か用があるのかと聞いてきた。誤解を解くためもう一度九鬼に会いたいと伝えると、一緒に来て欲しいと近くの農園に向かった。そこには、黙々と花の手入れをする九鬼の姿が......。

一方、颯は裁判所の近くで瀬川(田中哲司)を待っていた。瀬川は喜色満面の笑みで颯が訪ねてきてくれたことを喜んだが、兄に里子の事件のことで事情聴取をしたいという打診があったことを知らせ、今さら何でなのか調べて欲しいと頼む。何でもしてあげたい瀬川は、同じ所轄の課長代理・剣持(六角精児)を知っていると教える。

その夜、酔った剣持から意外な情報を得た颯は、隠していた真実を兄に告白する......。

 

第5話「鬼に恋した」のあらすじ

盟(オダギリジョー)は、羽根田(小木茂光)の依頼を受け警察に行った。事情聴取はうんざりするほど長かった。盟は、疑われる根拠は何もないのに九鬼(千原ジュニア)の目撃証言によって振り回されている自分に腹を立てていた。警察を出ると春奈(笹本玲奈)が車で待っていた。会うなり盟にカルテとフイルムを見せる春奈。実はその患者は春奈の友人で、塚本がオペをする予定だったが体調不良で急遽別の先生がすることになった。しかし、難しい手術なので盟に執刀してほしいと懇願してきたのだ。自信を無くしている盟は、前回のミスが頭をよぎったが、逃げるわけにもいかずメスを握った。

一方、颯(長澤まさみ)は、九鬼に会うため寂れた倉庫に向かっていた。颯は、里子が何故転落したかを九鬼に話し、今まで言わなかったことを詫びた。そして、兄が突き落としたのではないことを分かって欲しいと頼むが、九鬼は颯たちが里子を追い詰めたのには変わりないのだから、一生かけて償えと言う。そこへ、数人の男たちがなだれ込んできた。とっさに九鬼は颯を強引に引っ張り、地下の物置に隠れた。何がなんだか訳が分からない颯に、闇金融から追われていることを話す九鬼。いつしか二人は、お互いに自分の生い立ちを話していた。

男たちが去ったあと、九鬼は里子を追い詰めた償いに900万円用意しろ、そうしたら警察への目撃証言は取り下げてやると颯を脅してきた。そこへ、櫻井(大滝秀治)が現れた。盟を恨むのは間違っていると話に来たのだ。だが、九鬼が掴まれた腕を払おうとした時、櫻井は苦悶のうめき声を上げ倒れてしまった。

慌てる九鬼は、颯から盟に連絡させ急いで櫻井を病院に連れて行った。病状はかなり悪く、緊急に手術になるかもしれないという。心配する颯に、盟は何故九鬼に会ったのかと問い詰める。颯は、兄の怒りを知りつつ、どこか自分たちに似ているところのある九鬼が、気になって仕方なくなっていた。

盟は、櫻井を心配して病院に現れた九鬼に、嘘の証言をした九鬼と徹底的に戦うと断言する。だが九鬼は、櫻井を助けるという条件で、盟たちから手を引く告げ病院を出て行った。その直後、入院した櫻井の意外な事実が明らかに......。

 

第6話「届かぬ兄の声」のあらすじ

櫻井(大滝秀治)は、入院した翌日緊急手術を受け危機は脱した。櫻井が、九鬼(千原ジュニア)の実の父と知った盟(オダギリジョー)は、病状を知らせておくべきと思い連絡したがつながらなかった。おまけに、颯(長澤まさみ)にも連絡したがこれもつながらなかった。

その頃、颯は瀬川(田中哲司)に頼み、瀬川の知り合いの情報で自分の持っている300万円を900万円にしたいと競馬場にいた。900万円作って九鬼に渡すつもりだったのだ。それを知った瀬川は、颯の様子がおかしいと盟に知らせに行く。心配が募る盟だが、颯とは全く連絡が取れないでいた。

一方、手術を終えた櫻井は、借金に追われている九鬼を心配し、あの花畑を売りそのお金を九鬼に渡したいと、盟に畑の売却手続きを頼んできた。だが、櫻井の予想とはかけ離れたお金にしかならないと知り盟は困惑する。

そんな中、颯は自分が用立てた350万円を渡すため、九鬼が作業している花畑に行った。お金は受け取れないと拒む九鬼は、櫻井が丹精こめて育てた花が無駄にならないよう、植木市で売るため準備をしているところだった。懸命に働く九鬼見た颯は、自然と九鬼を手伝っていた。ところが、売却のため畑を見に行った盟は、二人が花畑で仲良く働く姿を見つけ、信じられない気持ちで踏み込むが、颯は九鬼の車でその場を逃げてしまった。

やっと盟から逃れた颯と九鬼だったが、今度は闇金融の連中に見つかり人気のない工事現場に連れ込まれてしまう。殴られ、蹴られ、叩き伏せられる九鬼を庇い、颯は男たちに利息分の100万円を渡しその場は収まった。ボロボロになった九鬼は、それでも櫻井との約束を守るため植木市へ向うと言い、たどたどしい足取りで去っていった。

 

第7話「最後のケンカ」のあらすじ

櫻井(大滝秀治)の最後が近づいていた。櫻井の病室にいる盟(オダギリジョー)は、唯一の身内である九鬼(千原ジュニア)と連絡が取れずあせっていた。仕方なく颯(長澤まさみ)に電話し聞いてみる盟。颯は自分たちとは無関係なんだから放っておけばいいと言う。盟も颯に九鬼を探させるのはまずいと思い、盟は自分で九鬼に電話をかけ続ける。しかし連絡は取れず、もう間に合わないと思った盟は、自分で櫻井を引き受ける決心をする。かたや、颯は口では盟に無関係と言ったものの我慢しきれず、櫻井の状況を九鬼に伝えるため植木市に......。

颯から知らせを聞き、病院に駆けつけた九鬼は櫻井の病室へ入った。朦朧としている櫻井は、盟と間違えて九鬼にすべてを語った。花畑を売った金を九鬼に渡し愚かな父がひれ伏してでも許しを乞うと、そして、花作りについて書き残した手帳を九鬼に渡して欲しいと頼み、良くなったら生まれ故郷に一緒に行こうと息絶え絶えに話した。意味の分からない九鬼は、盟から櫻井が本当の父親だと知らされ呆然となる。そして、櫻井は息を引き取った。

植木市では、九鬼の代わりに颯が店番をしていた。実に活き活きと口上を述べ、結構売り上げていた颯。病院から戻った九鬼は、櫻井が父親と知り自分の胸の中に秘めていた父への思い、父に言いたいこともいえなかったことなど颯に話し出した。櫻井から受け取った手帳を引き裂こうとした九鬼に、颯は遺言だと思い捨ててはダメだと言う。自分の父親は何も残してくれなかったからさみしかった......今でもさみしいと言う颯に、耐え切れなくなった九鬼は颯を抱き寄せ嗚咽する。何かが心の中で崩れていく颯は、九鬼に心を奪われたかのように......。

一方櫻井が亡くなり、アパートでは、近隣の老人たちが集まり通夜が行われた。

櫻井のお骨を、故郷の友人の住職が引き取ってくれるという連絡が入り、盟は届けることを約束した。だが、そんな時、颯が九鬼の元へ行っている、九鬼が颯を奪ったと察した盟は、怒りに震えていた。

翌日、春奈(笹本玲奈)を訪ねた盟は、無担保で900万円貸して欲しいと頼みに行き、その900万円を手に花畑へ向った。そして、九鬼に「今後、妹に手を出すな!」と900万円を突きつけた。そして、抵抗する颯の腕をつかみ車に乗せ、櫻井のお骨を届けに瀬戸内海へ向った。向こうで頭を冷やせと言う盟に、嫌だと抵抗する颯だったが......。

 

第8話「涙の別れ...忘れないよ」のあらすじ

櫻井(大滝秀治)のお骨を、生まれ故郷の岡山の小さな町の寺に届けた盟(オダギリジョー)は、そこで機美(西原亜希)という看護師から頼まれ、過換気症候群に苦しむ女性の応急処置をした。この町には老医師がいる診療所しかなく、その老医師が病に倒れ隣町の病院に入院中だったのだ。昔のままの機械が置かれているクラシックな医院で盟が目にした写真に写る老医師の姿が記憶の中の父と重なり、盟は懐かしさを覚えた。

深夜、盟が東京に戻ると、颯(長澤まさみ)は引越し準備をしていた。盟の反対を押し切っても、颯は九鬼(千原ジュニア)との生活を選んでしまったのだ。颯は盟が九鬼に渡した900万円を返し、二度と九鬼を近づけないから......と言い、盟のマンションを去って行った。

2ヶ月ほど経ったある日、盟は小高教授(山田明郷)から、以前急病人を助けた岡山の医院に行く気はないかという打診を受けた。岡山の老医師から連絡を受け、先生が再起不能のため医院の後を継ぐものがなく困っており、週2度だけでもいいから来てもらえないだろうかという話だった。少し驚いた盟だったが、今は受けられる状態ではなかった。

だがその夜、岡山で出会った機美が、盟のマンションに押しかけてきた。その機美という女性は、盟を岡山に連れて行きたい一身で、当の本人が迷惑しているにも関わらず、一方的に話すばかりだった。

そんな時、盟は同期で整形外科医・半沢(尾崎右宗)から、ある患者のデータを見せられ、意見を求められた。細胞を採って見なければハッキリとは言えないが、データ上は肺癌に違いなかった。そして、その患者の名前が九鬼研次と記されているのを見た盟は......。

 

第9話「告白...離れたくない!!」のあらすじ

細々とではあるが、九鬼(千原ジュニア)と二人で生きがいを見つけた颯(長澤まさみ)。そんな妹の幸せを、複雑な思いを抱きつつも影から願うことしか出来ない盟(オダギリジョー)は、ひょんなことから九鬼が肺癌に侵されていることを知り、颯にそれを告げるべきか否か悩んでいた。

ある朝、颯が九鬼の検査データを持って盟を訪ねてきた。颯は、肩が痛いというだけで肺まで検査したことに不安を覚えていたのだ。盟から九鬼が肺癌であること知らされショックを受ける颯だったが、一刻も早い再検査が必要だということを確認すると帰って行った。その際、一枚の検査表を忘れていった颯を追いかけようとした盟の前に、機美(西原亜希)が待っていた。盟から検査表を取り上げ颯を追いかけた機美は、間一髪バスに飛び乗り颯に渡すことが出来た。その際、颯は看護師である機美に、癌の患者についていろいろ教えて欲しいと頼む。

一方、痛みを我慢しながらも花作りを休もうとしない九鬼。颯は、自分に正直に話してくれない九鬼に苛立ちを覚えていたが、改めて本人の口から"肺癌"であることを聞いた颯は、盟のいる戸山医大で再検査をするよう勧める。手遅れにならないよう、また、手術すれば治ると励ます颯だったが、九鬼は盟に診てもらうくらいなら手遅れでいいと言い張る。

数日後、颯がもう三日も帰ってこないという連絡を九鬼から受けた盟。九鬼と会った盟は颯が出て行った理由を聞くと、九鬼は戸山医大に行かないと颯に言ったこと、自分は癌ではない誤診だろうと言う。盟は、自分の病気を認めないと颯は帰ってこないと告げ、颯を探せという九鬼にきっぱりと断る。
だがその夜、盟のマンションに九鬼が訪ねてきて......。

 

第10話「手術開始...最期の闘い」のあらすじ

妹・颯(長澤まさみ)のたっての願いということもあり、盟(オダギリジョー)は皮肉にも九鬼(千原ジュニア)の主治医を務めることとなった。「最善の力を尽くします」という盟の言葉に、九鬼も不器用ながらも信頼の意を示し、またその姿を見ていた颯は感極まるあまり涙を浮かべながら、九鬼と一緒に頭を下げた。

そして、長時間に及ぶ手術は始まる。颯は待つ間、一億円貯めて造ろうと夢見ていた家の見取り図を一心不乱に描いていた。とても素朴だが緑に囲まれた理想の家を、雑念を振り払うよう懸命に描き続ける颯。彼女に手術成功が伝えられたのは、手術開始から5時間あまりが経過した頃だった。

一方、春奈(笹本玲奈)は手術成功を妹に告げ、安堵した盟をランチへと誘う。その席で春奈は、なぜ九鬼の手術を引き受けたのか、颯と九鬼の仲を認めたのかと盟に訪ねた。疲労困憊で考える余力のない盟は「ハッキリしないんです」と、歯切れの悪い返事を返す。それを聞いた春奈は、自分たちのハッキリしない仲に終止符を打つ覚悟で、盟との結婚の意志を告げた。盟が学長になり、春奈は父の跡を継いで理事長になると言うのだ。さらには、夫婦で大学病院を改革するのは素敵なことだと、夢を膨らませている。

だが、盟は自分の中でくすぶっている"夢"がある。それは、父親のように田舎で開業医をしたいというものだった。

その夜。誰かと話がしたくなったと盟の部屋を訪れる颯。麻酔から目覚めた九鬼が盟に感謝していたことを告げ、彼と結婚する気持ちがあることを伝えた。生涯を通じて同じ価値観を持てる相手が九鬼だと得意げに話す颯。盟は、妹が幸せになるなら相手が九鬼でも良いと思い始めていたが、心の中でひとつ引っかかっていることがあった......。

その後、九鬼の回復は順調に進み、退院の目処が立つまでになっていた。九鬼は退院後、命が助かったことをきっかけに、これまでの自分をリセットするつもりだと盟に伝える。それを聞いた盟は、颯が九鬼との結婚を考えていることを告げ、「妹を傷つけるようなことはしないで欲しい」「幸せにすることができないのなら別れろ」、そして「幸せに出来ると思うのなら、生涯彼女と付き合ってくれ」と約束するのだった。

妹に対する気持ちを九鬼に伝えたことで、自分も春奈への返事を決意した盟。盟は理事長の娘・春奈に会いに行き、自分の夢との狭間で悩んだ結果を伝える―。

さらに1週間が経ち、九鬼は退院した。その日、機美と食事に行った盟は、ひょんなことから岡山の川端医院に行くと言い出し......。

 

最終回「さよなら...妹の結婚」のあらすじ(ネタバレ注意)

九鬼(千原ジュニア)が姿を消したことが兄のせいだと思い込んでいる颯(長澤まさみ)は、心配して花畑まで様子を見に来ている盟(オダギリジョー)とは口を利こうとしなかった。数日後、花畑から姿を消した颯が、独りで箱根の旅館に宿泊していることが分かった。自殺するのではないかと心配した旅館側が、盟の病院に連絡してきたのだ。

盟が急いで駆けつけたその時。旅館では、高い木に登ってしまった颯を必死に降ろそうと騒ぎになっているところだった。だが、実は木から下りれなくておびえている子猫を助けに登っただけだったのだ。颯の落ち込んだ様子を見て、旅館の人たちが心配しているから帰ろうと即す盟に、颯は九鬼の手術成功と新しい門出をお祝いするため予約していたことを話し出した。結局、その日は兄妹2人で、おいしい料理を食べながらいろいろな話をし、颯は少しだけ元気を取り戻したようだった。

2日後、姿を消していた九鬼が退院後初めて診察に現れた。盟は、九鬼が来ていることを颯に連絡したが、会いたいと思ったら花畑に来るはずだから、病院には行かないと告げる。一方、診察を終えた九鬼は盟に、実母に再会したこと、母親の食堂を手伝うことにしたこと、そして颯は自分に必要な人だが幸せにする自信がないことを素直に語った。さらに、盟と颯のおかげで人生のリセットが出来たことを改めて感謝し、病院を去っていった。

2ヶ月が経った。盟は土曜と日曜の週2回、川端医院に通うようになっていた。高齢者の患者相手に心が癒され、心地良い時間を過ごしている。その日も川端医院で診察を行っていたのだが、そこへ突然、颯から電話がかかってきた。結婚するから、相手にすぐ会って欲しいと言うのだが......。

※TBSHPより引用

魔女裁判

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魔女裁判

 

魔女裁判の概要

2009年4月25日からフジテレビ系列で放映。

裁判員制度をテーマに、巨額の遺産金をめぐる殺人事件と、その容疑者で"魔女"と呼ばれる女性にまつわる裁判をスピーディーな展開で演出したクライムサスペンスドラマ。

主演はこのドラマが連続ドラマ単独初主演となる生田斗真。このほか加藤あいや、大河ドラマ「天地人」にも出演中の比嘉愛未も登場。

魔女裁判 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

魔女裁判の主題歌


福山雅治  「化身」 

 

 

魔女裁判の出演者

吉岡徹 ...... 生田 斗真
渡部いずみ ...... 比嘉 愛未
奥寺梨華 ...... 末永 遥
田所秀雄 ...... 中村 靖日
相馬卓 ...... 平方 元基
内海信恵 ...... 松本 じゅん
井筒肇 ...... 山谷 初男
根津芳子 ...... 中村 果生莉
進藤亮介 ...... 渡邉 鉱平
柏木遥 ...... 忽那 汐里
柏木鏡子 ...... 石田 ゆり子
黒川竜一 ...... 鈴木 亮平
大沢陽子 ...... 宍戸 美和公
水島真紀子 ...... 滝沢 沙織
池内桐子 ...... 優木 まおみ

 

 

魔女裁判のスタッフ

脚本:前川洋一
音楽:Flagship
プロデュース:関卓也、小池秀樹
演出:加藤裕将、小原一隆
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ

 

 

魔女裁判の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月25日 ある日僕らは裁判員になった...そして忍び寄る魔の手 9.0%
第2話 2009年5月2日 脅迫陰謀...罠...買収...裁判員の危機 7.7%
第3話 2009年5月9日 娘が誘拐...私は無罪です...危険な宅配便 8.5%
第4話 2009年5月16日 衝撃の法廷!裁判員制度初の流血事件 7.2%
第5話 2009年5月30日 被告自殺!裁判員裁判が初の中断! 6.2%
第6話 2009年6月6日 魔女自殺の真相 5.7%
第7話 2009年6月13日 香織が拉致された...縛られたその虚ろな眼差し 5.3%
第8話 2009年6月27日 犯人は白!? 殴りかかる女 7.9%
第9話 2009年7月4日 %
第10話 2009年7月11日 %

 

 

魔女裁判のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ある日僕らは裁判員になった...そして忍び寄る魔の手」のあらすじ

50人ほどの候補者が集まる中、徹は渡部いずみ(加藤あい)の隣りに着席。やがて入ってきた裁判官の北村武彦(野元学二)から、担当するのが東条ホールディングス会長・東条総一郎(早川純一)の殺人事件であることが告げられた。容疑者である被害者の愛人、柏木鏡子(石田ゆり子)が10年前にも夫を亡くして保険金を手にしたことから、世間では"魔女"と呼ばれ、またその公判は"魔女裁判"と呼ばれていた。

そんな注目を集めている事件だけに驚く候補者たち。裁判長や裁判官、検事、弁護士により質問手続きが終わると、抽選により裁判員6名、補充裁判員2名が発表される。嬉しそうな人、困惑する人、様々な反応を示す裁判員のなか、日当が手に入るという理由で喜ぶ徹。とある場所では、得体の知れない男・黒川竜一(鈴木亮平)が隠しカメラから送られてくるその一部始終を見て不気味な笑顔を浮かべていた...。

評議室に移り、裁判の流れの説明を受けた8人はお互いの素性がわからないよう色で呼び合うことになり、徹はオレンジ、いずみはホワイトに決まった。昼食になり、自分が話題の魔女裁判の裁判員になったことを恋人で新聞記者の本宮香織(比嘉愛未)に電話しようとした徹だが、同じ裁判員でブルーと呼ばれる相馬卓(平方元基)に注意される。物知り顔の相馬にムッとしながらも、徹は裁判員になったことに戸惑いを隠せず沈んでいるいずみに明るく声をかける。黒川は、食堂で過ごす裁判員たちの様子をモニター越しに眺めながら、1人1人の性格を分析していた。

そして裁判が始まった。法廷に入ってきた鏡子を思わずじっと見つめる徹。鏡子は起訴事実を全面否定する。検事・大沢陽子(宍戸美和公)による冒頭陳述が行われていると、傍聴席に取材でやってきた香織が入ってきた。顔を見合わせ驚く徹と香織の様子を、鏡子と弁護士・進藤亮介(渡邉紘平)は意味ありげに窺っていた。

裁判が終わり、評議室に戻ってきた6人は裁判長・美濃部学(岸博之)の進行に従い意見を交わしていく。相馬が保留、いずみは答えが出せずにいる以外は4人が有罪だと判断した。すると、急に部屋の電気が消え火災報知機が鳴り響いた。パニックに陥るメンバーの様子を観察する黒川。

1日目が終わりそれぞれ家路につく裁判員たち。いずみが家に帰ると郵便受けに何も書かれていない封筒があり、中には娘・舞(磯野光沙)の通園路が記された地図が入っていた。同じ頃、徹の部屋にも10万円が入った封筒が届いていた。直後、自らデザインしたTシャツが大量の買い注文されたとの連絡が入り、追加発注の前金としてその10万円を使ってしまった。

自宅前で気絶させられ連れ去られた田所秀雄(中村靖日)が目を覚ますと、周囲一面に自分が男性といかがわしい行為をしている写真が貼られていた。慌てて写真をかき集めている田所に一本の電話が入る...。さらに徹と食事をしていた香織の元には、鏡子の独占取材がOKになったとの知らせが入った。お互いの成功を喜び合う2人。そんな2人の笑い声をスピーカーで聞いていた黒川は、進藤に計画は順調だと報告していて...。

 

第2話「脅迫陰謀...罠...買収...裁判員の危機」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)が裁判員になって2日目を迎えた。自宅から幼稚園への道が記された謎の手紙が送られてきた渡部いずみ(加藤あい)は、娘にGPS機能の付いた携帯電話を持たせ幼稚園に送り届ける。わいせつ行為の写真を撮られ脅されていた田所秀雄(中村靖日)は、黒川竜一(鈴木亮平)の部下にされるがままに隠しカメラや小型イヤホンを体に取り付けられ評議室に向かう。

2日目の公判では、検事の大沢陽子(宍戸美和公)から被害者・東条総一郎(早川純一)の血痕と柏木鏡子(石田ゆり子)の指紋が残るレンガが証拠品として提出された。レンガで殴ったと指摘する大沢に弁護士の進藤亮介(渡邉紘平)は血痕は総一郎が自ら酔って転倒した際にぶつけたもので事故だと主張した。評議室に戻ってきた徹たちで話し合いが行われると、田所はイヤホン越しの黒川の指示に従い、無実を訴え始めた。急に鏡子をかばうような発言をする田所をいぶかしげに見つめる徹。

翌日、本宮香織(比嘉愛未)は鏡子の指名を受けて取材をするために拘置所に来ていた。指名した理由を訪ねる香織に鏡子は自分と似ていると感じたと話す。同じ頃、徹の元にセレクトショップから電話が入る。注文を受けて大量発注したばかりのTシャツがキャンセルなったという。あわてて発注を取り消そうとするも商品は出来ていて、徹は100万円の負債を背負うことに。

いずみの家でも冷蔵庫に入れて置いたケーキが無くなるという出来事が起きていた。拘置所で鏡子の口から"魔女"と呼ばれるゆえんになった幼い頃から身の回りで起きた不幸な出来事の話に聞き入っていた香織。鏡子は最後に娘の遥(忽那汐里)に会って欲しいとお願いする。

その日、奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)の元にもそれぞれの弱みをネタに無罪を訴える封書が届いていた。そして、足取り重く家に帰ってきた徹の部屋にも一通の封書が。そこには「無罪、成功報酬100万円」の文字が。以前、使ってしまった10万円が買収のためのお金だと知り愕然とする徹。

第3回公判では、殺害現場の写真がモニターに映し出された。悲惨な状況にいずみらは目を背けるが、鏡子は無表情に写真を見ていた。そんな鏡子を徹は探るように見つめる。評議では黒川に脅されている田所と梨華と内海が無罪を主張。前日の有罪から無罪に切り替えた梨華と内海を不審に思った徹は、帰り際に呼びとめ誰か接触してきた人はいないかと聞くが2人はそれを否定して帰っていく。徹は様子がおかしかったいずみにも声をかける。

いずみは身の回りで起こったおかしな出来事を話すが、その時、舞のGPSが幼稚園から動き出した。幼稚園に電話をすると、迎えが来て帰ったという。慌ててタクシーに乗り込む2人は...。

 

第3話「娘が誘拐...私は無罪です...危険な宅配便」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、GPSを頼りに幼稚園からいなくなったいずみの娘・舞(磯野光沙)を探してホテルへやってきた。ホテルに舞の姿はなく、携帯を拾ったという柏木遥(忽那汐里)がフロントに届けようとしているところだった。携帯を受け取ったいずみの元に義母・あさ子から舞と一緒にいるとの電話が入る。いずみから舞を迎えに行って欲しいと連絡を受けたと聞き驚くいずみ。直後、舞の携帯に無罪にするようにと電話がかかってきたが、聞こえてきたのは黒川竜一(鈴木亮平)がパソコンで作ったいずみの声だった。

呆然としているいずみに声をかける徹だが、いずみは一連の流れは自分の勘違いだったとごまかし、徹にも誰にも言わないように口止めをする。遥に話を聞くためにホテルに来ていた本宮香織(比嘉愛未)はそんな2人の様子を目撃してしまう。部屋に移った香織は、遥から鏡子(石田ゆり子)と総一郎(早川純一)とは本当の親子のように楽しく暮らしていたと聞く。

家に戻り、キャンセルになった大量のTシャツと100万円の請求書を前にため息をつく徹の携帯に黒川から電話が入った。無罪に転じて報酬100万円を受け取るか考えろと告げて切れた電話に苛立ちを募らせる徹。

翌日、香織が書いた新聞記事がマスコミで大きく扱われ騒ぎになっていた。紙面には鏡子を擁護するような記事と共に鏡子と遥と総一郎が笑顔で写っている写真が掲載されていた。評議室で裁判員たちが囲んでいた新聞を見て香織の元へ向かった徹は、記事の内容を非難するが反対にいずみとホテルで会っていたことを責められる。いずみから口止めされているため理由を話せず口ごもる徹にますます不信感を募らせる香織は、しばらく会わないと一方的に告げて去っていく。

3日目の公判が始まった。検察側の証人として東条家の主治医・杉山史子が証言台に立った。杉山は自殺した総一郎の妻が生前に鏡子にはめられたとこぼしていたと涙ながらに証言。すると、傍聴席にいた1人の男が鏡子を罵倒しながら柵を乗り越えてきた。男はすぐ取り押さえられたが公判は一時中断となる。休憩後、再開した公判に杉山の姿はなく証人尋問はなくなった。突然の展開に、黒川の気配を感じ取る徹。案の定、すべて黒川が仕組んだものだった。また、香織の元には遥から感謝のメールが届いた。

裁判員たちが評議室に戻ってくると、黒川の指示を受けた田所秀雄(中村靖日)が徹といずみに意見を求めた。いずみは黒川の存在に怯え無罪に切り替えるが、徹は有罪と言い切った。心配するいずみに徹は黒川の言いなりになるのは嫌だと言い、進藤弁護士(渡邉紘平)にも脅迫には屈しないと告げる。その場はとぼけた進藤だが、黒川に徹が危険人物であると話す。しかし、黒川は余裕で笑顔を浮かべていた。

その夜、徹の家に宅配便が届いた。何のためらいもなく荷物を受け取った徹だが、去って行った配達員は黒川だった。同じ頃、いずみの携帯にはメールが届いていた。そして、徹が荷物を開けると...

 

第4話「衝撃の法廷!裁判員制度初の流血事件」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)に黒川竜一(鈴木亮平)が届けた荷物には100万円が入っていた。
翌日、徹は評議室に集まった裁判員たちに自己紹介を提案する。名前を名乗ることで互いを信頼し、結束を固めて正々堂々と審判しよう説得を試みるが、相馬卓(平方元基)や田所秀雄(中村靖日)に反対される。直後にトイレに立った田所を怪しんだ徹は一緒に部屋を飛び出すが戻ってくるとイスに無罪にするよう書かれた紙が置かれていた。

第5回公判では検事側の証人として被害者の弟で東条ホールディングス社長の東条英彦(浜田晃)が証言台に立つ。英彦は、柏木鏡子(石田ゆり子)が遺産目当てに殺したと思うと言い切る。証言の様子をモニターで観察していた黒川は何かを考え込んでいた。

公判が終わるとすぐさま徹の携帯に無罪するように電話が入る。評議では、田所や奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)が積極的に無罪を訴え、渡部いずみ(加藤あい)もしどろもどろになりながら同意をするが、それらの会話はすべて黒川が書いたシナリオ通りだった。さらに徹がトイレに立つと、洗面台の鏡に大きく書かれた「無罪」の文字が。苛立ちを募らせていく徹。評議を終え全員が帰宅準備をしていると、徹がおもむろに電話で話しだした。徹は電話を切ると新聞記者の恋人が、鏡子が有罪という情報を得たらしいと言い部屋を飛び出していく。

徹を密かにつけてきた人物が入った部屋のドアで聞き耳を立てていると、後ろから徹に声をかけられた。その人物は田所で、徹の動きは脅迫者の仲間を探るための芝居だったのだ。問い詰められた田所は、黒川から許可が出たこともあり、脅されていたことを白状した。

帰り道、徹はいずみの家を訪ねる。娘の命を守るためにも徹も無罪に転んで欲しいと泣きながら謝るいずみの肩を優しく抱く徹。その2人の姿をガラス越しにカメラが捉えていた。その夜、徹は本宮香織(比嘉愛未)に会いに行く。脅されていることが言えない徹と、接見以来鏡子の無実を信じ始めている香織は気まずい雰囲気になってしまう。

翌日、香織は再び鏡子に接見する。疲れた様子で現れた鏡子は、信じていた英彦に裏切られたことがショックで心が壊れそうだと明かす。そんな鏡子を見た香織は事情を知るために柏木遥(忽那汐里)を訪ねる。そこで遥は、事件の1ヶ月前に総一郎が英彦に会社資金の使い込みを非難していたところを目撃したと話す。

6回公判では別荘の管理人が、事件発生当時は鏡子に頼まれて外出していたと証言。評議室では中間票を取ることになった。迷った末、無罪に挙手する徹。しかし、手を挙げたのは徹と相馬だけで、裁判官3人を含めた7人が有罪だった。愕然とする徹の元には「ビックリした?」と黒川からのメールが届き、アジトでは黒川が英彦に結果を誇らしげに見せていた。黒川が脅していた4人に有罪にするようにメールを送っていたのだ。

接見室で、鏡子に黒川に裏切られたことを告げる進藤亮介(渡邉紘平)。途中、遥からの電話で席を外し、戻ってくると血まみれになって倒れている鏡子の姿が...!

 

第5話「被告自殺!裁判員裁判が初の中断!」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、柏木鏡子(石田ゆり子)の自殺の知らせを聞き呆然とする。帰社したばかりの本宮香織(比嘉愛未)も鏡子自殺の一報を受け、再び会社を飛び出していく。

鏡子の状態がわからないためとりあえず解散することになった裁判員の面々。急展開の連続に頭を悩ませる徹の脇でしばらく沈黙していたいずみは、鏡子は買収組織に裏切られたのかもしれないとつぶやき、有罪に入れた自分に責任を感じていた。2人の会話をアジトで盗聴していた東条総一郎(早川純一)の弟・英彦(浜田晃)は自分が黒川竜一(鈴木亮平)がと手を組んでいたことがバレるのではないかと気が気ではないが、黒川は冷静に部下に情報を集めるように指示を出しつつも鏡子の行動の真意を探りかねていた。

鏡子は緊急手術を受け一命をとりとめた。裏切り行為に怒った進藤亮介(渡邉紘平)は黒川に抗議の電話をするが、黒川は平然と英彦と手を組んだことを話す。病院へ駆けつけた香織は、自分が進藤にかけた電話が席を外すきっかけになったことに責任を感じて涙を流していた遥(忽那汐里)を優しく励ます。家に戻っていた徹は、いずみの言葉を思い返して鏡子の無罪の可能性も感じ始めていた。

 

第6話「魔女自殺の真相」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)の前に姿を現した黒川竜一(鈴木亮平)は、有罪に入れればすべての問題は解決すると告げて去っていく。その帰り道、何者かによって借金の100万円が支払われたことを知り焦りが募る徹。一方、昏睡状態が続いていた柏木鏡子(石田ゆり子)が目を覚ました。本宮香織(比嘉愛未)が自殺の理由をたずねると鏡子は東条総一郎(早川純一)への想いを証明したかったと涙を流す。

ある日、渡部いずみ(加藤あい)へ舞(磯野光沙)を預けている義母・あさ子(児玉美智子)から電話が入った。あさ子は舞に有名私立小学校の受験を強引に勧めるが、その電話は黒川が仕掛けたものだった。いずみから舞の無事を報告され安心する徹は、黒川が鏡子側から英彦側に寝返り、借金を払ったのは進藤弁護士(渡邉紘平)だという推理を話す。真相を探るため進藤に会いに病院へ行った徹は柏木遥(忽那汐里)と対面。

遥に案内され鏡子の病室前で進藤を待つことになった徹は、吸い寄せられるように鏡子の病室へ入っていく。目を覚ました鏡子に話しかけようとするも進藤にみつかり外へ連れ出される徹に鏡子は香織を大切にするように声をかける。徹の問い詰めに観念した進藤が真相を語り出した。徹の推理は当たっていたが、黒川の正体までは進藤も知らないという。100万円は返す約束をした徹は、奥寺梨華(末永遥)と内海信恵(松本じゅん)が脅されているネタも聞き出した。

遥が香織に話したことで東西新聞が東条英彦(浜田晃)の会社資金使い込みを調べているとの情報を得た黒川は先手を打ち英彦の横領を隠蔽。上司に呼び出された香織は取材の中止を言い渡され、鏡子らにガセネタをつかまされたのではないかと責められる。

そんななか、裁判所からの呼び出しを受けて裁判員たちが集まった。美濃部裁判長(岸博之)から裁判の再開は鏡子が回復してからになると告げられる。帰り道、徹は内海と梨華の元へ行き、脅しに怖がらなくていいと話す。その夜、香織は記事の内容が鏡子に偏り過ぎているという理由で担当から外されてしまう。ショックを隠せない香織。

再び裁判所に裁判員が集められ鏡子の退院が決まり3日後に公判が再開されるとの報告がある。同時に、梨華と内海が裁判員を辞めることが発表された。徹が内海に盗んだ分の金額を渡して返済させ、梨華の婚約者にも風俗誌に載っているのは詐欺だと説得していたのだ。

2人の裁判員辞退に驚いた黒川はそれが徹の仕業であることを察し、さらに病室に設置していた隠しカメラに退院する鏡子が目線を送っているのに気付き悔しがる。すっきりとした表情で裁判所から帰る梨華と内海を笑顔で見送っていた徹といずみだが、直後、刑事がやってきて内海を捕まえた。約束が違うと徹に泣きすがりながらも連行されていく内海。同じ頃、梨華も真相がバレて婚約解消を言い渡されていた。突然の出来事に呆然としていた徹に黒川から電話が入った。怒る徹に黒川は約束を破った制裁だと告げながらも、自分も含めすべては魔女に操られたと話す。

香織は鏡子に担当から外れたことを報告に来ていた。落ち込んだ様子の香織を鏡子は優しく励まし、徹に頼るべきだとアドバイスをおくる。その帰り道、進藤に声をかけられた香織は徹といずみが一緒にいる写真を見せられる。内海や梨華のことを思い返し落ち込んで帰る徹。その矢先、香織から「助けて」と切羽詰った声の電話が入り...。

 

第7話「香織が拉致された...縛られたその虚ろな眼差し」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)が本宮香織(比嘉愛未)の部屋へ駆けつけると、香織は荒らされた部屋の中で怯え震えていた。「警察に話したら、もっとひどいことが起こる」と書かれたカードが残されていて、徹は香織にまで被害が及んだことに怒りがこみあげる。直後、今度は渡部いずみ(加藤あい)から「助けてください!」との電話が入った。家に行くと同じように部屋が荒らされていた。これらが黒川竜一(鈴木亮平)の仕業なのか、柏木鏡子(石田ゆり子)の仕業なのかがわからず困惑する徹は、とりあえず香織を自分の部屋に呼び寄せることに。

鏡子の病状も回復し、12日ぶりに公判が再開されることになった。裁判所にやってきた徹にいずみは部屋に残されていたメッセージカードには今まで黒川の手紙に書かれていたKの文字がないことを指摘する。裁判員席には辞退した奥寺梨華(末永遥)と逮捕された内海信恵(松本じゅん)に代わり、井筒肇(山谷初男)と根津芳子(中村果生莉)が座る。嬉しそうな井筒とは反対に根津は相変わらず沈んだ表情だ。徹はいずみの言葉やこれまでのことを思い返しながら、何かを探るように被告人席に座る鏡子をジッと見つめる。公判が終わり評議室に戻ってきた徹といずみは、根津の持ち物にカードをとめていたのと同じピンを発見する。2人は帰る根津の後をつけてみるが、根津はかつて夫からDVにあっていて姿を隠しているため怯えているだけとわかる。

徹が家に帰ると香織の姿はなく、部屋には「明日正午までに探せないと二度と会えなくなる」と書かれたカードが残され、メールで香織が拘束されている写真が送られてきた。進藤弁護士(渡邉紘平)や東条英彦(浜田晃)の元へ行き黒川の居場所を探るもわからず、徹は鏡子に面会に行く。鏡子は、黒川は目的のためなら何でもする男だと言いながらも、徹と香織を引き離すことは誰にもできないとつぶやき、写真には徹にしかわからない手がかりがあるはずだと告げる。同じ頃、根津の元には夫に居場所を知られたくなければ有罪にするようにと黒川からの脅迫状が届いていた。

鏡子の言葉を受け改めて写真を見直した徹は、香織の首元に特別な日にしかしないはずの徹が初めてプレゼントしたネックレスを発見して走り出す。徹が向かったのはネックレスをプレゼントした埠頭で、香織はそこで徹を待っていた。誘拐は香織の自作自演だったのだ。強い口調で責める徹に香織は徹を取り戻したかったと告げると、取り乱していずみのことを魔女だと言い出した。落ち着かせるように香織を強く抱きしめる徹。涙を流しながら謝る香織だが、その直後「私たちを引き離すことは誰にもできない」と鏡子と同じ言葉をつぶやいた。動きが止まる徹。一方、いずみは何者かが家に入ってこようとするのを感じ警戒するが入ってきたのは夫だった。安心して出迎えたいずみだが、それは黒川で...。

 

第8話「犯人は白!? 殴りかかる女」のあらすじ

吉岡徹(生田斗真)は本宮香織(比嘉愛未)の狂言誘拐が柏木鏡子(石田ゆり子)の差し金ではないか疑いつつ、そこまで追い詰めていたことを悔やみ香織を部屋に連れて来る。そこへ電話が入った。着信が渡部いずみ(加藤あい)からと知った香織はとっさに電話を隠すが、徹は履歴を見るとバイト先からとウソをついて表へ出る。電話は夫(鈴木亮平)が帰ってきたとの報告だった。夫の正体が黒川竜一であることを知らずに素直に喜ぶいずみ。

徹は部屋を荒らしたのが香織であることを謝り、香織のそばに付いていたいと裁判員を辞めると言い出した。奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)のこともあり、徹や香織の身の安全を心配するいずみ。部屋に残っていた香織はおかしな行動を始めていた。徹が部屋に戻ると、香織は引き止めるのも聞かずに帰ると出て行ってしまう。いずみは黒川にこれまでの出来事を報告していた。黒川は買収組織に憤慨するふりをして、自分が守ると預けていた舞(磯野光沙)を迎えに行くと言う。

翌日、何かを思いついた様子の徹は、GPS携帯を借りにいずみの家へやってきたが小声で話す2人を香織が隠れて見ていた。香織が鏡子の接見に向かうと柏木遥(忽那汐里)と遭遇。2人で接見するが、香織は涙で声を詰まらせてしまう。そんな香織に優しく声をかける鏡子。その夜、いずみが舞の有名小学校への推薦入学のお金を塾に支払ったことを義母・あさ子(児玉美智子)に報告していると、電話の声が突然変わった。

相手は水島真紀子(滝沢沙織)で、いずみが渡したお金は賄賂にあたり、舞を犯罪者の娘にしたくなければ有罪に入れるように告げて切れる。呆然とするいずみ。同じ頃、東条英彦(浜田晃)の元へ来ていた徹は黒川の居場所を教えろと詰め寄るふりをして、こっそりGPSを仕掛けていた。発信される信号を頼りにアジトを突き止めた徹だったが、すでに黒川らは引き払っていてもぬけの殻だった。

公判では進藤弁護士(渡邉紘平)が新たな証人を連れてきた。小学生の証人は、犯行時刻に別荘の窓に白い服を着た人を見たという。事件当日の鏡子は黒い服を着ており、進藤は鏡子以外に"第3の人間"が現場に居たことを訴える。評議では、黒川に脅されている田所秀雄(中村靖日)や根津芳子(中村果生莉)が証言は子供で信用できないと訴えたほか、井筒肇(山谷初男)までも真紀子に色仕掛けにあっていて有罪を訴えた。徹は証言の真偽を確かめるために実況見分を申し出る。

翌日、裁判官や弁護士や検察官が立会いのもと、裁判員による実況見分が始まった。いずみが白い服を着て窓際に立つと、見間違うことないほどはっきりと白い服が見えることがわかった。証言の信憑性が増し、慌てて証人に詰め寄る田所。事件現場では徹が東条総一郎(早川純一)に扮して事件を再現していた。いずみに背後から襲うふりを頼み、いすに座る徹。

直後、突然現れた香織がレンガを持って徹に襲い掛かる。とっさに避けたものの頭を殴られ倒れる徹。物音に驚き駆けつけたいずみと香織がもみ合いになり、さらに起き上がった徹も香織を止める。しかし、そのはずみで香織は窓から転落。その姿は鏡子とそっくりで...。

 

第9話のあらすじ

最終回のあらすじ(ネタバレ注意)

※フジテレビHPより引用

イケ麺そば屋探偵

 

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~の概要

2009年4月4日から日本テレビ系列で土曜夜9時枠で放映。2007年4月から在京キー局を除く全国26局で1年間オンエアーし、人気を呼んだドラマ仕立てのバラエティー「ホレゆけスタア☆大作戦」がパワーアップして日本テレビドラマとして登場。

神出鬼没なイケメンそば屋の店員が身の回りで起こる様々な難事件を、面白おかしく解決していくコメディ&ミステリードラマ。

主演はこの春にドラマ「夜光の階段」でも出演を務める藤木直人。「夢をかなえるゾウ」でガネーシャ役を務めた古田新太も登場。

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~の主題歌

藤木直人  「いいんだぜ~君がいてくれれば~」 

 

 

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~の出演者

樋口潤太郎 ...... 藤木直人
池田政彦 ...... 古田新太
樋口イタ子 ...... 堀内敬子
黒田金造 ...... 生瀬勝久
コウジ ...... 姜暢雄
ユウジ ...... 川原一馬

 

 

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~のスタッフ

企画:北牧裕幸、高橋典子 (キューブ)/倉本美津留 (ニンポップ)
監督:中野裕之、竹内鉄郎 他
脚本:いとうせいこう、倉本美津留、小林弘利
プロデューサー:伊藤響(日本テレビ)、波多野健(avex&EAST)、櫻井雄一(ソケット)
アソシエイト・プロデューサー:山岡信貴 (リタピクチュアル)
コンテンツ・プロデューサー:堅田直人 (日本テレビ)
編成:戸田一也(日本テレビ)
企画制作:日本テレビ
制作協力:ソケット、avex&EAST
制作著作:D.N.ドリームパートナーズ、キューブ、アミューズソフトエンタテインメント

 

 

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月4日 嵐を呼ぶ口笛男(前編) 2.8%
第2話 2009年4月11日 嵐を呼ぶ口笛男(後編) 3.9%
第3話 2009年4月18日 髪をかき上げる女(前編) 3.9%
第4話 2009年4月25日 髪をかき上げる女(後編) 2.3%
第5話 2009年5月2日 ヒミツのボタンガール(前編) 2.9%
第6話 2009年5月9日 ヒミツのボタンガール(後編) 2.6%
第7話 2009年5月16日 ホレスタか!?イケソバか?! 3.4%
第8話 2009年5月23日 伝説の女神(前編) 3.1%
第9話 2009年5月30日 伝説の女神(後編) 2.0%
第10話 2009年6月6日 イタ子危機一髪!~伝説の亡霊~(前編) 2.4%
第11話 2009年6月13日 イタ子危機一髪!~伝説の亡霊~(後編) 2.0%
第12話 2009年6月20日 世界樹から愛をこめて(前編) 2.9%
第13話 2009年6月27日 世界樹から愛をこめて(後編) 4.0%

 

 

イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「嵐を呼ぶ口笛男(前編)」のあらすじ

そば屋・樋口潤太郎(藤木直人)は、『人の嘘が見抜ける』という能力を持つため、期せずして数々の難事件を解決してしまう名探偵でもあった。ある日、彼のもとに恐山から彼の身の上を心配して姉のイタ子(堀内敬子)が降りてくる。潤太郎はイタ子のお告げに従い、イケメンたち(姜暢雄、川原一馬)とともに様々な場所に屋台を出店する。

そして今日も潤太郎は愛用の自転車で出前に出掛けるのだったが...。

「青年! 君はすでに包囲されている! 速やかにその婦女子を解放して出て来なさい!」

出前にやって来た潤太郎のいるコンテナに向かって、刑事達が呼びかけている。そこへ現れた一人の男。彼の名は黒田金造(生瀬勝久)。彼は潤太郎の得意先だった芸能プロダクション・池田タレントプロモーションの元マネージャーだった。黒田は部下の証言から、中にいる犯人が潤太郎であると確信、刑事達に突入を指示する。

 間一髪自転車で脱出した潤太郎は、逃亡中に偶然池田タレントプロモーションの社長・池田政彦(古田新太)と再会する。

一方、イタ子とイケ麺そば屋の店員達は暇を持て余していた。そこへ、リーゼントで派手な格好の男が、異常なハイテンションで木遣りを詠唱しながらやってくる。この男こそ伝説の口笛ギタリスト、ホイッスラー細口(竹中直人)だった。ホイッスラーは音で超音波を発生させ岩をも砕くという『音弾(おとだま)』でイタ子を気絶させると、意味不明の言動を繰り返し、イケメン店員たちを恐怖のどん底に叩き込むのだった。

はたして、ホイッスラー細口の目的は!?

【ゲスト出演者】竹中直人 ほか 

 

第2話「嵐を呼ぶ口笛男(後編)」のあらすじ

ホイッスラー細口(竹中直人)の依頼は、盗まれた予備のギターストラップを探し出して欲しいというものだった。依頼を受けた潤太郎(藤木直人)は、彼のレコーディングスタジオへやってくる。

「弾いてみるか?」

スタジオに並んだギターに見とれていた潤太郎にホイッスラーが声をかける。潤太郎は喜んでギターを手にとり弾き始が、その最中、ふと『空間の嘘』と呼んでいる、このスタジオに似合わない空気を感じる。

ギターストラップが盗まれたのは、スタジオにテロ予告があった日だった。結局テロ予告はいたずらだったという。はたしてテロ予告とギターの盗難は別々の事件なのか?

悩む潤太郎のもとに池田社長(古田新太)がやってくる。
イケメンは考えちゃ駄目、あたしが考えてあげる、と池田は言う。

「大ヒット間違いなし!」

池田は、事件の推理とは全く関係なく、イケメンのデリバリーサービスを潤太郎に提案する。イケメンデリバリーについて熱く語る池田社長を無視して推理を進める潤太郎の視線の先に、髪をかきあげる謎の美女(中越典子)が現れる。一瞬美女にみとれる潤太郎。

屋台でイケメンたち(姜暢雄、川原一馬)相手に推理をまとめている潤太郎のもとに黒田刑事(生瀬勝久)がやってくる。

「なんやなんや、そんなこともわからへんのか、探偵のくせに」

自信満々の黒田の推理とは?
そして謎の美女は一体何者なのか?
テロ予告とギターストラップ盗難事件との関連性は?

【ゲスト出演者】竹中直人 ほか

 

第3話「髪をかき上げる女(前編)」のあらすじ

潤太郎(藤木直人)は出前の最中、いわくありげな謎の美女(中越典子)を目撃し、その姿に見とれて危うくトラックに衝突しそうになる。一方屋台でも、イケメン店員達(姜暢雄、川原一馬)の間で、長い髪をかきあげる仕草をする謎の美女の存在が話題となっていた。そこへ出勤前のホステス達がやってくる。イタ子(堀内敬子)はホステス達の盛られている髪型が気になって仕方がない様子だが、ホステス達は潤太郎がいかに素敵であるかをまくしたて、誰もイタ子の疑問には答えてくれない。

出前から帰ってきた潤太郎は、屋台の目前で踵を返して立ち去ろうとする噂の美女とすれ違い、その寂しげな表情が気にかかる。ホステス達の話では、その美女の名はゆりと言い、彼女達が勤めるクラブのナンバーワンだった。イタ子は潤太郎に「あの女にはシロナガ様の幻影を追いかけて行った」と告げる。シロナガ様と聞いた池田社長(古田新太)はシロナガスクジラの薀蓄を語りはじめる。

その直後、潤太郎はゆりの指名で銀座の高級クラブに出掛けることになるが、その途中、道にしゃがみ込んでいた少女・マリ(金井美樹)にいきなり抱きつかれる。潤太郎は少女に抱きつかれたまま、いなくなってしまったゆりの大事なパートナーを探すことに。

そんな彼らの様子を黒塗りの車からこっそり観察している一人の男がいた。刑事の黒田金造(生瀬勝久)であった。

はたして、シロナガ様とは何者なのか!?

【ゲスト出演者】中越典子 ほか

 

第4話「髪をかき上げる女(後編)」のあらすじ

池田社長(古田新太)に請われて、イタ子(堀内敬子)は、恐山を降りてそば屋をやっている理由を説明し始める。しかし、池田はすぐにイタ子の語りに飽きてしまい、話も聞かずにイケメン店員達(姜暢雄、川原一馬)にちょっかいを出し始めるのだった。

マリ(金井美樹)に抱きつかれたまま、ゆり(中越典子)のパートナーを探す潤太郎(藤木直人)は、自ら髪を結い上げて、ゆりと同じ姿になることで、彼女の気持ちを理解しようと試みる。そんな潤太郎にゆりは秘密を明かす。ゆりの『盛り頭』が誰よりも見事だったのは、パートナー『シロナガ様』のお陰なのだという。
シロナガ様とは白い蛇のこと。

「シロナガ様は私の命だった」そう言って泣き伏すゆり。そんなゆりに潤太郎は「大丈夫。事件はもう解決しています」と告げる。

一方、黒田刑事(生瀬勝久)は、路上に止めた車の中からそんな潤太郎達を監視しつつ、『ダイアン』という人物に連絡を取っている様子。

クラブに戻ったゆりは、空を飛ぶ白蛇のような光に惹かれ、それを追うようにふらふらと外へ出て行く。満月の下、街を歩いていた潤太郎達は、倒れているゆりを発見する。駆け寄った潤太郎に抱き起こされたゆりは、力なくつぶやいた。

「本当に、あたし、もう死ぬのかも......」

はたして黒田の連絡相手は何者なのか?
謎の少女マリの正体は?
そしてシロナガ様は一体何処に!?

【ゲスト出演者】中越典子 ほか

 

第5話「ヒミツのボタンガール(前編)」のあらすじ

池田社長(古田新太)は今日も潤太郎目当てでイケ麺そば屋へと急いでいた。何故かゾンビが徘徊する路地を小走りで通り抜けているとき、いきなり投網が降ってきて、池田社長は何者かに捕らわれてしまう。

「黒田人材開発センター」という看板が出ている建物の中では、黒田金造(生瀬勝久)そっくりの男が、謎の人物からモニターで指令を受けていた。その指令とは「日本ゾンビ化計画」。薬によって日本に大量にゾンビを発生させようというものだった。

男の演説を退屈そうに聞いているウララ(佐藤江梨子)。ウララは、ゾンビとコミュニケーションをとる人材として、死者と会話できる能力を持つイタ子(堀内敬子)を誘拐しようと試みるが、失敗して戻ってきていた。改めてイタ子を誘拐するように男に命じられるウララ。

一方、弟・鉄造の行方を追っていた金造は、鉄造の住んでいたアパートを家捜しし、とある写真を発見する。

身分を隠して単身イケ麺そば屋にやってきたウララに潤太郎は一目ぼれしてしまう。そんな潤太郎に、ウララは計画実行のため色仕掛けを施すのだった!

どうする、どうなる潤太郎!?

【ゲスト出演者】佐藤江梨子 ほか

 

第6話「ヒミツのボタンガール(後編)」のあらすじ

黒田金造(生瀬勝久)の顔を見て「お父さん!」と叫んだウララ(佐藤江梨子)。黒田はウララが、弟・鉄造のアパートで見つけた写真の女性にそっくりであることに気づき、彼女が鉄造の関係者であると確信する。

心を閉ざすウララだったが、イタ子(堀内敬子)がソバを差し出しながら優しい言葉をかけると、ウララは思わず涙を流し、一同に悩みを打ち明けるのだった。

一方、ウララの色香に負けてラブホテルを飛び出した潤太郎(藤木直人)は、その帰り道、一人妄想の世界に入り込んでいた。

屋台に戻ってきた潤太郎は、
「僕はウララさんを愛し続ける!」と宣言。
イケ麺そば屋の店員や客たちは潤太郎の恋を暖かく応援する。

はたして、「日本ゾンビ化計画」は阻止できるのか!?
ウララの秘密とは一体何なのか?
そして、潤太郎の恋の行方は!?

【ゲスト出演者】佐藤江梨子 ほか

 

第7話「ホレスタか!?イケソバか?!」のあらすじ

黒田刑事(生瀬勝久)が、元上司である池田タレントプロモーション社長、池田政彦(古田新太)にイケ麺そば屋に呼び出しを喰らう。もう一度マネージャーをやらないか、という相談だった。

断る黒田だが、池田にはもう一つ相談があった。会社の印鑑がなくなったというのだ。

現在、池田の事務所には全然タレントがおらず、印鑑がなければタレント事務所としての更新が出来なくなり、免許を取り上げられてしまうらしい。しかし黒田には、印鑑のありかの記憶はない。

潤太郎(藤木直人)に相談すると、潤太郎は思い出の中を探してみることを提案する。池田タレントプロモーションには数々のタレントが訪れている。そんな人物たちとの思い出を辿りながら、二人は印鑑を探すことにする。

はたして印鑑は見つかるのか?
そして池田タレントプロモーションに所属するタレントは現れるのか?

 

第8話「伝説の女神(前編)のあらすじ

イケ麺そば屋の屋台に潤太郎(藤木直人)そっくりの男がやってくる。誰あろう、藤木直人であった。潤太郎の姉・イタ子(堀内敬子)にも、二人の区別はついていない。藤木は潤太郎に、とある相談があってやってきたのだ。

池田タレントプロモーションに入った清純派アイドル・観音寺レイナ(夏帆)が大ブレイク。スカウトしたマネージャーの黒田(生瀬勝久)は自画自賛。池田社長(古田新太)は面白くない。

テレビ局では、海外の超大物アーティスト、ブランドン・ネヴィル(白木みのる)来日の話題で持ちきりだった。そんな中、プロデューサー三鷹春香(黒木瞳)が部下の横山(六角慎司)を引き連れ不機嫌そうに歩いていた。彼女はこれまで数々の大ヒットバラエティを手がけ『バラエティの女神』と呼ばれていたが、最近ヒット番組がなく現在担当している番組が打ち切りの危機を迎えていたのだ。起死回生を図り、三鷹は普段バラエティに出ない俳優やアイドルだけのネタ番組を企画、俳優藤木直人や清純派アイドル観音寺レイナは、彼女の格好のターゲットとなっていた。

三鷹は池田社長に観音寺レイナの番組出演を持ちかける。
実は、三鷹と池田、黒田は昔からの知り合いだったのだ。三鷹と池田は地元でも有名なワル。一緒に田んぼを暴走する仲で、スケ番の三鷹は『あぜ道の女神』と呼ばれていた。一方黒田は真面目な学級委員だった。

黒田は、三鷹の番組へレイナが出演することを強硬に反対する。

一方、日本上空ではUFOの目撃情報が続出していた!

【ゲスト出演者】黒木瞳、夏帆 ほか

 

第9話「伝説の女神(後編)」のあらすじ

海外の超大物アーティスト、ブランドン・ネヴィル(白木みのる)来日に沸くテレビ局。

嘘を見抜くという潤太郎(藤木直人)の能力によって、藤木直人からネタ番組の出演を断られた三鷹(黒木瞳)は、そのターゲットを観音寺レイナ(夏帆)に絞った。

マネージャーの黒田(生瀬勝久)は、元スケ番である三鷹の番組に出演することに猛反対するが、社長の池田(古田新太)はイケ麺そば屋店員を番組に出すことを条件にレイナの出演を快諾する。

かたくなに番組出演を拒否するレイナに対し、三鷹はとある書類を見せる。それはレイナの過去を調査した報告書だった。そこに報告されている資料や写真を公表されれば、清純派アイドル観音寺レイナのイメージは失墜し、アイドル生命は終わってしまう!

そんな三鷹に対し強硬手段を取ろうとする黒田だったが、三鷹と直接対面するとどうしても強く出ることができない。なぜなら黒田は、高校時代から三鷹に惚れていたのだ!

はたして、レイナはネタ番組に出演するのか!?
レイナの隠された過去とは!?
そしてUFO飛来の目的とは!?

【ゲスト出演者】黒木瞳、夏帆 ほか

 

第10話「イタ子危機一髪!~伝説の亡霊~(前編)」のあらすじ

池田社長(古田新太)がイケ麺そば屋にやってくるが、あいにく潤太郎(藤木直人)は出前で不在だった。三時間もざるそば一枚で待っているが一向に潤太郎は帰ってこない。黒田刑事(生瀬勝久)はそんなイケメンデリバリーそば屋を、あやしい商売ではないかと疑う。

潤太郎の出前先はなんと青森だった。

出前を急ぐ潤太郎の前に三人の武将達が出現する。どうやら、源義経(京本政樹)と弁慶を名乗る二人(山西惇と八十田勇一)のようである。二人の弁慶のうちどちらが本物の弁慶か悩んでいると聞いた潤太郎は、弁慶達の言葉から瞬時に偽者を見抜くと、偽者の弁慶はその場から消えていった。

一方屋台では、イタ子(堀内敬子)の前に、先ほど潤太郎が出会った源義経と名乗る武将の霊が現れた。彼の姿は池田と黒田には見えていないようだ。彼はイタ子を静御前の生まれ変わりだと思い込んでおり、一緒に三途の川を渡ろうと言う。

そんな義経にイタ子もまんざらではない様子。

はたして、イタ子は義経に魂を連れ去られてしまうのか!?

【ゲスト出演者】京本政樹、松尾貴史 ほか

 

第11話「イタ子危機一髪!~伝説の亡霊~(後編)」のあらすじ

イタ子(堀内敬子)が心惹かれている、義経を名乗る霊(京本政樹)は偽者だった!

イタ子を心配する潤太郎(藤木直人)はイタ子の師匠、イタロー(松尾貴史)のもとを訪ね、その事実を知る。
さらにイタローは、イタ子は修行時代から大変死霊に惚れっぽかったと語り、その義経に魂を連れ去られてしまうかもしれないと告げる。
それを聞き、潤太郎は急ぎイタ子のもとへと取って返す

翌日、マリリン・モンローの姿をした池田社長(古田新太)が、クラーク・ゲーブル風の黒田(生瀬勝久)と、タンゴを踊りながらイケ麺そば屋にやってくる。そこへ白拍子の格好をしたイタ子が登場。イタ子は偽義経と会うために、約束の桜の木の下へと向かうのであった。

はたして潤太郎は間に合うのか!?
イタ子は偽義経に魂を連れ去られてしまうのか!?
そして、偽義経の正体とは!?

【ゲスト出演者】京本政樹、松尾貴史 ほか

 

第12話「世界樹から愛をこめて(前編)」のあらすじ

誰も通らないような深い森の中に置かれたイケ麺そば屋の屋台の傍で、潤太郎(藤木直人)が死体(上田晋也・くりぃむしちゅー)を発見する。そんな中、屋台にイケ麺そば屋の店員が駆け込んでくる。「大変です! 自由の女神が血の涙を流しているんです!」

一方、池田社長(古田新太)は夢の中で出会った少女(谷村美月)に恋をして、心が男性化してしまう。その夢で出会った少女が偶然現れ、彼女は世界一不幸な女の子だと名乗った。池田はそんな少女に、自分があなたを守ってあげると宣言。しかし、そんな池田の身にも次々と不幸が降りそそぐ。

他にも日本各地でも様々な異変が起きている様子。

はたして死体の正体は?
少女の不幸の原因は?
そして各地で起こる異変は収束するのか!?

【ゲスト出演者】上田晋也(くりぃむしちゅ)、谷村美月 ほか

 

最終回「世界樹から愛をこめて(後編)」のあらすじ(ネタバレ注意)

死体(上田晋也・くりぃむしちゅー)に睨まれたとイタ子(堀内敬子)に訴えかける潤太郎(藤木直人)だが、イタ子は全く相手にしない。
そんな中、イケ麺そば屋の屋台に一人の少女(谷村美月)がやってくる。世界一不幸な女の子を自称する少女は、紙芝居でこれまでの自分の不幸を説明し始める。

少女の話を聞き、少女が不幸であることには何か意味があるのではないかと考える潤太郎。そこへ各地で天変地異を目撃したイケ麺そば屋の店員たちが次々と屋台に駆け込んでくる。
様々な異変に続き、太陽も欠け始め、
ついには地上が闇に閉ざされてしまう。

はたして世界は滅亡してしまうのか!?
死体の正体は!?

【ゲスト出演者】上田晋也(くりぃむしちゅ)、谷村美月 ほか

※日本テレビHPより引用

ザ・クイズショウ

 

ザ・クイズショウの概要

2009年4月18日から日本テレビ系列で土曜夜9時枠で放映。2008年夏に放送されていた深夜バージョンでは、片桐仁が主演を務めた。

生放送中のクイズ番組を舞台に、その番組を支配する司会者とディレクターが、解答者たちの裏に隠された様々な人間模様をえぐり出す新感覚のクイズドラマ。

主演は「山田太郎ものがたり」以来の連続ドラマ出演となる櫻井翔。関ジャニ∞の横山裕も物語の鍵となる重要な役で登場。

ザ・クイズショウ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

ザ・クイズショウの主題歌


嵐  「明日の記憶」 

 

 

ザ・クイズショウの出演者

神山悟 ...... 櫻井 翔(嵐)
本間俊雄 ...... 横山 裕(関ジャニ∞)
高杉玲奈 ...... 松浦 亜弥
案内人 ...... 篠井 英介
米倉信三 ...... 田中 哲司
竹内昂 ...... 和田 正人
浦沢瞳 ...... 森脇 英理子
冴島美野里 ...... 大橋 のぞみ
新田美咲 ...... 水沢 エレナ
松坂源五郎 ...... 泉谷 しげる
田所治 ...... 榎木 孝明
冴島涼子 ...... 真矢 みき

 

 

ザ・クイズショウのスタッフ

脚本:及川拓郎
音楽:NARASAKI
原案:森谷雄(アットムービー)、D.N.ドリームパートナーズ、VAP
プロデューサー:池田健司、森谷雄
プロデューサー補:内田雅博(オフィスクレッシェンド)、田澤直樹(アットムービー)
演出:南雲聖一、佐久間紀佳、狩山俊輔

 

 

ザ・クイズショウの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月18日 「正解地獄!夢の番組が人気ロック歌手を裁く!」 14.0%
第2話 2009年4月25日 vsケータイ小説家!! カリスマが隠した秘密と涙 11.9%
第3話 2009年5月2日 記憶喪失の司会者VS熱血先生!? 純な心が今は... 11.6%
第4話 2009年5月9日 vsカリスマ占い師!! 運命変えた母の日の贈り物 10.6%
第5話 2009年5月16日 監視カメラの真実!! 死の謎を開ける鍵 11.1%
第6話 2009年5月23日 生放送中に誘拐事件発生!! 娘の命は!? 9.9%
第7話 2009年5月30日 気絶の司会者!! 遂に明かされる記憶喪失の謎!! 11.4%
第8話 2009年6月6日 墜落事故の謎と真相 全てはここから始まった! 12.5%
第9話 2009年6月13日 解答席の司会者... 誰が彼女を殺したか? 13.2%
最終回 2009年6月20日 遂に衝撃のラスト!! 復活の司会者最後の放送 14.6%

 

 

ザ・クイズショウのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「正解地獄!夢の番組が人気ロック歌手を裁く!」のあらすじ

白い壁に囲まれた部屋に、生気のない表情の神山悟(櫻井翔)がいた。彼を迎えに来たのは、ディレクターの本間俊雄(横山裕)。神山が本間に連れて行かれた先は、銀河テレビのスタジオ。神山は、人気番組『ザ・クイズショウ』の司会者なのだ。

『ザ・クイズショウ』は、この日から生放送となるため、プロデューサーの冴島涼子(真矢みき)や、新人アシスタントディレクターの高杉玲奈(松浦亜弥)、照明技師の松坂源五郎(泉谷しげる)らスタッフは、緊張感でピリピリしていた。やがて、案内人(篠井英介)に導かれたクイズ解答者・ミュージシャンの安藤康介(哀川翔)が、マネージャーの駒沢(東根作寿英)と共にスタジオ入りする。安藤は、以前、ジョンこと福山翼(池田成志)とロックデュオの『バンド・オブ・カラー』を結成し、スターの座を獲得。しかし、現在はソロで活動中。ソロ転向後、1曲はヒットしたものの、それ以降はパッとしなかった。

このクイズのルールは、解答者が問題に7問正解した時点で1000万円を獲得。その後、その1000万円を賭けてドリームチャンスに挑戦し、見事クリア出来れば、自分の夢をひとつだけ実現できる、というもの。また、クイズの最中、解答者は『召喚』『以心伝心』『導きの手』という"奥義"を1つだけ使うことが出来る。派手な演出で登場した安藤は、神山の質問に、「銀河テレビ主催で世界ツアーをしたい」と自分の夢を明かした。

やがて、神山の出題で始まったクイズは、安藤が3問目まで順調に正解。第4問は、音楽留学したというアメリカの大学に関する問題だった。副調整室にいた冴島は、神山が台本にはない問題を出題したと気付き、すぐに本間に注意する。しかし、本間は、生本番という強味を握って番組を進行し、冴島は本間を止めることができない。

番組は本間の支配するところとなり、安藤は神山によって、その隠された本性を曝け出そうとしていた。そしてクライマックスには、核心に迫るクイズが用意されていたのだった――。

【ゲスト出演者】哀川翔 ほか 

 

第2話「vsケータイ小説家!! カリスマが隠した秘密と涙」のあらすじ

白い部屋で眠る神山の中では、前回の「ザ・クイズショウ」によって、失われた記憶の断片がフラッシュバックしていた。一方、会議室では、本間(横山裕)が次回のゲスト解答者をケータイ小説家のミカにしたい、と冴島(真矢みき)に告げる。生放送の第1回で30パーセントを超える高視聴率を叩き出したこともあり、強気の本間に対し、冴島はその独断専行に怒りながらも、従わざるをえない。

前作『恋、恋、恋?』が200万部を超える大ベストセラーとなったミカは、女子中高生のカリスマとしてあがめられ、最近はモデルとしても活躍する19歳。先日は、新作の『恋のモールス信号』の記者発表を行い、多くの報道陣を集めていた。

生放送でステージに登場したミカは、観客席のファンに笑顔で応えながら、ドリームチャンスへの挑戦を宣言。夢は、新作の1年間を通してのドラマ化。その中味は、モールス信号をキーワードにした純愛ものだが、前作同様レイプとドラッグのシーンが満載の内容だった。

所属会社の社長・川上も観客席に駆けつける中で「ザ・クイズショウ」の生放送はスタート。3問までは順調に進んだが、やがてクイズ問題は、ミカと、2年前に心臓病で死亡した母・美樹に関するものへ。そして神山は、ミカの作品に隠された衝撃的な秘密を明らかにしていく――。

【ゲスト出演者】美波 ほか

 

第3話「記憶喪失の司会者VS熱血先生!? 純な心が今は...」のあらすじ

編成局長の田所(榎木孝明)は、生放送になってから、結果的に罪を暴かれた解答者に何らかの制裁が下されている、と冴島(真矢みき)に注意を促す。だが、冴島の心配をよそに、本間(横山裕)は宮本健治という一般人を次回のゲスト解答者にする、と独断で決定。ドリームチャンスで召喚される高橋一(金井勇太)という若者がこの回の重要なカギを握っていると告げた。

そして番組は、フリースクール「ネオ・アルカディア」代表の宮本が登場して始まった。「ネオ・アルカディア」は、全国から集めた若者たちに自分自身と向き合う機会を与える、との目的で創られた自己啓発セミナー。神山の質問に、宮本は、今後の活動に役立てたいとの理由で、限度額いっぱいの1億円の現金が欲しい、と告げた。

宮本が3問までの常識問題をクリアする中、控え室にいた高橋が姿を消したとの連絡がサブに入る。本間に頼まれた冴島は、渋々高橋捜しに出発する。

宮本が5問目を正解した直後、高杉のレポートにより、スクールの宿舎からの生中継がスタジオに入ると、宮本の様子が一変。そして、神山の出題するクイズは、「ネオ・アルカディア」の隠された実態を暴いていく――。

【ゲスト出演者】成宮寛貴 ほか

 

第4話「vsカリスマ占い師!! 運命変えた母の日の贈り物」のあらすじ

クイズ番組が解答者の罪や秘密を暴くことの是非が週刊誌の誌面で問われる中、今回のゲスト解答者はカリスマ占い師の祐天寺ノッコに決定。何としてもレギュラーとして確保したい特Aランクのタレントであるノッコの出演を知った田所は、絶対に機嫌をそこねないように、と冴島にクギを刺す。問題を事前にチェックした冴島は、打ち合わせ通りに番組を進行するよう本間に念を押した。

ノッコは、若くして占いの修行を行い、独自の研究の末に出版した『十二支占術』がシリーズ合計で1200万部の大ベストセラーを記録。最近は、バラエティー番組などにも出演し、歯に衣を着せない物言いで人気を博していた。

神山の紹介で始まった生放送で、ノッコは、『十二支占術』の素晴らしさをもっと知って欲しいと夢を語り、"十二支のパワー"で全問クリアする、と高らかに宣言。そして、その予言どおり、ノッコは、3問目まで順調に正解する。

ところが、第4問を聞いたノッコは、占いに出たのとは内容が違う、と言い出した。これに対し、問題を変えたとあっさり切り返す神山。そしてここから、カリスマ占い師・祐天寺ノッコの隠された素顔を暴く禁断のクイズが出題される――。

【ゲスト出演者】浅野ゆう子 ほか

 

第5話「監視カメラの真実!! 死の謎を開ける鍵」のあらすじ

自分はどこかの湖畔で美咲という女性を殺してしまったのか――。切れ切れに甦る恐ろしい記憶におびえ、再び頭痛に見舞われる神山。これを見た本間は、『ザ・クイズショウ』の司会を続ければ本当のことを思い出す、と神山に告げる。一方、神山と本間の奇妙な様子をかいま見た高杉(松浦亜弥)は、2人の関係に興味を持ち始めていた。

生放送になってから5人目のゲスト解答者は、その卓越した技術から、"ゴッドハンド"との異名をとる仙台の医大教授・友部公一郎だった。遊説中の財務大臣の緊急手術を成功させて一躍名を売り、2年前、異例の速さで教授に昇進した友部。神山から夢を聞かれた友部は、自分の冠が付いた記念病院を設立したい、と語った。

友部は、医療関係の問題、自分が監修を務めた医療ドラマの問題を難なくクリア。神山は友部に、噂となっている政界進出の話を出して弄るが、その一方で友部から、以前、神山に会ったことがあると言われ、一瞬スタジオが沈黙に包まれる。

神山は、そんな空気を断ち切るように、友部の担当した患者に関する第4問を出題。そこから、隠された友部の黒い野望が明らかになる――。

【ゲスト出演者】石黒賢 ほか

 

第6話「生放送中に誘拐事件発生!! 娘の命は!?」のあらすじ

本間以外だれも神山の詳しい経歴を知らないと気付き、疑惑を深める高杉。一方、冴島は、出勤早々、番組の私物化は許さないと田所に叱責される。様々な思いが渦巻くスタジオで始まった『ザ・クイズショウ』のその日のゲスト解答者は、母親と2人暮らしで、現在無職の桂木誠(堀内健)35歳。母親が金を稼いでいるから働く必要ないと話す桂木は、限度額いっぱいの1億円の現金をかけてクイズに挑む。

番組がCMに入った直後、副調整室にいた冴島のパソコンに、一人娘・美野里が拘束されている写真添付のメールが届き、携帯には美野里を誘拐したと伝える電話がかかる。さらにモニターには、解答席で美野里の携帯を持ち、不敵な笑みを浮かべる桂木の姿が。なんと犯人は、ゲスト解答者である桂木だったのだ。

桂木の要求は、警察に連絡しないで、番組終了前までに美野里を捜し出せ、というもの。もし失敗すれば娘の命はないと言う桂木。すぐに110番通報しようとするスタッフを制止した冴島は、番組の続行を決意する。

1問目が終わると桂木は、番組の問題が終わるたびに、逆に神山へ自分からクイズを出す、と言い出す。そのクイズの答えが、美野里が拘束されている場所のヒントだと推理した本間は、冴島らとともにその場所を割り出そうとするが――。

【ゲスト出演者】堀内健 ほか

 

第7話「気絶の司会者!! 遂に明かされる記憶喪失の謎!!」のあらすじ

突然、本間の前に姿を見せた「ザ・クイズショウ」の元プロデューサー・山之辺(戸次重幸)は、本間に「お前のしていることは、すべてお前の身に返ってくる」という警告の言葉をかける。一方、湖畔に横たわる美咲を思い出したものの、まだ失われた記憶の全てが甦らない神山は、番組を続けて記憶がよみがえることへの恐怖を口にするが、本間はそんな神山に、次の解答者の写真を見せ、『ザ・クイズショウ』の司会を続けるよう命じる。

その頃、本間のディレクター起用に疑問を感じた冴島は、田所に抜擢した理由を質していた。これに対し、局の方針として本間と神山だけは変えられない、と番組を続けていく意向を示す田所。副調整室に戻った冴島は、納得できないまま、問題が生じたら自分の権限で番組を進める、と本間に伝える。

本番直前、セット裏で体調が優れない様子を見せていた神山は、オープニングでセリフを飛ばすミスを犯す。そんな中、スタートした「ザ・クイズショウ」の今回のゲスト解答者は、航空会社事務員・柴田勇樹(杉本哲太)。元パイロットという経歴を持つ柴田は、小型旅客機が欲しい、と夢を語った。

しかし、冒頭で柴田と挨拶を交わした後、神山はステージ上でふらふらと倒れこんでしまう。放送を続けようとする本間らスタッフの思いに応えるように、司会を続けようとする神山だったが、過去の記憶がフラッシュバックし、激しい頭痛に襲われる。そして、柴田のクイズ正解から衝撃的事実が明らかになると、遂に神山は番組続行が不可能に―――。

 

第8話「墜落事故の謎と真相 全てはここから始まった!」のあらすじ

神山の脳裏に、本間や美咲との高校時代の楽しい思い出が甦る。神山は、本間の話から、美咲が死んだと察知するが、詳しい状況はまだ思い出せずにいた。

一方、役員の集まる会議室に呼び出された冴島は、田所から、放送事故の責任を取る形で解雇を通告される。田所に辞表を提出した冴島は、家で一人娘の美野里と親子水入らずの生活が始まる。そんな冴島が、案内人に呼び止められ、解答者として『ザ・クイズショウ』に招待される。

本間がプロデューサーを兼任する生放送の解答者席に座った冴島は、夢が銀河テレビへの復帰だと告げ、いよいよクイズがスタート。番組が進むにつれ、冴島が報道部時代に関わった"シナイ湖小型飛行機墜落事故"に関する問題が出題される。出産休暇中にこの事故を目撃し、その現場に居合わせた一人として取材を行った冴島は、この取材で報道大賞を受賞していた。

しかし神山の出題から、この事故取材に隠された新たな事実が明らかになる。そしてドリームチャンスでは、一人娘・美野里に関する過酷な問題が待ち受けていた――。

 

第9話「解答席の司会者... 誰が彼女を殺したか?」のあらすじ

再び冴島の前に姿を現した山之辺(戸次重幸)は、本間が死ぬ気だと告げ、冴島は理由も分からず驚愕する。『ザ・クイズショウ』を続けることが本間を救う唯一の道だと知った冴島は、その目的を見届けるため、番組プロデューサーへの復帰を決意。しかし本間は、生放送直前、高杉にディレクターをやるよう指示し、どこかに姿を消してしまう。源五郎らスタッフは、本間による番組の私物化だと反発するが、冴島はゴーサインを出す。

生放送が始まると、なんと本間が、解答者の扉から現れる。ステージ前に歩み出た本間は、本日の解答者を神山にすると一方的に宣言。MCの場所に移った本間は、唖然とする神山に記憶障害があることを明かし、強引に番組を進める。神山の夢は、失われた全ての真実を知ること。本間は神山に「全部を思い出させてやる」と告げ、神山はクイズに挑むこととなる。

やがて、本間の出題から、神山と本間、美咲の関係が少しずつ明らかになる。幼馴染みで、高校に入ってから再会した3人は、卒業を前に旅行を計画し、神山が探したシナイ湖周辺の名所を巡るバスツアーに参加。この旅行で起きたとある事故が、3人の運命を狂わせることとなる。

そして、神山が6年間も眠り続けることとなった原因、美咲の思わぬ死因、さらには美咲を巡る神山と本間の思いが次々と明らかになる。衝撃の事実を突きつけられた神山は――。

 

最終回「遂に衝撃のラスト!! 復活の司会者最後の放送」のあらすじ(ネタバレ注意)

神山が自分の犯した罪の全てを告白すると宣言した『ザ・クイズショウ』の最終回。スタッフの反対を押し切った冴島のゴーサインで、本番のカウントダウンが始まる。スタジオのフロアで本間がステージを見つめる中、ステージに落ちたスポットライトに神山が浮かび上がり、いよいよ運命の生放送がスタートする。

ところが神山は、何と最終回の解答者に本間を指名。神山の紹介でカメラに追われた本間は、戸惑いながらもステージに上がらざるをえなくなる。忘れていた記憶を全て思い出したと言い、逆に本間に真実を伝えると約束する神山。これに対し、解答者席に座った本間は、前回、明らかになった真実を元に、神山に罪を償わせることが自分の夢だ、と告げる。そして、互いに「あなたの全てを知っている」と言い合う神山と本間の、最後のバトルが始まる。

まもなく、問題が進むにつれ、本間が、一介のディレクターでありながら番組を私物化出来た理由が判明。さらに、神山と本間が美咲のために企画した、ヒナゲシ畑を見るバスツアーの顛末などが次々と明らかになる。

やがて、神山と本間の対決の焦点は、美咲の死にまつわる事実関係に移り――。

※日本テレビHPより引用

ゴッドハンド輝

 

ゴッドハンド輝の概要

2009年4月11日からTBS系列で放映。週刊少年マガジンで連載の山本航暉原作の同名の漫画をドラマ化。

医師になってから一度も患者の死に直面したことがないという、"絶対的な天運"を持った主人公が夢を求めてもがき、成長していく姿を描いた医療ドラマ。

主題歌は当初はONE OK ROCKの「Around ザ world 少年」だったが、メンバーの鬼澤アレクサンダー礼門が痴漢容疑で逮捕されたことを受け差し替えとなった。

主演は今作が連続ドラマ初出演となる平岡祐太。ヒロイン役は水川あさみ。

ゴッドハンド輝 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

ゴッドハンド輝の主題歌

未定  「未定」 

 

 

ゴッドハンド輝の出演者

真東輝 ...... 平岡 祐太
四宮梢 ...... 水川 あさみ
四宮蓮 ...... 要潤
北見柊一 ...... 別所 哲也
安田潤司 ...... 渡部 篤郎
西村学 ...... 荒木 宏文
長谷川香織 ...... 大久保 麻理子
林直行 ...... 中林 大樹
乃木邦彦 ...... 八神 蓮
川瀬めぐみ ...... 朝倉 あき
高橋さやか ...... 綾那

 

 

ゴッドハンド輝のスタッフ

原作:山本航暉「ゴッドハンド輝」
原案強力:天碕莞爾
脚本:深沢正樹、飯田譲治
音楽:池頼広
演出:下山天、塚本連平
プロデューサー:遠田孝一、清水真由美
製作:TBS、MMJ

 

 

ゴッドハンド輝の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月11日 生命の叫びが聞こえる 8.0%
第2話 2009年4月18日 命のリミットまで残り10分! 8.1%
第3話 2009年4月25日 天才投手の夢を守れ! 10.1%
第4話 2009年5月2日 守れ! 小さな生命の絆 8.5%
第5話 2009年5月9日 ヴァルハラ崩壊... 消えゆく夢 8.8%
第6話 2009年5月16日 どんな命でも絶対救ってみせる! 8.8%

 

 

ゴッドハンド輝のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「生命の叫びが聞こえる」のあらすじ

T県竜宮市にある安田記念病院。
"ヴァルハラ"=神々の座(いま)す処(ところ)と呼ばれ、世界最高の手術室、至高の名医たちの居城を目指し、かつ地域に根ざした医療を掲げて信頼を集めるこの病院に、新しく研修を終えた新米外科医・真東 輝(平岡祐太)がやってきた。

赴任そうそう、ヴァルハラには事故の患者たちが次々と運び込まれてくる。まるで戦場のような光景に輝は立ち尽くしてしまう輝。そんな中、テキパキと処置をほどこしていく医師や看護師たち。そして緊急手術に助手として入ることになった輝の目の前にいたのは、ヴァルハラのNO.2の天才外科医・北見柊一(別所哲也)。冷静沈着で圧倒的なスピードに輝はついていけず、手術室から追い出されてしまう。輝とは正反対で病院内で若手のホープと期待される四宮梢(水川あさみ)は、腕は確かだが手術を芸術ととらえており、輝となにかとぶつかっていくことになる。

輝が赴任して数日後、レスキューからHOT(生命にかかわる緊急処置の必要な患者)の受け入れ要請が入った!患者の幼い少女の胸部と腹部には2本の鉄筋が刺さった状態だという。安田院長(渡部篤郎)は不在、北見も別の緊急オペに入っているため、残る医師は輝ただひとりだった。「先生、ご指示を!先生!」レスキュー隊員の呼びかけにも答えることができない輝。

しかし、刻一刻と女の子の容態は悪化していく。ここで手術をしなければ、女の子の生命の灯は消えてしまう...。その時、輝の鼓動が高まり、胸の手のひら型のあざが激しく疼いた。それは幼い頃の大事故で父が自分の命と引き換えに施してくれた心臓マッサージの跡。父から子へ受け継がれた命の絆の証。「死なせたくない...死なせたくない...絶対に死なせたくないんだ!」

大きく見開いた輝の目には一点の曇りもなく、目の前の救うべき命と向かい合っていた。
いまひとつの運命が彼の手に委ねられた!

 

第2話「命のリミットまで残り10分!」のあらすじ

若き外科医・真東輝(平岡祐太)は患者の消えゆく命の叫びを聞いたとき、信じられない力を発揮し、"ゴッドハンド輝"へと変貌する。しかし、普段は注射もまともに打てないほどドジな輝。北見(別所哲也)が執刀する手術で助手としてついてもあたふたするばかり。そんなドジ続きの輝を見下す梢(水川あさみ)。北見に憧れる梢は、片岡(小林隆)の下につきつつも、指導医を片岡から北見に代えて欲しいと持ち掛けるが、安田(渡部篤郎)はそれを全く聞こうとしなかった。

そんなある日、輝は病院で首筋に大きなホクロがある男を見つける。ハッとしてすぐに呼び止めるが、男は全速力で走り出す。その男は、病院で老女の財布を盗んだ泥棒だったのだ。必死で逃げる男をしつこく追いかける輝。何とかして男を捕まえた輝は警察ではなく、病院へ行こうと言い出す。

輝は走って体力を消耗することが手術にどれだけ影響するかということを全く自覚していないという理由から、北見によって執刀医を梢に代えられてしまう。そんな北見に輝は納得のいかない様子だ。ある種の挫折感を体現する輝。しかしそれも束の間、今度は交通事故により重傷を負った患者が運ばれてくる。すぐに手術を行うことになるが、この時、輝は患者の付き添いで来ていた友達・祐二(村上一志)の顔色が気になっていた。

北見の執刀する手術に立ち会う輝。北見から色々学べるチャンスであるにも関わらず、どうしても祐二のことが気になる輝は出て行ったらクビにするという北見の言葉を無視し、手術室を飛び出していってしまう。

果たして、その時輝が起こした行動とは、そして患者の命は...

 

第3話「天才投手の夢を守れ!」のあらすじ

患者との二人三脚の医療を目指す真東輝(平岡祐太)と、あくまで技術にこだわる四宮梢(水川あさみ)は、ますます対立していく。

ある日、甲子園を沸かせ、投手として期待されていた高校球児の矢口稔彦(佐野和真)が右手親指を悪性腫瘍に冒され、"親指切断"を宣告されてヴァルハラに入院してきた。病気が治っても、この先、野球が出来なくなってしまうことに不安と悲しみが稔彦を襲う。そんな稔彦の辛さが痛いほどわかる輝は何とかしたいと必死になるが、努力もむなしく、手術当日を迎えてしまう。

やり切れない思いのまま執刀する梢の助手につく輝。そして、手術が始められようとしたその時、突然、手術室に目出し帽を被った男(小倉久寛)が飛び込んで来た!稔彦のファンだと名乗るその男はナイフを手に持ち、梢を人質に取ると「稔彦の指を切断せずに治せ」と威すのだが...。

 

第4話「守れ! 小さな生命の絆」のあらすじ

ある日、輝(平岡祐太)はお腹を押さえてうずくまっている子供を見つける。気に入らないことがあるといつもこうだという父親。しかし、輝は子供のお腹にあるアザから内臓破裂の疑いがあると診断。すぐさま病院へと運び込む。

輝の診断通り、内臓破裂を起こしていてかなり危険な状態であった。至急オペに取り掛かる輝。梢(水川あさみ)、北見(別所哲也)のサポートも手伝い何とか一命を取りとめる。

輝たちに感謝する両親。後にその子供の父親が有名なゲームクリエイターである皇稜斗(髙嶋政宏)であることがわかる。

後日、会社にいる皇のもとに妊娠中の妻・聡子(渋谷琴乃)が倒れたという連絡が入る。軽い貧血を起こしただけだという結果にホッとする皇。しかしそれも束の間、その後の検査で胎児の心臓弁が閉じている事が判明する。

このままでは生きて産まれることができない絶望的な状況に、何とかして胎児を救いたいと思う輝は、日本初の胎児手術を提案する。北見をはじめとする病院スタッフは輝の提案に反対。しかし、輝の熱意に打たれた院長・安田(渡部篤郎)は自ら執刀することを決断し...。久しぶりに"黄金の左手"を振るうことになった安田。果たして胎児の命は無事救われるのか!?

 

第5話「ヴァルハラ崩壊... 消えゆく夢」のあらすじ

ある日、輝(平岡祐太)は路上で苦しむ老人に出会い、新設されたばかりのKZ病院を訪れることとなる。その病院は最高級の設備に超一流の医師が集まり、何より患者の希望を第一に考える、まさに"理想の病院"。ヴァルハラと同じ理念を掲げていると思われた。しかし、KZ病院は苦しんでいる老人の診療を拒否。KZ病院の実態は、高額な入会金が必要な会員制の病院だったのだ!

理事長であるケビン・ゼッターランド・久坂(マイケル富岡)は、"医療はビジネス"が理念。金持ちこそがいい治療を受ける資格があって、人それぞれ命の値段が違うといった考えを持っていた。ケビンはあることがきっかけで若いころからヴァルハラの院長・安田(渡部篤郎)にライバル意識を持っており、医師を辞め、病院経営者となっていたのだ。

患者と二人三脚の医療を目指す輝は、命に値段をつけるケビンの考えを許せるはずがなく、ケビンと真っ向から対立する。

ある日、ヴァルハラを敵視するケビンはヴァルハラを乗っ取ろうと動き出す。金にものを言わせ、医師たちを次々と引き抜きにかかる。次々と辞めていく医師たち...。しかも、それだけでは飽き足らず、ついには有力スポンサーを買収してしまう。

果たして、輝たちはこの危機をどう救うのか!?

 

最終回「どんな命でも絶対救ってみせる!」のあらすじ(ネタバレ注意)

幼少時代、貧乏だったケビン(マイケル富岡)は金がないことを理由に救急車の搬送を断られて母親を亡くす。その後、大金持ちのゼッターランド家の養子になり、恵まれた生活を送り医師となる。しかし。同僚の安田(渡部篤郎)から"報酬目当てに過剰な手術を乱発する"と非難され、さらには患者からも提訴される。結局、ケビンは医師を辞め、経営者となりKZ病院を設立する。

この頃から安田にライバル意識を持っていたケビンはヴァルハラのスポンサーを買収、さらには金を利用して片岡(小林 貢)や西村(荒木宏文)など数名の医師や看護師を引き抜き、ヴァルハラを乗っ取ってつぶそうとする。

ある日、輝(平岡祐太)はKZ病院を動かしているのが梢(水川あさみ)の実家である「四瑛会」であること知る。梢もまた、兄の蓮(要 潤)からそのことを知らされる。そして、自分が四瑛会に戻れば乗っ取りを考え直してくれるのでは...と、梢はヴァルハラに退職届を提出する。

一方、引き抜かれた片岡たちはヴァルハラとはあまりにも違いすぎるKZ病院の医療理念に疑問を感じ、日々葛藤していた。そんな中、工場で爆発事故が起き、重傷者が多数ヴァルハラに搬送されていることを片岡たちは知るのだが...。

改めて患者の命よりも大切なことなど一つもないという事を知ったヴァルハラの医師たち。"絶対に一人も死なせない"という思い。これこそが安田が、ヴァルハラが求めていた理想の医療であった。
しかし、そんな思いもむなしく、3億円の資金を用意することが出来なかったヴァルハラはケビンの手に...。その責任を取り、ひとり静かに安田は病院を去る。

※TBSHPより引用

湯けむりスナイパー

 

湯けむりスナイパーの概要

2009年4月3日からテレビ東京系列で放映。ひじかた憂峰原作の同名の漫画をドラマ化。

一流のスナイパーが余生を穏やかに過ごすために、過去を隠して秘境の温泉旅館「椿屋」で働くこととなる。そこで源さんの周囲に起こる色々な人間ドラマを描いた作品。

主演は遠藤憲一。ヒロインの女将役に伊藤裕子。

湯けむりスナイパー 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

湯けむりスナイパーの主題歌

クレイジーケンバンド  「山の音」 

 

 

湯けむりスナイパーのエンディングテーマ

ARIA  「YOU'RE THE BEST! feat 横山剣(CKB)」 

 

 

湯けむりスナイパーの出演者

椿屋の源 ...... 遠藤 憲一
椿屋女将・冴子 ...... 伊藤 裕子
椿屋番頭・捨吉 ...... でんでん
スナック花子・ママ ...... 松田 美由紀
芸者・小雪 ...... 谷 桃子
謎の男・Q ...... 長門 裕之
山岸トモヨ ...... 池谷 のぶえ
仲居・由美ちゃん ...... 大野 未来

 

 

湯けむりスナイパーのスタッフ

原作:ひじかた憂峰「湯けむりスナイパー」
脚本・演出:大根仁
音楽:CKB-Annex(高橋利光・小野瀬雅生・河合わかば・高宮永徹)
プロデュース:岡部紳二、五箇公貴、納戸正明、赤羽智比呂
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作:「湯けむりスナイパー」制作委員会

 

 

湯けむりスナイパーの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月3日 新入り中年従業員源さん %
第2話 2009年4月10日 人生の先輩 %
第3話 2009年4月17日 見えざる決闘 %
第4話 2009年4月24日 バイト用心棒、男の夜食 %
第5話 2009年5月8日 怪談、カトリーヌ山岸 %
第6話 2009年5月15日 駆け落ちカップル、お忍び旅行 %
第7話 2009年5月22日 由美のプロフィール %
第8話 2009年5月29日 脅迫、退職刑事 %
第9話 2009年6月5日 源の休日、月下美人 %
第10話 2009年6月12日 椿屋アーリータイムス、闇を抱く %
第11話 2009年6月19日 刺客の足音 %
第12話 2009年6月26日 殺し屋・源 %

 

 

湯けむりスナイパーのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話のあらすじ

「新入り中年従業員源さん」
秘境の温泉宿「椿屋」の従業員・源は、かつて殺し屋だった。過去を清算して人生をやり直すため、偶然見つけた椿屋の求人に応募。住み込み従業員となり、"東京でリストラされた中年男の源"として仕事に励んでいる。

椿屋で働き始めて一週間たった日、椿屋に騒動が起こる。仲居の鈴世の元夫で、ヤクザ者の田川が宿で大暴れしたのだ。田川は年に数回宿を訪れては大暴れして、鈴世から金を巻き上げているという。椿屋の誰もが田川の存在を疎ましく思っていたが、客商売ゆえ警察に通報できずにいるという。
事情を知った源は、田川を暴力で屈服させて二度と椿屋と鈴世に近づかないよう約束させる。安堵する女将、捨吉、鈴世をよそに、源は未だに自分は過去を引きずっていると感じていた...。

その夜、「椿屋」には3人組の老人客が宿泊していた。すでに出来上がっている客たちは、女性を求めている。源は、番頭の捨吉に客の要望を伝えると、ある場所へ連れて行くよう指示される。そこは、スナック『花ちゃん』だった。どうやら、このスナックには秘密があるようで...。

 

第2話のあらすじ

「人生の先輩」
秘境の温泉宿「椿屋」の住み込み従業員・源は、かつて殺し屋だった。一切の過去を清算して、"東京でリストラされた中年男"として新たな人生を歩んでいる。

ある夜、落雷で温泉街一帯が停電した。復旧の目処は立たず、椿屋に宿泊中の団体客は苛立ちを募らせて騒ぎ出し、収拾がつかない状態に陥る。番頭の捨吉は、苦肉の策で元ストリッパーのトモヨを呼び、ストリップショーを開いて客の気分を紛らわすことに。

さっそく源は、トモヨの迎えを頼まれ、彼女の家に出向くと、色気のない中年女性と知り絶句する。とてもストリップができるとは思えず不安が募るが、仕方なく宿へ連れて帰る。トモヨと対面した女将も、源と同じ気持ちでいた。2人の心配をよそに、とうとうトモヨことストリッパー"カトリーヌ山岸"のショーは本番を迎える。果たして、トモヨことストリッパー"カトリーヌ山岸"のショーは、宿泊客を満足させることができるのか...。

第3話のあらすじ

「見えざる決闘」
ある晩、秘境の温泉宿「椿屋」の番頭・捨吉がギックリ腰に見舞われた。捨吉の容態を心配した芸者の小雪は、最近温泉郷にやって来た凄腕の指圧師を呼び出した。

小雪の言った通り、指圧師の腕は確かで、捨吉の容態は一回の施術で回復する。小雪の勧めで源も指圧師の施術を受けるが、指圧師は源の体を触るなり、彼の肩の凝り具合を「つくづく業の深い凝りだ」と発言する。源は、指圧師の素性が気になり、一人温泉に浸かる男のもとへ向う。すると、指圧師はなんと源の過去を見抜き、脅迫してくるのだが...。

 

第4話のあらすじ

「バイト用心棒」
殺し屋だった男は、過去を清算し、秘境の温泉宿「椿屋」の住み込み従業員・源として新たな人生を歩み出した。ある晩、源は番頭の捨吉に連れられて、スナック『花ちゃん』を訪れた。このスナックと椿屋は、ちょっとした関係を築いている。店に着くなり、源は花子ママと捨吉が、妙によそよそしいことが気になった。どうやら花子ママは源に頼み事があるようだ。案の定、ママは、店の常連客の未払い金回収に、 "用心棒"として付き合って欲しいことを告げてきたが、源はきっぱり断る。しかし、捨吉にも頼まれてしまい、渋々用心棒を引き受けることに。そして翌朝、花子ママと一緒に常連客の元へ向うが...。

「男の夜食」
源は、一日の仕事を終えて眠る前に1缶だけビールを飲むことにしていた。屋根裏のシンプルな部屋で布団にあぐらをかきグイっと飲み、一息ついて考える。椿屋の従業員として、ミスはなかったか・・・そして、明日のこと・・・。殺し屋時代には味わえなかった心地よい時間だ。
すると、窓の外から小さな物音が。番頭の捨吉が中庭を歩いていくのが見える。時間は深夜3時半、周りを気にしながら歩いていく捨吉を少し離れたところから追う源。捨吉は、岩場から何かを取り出し、楽しげに鼻歌を歌っている。声をかけてみると、岩場にガスコンロを隠しており、川の水を使って"袋入り"のインスタントラーメンを作り食べるのが、楽しみなのだという。鍋のまま捨吉と一口づつ分けあって食べるインスタントラーメンの美味いこと!源は、今まで感じたことのない幸せをかみ締めていた。

 

第5話のあらすじ

「怪談」
ある日、椿屋に若い夫婦が宿泊した。夫婦の4歳になる娘・真紀は、人見知りで誰とも話そうとしないが、源には興味を示してじっと見つめている。源は、真紀の視線に戸惑いながらも対応するが、真紀が自分の周辺を見つめていることに気付き、不審に思うのだった。
その夜、源は露天風呂に入浴した真紀が川の向こうに人がいると口走ったことを知る。真紀の両親は、娘が見たという人影を確認することができず、覗きではないかと女将に真相を確かめていた。
夫婦から話を聞いた女将は、風呂の向こう側は急斜面で、とても人が入れる地形ではないことを告げて夫婦を安心させるが、真紀が発した一言で顔色を変えた...。源は、女将の異変に気付き事情を問うと、女将は椿屋に宿泊した日本画の巨匠が描いたという絵画を見せてくれた。そこには、真紀の証言を裏付ける 恐ろしい"あるもの"が描かれていて...。

「カトリーヌ山岸」
秘境の温泉宿「椿屋」に社員旅行に来ていた会社の社長が、急遽ストリップショーを希望してきた。早速、番頭の捨吉は元ストリッパーのトモヨに依頼した。トモヨは、ストリッパーを引退してこの地の廃屋で一人暮らしする中年女だが、ステージに上がれば、美しい裸体を晒し、艶かしい踊りで客を魅了する、プロのストリッパー"カトリーヌ山岸"に変貌する。ステージが始まると、団体客一行は、カトリーヌに魅了されていた。特に、ストリップショーを依頼した社長の驚きようは尋常ではなくて...。
ショーが終わったトモヨは、捨吉から祝儀を渡される。その祝儀は、ショーを依頼した社長からで、直接お礼も言いたいらしく部屋に来てほしいという。トモヨは、多額の祝儀から、社長が体の関係を求めていると思い警戒する。意を決して部屋を訪れたトモヨは社長から思わぬことを告げられる...!!

 

第6話のあらすじ

「駆け落ちカップル」
秘境の温泉宿「椿屋」には、豪遊する長期滞在中の一組のカップルがいた。ところがある日、カップルは宿代を払えないことを白状して謝罪してきた。2人は、道ならぬ恋の末に駆け落ちしてきたことも明かし、宿代の支払いの代わりに働きたいという。
カップルの事情を知った捨吉は、演歌の歌詞のような境遇にいたく感激して、宿で働かせたいと女将に頼みこむ。女将は突然の申し出に困惑するが、捨吉の薦めと人手不足の現状から承諾する。ところが源は、元殺し屋の直感から、カップルが怪しいと感じていた。案の定、その直感は現実のものとなる...。

「お忍び旅行」
人気絶頂の俳優、の仲城健が一人で「椿屋」を訪れた。仲城はサングラスをかけており、彼の人目を避ける様子から、お忍びで来ていることは明らかだった。ところが由美たち仲居連中は、仲城の宿泊に盛り上がる。そんな仲居たちの浮かれた様子を見た番頭の捨吉は、気付かないフリをするのが作法だと言い放ち、騒がないように忠告するのだった。
一方、源は、ある女が周囲を気にしながら部屋を出て行くのを目撃して、女の後を追った。そこで源は、仲城と女が落ち合うところを目撃してしまい...。

 

第7話のあらすじ

「由美のプロフィール」
秘境の温泉宿「椿屋」の仲居・由美は、明るく元気な少女で、源の良き話し相手。将来は、歌手になりたい夢を持っている。過去を捨てて新たな人生を歩む源は、由美の明るい笑顔と人柄に救われる思いでいた。

ある夜、源は番頭の捨吉に誘われて2人で飲みにいくことになった。その道すがら、川原で一人ダンスの練習に励む由美を目撃する。微笑ましく見つめる源だが、捨吉から由美の過去を聞かされて愕然となった。なんと、由美は親子心中の生き残りだという。身寄りをなくした由美は、事件を知った女将に引き取られて「椿屋」にやってきたのだ。源は、由美の壮絶な過去を知り、過去と戦っているのは自分だけではないと悟る。そして、いつも変わらず明るい由美の姿に目頭をあつくするのだった。

その後、新年を迎えた「椿屋」に謎の女がやって来た。その女は、源を知っているようで...。警戒する源に、女はある人物から預かったという携帯電話を渡し、夜10時に電話がかかってくること告げた。そして、約束の時間にかかってきた電話に出ると、相手は思わぬ人物で...。

 

第8話のあらすじ

「脅迫」
秘境の温泉宿「椿屋」に、矢が打ち込まれる騒動が起きた。矢は一度ならず、二度も打ち込まれたことから、ただ事ではないと誰もが思っていた。特に源は、殺し屋時代の過去を知る者が、自分を脅迫していると疑い心中穏やかではなかった。一方、不安に駆られた女将と番頭の捨吉は、従業員全員を集めて今回の騒動に心当たりのある者は名乗り出るよう告げた。すると、仲居の由美が同僚のタカ子を連れてやってきた。どうやら、タカ子は今回の騒動に心当たりがあるようで...。

「退職刑事」
ある日、高山というVIP客が「椿屋」にやってきた。高山は、警視庁を退職した元刑事で、以前この地に逃げ込んだ殺人犯を説得して逮捕した人物だという。女将と番頭の捨吉は、物腰が柔らかくて優しい高山の人柄を買っており、彼をもてなすために張り切るが、源は刑事と知り警戒していた。
そこで源は、声は顔よりも重要な情報だと思っていることから、高山が信用できる男か判断するため、彼の声に耳を傾けた。高山の声を聞き、信用できる男と判断した源は、ある行動に出る...。

 

第9話のあらすじ

「源の休日」
ある日、番頭の捨吉に呼び出された源は、芸者の小雪につきまとうストーカー男の退治を頼まれた。捨吉の依頼に困惑する源だが、上司命令と言われて渋々依頼を引き受けることに。そして、勝手に休みにされた翌日、小雪に1日付き合うことになった。
源は小雪と一緒に買い物や食事に出かけるが、なかなかストーカー男は現れなかった。それもそのはず、源に好意を寄せる小雪がストーカー話を作り、源とのデートを楽しんでいただけなのだ。そんなこととは露知らず、源は小雪とのデートを続けていると、思いもよらない人物が合流してきて...。

「月下美人」
ある朝、源はひとりの女性客を目撃して、胸が騒いだ。それは、男としての感情ではなく、元殺し屋の勘が働いていた。早速、番頭の捨吉に女性客のことを聞くと、最初は渋っていた捨吉が秘密厳守を条件に、女性客のことを教えてくれた。
その女性客には老婆の連れがいて、2人はここ10年の間、年に一度「椿屋」を訪れては真夜中に宿を抜け出して、"あること"をするという。いつもは捨吉が、2人の"あること"のためにガードマンをしているが、今回は源にガードマンの仕事を任せると言い出した。捨吉は何事も経験だと言うが...。
そして真夜中になり、源は捨吉に言われたとおり、宿を抜け出した2人についていき、衝撃の光景を目の当たりにする!!

 

第10話のあらすじ

「椿屋アーリータイムス」
源が働き始める前の「椿屋」で起きた出来事をコミカルに描く番外編。
源が椿屋へ面接に来る数ヶ月前―。椿屋では、ひとりの従業員が辞めた。

東京へ行き音楽をやるのだという。女将と番頭の捨吉は、人手不足を補うため求人広告を
出すことに。試行錯誤して広告を考えた2人は、良い人が働きに来てくれるよう、
祈りを込めて求人を出す。

それから間もなく、辞めた従業員がひょっこり舞い戻ってきた。調子の良い元従業員は
また宿で働きたいというが...。元従業員の放った一言が女将の逆鱗に触れて、
追い返されてしまう。

そんな中、ある殺し屋の男が新聞の求人に目を留める。そこには、
【秘境の温泉宿で働いてみませんか?
料理・温泉が自慢の宿 仲居(男女)募集 年齢・学歴・職歴一切不問 住み込み可】
とあった。殺し屋の男は、ある決意を胸に、求人広告を出した宿へ向うのだった...。

「闇を抱く」
秘境の温泉宿「椿屋」のベテラン仲居・初枝が寿退社することとなった。
相手は、お見合いで出会った50歳を過ぎた会社社長だという。めでたい報せに従業員は沸き、
源もまた、初枝を優しく見つめていた。そんな源は、彼女と一瞬目が合う...。

その夜、初江の送別会が開かれ、従業員全員で彼女を祝福した。賑やかな宴の後、
床についた源は、部屋に何者かが入ってきた気配を察して警戒する。部屋にやって来たのは
なんと初枝だった。そして、彼女は大胆な行動に出る。

 

第11話のあらすじ

「刺客の足音」
秘境の温泉宿「椿屋」で働いて半年が過ぎた源は、あまりにも平穏な毎日に幸せを感じる一方、殺し屋だった過去を思い出して苦しんでいた。そんな源に最大の危機が訪れる。

ある日、女将と番頭の捨吉の提案で、「椿屋」の広告を新聞に掲載した。広告の効果で忙しくなると、張り切る捨吉だったが、なんとこの広告の写真に源が小さく写っていた!

源の不安は的中、かつて所属していた組織に居場所を突き止められてしまった。早速、源を雇っていたエージェントの男が客として宿を訪れ、殺し屋に復帰するよう迫ってきた。源は、男に刃を向けて追い返すが、組織の人間が自分を見逃すはずがないと悟る。椿屋に迷惑をかけたくない源は、宿を去る決心を固めるのだった...。

一方、源の異変に気づいた由美は、不安な気持ちを女将と番頭の捨吉に打ち明けていた。由美の話を聞いた女将らは、源のことを心配して様子を伺うことにするが...。

 

最終回のあらすじ(ネタバレ注意)

※テレビ東京HPより引用

名探偵の掟

 

名探偵の掟の概要

2009年4月17日からテレビ朝日系列で放映。東野圭吾原作の同名の小説をドラマ化。

推理小説で展開される不自然な設定や矛盾、本格トリックの内情などをおもしろおかしく暴露していく探偵ドラマ。

自称「頭脳明晰・博学多才・行動力抜群の名探偵」役に松田翔太が挑戦。ヒロイン役はテレビ朝日の連続ドラマ初出演となる香椎由宇。

名探偵の掟 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

名探偵の掟の主題歌

馬場俊英  「ファイティングポーズの詩(うた)」 

 

 

名探偵の掟の出演者

天下一大五郎 ...... 松田 翔太
藤井茉奈 ...... 香椎 由宇
森山瑞希 ...... ちすん
植松慶太 ...... 入江 甚儀
大河原番三 ...... 木村 祐一

 

 

名探偵の掟のスタッフ

原作:東野圭吾「名探偵の掟」(講談社文庫)
脚本:大石哲也ほか
演出:宮下健作ほか
音楽:山岡晃
チーフプロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:関拓也、高野渉
協力プロデューサー:菊池誠
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日

 

 

名探偵の掟の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月17日 密室宣言 10.8%
第2話 2009年4月24日 凶器の話 10.0%
第3話 2009年5月1日 ダイイングメッセージ 8.5%
第4話 2009年5月8日 フーダニット 9.5%
第5話 2009年5月15日 アリバイ宣言 9.7%
第6話 2009年5月22日 殺すなら今 9.9%
第7話 2009年5月29日 トリックの正体 9.5%
第8話 2009年6月5日 花のOL湯けむり温泉殺人事件 9.4%
第9話 2009年6月12日 アンフェアの見本 7.6%
最終回 2009年6月19日 最後の選択 9.8%

 

 

名探偵の掟のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「密室宣言」のあらすじ

ある村の小屋で、農業を営む森野作蔵(江良潤)の死体が見つかる。連絡を受けた大河原(木村祐一)は、新人刑事の茉奈(香椎由宇)と共に現場へ向かう。そこに、友人の結婚式で村を訪れた天下一(松田翔太)が現れ、事件を"密室殺人"だと断定。その後、天下一は友人・辰哉(森本亮治)から村に伝わるたたりの話を聞く。

 

第2話「凶器の話」のあらすじ

大河原(木村祐一)が滞在していた旅館で、オーナーの町田清二(山下規介)の兄・清一郎(武田光太郎)が刺殺される。そこに、ツーリングで道に迷った天下一(松田翔太)が現れる。現場に凶器がなかったことから、天下一は凶器にトリックがあると推理する。

 

第3話「ダイイングメッセージ」のあらすじ

本格推理の事件現場として、度々登場する瀟洒な豪邸...。そんな大邸宅で、ひとりの老人が殺された。被害者は、王沢物産の凄腕社長・源一郎(小倉馨)。趣味の書道を楽しんでいる最中に、何者かにクリスタル製の文鎮で頭を殴られたらしい。
捜査一課警部・大河原番三(木村祐一)と新人刑事・藤井茉奈(香椎由宇)が現場に駆けつけたところ、庭のテニスコートから"コーン"という快音が響いてきた...!
「こんな一大事に、どんなバカがテニスをしてるんだ?」と見に行くと、そこには、お決まりの名探偵・天下一大五郎(松田翔太)の姿が...!
天下一は、源一郎から再婚相手・友美恵(伊藤裕子)の浮気調査を依頼されており、中間報告に来たところ、事件に出くわしたという。

そんな中、現場から奇妙なものが見つかった。遺体のそばのじゅうたんに、墨で書かれたものらしい"W""E""X"という3つの文字が残されていたのだ。目の色を変えた天下一は、高らかにこう宣言する。「きょうのテーマはいわゆるひとつの...ダイイングメッセージというやつですね」。

はたして、現場に残されたダイイングメッセージの意味は...!?そして天下一は名探偵の掟どおり、華麗に謎を解き、犯人を見つけ出すことができるのか...!?

 

第4話「フーダニット」のあらすじ

"密室"、"消えた凶器"、"ダイイングメッセージ"・・・と、本格推理の世界でよく見かけるトリックの謎に挑んできた(!?)名探偵・天下一大五郎(松田翔太)。だが、今回は、なんとトリックが使われていない殺人事件が発生!

有名な画家・牛神貞治(佐渡稔)が刺殺された。事件当時、屋敷にいた人物は皆、怪しげなキャラクターばかり・・・。そんな中、殺された牛神のひとり娘・彩花(小林涼子)が屋敷内に閉じ込められているのが発見された。彼女は、自分が父を殺したと言い出して・・・!?しかも、そんな容疑者の少女に、なんと天下一がフォーリンラブ!
いったい画家殺しの犯人は誰なのか・・・!?
そして天下一の淡い恋の行方は・・・?

 

第5話「アリバイ宣言」のあらすじ

軽井沢のホテルの一室で、OL・古井カブ子が何者かに絞殺された。あまりにも当然のように捜査会議に姿を現した名探偵・天下一大五郎(松田翔太)だが、途中で帰ろうとして捜査一課警部・大河原番三(木村祐一)に引き止められる

その後、怪しげな関係者を当たってみたところ、皆、たしかなアリバイがない。しかし、被害者と同じ会社の営業部の課長・蟻場耕作(橋本さとし)だけは、事件当日のアリバイを自信たっぷりに主張。新人刑事・藤井茉奈(香椎由宇)は彼を容疑者から外そうとするが、それを聞いた天下一は「このド素人が! 彼が犯人だろ!」と一喝。

天下一に対し、挑発的な言葉と笑みを向ける蟻場。彼のアリバイを崩すため、天下一は旅に出る!が、謎は深まるばかり。しかも天下一が愛用する高級自転車の部品がなぜか野菜とすりかえられるという事件も起きて・・・!?

 

第6話「殺すなら今」のあらすじ

今回は、テレビ局を舞台に連続殺人事件が発生!しかも、その一連の事件は、局に残る因縁の"童唄"の歌詞のとおりに展開していた。これはいわゆる"童唄殺人"。

本格推理の世界では、最後の事件が起きる前に犯人を逮捕するのはタブーとされている。しかし、その童唄は、1番からはじまり、10番まで存在した・・・!

つまり、天下一大五郎(松田翔太)には、10人目の犠牲者が出るまで、犯人を捕まえてはならない"掟"があるのだ。折りしも、天下一はテレビの情報番組の密着取材を受けている最中。連続殺人を止められない天下一に世間の非難が集中して・・・!?

 

第7話「トリックの正体」のあらすじ

遺産相続の相談を受けて社長宅を訪れた天下一(松田翔太)は、2階の部屋で向かいの部屋の窓が開き、男のシルエットが浮かぶのを目撃する。直後、銃声が響き、遺産目的で滞在していた先代社長の息子・灰田(坂本真)が死亡。だが、玄関の鍵は掛かったままだった。天下一は消えた犯人の謎を解き明かそうとする。

名探偵の掟

 

第8話「花のOL湯けむり温泉殺人事件」のあらすじ

一人旅に出た茉奈(まな・香椎由宇)は、福島の温泉街で会社の慰安旅行に来ていた邦子(さくら)と知り合いになった。だが後日、旅館の中庭で血を吐いて死んでいる邦子の遺体が見つかる。休暇中の天下一(松田翔太)と大河原(木村祐一)は現場検証にやって来た警察官たちに交じって現れ、今回の事件を茉奈に解決させようとする。

 

第9話「アンフェアの見本」のあらすじ

製薬会社の社長が自宅で殺された。大河原(木村祐一)は、雑誌の天下一シリーズの主役を奪おうと別人のような厚化粧をして現場に現れ、"金田"という名探偵を名乗る。そこへ、天下一(松田翔太)がヘリコプターで登場し、二人は第一発見者から話を聴くことに。だが捜査は金田主導で進められ、怒った天下一は帰ってしまう。

名探偵の掟

 

最終回「最後の選択」のあらすじ(ネタバレ注意)

猛毒付きのつまようじを頭に刺される連続殺人事件が起きた。現場に駆け付けた大河原(木村祐一)や茉菜(まな・香椎由宇)の前に天下一(松田翔太)が現れ、謎解きに挑戦する。殺されたのは警察関係の家族や、恋人から得た情報を基に勝手に殺人事件を解決したことのある素人探偵ばかり。やがて天下一にも命の危機が迫る。

名探偵の掟

※テレビ朝日HPより引用

スマイル

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スマイルの概要

2009年4月17日からTBS系列で放映。

人は笑顔でどこまで困難を乗り越えられるのか、人間の強さや優しさを問うヒューマンラブストーリー。中井貴一が1997年の「ふぞろいの林檎たちIV」以来12年ぶりのTBSドラマ出演となる作品。

フィリピン人の父親と日本人の母親の間に生まれ、自分の生い立ちにコンプレックスを抱きながらも笑顔を絶やさない青年ビト役に嵐の松本潤が挑戦。

スマイル 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

スマイルの主題歌


椎名林檎  「ありあまる富」 

 

 

スマイルの出演者

早川 ビト ...... 松本 潤(嵐)
三島 花 ...... 新垣 結衣
町村 しおり ...... 小池 栄子
河井 金太 ...... 徳山 秀典
風間 健児 ...... 鈴之助
古瀬刑事 ...... 北見 敏之
高柳刑事 ...... 池内 博之
林 誠司 ...... 小栗 旬
柏木 啓介 ...... 勝村 政信
町村 宗助 ...... 前田 吟
町村 みどり ...... いしだ あゆみ
伊東 一馬 ...... 中井 貴一

 

 

スマイルのスタッフ

脚本:宅間孝行
プロデューサー:瀬戸口克陽、高成麻畝子
演出:石井康晴、坪井敏雄
音楽:山下康介
製作著作:TBS

 

 

スマイルの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月17日 未来を夢見た男の純愛と正義~笑顔に秘めた真実 11.7%
第2話 2009年4月24日 アナタは私が救う!! 10.2%
第3話 2009年5月1日 君の笑顔を避ける理由 12.3%
第4話 2009年5月8日 僕が彼女を守る!! 9.2%
第5話 2009年5月15日 誕生日にもらった一生の宝物 11.0%
第6話 2009年5月22日 僕が社長の無念を晴らす 8.9%
第7話 2009年5月29日 はじめてのキス 10.1%
第8話 2009年6月5日 本当の笑顔を取り戻す戦い 7.1%
第9話 2009年6月12日 運命の裁判員裁判はじまる! 9.7%
第10話 2009年6月19日 運命が動き出す!!―判決 10.1%
最終回 2009年6月26日 僕らが最後に手にした笑顔 10.9%

 

 

スマイルのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「未来を夢見た男の純愛と正義~笑顔に秘めた真実」のあらすじ

早川ビト (松本潤) はフィリピン人の父と日本人の母を持つが、生まれも育ちも日本でフィリピンには行った事がない。つねに絶やさぬ笑顔が印象的なビトは、昼は 「町村フーズ」 で働き、夜は夢の実現のためアルバイトをしている。

ある昼休み、ビトは 「町村フーズ」 の同僚・金太 (徳山秀典)、ブル (鈴之助) と3人で大好きな寿司屋の月一タイムサービスへと向かう。大トロを心待ちにする3人だったが、自分たちの前の客・伊東一馬 (中井貴一) でタイムサービスが終了してしまう。ガックリ肩を落として、午後の仕事に戻った3人は、宗助 (前田吟) に大笑いされるのだった。

本屋で立ち読みをしてたビトは、ふと制服姿の女の子の視線を感じる。その眼差しにドキドキするビトだったが、恥ずかしくて目を伏せてしまう。チラッと彼女がいた方向を見るとそこには姿がなかった。ところが、その場所には財布が落ちていて、中には彼女の学生証が入っている。と、店内に大きな声が響いた。そこには店員に腕をつかまれた彼女の姿が...。

その少女・三島花 (新垣結衣)は、ある理由から失声症になって言葉が話せないのだった。真夏の太陽のようにキラキラした笑顔に心惹かれるビト。

そんな中、ビトは警察からあらぬ疑いをかけられてしまう。まったく身に覚えがないビトは深く傷つき、夜の渋谷を逃げ回る。
この事件をきっかけにビトは弁護士の一馬と出会うのだが、やがて社会に大きな波紋を呼ぶ事態に巻き込まれて...。

運命に導かれるように出会う3人は、笑顔ひとつで困難を乗り越えるために戦っていくのだった――。

 

第2話「アナタは私が救う!!」のあらすじ

フィリピン人と日本人の間に生まれた ビト (松本潤) は、町村宗助 (前田吟) の保護観察のもと「町村フーズ」で働いていた。

ある日、ビトは身に覚えのない罪を着せられ警察に捕まってしまう。宗助の娘で弁護士の しおり (小池栄子) が、ビトの弁護人として法廷に立つが、ビトの過去の事件を担当した 古瀬刑事 (北見敏之) の証言により、過去を明らかにされ不利な状態だ。

そこでしおりは先輩弁護士である 伊東一馬 (中井貴一) に応援を要請するが、まったく相手にされない。どうやら一馬は、しおりがビトの弁護をすることについても不満があるようだ。

ビトに想いを寄せる 花 (新垣結衣) は、ビトのアルバイト先の同僚・近藤 (大口兼吾) がこの事件について話している場面に遭遇する。黒幕らしき男・甲斐 (松田悟志) との会話からビトの無実を確信した花は、一人でその男たちの後を追う。本屋でビトに助けられた花は、今度は自分がビトを助けたいと必死だ。

そして花は、ビトの無実を証明するため、しおりが勤める弁護士事務所の伊東一馬にビトの弁護を依頼、宗助も事務所を訪れるが一馬は頑に拒否する。どうやら一馬にはある過去があるようで...。

町村フーズの面々が力をあわせてビトを助けようする。果たして、ビトの無実は証明されるのか??そして一馬はビトの弁護を引き受けるのか??

 

第3話「君の笑顔を避ける理由」のあらすじ

ビト (松本潤) が働く 「町村フーズ」 の納品先、上原東小学校で食中毒騒ぎが起きた。ビトが給食用の赤飯を納品した直後のことだ。

街頭ビジョンで、顔見知りの小学生・里菜 (寺本純菜) が救急隊員に運ばれる様子を見たビトと 花 (新垣結衣) は、慌てて小学校へと向かうが、野次馬でごった返した現場は立ち入り禁止。さらに、テレビ局のレポーターやマスコミが興奮するのを見た花は立ちくらみがして、しゃがみこんでしまう。

その頃、一馬 (中井貴一) と しおり (小池栄子) はテレビ局にいた。一馬がこの事件のコメンテーターとして、番組に呼ばれたのだ。念願のテレビ出演に張り切る一馬だが、いざ本番が始まるとガチガチに緊張して声が出なくなってしまう。ピンチヒッターのしおりは一馬と打って変わって堂々としたもの。一躍 "美人弁護士" として有名人に。

ようやく里菜が運ばれた病院にたどり着いたビトだったが、母親 (西尾まり) から見舞いを拒まれてしまう...。落ち込むビトを励まそうと、花はいろんな作戦を実行。ビトの手を取ったり、リボンを結んだりと試みるが、ビトは過去のある経験から気持ちに反し、それを拒んでしまう。そんな二人の様子をみた 金太 (徳山秀典) や ブル (鈴之助) は、ビトと花を温かく見守ろうとするのだった。

ある夜、ビトはアルバイトの面接に行った先で、泥酔した一馬と遭遇する。その後、二人は屋台に入り初めて酒を酌み交わし、互いの境遇などを話す。

その帰り道、ビトは花が知らない男に家まで送ってもらう様子を目撃。思わず物陰に身を隠すが、男のことが気になって仕方ない。花のことが気になりながらも、自分の気持ちに素直になれないビトだったが、花のある行動がビトの心を開かせることに。

そんな中、食中毒事件を担当する 北川検察官 (甲本雅裕) は、上原東小学校への納品先一覧の中に 「町村フーズ」 の文字を見つける。ある事実をつかんだ北川は、「町村フーズ」 に強制捜査を実行。宗助 (前田吟) や みどり (いしだあゆみ) は、ただ呆然とするしかなく...。一体、「町村フーズ」 はどうなってしまうのか?

 

第4話「僕が彼女を守る!!」のあらすじ

食中毒の原因はもち米にあることを知った ビト (松本潤) は、おはぎを差し入れた少女、里菜 (寺本純菜) の身を案じ、花 (新垣結衣) と病院にかけつけるが、おはぎを口にした花も倒れてしまう。

倒れた花はビトの心を開こうと手紙に思いをしたためる。過去の経験から恋愛に積極的になれないビトだったが、手紙に書かれた花のまっすぐな気持ちに心打たれ...。

一方、町村フーズには 北川 (甲本雅裕) に率いられた検察庁の強制捜査の手が入る。ビトたちの存在が責任者、宗助 (前田吟) をさらに窮地に...。そんな中、一馬 (中井貴一) が町村フーズのために立ち上がる。そんな中、ビトは一馬にある決意を伝えるのだった。その決意とは...?

 

第5話「誕生日にもらった一生の宝物」のあらすじ

ビト (松本潤) と 一馬 (中井貴一) は、食中毒事件の原因を調査する毎日。ある日、街中で偶然にも二人は出所した 林 (小栗旬) と再会してしまう。異様にビトに執着する林の様子を見て、一馬は関係を断ち切るようビトを諭す。

一方、花 (新垣結衣) は、声を失う原因となった報道陣を避けて しおり (小池栄子) とビジネスホテルで生活を始める。ビトへのあふれる気持ちを打ち明けられたしおりは、一肌脱ぐことに。ビトも花に対する思いが高鳴って...。

マスコミによる食中毒事件の町村フーズ批判が加熱し、宗助 (前田吟) 個人を糾弾する週刊誌まで出てしまう。その告発の背後にはどうやら林が潜んでいるようで...。町村フーズを立て直そうと宗助は銀行に融資を頼みにいくが、担当の 山根 (石井正則) は渋い顔。一計を案じた宗助はある決意をする。

そんな中、一馬の過去の恋人・香苗 (羽田美智子) が弁護士事務所にやって来た。一馬は突然の訪問に驚きながらも、喜びを隠せない様子だ。

ある夜、宗助の提案でビトの誕生日パーティが開かれる。つかの間の幸せな時間が訪れるが、ビトの誕生日を知らずプレゼントを用意できなかった花は悔しくてたまらない。後日、花がビトにプレゼントを渡すと、ビトから思いもよらない言葉をかけられ、大喜びする。

 

第6話「僕が社長の無念を晴らす」のあらすじ

汚名を着せられたまま自殺した 宗助 (前田吟) の死を通して、以前にも増して結束を深めた町村フーズの面々。

相変わらずのマスコミからの心無い報道に胸を痛めながらも 一馬 (中井貴一) の励ましにより、宗助の名誉挽回のために奔走する ビト (松本潤) や 花 (新垣結衣) 。

さらに、二人はお互いの存在を意識し、二人で支えあう決意をする。

そんな中、一馬らが、ついに町村フーズの潔白を裏付ける証言者たちの説得に成功。ビトと花も、元従業員・美奈子 (村上知子) の説得に成功し、テレビで証言が放送され、町村フーズに問題がなかったことが証明される。

ビトたちに安堵の輪が広がったのも束の間、ビトの運命を大きく狂わせてきた 林 (小栗旬) が、再びビトの前に現れ、花に近づく...。

 

第7話「はじめてのキス」のあらすじ

ビト (松本潤) とのデートの待ち合わせ場所にいた 花 (新垣結衣) は、林 (小栗旬) に連れ去られそうになるが、一瞬の隙をついて逃げ出し、事なきを得る。花が林に狙われたことで、愛する人を守るためにも林を断ち切る覚悟を決めたビトは、花の前で 「強くなる」 と誓う。
そして二人はデートのやり直しをすることに。ようやく気持ちがひとつになったビトと花は、時間を惜しむかのように同じ時間を過ごす。

町村フーズにも平穏が訪れた。様々な誤解が解け、宗助 (前田吟) の亡きあと、また一生懸命に働く毎日だ。

ある日、林が町村フーズにやってきた。ビトと 金太 (徳山秀典) に話があるというのだが、その場に居合わせた 一馬 (中井貴一) に止められ...

 

第8話「本当の笑顔を取り戻す戦い」のあらすじ

林 (小栗旬) との関係を断ち切ろうと思っていた ビト (松本潤) に、「相談がある」と林が近づいて来た。花 (新垣結衣) にまで危害が及ぶことを恐れたビトは、ある行動を起こす。ところが、この行動が大きな事件に発展。ビトは指名手配されてしまう。その後、二人は花が行きたがっていた富士山の麓へと向かう。

一方、ビトの安否を心配した 一馬 (中井貴一) は二人の行方を捜して美奈子の部屋を訪ねる。すると目の前には驚きの光景が...。ビトの携帯もつながらず不安は増すばかり。ようやく、連絡が取れた一馬は二人を追うのだが、ビトの行方を追う刑事・古瀬 (北見敏之) たちは一馬の後をつけていた。

翌朝、ビトと花の前には大きな富士山が姿を現す。その光景を見たビトは、ある決断をしていた。そんな中、二人が立ち寄った旅館の従業員がビトに気づき、周囲を警察が取り囲む。

 

第9話「運命の裁判員裁判はじまる!」のあらすじ

ビト (松本潤) の運命を左右する裁判が始まった。
裁判員裁判、一日目。ビトを裁くのは6名の裁判員と3名の裁判官。裁判員に選ばれた6名は、私立高校教師の 冷牟田 (浅野和之)、トラック運転手の 叶 (モロ師岡)、海外生活の経験があるエリート商社マン・真田 (忍成修吾)、専業主婦の 徳島 (大島蓉子)、出版社勤務のキャリアウーマン・掛井 (櫻井淳子)、妊娠5ヶ月で専業主婦の 柴田 (酒井若菜) だ。

検事は 一馬 (中井貴一) をねたむ 北川 (甲本雅裕) が担当することに。

一馬は、裁判前のビトとの面会でビトが残虐極まりない犯罪者だと思われているのが現状だと伝える。凶悪な外国人犯罪者というレッテルを貼り、面白おかしく事件を書き立てるマスコミの影響もあり、ビトには不利な状態だ。

裁判所の傍聴席には、花 (新垣結衣) や みどり (いしだあゆみ)、金太 (徳山秀典)、ブル (鈴之助) が見守っていた。

北川は、ビトが計画的に 林 (小栗旬) を殺害したと主張。
過去に殺人を犯しているという事実があるビトは、冤罪が証明出来ていないため凶悪犯罪で再び犯罪を犯した被告人だ。つまり、裁判員が求められている判断は、極刑か否か...。
しかし、弁護人の一馬は正当防衛を主張。
青木裁判長 (本田博太郎) は、戸惑う裁判員に公判の最大のポイントを検察側と弁護側の冒頭陳述に大きな開きがあることだと説明する。

一馬と しおり (小池栄子) は、ビトを助けたい一身で弁護するが、公判が短期間で行われる裁判員裁判に苦しめられる。

そんな中、花が証人として証言台に立つことに。

 

第10話「運命が動き出す!!―判決」のあらすじ

ビト (松本潤) の裁判員裁判も最終日となり、ビトの無実を証明するため 花 (新垣結衣) が証言台に立つ。ビトが計画的に事件を起こしたと主張する検事の 北川 (甲本雅裕) に、"真実" を伝えようとする花は、必死に声を絞り出す。ところが、北川は花の過去を持ち出し、花を追い詰める。

次に証人席に現れたのは 林 (小栗旬) の母親・上倉暁子 (キムラ緑子) だった。林が小学生の頃に離婚した暁子だったが、涙ながらに息子への思いを語り、裁判員たちの同情を誘う。

一方、ビトの被告人質問では、北川からなぜ林を殺害した後すぐに自首しなかったのかを問われ不利な状況に。さらに、本当は逃げるつもりだったのでは?と詰められビトは言葉を失う。最終弁論で 一馬 (中井貴一) は、検察側の主張を全面否定し、正当防衛を主張する。

いよいよビトの運命を決める時がやってきた。

青木裁判長 (本田博太郎) のもとで最終評議が行われる。全員一致で有罪が決まり、量刑を決めることになるが、人の命を運命するとあり、裁判員らの表情は複雑だ。

果たして、ビトの運命は?裁判員制度がビトに下した判決とは...。

 

最終回「僕らが最後に手にした笑顔」のあらすじ(ネタバレ注意)

拘置所で 林 (小栗旬) 殺害時の夢にうなされる ビト (松本潤) は、自分の罪を受け入れることを決意。面会に訪れた 一馬 (中井貴一) に、控訴を取り下げて欲しいと依頼する。死刑を受け入れ、林の命を奪った罪を自分の命で償うと言うのだ。

一馬は、死を選ぶことは償いにならない、と諭すがビトの決意は変わらない。同じく面会に訪れた 花 (新垣結衣) にも、面会に来ないで欲しいと告げるのだった。

そして5年後の2015年、夏。

ビトの決意に変わりはなく、ひたすら花の面会を拒み続けていた。それでも花は、ビトの帰りを信じ、ビトがレシピ本に書いた料理を作りながら毎日を送っていた。
また一馬は、ビトの死刑を覆そうと、しおり (小池栄子) らと共に調査を続けていた。

ところがある日、ついにビトに死刑執行が迫っていることを知る。いち早くその情報を知った柏木 (勝村政信) は、一馬に情報を提供し、駆けつけた花にビトとの面会の機会を与える。5年ぶりに出会ったビトと花。そこで花は、ビトとの本当の出会いの秘密を語り始め...。

その頃、一馬はビトの冤罪を証明できる唯一の人間、林の父親・誠一郎 (竜雷太) がある場所にいるらしいという情報を入手し、その場所に向かっていた。
ビト、花、一馬それぞれの運命は果たしてどうなってしまうのか !?
ビトの運命は、いかに...?

※TBSHPより引用

BOSS

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BOSS

 

BOSSの概要

2009年4月16日からフジテレビ系列で放映。

多発する凶悪犯罪に対応するために作られた新部署に集められた一癖も二癖もあるいわく付きの刑事たちが、様々な事件の解決を通してひとつのチームになっていく様子を描いた新感覚の刑事ドラマ。

素行や性格に問題のある落ちこぼれ集団をひとつにまとめ上げるボス(BOSS)役に天海祐希。同僚キャリア役として竹野内豊が出演。

BOSS 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

BOSSの主題歌


Superfly  「My Best Of My Life」 

 

 

BOSSのオープニング曲


Superfly  「Alright!」

 

 

BOSSの出演者

大澤絵里子 ...... 天海 祐希
野立信次郎 ...... 竹野内 豊
木元真実 ...... 戸田 恵梨香
花形一平 ...... 溝端 淳平
岩井善治 ...... ケンドーコバヤシ
山村啓輔 ...... 温水 洋一
片桐琢磨 ...... 玉山 鉄二
奈良橋玲子 ...... 吉瀬 美智子
丹波 博久 ...... 光石 研
屋田 健三 ...... 相島 一之
池上 浩 ...... 丸山 智己
川野 昭夫 ...... 長谷川 博己
森 政夫 ...... HILUMA
小野田 忠 ...... 塩見 三省

 

 

BOSSのスタッフ

脚本:林宏司
演出:光野道夫
音楽:澤野弘之、和田貴史、林ゆうき
プロデュース:村瀬健
制作:フジテレビドラマ制作センター

 

 

BOSSの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月16日 最強アラフォー女刑事、ボスになる! 18.1%
第2話 2009年4月23日 知りたい...好奇心という名の罪・アラフォー女刑事、走る! 15.1%
第3話 2009年4月30日 女の敵は絶対に許さない! 15.2%
第4話 2009年5月7日 悲しみの復讐者 15.8%
第5話 2009年5月14日 対決!悲しい復讐の果てに... 18.0%
第6話 2009年5月21日 天使?悪魔?天才少女の罠 15.8%
第7話 2009年5月28日 女vs女の心理戦! 17.2%
第8話 2009年6月4日 悲しき銃声...消せない過去 17.1%
第9話 2009年6月11日 誰にも言えない...秘密の顔 16.9%
第10話 2009年6月18日 容疑者はボス!? 最後の事件 17.4%
最終回 2009年6月25日 衝撃の最終回拡大SP...裏切りの果て 20.7%

 

 

BOSSのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「最強アラフォー女刑事、ボスになる!」のあらすじ

40歳独身、アメリカ帰りの元キャリア・大澤絵里子(天海祐希)は、警視庁捜査一課に新設された「特別犯罪対策室」の室長に抜擢される。絵里子は将来を嘱望されたキャリアだったが、ある不祥事を起こして降格させられ、研修のためという名目でアメリカへ留学、5年ほどFBIなどで学び、帰国したばかりだった。

「特別犯罪対策室」の設置を主導したのは、絵里子の同期で参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)だ。野立は、警視庁に集まった記者に、「特別犯罪対策室」が科学捜査などの専門的捜査で凶悪犯罪に対応していくチームであることを説明した。

再び刑事として勤められることに喜びを感じつつ、絵里子は「特別犯罪対策室」に配属されることになった刑事たちと対面する。だが、エリートの集まりだと聞いていたそのメンバーは、朝起きられないために科捜研から放り出された木元真実(戸田恵梨香)、組織に属することに嫌気がさしている片桐琢磨(玉山鉄二)、生活安全課からやってきた警視庁一のうっかり者という異名を持つ男・山村啓輔(温水洋一)、やる気だけは人一倍ある新人刑事・花形一平(溝端淳平)、暴力事件を起こして組織対策課を追い出された岩井善治(ケンドーコバヤシ)と、お世辞にも精鋭とは呼べないような刑事たちだった。

捜査一課初の女性係長となった絵里子の存在は、狙い通り、マスコミ受けもよかった。警視庁刑事部の幹部、丹波博久刑事部長(光石研)や参事官の屋田健三(相島一之)は、たとえ「特別犯罪対策室」が失敗に終わっても野立の失点になる、とほくそえんでいた。

そんな中、荒川の河川敷で身元不明の男性の焼死体が発見されたとの通報が入る。死体は、上半身だけが丸こげで片腕が折れているという奇妙な状態だった。絵里子は、真美や片桐らとともにさっそく現場へと向かった。が、捜査一課の刑事たちから邪魔者扱いされ、追い返されてしまう。捜査一課係長の小野田忠(塩見三省)は、捜査一課は男の中の男の集まりなのだから引っ込んでいろ、と絵里子に言い放った。

ほどなく、被害者の身元が判明する。被害者・前田悟は、暴利の闇金業者だった。科捜研の鑑識官兼監察医の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、死因は心臓麻痺だが、胸部の皮膚から爆発時に発生する化学合成物質が付着していたことを絵里子に報告する。前田は、死ぬ直前、現場にあった鉄塔に上っており、心臓麻痺を起こして死亡後に落下したこともわかっていた。

やがて、前田が何者かに脅されて無理矢理鉄塔に登らされたことを示す証拠や、前田と同じように、上半身だけが丸こげになったホームレスの焼死体が見つかっていたことも明らかになる。絵里子は、これが同一犯による爆弾を使った連続殺人事件であり、犯人は高学歴ではなく実直な技術者である可能性が高いこと、さらに近いうちに必ず第3の犯行が起こることを推測する。

そして、絵里子の推測どおり、新たな犠牲者が出た。被害者の小島文彦(中村靖日)は銀行員で爆弾を装着されたベストを着せられ、自分の銀行に押し入るように脅されていた。パニックに陥り銀行から出てきた小島は、偶然居合わせた絵里子と野立に助けを求める。しかし、間もなく爆弾は爆発。絵里子と野立の目の前で小島は爆死する。

闇金、ホームレス、銀行員、と一連の事件の被害者には、接点がないように思われるが、片桐らが調べるうち、闇金の顧客リストの中に、ホームレスと接点があった野垣泰造(武田鉄矢)の名前を見つける。野垣は、化学薬品を扱う工場を経営していたが、資金繰りが立ち行かなくなり工場閉鎖に追い込まれていた。被害者は、その件で野垣から恨みを買った人物だと推測される。

そんな野垣を任意同行したのは、絵里子ではなく小野田だった。丹波に指示された小野田は、野垣の取調べも任される。自分たちが掴んだ事件の捜査権を奪われた絵里子は、それでも冷静に自分たちは独自に捜査を続けると宣言。事件は全貌を見せないが、小野田班の家宅捜索により野垣がすでに4番目のターゲットに爆弾ベストを着せていることがわかった。しかし、ターゲットの詳細、爆弾の解除方法は謎のままだ。当の野垣は、小野田班の取調べをのらりくらりと受け流し口を割ろうとしない。そんなとき、野垣が刑事に時間を尋ねる。質屋に流してしまい腕時計を持っていないという野垣に、刑事は時間を告げる。

ターゲットの安否が気になる中、絵里子は片桐が見つけてきた野垣の腕時計を手にすると、自分が野垣を取調べると言う。自分こそプライドが高く技術力を誇示するタイプの野垣と対等に話ができるのだ、と自信を覗かせる絵里子。小野田は苦々しいながらもそれを認める。

野垣と対峙した絵里子は、腕時計を野垣から見えるように置く。それをチラリと見る野垣。その腕時計も絵里子自身の時計も、時刻は11時過ぎだった。絵里子は、FBI仕込みの交渉術で野垣と対等に話をするが、爆弾の解除方法を聞きだすために仕掛けた大胆なブラフ(はったり)を野垣に見抜かれる。さらに、メモを落としたことで未だターゲットが特定できていないことも知られてしまう。

追い込まれた絵里子とは対照的に余裕を取り戻した野垣は、絵里子の時計が12時を過ぎているのを見ると意気揚々と話し始める。そこへ、飛び込んできた片桐が、光協化学の社長・野口葉子(峯村リエ)が爆死したと伝える。それを聞いた野垣は、自分の工場がつまづくきっかけを作った野口を5年前から恨んでいたのだと言い、さらに得意げになって爆弾の解除方法についても話し始める。

それを聞いた絵里子は、ポケットから携帯電話を取り出すと、電話の向こうの相手に野垣の会話が聞こえたかと確かめる。通話相手は、岩井だった。岩井は爆弾処理班とともに野口の側にいて、絵里子からの情報を待っていたのだ。野口は、寸でのところで爆発から逃れられた。

爆弾は12時に爆発しているはずなのに――野垣の脳裏に疑問がよぎったとき、絵里子が言った。野垣と自分の時計を15分進めておいたのだ、と。

絵里子が片桐らと打った大芝居は、野垣だけではなく、小野田ら捜査一課の刑事、野立、真実をもだまし切った。室長就任から数日にして、「特別犯罪対策室」のメンバーたちは、絵里子の存在の大きさを意識し始める。

一方、仕事を終えた絵里子は、軽やかな足取りで街を歩いていた。そして、立っている人影を見つけると、パッと花が咲いたような笑顔を見せ駆け寄る。労働者ふうのいでたちをしたその男性・池上浩(丸山智己)も絵里子に微笑みかける。視線を交わしあうふたりは、恋人同士のように幸せそうな雰囲気で......。

 

第2話「知りたい...好奇心という名の罪・アラフォー女刑事、走る!」のあらすじ

「特別犯罪対策室」の大澤絵里子(天海祐希)は、部下の花形一平(溝端淳平)から犯罪系のサイトに、人を殺したと書き込む人物がいると聞く。この人物は、自ら"神"と名乗り、殺害したとする3人の女性の名前、現場の住所、遺体写真まで公開しているが、その中に、通報があったばかりの女子大生刺殺の情報もあった。別の2件も実在の事件であり、しかも、その"神"が警察発表より前に死亡した場所や状況などを書き込んでいることから、絵里子は連続殺人を疑う。

絵里子は片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形、岩井善治(ケンドーコバヤシ)に、別の2件の洗い直しを指示すると、木元真実(戸田恵梨香)を連れて女子大生の遺体発見現場へと向かった。

捜査員から、女子大生は心臓をひと突きにされ死亡したと聞いた絵里子は手慣れた者の犯行だと想像。しかし、真実は凶器の角度から、被害者が自分で刺したとしか思えないと言う。

その頃、"神"がやったという2件目の変死事件を調べていた科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、事件は殺人ではなく事故だと断定。また、1件目の水死事件を追っていた山村、岩井も、それが事故だったと報告する。

一方、ネット上ではそんな"神"を賞賛する声が続々と書き込まれ、"神"に殺人を依頼する者まで現れる。片桐らは、"神"の支持者から殺人のターゲットにされた23名と連絡を取り、そのうち21名の身柄を保護した。

そんな折、捜査一課の小野田忠(塩見三省)の班が"神"を逮捕する。逮捕されたのは盗聴マニアの藤原優(浅利陽介)という男だった。藤原は、傍受した消防無線から死亡事故の情報を得ると誰よりも先に現場に駆けつけ、被害者の写真を撮りネット上で公開していたのだ。

これで事件は解決かと思われた矢先、連続して2件の殺人が起こる。殺されたのは、"神"に殺人依頼をされて連絡が取れなかった2人だった。どちらの現場の壁にも血で描かれた×マークが残され、防犯ビデオには黒いガウンに身を包み、巨大なナイフを手にした男が映っていた。

殺人の手法やいでたちが、それまでネット上で書かれた"神"の情報と一致していることから、絵里子は"神"に憧れるあまり、自分が本物の"神"だと思い込む者の犯行だと推測。2件の殺人が成功した今、犯人はネットに書き込まれた依頼をまっとうするまで殺人を重ねるものだとして、犯人をおびき寄せるために自分がおとりになると提案する。殺人依頼が集まるところに自分の名前を書いて殺人を期待する声を書き込めば、犯人は期待に応えようして動くはず、というのだ。それを聞いた上層部はいい顔をしないが、野立信次郎(竹野内豊)は絵里子に全面協力を申し出る。

対策室では、早速、花形らが絵里子の殺人依頼を書き込み、「警官を殺れるのは神だけ」などと、盛り上げる。
そして、作戦が決行される――。

夜、帰宅を装い絵里子が一軒家に入っていく。家の中には真実が、家の周辺には片桐ら対策室のメンバーと捜査一課の刑事たちが身を潜めている。静かに時間が流れる中、ついに犯人と思われる黒装束の男が姿を現す。が、男は張り込みの刑事の存在に気づいたかのように逃走。対策室のメンバーがそれを追い、片桐が男と対峙する。片桐は銃を構え男に照準を合わせるが、引き金を引くことができず、男は走り去る。

対策室のメンバーが男を取り逃がした、という無線に苦々しい思いをしながらも、絵里子は家を飛び出し男を追う。

その頃、花形は男が逃げ込んだ倉庫のような場所で男と格闘していた。しかし、男にナイフを突きつけられ絶体絶命のピンチに。すると、そこへ銃を手にした岩井が現れる。男は岩井にナイフを投げつけると、隙をつき屋外へ飛び出す。それを絵里子が追い、やがて、花形、岩井も合流する。追われた男は、小屋の中へ。絵里子は花形、岩井に援護を要請すると、小屋へ足を踏み入れようとする。が、瞬時にガソリンの匂いを察知した絵里子は、花形、岩井に小屋から離れるように言うと、自身も走り去る――と同時に、爆発が起こり小屋は炎に包まれる。やがて、駆けつけた小野田班らの捜索で、小屋の中から犯人と思われる男性の遺体が見つかる。

小野田は疲労していると思われる絵里子に帰宅するように促す。絵里子は、護衛のため警官・井上(野村宏信)を付けられ帰宅の途につく。自宅マンションの前にやってきたところで、井上がトイレを貸してほしいとしいと絵里子に頼む。それを快諾し、絵里子は井上を家に入れる。

その頃、片桐は玲子から小屋で見つかった遺体が、犯人の男のものではなかったと連絡を受ける。

井上はトイレに入ると警官の制服を脱ぎ始める。露になったのは、黒装束のガウン姿だった。手にナイフを持つと、そっとトイレを出て、絵里子のほうへ。背中を向ける絵里子にナイフを振りかざそうとするが、絵里子は身を翻して応戦。そんなところへ、真実、片桐、花形が飛び込んでくる。が、絵里子はすでに井上を後ろ手に組み伏せていた。なぜ、井上が犯人だと気づいたのかと聞く花形に絵里子は、井上が履いていた編み上げ靴が今は使用されていない古いものだったからと答える。

後日、絵里子は再び池上浩(丸山智己)と会う。絵里子が刑事だと知らない池上は、仕事が大変そうだと絵里子を労う。そんな池上のやさしさが絵里子にはうれしく......。

 

第3話「女の敵は絶対に許さない!」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、女性誌『エピソード』の読者モデルが連続して暴行された事件を担当する。野立信次郎(竹野内豊)は、新たな被害者を出さないため、ほかのモデルに刑事を付けて警戒していると言う。が、そんな矢先、再び事件が起きてしまう。

3人目の被害者・樋口ゆかり(酒井若菜)は重傷ではないが、精神的なショックを受けていた。状況を察した絵里子は、警護のため木元真実(戸田恵梨香)を病室に残す。絵里子は、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)、山村啓輔(温水洋一)ら、「特別犯罪対策室」の刑事に事件の経緯を説明する。3人の被害者はナイフで脅され、手錠と猿ぐつわをはめられ暴行された。現場には、手錠などの遺留品が残されていたが指紋は検出されなかった。そんな中、野立が三上という男の情報を持ってくる。三上はモデルたちの行きつけの店の店員で、素行も悪く覚せい剤での逮捕歴もあるという。

ところが後日、三上の死体が発見される。現場に向かった絵里子は、鑑識から三上が自殺した可能性が高いと聞かされる。事実、発見現場には遺書らしきメモと死因となった塩化カリウムを打った注射器が残されていた。対策室に戻った絵里子は、事件は落着したと安堵する刑事たちに、三上は他殺だと言い放つ。科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)も、三上が手足を縛られた上、薬剤を注射され死亡したとの見解を示す。絵里子は、第1の犯行と、第2、第3犯行における相違点を指摘し、別の暴行犯の存在を推測する。

そんなところへ、金田俊彦(金井勇太)という男が三上殺害の容疑者として浮上する。金田は三上の後輩で服従的な立場にいたが、屈辱的な扱いを受け、三上を恨むようになっていた。片桐、岩井は金田を任意で事情聴取しようとするが、金田は"任意"をいいことにそれを拒否する。金田が三上殺害と女性暴行事件に関与しているのは間違いないように思えるが、決定的な証拠がないため家宅捜索をすることもできない。

切羽詰った状況で絵里子が下した判断は、被害者女性を金田に会わせるというものだった。暴行犯をもっとも身近で見ているのは被害者だから、間近で金田と接すれば金田が犯人かどうかがわかるというのだ。対策室のメンバーたちは、危険すぎる、と反対するが絵里子は作戦の遂行を決定。ゆかりが、金田を確認する役目を負うことになった。

後日、刑事たちが張り込む中、ゆかりは山村とともに、金田が現れるのを待っていた。そして、まもなく金田が姿を見せる。こちらへ歩いてくる金田に、だんだんと近づいていくゆかりと山村。緊張が高まる中、ついにふたりはすれ違い、ゆかりは金田が犯人だと認める。と、次の瞬間、金田がゆかりの手を取り襲い掛かってきた。山村はタックルで金田に飛び掛り、さらに、片桐、花形、岩井、小野田忠(塩見三省)が来て、金田を確保する。

それから数日後、絵里子はモデルとして仕事復帰を果たしたゆかりを訪ねる。家宅捜索の令状が取れたので家の中のものをすべて押収できるという絵里子に、安堵の表情を見せよろこぶゆかり。絵里子はその笑顔に、家宅捜索をかけるのは金田の家ではなく、ゆかりの家だと告げる。あっけに取られるゆかりに絵里子は、三上と金田を使いモデルたちに暴行を加えるよう指示をしていたのはゆかりだと言い放つ。当初、三上に金を渡し犯行に及ばせていたが、三上がさらに金を要求することに腹を立て、自分に好意をもっていた金田に三上の殺害を依頼。従順な金田は言いつけ通り三上を殺し、第2の暴行事件も起こしたのだ、と事件の核心について話す。

それでも白を切るゆかりに絵里子は、真実、山村ら対策室のメンバーたちが集めた証拠を挙げ、さらに追い詰める。そして、ゆかりはついに犯行を自認。ほかのふたりが自分よりも人気があったことが、動機だったと明かす。ゆかりは絵里子を見ると、いつ自分が怪しいと思ったのかと尋ね、絵里子は最初に病院を訪ねたときだと返答する。ブランドの新作発表会の帰り道に襲われたというのに、最新のヒールではなく2年前のデザインのものを履いていたことでピンと来たという。つまり、金田に襲われ汚れることがわかっていたから、古いデザインのものを履いていたのだろう、というのだ。これに、ゆかりは愕然とする。

その日の夜、絵里子は居酒屋で恋人の池上浩(丸山智己)と会っていた。楽しい時間が流れる中、池上がトイレに立つ。会計を済ませるよう頼まれた絵里子は、財布を取るため池上のバッグを開ける。するとそこに、1枚のハガキが入っていた。そこには、刑務所から出されたものであることを印す桜のマークがあり......。

 

第4話「悲しみの復讐者」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)ら「特別犯罪対策室」のメンバーは、小学生を対象にした防犯キャンペーンを任され、その一環として、防犯をテーマにした寸劇を上演する。 野立信次郎(竹野内豊)ら警察上層部も見に来る中、絵里子、木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)は扮装して舞台に立ち、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)は舞台の袖から成り行きを見守っていた。

そんな中、もともと渋っていた真実がやる気を失い、舞台を降りようとする。絵里子は何とか残るように諭すが、結局、真実は舞台を降りてしまう。翌日、真実は対策室にメールを送り付け欠勤。怒った絵里子は、真実をクビにすると言う。そんな噂は、真実の元上司で科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)の耳にも入る。 

そんな折、若い男性が頭部と腹部に銃弾を撃ち込まれて死亡する事件が起こった。現場に向かった絵里子は、残った血の一部が記号のように見えることが気にかかる。翌日、再び男性の射殺事件が起こる。今回も、頭部と腹部に銃弾が撃ち込まれ、側には血で書かれた「4」という文字があった。絵里子は、最初の現場で見つけた血の跡も「4」であると分析。明確なメッセージを残したのは怨恨による殺人だからで、「4」とは4人を殺すことを意味している、との見解を示す。

真実との連絡が途絶える中、殺された2人の男が5年前の少年リンチ殺人の犯人であることがわかった。逮捕された3人のうち、すでに2人が殺害されている。絵里子らは、残る徳大寺悠仁、そしてリンチ事件のとき見張りをしていた大野茂の保護に向かう。大野は無事保護されたが、徳大寺は殺害されていた。3人目の被害者だ。「4」が、殺害予告人数であるならば最後のターゲットは誰なのか? そして、犯人は...? 

犯人として考えられたのが、リンチ事件で死亡した少年・江川次晴の兄・江川有樹だった。しかし、有樹は現在、海外在住であることがわかる。

その頃、山村は真実のマンションを訪ねるが、呼び鈴を鳴らしても応答はなかった。諦めて引き返していたとき、道路に落ちたキャンディーを見つける。寸劇をやったときに真実が小道具として使ったものに酷似している。山村は急いで玲子を呼ぶと、分析を頼む。

同じ頃、対策室の絵里子は少年リンチ事件に関する資料を読んでいた。それによると、高校の同級生だった男ら3人は、ゲームセンターで遊んでいた江川次晴に因縁をつけ、殴る蹴るなど暴行を加えたうえ、その写真を撮りインターネットで配信。地元警察は通報を受けたがいたずらだと思い取り合わず、結果、次晴は死亡。男らは逮捕されたが、このときの警察の対応に非難の声があがっている、というものだった。警察の対応に非難の声――。絵里子が何かに閃いたとき、山村と玲子が飛び込んでくる。

玲子の分析の結果、寸劇の日以来、真実が自宅に帰った形跡がないという。さらに、山村が見つけたキャンディーは真実のものと断定。また、自宅の近くには殺人現場に残されたものと同じタイヤ痕も見つかったという。それを聞いた絵里子は、犯人の目的はリンチ殺人の復讐で、「4」が示す4人目は、何もせずに次晴を見殺しにした警察だと推測。そして、それが真実だというのだ。

そんなところへ、1通のメールが届く。そこにあったアドレスをクリックすると映像が現れる。どこかに監禁された真実だった。手足を縛られ空の水槽に入れられた真実。その足元から、どんどんと水がためられていく。対策室内に一気に緊張が走るが、絵里子と片桐は、冷静に映像を分析。監禁場所が郊外の病院跡地だと割り出す。

そして、廃墟となった跡地に絵里子らは急行する。一部屋、一部屋を調べていく中、ついに画面に映っていた部屋を見つけ出す。そこには、巨大な水槽があった。中には、真実を模したと思われる人形があり、その胸には「5」の文字が見え――。

 

第5話「対決!悲しい復讐の果てに...」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、救出に向かった先に木元真実(戸田恵梨香)がいなかったこと、犯人が現場に残したと思われる数字が以前の「4」から「5」に変わっていたことにとまどいを隠せない。

そんな中、野立信次郎(竹野内豊)が対策室に駆け込んできて、パソコンを見ろ、と言う。画面には、手足を縛られ監禁されている真実の姿がライブでネット配信されていた。それを見た絵里子、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らは息をのむ。

さらに、真実の映像に「拉致されているのは警視庁の刑事」というテロップが付いていたことで、警視庁にも問い合わせやクレームの電話が相次ぐ。絵里子は、刑事部長の丹波博久(光石研)から部下が拉致監禁された失態を責められていた。と、そんなとき、パソコンから着信音が鳴る。真実を誘拐した男(山田孝之)からだった。男は、絵里子に3時間以内に5億円を用意しろと指示した。

絵里子は、奈良橋玲子(吉瀬美智子)や対策室のメンバーに指示を与え、監禁場所の特定と男の身元の割り出しを急ぐ。

そして再び、男から連絡が入る。絵里子が交渉をし、一瞬だが真実の無事を確認することができた。さらに、身代金を1億円にしてほしいと絵里子が頼むと男はあっさり承諾。1時間後に受け渡しをすることになった。

1時間後、金を持った刑事が待ち合わせ場所に行くが男は現れず、待つ刑事のようすをライブ映像でネット配信するだけだった。
報告を受けた絵里子は、殺人の手口や言動から男の目的は金ではなく復讐で、身代金は時間稼ぎか警察を笑いものにするための工作だと判断。

そこへ、再び男から連絡が入る。絵里子は、情報を得るためさまざまな質問を男に投げかけるが、男はまともに答えない。それどころか、朝までに自分を探せなければ真実は死ぬと言い放つ。男の会話記録を調べていた玲子は、声紋分析から男がリンチ殺人の被害者・江川次晴と小中高のどこかで同級生だった可能性が高いと割り出す。

その頃、監禁場所で真実は男の独白を聞いていた。男は、中学の頃から久保、武田、徳大寺の3人からいじめられるようになったが、友人たちが見て見ぬふりをする中、ただひとり助けてくれたのが江川だった。しかし、男を助けたことで今度は江川がリンチを受け、殺害されてしまう。その現場を目撃していた男は、警察に電話で助けを求めた。しかし、名前を名乗れない男に警察は繰り返し名前を尋ね、答えに窮した男は電話を切ってしまう。それが原因で救出されず、江川は殺害されてしまった。しかし、事件から2年が経つと3人は少年院を出院。再び3人で連れ立ち遊び始めた。しかも、毎年、江川を殺した日を祝っていたのだという。それを知った男は、江川を殺した3人と警察に復讐を誓ったというのだ。

同じ頃、ついに絵里子が男の正体を割り出す。男は名前を田島慎吾といい、江川の小学校の同級生だった。

しかし、無情にも時間は経ち、朝がやってくる。
田島は、恨むなら警察を恨め、と真実に言い青酸ガスの時限装置を作動させる。タイマーは60分にセットされている。その映像を見た絵里子は、未だ監禁場所が割り出せていないことに焦るが、そんなそぶりは見せずに「また逃げるのか」と田島に迫る。警察に助けを求めた5年前も匿名、今回も顔を見せない田島を、今も昔も変わらない卑怯者、最低の人間だと言う絵里子。激昂した田島は、画面に自分の顔を映し出し、自分は強くなったから江川が殺されたのと同じ方法で3人を殺害できたんだと反論。そして、回線を切断してしまう。

「同じ方法で殺害」という言葉に反応した絵里子は、田島は、3人が江川を殺したのと同じ状況下で真実を殺害することで、警察に復讐しようとしていることに気づき、江川がリンチされたのと同じ場所である生物科学研究所に真実が監禁されていることをつきとめる。

ついに監禁場所を特定した絵里子たちは現場に急行し、間一髪で時限装置を解除。真実の救出に成功し、屋上で自殺しようとしていた田島の逮捕に向かった。

来るなと発砲する田島に対し、真実が説得役を申し出る。田島のほうに歩み寄った真実は、自分も同じような境遇だったから気持ちはわかるが、犯罪は犯罪、過去は過去。罪を犯していい理由にはならないと田島に語りかけ、自分に向けられた銃をおろし、その手に手錠をかける。

その夜、絵里子は恋人の池上浩(丸山智己)と居酒屋にいた。浩と酒を飲むうち絵里子は、カウンターに突っ伏して寝てしまう。そんな絵里子にやさしく上着をかけてやる浩。すると、店主が久しぶりだと声をかけてくる。弟と来て以来だと答える浩に、弟の近況を尋ねる店主。浩は、来月には一緒に来られるはずだと言う。絵里子はすやすやと眠っていて......。

 

第6話「天使?悪魔?天才少女の罠」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、英明女子学院の教師殺害事件を担当する。死亡したのは体育教師・増岡剛(松田悟志)で、頭部に打撃を受けていた。
現場に凶器など一切の遺留品がないのを見た絵里子は、犯人は頭がキレ、几帳面で粘着質な性格だと推測。対策室の木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らに捜査の指示を出すと、英明女子学院へ向かう。

学校の入り口で女子高生・石原由貴(志田未来)と会った絵里子は、自分を瞬時に刑事だと見抜いた由貴が気にかかる。そんな中、かつて増岡と交際していたという由貴に、絵里子は事件当夜の行動を尋ねる。由貴は塾の自習室にいたと言うが、アリバイは証明されない。

関係者の中で、唯一アリバイが証明できない由貴。絵里子は、野立信次郎(竹野内豊)の承諾を得て、由貴から話を聞く。
同じ頃、増岡の自宅付近のゴミ箱から、凶器など証拠品が見つかった。その中に、増岡の同僚の教師・二宮奈津子(西山繭子)の写真があったことから奈津子が事情を聞かれるが、奈津子は増岡との交際は認めるものの、殺人は否定する。

科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、遺体から日本では入手困難なマニキュアの成分が検出されたと報告。さらに、そのマニキュアを扱う輸入雑貨の顧客名簿に奈津子の名前が見つかった。状況証拠は奈津子が犯人だと示すが、絵里子は真犯人は別にいると感じていた。そんなとき、増岡の死亡推定時刻に由貴が塾周辺のコンビニにいたことが防犯カメラの映像から明らかとなり、由貴のアリバイが証明される。

一方、増岡の死亡推定時刻に増岡のマンション前で、タクシーに接触した自転車があった。乗っていたのは、由貴の親友・坂井沙織(水沢奈子)だった。さらに、花形らが調べると、沙織も増岡と付き合っていたことがわかる。

由貴に会った絵里子は、捜査のために沙織にポリグラフ<嘘発見器>を受けるよう話してくれと頼む。しかし由貴は、沙織は犯人ではない、奈津子のほうはどうなっているのかと尋ねる。絵里子は、完璧に偽装工作する犯人が証拠品を現場の近くに捨てることはありえないし、さらに、自分と同じ豊洲のスポーツクラブに通っている奈津子が犯人とは思えないと話す。また、証拠品として、増岡の日記と携帯電話が見つかっていないことも付け加える。

後日、由貴に付き添われて沙織がポリグラフを受けにやってくる。取調室に入った沙織は、真実から事件に関する質問を受ける。その様子を隣室で見守る由貴。すると、突然、由貴が声を荒げた。取調室のカメラが自分を撮影していると言うのだ。赤外線モニターで顔の毛細血管の温度を測りその収縮具合で、緊張の度合を知ろうしていると怒る由貴。さらに、瞳孔の収縮から緊張状態を見るカメラがあることにも気づく。アリバイがある自分がなぜ疑われるのか、と怒りが収まらない由貴に野立らは、増岡の死亡推定時刻に1時間の誤差があり、由貴にも犯行が可能であったと話す。

数日後、最後の取調べを行うため由貴と対峙した絵里子は、自分の推測だと言いながら話し始める――。
由貴は、沙織から増岡を殺した、あるいは重症を負わせたと連絡を受け増岡のマンションに出向きさまざまな偽装工作をしていた。そんなとき、瀕死状態だった増岡が意識を取り戻した。それを見た由貴は、とどめとばかりに表彰盾で増岡の頭を殴打し殺害。その後、死亡推定時刻をごまかすために温水を入れたペットボトルで遺体を温めたり、汗や唾液などの痕跡を消すために酵素入りの漂白剤を遺体に撒いたりした。ただ、時間差で2度撒いたために、血痕と混じり合った漂白剤の濃度の違いが発生し、そのことで古い血と新しい血があったことがわかってしまった、などと話す。

そして、由貴の犯行の動機を、自分が軽んじられたからだろうと分析。由貴は、増岡の部屋にあった奈津子との2ショット写真が撮られた場所が、自分がかつて増岡とデートをしたのと同じ場所だったことに気づいた。それを見て、自分とのデートは奈津子の下見だったのか、と激昂したのだろうと言うのだ。

そこまで聞いても、それは状況証拠に過ぎないと強気を崩さない由貴。絵里子はそんな由貴に、奈津子のスポーツクラブのロッカーから出てきたと言って、増岡の日記帳を見せる。それこそが確たる証拠だと興奮気味に言う由貴に、日記が発見されたのは実は絵里子自身のスポーツクラブのロッカーからだったと告げる。唖然とする由貴に絵里子は、自分と奈津子は同じ系列のクラブだが、絵里子は豊洲店、奈津子は南砂店に通っていたと明かす。ただし、由貴に話した際、同じ豊洲店だと言ってしまったのだ、とも。絵里子は、自分のロッカーの名前の上にシールを貼り、奈津子のロッカーを装った。すると、そこに増岡の日記が入れられた、というのだ。スポーツクラブのことは、由貴以外誰にも言っていなかったのに......と絵里子は由貴の表情をうかがう。

観念した由貴は、ついに犯行を認める。沙織から連絡を受けた日、増岡の部屋で日記を見つけた由貴は、そこにほかの女性のことは書かれているのに、自分のことがまったく書かれていないのが許せなかったのだ、と動機を語った。

その日の夜、絵里子は恋人の池上浩(丸山智己)と飲んでいた。絵里子に語りかける浩に対し絵里子は何を思うのか、どこか上の空で...。

 

第7話「女vs女の心理戦!」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、野立信次郎(竹野内豊)から言われニュース番組に生出演、キャスターの高峰仁美(富田靖子)と対談する。番組終了後、絵里子と話す仁美のところへスタッフが1枚の紙を持ってくる。最近、仁美宛に送られてくる脅迫文だった。スタッフは警察に届けようと提言するが、仁美はその必要はないと言うと、平然と絵里子に向き直る。

その頃、フリーカメラマンの安田博文(日野誠二)の溺死体が発見された。所轄は事故死としたが、安田は誰か大物のスクープを撮影したことが原因で殺されたのでは、とマスコミが騒ぎ始める。絵里子は、対策室の片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)に捜査を指示。絵里子も、木元真実(戸田恵梨香)とともに安田の遺体発見現場へと向かう。

現場の状況は、所轄の検証どおり「事故死」と訴えていたが、絵里子は違和感を覚えていた。

絵里子に言われ、安田が撮影した大量のポジフィルムを持ち帰り分析していた真実は、10年前の6月のポジが極端に少ないことに気付く。その月の事件を調べると、都内で起こった重要事件は女子高生が被害に遭ったストーカー殺人だけだとわかる。それは、現場に偶然居合わせた報道関係者がスクープ映像として事件を報じたことが犯人逮捕につながったという事件だった。そして、その報道関係者とは、仁美だという。

やがて、安田の交友関係の中から、東郷英憲(小市慢太郎)という男が浮上。東郷は安田と口論するところを目撃されており、さらに、東郷が10年前のストーカー殺人の現場を撮影したディレクターで、仁美と一緒にスクープを撮った男であることもわかる。絵里子は、そのスクープと何者かによって持ち出されたと思われる6月分のポジ、そして、東郷、安田、仁美に接点があると推測する。

テレビ局から入手した10年前のスクープ映像を調べた絵里子たちは、そこに編集でカットされている部分があることがわかった。被害者の女性を見殺しにしてスクープを撮り続けた証拠となる部分をカットし、それを捏造と知った安田が、仁美と東郷に強請りをかけていたのではないか――絵里子からそう報告を受けた野立は、仁美と東郷を任意で事情聴取することを認める。

翌日、絵里子は真実、山村とともにテレビ局に仁美を訪ね任意同行を求めるが、仁美はニュースが終わってからにしてほしいと頼む。了解した絵里子は、スタジオの片隅で仁美を見守る。

そんなところへ、片桐らが事情を聞いていた東郷が取調べ中に死亡したという報せが飛び込んでくる。その一報は緊急速報として配信され、仁美も番組中に紹介。さらに翌日、仁美は、東郷が番組宛に送ってきたという手紙を番組中に読み上げる。それによると、東郷は捏造スクープの映像を編集しているところを安田に撮影されたため、証拠となるポジを取り戻そうとして安田を殺害した、というのだ。自らの罪を告白し命を絶ったとする内容の手紙を神妙な面持ちで読み上げる仁美に、絵里子は愕然とする。

対策室に戻った絵里子は、東郷が青酸カリ入りのカプセルを服用して死亡したとの結果を聞く。第三者が飲ませた可能性もあるが、体内に入ったカプセルは1時間程度で溶けてしまうため、その頃、スタジオで絵里子に見守られニュースを読んでいた仁美に犯行は不可能だ。しかし、絵里子は、絶対に裏があるはずだと確信する。

すると、そこへ小野田忠(塩見三省)と刑事らが来て、この事件は自分たちが引き取ると言って捜査資料を運び出す。突然のことに驚く絵里子に小野田は、近々に懲罰委員会が開かれ、そこで対策室の処分が出るだろうと言い捨てる。絵里子は、野立に事情を聞きに行くが、取調べ中に死者が出てしまったため、対処のしようがないという。

対策室のメンバーたちが呆然とする中、絵里子はただひとり捜査を続行する。翌日、対策室のメンバーたちは、野立から、絵里子が退職を覚悟して捜査を続けていることを聞かされる。やがて、絵里子が対策室に戻ると、そこへメンバーたちも捜査から戻ってきた。口々に新事実がわかったという部下たちに、絵里子は笑みをこぼした。

後日、再びテレビ局に仁美を訪ねた絵里子は、安田と東郷を殺害したのは仁美だと言い放った。絵里子は、仁美が、青酸カリのカプセルに溶けにくい加工を施し、取調べの前日に東郷が常用している薬と差し替えたことを指摘。また、安田の自宅の風呂場から発見された爪についていた皮膚のDNAが仁美と一致したことも伝える。そして、ついに、仁美は観念する。

その日の夜、絵里子は、居酒屋で池上浩(丸山智己)と会っていた。、すると、店のテレビが仁美の事件を報じ、彼女と絵里子が対談したときの映像が流れた。浩は、絵里子が商社勤務ではなく警察の人間であることを知ってしまい...。

 

第8話「悲しき銃声...消せない過去」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、暴力団幹部の射殺事件を担当する。被害者の頭部に残った銃弾から、犯人は別の暴力団幹部の谷本隆(工藤俊作)だと推測された。絵里子は、木元真実(戸田恵梨香)、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)を連れ谷本の潜伏先にやってくる。しかし、谷本は逃走。やがて、追跡した絵里子と片桐が発見するが、目の前で何者かにより左胸を撃たれ死亡する。

その数日前、対策室に左胸を赤インクで染めた人形が送付されていたことから、絵里子は谷本殺害を予告殺人と分析した。

その頃、山村啓輔(温水洋一)は、岩井善治(ケンドーコバヤシ)を引き連れてあるクラブに入店する。山村は現れたホステス・西山菜々美(小西真奈美)を、自分の婚約者だと言い張る。

そんな中、対策室に再び人形が送られてくる。奈良橋玲子(吉瀬美智子)が調べると、谷本が撃たれたのと同じ銃弾が入っていた。

同じ頃、聞き込みをしていた小野田忠(塩見三省)と川野昭夫(長谷川博己)のところへ片桐が走りこんできた。と、次の瞬間、川野が胸を撃たれる。小野田は、片桐に向かってビルの上に見えるライフルの影を撃てと叫んだ。しかし、片桐は銃を構えるが、撃つことができなかった。

後日、絵里子は、片桐になぜ川野が狙撃された場所にいたのか尋ねた。しかし片桐は答えなかった。何かを感じた絵里子は野立信次郎(竹野内豊)を呼び出し、捜査資料が閲覧できるデータベースのパスワードを聞き出す。

早速、片桐の資料を閲覧する絵里子。それによると、3年前、片桐は上司・小野田の指令を受け川野とともに谷本を追っていた。凶悪な谷本に対するため、片桐らは銃を携行。小野田からは、発砲許可も出ていた。そんな中、サングラスに帽子を被った谷本と思われる男が現れる。片桐は、自分たちに気付いた男に静止を促すが、男はスッと上着の胸ポケットに手を入れた。「動くな!」と叫ぶと同時に、片桐は発砲。銃弾が男の肩を撃ち抜いた。

倒れた男に駆け寄った片桐は、男の手に握られていたものを見て愕然とする。携帯電話だった。男は、谷本が警察の動向をさぐるために使ったダミーだったのだ。撃たれた男・武藤明(松田賢二)は、まもなく死亡する。事件を知った警察上層部はさまざまな工作をしてマスコミを操作し、事件が大々的に報道されることはなかった。

一方、諮問委員会にかけられた片桐は、独断の発砲と片付けられ、ほかの部署に飛ばされた。上司の小野田にも庇ってもらえなかった片桐は、以来、誰も信じないようになり、銃も撃てなくなったのだ。

その頃、片桐は追い詰められていた。片桐は、谷本が撃たれた直後から狙撃犯と思われる人物からの脅迫電話を受けていた。再び電話を受けた片桐が要求を聞くと、その人物は片桐が死ぬことだと断言。片桐が死ねば、ターゲットになっているあとひとりは助かると言う。仲間のため、自分が犠牲になっても構わないと覚悟を決める片桐。そこへ絵里子がやってくる。絵里子は片桐に、3年前の発砲は組織の一員として間違っていなかった、人を殺めた過去は消せないが、今すべきはひとりでも多くの犯罪者を捕まえることだと諭す。

対策室では、真実らが狙撃犯の絞り込みを急いでいた。犯人は、射撃の名手で、死亡した武藤に関係する人物だと推測された。そんなところへ、赤インクで染まった3体目の人形が送られてくる。今度のターゲットは片桐か、と緊張が走る中、久々に対策室に戻った片桐が、狙われているのは小野田だと明かす。

翌日、小野田を警護していた絵里子は、片桐に射撃命令を出したのは、小野田ではなく参事官の屋田健三(相島一之)だったのでは、と問う。捜査資料を洗い直した絵里子は、当時の小野田には素性があいまいだった谷本に対する射撃命令を出す権限がなかったはずだと言うのだ。それを否定しない小野田。そして、次の瞬間、絵里子は気付いた。犯人もそのことを知っているのではないか、と。

絵里子は、対策室のメンバーたちに指示し、屋田がいるスタジアムに急行する。そんなとき、山村から狙撃犯は女性だと連絡が入る。菜々美のマンションで寝過ごしてしまった山村は、菜々美の外出後、そこで射撃のオリンピック候補選手だった菜々美の写真、武藤との写真、そして、片桐、川野、屋田の写真を見つけたのだった。

その頃、菜々美は、スタジアムで警備の指示を出す屋田の姿をスコープに捉えていた。大勢の人物が行き交う中、狙いを定め引き金を引くが、弾丸はそれてしまう。そこへ、絵里子と片桐らが駆け込んでくる。警官たちに伏せるように叫びながら、菜々美を追う絵里子ら。そして、観客席の通路で屋田のこめかみに銃を突きつけた菜々美と対峙する。菜々美は、屋田こそ片桐に射撃の指示を出した事件の黒幕で、片桐が撃てなくなったのも屋田のせいだ、と言い放つ。

すると、片桐は、屋田に銃口を向けた。それを見た絵里子は、身をかがめると「撃て!」と叫んだ。その瞬間、片桐は菜々美の銃に向けて発砲。菜々美の手から、見事に銃だけが弾かれた。

その後、逮捕された菜々美が、絵里子と片桐の側を通り過ぎる。すると、片桐は深々と頭を下げ、謝罪の言葉を口にした。そんな片桐に菜々美は、武藤が撃たれたときに電話をかけたのは自分だった、そのせいで武藤は撃たれたのではないか、とずっと責任を感じていたと明かす。片桐は菜々美に、今後、武藤への花は自分が供えるから、と声をかける。同じ日の夜、ひとり対策室にいた絵里子は、池上浩(丸山智己)に電話をする。しかし、浩は出ることはなく――。

 

第9話「誰にも言えない...秘密の顔」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)は、トラック運転手・柏原が惨殺された事件を担当する。 木元真実(戸田恵梨香)、花形一平(溝端淳平)とともに現場に入った絵里子は、犯行に衝動性がある一方、指紋を拭き取るなど、冷静さもあることから複数犯の可能性を示唆。奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、遺体の傷が右半身に集中していることから、犯人は左利きの可能性が高いと言う。 

その後、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らの捜査によって、柏原には暴力が原因で離婚した妻と、26歳になる息子・直人(原田健二)がいることが判明。さらに、直人も子供に暴力を振るっており、それに悩んだ直人は"虐待サイトSOS"という相談所を訪ねていたこともわかる。サイトを運営するのは、慶政大学心理学部教授の西名亘(生瀬勝久)だった。西名は、自分を訪ねてきた絵里子に父親から暴力を受けていたことは、息子が父親を殺す動機にはならないと話す。

そんな折、今度は土木作業員・町田が殺される。柏原殺害事件と同一犯による犯行だと思われた。
衝撃的な連続殺人は捜査の遅れとともに報道され、絵里子は丹波博久(光石研)から叱責を受ける。野立信次郎(竹野内豊)が擁護するが、丹波の怒りは収まらない。

やがて、町田も子供を虐待しており、その子供もサイトを訪ねていたことがわかる。絵里子は、子供からのメールにアクセスできた西名と大学院生2人に焦点を絞り、再び大学に西名を訪ねる。絵里子が事件時のアリバイを尋ねると、西名は深夜のため自宅にいたが同居する弟とも顔を合わせていないので、それを証明できる人間はいないと答える。

その翌日、再び惨殺事件が発生。しかし、今回は現場に靴跡が残されるなど、犯人は痕跡を残していた。真実と花形は、一連の事件とは別の犯人か、と絵里子に尋ねるが、絵里子には思うところがあった。

そんな中、西名の下でサイトの管理を手伝う大学院生・増田(尾上寛之)の所持品から殺害に使われたナイフが発見された。ナイフには増田の指紋がありアリバイもないと思われたが、増田はその時間、西名の教授室にいたと答える。

増田の取り調べを見ていた絵里子は、山村と岩井に、大学に設置されている監視カメラの映像を取り寄せるよう指示。その様子を見た真実は、自分たちに何かを隠しているのでは、と絵里子に尋ねる。絵里子はまだ確証がないので詳しくは言えないが、もし、自分の推測が正しければ、一連の事件はいままでに経験したことがないものだろうと話す。

その後、監視カメラの映像を調べた結果、増田のアリバイが証明された。そして、サイトへの問い合わせメールを分析していた真実は、3件の事件には「熱湯」「離婚」「父子家庭」「閉所恐怖症」と共通する4つのキーワードがあると報告する。

後日、絵里子らはとあるシンポジウムの会場にいた。その会に出席すべく、西名もやってくる。西名は、監視されているとは知らずに会場内をどんどんと進んで行き、やがて、ある部屋のドアを開く――。部屋の中にいたのは、絵里子だった。予想外のことに驚く西名に、絵里子は手にしたナイフを下ろすよう指示。言われた西名は、「啓介」という人物にその指示を伝える。すると、絵里子が「ナイフを下ろすのはあなたよ、西名先生」と言い放った。

その瞬間、西名の視界から「啓介」が消え、西名はナイフを手にした自分を認識する。絵里子は、西名が解離性同一性障害、いわゆる多重人格で、啓介(虎牙光輝)は西名が心の中で作り出した人物だと告げる。西名と啓介は、幼少期から父親による虐待を受けていた。熱湯をかけられたり、押入れに閉じ込められたりという日々を、兄弟は寄り添い耐えてきた。

しかし、30歳になった啓介は虐待の経験から立ち直れず父親を殺し、自らも自殺する。それを発見した西名は、啓介の死を受け止められずに、心の中に啓介を作り出したのだ。そして、虐待相談サイトを立ち上げ届いたメールの中から、自分たちが受けた虐待に関連する「熱湯」「離婚」「父子家庭」「閉所恐怖症」というキーワードが含まれたものに反応、それらの虐待を行っていた人物を啓介の人格となって殺害していたのだ。

それに気づいた絵里子は、西名をおびき寄せるため、キーワードを入れたメールを送っていたのだった。西名は錯乱し、ナイフを拾い絵里子に襲いかかる。しかし、対策室のメンバーに確保される。

いつから西名が多重人格であると気づいていたのか――真実らに問われた絵里子は、教授室のパソコンのマウスが右から左に移動していたこと、監視カメラに映った西名が普段は不自由にしている足を普通に動かしていたことがヒントになったと明かす。多重人格では、人格が変わると利き手が変わったり、持病が消えてしまったりすることもあると説明した。

そんな頃、池上浩(丸山智己)はひとり居酒屋にいた。店員から、絵里子のことを聞かれると、最近、すれ違いになっていると明かす。そこへ、携帯に絵里子からの着信があるが、浩は電話を取らない。

一方、絵里子らが対策室にいると、野立がやってくる。大事なことを言いに来た、という野立は、あろうことか対策室に謹慎処分が言い渡されたと告げる。突然のことに絵里子は――。

 

第10話「容疑者はボス!? 最後の事件」のあらすじ

大澤絵里子(天海祐希)ら対策室の刑事たちは、謹慎処分を受け、生活安全課を補佐する仕事をしていた。
花形一平(溝端淳平)とともに、あるキャンペーンに参加していた片桐琢磨(玉山鉄二)は、新聞記者・鈴木真司(小須田康人)に声をかけられる。記者は、今回の対策室の謹慎と警視庁の裏金汚職問題には関係があるのかと尋ねる。
同じ頃、ゴミ箱連続爆破事件を担当する木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)は、証拠品の分析を終えた奈良橋玲子(吉瀬美智子)から、時限爆弾のタイマーに使われた時計に絵里子の指紋があったと聞かされる。
対策室のメンバーたちは、片桐の指示のもと、山村、岩井善治(ケンドーコバヤシ)が捜査を、真実と花形が絵里子を取り調べることにする。

一方、野立信次郎(竹野内豊)は、警視総監・大山源蔵(津川雅彦)も来場する式典の警備について幹部との打ち合わせを終えた。すると、そこへ片桐がやってきて裏金問題について尋ねる。しかし、野立はそれを一蹴する。

そんな頃、ある大学の講義室で死傷者が出る爆発が起こった。真実は、取調べ中の絵里子にそれを報告。さらに、爆弾に「過酸化ベンゾイル」が使われていたことを明かすと、絵里子の表情がかわる。実は、タイマーに使われていた時計は、絵里子が池上浩(丸山智己)に贈ったものだった。しかし、絵里子は、事件に関与しているのは浩の弟の健吾だろうと明かす。

池上健吾(石垣佑磨)は、5年前、ある爆弾テロの容疑者として逮捕された。バックには反政府組織のテロ集団「黒い月」があるとされたが、健吾はそれを否定。それどころか、理系の大学院生だった健吾は、友人に頼まれ「過酸化ベンゾイル」を貸しただけ、と爆弾テロへの関与も否定した。しかし、それを証明できるものがなく、5年の実刑を負うこととなったのだ。
絵里子は、健吾の確保、浩の事情聴取が必要だと真実に告げると、自分がやるといって立ち上がった。

その翌日、絵里子は、事情聴取にやってきた浩に健吾のことを切り出す。浩は、最近出所した健吾と暮らしていたが、2週間前から健吾が姿を消していること、同時に絵里子が贈った時計もなくなっていることを明かす。しかし、浩は、健吾は絶対に人を殺めることはしない、と絵里子を見据えて言う。

その頃、式典が行われるホールに人々が集まっていた。警備の警官がいる中、野立は各所を点検しながら歩く。そんなとき、シャッターが壊れていることを知り、すぐに業者に修理を頼むように、と指示を出す。ほどなくして、大山がホールに到着する。

同じ頃、絵里子ら対策室のメンバーは、一連の爆弾事件を整理していた。3つの事件いずれにも「過酸化ベンゾイル」が使われ、その使用量は事件のたびに増えていた。それに気づいた真実は、3つの爆発は、別の爆弾事件に応用するためのリハーサルなのではないか、と思い当たる。花形が調べた結果、5年前に「黒い月」を破滅に追いやった事件の指揮を執っていたのが、大山だとわかる。さらに、爆発が起きた大学の講義室と、今回、式典が行われるホールの形、大きさ、出口の数までもが同じであることがわかった。犯人は「黒い月」で、犯行目的は大山への復讐なのか......。警備についての情報などが犯人側に知られていることから、絵里子は警察に内通者がいる、と確信する。

一方、片桐は、裏金汚職問題の件で小野田忠(塩見三省)から呼び出されていた。小野田は、記者・鈴木の大学の先輩で鈴木を信頼していると話していた。さらに、小野田が独自に調査をした結果、問題の全容が明らかになりそうなので、それを片桐に話したいと言うのだ。後日、とある喫茶店で2時に待ち合わせたが、小野田は3時を過ぎても現れない。代わりにやってきたのは鈴木だった。鈴木は、総監が大山になってから、警視庁に裏金問題があることが取り上げられるようになったと話す。その結果、不正な金をプールしていた部署が目を付けられるようになり、不正を働いていた上層部の者たちは新たに金をプールするための新たな部署を立ち上げた。なんとそれが、絵里子らの対策室だというのだ。それを立ち上げたのは、野立だった。

絵里子は、野立に電話をし大山を連れて逃げるように指示した――と同時に、爆発音とともに煙があがる。会場がパニックに陥る中、野立は壇上にいた大山を出口へ誘導する。そんな中、観客席に悠然と座る男(反町隆史)がいた。絵里子は、大山が野立といると知り安堵するが、爆破されたのが会場の入り口や廊下だと聞いて、疑問を感じる。狙いが大山の暗殺ならば、なぜ爆弾は演壇に仕掛けられないのだろうか、と。これがフェイクで、単に会場の警備の混乱を目的にしているのだとしたら......。同じ頃、警備に関する資料を見ていた岩井は、今日になって警備が半分に減らされていることを知る。それを指示したのは、野立だった。

ホールに着いた絵里子は、騒然とする会場の中で、野立を探す。その頃、野立は大山とともに車に乗り込み会場を後にするところだった。その車を運転するのは、会場にいたあの男だった。走る車を見つけた絵里子が、それを追うと、後部座席の野立が笑みを浮かべて手を振った。それを見た絵里子は......。

 

最終回「衝撃の最終回拡大SP...裏切りの果て」のあらすじ(ネタバレ注意)

大澤絵里子(天海祐希)は、刑事たちに警視総監・大山源蔵(津川雅彦)、野立信次郎(竹野内豊)を乗せた車の追尾を指示すると、自身も木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)とともに車を追いかける。
その頃、丹波博久(光石研)は集まった警視庁の幹部たちに、大山と野立が誘拐されたことを報告。首謀者は、反政府組織「黒い月」のメンバーだと伝えた。

一方、対策室に戻った片桐琢磨(玉山鉄二)は絵里子に、何者かにより刺された小野田忠(塩見三省)が意識不明の重体であると告げる。小野田は、警視庁にある裏金汚職の証拠をつかんだため命を狙われた。真実、片桐、山村、花形、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らは、裏金汚職と「黒い月」に野立が関係していると思われることにとまどいを隠せない。

そんな中、絵里子はメンバーたちに、司令部からの情報を対策室に入れるため、屋田健三(相島一之)の協力を得ることにしたと明かす。そして、屋田には、野立が裏金汚職に関わっており、その隠蔽のために大山を殺害することが「黒い月」の利害と一致したため、「黒い月」と手を組んだのだと話した。さらに、誘拐されたふりをしている野立は、自分たちが野立の企てを知ったとわかれば、大山を殺して「黒い月」と一緒に逃亡することも考えられることから、今は野立の作戦に乗るふりをしてその裏をかく、という計画も明かした。

やがて、警視庁の司令部に「黒い月」の高倉龍平(反町隆史)から連絡が入る。高倉は、大山と野立の解放と引き換えに現在服役中の「黒い月」の最高幹部3名を釈放しろ、と要求した。

そんな折、都内のある変電所で、高倉が仕掛けたと思われる爆弾が見つかった。爆弾処理班が現場に向かうが、それは今までに見たことがない時限爆弾で、解除方法がわからないものだった。奈良橋玲子(吉瀬美智子)はそれを、日本にはまだ解除した者がいない燃料気化爆弾だと指摘。解除できるのは、現在服役中の野垣泰造(武田鉄矢)しかいないと考えた絵里子は、野垣に頭を下げ、爆弾の解除を頼む。絵里子の説得に応じた野垣は解除の手順を教えるが、最後の最後でウソをつく。しかし、絵里子がそのトラップを見破り、爆弾は無事解除された。

その後、高倉から、幹部3名が釈放された時点で大山、野立との交換場所を教えると連絡が入る。さらに、高倉は運転手に絵里子を指名してきた。

翌朝、絵里子は刑務所へ向かうと、幹部3名と対面。早速、自分の車に乗せ、高倉から指定された場所へと向かう。
指定された巨大倉庫には、高倉と部下がいた。絵里子は、幹部を高倉と対面させると、高倉に犯行の目的を尋ねる。高倉は、腐った日本を叩きつぶし、自分が日本を変えてやる、と豪語した。幹部と、大山、野立の交換が行われようとした次の瞬間、高倉が幹部を銃撃。さらに、野立も大山を狙撃する。胸を撃たれよろめく大山に、絵里子と真実、そして屋田が駆け寄る。大山の頚動脈に触れた絵里子は、大山が死亡したことを屋田に告げた。それを聞いた屋田は、逃げた野立を追うと言って走り去る。

一方、高倉と部下は逃走を試みて倉庫の外へと向かっていた。停めてあった車に乗り込もうとした際、バイクで走り去る池上健吾(石垣佑磨)を目撃した高倉は、車に爆弾が仕掛けられているに違いないと思い、急遽、パトカーを奪い逃走する。

その頃、絵里子は野立を追い詰め、ついに対峙した。野立めがけて引き金を引く絵里子。銃弾は野立の胸を貫き、野立は倒れこんだ。本当に野立が裏金汚職の犯人なのか――屋田は絵里子にそう問うが、絵里子はたまらずにその場を立ち去る。ひとりきりになった屋田は、倒れた野立に手を合わせる。そして、内ポケットからフラッシュメモリーを取り出すと、野立のポケットに忍ばせた。

そこに現れた絵里子は、ポケットに入れたのは何かと屋田を問い詰める。裏金がプールしてある海外の銀行預金の口座番号なのでは、と詰め寄る絵里子。すると、倒れていた野立が起き上がり、フラッシュメモリーを取り出して見せた。さらに、真実がその模様をビデオカメラに録画していた。屋田は、呆然と立ち尽くす。

絵里子は、大山が拉致されたホール前で、車で去る野立を見たとき、野立が"危険"というサインを送っていたことで、事件に感づいたと説明。また、片桐から裏金汚職のことを聞き、調べを進めるうち、野立の部屋と対策室から盗聴器を発見。その二部屋に仕掛けられるのは屋田しかいない、と確信したと言う。また、野立は、警察内部に黒幕がいてその者が「黒い月」と繋がっていることもわかっていたが確証がなかった。しかし、黒幕が屋田ならば隠蔽のために大山を狙うだろうから、念のために屋田が手配した警備の警官たちを減らしたのだと説明。ただし、高倉に拉致されたのは予想外だった、とも明かした。続けて絵里子は、野立が死ねば屋田が何らかのアクションを起こすと踏み、野立に撃たれて死ぬふりをさせたのだ、と話した。

そんなところへ、大山が笑顔で現れた。大山は、裏金汚職の犯人を捕まえるため、自ら危険を承知でホールにやってきたのだ。また、野立は人質交換の場で総監が殺されることを予想し、事前に高倉に命乞いをするふりをして自ら大山を撃ったというのだ。野立は、大山の胸を狙うことを決め、そこに金属製の名刺入れを防弾のために仕込んでいた。

その頃、パトカーで逃げていた高倉らは、タイマー音がすることに気づき、車を停めた。トランクを開けてみると、そこには時計を持った山村がいた。さらに、そこに片桐と、健吾に扮しバイクに乗った花形が駆けつけた。高倉が逃走時に見た健吾と思われる男は花形だったのだ。健吾に見せることで車に爆弾が仕掛けてあると思わせ、警察車両を奪わせることが目的だった。そして、ついに高倉は逮捕された。

翌日、絵里子は池上浩(丸山智己)からの電話を受けていた。池上は、健吾の無実を証明してくれた礼を言うと、海外に行くことを決めた絵里子に滞在期間を尋ねる。絵里子は、今度は待っていてくれなくていい、と言うと電話を切った。

その頃、対策室のメンバーは絵里子不在を寂しがりながらも、事件に追われていた。
同じ頃、ひとり空港にいた絵里子は、まさに出国直前で――。

※フジテレビHPより引用

夜光の階段

 

夜光の階段の概要

2009年4月23日からテレビ朝日系列で放映。松本清張生誕100周年のスペシャルドラマとして放送される。

一介の雇われ美容師から一躍美容界の寵児になった青年の野望を描いたヒューマン・サスペンスドラマ。

己の野望を実現するためには手段を選ばない非情な青年美容師役に藤木直人が挑戦。ヒロイン役は木村佳乃。

夜光の階段 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

夜光の階段の主題歌


藤木直人  「CRIME OF LOVE」 

 

 

夜光の階段の出演者

佐山 道夫 ...... 藤木 直人
枝村 幸子 ...... 木村 佳乃
福地 フジ子 ...... 夏川 結衣
村瀬 進太郎 ...... 渡辺 いっけい
村瀬 みな子 ...... 荻野目 慶子
岡野 正一 ...... 石井 正則
岡野 和子 ...... 三浦 理恵子
桜田  健 ...... 高知 東生
桑山 亜希 ...... 田丸 麻紀
丸岡 房江 ...... 余 貴美子
波多野 雅子 ...... 室井 滋
桑山 信爾 ...... 小林 稔侍 

 

 

夜光の階段のスタッフ

原作:松本清張
脚本:竹山洋
音楽:吉川清之
監督:藤田明二

 

 

夜光の階段の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月23日 野望 12.5%
第2話 2009年4月30日 告白 10.7%
第3話 2009年5月7日 飛躍 9.7%
第4話 2009年5月14日 策略 9.8%
第5話 2009年5月21日 殺意 10.1%
第6話 2009年5月28日 殺害 9.6%
第7話 2009年6月4日 隠滅 10.4%
第8話 2009年6月11日 自決 10.8%
最終回 2009年6月18日 英断 12.1%

 

 

夜光の階段のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「野望」のあらすじ

ある春の雨の日、美容室『ムラセ』では店主・村瀬進太郎(渡辺いっけい)の罵声が響いていた。客に高級時計を贈られた美容師の佐山道夫(藤木直人)をホストのようだとなじっているのだ。実際、道夫には女心をくすぐる美貌と、客を満足させる美容師としての腕が備わっていた。そんな道夫に吸い寄せられるように、枝村幸子(木村佳乃)が店に入ってくる。たった今、店先で男と別れたばかりの幸子だったが、その心はすでに道夫に魅せられていた。だが、幸子が『女性回廊』の編集者だと知るや否や、村瀬は自分が担当すると言い出す。

編集部に戻った幸子は、友人で『フラッグ』編集者の福地フジ子(夏川結衣)に、新しい髪型が気に入らないと愚痴をこぼしていた。だが、やり直してもらうと幸子が出した道夫の名刺を見たフジ子は、なぜか顔を強張らせる。

同じ頃、東京高等検察庁では、検事の桑山信爾(小林稔侍)が、5年前に九州で起きた殺人事件の犯人が病死したとの一報を受けていた。犯人の名は蓮田重男。藪の中で女性を絞殺した罪で、当時福岡地方検察庁にいた桑山が起訴したのだが、自供を得ることも、刑事責任を問うこともできなかった。蓮田の死に衝撃を受ける桑山に、同僚の丸岡房江(余貴美子)は「他に容疑者がいたのでは?」と問う。否定する桑山だったが、事件後、福岡から姿を消したという美貌の青年の存在があったことを房江に打ち明ける。

数日後、道夫は福岡にいた。以前よく出向いた川辺で物思いにふける道夫の脳裏には、少年のころの記憶がよみがえる。闇夜を照らす燃え盛る炎、その炎にまとわりつく蛾や蝶が、やがて火柱の中に落ちていく......。

帰京後、道夫は新人ヘアデザイナーのコンクール用のヘアスタイルを完成させる。自らの記憶にインスピレーションを得た、炎のように赤いヘアスタイル。タイトルは"夜光"。村瀬も認める完成度の高さに道夫は自信を深めるが、受賞を逃してしまう。賞を取るには、実力以上に権力と金が必要と痛感した道夫は、興味を示していたはずの幸子を冷たく突き放すと、社長夫人で自分に入れ込んでいる客・波多野雅子(室井滋)との距離を縮めていく。その胸には、雅子の出資で自分の店を持つという野望があった。だが、独立を疑う村瀬の妻・みな子(荻野目慶子)には、「裏切るようなことはしません」と忠誠を誓うのだった。

ある日、雅子と一緒に自由が丘の物件を見に行った道夫は、置いてあった写真週刊誌の記事を見て凍りつく。その記事には、桑山が5年前に担当した殺人事件のことが書かれていた。雅子が止めるのも聞かずに走り出した道夫は、昨夜、幸子がメールで指定してきた待ち合わせの店へと向かう。そして、なぜか幸子への態度を急変させ、愛を語るという第三の顔を見せるのだった。

バーで飲んだ帰り、幸子のマンションに招き入れられた佐山は、部屋にもう一人いることに気づく。中性的な雰囲気を漂わせるフジ子だった。佐山を見て顔色を変え、震えながら部屋を出て行くフジ子。佐山はそんなフジ子を気にも留めず、豪華な部屋の中に見入る。室内には有名人の絵画や書が飾られ、向上心を刺激された佐山は、幸子を抱き寄せる。表通りからは、幸子の部屋の明かりが消えるのを、硬い表情でフジ子が見つめていた。

事が終わり、シャワーを浴びた幸子に「ここへは二度と来ないで」と冷たく追い出された道夫は、帰り道で検問中の警察官に呼び止められるが、フジ子の登場で、すぐに解放される。フジ子は道夫の後ろを歩きながら、意味ありげにつぶやく。「いま、一人の殺人犯が追われている。かなり以前のことだった。その時の犯人は追われていない......」その言葉に、思わずフジ子の顔を凝視する道夫で......。

 

第2話「告白」のあらすじ

ある日、店に出ていた道夫(藤木直人)は、訪ねてきた刑事らに任意同行を求められる。道夫が二年前に起こした暴行事件の被害者が告訴したというのだ。アシスタントの柳田(増田修一朗)から連絡を受けた幸子(木村佳乃)は悩んだ末、道夫が保釈されるよう、友人のフジ子(夏川結衣)に協力を頼み、マスコミの力で道夫を釈放させる。だが、保釈された道夫を警察署の前で待っていたのは、雅子(室井滋)だった。道夫が迎えに来て欲しいと連絡をしたのだ。幸子との仲を疑う雅子に、道夫は「彼女とは会っていない」と答える。

その頃、東京高等検察庁では、桑山(小林稔侍)と房江(余貴美子)が、事務官の桜田(高知東生)から、5年前に桑山が担当した事件について佐賀まで行って調べてきたという報告を受けていた。元刑事の桜田は執念深い男で、5年前の事件と道夫の接点を見つけ、真相を暴くため半ば別件をでっち上げて道夫を取り調べようとしたのだった。それを知った桑山は、「もう絶対にやめてくれ」と言い放つ。

その夜、道夫は村瀬(渡辺いっけい)とともに幸子行きつけのバーを訪れる。店に幸子の姿はなく、フジ子が一人で原稿を書いていた。道夫の独立話を耳にしていた村瀬は、顧客を多く持つ道夫が店を辞めることを恐れ、心とは裏腹に好条件を提示する。だが、男の嫉妬も相まって次第に道夫に絡み始める。そんな村瀬を、突然フジ子が追い出した。

村瀬が帰った後、フジ子は道夫の顔を覗き込みながら、「あなた宮坂さんじゃない?」と言い出す。宮坂とは5年前の事件直後、姿を消した男の名だった。否定する道夫に、「幸子と幸せになって」と急に話題を変えるフジ子。その後も続くフジ子の奇妙な発言に戸惑った道夫は店を後にする。一方のフジ子は、道夫との会話を秘かに録音していて......。

数日後、ムラセに復帰した道夫は、幸子に頼まれ来店したという女優の藤浪竜子(赤座美代子)の髪を扱うことに。道夫の噂どおりの美貌と腕にすっかり魅了された竜子は、その場で道夫を自分付きのヘアメイクに任命する。

同じ頃、幸子は雅子の突然の訪問を受けていた。雅子は精一杯に道夫の保護者を気取り、幸子に道夫と別れるよう迫る。滑稽な思いで雅子の話を聞いていた幸子は、「彼が一番好きなのは私」と言い切ってみせると同時に、もう会わないと断言。幸子のプライドが雅子の気合いを凌駕する。

ほどなく、道夫は雅子の出資で自由が丘に店舗を購入。開店準備と竜子との打ち合わせに忙しく、確かに幸子とは疎遠になっていた。ところが、偶然の再会を機に二人の気持ちは一気に加速する。危うさを感じつつも、道夫に溺れて行く幸子。道夫のアパートに泊まった幸子は、隣の部屋に住む岡野(石井正則)に、「フィアンセです」とあいさつする。そんな幸子に戸惑いつつ、道夫もまた幸子を愛し始めるが、スポンサーである雅子を蔑ろにはできずにいた。

ある夜、ついにみな子(荻野目慶子)に独立の話を打ち明け、辞職を申し出た道夫は、怒ったみな子からと罵られたことで、封印してきた過去を幸子に打ち明けることを決意する。

幸子を部屋へと呼び出した道夫は、「僕が嫌だったら黙って部屋から出ていって」と前置きをすると、5年前に九州の天拝山で村岡トモ子(原幹恵)という女性を殺してしまったと告白。「殺す気はなかったが、気がついたら死んでいた。自分は逃げて逃げて、いま此処にいる。いったい自分はどうしたらいい?」と、涙を浮かべながら告白する道夫に、混乱した幸子は、「私をためそうとしているんでしょ?」と答える。

道夫が言葉を続けようとしたその時、フジ子が会社を出る直前、腕にはめてくれたブレスレットを見た幸子は、突然外へと飛び出す。アパートの外には、フジ子の姿があった。フジ子は二人の会話を盗聴していたのだ。続けて外に出てくる道夫。その三人の姿を、近くに停めてあった車の中から桑山が見つめていた......。

 

第3話「飛躍」のあらすじ

道夫(藤木直人)は、夢にまで見た自分の店のオープンを間近に控え、一層の野望に燃えていた。だが、店の名義人は雅子(室井滋)のまま。スポンサー顔で奉仕を強要する雅子は、道夫にとっていまや疎ましい存在となっていた。

幸子(木村佳乃)の尽力でマスコミへの露出も増え、女優・竜子(赤座美代子)の知名度も手伝い、道夫の評判は瞬く間に世間に広まる。そして迎えた開店当日。マスコミはこぞって道夫の店に詰めかけ、オープニングセレモニーを大々的に取り上げる。その中には雅子や幸子、竜子はもちろん、新しい顧客で料亭の女将・竹崎弓子(南野陽子)の姿もあった。フラッシュの嵐を浴び、華麗な笑みを浮かべる道夫を愛おしそうに見つめる女たち。その中でフジ子(夏川結衣)だけは、ひとり複雑な表情を浮かべていた。
 
同じ頃、桜田(高知東生)の訪問を受けた桑山(小林稔侍)は、道夫に群がる女性の存在を知り、胸騒ぎを覚えていた。しかも、上層部から5年前の事件を蒸し返すようなことはするなと圧力をかけられてしまう。

二年後。道夫は美容界の頂点に立つべく、着実に階段を昇っていた。そんなある日、竜子の福岡公演にヘアメイクとして同行した道夫は、空港で偶然にも先輩検事の法事に出席するため福岡を訪れていた桑山と房江(余貴美子)を見かける。二年前、自分のアパートの前にいた桑山の顔を覚えていた道夫は、桑山が検事であることを知り、胸騒ぎを覚えるのだった。空港には幸子の姿もあった。二年前とは違う、気取りも知的な見栄もない、肉欲と嫉妬の強い女と化した幸子は、仕事を休んでまで道夫を追いかけてきたのだ。

その夜、幸子の待つ旅館へとタクシーで向かった道夫は、運転手から「お客さんは宮坂さんやなかと?」と声をかけられる。木工職人時代の同僚・江頭(伊東孝明)だった。道夫と旅館の女将らの会話から、道夫が竜子のコンサートのヘアメイクをやっていると知った江頭は、道夫にチケットを取ってほしいと言い出す。ずうずうしいと思いつつも、江頭は自分の過去を知る人物たけに、道夫は了承するしかなかった。部屋で待っていた幸子は、早速道夫の行動を詮索。幸子の濁った目は、道夫に忌まわしい過去を思い出させる。

翌朝、雅子が福岡に来るとの連絡が入る。幸子とのニアミスを避けようと画策する道夫だったが、雅子はなんと道夫の到着前に、竜子の楽屋に到着していた。動揺する道夫に構うことなく、竜子の目の前で早急な五千万円の返済を迫る雅子で......。

一方の幸子は、道夫が人を殺したと言っていた天拝山へと向かう。そこには、桑山と房江の姿もあった。二人が道夫の言っていた検事だと直感した幸子の脳裏に、一度は嘘だと信じた道夫の告白がよみがえってくる。さらに、房江の「7年前に村岡トモ子さんという女性が首を絞められて亡くなっていたんです」という言葉に、道夫の告白が真実だったと確信する幸子。

夕方、道夫と合流した幸子は、道夫を「人殺し」と罵る。「あんな話は俺の作り話だ。この俺が人殺しだって、本当にそう思っているのか」と迫る道夫に、涙を浮かべながら「会社を辞めてあなたのプロデューサーになる」と言い放つ幸子。そのすぐ傍に、激しくやり合う二人を冷やかな表情で見つめる雅子の姿があった......。

 

第4話「策略」のあらすじ

福岡までやってきた雅子(室井滋)から、店の出資金の半分である五千万円の返済を迫られた道夫(藤木直人)は、店を担保に金を借りて返すといい、雅子から実印を預かることに。そんな二人の話し合いに同席していた幸子(木村佳乃)は、道夫を放そうとはせず、帰京も順延。道夫は竜子(赤座美代子)の仕事に行くことすらできない。さらに、納得して東京に帰るはずだった雅子が、実印を取り戻すつもりで福岡に残っていることも、道夫を苦しめる。

翌日、幸子をようやく東京に帰した道夫は、その足で雅子のもとへと向かう。一度は道夫を疑い、実印を返してもらおうと思っていた雅子だったが、道夫に抱き寄せられ、その意思を変えてしまうのだった。

その頃、東京に戻った幸子は、フジ子(夏川結衣)に退職の意思を伝える。仕事を辞め、道夫の傍にいたいという幸子。そんな幸子に、フジ子は8年前から自分の心に住み続けているという男性の話を始める。

その夜、帰京した道夫は、弓子(南野陽子)の料亭で、雅子の実印を手に顧問弁護士の横田(升毅)と会っていた。雅子の承認済みだと嘘をつき、店の名義変更を依頼する道夫。全身の毛穴が開くような感覚の中、道夫は書類に実印をつく。

数日後、道夫の企みを、夫・伍一郎(団時朗)から聞かされた雅子は愕然。すぐさま道夫の部屋を訪れ、「弁護士に相談して警察に行くわ。覚悟しておきなさい!」と捨て台詞で去って行く。その錯乱ぶりを目撃していた隣人の岡野(石井正則)に、「あの人、自殺してしまうかもしれないよ」と呟く道夫。

その数日後、フジ子が道夫のもとを訪ねてくる。幸子が出版社を辞めたと報告に来たのだ。社長室で道夫に親しげな弓子の姿を見たフジ子は、嫌悪感を露わにする。雅子が遺書めいた書置きを残して失踪したのは、この日の午後のことだった。だが、伍一郎は警察に届けることなく、その翌日、道夫の店を訪れると、「雅子が書置きを残して姿が見えなくなったため、自殺をするかもしれないので探している」と告げる。「年下の悪い恋人に何千万円も貢がされて騙されたと泣いていた。心当たりはないか?」と続ける伍一郎だったが、道夫は冷静に否定。伍一郎はそのまま帰って行くのだった。

居合わせた幸子は道夫を問い詰める。昨夜、道夫は幸子の部屋にやってくることはなく、代わりに岡野に伝言を頼んでいたのだ。さらに、幸子は道夫の腕と手の甲に貼られたバンドエイドにも疑念を抱いていた。女にひっかかれた痕ではないかと疑う幸子に、傷は酔って倒れたときにできた傷だと言い訳する道夫。「僕はこの世に君だけしかいない。信じてくれ」と必死に語るものの、まだ半信半疑の幸子に、道夫は「婚約しよう」と告げる。その言葉に、笑顔を取り戻す幸子。

そして、雅子が失踪してから一週間後。御岳で雅子の遺体が発見された。房江(余貴美子)から雅子が首を吊って自殺したとの報告を受けた桑山(小林稔侍)は、道夫の犯行だと確信。8年前の事件で、自分が彼を逮捕しなかったことを深く悔やむ。

同じ頃、幸子は道夫から婚約指輪を受け取り、二人は正式に婚約した。祝杯をあげる二人の前にフジ子が現れる。雅子が遺体で発見されたと伝えに来たのだ。重い表情で席を外す道夫。残された幸子に対し、フジ子は「おめでとう。佐山さんはあなただけの人になったわね」と無表情で祝福する。その後、店を出た道夫は幸子の手を握り、結婚式について饒舌に語る。道夫への疑念を振り払い、幸せな結婚を夢見る幸子。そんな二人の姿を離れた場所から凝視するフジ子で......。

 

第5話「殺意」のあらすじ

雅子(室井滋)の死を警察が自殺と断定した頃、道夫(藤木直人)は幸子(木村佳乃)との婚約を発表。順風満帆な道夫の姿は、マスコミを賑わせていた。そんな中、道夫は雅子の夫・伍一郎(団時朗)から連絡を受け、波多野家を訪れる。道夫が雅子を殺害したと確信する伍一郎。彼は雅子が言っていた自分の愛人の話はでたらめだと言い、借金の返済を帳消しにする代わりに、雅子のことはすべて忘れるよう言い放つ。こうして、雅子の死の真相は、不都合な真実を封じ込めたいと考える者同士の密約の中に葬られた......。
 同じ頃、フジ子(夏川結衣)に、検察事務官の桜田(高知東生)が接触してくる。雅子は道夫に殺されたと熱弁を振るう桜田。しかし、フジ子はその説を否定。雅子の死亡推定時刻、道夫は自分と一緒にいたと嘘のアリバイを伝えるのだった。

その夜、弓子(南野陽子)から新店舗の出資金を受け取るため、ホテルのラウンジにいた道夫のもとにフジ子から雅子のことで話があるから自宅に来てほしいとの連絡が入る。リビングの壁一面に貼られた自分の写真に驚く道夫に、フジ子はアリバイの口裏合わせを提案。そして、自分と道夫との接点について初めて口を開く。

昔、堕胎手術のために佐賀の病院に入院していたフジ子は、そこで道夫と会っていたのだ。男に捨てられ、病室のベッドで泣いているフジ子に「元気を出して」とお地蔵様を握らせた道夫。死にたいと思っていた自分を励ましてくれた人。フジ子はそれから道夫のことをすべて調べ上げ、その存在を拠り所にいままで生きてきたのだった。道夫が大好きな幸子と結婚することも自分にとって喜びだという。そんなフジ子の告白に衝撃を受け、複雑な思いを抱く道夫。

その頃、一人道夫の帰りを待ち望む幸子は、惨めな気持ちを持て余していた。美容界のカリスマになり階段を昇っていく道夫と、会社を辞め、男に依存して生きていく自分。このままでは捨てられてしまうのではないか。不安に駆られた幸子は、道夫の隣人の岡野(石井正則)を呼び出すと、道夫が浮気していると相談を持ちかけ、特に6月10日の行動について確かめて欲しいと懇願。幸子の魅力に取りつかれている岡野は、猟犬のように道夫の行動を調べ始める。

一方、岡野があちこち調べ回っていることを知った道夫は、幸子の仕業だと確信し、岡野が幸子に報告することを知りつつ、彼の前で弓子と親しげにしているところを見せつける。岡野が幸子に報告するのも計算尽くだった。嫉妬する幸子を捨ててやろうと思っていたのだ。

岡野から雅子が行方不明となった6月10日の道夫の行動について報告を受けた幸子は、道夫が雅子を殺害したと確信。永遠に道夫を束縛できる ―― 幸子の眼にはうれし涙が浮かんだ。所轄の警察に行き、事件の詳細を尋ねる幸子。警察は自殺と断定しているため、捜査は完全に終わっていたが、幸子は現場に向かう。その帰り道、東青梅の駅の側で中華料理店を見つけた幸子は、道夫と雅子がその店に立ち寄ったことを確認。さらに、道夫が店の前でトラックの運転手・黒沢三郎(浜田学)とケンカしていたことも判明する。

その夜、引っ越しパーティ帰りの酔った道夫が幸子のマンションへとやってくる。口うるさい幸子に別れを切り出す道夫。逆上した幸子は、自分がいなければ道夫はここまでにはならなかったと豪語し、自分が昼間調べてきたことを道夫に突きつける。

その場に座り込み、「波多野さんが殺してくれと言ったんだ」と呟く道夫。そんな道夫の手を取り、このことを知っているのは自分だけであり、自分が道夫を守ると告げる幸子。

「一生僕は君の奴隷だ......」幸子にキスをしながら、彼女への殺意を抱く自分を予感する道夫で......。

 

第6話「殺害」のあらすじ

道夫(藤木直人)は青山に新しい『サヤマビューティルーム』をオープンさせる。女優や政財界の有力者、文化人が競って会員となり、開店資金を出資。そのことはマスコミにも書き立てられ、道夫は開店資金の調達だけでなく話題づくりにも成功する。だが店には、オーナーのように振る舞う幸子(木村佳乃)の姿があった。村岡トモ子(原幹恵)殺害に加え、雅子(室井滋)も道夫が殺害したと知った幸子は、彼の運命は自分の手の内にあると自信を取り戻し、道夫をがんじがらめに束縛していた。

そんな幸子に、依然として道夫の動向をうかがっていた桑山検事(小林稔侍)が接触を図ってくる。桑山は桜田(高知東生)の調査により、幸子が道夫の足取りを追って青梅に行ったことを知っていた。そんな桑山に対し、幸子は「道夫は雅子に頼まれて青梅駅まで車で送っただけ」と答え、道夫を侮辱するなら告訴すると毅然と答える。二人のやり取りを見ていた道夫は安堵の表情を浮かべるが、「あなたの首には私の縄がかかっているんだから」という幸子の言葉に痛めつけられる。

そんなある日、道夫は地方での仕事に、取材の名目でフジ子(夏川結衣)を呼び出す。これまでと違い、きちんとメイクをして道夫の前に現れるフジ子。フジ子の告白以来、二人の間には違う時間が流れ始めていた。それでもどこか警戒気味のフジ子に、道夫は「幸子と別れたい」と相談を切り出す。道夫にキスされ、気を失うフジ子。道夫は彼女の心までも我がものにしてしまうのだった。

同じ頃、幸子は弓子(南野陽子)の料亭にいた。道夫をめぐってにらみ合いになる二人。そこへ弓子のパトロンが乗り込んでくる。幸子が弓子と道夫の関係を告げ口したのだ。パトロンに突き放され、顔面蒼白となる弓子。その数日後、弓子は自ら命を絶ってしまう。

弓子が死んだことで、マスコミからスキャンダルのターゲットとされた道夫は、外も歩けない状態になる。フジ子はそれを押さえ込もうと情報操作に奔走するが、騒動を引き起こした幸子本人は悪びれもせず、ウジ虫を退治したと居丈高に振る舞い、道夫の給料にまでも口を出すように。

さらに、道夫がフジ子を誘惑したと直感した幸子は、村岡トモ子殺害を自白する道夫の録音声を突きつけ、彼を一層縛り付けようとする。だが、その行動こそが、道夫の中にあった幸子への殺意を確実なものとしてしまうのだった。

幸子の殺害を決意した道夫は、フジ子に岡野(石井正則)の取材を依頼。"鬼才・岡野正一"と紹介された岡野のもとへ、食品会社のキャンペーンポスターの仕事が舞い込む。幸子にも励まされ、当初は張り切っていた岡野だったが、身の丈に合わない大きな仕事を抱え、プレッシャーに押しつぶされそうになっていた。さらに、道夫の動向を探る幸子にその後も度々呼び出され、その帰りに漂う香水の匂いに、妻の和子(三浦理恵子)も気づいてしまう。だが、それこそが道夫の狙いだった。

ある夜、フジ子の自宅を訪ねた道夫は、幸子に男がいると嘘をつき、男がいるときに彼女のマンションに乗り込むため、アリバイ作りに協力して欲しいと依頼。そして幸子には、その日、幸子のところにポスターを届けるよう岡野への伝言を頼むのだった。

事件当日。道夫はフジ子の到着を待ち、幸子のマンションへと向かう。その直後、社長室の電話が鳴った。道夫を待つ幸子がかけてきたのだ。その瞬間、道夫の真意に気づいたフジ子は、衝撃を受けつつも、道夫の頼み通り、アリバイ作りに協力する。一方、幸子の部屋に到着した道夫は、靴のプレゼントにはしゃぐ幸子の首にスカーフを巻きつけると、涙を流しながら絞め上げる。そして、自分が部屋を訪れた痕跡を消すと、慌てて部屋を出ていくのだった。

入れ違いにやってきた岡野は、鍵の掛かっていないドアを開け、部屋の中へと入っていく。そして、ソファーに倒れている幸子の顔に置かれた帽子を外した岡野は、涙を流しながら息絶えている幸子の姿に驚がくし、悲鳴を上げながら逃げ出してしまう。

フジ子が待つ社長室へと戻った道夫は、幸子の部屋から持ち出したボイスレコーダーを再生する。そのとき、道夫の携帯が鳴った。岡野からだった。電話に出たフジ子の声に戸惑う岡野。そして転がるようにアパートに戻ると、布団をかぶって震え出す。その頃、道夫はフジ子の胸に抱かれ、幸子を想いながら静かに涙を流していた......。

 

第7話「隠滅」のあらすじ

道夫(藤木直人)が幸子(木村佳乃)を殺害した翌日、警察から道夫のもとに連絡が入る。幸子の遺体を確認した道夫は、岡野(石井正則)が幸子に夢中だったと証言。岡野は道夫によって巧妙に仕組まれた罠にはまり、幸子殺害の容疑で逮捕される。物的証拠、目撃者の存在に加え、妻の和子(三浦理恵子)までもが、その夜はもちろん、最近では頻繁に、岡野から幸子の香水の香りがしたと証言し、房江(余貴美子)は岡野の起訴を決定。事件の直前、房江は高等検察庁から東京地方検察庁に移動となっていたのだ。

約束通り、道夫はフジ子(夏川結衣)の髪を切る。「幸子は弱かった。あなたを愛しきれなかった。私は死んでもあなたを守ってみせる」そう宣言するフジ子だったが、その言葉通り、見事なまでに道夫のアリバイ作りを援護し、道夫が容疑をかけられることはなかった。だが、桑山(小林稔侍)と桜田(高知東生)だけは、道夫が犯人だと確信。桑山は天拝山事件以来の無念を晴らすため、検事を辞職し、岡野の弁護士となる意志を固める。

岡野への取り調べは壮絶を極めた。和子が別れるつもりでいると知らされた岡野は、和子に会いたい一心で、やってもいない殺人を自供。嘘の供述を重ねていく。計画通りに岡野が自供したことで、殺人の罪から解放され、安堵する道夫。世間は婚約者を殺されたかわいそうなカリスマとして道夫に同情を寄せ、店はますます繁盛する。

一方の桑山は小さなビルの一室に弁護士事務所を開所。事務官を辞めた桜田と娘の亜希(田丸麻紀)も桑山を手伝うことに。

それから数日後、道夫のもとに、雅子(室井滋)が死んだ日に、雅子と一緒にいる道夫を見たというトラック運転手・黒原(浜田学)から一通の手紙が届く。そこには、現在自分はタクシー運転手をしており、幸子が殺害された夜、信濃町から道夫をタクシーに乗せたと書いてあった。フジ子は手紙の内容に不自然さを感じ、会うのを止めるが、道夫はその男に会いに行く。

待ち合わせ場所にいたのは、確かに雅子を殺害した日に口論をしたトラック運転手だった。だが、タクシーに乗ったのは自分ではないと否定する道夫に、黒原は婚約者である幸子のマンションから出てきたから道夫に違いないと反論。そこにフジ子が現れ、誰に頼まれのかと黒原を問い詰める。さらに、狼狽する黒原がしている腕時計をボイスレコーダーだと直感。フジ子は黒原に突き飛ばされてしまうが、道夫は必死にその腕時計を奪い取るのだった。

同じ頃、桑山は岡野と接見していた。国選弁護人として弁護をすることになったと告げる桑山に、岡野は和子との面会を要求。だが、和子が失踪したことを聞かされた岡野は、突然「僕は幸子さんを殺していない。和子に会わせてやるからと言われ、自供しただけだ。僕は犯人じゃない!」と叫び出す。

その足で道夫の店を訪れた桑山は、検察を辞めたこと、岡野の弁護を担当することを告げる。そして、岡野が自供をくつがえしたことを報告すると、黒原から奪ったレコーダー付の腕時計を返すよう要求し、トモ子、雅子、そして幸子を殺した罪を暴くと宣言するのだった。

店の中に戻った道夫は、社長室に鍵をかけると、幸子のボイスレコーダーを手に取る。幸子にトモ子殺害を告白する道夫の声が録音されたレコーダーだ。部屋の中にいたフジ子は道夫の手からそれを奪うと、火をつけた。店の外にいた桑山と桜田は、社長室で何かが燃えているのを発見し、社長室まで駆け上がると、ドアを激しく叩く。部屋の中では、道夫が燃えていくボイスレコーダーを見つめながら、すべてを知っているフジ子もまた殺すことになるのだろうかと自問自答していた......。

 

第8話「自決」のあらすじ

幸子(木村佳乃)殺しの裁判で、岡野(石井正則)を弁護することになった桑山(小林稔侍)は、幸子殺害に残る疑惑を、雑誌『女性回廊』に掲載しようと画策していた。

一方の道夫(藤木直人)は、かつて勤めていた『ムラセ』のオーナー夫人・みな子(荻野目慶子)の導きで、日本を代表する総合美容チェーン『ビューティーナカヤマ』の会長・中山早苗(池内淳子)との面会をはたす。道夫の美しさだけでなく、飽くなき野望にも魅せられた早苗は、巨大美容チェーンの後継者に道夫を指名。二人は契約の口づけを交わす。

さらに早苗は、道夫にフジ子(夏川結衣)との結婚式を勧める。驚くフジ子とは対照的に、快諾する道夫。フジ子は愛する道夫との結婚に喜びを感じつつも、戸惑いを隠せない。さらに幸子のことを思い躊躇するフジ子に、道夫は「結婚するか、殺されるか、どちらかを選べ」と言い放つ。

翌日、二人は結婚式を挙げる。その記事は各紙のトップを飾った。さらに、道夫が『ビューティーナカヤマ』の後継者に指名されたことを発表したため、同じタイミングで発売された『女性回廊』の道夫の疑惑を報じる記事は、世間の注目を集めること無く不発に終わってしまう。

その数日後、青山の店にみすぼらしい様相の女性が現れる。それは、道夫が6歳のときに失踪した母・槙子(柏木由紀子)だった。余命わずかという槙子の髪を切り、フジ子とともにもてなす道夫。しかし、そんな道夫に、槙子は「あんた、やったよね」と、幸子殺しの疑いの目を向けるのだった。

そんな中、いよいよ幸子殺害事件の公判が始まる。岡野は自供を覆していたが、房江(余貴美子)は検察の威信にかけて岡野犯行説を立証するため、岡野の妻・和子(三浦理恵子)を証人として召喚する。和子の姿を見た途端、取り乱す岡野。

第一回公判後、道夫の過去について再調査していた桜田(高知東生)は、道夫とフジ子の接点に辿り着いたことを桑山に報告。二人の過去を知った桑山は、フジ子を弁護側の証人として召喚することに。証人要請の封書を受け取り、不安を感じるフジ子。さらに、槙子の病室にまで自分を探しに来た桑山に、更なる不安を募らせる。

一方、道夫は房江に銀座のバーに呼び出される。その店は、亡き雅子(室井滋)の夫・伍一郎(団時朗)が愛人にやらせている店だった。近々、再婚するという伍一郎は、雅子のことや再婚について騒ぎ立てられても困ると怪訝な顔で道夫と房江を追い返す。

帰り道、自分が疑問に思っていることを道夫にぶつける房江。雅子の死は伍一郎にとって都合がよかったのではないか。それならば、道夫に疑念を抱いても他人には言わない。しかし、幸子がそのことを疑ったとしたら、どうなるのだろうか......。岡野を起訴したものの、房江の中にも道夫への疑念が生まれていたのだ。

房江に疑われていることを知り、不安を隠せない道夫はフジ子に当たるが、そのフジ子も、「私、死んじゃおうかな」と口にするほど、不安に苛まれていた。

そして、幸子殺害事件の第五回公判当日。弁護側の証人として証言台に立ったフジ子は、桑山から佐賀時代の道夫の関係を問いつめられ、辛い過去を暴かれてしまう。房江は女性として看過できないと桑山の追求を阻止しようとするが、フジ子は自分の意志で告白を続ける。その言葉には、道夫への愛と盲従が込められていた......。

これで、フジ子が証言した道夫のアリバイの信憑性を問える。それが桑山の狙いだった。だが、フジ子は槙子の病室に寄った後、自宅に房江宛の長い手紙を残し、姿を消してしまう。同じ頃、道夫は早苗の後継者として、『ビューティーナカヤマ』グループの美容師たちの前で意気揚々とあいさつをしていた。そんな道夫の耳にフジ子が行方不明になったとの連絡が入り......!?

 

最終回「英断」のあらすじ(ネタバレ注意)

房江(余貴美子)に遺書めいた手紙を残し、フジ子(夏川結衣)が失踪した。その直後、道夫(藤木直人)の母・槙子(柏木由紀子)の容態が急変してしまう。病室で母を見守る道夫のもとに、フジ子から連絡が入る。彼女が無事だったことに安堵したのか、槙子はフジ子との短い会話の後、静かに息を引き取るのだった。

フジ子がいるという山中湖へ急行し、彼女と再会した道夫は、裁判ですべてを打ち明けると告白する。だが、フジ子はそれを受け入れることなく、「どんなことをしてもあなたを守る」と言い残し、自ら湖に身を投げてしまう。続いて、湖に飛び込む道夫。だが、助かったのは道夫だけだった。病院のベッドで目を覚ました道夫は、フジ子の訃報に愕然とする。しかも、警察は道夫がフジ子を湖に突き落としたと疑っているらしく、フジ子の遺体は検証のため解剖に回されてしまう。

その頃、地検では岡野(石井正則)が心神喪失状態で裁判を続けるのが難しいとの判断が下されようとしていた。このまま起訴が取り下げられてしまえば、道夫の罪を暴く機会が失われてしまう。頭を抱える桑山(小林稔侍)のもとに、娘の亜希(田丸麻紀)が、和子(三浦理恵子)を連れてやってきた。和子に励まされた岡野は表情を一変させ、自分は幸子(木村佳乃)を殺していないと力強く答える。事件当夜の記憶を取り戻したのだ。

数日後、フジ子と槙子の葬儀が執り行われた。焼香に訪れた桑山を責める道夫。そして、裁判は続行されることになった。美容界のトップに立つという自分の野望を叶えるため、ビューティーナカヤマを継ぐために、早苗(池内淳子)と共にニューヨークへ向かうという意欲を見せる道夫。それは、すべてを賭してくれたフジ子の想いに報いることでもあった。ニューヨークへのフライトを夜に控えたその日、すべての準備を終えた道夫は、証人席に着く。道夫にとって運命の裁判、幸子殺害事件の第7回公判が始まった......。

なぜかスクリーンには、雅子(室井滋)の写真が映し出されており、桑山は雅子が失踪した日、一緒に青梅に行ったかと尋ねる。さらに、道夫が雅子を殺害したと言わんばかりの質問を続ける桑山に、冷静に答えていく道夫。

続いて、検察側による尋問が行われる。房江が朗読したフジ子の手紙には、自分が幸子を殺害したと書かれていた。だが、道夫はフジ子が幸子を殺すはずはないと答える。自分を救うために書いた嘘だと続ける道夫に、「では、あなたが犯人なの?」と問う房江。自分ではないと否定する道夫に、桑山は「お前が殺したんだ!」と声を荒げる。

あくまでも幸子殺害を否定する道夫。幸子もフジ子も自分を応援してくれた。だから、自分はニューヨークに行かなくてはならないと言い切ったその時、突然、村岡トモ子殺害を告白する道夫の声が流れる。幸子が遺したパソコンの中に、データが残っていたのだ。作り話だと誤魔化し、法廷を去ろうとする道夫に、桑山は母・槙子がなぜ道夫に会いに来たのかを問う。「知らない」と答える道夫。すると桑山は「敦夫、あんた、やったんだろ」とつぶやいた。それを聞いた道夫の脳裏に、「あなた、やったよね」という槙子の言葉がよみがえる。さらに桑山は、「母は正直に罪を告白し、償って欲しかったのではないか。しかし、そのことを言えないまま亡くなってしまった。悲しかろう。親らしいことを何ひとつできなかったからな」と続ける。それを聞いた道夫は証人席に戻ると、涙を流しながら告白するのだった。
「フジ子は殺していません。他の三人は私が殺しました」

「フジ子は母の魂に誓って殺していない。僕はフジ子を愛した。信じた。そのことを母は本当に喜んでくれていると思う」
 道夫はフジ子がずっと大切にしてきたお地蔵様を握りしめながら、涙を流した。その言葉に房江は安堵し、桑山は「お前とは長い付き合いだったな」と言葉をかける。

道夫の脳裏には、フジ子の「波多野さんも幸子も私も、あなたの野望の光に吸い寄せられた、蝶のようなものだった」という言葉がよみがえっていた。

閉廷後、みな子(荻野目慶子)が早苗に携帯電話で報告をする横を、道夫が通り過ぎる。道夫は自分の店に向かおうとしていた。だが、刑事に身柄を拘束されてしまう。外では、道夫の野望の火を消すかのように、強い雨が降っていた......。

※テレビ朝日HPより引用

ゴーストフレンズ

 

ゴーストフレンズの概要

2009年4月2日からNHK系列で放映。交通事故をきっかけに幽霊、ゴーストが見えるようになった女子高生がゴーストとの交流を通して成長していく様子を描いたファンタジックコメディドラマ。

主演は、「どんまい!」以来3年半ぶりにNHKの連続ドラマに登場する福田沙紀。

ゴーストフレンズ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

ゴーストフレンズの主題歌


ゆず  「逢いたい」 

 

ゴーストフレンズの出演者

神谷明日香 ...... 福田 沙紀
速水カイト ...... 西島 隆弘
斧あやか ...... 片瀬 那奈
入山法子 ...... 本郷 美空
入江甚儀 ...... 神谷 武志
神谷孝太郎 ...... モト冬樹
岡田義徳 ...... 新庄 辰巳
神谷聖子 ...... 友近
鰐淵晴子 ...... アンナ 

 

 

ゴーストフレンズのスタッフ

脚本:高橋留美、増本庄一郎 ほか
音楽:窪田ミナ
演出:笠浦友愛・梛川善郎・山下白・田中英治(NHKエンタープライズ)
プロデューサー:谷口卓敬
制作統括:谷口卓敬(NHKエンタープライズ)、遠藤理史(NHK)

 

 

ゴーストフレンズの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月2日 私、見えるんです 4.1%
第2話 2009年4月9日 好きになっちゃダメ? 3.7%
第3話 2009年4月16日 危険な片思い 3.9%
第4話 2009年4月23日 恋のゴーストのど自慢 3.8%
第5話 2009年4月30日 必勝! 恋のデッサン講座 3.1%
第6話 2009年5月14日 最後のプレゼント 3.5%
第7話 2009年5月21日 ずっとそばに 4.4%
第8話 2009年5月28日 守ってあげたい 3.1%
第9話 2009年6月4日 最後の手がかり 3.3%
最終回 2009年6月11日 さよなら、ゴーストたち 3.1%

 

 

ゴーストフレンズのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「私、見えるんです」のあらすじ

神谷明日香(福田沙紀)は高校三年生。半年前のバス事故で命を落とした親友・ミク(水崎綾女)とユイ(愛衣)がゴーストとなって現れてからというもの、ゴーストたちからさまざまな願い事をもちかけられ、いつも振り回されっぱなしだった。バイト先の店主・あやか(片瀬那奈)に誘われて行ったファッションショー会場で、謎の青年・カイト(西島隆弘)に明日香は出会う。ミクから、生きていた頃の恋人・拓海(川久保拓司)とのデートをセッティングするよう頼まれる明日香だが、デートは大失敗。落ち込んだ明日香はゴーストの少年・ケンタ(吉川史樹)の頼みで彼を病院に連れて行くが、そこでもケンタが騒ぎを起こし、ゴーストたちの助けになっているつもりでいた自分にすっかり自信をなくす。ケンタが香菜子(富田麻帆)という入院中に親しくなった女性の消息を知りたがっていることを知った明日香は、彼女の居所をつきとめ、カイトと力を合わせて香菜子を誘い出し、ふたりの再会を実現し、香菜子に笑顔を取り戻させる。明日香の心に光がさしたのも束の間、カイトからの「ぼくはゴーストなんだ」という告白に明日香は衝撃を受ける。

 

第2話「好きになっちゃダメ?」のあらすじ

明日香(福田沙紀)はカイト(西島隆弘)がゴーストであることを知り、大きく動揺していた。カイトはかつて彼とともに死亡した美空(入山法子)という女性のゴーストを探していた。明日香はカイトのことを調べ、彼と美空の同乗した車が、ミク(水崎綾女)たちが命を落としたバス事故に巻き込まれていた事実を知る。美空に唆されたゴースト・岡本(尾美としのり)が明日香の学校の教師・新庄(岡田義徳)にとりつき、大騒ぎを起こす。

 

第3話「危険な片思い」のあらすじ

明日香(福田沙紀)はカイト(西島隆弘)への思いを抱えながら、卒業後の進路の選択で迷っていた。美術大学に進めたら、との気持ちはありながら、自信のなさが明日香を立ち止まらせていた。明日香のバイト先のアクセサリー店「マージュ」に、奇妙な客が入れ替わり立ち代り訪れ、カフェスペースでありったけのメニューを注文する。

「同じゴーストがさまざまな人間に取り付いているのかもしれない」と言うカイト。ゴーストに取り付かれると肉体は大量のエネルギーを消費するため、食事をたくさん取るようになるのだ。明日香はゴースト・隆弘(村杉蝉之介)を発見する。隆弘は生前、「マージュ」の店主・あやか(片瀬那奈)を自分の理想とするアニメ・キャラと同一視していた。交通事故で死亡した隆弘はあやかのストーカーとなって店に頻繁に訪れていたのだ。ゴーストと人間のあいだに恋は成立しないのか?

カイトを思う明日香は隆弘のその心情は理解できるが、他人の気持ちを無視する行為だけは許せない。刃物を振り回す隆弘から明日香を守ろうとして、カイトが傷つく。隆弘は改心し、明日香はカイトへの恋をはっきりと自覚する。

 

第4話「恋のゴーストのど自慢」のあらすじ

大を受験するかどうかの迷いに加えて、カイト(西島隆弘)を好きになってしまった悩みを抱えこむ明日香(福田沙紀)。ゴーストたちの願いごとへの対応もあり、明日香はほとほと疲れ果てていた。ストレス解消に訪れたカラオケボックスで熱唱する明日香のかたわらに、ゴースト・花代(島かおり)があらわれる。花代は病に臥せっている初恋の男性・正造(石濱朗)を元気付けるために、彼の好きな歌をテレビの歌番組に出て歌ってあげて欲しいと明日香に頼む。

人前に出るが苦手な明日香だったが、カイトの励ましを受けて歌の特訓に精を出し、「生きているときと違って、いまがいちばん自由で楽しいの」という美空(入山法子)への対抗心から、自分の力で何かをやり遂げてみせることを宣言する。ついに歌番組の本番日。明日香は「見上げてごらん夜の星を」を熱唱し、その歌声は病床の正造に、そして美空に届く。結果はなんと合格。翌日、明日香は美大を受験することを決心する。そんな折、カイトがとつぜん体に変調をきたし、明日香の目の前で倒れるが・・・。

 

第5話「必勝! 恋のデッサン講座」のあらすじ

明日香(福田沙紀)は美術大学の受験を決意したが、予備校に通う多くの受験生たちの描く絵と自分のものを見比べると、合格できる自信はまったく持てない。ある日、父・孝太郎(モト冬樹)がひらく料理教室で、明日香はゴースト・幸平(マギー)を発見する。幸平は、教室の生徒のひとりである昌子(桃生亜希子)の幼馴染だったが、自分が死去したのち、同じ幼馴染の信二(星野源)と昌子の仲がなかなか進展しないことに気をもんでいた。美大の講師だった幸平から絵の手ほどきを受けることと引き換えに、明日香は彼の願いを叶えることを引き受ける。

ふたりのあいだの雰囲気を盛り上げるために、幸平は明日香にダブルデートを企画するように促す。明日香はカイトを誘い、ダブルデートを決行。徐々にふたりの心は近づいているように見えたが、実は昌子に求婚する別の男性も存在していた。美空(入山法子)が昌子にとりついて、信二と昌子の恋をアシストする。明日香にたいする見方を少し変えた美空が、初めて明日香に協力したのだった。いっぽう、カイトは自分の仮の体に期限があることを知り、明日香とのあいだに距離をおこうとする。

 

第6話「最後のプレゼント」のあらすじ

明日香(福田沙紀)はカイト(西島隆弘)の肉体の期限のことを知らずに、彼がなぜ自分と距離をおきたがるのかわからずに悩んでいた。明日香の級友のナオ(渋谷飛鳥)の母親・泉(横山めぐみ)のゴーストが現れ、生前、十分に愛情を注げなかったナオに遺産を受け取らせたいと明日香に頼む。ナオが幼いころ、泉は娘を置き去りにするかのように家を飛び出し、自分のファッションブランドを創業して成功をおさめた。

生前の美空がそのブランドを好きだったことから、カイトはもしや美空が現れるのではとブランドの本社ビルの近くで注意をこらしていると、美空が現れ、カイトをふりきってビルに入りこむ。カイトの事情を知った泉は、カイトがビルに入れるようにする代わりに、明日香に頼みを引き受けさせようとする。明日香は泉の願いを引き受け、ナオをビルに連れて行く。泉が受け取らせようとしたのはビルそのものだったが、ナオは拒み、母との思い出の鉢植えの花だけをもらって帰っていく。母と娘の和解だった。

カイトは美空のいる場所にたどり着くが、心の溝は埋まらない。美空が明日香の高校にパニックをひき起こし、カイトの心は傷つく。

 

第7話「ずっとそばに」のあらすじ

明日香(福田沙紀)は、カイト(西島隆弘)が美空(入山法子)のことで悩む姿が辛かった。ゴーストの女子中学生・ケイ(荒井萌)が、両親もなく一人ぼっちで暮らしている姉・静香(大平奈津美)を心配し、明日香に助けを求めてくる。静香は誰にも心を許さず、孤独な暮らしを送っていた。明日香はケイに死因をたずねるが、ケイは自分が死んだ原因がわからない。

明日香はカイトにケイのことを相談し、静香から真相を聞きだすために彼女の誕生日パーティーを企画する。そのパーティーで静香は「私がケイを殺した」と言う。驚く明日香たち。ケイがつきあっていた敦(相馬圭祐)のことが好きだった静香は、敦からケイへの待合せ場所の伝言をわざと間違えて伝え、そのためにケイは電車事故にあって死んだのだという。

しかし、真実は違った。敦とつきあっているというのはケイの嘘で、敦は静香の自分にたいする気持ちを聞きたくて、ケイと待ち合わせをしていたことがわかる。明日香は姉妹の架け橋となり、互いの誤解を拭い去る。美空がいまもカイトを愛していることを知り、そのことをカイトに告げた明日香は、ふいにカイトから抱きしめられる。

 

第8話「守ってあげたい」のあらすじ

明日香(福田沙紀)はカイト(西島隆弘)に突然抱きしめられたことの当惑を引きずっていた。この世にやってくるための決まりとしてカイトに与えられた仮の肉体がその期限を迎えたとき、肉体だけでなくカイトの魂さえも消滅してしまうことが、ゴーストの番人・アンナ(鰐淵晴子)からカイトに告げられる。

明日香の弟・武志(入江甚儀)が、明日香のバイトする「マージュ」にやってくる。店主・あやか(片瀬那奈)にデートを申し込むためだ。OKの返事をもらい幸せそうに家に帰る武志のあとをゴーストの二人組がつけていくことに、カイトが気づく。

明日香の家で武志が彼らに誘拐されそうになるのをカイトは必死に阻み、明日香は武志を守るため、武志の初デートをカイトとふたりで監視する。デートは何事もなかったが、武志の恋の告白はあやかに受け入れてもらえなかった。落ち込む武志を励ます明日香。それはカイトを好きになった自分を励ますことでもあった。ふたたび怪しげなゴーストのグループが現れ、明日香はさらわれそうになる。かれらの標的は実は明日香だったのだ。慄然とする明日香は、カイトに思わず抱きついてしまう。

 

第9話「最後の手がかり」のあらすじ

明日香(福田沙紀)とカイト(西島隆弘)は、ゴーストたちが次々に人間を誘拐する理由がわからずにいた。あやか(片瀬那奈)の店「マージュ」で明日香は落語家のゴースト(古今亭菊生)と出会い、黒いタクシーの運転手がゴーストたちに人間への取り憑き方を教えていたことを聞かされる。そのタクシーを探し出すことができれば、美空(入山法子)がどこに身を隠しているかがわかるかもしれないのだ。

カイトと美空を会わせたいと思う明日香は「運転手を探そう」とカイトを促すが、美空はもう以前の彼女ではないと思うカイトは首を縦に振らない。明日香は自分がゴーストが見えることを家族や友人に打ち明ける。周囲の人間たちは驚きながらも明日香への理解を深め、カイトとともに明日香をゴーストたちから守ろうとする。ついに黒いタクシーの運転手(小市慢太郎)を探し出した明日香とカイトは、彼の秘められた真実を知る。

彼は元警官で、捜査中に殺された同僚(正名僕蔵)のゴーストとともにその犯人を探してタクシーを走らせ、犯人の情報を得るために人間への取り憑き方を多くのゴーストたちに教えていたのだ。

 

最終回「さよなら、ゴーストたち」のあらすじ(ネタバレ注意)

ゴーストたちにさらわれた明日香(福田沙紀)は、自分と同様にゴーストが見える少年少女たちとともに人里離れた廃校に閉じ込められてしまう。タクシーの運転手・佐藤(小市慢太郎)とともに、カイト(西島隆弘)、ミク(水崎綾女)、ユイ(愛衣)は明日香を救出に向かう。ゴーストたちの裏で糸を引いているのは、やはり美空(入山法子)だった。ゴーストが見える人間たちに邪魔されることなく、思うがままに人に憑依してもういちど人生を生き直そうという邪悪な計画を、美空は始動させていたのだ。

カイトたちが廃校に突入し、ゴーストたちとの乱闘がはじまる。そのさなか、カイトの仮の肉体の使用期限が終わり近くなり、危機がカイトたちに迫る。明日香は自分の体にカイトと美空のふたりを憑依させ、三人の記憶が明日香の中で初めて交わり、明日香も、そして美空も知らなかった、カイトの隠された過去の秘密が明らかになっていく。

※NHKHPより引用

京都地検の女 第5シリーズ

 

京都地検の女 第5シリーズの概要

2009年4月23日からテレビ朝日系列で放映。2003年から第1シリーズが始まり、この春スタートの作品は、第5シリーズとなる。

"主婦の勘"を武器に事件を解決する女性検事・鶴丸あやが主人公の検察ミステリードラマ。

主演は名取裕子。第5シリーズからの新レギュラーとして、寺島進が登場。

京都地検の女 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

京都地検の女 第5シリーズの主題歌

THE ALFEE  「桜の実の熟する時」 

 

 

京都地検の女 第5シリーズの出演者

鶴丸 あや ...... 名取 裕子
成増 清剛 ...... 寺島 進
太田 勇一 ...... 渡辺 いっけい
高原 純之介 ...... 蟹江 敬三
池内 弘二 ...... 益岡 徹
鶴丸 りん ...... 脇沢 佳奈
柿野 たまこ ...... 小林 千晴
成増 清一 ...... 福本 清三 

 

 

京都地検の女 第5シリーズのスタッフ

脚本:西岡琢也、塩田千種、岩下悠子、西村康昭
音楽:大島ミチル
監督:石川一郎、麻生学、藤岡浩二郎
チーフプロデューサー:井上 隆(テレビ朝日)
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)、小島雄嗣(東映)
制作:テレビ朝日、東映

 

 

京都地検の女 第5シリーズの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月23日 おかえり!鶴丸検事 12.8%
第2話 2009年4月30日 片恋のレシピ 11.9%
第3話 2009年5月7日 亡き妻の秘密 11.4%
第4話 2009年5月14日 父親嫌い 12.4%
第5話 2009年5月21日 太田事務官の恋 10.8%
第6話 2009年5月28日 贋者 13.1%
第7話 2009年6月4日 高原副部長、刺される!! 12.5%
第8話 2009年6月11日 成増刑事の失策! 12.3%
最終回 2009年6月18日 あやへの挑戦状! 12.5%

 

 

京都地検の女 第5シリーズのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「おかえり!鶴丸検事」のあらすじ

島根に転出した鶴丸あや検事(名取裕子)が戻ってくるというウワサに、京都地検・事務官の太田勇一(渡辺いっけい)は戦々恐々、あやの元上司の高原副部長(蟹江敬三)に確かめに行く。だが、ウワサは嘘でありますようにとの願いも空しくあやの復帰は本当だと聞かされ、太田はがっくりと肩を落とす。

1年半ぶりに京都地検に戻ったあやを、太田は再び事務官として補佐することになるが、あやはテキパキと仕事をこなし、定時には帰るという以前とはまるで正反対の働きぶりで、太田はどういう心境の変化かと首をひねるばかり。さらに、あやは座禅に凝っていて、これまた太田を驚かせる。いったい島根であやになにがあったのか?

数日後、城山健一(辻村綾二)という殺人事件の容疑者が、あやのもとに送致されてくる。城山は実母を殺して逃走するところを、向かいのマンションの住人・木村芳子(楠見薫)に目撃され逮捕されたものだった。だが、城山はあやの前で犯行を否認する。

そんな中、京都府警捜査一課の警部補が事件のことであやに会いたいと連絡してくる。その警部補・成増清剛(寺島進)に会ったあやは、驚きの声を上げる。成増は、座禅が組める場所として太田から紹介された寺の住職だったのだ。成増は実家が寺で僧侶の資格を持っているという。

成増は、今回の殺人事件に関して、「城山はシロだ」と断言し、あやをイラつかせる。そんな中、商店街を歩いているあやの後をつけている男(草野康太)を主婦仲間が発見して...!?

 

第2話「片恋のレシピ」のあらすじ

京都地検の鶴丸あや検事(名取裕子)のもとに強盗殺人の被疑者・大久保(戸辺俊介)が送致されてくる。夜の路上で主婦の野村留美(園英子)を包丁で刺殺し、財布を奪おうとしたところを通行人に見られて逮捕されたものだった。

大久保は有機野菜の栽培で生計を立てていて、逮捕されたときに彼が野菜を卸しているレストランの手書きのコーヒー無料券を持っていた。大久保は犯行を自供するが、事件を起こす前は自宅で夕食を摂っていたという彼の供述に疑問を持つ。警察で家宅捜査した折の写真では、食卓に食事が用意されていて、刺身の食べかけが残っていた。果たして、食事の途中に強盗など思いつくものだろうか?

あやは、京都府警で成増(寺島進)、池内(益岡徹)両刑事に会い、疑問をぶつける。だが成増は、食卓の写っている写真に醤油差しがないことに着目、切れた醤油を買いに出て、とっさに犯行に及んだのではないかと反論する。

納得できないあやは、事務官の太田(渡辺いっけい)が嫌な顔をするのも取り合わず、事務官見習いの本木(森翼)を連れて、一人住まいだった大久保の家に出かけていく。そして、大久保の家の冷蔵庫の中に醤油が入っているのを見つける。いい醤油ほど常温で置いておくと味が変わる。大久保はそれを知っていて、冷蔵庫に入れたに違いない。あやの"主婦の勘"はこの事件の裏に何かがあると告げていた。

そこであやは、大久保が持っていたコーヒー無料券の配布元であるレストランを訪ねる。そこにはオーナーシェフの美山紀香(伊藤かずえ)がいて...。

 

第3話「亡き妻の秘密」のあらすじ

京都地検の鶴丸あや検事(名取裕子)は、仲のよい主婦と、いつものように近所の商店街で井戸端会議を開いていた。そんな中、万引き犯を発見、皆で協力して男を取り押さえる。被害に遭った商店主によると、男は万引きの常習犯だという。

やがて、その男・瀬名昭彦(曾我廼家文童)があやのもとに送致されてくる。調べによると、瀬名は数か月前に妻・美江子(服部妙子)を病で亡くし、その寂しさを紛らわせるために、よく妻と通った商店街で万引きを働いていたという。あやは、本人が深く反省していることを考慮し、起訴は見送ることにした。

数日後、神社の境内で証券会社に勤める小野原義雄(石田登星)の遺体が発見される。被害者は石段の下に倒れていて、石段の上には人の争ったような跡があった。捜査にあたった成増刑事(寺島進)は、現場に万年筆が落ちているのを発見する。

一方、瀬名のことが気にかかるあやは、その後の様子を知るために彼の家を訪ねる。ところが、そんなあやに瀬名は、妻には生前男がいたと言い出した。その証拠だと、瀬名は一枚のレシートをあやに見せる。そのレシートは文具店で万年筆を買ったもので...!?

 

第4話「父親嫌い」のあらすじ

池内刑事(益岡徹)の住むマンションで殺人事件が発生した。池内と同じ階に住む主婦・下田好恵(鈴木法子)が首を絞められて殺され財布を盗まれていたのだ。キッチンには使い古されたレンジのフィルターが転がっていた。数か月前にもフィルターの交換を装った強盗事件があったことから、調べに当たった池内や成増刑事(寺島進)は、同一犯の仕業を疑う。

たまたまこの日、岡山で独り暮らしの池内の父・吾一(北村総一朗)が池内のマンションを訪ねており、犯人とすれ違ったことがわかる。とっさのことで、犯人の顔はわからないものの、穿いていたスニーカーの紐が立て結びになっていたと証言する。そして、ケンカで連行されてきた宮崎(萬雅之)という男の足元を見た吾一は、この男に間違いないと断言、宮崎は逮捕され犯行を自白する。「息子の役に立った」と大喜びの吾一。

数日後、宮崎があや(名取裕子)のもとに送致されてくる。だが、宮崎は犯行を否認、さらに、宮崎が交換したとされるフィルターは特殊なもので、宮崎がそれを入手したという事実は確認されない。確かに宮崎はあやの調べに、何かを隠しているような態度に終始していた。だが、だからといって強盗殺人を犯しているようには見えない。あやは、宮崎の犯行に疑問を持つ。

一方、これを知った池内は、父親が鏡の前で女物のワンピースを着て酒を飲んでいたことがあることをあやに告げ、父親は認知症が始まったのではないかと疑うが...。

 

第5話「太田事務官の恋」のあらすじ

いつもはあや(名取裕子)に「わき道にそれず迅速に案件を処理するように!」とうるさく言ってくる太田事務官(渡辺いっけい)の様子がどうもおかしい。何を言われても上の空で、まるで仕事に身が入っていないのだ。あやは不審に思うが、あえて聞き出そうとはしなかった。

その夜あやが自宅で、夕食にありつこうと訪ねてきた成増刑事(寺島進)といつもの丁々発止をしているとき、太田が相談したいことがあると一人の女性を連れて現れる。

太田によると、その女性・曽根素子(北原佐和子)は前夜、唇から血を流して路上に倒れていたという。太田が駆けつけたとき、一台の乗用車が走り去ったことから、太田が事情を聞いたところ、どうやら素子はレイプされて車から放り出されたらしいのだ。

事情を知った太田は、素子を一晩自宅に泊めたのだが、どうしていいかわからずあやのもとに連れて来たらしい。だが、成増やあやが事情を聞きだそうとしても、素子は詳しい話をしようとはしない。

翌日、成増は素子からようやく聞きだした住所をもとに父親でホテルチェーンのオーナー・曽根英一(森下哲夫)のもとを訪ねる。だが、曽根は素子がレイプされたかもしれないと聞かされても動じる様子はなく、親の批判ばかりしている娘がどうなろうと知ったことではないと冷たい態度に終始する。しかし最後に「あいつならやりかねない」と、老舗旅館の一人息子・純平(久保山知洋)の名を挙げる。

一方あやは、太田が素子に惚れしてしまったらしいと察したのだが...。

 

第6話「贋者」のあらすじ

成増刑事(寺島進)は帰宅途中、自宅近くの京刃物職人・松木繁(黒部進)の家を所轄署の池内刑事(益岡徹)が覆面車で張り込んでいるのを目に留める。池内の話では、松木の息子の潤一(浜田学)が傷害事件を起こして逃走中のため、松木の家を張っているという。潤一は金の貸し借りのもつれで、知人の斉田(伊庭剛)を殴ってあごの骨を砕き、意識不明の重傷を負わせていたというのだ。潤一は元ボクサーで、現在は宝飾品のセールスマンをしているらしい。

松木の家に人影が近づいてくるのを認めた二人は、車から飛び出し逃げようとした男を確保する。男は潤一で、なぜか500万円の入ったバッグを持っていたのだった。

数日後、潤一があや(名取裕子)のもとに送致されてくる。それまでの池内の調べで、潤一は十数年前に父親と大ゲンカした挙句家を飛び出し、以来一度も家に帰っていなかったことが判明していた。そして、潤一は十日ほど前に父親から500万円を借金し、それを返しに家に戻って来たと主張していた。何かの理由で家に電話を掛けて金を振り込んでもらったらしい。

あやは、なぜ十数年間も家を空けておきながら、潤一は500万円もの大金を借りようと父親に連絡を取ったのか、また数日で500万円を工面できる男がなぜたった10万円で金銭トラブルになったのかを疑問を持つ。だが、潤一はそのことには一切触れようとはせず、斉田に対する傷害だけは素直に認めたのだった。

納得できないあやは、潤一の両親を訪ねる。母親の尚子(高林由紀子)の案内で作業場へ行くと、そこでは父親の繁が黙々と鉄を打っていて・・・。

 

第7話「高原副部長、刺される!!」のあらすじ

家族が海外旅行中でしょんぼりしている高原副部長(蟹江敬三)を見兼ねたあや(名取裕子)は、成増(寺島進)、池内(益岡徹)両刑事も誘って、近所の居酒屋で飲み会を開く。

あいにくの俄か雨の中、高原は早々に家に帰ると言い出す。ところが、傘立てに挿しておいた高原の傘がなくなっていて、代わりに派手な模様の傘が残っていたのだ。高原は仕方なくそれを差して表に出て行った。

その直後、高原は何者かに後ろからナイフで刺され、その場に倒れこんでしまい、すぐさま病院に運ばれた。

翌朝、あやと成増は入院中の高原のもとに出向く。幸い腹部の傷はたいしたことはなく、高原の意識はしっかりしていた。その高原によると、彼を刺したのはパーカーを着てフードを深くかぶった人物だったという。高原が過去に手がけた事件の関係者が逆恨みをして刺したのか? だが、高原は心当たりはまったくないという。

その日、あやは近所の主婦との雑談がヒントになり、高原は人違いで刺されたのではないかと閃く。派手な柄の傘が目印になったのではないかと推察したのだ。あやは、傘の持ち主を洗うよう成増に依頼する。

数日後、あやは高原が退院したことを知り自宅を訪ねる。ところが、そこには高原の幼なじみだという女性・北見加代子(秋野暢子)がいて、高原と親しげに会話を交わしていたのだった。

 

第8話「成増刑事の失策!のあらすじ

所轄署の池内刑事(益岡徹)は、若い女性を20日間にわたって自宅に監禁していた男・門脇(川上祐)を逮捕した。門脇は、これまでにも若い女性をたぶらかし金を巻き上げたりしているチンピラで、その手口を、兄貴分で元ホストの宮迫(いわすとおる)から学んでいたらしい。

そのころ、あや(名取裕子)の娘・りん(脇沢佳奈)は、成増刑事(寺島進)の娘で大学の友人でもある友子(藤岡涼音)から、大学の仲間で二泊三日の温泉旅行をしないかと誘われる。だが、一泊ならともかく二泊となるとあやが許してくれそうにない。りんは、泣く泣くこの誘いを断ってしまう。

友子によると、早くに母を亡くした彼女は子供のころから祖父母に育てられ、仕事でほとんど家に寄り付かない父親と本当の親子らしい交流は数えるほどしかなかったという。そして、大学に進んだ今は、さらにお互いが無関心になっていて、友子がたとえ無断外泊しても父親は何も言わないというのだ。

数日後、門脇の件で宮迫に会った成増は、宮迫から、「お嬢さんは元気ですか?」といわれてギョッとする。かつて成増は事件絡みで宮迫と関わりがあり、そのころまだ中学生だった友子を宮迫は見知っていたのだ。宮迫に、友子を今にも誘惑するぞといわんばかりの言葉を浴びせられて成増は動揺を隠せない。

翌日、あやは成増から、友子が昨夜家に帰ってこなかったと聞かされる。さらにその後あやは、成増が取調べ中の門脇を殴って休職処分を下されたと知るが...。

 

最終回「あやへの挑戦状!」のあらすじ(ネタバレ注意)

京都府警の廊下で立ち話をしていたあや(名取裕子)と成増刑事(寺島進)のもとに、紳士然とした男が近づいてきて声をかける。

男は浦沢豊秋(ベンガル)と名乗り、自分は昨夜人を殺してしまったと、ごく当たり前のような口調で告げたのだ。仰天した二人が問い質したところ、飯島(加藤満)という知り合いの男とバーで飲んでいて、些細なことから口論となってしまったという。そして、店を出て近くの高架下でもみ合いになり、突き飛ばしたはずみに飯島は頭を打って死んでしまったと浦沢はいうのだ。

あやと成増は、浦沢に案内をさせて件の現場に向かう。ところが、死体はおろか、その痕跡すらどこにもない。ただ、念のために成増が飯島の安否を確認したところ、家に帰っていないことが判明する。 

翌日、あやは高原副部長(蟹江敬三)に呼ばれる。浦沢から電話があって、ぜひあやに会いたいと言ってきたというのだ。高原によると、浦沢は、京都の日本画壇の重鎮だった故・浦沢友康の息子で、以前から面識があるという。あやは俄然興味をかきたてられ、会うことを承知する。

その日、あやと高原はレストランで浦沢と対面する。浦沢は、僕が飯島を殺したことは間違いないと言い募るが、浦沢の落ち着き払った態度から、あやには彼が人を殺したとはどうしても思えない。

そのころ、浦沢が飯島を殺したとされる現場から数キロ離れた場所で変死体が発見され、成増も現場に駆けつける。そして、変死体は所持していた免許証から飯島だと判明するが...。

 

※テレビ朝日HPより引用

アイシテル~海容~

 

アイシテル~海容~の概要

2009年4月15日から日本テレビ系列で放映。伊藤実の同名の漫画が原作のドラマ。

少年が少年を殺すという殺人事件を契機に揺れる被害者と加害者の家族の様子と、それぞれの家族が再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。

主演は「探偵家族」以来約7年ぶりの連続ドラマ出演となる稲森いずみ。ちなみに「海容」とは、海のように穏やかで広い心で人を許すという意味。

アイシテル~海容~ 動画 (最終回の結末に注目!) 

 

 

アイシテル~海容~の主題歌


MONKEY MAJIK  「アイシテル」  

 

 

アイシテル~海容~の挿入歌


新垣結衣 「うつし絵」

 

 

アイシテル~海容~の出演者

野口 さつき ...... 稲森 いずみ
野口 和彦 ...... 山本 太郎
野口 智也 ...... 嘉数 一星
小沢 聖子 ...... 板谷 由夏
小沢 秀昭 ...... 佐野 史郎
小沢 美帆子 ...... 川島 海荷
小沢 清貴 ...... 佐藤 詩音
佐伯 正志 ...... 高山 猛久
小泉刑事 ...... 小松 和重
富田 葉子 ...... 田中 美佐子
森田 彩乃 ...... 田畑 智子 

 

 

アイシテル~海容~のスタッフ

原作:伊藤実 「アイシテル~海容 前編・後編」
脚本:高橋麻紀 ほか
音楽:S.E.N.S. 「Forgiving」
プロデューサー:次屋尚・千葉行利
演出:吉野洋・国本雅広

 

 

アイシテル~海容~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月15日 すべての母親へ捧ぐ家族愛の物語 13.2%
第2話 2009年4月22日 禁断の葬儀 13.7%
第3話 2009年4月29日 告白...少年の殺意 14.2%
第4話 2009年5月6日 被害者家族への手紙 13.0%
第5話 2009年5月13日 意外な真相...息子の秘密 14.8%
第6話 2009年5月20日 生きてこその償い 13.9%
第7話 2009年5月27日 僕は死刑になるの? 14.0%
第8話 2009年6月3日 審判の日、全ての真相 15.6%
第9話 2009年6月10日 母と母、衝撃の対面 16.6%
最終回 2009年6月24日 2つの家族...それぞれの結末 18.6%

 

 

アイシテル~海容~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「すべての母親へ捧ぐ家族愛の物語」のあらすじ

野口さつき(稲森いずみ)は小学5年生の智也(嘉数一星)と夫・和彦(山本太郎)のごく普通の3人家族。さつきの目下の関心事は智也の進学だ。智也の塾代にとウェイトレスのバイトをし、栄養バランスを考えた食事を摂らせるなど気を配っている。肝心の智也は最近ロクに口もきいてくれないが、さつきは「男の子はそんなものかも」とあきらめぎみだ。

いっぽうの小沢聖子(板谷由夏)もまたどこにでもいる主婦。小学2年生の清貴(佐藤詩音)と中学生の美帆子(川島海荷)、夫・秀昭(佐野史郎)の4人家族のなかで、かわいいざかりの清貴は家族のマスコット的存在だ。姉の美帆子だけは甘え上手な弟と、そんな弟を可愛がる母親をやや冷ややかな目で見ている。

そんなある日、聖子が友人とのランチでわずか15分間家を空けたすきに清貴が帰宅し、ランドセルを置いたままどこかへ行ってしまった。必死で清貴を探す聖子。だが家族の願いと警察の捜索もむなしく、清貴は遺体となって発見される。自分さえ家にいれば清貴は死ななかった...と、後悔の念にさいなまれる聖子。

それからしばらくして、さつきの家に刑事がやってくる。清貴ちゃん殺しの容疑者として、塾帰りの智也を保護したというのだ。そんなことあるわけがない、と耳を疑うさつき。だが保護中の智也はあっさりと犯行を供述してしまう。ショックを受け狼狽するさつき。そんなさつきに、夫の和彦が子育てする母親の責任を問い始め......

 

第2話「禁断の葬儀」のあらすじ

小学生の母親として、また妻として、ごく普通の生活を送っていた主婦の野口さつき(稲森いずみ)。しかし5年生の息子・智也(嘉数一星)が、小沢聖子(板谷由夏)の息子・清貴(佐藤詩音)を殺害した罪で警察に保護されてしまった。淡々と殺人を認める智也に、さつきと夫の和彦(山本太郎)は「なぜうちの子がこんなことを・・」「自分たちの育て方が間違っていたのか・・」と悩み苦しむ。いっぽう聖子もまた、ニュースで小学生が犯人だという事実を知りショックを受けていた。

だがなによりも聖子を苦しめていたのは「私がランチのために15分家を空けなければ、キヨタンはいなくならなかった」という、母親としての責任と後悔の念だった。見えないキヨタンにあやまり、話しかける聖子の様子を、娘の美帆子(川島海荷)や夫・秀昭(佐野史郎)は心配する。

やがてさつきと和彦のマンションにはマスコミが殺到し、ドアに落書きがされるなど、嫌がらせが相次ぐようになる。そんななか清貴の告別式が行なわれることを知ったさつきは、告別式へ向かう。しかし、最愛の息子を奪われた小沢家の悲しみに触れたさつきは、いたたまれなさにその場を立ち去ってしまう。

そんなさつきに智也の事件を担当する家庭裁判所の調査員・富田(田中美佐子)が声をかける。自身も小学4年生の息子の母である富田は、堅く心を閉ざした智也に対しても気さくに温かく接し、智也も少しずつ心を開いていく――

 

第3話「告白...少年の殺意」のあらすじ

野口さつき(稲森いずみ)の5年生の息子・智也(嘉数一星)が、小沢聖子(板谷由夏)の息子・清貴(佐藤詩音)を殺害した容疑で、少年鑑別所に収容されてしまう。面会に行ったさつきは自分を拒絶する智也の態度にショックを受けるが、担当の調査員・富田(田中美佐子)の励ましで、母親として智也と向き合う決心をする。いっぽう小沢家では、自分のせいで清貴が死んでしまったと自分を責め続ける聖子を、娘の美帆子(川島海荷)と夫の秀昭(佐野史郎)が必死に支えていた。

そのころさつきは智也の担任と会い、「智也くんはまわりを和ませる少年だった」と聞かされる。さらにある出来事を目撃した同級生から「智也はお母さんを好きだった」と言われたさつきは、気づかなかった息子の想いを知って涙がとまらなくなる。さらにさつきは家を出た夫の和彦(山本太郎)とお互いにぶつかり合いながらも、初めて本音で話しあっていることに気づく。おなじころ、智也は富田に少しずつ事件のことを語り出していた。そして聖子も次第に落ち着きを取り戻し始めていたある日、美帆子は友人と入ったファミリーレストランで、偶然さつきと富田の会話を聞いてしまう――

 

第4話「被害者家族への手紙」のあらすじ

さつき(稲森いずみ)は担当の調査員・富田(田中美佐子)の励ましで、母親として智也(嘉数一星)と向き合う決心をする。さつきは富田から事件当日、智也が困っていた清貴(佐藤詩音)を自宅のトイレに案内したと聞かされる。「やさしい気持ちでその子に声をかけていた...」許されることではないと知りつつ、わずかに救われた気分になるさつき。だが、そんなさつきの様子を清貴の姉・美帆子(川島海荷)が偶然目撃してしまう。

その後智也は富田に事件の日の出来事を徐々に話し始める。清貴に「お兄ちゃんの家、ヘン」といわれてムカついたと言う智也。しかし富田は智也が何か重要なことを隠していることに気づく。

いっぽう聖子(板谷由夏)と夫・秀昭(佐野史郎)は美帆子に「パパもママも自分よりキヨタンを可愛がっていた」と言われショックを受ける。娘の苦しみに気づかなかったことを反省し美帆子にあやまる2人。そして美帆子もまた自分が愛されていたことを知り、家族の絆は強まる。そんななか小沢家にさつきからお詫びの手紙が届く。「なぜ自分の子どもが人の命を奪ったかわからない」という内容に激昂する秀昭。だが聖子は悲しみにくれながらも同じ母親として、さつきの気持ちがわかる気がしていた。

そしてある日の面談中、富田からあるものを見せられた智也は驚いて立ち上がり、制止しようとした宮本(山崎画大)を突き飛ばしてしまう。一体智也に何があったのか――?

 

第5話「意外な真相...息子の秘密」のあらすじ

事件現場に花を供えているさつき(稲森いずみ)の姿を偶然見てしまった美帆子(川島海荷)は、秀昭(佐野史郎)と聖子(板谷由夏)にそのことを話そうとするが、事件のことから立ち直ろうとしている二人を思い、なかなか言い出せずにいた。そして家族の再生を願う美帆子は、花や供え物でいっぱいの事件現場を元の状態に戻そうと提案し、秀昭もその提案を受け入れる。しかし、供え物の中にさつきが手向けた花があることを知った聖子は、複雑な気持ちになる。

一方さつきは、富田(田中美佐子)から「償いは、扉を叩き続けることだ」と言われ、受け取ってもらえなかった謝罪の手紙を前に、和彦(山本太郎)とともに前に進むことを改めて決意する。

その後さつきは昨年の9月頃、智也(嘉数一星)が雨も降っていないのにびしょ濡れになって帰ってきたことを思い出す。それは智也の様子が変わり始めた時期と一致していた。

さつきはエリ(猫背椿)のところへ行き、娘の遥(野口真緒)にその頃智也のことで何か変わったことがなかったかとたずねると、ある時智也が奇妙な行動をとっていたことを聞かされる。その話を聞いた富田は、半年前におこったある別の事件と智也の奇妙な行動とに意外な結びつきがあることに気づく・・・

 

第6話「生きてこその償い」のあらすじ

「私が殺したようなものなんです」と言ったさつき(稲森いずみ)に対し、「死んで償え」と言ってしまった美帆子(川島海荷)は、やりきれない思いと後悔の念で押し潰されそうになっていた。そんな美帆子に秀昭(佐野史郎)と聖子(板谷由夏)は温かい言葉をかけるが、聖子はさつきのことが気になっていた。

一方、事件の真相を話し始めた智也(嘉数一星)だったが、急に富田(田中美佐子)との面談を拒絶し始める。富田は、智也が心の奥にまだ話していない何かを隠していると感じ、その何かは母親のさつきじゃなければ開けないと確信する。

その頃、智也の事件が原因で婚約が破談になってしまった彩乃(田畑智子)は、ショックと悔しさのあまり、さつきのことを責め立ててしまう。彩乃の言葉に茫然と立ち尽くすさつきの元に、さらに警察から連絡が入り、和彦(山本太郎)が繁華街で暴れて騒ぎを起こしたという知らせを聞かされる。

憔悴しきったさつきの頭の中には、美帆子や彩乃から言われた言葉が何度も巡っていた。何もかもどうしていいか分からなくなったさつきは、気がつくと雨が降る夜の中を一人さまよい・・・。

 

第7話「僕は死刑になるの?」のあらすじ

病院から退院したさつき(稲森いずみ)は、「智也(嘉数一星)が犯した罪を一緒に背負い共に生きていくことが、自分が生きている意味なのだ」と富田(田中美佐子)へ話す。そして、遺族の苦しみを思い続けることだけが唯一の償いであるという想いを込めた小沢家への二度目の手紙を富田に託す。

一方、和彦(山本太郎)からさつきが入院していると聞かされていた智也は、面会に訪れたさつきを受け入れる。久々に智也に会うことのできたさつきだったが、思わぬ智也からの気遣いの言葉に胸がいっぱいとなり、涙があふれ何も言えなくなってしまう。

その頃、富田はさつきから預かった手紙を渡すべく、小沢家を訪れていた。聖子(板谷由夏)は、同じ母親として犯人の母親の気持ちを知りたいという想いを持ちつつも、事件のことを思い出すことのつらさから、「手紙はこれで最後にしてほしい」と富田に伝える。

聖子が手紙を受け取ったと知った秀昭(佐野史郎)は、「この手紙を受け取ることは犯人を許すことになってしまう」と言って聖子から手紙を取り上げる。翌朝、自ら犯人の親に直接手紙を返してくると言って家をでた秀昭だったが・・・

 

第8話「審判の日、全ての真相」のあらすじ

さつき(稲森いずみ)は、智也(嘉数一星)が犯した罪をともに背負い生きるために、懸命に智也と向き合おうとしていた。そんなさつきの思いは少しずつ智也にも届き、智也はついに家裁の担当者・富田(田中美佐子)に事件当日の全てを話し始める。

あの日、トイレに行きたくて困っている清貴(佐藤詩音)を自宅へ連れて行ったこと、「ただいま」といわない智也を清貴が「ヘンだ」と言ったこと、智也よりキャッチボールのうまい清貴が「日曜日にいつもお父さんとしているから」と自慢したこと......。事件当日の話を始めた智也だったが、肝心のところで体が震えて話せなくなってしまう。「焦らなくて良い」と言う富田に智也はその後のすべては日誌に書きたいと言い、富田も智也を信じ、それを認める。そして面会にかけつけたさつきには「家庭裁判所の審判廷で、全てが明らかになる」と話す。

そのころ、さつきから2度目の手紙を受け取った小沢家は揺れていた。聖子(板谷由夏)は「もし自分がさつきの立場だったら」と考え、さつきを罵倒した娘の美帆子(川島海荷)も「あの人が生きていて良かった」と複雑な心境を打ち明ける。夫・秀昭(佐野史郎)だけは「犯人のことなんか考える必要はない」と手紙を破り捨てるが、さつきたちの住むアパートの玄関の落書きや張り紙を思い出し、どこか煮え切らない思いでいた。

そしていよいよ智也の審判が始まり、智也の書いた日誌によって事件の全てが明らかになり・・・

 

第9話「母と母、衝撃の対面」のあらすじ

審判で読み上げられた聖子(板谷由夏)からの智也(嘉数一星)宛ての手紙の内容は「清貴(佐藤詩音)の分まで生きて、自分の犯した罪の重さを知ってほしい」というものだった。さつき(稲森いずみ)はその言葉を重く受け止め、親として一生をかけて智也を更正させる決意をする。そして、智也は自立支援センターへ送られることが決まり、新たな生活が始まることとなる。

一方小沢家では、聖子が加害者少年宛てに手紙を書いたことを秀昭(佐野史郎)、美帆子(川島海荷)に打ちあける。秀昭は聖子のその行動に憤りをかんじつつも複雑な心境になる。そんな折、秀昭は富田(田中美佐子)と会い、自分の思いを話す。「聖子さんは聖子さんなりにこの悲しい事件を乗り越える手立てとして少年に手紙をあてたのではないでしょうか」という富田の言葉に、秀昭は自分が犯人を恨み続けて生きていくということ自体が家族を苦しめていることになると気づくのだった。

 

最終回「2つの家族...それぞれの結末」のあらすじ(ネタバレ注意)

※日本テレビHPより引用

臨場

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臨場

 

臨場の概要

2009年4月15日からテレビ朝日系列で放映。横山秀夫の同名の警察小説が原作のドラマ。

終身検視官の異名を取る破天荒な警察官が検視を通して数々の難事件を解決していくというストーリー。臨場とは、警察用語で事件現場に臨み、初動捜査に当たることを意味する。

主演は「ゴンゾウ~伝説の刑事」でも刑事役を演じた内野聖陽。ヒロインは松下由樹。

臨場 動画 (最終回の結末に注目!) 


臨場の主題歌

音楽:吉川清之 

 

臨場の出演者

倉石義男 ...... 内野 聖陽
小坂留美 ...... 松下 由樹
立原真澄 ...... 高嶋 政伸
一ノ瀬和之 ...... 渡辺 大
小松崎周一 ...... 伊武 雅刀
坂東治久 ...... 隆 大介 

 

臨場のスタッフ

原作:横山秀夫
プロデューサー:佐藤涼一、目黒正之、横塚孝弘
脚本:佐伯俊道、坂田義和
音楽:吉川清之
監督:橋本一、猪原達三、伊藤寿浩
制作:テレビ朝日

 

臨場の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月15日 鉢植えの女 14.1%
第2話 2009年4月22日 赤い名刺 14.5%
第3話 2009年4月29日 真夜中の調書 12.8%
第4話 2009年5月6日 眼前の密室 14.4%
第5話 2009年5月13日 Mの殺人 15.2%
第6話 2009年5月20日 罪つくり 14.6%
第7話 2009年5月27日 ユズリハの家 14.5%
第8話 2009年6月3日 黒星 15.6%
第9話 2009年6月17日 餞(はなむけ) 13.8%
最終回 2009年6月24日 十七年蝉 15.3%

 

臨場のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「鉢植えの女」のあらすじ

とあるマンションで男女の変死体が発見された。検視補助官の留美(松下由樹)、検視官心得の一ノ瀬(渡辺大)は現場に駆けつけるが、肝心の検視官・倉石(内野聖陽)の姿が見えない。所轄の刑事が怒りを爆発させていると、倉石が自宅のベランダで育てているキュウリをかじりながらやってくる。呆然と見つめる刑事に「朝採り!」と野菜を手渡すと、さっさと検視作業を開始する倉石。

一通り検視が終わった倉石は一ノ瀬に見立てをさせる。青酸化合物を所持していた女性による無理心中、という一ノ瀬の見立てに間違いはない。だが、「女はなぜ昨夜犯行に及んだんだ?」倉石の質問に一ノ瀬は激しく反発する。死因を究明するのが検視官の仕事、犯行に至った経緯などはわかるわけがない、というのが一ノ瀬の言い分だ。が、倉石は「死者のために検視で拾えるものは根こそぎ拾え!」と言うなり、一ノ瀬を現場に残し、留美とともに新たな現場へ向かってしまう。

郷土史研究家の上田(小島康志)が、自宅地下室で変死体として発見されていた。凶器はダンベル。倉石はためらい傷があることから自殺と見立てるが、何かにつけ倉石と対立する捜査一課の立原(高嶋政伸)は、してやったりとばかり壁に書かれた文字を示す。

「時来たり 須藤の山芋 うらめしや」。

立原によると、上田には須藤明代(筒井真理子)という知り合いがいるという。ということは、これは明代に対する恨みのダイイングメッセージ。立原は自殺ではなく殺人、しかも犯人は明代だと言い放つ。

しかし、倉石は自殺という説を曲げようとしない。留美らとさらに遺体を調べ、自殺であることを証明しようとする。一方、立原は上田が講師を務めていたカルチャーセンターの事務員・奈美(メイサツキ)から、上田と明代が不倫関係にあったことをつかむ。やはり男女関係のもつれから明代が上田を殺害した...。

他殺で捜査を進める立原に、自殺と見立てる倉石は捜査会議に怒鳴り込む。激しく対立する倉石と立原。立原は、刑事部長の小松崎(伊武雅刀)に倉石を検視官から外すよう直訴するのだが...。

 

第2話「赤い名刺」のあらすじ

とある事件現場。検視官心得の一ノ瀬(渡辺大)は、検視官の倉石(内野聖陽)らが見守る中、留美(松下由樹)を記録係に検視を行っていた。被害者の女性と言い争っていた元恋人の男性を確保したと息巻く所轄刑事。しかし、一ノ瀬は自殺だと断定する。首に抵抗した痕、吉川線もなく、絞め方も弱い。それらを総合的に判断しての一ノ瀬の結論に、倉石も異論はない。殺人だと思い込んでいた所轄をあざ笑うかのように、倉石も自殺と断定する。

一ノ瀬の鮮やかな仕事ぶりに捜査一課の立原管理官(高嶋政伸)も満足げだ。
「お前を見込んだのは間違いではなかった」。
立原の言葉に一ノ瀬は喜びを露にする。

珍しくご機嫌で留美と飲んだ帰り、一ノ瀬は偶然以前付き合っていたホステスのゆかり(小嶺麗奈)と再会する。薬指に光るルビーの指輪を自慢するゆかり。まだ婚約とまではいかないが、どうやら結婚が近いらしい。しかも相手は一ノ瀬が知っている男だと言う。そんなゆかりから「私、とっても好きだったよ、イッちゃんのこと」と真顔で言われ、一ノ瀬は言葉を失ってしまう。

そのゆかりが遺体としてアパートの自室で発見され、倉石たちに臨場要請がくる。ぶらさがり健康器にロープをかけ、首を吊っている姿を訪ねてきた母・尚子(松本留美)が発見したという。ゆかりの突然の死に呆然となる一ノ瀬。自分に関係がある人物とわかり、しかも殺人となれば、自分の出世の妨げになる。一ノ瀬は動揺を懸命に抑えつつ、倉石らと現場へ向かう。

そんな一ノ瀬の動揺を知ってか知らずか、倉石は検視を仕切れと命令を。「自殺であってほしい...」祈るような気持ちで検視を行う一ノ瀬。

その傍らで、倉石はゆかりの薬指の指輪痕を発見。しかし、一ノ瀬が見たルビーの指輪は現場から消えていた。さらにゆかりが着用していたワンピースには白い粉が...。いったい何の粉なのか?

そんな倉石たちを横目で見ながら、一ノ瀬はゆかりのバッグにこっそりと手を伸ばした。ゆかりの手帳には以前自分が渡した名刺があるはずだ。名刺が発見されれば、自分が殺人犯として疑われるばかりか、出世の道も閉ざされてしまう。一ノ瀬の手が手帳にかかったそのとき、死体検案の谷田部(小林高鹿)が入ってきた。一ノ瀬は思わず手を引っ込めてしまう。

谷田部の結論も定型的縊死であり、自信をもって自殺と断定する一ノ瀬。だが、倉石は「俺のとは違うな」と一言。これは殺人事件だと断定する。やがて一ノ瀬の指紋がゆかりの部屋から発見され、容疑者となった一ノ瀬は、窮地に追い込まれていく...。

 

第3話「真夜中の調書」のあらすじ

とある団地の自転車置き場で比良沢という男性の変死体が発見された。
現場に臨場した検視補助官の留美(松下由樹)は、交通課にいたころに顔見知りだった所轄刑事・佐倉(小野武彦)と再会する。佐倉はあと3カ月で定年、今回の事件が最後になりそうだと語る。

検視を始める倉石。凶器は小型のナイフ、傷が右半身に集中していたことから犯人は左利きと倉石は断定する。
一方、団地内の物置小屋に身を潜めていた容疑者と思われる男(河西健司)を佐倉らが確保した。連行される男に向かってトマトを投げる倉石。瞬間的に男は右手でキャッチする。

ということは、右利き?
「俺のとは違うな」倉石はいつものセリフを口にする。

男はここ2週間ほど団地内で目撃されており、大越という警察官に職務質問もされていた。凶器の小刀も発見され、男の指紋も検出されている。今回ばかりは倉石の見立て違いか?それでも倉石は男の無罪を確信していた。

現場に残されていた血痕のDNAの型が男のものと一致した。佐倉にその事実を突きつけられた男はついに犯行を自供する。男の名前は深見、近くの公園で寝泊まりするホームレスだった。かつては妻子もありホテルで働いていたが、子供の血液型から妻の浮気が判明。離婚後は一人で暮らしていたが、50歳を前にリストラにあいホームレスになったという。

しかし、倉石はそんな深見を犯人とするDNA検査の結果が納得できない。科捜研の技官に激しく詰め寄り、他の鑑定方法でやり直せと迫る。

倉石が深見犯人説を否定していると、留美から聞いた佐倉は激怒する。
35年間の刑事人生を馬鹿にするのか!怒りが収まらない佐倉。だが、留美に倉石が見立て違いをしたことがない、と言われ倉石の後を追うように改めて事件を調べ始める。

と、意外な事実が浮かび上がってくる...。

 

第4話「眼前の密室」のあらすじ

工務店の社長が何者かに殺害された。倉石(内野聖陽)らの見立てで容疑者を逮捕、取調べが行われるが、なかなか動きが見られない。なかなか情報を得られない新日新聞の愛(金子さやか)は、キャップの赤塚(橋爪淳)に言われるままに所轄刑事課長・大信田(石田圭祐)の夜回りに出かける。

大信田の自宅前に車を乗りつけ、大信田の帰宅を待つ愛。すると東都新報の皆川(小田井涼平)が現れた。取材対象の妻から情報を得ようとすることで有名な皆川。今回も大信田の妻・加奈子(原久美子)に気に入られたらしく、留守宅へと入っていった。

ようやく大信田が帰ってきた。ドアを開けようとする大信田に愛が捜査の進展について探りを入れると、署を張った方がいいとアドバイスを。どうやら容疑者は自供したらしい。愛が喜んで車に戻ろうとしたその時、ドアを開けた大信田は妻・加奈子の遺体を発見する。

倉石らの見立てにより加奈子の死因は絞殺と断定。立原(高嶋政伸)は17年前の苦い思い出を甦らせつつ、捜査本部を立ち上げる。17年前、あの時も警察官の妻が殺された...。

大信田の自宅前で張り込んでいた愛は、途中、近くで殺傷事件が発生したと連絡が入り、現場を離れたと証言する。その中断の間に大信田が帰宅してもわかるように、愛はドアの隙間に葉っぱをはさんだ。だが、戻ってきた時も葉ははさまれたままだったという。ということは、愛が現場を離れていた間も人の出入りはなく、殺害される前に加奈子が接触したのは皆川だけ、ということになる。

死亡推定時刻が皆川の訪問時刻と一致。立原らは皆川を追うが、その行方は杳としてつかめない。さらに事件当日、愛が張り込む前の午後7時ごろ、近くのそば屋が大信田宅へ出前を届けたが、加奈子が間違いだと追い返していたことがわかった。どうやら嫌がらせのようだが、大信田には心当たりはないという。

愛の張り込みを中断させた殺傷事件もガセネタだったことがわかった。立原らはキャップの赤塚からガセネタの出所を聞くが、匿名の通報が本社にあったということしかわからないという。立原は愛が不審者を見逃したのではと疑うが、赤塚は仕事に真剣に取り組む彼女にそんなミスはない、と反発する。

そのころ、一ノ瀬(渡辺大)は留美(松下由樹)から17年前警官の妻が殺害された通り魔事件について説明を受けていた。立原にとっても苦い思い出となっているその事件...。その事件とは? いったい17年前に何が?

 

第5話「Mの殺人」 のあらすじ

元アイドル、かおり(小島可奈子)の遺体が自宅マンション裏で発見された。一見、自室のベランダから飛び降りた自殺のように見えるが、倉石(内野聖陽)は唇周辺の焼けただれたような痕からクロロホルムを使用しての殺人事件であると断定。捜査一課の立原(高嶋政伸)は捜査本部を設置し捜査に乗り出す。

かおりと言えば、先頃婚約を発表した元サッカー選手の松川(友井雄亮)の元恋人。松川の婚約にショックを受けたらしく、テレビでの発表があった当日、どこかへ出かけるところを隣人に目撃されていたが、かなり落ち込んでいた様子だったという。さらにかおりの手帳には死亡した当日の午後10時に「M」という人物と会う予定が書き込まれていた。「M」=松川のことか?

かおりの所属事務所の大西(佐藤正宏)によると、松川の婚約にショックを受けたのか、かおりはかなり落ち込んでいたという。が、人気がなくなったにも関わらず、スター気取りのかおりに手を焼いていたとも。だが、そんな大西も事件当日、かおりが何者かと会う約束をしていたことは知らないという。

一方、倉石は、かおりが着ていた白いブラウスの袖口に残っていた茶褐色のシミと、背中のオレンジ色の粉が気になって仕方がない。クリーニング店の文(松金よね子)にブラウスを見せると、シミはコーヒー、粉はユリの花粉だという。倉石の睨んだ通りだ。が、かおりはインタビューでコーヒーが嫌いと答えていたとか。となると、なぜコーヒーのシミがついたのか?

かおりの部屋のベランダから元恋人、松川の指紋が検出された。松川は事件があった日の夜11時ごろ、かおりの部屋へ行ったことは認めたものの、その時すでにかおりは死んでいたという。手帳に残されていた「M」との約束は10時。しかし、松川は10時に行く約束などしていないと言い張る。

東京地検の早乙女検事(小木茂光)が早期解決を、と立原らにプレッシャーをかけてきた。指紋だけでは逮捕に持ち込めないと反論する立原だが、巷で話題となっている事件を迅速に解決することで世間にアピールしたいらしい。

クロロホルムが、松川の自宅近くの中学校から盗まれていたことが判明した。立原らは早乙女の命令で松川の自宅を家宅捜索、クロロホルムの小瓶と変色したハンカチを発見する。早乙女は立原に松川逮捕を促す。だが、松川が犯人ならクロロホルムを自宅に置いておくだろうか、倉石がこだわるコーヒーのシミも気に掛かる立原は逮捕に踏み切れない。

そんな立原に業を煮やした早乙女は、小松崎刑事部長(伊武雅刀)に圧力をかける。小松崎は立原に、明日までに松川を無実とする証拠を見つけなければ、立原を捜査から外すという。

立原が窮地に追い込まれたことを聞きつけた倉石。倉石はついに行動を起す...。

 

第6話「罪つくり」のあらすじ

解剖室を出た倉石(内野聖陽)らの目の前に心臓発作の急患が運ばれてきた。心臓マッサージも人工呼吸もやったがダメだと医師らにすがりつく患者の妻を見た小坂留美(松下由樹)はハッとなる。留美が見覚えのある女性だったのだ...。

新宿のシティホテルの一室から女性の死体が発見された。倉石を気に入らない所轄の神田(大河内浩)は病死と推理するが、倉石の見立てでは頚部圧迫による他殺。圧迫痕もなければ失禁の形跡もないが、体の大きい犯人がのしかかるようにゆっくり圧迫すれば、痕を残さず殺害することも可能だというのだ。倉石はさらに部屋にグラスが一つだけ残されていることにも不審を抱く。何者かが犯人の身元を隠すために、犯人が使ったグラスを持ち去ったのだろう。

被害者の身元が、売春や昏睡強盗での逮捕歴を持つ小夜子(小濱なつき)とわかった。自宅から大量の睡眠薬が見つかったことから、やはり小夜子は昏睡強盗を働こうとして殺害されたようだ。

留美は病院で見かけた女性、桐岡素子(あめくみちこ)のもとへ電話を入れた。かつて留美は素子の夫・洋介(須藤為五郎)が心筋梗塞で倒れたところを偶然介抱したことがあった。そのときは助かったのだが、今回は...。さすがの留美も洋介の死を知りショックを受ける。
 一方、一ノ瀬(渡辺大)は文(松金よね子)に洗濯物を出す。あの夜、あわてて駆け込んできた素子とぶつかってしまい、制服の胸に素子の口紅がついてしまったのだった。その口紅の跡を見た倉石が顔色を変える。

倉石は所轄の神田らに洋介の指紋を採取しろとアドバイスする。洋介は体重112kgの巨漢、どうやら倉石は洋介が小夜子を殺害したものと思っているらしい。そんな倉石に珍しく反論する留美。だが、心臓疾患を抱えた人間が昏睡強盗の小夜子に過量の睡眠薬を飲まされたら心臓発作を起こす可能性はある。さらに素子が夫の指示でグラスを持ち帰るなど証拠を隠滅した可能性もある。すべては指紋が出れば明らかになる、という倉石。

事件現場のホテルに残された指紋と洋介の指紋が一致した。だが、それでも素子が事件にかかわっているとは信じたくない。留美は、倉石に自分の本音をぶつけるが...。

 

第7話「ユズリハの家」のあらすじ

老人・義太郎(西沢利明)の変死体が自室で発見された。同居している娘の祥子(藤真利子)夫婦の証言によると、鴨居から首を吊っていたらしいが、倉石(内野聖陽)の検視では鴨居で首を吊って一気に死んだような痕跡は発見できない。寝たきりの生活を送っていた義太郎がわざわざ立ち上がり、首を吊るために鴨居に浴衣の帯をかけたりできたのだろうか?
鴨居の状況等、首すじの付着物...状況として、誰かが義太郎の首を絞めた可能性がある。
倉石は他殺と断定する。

解剖の結果、やはり何者かが義太郎の首を手で絞めたことが判明した。
さらに義太郎の首の付着物は松ヤニと判明。松ヤニは野球のロージンバッグにも使われているが、祥子らの息子・義樹(太賀)は野球部に所属している。しかも授業をサボりがちの義樹は義太郎に怒鳴られていたとか。怒った義樹が祖父に手をかけたのか...?
一方、夫の直樹(中村育二)も事業に失敗し多額の借金を抱えており、沖縄で再出発の話はあったが、義太郎が転居を嫌がるため動くに動けない状態が続いていたという。さらに直樹は今の勤務先で松ヤニから作るロジンアートという装飾品を扱っていた...。立原(高嶋政伸)は直樹を激しく追及する。

直樹らに疑いの目が向けられる中、倉石は一人現場の宮坂家へとやってくる。あくまでも義太郎は自殺だと言い張る祥子。だが、倉石は「俺のとは違うな」と他殺の証拠を探し回るのだが...。

 

第8話「黒星」のあらすじ

留美(松下由樹)はかつての警察学校の同期・春枝(渡辺梓)と15年ぶりに再会した。今では専業主婦として夫や子供たちと幸せな生活を送っている春枝。いまだに独身、仕事一筋の留美には自慢話にしか聞こえない。だが、春枝はお構いなしに同じ同期の久乃(川上麻衣子)の話題まで引っ張り出してきた。警察学校では仲が良かった3人が、3人とも同じ男性を好きになってしまい、結局久乃がその男性と結婚。春枝はその後警察を辞め、別の男性と結婚したのだが、今でもその男性と結婚していたら、と思うことがあると言う。思い出したくもない過去を口にする春枝に、つい感情をぶつけてしまう留美...。

翌日、春枝の遺体が自宅アパートの浴室で発見される。ショックを受ける留美。古ぼけたアパートで春枝は一人で暮らしていたらしい。留美には主婦としてのグチまで口にしていたのに...。死亡推定時刻に近い午後9時ごろ、春枝の部屋から出て行く人影を見たという目撃者が現れたが、状況から見て自殺した可能性が高い。私がひどいことを言ったから...留美は現場で泣き崩れる。

そのことを、倉石(内野聖陽)と立原(高嶋政伸)に告白する留美。一人寂しく暮らしていたことも知らずに...。自己嫌悪から立ち直れない留美に、倉石は春枝は自殺ではなく他殺だという。不審者の存在が気になる立原も、春枝の身辺を徹底的に聞き込めと部下に指示を出す。

一方、留美は春枝が送ってきていた自作の詩を書いたはがきを集め、詩に込められた春枝の思いを拾い集めようとする。そんな折り、久乃と夫の国広(春田純一)と再会。かつて憧れていた国広も今では所轄の副署長になっていた。留美は、久乃にもし春枝からもらった絵葉書があったら送って欲しいと協力を依頼する。

そのころ倉石は春枝がつけていたペンダントについて調べ始める。

本当に春枝は何者かに殺されたのか...やがて事件は意外な展開を見せ始める。

 

第9話「餞(はなむけ)」のあらすじ

定年を1週間後に控えた小松崎刑事部長(伊武雅刀)に呼び出された倉石(内野聖陽)は、差出人不明の一通の年賀状を見せられる。10年前から小松崎宛てに欠かさず送られてきていたが、なぜか今年だけは来なかったという。差出人が死んでしまったからではないか、と考えた小松崎は変死なら倉石のもとに情報が入っているはず、と思ったらしい。が、女文字の年賀状の消印を青梅と確認した倉石は、去年の青梅市内での変死はすべて男性と否定する。

青梅市内のアパートの一室から女子大生の変死体が発見された。一見自殺のようだったが、倉石は腹部の傷口から何者かが被害者を刺し、自殺に見せかけた殺人事件と断定。立原(高嶋政伸)らによる捜査が開始される。

近くの老人施設に入居している明代(佐々木すみ江)という老女が、徘徊していた森の中で凶器と思われるナイフを拾っていたことが判明した。刃幅などから女子大生殺害の凶器とみて間違いない。介護の職員の話しでは、明代はナイフを捨てた男も目撃したらしいが、認知症を患っている明代は何を聞かれても反応はない。似顔絵を作成したが出来上がったのは3歳ぐらいの男の子の顔。立原らもお手上げだが、倉石はなぜかその少年の絵に引っかかる。

被害者と仲が悪かった義父が容疑者として浮上するが、物証が得られない。犯人は返り血を浴び、その血を隠すために被害者の衣服を着て外へ出たはずなのだが...。倉石はドアに血痕がついていないことに疑問を抱く。
そんな折り、明代の遺体が発見された。川で溺死したようだが、他殺か、自殺か、事故か、さすがの倉石にも断定できない。改めて明代の周辺を探った倉石は、ある一つの確信を得る。

一方、明代が死亡した朝、一緒に森へと入っていく男が目撃されていた。その男とは...!?

 

第10話「十七年蝉」のあらすじ

主婦・寺島弥生の遺体が発見された。頭部左にあった打撲傷が致命傷かと思われたが、倉石(内野聖陽)は遺体の胸部に小さな穴を発見。撲殺ではなく射殺と断定する。発見された銃弾から使われた拳銃が17年前、倉石の妻・雪絵(京野ことみ)を殺害したものと同じ拳銃であることがわかった。

17年前...。一人の交番巡査がナイフで刺され、拳銃を強奪された。犯人は奪った銃で巡査を殺害し、逃走。その後主婦の大瀬恵美子、更には雪絵もその凶弾の犠牲者となった...。当時、立原は倉石に「ホシは必ず俺が」と約束したが、その後途中で捜査から外れ、事件は時効となってしまった。立原は苦い思いをかみしめつつ、17年ぶりに現れた犯人に怒りを新たにしていた。

弥生の葬儀に、17年前の事件で殺害された恵美子の夫・大瀬(大杉漣)が現れた。弥生が自分の妻と同じ拳銃で殺害されたと聞いて、駆けつけたのだという。大瀬は、久々に再会した立原に「犯人を捕まえて下さい」と頭を下げ去っていく。

深夜、一人17年前の捜査資料を読みふける立原。やって来た倉石に、立原は捜査資料から意外な事実が見つかったことを伝える。

今回の被害者・弥生の夫、弁護士の寺島(矢柴俊博)が、17年前の事件でも事情聴取されていたのだ。しかし、寺島にはアリバイがあった。そのアリバイを証言したのが、当時交際していた弥生、つまり今回の被害者だった。寺島がアリバイの証言を弥生に依頼、その後結婚したが2人の関係に亀裂が生じて、寺島が口封じのため弥生を殺害した可能性もなくはない...。

弥生の友人の証言から、弥生が17年前に寺島のアリバイを偽証していたことが判明した。
立原らは寺島の自宅の家宅捜査へ。雪絵を殺害した犯人が明らかになり、今回の事件も解決したと思われた。「奥様もきっと浮かばれる」と倉石を思いやる留美(松下由樹)と一ノ瀬(渡辺大)だったが、倉石は留美たちにこう言い放つ。
「俺のとは違うな...」。

寺島は犯人ではないのか? 留美たちが拾いきれていないものとは、いったい何なのか...!?

 

最終回「十七年蝉」のあらすじ(ネタバレ注意)

主婦・寺島弥生の遺体が発見された。頭部左にあった打撲傷が致命傷かと思われたが、倉石(内野聖陽)は遺体の胸部に小さな穴を発見。撲殺ではなく射殺と断定する。発見された銃弾から使われた拳銃が17年前、倉石の妻・雪絵(京野ことみ)を殺害したものと同じ拳銃であることがわかった。

17年前...。一人の交番巡査がナイフで刺され、拳銃を強奪された。犯人は奪った銃で巡査を殺害し、逃走。その後主婦の大瀬恵美子、更には雪絵もその凶弾の犠牲者となった...。当時、立原は倉石に「ホシは必ず俺が」と約束したが、その後途中で捜査から外れ、事件は時効となってしまった。立原は苦い思いをかみしめつつ、17年ぶりに現れた犯人に怒りを新たにしていた。

弥生の葬儀に、17年前の事件で殺害された恵美子の夫・大瀬(大杉漣)が現れた。弥生が自分の妻と同じ拳銃で殺害されたと聞いて、駆けつけたのだという。大瀬は、久々に再会した立原に「犯人を捕まえて下さい」と頭を下げ去っていく。

深夜、一人17年前の捜査資料を読みふける立原。やって来た倉石に、立原は捜査資料から意外な事実が見つかったことを伝える。

今回の被害者・弥生の夫、弁護士の寺島(矢柴俊博)が、17年前の事件でも事情聴取されていたのだ。しかし、寺島にはアリバイがあった。そのアリバイを証言したのが、当時交際していた弥生、つまり今回の被害者だった。寺島がアリバイの証言を弥生に依頼、その後結婚したが2人の関係に亀裂が生じて、寺島が口封じのため弥生を殺害した可能性もなくはない...。

弥生の友人の証言から、弥生が17年前に寺島のアリバイを偽証していたことが判明した。
立原らは寺島の自宅の家宅捜査へ。雪絵を殺害した犯人が明らかになり、今回の事件も解決したと思われた。「奥様もきっと浮かばれる」と倉石を思いやる留美(松下由樹)と一ノ瀬(渡辺大)だったが、倉石は留美たちにこう言い放つ。
「俺のとは違うな...」。

寺島は犯人ではないのか? 留美たちが拾いきれていないものとは、いったい何なのか...!?

※テレビ朝日HPより引用

夫婦道

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夫婦道

 

夫婦道の概要

2009年4月15日からTBS系列で放映。2007年に放送されたホームドラマ「夫婦道」の第2シリーズ。27年ぶりに復活する「水曜劇場」枠の第1弾目玉ドラマとして放送される。

茶園業を営む一組の夫婦を中心に、その家族が織り成す小さな世界を舞台に、人と人との関わりから生まれる「日常の些細な出来事」を描くホームドラマ。

主演は前回と同様、武田鉄矢、高畑淳子の二人。3人娘の山崎静代、たくませいこ、本仮屋ユイカも前作同様登場する。

夫婦道 動画 (最終回の結末に注目!) 


夫婦道の主題歌

海援隊 「早春譜」

 

夫婦道の出演者

高鍋康介 ...... 武田 鉄矢
高鍋聡子 ...... 高畑 淳子
高鍋夏萌 ...... 山崎 静代(南海キャンディーズ)
山崎八夜子 ...... たくま せいこ
中森若葉 ...... 本仮屋 ユイカ
高鍋 茂 ...... 鈴木 悠人
神崎典子 ...... 杉田 かおる
増山大輔 ...... 田中 幸太朗
冬島淳太郎 ...... 山崎 銀之丞
中森健太 ...... 佐藤 銀平
胡桃沢華子 ...... 児玉 絹世
山崎昌弘 ...... 石倉 三郎
中森修造 ...... 橋爪 功

 

夫婦道のスタッフ

脚本:清水有生
音楽:城之内ミサ
演出:清弘誠、大岡進
プロデューサー:柳井満
協力:入間市茶業協会
制作:TBSテレビ
製作:TBS

 

夫婦道の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月15日 春満開バトル満開 9.2%
第2話 2009年4月22日 娘三人全員出戻り? 8.9%
第3話 2009年4月29日 夫婦円満の方程式! 8.6%
第4話 2009年5月6日 初孫誕生の長い一日 7.8%
第5話 2009年5月13日 現役インタイの危機? 9.2%
第6話 2009年5月20日 鬼ババ来襲緊急事態 6.7%
第7話 2009年5月27日 茶畑に恋の花咲く... 8.2%
第8話 2009年6月3日 遂にソノ時が来たか! 6.3%
第9話 2009年6月10日 妻の退職金で大騒動! 5.8%
第10話 2009年6月17日 ノンちゃんの娘出現! 7.5%
最終回 2009年6月24日 6.8%

 

 

夫婦道のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「春満開バトル満開」のあらすじ

日本茶をこよなく愛する男・高鍋康介(武田鉄矢)としっかり者の妻・聡子(高畑淳子)は埼玉で代々続く製茶・販売業・高鍋園を切り盛りしながら日々暮らしている平凡な夫婦。二人の間には三女一男という4人の子どもがいるが、長女の夏萌(山崎静代)、二女の八夜子(たくませいこ)、三女の若葉(本仮屋ユイカ)の三人娘は皆次々と嫁いで家を去り、今は末っ子長男の茂(鈴木悠人)との三人暮らしだ。

春を迎え、康介が新茶の茶摘みを待ちわび始めた頃...。聡子はお茶を販売している店先の一角で喫茶店を始めたいと店舗の改装を業者に依頼。康介に内緒で着々と改装計画を進めていた。

そんな中、ある日、康介と聡子のもとにTV局のプロデューサー・森(小久保丈二)が訪れ「トメさんぶらりお散歩」という番組で、高鍋園にリポーターのトメさん(福留功男)が立ち寄るというロケを行いたいとの依頼を持ちかけられる。

テレビで取り上げられればお茶が売れるようになると大喜びの康介は、自慢の手揉み茶の腕前をトメさんに披露しようと俄然張り切り、周囲にトメさんが来ることを触れ回る。

いよいよトメさんが高鍋園にやって来た。康介は必死に手揉み茶をアピールしようとするが、トメさんの関心はなんと店に飾ってあった夏萌の夫で有名な画家・冬島(山崎銀之丞)の絵に注がれる。しかもそこになぜか突然夏萌が帰郷し、トメさんの関心は一気に手揉み茶から離れてしまう。憮然となる康介に、今度は聡子が密かに店の改装計画を立てていることがバレてしまい...。

 

第2話「娘三人全員出戻り?」のあらすじ

高鍋園ではテレビ番組で紹介されたことがきっかけで、店に飾ってある夏萌(山崎静代)の夫で有名画家・冬島の絵を見に来るお客が急増。にわかに店は大盛況となる。

夏萌が冬島と離婚してしまったことを知らない康介(武田鉄矢)は、当初テレビ番組での自分の扱われ方に不満タラタラだったが、店の盛況ぶりにすっかり上機嫌になり、猛反対していたはずの聡子(高畑淳子)の店内改装計画「甘味処さとこ」にもすっかり乗り気になる。その上さらに調子に乗った康介は甘味処と一緒に冬島ギャラリーを併設して造ると言い出し、すでに夏萌から冬島との離婚を告白されていた聡子は困惑してしまう。聡子も夏萌も康介のあまりの浮かれようになかなか離婚話を切り出すことが出来ない。

そんなある夜、店閉めで康介と二人きりになった夏萌は意を決して康介に離婚したことを切り出そうとするが、なんとそこに臨月を間近に控えた次女の八夜子(たくませいこ)が夫の山崎(石倉三郎)と共に突然高松から帰郷して来る。八夜子の突然の帰郷で一旦は離婚話を切り出せなくなった夏萌だったが、康介と聡子のちょっとした口喧嘩に乗じて、夏萌はやっと康介に離婚を告白する。離婚の原因が冬島の浮気だと知り、聡子や八夜子、若葉(本仮屋ユイカ)は夏萌に同情するが康介は何故か離婚を認めないと言い出し......。

 

第3話「夫婦円満の方程式!」のあらすじ

康介(武田鉄矢)が長女の夏萌(山崎静代)の離婚を認め、高鍋家の中がひとまずほっとしたのも束の間。今度は次女の八夜子(たくませいこ)が、「お腹の子は高鍋家で生み、その上、嫁ぎ先の高松には帰らない」と言い出し、康介を唖然とさせる。高松で隣に住む山崎(石倉三郎)の兄嫁が日頃から自分をイビる上に、産まれてくる八夜子と山崎の子を、子供のいない兄嫁が横取りしようとしているというのだ。そこで八夜子は、自分が高鍋家に居座ることを上手く聡子(高畑淳子)に説得して欲しいと康介に懇願する。

聡子自身が嫁姑問題で苦労し、娘たちに「お嫁に行ったら簡単に実家を頼りにしちゃダメ!」と言っているのを耳にしている康介は、聡子に対して嫁姑問題がいちばん厄介な話題だと困惑しきり。聡子を説得するのが難しいと考えた康介は、とりあえず山崎に高松へ戻り、兄嫁に八夜子へのイビリを止め、産まれてくる子供のことにも口を出さないとの念書をもらってくるよう言いつける。康介の命を受けた山崎は、八夜子や聡子に所用で一泊出掛けると言い、高松へと出かけていった。康介と山崎のやり取りを知らない八夜子は、早く聡子に話すよう康介を急かすのだが、康介はなかなか聡子に八夜子のことを切り出せない。

その一方、隣人の修造(橋詰功)も恋人の典子(杉田かおる)から自分を恋人として周囲に紹介するよう詰め寄られ、ようやく嫁である若葉(本仮屋ユイカ)に典子を引き合わせるが、そこに康介や聡子ら高鍋家も集まってきてしまい...。

 

第4話「初孫誕生の長い一日」のあらすじ

八夜子(たくませいこ)が自分から嫁ぎ先の高松に戻ると言い出し、康介(武田鉄矢)と聡子(高畑淳子)がほっとした途端、その八夜子が産気づいてしまい高鍋家は大騒ぎに。聡子も出産時に世話になったベテラン助産婦の米山(佐々木すみ江)が呼ばれ、八夜子の様子を見てもらうと、陣痛が小康状態となり一旦様子を見ることに。そんな折、聡子と修造(橋爪功)の話から聡子が子供たち4人を出産した際、康介が一度も出産を立ち会っていないことが子供たちに暴露され、康介は皆に非難される。康介は汚名挽回と、八夜子の出産では自分が陣頭指揮を執ると息巻くが、そんな康介のもとに、手揉み茶保存会のメンバーが茶畑に異変が起きたと駆け込んできた。康介が茶畑に行くと、品評会に出展する手揉み茶用の茶畑に害虫が発生しており、康介は害虫が蔓延する前に手揉み茶用の茶葉を確保するため急遽、茶摘をすることにする。出産が迫る八夜子を気遣い、聡子たちには告げずに一人で茶摘を決行するという康介のもとに、大輔(田中幸太朗)と夏萌(山崎静代)が茶摘みを手伝う。

一方同じ頃、高鍋家では典子(杉田かおる)と会っていた八夜子が破水を起こし、康介不在のまま聡子の陣頭で八夜子の出産が始まった...。

 

第5話「現役インタイの危機?」のあらすじ

次女・八夜子(たくませいこ)が無事、女の子の赤ちゃんを出産して一週間が経った。初孫の可愛さにデレデレする康介(武田鉄矢)だったが、同じ年の修造(橋爪功)と山崎(石倉三郎)から一人だけ年寄り扱いされ、憮然となる。

修造と山崎がそれぞれ年若い恋人の典子(杉田かおる)や妻の八夜子と仲睦まじくしている姿を目の当たりにした康介は、より一層自分ひとりだけ年寄りになったような疎外感を感じる。そんな自分の気持ちを払拭しようと、駅前に新しく出来たと評判になっているアイスクリーム店に聡子(高畑淳子)を誘って出かけようとするが、康介のそんな気持ちに気づかない聡子は誘いに乗ってこない。仕方なく、一人アイスクリーム店へと出かける康介だったが、店前で茂(鈴木悠人)の家庭教師である胡桃沢華子(児玉絹世)とばったり遭遇し、華子からの誘いで一緒にアイスを食べることに。その際、華子から素敵だと言われ気を取り直す康介だった。

一方の高鍋家では、聡子がお店の客から、康介が若い女性とデートしていたと聞き驚く。そんな折、聡子は高鍋家に訪れていた大輔から一緒に人気演歌歌手のコンサートに行ってほしいと誘われる。一旦は大輔(田中幸太朗)の誘いを断った聡子だったが、康介からベリーダンス教室に通いだしたことをたしなめられた上に、山崎から康介が若い女の子にうつつをぬかしているらしいとの忠告受け、康介への当てつけにと、大輔と一緒にコンサートに行くことにする。康介は聡子から、若い男の子とデートに行くと告げられ...。

 

第6話「鬼ババ来襲緊急事態」のあらすじ

高松に戻っている次女・八夜子(たくませいこ)の夫・山崎(石倉三郎)から、なんと八夜子が日頃"鬼婆"と恐れている噂の兄嫁が、高鍋家へやって来るとの連絡が入る。兄嫁の来訪に、自分の産んだ赤ちゃんが取られてしまうかもしれないと、戦々恐々とする八夜子を聡子(高畑淳子)がなだめるが、康介(武田鉄矢)の方は八夜子の話を真に受け、厄除けのお札を買ってくるなど、兄嫁をやり込めようと息巻いていた。

ところが、いざ兄嫁・多佳子(山口果林)が高鍋家にやって来ると、康介は多佳子の綺麗な容姿に惑わされ、抱いていた敵意を一気に失ってしまい、八夜子は不安に駆られる。

案の定、多佳子は康介や聡子が用意した宴席で、康介が命名した八夜子の子どもの名「茜」を、自分たちが神主に決めてもらった名「鳩子」にすると言い、その上、本家である自分達の跡取りとして子供を自分達と養子縁組すると言い出す。当然、多佳子のあまりに横暴な発言に八夜子は怒り出し、康介と聡子は必死に二人を執り成そうとする。多佳子の取り付く島もない態度に憮然となった聡子は、八夜子と山崎の面倒は高鍋家で面倒を見ると言い出し、高鍋家の面々が皆、さも立派な人格の人間だと見栄を張ってしまう。

一方、同じ頃高鍋家の隣人・修造(橋爪功)のもとでは修造が飲み屋で知り合った千尋(ほしのあき)が突然来訪。千尋は修造の助言どおりに彼と別れることにしたのだが、その彼がヤクザで脅された為、千尋は修造のことを話してしまったと話す。ところが、実は修造は千尋に本当の名を名乗らず康介の名をかたっていたのだ。そんなとき、康介の留守中に高鍋園へ現れたヤクザが、本当は自分を目当てにしているのだと気づき、修造は愕然となる...。

 

第7話「茶畑に恋の花咲く...」のあらすじ

若葉(本仮屋ユイカ)の幼馴染で、康介(武田鉄矢)の手揉み茶保存会に参加している大輔(田中幸太朗)に好意を抱いている夏萌(山崎静代)。

ある日、夏萌は大輔が高鍋家に忘れていった携帯電話に、自分が昔作ってあげたマスコット人形が付いているのに気づく。しかも康介から、大輔がそのマスコット人形を大切な人からもらった思い出の人形だと言っていると聞き、夏萌は大輔も自分に好意を抱いているのだと上機嫌になる。ところが、肝心の大輔はマスコット人形をくれたのは、亡くなった母親代わりに慕っている聡子(高畑淳子)だと思い込んでいたのだ。そうとは知らない夏萌は、いつ大輔が自分に告白してくるのかと浮かれ、聡子から持ちかけらられたお見合い話を断ってしまう。だが当然、大輔はそんな夏萌の期待に応える訳もなく、むしろ幼い頃好意を抱いていた若葉に、自分の会社のパート仕事を頼んだりと、若葉に仲良く接してくる。

そんな中、ぎっくり腰になった修造(橋爪功)の世話をしていた夏萌は、修造の恋人・典子(杉田かおる)から好きな相手に告白させるためには焦らせるのが良いと助言を受ける。大輔が自分を好きだと思い込んでいる夏萌は早速、大輔を焦らせようと聡子に一度断ったお見合い話を受けると言い出し、自分がお見合いをすることを大輔に報告するのだが......。

 

第8話「茶畑に恋の花咲く...」のあらすじ

ある日、康介(武田鉄矢)と同じ年頃で近所に住んでいる同業者が、癌で亡くなった。聡子(高畑淳子)から、亡くなった同業者は数ヶ月前、お尻からの出血で癌に気が付いたらしい...との話を聞いた康介は、葬儀から帰ってきた矢先、自分にも同じような出血症状をトイレで気づき、大慌てで病院へ駆け込んだ。診察を受けた康介は、医師が他の患者の病状について電話で話しているのを耳にしてしまうのだが、その話を自分の症状について話をしているのだと勘違い。さらに話の内容から、自分が癌で余命わずかだと誤解をしてしまい、気を落として帰途に付く...。

それ以降、聡子ら高鍋家の面々は、康介の様子がおかしいことに気づくのだが、内緒で康介の誕生日パーティーの準備を進めている聡子たちはそのことに気を取られ、深く詮索しようとしない。

逆に聡子たちがひそひそと誕生日パーティーの準備を進めている態度が、康介の勘違いに拍車を掛けることになり、康介はますます自分が末期癌だと思い込んでいく...。

 

第9話「妻の退職金で大騒動!」のあらすじ

ある日、30年前からこつこつと掛けていた積み立て保険がようやく満期になり、500万円の預金を手にした聡子(高畑淳子)。聡子は長年主婦として頑張ってきた自分への褒美だと、康介(武田鉄矢)に内緒で500万円の使い道に豪華客船での世界一周旅行を目論む。

ところが、聡子が積み立てていた保険会社に勤める典子(杉田かおる)が聡子の積み金が満期になったことを康介たち高鍋家の面々の前でしゃべってしまい、皆に500万円の預金の存在がバレてしまう。

折りしも康介をはじめ、夏萌(山崎静代)、八夜子(たくませいこ)、若葉(本仮屋ユイカ)、茂(鈴木悠人)と皆、お金を欲している用途を抱えており、康介たちは皆こぞって聡子の500万円を当てにして聡子にお金をせびってくる。聡子は康介たちの自分に向ける鵜の目鷹の目の様相に憮然となり、怒った勢いで皆に500万円は自分への褒美に使うと宣言する。

と、そんな矢先、聡子のもとに数日前中学の同窓会で再会した親友の美津子(かとうかず子)が訪ねて来る。亡き夫の不動産会社を経営している美津子は聡子に自分の会社が企画した会員制貸別荘の話を持ちかける。美津子の話に絆された聡子は美津子に勧められた別荘の会員権の購入を決めるが......。

 

第10話「ノンちゃんの娘出現!」のあらすじ

康介(武田鉄矢)と子供の頃から顔を合わせれば、くだらない小競り合いばかりしている隣人の修造(橋爪功)。そんな修造だが康介と喧嘩ばかりしている大人げない顔とは別に市議会議員として町の発展に尽力したり、防犯協会の役員をしたりと社会人として立派な一面も持ち合わせていた。

そんなきちんとした一面が認められたのか、修造は県の功労賞を受賞することになり、康介や聡子(高畑淳子)らにご機嫌な様子で報告に現れる。修造は授賞式に恋人の典子(杉田かおる)を同伴させると言い、聡子はいよいよ修造が典子と結婚する決意を固めたことを喜ぶが、前から典子の存在が気に入らない若葉(本仮屋ユイカ)は不機嫌になる。

修造は功労賞受賞のお祝いにとお花を持って現れた典子に授賞式に同伴して欲しいとプロポーズ。典子は修造の言葉に大喜びする。とそんな矢先、修造はたまたま通りがかった街中で警官に補導され揉めている女の子に遭遇。その女の子・吉永リカ(高畑充希)が「自分は熊本から親戚の神埼典子を訪ねて来た」と警官に言い張っているのを耳にし、典子に引き合わせようと自宅にリカを連れて帰る。

修造の帰りを待っていた典子は、リカのことを最初は知らないと言うのだが、リカが名前を名乗った途端、態度が豹変。赤ん坊のとき別れた自分の子供だと、修造に告白する。典子はすぐにでも熊本に帰るようリカに促すが、リカはそんな典子に猛反発。典子はリカを置いて、修造の家を飛び出してしまう。そんなとき、中森家の騒ぎを聞きつけて駆けつけた康介と聡子は、一先ずリカを高鍋家で預かることにするが......。

 

最終回のあらすじ(ネタバレ注意)

修造(橋爪功)の恋人・典子(杉田かおる)の産み別れた娘・リカ(高畑充希)が、突然、九州から現れた。典子を訪ねてきた理由は語らないリカと、そんなリカを突き放す典子。二人の様子を見た康介(武田鉄矢)と聡子(高畑淳子)は、ひとまずリカを預かることにする。だが、周囲の皆に終始反抗的な態度をとるリカに、康介たち高鍋家の面々は手を焼く。

そんな中、リカが妊娠していることに気が付いた若葉(本仮屋ユイカ)は、そのことを康介と聡子に相談しようとするのだが、その矢先、康介がコンクールに出品した手揉み茶がなんと念願の金賞を受賞したとの連絡が入り、話す機会を逸してしまう。

康介が金賞受賞で浮かれている中、リカは八夜子(たくませいこ)や康介と接したりしているうちに、堕胎しようと考えていたお腹の子をやはり産みたいと若葉に告白。自分が妊娠しており、子どもを産みたい意思があることを康介と聡子に話す。最初は子どもを産むことに否定的な康介と聡子だったが、自分たちの言葉でリカが気持ちが改まったと聞き、納得する。

聡子はリカの妊娠のことを典子に知らせるが、典子は自分の二の舞は踏ませたくないとリカが子供を産むことを反対。そんな典子を見た聡子が、典子を叱咤。典子はようやくリカと向かい合うが......。

 

※TBSHPより引用

白い春

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白い春

 

白い春の概要

2009年4月14日からフジテレビ系列で放映。

出所を終えたばかりの元ヤクザの男が、自分の子供とは知らずに娘を育てていく過程で成長していく様子を描いたヒューマンドラマ。

主演は、「アットホーム・ダッド」、「結婚できない男」に続いて登場する阿部寛。映画「崖の上のポニョ」の主題歌でブレイクした大橋のぞみが、連続ドラマ初登場で阿部寛の娘役を演じる。

白い春 動画 (最終回の結末に注目!) 


白い春の主題歌


阪井あゆみ 「横顔」

 

白い春の出演者

佐倉春男 ...... 阿部 寛
村上さち ...... 大橋 のぞみ
西田栞 ...... 吉高 由里子
小島勇樹 ...... 遠藤 雄弥
高村真理子 ...... 紺野 まひる
高村佳奈子 ...... 白石 美帆
村上康史 ...... 遠藤 憲一
安岡竜也 ...... デビット伊東 

 

白い春のスタッフ

脚本:尾崎将也
プロデューサー:安藤和久、吉條英希、東城祐司、伊藤達哉、浅井千瑞
演出:三宅喜重、小松隆志、植田尚
制作:関西テレビ、MMJ

 

白い春の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年4月14日 運命の出会い 13.7%
第2話 2009年4月21日 少女の約束 10.0%
第3話 2009年4月28日 少女と母の秘密 10.4%
第4話 2009年5月5日 本当の父親 12.5%
第5話 2009年5月12日 俺には娘がいた 11.8%
第6話 2009年5月19日 運命の絆第二章 11.9%
第7話 2009年5月26日 名乗れない痛み 12.6%
第8話 2009年6月2日 二人のお父さん 14.0%
第9話 2009年6月9日 娘を襲った悲劇 12.5%
第10話 2009年6月16日 娘を救ってくれ 13.9%
最終回 2009年6月23日 本当のお父さん 15.1%

 

 

白い春のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「運命の出会い」のあらすじ

刑務所の廊下。刑務官に監視されながら整列して歩く受刑者たち。その中で1人、右足を引きずるようにして歩く佐倉春男(阿部寛)の姿があった・・・。

数日後、刑期を終え出所した春男は、9年分の報酬を手に小さな定食屋に入る。ビールに始まり定職、カツ丼、天ぷらなど大量に注文する春男に驚く店主やお客たち。

同じ頃、パン屋を営む村上康史(遠藤憲一)の家では、娘のさち(大橋のぞみ)と高村佳奈子(白石美帆)が食事の用意をしていた。その光景はまるで本物の母子のようだ。

定食屋にいた春男がトイレから戻ると、隣の席に座っていた男が報酬を盗んで逃げていくところだった。一文無しになった春男は、店を飛び出す。右足を引きずりながら必死で逃げる春男は、ふと、刑務所に入る前に付き合っていた真理子(紺野まひる)との幸せだった日々を思い出していた。しかたなくネットカフェに泊まることにした春男は、ひょうんなことから隣りの個室にいたカップルと顔を会わせる。

強面の春男にすっかり尻込みする男・小島勇樹(遠藤雄弥)を無視して、春男は西田栞(吉高由里子)にある居酒屋をネットで検索してもらう。そんな春男のどこか風変わりな様子に栞は興味を示す。春男が検索していたのはヤクザをやっていた時の仲間、安岡竜也(デビット伊東)だった。

訪ねてきた春男を歓迎する竜也は、何も聞かずお金を差し出す。竜也は、春男が服役中に真理子が別の男と一緒に暮らしていたことやその後に病気が治らずに亡くなったことを告げる。真理子の死を知りショックを受ける春男。9年前、真理子のためにヤクザから足を洗おうとしていた春男は、病気を抱える真理子の治療費として報酬800万円欲しさに殺しの依頼を引き受けて捕まったのだ。報酬は真理子に渡り治療ができたはずだと信じていた春男は怒り、竜也から男の名前を聞き出した。男は康史だった。

パンやの喫茶スペースに入ってきた春男を怪訝な顔で見つける佳奈子。やがて春男はパンに異物が混入していたと訴えると店主である康史を呼び出し、謝罪金として800万円を要求する。すぐに帰ったが右足を引きずる姿に何かを思い出した様子の康史。その帰り道、公園のベンチで休んでいた春男が立ち上がると、さちが声をかけてきた。

書き途中の絵に入ってるから動かないで欲しいという。

怖がることなく無邪気に話しかけるさちに戸惑いながらもベンチに戻る春男。後日、公園のベンチで寝ていた春男に通学途中のさちが近づいた。鼻に草をつっこまれた春男が起き上がると、一緒にいたさちの友だちが春男の風貌に驚き防犯ベルを鳴らしてしまった。

近所の人の視線が集まり、警察を呼ばれてしまう。逃げていた春男を見つけた康史はパン屋に呼び、50万円入った封筒を手渡す。しかし春男は800万円だと言い張り、お金の使い先を問いただすが、康史はお金の存在自体を知らないと言い張るだけだ。その矢先、警官がやってきて連行される春男。

一方、学校にはり出されたさちの公園の絵には春男らしき男が書かれ、その背中には羽のようなものが生えていて・・・。

 

第2話「少女の約束」のあらすじ

警察に連行された佐倉春男(阿部寛)は釈放された足でパン屋に向かう。
ガラス越しに店内を覗くと黙って去っていく春男の姿を見て、高村佳奈子(白石美帆)は怯えるが、村上康史(遠藤憲一)は50万円入った封筒を手に春男を追いかける。康史と対峙した春男は再び真理子(紺野まひる)に渡っていたはずの800万円の行方を問うが、知らないと言い張る康史に、春男は封筒を受け取らずに去っていく。

翌朝、パン屋の店先にバス停のポールが置かれていた。春男の嫌がらせだと察し、警察に届けようという佳奈子を止め、バス停を戻しに行く康史。

昼、1人で遊んでいたさちの前を春男が通りかかる。親しげに話しかけてくるさちをあしらって歩く春男だが、なぜかさちは後を付いてくる。公園内にある小さな山に座り、昔、真理子とここへ来たことを思い出していた春男の隣にはさちが座っていた。やがて、春男のお腹の声を聞いたさちは持っていたパンを差し出す。

貪るように食べた春男は翌日もパンを持ってくるように命令する。そんな春男を怖がる様子もなく、約束すると小指を出すさちに2人は指きりをする。

雑居ビルの屋上にあるプレハブでは、西田栞(吉高由里子)と小島勇樹(遠藤雄弥)が山積みの商品の入ったダンボールを前に注文メールをひたすら待つだけの時間を過ごしていた。しかし、商品は勇樹がチンピラにつかまされたインチキ商品であることが発覚。栞は勇樹を怒りながらも、ふとネットカフェで会った春男を思い出していた。

安岡竜也(デビット伊東)の口利きで、ゲームセンターの奥にある倉庫のような場所で寝泊りができるようになった春男だが、夜中になると今度は地蔵をパン屋前に運んでいた。

翌日、学校から帰ってきたさちが店にやってきた。みつからないようにそっとパンに手を伸ばしポケットにしまおうとすると、その手を佳奈子がつかんだ。康史と佳奈子にパンを取ろうとした理由を聞かれるも、さちは春男との約束を守り口を閉ざした。その夜、春男が康史に電話をしてきた。康史は春男を近所の空き地に呼び出すと、1枚の寄せ書きを見せる。そこには真理子の字で康史が自費で店を出したことがわかる一文が記されていた。愕然とする春男に康史は新しい生活を始めるようにと再び封筒を差し出すが、春男はそれを拒み去っていく。

呆然と街を歩く春男は、いつしか公園の小山に向かっていた。真理子を傷つけたあげく、命を救えなかった事実に涙を浮かべる春男。すると、突然さちが声をかけてきた。さちは約束とパンを差し出し、叱られるからと急いで帰っていく。さちが届けてくれたパンをみつめながら春男は涙を流し・・・。

 

第3話「少女と母の秘密」のあらすじ

ビルの清掃会社で働き始めた佐倉春男(阿部寛)は、真理子(紺野まひる)の墓参りに行こうと、村上康史(遠藤憲一)にお墓の場所を尋ねるが教えてもらえない。学校帰りのさち(大橋のぞみ)は、クラスメートの男子たちに奪われた亡き母親の写真を取り返そうとしている際、風に飛ばされた写真は木に引っかかってしまう。泣きながら帰るさちを見つけた春男は、事情を聞き写真を取ってあげると、そこに写っていたのは真理子だった。さちが真理子と康史の娘で、パン屋で見かけた高村佳奈子(白石美帆)は真理子の妹であることを知り呆然とする。

借金を負った小島勇樹(遠藤雄弥)と西田栞(吉高由里子)は、返済のためサラリーマンからお金を騙し取ろうとして失敗。逃げ回るはめに。さっそくネットカフェへ向かった栞は、春男に声をかけプレハブ小屋に誘い、奇妙な共同生活をすることに・・・。

さちが学校でいじめを受けていることを知った康史は、担任に改善を願い出る。一方、写真を見て以来、複雑な思いを抱えていた春男は、帰宅するさちを見つけこっそり後をつけ、さちが男子たちに意地悪をされているのを目撃。春男はさちと別れたのを見計らい男子たちに近づくと、手を出すなと強い言葉で脅す。翌日、刑事がパン屋にやってきた。

脅された男子の親が警察に届けたためだ。驚いた康史は、さちに春男と会っているのかと問いただすが、さちは否定する。後日、さちのスケッチブックを見た康史は、春男らしき人物が描かれていることで再びさちを問いただす。春男と会っていることを強い口調で責める康史に、さちは部屋を飛び出す。

春男がプレハブ小屋でゴロゴロしていると栞たちが帰ってきた。後ろから現れたさちの姿に驚く春男は、笑顔で話しかけてくるさちに動揺するが、帰れと冷たく突き放す。

結局、すっかり栞と打ち解けたさちは、日暮れまでプレハブ小屋で過ごした。夜、パン屋付近までさちを送ってきた春男は、さちを探しに出ていた康史と対面する。康史は、春男が真理子を捨てたことを非難し、さちには一切かかわるなと言い放つ。

帰宅後、春男はプレハブ小屋でさちの忘れていったスケッチブックに描かれた自分を見つめていた・・・。

 

第4話「本当の父親」のあらすじ

ビル清掃の仕事以外は外出することもなくプレハブ小屋でダラダラと過ごす佐倉春男(阿部寛)。西田栞(吉高由里子)は、村上さち(大橋のぞみ)が忘れていったスケッチブックに描かれた春男の絵を見ながら、さちやさちの母親と春男の関係が気になっていた。スーパーでのバイト中に偶然
さちと会った栞は、さちが次の日曜日に母親の墓参りに行くと聞き春男に連絡する。

日曜日、さちと高村佳奈子(白石美帆)が真理子(紺野まひる)の墓参りに向かっていると、栞に渡された幼稚な地図のせいで道に迷っていた春男と遭遇した。怯える佳奈子に反し、さちは笑顔で春男に近づく。仕方なく3人で真理子の墓に来た春男は、佳奈子に言われるがままに掃除を手伝うが、墓石に書かれた真理子の名字から、村上康史(遠藤憲一)と籍を入れてなかったことを知る。

様々な思いを胸に春男が空を見上げ真理子を思い出していると、さちが声をかけてきた。真理子の写真を見せ、今度、別の写真をあげると約束するさち。同じ頃、栞はスケッチブックの絵からさちの誕生日が春男の逮捕の7ヶ月後であることに気付く。

一方、仕事とバスの故障で遅れてやってきた康史が墓付近に到着すると、帰ろうとしていた春男とすれ違った。康史は春男に家族に付きまとわないでくれと強く訴えるが、春男は籍も入れず家族か、と言い残し去る。

帰宅後、春男との約束を守るため、さちは康史と佳奈子の目を盗みアルバムから真理子の写真をはがす。一方、さちがお風呂に入っているのを確認した佳奈子は、真理子の墓を涙ぐみながら洗う春男と、春男の存在に過剰に反応しさちを近づけないようにと声を荒げた康史に不審を抱き、康史に真理子と春男の関係を問う。少しの沈黙の後、康史はさちが春男と真理子の子供であることを告げた。

驚く佳奈子に真理子との出会いを話す康史。春男が拘置所に移送される車が去った後に倒れた真理子を助けた康史は、その後も病院に通ううちに行為を抱くようになっていた。やがて、さちが産まれて真理子が退院すると3人で一緒に暮らし始めたが真理子の病気は悪化。瀕死の真理子の前で康史はさちを幸せにすると誓い、自分の籍に入れた事実を聞き終えた佳奈子は、春男にもさちにも事実を隠し通して、今まで通りに暮らそうと言いきる。

そんな折、さちが栞の元へやって来た。さちは満面の笑顔を浮かべ、春男に渡して欲しいと一通の封筒を差し出す。封筒に入っていたのは、さち手書きの「むらかみベーカリー」招待状だった。康史に追い出されることを考え、行かないと言い切る春男だが、数日後、春男は「むらかみベーカリー」にいた。さちが笑顔で迎えるなか、動揺を隠せない佳奈子。嬉しそうに康史が焼いたパンを春男に差し出すさちだが、そこに康史がやってきた。

招待状を破き帰れと言い切る康史を悲しそうに見つめるさちは、席を立った春男に写真を大事にしてねと告げる。実は招待状の中には、さちと真理子が写っている写真も同封されていたのだが、封筒から落ちたのを春男は気付いていなかったのだ。渡した写真にはさちの誕生日が記載しているため焦る康史と佳奈子。そのころ、プレハブ小屋では春男が写真を探していた・・・。

 

第5話「俺には娘がいた」のあらすじ

追い出されるように「むらかみベーカリー」から帰ってきた佐倉春男(阿部寛)は、村上さち(大橋のぞみ)が封筒に入れたと話す真理子(紺野まひる)の写真を探すが見当たらない。先に写真を見つけた西田栞(吉高由里子)が、とっさに隠すが見つかってしまう。一方、さちは春男を乱暴に追い返した康史(遠藤憲一)に腹を立て、そっけない態度をとるようになっていた。佳奈子が場をとりなすように週末に遊びに行く提案をするが、さちは行かないと布団をかぶってしまう。

さちの誕生日が入った写真が春男に渡ったことで不安を隠せない高村佳奈子(白石美帆)だが、康史は自分に言い聞かせるように「大丈夫だ」と言いきる。

仕事を終え帰ってくるやいなや写真を見つめる春男。すると鏡に写った写真の裏側に「さち生後3日」の文字を見つける。さちの誕生日と自分が捕まった日を照らし合わせ、さちが自分の娘であることを確信した春男は、驚愕とともに隠していた康史に対する怒りが湧き上がる。呼び出し現れた康史にいきなり殴りかかり、さちが自分と真理子の子供であることを隠し、真理子との関係もウソだったことを責めて立てる。

しかし康史は真理子がどんな思いを抱えていたか、施設に引き取られる事になりそうなさちを、自分がどんな思いで引き取る決意をしたかを叫びながら反撃に出る。さちは自分が育てると言い切り去ろうとする康史に対抗する春男だったが、「人を殺した手でさちに触るな」と言われ動けなくなる。康史や自分に対する怒りで苛立ちを抑えきれずにいた。

さちを諦めきれず、小学校に来てしまうが、笑顔のさちを見て声をかけずその場を去る。そんな春男を見た栞は、いつかさちが知る日がくるまでに、まともな人間になっていればいいと励ます。それ以来、やたら夫婦や親子連れに目がいくようになった春男は、ふとした時間に自分がさちや真理子と楽しく暮らしている想像をするようになっていた。そして、清掃会社の正社員応募に意欲を見せ、不器用ながらも困った人を助けるなど行動にも変化が表れはじめていた。

一方、栞はスケッチブックを返すため学校帰りのさちに声をかけた。春男の様子を気にするさちに、「おじさんはキリンが好きで、暫くアフリアに行く」とウソをつく。

週末、康史と佳奈子と3人で動物園に行くことになったさちだが、やたらキリンがいるかを気にするさち。理由を訊ねた際、春男の名前が出たことで、つい感情的になり責める口調になった康史に反発したさちは、家を飛び出しプレハブ小屋に向かう。小屋で横になっていた春男は、突然訪れたさちに驚くが、康史に言われた言葉を思い出し、会いたい衝動を抑え居留守を使う。

するとさちは、小屋の前でキリンの絵を書き始めた。その絵をよく見ようと窓ガラスに近づいた春男をさちが見つけた。笑顔で近づこうとするさちに、春男はとっさに「来るな」と叫び、切ない思いを抱えながら「これからは父親の言うことよく聞いていい子にするように」とだけ言ってさちを帰す。

家に帰り素直に謝るさちを優しく抱きしめる康史。そして春男は1人さちを思い・・・。

 

第6話「運命の絆第二章」のあらすじ

春男(阿部寛)はさち(大橋のぞみ)への思いから真剣に職探しを始めるが、刑務所にいた過去が邪魔していることもあってなかなか見つからないでいた。一方、さちは春男と話せたことで明るさを取り戻していた。さちが元気になったことで安心する康史(遠藤憲一)だが、佳奈子(白石美帆)はさちの絵に春男が書かれていることに不安を感じていた。そんな中、「むらかみベーカリー」に学校にパンを大量に卸す話がきた。だが人手不足の為、康史は求人募集を出す。

期間限定の工事現場警備の仕事を始めた春男。すると、現場付近を偶然さちと佳奈子が通りかかった。その場はさちに気付かれずに済んだが、佳奈子から報告を受けた康史は工事現場に春男を訪ね、パン屋の近所で働いていることを責める。春男は翌日で現場が終わることを強く訴えつつも、去り際にはさちの様子を聞くのだった。

次の仕事を求めてハローワークに来ていた春男は、求人情報の中に「むらかみベーカリー」が載っているのを発見する。すぐに画面を消してしまうが、ふと聞いた親子に目を向けた。そこには幼いながらに職探しする父親を明るく励ましている子供の姿があった。そんな親子を見ながら何か考え込む春男。

「むらかみベーカリー」では何人かの面接をしていたが、いい人が見つからず採用を決めかねていた。すでに学校の仕事を引き受けてしまい、康史は休日返上で働く覚悟だった。翌週の授業参観にもいけそうになく、落胆するさちに謝ることしかできない。そんな中、ハローワークから連絡があり、康史は近所の喫茶店で面接をすることになる。

康史が喫茶店に行くと、そこにいたのは春男だった。帰ろうとする康史を引き止め、仕事や収入だけで人間の価値が決まるのか、父親としてちゃんとしているのかと問う春男。一瞬言葉に詰まるものの、強がってちゃんとしていると言い切る康史。その言葉を聞いて帰ろうとした春男を今度は康史が引き止めた。康史は怒りの勢いで春男に面接を受けろと言ってしまう。

プレハブ小屋では、西田栞(吉高由里子)がワゴン車でワッフル販売を始める計画中だった。春男に一緒にやろうと持ちかけるが、春男はさちに父親であることを言わないことを条件に「むらかみベーカリー」で働くことになったことを告げる。驚く栞と勇樹(遠藤雄弥)。同じ頃、佳奈子も康史に決定に驚いていた。自分とさちが立派な親子であることを見せつけると意気込む康史に、佳奈子は不安を隠せない。

パン屋で働き始めた春男。さちは春男の姿を見つけ大喜びだ。康史は春男に近づこうとするさちをさりげなく遠ざけながら、授業参観に行けることを告げる。喜びつつも、来るのが体育の授業であることに表情を曇らせるさち。夕方、仕事を終えた春男が公園を通ると、さちが1人で逆上がりの練習をしていた。戸惑いながらも練習に付き合う春男。何度も失敗しながらも懸命に練習するさちにいつしか春男も夢中になっていた。やがて、逆上がりに成功。共に喜ぶ春男だが、康史を喜ばせたかったというさちの無邪気な言葉に複雑な思いになる。

翌日、康史が見つめる中、さちは見事に逆上がりを成功させた。さちと康史が満面の笑顔で見つめ合っていた頃、春男はパン屋で黙々と仕事をこなしていた・・・。

 

第7話「名乗れない痛み」のあらすじ

失敗をしながらも「むらかみベーカリー」での仕事をこなしていく春男(阿部寛)。さち(大橋のぞみ)は、春男を自宅である2階に呼んではいけないという康史(遠藤憲一)の言いつけを守りつつ、逆上がりの練習に付き合ってくれたお礼にと夕食のデザートに出たイチゴを差し入れに行くなどすっかり上機嫌だ。栞(吉高由里子)は、仕事で疲れて帰ってきてもどこか幸せそうな春男を微笑ましく見つめる。

ある日、パンの配達に出ていた憲一(村上剛基)が事故にあったと連絡が入る。康史と佳奈子(白石美帆)が病院に向かうが、その直後にさちが学校を早退して帰ってきた。春男は心配でいてもたってもいられず2階に上がってしまう。薬箱を探して薬を飲ませ、さちが嫌いという卵もあえて入れて一心不乱にお粥を作った。慣れない手つきでさちに食べさせてあげる春男。

しかし、ふと自分の行動に戸惑いを感じて手を止める。改めてさちの部屋を見渡していた春男は、ランドセルから飛び出していた写真に目を止めた。さちが友達の家でパーティーをしている写真だった。自分の家でもやりたいが仕事が忙しいからと康史を気づかう言葉に返事ができない春男。さらに部屋に飾られた真理子(紺野まひる)の写真を見てアルバムに手を伸ばしかけるが引っ込める。

康史と佳奈子が帰ってきた。泥棒が入ったような散らかり具合に驚くが、さらにさちと春男が一緒にいるのをみてあ然とする。さちに熱があることを聞くも、動揺を隠せずに強い口調で春男を追い出す康史。作業所に戻った春男を追うように来た康史は、さちに父親であることを告げていないことを確認する。ホッとして仕事を始める康史に春男はさちのためにパーティーをやってやれと言い出した。春男が自分が知らないことを知っていることがおもしろくない康史は作業所を出て行く。

直後、春男は店に栞と勇樹(遠藤雄弥)の姿を発見して追い返そうとするが、栞は声をかけてきた佳奈子に春男とさちが親子であることを口にして去っていく。さちに真実を知られることを恐れる佳奈子は、春男に自分から店を辞めてもらえないかと持ちかける。その際、春男が何気なく言い放った真理子(紺野まひる)と似ていないというい一言に、佳奈子は過剰に反応する。亡くなった今もなお両親や康史から愛される真理子とずっと比較され続けてきた苦悩を思わず口にする佳奈子。

日曜日、家でパーティーを行うことになりさちの友達がやってきた。そしてパーティーが終わる頃、さちはサプライズで康史に手作りのバースデーカードを贈った。感激して涙ぐむ康史に、それを見て嬉しそうなさちや佳奈子。微笑ましい3人の家族らしい姿を見ていた春男は、部屋を出ると1人涙を流した。

 

第8話「二人のお父さん」のあらすじ

さち(大橋のぞみ)が算数のテストの点数が悪かったと沈んだ様子で帰ってきた。理由を聞いた春男(阿部寛)は、康史(遠藤憲一)に勉強を教えてやれと訴えるが、さちは康史に点数を告げ口したと怒って春男に絶好を言い渡す。一方、ワッフル屋を始めたがチンピラの安田に絡まれ10万円を払う約束をしてしまった栞(吉高由里子)と勇樹(遠藤雄弥)はお金の工面ができず困っていた。

ある日、春男に仕事に対する熱意が感じられないと康史が注意をすると、春男は労働時間が長いと反発し、明日からは残業しないと言い切った。そこにさちが帰ってきた。学校で作ったという折り紙の動物を康史と憲一(村上剛基)にプレゼントするが、絶交中の春男には無い。しょんぼりした様子の春男を見た佳奈子(白石美帆)は、さちの絶好は2日くらいで解けるはずだとさりげなく励ます。

それと同時に、さちの父親と名乗ることも出来ずにここで働いていて本当にいいのかと問う。春男はそれに答えず、佳奈子に母親になれなくていいのかと逆に質問する。核心をつかれ激しく動揺した佳奈子は、とにかく早く辞めて欲しいと言って去っていく。

約束の日になり、竜也(デビット伊東)の店で会っていた栞と勇樹。安田は用意できなかったお金の代わりにと栞に何か持ちかける。渋々と了承する栞。「むらかみベーカリー」では明後日の大量注文が入り、康史は今日から仕込みを始めると気合い満々だが、春男は残業しないとか帰る準備を始めた。すると春男に竜也から電話がかかってきた。竜也は栞が危険なチンピラに会っていたことを告げる。佳奈子は、電話で物騒な言葉を発する春男に不安を抱くが、康史は立ち直っていると断言する。

翌日、さちが春男にこっそり手紙を渡す。そこには公園でゴム飛びに付き合ってくれたら許してあげると書かれていた。康史に残業して欲しいと頭を下げられ戸惑う春男だが公園に向かう。さちのゴムとびに付きあった春男は、パン屋に戻り作業に加わる。作業場に大量のリンゴが運び込まれた。器用に皮をむく春男をさちが褒めると、対抗するように康史も皮をむき始めた。

手伝うという佳奈子を断り、競争するように皮むきする康史と春男。数時間後、まだまだ残っているリンゴを前にうんざりした様子の2人は佳奈子に「手伝ってください」と頭を下げる。そんな2人を笑う佳奈子とさち。作業がひと段落すると、佳奈子が春男と康史に缶ビールを差し出す。ビールを飲みながら語る2人。春男はさちに自分が親だと名乗るつもりはないと話していると、寝ていたさちが現れた。

驚いて会話は中断するが、さちは寝ぼけてそのままそこで寝入ってしまう。さちの寝顔を見ながら8年間の思い出を語った康史は、これからも自分がさちを育てるから春男は自分の道を見つけて欲しいと話す。

康史におんぶされたさちは目を覚まし、仕事のお礼だと折り紙の動物を差し出すと「ずっとここで働いてね」と言い残し2階へ上がる。春男が帰ろうとした時、勇樹から電話が入り栞が安田の仲間に連れて行かれたと聞き、勇樹に言われたホテルにやってきた春男。栞が連れ込まれた部屋に入ると、春男はすごむ男らに頭を下げた。春男の過去に気づいた男らがひるんだのを見て、栞を連れ静かに部屋を出る春男と勇樹。悔しそうに見送る男らは・・・。

 

第9話「娘を襲った悲劇」のあらすじ

春男(阿部寛)に初給料が出た。康史(遠藤憲一)には少ないと憎まれ口を叩きながらも、1人になると素直に喜ぶ春男。一方、プレハブ小屋で目を覚ました栞(吉高由里子)は、勇樹(遠藤雄弥)から救出までの一部始終を聞き、春男に助けられた嬉しさと巻き込んでしまった不安で複雑な思いを抱える。

公園で春男を見つけたさち(大橋のぞみ)は、嬉しそうな彼をスケッチし始める。春男は照れ隠しで描くなと言いつつ、楽しそうにカラフルに絵を描いていくさちを見つめていた。

仕事を終えた春男は、栞を電話で呼び出した。喜んで駆けつけた栞だが、春男が呼び出したのは、自分に不釣合いだと思って入れずにいた画材屋に付き合ってもらうためだった。理由を知って憮然とする栞だが、初給料でさちへのプレゼントを買おうとする春男を微笑ましく思う。真剣にプレゼントを選ぶ春男は、栞のアドバイスを受け水彩画の用具セットに決めた。画材のことなど何もしらないながらも水彩画セットを手に満足げに何度もうなずく春男。

同じ頃、夕食になっても部屋から出てこないさちを呼びに行った康史は、床で倒れているさちを発見する。驚いて駆け寄った康史と佳奈子(白石美帆)はさちを抱きかけ急いで病院へ向かう。

翌朝、出勤し、さちのことを知った春男は、急いで病院へ向かった。康史から真理子(紺野まひる)と同じ病気かもしれないと聞き動揺した春男は、検査時間が長いと医師に食って掛かる。

やがて、真理子と同じ病気ではないが、手術が必要との検査結果が出て、春男は医師にちゃんと治してくれるように頼みに行こうとする。しかし康史に止められて帰るように言われてしまう。手術を怖がるさちの前では明るく振舞った康史だが、家に戻ると手術費用200万円の工面を佳奈子と相談する。

それを聞いていた春男は、資金調達方法を考えるが名案があるはずもなく、イライラが募るばかりだ。自分ができることを考え、神社に足を運んだ春男は、康史と遭遇。「心配する気持ちはわかるが店を頼む」という康史の言葉に、自分が何もできない情けなさを痛感し、「さちを任せる」という決断をする。

手術を翌日に控え、プレハブ小屋には佳奈子が訪ねてきた。さちが病院で書いた色のない絵を見て不安や寂しさを察した佳奈子は、春男に康史には内緒で手術前にさちに会って欲しいと頼みにきたのだ。康史との約束があると躊躇する春男だが、さちの絵を見せられ、病院へ向かう。

病室へやってきて初給料で買った水彩画セットを渡す春男。喜ぶさちだが、手術が怖いと康史には言えなかった正直な気持ちを告げる。不器用ながらも励ます春男に、さちは治ったら一緒にどこかへ連れて行って欲しいとお願いをする。そして手術日、水彩画セットを脇に置き、手術室に向かうさち。春男は時間を意識しながらも仕事に励んでいた・・・。

 

第10話「娘を救ってくれ」のあらすじ

さち(大橋のぞみ)の手術が続く中、思いを殺しながら仕事をする春男(阿部寛)と、手術室前で待つ康史(遠藤憲一)と佳奈子(白石美帆)。時間が経つにつれガマンならなくなった春男は作業場を抜け出すと、真理子(紺野まひる)の写真を手にさちを助けてくれと祈り続けていた。

手術が無事成功し、店に戻った康史を春男が店の裏手に呼び出した。言葉を探しながら手術の成功を喜び、手術代金を無理させたことを詫びる春男。康史は父親として当然のことをしただけだと言いながら、さちの見舞いに一緒に来るかと声をかける。

プレハブ小屋では、ワッフル屋に利益が出たことに喜んでいた栞(吉高由里子)とは反対に勇樹(遠藤雄弥)は複雑な表情を浮かべていた。理由を問い詰められた勇樹は、栞の父親の居場所がわかったことを告げる。いつも寂しそうにしている栞のために勇樹が調べていたのだ。会いに行くことを勧められるが、会いたくないと反論する栞。

術後の経過は順調で少しずつ体調が回復してきたさちの元へ康史と佳奈子と共に春男がお見舞いに来た。康史は春男とさちの会話やさちが使っている水彩画セットに目をとめ不審に思うが、後に佳奈子から手術前に2人を会わせたことを告げられる。

春男の方が父親に相応しいと思っているのかと責める康史にそれを否定しつつも、さちの中で春男の存在を消すことができなくなっていることを告げる。病室ではさちが春男に退院したら海に連れて行って欲しいとお願いをしていた。曖昧ながらも了承したように受け取れる返事をした春男に喜ぶさち。2人の会話を康史と佳奈子が廊下で聞いていた。

仕事をしながらもさちとの会話を思い出して思わず笑顔が出てしまう春男。そんな中、パン屋に栞がやって来た。栞は春男に父親に会いに行くから付き合って欲しいと頼む。栞の父親が営む「西田写真館」を探す栞と春男。栞の首には小さい頃に父親にもらったおもちゃのようなネックレスがつけられていた。店を探し当てた2人に西田真一(佐戸井けん太)が話かけてきた。

栞が娘とは気付かない真一に、栞はとっさに写真を撮って欲しいと頼む。撮影中、妻や小さな娘と楽しそうなに会話する真一を見た栞はネックレスを服の中にしまった。真一に気付いてもらうこともなく帰る栞は涙ぐみながら春男にさちの父親に名乗り出ることを諦めたら寂しすぎると訴えていた。

仕事中、荷物を運んで2階へ上がった春男は置いてあったアルバムに目をとめる。ためらいながらも開くと、そこにはさちの小さい頃からの成長をたどる写真が並んでいた。帰り道、春男はさちの写真や栞の言葉を思い出しながら旅行代理店に入る。海のキレイな場所へ1泊の旅行を申込み、すでにくしゃくしゃになった給料袋から代金を支払う春男。

数日後、さちのお見舞いに行った栞は春男が海に連れて行くつもりがあることを教える。喜ぶさち。そのまま退院となり、家で従業員も呼んでさちの退院パーティーが行われた。

乾杯が終わると春男がおもむろに話を切り出した。海へ行く話かと不安になる康史と佳奈子だが、春男は店を辞めると告げ、康史の名前が書かれた旅行申込書を差し出て店を出て行く。春男は最初から康史に行かせるつもりだったのだ。追いかけてきたさちに春男はわざとそっけなく、「もう相手にしてられない」と告げる。泣き出すさちを断腸の思いで残し去っていく春男。しょんぼりと道を歩くさちを見つけ驚き声をかけた栞は事情を聞く。自分のことが嫌いになったのかとべそをかくさちに、思いがこみ上げてきた栞は・・・。

 

最終回「本当のお父さん」のあらすじ(ネタバレ注意)

春男(阿部寛)に嫌われたかもしれないと落ち込んで歩くさち(大橋のぞみ)に、栞(吉高由里子)はたまらず春男が父親であることを告げてしまう。勇樹(遠藤雄弥)に責められて慌ててごまかす栞。しばらくして帰ってきたさちに、康史(遠藤憲一)は春男を引きとめるのはかえって迷惑なんだと優しく諭す。意外にも素直にうなずくさちに驚きつつ安心する康史と佳奈子(白石美帆)。

数日後、さちと康史は海に来ていた。砂浜に座り春男からもらった水彩画セットで絵を描き始めるさち。康史は、さちを見ながら春男のお陰で親子の時間が過ごせたことを喜ぶ。一方、いつかの定食屋で住み込みで働き始めていた春男の元に竜也(デビット伊東)が友人の田所(柴田次郎)と来ていた。

竜也が帰った後、春男は田所から竜也のスナック開店が9年前であることを聞く。組から支払われたはずの報酬800万円が真理子(紺野まひる)に渡らなかったことを思い出す春男。その夜、春男は竜也のスナックを訪ね、店のオープン時期を尋ねた。

激しく動揺した竜也は、春男を店の裏手に連れ出し、手にナイフを握っていた。竜也はナイフを春男に差し出し報酬をスナックの開店資金に使ってしまったことを告白、自分を殺してくれと土下座する。唯一の友達だった竜也は殺せないと、怒りと悲しみを抑えて絶交を言い渡す春男。一方、部屋で海の絵の仕上げていたさちは、ふと新しい画用紙を取り出し春男を描き始めた。

ある日、プレハブ小屋にさちが描いた絵を本人に渡したいと春男を訪ねてきた。栞はここにはいないと告げるが、さちは春男に荷物を送った宅配便の伝票を発見する。伝票を手に迷いながらも懸命に定食屋へ向かうさち。突然現れたさちに驚く春男だが、さちは康史と海に行ったことを報告。しばらくの沈黙の後、さちは春男に、自分の本当の父親なのかと尋ねた。春男に会いたくなるのは本当の父親だからじゃないかと言うさちの言葉に動揺し、胸を打たれつつも春男はそれを否定する。

春男は、康史がいかにさちを思っているかを告げ、黙ってここに来たことを康史に謝るよう話す。春男からの連絡を受けた康史と佳奈子がさちを迎えに来た。不安な思いを抱えていた康史だが、素直に謝るさちの頭を優しくなでる。そんな矢先、さちの書いた絵がコンクールで入選したとの連絡が入った。大喜びのさちや康史は、春男を展覧会に誘う。

展覧会にやってきた春男たちは入選したさちの絵を見て驚く。そこには春男、康史、真理子の姿が描かれていた。たまらず涙が溢れる春男。その帰り道、春男にもう一度パン屋で働かないかと声をかける。しかし春男はそれを断り、さちを頼むと告げる。春男の気持ちを察した康史は、送別会も兼ねるので1日だけ戻ってくるようお願いする。

約束の日、パン屋にやってきた春男は慣れた仕草で康史の作業を手伝う。春男が作業場を離れると、1人の男が突然入ってきた。男は残って作業をしていた康史にナイフで襲いかかる。とっさに逃げたものの足を刺される康史。男は9年前に春男が殺した人物の息子だったのだ。康史を春男と勘違いして父親の仇だと再び襲い掛かってくるが、春男がとっさに割って入り刺されてしまう。

さらに康史を襲おうとする男にすがりつき、康史をかばう春男。やがて男は逃走、春男は病院に運ばれたがもう意識は戻らないと警告されてしまう。さちは1人病室に入った。そしてさちが、春男の手を握り「お父さん・・・」と声をかけた矢先、春男は一筋の涙を流し、永遠の眠りについてしまう・・・。

しばらしくして、さちたちは春男の墓参りにやってきた。真理子の墓の隣りには、康史が建てた春男の墓があった。帰り際、さちが振り返るとそこには優しく微笑む春男の姿が・・・。
そして、春男がいなくなっても、それぞれの心の中にはいつも、春男の姿があるのだった。完

※フジテレビHPより引用

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