スクール!!

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スクール!!

 

スクール!!

2011年1月16日からフジテレビ系列で放映。日曜21時枠。

中堅ゼネコンで働いていた中年男が母校の小学校の校長に就任することで勃発する事件を描いた青春学園ドラマ。

主演は、「トライアングル」以来の連続ドラマ出演となる江口洋介。非常勤講師役に北乃きい。

スクール!! 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

スクール!!の主題歌

サンボマスター 「希望の道」

 

スクール!!の出演者

成瀬 誠一郎 ...... 江口洋介
桐原 伊織 ...... 西島秀俊
武市 かの子 ...... 北乃きい
大橋 仁 ...... 塚本高史
岡本 幸恵 ...... 市川実和子
本木 友一 ...... 三浦翔平
村上 美香子 ...... ふせえり
柏葉 太一 ...... 田窪一世
西園寺 綾 ...... 吉井有子
脇谷 九重郎 ...... 塩見三省
吉村 百合子 ...... 堀内敬子
武市 幹城 ...... 岸部一徳

 

スクール!!のスタッフ

編成企画:成河広明
企画統括:瀧山麻土香
脚本:秦建日子、森ハヤシ
音楽:延近輝之
プロデューサー:永井麗子
演出:土方政人、岩田和行、平野眞
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

 

スクール!!の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月16日 本気で怒れ笑え泣け
ガテン系の熱血民間人校長がやって来た!!
11.0%
第2話 2011年1月23日 本気で遊べ! 恋をしろ!! 8.9%
第3話 2011年1月30日 本気で子供のために泣け!! 8.6%
第4話 2011年2月6日 教師の不登校って何なんだ 7.8%
第5話 2011年2月13日 一緒に帰る場所は学校だ!! 7.7%
第6話 2011年2月20日 天国のわが子に誓ったこと 9.0%
第7話 2011年2月27日 何が、教師の現実で限界だ 8.9%
第8話 2011年3月6日 この手で殴りたい 9.4%
最終回 2011年3月20日 その手を掴む勇気を持て!! 9.6%

 

 

スクール!!のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「本気で怒れ笑え泣け ガテン系の熱血民間人校長がやって来た!!」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)は、中堅ゼネコンに勤めて20年、ガテン系一筋で生きてきたが、そのゼネコンが倒産することに。

そんな折、成瀬のもとに、小学校時代の恩師・武市幹城(岸部一徳)の推薦で、母校の公立小学校の民間人校長の話が舞い込んでくる。恩師のたっての願いと知り、成瀬は校長のオファーを受ける。

30年ぶりにやってきた母校・新宮小学校で成瀬はいじめを目撃。いじめっ子たちは、5年生の田中勇気(根岸泰樹)という男児のランドセルの中身をぶちまけ、ライターで火を点けようとしていた。成瀬は、いじめっ子らを叱るが、彼らはシラを切り、勇気もいじめを否定。ライターを取り上げようと女児ともみ合ううち、防犯ブザーが鳴り、成瀬は警備員に拘束されてしまう。

その頃、職員室では、6年生の担任で教務主任・桐原伊織(西島秀俊)、非常勤講師・武市かの子(北乃きい)、養護教諭・岡本幸恵(市川実和子)、4年生の担任・本木友一(三浦翔平)、副校長・脇谷九重郎(塩見三省)らが、新校長の到着を待っていた。解放された成瀬は、いじめのことを報告するが、教師たちは、驚くどころか、生徒の名字に「さん」をつけるようにとか、それが本当にいじめだったのかなどと、真剣にとらえようとしない。

夕方、成瀬は下宿先である武市家へと帰宅した。そこは、武市とともに武市の孫娘のかの子、かの子の姉・百合子(堀内敬子)が暮らす日本家屋だった。

翌日、成瀬が体育館で着任のあいさつをすると、子どもたちがバタバタと座りはじめた。驚く成瀬に、5年生の担任・大橋仁(塚本高史)が、疲れたら座っていいことになっていると説明。子どもたちを頑張らせてはいけないと聞いた成瀬は愕然とする。

そんな折、成瀬は、5年生の教室を素通りする勇気を見かけ声をかける。なんと、勇気は九九ができず授業についていけないため、ひとり隔離された特別学級で学んでいるという。それを知った成瀬は、自分と一緒に九九を覚えることを約束させる。それと同時に、5年生クラスを訪ね、勇気をいじめていた原翔子(荒川ちか)、清水俊哉(清水優哉)、松下頼(松本頼)に、勇気が九九を覚えたらいじめを止めるよう約束させた。

翌朝、校庭には運動着姿の成瀬、かの子、勇気がいた。成瀬は、校庭を走りながら九九を覚えようというのだ。最初、かの子も勇気も半信半疑だったが、勇気は一日で四の段まで覚えることができた。うれしくなった勇気は、帰宅後、母親の美代子(中込佐知子)に九九ができなかったことを打ち明けるが、美代子はほめるどころか、今まで自分に嘘をついていたのかと叱り、勇気を叩く。

翌朝、勇気が無断欠席していると聞いた成瀬は、美代子が勤める病院へ電話し、勇気の様子を見に自宅へ戻ってくれと頼むが、美代子は多忙だと言いそれを断る。

心配になった成瀬は、かの子を連れ勇気の自宅へ。勇気は自宅にいたが、ドアを開けてくれない。それどころか、ドア越しに、自分のような子どもはいないほうがいいんだ、と口走る。成瀬は、家の裏手からベランダを越えると、部屋に入った。

すると、ナイフを手にした勇気が立っていた。成瀬は、ナイフを置くように言うが、勇気は興奮してナイフを振り回し、止めようとした成瀬の左手を切ってしまう。手のひらから血が滴り落ちるが、成瀬は、こんな傷は途中で投げ出す痛みに比べたら痛くない、と平然と勇気に語りかける。

そんな成瀬に、勇気は本心を明かした――。

2年生のとき、骨折し入院しているうちに九九の授業が終わってしまった。先生に教えてほしいと頼むと、塾か家庭教師にみてもらえと言われたが、母子家庭で余裕がないからあきらめるしかなかったのだ、と。成瀬は、勇気を抱きしめ、最後まで九九を覚えよう、と激励する。そして、大人より先に死んでいい子どもはいないんだ、と力説した。

その後、3人は学校に戻り再び走るが、その頃、成瀬が出席すべき「PTA役員会」が始まろうとしていた。脇谷に急かされた成瀬は、役員たちを待たせておけと言い、桐原は30分の猶予を与えた。勇気も真剣に覚えるが、何度やっても九×八でつまずいてしまう。

その様子をPTA会長・関口美奈(宮田早苗)らが見ていた。そして、美代子も校庭に姿を見せた。美代子を見つけた勇気は、さらに奮起し、とうとう九九をすべて暗唱することができた。勇気は美代子の元へ駆け寄り、成瀬はPTA会長らに謝罪をした。そして、桐原に礼を言うが、桐原はこのようなパフォーマンスは逆効果になるだろう、と言い放った。

その頃、教室から様子を見ていた翔子は、白石和澄(菊池和澄)に、和澄が次のいじめの標的になった、と告げた。
さらに、桐原から、何もわかっていないと言われた成瀬は...。

 

第2話「本気で遊べ! 恋をしろ!!」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)は、毎月末の日曜日に「Sケン」大会というイベントを行うことにした、と発表する。それを聞いた6年生は、参加しないと内申書に響くのか、と不安を募らせるが、桐原伊織(西島秀俊)は否定する。

成瀬は、陣地取りゲームの「Sケン」を知らない子どもたちのため、武市かの子(北乃きい)と放課後に練習をはじめるが、集まったのは7名だった。
しかし、日を追うごとに人数は増え、やがて、放課後の校庭に子どもたちの声が響くようになる。

そんななか、成瀬は、親しげな雰囲気の谷本毅(谷山毅)と中嶋はるか(中嶋春陽)をほほえましく見る。

一方、状況を静観していた桐原は、そろそろ問題が起こる頃だろう、とかの子に告げた。

武市家でも、機嫌がいい成瀬を見た武市幹城(岸部一徳)が、そろそろ危ない頃だ、と桐原のようなことを言った。

そんな折、はるかは、毅に親が離婚することになったと打ち明けた。それを聞いた毅は、はるかをあるマンションの屋上へと連れていく。そこは、夕焼けが一望できる毅の秘密の場所だった。そこで、自分の気持ちを打ち明けようとした毅に、突然、はるかがキスをした。
しかし、その瞬間を、同級生2人に隠し撮りされてしまう。

翌日、その写真が5年生の間に出回り騒動となり、担任の大橋仁(塚本高史)も困惑する。さらに、PTA会長の知るところとなり、会長が毅の両親、祖父母とともに乗り込んできた。

成瀬の前に陣取った会長らは、悪いのは、はるかと「Sケン」なので、「Sケン」大会は中止、はるかは転校させろという。成瀬が毅に真相を聞くと、毅までもが、はるかに無理やりキスされた、と言う。
職員室に戻った成瀬は、桐原から今回の件は、ろくな準備もせず企画をスタートさせた成瀬の管理不行き届きだと責められる。

その夜、成瀬は、はるかの自宅を訪問する。冷静なはるかは、自分は転校しても構わないから、毅がからかわれたりしないようにしてほしい、と頼む。成瀬は、はるかの思いやりに心を打たれる。
はるかと別れた成瀬に、桐原が提案がある、と声をかけてきた。

それから3日後――。校長室には、毅と両親の姿があった。成瀬は3人に、「Sケン」大会は延期にしたと報告。そして、はるかは引っ越すことになったと告げた。それを聞き、押し黙っていた毅が「ウソ!」と声をあげた。
さらに、成瀬が、今日が引っ越しの日だと付け加えると、毅は真実を話しはじめた。そして、はるかに謝りたいと言って、駆け出した。それを見た成瀬は、毅を連れて学校を出て行く。
毅は、はるかを乗せたトラックを見つけると全速力で追いかけ、やがて、はるかも毅に気づいた。トラックから降り立ったはるかに毅は、謝罪と、屋上で言えなかった気持ちを打ち明けた。

それを聞いたはるかは、本心を見せないまま「じゃね」と言うとトラックに戻り、走り去ってしまった。それを離れたところから見ていた成瀬は、泣きだした毅を、明日も会えるじゃないか、と励ました。はるかは、親が別居するので引っ越しただけで、転校はしないというのだ。

新宮小学校のある区には、学区に関係なく学校が選べる「学校自由選択制」がある、と成瀬に教えたのは、桐原だった。

「Sケン」大会は延期になったが、興味を持った子どもたちは、かの子と一緒に練習をしはじめた。それを見た成瀬は、自分も仲間に入れてくれ、と駆け出し――。

 

第3話「本気で子供のために泣け!!」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)は、給食時間にひとり座っている5年生の上野成吾(上妻成吾)に声をかけるが、成吾は食べたくないからと言って給食を食べようとしない。成瀬は、担任の大橋仁(塚本高史)を見るが、大橋は気まずそうな顔をするだけだった。

そんななか、原翔子(荒川ちか)が、成吾は貧乏で給食費が払えないから食べないのだ、と発言。驚いた成瀬が大橋に聞くと、成吾は数ヵ月も給食を食べていないことがわかった。給食費のことは自分が親と話すから、気にせずに食べろ、と成瀬は言うが、成吾はそれを拒む。

放課後、そんな成吾に、同級生の市村理矩(市川理矩)が1ヵ月5000円で友だちになる契約をしないか、と声をかけ、財布から札を取り出して見せた。

一方、成瀬は教員たちに成吾の問題を訴えるが、反応は冷ややかだった。 桐原伊織(西島秀俊)は、家庭に給食費を督促したが払ってもらえない以上、学校では対応できないと答える。納得できない成瀬は、給食費が払えず食べられない生徒がいるなら、自分は給食をタダにする、と宣言。無謀な提案に一同が驚くなか、成吾が来て給食費だと言って5000円を差し出した。

その後、下宿先に戻った成瀬は、武市かの子(北乃きい)、武市幹城(岸部一徳)、吉村百合子(堀内敬子)にも、給食費の問題を解決するために全力を尽くす、と語った。

一緒に遊ぶことが増えた成吾と理矩は、ある日、理矩の自宅マンションへ行った。金持ちの理矩は、そこで「ボーナス」だと言って成吾に500円を差し出した。金に困っているとはいえ、何でも金で解決しようとする理矩に成吾は怒り、ふたりは衝突してしまう。

自宅に戻った成吾は、父親(田中要次)に給食費のことを頼むが、父親は、払えないから仕方がない、と怒りをあらわにする。

翌日、成吾の自宅を訪ねた成瀬は、借金取りと思われる男たちに絡まれる成吾を目撃。成瀬は、男たちに返済を待ってくれるよう頼み、男たちも渋々了承し帰っていった。その後、成吾が自宅へ入ると、借金取りに見つからないよう姿を隠していた父親が現れた。成吾は、父親のそんな態度に失望する。

自分にできることを考えた成吾は、理矩を訪ねると、一生言うことを聞くから、理矩の貯金10万円を自分にくれ、と頭を下げる。すると、理矩は、学校の近くの川にかかる橋から飛び降りたら金をやる、と条件を出した。

「成吾が橋からダイブする」という噂はすぐに広まり、成吾は後に引けなくなる。そして、放課後。5年生たちは、連れ立って川に向かった。

その頃、成瀬は、養護教諭の岡本幸恵(市川実和子)に頼んでおいた献立リストを受け取る。少しでも給食費を安くするため、献立や材料の仕入れ先の見直しをしていたのだ。そして、後日、500円の値下げを決行することができた。

そんななか、5年生の伊藤かすみ(伊藤綺夏)が成吾のことを報告にやってきた。成瀬が駆けつけると、成吾は橋の欄干に立ちつくしていた。クラスメイトたちからはやし立てられ、追いつめられた成吾に、成瀬は、飛び降りて骨折でもすれば金がかかる、などと冷静に声をかけた。それを聞いた成吾は、ほかに金を得る手段がないのだから仕方がない、と言って泣きはじめた。

成瀬は、そんな成吾を欄干から下ろすと抱きしめて、面倒くさいことは大人に任せて給食を食べることが子どもの仕事だ、と力説。さらに、その場にいた子どもたちにも、健康、友だち、そして命など、金以上に大事なものがあるんだ、と話して聞かせた。

そんなやりとりを、桐原に連れて来られた成吾の父親が見ていた。そして、桐原から見栄を捨てて、成吾のために就学援助制度を利用するのも親の義務だと言われ、ついに同意した。
翌日、仲良く給食を食べる成吾と理矩の姿を見た、成瀬、かの子は笑顔になる。しかし、そこに大橋の姿はなかった。

その頃、大橋は自宅のベッドの上で膝を抱えていて...。

 

第4話「教師の不登校って何なんだ」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)は、職員会議で、区長が学校を見学する「区長参観」が行われることになったと発表する。桐原伊織(西島秀俊)は、参観日も授業は普段通りで構わないと言うが、脇谷九重郎(塩見三省)は、万全を期してほしい、と息巻く。

そんななか、桐原は、顔色のよくない大橋仁(塚本高史)に声をかけたが、その後、大橋は2日も無断欠勤する。武市かの子(北乃きい)らは心配するが、桐原は、大橋はもう学校には来ないだろう、と言い放つ。大橋は、受け持っている5年生の生徒から侮蔑的な扱いを受けてきたというのだ。

早速、成瀬は大橋のアパートを訪ねるが、応答がない。心配になり合カギでドアを開けようとすると、なかから大橋がそれを阻止。隙間から大丈夫だ、と言うとドアを閉めてしまう。

同じ頃、臨時で5年生を受け持ったかの子は、早くも授業妨害に遭っていた。そんな様子を、学校に戻った成瀬が目撃。午後からの授業は、成瀬とかの子で受け持つことに。ところが、成瀬が教壇に立つと、教室は静まり返る。成瀬は、騒ぐなら騒げ、とあおるが、誰も騒ごうとしない。さらに、一人ひとりに呼びかけるが、生徒は、自分は騒いでいない、自分は注意した、と弁明するばかり。ところが、成瀬が背をむけた瞬間、原翔子(荒川ちか)がガシャンと筆箱を落とした。成瀬が振り返ると、翔子は、手が滑って、と言ってのけた。

その頃、大橋はひとりアパートの部屋で5年生を受け持ってからの日々を思い返していた。
何とか5年生の授業を終えた成瀬は、帰宅途中、河川敷にたたずんでいた。と、そこへ武市幹城(岸部一徳)がやってきた。酒とおでんを携えた武市は、成瀬と酒を酌み交わし、複雑な世の中だが、シンプルなのが一番いい、と語った。

翌日、区長参観日まで時間がないなか、大橋の不登校問題などでストレスがたまった脇谷が、胃炎で倒れてしまう。脇谷は成瀬に、大橋の代わりの教員を採用してくれ、と懇願するが、成瀬はあと2日待ってくれ、と頼み、桐原もそれを容認する。そんなやりとりを見ていた岡本幸恵(市川実和子)は、桐原に、成瀬が昔の桐原に似ている、と意味深な発言をする。

一方、学校を辞める決意をした大橋は、辞表をポストに投函した。そして、道端で酒を飲んでいると、4年生の田畑健(中島凱斗)が通りかかる。健は、優等生だが周囲から関心を示されないことが不満で、病気だとウソをつき学校を休んでいた。ふたりが互いの状況を打ち明けていると、そこに、刑事がやってきた。

同じ頃、授業をしている成瀬のもとに、桐原と本木友一(三浦翔平)が来て、大橋と健が警察に連行されたと報告する。

成瀬、桐原、かの子、本木が警察署に行くと、刑事に連れられて大橋と健が出てきた。本木は、健を自宅に送り届けると言って警察署を後にする。大橋も、成瀬らに辞表を郵送したから、と頭を下げその場を去ろうとした。成瀬は、そんな大橋に止まるよう言うが大橋は止まらない。すると、成瀬は、持っていたノートの記述を読み上げはじめた。それは、5年生クラスに就任以降、大橋が綴っていた記録だった。大橋は、成瀬に駆け寄るとノートを奪う。そして、それを地面に叩きつけ、踏みつけた。成瀬がそれを止めようとし、ふたりはもみ合いになる。と、突然、大橋が地面にへたり込む。自分はもう教師を辞めるんだ、と言う大橋に、成瀬はこのまま逃げるのか、と問いかけるが、自分の気持ちはあんたにはわからない、と叫び、大橋は再びノートを投げ捨てた。

そこに、雨が降ってきた。雨のなか泣きだす大橋を、奮起させようと必死になる成瀬。すると、そこへ桐原が割って入った。桐原は成瀬の胸倉を掴むと、最後の最後に人を追いつめるのは、無知で無邪気な善意だ、と言い放った。激しく怒りを露わにした桐原に、成瀬は返す言葉もなく...。

 

第5話「一緒に帰る場所は学校だ!!」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)は、警察に連行された大橋仁(塚本高史)を武市家に連れ帰る。 武市幹城(岸部一徳)、吉村百合子(堀内敬子)は、バツが悪そうな大橋を、あたたかく迎えた。

桐原伊織(西島秀俊)から痛烈に批判された成瀬は、桐原の言葉が頭から離れない。そんな成瀬に、武市は自分らしくやればいいと助言、成瀬もやる気を取り戻す。

そして、翌早朝。成瀬は、武市かの子(北乃きい)を起こすと、ワゴン車に乗せた。そこには、大橋と成瀬のゼネコン時代の後輩・杉山(阿南健治)がいた。
成瀬は、かの子と大橋に学校を休ませ、杉山らが行う河川敷の工事を手伝わせようというのだ。成瀬は、現場でかの子と大橋を降ろすと、自分は学校へ行ってしまう。

学校に着いた成瀬は、職員会議でかの子と大橋のことを報告。さらに、5年生に一日だけの臨時教師を頼んだことも明かした。5年生クラスにやってきたのは、武市と百合子だった。
驚く子どもたちに成瀬は、今日は、武市たちとおにぎりを作るのだ、と告げた。

その頃、大橋は、作業をしながら、子どもたちのことを考えていた。すると、戻ってきた成瀬が、大橋に土嚢を運ぶ勝負をしよう、と持ちかける。昼食を賭けての勝負だと聞いた大橋は憮然とするが、成瀬や杉山ら作業員にあおられ受けることに。
そして、それぞれが土嚢30個を運ぶ競争がはじまった。重たい土嚢を担ぎ全速力で移動させるという、単純だが、根性のいる勝負だ。成瀬も大橋も互角のまま、勝敗は最後の一袋に持ち越された。かの子や作業員たちが見守るなか、僅差で勝ったのは大橋だった。成瀬とともに土嚢の山に倒れ込んだ大橋は、すがすがしい笑顔を見せた。

成瀬は学校に戻り、大橋や作業員たちには、昼食が振る舞われた。それは、5年生が握ったおにぎりだった。きっちり三角形に握られたもの、まん丸のもの、小さい俵型のもの、まさにふぞいだったが、大橋は、それをクラスの誰が握ったか、言い当てた。
8ヵ月子どもたちを見てきた大橋には、子どもの個性がわかるのだ。それを聞いたかの子や作業員たちは、心を動かされる。
夕方になり、仕事を終えた作業員が帰りはじめる。かの子と大橋も送迎の車に乗るよう言われるが、大橋は一日働いた現場をもう少し見ておきたいと言い、かの子もそれに付き合うことに。

かの子はそこで、大橋に本当に学校を辞めるのか、と尋ねるが、大橋の意志は固かった。そして、中途半端なばかりに周囲に迷惑をかけたことが恥ずかしい、と恐縮する。

それを聞いたかの子は、人間はみんなカッコ悪いものだから、辞めずに自分と一緒に先生を続けよう、と涙ながらに訴える。そんなやりとりを、物陰から桐原が見ていた。

夜、アパートに戻った大橋は、郵便受けに入っていたノートを見つけた。それは、大橋がクラスでの日々を綴ったノートで、ここ数日、成瀬が持っていたものだ。大橋が踏みつけたため、汚れたり破れてしまったページを、成瀬は1ページずつ補修し返却したのだ。成瀬の思いに、大橋は思わずノートを抱きしめた。

翌朝、不登校の4年生の田畑健(中島凱斗)が自宅を出て学校とは反対方向に歩きはじめると、そこに大橋がいた。大橋は、健に不登校同士、一緒に学校へ行こうと誘う。学校を辞めるのではなかったのか、と尋ねる健に大橋は、辞めるのをやめたと明かした。

しかし、校門をくぐるのにくじけそうなので、自分と一緒に行ってほしい、と頼む。教師が頭を下げる姿を見た健は、思わず笑ってしまうが、付き合って登校する。

その頃、学校では、桐原が校門のほうを見つめていた。と、そこを通りかかった成瀬が何をしているのか、と聞くが、桐原は「別に」とそっけなく答える。そんなところへ、大橋と健が登校してきた。その姿に安堵しながらも、桐原は、学級崩壊の問題が解決したわけではない、とクールに言う。

しかし、成瀬は、大橋はそれを覚悟で戻ってきたんだ、大橋は信頼できると思うし、桐原が好きな「現実を知っている」教師だ、と答えた。それを聞いた桐原は口元に笑みを浮かべ、そんな桐原を見た成瀬も笑顔になり...。

 

第6話「天国のわが子に誓ったこと」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)は、父親たちに学校教育に興味を持ってもらおうと、「父親参観日」の実施を思い立つ。桐原伊織(西島秀俊)は、父親のいない子どもの気持ちを考慮すべきでは、と言うが、成瀬は、そこは自分が説得する、と自信を見せる。

そんな折、成瀬は、職員室に桐原を訪ねてきた5年生の伊藤かすみ(伊藤綺夏)に参観日の話をした。すると、父親がいないかすみは、絶対に嫌だ、と怒りをあらわにする。

武市かの子(北乃きい)は、優等生で聞きわけのいいかすみがあれほど嫌がるのだから、諦めるべきでは、と言うが、成瀬は譲らない。小さい頃に両親を亡くしたかの子は、独身の成瀬に父親のいない子どもの気持ちはわからない、と言い放つ。

放課後、誰もいない教室でかすみは、桐原から渡された受験校のデータを見ていた。と、そこへかの子がやってくる。朝、かすみが桐原と会話しているところに割って入ってきたかの子に、かすみは冷たく当たり、かの子は桐原のことが好きなのか、と聞く。

数日後、成瀬は校長室にかすみを呼ぶと、父親参観日を実施することで、ゆくゆくは地域の男たちが児童の父親代わりになればいいと思っている、と意図を説明した。しかし、母親が再婚を予定し、それに反発しているかすみは、父親参観日を実施するなら、その日、自分は学校を休むと宣言する。

そんな折、脇谷九重郎(塩見三省)の発案で、かの子、岡本幸恵(市川実和子)、本木友一(三浦翔平)らで飲みに行くことに。

その場にいない成瀬や桐原、大橋のことを話題に盛り上がるなか、本木の、片親の子どもを批判するような発言にかの子が激怒。飲みかけの酒をぶちまけ、驚き立ちあがった本木の顔面に渾身のパンチをお見舞いした。
かの子が乱闘騒ぎを起こしたという報せを受けた成瀬は居酒屋に駆けつけ、酒の抜けないかの子をおぶって連れて帰ることに。その道すがら、かの子は、幼い頃、ずっと側にいると約束したのに、突然亡くなってしまった父親のことを皮肉るように話した。

すると成瀬は、一番悔しいのは父親自身だ、なぜなら親は、子どもの出生を心から喜び、その子の成長をずっと見続けたい、と思うからだと言う。そして、自分の息子・正太郎(鈴木福)と妻の亮子(中越典子)が、6年前にバスの事故で亡くなっていたことを明かす。

それを聞いたかの子は、涙を流す。
翌日、学校の屋上で成瀬を見つけたかの子は、前夜の失態を謝る。そして、自分も父親参観日の実施に協力すると、笑顔を見せた。

そんなかの子に成瀬が喜んでいると、桐原とかすみが屋上にやってきた。かの子はとっさに成瀬を物陰に引っ張り、そこからふたりの様子を見守る。
かすみは桐原に、母親の再婚のことで困っているから助けてほしいと訴えるが、桐原は進路以外の相談には乗らないし、そういうことは母親に相談しなさい、と退ける。それでもすがるかすみに、自分にとって君は児童のひとりでしかない、と桐原は冷淡に言う。

実は、8年前、熱血教師だった桐原は、ひとりの生徒に深入りした結果、自分が転任を命じらることとなった。その教訓から、現在のように生徒と距離を置く教育方針を取っているのだ。ショックを受けたかすみは、走り去る。
桐原の前にやってきた成瀬は、桐原の態度を批判するが、桐原は自分たち教師は決して児童の親にはなれないんだ、と成瀬に反発する。

その後、かすみが学校を飛び出して行ったという目撃情報を受け、成瀬とかの子が探すが、かすみの行方がわからなくなる。
すっかり日も落ちた頃、人気のない場所で、かすみは、クラスメイトから預かったライターに火をつけ...。

 

第7話「何が、教師の現実で限界だ」のあらすじ

成瀬誠一郎(江口洋介)と武市かの子(北乃きい)は、行方不明の伊藤かすみ(伊藤綺夏)の自宅を訪ねた。自宅には、母親の春江(舟木幸)と再婚相手の小林宗司(甲本雅裕)がいたが、かすみは戻っていなかった。そんなところへ、警察から電話がかかってくる。かすみは、放火魔の逮捕に協力したとして、警察署に連行されていたのだ。成瀬らは、かすみを引き取るが、かすみの表情は浮かないままだった。

同じ頃、職員室にいた桐原伊織(西島秀俊)は、かすみからの非難の言葉を思い返していた。

翌朝、登校中のかすみは、放置された自転車に近づくと、カゴのゴミに火をつけようとした。と、そこへ、成瀬が声をかける。成瀬は、かすみと一緒に登校することにしたと言うと、母親と再婚のことを話したかと聞く。しかし、かすみはそれには答えず、自分は大丈夫だから、と言って立ち去ってしまう。

授業中、かすみの異変に気付いた大橋仁(塚本高史)は、声をかけるが、受け流される。しかしその後、かすみの事情を知った大橋は、自分も成瀬のように、かすみの心の扉を叩き続けよう、と決心する。

放課後、成瀬はかすみに声をかけ、小林が勤めるスーパーに行こうと誘うが、小林には会いたくない、と一蹴されてしまう。その後、公園にやって来たかすみは、桐原からのメモがついた受験資料に火をつけた。が、人の気配を感じると、慌てて炎を踏み消し、燃え残った資料をゴミ箱に捨てた。

同じ日の夜、成瀬、かの子、吉村百合子(堀内敬子)、武市幹城(岸部一徳)は、小林ら地元の消防団に混ざって、夜回りに参加していた。すると、小林が、かすみが燃やした資料を見つける。

その資料を持ち帰った成瀬は、かすみの心の傷が深いことに衝撃を受け、自分は何を言ってやればいいのか、と途方にくれる。それを聞いた武市は、何を言うかも大切だが、誰が言うかも大事だ、と話した。

翌早朝、成瀬は桐原にかすみの件を話し、かすみが桐原に助けを求めているように思えてならないから、声をかけてやってほしい、と頼む。それを黙って聞いていた桐原は、成瀬に過去を打ち明けはじめた。以前、桐原は家庭でのストレスをいじめで発散していた児童を救おうと、その児童と徹底的に向き合った。しかし、その児童は、いじめていた児童に「自分は担任にひいきされているから、誰に助けを求めてもムダだ」と脅していた。結果、いじめられていた子が、自殺を図るという事件が起こった。

桐原は、子どもには子どもの世界のバランスがあって、大人が無理に介入しようとすれば、不幸が起こることがある、と思い知ったというのだ。それを聞いた成瀬は、目の前で倒れている人がいるのに、理屈をこねている場合か、と声を荒げる。
そんなところへ、かの子が飛び込んできて、資料を燃やしたことを小林に叱られたかすみが家を飛び出した、と告げた。成瀬は、桐原に声をかけると、職員室を飛び出して行く。と、桐原も成瀬を追うように、駆け出した。

成瀬、桐原、かの子、大橋が手分けしてかすみを探すうち、成瀬が、とある廃屋の前でかすみの自転車を見つける。そして、建物のなかにいるかすみに声をかけるが、かすみはドア越しに「来ないで」と拒む。そこへ、追いついた桐原とともに、成瀬はドアを蹴破って建物のなかへ。

かすみは、床に灯油をまいたと言い、ライターを掲げた。説得しようとする成瀬らにかすみは、自分がいい子にしていれば父親が帰ってくると信じていたこと、小林が優しい人だとはわかっているが、それを認めれば、昔に戻れない気がして許せなかった、そんな自分が嫌いなので全部を消してしまいたい、と涙ながらに心情を吐露した。
すると、突然、桐原が歩み出てかすみの頬を打った。一同が息をのむなか、桐原は、「君ならつらい過去を乗り越えられるから頑張りなさい」と告げた。その言葉は、かすみの心に届いた。

数日後、学校では、「父親参観祭り」が開催され、多くの父親たちが授業参観に訪れた。活気づく学校に、成瀬は笑顔になる。
同じ頃、病院に検査の結果を聞きに訪れた武市は、医師(山本圭)から、病気は胃がんで助かる確率は50%だと告げられていた...。

 

第8話「この手で殴りたい」のあらすじ

教育委員会の方針で、新宮小学校が廃校になるかもしれない、と聞いた成瀬誠一郎(江口洋介)は、何としても学校を守ろうと心に誓う。そして、ともに話を聞いた脇谷九重郎(塩見三省)に、この件を内密にするよう念押しする。

学校へ戻った成瀬は、校庭で体育の授業をしている5年生を微笑ましく見る。と、走りだそうとした原翔子(荒川ちか)が、その場にしゃがみ込んでしまう。 大橋仁(塚本高史)が駆け寄ると、翔子は過呼吸を起していた。

保健室に運ばれた翔子は落ち着きを取り戻すが、岡本幸恵(市川実和子)は、その様子から翔子がいじめなど、過度のストレスにさらされているのではないか、と言う。

その後、職員会議で翔子が何かに怯えているようだったと報告すると、桐原伊織(西島秀俊)は、家庭内暴力(DV)の可能性を示唆。それを聞いた武市かの子(北乃きい)らは驚くが、桐原はDVを受けた児童が、いじめっこになるケースがある、と話す。

早速、成瀬は大橋とともに翔子の自宅を訪ねる。応対したのは翔子で、両親は留守にしているという。成瀬が家に上がろうとすると、翔子がそれを押し止め「不法侵入だ」と大声をあげた。
すると、その声を聞き兄のアキラ(竹内寿)が出てきた。アキラは、翔子の学校の校長だという成瀬に、礼儀正しくあいさつを返した。

結局、成瀬と大橋は家に上げてもらえず、引きあげることに。その様子を、二階からアキラが見ていた。

その日の夜、翔子が自室のパソコンで「DV110番」というサイトを見ていると、アキラが部屋に来て、成瀬に自分のことを話しただろう、と迫ってくる。

翌朝、校長室にいた成瀬に、桐原がファイルを差し出した。それは、ここ10年で、統廃合の候補にされながら廃校を免れた学校の資料だという。現状を知った桐原は、その資料から対策を考えようというのだ。と、かの子が駆け込んできて、翔子が病院に運ばれたと告げた。

病院に駆け付けた成瀬は、医師から、翔子のケガは捻挫だが、捻挫の仕方が不自然なのと、身体にいくつもアザがあることから、DVの可能性があると告げられる。

学校へ戻った成瀬は、かの子、大橋から、翔子の父親とは連絡がつかず、母親も多忙を理由に来院を拒否していると聞く。そんな両親の態度に驚きつつも、成瀬は、大橋に5年生クラス全員で翔子の見舞いに行けるよう調整してほしいと頼む。それを了解した大橋は、成瀬、かの子とともに5年生クラスの前にやってくる。

その頃、クラスでは、欠席している翔子を新たないじめのターゲットにしよう、と盛り上がっていた。
それを聞いた成瀬は教室に入り、いじめられる人間の心の痛みを考えたことがないのか、と聞く。

すると、児童たちはいじめっ子の翔子が罰を受けるのは当然だ、とか、いじめないと自分がいじめられる、などと、反論しはじめた。

自分に都合のよい屁理屈ばかり言う児童たちに怒った成瀬は、黒板を叩き、自分はこの手でお前らを殴って、自分が感じている痛みを教えてやりたいが、それはしない、なぜならば、自分のなかにお前たちへの愛がないからだと告げた。

人の心の痛みがわからない、想像しようともしない、お前たちの本当の姿を知って、自分のなかの愛はきれいさっぱりなくなった、と言うのだ。さらに、愛がないのに殴れば暴力になるから、自分は殴らない、と言い放った成瀬は「新宮小学校はつぶす」と宣言し、教室を後にした。

同じ頃、病院のベンチでアキラから立て続けに送られてくる携帯メールを見ていた翔子は、武市幹城(岸部一徳)に声をかけられた。自分のことをあれこれ聞いてくる武市が煩わしい翔子は、松葉づえをつきながら、その場を立ち去った。
ところが、その後、再び武市に声をかけられた。

翔子がDVを受けていると確信した武市は、アキラが待つ家に帰る必要はない、うちに行こう、と誘うが、翔子は猛烈に反発。すると、その拍子に松葉づえが武市の脚に当たってしまう。驚く翔子に、武市は大丈夫だと言って、再度、うちに行こう、誘った。

が、次の瞬間、武市は苦しんで道端に倒れ込む。
その頃、校長室にいた成瀬は、桐原からもらった資料を見ながら、自分は一体何をやっていたんだ、と涙を浮かべていた――。

 

最終回「その手を掴む勇気を持て!!」のあらすじ(ネタバレ注意)

「学校を潰す」との成瀬誠一郎(江口洋介)の宣言に、新宮小学校は揺れ動いていた。

同じ頃、原翔子(荒川ちか)の前で倒れた武市幹城(岸部一徳)は、翔子が呼んだ救急車で病院に搬送された。報せを受けた成瀬、武市かの子(北乃きい)、吉村百合子(堀内敬子)は、病院に駆け付け、主治医(山本圭)から病状を聞く。

予断を許さない状況であるものの、武市は気丈で、廃校問題で悩む成瀬に、教師は子どもに裏切られるのも仕事だ、あきらめずに向かい続けろ、と助言する。

病院を出た成瀬は、翔子宅を訪問。武市に、翔子が兄のアキラ(竹内寿)から暴行を受けているらしい、と聞いたからだ。

呼び鈴を鳴らすと、翔子がドアを開けた。成瀬は、翔子に武市家へ来るよう言うが、アキラが出てきて阻止。しかし、成瀬は翔子を連れ出した。

翌朝、武市家に泊まった翔子が5年生のクラスに入ると、一瞬にして空気が凍りつく。そんなクラスメイトに翔子は、自分をいじめないのか、と挑発。しかし、児童たちは、いじめは止めたと告げた。それでも、挑発する翔子に、児童たちは次々と翔子が嫌いだ、と言いはじめる。ショックを受けた翔子は、教室を出て行く。

児童たちは成瀬にこれが自分たちの結論だ、と話すが、成瀬は、クラス全員でひとりに向い「嫌いだ」と言い放つのは、暴力ではないのか、と問いかけた。

学校を後にした翔子は、病院を出てきた武市に再会。武市は翔子に、成瀬が全力で差し出してくる手をつかむ勇気を持ちなさい、と諭すが、翔子はどこかへ行ってしまう。その後、武市は学校に来ると、成瀬に翔子を探してほしいと頼む。

それを承諾した成瀬は、武市を屋上に残し校舎を出た。しかし、何かを感じ、屋上を見上げた。

翔子が家に戻ると、成瀬が来て、武市からの伝言を持ってきたと言う。「自分を救えるのは、自分自身だけ。変わりたいと思わなきゃ何もはじまらない」と伝えるが、翔子はおせっかいは止めるよう武市に言ってくれと答える。

しかし、成瀬はそれはできない、なぜなら、武市は死んでしまったからだ、と言った。と、そこへアキラが現れた。ひるむ翔子に成瀬は、自分が見守ってやるから、今、変わるんだ、と力説。アキラは阻止しようとするが、翔子は遂に決断した。

アキラに、お兄ちゃんは病気で治療が必要だ、病気が治らない限り、自分は家には戻らない、と宣言。そして、成瀬に、しばらく泊めてほしい、と頭を下げた。成瀬とともに武市家に戻った翔子は、布団に寝かされた武市の遺体と対面した。

そんな折、武市家の電話が鳴った。電話の主は、本木友一(三浦翔平)で、アキラが新宮小学校でバットを振り回し、暴れているという。それを聞いた成瀬は、翔子にこれから学校へ行って、アキラと決着をつけようと促す。

今日を翔子とアキラのはじまりの日にするんだ、という成瀬の言葉に翔子はうなずいた。

その頃、学校では、桐原伊織(西島秀俊)、大橋仁(塚本高史)、本木、脇谷九重郎(塩見三省)が、警察に通報するかどうか、議論していた。そこへやって来た成瀬と翔子は、アキラが立てこもる職員室に入っていく。ふたりを見て興奮するアキラに、成瀬はバットを置いて治療を受けると約束しろ、従わなければ警察に通報する、と言った。脇谷は、警察沙汰になれば廃校は確実だと狼狽するが、成瀬は覚悟の上だと返答。

アキラも、校長にそんなことができるか、と挑発するが、成瀬は自分には翔子とアキラのほうが大事なんだと言い、脇谷に警察への通報を指示。ところが、脇谷が拒否したため、桐原が通報した。アキラは、それを阻止しようとバットを持って突進、成瀬がその前に立ちふさがった――。

4日後、学校は再開されたが、事件が新聞沙汰となったため、教員たちは混乱の収拾に奔走していた。その頃、大橋は翔子宅を訪ねていた。応対した翔子は、今回のことで両親が変わった、と話した。

一方、新宮小学校の廃校は、さらに現実味を増していた。成瀬は、保護者らに学校存続を望む嘆願書への署名依頼をはじめる。

その頃、児童たちの間でも変化が起こっていた。放課後、クラス全員で翔子の家に行き、これから一緒に行ってほしいところがあると告げた。

翌日、成瀬と脇谷は、教育委員会に呼ばれ区庁舎にいた。成瀬は、教育長に嘆願書を受け取ってほしいと頼むが、教育長はそれを拒否。新宮小学校の今後については、結論が出ていて、区長が説明するからだという。そして、成瀬らに相対した区長(大杉漣)は、武市の教え子で、成瀬の先輩に当たる人物だった。

区長によると、新宮小学校の廃校は決定していたが、武市が亡くなる二日前に来て、廃校を撤回するよう頼んだという。それでも、廃校は免れなかったが、昨日、5年生たちが来て、廃校撤廃を願うビラを配って直談判したというのだ。

そんな光景を見て、遂に廃校撤廃を決めたという。しかし、事件の責任を取り、成瀬の校長解任が決まった。成瀬は、その決定を受け入れるが、学校には黙っていてくれ、と脇谷に頼む。区長室を出ると、5年生たちが待っていた。児童に囲まれた成瀬は、廃校が先延ばしになったと告げた。

そして、卒業式が終わり、終業式の日。体育館には1年生から5年生までの児童が集まり、終業式が執り行われた。その最後、登壇した成瀬は、ついに自分が学校を辞めることを明かす。

突然の告白に、体育館は静まり返った。成瀬は、そんな児童たちに、情熱を持って生きること、自分の家族や友人、恋人、夢、そして自分自身を愛する人間になれとエールを送る。そして、学校から去ったあとも、みんなの父親でいたいと思っている、と訴えた。

その後、成瀬が学校を出ようとしていると桐原がやってくる。あなたが残したものを無駄にはしないと言うと、桐原は右手を差し出し、成瀬と握手を交わした。さらにそこへ、児童たちがやってくる。成瀬は、見送りに礼を言うと、校門に向かって歩いて行く。

学校を出た成瀬は、河川敷に座ると、武市が成瀬のために買い置きしてくれていた「道の途中」という酒を、ふたつのグラスに注ぐ。
成瀬は、武市用のグラス、そしてスカイツリーにも乾杯すると、晴れやかな顔で言った。「スカイツリーは、でっかいなあ!」と。

※フジテレビHPより引用

冬のサクラ

 

冬のサクラ

2011年1月16日からTBS系列で放映。日曜21時の日曜劇場枠。

事故にあい記憶を失った女とその女を介護するガラス職人の純愛を描いた切ないラブストーリー。

主演は、「任侠ヘルパー」以来の連続ドラマ出演となる草彅剛。相手役は今井美樹。

冬のサクラ 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

冬のサクラの主題歌

山下達郎 「愛してるって言えなくたって」

 

冬のサクラの出演者

稲葉祐 ...... 草彅剛
石川萌奈美 ...... 今井美樹
稲葉肇 ...... 佐藤健
向井安奈 ...... 加藤ローサ
稲葉百合 ...... 吉田日出子
稲葉哲也 ...... でんでん
稲葉香織 ...... 大島蓉子
石川航一 ...... 高嶋政伸
石川琴音 ...... 森迫永依
石川章子 ...... 江波杏子
中里次郎 ...... 山崎樹範
村瀬千尋 ...... 遊井亮子
白石理恵 ...... 白羽ゆり

 

冬のサクラのスタッフ

企画:石丸彰彦
原案:戸部真里香
脚本:高橋麻紀
演出:山室大輔、吉田健
プロデューサー:高橋正尚、韓哲
製作著作:TBS

 

冬のサクラの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月16日 命をかけた最後の愛 運命の出会いは残酷な死へと... 14.5%
第2話 2011年1月23日 夫の裏切りと死の宣告 14.3%
第3話 2011年1月30日 夫の復讐...暴かれた嘘 12.6%
第4話 2011年2月6日 全て捨てても、君を守る 12.3%
第5話 2011年2月13日 もう会えないとしても... 12.5%
第6話 2011年2月20日 二人きりの兄弟だから 12.8%
第7話 2011年2月27日 娘に遺す、最後の言葉 14.6%
第8話 2011年3月6日 命が尽きる、その時まで 13.2%
最終回 2011年3月20日 今夜完結!! 春は必ず来る... 16.1%

 

 

冬のサクラのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「命をかけた最後の愛 運命の出会いは残酷な死へと...」のあらすじ

雪の降り積もる山形で、母親の介護をしながらガラス職人をしている男・稲葉祐(草彅剛)は、今まで一度も恋をしたことがなかった。雪の降り積もる山形に、一人旅に出た女・石川萌奈美(今井美樹)。彼女は"冬に咲くサクラ"を見るため旅をしていた。祐は、通りを歩く萌奈美とすれ違い、その美しさに目を奪われた。その直後、ひったくりに遭い、ケガをした萌奈美を助けた祐。事故のショックから、突然記憶がなくなった萌奈美は、祐の家で暮らすことになった。

身元を確認できるものもなく、自分が誰なのか分からず、不安や恐怖で呆然としている萌奈美。唯一の手がかりは、彼女が持っていたデジカメに写っていた桜の枝の写真。それは冬に花を咲かせる「啓翁桜」だった。不安なままの萌奈美に、祐は「大丈夫、焦らなくても、きっとそのうち思い出せる時が来るから・・・」と優しく微笑むのだった。母の介護だけがすべてだった男と、自分が誰かさえもわからなくなった女・・・静かに雪が降り積もる真っ白な世界で、運命の2人は出会った......。

しばらくして、介護をしていた祐の母親が亡くなった。葬儀のため、東京の病院で研修医をしている弟・肇(佐藤健)が帰ってきた。兄の萌奈美への淡い思いを感じた肇は、自分や母に対する祐の偽りのない優しさを萌奈美に伝えた。肇には、同じ病院で栄養士をしている向井安奈(加藤ローサ)という恋人がいた。二人は、兄たちをそっと見守ろうとするのだが・・・。

一方、身元が分かったという知らせから、すべてを思い出した萌奈美。自分には夫と娘がいることを・・・。夫・航一(高嶋政伸)が、萌奈美を迎えにやってきた。胸を締め付けられる思いで東京に戻る萌奈美。祐は、大丈夫と優しく微笑み彼女を遠くから見送った。だが、東京にいる航一が祐の存在に気付き、やがて豹変していく......。

 

第2話「夫の裏切りと死の宣告」のあらすじ

萌奈美(今井美樹)の病状を知らされた祐(草彅剛)は、萌奈美に会って伝えたいという思いに駆られ、駐在の中里(山崎樹範)の協力で、何とか電話で声を聞くことが出来た。だが、祐が会って欲しいと切り出すと、すぐ電話を切ってしまった萌奈美。そんなつれない態度をとられても、祐は一刻も早く会って、病気のことを伝えたいという想いだけで東京に向った。

一方、記憶が戻った萌奈美は、東京の自宅で日常の生活に戻っていた。しかし、萌奈美をいたわることもなく冷たい態度で接する夫の航一(高嶋政伸)に、息の詰まるような孤独感を感じていた。さらに、突然襲ってくる頭痛、手の痺れ、目の奥の痛み...病魔は、確実に萌奈美の身体を蝕んでいるようだった。

突然、祐が上京してきて、驚きを隠せない弟の肇(佐藤健)と、その恋人の安奈(加藤ローサ)。肇は祐の話を聞いて、人妻である萌奈美に会うのはおかしいと一喝するが、祐の想いを察した安奈は、祐と一緒に萌奈美の家を探しに出かける。そしてほどなく、安奈の協力により祐は萌奈美に会うことが出来たのだが......。

 

第3話「夫の復讐...暴かれた嘘」のあらすじ

山形へ帰り、普段の生活に戻ろうとした祐(草彅剛)だが、どうしても萌奈美(今井美樹)のことが頭から離れない。そんなとき、弟の恋人の安奈(加藤ローサ)から、萌奈美が山形へ戻る祐に会うため、バスターミナルまで来ていたことを知らされる。

東京へと戻り、家族のもとで日常の生活を取り戻そうとしている萌奈美は、病気のことを夫の航一(高嶋政伸)に伝えようとするが、忙しさを理由に取り合ってももらえず、孤独感に苛まれていた。さらに、検査をした病院の医師から、脳腫瘍は悪性の可能性があり、手術によって記憶障害が起こる可能性があること、また、手術をしなければ残された時間は、最悪の場合だと数ヶ月かもしれないと告知され、やりきれない気持ちでいっぱいになっていた。

一方、萌奈美の最近の行動に不信感を抱く航一は、山形での萌奈美の行動を調べ始める。そしてほどなく、山形で入院したというのは嘘だったことを知る。さらに、祐の存在を知ると、押さえ切れない怒りが込み上げてくるのだった。

そんなある日、萌奈美が院長婦人だということを知った祐の弟の肇(佐藤健)は、祐にそのことを伝え、院長は優秀な脳外科医で、もう検査もしているはずだから心配する必要はないと言う。それは、これ以上、祐に余計な心配事を背負い込まないでほしいという、兄への想いからだった。

それでも萌奈美の病状を案じる祐は、肇にどうしても検査結果を調べて欲しいと頼む。がしかし、石川総合病院には萌奈美の検査データはなかった。検査を受けていないだろうという肇の言葉に、祐は居ても立ってもいられず、東京へを車を走らせるのだが......。

 

第4話「全て捨てても、君を守る」のあらすじ

突然、我が身に降りかかった病に苦悩する萌奈美(今井美樹)。唯一、頼れる人は祐(草彅剛)だけと感じ始めていたのだが、「私はもう大丈夫ですから」と、その想いを振り切り、祐に別れを告げた。そして、残りの人生を自分自身の手で選び取ることを決心するのだった。

そんなある日、友人の理恵(白羽ゆり)から、イベント会場に飾る啓翁桜を購入するため、一緒に山形へ行ってほしいと頼まれる。気乗りしない萌奈美は山形行きを断るが、「仕事の付き合いもあるのだから...」と、航一(高嶋政伸)から行くように頼まれ、やむなく承知をする。そして山形行きの当日、新幹線に乗り込んだものの、理恵は急用が入ったと出発間際に降りてしまい、萌奈美は一人で山形へ行くことに。困惑しながらも、微かな胸の高鳴りを感じる萌奈美...。

一方、萌奈美を心配するあまり仕事を辞めて上京を決心した祐は、萌奈美のためにガラス細工の鳥を作っていた。兄が傷つく姿を見たくない肇(佐藤健)が反対しても、親友の中里(山崎樹範)が引き止めても、祐の決心は固く強かった。

その後日、東京へのおみやげに啓翁桜を持って行こうと考えた祐は、啓翁桜を生産している千尋(遊井亮子)の元へと出かけた。その帰り、偶然にも萌奈美の姿を見つける祐。「萌奈美さん......!」と祐の声にハッとする萌奈美だが、なんとそこには東京にいるはずの航一の姿もあった......。

 

第5話「もう会えないとしても...」のあらすじ

「大切なもののために生きたい」と、萌奈美(今井美樹)のそばで支えになるために上京を決意した祐(草彅剛)。祐を心配する肇(佐藤健)は、祐を自分のアパートに迎え入れることにする。ただただ萌奈美の支えになりたいと一途に想う祐を、肇も安奈(加藤ローサ)も応援していた。

一方、夫の病院(石川病院)へ検査に来なかったことを責められた萌奈美は、最後くらいは後悔しないよう、自分のことは自分で決めると、航一(高嶋政伸)に断言するが、航一は「妻としても娘の母親としても君は絶対に必要なんだ」といい、自分が必ず助けると萌奈美を説得する。脳外科の名医でもある航一の言葉に、「生きられるかもしれない」と、一度決めた決心が揺さぶられる萌奈美...。

その後日、航一は祐の住む肇のアパートを訪れると、「萌奈美を助けたいなら」と、祐にある交換条件を提示してきた。また、肇にも「つまらないことに足を引っ張られないよう気をつけろよ」と、遠まわしに祐の行動をけん制する。自分の取った行動のために、迷惑をかけてしまっていると肇に謝る祐だが、萌奈美さんにはお兄さんの存在が救いになっているはずだと、安奈は祐にエールを送るのだった。

そんなある日、萌奈美が「会いたい」と祐を呼び出す。手術を受けるか受けまいか、迷っている心情を打ち明ける萌奈美の言葉に、やりきれない想いで聞くことしかできない祐。と、そのとき、また萌奈美の容態が悪くなり......。

 

第6話「二人きりの兄弟だから」のあらすじ

萌奈美(今井美樹)と金輪際会わないこと、萌奈美との記憶を抹消することを条件に、手術をして萌奈美を助けてやると、祐(草彅剛)に迫る航一(高嶋政伸)。萌奈美のことを第一に考える祐は、萌奈美を助けてほしいと航一に頭を下げる。

それからほどなく、萌奈美は航一の病院へ入院し、3日後に手術が行われることとなった。生きられるという希望を胸に抱きながらも、何か不安も拭いきれない萌奈美は、ふと祐の携帯を鳴らす。しかし、祐はぐっと堪えて、着信が途切れるのを待つのだった。

その夜、祐が肇(佐藤健)のアパートへ帰ると、肇に衝撃的なことを聞かされる。肇は院内で話題になっている萌奈美の手術について、先輩医師達の噂話を耳にしたのだ。それによると、たとえ腫瘍を取り除けたとしても、記憶を失う可能性は高いという話で、記憶を失うリスクが低いと言った航一の説明とは全く違うものだった。しかもそのことは、萌奈美の手術を執刀する航一も承知の上らしい...と院内で噂になっていた。

そんなある日、航一は肇に対しても見えない圧力をかけてきた。萌奈美の気持ちをただ大切に守ってあげたいと想う祐は、自分のしていることが肇に迷惑をかけていることに負い目を感じつつも、それでも萌奈美を助けたいと肇に吐露する。しかし、肇は「たまたま出会った人のために、俺の人生を邪魔されたくない!」と、祐に言い返す。少しの時間が経ち、あらためて向き合う祐と肇。どうしても萌奈美さんを放っておけないという祐は、航一の真意を確かめるために、航一に会いに行く決心をするのだった。

 

第7話「娘に遺す、最後の言葉」のあらすじ

祐(草彅剛)と一緒に航一(高嶋政伸)の病院を抜け出した萌奈美(今井美樹)。二人のことを、肇(佐藤健)と安奈(加藤ローサ)は案じていた。

母としての思いを一人娘の琴音(森迫永依)に伝えたいという願いで書き始めたレシピノートを、やっとのことで書き上げた萌奈美。それを渡すため自宅に戻ったが、琴音は祐と病院を出たことに腹を立てていて、萌奈美の話を聞こうとはしなかった。そして、萌奈美は、航一がウソを言っていたこと、琴音のことを絶対に忘れたくないという想いを章子(江波杏子)に伝え、娘を託して家を後にする。

そんなとき、肇は石川総合病院に辞表を出していた。「バカな兄貴のせいで気に毒だな」と航一にののしられたが、肇は頭は悪いかも知れないが「あなたほど不幸ではない」と言い残して出て行った。

それからほどなく、理恵(白羽ゆり)は航一に頼まれて、萌奈美をマンションに呼び出した。そこに航一が現れ驚く萌奈美。さらに、理恵との関係を知りショックで言葉を失う。「祐と萌奈美がみんなの人生を狂わせている、自分がいなければ死ぬ場所さえないんだ」という航一の手を振りほどき、萌奈美はそこを飛び出す。が、琴音や航一から言われたことが胸に残り、それが萌奈美を苦しめる。

一方、自宅に戻った航一は、萌奈美が家に帰ってきていたこと知ると、苛立ちを押さえられなくなっていた。そして、肇のアパートにいる祐の前に現れると「萌奈美はどこだ!」と祐を問い詰める。

萌奈美は、もう一度琴音に会って話をしようとしたが、最後まで聞いて貰えなかった。だが、自宅で航一と章子の話を聞き、初めて萌奈美が長く生きられないことを知り、ショックを受け部屋で一人泣き崩れる。そんなとき、琴音に祐から連絡があり、萌奈美の気持ちを一生懸命琴音に伝える。

それから日が替わり、萌奈美が宿泊しているビジネスホテルを祐が訪ねると、祐宛の手紙を残してホテルから姿を消していた......。

 

第8話「」のあらすじ

山形で祐(草彅剛)と再会した萌奈美(今井美樹)は、琴音(森迫永依)の理解もあり、山形の病院で治療を受けることになった。「ママはここに入院するんだよ」という琴音の言葉と、萌奈美の強い意志に圧された航一(高嶋政伸)は、琴音とともに東京へと引き返した。

一安心する萌奈美だが、病状はさらに進んでいて、やりたい事があれば今のうちにしておくよう、担当医から伝えられる。萌奈美はその言葉を聞き、命のともし火が少しずつ消えていくのを感じるのだった...。祐は萌奈美が山形で治療することを受け、またこちらで暮らすと肇(佐藤健)に連絡する。と、その後日、祐の荷物を届けに肇が実家へ帰ってきた。

肇は、萌奈美には「失語症」などの症状が出るだろうと伝えると、祐が後悔しないように今のうちにきちんと思いを伝えた方がいいと、祐に知らせに来たのだ。そんな肇は、母に「ありがとう」と伝えられなかったことを後悔していると言い残して東京へと戻った。

ほどなく「やりたいことを存分にやらせてあげてください」と担当医から聞いた祐は、萌奈美の外出許可を取ることに。そんな時、駐在所の中里(山崎樹範)から電話が入った。祐の父親と名乗る男が訪ねてきたというのだ。一度は拒絶したものの、祐は母がいつも呼んでいた「雄一さん」という名前を思い出す。駐在所に駆けつけた祐は、片岡雄一(篠田三郎)という男と対面する。そして、雄一と母親の関係を知った祐は、萌奈美に自分の気持ちは伝えないと心に決める。

 一方、東京では、執刀を予定していたオペをそのままに、航一が突然、姿を消してしまう。航一が行方不明になったことで石川総合病院は大騒ぎに...。

 

最終回「今夜完結!! 春は必ず来る...」のあらすじ(ネタバレ注意)

 萌奈美(今井美樹)の意識がやっと戻り安堵する祐(草彅剛)だったが、担当医より、春を迎えるのは難しいと告げられる。あとは、萌奈美に生きる希望を持たせること......。肇(佐藤健)からも「兄ちゃんなら何か見つけられる」と励まされ、祐は萌奈美のために自分が出来ることを探し始める。

 そんなある日、東京から義母の章子(江波杏子)と琴音(森迫永依)が見舞いに訪れた。章子は、航一(高嶋政伸)がしてきたことを謝罪し、これからは出来る限りのことをすると約束してくれた。だが、言葉の意味を理解できなくなる「失語症」の症状が出てきている萌奈美は、琴音に病状を知られるのが怖くて電話も出来なくなっていると章子に漏らす。

 気が抜けたようになった航一は、ヨリを戻そうと迫る理恵(白羽ゆり)に突然刺され、緊急手術を受けることに。しかし、航一の血液型が日本に数十人しかいないもので、血液の確保が困難な状態。焦る中、医師の木村(菊池均也)があることを思い出し、職員のデータベースから同じ血液を探し当てた。その人とは......!?

 それからほどなく、航一の手術は成功。麻酔から目を覚ました航一に「求めるだけじゃなく、許すのも夫婦です」と章子。それから数日後、退院した航一は山形で入院生活を送る萌奈美の元を訪ね、萌奈美を追い詰めてしまったことを詫び、琴音を萌奈美の分まで愛していくことを約束して、萌奈美に別れを告げるのだった。

 一方の祐は、残された時間を少しでも安らかに過ごして欲しいという想いから、退院して山形の家で療養しようと、萌奈美に提案する。その数日後、祐の家で過ごすようになった萌奈美に会うため、東京から肇と安奈(加藤ローサ)、琴音がやってきた。それは、祐が肇に頼んでのことだった。琴音は萌奈美が作ったレシピノートを出し、萌奈美のために涙をこらえながら料理を作る。愛情たっぷりの食卓をみんなで囲み、あの桜を一緒に見に行くことを約束する。が、その後日......。

※TBSHPより引用

デカワンコ

 

デカワンコ

2011年1月15日から日本テレビ系列で放映。金曜深夜枠。森本梢子の同名の漫画をドラマ化。

ゴスロリファッションに身を包んだ新米女性刑事が天然ぶりを発揮しながらも事件を解決していく姿を描いたコメディタッチの刑事ドラマ。

主演は、「GM〜踊れドクター」以来の連続ドラマ出演となる多部未華子。このほか水上剣星や渡辺直美らが登場。

デカワンコ 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

デカワンコの主題歌

まきちゃんぐ 「愛と星」

 

デカワンコの出演者

花森一子 ...... 多部未華子
重村完一 ...... 沢村一樹
桐島竜太 ...... 手越祐也(NEWS)
和田純 ...... 石塚英彦(ホンジャマカ)
門馬次郎 ...... 升毅
柳誠士郎 ...... 大倉孝二
デューク・タナカ ...... 水上剣星
五十嵐太一 ...... 佐野史郎
小松原勇気 ...... 吹越満
田村和正 ...... 田口トモロヲ
松田洋雄 ...... 伊東四朗
青木琴美 ...... 渡辺直美

 

デカワンコのスタッフ

脚本:伴一彦
演出:中島悟、国本雅広(ケイファクトリー)、久保田充
音楽:小西康陽
チーフプロデューサー:田中芳樹
プロデューサー:次屋尚、大塚英治(ケイファクトリー)
制作協力:ケイファクトリー
製作著作:日本テレビ

 

デカワンコの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月15日 ライバルは警察犬 13.0%
第2話 2011年1月22日 狙われた婦警さん 12.8%
第3話 2011年1月29日 新婚ラブラブ作戦 12.1%
第4話 2011年2月5日 嘘ってどんな匂い 12.5%
第5話 2011年2月12日 前世は犬だった!? 12.7%
第6話 2011年2月19日 イケメン刑事は誰 13.3%
第7話 2011年2月26日 容疑者Xの逆ギレ 13.1%
第8話 2011年3月5日 コレって最終回!? 14.5%
第9話 2011年3月12日 警察犬が喋った!? 12.7%
最終回 2011年3月19日 愛と絆! 13係ラブ 15.8%

 

 

デカワンコのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「ライバルは警察犬」のあらすじ

都心のビルとビルの狭間に、転落死体が発見された。
警視庁捜査一課13係が現場に急行。
頼もしい刑事たちに混じって、
一人フリフリ衣装を身にまとった女の子が!?

彼女こそ、13係のお荷物・花森一子刑事(多部未華子)だった。
現場で誰にも相手にされない一子、
しかし彼女には特殊な能力があった。それは犬並みの嗅覚だった!!

被害者は社会派ネタ専門のフリージャーナリスト・難波浩二。
警察犬・ミハイル号によって、被害者が落とされたビルを特定。
さっそく13係がビルの屋上に上がってみる。
そこで一子は思いもよらない匂いを嗅ぐ。
「なんで?あの人の匂いが...!?」

一子は匂いの主を確かめるため、
捜査会議を抜け出しある人物の元を訪ねる。
その人物とは、警視庁のトップ・松田警視総監(伊東四朗)だった。
「まさか、総監が...!?」
真っ直ぐな正義感で権力にも恐れを抱かない一子。
そして事件は意外な方向へと向かっていく。

 

第2話「狙われた婦警さん」のあらすじ

河川敷の藪の中で刺殺死体が発見された。
第一発見者はなんと一子(多部未華子)だった。
警察犬・ミハイル号が犯人の足取りを追う一方、
一子は被害者の血の匂いを辿り、見事凶器のナイフを発見する。
そして13係の捜査により、容疑者が浮上する。

被害者は小学校教諭の杉田一郎。
小松原(吹越満)は強引な捜査で容疑者を取調べ、
同期の重村(沢村一樹)と衝突する。
そんな二人を横目に、一子は容疑者の匂いから犯人ではないと
一人確信するが、誰も聞く耳を持たない。
こうなったら真犯人を自ら挙げるしかないと張り切る一子だったが...。

 

第3話「新婚ラブラブ作戦」のあらすじ

飲食店に2人組の強盗が押し入り、店員を刺殺する事件が発生した。
即日逮捕された犯人の一人・岡田(片桐仁)は
「店員を刺したのは共犯者の中村(佐野圭亮)だ」と自供する。
一子(多部未華子)と桐島(手越祐也)は新婚夫婦を装い、
向かいのアパートから、中村の別れた妻と一人娘・涼子(大森絢音)が暮らすアパートを張り込む。

自分の手で何としてもホシを挙げたい桐島を横目に、一子は図らずも
涼子と仲良くなってしまう。
そして、涼子の誕生日に必ずプレゼントを渡しに中村が現れると予測する一子は、涼子の前で父親を逮捕することにためらいを感じてしまう。

そして涼子の誕生日。一子の予想どおり中村が姿を現した――!
しかし中村は一子たちの制止を振り切って逃走してしまう。
門馬係長(升毅)から厳しい叱責を受け、
謹慎を言い渡される桐島と一子だったが...。

 

第4話「嘘ってどんな匂い」のあらすじ

輸入業者の男・河辺がオフィスで殺された。
数日後、目撃証言や遺留品のマフラーなどから
容疑者・鈴木(田中実)が逮捕された。しかし鈴木は容疑を否認。
重村(沢村一樹)に取り調べを任された一子(多部未華子)は、
鈴木の匂いがマフラーと一致していると確認するが、
鈴木は黙秘を続ける。

見かねた重村が一子に代わって取り調べを始めようとしたそのとき、
鈴木は唐突に「俺が殺った」と自白した。だが、重村は簡単に自白した
鈴木に疑問を感じ、一子もまた異変に気づいていた。取調室に入ってきたときと、自白したときで鈴木の匂いが変わったのだ――。

そのころ警察署に鈴木容疑者を訪ねてきた女性が
驚くべきことを言い出す。「河辺さんは、私が殺しました!」
―――いったい真犯人は誰なのか?
一子は真実を嗅ぎ当てることができるのか?!

 

第5話「前世は犬だった!?」のあらすじ

和田(石塚英彦)の行動がおかしい。捜査を欠勤し、
落語家・北風亭太陽(柳家花緑)の高座に通っているのだ。
一子(多部未華子)は和田が5年前、横浜で起きた強盗殺人事件に偶然居合わせ、犯人に自分の車を盗まれた上に逃走に使われるという事実を知る。いまだ手配中の犯人が、なんと北風亭太陽の弟だったのだ。
和田は事件に責任を感じ、
管轄外にもかかわらず犯人を追っているのか――。

だが一子の鼻はもう一つの事実を知らせていた。
「この事件には犬が関係している!」

一子は犬が苦手だという和田の車の中で、
確かにトイプードルの匂いを嗅ぎ分けていた。
「本当に匂うのか?5年も前のことなのに――!」
驚いた和田はついに事件について語りはじめた。
犬をめぐるその真相とは?
そのとき、北風亭太陽の弟が現れるという情報が入り――!

 

第6話「イケメン刑事は誰」のあらすじ

一子(多部未華子)は係長の門馬(升毅)から、まともな服を着るまで捜査への参加をストップさせられる。

しぶしぶ行き着けの店に服を買いに行った一子は、
小学生のちえみ(八木優希)と知り合い意気投合する。一子は匂いからちえみが門馬の娘だと知る。門馬は、フリフリ服が好きで自分の注意を聞かない娘と一子を、どこかで重ねていたのだ。

そのころ新たな殺人事件が発生し、現場からフリフリ服の女が走り去ったという目撃情報が入る。 一子は現場に落ちていた携帯ストラップを
見て驚く。それはちえみのものだった――。

ミハイルは凶器に付いた犯人の匂いを辿り、
邸宅風のレストランバーにたどり着く。
そこで桐島(手越祐也)はレストランの従業員として内偵を始める。
そんなとき一子の家に門馬がやってくる。門馬の目的は?
果たしてちえみは事件に関わっているのか?
そして一子は捜査に復帰できるのか?

 

第7話「容疑者Xの逆ギレ」のあらすじ

一子(多部未華子)の所属する13係の取調室に、画家殺害事件の被疑者・山村なぎさが連行されてきた。一見、性別不明で巨体のなぎさは、
「自分には動機がない」「アリバイがある」の一点張り。

被疑者は逮捕後48時間以内に地検に送検するか釈放されなければならない。しかし様々な手を使う重村(沢村一樹)の取り調べにもまったく動じないなぎさ。

そんななか、警視庁に社会科見学に来ていた柳(大倉孝二)の息子が行方不明になった。一子は警察犬ミハイル(フィトス・オブ・セイントフジJr.)とともに捜査を開始する。
いっぽう重村はなぎさのマンションを小松原(吹越満)に捜索させ、あるものを見つけていた――。

 

第8話「コレって最終回!?」のあらすじ

五十嵐(佐野史郎)は殺人を犯していないのではないか――。
そう考え始めた一子(多部未華子)に新たな事件の一報が入る。

歌舞伎町で男が銃で撃たれ死亡。被害者は暴力団構成員で、犯人はやはり構成員のリュウと判明した。一子たちはリュウを逮捕するが、組織犯罪対策部の朝倉(小沢仁志)が覚醒剤取引を潰すためにリュウを泳がせていたのにと怒鳴り込んで来る。しかし、重村(沢村一樹)の取調べで、殺しの動機そして翌日の覚醒剤取引について情報を聞き出す。が、
現場に行ってみると怪しい取引はなかった。

リュウの話はガセネタだったのか......。だが小松原(吹越満)は
「お前らの動きはお見通しなんだよ」と言うヤクザ風の男の言葉にハッとする。これはガセじゃない、警察の捜査情報が事前に漏れたのだ。

五十嵐のほかに警視庁内に情報を流している者がいる。
そもそも五十嵐は本当に犯人なのか――?だがそのとき、五十嵐が
警察病院から脱走したというニュースが飛び込んできて――?!

 

第9話「警察犬が喋った!?」のあらすじ

洋品店を営む男が河川敷で刺殺された。
現場に残された足跡から犯人の匂いを追った一子(多部未華子)と
警察犬ミハイル(フィトス・オブ・セイントフジJr)は、
それぞれ別の場所に辿り着く。

一子の鼻を信頼する小松原(吹越満)は一子が嗅ぎ当てた男・樋口啓一を犯人だと断定し、暴れる樋口を公務執行妨害で逮捕する。ミハイルはそれ以来出動拒否をするようになり、食事も取らなくなってしまった。
その様子を見た田村(田口トモロヲ)は、ミハイルの引退を考え始める。

だが取調べをする重村(沢村一樹)は、樋口は犯人ではないと感じる。
そして翌日、樋口のアリバイが確認される。
わたしの鼻が間違っていた――?

落ち込む一子は五十嵐(佐野史郎)を訪ね
「鼻だけじゃなく、五感全てで調べるのを忘れたか」と叱咤される。
「私、調子に乗っていました」と目を覚ます一子。

そんななか新たな容疑者が現れる。今回の事件には、一子とミハイルが思いもしなかった意外なひっかけがあったのかもしれない......。
一子は今度こそ真犯人にたどり着けるのか?
そしてミハイルは再び、現場で活躍できるようになるのか―?

最終回「愛と絆! 13係ラブ」のあらすじ(ネタバレ注意)

温泉に慰安旅行にきた一子(多部未華子)と13係の面々。門馬(升毅)らと大いに飲み、盛り上がりながら、一子は仲間の大切さをしみじみ感じていた。しかし翌日。一子は偶然みんなの会話を耳にしてしまう。「やめさせたほうがいいかな、ワンコ」――自分は嫌われていた?!仲間だと思ったのは、自分の思い込みだったのか......ショックを受けた一子は宿を飛び出す。道の駅でしょんぼり物思いにふける一子。そのとき車で入ってきたある男に、一子の目は釘付けになった。

いっぽう宿では重村(沢村一樹)らが一子の不在に気づき、周辺を探していた。桐島(手越祐也)は道の駅前の路上に、一子の帽子が落ちているのを発見する。店員は一子が男と口論した挙句、その男の車に乗って去っていくのを目撃していた。

「ワンコが拉致された――!?」門馬らは一子の救出に向かって動き出すが――?

※日本テレビHPより引用

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA

 

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA

2011年1月14日からTBS系列で放映。金曜深夜枠。

2060年という近未来を舞台に殺し屋と刑事の愛を描いたロマンティックミステリードラマ。

主演は、「怪物くん」以来の連続ドラマ出演となる川島海荷。相手の刑事役には荒木宏文が抜擢。

ヘブンズ・フラワー 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANAの主題歌

amazarashi 「アノミー」

 

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANAの出演者

アイ ...... 川島海荷
片桐薫 ...... 三田佳子
シオン ...... 綾野剛
ナルキ ...... 中野裕太
厳小剛 ...... 本田博太郎
厳普賢 ...... 森宮隆
ラン ...... 竹富聖花
真中祐一郎 ...... 荒木宏文
須藤善二 ...... 駿河太郎
ハル ...... 松本利夫 (MATSU from EXILE)
リリィ ...... さくら
草壁隆志 ...... 石丸幹二
草壁ひとみ ...... 吉田羊

 

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANAのスタッフ

脚本:大林利江子、泉澤陽子、野高みゆき
チーフプロデューサー:伊與田英徳、杉山剛(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
プロデューサー:高成麻畝子、佐藤敦司
演出:岡本伸吾、坪井敏雄、棚澤孝義
音楽:仲西匡
音楽プロデュース:志田博英
人物デザイン:柘植伊佐夫
衣装デザイン協力:IN PROCESS BY HALL OHARA
植物学協力:中村俊彦
特別協力:ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作協力:ドリマックス・テレビジョン
製作:TBS

 

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANAの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月14日 a girl from '7' 2.8%
第2話 2011年1月21日 a boy awaking her〜暗闇に差す光 1.6%
第3話 2011年1月28日 They are meant to be〜運命の二人 1.6%
第4話 2011年2月4日 rain falls like killing 雨のミッション 2.7%
第5話 2011年2月11日 in the secret lesson 許されざる関係 2.5%
第6話 2011年2月18日 they've come to a turning point その鎖を断つもの 2.8%
第7話 2011年2月25日 truth, or mission 決戦 1.4%
最終回 2011年3月4日 a whole new world 夜明けの約束 2.2%

 

 

ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANAのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「a girl from '7'」のあらすじ

西暦 2080年。
砂漠を一人旅する ハル (松本利夫) の前に少年が現れ、突如銃口を向けた。
「 金目のものを出せ 」
しかし、ハルは一切動じず、その少年に語りかける。
「 私は今、国中の人間の命を背負っている 」と。
そして、ハルはその少年に " ある一人の少女 " について語り始めた...。

西暦 2060年。
南田信男 (杉崎真宏)、ユキ (澤口夏奈子)、ハル (10歳 : 石井蒼月) が朝食をとっていると、南田家の扉を激しくノックする音が。顔色を変えた信男はハルに 「 ある手帳 」 を手渡し、ハルに隠れるように告げる。そして、南田家に入ってきた男たちによって、信男、ユキは撃ち殺されてしまう。その現場を隠れながらも見てしまったハル。そして男たちの足跡が自分へと近づき絶体絶命の状況に陥ったとき、再び銃声が鳴り響いた。

― 「 任務完了 」。

ハルが恐る恐る目を向けると、そこには少女・アイ (川島海荷) の姿が。行くあてもないハルは、アイを追いかけるが途中で見失ってしまう。途方に暮れるハルの目の前に白衣姿の女性・片桐薫 (三田佳子) が現れ、ハルを 「 ラスト・ガーデン 」 に連れて行くように ナルキ (中野裕太) に指示をする。
ナルキによって 「 ラスト・ガーデン 」 に連れてこられたハルは、シオン (綾野剛) とアイに対面する。

アイによって仕留められた男たちは、中国系マフィア 「 星龍 」 の人間であった。
その現場を捜査する、須藤善二 (駿河太郎) と新人刑事の 真中祐一郎 (荒木宏文)。しかし、須藤は 「 この事件について警察が出来ることはない 」 という。その言葉を聞いた真中は納得がいかず、行方不明になっているハルを探しに行き...。

一方、「 星龍 」 のアジトでは、イム・シャオガン (本田博太郎) が、ハルの持っている 「 手帳 」 を何としても探し出すよう命令を下していた。その傍らにいるのは一人の美少女・ラン だ。

ハルはアイに、「 殺しを教えて欲しい 」 と願い出る。
しかしアイは、「 お前に殺しは無理だ 」 と言い放ち...。

 

第2話「a boy awaking her〜暗闇に差す光」のあらすじ

中国系マフィア 「 星龍 」 たちによって絶体絶命の状況に追い詰められた ハル (石井蒼月) だったが、その場に駆けつけた アイ (川島海荷) が一人残らず星龍の者たちを仕留め、難を逃れる。しかし、その場にもう一人駆けつけた者がいた。それは刑事の 真中 (荒木宏文)。アイと真中は互いに銃を構え、一触即発の状況に。その状況を不安そうに見つめるハル。パトカーのサイレンが徐々に近づく中、真中は銃を降ろし、アイにある重要な一言を告げ、アイとハルをその場から逃がす。

その場から逃れたアイとハルの前に、シオン (綾野剛) と ナルキ (中野裕太) がやってきた。ホッと胸をなでおろすナルキとは対照的に、シオンはアイのとった行動に怒りを露にし、片桐 (三田佳子) が呼んでいることを告げる。自分の取った単独行動の罪深さに恐る恐る片桐の下へと向かうアイ。そして片桐はアイにある言葉を告げる。

一方、ラストガーデンの一員となったハルは、食料の調達に仲間と共に出かけるのだが...。

 

第3話「They are meant to be〜運命の二人」のあらすじ

片桐 (三田佳子) によってついに下された イム・シャオガン (本田博太郎) 暗殺指令。アイ (川島海荷) は、シオン (綾野剛) の指令でシャオガンのもとへ向かった。しかしそこにシャオガンの姿はなく、待っていたのは、かつて 「 ラストガーデン 」 に所属しながら 「 星龍 」 に寝返ったアイのライバル・ラン (竹富聖花) であった。アイとラン、激しくぶつかり合う二人。ランを裏切り者として激しく追い詰めるアイだが、ランもまたアイに対し 「 お前は騙されている 」 と意味深な言葉を告げる。二人の一歩も引かない戦いが続く中、そこに 真中 (荒木宏文) が現れる。

一方、シオン、ナルキ (中野裕太) はアイ救出のために別々に動き出していた。次々と星龍たちを仕留めるシオンだったが、ある人物の登場により事態は一変し、シオンの禁断の過去が明らかに!?また、ナルキは暗殺者として生きたいという思いを片桐にぶつける。すると、片桐はナルキに対してある指令を出し...。絶体絶命の状況に陥ったアイと真中。そんな状況の中、真中はアイにある事実をアイに告げて...。

 

第4話「rain falls like killing 雨のミッション」のあらすじ

星龍によって、真中 (荒木宏文) と共に冷凍庫に閉じ込められた アイ (川島海荷) だったが、ギリギリのところで シオン (綾野剛) に助けられる。シオンはアイにつきまとう真中に苛立ち、同時に危険を感じていた。それは暗殺者としてのアイを滅ぼすだけでなく、「 ラストガーデン 」 自体にも影響を及ぼしかねないことであった。絶対的なボスである 片桐 (三田佳子) も、その危険をいち早く察知し、ついにアイに真中暗殺の指令を下すようにとシオンに告げる。

アイは、真中に教わった 「 愛 」 という字を見る度に、心の奥につっかえる何かを感じていた。冷凍庫で真中と交わした、" 生きて冷凍庫を出ることが出来たら、字の読めないアイに真中が字を教える " という約束。そんなある日、シオンから 「 真中暗殺 」 の指令が下る。今まで感じたことのない感情が芽生え、真中暗殺の指令に苦悩を抱くアイ。そんなことは知らずにアイに近づく真中は...。

 

第5話「in the secret lesson 許されざる関係」のあらすじ

片桐 (三田佳子) から出された 真中 (荒木宏文) 暗殺命令を遂行できなかった アイ (川島海荷)。
文字を教えてもらうために シオン (綾野剛) の目を盗み、真中と会うようになる。
そんな中、対抗する組織 「 星龍 」 が手帳を狙って ハル (石井蒼月) を襲う事件が発生。
自分を責めたアイは真中から離れる決断をする。

一方、孫継星 (波岡一喜) が来日し、食糧庁長官 (草刈民代) と日本に不利な契約を結ぼうとしていて...。

 

第6話「they've come to a turning point その鎖を断つもの」のあらすじ

アイ (川島海荷) が 真中 (荒木宏文) に字を教わる時間を狙い、ハル (石井蒼月) は 「 アルカナの種 」 の重要な手がかりが記されているノートを星龍に奪われてしまう。その星龍の傍らには、ナルキ (中野裕太) の姿が...。

自分の失態から、ハルを狙われてしまったアイは、もう二度と真中に会わないと決める。
一方、草壁 (石丸幹二) からアイについての重要な事実を得た真中は、アイにそのことを告げられず、途方に暮れていた。

そんな中、星龍が裏で手を引く 「 九星商社 」 と、食糧庁の食糧独占輸入調印式の準備が着々と進んでいた。片桐 (三田佳子) から下された指令。それは、九星商社の スン・ジーシン (波岡一喜) と、食糧庁長官の 兵藤眞理 (草刈民代) の暗殺。迎えた調印式当日。シオン(綾野剛)とともに、ターゲット暗殺のために調印式会場に乗り込むアイ。一歩一歩ターゲットに近づく最中、アイの目の前に現れたのは...。

 

第7話「truth, or mission 決戦」のあらすじ

アイ (川島海荷) に下された、九星商社の スン・ジーシン (波岡一喜) と、食糧庁長官の 兵藤眞理 (草刈民代) の暗殺。アイが兵藤の下に辿り着き、兵藤に銃口を向けたとき、アイの目の前に現れたのは 真中 (荒木宏文) であった。

真中はアイに、「 これ以上人を殺さないでくれ 」 と訴え、また自分を信じて欲しい言い、そして、「 君のお父さんは生きている。」 という意味深な言葉を告げる。
明らかに動揺するアイに真中は、語りかける。

アイの本当の父親の存在、父親と兵頭の関係性、刑事となった自分の本当の任務...
そしてアイの出生の秘密 ――。

そんな中、九星商社と、食糧庁の食糧独占輸入調印式がついに交わされようとしていた。
本当の自分とはを自らに問いかけながらも、シオン (綾野剛) からの暗殺指令に目を覚まし、再び兵藤を暗殺しようとするアイ ――。

再び真中がアイに問いかける。「 僕を信じて欲しい。」 その言葉にアイはついに...。

 

第8話「a whole new world 夜明けの約束」のあらすじ

アイ (川島海荷) に、「 本当の父親は、草壁隆志 (石丸幹二) だ 」 と告げた 真中 (荒木宏文)。「 思考回路をカットしろ 」 と命令する シオン (綾野剛) に、アイは 「 本当のことが知りたい 」 と草壁に会いに行く決心を告げる。すると、信越第四ダウンに向かう二人の前にシオンが立ちはだかった!真中を殺し、アイをラストガーデンに連れ戻そうとするシオン。「 真中と行くことに決めた。シオンを憎みたくない 」 というアイにシオンは...。

同じ頃、星龍の ラン (竹富聖花) と ナルキ (中野裕太) も信越第四ダウンへ向かっていて...。

アイと真中は草壁に会うことが出来るのか !?

 

最終回「」のあらすじ(ネタバレ注意)

※TBSHPより引用

LADY~最後の犯罪プロファイル~

 

LADY~最後の犯罪プロファイル~

2011年1月7日からTBS系列で放映。金曜22時枠。

プロファイリングによって真相を解明する警視庁捜査一課犯罪行動分析室の活躍を描いたサスペンスドラマ。

主演は、TBSの連続ドラマ初出演となる北川景子。そのほか、木村多江や平岡祐太、ユースケ・サンタマリアらが登場。

LADY~最後の犯罪プロファイル~ 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

LADY~最後の犯罪プロファイル~の主題歌

柴咲コウ 「無形スピリット」

 

LADY~最後の犯罪プロファイル~の出演者

香月 翔子 ...... 北川景子
結城 晶 ...... 木村多江
新堀 圭祐 ...... 平岡祐太
奥居 万里江 ...... 須藤理彩
寺田 毅彦 ...... 要潤
柘植 正樹 ...... ユースケ・サンタマリア
石渡 順也 ...... 細田よしひこ
久保田 公一 ...... 吉家章人
三沢 秋好 ...... 青柳翔(劇団EXILE)
河合 英雄 ...... 坂本充広
藤堂 雄一郎 ...... 小澤征悦
香月 舞子 ...... 岡本杏理
香月 直也 ...... 鶴見辰吾

 

LADY~最後の犯罪プロファイル~のスタッフ

脚本・原案:荒井修子
脚本:渡辺雄介、徳永友一
音楽:河野伸、羽岡佳、ナカムラヒロシ(i-dep)
音楽プロデューサー:志田博英
プロファイル監修:桐生正幸(関西国際大学人間科学部人間心理学科教授)
プロデュース:津留正明、渡辺良介(大映テレビ)
演出:平野俊一、山本剛義(ドリマックス・テレビジョン)、今井夏木
製作:TBS

 

LADY~最後の犯罪プロファイル~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月7日 日本初! 犯罪分析のドリームチーム誕生!
天才プロファイラーVS紙喰う殺人鬼!
哀しき少年神隠しの深き闇
13.8%
第2話 2011年1月14日 赤い死者を吊るす殺人者... 9.3%
第3話 2011年1月21日 純愛...VS美しき吸血鬼 8.5%
第4話 2011年1月28日 VS天才死刑囚! 神予言の罠 6.8%
第5話 2011年2月4日 禁断の記憶プロファイル 10.5%
第6話 2011年2月11日 逃亡犯を追え...最期の告白 7.5%
第7話 2011年2月18日 空白の23秒...殺人犯は刑事 8.3%
第8話 2011年2月25日 死の映画予告プロファイル 7.2%
第9話 2011年3月4日 最後の事件...最悪の24時間 7.0%
最終回 2011年3月11日 終幕...もう一人の真犯人 8.5%

 

 

LADY~最後の犯罪プロファイル~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「日本初! 犯罪分析のドリームチーム誕生!天才プロファイラーVS紙喰う殺人鬼! 哀しき少年神隠しの深き闇」のあらすじ

警視庁に新設されて間もない「犯罪行動分析室」(通称:CPS)に、初めて、本格的な殺人事件の協力要請が入る。

夫婦が惨殺され、一人息子が行方不明になっているという事件で、最近同じような事件が別の場所でもすでに2件発生していた。

新人プロファイラーで現場プロファイリング班の香月翔子(北川景子)は同じ現場担当の寺田毅彦(要潤)と共に主任プロファイラー・結城晶(木村多江)の指示で現場分析を行うため事件現場へと赴く。

先に現場検証を終えた捜査一課の柘植正樹(ユースケ・サンタマリア)と合流した翔子と寺田はライブカメラ&無線を使用して本部にいる結城たちに現場分析を伝え始める。

現場分析しながら犯人の行動イメージに意識を集中させていく翔子。捜査本部は外国人グループによる複数犯との見解を出すが、翔子は現場で感じた違和感を思い出し、先の2件の殺人事件も含む単独の同一犯ではとの見解を出す。

CPSでは翔子の見解も含め皆で"犯罪情報分析"が繰り広げられるが、なかなか分析はまとまらない。

そんな矢先、結城の懸念通り捜査本部に犯人から犯行声明文が届く...。
犯行声明文には3件の殺害事件を起こしたのは自分であると記され、"事件を止めたければ、早く俺を探してくれ。"という言葉と声明文を新聞および警視庁のホームページに掲載しなければ引き続き殺人を続けると示唆されていた。

藤堂(小澤征悦)、岡林(竹中直人)、柘植らを中心とした捜査一課の会議では、声明文を巡って議論が繰り広げられる。同席したCPSの面々はプロファイリングを求められ、チーフの結城がプロファイリングを発表するが、声明文の言葉に犯人の気持ちを感じ取った翔子は我慢できず自分の意見をぶつけてしまう。

勝手な発言を結城にたしなめられる翔子。翌日、捜査本部は翔子の意見通り声明文を新聞に掲載するが、またしても夫婦惨殺事件が起こってしまう...。

 

第2話「赤い死者を吊るす殺人者...」のあらすじ

翔子(北川景子)がある所轄内で起こっていた連続わいせつ事件のプロファイリングを頼まれてもいないのに勝手に行い、翔子は寺田(要潤)や新堀(平岡祐太)らCPSのメンバーから顰蹙を買い、チーフの結城(木村多江)も翔子の行為で藤堂(小澤征悦)から注意を受ける。

だが、肝心の翔子は意に介する様子も見せず、CPSでは早くもチーム内に不協和音が生じる。
そんな中、柘植(ユースケ・サンタマリア)からCPSに協力要請がかかる。

事件は前夜に毒殺された女性・大友絵里(大村彩子)が赤いダッフルコートを着せられ、自宅のクローゼットで発見された事件で、1ヶ月前にも同様の手口で女性・西野久美子が殺されていた。

被害者は二人とも生前、同一人物と考えられる人間からのストーキング被害届を所轄に出しており、捜査本部では早くも同一のストーカーによる犯行と見ていたが、捜査はまだ被害者の共通点や共通の交友が見出せずにいた。

早速捜査に取り掛かろうとする翔子たち。だが、開始早々まず最初に現場に見たいという翔子に寺田が安置所の遺体を見るのが優先だと主張。

早くも意見が衝突するメンバーに結城はなんと一人ずつバラバラに捜査するよう指示。翔子は柘植と共に大友絵里の事件現場へ、寺田は安置所へ検死に。

新堀はCPS内で現状のデータ分析と各々バラバラに捜査を始める。事件現場に赴いた翔子は現場で被害者2人がストーカー被害の相談をしていたという所轄の刑事・徳山(塚地武雅)と会う。
現場で得た情報を元に分析を始めた翔子は被害者二人の髪型に注目。柘植に調べてもらうと被害者二人が同じ美容院に通っていたことが判明する。

翔子は美容院の従業員、顧客の中に犯人がいると考えるが...。

 

第3話「純愛...VS美しき吸血鬼」のあらすじ

寺田(要潤)の法医学の恩師で監察医をしている三宅隆史(片岡鶴太郎)の娘・奈緒子(野崎萌香)が亡くなり、葬儀に列席した寺田は奈緒子が実は何者かに殺されたと知り驚く。自分の娘を検死し憔悴しきった三宅の姿を目の当たりにした寺田は警視庁の管轄外の事件ではあるが捜査に協力したいと事件を担当する神奈川県警に働きかけ、県警から正式にCPSへ協力要請が下りる。

事件は奈緒子の一件を含め連続してすでに3件。被害者はすべて若い女性で、死因は全身の血が抜き取られている失血死。首元には皆歯型の痕が残っていた。

マスコミが「吸血鬼殺人事件!」と騒ぐ中、翔子(北川景子)たちCPSの面々は捜査協力するため早速、県警の捜査会議へと出向く。

県警の武林(長谷川朝晴)や刑事の松尾(小木茂光)は当初CPSの面々を歓迎するが、CPSの意見が自分たちの期待に反していたと感じるや急に態度を硬化し、CPSの面々は蚊帳の外に追いやられる。しかし、翔子たちは独自に捜査を開始。寺田と共に三宅の元を訪ねた翔子と柘植は三宅が寺田の恩師だと知り、寺田の事件に対する強い入れ込みに納得する。

そんな矢先、被害者の剥がされた爪が発見されたとの情報が入り、翔子たちは犯人が爪を剥がした意図を読み解こうとするが、なかなかその意図が読み解けない。

捜査本部ではその後被害者が3人とも同じ病院に入院歴があったとの共通点が見つかり、犯人を病院関係者の中にいる人物との見解になるが、寺田は遺体のプロファイリングから犯人は医療関係者ではないと反発し...。

 

第4話「VS天才死刑囚! 神予言の罠」のあらすじ

翔子(北川景子)たちCPS(犯罪行動分析室)の面々は犯罪者のデータ収集目的として、死刑囚の巽聡史(柳楽優弥)と面談を行うことになる。

巽は17歳の誕生日に初めて人を殺したのをきっかけに7人もの命を奪った凶悪殺人犯で、5年前の事件当時、日本中を震撼させた少年犯罪者だった。

面談は3回行う予定で、CPSのメンバーからその都度二人が会うことになり、1回目の面談はチーフの結城(木村多江)と翔子の二人が会い、寺田(要潤)と新堀(平岡祐太)は別室のモニターでの立会いとなる。

面談に現れた巽はIQ140の天才と言われるだけあり、鋭い洞察力と高い思考力の持ち主で、自分の事をプロファイリングしようと質問してくる結城と翔子の二人を逆に翻弄。

面談の前日に起こった殺人事件の犯人像のプロファイリングを披露してみせ、翔子たちを驚かせる。巽は終始自分のペースで面談を進め、自らを「生まれながらのモンスター」と言い放つと、一方的に面談を終わらせてしまい、更に去り際に「次は"92""73"」という言葉を残して立ち去ってしまう。

翔子は巽が想像以上に手強い相手だと判りつつ、巽の心の闇を知りたいと、強い関心を抱く。

一方、柘植たちは巽が面談で話題にした殺人事件の捜査に当たっていたが、2件目の事件が起こり、CPSも捜査協力に加わった。

2件目の殺人現場に赴いた翔子は現場検証で巽が言っていた"92"、"73"という数字を発見し、戦慄を覚える。巽には犯人が見えているのだと悟った翔子は面談で数字の解読を聞き出そうと提案するが結城が強く反対する。

翔子と寺田は事件のことには触れずに面談を執り行おうと試みるが、そんな翔子に巽は亡くなった翔子の父親の話を持ち出し翔子を激しく挑発する。

 

第5話「禁断の記憶プロファイル」のあらすじ

CPSに柘植(ユースケ・サンタマリア)から幼い少女の誘拐事件が起こったと連絡が飛び込んでくる。
誘拐犯のプロファイリング依頼と思いきや、事件は単純な営利目的の誘拐事件ではなく、誘拐犯が少女を人質に、なんと死刑囚の巽聡史(柳楽優弥)が行った全ての犯行の解明を要求してきていると聞かされ、翔子(北川景子)をはじめCPSの面々は愕然となる。

誘拐犯は警察に対し、巽には犯行がまだ明らかになっていない殺人事件があると主張しているのだ。翔子はもう一度巽に会わせて欲しいと言い出すが、結城(木村多江)も柘植も巽に会うより誘拐された子供を救うことが先決だと翔子の提案を却下。

CPSの面々は誘拐事件の対策室へと急行する。結城は柘植から犯人とのネゴシエート(交渉)役を任され、誘拐犯からの電話に応対。誘拐犯は結城にある日血の着いた服を着ている巽と遭遇し、その日以来、帰って来ない人物がいると主張。結城は対話から誘拐犯の素性を探ろうと試みるが、上手く誘導出来ず、逆に誘拐犯から警察が事件の解明に動かないなら2時間後、直接巽と対話させろと要求され、要求に応じなければ子供は殺すと言い放たれて電話を切られてしまう。

一方、巽との面会を結城たちに却下された翔子は納得できず、一人で勝手に拘置所を訪問し、巽と面談を行う。

頭の良い巽は翔子との対話から、また外で自分に関わる事件が起こっていることを察知。翔子に事件の捜査に協力したいと言い出す。

結城は翔子が巽と勝手に面会し、しかも事件の詳細を話したことを非難するが、柘植は翔子の言葉を信じ、巽と誘拐犯を対話させるよう取り計らうことにする。
巽は翔子や寺田(要潤)の立会いのもと、誘拐犯からの電話に応対するが・・・。

 

第6話「逃亡犯を追え...最期の告白」のあらすじ

初公判を迎え、裁判所へ護送中だった無差別通り魔事件の犯人が裁判所に着いた直後に逃走したとの連絡がCPSに入る。

逃走した殺人犯は一人を殺害、三人を切りつけた通り魔で、事件後に自ら出頭。取調べでは犯行を素直に認めたものの、自身の素性や動機は一切供述せず、氏名不詳のまま留置番号の38号で起訴されていた。

柘植(ユースケ・サンタマリア)の話では38号は逃走の際、護送していた警官の銃を奪って逃走。また事件を起こす可能性があり、CPSの面々に緊張感が広がる。

翔子(北川景子)や結城(木村多江)たちは38号が起した犯行のプロファイリングから38号の人格や性格を分析することで逃走の行動予測を行おうと、まずは通り魔事件の現場に赴くことにする。だが、新堀(平岡祐太)だけが目撃証言だけあればプロファイリング出来るとCPSに残る。

38号が通り魔事件を起した現場を訪れた翔子たちは事件が通り魔ではなく、38号が最初から死亡した一人の被害者に対し殺意を持って行った事件だったのではと判断。寺田(要 潤)は被害者のプロファイリングを、翔子と結城は38号の心の変化を探るために拘置所に捜査に向かう。拘置所を訪れた翔子と結城は看守から弁護士以外誰とも面会していなかった38号が、逃亡の数日前にジャーナリストを名乗る日高恵美という女性との面談に応じていたことを聞かされ、着目する。

一方、CPSで目撃情報などから38号の行動予測を分析していた新堀は結城に報告せずに自ら捜査本部に行動予測を報告。予測したエリアに捜査員を集中的に向かわせるよう指示する。

ところが、新堀の予測が外れ、警備が手薄になっていた予測と違うエリアに38号が出現。38号にパトロール中の警官が撃たれてしまう。

事件を知った新堀は激しく動揺するが、そんな新堀を翔子は叱咤する。新堀は自分のミスを挽回しようと必死に分析を続け、思わぬ行動に出るが...。

 

第7話「空白の23秒...殺人犯は刑事」のあらすじ

いつもはCPSの捜査協力に対し懐疑的な管理官の藤堂(小澤征悦)が珍しく自らCPSへ捜査協力依頼にやってきた。

だが、藤堂の依頼内容はなんと身内である柘植(ユースケ・サンタマリア)のプロファイリングだった。理由は前夜に起こった射殺事件で、事件の凶器となった拳銃が柘植の拳銃だと判明したためだった。

5年前、柘植は4人組の女性が被害を受けた誘拐監禁殺人事件を捜査。犯人グループの潜伏先を突き止めた柘植は単身で乗り込み、たった一人生き残っていた被害者を救出する。

だが、その後柘植は現場に残っていた犯人の一人・柿本敏也(清水優)を確保しようとしたところ、背後から何者かに襲われ、気を失ってしまい記憶のない間に、敏也が自分の銃で射殺されてしまっていたのだった。

犯人グループの残り3名は逃亡中で、柘植の拳銃もその事件以来紛失していたのだが、今回の事件でその紛失していた柘植の銃が使用され、しかも被害者が逃亡中の犯人の一人・三井貴司(佐々木卓馬)だったと判明。藤堂はCPSの面々に、事件の容疑者として逃亡中の残りの犯人二人に加え、柘植も視野に入れて捜査すると話す。

結城(木村多江)は仲間のプロファイリングは行わないと皆に命じるが、翔子(北川景子)は逆に柘植を助けるためには過去の柘植の事件をプロファイリングするべきだと主張。寺田(要潤)と新堀(平岡祐太)は今回の射殺事件現場に分析捜査に向かうが、対する翔子は5年前の事件現場へと向かう。

現場を訪れた翔子はそこで、偶然現場に花を手向けにきていた被害者の唯一の生き残り宮下麗華(市川由衣)と出会う。

一方、捜査本部では三井の射殺現場から柘植の指紋が発見されたうえに、目撃証言も入り、藤堂は柘植を重要参考人として緊急手配する。

 

第8話「死の映画予告プロファイル」のあらすじ

翔子(北川景子)はある所轄署から自主映画祭に届いたDVD映像に事件性があるかもしれないとのことで分析を頼まれる。映像は映画の予告編のようなもので、人気のない林の中を逃げ惑っている三人の女性がそれぞれ何者かに追いかけられ、最後は捕まった瞬間の女性たちの恐怖の顔で終わっているというものだった。

新堀(平岡祐太)と共にDVDを見た翔子はすぐに映像が本物だと判断。本格的な分析に取り掛かる。

マリエ(須藤理彩)の調べで、映像に映っていた三人の内二人は一年前に遺体が発見され、すぐに犯人が逮捕されていたことが判明。だが残りの一人はなんと先月、行方不明で捜索願が出されたことが判る。三人とも同一犯による犯行ではないかと考えた翔子たちはすでに逮捕されている被疑者・星野貴行とは別に真犯人がいる可能性があると、結城(木村多江)に当時の捜査指揮を執っていた真鍋理事官(久世星佳)に再捜査を掛け合うよう頼む。

結城は真鍋に再捜査を依頼するが、真鍋からはにべもなく却下されてしまう。だが、翔子は遺体を発見すれば捜査してもらえると言い、CPSの面々は自分たちの分析で、三人目の女性の遺体を発見する。

拘置所で星野と面会した翔子は真犯人を捕まえると星野に約束するのだが、捜査本部では真鍋の指示でCPSの分析した連続殺人事件としてではなく、今回発見された被害者に対してのみ捜査するよう捜査方針が下る。

翔子たちCPSは本部が連続殺人事件として動かないなら自分たちだけで解決するしかないと判断。犯人について分析すると被害者の共通した特徴にマリエが当て嵌まっていることがわかり、マリエは自ら囮になると提案。

CPSは柘植班の刑事たちと共にマリエを囮に犯人が現れると分析した地点を張り込むが、翔子や柘植たちが怪しいと睨んだ男を取り押さえている間になんとマリエが犯人に襲われてしまう。

 

第9話「最後の事件...最悪の24時間」のあらすじ

柘植(ユースケ・サンタマリア)に結城(木村多江)の身辺捜査を秘密裏にさせていた真鍋理事官(久世星佳)が公園で刺殺体となって発見された。

捜査要請を受けたCPSでは寺田(要潤)が現場の公園に赴くが、現場捜査を開始した寺田は犯人の逃走経路と思われる道筋になんと翔子(北川景子)の名刺を発見する。翔子とは事件の捜査を受けた時点で、すでに連絡が取れなくなっており、CPSでは翔子と同居している妹の舞子(岡本杏理)とも連絡が取れなくなっていることから翔子が姉妹で今回の事件に巻き込まれているのではと懸念する。

一方、翔子は何者からか舞子の誘拐を示唆するメールを受け取り、舞子を救うべく誘拐犯の指示に従って単独行動していた。
翔子は誘拐犯の男の指示で舞子の居場所の鍵を握るという一人の男・鳴海和馬(風間俊介)と落ち合うが、鳴海は記憶障害で自分が誰なのか自分に関する全てを忘れている男だった。

愕然とする翔子は電話をかけてきた誘拐犯から舞子は鳴海の家に居ると知らされ、一人でプロファイリングして鳴海の家を見つけなければ、舞子は死ぬと告げられる。

翔子は仕方なく、鳴海の所持していた持ち物からプロファイリングを行い始めるが、そこに柘植が姿を現し...。

 

最終回「終幕...もう一人の真犯人」のあらすじ(ネタバレ注意)

翔子(北川景子)は誘拐された妹・舞子(岡本杏理)を無事に救い出すことが出来たものの、舞子が犯人によって精神的ダメージを大きく受けてしまったことに激しいショックと犯人への憤りを覚える。

CPSでは舞子の誘拐事件とつながっていた鳴海(風間俊介)殺しと未解決事件である10年前の女子高校生連続殺人事件の手口が同じであることに皆の関心が高まっていた。

結城(木村多江)は翔子やCPSの面々から翔子の父親との関わりを厳しく問い詰められ、10年前、自分が捜査に加わっていた女子高校生連続殺人事件について、プロファイリングに行き詰まり、翔子の父である香月教授(鶴見辰吾)に捜査協力を求めたことを告白。

そして香月教授が犯人は「レディーキラー」だと告げる連絡を結城にしてきた直後に亡くなったのだと明かす。香月教授が「レディーキラー」に殺されたと思っていると話す結城に「レディーキラー」の正体は自分が必ず突き止めると息巻く翔子。

そんな翔子に結城は翔子がレディーキラーに狙われていると忠告するが、翔子は聞く耳を持たず、一人捜査に飛び出してしまう。

※TBSHPより引用

外交官・黒田康作

 

外交官・黒田康作

2011年1月13日からフジテレビ系列で放映。木曜22時枠。2009年に公開された映画「アマルフィ 女神の報酬」の続編。

平凡な専業主婦の女が、隣に引っ越してきた謎の女性によって事件に巻き込まれるサスペンスドラマ。

主演は、映画でも主役を務めた織田裕二。パートナーは、織田とは「県庁の星」以来5年ぶりの共演となる柴咲コウ。

外交官・黒田康作 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

外交官・黒田康作の主題歌

IL DIVO 「TIME TO SAY GOODBYE」

 

外交官・黒田康作の出演者

黒田 康作 ...... 織田裕二
大垣 利香子 ...... 柴咲コウ
観上 祥子 ...... 草刈民代
悠木 圭一 ...... 萩原聖人
斉藤 修助 ...... 近藤正臣
西園寺 守 ...... 田中圭
安藤 庸介 ...... 鹿賀丈史(特別出演)
大垣 保 ...... 六平直政
霜村 毅 ...... 香川照之
霜村 瑠衣 ...... 夏帆
霜村 倫世 ...... 紺野まひる佐々木 藍子 ...... 片瀬那奈
君島 祐太朗 ...... 西島隆弘(AAA)
ジョン ...... イ・ビョンホン(特別出演)

 

外交官・黒田康作のスタッフ

原作:真保裕一『天使の報酬』(講談社刊行)
脚本:古家和尚、池上純哉
音楽:菅野祐悟
企画:臼井裕詞
プロデュース:牧野正
演出:西坂瑞城、永山耕三
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ

 

外交官・黒田康作の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月13日 外交官黒田と地図オタク女刑事が国境を越えた怪事件に挑む 13.3%
第2話 2011年1月20日 今夜いよいよ東京編スタート!! 11.8%
第3話 2011年1月27日 迫る、再会の時 11.1%
第4話 2011年2月3日 王女誘拐事件の謎 10.6%
第5話 2011年2月10日 ついに、直接対決 9.9%
第6話 2011年2月17日 悲しき犯人逮捕 8.9%
第7話 2011年2月24日 裏切り、切ない絆 8.8%
第8話 2011年3月3日 最後のターゲット 9.0%
第9話 2011年3月10日 今夜、明かされる! 事件の全容 8.6%
最終回 2011年3月17日 この国の未来へ 9.3%

 

 

外交官・黒田康作のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「外交官黒田と地図オタク女刑事が国境を越えた怪事件に挑む」のあらすじ

日本国外務省の外交官、黒田康作(織田裕二)は、上司の安藤庸介(鹿賀丈史)から邦人保護の密命を受け、世界各地を転々としている。南米で発生した日本人の誘拐事件を解決した黒田が、次に向かったのはサンフランシスコ。目的はWTO農業交渉会議で現地を訪れる外務副大臣、観上祥子(草刈民代)の警護だ。

サンフランシスコに入り、会議の警備状況を確認した黒田は情報屋のジョン(イ・ビョンホン)と会い、FBIの動きを聞く。その後、黒田は元外交官の霜村毅(香川照之)と再会。11年前、メキシコ領事館に勤務していた黒田と霜村には、浅からぬ因縁があった。別れ際、霜村は黒田に"すまない"と謎の言葉を残す。

その頃、日本では佃署管内で、大学教授の殺害事件が発生していた。遺体の第一発見者は佃署の刑事、大垣利香子(柴咲コウ)。利香子は、遺体発見時の違和感を上司に訴えるのだが相手にしてもらえない。

農業交渉会議では祥子が過激派に襲われそうになるのだが、黒田の機転で事なきを得る。なぜ過激派が簡単に潜入できたのか? 内通者を疑う黒田は単独で事件現場を調査。しかし、現場には弾痕がない。黒田は、祥子に外務省と米国側が仕組んだ出来事だろうと迫る。祥子には渡米前のスキャンダル払拭のきっかけとなり、外務省にとっては牛肉輸出規制緩和の国民からの批判を遠ざけることが出来たからだ。祥子は否定することはなかった。

一方、佃署管内の殺人事件も、足跡や指紋、遺留品から容疑者が浮かび上がる。なんと、その容疑者は霜村。利香子は、霜村の遺体や証拠品の確認のため彼の娘、瑠衣(夏帆)とサンフランシスコへ。黒田は、そんな2人を待受けた。

瑠衣は、遺体が父であることを確認。火葬後、遺骨を巻くためチャイナビーチへ。そんな瑠衣を見守っていた利香子は、黒田になぜ霜村が自殺するためにサンフランシスコまで来たのかと問いかける。さらに黒田は、霜村が殺害した男の死体が午前中にはなかったという利香子の証言が事件の報告書に掲載されなかったことを知る。もし、午後に死体が遺棄されたとしたら、その頃サンフランシスコ行きの飛行機に乗っていた霜村には不可能なのだ。黒田は、利香子に事件を終わらせないよう上司に掛け合えと告げる。

利香子たちと別れた黒田が自分のアパートに戻ると不審者が忍び込んでいた。黒田は、慌てて逃げ出した男を追う。すると、その男は崖から転落して死んでしまった。その男は、霜村の検死を担当した吉野医師(利重剛)だった。サンフランシスコ警察で黒田が取調べを受けていると、CIAの助け舟が入る。やってきたのは、ジョンだった。

黒田は霜村の殺害事件、その死の真相を知るべく帰国。外務省中米カリブ課に自ら異動する。

 

第2話「今夜いよいよ東京編スタート!!」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)は、11年ぶりに帰国。日本で殺人事件の容疑者となり、サンフランシスコで自殺した霜村毅(香川照之)の調査のためだ。迅速な帰国は黒田の邦人テロ対策室室長、安藤庸介(鹿賀丈史)の計らいだが、彼らの行動を間近に観察しようとする外務副大臣、観上祥子(草刈民代)の思惑も絡んでいた。

黒田の調査には、霜村が殺害したとされる教授の遺体を最初に発見した刑事、大垣利香子(柴咲コウ)が同行する事になる。早速、入国管理局に向かった黒田は、利香子の刑事という肩書きを利用して最近入国したアジア人、日系人のリストを閲覧。すると、狙い通りにメキシコ国籍のロベルト・イシイという男を発見する。その男は霜村そっくりだった。帰り際、黒田は霜村の娘、瑠衣(夏帆)の様子を見ていて欲しいと利香子に頼んだ。

利香子は、黒田の指示通り瑠衣の通う高校へ。目的の瑠衣には会えなかったが、霜村に殺害されたとされる被害者の遺体を利香子の発見以前に見たと言う君島祐太朗(西島隆弘)の話を聞く機会を得る。
黒田が外務省に戻ると、メキシコ大使館のエルナンド(ダリオ)が自ら起こした交通事故の処理を依頼しに来ていた。黒田は事故処理の見返りに、次回COMSEの情報提供を持ちかける。

その頃、フリーライターの佐々木藍子(片瀬那奈)が捜査一課の新居田一彦(田中哲司)に接触。すでに解決済みとされている教授殺害事件を黒田が調査していることを伝えた。

利香子は学校を休んだ瑠衣を訪ねる。繁華街へ出かけた瑠衣はふいに立ち止まった。瑠衣は、帰国後、何度か何者かにつけられていると言う。利香子は瑠衣を連れて路地に入り、追跡者を確かめようとするのだが失敗してしまった。利香子が家まで送ると、瑠衣は霜村が本当に死んでいるのかと言い出す。追跡者が霜村に似ていたと言うのだ。黒田に電話した利香子は、入管で調べていたのは霜村ではないのかと聞くのだが、教えてはもらえなかった。

電話を切った利香子は繁華街に戻り、商店に設置されている防犯カメラで撮影されたビデオを調べる。すると、帽子を目深にかぶった男が瑠衣と利香子の後をつけていたことが判明した。その結果、利香子は帽子の男が霜村ではないかと突き止める。話を聞いた黒田は、利香子に入国管理局で見つけたロベルトの写真を見せ、霜村がなりすましていると教える。だが、潜伏先が判明しない。その時、黒田はエルナンドの事故処理の件を思い出し、警視庁のNシステムからエルナンドと霜村が乗った車の通過記録を見つけた。

事実を確かめに、黒田と利香子はメキシコ大使館へ。折りしも行われていたパーティーでは、祥子が挨拶をしていた。慣れない服を着た利香子はトイレに向う。と、その帰りに怪しい人影を発見。利香子は霜村と確認するのだが、立ち入り禁止エリアだったため大使館員に騒がれてしまう。黒田は、今は騒がない方が良いと利香子を連れ出した。

 

第3話「迫る、再会の時」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)は、メキシコ大使館で大垣利香子(柴咲コウ)が偶然にも本人を目撃した事から霜村毅(香川照之)生存の可能性を強める。黒田は、外務副大臣の特権を利用したメキシコ大使館への調査依頼を観上祥子(草刈民代)に頼むのだが、利香子の目撃だけでは動けないと断られてしまった。

瑠衣(夏帆)の家を訪ねた利香子は、君島祐太朗(西島隆弘)の写った写真を見つける。祐太朗は瑠衣のひとつ先輩で、中学、高校と同じ学校に通っていた。そんな時、瑠衣の携帯メールが着信。差出人不明のメールは、霜村の事件をほのめかすなど不審なもの。アメリカから帰国後に届くようになったと言う瑠衣はメールだけではなく、街中で時々誰かの視線を感じると利香子に打ち明ける。

瑠衣の家を出た利香子は、黒田に会いに行く。黒田は、ホテルの一室で近くにあるメキシコ大使館の人の出入りを監視していた。利香子は黒田に、霜村が生きていることを瑠衣に教えたいと頼む。了承した黒田は、生きている可能性があるとだけ伝えても良いと答えた。

その日も祐太朗は、金を持ってくるよう柏田勉(八神蓮)に電話で脅されていた。金の用意が出来たと言って電話を切る祐太朗の隣には霜村とエルナンド(ダリオ)がいる。霜村は、祐太朗に心配しなくて良いと告げた。

利香子に佐々木藍子(片瀬那奈)が接近。藍子は外務省の黒田が殺人事件を調査していることを取材しているらしい。黒田のことは詳しく知らないと答える利香子。すると藍子は11年前のメキシコ日本大使館たてこもり事件の時、黒田の判断ミスで人が亡くなったのだと利香子に教える。

その夜、瑠衣が利香子との旅行用の荷物をカバンに詰めていると、玄関から何者かが侵入。瑠衣は、口をふさがれてしまい...。

同じ頃、ホテルで監視ビデオを確認していた黒田は、不審な車の動きに気づく。すぐさま利香子に電話して瑠衣に連絡を取るように告げる。だが、瑠衣はすでに利香子の電話に出なくなっていた。利香子と黒田は合流して瑠衣の住む団地へ。だが、瑠衣の姿はない。瑠衣の携帯電話を見つけた黒田は、1件の不審メールを確認して緊急事態だと告げる。

不審メールの発信者を突き止めた黒田と利香子は、その人物、柏田のアパートへと向う。タクシーを降りた黒田は、アパートから出てくる霜村を発見。後を追うのだが、見失ってしまう。そんな黒田にアパートの室内を確認した利香子が慌てた様子で声をかける。柏田は、殺されていたのだ。

翌日、黒田は佃署で柏田発見時の様子を話すことに。そこで、ついに警察に霜村の生存を伝えることになってしまう。黒田は利香子に、霜村は殺人をするために日本に戻ったのだとは思わなかったと告げるのだが...。黒田たちの話を受け、新居田一彦管理官(田中哲司)は、大学教授殺人事件の再捜査を部下たちに命令する。

黒田は祥子に呼び出され、しばらくおとなしくしているよう命じられてしまう。そして、来日するアリトリア王国の王女、サラ(ジェーニャ)をアテンドすることになり...。

 

第4話「王女誘拐事件の謎」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)が、霜村毅(香川照之)の行方を調査する中で、ついに新たな殺人事件が起きてしまう。霜村の娘、瑠衣(夏帆)の先輩、君島祐太朗(西島隆弘)を脅していた柏田勉(八神蓮)が何者かに殺されたのだ。殺害後の現場に居合わせた黒田と大垣利香子(柴咲コウ)は、それぞれの部所でますます問題視されてしまう。黒田は観上祥子(草刈民代)から来日するアリトリアの王女、サラ(ジェーニャ)のアテンドを命じられ、利香子は柏田事件やこれまでの捜査から外されてしまった。

実は、黒田とサラは知り合いだった。かつて黒田が手がけたアリトリアでの邦人誘拐事件の被害者の中に、公にはされていないがサラも含まれていたのだ。当時から奔放な王女だったサラは、今も変化はない様子。来日式典はつつがなく行われたが、その後の予定をサラはキャンセル。そんな時、フリーライターの佐々木藍子(片瀬那奈)が黒田に霜村に関連する事件の取材を申し込んで来た。断る黒田に、藍子は何かをつかんでいる含みを残して去って行く。

次の日、黒田はサラが勝手にホテルから抜け出したとの連絡を受ける。ホテルに急ぐ黒田の携帯に、生花店のアルバイト店員から霜村を運んだと連絡が入った。身動きの取れない黒田は、利香子に霜村の追跡を依頼する。

利香子が黒田に指示された場所に向うと、霜村を発見。後を追うのだが、悠木圭一(萩原聖人)とぶつかり見失ってしまった。

一方、黒田はサラから逃げ出した理由を聞く。サラは、アリトリアが日本と進める発電所建設に反対していた。この日は、建設のための調印が行われる懇談会が用意されていたのだ。折しもアリトリアは、残り数時間で発電所計画に反対する新政権が発足しようとしていた。つまり、そこまで調印を延ばせば建設計画を反故に出来る。黒田も調印を急ぐ日本の建設計画に疑問を持っていた。西園寺守(田中圭)に頼んで建設計画の資料を取り寄せると、明らかに問題点の多いものとなっていた。

利香子が警察署に戻ると、瑠衣と祐太朗が任意聴取に来ていた。瑠衣を送ることになった利香子は、実家に連れて行く。そこで利香子は、瑠衣から霜村が関与する事件をちゃんと調べて欲しいと頼まれる。

再び警察署に戻った利香子は、出入りの禁止されている捜査会議室へ。新たに整理されたホワイトボードの事件概要をメモしていると新居田一彦管理官(田中哲司)が現れた。新居田は、柏田の爪から採取した皮膚のDNAが霜村とは一致しなかったと利香子に告げる。その時、新居田に黒田とサラの目撃情報が寄せられたと連絡が入った。

警察に追われる黒田とサラは...。

 

第5話「ついに、直接対決」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)は、アリトリア王女・サラ(ジェーニャ)の逃亡を助ける。黒田は日本とアリトリアが進める発電所建設計画のずさんさを知り、自国の自然を守るために計画覚書の調印を拒むサラの意を尊重したのだ。しかし、事態は警察を巻き込んでの失踪騒ぎになってしまう。ついに警察に追い詰められた黒田 は、大垣利香子(柴咲コウ)に頼んで囲みを破った。その間に、アリトリアで新政権が発足。発電所の建設計画は中止になった。

黒田はサラとともに観上祥子(草刈民代)の外務副大臣室を訪ねる。サラが迎えの侍従やSPと出て行くと、祥子は黒田の責任を問う。その時、祥子の秘書・悠木圭一(萩原聖人)に、王女の失踪と発電所計画の不備、建設を巡る日本の政治家とゼネコンとの癒着がマスコミにリークされたと連絡が。しかも、外務省が王女を守り、不正を食い止めたとされる。もはや、祥子は黒田の責任を追及する理由がなくなっていた。

独自に大学教授殺害事件を追う利香子は、本庁の新居田一彦管理官(田中哲司)から黒田をスパイするよう命令される。また、利香子のアパートに瑠衣(夏帆)が越してくる事になった。

 利香子はいやいや黒田に接触。捜査状況を尋ねる黒田に、利香子は殺された湊教授と柏田にアトロン訴訟というキーワードが出て来たと告げる。調査協力が打ち切りになったはずではと疑う黒田を、利香子はなんとかごまかしてホテルを出て行く。

黒田のもとにアトロン訴訟関連の古い雑誌の切り抜きが届いた。記事を見た黒田は佐々木藍子(片瀬那奈)と会う。当時、藍子がこの訴訟を追っていたのだ。藍子によると訴訟の被告となったのは、アトロン認可の責任者だった湊教授とブライトン・ジャパンの社長、吉村進。訴訟は原告の敗訴となった。黒田は、なぜ藍子が自分に興味を持ったのかが気にかかる。

利香子が瑠衣の引っ越しを手伝いに行くと黒田からブライトン・ジャパンの新製品発表会に来るよう連絡が入る。電話の途中、利香子は瑠衣が霜村毅(香川照之)の遺骨を引っ越し荷物に入れていない事に気づく。利香子が問うと、瑠衣は黒田のせいで母親が死んだと言い放つ。

利香子は発表会会場の黒田と合流。利香子が吉村とのアポイントを取ろうとしていると、黒田の背中に銃口が突きつけられた。突きつけたのは係員に扮した霜村だった。黒田の問いに、湊と柏田の殺害を否定しない霜村。さらに霜村は、11年前の妻の死も仕組まれたものだと言う。その時、会場から悲鳴が上がる。混乱に乗じて逃走する霜村を追おうとした黒田を山路貴繁(岩松了)が率いる刑事たちが遮った。会場で起きた悲鳴は、吉村の死体が発見された時のものだった...。

 

第6話「悲しき犯人逮捕」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)は佐々木藍子(片瀬那奈)の話から、霜村毅(香川照之)が絡む一連の事件の裏に薬害訴訟が起因している可能性を知る。その真実を確かめるべく、黒田は当時、被告となっていたブライトン・ジャパン製薬の吉村進社長(大河内浩)を新製品発表会場に訪ねる。しかし、吉村はトイレで殺害され、黒田は霜村に銃を突きつけられて、この件からは手を引いて欲しいと脅された。霜村は11年前の立てこもり事件での妻・倫世(紺野まひる)の死は流れ弾ではなく、狙われたのだと言い残して逃走してしまった。

霜村の言葉の真意を探り始める黒田には、もうひとつ気にかかるところがあった。吉村殺害現場の会場に、刑事たちがいち早く駆けつけた事だ。警察への情報漏れを懸念する黒田は、大垣利香子(柴咲コウ)との連絡を絶つ。

安藤庸介(鹿賀丈史)に会った黒田は、機密文書扱いになっている立てこもり事件の資料を受け取る。中には、倫世の検死報告書も存在した。そして、そこには意外な事実が隠されていた。一方、利香子は瑠衣(夏帆)から、11年前の出来事を聞きだす。

霜村が吉村殺害で使った盗難車が発見された。利香子は、車の持ち主が車上荒らしの前科があることに気づく。その男の工場を訪ねた利香子は、そこで不自然なカレンダーを見つける。工場を出た利香子は、電話番号らしきものが書かれたメモを拾う。書かれた番号にかけてみると、驚くべき人物が応答する。なんと、つながったのは山路貴繁(岩松了)だった。利香子は、すぐに黒田に電話するが応答してもらえず、仕方なく留守電を残す。

その頃、黒田は観上祥子(草刈民代)と食事をしていた。黒田の活躍を認めつつある祥子は、11年前の事件がもとで出世から遠ざかったことを惜しむ。しかし、黒田は苦にしてはいなかった。また、黒田は倫世に放たれた銃弾がゲリラではなく、現地警察のものだったことを検死調書で知ったことを祥子に話す。霜村もこの事実を知っていて、事件に関わっているのではないかと推測する。

そこに、西園寺守(田中圭)から黒田の居場所を聞いた利香子が現れた。利香子は、山路の件を説明しようとするのだが黒田にはねつけられてしまう。さらに、黒田は翌日から出張だと、利香子を帰らせてしまった。

黒田は祥子にも依頼し、自分が出張したと外務省の人間に思わせる。また、利香子が新居田一彦管理官(田中哲司)に報告したため、黒田の不在は警察署も知ることとなった。その利香子は、外出する山路の後をつける。すると、霜村と接触したではないか。だが、利香子の追跡は霜村たちに協力していた藍子から知らされてしまう。霜村と別れた山路を追う利香子は、黒田と連絡を取って場所を教えた。

利香子がなおも追うと、山路は路地に入って行く。ついに見失った時、利香子の背後から山路が現れた。利香子に山路が詰め寄ると、今度は黒田が...。逃げ場を失い、暴れだした山路を黒田が取り押さえた。

黒田は利香子に、霜村への内通者を調べるために連絡を絶ち、距離を置いたと打ち明ける。上司が犯人の仲間だと判明した利香子のショックは大きい。黒田は、そんな利香子を食事に誘う。

 

第7話「裏切り、切ない絆」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)が調べる霜村毅(香川照之)が関与する一連の殺人事件の裏には、アメリカに本社をもつブライトン製薬がかつて起こしたアトロンという薬の訴訟問題が絡んでいた。事件の真相に近づく大垣利香子(柴咲コウ)を襲った山路貴繁(岩松了)の息子も、アトロンの副作用で亡くなっていた。

黒田は山路のほかにも霜村の共犯者がいると、利香子を伴って佐々木藍子(片瀬那奈)のマンションへ。藍子もアトロンで妹を亡くしていたのだ。マンションには、すでに新居田一彦管理官(田中哲司)たちが家宅捜査に来ていた。協力を求める新居田に、黒田は訴訟問題とは無関係に思える柏田勉(八神蓮)殺害は、何らかの口封じだろうと話す。だが、黒田も新居田もお互いが持つカードを全て話すような事はしなかった。
マンションを出ると、黒田は利香子に君島祐太朗(西島隆弘)の身辺調査と、山路と関係が深い前科者の洗い出しを頼む。黒田は、霜村が次の行動を起こすと睨んでいた。

黒田は外務省にも網を張っていた。観上祥子外務副大臣(草刈民代)に倫世(紺野まひる)の検死調書を閲覧した人間を教えて欲しいと頼む。しかし、祥子には斉藤修助外務大臣(近藤正臣)から、黒田には霜村の件から手を引かせるよう圧力がかけられた。また、斉藤は元内閣総理大臣矢田部誠一郎(平泉成)、ブライトン製薬幹部と会食。そこで、矢田部は一連の事件の犯人逮捕に向けて警視庁に話を通したと告げる。

 利香子の前科者調査は終了。しかし、その中から霜村の潜伏先を調べることは困難を極めた。一方、新居田たちも、山路からメモを入手したものの潜伏先の特定に苦慮していた。そんな中、利香子は霜村の居場所を捜査していると、瑠衣(夏帆)に話してしまう。瑠衣は祐太朗に連絡。

刑事課にいた利香子は、ある出来事から霜村の潜伏先を突き止める。それは、すでに人が住んでいる建物だった。黒田は、西園寺守(田中圭)を使ってロベルトとエルナンドの肉親が、ともにブライトン製薬の施設で治療を受けていたことを突き止める。そこに、利香子から霜村の潜伏場所がわかったと連絡が入る。

黒田は公園で利香子と会う。その時、黒田は乳母車を押す母親をいきなりねじ伏せた。乳母車には赤ちゃんの姿はなく、通信機材が積まれている。それは、黒田の動きを探っていた公安の人間だった。

霜村の潜伏先へ急ぐ黒田と利香子。しかし、一足先に着いた瑠衣が大声を上げて逃がしてしまう。建物には公安も乗り込んできた。公安は佃署にも踏み込み、山路の身柄を本庁に移してしまう。また、黒田にも霜村の件にこれ以上関わるなと忠告した。

その頃、祥子は取り寄せた悠木圭一(萩原聖人)の資料にある文字が書かれていることに目を留める。一方、霜村を逃がした瑠衣は、公安に追われる祐太朗と会って...。

 

第8話「最後のターゲット」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)と大垣利香子(柴咲コウ)は、霜村毅(香川照之)の潜伏先を突き止めるのだが、瑠衣(夏帆)の妨害で取り逃がしてしまう。その後、瑠衣も君島祐太朗(西島隆弘)とともに姿を消してしまった。

黒田は、斉藤修助外務大臣(近藤正臣)に呼び出されて、霜村に関する事件の調査を中止するよう命令される。しかし、黒田は西園寺守(田中圭)が独自に探し出した霜村のレポートを受け取り、再び調査に乗り出す。そんな黒田に新居田一彦管理官(田中哲司)が接触。公安に指揮権を奪われた新居田は、黒田に秘密裏の合同捜査を持ちかけてきたのだ。新居田は逮捕された山路貴繁(岩松了)の自白だと、霜村の次の狙いがブライトン・ジャパンの新経営陣発表の時だと話す。黒田は、それまでに瑠衣と祐太朗に会いたいと利香子に連絡する。利香子は2人の潜伏先を追っていた。

黒田はジョン(イ・ビョンホン)に連絡して新たな調査を依頼。一方、利香子は教会のシスターから瑠衣たちの目撃情報を得ていた。その日は日曜日。利香子は、教会の近くに瑠衣たちが通っていた中学校があることに気づく。中学校に向った利香子は瑠衣たちを発見。逃げようとするのだが、利香子の連絡でやってきた黒田に行く手を阻まれる。その時、祐太朗が倒れてしまった。

 黒田は湊教授を殺害したのは祐太朗だろうと突きつける。祐太朗は全てを告白した。発見したアトロン薬害の新しい資料を基に、湊教授に霜村が話し合いを申し出たのだが拒否された。それを知った祐太朗が、弾みで湊教授を突き飛ばしてしまったのだ。その様子を柏田に見られ、脅されていたのだ。祐太朗が相談すると、霜村はアメリカから柏田と話すと帰ってくる。だが、霜村が柏田を殺害した可能性は否定されていた。黒田は、祐太朗に霜村の次の目的を聞く。山路が告白したと言う黒田に、祐太朗は霜村の邪魔をするはずがないと否定。この時、黒田はブライトンの新経営陣発表の場が霜村の目的ではないと悟る。そして、新居田に矢田部誠一郎元総理(平泉成)が目標だと連絡した。

その頃、矢田部は外交会議に出席していた。会議場には、すでに霜村と佐々木藍子(片瀬那奈)が潜り込んでいる。また、観上祥子外務副大臣(草刈民代)は霜村への外務省の内通者が悠木圭一(萩原聖人)と知り、自首を促していた。圭一は、ブライトンに会社を乗っ取られた日和製薬社長のひとり息子。その後、社長夫婦は自殺。圭一は、会議が終わってから話をしようと祥子を促す。その途中、取り出した拳銃を祥子の背中に押し付けた。

霜村は、矢田部の控え室に潜入。やはり、拳銃を突きつけて...。

 

第9話「今夜、明かされる! 事件の全容」のあらすじ

黒田康作(織田裕二)は、斉藤修助外務大臣(近藤正臣)に外交会議会場控え室で、矢田部誠一郎元内閣総理大臣(平泉成)を人質にした霜村毅(香川照之)の説得をさせて欲しいと頼む。会場は観上祥子外務副大臣(草刈民代)に銃を突きつけた悠木圭一(萩原聖人)と佐々木藍子(片瀬那奈)が占拠していた。一方、大垣利香子(柴咲コウ)と瑠衣(夏帆)は、病院に運ばれた君島祐太朗(西島隆弘)に付き添っていた。瑠衣は、自分のせいで祐太朗の病状を悪化させてしまったと責任を感じている。

霜村は危険性が明白だったアトロン輸入の認可をした矢田部の責任を追及し、公にするよう迫っていた。さらに、霜村は11年前の日本大使館立てこもり事件での妻・倫世(紺野まひる)の死因を隠蔽したのも矢田部ではなかったのかと追及する。だが、矢田部は輸入認可への関与は認めたものの、倫世については知らないと言い張った。

霜村が矢田部を会場に連れて行こうとした時、ようやく斉藤から許可を得た黒田は説得を開始する。黒田は、ロサンゼルスで霜村に再会したことへの疑問。湊教授、柏田、吉村社長殺害は、霜村が最初から意図したものではなかっただろうと推測。全ては祐太朗が誤って湊教授を殺害し、それを柏田に目撃されたことで、平和に解決しようとしていたアトロン薬害への抵抗が暴力に変わってしまったと話す。また、暴力による解決は圭一が望んだことだと続けた。

 霜村は否定しなかった。だが、霜村にとってアトロンを追及する理由は薬害の被害者としてではない。実は、霜村は11年前にアトロンの効用を後押ししていたのだ。薬の行き届かない地域でブライトンの治験施設に、子供たちを送り込んでいた。当時の霜村は、子供たちのことを考えてのことだったが、後に薬害を生んでしまった。さらに、妻、倫世は立てこもり事件の前日、霜村に離婚を迫っていた。倫世はアトロンの副作用を知り、その事実を追及するため、ブライトンの薬を勧める霜村と闘うことになるのを避けるため離婚を申し出たのだ。

黒田は、贖罪や復讐のための殺人は擁護できないと霜村を説得し、自首を促す。その必死さに、霜村も突きつけていた銃を降ろそうとした時、銃声がとどろいた。会議場に潜入したSATが霜村と、圭一を打ち抜いたのだ。慌てて霜村に駆け寄る黒田。そこに、利香子もやって来た。だが、霜村は黒田の腕の中で息を引き取ってしまう。

黒田は自分の説得が終わるまで、警察を動かさないで欲しいと斉藤大臣に頼んでいた。しかし、テロリストとは言え、霜村、圭一の2人が亡くなった。怒る黒田は斉藤に詰め寄る。

 

最終回「この国の未来へ」のあらすじ(ネタバレ注意)

黒田康作(織田裕二)の調査は、霜村毅(香川照之)と悠木圭一(萩原聖人)の死、佐々木藍子(片瀬那奈)の逮捕をもって決着しようとしていた。政府は霜村たちの立てこもりがアトロンへの怒りのテロだったことを封印してしまう。

一週間後、安藤庸介(鹿賀丈史)は黒田を邦人テロ対策室本来の業務に戻そうとする。だが、黒田はまだ納得することが出来ずにいた。黒田は、アトロン訴訟の裏で動いていた黒幕の正体を掴んだのだ。そんな黒田に鴨下祐司(大倉孝二)から連絡が入る。鴨下は黒田に11年前の大使館立てこもり事件の犠牲となった霜村の妻、倫世(紺野まひる)の検死調書を極秘扱いにしたのは自分だと打ち明ける。そして、鴨下は西園寺守(田中圭)とともに黒田の調査への協力を申し出た。

黒田は、大垣利香子(柴咲コウ)に、近く行われる国連子供フォーラムの警備体制を調べるよう依頼。利香子は霜村たちの犠牲から警察官を辞めようと思っていたので断ってしまう。しかし、霜村が瑠衣(夏帆)に残したメッセージを聞く。その時に、事件はちゃんと調べるという瑠衣との約束を思い出す。そして、自ら黒田に協力を申し出、新居田一彦(田中哲司)の手も借りてフォーラム会場の図面を手に入れた。

黒田はさらに、ジョン(イ・ビョンホン)との情報交換から、大使館立てこもり事件の真実を知る。倫世は地元警察の流れ玉にあたったのではなく、暗殺されたのだった。黒田は、全てを公にするため観上祥子(草刈民代)にも協力を頼み国連子供フォーラムへと乗り込んだ。

 フォーラムでは、斉藤修助外務大臣(近藤正臣)がスピーチに向かおうとしていた。その斉藤をジョンが呼び止め、駐日アメリカ公使から話があると連れて行く。公使はアメリカ国務長官から連絡だと斉藤を一室に招き入れた。部屋では、黒田が待ち構えていた。一方、会場では斉藤の代わりに、祥子がスピーチを始める。

祥子は各国の代表者やマスコミを前に、12年前を発端とするブライトン製薬とアメリカ及び日本政府の黒い陰謀を暴露した。テレビから流れる祥子のスピーチを背に、黒田はアトロンに関わって倫世が暗殺された事実を隠ぺいしたのは、斉藤だと突きつける。さらに危険性を知りながら矢田部元総理(平泉成)を動かしたのも斉藤だと続けた。当初は否定する斉藤だったが、黒田に当時の外交事情からの選択だったのだろうと言われ、ついに認めることに...。

こうして全てを公にした黒田は、利香子たちに別れも告げずに会場を後にする。
数週間後...黒田は新たな仕事を着手し始めていた。

※フジテレビHPより引用

美咲ナンバーワン!!

 

美咲ナンバーワン!!

2011年1月12日からフジテレビ系列で放映。水曜22時枠。

平凡な専業主婦の女が、隣に引っ越してきた謎の女性によって事件に巻き込まれるサスペンスドラマ。

主演は、『フリーター、家を買う。』に続いて連続ドラマ登場となる香里奈。そのほか、フォーリンラブのハジメやドランクドラゴンの塚地武雅などが登場。

美咲ナンバーワン!! 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

美咲ナンバーワン!!の主題歌

JAMOSA 「何かひとつ feat. JAY'ED & 若旦那」

 

美咲ナンバーワン!!の出演者

天王寺 美咲 ...... 香里奈
三国 武志 ...... 田中圭
姫島 菜々子 ...... 臼田あさ美
川西 勤 ...... 土屋裕一
南方 健治 ...... ハジメ(フォーリンラブ)
北浜 義男 ...... 桑野信義
天満 幸作 ...... 金田明夫
鶴橋 静江 ...... 戸田恵子
玉造 敏蔵 ...... 布施明
ママ ...... 財前直見
梅田 ...... 塚地武雅(ドランクドラゴン)
梨奈 ...... 小松彩夏
まりえ ...... 小林優美
レイカ ...... 手島優

 

美咲ナンバーワン!!のスタッフ

脚本:江頭美智留、松田裕子、梅田みか
演出:大谷太郎、森雅広、石尾純
音楽:大島ミチル
タイトルバックVFX:岡野正広
アクションコーディネイター:佐々木修平
協力プロデューサー:森雅弘
チーフプロデューサー:田中芳樹
プロデュース:加藤正俊、三上絵里子
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ

 

美咲ナンバーワン!!の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月12日 新米熱血教師はNo.1キャバクラ嬢! 13.2%
第2話 2011年1月19日 No.1の課外授業!! 12.5%
第3話 2011年1月26日 逃げないで戦え!! 11.8%
第4話 2011年2月2日 生徒がキャバ嬢!? 10.4%
第5話 2011年2月9日 元カレと恋の行方 9.9%
第6話 2011年2月16日 発覚!! 元キャバ嬢 9.9%
第7話 2011年2月23日 母さん、ごめん! 8.5%
第8話 2011年3月2日 辞めないで!! 先生 10.0%
第9話 2011年3月9日 Z組VS教頭の娘!! 9.5%
最終回 2011年3月16日 生徒の未来のために 9.4%

 

 

美咲ナンバーワン!!のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「新米熱血教師はNo.1キャバクラ嬢!」のあらすじ

六本木「SOUTHERN SEA(サザンシー)」のナンバーワンキャバクラ嬢・天王寺美咲(香里奈)。お客様のためなら損得勘定抜き! おせっかいな性格と熱いハートで六本木ナンバーワンにまで登りつめた彼女は、ある日、恩人であるママ(財前直見)に頼まれ、店を辞めて突然、高校教師になることになった。

店のフロアチーフ・梅田(塚地武雅)や後輩キャバクラ嬢・梨奈(小松彩夏)に惜しまれながら、出勤したのは文武両道の名門校・御堂学園高校。早速、派手な服装で教師たちの注目の的になり、口うるさい教頭の鶴橋静江(戸田恵子)から目を付けられてしまう。SOUTHERN SEAの常連客だった数学教師の三国武志(田中圭)は、憧れのナンバーワンが同僚になったことに喜ぶが、校長の玉造敏蔵(布施明)は、「夜の仕事をしていたことをみんなに知られないように」と美咲に釘を刺すのだった。

美咲が担任することになったのは、2年Z組。落ちこぼれだけを集めた特別クラスで、生徒たちは3学期になって、ひとりも学校に来なくなっていた。「落ちこぼれ生徒は放っておきなさい」という鶴橋に反発し「あの教室を生徒たちでいっぱいにします!」と宣言した美咲は、持ち前の熱いハートで生徒たちを教室に呼び戻そうと決意する。

街に出て2Zの生徒を捜し回っていた美咲は、クラスの中でも手がつけられないと言われる九条和真(藤ヶ谷太輔)、湊亮介(北山宏光)、桜井唯(大政絢)、長瀬恭太郎(市川知宏)、星田勇斗(大野拓朗)の5人組を見つける。「学校なんて意味がない。行かなくても誰も困らない」という彼らの反抗的な態度に「大人をバカにして!やっぱり先生なんてムリ!」と美咲は怒りを爆発させるのだった。

 

第2話「No.1の課外授業!!」のあらすじ

「2年Z組の教室を生徒でいっぱいにする、本気で先生になる」と美咲(香里奈)は決意し、教師としての一歩を踏み出した。

登校してこない生徒たちをひとりひとり探しては「学校で待ってる」と声をかけるのが美咲の朝の日課。最初は相手にされなかった美咲だが、その熱意によって徐々に生徒たちが教室に戻ってくる。

特に問題といわれる5人組、和真(藤ヶ谷太輔)・亮介(北山宏光)・唯(大政絢)・長瀬(市川知宏)・星田(大野拓朗)のうち、紅一点の唯はついに登校してくれたのだが、残る4人は一向に来る気配がない。

そんな折、その4人が酒屋の店主(宇梶剛士)を殴りケガをさせてしまったという一報が学校に入る。

美咲は彼らのためにある行動に出るー。

 

第3話「逃げないで戦え!!」のあらすじ

御堂学園の球技大会が行われることを知った美咲(香里奈)。2Zは参加しないと教頭(戸田恵子)に決めつけられ「絶対参加します!」と言い切る美咲だったが、2Zの生徒たちは「めんどくさい」とまったく意欲を見せない。

くじけずに、練習を生徒たちに呼びかける美咲だったが、和真(藤ヶ谷太輔)や亮介(北山宏光)らは「みんながんばるとか興味ないから」と帰ってしまう。中でも星田(大野拓朗)はバスケのメンバーになるが「出るわけないだろ」とかたくなに反発する。実は星田は、バスケットボールの特待生として入学したもののケガが原因で挫折しており、それが2年Z組になった原因でもあったのだ...。

そんな中、星田がバスケ部のエース選手とトラブルを起こす。またしても、鶴橋教頭(戸田恵子)から激しく責められる美咲と2Z。美咲は、自信を失った生徒たちに「球技大会で頑張ってみよう」と訴える。翌日に迫る球技大会。美咲は、2Zを球技大会に出場させることができるのか!?

 

第4話「生徒がキャバ嬢!?」のあらすじ

進路希望調査の時期。美咲(香里奈)は2年Z組の生徒たちに調査票を配るが、みんな真剣に考えようとせず、女子は「かわいい服が着れるからキャバクラ嬢になりたい!」と口走る始末。

その夜、和真(藤ヶ谷太輔)、亮介(北山宏光)、長瀬(市川知宏)、星田(大野拓朗)らが、いつものように夜遊びをしていると、唯(大政絢)の父親・光彦(阿南健治)と出くわす。

翌朝、光彦は学校へ行こうとする唯に、和真たちともう付き合わないようにと注意するが、唯は聞く耳を持たない。
そんな唯を心配した光彦が学校にやってきた。光彦は、「娘を立ち直らせるためには、転校させたほうがいいと思う」と美咲に相談するが、唯はそんな父に反発し「親の世話なんかならなくたってひとりで生きていける!」と、飛び出して行ってしまう。

その夜、美咲が「クラブサザンシー」に行くと、そこには、キャバクラ嬢姿の唯がいた――!

 

第5話「元カレと恋の行方」のあらすじ

バレンタインデーが近付いたある日、美咲(香里奈)ら教師たちは職員室でバレンタインの話題で盛り上がる。しかし、2年Z組の生徒たちは、「面倒くさいから別にいい」と冷めた反応。

そんな中、長瀬(市川知宏)だけはどうも様子がおかしい。美咲(香里奈)と、和真(藤ヶ谷太輔)、亮介(北山宏光)、唯(大政絢)、星田(大野拓朗)は、長瀬が昼休みに音楽室で、2年D組の可菜(山下リオ)という子からピアノを習っていることを知る。可菜に好かれたい一心で慣れないピアノを懸命に弾こうとしている長瀬を、美咲と4人は微笑ましく思って応援するのだった。

一方、美咲は梨奈(小松彩夏)に誘われて参加した合コンで、借金を作り行方不明になっていた元彼・修司(松田悟志)と再会してしまう。相変わらずいい加減な修司の態度に、美咲は、「あんたとなんか出会わなければよかった」と怒りをぶつける―――。

 

第6話「発覚!! 元キャバ嬢」のあらすじ

御堂学園の教師として少しずつ慣れてきた美咲(香里奈)は、玉造校長(布施明)に「やはり天王寺先生は教師に向いている」と褒められ張り切っていた。和真(藤ヶ谷太輔)、亮介(北山宏光)、唯(大政絢)、長瀬(市川知宏)、星田(大野拓朗)も、美咲と出会って以来、学校に行くのが楽しくなってきていた。

そんなある日、和真たちは、街でカツアゲしている荒高の生徒たちを見かける。リーダー格の松平(蕨野友也)は中学まで御堂学園にいて和真を目の敵にしていた。和真が松平を止めようと声をかけると、二人は一触即発のにらみ合いに・・・。

一方、職員室で、北浜(桑野信義)ら男性教師がキャバクラ情報誌を見ていると、美咲がナンバーワンキャバクラ嬢だった頃の写真が掲載されていて、鶴橋教頭(戸田恵子)や生徒たちにバレてしまう。鶴橋教頭は、「キャバクラ嬢だった人が教師だから、2Zが問題ばかり起こすのではないですか!」と激怒。

そんな中、和真を狙っていた松平たちが星田を襲う。星田を助けに入った和真は、松平と殴り合いになり警察に連行されてしまい―――。

 

第7話「母さん、ごめん!」のあらすじ

御堂学園で生徒たちの進路について話し合う三者面談が行われることになった。緊張する美咲(香里奈)は、三国(田中圭)や菜々子(臼田あさ美)に、相手をしてもらい練習して本番に備えていた。

いざ、面談が始まると美咲はナンバーワンキャバクラ嬢時代に鍛えた話術で、保護者の悩みにまで耳を傾ける。亮介(北山宏光)の面談には、母の佐枝子(古手川祐子)がやってきた。佐枝子は2年前に夫と離婚してから昼はスーパーでのパート、夜は小さなスナックをやって女手ひとつで亮介を育てていた。とても明るい佐枝子だが、最近帰りの遅い亮介のことを心配していた。

一方、和真(藤ヶ谷太輔)たち4人も、放課後になるとひとりで姿を消してしまう亮介を心配していた。「俺らダチだろ?何でも言ってくれよ!」と言う和真に、亮介は「ほっといてくれよ!」と何も話そうとせず―――。

 

第8話「」のあらすじ

大学合格者が発表になり、御堂学園の3年生は有名大学に多数合格。ご機嫌の鶴橋教頭(戸田恵子)は、美咲(香里奈)たち2年生の担任教師たちにもハッパをかける。そんな中、いつも元気な三国(田中圭)が、このところ元気がない。美咲は、三国から今学期で学校を辞めなければならないと打ち明けられる。実は、三国は金沢の造り酒屋の息子で5年だけ教師をしたら家業を継ぐ約束をしていて、その期限が近づいてきて落ち込んでいるのだと言う。

一方、唯(大政絢)は、最近、誰かにつけられている気がすると言い出し、唯にストーカーがいるのではないかという疑いが持ち上がる。和真(藤ヶ谷太輔)、亮介(北山宏光)、長瀬(市川知宏)、星田(大野拓朗)たちは犯人を捕まえようと唯を警護するが、犯人らしき人物を見つけることができない。しかし、唯と4人が別れた直後、唯から和真のケータイに「誰かにつけられている」というSOSの連絡が入る。4人は唯のもとに駆け付け、唯に近付こうとしていたストーカーらしき男を捕まえる。なんと、それは三国のクラスの生徒・柏原(桜田通)だった―――。

 

第9話「Z組VS教頭の娘!!」のあらすじ

2Zに新しい生徒が編入することになり、3学期も終了目前のこんな時期にと同情する美咲(香里奈)だったが、その編入生・歩実(山本ひかる)が鶴橋教頭(戸田恵子)の娘だとわかり驚く。歩実はもともと模範的な優等生だったのだが、このところ数々の問題を起こしてついに補導されてしまい、鶴橋教頭がZ組への編入を決めた。2Zの生徒たちは「仲良くしよう!」と呼びかけるが、歩実は、生徒たちに心を開こうとせず、挑戦的な態度で一触即発状態に。止めに入った美咲に「友達なんかいらない」と誰とも仲良くしようとしない。

一方、和真(藤ヶ谷太輔)、亮介(北山宏光)、唯(大政絢)、長瀬(市川知宏)、星田(大野拓朗)たちは、2Zの悪口を投稿し続けているブログを見つける。そのブログを書いたのが歩実だと知った2Zの生徒たちは歩実につめ寄るが、歩実はまったく反省の態度を見せず「こんな学校やめてやる、ここにもあたしの居場所はない」と言って教室を飛び出してしまう――。

 

最終回「生徒の未来のために」のあらすじ(ネタバレ注意)

学年末テストが終了し、「終わったー」と浮かれる和真(藤ヶ谷太輔)、亮介(北山宏光)、唯(大政絢)ら2Zの生徒たち。「3年になれるなんて思ってなかった」「美咲ちゃんのおかげ」という生徒たちの言葉にジーンとくる美咲(香里奈)だったが、「赤点でもどうにかなるだろ」と、進級を甘く考えている生徒たちを見て心配していた。テストの結果は生徒28人中、和真、長瀬(市川知宏)、星田(大野拓朗)を含む18人が赤点。嫌な予感が的中し、ガックリくる美咲。

そんな中、理事長の淀川(名高達男)が、玉造校長(布施明)と鶴橋教頭(戸田恵子)のもとにやってくる。淀川は、元キャバクラ嬢である美咲と、問題ばかり起こす2Zを、御堂学園にふさわしくない存在として排除しようと考えていた。

そして、淀川は2年Z組18人の追試にあたり、「全科目80点以上取らなければ退学にする」と、無謀ともいえる条件を美咲に突きつける。「ムチャクチャだ」「追試なんか受けない」と言う生徒たちに、美咲は「あきらめないで、やってみよう」と語りかけるが――。

※日本テレビHPより引用

美しい隣人

 

美しい隣人

2011年1月11日からフジテレビ系列で放映。火曜22時枠。

平凡な専業主婦の女が、隣に引っ越してきた謎の女性によって事件に巻き込まれるサスペンスドラマ。

主演は、「仲間由紀恵」と「檀れい」のW出演。

美しい隣人 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

美しい隣人の主題歌

東方神起 「Why? (Keep Your Head Down)」

 

美しい隣人の出演者

マイヤー沙希 ...... 仲間由紀恵
矢野絵里子 ...... 檀れい
矢野慎二 ...... 渡部篤郎
矢野 駿 ...... 青山和也
矢野敏郎 ...... 左右田一平
矢野美津子 ...... 草笛光子(特別出演)
相田真由美 ...... 三浦理恵子

 

美しい隣人のスタッフ

脚本:神山由美子
音楽:池頼広
プロデューサー:豊福陽子(関西テレビ)、遠田孝一(MMJ)、浅井千瑞(MMJ)
演出:今井和久、小松隆志、星野和成
ポスター・PRスポット撮影:蜷川実花
制作:関西テレビ・MMJ

 

美しい隣人の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月11日 苦しむ女、苦しめる女 14.3%
第2話 2011年1月18日 幸福を壊す女 15.0%
第3話 2011年1月25日 隣の女の正体 9.8%
第4話 2011年2月1日 満足できない女 10.9%
第5話 2011年2月8日 絶体絶命 12.2%
第6話 2011年2月15日 地獄の快気祝い 12.7%
第7話 2011年2月22日 夫を誘惑した本当の理由 13.8%
第8話 2011年3月1日 反撃の瞬間(とき) 12.0%
第9話 2011年3月8日 零れたミルク 12.9%
最終回 2011年3月15日 勝つ女 14.6%

 

 

美しい隣人のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「苦しむ女、苦しめる女」のあらすじ

7月のある日、東京郊外の新興住宅地に暮らす主婦の矢野絵里子(檀れい)は、幼稚園に通う息子・駿(青山和也)が家からいなくなっていることに気づく。まもなく、貯水池で男の子の水死体が見つかったと警察から連絡が入った。駿に違いないとがく然とする絵里子は、単身赴任先の大阪から駆けつけた夫・慎二(渡部篤郎)の胸で泣き崩れる。だが、遺体は駿ではなかった。駿は木に登って下りられなくなっていたところを理生(南圭介)という青年に助けられ、保護されていたのだ。

1年後、絵里子は平和な日常を取り戻していた。慎二は未だ単身赴任中だが、隣の家に住む関加奈(鈴木砂羽)と夫の彰宏(小林正寛)、同じ町で喫茶店を営むママ友の相田真由美(三浦理恵子)と夫の和史(森山栄治)とは家族ぐるみの付き合いで、幼い駿を抱えて夫の留守を守る絵里子の心の支えになっていた。

そんな折、加奈夫婦が大阪に転居することになった。住宅地とはいえこの町にはまだ家もまばらで、絵里子の家の近くにあるのは並んで建つ隣家だけだ。空き家になった隣の家に不安を覚える絵里子は、いっそ慎二のいる大阪に越そうと隣町に住む慎二の両親、美津子(草笛光子)と敏郎(左右田一平)に相談を始める。

そんなある日、見慣れない女(仲間由紀恵)が町に現れ、通りかかった理生にぶっきらぼうに道をたずねる。暗い目をした女の顔を、ある思いを巡らせながらじっと見つめる理生。

数日後、絵里子の隣の家に新しい住人が入居した。それは理生に道を聞いた女だった。女は沙希と名乗り、アメリカ人の夫が仕事の都合で母国を離れられず、ひとりで暮らしているという。理生の前に現れたときとは別人のように明るく、人懐こい沙希に好感を持つ絵里子。

そんなある夜、絵里子の家が突然の停電に見舞われる。不審に思って家の外に出てみた絵里子に沙希が声をかけてきた。沙希の家もやはり停電なのだと聞き、絵里子は沙希を家に招き入れる。ろうそくの灯りの中で、沙希は海外で見たというホタルの舞う幻想的な風景のことを語り始める。その話にすっかり引き込まれ、沙希と打ち解けていく絵里子。

翌日の夜、大阪の慎二はひとりで馴染みのバーを訪れる。店には先客の見知らぬ女性がいた。カウンター席に隣合わせに座ることになった女性と軽い会釈を交わす慎二。その女性は沙希だった...。

数日後、美津子が体調を崩し、急遽入院することになった。入院の準備などで病院を出られなくなり、駿を幼稚園に迎えに行けなくなった絵里子は、沙希に駿の世話を頼む。まもなく幼稚園に向かい、駿を連れ帰る沙希。その姿を目にした真由美は、親しい自分を差し置いて見慣れない女性に駿を託した絵里子にいら立ちを覚える。

自宅までの帰り道、沙希を避けるような態度を見せ、固い表情のまま歩いて行く駿。そんな中、沙希が突然家とは違う方向に進み出し、不安がる駿を1年前に下りられなくなった巨木の前に連れて行く。一緒に木に登ろうと言い出す沙希。行方不明騒動以来、絵里子に木登りを禁じられている駿は固く拒むが、沙希の誘いに負けてついに上ってしまう。沙希は「2人だけの秘密にしようね」とささやくと、街の風景を夢中になって眺めている駿の背中を無表情に見つめ...。

休日、入院した美津子を見舞おうと慎二が上京した。絵里子は慎二を沙希に会わせようと隣家を訪ねるが、中から応答がない。留守なのかとあきらめて自宅に戻る絵里子ら。だが、沙希は家の中にいた。2人の訪問に無視を決め込み、絵里子からもらった菓子折りと庭で拾った駿のおもちゃをゴミ箱に投げつける沙希。

そして数日後の夜、大阪の馴染みのバーに顔を出した慎二の前に、再び沙希が現れ...。

 

第2話「幸福を壊す女」のあらすじ

慎二(渡部篤郎)が通う大阪のバーに再び沙希(仲間由紀恵)が現れた。沙希は自分を未婚だと言い、慎二と絵里子(檀れい)の夫婦関係をたずねる。会話は弾み、明るく美しい沙希に好感を持った慎二は、来週も大阪に来る予定があるという沙希の言葉に心を揺らす。一方その夜、絵里子は子供が溺れる夢をみ、1年前の事故の記憶を蘇らせていた。

翌日、大阪から戻った沙希は絵里子を訪ね、アメリカにいる夫が浮気をしていると相談を持ちかける。夫婦が離れて暮らしていると、開放感からほかの人に心が移ってしまうともらす沙希。その言葉に、ふと単身赴任中の慎二のことが気になった絵里子は、言いようのない不安にとらわれる。

明くる日、美津子(草笛光子)を見舞いに病院へ出かけた絵里子は、ささいな言葉の行き違いから美津子を怒らせてしまった。さらに幼稚園でも、今朝の悪夢が忘れられず、駿と未央(谷花音)を連れてスイミングスクールへ行こうという真由美(三浦理恵子)の誘いを断り、真由美の機嫌をも損ねてしまう。

そんな折、真由美の店に沙希が現れた。絵里子の新しい隣人だと名乗り、真由美と朗らかに会話を交わす沙希。その様子を、笑顔もなくじっと見つめている理生(南圭介)の視線に気づいた沙希は、挑むような目で理生を見返す。

翌日の午後、ホタルの観察会に顔を見せた沙希は、真由美が話し始めた1年前の駿の行方不明騒動を興味ありげに聞いていた。そんな沙希に理生はついに切り出した。「あんた、池で死んだ子の母親だろ?」

絵里子は駿を連れて病院に美津子を見舞い、敏郎(左右田一平)からせめて美津子が退院するまでは大阪に越さないで欲しいと頼まれる。その夜、絵里子の家に沙希が現れた。多く作りすぎた料理を食べて欲しいと、まるで近くに住む姉妹のような親しさで訪ねてきた沙希に心を弾ませた絵里子は、大阪行きを止めようと決意する。

沙希が再び慎二の前に現れた日から1週間が経った。会社で仕事をこなしながらも、慎二の頭にふと浮かぶのは、今夜バーに現れるはずの沙希のことばかり。そして夜、取引先との打ち合わせが急遽キャンセルされたことから背中を押された慎二は、はやる気持ちでバーへと向かう。

深夜、未だ姿を見せない沙希をひとりバーで待つ慎二。そんな自分の行動に苦笑し、帰ろうと席を立ったそのとき、沙希が店に現れた。大阪での仕事が終わり、バーに来るのも今夜が最後だと話す沙希は飲み明かそうと慎二を誘う。酒に酔い、いつになく大胆に体を寄せてくる沙希にドキリとする慎二に、沙希は自分の携帯電話の番号を書いたメモを渡す。

次の日、沙希は真由美の店を訪れ、何食わぬ顔で絵里子と真由美の会話に加わっていた。そんな中、絵里子が池で起こった事故の話を切り出す。駿と同じ年頃の男児が溺死体で見つかった日から、ちょうど1年が経っていた。事故の直後、現場にあった供え物の花が何者かによって荒らされていたらしいと話す真由美に、「亡くなった子の母親の仕業ではないか」とつぶやく沙希。その様子をみた絵里子はふと、沙希が亡くなった男児の母親ではないかと思う。

その後、供養の花束を持って池に向かった絵里子は、喪服姿の夫婦らしい男女と出会う。亡くなった男児の父親だという男(高知東生)が絵里子に礼を言う。喪服の女は沙希ではなかった。
深夜、窓辺に佇む沙希の姿を目にした絵里子。執拗に手招きをする沙希にうながされた絵里子は、隣家へと向かい...。

 

第3話「」のあらすじ

深夜、絵里子(檀れい)を家に招き入れた沙希(仲間由紀恵)は、バーで知り合った妻のある男性を好きになったと打ち明ける。それが慎二(渡部篤郎)のことだとは夢にも思わない絵里子は、沙希がその男性に思いを寄せているだけで、まだ一線を越えていないと聞き、沙希の恋を応援する。

ほどなく、酒に酔って眠ってしまった絵里子。沙希は絵里子宅に侵入、部屋を物色し寝室で眠っていた駿(青山和也)に近づく。首を絞めようとするかのように喉元に手を当てたそのとき、寝ぼけた駿が「ママ...」と沙希に向かって両腕を差し出した。思わず手を止めた沙希は、駿を強く抱きしめる。

翌日、沙希は真由美(三浦理恵子)の店に現れ、アメリカにいる夫が浮気をしていると相談を持ちかける。真由美が自分の離婚歴を打ち明けてアドバイスしようとすると、「うん、知ってる」と沙希。沙希の巧みな誘導により、真由美は離婚歴をバラしたのは絵里子だと思い込み、絵里子への不信感を露わにする。

一方、絵里子は美津子(草笛光子)の病院で、池で出会った男・筧雅彦(高知東生)と偶然再会。雅彦の妻が妊娠したことを聞く。

スーパーで出会った真由美のいつもと違うよそよそしい態度が気にかかりながらも、沙希を車に乗せて自宅へ帰る絵里子。その車中、絵里子は「事故で亡くなった子のご両親に会った」と雅彦の話を切り出す。そして雅彦の妻が妊娠したことを告げると、沙希は急に黙り込み、「早すぎない?たった1年で...」と非難するかのような言葉をもらす。

沙希はにこやかな表情で自宅に帰っていくが、その直後、沙希の家から物を叩き割るような激しい音が。驚いた絵里子が様子を見に行くと、沙希は誤って花瓶を割ってしまっただけだという。だが家の中は、わざと床や壁に叩きつけたような無残に破壊された物が散乱。その中に転がっているカメラのディスプレイに、小さな男の子の写真がスライドショーのように流れ...。

翌日、慎二が日帰り出張で東京に戻ってきた。駿を囲み、久々の一家団らんを味わう慎二と絵里子。そのとき、慎二の携帯電話に沙希から着信が入った。 絵里子に悟られないよう慌てて電話に出る慎二。その姿を面白がるように窓から眺めながら、沙希は来週の再会を約束。そんな折、沙希の家に法律事務所からの封書郵便物が届く。

数日後、都心のオフィス街の法律事務所に沙希の姿があった。「主人は私と離婚したいということなんですね」と切り出した沙希は、夫と直接会うことが交渉の条件だと弁護士に主張。それから数日が経ったある日、喫茶店にやって来た沙希の前に姿を現したのは...。

 

第4話「満足できない女」のあらすじ

沙希(仲間由紀恵)に離婚を申し入れていた夫は雅彦(高知東生)だった。雅彦はあらためて離婚して欲しいと懇願するが、沙希は「内縁の妻と別れ、子どもを堕ろすなら」と言う。あまりの要求に反論しようとした雅彦だったが、死んだ息子・隼人の苦しみを忘れたのかと突然激高し、割れたグラスで手から血を流していることにも気づかない沙希の異常さに、言葉を失う。

翌日、美津子(草笛光子)を見舞いに病院を訪れた絵里子(檀れい)は、ケガの治療に来ていた沙希に会う。そのまま美津子の病室を訪ねた沙希は朗らかに会話を交わし、たちまち美津子の心をとらえてしまう。

一方、スイミングスクールで会った真由美(三浦理恵子)が相変わらず目も合わせようとしないため、ついに理由を尋ねた絵里子。すると真由美は自分の離婚歴を勝手にバラしたと絵里子を責めるが、心当たりのない絵里子は戸惑うばかり。まさかその頃、プールの中で駿が新入生の比呂にいじめを受けていることなど気づくはずもなかった。

その夜、大阪に現れた沙希はバーへ向かい、慎二(渡部篤郎)と再会する。沙希に惹かれていることを告白する慎二に、自分も同じ思いだと打ち明ける沙希。ついに一線を越える2人。別れ際、名前を教えてくれと言う慎二に沙希は、「エリコ」と告げて去る。

大阪から戻った沙希は、病院に行くついでがあるからと、美津子の見舞いの代役を買って出る。美津子はかいがいしく世話を焼いてくれる沙希に心を許し、嫁である絵里子との間に心の壁を感じていると漏らす。絵里子が自分を怖がっているのではないかとたずねる美津子。だが、沙希が何も答えず曖昧に微笑んだため、美津子は絵里子が自分への不満を口にしていたのだと思いこむ。

夕方、真由美の娘・未央(谷花音)を迎えに幼稚園へ行った沙希は、駿が比呂にいじめられていることを未央から聞いて知る。

翌日、美津子の病室を訪ねた絵里子は、沙希の人懐こさを見習えと遠慮がちな態度を遠回しにたしなめられる。その夜、絵里子は沙希を自宅に招き、美津子との間にわだかまりがあると悩みを打ち明ける。「絵里子さん、本当は嫌いなんじゃない?美津子さんのことも、真由美さんのことも」何食わぬ顔で相談に乗り、絵里子にアドバイスをする沙希。そして絵里子の目の届かないところで、駿に「スイミングに行けるようにしてあげる」と告げる。

スイミングスクール当日。教室に現れた沙希は比呂を物陰に連れ込むと「比呂くんは絶対に溺れる。水の中で死んだ子と同じ顔してる」と脅し、プールに近づくなと警告。

数日後、「比呂君がスイミングをやめた」と大喜びで報告しにきた駿を、沙希は木登りに連れ出す。小さい体を包み込み、愛おしむように駿にほおずりする沙希。
「駿君が欲しくなっちゃったな」

それからまもなく、絵里子の携帯電話に見覚えのないアドレスからメールが届いた。添付された写真には死んだように眠る駿の顔が。血相を変えて寝室に飛び込んだ絵里子、しかし昼寝をしていたはずの駿の姿は消えていた...。

 

第5話「絶体絶命」のあらすじ

未登録のメールアドレスから駿(青山和也)の写真を送りつけられた絵里子(檀れい)は、駿が誘拐されたのではないかと動揺。まもなく沙希(仲間由紀恵)が現れ、家に遊びに来た駿の寝顔を撮って送ったと告げられた絵里子は、安堵するものの、沙希に自分のアドレスを教えた記憶がなく釈然としない。

一方、慎二(渡部篤郎)は一夜をともにした沙希のことが頭から離れなくなっていた。会いたい衝動が抑えきれず、会社から沙希に電話をかける慎二。

その夜、大阪で再会した沙希と慎二。沙希は部屋が見たいとねだり、慎二のマンションへ。しかし、2人が仲睦まじくタクシーに乗り込む姿を、元隣人の加奈(鈴木砂羽)・彰宏(小林正寛)夫婦が目撃していた。はっきりと顔は見えなかったものの、明らかに絵里子ではない女だったことに動揺する加奈。

慎二のマンションへ足を踏み入れた沙希は、慎二の目を盗み、洗面所の棚に自分の櫛を隠す。

翌日、絵里子の家に女の声で「死ね!」とだけ言って切られる不気味な電話がかかってきた。憎しみのこもった女の声に脅え、再び鳴りだした電話に出ることができない絵里子。

そんな折、加奈が家を訪ねてきた。絵里子は真由美が急に自分を避けるようになったこと、そして気味の悪いイタズラ電話に悩まされていることを打ち明ける。絵里子のあまりに疲弊した様子に、加奈は慎二の浮気疑惑を切り出すことができない。

絵里子となぜ不仲になってしまったのか、真由美の言い分も聞いた加奈は、絵里子に「沙希さんは本当に信用できるのか」と問う。結局沙希が現れてから急に2人の仲がうまくいかなくなっているからだ。思い過ごしだと否定するものの、自分の中にも沙希への疑念が生じ始める絵里子。

数日後、絵里子と仲直りしようと店に招いた真由美は、慎二に女がいることを漏らしてしまう。激しいショックを受ける絵里子。

その夜、眠れずホタル舞う小川にひとり佇んでいた絵里子。そこへ沙希が現れた。「沙希さん、私を裏切ったりしないよね?」思わず、すがるように聞く絵里子。
「私を疑っているの?」そう言うと沙希は、絵里子をまっすぐ見つめ返し告げた。
「もし私が絵里子さんを裏切ることがあったら...殺しちゃってもいいから」

 

第6話「地獄の快気祝い」のあらすじ

沙希(仲間由紀恵)は夫の雅彦(高知東生)に会い、離婚を承諾してほしいと再び懇願されるが、頑として受け入れようとしない。雅彦は息子の隼人が亡くなった池の近くに沙希が住んでいることを突き止め、何かを企んでいるのではないか問い詰めるが、沙希は「隼人を忘れたくないだけ」と否定。しかし、沙希の激しい気性を知っている雅彦には、別の意図があるように思えてならない。

一方、沙希と慎二(渡部篤郎)の関係はさらに深まっていった。まもなく赴任先の大阪から東京に戻ることが決まった慎二は、東京でも関係を続けることを沙希に約束する。

そんな中、美津子(草笛光子)が退院の日を迎えた。帰宅の準備を手伝いにきた絵里子(檀れい)に、美津子は快気祝いに沙希を呼んでほしいと告げる。沙希をすっかり気に入っている様子の美津子。しかし、加奈(鈴木砂羽)から「沙希が現れてから絵里子が周囲とうまくいかなくなったのでは」と指摘された絵里子は、どこか気が乗らず、曖昧にうなずく。

病院を出た絵里子は駿(青山和也)を迎えに幼稚園へ。ところがすでに駿は真由美(三浦理恵子)らに連れられて帰った後だという。慌てて真由美の店に向かうが、そこに駿の姿はなく、沙希が連れて帰ったと知らされる。絵里子は、連絡もなく勝手に駿を連れ帰るのは困ると沙希をとがめ、沙希は素直に謝るが、「ほんとに駿ちゃんがかわいくて」と言う沙希の言葉に見え隠れする駿への執着心に絵里子は当惑する。

絵里子は真由美から聞いた慎二の浮気疑惑の真偽を確かめようと、慎二に会いに大阪へ。久しぶりの一家団欒に気持ちもほぐれ、慎二の裏切りは嘘ではないかと思う絵里子。しかしその夜、慎二のマンションで女物の櫛を見つけてしまう。それは、沙希がわざと残していった櫛だった。

浮気の証拠を見つけてしまい、眠れない夜を過ごした絵里子は、翌日、加奈に会ってやり切れない思いをぶちまける。真実を問いただすと絵里子は感情を高ぶらせるが、慎二が東京に戻れば大阪の浮気相手とも別れるはずだと加奈になだめられ、思いとどまる。

数日後、美津子の快気祝いが開かれることになった。絵里子にとって久しぶりの明るい出来事。慎二も大阪から戻り、美津子夫婦も揃って賑やかにテーブルについた時、チャイムが鳴る。美津子のリクエストで招かれた沙希が、絵里子からもらったワンピースを着て現れたのだ。慎二と"隣人"との初対面であった。絵里子や美津子と親しくしている隣人が、「エリコ」と名乗った自分の浮気相手だと知り、激しく動揺する慎二。そんな慎二の隣に、沙希は何食わぬ顔で座り、慎二にとって地獄のような快気祝いが始まった――。

 

第7話「夫を誘惑した本当の理由」のあらすじ

美津子(草笛光子)の退院祝いの席に現れた沙希(仲間由紀恵)。慎二(渡部篤郎)は浮気相手・エリコの正体が、絵里子(檀れい)の親しい隣人・沙希だと知って言葉を失う。が、沙希は何食わぬ顔でにこやかに会話を交わし、駿(青山和也)さえもが沙希に懐いていた。

呆然自失のまま散会し、自宅にひとり残された慎二に沙希から電話が入る。今すぐ家に来るよう慎二を誘う沙希。

沙希は最初から絵里子の夫だと知っていて誘惑したと慎二に告白。「俺には理解できない」と混乱する慎二に、沙希は「家も引き払う」と、あっさりと別れを切り出してさらに慎二を驚かせる。

一方、絵里子は慎二に浮気の真偽を確かめようとするが、慎二は絵里子を避けるかのように早々に赴任先の大阪に戻ると言い、ますますわだかまりを募らせる。

そんな中、絵里子は隣家の様子をうかがう雅彦(高知東生)の姿に気づく。隼人の命日をなぜ覚えていたのか尋ねた雅彦は、隼人が亡くなった同じ日に、絵里子の息子が行方不明騒動を起こしていたと知る。沙希が何らかの企みをもって絵里子と家族に近づいたのではないかと察し、「気をつけて」とだけ絵里子に言って去る雅彦。

その夜、絵里子は、慎二のマンションで見つけた女物の櫛のことを追及。ついに認める慎二。責め立てる絵里子。そんな2人の様子を隣家から沙希が涼しい表情で見下ろしていた。

口論もおさまらぬ中、美津子から駿を送っていくと連絡が入った。放心状態ながらも出迎えようと外に出た絵里子に、心配そうに声をかける沙希。しかし、まもなく到着した美津子の車から駿が真っ先に飛び込んだのは、絵里子ではなく沙希の胸の中だった。

翌日、沙希を喫茶店に呼び出した雅彦(高知東生)は、慰謝料を渡して再度離婚を迫るが、沙希は相変わらず応じようとしない。ついに、沙希の素性を絵里子にばらすと揺さぶりをかける雅彦。しかし沙希は、「言えば?」と涼しい顔で開き直る。

やがて喫茶店を出た沙希は、そのまま絵里子の家を訪れた。疲れ切っていた絵里子に「話があるの」と切り出す沙希。その告白は、絵里子をついに地獄の底へ陥れた。

 

第8話「反撃の瞬間(とき)」のあらすじ

 沙希(仲間由紀恵)は自分が慎二(渡部篤郎)の浮気相手だと明かし、微笑みあせ浮かべながら、がく然とする絵里子(檀れい)を残し去っていった。夫の浮気に加え、沙希の裏切りと、自分を傷つけて楽しむ別人のような態度を目の当たりにし、出口のない絶望感に襲われる絵里子。 やっとの思いで、大阪にいる慎二(渡部篤郎)に連絡しようとするが、絵里子の電話に応対した亜美(藤井美菜)はわざと取り次がず、電話を切られてしまう。

 まもなく、携帯電話の着信に気づいた慎二が絵里子に電話をかけてきた。思いつめた様子で「沙希さんだったのね」とつぶやく絵里子に、何も答えられない慎二。夫の裏切りを確信した絵里子は、荷物をまとめ、駿(青山和也)を連れてついに家を出る。行くあてもなく車を走らせる絵里子。

 一方、動揺した慎二が電話をかけると、沙希は自ら絵里子に浮気をバラしたと告げる。慌てて東京に帰ろうとするも、大事な取引先との接待を命じられ、足止めを食ってしまう慎二。しかしその夜、常務からアメリカに新設する子会社にくるよう打診され、絵里子とやり直すチャンスとその場で受諾する。

 翌朝。沙希は真由美(三浦理恵子)や美津子(草笛光子)のもとを訪ね、絵里子が駿を連れて家を出たと報告。絵里子が駿を虐待していたようだと不安気に話し、駿を心配するそぶりを見せながら、絵里子の実家が長野で小さな病院を開いていることを聞き出す。

  その夜、絵里子と話し合おうと帰宅した慎二は、家に灯りが点いているのを見てほっと胸をなで下ろす。ところが、中にいたのは沙希だった。絵里子の目を盗んで作っていた合い鍵を使い、勝手に上がり込んでいたのだ。

 あ然とする慎二をよそに、沙希は絵里子が捨てた家を代わりにもらっただけだと告げ、慎二や駿も今や自分のものだと言い出す。さらに沙希は慎二を自分の家に連れて行き、駿のために用意した子ども部屋を見せる。常軌を逸した沙希の言動が理解できず、凍りつく慎二。

 慎二は絵里子を連れ戻そうと長野へ。沙希から逃れて家族でアメリカに渡り、すべてを忘れてやり直そうと告げる。だが絵里子は「あの人には皆が騙されたけど、あなただけはそうならないで欲しかった」と沙希に心が揺らいだ慎二を非難。強い嫌悪を露わにする絵里子に、慎二はひとり帰るしかなかった。

 翌日、外で遊んでいた駿がちょっと目を話した隙にいなくなった。血の気がひく絵里子。沙希だった。何の疑いもなく手を引かれてついてくる駿。沙希は駿を立ち止まらせると、やさしく告げた。「あの人は本当のお母さんじゃないの。本当のお母さんは...私なの」

 

第9話「零れたミルク」のあらすじ

 絵里子(檀れい)の実家から駿(青山和也)が姿を消した。絵里子は沙希(仲間由紀恵)が連れ去ったと確信。東京にいた慎二(渡部篤郎)が急ぎ自宅に向かう。

 沙希は、駿と手をつなぎ幸せそうに眠っていた。沙希に出て行けとついに言い渡す慎二。しかし、呆然とたたずむ沙希が語り出したのは、駿と同い年の息子を事故で亡くしたという哀しい過去だった。怒りを忘れ、泣き出した沙希をやさしく受け止める慎二。

 そのとき、絵里子が自宅に帰ってきた。慎二の胸で泣く沙希に逆上し、駿を誘拐した沙希を警察に突き出すよう慎二に言う絵里子。突然、沙希が開き直ったように笑い出した。「ここは私の家よ!」と詰め寄る絵里子に、「あなたが捨てた家をもらっただけ」と平然と答える沙希。激怒した絵里子が沙希につかみかかると、ぶつかった拍子に部屋にあった大鏡が倒れてきて――。

 その夜、絵里子は誘拐事件だと警察に訴えるが、ただの痴情のもつれ、それどころかケガを負わせた側の人間として全く取り合ってもらえない。打ちのめされる絵里子。

 翌日、病院に沙希を見舞った慎二は、沙希にはっきりと訣別を言い渡す。あっさりと受け入れる沙希。だが別れ際、「やっぱり、誰かが幸福になると、どこかで誰かが不幸になってる」とつぶやく沙希に、ふと不気味なものを感じる。

 沙希は忽然と姿を消して一週間がたった。だが絵里子の平穏な生活は戻らず、夫の愛人にケガをさせたと好奇の目にさらされていた。沙希の忌まわしい思い出から一刻も早く逃れたい絵里子は、自宅を売却しようと決意する。
不動産屋に表示された絵里子宅の写真。「これ、私の家だったの。今でも私のものなんだけどね」そこには楽しげに話す沙希の姿があった。

 慎二は、絵里子とやり直せる望みをかけていた海外赴任の話が白紙になったことに絶望し、離婚を受け入れると絵里子に告げる。だが、絵里子は沙希の思うつぼにはなりたくないと拒否。

 結局、表面上は以前と同じように暮らし始めた絵里子一家。しかし、絵里子の心は沙希への恐怖と怒りに常に支配されていた。いつまた現れるかもしれない沙希の影におびえ、ときに思い出したように慎二の裏切りを激しく責め立てる絵里子。慎二はそんな絵里子との暮らしに疲れ、夫婦の関係は冷え切っていた。

 ある日、絵里子は加奈(鈴木砂羽)から沙希の本当の名字は"筧"だったと聞かされ、雅彦(高知東生)が沙希の夫だと直感。沙希は池で亡くなった男児の母親だったのだ。駿に執着した理由を察して同情するが、やはり沙希を許すことはできない。

 静かな爆弾を抱えながら暮らすような日々が過ぎ、ある日。絵里子に叱られた駿が「本当のママに会いたい」と言い出した。駿の真剣な様子に、ハッとなる絵里子。「駿、本当のママって誰だと思ってるの?」絵里子の耳に入ってきたのは、あの女の名前だった。怒りにうち震えんばかりの絵里子は、家を飛び出し、ついにある場所へ向かった...。

 

最終回「勝つ女」のあらすじ(ネタバレ注意)

 沙希(仲間由紀恵)が本当の母親は自分だと駿(青山和也)に思い込ませていたことを知った絵里子(檀れい)は、怒りを抑えきれず、姿を消した沙希の居所を探し回る。

 しかし、雅彦(高知東生)も、沙希の行方はわからないと言う。

 以前のような朗らかさも消え、何かに取り憑かれたかのように沙希を探し続ける絵里子に、真由美(三浦理恵子)らは異様さを感じる。

 ついに、心労で倒れてしまう絵里子。その代わりにと、理生(南圭介)が慎二(渡部篤郎)に、駿の面倒を見ることをかって出るが...。

※フジテレビHPより引用

CONTROL~犯罪心理捜査~

2011年1月11日からフジテレビ系列で放映。火曜9時枠。

熱血的な女性刑事と理論的で偏屈な心理学教授のコンビが凶悪事件を解決する刑事ドラマ。

主演は、「ゲゲゲの女房」でブレイクした松下奈緒。相手役は藤木直人。

CONTROL 犯罪心理捜査 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

CONTROL~犯罪心理捜査~の主題歌

桑田佳祐 「銀河の星屑」

 

CONTROL~犯罪心理捜査~の出演者

瀬川 里央 ...... 松下奈緒
南雲 準 ...... 藤木直人
寺西 景 ...... 横山裕(関ジャニ∞)
江藤 真人 ...... 与座嘉秋
杉浦 幸造 ...... 泉谷しげる
岩崎 幹也 ...... 北村有起哉
小坂橋 正次 ...... 勝村政信
川崎 洋樹 ...... 桜井聖
安斉 千尋 ...... 奥村佳恵
木下 由紀夫 ...... 佐藤二朗
香坂 美奈 ...... 臼田あさ美

 

CONTROL~犯罪心理捜査~のスタッフ

脚本:寺田敏雄、田辺満、高山直也、中村功一
音楽:井筒昭雄
編成企画:鹿内植
演出:村上正典、佐藤源太、城宝秀則
プロデュース:貸川聡子
アソシエイトプロデュース:小椋久雄
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

 

CONTROL~犯罪心理捜査~の視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月11日 女刑事と偏屈教授がタッグ!
顔は真実を隠せない
18.4%
第2話 2011年1月18日 女教授殺害予告! 守りたい嘘 15.2%
第3話 2011年1月25日 子供の心理と消えた犯人の謎 13.8%
第4話 2011年2月1日 心理学者対決!! 交換殺人の罠 12.0%
第5話 2011年2月8日 崩された100%のアリバイ 13.3%
第6話 2011年2月15日 容疑者が死亡!? 父と娘の誓い 13.5%
第7話 2011年2月22日 作られた記憶と疑惑の目撃者 13.7%
第8話 2011年3月1日 逃亡!? 過去を消せない犯罪者 12.6%
第9話 2011年3月8日 仲間の為に! 犯人との心理戦 12.6%
第10話 2011年3月15日 コントロールされた誘拐事件 10.4%
最終回 2011年3月22日 最後の真実...心が解ければ事件が解ける 12.0%

 

 

CONTROL~犯罪心理捜査~のあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「女刑事と偏屈教授がタッグ!顔は真実を隠せない」のあらすじ

大井町署に勤務する刑事・瀬川里央(松下奈緒)は、1カ月張り込み続けていた犯人・磯村(今村浩継)を発見。すぐさま追いかけるが、磯村が放った銃弾に倒れる―――。

2カ月後、里央は復帰と同時に警視庁凶行犯捜査課に異動になる。登庁すると同期で凶行犯捜査課の寺西景(横山裕)が話しかけてくるが、すぐに通り魔事件発生の知らせが入り、挨拶ができないまま岩崎幹也(北村有起哉)、江藤真人(与座嘉秋)ら捜査員たちは飛び出して行った。残った課長の小板橋正次(勝村政信)と杉浦幸造(泉谷しげる)に、里央は自分が"分室"の室長で、共に働くことになる人物を迎えに行くように指示された。

稜南大学にやってきた里央。迎えにきたのは心理学教授の南雲準(藤木直人)だった。南雲は警視庁の知り合いから手に入れたという、里央が撃たれた時の映像を題材に行動心理について講義をしていた。講義後、里央と南雲は挨拶を交わす。不機嫌になっている里央の言動から心理を読み取りそれをズケズケと話す南雲に、さらにムッとする里央。2人が戻ってくると、捜査課では通り魔事件の被害者の身元がわからず捜査員が頭を抱えていた。

捜査員たちにあまり歓迎されていないことを感じながらも、平然と事件の分析をする南雲。そんな中、寺西から被害者の身元判明の知らせが入った。被害者は25歳の楠田芳樹(篠田光亮)で、ニュースを見た両親から警察に連絡があったとのこと。さっそく両親に遺体の確認をしてもらうことになるが、南雲は同席したいと言いだした。息子の遺体と直面し、打ちひしがれる父親の公男(橋爪淳)と母親の美佐子(床嶋佳子)の脇で平然と雑談をする南雲に怒りを露わにする里央。

さらに南雲は鑑識の作業を見たいと、鑑識室に向かう。南雲は鑑識課課長の木下由紀夫(佐藤二朗)と、写真班の香坂美奈(臼田あさ美)の作業を見つつ、芳樹を含め3件起きている連続通り魔殺人事件の凶器や死因について詳しく聞く。

捜査員の地道な捜査により、被害者3人につながりがあることがわかった。3人は数人で結成されている振り込め詐欺グループの仲間で、最近、金の取り分について揉めていたことの証言もとれた。リーダーの男・吉岡は現在行方をくらませており、捜査課は吉岡の捜索に入る。里央は南雲に現状を説明するが、南雲は吉岡にはまったく興味を示さず、公男と美佐子に会いたいと言い出した。家を訪ねると南雲は公男らに向かって隠し事をしているだろうと詰め寄るが、美佐子に怒られ追い出されるように家を出る

。しかし、それで逆に隠し事をしていること確信した南雲は、公男に支配されている美佐子にだけ早急に話を聞くように里央に指示を出す。同じ頃、美佐子は公男に警察に対応するなと命令されていた。無視されながらも美佐子に懸命に声をかける里央。一方、捜査課では逮捕された吉岡が2人の殺害を認める供述をしていた。しかし芳樹だけはやってないの一点張り。しかも、美奈の報告で芳樹だけ凶器がちがうこともわかった。そんな中、雨に濡れた里央が美佐子と共に捜査課に現れた。

杉浦の取調べにより、美佐子が芳樹はその素行不良に頭を抱えた公男が殺害したことを泣きながら告白した。公男を逮捕すると、小板橋は記者会見で自分の手柄のように報告を済ませた。直後、里央の携帯に芳樹と身元を隠して交際をしていた女性が建物の屋上から飛び降りようとしているとの連絡が入った。南雲と現場にかけつけた里央は、南雲からの自殺志願者に対する説得スキルを教わりながらも、まるで真逆の言動で見事自殺を阻止。あっけにとられる南雲で...。

 

第2話「女教授殺害予告! 守りたい嘘」のあらすじ

瀬川里央(松下奈緒)は、心理学教授の南雲準(藤木直人)を迎えに稜南大学へやってきた。講義終了後、2人は大学の3階女子トイレでテレビのコメンテーターとしても活躍している教授の梶間久美(とよた真帆)が殺害された現場に遭遇。やがて捜査課の面々も現場である大学に到着するが、南雲はすでに第一発見者である大学院生の藤田綾子(加藤真弓)と接触を持っていた。南雲が寺西景(横山裕)と共に綾子の話を聞いていると、博士研究員の平山美鈴(田畑智子)がやってきた。綾子を気遣う美鈴。

捜査課での捜査会議を分室から眺めるだけの里央。梶間は鋭利な刃物で7箇所も刺されていて、犯人は相当な返り血を浴びているはずにもかかわらず目撃者が1人もいないことに首をかしげる捜査課の面々。そんな中、1カ月前からインターネットの掲示板に梶間の殺人予告ともとれる文章が書き込まれていたことがわかった。

一方、南雲は梶間が出した本を読破していた。内容が似ていることや1年間で13冊も出版していることを批判する南雲の話を聞き流す里央。やがて書き込みをしていたのが小柳保(柄本佑)であることがわかり、任意同行を求め岩崎幹也(北村有起哉)と江藤真人(与座嘉秋)らが部屋に向かった。小柳は素直に任意同行に応じ、取調べで犯行を自供。

しかし取調べの様子を録画した映像を見た南雲は、小柳の動きから供述がウソであると判断。犯人は別にいると告げる。その夜、南雲は里央と共に梶間の通夜に参列した。南雲は美鈴をみつけると小柳の身柄を拘束したことを告げ反応を確かめる。さらに美鈴と婚約者の関係がギクシャクしているのも感じ取っていた。

翌日、大学へ行き近くのコンビニに監視カメラがあることを発見した里央。その映像から小柳が返り血をまったく浴びていない状態で走り去っていたのがわかった。その一方で梶間の爪に残っていた皮膚片のDNAが小柳と一致。里央は小柳に、梶間を襲ったものの抵抗されて逃げただろうと確認するが、やはり自分がやったの1点張りだ。美鈴を訪ねた里央と南雲。南雲は、小柳の状況を話し、さらに美鈴が梶間の本を代筆していたことを言い当てて再び反応を見る。

その夜、寺西の発言と香坂美奈(臼田あさ美)がコンビニの防犯カメラの映像に宅配便を送る美鈴の姿を発見したことで、何かに気付いた里央は美鈴のマンションに向かった。駆けつけた寺西と共にマンションのごみ収集所を必死に探す里央。翌日、再び美鈴を訪ね自供を促す南雲。それでもなお頑なな態度の美鈴だったが、里央と寺西がゴミから発見した返り血を浴びた白衣を差し出すと肩を落とし殺害を認めた。

研究の実績も婚約者も奪われたあげく罵倒された矢先、小柳に襲われた直後の現場に行った美鈴はとっさに梶間を殺してしまったのだ。小柳は自分と同じように罵倒されていた美鈴に共鳴し、かばっていたのだった。里央は小柳に世間から認められない孤独な人はたくさんいるが人は殺さないと告げると、殺人未遂で逮捕した。

 

第3話「子供の心理と消えた犯人の謎」のあらすじ

瀬川里央(松下奈緒)は、小学4年生の立花江美里(笠菜月)が学校のプールに落ちて亡くなった事件の捜査をすることになる。現場では友達3人が江美里をプールに落とすパーカーを着た男を目撃しており、その男は警備員の韮崎和夫(でんでん)も襲って逃げていった。生徒の気持ちを配慮した学校側の要請で捜査に当たることになって張り切る里央だが、南雲準(藤木直人)は子供が苦手とあまり乗り気ではない。2人は江美里を助けにかけつけた教師の秋元恭子(霧島れいか)や友達3人の元を訪ねて事件の状況を聞く。さらに南雲は犯人の逃走経路にも違和感を覚える。一方、捜査課の捜査で小学校付近に2カ月前から不審な男の目撃情報があったことや、韮崎が元警察官であることが判明した。

子供たちの証言を基に作られた犯人の似顔絵が配られ、捜査も進展しているように思えたが、南雲は逃走経路に抱いた謎を払拭できずにいた。里央はなぜその場にいた4人の中で一番体の大きい江美里が狙われたのかが気になっていた。 そんな中、小板橋正次(勝村政信)の元に似顔絵の男がみつかったとの連絡が入った。男は過去にも小学生女子へのストーカー行為を行った経歴があり、韮崎からも証言がとれ男が犯人と思われたが、南雲と杉浦幸造(泉谷しげる)は犯人ではないという。直後、男にはアリバイがあったことがわかり、捜査は振り出しに戻った。

里央は学校の裏サイトで江美里がひどく中傷されているのを発見。南雲の分析で、特にひどい書き込みをしているのが一緒に遊んでたとされる3人だと判断する。さらに寺西景(横山裕)から事情聴取した時の韮崎が差し出されたタバコをつかみそびれたことを聞いた里央は南雲と再び学校へ向かった。韮崎は視力に問題を抱え、それを隠すために男を見たと偽証したことを告白した。

また、3人の女の子にも再び事情を聞くと、やがて江美里をプールに突き落としたことを認めた。恭子にひいきされていたように見えた江美里を懲らしめるためで、死ぬとは思わなかったと泣き出す3人。 その帰り道、里央はスイミングスクール帰りの子供たちのカバンに、江美里の写真でTシャツの胸元に同じマークがあったことを思い出す。ある疑問が浮かびあがった里央は、翌日、恭子を訪ねた。里央は恭子にDNA鑑定の協力を依頼。水泳が得意だった江美里がすぐに溺れるはずがないことが前提として、助けるために人工呼吸をしたという恭子のDNAが江美里に残っているかを鑑定すると告げると、恭子はがっくりと肩を落とした。

不倫をしていた恭子は、口論の末、相手を突き飛ばし階段から転落死させてしまった現場を江美里に目撃されていた。それ以来、2人だけの秘密だと江美里が自分にまとわりついてくるのを苦痛に感じていた恭子は、プールから出ようとしていた江美里の頭を押さえつけ殺していたのだった。里央から、そもそも江美里は恭子のみで事故自体は目撃していなかったことや、恭子に母親の姿を重ねて純粋に慕っていたことを知らされがく然とする恭子。あまりに切ない事件の結末に落ち込む里央を、南雲は不器用になぐさめ...。

 

第4話「心理学者対決!! 交換殺人の罠」のあらすじ

瀬川里央(松下奈緒)が頼まれた資料を届けるためにビリヤード場に向かうと、南雲準(藤木直人)は5年ぶりに会った大学院時代の友人・吾妻政則(原田泰造)とビリヤード対決をしていた。吾妻は途中で負けを認め、自費出版したという推理小説『交換殺人』を渡して去って行く。同じ頃、とあるマンションで檜山聡が何者かに殺害されていた。

檜山の現場検証にやってきた寺西景(横山裕)、杉浦幸造(泉谷しげる)ら。第一発見者である恋人の田崎マユミ(中丸シオン)は部屋の隅で震えていた。その後の捜査で、檜山の高校の同級生で、会社でも部下であった宮田健吾(尾上寛之)が容疑者として浮上。宮田は学生の頃から檜山にいじめられ、会社でもバカにされ、最近では好意を寄せていたマユミも奪われていた。動機も十分であることから岩崎幹也(北村有起哉)と江藤真人(与座嘉秋)は、任意同行を求め宮田の部屋を訪ねた。が、宮田は岩崎らを振り切り、路上へと逃げ出す。

里央は、そんな宮田を投げ飛ばして身柄を抑えるが、乱闘の際、鼻にパンチを食らってしまう。 取調べの結果、宮田は犯行を否認。犯行時間はファンである地下アイドルグループの特別オフ会で、アイドルと30人のファンと一緒にカラオケに行っていたことが判明した。宮田はそこでケンカを起こしていたため、全員がよく覚えていてアリバイが成立したのだ。南雲は、連日ネットカフェに入り浸っていてアリバイの証明が難しい宮田が、事件当日のみアリバイが完璧すぎることに違和感を覚える。

捜査課では小板橋正次(勝村政信)が杉浦らと宮田の取調べのVTRを見ていた。南雲の本を参考に宮田の仕草や目線を分析した小板橋は、宮田をシロだと判断する。同じVTRを見た南雲は宮田の部屋に行きたいと言い出した。南雲は、宮田が質問から答えまでわずかな間があったことを指摘し、心理分析された際に困らないリアクションを考えた時間であると予測。参考にした心理学関係の本やメモがあるかを調べるために部屋に入ったのだ。部屋で『交換殺人』を発見した南雲は、里央に"殺したい人間がいる2人が、相手を交換して実行すれば動機や繋がりがわからず警察につかまらない"という小説の中身を説明して、今回の事件はそれを実践したのではないかと指摘する。

吾妻の家を訪ねて小説の販売経路などを聞いた里央だが、うまくかわされ収穫はなかった。しかし宮田への疑いをさらに強くした里央は、張り付くことに。数日後、捜査課の打ち合わせで寺西は里央たちが宮田の部屋で『交換殺人』の本を見つけたことを報告。宮田は檜山を殺してもらった代わりに誰かを殺すはずだと話す。同じ頃、宮田に張り付いていた里央は、いつもと違う行動をとる宮田を不審に思い寺西に電話を入れる。やがて宮田はとある一軒家に侵入した。後を追って家に侵入した里央は、叫びながら2階の寝室から飛び出してきた宮田と遭遇。寝室には女性の死体があり...。

 

第5話「崩された100%のアリバイ」のあらすじ

瀬川里央(松下奈緒)は、とある一軒家に忍び込んだ宮田健吾(尾上寛之)を追って家に入る。直後、宮田が悲鳴をあげて2階の寝室から飛び出してきた。里央が駆けつけると、部屋には女性の死体が...。

被害者は高校教師の窪塚正義(二階堂智)の妻・倫子で、捕まった宮田は窃盗目的でたまたま忍び込んだ家で死体を見つけたと供述。里央は、足取りから宮田は最初から窪塚家を目的にしていたことや1階を物色せずまっすぐ寝室に向かっていたことをあげ、供述がウソであると訴えるが、証拠がないと岩崎幹也(北村有起哉)は聞き入れようとしない。そんな中、連絡を受けた正義が遺体確認に警察へやってきた。妻の死体を前に頭を抱えて座り込んでしまった正義だが、その後の事情聴取で倫子が不倫していたことを話す。

相手は知らないという正義に杉浦幸造(泉谷しげる)は宮田の写真を見せるが、知らないとの答えだった。事情聴取の一部始終を窓越しに見ていた南雲準(藤木直人)は、部屋から出てきた正義にボクシングの経験があるかと質問をぶつけた。戸惑いながら答える正義。 翌日、里央が南雲の研究室を訪れると小板橋正次(勝村政信)がいた。小板橋から見解を求められた南雲は、取調べ中の宮田と正義は質問に対しての答えをあらかじめ準備していたと指摘。そして宮田と正義がそれぞれ相手を交換して殺人を犯す契約だったはずが予想外の展開が起こっていると話す。

交換殺人である確証も得られず、捜査に進展がないまま1週間が経過した。吾妻政則(原田泰造)の税務報告書を調べていた里央と南雲は多額の金を支払っている会社を見つけた。そこはホームページを管理する会社で、里央の捜査により吾妻がかつて完全犯罪の実行法を教えるホームぺージを開いていたことがわかった。このサイトで宮田と正義が知り合っている可能性もあり、里央と南雲は吾妻に会うことにする。

吾妻の妻・ユミカ(初音映莉子)も入れ4人で食事するが、南雲は食事もそこそこに吾妻にサイトことを切り出した。吾妻は南雲がサイトにたどりつくと予想していたと言い、仮に宮田と正義がサイトの会員だったとしても自分がその交換殺人に関わっている証拠はないと言い切った。さらに今まであらゆる場面で負けてきた自分の気分を一度南雲に味あわせたいと言葉を残す。

数日後、ふとしたことから交換殺人が2人ではなく、吾妻も入れた3人で行われたのではないかと推理した南雲は、すぐに里央に連絡。里央はちょうど警察から釈放された宮田の後をつけることに。南雲も合流するが、ネットカフェに入った宮田は南雲の目を盗み、姿を消した。残されたメールには吾妻からの今夜実行の文字が。慌てて里央に報告。里央は捜査課に連絡のうえ、吾妻の家に向かう。家に着くとユミカの悲鳴と銃声が響いた。

2人が部屋にかけつけると、宮田は防犯対策でユミカが持っていた猟銃で撃たれたあとだった。吾妻が部屋にやってくると、南雲は交換殺人が3人で行われたことや、吾妻が借金返済の保険金目当てでユミカを殺そうと企てていたことまですべて解明したと話す。愛する夫に殺されそうになっていたことにがく然とするユミカだが、それでもまだユミカの愛を信用しようとしない吾妻の言葉に里央はつかみかかった。里央が駆けつけた寺西景(横山裕)に抑えられている間、吾妻は岩崎らによって連行されるが、直後、ユミカが泣きながら吾妻を撃った。倒れた吾妻に騒然とする現場。里央は驚きつつも泣き崩れているユミカを支え...。

 

第6話「容疑者が死亡!? 父と娘の誓い」のあらすじ

「被害者遺族を支援する会」のシンポジウムに来ていた瀬川里央(松下奈緒)と南雲準(藤木直人)。すると、里央の携帯に寺西景(横山裕)から殺人事件発生の知らせが入った。

被害者の宮原智美は父子家庭で、父親の克己(松重豊)から宅配便で届けられた日用品などの荷物と娘を心配する短い手紙を見て胸を痛める里央。

智美の歯から本人以外の血液反応が出て、抵抗した際に犯人に噛み付いたことがわかった。聞き込み中、隣人の吉崎徹の手に包帯が巻かれていたことを思い出し、任意同行を求めるべく里央、寺西、岩崎幹也(北村有起哉)、江藤真人(与座嘉秋)が部屋に向かう。警察手帳を見るやいなや逃げ出した吉崎は、追い詰められて非常階段から足を滑らせ転落。意識を失って病院に運ばれてしまう。

命に別状はなかったが、吉崎の携帯電話から投稿サイトに犯行の様子をおもしろおかしく書き込んだ形跡が残っていたほか、DNA鑑定も一致したことで犯人であることはほぼ確定となった。智美の焼香に行った里央は、克己に犯人を聞かれて一度は口ごもるも、加害者の人権を守り被害者遺族が何の情報も得られないという訴えに、吉崎が犯人で今日中に逮捕されることを教えてしまう。数時間後、里央のもとに吉崎が病院の食事に毒を盛られて死んだと連絡が入る。

病院の監視カメラには克己の姿が映っており、克己が犯行に走ったのは自分が犯人を教えたからだと激しく落ち込む里央。南雲は寺西から、里央は小さい頃たまたま遭遇した事件現場で犯人に父親を殺されてしまった被害者遺族であることを聞く。

克己の取調べが始まった。殺人は素直に認めるものの、ヒ素の入手ルートを聞かれるとわずかに動揺し答えようとしない克己を不審に思う南雲。共犯者がいる可能性も含め再び捜査が始まる。捜査に参加させてもらえない里央は南雲と一緒に智美の部屋へ。部屋で在宅介護の専門誌を発見した南雲は、智美や克己がお世話になっている神山医院の院長・神山征(浅野和之)を訪ねた。

一連の事件を知りショックを受けていた神山だが、事件後は克己と会っていないと話す。捜査課では、再び取調べ中だった克己が吐血して倒れていた。 克己は末期の胃がんで余命3ヶ月と診断されていることがわかると同時に、犯行時間に克己が病院の屋上にいたことも判明した。南雲は、ガンのことを隠した神山を調べるように助言した。神山は病気を隠したのは守秘義務だといい大した情報が得られないが、犯行が行われた病院にはかつて神山が非常勤医師として働いていた事実をつかんだ。

里央は病床の克己を訪ね、智美のためにも正直に話して欲しいとお願いするが一蹴されてしまう。その後、ある思いつきにより里央は弁護士事務所に行く。被害者遺族支援の会の名簿を見せて欲しいとお願いすると、そこにはすでに同じ名簿を調べる南雲がいた。名簿に神山の名前をみつけた2人は、翌朝、神山の元へ向かった。神山はかつて幼い娘を殺されていて、克己の気持ちがわかりヒ素を渡したのだ。さらに病院でためらっていた克己に代わり、毒を盛ったのだ。克己の証言もとれ、神山は逮捕された。すべてを話した克己から、杉浦を通して里央に「残された時間を娘のために生きていきます。ありがとう」と書かれたメモが届き...。

 

第7話「作られた記憶と疑惑の目撃者」のあらすじ

瀬川里央(松下奈緒)が南雲準(藤木直人)に頼まれ犯罪心理学の実験で犯人役を演じていると、刺殺事件発生の知らせが入った。

里央が被害者の女子大生・須藤由里子の自宅へ行くと、杉浦幸造(泉谷しげる)と岩崎幹也(北村有起哉)が町内会長の山田忠雄(二瓶鮫一)に事情を聞いていた。由里子の両親は海外赴任中で、近くに住んでいる身寄りは従兄弟の青柳秀一(水橋研二)だけという。連絡を受けて駆けつけた青柳は死体を前に激しいショックを受ける。

聞き込みの結果、主婦3人の証言から犯行推定時間である夕方に由里子の家のドアチャイムを鳴らす男がいたことが判明。その男はダークブルーの作業着に、黄色い工具箱を提げていたという。サラリーマンも同じ格好の男が家から出てくる姿を目撃し、山田も橋の上にいた同じ格好の男を遠目に見たと証言した。由里子の携帯電話にあった写真に、同じ作業着を着た由里子の姿があり、調べるとそれは電器量販店の作業着であることがわかった。

店を訪ねると、由里子がバイトをしていた時期に中尾裕紀(中尾明慶)と親しくしていて、その中尾は事件当日風邪で店を休んでいたという。寺西景(横山裕)は、事件現場の野次馬の中に中尾がいたことを思い出す。さらに葬儀にやってきた山田が、中尾を見て橋で目撃したのはこの男で、2週間前には中尾と由里子が玄関でケンカしていたことも証言した。

取調べで中尾は犯行を否認するが、犯行推定時間は風邪薬を飲んで家で熟睡していたためアリバイはなく、さらに家の近所にある川から凶器であるドライバーも発見された。ますます犯人の可能性が高まる中、南雲はあまりにも条件良く証拠や証言がそろっていることに首をかしげる。捜査に異を唱える南雲に怒りだす岩崎たちだが、南雲は自分の推理を確かめるために里央と共に青柳が勤める薬局に向かう。

中尾が風邪薬を買った事実を確認するとともに、青柳から幼い頃からずっと一緒に育ってきた由里子を妹以上に大切に思っていたと聞く2人。次に南雲は再び里央を実験台にして、山田に遠目では人物判断は難しいことを証明した。続いて中尾の家の近所の神社に新しいタイヤ跡を発見。そして両親から由里子のアルバムから抜かれた数枚の写真の詳細を教えてもらう。それは幼い由里子と青柳が新郎新婦に扮装した写真だった。

 再び薬局を訪れた2人は、青柳に自分の愛情が拒否されたことと中尾への嫉妬から由里子を殺したと認めさせた。青柳は中尾に渡した風邪薬に睡眠薬を入れ、寝ている時間を見計らって中尾になりすまして犯行を行ったのだった。誰にも渡したくなかったという青柳の殺害の動機を聞き、自分の身勝手な理由で人の将来や人生を奪うなんて許さないと怒鳴る里央。その言葉を聞いた青柳は号泣し...。

 

第8話「逃亡!? 過去を消せない犯罪者」のあらすじ

殺人事件現場となった家にやってきた瀬川里央(松下奈緒)。被害者は帰宅時に窃盗犯と遭遇。乱闘中に突き飛ばされた弾みで庭石に頭を強打したのが致命傷となり死亡した。窃盗事件は立て続けに起きていて、これが4件目だった。どれも職人技ともいえる巧妙なガラス切り技術が使われていて、所轄の刑事から容疑者は窃盗の前科者で1年前に出所している塚原洋二(柏原崇)だと教えられる。しかし、寺西景(横山裕)は塚原再犯説を強く否定する。

6年前、窃盗を続けていた塚原を逮捕したのは警官の寺西だった。任意同行を求め塚原の元へ向かう途中、寺西は里央に6年前に塚原を捕まえたときに言われた「やっと盗みがやめられる。ありがとう」という言葉を信じていると話す。

塚原は犯行をきっぱりと否定。すっかり塚原を信じている寺西の言動に驚く里央だが、その後に会った保護司の蓑田和夫(小野武彦)もやはり更正して真面目に働いているという。寺西と蓑田は、塚原が真面目に働いて社会復帰できたら別れた妻子とよりが戻せると、出所から1年間必死で頑張って過ごしてきたことを知っていたのだ。妻子と再会する日は翌日で、改めて塚原の無実を信じる寺西。

分室で一部始終を南雲準(藤木直人)に報告する里央。南雲は、客観性を失っている寺西を心配する。また、その影響で塚原は犯人じゃないと思いかけている里央に「騙されてはいけない」と言葉を残す。その後、塚原が犯人の可能性を疑う里央に寺西は怒りをあらわにする。捜査会議でも塚原が犯人である可能性が提示されるが寺西は潔白だと言い張る。そんな中、話したいことがあると塚原が蓑田と一緒に捜査課へやってきた。塚原は事件当日、一晩中同僚の長谷川と一緒にいたためアリバイがあると訴える。

喜ぶ寺西だが、南雲はその表情から敵意を読み取った。長谷川から一緒にいたとの証言も得られたため塚原は警察を後にする。 翌日、約束の日となり別れた妻子の元へ向かう塚原。しかし、今回の事件のことで警察が妻の暮らすマンションにも何度か訪ねてきたことや、週刊誌に記事が載ったことで、世間体を気にした妻から子供が帰ってくる前に帰って欲しいと涙ながらに頭を下げられた。帰り道に偶然会った娘にも父親と名乗ることも、用意したプレゼントも渡すこともできずに終わり、会社へ行くと社長からクビを宣告された。さらに長谷川は塚原が事件の犯人であると思っていて窃盗額の半額をよこせと言ってきた。

長谷川がアリバイは脅されて証言したと警察に話したことで塚原に逮捕状が出た。それが塚原に呼び出されて会っていた寺西にも伝わった。自暴自棄になっている塚原は寺西をも疑い逃亡する。警察に追われ、逃げた先の倉庫で民間人女性を人質に立てこもった。扉が閉まる直前に倉庫内に駆け込んだ里央だが、塚原の指示により手錠で鉄筋につながった状態に。寺西や小板橋正次(勝村政信)ら捜査課のメンバーと共に南雲も現場にやってきた。塚原は人質を解放する条件として、自分の無実を証明しろと訴え...。

 

第9話「仲間の為に! 犯人との心理戦」のあらすじ

殺人事件現場となった家にやってきた瀬川里央(松下奈緒)。被害者は帰宅時に窃盗犯と遭遇。乱闘中に突き飛ばされた弾みで庭石に頭を強打したのが致命傷となり死亡した。窃盗事件は立て続けに起きていて、これが4件目だった。どれも職人技ともいえる巧妙なガラス切り技術が使われていて、所轄の刑事から容疑者は窃盗の前科者で1年前に出所している塚原洋二(柏原崇)だと教えられる。しかし、寺西景(横山裕)は塚原再犯説を強く否定する。

6年前、窃盗を続けていた塚原を逮捕したのは警官の寺西だった。任意同行を求め塚原の元へ向かう途中、寺西は里央に6年前に塚原を捕まえたときに言われた「やっと盗みがやめられる。ありがとう」という言葉を信じていると話す。
塚原は犯行をきっぱりと否定。すっかり塚原を信じている寺西の言動に驚く里央だが、その後に会った保護司の蓑田和夫(小野武彦)もやはり更正して真面目に働いているという。寺西と蓑田は、塚原が真面目に働いて社会復帰できたら別れた妻子とよりが戻せると、出所から1年間必死で頑張って過ごしてきたことを知っていたのだ。妻子と再会する日は翌日で、改めて塚原の無実を信じる寺西。

分室で一部始終を南雲準(藤木直人)に報告する里央。南雲は、客観性を失っている寺西を心配する。また、その影響で塚原は犯人じゃないと思いかけている里央に「騙されてはいけない」と言葉を残す。その後、塚原が犯人の可能性を疑う里央に寺西は怒りをあらわにする。捜査会議でも塚原が犯人である可能性が提示されるが寺西は潔白だと言い張る。そんな中、話したいことがあると塚原が蓑田と一緒に捜査課へやってきた。塚原は事件当日、一晩中同僚の長谷川と一緒にいたためアリバイがあると訴える。

喜ぶ寺西だが、南雲はその表情から敵意を読み取った。長谷川から一緒にいたとの証言も得られたため塚原は警察を後にする。 翌日、約束の日となり別れた妻子の元へ向かう塚原。しかし、今回の事件のことで警察が妻の暮らすマンションにも何度か訪ねてきたことや、週刊誌に記事が載ったことで、世間体を気にした妻から子供が帰ってくる前に帰って欲しいと涙ながらに頭を下げられた。帰り道に偶然会った娘にも父親と名乗ることも、用意したプレゼントも渡すこともできずに終わり、会社へ行くと社長からクビを宣告された。さらに長谷川は塚原が事件の犯人であると思っていて窃盗額の半額をよこせと言ってきた。

長谷川がアリバイは脅されて証言したと警察に話したことで塚原に逮捕状が出た。それが塚原に呼び出されて会っていた寺西にも伝わった。自暴自棄になっている塚原は寺西をも疑い逃亡する。警察に追われ、逃げた先の倉庫で民間人女性を人質に立てこもった。扉が閉まる直前に倉庫内に駆け込んだ里央だが、塚原の指示により手錠で鉄筋につながった状態に。寺西や小板橋正次(勝村政信)ら捜査課のメンバーと共に南雲も現場にやってきた。塚原は人質を解放する条件として、自分の無実を証明しろと訴え...。

 

第10話「コントロールされた誘拐事件」のあらすじ 

瀬川里央(松下奈緒)のもとに大井町署の元上司・藤本俊昭(半海一晃)から、書店で起きた窃盗事件で指紋を採取したら、客の1人の指紋が里央の父親を刺した犯人の指紋と一致したとの連絡が入った。翌日、鑑識を訪ねる予定だと話す藤本と会う約束をする里央。その夜、帰宅途中の南雲準(藤木直人)が何者かに襲われた。気絶した南雲が目を覚ますと車の中で、目出し帽をかぶった男は南雲が警察に協力していることを知ったうえで、犯罪に手を貸して欲しいと言う。一度は断った南雲だが、目の前に薬で眠らされた別れた妻子の映像を出され、承諾せざるを得ない状況に。

翌日、誘拐事件が発生した。犯人の指名で捜査課が捜査することになるが、誘拐されたのは会社社長・安斉昭典(陣内孝則)の娘で南雲の教え子でもある安斉千尋(奥村佳恵)だった。捜査課と里央と南雲が安斉家にそろうと、犯人から電話が入り1億円を要求してきた。電話の声を分析した南雲はお金を出さなければ娘は殺されると断言し、さらにメールで千尋が拘束されている写真が送られてきた。安斉は会社の取引のために用意していた1億円を支払うことを決意。一方、送られてきた写真を分析すると位置情報が残っていたことが判明し、寺西景(横山裕)と江藤真人(与座嘉秋)はその場所へ向かう。

犯人に支払いの意思を伝えると再び電話がかかってきた。犯人は現金を運ぶ係に「心理学の先生」と、南雲を指定してきた。現金を受け取るために安斉の会社に行く途中の車内で里央は南雲の無神経な発言を責めるが、南雲は小声で自分も怖いんだとつぶやき里央の手を強くにぎりしめた。

現金の準備が進む中、寺西たちは位置情報を頼りに廃工場に着いていた。一方、里央は手を握られた際に南雲から渡されたメモで、南雲も犯人に脅されていて音声も聞かれていることを知る。やがて犯人から連絡が入り、現金の運搬方法を指定してきた。指示に従い、社用車で安斉の秘書である山根勇(袴田吉彦)が運転し、南雲が後部座席に座り、指定場所に向かう。

南雲につけた発信機をもとに小板橋正次(勝村政信)が指示を出し、里央や岩崎幹也(北村有起哉)らが後を追っていた。移動中、犯人から再び指示があり南雲は現金の入ったキャリーケースを手にショッピングモールを歩く。そこで犯人から新たな連絡が入るが、電波障害が起こり傍受していた小板橋らには犯人の声が聞こえなくなってしまう。里央も岩崎も南雲を見失うが、南雲は別の出口から出て山根が待っていた車に戻っていた。

犯人の指示で公園へ向かうため車をスタートさせると、岩崎らも追跡。公園に到着すると、南雲は指示に従い陸橋へ上がり下を通るトラックの荷台にキャリーケースを落とした。同じ頃、寺西と江藤が廃工場内で千尋を発見。犯人はおらず、人質を無事に救出した。寺西から連絡を受けた小板橋はトラック運転手の逮捕を命令。

工場内を見て回っていた寺西は別室で男が毒殺されているのを発見。それは南雲を拉致した内の1人だった。一方、トラックから回収したキャリーケースの中が新聞紙であることが発覚。直後、小板橋に南雲から電話が入った。脅されていたことを話した南雲は、さっきのショッピングモールでキャリーケースをすり替えていたことと、そのケースを持っていった男・沼田(ムロツヨシ)を里央が追いかけていることを告げた。

人質救出のメールを受けた里央は沼田に銃を向けて止まるように指示。すぐに確保したが、沼田は3万円をもらっただけだと言う。慌ててキャリーケースを確認すると、そこには新聞紙が詰まっていた...。

 

最終回「最後の真実...心が解ければ事件が解ける」のあらすじ(ネタバレ注意)

瀬川里央(松下奈緒)が、南雲準(藤木直人)の指示でつかまえた男・沼田(ムロツヨシ)が持っていたキャリーケースには新聞紙しか入っていなかった。同じ頃、人質の安斉千尋(奥村佳恵)を救出した寺西景(横山裕)と江藤真人(与座嘉秋)は犯人の1人であると思われる男の死体と直面していた。

沼田は、小板橋正次(勝村政信)の追求にキャリーケースは店を出てすぐにすれ違った青いトラックに渡したと自供。一方、南雲は元妻子の無事を確認すると脅迫されたいきさつや発信機を付けられていたことをみんなに話す。南雲は犯人からの指示でキャリーケースを途中ですり替え、すれ違いざまにメモで里央にそれを報告。メモを受け取った里央がキャリーケースを持った沼田を追跡していたのだった。そんな中、沼田の証言にあった青いトラックが地下駐車場で発見された。

盗難届が出ていた車両であることが判明したが、南雲はほぼ同じ場所に居た里央が青いトラックを目撃していないことを不審に思う。そこで捜査課に安斉昭典(陣内孝則)が怒鳴り込んできた。秘書の山根(袴田吉彦)の制止を振り切り、渡した身代金の心配をする安斉。杉浦幸造(泉谷しげる)が廃工場で死んでいた男の顔写真を見せると、その男は2カ月前にリストラで会社を辞めさせられた黒岩健二(阿部亮平)であることが山根の証言でわかった。

駐車場の青いトラックの近くには犯行時間後の時間が記録された駐車券と車のキーが捨てられ、中に残されていたキャリーケースの中身は空だった。沼田にトラック発見の事実を告げると、自分の証言通りだからこれで疑いが晴れたと言葉では喜びながらも一瞬驚いた表情を浮かべたのを南雲は見逃さなかった。一方、病院の千尋から南雲に話したいことがあると連絡が入る。南雲は千尋に会うなり、千尋と黒岩が知り合いだったことを言い当てた。千尋は、誘拐はリストラされた黒岩と、仕事ばかりの父親の愛情確認をしたかった千尋が企てた狂言だったことを告白。しかし拘束されたことや黒岩が殺されたことは予定外で、怯える千尋。

捜査課に戻り、千尋の証言を報告する南雲。そこへ大井町署の藤本俊昭(半海一晃)がやってきた。里央の父親を殺した犯人の指紋が書店で検出された件で、新たな雑誌から指紋が採取されたのだ。しかし、里央は資料を受け取るのみで、殺人事件に集中するように務める。その頃、寺西らは安斉の会社をリストラされ通信機器を扱う会社に勤めている武井の存在を突き止める。

武井は事件発生時に会社を辞めていたことなど疑わしいことから、つかまえるために里央と南雲は武井の自宅へ行くが、武井は風呂場で死んでいた。死体を発見した里央の様子から、南雲は沼田に違和感を覚えた理由がわかった。沼田は実際には青いトラックは見ておらず証言だけを頼まれていたのに、本当にトラックが発見されたから驚いたのだ。つまりキャリーケースはすり替えていないことになり、犯人を察した南雲。

安斉と山根が捜査課に呼び出された。杉浦が話すこれまでの経緯も聞き流し、お金の心配ばかりする安斉に、山根は警察に協力するようにとお願いをする。そこへ里央や南雲が入ってきた。南雲は、最初から青いトラックが存在しないとなるとキャリーケースのお金を奪えた犯人は1人しかいないと、山根を示す。山根は最初にトランクにしまった時点でキャリーケースをすり替えていて、1億円は自宅ガレージからすでに発見されていた。それを聞き観念した山根は、安斉の強引な経営方針についていけず反発心から事件を起こしたことを自供した。信頼していた山根の言葉にショックを受け、自分には味方がいないとがく然としている安斉に、里央は千尋は味方だと告げる。

一方、里央の父親の事件は、雑誌から出た指紋の分析と監視カメラの映像で、犯人は鉄加工工場で働く人魚のピアスをしている男であることが判明。里央は捜査課で扱う事件でないことから、犯人追求のため大井署への出向を小板橋に申し出るが即刻却下され、捜査課でこの事件の捜査を引き継ぐことになったと告げる。全員協力して捜査に当たる中、里央と寺西はある工場で運搬業者の男が人魚のピアスをしているのを発見。里央が警察を名乗ると男は寺西の太ももをナイフで刺して逃走。追いかけた里央は格闘の末、男を自らの手で手錠をかけた。

後日。南雲は、父親を殺した犯人を逮捕するという大きな目的を達成した里央の、その後の虚脱感を心配していたが、大学にやってきた里央はいつものように元気だ。事件発生の知らせを受けて飛び出す里央に引っ張られて南雲も駆け出して...。

※フジテレビHPより引用

大切なことはすべて君が教えてくれた

 

大切なことはすべて君が教えてくれた

2011年1月17日からフジテレビ系列で放映。月曜9時枠。

婚約中の男子高校教師が女子生徒と関係を持ってしまうことで揺れる感情を描いた社会派ドラマ。

主演は、「SPEC」に続いて2クール連続の連続ドラマ出演となる戸田恵梨香と三浦春馬
。キーパーソンとなる女子生徒役に武井咲が抜擢された。

大切なことはすべて君が教えてくれた 動画(最終回の結末に注目!)

 

 

大切なことはすべて君が教えてくれたの主題歌

ポルノグラフィティ 「EXIT」

 

大切なことはすべて君が教えてくれたの出演者

上村夏実 ...... 戸田恵梨香
柏木修二 ...... 三浦春馬
中西佳史 ...... 西村雅彦
金子雅代 ...... 能世あんな
鶴岡悟司 ...... 風間杜夫
佐伯ひかり ...... 武井咲
平岡直輝 ...... 菅田将暉
加川涼子 ...... 広瀬アリス
児玉賢太郎 ...... 中島健人(ジャニーズJr.)
渡辺優奈 ...... 石橋杏奈
園田望未 ...... 剛力彩芽

 

大切なことはすべて君が教えてくれたのスタッフ

脚本:安達奈緒子
音楽:林ゆうき
協力プロデュース:横山隆晴
プロデュース:増本淳、清水一幸
演出:西浦正記、葉山裕記
企画協力:東康之
技術プロデューサー:瀬戸井正俊
TD:宮田伸
選曲:泉清二
音響効果:壁谷貴弘
MA:佐藤浩二
美術プロデューサー:柴田慎一郎
美術デザイン:精木陽次
美術進行:森田誠之
持道具:土屋若子
視覚効果:田村憲行
フードコーディネーター:住川啓子
VFXプロデューサー:冨士川祐輔
VFXディレクター:高野善政
医療監修:茨木保
制作:フジテレビドラマ制作センター

 

大切なことはすべて君が教えてくれたの視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2011年1月17日 始まりの朝 12.1%
第2話 2011年1月24日 女の闘い 11.6%
第3話 2011年1月31日 男の答え 10.5%
第4話 2011年2月7日 暴露 11.0%
第5話 2011年2月14日 真相 12.1%
第6話 2011年2月21日 半年後 12.1%
第7話 2011年2月28日 求婚 11.0%
第8話 2011年3月7日 辞職 12.3%
第9話 2011年3月14日 最後の授業 11.2%
最終回 2011年3月21日 結婚 10.5%

 

 

大切なことはすべて君が教えてくれたのあらすじ 最終回 ネタバレ注意!

第1話「始まりの朝」のあらすじ

上村夏実(戸田恵梨香)は、私立明稜学園高等学校の英語教師。中学までアメリカで暮らした経験を持つ夏実は、教師になることが夢だった。1年生のクラス担任で、バスケットボール部の顧問を務めている夏実は、明るく前向きで、サバサバとした性格ゆえ、生徒たちからも慕われていた。

柏木修二(三浦春馬)は、夏実の同僚で2年生のクラス担任を務める生物教師。修二は、真面目で思慮深く、物事を真剣に考えるタイプで、常に自分の言葉で生徒たちと接するその姿勢は、生徒はもちろん、保護者たちからも絶大な支持を得ていた。

高校・大学の同級生だった夏実と修二は、3ヵ月後に結婚式を挙げる予定だった。結婚式は、ふたりの大学時代の同級生で、いまも夏実とルームシェアしている人気ウエディング・プランナーの東堂さやか(篠田麻里子)が手がけることになっている。夏実も修二も、同僚や生徒たちから結婚を祝福され、幸せを実感していた。

新学期が始まる朝、目を覚ました修二は、隣に見知らぬ若い女性が裸で眠っていることに気づく。修二は、昨夜バーで出会ったばかりのこの女性と、酔った勢いで関係を持ってしまったと知り、焦った。遅刻しそうだった修二は、素性のわからない女性を部屋に残していくことに抵抗を感じながらも、部屋の鍵を手渡し、出るときにポストに入れておいてほしい、と言い残して慌てて家を飛び出す。

修二は、夏実に対する罪悪感や後悔の気持ちを必死に抑え、平静を装って登校する。職員室には、教頭の鶴岡悟司(風間杜夫)をはじめ、2年生の学年主任で2組の担任を務める中西佳史(西村雅彦)や3組の担任・金子雅代(能世あんな)らの姿があり、慌しく新学期の準備をしていた。夏実も1年生の担任たちと打ち合わせ中だった。

2年1組の生徒、平岡直輝(菅田将暉)、加川涼子(広瀬アリス)、児玉賢太郎(中島健人)、渡辺優奈(石橋杏奈)らは、皆、修二のクラスになったことを喜んでいた。出席をとった修二は、佐伯ひかり(武井咲)と園田望未(剛力彩芽)がまだ登校していないことを知る。するとそのとき、ひとりの女生徒が遅れて教室に入ってきた。ひかりだった。

修二は、始業式が行われる体育館に移動するよう、生徒たちに指示した。そのとき、最後まで教室に残っていたひかりは、ふいに修二を呼びとめると、手の中にあったものを見せた。それは修二の部屋の鍵だった。今朝まで一緒だった女性がひかりだと理解した修二は、言葉を失い、ただ呆然と彼女を見つめ...。

夕方、ひかりは、通院している大学病院にいた。そこでひかりは、看護師の水谷亜弥(内田有紀)に、セックスをしたと告白する。ひかりは、そのことを担当医には言いたくないらしい。ひかりは、何故言えないのか、という亜弥の問いかけには答えなかった。

あくる日、修二は、中西とともに望未のアパートを訪れる。望未の元担任でもある中西は、クラスの生徒たちから、繁華街でコスプレをした望未の姿をよく見かける、という話を聞いたのだという。その際、修二たちは、望未の家に借金取りが押しかけているところを目撃する。望未は特待生でしっかりした生徒だが、父親が金銭トラブルを抱えて家を出てしまっているらしい。

そんな折、2年1組の田口和孝(永嶋柊吾)、川本万里(石橋菜津美)の双方の母親が学校にやってくる。和孝と万里は交際しており、家族の留守中にセックスをしていたというのだ。母親たちは、ふたりの交際は認めてあげたいと思いつつも、こうした問題にどう対処すればいいか思い悩んでいた。和孝は、「何で柏木先生と上村先生はよくて、僕たちはダメなんだ?」と母親に言ったらしい。修二は、生徒から信頼されている柏木先生の言葉なら耳を傾けてもらえるかもしれないからクラスで話し合ってもらえないか、と頼まれ、困惑する。が、鶴岡教頭と相談した結果、クラスで話し合いの場をもうけることにする。それを知った夏実は、自分たちのことが話に出たら、何でも話していい、と修二に告げる。

あくる日、修二は、1時間目の授業を変更して、この問題について話し合った。そこで修二は、何歳であろうとセックスをしてもいいと思う、と切り出す。しかしその結果、自分も相手も何かが確実に変わってしまい、ふたりの関係も変えてしまう、と続ける修二。最初は無反応だった生徒たちも、自分の言葉で正直に話す修二に対し、次第に真剣になっていった。そこで修二は、夏実とは正直な関係であること、お互いに変わってよかったと思っていること、そして、みんなから祝福されて感謝していることを伝えた。「結局、のろけたかっただけやん!」という直輝の言葉で、クラスは笑いに包まれた。しかし、ひかりだけは冷めた目で修二を見つめていて...。

放課後、帰宅しようと自転車置き場に向かった修二の前に、ひかりが現れる。そこでひかりは、「先生はわたしと寝て、変わった?」と修二に問いかけた。「私は変わったよ。先生が変えたんだよ」。ひかりは、修二にそう言い残して去って行った。修二は、その場から動くことができなかった。少し離れた場所でそんな修二の姿を見ていた夏実は...。

 

第2話「女の闘い」のあらすじ

上村夏実(戸田恵梨香)と柏木修二(三浦春馬)は、共通の友人でもあるウエディングプランナーの東堂さやか(篠田麻里子)と相談しながら結婚式の準備を進めていた。だが修二は、教え子の佐伯ひかり(武井咲)と関係を持ってしまったことが心に重くのしかかり、夏実たちと話していてもどこか上の空だった。

ある日、夏実が顧問を務めるバスケットボール部にひかりがやってくる。バスケットボール部に入部したいのだという。夏実は、2年生でしかもまったくの初心者のひかりに一瞬戸惑うが、すぐに笑顔を見せて入部を許可すると、さっそく一緒に基本練習を始めた。そんなふたりの姿を目撃した修二は、動揺を隠せない。ほどなく、修二のもとにやってきたひかりは、バスケットボール部に入ったことを報告した。その際、ひかりは、夏実に憧れている、などと言うと、ポケットから携帯電話を取り出して修二に見せた。その画面にあったのは、修二の寝顔とヤケドの跡が残ったひかりの手首が映っている写真だった。ひかりは、修二の心を見透かしたような笑みを見せ、夏実には見せないから大丈夫、と告げた。

あくる日の朝練も、夏実はひかりの基礎練習に付き合う。練習を終えた夏実は、何故バスケ部に入ろうと思ったのか、とひかりに尋ねた。するとひかりは、顧問が夏実だから、と答えた。そのとき夏実の脳裏には、自転車置き場に一緒にいた修二とひかりの姿が浮かんでいた。

一方、2年の学年主任・中西佳史(西村雅彦)は、登校してきた修二を見つけると嬉しそうに近づき、自分のプロフランキングが上がったことを報告する。中西は、子どもたちの社交ツールであるプロフを勉強するためだと言うが、実はこっそり修二の写真を使っていた。

そんな折、修二は、担任を務める2年1組の生徒、渡辺優奈(石橋杏奈)と牧田玲花(替地桃子)が幼なじみであることを知る。ふたりは、小中高とずっと同じ学校なのだという。優奈と玲花は、一見すると親友同士のようだった。が、修二は、優奈と一緒にいるときの玲花が、何故か浮かない顔をしているように見えたことが気になっていた。

その夜、夏実と修二は一緒にウエディングドレスを見に行く。しかし夏実が、いざとなると入りづらい、と言い出したため、結局、日を改めることにする。その帰り、夏実たちは、ゲームセンターの前で男たちに絡まれている優奈と玲花を見つけ、早く帰るよう指導する。

そのころ、加川涼子(広瀬アリス)ら女子バスケットボール部員たちは、夏実に結婚祝いを贈ろうと密かに話し合っていた。が、男子部員の平岡直輝(菅田将暉)がしゃべってしまったせいで、計画は台無しになってしまう。夏実は、部員たちにお金を遣わせるわけにはいかないから、気持だけで十分だ、と涼子たちに告げた。そこで涼子たちは、直輝が提案した、ラーメン店の完食挑戦サービスに目をつけ、その賞金をお祝い費用に充てようとする。成功したら報告するということになり、涼子やひかりたちは、夏実から携帯メールのアドレスを教えてもらった。

その日の夜、夏実と修二は、郵便局の夜間営業窓口を訪れ、結婚式の招待状を発送する。すると夏実の携帯電話に、ひかりからのメールが届く。一瞬、驚く修二。だが、そのメールに添付されていたのは、涼子がラーメン完食を成し遂げた証拠写真だった。

あくる日、2年1組で事件が起きる。優奈のプロフが、何者かによる執拗な嫌がらせに遭ったのだ。しかも、優奈のプロフにはアクセス制限があり、アクセスできるのはクラスメートだけらしい。事情を知った修二は、教頭の鶴岡悟司(風間杜夫)と中西に報告した。

教室に戻った修二は、ほどなく嫌がらせをしたのが玲花だと知る。犯人は一番近い友だちなのではないか、と皆から疑われた玲花が、泣きながら告白したのだ。優奈は一番大事な友だちだが、いつも自分のことをバカにするから傷つけてみたかった、と泣きじゃくりながら謝る玲花。優奈は、そんな玲花に、謝られたら傷つけられた方が許さなきゃいけなくなる、と激高した。修二は、優奈の言葉を受け止め、玲花に、明日からも学校に来て居づらい空気に耐えることが償いになる、と告げた。「人って、近づき過ぎると、きっと甘えちゃうんだ。それで自分でも気づかないうちに傷つけてしまったりするんだ。でも、一番近い人こそ、本当は大切にしなきゃいけないんだよね」。修二は、生徒たちにそう言った。

そのころ、修二の兄・孝一(新井浩文)は、いつものように実家の酒屋の仕事をしていた。夏実と修二の結婚式の招待状が届いていることを知った孝一は、無造作にそれを破り捨てた。が、すぐに修二に電話をすると、洗い物の最中に返信ハガキを水の中に落としてしまった、と嘘をつき、結婚式には出席する、と告げる。

夕方、夏実は、ひかりの居残り練習に付き合った。シュート練習を何度も繰り返し、息が上がってしまうひかり。と、瞬間的に感情が抑えきれなくなったひかりは、夏実に向かってボールを投げつけた。夏実は、そんなひかりに対して努めて冷静に対応した。夏実は、ひかりと修二と何かあったからこういうことをしたのだろうが、あなたのことは関係ない、と言いうと、修二のことを信じているからふたりの間に何があったのか知る必要もない、と言い切った。

休日、夏実は、修二とともにウエディングドレスを選びに行く。美しい夏実の姿に、すぐに言葉が出ない修二。そのとき、夏実の携帯電話にメールが届いた。そのメールには、ひかりが撮影した、修二の寝顔の写真が添付されていた...。

 

第3話「男の答え」のあらすじ

夏実(戸田恵梨香)は、婚約者の修二(三浦春馬)が教え子のひかり(武井咲)と一夜を過ごしたことを知る。ひかりが、携帯電話で撮影した修二の写真を、夏実に送りつけたのだ。修二と会った夏実は、結婚はどうするのか、と問いただした。しかし修二は、何も答えることができない。するとそこに、夏実の父・克実(新井康弘)が倒れたという連絡が入る。夏実は、修二とともに病院へと駆け付けた。

搬送先の総合病院に到着した夏実たちは、克実がヘルニアで運ばれたことを知る。克実は元気そうだった。付き添っていた夏実の母・圭子(朝加真由美)によれば、この機会に手術を受けることにしたのだという。安心した夏実たちは、結婚式の話題を避けるため、早々に病室を後にする。

医師に挨拶をしてくる、という夏実と一旦別れた修二は、エレベーターで階下に降りた。と、修二の前に、ひかりと看護師の水谷亜弥(内田有紀)が現れる。ひかりは、同じ総合病院の婦人科に通っていたのだ。ひかりは、修二の反応を楽しむように、この人が関係を持った相手だ、と彼を亜弥に紹介する。そこに、夏実が戻ってきた。するとひかりは、ふたりが婚約中であることを亜弥に告げ、修二に向かって微笑んでその場を後にする。

修二は、夏実をマンションまで送る。別れ際、修二は、これからのことは夏実の気持ちで決めてほしい、と告げる。夏実は、そんな修二に、何故結婚を止めることも修二を許すかどうかも自分が決めなければならないのか、と言い放つ。しかし修二は、ただ謝ることしかできない。考える時間をあげる、と言い残して部屋に戻った夏実は、ルームメートの東堂さやか(篠田麻里子)に、つい「キャンセル料は払うから」などと言ってしまう。我に返った夏実は、心配そうなようすのさやかに、ただのケンカだから大丈夫だと告げるが...。

あくる日、修二は、平岡直輝(菅田将暉)と学食で昼食をともにする。が、修二はもちろん、夏実に片思いしている直輝も食事が進まない。直輝が学年主任の中西佳史(西村雅彦)とじゃれ合いながらその席を離れると、ひかりがやってきた。そこでひかりは、先生を奪うためなら何でもする、と修二に告げる。

夜、修二の実家・柏木酒店を訪れた夏実は、修二の兄・孝一(新井浩文)に会う。始業式の前日、修二に何かあったのか確かめるためだった。しかし孝一は、何もなかった、と答えた。

翌日、夏実は、修二の出した答えを聞くために、彼のマンションを訪ねる。が、そこにはひかりの姿があった。ひかりは、余裕の表情を浮かべ、ずっと我慢していた夏実を褒めてあげてほしい、などと修二に告げた。耐えきれなくなり、部屋を出ようとする夏実。修二は、そんな夏実を引き留め、ひかりと向き合った。修二は、自分からすべてを奪ってもいいが、夏実を傷つけることだけは許さない、とひかりに言い放つと、「君の恋と、僕と夏実の関係は次元が違うんだ」と続けた。ひかりはショックを受けながらも、恋をしたのではなく面白いだからやっていただけだ、と言い放ち、修二の部屋の鍵を突き返して出て行く。残された修二は、夏実に結婚式のキャンセルを提案し、謝罪した。

修二の部屋を出たひかりは、望未(剛力彩芽)に会いに行く。そこでひかりは、好きな人に出会ってついて行ったこと、そして自分が薬を飲まないと女性でいられないことを泣きながら告白した。

翌日から、ひかりは学校を休んだ。望未は、ひかりのことが気になり、彼女のプロフにある日記を読んでいた。賢太郎(中島健人)によれば、やはりひかりは何かの薬を飲んでいたらしい。修二の授業のときもひかりの日記を見ていた望未は、ふとあることに気づく。修二が授業で話しているカタツムリとナメクジの話と、1年前にひかりがUPした日記の内容が酷似していたのだ。ひかりの相手が修二だと知った望未は、怒りがこみ上げ、席を立って退出した。が、それでも怒りが収まらなかった望未は、授業を終えて片づけをしていた修二に携帯電話を差し出してひかりの日記を見せ、調子に乗って生徒を傷つけるな、と怒りをぶつける。

修二は、欠席が続いているひかりのことを心配した鶴岡教頭(風間杜夫)の指示で、彼女の家を訪ねる。ひかりは不在だった。その際、修二は、ひかりの姉・ゆかりが4年前に事故で他界したことを知る。

修二が帰ろうとすると、病院に行っていたひかりが、亜弥を連れて帰宅する。亜弥は、修二がひかりの担任であると知り、驚いていた。そのときひかりは、母・由梨(宮本裕子)が、ゆかりが使っていたものをすべて処分しようとしていると知り、動揺する。ひかりは、整理を終えた衣類の中から1枚のワンピースを探しだし、これだけは欲しい、と由梨に懇願した。修二は、それが、あの夜ひかりが着ていた服であることに気づく。

修二を見送ったひかりは、ゆかりのことを話し始めた。事故に遭った時、姉だけは助かってほしいと思ったこと、欠陥品である自分が死んでいれば父も母も苦しまなかったことを...。あの夜、父が家を出てしまい、寂しくなったひかりは、ゆかりの服を着て出かけたのだという。すると、修二に会うことができ、奇跡が起きて一晩だけ神様が自分をゆかりにしてくれたと思った、と続けるひかり。ひかりを深く傷つけてしまったことを痛感した修二は、泣きじゃくる彼女に言葉をかけることができなかった。

ひかりと別れ、自宅に戻ろうとした修二に、さやかから電話が入る。夏実は、式をキャンセルするどころか、ひとりで料理やケーキを決めたのだという。夏実のことを心配していたさやかは、100点満点の決断をして周りに何も言わせない修二の性格は嫌いだと言い放った。

修二は、すぐに夏実に電話を入れた。そこで夏実は、修二がいない人生はあり得ないから式はキャンセルしない、と彼に告げる。夏実の言葉に胸を打たれた修二は、自分の思いを伝えようとした。すると夏実は、ちゃんと顔を見て言ってほしい、と頼む。

修二は、夏実のもとへと急いだ。そこに、鶴岡から電話が入った。ひかりが帰宅していないのだという。その際、ひかりの日記が更新されていることに気づく修二。日記の最後には「先生、会いたいよ。もう一度、キセキが起こらないかな」と綴られていた。それを見た修二は、あの日、ひかりと出会ったバーへと向った。

同じころ、鶴岡のもとに、1本の電話が入った。亜弥からだった。

夏実は、修二が来るのを待ち続けていたが...。

 

第4話「暴露」のあらすじ

夏実(戸田恵梨香)は、電話をかけてきた修二(三浦春馬)に、結婚式はキャンセルしないと告げる。夏実も、修二のいない人生は考えられない、というのだ。修二は、そんな夏実に、自分の思いをキチンと伝えるため、会いに行こうとした。そのとき、教頭の鶴岡(風間杜夫)から、ひかり(武井咲)が家に戻っていないとの連絡が入った。ひかりのプロフ日記が更新され、先生に会いたい、と綴られていることを知った修二は、彼女があの夜と同じバーにいるのではないかと思い当たり、駆けつけた――。

ひかりの姿を見つけた修二は、帰ろうと声をかけた。ひかりは、いきなり修二が現れたことに驚くが、本当の君に会いたかったから来た、という彼の言葉を聞いて涙を流す。修二が来てくれただけで十分だと思ったひかりは、修二が幸せになれるのならあの夜のことはなかったことにする、と言って微笑んだ。

ひかりを家まで送り届けた修二は、携帯電話に夏実からの着信が数十件もあったことに驚く。夏実の元へと急いだ修二は、ひかりと会っていたことを打ち明けた。すると夏実は、あの子の話は聞きたくないと激しく取り乱す。

あくる日、夏実は、何をしていてもどこか上の空で、修二とは目も合わせようとしなかった。職員室では、ふたりの結婚式の話題が盛り上がり、いたたまれなくなる夏実と修二。放課後、バスケ部の練習を終えて後片付けをしていた夏実のもとにやってきたひかりは、修二のことが大事だからなかったことにする、と告げる。ひかりは、心配してくれていた望未(剛力彩芽)にも自分の思いを伝えた。望未は、修二に対する怒りを感じながらも、ひかりの思いを受け止めて気遣った。

その夜、帰宅した夏実は、さやか(篠田麻里子)と一緒に、結婚式の招待客から戻ってきた出欠ハガキを整理していた。友人たちからのお祝いのメッセージを読んでいるうちに堪え切れなくなった夏実は、次第に混乱し、修二とは目も合わせられず、聞きたいことがあっても聞けない、と言い出す。自分らしくないと思いながらも、それがいまの状態なのだという。さやかから、その理由を問われた夏実は、修二が生徒と関係を持ったことを告白する。

そんな折、登校した修二の前に、突然、亜弥(内田有紀)が現れる。亜弥は、自身もひかりの姉が亡くなった事故の被害者のひとりであることを修二に告げる。続けて亜弥は、自分も修二も人の人生を変えてしまう職業に就いているからこそ、今回のひかりの件は許せない、と言い放つ。

夕方、修二は、実家に立ち寄った。修二の兄・孝一(新井浩文)は、夏実が自分に会いに来たことを告げ、彼女を不安にさせるなんてどういうつもりなのか、と責めた。

あくる朝、登校した修二は、夏実と話をするために英語準備室を訪ねる。そこで修二は、ひかりの名前は明かさずに学校に報告しようと思っている、と夏実に告げた。夏実は、今回のことは忘れる、と返した。だが修二は、教師だから許されない、と頑なだった。すると夏実は、自分だけ正しい選択をしようとする修二を責めた。「忘れなくてもいい。一生責め続けてもいい。ただ俺には夏実が必要なんだ」。そんな修二の言葉に夏実は、私のためのずるい男になってよ、と懇願した。

その矢先、修二とひかりの件が、遂にクラス中に知れ渡ってしまう。亜弥が学校まで押しかけてきたことを知ったひかりは、彼女を止めるため、携帯電話を机の上に置いたまま飛び出した。が、ちょうどクラスでは、携帯電話で撮影したヘン顔コンテストで盛り上がっており、辻本(央川奈知)がひかりの携帯電話とは知らずに勝手に操作してしまったのだ。そこにあった修二の寝顔にひかりの腕が映りこんだ写真を見つけた生徒たちは騒然となった。やってきた修二は、何が起きているのかをすぐに察し、弱々しく事情を話すから席についてほしい、と告げた。望未は、ひかりをかばおうとしたが、すでに遅かった。生徒たちは、口々に修二を非難した。修二は、ひかりをかばいながら、生徒と関係を持ったことを皆に告白した。ショックを受けて放心状態だった直輝(菅田将暉)は、ふいに立ちあがると、修二につかみかかった。夏実はどうなるのか、と泣きながら訴え、修二を殴りつけてしまう直輝。騒ぎを聞きつけた中西(西村雅彦)は、倒れた修二の上に馬乗りになっている直輝をひきはがした。

この事態を受け、鶴岡は、夏実に帰宅するよう指示した。中西は、2年1組の生徒たちに、キチンとすべてを説明するからいまは我慢してほしい、と頼んだ。修二は、職員室で、同僚教師たちに謝罪した。望未と一緒に帰宅することになったひかりは、同僚たちの冷たい視線を浴びながら頭を下げたままでいる修二の姿を目の当たりにする。

一方、帰路についた夏実は、体調が悪くなり、電車を降り...。

 

第5話「真相」のあらすじ

登校した夏実(戸田恵梨香)は、修二(三浦春馬)が生徒たちから罵倒されている光景を目の当たりにする。修二がひかり(武井咲)と一夜をともにしたことが公になった翌朝のことだった。たまらず飛び出した夏実は、修二をかばった。だが生徒たちは、何故夏実が修二をかばうのか、と非難の目を向ける。修二は、夏実を傷つけるのは止めてほしい、と頼んだ。そんな修二に、生徒のひとりは、「一番傷つけているのはあんただろう」と言い放った。

教頭の鶴岡(風間杜夫)は、処分を含め、対応が決定するまでは学校に来るよう修二に指示する。修二のことを良く知る鶴岡は、何か事情があったのではないか、と彼に尋ねた。しかし修二は、ひかりの気持ちを弄んで関係を持った、と答えるだけだった。

学年主任の中西(西村雅彦)は修二に代わって2年1組のホームルームに出る。ひかりは欠席していた。そこで中西は、今回の一件にショックを受けているとしながらも、後から聞いた言葉だけで判断するよりも、いままで自分が見てきた修二のことを信じたいと思う、と皆に話す。

放課後、帰宅しようとしていた修二の前に、夏実がやってくる。そこで夏実は、あの夜、本当は何があったのか、と問い質す。しかし、そこでも修二は、ひかりと関係を持ったことは事実だ、と返すだけだった。

自分自身の手で真相を確かめようと思った夏実は、修二の実家・柏木酒店に向かった。修二の兄・孝一(新井浩文)に会って、あの日の夜、修二に何かあったか確かめるためだった。そこで孝一は、修二が何をしたのか教えてほしい、という交換条件を出し、あの日起きた出来事を話し始める。母・育子(三谷悦代)に暴力を振るったこと、それが修二に対する嫉妬からだったことを...。「お前が憎い」。孝一は、そう修二に言ったのだという。修二に何かあったのなら助けてやりたいし、償いたいという孝一の言葉に、夏実は、修二が生徒と関係を持っていたことを告げた。すると孝一は笑いだし、いま凄くホッとしている、などと言い出す。

夏実は、ひかりに会うために、彼女が通院している駿陽大学附属病院を訪れる。ところがその際、夏実は急に体調が悪くなり、話を聞くことができなかった。看護師の亜弥(内田有紀)は、一度診察に来てほしいと夏実に告げた。

あくる朝、ひかりは、母・由梨(宮本裕子)の制止を振り切って登校する。そこでひかりが目にしたのは、職員室に押しかけた生徒たちに囲まれた修二の姿だった。

ひかりは、すべてを話し始めた。薬を飲まないと女性としての機能を維持できないこと、誰からも愛されていた姉・ゆかりの死がきっかけで両親が離婚することになったことを。父親の正則(神保悟志)が家を出たあの夜、ひかりは、姉の服を着て夜の街に飛び出した。そこでアルバイト中だった望未(剛力彩芽)に出会い、メイクをしてもらったひかりは、偶然知り合った男性と食事をした後、そのまま関係を持ったのだという。その後、嫌悪感にさいなまれながら街をさまよい、疲れ果てたひかりは、ふと立ち寄ったバーで奇跡的に修二と出会ったのだ。

ひかりは、泥酔している修二を家まで送り届けた。服を脱ぎ捨ててベッドに倒れこんだ修二の背中を見つめていたひかりは、関係を持ってしまった見ず知らずの男の肌の匂いを思い出し、それを消したくて修二の腕の中に潜り込んだのという。写真を撮ったのは、『証』が欲しかったからだ、とひかりは言った。「ごめんなさい。全部私が壊した...」。ひかりは、涙を流しながらそう言って皆に頭を下げた。

夕方、夏実は、正門の前で修二を待っていた。やってきた修二に微笑みかける夏実。しかし修二は、固い表情で、自分の側にはいつも夏実がいてくれたが、ひかりには誰かいるのか、と言い出す。もしいるとしたら、それは自分ではないのか――修二は、夏実にそう告げた。

あくる朝、夏実は、さやか(篠田麻里子)とのもとを訪れ、結婚式のキャンセルを依頼する。一方、正門の前でひかりを待っていた修二は、生徒たちの好奇の目にさらされながら登校してきた彼女に歩み寄り、声をかけ...。

 

第6話「半年後」のあらすじ

夏実(戸田恵梨香)は、修二(三浦春馬)との結婚を止めることにする。ひかり(武井咲)に対する修二の思いを知ったからだった。

ひかりの告白で、彼女と修二の間には何もなかったことを知った直輝(菅田将暉)や涼子(広瀬アリス)らバスケットボール部員たちは、用意していた結婚祝いの品を夏実に渡した。困惑しながらも受け取る夏実。そこにひかりがやってきた。直輝は、ひかりに対して怒りをぶつけた。だが夏実は、そんな直輝をたしなめ、優しく微笑む。

一方、修二は、教頭の鶴岡(風間杜夫)から半年間の謹慎処分を言い渡される。生徒との接触も許されなかった。修二は朝のホームルームで、2年1組の生徒たちにそのことを報告した。生徒たちの反応はさまざまだった。

夕方、帰宅しようとしていた修二の前に、夏実が現れる。さやか(篠田麻里子)から、夏実が式をキャンセルしたことを聞いていた修二は、辛い思いをさせてしまったことを謝った。しかし夏実は、言葉を遮り、修二にとって自分はガイドだった、と返すと、万感の思いを込めて別れを告げる――。

酒店を営む実家に戻った修二は、半年の間、兄・孝一(新井浩文)の仕事を手伝っていた。だが、孝一も両親も、学校に復帰する日が近づいてもまったく覇気が感じられない修二のことを心配していた。孝一は、期待に応え続けるのが辛くなったという修二に、「ずっと羨ましかったよ、お前が」と伝え、学校に戻るよう諭した。

謹慎がとけた修二は、辞表を用意して明稜学園高等学校に向かった。すると、まだ誰もいないはずの職員室に夏実の姿があった。夏実は、修二に会いたかった、と告げて微笑んだ。修二は、そんな夏実に、何もかも投げ出して辞めるつもりで来たことを告げた。

2年1組の生徒たちと再会した修二は、うつむき加減で味気ないあいさつをするのが精一杯だった。ひかりは欠席していた。鶴岡は、ひかりが2学期いっぱいで転校することになった、と修二に告げた。

帰り道、駅でひかりの母・由梨(宮本裕子)に出会った修二は、ひかりが女子大の付属高校で寮生活をすることを教えられる。由梨は、自分を拒んでいるひかりにしてあげられる精一杯のことだ、と修二に告げた。すると修二は、離れたいのはあなたの方ではないのか、と返す。由梨は言葉を失った。そこにひかりがやってきた。彼女とふたりだけになる機会を得た修二は、姉とは愛される量が違っていた、というひかりに、孝一とのことを打ち明けた。ひかりは、みんなも待っているのだから先生は戻れる、と修二に言った。自分のことは誰も待っていないがずっとそうだったから平気だ、と言い残して、ひかりは修二と別れ...。

あくる日、由梨がひかりの退学届を出したことを知った修二は、ひかりに告げた。自分は、ひかりをひとりにしないために学校に来た、と。「僕は毎日、学校で君を待つよ」。修二は、真っ直ぐにひかりを見てそう告げた。

夕方、修二のもとを訪れた夏実は、妊娠していることを告げる。突然のことに驚き、動揺を隠せない修二。夏実は、ふたりのことをちゃんと考えたくて妊娠を言い出せなかったが、本当は修二と一緒に生まれてくることを喜んであげたかった、と伝えた。「私、修二とは、もう一度出会いたい」。そう言って涙を流す夏実に、修二はかける言葉が見つからず...。
 

第7話「求婚」のあらすじ

 夏実(戸田恵梨香)と修二(三浦春馬)の双方の両親が上村家で会った。夏実の父・克実(新井康弘)は、土下座して謝罪しようとする修二の父・博一(春海四方)を制し、修二のことを応援してあげてほしいと話す。その際、博一たちは、夏実がある男性と交際していることを教えられた。相手の男性は、夏実が妊娠していることも了解済みなのだという。兄の孝一(新井浩文)からそのことを聞かされた修二は、複雑な心境だった。

 修二に電話した夏実は、交際相手のことに触れ、迷っている、と打ち明けた。その相手のことを好きかどうかもまだわからないが、一緒にいると落ち着くのだという。

 その夜、夏実は、さやか(篠田麻里子)とともに、有悟(福士誠治)と食事する。さやかを全力でもてなして外堀を埋めるつもりだ、と堂々と言う有悟。さやかは、そんな有悟が夏実に対して真剣な気持ちであることを感じ取る。

 一方、ひかり(武井咲)は、修二から「君を女として見ることはない」と言われ、沈んでいた。ある日、ひかりは、母・由梨(宮本裕子)が家を手放すつもりでいることを知る。環境が変われば、事故でこの世を去ったひかりの姉・ゆかりのことを思い出さずに生きていける、というのだ。続けて由梨は、4年間十分悲しんだのだから、忘れるときがきた、とひかりに告げた。その後、亜弥(内田有紀)に電話をしたひかりは、姉の命日に、事故で行けなくなったあのときの旅の続きがしたい、と打ち明ける。

 明稜学園高校の2年生たちは進路指導を受けることになっていた。修二も、2年1組の生徒と個別面談を行い、進路に関するアドバイスをする。修二の進路指導は的確だという定評があった。
 そんな折、英語準備室を訪れた直輝(菅田将暉)は、夏実のバッグから落ちた母子手帳を見てしまう。それがきっかけで、夏実が結婚もせずに子どもを産もうとしていることが公になり、保護者からは非難の電話が相次いだ。鶴岡教頭(風間杜夫)は、理事長からの通達を受け、責任をとって依頼退職することが修二にとっても一番いい形ではないか、と告げた。

 ほどなく、修二の処分を決める理事会が開かれた。その席で修二は、辞表は出さない、と主張する。謹慎処分を受けた時、生徒たちの成長を見てあげられなかったから、今度は軽蔑されても彼らの側にいたい、という思いからだった。自分から辞めて責任を取った、という形ではなく、罰を与えるなら解雇してほしい――修二は、そういって理事たちに頭を下げた。鶴岡は、そんな修二の思いを受け止め、彼に解雇を告げた。

 修二が理科準備室で片づけをしていると、そこにひかりがやってきた。ひかりは、責任を感じ、修二に謝った。すると修二は、謝るのは自分の方だと返す。ひかりをひとりにしない、と言いながら、結局何もできずに余計に傷つけてしまった、と。ひかりは、涙がこぼれ落ちそうになるのをこらえながら、修二に笑顔を見せた。辛い時は笑っていろ、と望未(剛力彩芽)に言われたから、と...。

 修二が帰宅すると、マンションの前で夏実が待っていた。夏実は、本気で教師を続けるべきだと思ったが何の抵抗もできなかった、とへこむ修二に、出会ってから今日まででいまの修二が一番カッコいい、と返した。修二は、そんな夏実に、今回のことで教師がどういうものかわかってよかったが、ひとつだけ後悔していることがある、と告げた。「夏実がいる。それだけでよかったんだ。こんな簡単なことに、どうして気づかなかったんだろう」と。そのとき、夏実の携帯電話が鳴った。有悟からだった。

 修二と別れた夏実は、有悟に会った。そこで夏実は、どうしようもなく側にいたいと思う人がいる、と有悟に告げた。その人は、すべてを失ったが、全部なくしたあとに愛だけが残っている。自分が選ぶのは、愛だけが残る人生なのかもしれない、と...。

 

第8話「辞職」のあらすじ

 夏実(戸田恵梨香)と修二(三浦春馬)の双方の両親が上村家で会った。夏実の父・克実(新井康弘)は、土下座して謝罪しようとする修二の父・博一(春海四方)を制し、修二のことを応援してあげてほしいと話す。その際、博一たちは、夏実がある男性と交際していることを教えられた。相手の男性は、夏実が妊娠していることも了解済みなのだという。兄の孝一(新井浩文)からそのことを聞かされた修二は、複雑な心境だった。

 修二に電話した夏実は、交際相手のことに触れ、迷っている、と打ち明けた。その相手のことを好きかどうかもまだわからないが、一緒にいると落ち着くのだという。

 その夜、夏実は、さやか(篠田麻里子)とともに、有悟(福士誠治)と食事する。さやかを全力でもてなして外堀を埋めるつもりだ、と堂々と言う有悟。さやかは、そんな有悟が夏実に対して真剣な気持ちであることを感じ取る。

 一方、ひかり(武井咲)は、修二から「君を女として見ることはない」と言われ、沈んでいた。ある日、ひかりは、母・由梨(宮本裕子)が家を手放すつもりでいることを知る。環境が変われば、事故でこの世を去ったひかりの姉・ゆかりのことを思い出さずに生きていける、というのだ。続けて由梨は、4年間十分悲しんだのだから、忘れるときがきた、とひかりに告げた。その後、亜弥(内田有紀)に電話をしたひかりは、姉の命日に、事故で行けなくなったあのときの旅の続きがしたい、と打ち明ける。

 明稜学園高校の2年生たちは進路指導を受けることになっていた。修二も、2年1組の生徒と個別面談を行い、進路に関するアドバイスをする。修二の進路指導は的確だという定評があった。
 そんな折、英語準備室を訪れた直輝(菅田将暉)は、夏実のバッグから落ちた母子手帳を見てしまう。それがきっかけで、夏実が結婚もせずに子どもを産もうとしていることが公になり、保護者からは非難の電話が相次いだ。鶴岡教頭(風間杜夫)は、理事長からの通達を受け、責任をとって依頼退職することが修二にとっても一番いい形ではないか、と告げた。

 ほどなく、修二の処分を決める理事会が開かれた。その席で修二は、辞表は出さない、と主張する。謹慎処分を受けた時、生徒たちの成長を見てあげられなかったから、今度は軽蔑されても彼らの側にいたい、という思いからだった。自分から辞めて責任を取った、という形ではなく、罰を与えるなら解雇してほしい――修二は、そういって理事たちに頭を下げた。鶴岡は、そんな修二の思いを受け止め、彼に解雇を告げた。

 修二が理科準備室で片づけをしていると、そこにひかりがやってきた。ひかりは、責任を感じ、修二に謝った。すると修二は、謝るのは自分の方だと返す。ひかりをひとりにしない、と言いながら、結局何もできずに余計に傷つけてしまった、と。ひかりは、涙がこぼれ落ちそうになるのをこらえながら、修二に笑顔を見せた。辛い時は笑っていろ、と望未(剛力彩芽)に言われたから、と...。

 修二が帰宅すると、マンションの前で夏実が待っていた。夏実は、本気で教師を続けるべきだと思ったが何の抵抗もできなかった、とへこむ修二に、出会ってから今日まででいまの修二が一番カッコいい、と返した。修二は、そんな夏実に、今回のことで教師がどういうものかわかってよかったが、ひとつだけ後悔していることがある、と告げた。「夏実がいる。それだけでよかったんだ。こんな簡単なことに、どうして気づかなかったんだろう」と。そのとき、夏実の携帯電話が鳴った。有悟からだった。

 修二と別れた夏実は、有悟に会った。そこで夏実は、どうしようもなく側にいたいと思う人がいる、と有悟に告げた。その人は、すべてを失ったが、全部なくしたあとに愛だけが残っている。自分が選ぶのは、愛だけが残る人生なのかもしれない、と...。

 

第9話「最後の授業」のあらすじ 

 2学期も残り1週間となった。産休に入る夏実(戸田恵梨香)は、英語準備室にある荷物の整理をする。バスケットボール部の顧問は、同僚の金子(能世あんな)が引き継ぐことになっていた。
 修二(三浦春馬)は、自らが望んだ通り私立明稜学園高校を解雇されることになった。それでも修二は、教師として、残された1週間を精一杯努めようとする。
 修二が解雇される件は、すぐに生徒たちの間にも広まった。中には、修二だけが責任を取らされるのは不公平だ、という意見もあった。夏実自身も、シングルマザーになることが不道徳なら、修二と同じように解雇されるべきではないか、と思い悩んでいた。それを知った教頭の鶴岡(風間杜夫)は、大事なのは子どもが幸せかどうかではないのか、と夏実に話す。
 バスケ部員たちの前であいさつをした夏実は、彼らに謝罪した。直輝(菅田将暉)は、こうなってしまったのは自分のせいだと落ち込んでいた。涼子(広瀬アリス)たちも同様だった。夏実は、そんな直輝たちに、妊娠を隠していた自分が間違っていた、と返すと、同僚たちの前で祝福したいと言ってくれた金子のことを話し、誰が何と言おうと皆の前で最高に幸せだというべきだった、と続けた。

 ひかり(武井咲)は、姉のゆかりと行くはずだった旅行の続きがしたい、と母・由梨(宮本裕子)に切り出す。ひかりは、一緒に行こうと由梨を誘った。しかし、由梨にはそれを受け入れることができなかった。
 同じころ、亜弥(内田有紀)は、ひかりの父・正則(神保悟志)と会っていた。亜弥は、ひかりから旅行に誘われたことを正則に話した。すると正則は、由梨の反対を押し切ってふたりを旅行に行かせたのは自分だと言い出し、その深い悲しみと後悔の気持ちを吐露する。
 あくる日、ひかりは、修二に白紙の進路希望用紙を提出する。その際、ひかりは、姉の命日に4年前の旅行の続きをする、と修二に打ち明けた。母や亜弥も誘ったのだという。

 別の日、夏実と会った修二は、自宅にあった彼女の私物を返す。同時に、通帳やカードを手渡すと、今後の養育費用に関してもキチンと決めようと提案する。修二は、夏実の恋人がどう思うかも気にしていた。しかし夏実は、有悟とのことを修二に言い出せなかった。

 修二は、住んでいたマンションを引き払い、小さなアパートに引っ越す準備を始める。そこにやってきた孝一(新井浩文)は、実家に戻ればいい、と修二に告げた。そんな孝一に修二は、「あそこは兄ちゃんが大事に守ってきた、兄ちゃんの場所だ」と返し、自分はここから始める、と続けた。

 終業式の朝、修二は、最後のゴミをまとめてマンションを出る。修二は、夏実と撮った写真も袋の中に入れた。が、夏実の写真を1枚だけ拾い上げ、スーツのポケットにしまいこんで学校へと向かった。

 終業式の後、夏実と修二は、話したいことがある、と同時に切りだす。ふたりは、明日会う約束をして別れた。

 2年1組に戻った修二は、ひとりひとりに通知表と修二なりのアドバイスを記入した進路希望票を手渡す。最後に修二は、簡単なあいさつをして教室を出た。が、ふいに足を止めると、教師に戻る。そこで修二は、生物は本能でどう生きればいいか知っているが、人間はそうではないから真似をしたり学習をしたりする、と話し始める。修二が何を言おうとしているのかわからず、戸惑う生徒たち。すると修二は、進路希望票に書いたことは何の役にも立たないから破り捨ててもらっていい、と言い出す。希望の大学に入っても未来が約束されているわけではない、というのだ。先に岩壁を登っていた人間が落ちていったら、怖くなって登れなくなるかもしれない。でも、失敗をした人間がボロボロになって別のルートを見つけて頑張っている姿を見たら、自分も一歩を踏み出せるのではないか、と...。「だから、僕は必ずどこかで生きていようと思います」。修二は、そう生徒たちに言って笑顔を見せた。

 その夜、駅でひかりの姿を見かけた修二は、彼女がひとりで旅行に行くことを知り、ホームまで見送りに行く。電車の扉が閉まる前、ひかりは修二に、「さようなら」と告げた。その言葉を聞いた修二は、違う、と返すと、とっさに車内に体を滑り込ませて乗り込んでしまい...。

 

最終回「結婚」のあらすじ(ネタバレ注意)

 2学期の終業式を終えた夏実(戸田恵梨香)と修二(三浦春馬)は、明日会って話をしようと約束する。お互いに、自分の思いを伝えようと思って...。
 その夜、駅でひかり(武井咲)の姿を見かけた修二は、彼女がひとりで旅行に行くことを知り、ホームまで見送りに行く。電車の扉が閉まる前、ひかりは修二に、「さようなら」と告げた。その言葉を聞いた修二は、違う、と返すと、とっさに車内に体を滑り込ませて乗り込んでしまう。「帰ってくる人は、さよならなんて言わない」。修二は、そうひかりに言った――。

 夏実に電話をした修二は、ひかりと一緒に電車に乗ってしまったことを伝えた。修二の思いを理解し、気持ちが通じ合っていることを確信する夏実。その話を聞いたさやか(篠田麻里子)は、信頼もそこまでいくと鈍感に見える、と夏実をからかった。
 夏実は、ひかりの母・由梨(宮本裕子)と亜弥(内田有紀)に、修二がひかりと一緒にいることを伝える。由梨は、非常識だと修二の行動を非難した。夏実は、そんな由梨に、修二は由梨の辛い気持も理解したからこそ代わりに行ったのかもしれない、と告げた。

 夏実が帰宅すると、マンションの前で直輝(菅田将暉)が待っていた。夏実に恋している直輝は、改めて、修二のどこがいいのか、と切り出した。すると夏実は、他にもっといい男性がいると思う、と言いながら、それでも修二の隣にいるのは自分でなければ嫌だと続けた。その言葉を聞いた直輝は、自分の思いを抑えて、夏実に別れを告げる。

 修二たちは、途中の駅から乗り込んできた津島(尾藤イサオ)と出会う。津島は、すでに酔っており、陽気に修二たちに話しかけた。偶然キャンセルが出たという修二のチケットは、実は津島の妻の分だった。

 夏実の言葉を思い出した亜弥は、娘の美桜(三吉彩花)に電話をした。美桜は、亜弥がどんな思いで電話をしてきたか察していたが、自分は家族と幸せに暮らしている、とだけ告げて電話を切ってしまう。

 津島は、修二にも酒を勧め、陽気に飲んでいた。が、実は、彼の妻は、病気で余命いくばくもないのだという。「本当はふたりで来たかったんだけど、これなくてね」。津島は、そう修二に告げた。津島は、妻に頼まれて、写真を撮る、と修二に話す。人は、キレイなものを誰かと一緒に見たいと思うが、見たことより、そういう相手が隣にいることが幸せだったりする――津島の言葉に、修二は夏実のことを思い出していた。

 修二は、ひかりを札幌まで送ってから夏実の元に向かうつもりでいた。ひかりは、そんな修二の思いを受け止め、今日の思い出だけで一生ひとりでも生きていける、と修二に告げる。すると修二は、自分との思い出なんかを大事にしてはいけない、哀しい思い出に浸って自分を甘やかしてはダメだ、と返した。「もっとちゃんと愛して、愛される人に出会わなきゃダメだ」と...。夜が明け、函館駅が近づいていた。ひかりは、美しい空を見つめ、修二のことは忘れる、と告げると、忘れるための旅はひとりで行くから、次の駅で降りて、と頼んだ。

 別れ際、修二は、自分を変えてくれたひかりのことは忘れない、君に会えてよかった、と言って電車を降りた。ひかりは、そんな修二に、「行ってきます!」と告げ...。

 目的地に到着したひかりは、父親の正則(神保悟志)と由梨の姿に気づく。ふたりは、ひかりを迎えに来たのだ。その姿を見たひかりの顔に笑顔が浮かんだ。

 直輝は、バスケ部の練習に出たものの、ひどく落ち込んでいた。そんな直輝を励ましたのは涼子(広瀬アリス)だった。

 望未(剛力彩芽)は、タンザニアまでヌーを見に行く、と中西(西村雅彦)や教頭の鶴岡(風間杜夫)に話す。中西は、「お前ぐらいのときは、多少ケガしたってすぐ治る。治るうちにいっぱいケガしてこい」と望未に告げた。

 賢太郎(中島健人)は、ひかりからメールをもらって大喜びしていた。ひかりからのメールを見せられた望未は、気持ちを込めて返事を送れ、と賢太郎に言った。

 そのころ修二は、夏実のもとに向かうため、函館空港にいた。搭乗手続きを終えた修二は、一瞬、夏実らしき女性の姿を見かける。修二は、夏実の携帯電話に連絡した。すると電話に出たのはさやかだった。夏実は携帯を家に忘れて出かけているらしい。そのとき修二は、夏実の姿を見つける。が、夏実はふいにお腹を押さえて倒れこんでしまう。修二は、ゲートを飛び出して、夏実の元へと駆けつけた。

 夏実は、病院に収容された。幸い、母子ともに無事だった。病室で修二は、夏実に自分の思いを伝えた。「俺はこの子が生まれる時、君の一番近くにいて、誰よりも喜んであげたい。この先、君やこの子に何か...あってもなくても、君を支えるのは俺でありたい」。修二は、そう夏実に告げて、改めてプロポーズした。夏実の目から涙が溢れた。

 春。中西は、3年になった生徒たちに、望未から絵ハガキが届いた、と自慢していた。

 さやかは、夏実たちから、再び結婚式のキャンセルを申し込まれ、憤慨していた。夏実たちは、生まれた娘と一緒に結婚式をやりたい、というのだ。さやかは、こうなったら意地でもふたりの結婚式をやってみせる、とつぶやいた。

 亜弥は、いつもように病院で仕事をしていた。するとそこに、突然、娘の美桜が現れる。亜弥は涙を堪えながら美桜に笑顔を見せた。

 夏実と修二は、生まれてきた娘とともに新しい生活をスタートさせていた。仕事の帰り、修二は、街中でひかりの姿を見かける。ひかりは、携帯電話で母と話しており、修二には気づかなかった。

 夏実と修二は、一緒に桜を見に行く。もう何があっても、世界中で一番大事な人が隣にいれば大丈夫――夏実も修二も、そう確信していた。

※日本テレビホームページより引用

※フジテレビHPより引用

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