必殺仕事人2009

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必殺仕事人2009

 

必殺仕事人2009の概要

2009年1月9日からテレビ朝日系列で放映。1月4日には新春スペシャル版と題して2時間の特別番組が放送された。

「必殺」シリーズの第31作目となる今作は、「必殺仕事人」シリーズ30周年、テレビ朝日開局50周年記念作品となる。

東山紀之,松岡昌宏,大倉忠義の3人によるユニット「The SHIGOTONIN」が主題歌を担当している。

必殺仕事人2009 動画 (最終回の結末に注目!) 


必殺仕事人2009の主題歌

 The SHIGOTONIN 「鏡花水月」


必殺仕事人2009の出演者

渡辺小五郎 ...... 東山 紀之(少年隊)
経師屋の涼次 ...... 松岡 昌宏(TOKIO)
からくり屋の源太 ...... 大倉 忠義(関ジャニ∞)
玉櫛 ...... 水川 あさみ
如月 ...... 谷村 美月
大河原伝七 ...... 福士 誠治
坂元勘助 ...... 宇梶 剛士
作太郎 ...... 前田 航基(まえだまえだ)
番太の半次 ...... 平野 貴大
渡辺こう ...... 野際 陽子
渡辺ふく ...... 中越 典子
中村りつ ...... 白木 万理
中村せん ...... 菅井 きん
花御殿のお菊 ...... 和久井 映見
中村主水 ...... 藤田 まこと

 

必殺仕事人2009のスタッフ

脚本:寺田敏雄、岡本さとる、前川洋一、森下直、後藤法子
音楽:平尾昌晃
監督:石原興、原田徹、酒井信行、山下智彦
チーフプロデューサー:森山浩一(ABC)
プロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)、柴田聡(ABC)、山川秀樹(テレビ朝日)、武田功・三好英明(松竹)
制作:ABC、テレビ朝日、松竹株式会社

 

必殺仕事人2009の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2009年1月9日 一刀両断 14.7%
第2話 2009年1月16日 厚顔無恥 11.4%
第3話 2009年1月23日 偽装詐欺 11.9%
第4話 2009年2月6日 薬物地獄 10.9%
第5話 2009年2月13日 因果応報 12.5%
第6話 2009年2月20日 夫殺し 12.7%
第7話 2009年2月27日 金が仇 12.8%
第8話 2009年3月6日 一発勝負 13.1%
第9話 2009年3月13日 怪物親 13.7%
第10話 2009年3月20日 鬼の末路 9.6%
第11話 2009年4月10日 仕事人、死す!! 10.4%
第12話 2009年4月17日 冤罪 10.0%
第13話 2009年4月24日 給付金VS新仕事人 12.7%

 

必殺仕事人2009のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「一刀両断」のあらすじ

江戸の街では、夜中に出歩く若い娘が陵辱されて殺される事件が立て続けに起こっていた。今日も、お佐代(町田マリー)という娘が死体で見つかった。悲しみに暮れる父親の仁吉(山田辰夫)と妹のお絹(小林涼子)を横目に、南町奉行所見廻り同心・小五郎(東山紀之)は不機嫌な表情だ。

それもそのはず、最近、江戸中の女たちは皆、色男ばかりが揃っている夜遊び場・美景庵に熱狂しており、小五郎の好きな芝居も閑古鳥が鳴いて打ち切りになったのだった。だが、美景庵は、店に来た若い女を陰で男たちに斡旋して儲けた上、女たちを消すという非道な商売をしていた。お佐代を殺したのも、美景庵の信次と名乗る男(中村俊介)だった。

仁吉は、娘の仇を討ってくれと、三番筋で仕事を依頼する。だが、陰で聞いていた花御殿のお菊(和久井映見)は、それが世間体を気にしたゆえの依頼だと知ると、きっぱりと断った。しかし、何か裏があるとにらんだお菊が、源太(大倉忠義)に出前がてらに美景庵を探らせると、その背後には廻船問屋・野崎吉衛門(田宮五郎)がいるとわかる。陰では違法の賭場も開いていると言われる人物だ。

その頃、姉の仇である信次を探そうと美景庵にやってきたお絹は、店の前で直助という男に出会う。彼が実は姉を殺した人物・信次であることも知らずに、お絹は直助と親しくなっていく。

一方、仁吉は凶器を手に美景庵を訪れ、主の次郎(荒木宏文)に信次を出せと迫るが、逆に用心棒・鬼丸(工藤俊作)によって返り討ちにされてしまう。息も絶え絶えの仁吉は再び三番筋で仕事を依頼した後、息を引き取る。今度こそはお菊も仁吉の願いを聞き入れ、仕事が始まった。

涼次(松岡昌宏)は吉右衛門の賭場を訪れると、彼の首筋に道具の錐を突き刺す。源太は美景庵の用心棒・鬼丸の首をからくり蛇で絞めた。さらに、中村主水(藤田まこと)も、美景庵の主・次郎を小刀で突き刺した。

そんな矢先、南町奉行所に直助が自訴してくる。そして、お佐代を殺したことは隠したまま、罪を打ち明けた。お絹の懇願もあって、お目こぼしが決まり、直助は自由の身に。だが、直助は自分を待つお絹の元に帰る気はなかった。目撃者の証言で直助のお佐代殺しの確証を得た小五郎は、お絹までも裏切った直助を一刀両断に斬ったのだった。

【ゲスト出演者】中村俊介、小林涼子、山田辰夫、荒木宏文、藤井隆、陣内智則、田宮五郎、工藤俊作、野仲イサオ ほか

 

第2話「厚顔無恥」のあらすじ

江戸の河原に辻斬りが現われ、街は騒然となる。一方、南町奉行所では、江戸随一と言われる剣術師範の笠原監物(目黒祐樹)と息子・太平(浜田学)を招いて、指南を受けることになった。剣術の稽古と聞いて、見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)や自身番の中村主水(藤田まこと)は憂鬱な気分に。

一方、源太(大倉忠義)は、往来で若侍たちに絡まれたところを、佐藤数馬(忍成修吾)という若者に助けられる。彼は笠原の道場で剣の腕を磨く剣士であった。数馬の気持ちの良い人柄と、貧しさに負けずに息子を支える母・みち(賀来千香子)の優しさに触れ、心の和む源太。

そんな矢先、数馬が剣の腕を認められて、太平の付け人になることが決まった。息子の夢を叶えるため、汗と埃にまみれて働くみちの力になろうと、源太は花御殿のお菊(和久井映見)に相談して、経師屋の涼次(松岡昌宏)の手伝い仕事を紹介した。

ところが、太平の付け人となった数馬が知らされたのは、太平とその付け人・加治田文蔵(尾上松也)と松村金八(仲野毅)が辻斬りの正体だという事実だった。ショックを受けた数馬は母・みちに道場を辞めたいと申し出るが、辻斬りの事実を知らないみちは、もう少し辛抱してみろと説くのだった。

源太の励ましもあって、数馬は悩んだ末に道場を辞めようと決心する。しかし、秘密が漏れるのを恐れた太平たちによって、激しい稽古の形を借りた"かわいがり"によって、袋叩きにされて殺されてしまう。太平は、数馬の死を稽古中の事故と説明。かの笠原道場で起こった事件とあって、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)も詳しく調べようとしない。結局、数馬の死は事故として片付けられた。泣き崩れるみちを前に、源太も憤りを隠せない。

実は、監物は事件の真相に気づいていた。しかし、彼は将軍家剣術指南役になろうとする息子かわいさのあまりに、太平に武者修行の旅に出るよう命じ、その間に事件の隠蔽をしておくと告げた。笠原道場を訪れ偶然その話を聞いたみちは、監物の卑怯さを責め、息子を返せと迫るが、逆に監物によって斬り捨てられてしまう。

涼次がみちに払い損ねた手間賃を頼み料に、仕事が始まった。お菊が太平らを誘って酒に酔わせると、涼次が松村を、主水が加治田を、源太が太平を仕留めた。一方、小五郎は笠原道場を訪れ、監物を斬ったのだった。

【ゲスト出演者】賀来千香子、忍成修吾、目黒祐樹、浜田学 ほか

 

第3話「偽装詐欺」のあらすじ

江戸の街で絵師の男が殺され、持ち物から枕絵が見つかった。事件そっちのけで絵の出来栄えに感心する見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)。一方、経師屋の涼次(松岡昌宏)はなぜか、珍しく羽振りの良い毎日を送っている様子だ。

その頃、花御殿のお菊(和久井映見)は、知り合いのお静(清水美沙)のことで、中村主水(藤田まこと)に相談に来ていた。お静の夫・平吉(吹越満)は伊能派の腕の良い絵師だったが、型にはめられるのを嫌って伊能派を辞めて以来、酒を飲んではお静に暴力をふるっていたのだ。

だが、お静が体を壊したのを目の当たりにし、平吉は真面目に働くことを決意。浮世絵の版元・鶴屋忠左衛門(西田健)の元で働き始めた。鶴屋と言えば、今、江戸で流行りの正体不明の絵師・酒楽による役者絵を売り出して大儲けしている版元だ。

一方、南町奉行所では、吟味方与力・桐野半兵衛(谷口高史)直々の命令で枕絵の取り締まりが決まり、鶴屋も調べることに。小五郎は、自分の好きな役者絵にまつわる仕事とあって、めずらしく進んで役目を買って出たが、鶴屋に怪しい様子はなかった。

鶴屋の職で暮らし向きの良くなった平吉だが、描きたい絵が描けずに息苦しさを感じるようになっていた。それを察したお静の励ましに後押しされて鶴屋を辞めた平吉だったが、その直後に殺されてしまう。死体の傍らには枕絵が......

同じ頃、春屋という貸本屋が枕絵を扱っているという密告があり、奉行所の手入れが入る。覚えがないと訴える春屋だったが、桐野の指示による厳しい拷問の末、以前殺された絵師と平吉の2人に枕絵を描かせていたと認めさせられ、2人の殺害も自白してしまう。

しかし、春屋で枕絵を描いて小遣い稼ぎをしていた涼次は、小五郎に対し、平吉が枕絵を描くような男ではないと断言。平吉は偽酒楽として絵を描かされた後、殺されて枕絵作者の濡れ衣を着せられたのだと推測する。鶴屋は、与力の桐野と手を組み、酒楽が死んだ後も偽の酒楽を立てて大儲けしていたのだ。

そんな矢先、お静は、平吉が枕絵を描いていなかったと証言するように鶴屋に訴えるが、逆に鶴屋の用心棒・佐久間(稲健二)によって殺されてしまう。平吉とお静の無念を晴らすべく、仕事が始まった。主水は佐久間を、源太(大倉忠義)は鶴屋の番頭・吾介(本城丸裕)を仕留めた。涼次は新しい絵師を装って鶴屋を訪れると、鶴屋の首に錐を突き立てた。一方、小五郎は奉行所から出て来た桐野を斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】吹越満、清水美沙、谷口高史、西田健、稲健二、本城丸裕 ほか

 

第4話「薬物地獄」のあらすじ

大河原伝七(福士誠治)は、同心の杉内久左衛門(石倉三郎)らとともに、阿片が取引されているという船着場を調べるが、旗本の望月十郎(梨本謙次郎)の船を取り調べたせいで、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から蔵の整理役を命じられてしまう。

代わりに見廻り同心として渡辺小五郎(東山紀之)と組むことになったのは、安川新吾(市川亀治郎)だった。新吾は5年前、見廻りの最中に火事に巻き込まれて死んだ父の跡を継いで同心になった仕事熱心な男だ。

新吾は見廻り中に、望月の中間・平内(中西良太)と如月(谷村美月)がもめているところに出くわす。まんまと逃げおおせた如月だったが、このとき平内からスったサイフには、阿片と、その取引に用いる木札が入っていた。そのせいで、如月は涼次(松岡昌宏)ともども命を狙われてしまう!

そんな矢先、香具師の元締めで裏世界の顔役である入船の嘉助(有川博)が何者かによって殺された。嘉助は大の阿片嫌いで知られていたため、新吾は阿片を売りさばく者の犯行だとにらむ。そんな新吾に、間一髪で難を逃れた如月から平内のサイフが届けられた。

事件に平内が絡んでいると知った新吾が望月家を張っていると、源太(大倉忠義)の昔の友人で阿片の売人である米七(市瀬秀和)がやってくる。新吾は、屋敷から阿片を持ち出した米七をつかまえ、事件の真相を問いつめるが、米七は暗闇奉行なる人物が黒幕であることを告げたところで、何物かによって投げられた手裏剣によって殺された。

怒りに燃える新吾だが、望月家を調べていることがわかると、勘助から蔵の整理役を言い渡されてしまう。だが、蔵の整理をしていた新吾は、古い文書から、かつて父親も暗闇奉行を追っていたことを知る。新吾は、当時、父親と組んでいた杉内に相談するが、暗闇奉行のことは他言しないように忠告される。
 
そこで、新吾は如月から受け取った木札を使って、望月家に潜入を試みる。だが、正体を見抜かれて、阿片を吸わされた末に暗闇奉行によって殺されてしまう。暗闇奉行の正体は、同心・杉内だったのだ。

嘉助に世話になったお菊(和久井映見)が頼み人となって、仕事が始まった。まず、源太が船着場にいる平内に船で近づき、からくり蛇で命を奪った。次に、中村主水(藤田まこと)と涼次が、座敷で芸者遊びに興じる望月とその警護をする塚田を仕留める。そして、小五郎が杉内を斬り捨て、新吾の仇を討ったのだった。

【ゲスト出演者】市川亀治郎、石倉三郎、梨本謙次郎、中西良太、有川博、入江毅、市瀬秀和 ほか

 

第5話「因果応報」のあらすじ

江戸で人々から崇められる住職・正円(平幹二朗)による大仏の建立が決まった。こう(野際陽子)やふく(中越典子)に付き添って寺にやってきた小五郎(東山紀之)は、2人が正円を前に、見栄を張って大金を寄進するのを見て渋い顔。

一方、大仏建立のために新たに導入された商い税に源太(大倉忠義)も反感を隠せない。そんな源太の知り合いの棟方宗兵衛(堤大二郎)をはじめ、大仏建立のために、宮大工棟梁たちが江戸に集められた。

旗本・田上重太郎(藤田宗久)から大仏建立を一任された材木問屋・松木屋(谷本一)は、近辺の住民の立ち退きを始める。小五郎は、立ち退きを断った男が松木屋の雇ったやくざ者・仁吉(細川純一)らによって袋叩きになっているのを助けるが、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から、立ち退きの邪魔をするなと厳重注意を受けてしまう。

そんな中、松木屋が手配したのが粗悪な材木だという事実を知った宗兵衛。ひそかに松木屋から大仏の図面を盗み出すと、仲間の棟梁・佐平(徳井優)に向かって、不正を寺社奉行に訴えると言い放った。だが、その矢先、仁吉らによって宗兵衛の家族は斬り殺され、家には火を放たれてしまう。

それを知り、宗兵衛の娘に思いを寄せていた作太郎(前田航基)もショックを受ける。宗兵衛の息子・耕太(小杉彩人)だけは、源太の家に泊まりに来ていたおかげで難を逃れた。その耕太の証言で、宗兵衛が松木屋の不正について佐平と話していたことがわかる。しかし、小五郎から話を聞かれた佐平は、不正は宗兵衛の勘違いだったとしらをきる。佐平は、松木屋とつながっていたのだ。

さらに、涼次(松岡昌宏)の調べで、正円と田上が結託しており、大仏建立も商い税も2人の私利私欲のためだったことがわかる。

耕太の頼みで、仕事が始まった。まず、酒盛りに興じる佐平の首を源太が絞め上げた。続いて、松木屋の番頭と仁吉が酔って歩いているところを、小五郎が流れるような太刀さばきで斬った。さらに、中村主水(藤田まこと)が自宅で金を勘定する松木屋を、涼次がひな壇の上で説法する正円を仕留めた。そして、小五郎が田上を一太刀で斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】平幹二朗、堤大二郎、徳井優、谷本一、藤田宗久、伊庭剛、細川純一、小杉彩人、松本梨菜 ほか

 

第6話「夫殺し」のあらすじ

小五郎(東山紀之)は、こう(野際陽子)とふく(中越典子)から、病気を患う親戚の見舞いを押し付けられる。小五郎を迎えた伊勢崎藤五郎(西村和彦)は、地位の高い寺社役付き同心であるにもかかわらず、病の妻・初枝(田中美里)の看病をしながら暮らす感じの良い侍だった。だが、妻の薬代のせいで借金がかさんだ藤五郎は、小五郎にも借金を頼むほど金に困っているようで......

一方、不景気で金に困った涼次(松岡昌宏)は、お菊(和久井映見)の頼みで、病を治すと評判の陰陽師・百瀬清水(篠井英介)について探ることに。彼の力は医者の隆玄(岩崎ひろし)も認めるほどだが、病人を身内に持つ者につけこんだ霊感商法だという噂もある。

そんな矢先、清水に騙されたという被害者・喜兵衛(樋浦勉)の訴えで、小五郎は伝七(福士誠治)とともに清水を取り調べに行くことになった。だが、清水の祈祷所の門前に出てきたのは、あの藤五郎だった。藤五郎は、陰陽師は町奉行の管轄外だと言い放つと、こないだとは打って変わった厳しい顔で2人を追い払った。

町奉行への訴えもままならず、喜兵衛は、清水に払うために借りた金の返済に困ることに。しかも、その借金の証文を買い取ったのは、あの医者・隆玄であった。隆玄の弟子・作治(篠塚勝)に娘を奪われ、喜兵衛は絶望の末に自殺してしまう。

一方、小五郎が初枝を訪ねると、彼女の暮らし向きは以前とくらべ良くなった様子で、首には清水の数珠が。初枝は自分が余命を生きる身であることを明かすと、夫が良からぬことに手を染めているのでは、と心配する。

初枝の心配どおり、藤五郎は妻の命を永らえるための薬欲しさに、清水と隆玄と組んでいたのだった。2人に頼まれ、藤五郎は清水を訴えようとしている商人を斬ろうとするが、見張っていた涼次に阻まれ、仕損じてしまう。

この事件が起こって、いよいよ町奉行所も本格的に清水の探索に乗り出した。小五郎は藤五郎に手を引けと忠告するが、藤五郎は妻を生かすためなら仏も斬ると言い放った。そして、隆玄の弟子・作治とともに、藤五郎は商人たちを斬り殺した。

そんな矢先、初枝の容態が悪化する。初枝は息も絶え絶えに、生き地獄に落ちた夫を仕事にかけてほしいと小五郎に頼んだ。仕事が始まり、涼次は隆玄を、源太(大倉忠義)は作治を、中村主水(藤田まこと)は清水を仕留めた。小五郎は、夫と一緒に三途の川を渡るのが願いという初枝の言葉を噛み締め、藤五郎を斬った。同じ頃、初枝も病床で息を引き取ったのだった。

【ゲスト出演者】西村和彦、田中美里、篠井英介、岩崎ひろし、篠塚勝、樋浦勉 ほか

 

第7話「金が仇」のあらすじ

近頃、江戸では、米の価格が急激に値上がりしていた。それというのも、金儲けの名人と噂される物産問屋主・江上屋芳太郎(津田寛治)が米を買占め、相場を操っているからだ。その強引なやり口は、民衆が鳶頭の政五郎(峰蘭太郎)を先頭に江上屋に抗議行動を起こすほどだった。

そんな江戸に、奥州黒川藩の田舎侍・藤戸又兵衛(渡辺いっけい)がやってきた。ひょんなことから又兵衛と出会った如月(谷村美月)は、又兵衛の人の良さに感心し、涼次(松岡昌宏)に、又兵衛を家に泊めるよう頼み込む。又兵衛が経師屋仕事を手伝うのを条件に渋々了承する涼次。又兵衛によれば、藩の大事を託されて江戸にやってきたという。

又兵衛が向かったのは、あの江上屋だった。実は、十年前、又兵衛はやくざ者に襲われた江上屋を助けたことがあったのだ。又兵衛が黒川藩の漁場を担保に金を融通してほしいと頼むと、江上屋は快諾。だが、又兵衛が帰ると、江上屋は番頭・勘六(中原丈雄)に黒川藩の漁場の価値を調べるように命令し......

そんな矢先、江上屋への抗議活動の先頭に立っていた鳶頭の政五郎が、何者かによって殺された。伝七(福士誠治)の見立てでは、かなり腕の立つ者の仕業のようだ。

一方、江上屋は、自分が貸した金で米を買い占めて相場で儲ければいいと又兵衛に提案する。何もせずに金が儲かるという話に実感のわかない又兵衛だが、自分への恩返しだという江上屋の言葉に背中を押され、申し出を受け入れることを決めた。涼次は、あの江上屋が相手だけに、何か裏があるのではないかと心配するのだが......

そんな矢先、米相場が急落。米が一気に売られて、値崩れが起こった。全ては江上屋の仕業だった。又兵衛が買った米にも買い手がつかない状態に。江上屋の狙いは、又兵衛をだまして黒川藩の漁場を手に入れることだったのだ。自分がだまされたと知った又兵衛は漁場一切の朱印状を返すように江上屋に迫るが、用心棒・香坂仁兵衛(福本清三)によって斬り殺されてしまう。鳶頭の政五郎を始末したのも、仁兵衛ら、江上屋の用心棒だった。

又兵衛が世話になった礼にと涼次に渡した金を頼み両に、仕事が始まった。中村主水(藤田まこと)が仁兵衛を、源太(大倉忠義)がもう一人の用心棒・高田久蔵(西村匡生)を仕留めた。さらに、小五郎が番頭・勘六を斬り、涼次が江上屋の首筋を突き刺して、又兵衛の恨みを晴らしたのだった。

【ゲスト出演者】渡辺いっけい、津田寛治、中原丈雄、福本清三、西村匡生、峰蘭太郎、渡辺梓、海原はるか ほか

 

第8話「一発勝負」のあらすじ

芝居帰りにこう(野際陽子)とふく(中越典子)が襲われた。襲ったのは、暴れスリと呼ばれる、女や年寄りを取り囲んで刃物でサイフを脅し取る新手のスリだ。幸い、こうとふくは間一髪で富吉(神保悟志)という男に救われた。

粋な男っぷりで知られる扇屋の富吉だが、そのウラの正体は"弁天の吉蔵"と呼ばれる、昔ながらのスリであった。近頃、江戸では、そんな昔ながらのスリたちが殺される事件が相次いでいた。小五郎(東山紀之)は新旧のスリによる縄張り争いではないかと疑うが......

その頃、番屋では、中村主水(藤田まこと)を前に、嘉助(長門裕之)が暴れスリの出現を嘆いていた。嘉助はかつて"受け取りの吉蔵"と呼ばれ、同心だった主水から追われたこともあったスリの名人だ。嘉助は、富吉の実の父親だが、親子の仲はうまくいっていない様子。

そんな中、嘉助と富吉は、一味のスリ・伊佐治(樋口浩二)から相談を受ける。吉原で両替商の大黒屋(田中弘史)と一緒にいた武家の男からスッたサイフに、ある包みが入っていたという。その中身はなんと贋金の小判だった!

サイフの持ち主は勘定組頭の永井又五郎(石田太郎)、一緒にいたのは御金改役手代・沖田庄右衛門(安部潮)。幕府の財政を預かる役人と小判を作る役人、両替商が結託しての贋金作りの陰謀だった。彼らは、サイフをスッた犯人を探そうと、やくざ者の伝兵衛(下元年世)を雇い、スリ狩りを行なっていたのだ。

それを知った嘉助は、このサイフを勘定組頭の永井のもとにスリ戻してやろうと提案する。富吉は、嘉助に反対されたにもかかわらず、その役目を無理に引き受けた。だが、富吉はスリ戻しに失敗し、永井らに捕らえられてしまう。仲間を守るために口を割らずにいた富吉は、拷問の末、永井に斬り殺されてしまう。

嘉助は富吉の仇を取るために、殺しの証拠である刀を永井からスリ取ろうと企てる。主水の制止にもかかわらず、嘉助はこの無謀なスリに見事成功。しかし、伝兵衛によって嘉助は殺され、主水が奉行所に提出した刀も、永井の圧力でもみ消されてしまった。

富吉の女房・えん(遠野凪子)の頼みで仕事が始まった。涼次(松岡昌宏)と源太(大倉忠義)が、伝兵衛と沖田を次々と仕留めていく。主水も、嘉助がスリ取った刀を永井に突き刺し、仇を取った。最後に、小五郎が大黒屋を斬り捨てた。

【ゲスト出演者】長門裕之、神保悟志、遠野凪子、石田太郎、樋口浩二、安部潮、田中弘史、下元年世 ほか

 

第9話のあらすじ

江戸にある昌平坂学問所で、講師の自殺事件が起こった。遺書には「げに恐ろしきは怪物親なり」と書き残されていた。怪物親とは、学問所に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す親たちのことで、大試験と呼ばれる昇級試験を控えて特に気が立っているのだという。

今日も、学問所に怪物親がやってきた。講師の椿伊織(池内博之)は、旗本の妻・高田トヨ(元井須美子)をはじめとする怪物親たちから詰め寄られ、困り果てた様子。

そんな中、修吾(小阪風真)ら侍の子弟たちが、町人の子供である作太郎(前田航基)にイヤがらせをしているのを見た伊織が、彼らを叱りつけた。それが原因で、伊織は怪物親から暴力講師として激しい抗議を受けることに。だが、修吾の父で、昌平坂学問所を監督する役人・畠中伊右衛門(田中健)の執り成しで、なんとかその場は収まった。同僚の講師・牧山有三(下総源太郎)と島田儀一(井之上淳)から励ましを受け、安心した様子の伊織。

しかし、怪物親による抗議はますますエスカレートしていく。今度は、伊織が不正をしているという噂が立てられ、筆頭講師の佐々井玄也(綾田俊樹)から取調べを受けることに。すると、伊織の硯(すずり)からは身に覚えのない金が見つかる。大試験を前に親からワイロを受け取ったと責められた伊織は、潔白を訴える声もむなしく、自宅での謹慎を命じられてしまう。
 
しかも、怪物親は謹慎中の伊織の自宅にまで押しかけ、抗議してきた。心配そうな妻のきぬ(遠藤久美子)を横目に、伊織は、伊右衛門に直訴しようと決意し、学問所を訪れる。しかし、そこで耳にしたのは大試験の不正を画策する伊右衛門と講師たちによる密談だった。裏から手を回し、怪物親を動かしたのも伊右衛門だったのだ。それを知った伊織は、伊右衛門に向かって、奉行所に不正を訴えると言い放った。だが、伊右衛門によって懐柔された牧山と島田の手によって殺害されてしまう。結局、伊織の死は自殺として片付けられることになった。

きぬの依頼で仕事が始まった。まず、涼次(松岡昌宏)が遊女と戯れている島田の首筋を錐で貫いた。次に、源太(大倉忠義)が学問所から帰る牧山をからくり蛇で絞め上げた。さらに、中村主水(藤田まこと)が、学問所にいた佐々井を仕留めた。最後に、小五郎(東山紀之)が伊右衛門を斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】池内博之、遠藤久美子、田中健、綾田俊樹、下総源太郎、井之上淳、元井須美子、小阪風真、田中勲 ほか

 

第10話「鬼の末路」のあらすじ

江戸の街に黒頭巾をかぶった無差別殺人鬼が出没する。人が集まる場所を狙って無差別に斬りつける手口は、辻斬りとも違う新しい犯行だ。

黒頭巾の正体は、小山内儀助(荒川良々)であった。今日も人を斬った儀助が何食わぬ顔で帰宅した先は、母・セツ(池上季実子)と、乙部松右衛門(平泉成)、喜平(内山信二)、留吉(大富士)ら3人の使用人たちが待つ武家屋敷だった。儀助は、三十半ばになった今も、この家で不自由なく暮らしている。しかし、儀助に満ち足りた様子はない......

一方、源太(大倉忠義)は、仕事人として人を殺めてきたことへの罪悪感に苦しんでいた。そんな心情をこぼした源太に向かって、小五郎(東山紀之)は、今さら善人面するなと冷たく突き放す。そして、もしヘマをしたらオレがお前を斬るとまで言い放った!

そんな中、黒頭巾・儀助は、暗い衝動に突き動かされるように、さらなる犯行を重ねていく! 今度は、偶然その場に居合わせた涼次(松岡昌宏)と如月(谷村美月)も事件に巻き込まれてしまう。如月が腕を斬られたが、涼次に守られたおかげで、命は助かった。しかし、涼次は、大衆の面前で仕事道具を使ったことを、中村主水(藤田まこと)から激しく叱責されることに。

儀助がなおも犯行を続ける中、小山内家の使用人の乙部と留吉は、儀助が黒頭巾をかぶる現場を目撃してしまう。2人からその事実を知らされた儀助の母・セツは、お人好しの使用人・喜平を身代わりにして息子をかばおうと思いつく。乙部と留吉によって喜平は殺され、その死体は黒頭巾に仕立て上げられた。

だが、乙部と留吉はセツに対し、殺しの口止め料として小山内家の財産すべてを要求してきた。他方、自分の気持ちの治まらない儀助も「黒頭巾はまだ生きている」と言い残すと、小山内家を出て行った。絶望したセツは、三番筋を訪れ、息子を殺してくれと仕事を依頼する。

仕事の的は、乙部と留吉と儀助の3人。涼次と源太と主水が引き受けたが、小五郎は降りた。「どうせもう、人には戻れねえんだ」と源太。まず、主水が乙部を仕留めた。次に、源太が留吉をからくり蛇で絞め上げる。さらに、涼次が儀助の首筋に錐を突き立てた。そのとき、儀助をかばおうとしたセツの前に、仕事を降りたはずの小五郎が現れる。そして、頼み人であるにもかかわらず、セツを一刀両断に斬り捨てると、地獄の道案内をしてやれと言ったのだった。

一方、留吉を仕留めたと思っていた源太だが、まだ息のあった留吉によって首を絞められてしまう! 必死に抵抗し、なんとか留吉の息の根を止めたものの、運悪く、その場を見廻り中の伝七(福士誠治)に目撃されてしまう! 絶体絶命のその場に現われた小五郎は、すっと刀を抜き......

【ゲスト出演者】荒川良々、池上季実子、平泉成、内山信二、大富士 ほか

 

第11話「仕事人、死す!!」のあらすじ 

小山内家の使用人・留吉(大富士)を苦戦の末に仕留めた源太(大倉忠義)。だが、留吉の死体の傍らにいるところを伝七(福士誠治)によって目撃されてしまう! 世間に存在を知られてはならないのが、仕事人の不文律。仕事を見られたときは、見た方か見られた方が死なねばならない。その掟が源太の脳裏をよぎる。

そして、伝七の背後には小五郎(東山紀之)の姿が。つい先日、源太に向かって、もしヘマをしたらオレがお前を斬るとまで言い放った小五郎は、刀に手をかけた。絶体絶命のそのとき、中村主水(藤田まこと)が現れ、伝七に向かって何者かが向こうに逃げて行ったと証言し、なんとかその場を収めたのだった。だが、源太は自分一人で伝七を殺すことができたと必死に訴える。

そんな源太をお富という女性(浅野ゆう子)が訪ねてくる。彼女は、源太が物心つく前に生き別れた母親だと名乗ると、ヘソの緒を渡した。突然の再会にとまどいながらも、うれしさを隠せない源太だった。

お富によれば、源太の実の父親は油問屋の大津屋政右衛門(青山勝)だという。息子だと名乗り出て大津屋の跡継ぎになれと言われた源太は、その申し出を一度は断ったものの、作太郎(前田航基)のためだというお富の言葉に動かされ、大津屋に会いに行くことに。ところが、大津屋はお富が妻だったことは認めたものの、彼女をひどい嘘つきと呼び、源太を跡継ぎにするつもりもないと言うのだった。

一方、作太郎もお富が末吉(岡本光太郎)と以蔵(菅田俊)という男たちと密会しているのを目撃する。お富は"近江の女狐"と言われる名うての詐欺師だったのだ。3人は、源太を跡継ぎに仕立てて大津屋の財産を乗っ取る計画がうまくいかないと知って、押し込み強盗の算段をしていた。作太郎はお富を信じるなと源太に訴えるが、源太はお富を信じたい気持ちを抑えられない。しかし、作太郎の言葉どおり、大津屋は強盗に入られ、金品を強奪された上、皆殺しにされて火を放たれてしまう。

作太郎はだまされている源太を助けたいと、三番筋で仕事を依頼。的は、お富と末吉、以蔵と手下一派だ。源太はお富のことは自分が見極めて決着をつけると言い放った。小五郎が以蔵の手下たちを、主水が以蔵を斬った。続いて、涼次(松岡昌宏)が末吉を仕留めた。

源太は、お富に本当のことを話してくれと迫る。お富は罪を悔やむ態度で源太を油断させると、短刀で源太を突き刺した。そして、裏稼業は情にほだされてはやっていけないと言うと、これからもお人好しをだまして生きていくと吐き捨てた。

それを聞いた源太は最後の力を振り絞って立ち上がる。そして、からくり蛇でお富の首を絞め上げると、自らも息絶えたのだった。

【ゲスト出演者】浅野ゆう子、岡本光太郎、菅田俊 ほか

 

第12話「冤罪」のあらすじ

江戸の街に石川六右衛門(本田博太郎)と名乗る大泥棒が現れ、大店から次々と大金を盗み出す。坂本勘助(宇梶剛士)をはじめ、小五郎(東山紀之)や伝七(福士誠治)ら同心たちは必死に追跡をおこなうが、今夜も六右衛門を取り逃がし、筆頭与力・西山右近(上杉祥三)から叱責を受けてしまう。

そんなとき、貧乏浪人・長田清兵衛(松村雄基)は、折からの不況で仕事に困るあまり盗みを働いた。その清兵衛を、ひょんなことから小五郎が捕らえることになり、南町奉行所のお白州で清兵衛の裁きが行なわれた。町奉行の矢部甲斐守忠孝(小林稔侍)は、清兵衛の困窮ぶりと、妻・サト(渋谷琴乃)や幼子のことを考慮し、情けをかけてお咎めなしとした。感謝に打ち震える清兵衛。

あいかわらず六右衛門が盗みを重ねていく中、決意を新たに仕事を探し始めた清兵衛は、お堂の修繕の仕事を見つけることができた。だが、彼がお堂を訪れると、部屋の隅には千両箱が。その場に、与力の西山と奉行所の同心たちが踏み込んできた。ここが六右衛門の隠れ家だという密告があったのだ。何も知らないという訴えもむなしく、清兵衛は捕らわれた。さらに、清兵衛の家に乗り込んだ西山の調べで、家の床下から小判の束が見つかった。

吟味方与力の遠野兵衛門(片桐竜次)による厳しい拷問の末、清兵衛は自分が六右衛門であると自白してしまう。再び、お白州で裁きが行なわれ、清兵衛は無罪を訴える。だが、矢部は清兵衛が六右衛門であると知っていて、わざと泳がせていたのだと言うと、市中引き回しの上獄門を言い渡した。涼次(松岡昌宏)の調べで、矢部こそが、与力の西山や遠野、石川六右衛門こと永井為蔵らを動かす、黒幕だったことがわかった。
 
サトの頼みで仕事が始まった。的は、矢部、西山、遠野、為蔵の4人。源太(大倉忠義)が欠けた分、小五郎が2人を片付けることになった。仕事の場所は南町奉行所。涼次が遠野を、中村主水(藤田まこと)が西山を仕留めた。さらに、小五郎がお白州で矢部を斬り捨てた。

残る的は為蔵一人。茶屋から出てきた為蔵を尾行し、小五郎が機会をうかがっている矢先、何者かによって為蔵が殺されてしまう。逃げていく男の影に、振り返る小五郎だったが......

【ゲスト出演者】小林稔侍、松村雄基、渋谷琴乃、本田博太郎、片桐竜次、上杉祥三 ほか

 

第13話「給付金VS新仕事人」のあらすじ

小五郎(東山紀之)の殺しの的・為蔵が、何者かによって殺された!小五郎と涼次(松岡昌宏)は謎の人影を追うが、取り逃がしてしまう。中村主水(藤田まこと)は、その手口から犯人は同業者だとにらんだ。

その頃、折からの不景気で年貢を払えずに故郷を離れ、江戸に逃げ込む人々が増えていた。帳外れの彼らは、家も仕事も持てずに貧しい暮らしを余儀なくされ、最近、幕府が給付を決めたご公儀振る舞い金も受け取れないでいた。彼らの唯一の収入源は、女たちが夜鷹として体を売って稼ぐ金だけだ。

帳外れの存在は治安悪化の元。小五郎と伝七(福士誠治)は彼らが暮らす土手へと赴き、退去を命じることに。そこに現れたのが、為蔵を殺した仕事人・仕立て屋の匳であった。匳は小五郎の裏稼業を秘密にする代わりに、彼らを見逃してほしいと申し出るが......

そんな中、帳外れの人々に仕事を紹介し、人別長に名前が載るように計らおうと申し出る人物が現れる。口入・上総屋の主・松蔵(石丸謙二郎)だ。匳の弟分の伊助(浅利陽介)やなつ(森田彩華)は、仏様が現れたと喜ぶが、匳はまっとうな手段なわけがないと警告する。しかし、伊助たちは松蔵の申し入れを受け入れ、土手を出て行った。

伊助となつが新しい長屋に移ることになった。だが、松蔵からは渡されたのは自分とは違う名前の人別だった。不審に思う伊助となつだが、住む場所と仕事ほしさに、仕方なく受け入れることに。

2人を心配した匳が松蔵を尾行してたどりついたのは町年寄の屋敷だった。その奥座敷には、町年寄の南村彦左衛門(楠年明)と年番方与力の田島民部(勝部演之)が。彼らは、帳外れの人間たちに架空の人別を与えては引越しを繰り返させ、ご公儀振る舞い金を水増しし、横領しようともくろんでいたのだ。真相を知った匳は、伊助となつを訪ねるが、すでに2人はどこかへ引っ越した後だった。

そんな矢先、伊助となつをはじめとする帳外れの人々が、町の外れの掘っ建て小屋に集められた。松蔵の頼みで地廻りの熊五郎(壇臣幸)が次々と人々を斬り殺していく。松蔵は、用済みになった人々を始末する役回りだったのだ。伊助となつも殺された。

仇を取るため、匳は三番筋を訪れ、仕事を助けてくれるよう依頼。匳が松蔵を、小五郎・涼次・主水が残りの3人を仕事にかけることに。仕事が始まり、まず涼次が熊五郎の首筋を貫いた。続いて、匳がしつけ糸で松蔵の首を絞め上げて仕留めた。さらに、主水が南村を、小五郎が田島を斬り捨てたのだった。

【ゲスト出演者】浅利陽介、石丸謙二郎、森田彩華、勝部演之、楠年明、壇臣幸、野口貴史、川崎あかね ほか

 

第14話のあらすじ 

第15話のあらすじ

第16話のあらすじ

第17話のあらすじ 

第18話のあらすじ

第19話のあらすじ

最終回のあらすじ(ネタバレ注意)

※テレビ朝日HPより引用

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